JP2000254191A - 伸縮式浴槽 - Google Patents
伸縮式浴槽Info
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Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴槽への出入りを容易にする。
【解決手段】 流体を中空部材3aから排出し、上部体
2を下降させた状態で浴槽Aに出入りする。浴槽Aに入
った入浴者は、椅子14に腰かけてフットプレート4に
足をのせる。一方、流体供給源10で中空部材3aに流
体を圧入してそれらを膨張させることにより胴体3を上
方に伸長させるとともに、昇降手段5を作動させて上部
体2を2点鎖線のように上昇させ、また給湯設備のポン
プを作動させて湯を浴槽Aに給湯管25を通じて入れ
る。フットプレート4は、入浴者が足を滑らせて湯中に
沈むのを防ぐ一方、入浴者の下肢が胴体3に触れるのを
防ぐ。
2を下降させた状態で浴槽Aに出入りする。浴槽Aに入
った入浴者は、椅子14に腰かけてフットプレート4に
足をのせる。一方、流体供給源10で中空部材3aに流
体を圧入してそれらを膨張させることにより胴体3を上
方に伸長させるとともに、昇降手段5を作動させて上部
体2を2点鎖線のように上昇させ、また給湯設備のポン
プを作動させて湯を浴槽Aに給湯管25を通じて入れ
る。フットプレート4は、入浴者が足を滑らせて湯中に
沈むのを防ぐ一方、入浴者の下肢が胴体3に触れるのを
防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人や身体障害者
などの入浴に適した伸縮式浴槽に関する。
などの入浴に適した伸縮式浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】入浴において充分に湯に浸るためには、
当然ながらある程度の水深が必要である。そのため、一
般の浴槽は、底面からの槽縁の高さを高くして充分な水
深が得られるようにしているが、槽縁が高いと浴槽への
出入りがしにくくなる。床を掘り下げて見掛け上の槽縁
の高さを低くし浴槽に入り易くすることが行われている
が、出にくいことには変わりがない。
当然ながらある程度の水深が必要である。そのため、一
般の浴槽は、底面からの槽縁の高さを高くして充分な水
深が得られるようにしているが、槽縁が高いと浴槽への
出入りがしにくくなる。床を掘り下げて見掛け上の槽縁
の高さを低くし浴槽に入り易くすることが行われている
が、出にくいことには変わりがない。
【0003】上記の点は、体力の衰えた老人や身体障害
者において顕著であり、人によっては独りでの入浴がで
きなくなり、また介助を受けるにしても介助者の負担が
大きい。
者において顕著であり、人によっては独りでの入浴がで
きなくなり、また介助を受けるにしても介助者の負担が
大きい。
【0004】そこで、浴槽に入る時と出るときは槽縁を
低くし、入浴中に槽縁を高くして水深を深くすることが
できる、図7に示す伸縮式(昇降式)の浴槽Aaが提案
されている(特開平10−277118号公報)。この
伸縮式浴槽Aaは、底部51aを有する下部体51の側
壁51bに形成された空洞51cに、上部体52の側壁
52bを昇降自在に嵌挿するとともに、油圧シリンダ5
3を設け、その油圧シリンダ53によって上部体52を
自由に昇降させることができるようになっている。符号
54は、パッキングであり、両側壁51b,52bの間
を水密にしている。55は椅子である。
低くし、入浴中に槽縁を高くして水深を深くすることが
できる、図7に示す伸縮式(昇降式)の浴槽Aaが提案
されている(特開平10−277118号公報)。この
伸縮式浴槽Aaは、底部51aを有する下部体51の側
壁51bに形成された空洞51cに、上部体52の側壁
52bを昇降自在に嵌挿するとともに、油圧シリンダ5
3を設け、その油圧シリンダ53によって上部体52を
自由に昇降させることができるようになっている。符号
54は、パッキングであり、両側壁51b,52bの間
を水密にしている。55は椅子である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7の伸縮式浴槽によ
れば、出入りが容易で、しかも水深を深くして湯に充分
に浸ることができる浴槽を得ることができる。しかし、
次のような問題点がある。 (a) 下部体51の側壁51bに空洞51cを形成し
なければならないので、製作に手間がかかり、割高にな
る。 (b) パッキング54の水密性を高めると、上部体5
2の昇降時の抵抗が大きくなって上部体52の動きが悪
くなり、上部体52を昇降し易くすると、漏水を生じ
る。 (c) 空洞51c内に湿気がこもって油圧シリンダ5
3の耐用年数を減じる。 (d) 体の衰えや機能障害の大きい人の浴槽への出入
りが容易でない。
れば、出入りが容易で、しかも水深を深くして湯に充分
に浸ることができる浴槽を得ることができる。しかし、
次のような問題点がある。 (a) 下部体51の側壁51bに空洞51cを形成し
なければならないので、製作に手間がかかり、割高にな
る。 (b) パッキング54の水密性を高めると、上部体5
2の昇降時の抵抗が大きくなって上部体52の動きが悪
くなり、上部体52を昇降し易くすると、漏水を生じ
る。 (c) 空洞51c内に湿気がこもって油圧シリンダ5
3の耐用年数を減じる。 (d) 体の衰えや機能障害の大きい人の浴槽への出入
りが容易でない。
【0006】本発明は、下部体の側壁に空洞を形成する
必要がなく、製作しやすい伸縮式浴槽を提供することを
目的とする。本発明の他の目的は、高い水密性が得られ
る上、上部体を円滑に昇降させることができる伸縮式浴
槽を提供することである。本発明の別の目的は、上部体
の高さを入浴者の身長や体調等に適合させることが容易
で、体の衰えや機能障害の大きい人でも比較的容易に浴
槽に出入りすることができる伸縮式浴槽を提供すること
である。
必要がなく、製作しやすい伸縮式浴槽を提供することを
目的とする。本発明の他の目的は、高い水密性が得られ
る上、上部体を円滑に昇降させることができる伸縮式浴
槽を提供することである。本発明の別の目的は、上部体
の高さを入浴者の身長や体調等に適合させることが容易
で、体の衰えや機能障害の大きい人でも比較的容易に浴
槽に出入りすることができる伸縮式浴槽を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも1つの
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、底部を
有する下部体の側壁に、上部体の側壁が昇降自在に、か
つ水密に取り付けられ、上記上部体に該上部体を昇降さ
せる昇降手段が付設された伸縮式浴槽において、下部体
の側壁に、上部体の側壁を、上下に伸縮自在な胴体を介
して取り付けた構成とした。
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、底部を
有する下部体の側壁に、上部体の側壁が昇降自在に、か
つ水密に取り付けられ、上記上部体に該上部体を昇降さ
せる昇降手段が付設された伸縮式浴槽において、下部体
の側壁に、上部体の側壁を、上下に伸縮自在な胴体を介
して取り付けた構成とした。
【0008】上記の手段では、上部体を上昇させる場
合、胴体が上方に伸長し、また上部体の下降時に胴体が
下方に収縮する。上部体の昇降の抵抗となるパッキング
が不要であり、また下部体の側壁に空洞を形成する必要
もない。
合、胴体が上方に伸長し、また上部体の下降時に胴体が
下方に収縮する。上部体の昇降の抵抗となるパッキング
が不要であり、また下部体の側壁に空洞を形成する必要
もない。
【0009】請求項1記載の伸縮式浴槽において、胴体
を、流体供給源から供給された流体の圧入により膨張さ
せられて上方に伸長し、昇降手段を兼ねて上部体を上昇
させる中空体で構成することが好ましい(請求項2)。
この構成では、水や空気等の流体によって膨張させられ
た胴体が、熱が逃げるのを防いで湯を保温する。また、
胴体が持つ昇降駆動動機能が有効に生かされる。
を、流体供給源から供給された流体の圧入により膨張さ
せられて上方に伸長し、昇降手段を兼ねて上部体を上昇
させる中空体で構成することが好ましい(請求項2)。
この構成では、水や空気等の流体によって膨張させられ
た胴体が、熱が逃げるのを防いで湯を保温する。また、
胴体が持つ昇降駆動動機能が有効に生かされる。
【0010】請求項1又は2記載の伸縮式浴槽におい
て、上部体の槽縁の一部分に移乗台を連設することが好
ましい(請求項3)。この構成では、入浴者は必要があ
れば、移乗台にお尻をのせて槽内に出入りする。移乗台
に洗い場を兼ねさせる場合もある。
て、上部体の槽縁の一部分に移乗台を連設することが好
ましい(請求項3)。この構成では、入浴者は必要があ
れば、移乗台にお尻をのせて槽内に出入りする。移乗台
に洗い場を兼ねさせる場合もある。
【0011】請求項3記載の伸縮式浴槽において、移乗
台の下に、上下部材を有するシリンダ等の昇降手段を設
けることができる(請求項4)。この構成では、移乗台
の下の空間が有効に利用され、上下部材を持つ昇降手段
が移乗台で隠されるようになる。一般的な昇降手段とし
ては油圧又は空圧シリンダがあるが、回転運動を上下運
動に変換するラック−ピニオンにモータを組み合わせた
昇降手段や、パンタグラフを利用した昇降手段等を用い
ることができる。
台の下に、上下部材を有するシリンダ等の昇降手段を設
けることができる(請求項4)。この構成では、移乗台
の下の空間が有効に利用され、上下部材を持つ昇降手段
が移乗台で隠されるようになる。一般的な昇降手段とし
ては油圧又は空圧シリンダがあるが、回転運動を上下運
動に変換するラック−ピニオンにモータを組み合わせた
昇降手段や、パンタグラフを利用した昇降手段等を用い
ることができる。
【0012】請求項3又は4記載の伸縮式浴槽におい
て、移乗台の出入側に入浴者が腰を下ろす座面を形成す
るとよい(請求項5)。この構成では、座面にお尻をの
せて両足を上げ、そのまま体を少し回して足を槽内から
出したり、或いは入れたりして出入りする。座面がある
分、体の回転角が小さくて済む。
て、移乗台の出入側に入浴者が腰を下ろす座面を形成す
るとよい(請求項5)。この構成では、座面にお尻をの
せて両足を上げ、そのまま体を少し回して足を槽内から
出したり、或いは入れたりして出入りする。座面がある
分、体の回転角が小さくて済む。
【0013】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、上部体又は下部体側の部材の少な
くとも一方に、上部体の高さを示す目盛を付すことが好
ましい(請求項6)。この構成では、目盛を読むことに
より槽縁の高さを知り、入浴者の身長や体調等に合わせ
る。より高い位置で浴槽に楽に出入りできるようになれ
ば、機能が回復して健常者に近づいたことになるので、
目盛を身体回復の目安とすることができる。
伸縮式浴槽において、上部体又は下部体側の部材の少な
くとも一方に、上部体の高さを示す目盛を付すことが好
ましい(請求項6)。この構成では、目盛を読むことに
より槽縁の高さを知り、入浴者の身長や体調等に合わせ
る。より高い位置で浴槽に楽に出入りできるようになれ
ば、機能が回復して健常者に近づいたことになるので、
目盛を身体回復の目安とすることができる。
【0014】請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けることができる(請求項7)。この
場合は、入浴者が足を底面に滑らせて湯中に水没するよ
うな事態を回避することができる。また、フットプレー
トに、上部体と下部体に対する下肢の接触防止機能を持
たせることができる。
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けることができる(請求項7)。この
場合は、入浴者が足を底面に滑らせて湯中に水没するよ
うな事態を回避することができる。また、フットプレー
トに、上部体と下部体に対する下肢の接触防止機能を持
たせることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1ないし図5は本発明に係る伸縮式浴槽
の実施の形態を示す。この伸縮式浴槽Aは、下部体1
と、上部体2と、胴体3と、フットプレート4と、昇降
手段5を備えている。
て説明する。図1ないし図5は本発明に係る伸縮式浴槽
の実施の形態を示す。この伸縮式浴槽Aは、下部体1
と、上部体2と、胴体3と、フットプレート4と、昇降
手段5を備えている。
【0016】下部体1は、底部1aと側壁1bとを有す
る。底部1aには排水栓7が嵌め付けられる排水口1c
が形成され、また側壁1bの口部にはフランジ1dが形
成されている。上部体2は、側壁2bの下側の口部にフ
ランジ2dを形成し、上側の口部にフランジ状の槽縁2
eを形成するとともに、その槽縁2eの一部分に、座面
2f(図3)を持つ移乗台2gを連設し、槽縁2eと座
面2f及び移乗台2gの外周にスカート部2h(図1)
を垂設して成る。移乗台2gには手摺18が固定されて
いる。
る。底部1aには排水栓7が嵌め付けられる排水口1c
が形成され、また側壁1bの口部にはフランジ1dが形
成されている。上部体2は、側壁2bの下側の口部にフ
ランジ2dを形成し、上側の口部にフランジ状の槽縁2
eを形成するとともに、その槽縁2eの一部分に、座面
2f(図3)を持つ移乗台2gを連設し、槽縁2eと座
面2f及び移乗台2gの外周にスカート部2h(図1)
を垂設して成る。移乗台2gには手摺18が固定されて
いる。
【0017】ここで、下部体1と上部体2の両側壁1
b,2bの平面形状は、ほぼ同一の長四角形状とされ、
上部体2の移乗台2gは、短い方の1つの槽縁2e(図
1と図3で右側の槽縁2e)に、座面2fを出入側(図
1で手前側、図3で下側)に配して水平に連設されてい
る。また、スカート部2hは、側壁2bを囲み、上部体
2の下降状態において下部体1の底部1a近くまで下が
るようにされている。
b,2bの平面形状は、ほぼ同一の長四角形状とされ、
上部体2の移乗台2gは、短い方の1つの槽縁2e(図
1と図3で右側の槽縁2e)に、座面2fを出入側(図
1で手前側、図3で下側)に配して水平に連設されてい
る。また、スカート部2hは、側壁2bを囲み、上部体
2の下降状態において下部体1の底部1a近くまで下が
るようにされている。
【0018】胴体3は、ゴム若しくはこれと同効材料で
製造された環状の複数(図のものは3個)の中空部材3
aを連通孔3bで互いに連通して一体に積み重ねて成
り、下部体1のフランジ1dと、上部体2のフランジ2
dの間に設けられ、下部体1に上部体2を水密に取り付
けている。そして、胴体3の接続管8には、ブロワやポ
ンプ等の流体供給源10が接続されており、胴体3の各
中空部材3aに空気や水等の流体を圧入して各中空部材
3aを膨張させることにより胴体3を上に伸長させ、ま
た圧入流体を排出管11の電動バルブ12を開けて外部
に排出し、各中空部材3aを収縮させることにより胴体
3を下に縮小させることができるようになっている。接
続管8には逆止弁9が設けられている。
製造された環状の複数(図のものは3個)の中空部材3
aを連通孔3bで互いに連通して一体に積み重ねて成
り、下部体1のフランジ1dと、上部体2のフランジ2
dの間に設けられ、下部体1に上部体2を水密に取り付
けている。そして、胴体3の接続管8には、ブロワやポ
ンプ等の流体供給源10が接続されており、胴体3の各
中空部材3aに空気や水等の流体を圧入して各中空部材
3aを膨張させることにより胴体3を上に伸長させ、ま
た圧入流体を排出管11の電動バルブ12を開けて外部
に排出し、各中空部材3aを収縮させることにより胴体
3を下に縮小させることができるようになっている。接
続管8には逆止弁9が設けられている。
【0019】フットプレート4は、椅子14に腰をおろ
した入浴者が足をのせるものであり、下部体1の互いに
向き合う左右の側壁1b,1bに設けられたレール1
5,15(図1と図4では1個しか示されていない。)
の間に前後(図1で左右、図4で上下)に調節可能に架
設されている。フットプレート4の平面形状はコ字状と
され、足の滑りを防ぐほか、下肢に対する胴体3等の接
触を防止するようになっている。
した入浴者が足をのせるものであり、下部体1の互いに
向き合う左右の側壁1b,1bに設けられたレール1
5,15(図1と図4では1個しか示されていない。)
の間に前後(図1で左右、図4で上下)に調節可能に架
設されている。フットプレート4の平面形状はコ字状と
され、足の滑りを防ぐほか、下肢に対する胴体3等の接
触を防止するようになっている。
【0020】昇降手段5は、上下部材5aを上下させて
上部体2を下部体1に対して昇降させるもので、移乗台
2gの下に配設されている。昇降手段5には、油圧又は
空圧シリンダや、回転運動を直線運動に変えるラック−
ピニオンにモータを組み合わせたもの、或いはパンタグ
ラフを用いたものなどが主に使用されるが、具体的な構
造や種類は任意である。なお、胴体3は昇降機能を持つ
ので、昇降手段に兼用することができる。
上部体2を下部体1に対して昇降させるもので、移乗台
2gの下に配設されている。昇降手段5には、油圧又は
空圧シリンダや、回転運動を直線運動に変えるラック−
ピニオンにモータを組み合わせたもの、或いはパンタグ
ラフを用いたものなどが主に使用されるが、具体的な構
造や種類は任意である。なお、胴体3は昇降機能を持つ
ので、昇降手段に兼用することができる。
【0021】昇降手段5の左右には、四角形の案内部材
17aに外筒17bを嵌合してローラ17cで上下自在
に案内した案内機構17が配設されている。案内機構1
7,17は、上部体2を水平状態で円滑に昇降させるも
ので、昇降手段5と同じように移乗台2gの下にスカー
ト部2hで覆われて設けられている。なお、図2で右半
分は上部体2の上昇状態、左半分は下降状態をそれぞれ
示す。
17aに外筒17bを嵌合してローラ17cで上下自在
に案内した案内機構17が配設されている。案内機構1
7,17は、上部体2を水平状態で円滑に昇降させるも
ので、昇降手段5と同じように移乗台2gの下にスカー
ト部2hで覆われて設けられている。なお、図2で右半
分は上部体2の上昇状態、左半分は下降状態をそれぞれ
示す。
【0022】符号20は台板である。台板20は、ねじ
構造の4個以上の水平調節脚21と、面板22とを有
し、床23の上に本伸縮式浴槽Aをほぼ水平に支持して
いる。面板22は、スカート部2hの内側に配設されて
おり、目盛22iを有する。
構造の4個以上の水平調節脚21と、面板22とを有
し、床23の上に本伸縮式浴槽Aをほぼ水平に支持して
いる。面板22は、スカート部2hの内側に配設されて
おり、目盛22iを有する。
【0023】また、符号Bは給湯設備である。給湯設備
Bは、本伸縮式浴槽Aの下部体1に給湯管25で給湯タ
ンク26を接続し、その給湯管25にポンプ27とフィ
ルタ28等を設けて成り、ポンプ27を作動させて湯を
給湯管25を通じて浴槽Aに供給することができるよう
にされている。上部体2には、通常、つまみ30の操作
によって水と湯を単独に或いは混合して出す蛇口31
と、湯が所定量になったことを検知してポンプ27を停
止させるフロートスイッチ32が設けられる。
Bは、本伸縮式浴槽Aの下部体1に給湯管25で給湯タ
ンク26を接続し、その給湯管25にポンプ27とフィ
ルタ28等を設けて成り、ポンプ27を作動させて湯を
給湯管25を通じて浴槽Aに供給することができるよう
にされている。上部体2には、通常、つまみ30の操作
によって水と湯を単独に或いは混合して出す蛇口31
と、湯が所定量になったことを検知してポンプ27を停
止させるフロートスイッチ32が設けられる。
【0024】次に上記の構成とされた本発明に係る伸縮
式浴槽の作用をその使用例とともに説明する。図1の実
線は上部体2の下降(縮小)状態を示すもので、この状
態で入浴者は、例えば座面2fの角部Z(図3)に斜め
に腰を下ろし、両足を上げてそのまま体を図3で時計回
りに回わし、浴槽A内に入る。
式浴槽の作用をその使用例とともに説明する。図1の実
線は上部体2の下降(縮小)状態を示すもので、この状
態で入浴者は、例えば座面2fの角部Z(図3)に斜め
に腰を下ろし、両足を上げてそのまま体を図3で時計回
りに回わし、浴槽A内に入る。
【0025】上記において、座面2fの角部Zは斜めに
なっているため、腰をかけやすく、しかも、部分Zaに
垂直に腰をおろした時の体の回転角θaよりも、角部Z
の場合の体の回転角θは、角部Zに斜めに腰をおろす関
係でかなり小さくてよいので、浴槽Aへの出入りがそれ
だけ容易となる。
なっているため、腰をかけやすく、しかも、部分Zaに
垂直に腰をおろした時の体の回転角θaよりも、角部Z
の場合の体の回転角θは、角部Zに斜めに腰をおろす関
係でかなり小さくてよいので、浴槽Aへの出入りがそれ
だけ容易となる。
【0026】浴槽Aに入った入浴者は、椅子14に腰か
けてフットプレート4に両足をのせる。一方、入浴者が
浴槽Aに入り終ったら、流体供給源10を作動させ、各
中空部材3aに流体を圧入してそれらを膨張させること
により胴体3を上方に伸長させるとともに、昇降手段5
を胴体3の伸長に同期作動させて上部体2を図1の2点
鎖線のように上昇させ、また、給湯設備Bのポンプ27
を作動させてタンク26の湯を浴槽Aに入れる。なお、
少量の湯を縮小状態の浴槽Aに前もって入れておく場合
もある。
けてフットプレート4に両足をのせる。一方、入浴者が
浴槽Aに入り終ったら、流体供給源10を作動させ、各
中空部材3aに流体を圧入してそれらを膨張させること
により胴体3を上方に伸長させるとともに、昇降手段5
を胴体3の伸長に同期作動させて上部体2を図1の2点
鎖線のように上昇させ、また、給湯設備Bのポンプ27
を作動させてタンク26の湯を浴槽Aに入れる。なお、
少量の湯を縮小状態の浴槽Aに前もって入れておく場合
もある。
【0027】所定量の湯が浴槽A内に入れられるとフロ
ートスイッチ32が作動してポンプ27を自動的に停止
させる。
ートスイッチ32が作動してポンプ27を自動的に停止
させる。
【0028】入浴が済んだら排水栓7を抜いて湯を排水
口1cから排水し、バルブ12を開いて中空部材3a内
の流体を外部に排出させるとともに、昇降手段5を縮小
作動させて上部体2を下降させ、浴槽Aを縮小状態にす
る。この状態で入浴者は浴槽Aから出る。移乗台2g
は、介助が必要な入浴者の浴槽Aへの出入りに使用する
が、ここで体を洗うこともできる。浴槽に入浴用リフト
等を組み合わせることも可能である。
口1cから排水し、バルブ12を開いて中空部材3a内
の流体を外部に排出させるとともに、昇降手段5を縮小
作動させて上部体2を下降させ、浴槽Aを縮小状態にす
る。この状態で入浴者は浴槽Aから出る。移乗台2g
は、介助が必要な入浴者の浴槽Aへの出入りに使用する
が、ここで体を洗うこともできる。浴槽に入浴用リフト
等を組み合わせることも可能である。
【0029】上記の入浴において、フットプレート4
は、入浴者が足を滑らせて湯中に沈むのを防ぐ一方、入
浴者の下肢が胴体3に触れるのを防ぐ。したがって、胴
体3の上方への伸長時に胴体3に接触した下肢が胴体3
によって持ち上げられたり、また胴体3の縮小時に下肢
が中空部材3a,3aの間に挟まれたりすることはな
い。
は、入浴者が足を滑らせて湯中に沈むのを防ぐ一方、入
浴者の下肢が胴体3に触れるのを防ぐ。したがって、胴
体3の上方への伸長時に胴体3に接触した下肢が胴体3
によって持ち上げられたり、また胴体3の縮小時に下肢
が中空部材3a,3aの間に挟まれたりすることはな
い。
【0030】浴槽Aの伸縮状態、つまり上部体2の槽縁
2eと移乗台2g及び座面2fの高さは、スカート部2
hに形成された小窓(基準点)2cに一致した目盛22
iを読むことによって知ることができる。このため、槽
縁2e等の高さを入浴者の身長や体調等に適合させるこ
とができる。より高い位置で浴槽に楽に出入りできるよ
うになれば、健常者に近づいたことになるので、目盛2
2iを身体回復のバロメータに利用して励みとし自立意
欲を促すことができる。したがって、在宅復帰への入浴
訓練等に使用する施設用個別浴槽として好適である。目
盛22iはスカート部2hに付けてもよい。
2eと移乗台2g及び座面2fの高さは、スカート部2
hに形成された小窓(基準点)2cに一致した目盛22
iを読むことによって知ることができる。このため、槽
縁2e等の高さを入浴者の身長や体調等に適合させるこ
とができる。より高い位置で浴槽に楽に出入りできるよ
うになれば、健常者に近づいたことになるので、目盛2
2iを身体回復のバロメータに利用して励みとし自立意
欲を促すことができる。したがって、在宅復帰への入浴
訓練等に使用する施設用個別浴槽として好適である。目
盛22iはスカート部2hに付けてもよい。
【0031】図6は本発明に係る伸縮式浴槽の第2の実
施の形態を示す。この伸縮式浴槽の場合は、胴体3が下
部体1のフランジ1dと上部体2の槽縁2eとの間に設
けられ、上部体2の側壁2bが下降状態において下部体
1内に入るようになっている。他の構造及び作用は図1
〜図5の浴槽と同じであるので、同一部材等に同一の符
号を付してその説明を省略する。
施の形態を示す。この伸縮式浴槽の場合は、胴体3が下
部体1のフランジ1dと上部体2の槽縁2eとの間に設
けられ、上部体2の側壁2bが下降状態において下部体
1内に入るようになっている。他の構造及び作用は図1
〜図5の浴槽と同じであるので、同一部材等に同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0032】図の伸縮式浴槽において、胴体3は、中空
部材3a以外の、例えば蛇腹等の伸縮材料で製作しても
よい。この場合は、接続管8や流体供給源10等が省か
れ、上部体2を水平に昇降させるために、必要があれば
図1の左側に昇降手段5が追加される。場合によって
は、昇降手段5を省き、上部体2の上昇を胴体3の伸長
力のみによって行うことも可能である。
部材3a以外の、例えば蛇腹等の伸縮材料で製作しても
よい。この場合は、接続管8や流体供給源10等が省か
れ、上部体2を水平に昇降させるために、必要があれば
図1の左側に昇降手段5が追加される。場合によって
は、昇降手段5を省き、上部体2の上昇を胴体3の伸長
力のみによって行うことも可能である。
【0033】また、上部体2のスカート部2hは、面板
22の内側に設ける場合もある。移乗台2gと座面2f
の形状や大きさ、或いは位置等は図のものに限られるも
のではなく、それを設けないことも含めて種々設計変更
することができる。蛇口31と給湯設備Bのいずれか一
方を省くことができる。また給湯タンク26を内蔵式と
することができる。
22の内側に設ける場合もある。移乗台2gと座面2f
の形状や大きさ、或いは位置等は図のものに限られるも
のではなく、それを設けないことも含めて種々設計変更
することができる。蛇口31と給湯設備Bのいずれか一
方を省くことができる。また給湯タンク26を内蔵式と
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、上部体昇降時の抵抗となるパッキングで上
部体と下部体とを水密にした従来の伸縮式浴槽と違っ
て、パッキングを有せず、したがって上部体を円滑に昇
降させることができる。また従来の伸縮式浴槽と違って
湿気がこもりやすい空洞を形成する必要がないので、製
作が容易になり、それだけコストの面で有利である。
明によれば、上部体昇降時の抵抗となるパッキングで上
部体と下部体とを水密にした従来の伸縮式浴槽と違っ
て、パッキングを有せず、したがって上部体を円滑に昇
降させることができる。また従来の伸縮式浴槽と違って
湿気がこもりやすい空洞を形成する必要がないので、製
作が容易になり、それだけコストの面で有利である。
【0035】請求項1記載の伸縮式浴槽において、胴体
を、流体供給源から供給された流体の圧入により膨張さ
せられて上方に伸長し、昇降手段を兼ねて上部体を上昇
させる中空体によって構成とすると、胴体が持つ昇降駆
動機能が有効に生かされることになって全体構造の簡略
化が可能となる。また、胴体に圧入された流体によって
保温性が向上される効果がある。
を、流体供給源から供給された流体の圧入により膨張さ
せられて上方に伸長し、昇降手段を兼ねて上部体を上昇
させる中空体によって構成とすると、胴体が持つ昇降駆
動機能が有効に生かされることになって全体構造の簡略
化が可能となる。また、胴体に圧入された流体によって
保温性が向上される効果がある。
【0036】請求項1又は2記載の伸縮式浴槽におい
て、上部体の槽縁の一部分に移乗台を連設した場合は、
入浴者の浴槽への出入りが容易になる上、移乗台の上で
体を洗うこともでき、入浴が楽になる。
て、上部体の槽縁の一部分に移乗台を連設した場合は、
入浴者の浴槽への出入りが容易になる上、移乗台の上で
体を洗うこともでき、入浴が楽になる。
【0037】請求項3記載の伸縮式浴槽において、移乗
台の下に、上下部材を有するシリンダ等の昇降手段を設
けると、移乗台の下の空間が有効に活用されることとな
り、全体がコンパクトにまとまるので、設置や輸送等が
しやすくなる。請求項3又は4記載の伸縮式浴槽におい
て、移乗台の出入側に入浴者が腰を下ろす座面を形成し
た場合は、入浴者の浴槽への出入りが一層容易になる。
台の下に、上下部材を有するシリンダ等の昇降手段を設
けると、移乗台の下の空間が有効に活用されることとな
り、全体がコンパクトにまとまるので、設置や輸送等が
しやすくなる。請求項3又は4記載の伸縮式浴槽におい
て、移乗台の出入側に入浴者が腰を下ろす座面を形成し
た場合は、入浴者の浴槽への出入りが一層容易になる。
【0038】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、上部体又は下部体側の部材の少な
くとも一方に、上部体の高さを示す目盛を付した場合
は、目盛を利用して槽縁の高さを入浴者の身長やその時
の体調等に適合させることが容易になる。したがって、
出入り時の槽縁の高さから入浴者自身が機能回復を知
り、自立意欲を促進することができる。
伸縮式浴槽において、上部体又は下部体側の部材の少な
くとも一方に、上部体の高さを示す目盛を付した場合
は、目盛を利用して槽縁の高さを入浴者の身長やその時
の体調等に適合させることが容易になる。したがって、
出入り時の槽縁の高さから入浴者自身が機能回復を知
り、自立意欲を促進することができる。
【0039】請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けた構成とすると、入浴者が足を滑ら
せて湯中に水没するような事態を防ぐことができる上、
入浴者の下肢が伸長中の胴体に触れて持ち上げられた
り、縮小中の胴体に挟まれたりするのをフットプレート
によって防ぐことができるようになる。
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けた構成とすると、入浴者が足を滑ら
せて湯中に水没するような事態を防ぐことができる上、
入浴者の下肢が伸長中の胴体に触れて持ち上げられた
り、縮小中の胴体に挟まれたりするのをフットプレート
によって防ぐことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る伸縮式浴槽の実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】 図1の伸縮式浴槽の上下部材を有する昇降手
段と案内機構を示す図である。
段と案内機構を示す図である。
【図3】 図1の伸縮式浴槽の移乗台と座面等の関係を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】 図1の伸縮式浴槽のフットプレートの平面図
である。
である。
【図5】 図1の伸縮式浴槽と給湯設備の関係を示す図
である。
である。
【図6】 本発明に係る伸縮式浴槽の第2の実施の形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図7】 従来の伸縮式浴槽の断面図である。
1 下部体 1a 底部 1b,2b 側壁 2 上部体 2e 槽縁 2f 座面 2g 移乗台 3 胴体 3a 中空部材 4 フットプレート 5 昇降手段 5a 上下部材 10 流体供給源 22i 目盛 A 伸縮式浴槽
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月20日(1999.12.
20)
20)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の少なくとも1つの
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、底部を
有する下部体の側壁に、上側の口部にフランジ状の槽縁
を形成した上部体の側壁を上下に伸縮自在な胴体を介し
て昇降自在に、かつ水密に取り付け、上記上部体に該上
部体を昇降させる昇降手段を付設するとともに、上記上
部体の槽縁の一部分に移乗台を側壁から離れる方向に突
き出して水平に連設した構成とした。
目的を達成するために、請求項1記載の発明は、底部を
有する下部体の側壁に、上側の口部にフランジ状の槽縁
を形成した上部体の側壁を上下に伸縮自在な胴体を介し
て昇降自在に、かつ水密に取り付け、上記上部体に該上
部体を昇降させる昇降手段を付設するとともに、上記上
部体の槽縁の一部分に移乗台を側壁から離れる方向に突
き出して水平に連設した構成とした。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】上記の手段では、上部体を上昇させる場
合、胴体が上方に伸長し、また上部体の下降時に胴体が
下方に収縮する。上部体の昇降の抵抗となるパッキング
が不要であり、また下部体の側壁に空洞を形成する必要
もない。また、入浴者は必要があれば、移乗台にお尻を
のせて槽内に出入りする。移乗台に洗い場を兼ねさせる
場合もある。
合、胴体が上方に伸長し、また上部体の下降時に胴体が
下方に収縮する。上部体の昇降の抵抗となるパッキング
が不要であり、また下部体の側壁に空洞を形成する必要
もない。また、入浴者は必要があれば、移乗台にお尻を
のせて槽内に出入りする。移乗台に洗い場を兼ねさせる
場合もある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項1又は2記載の伸縮式浴槽におい
て、胴体を、ゴム若しくはこれと同効材料で製造された
環状の複数の中空部材を連通孔で互いに連通して一体に
積み重ねた構成とし、下部体の口部のフランジと、上部
体の下側の口部のフランジとの間に設けることが好まし
い(請求項3)。
て、胴体を、ゴム若しくはこれと同効材料で製造された
環状の複数の中空部材を連通孔で互いに連通して一体に
積み重ねた構成とし、下部体の口部のフランジと、上部
体の下側の口部のフランジとの間に設けることが好まし
い(請求項3)。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、移乗台の下に、上下部材を有する
シリンダ等の昇降手段を設けることができる(請求項
4)。この構成では、移乗台の下の空間が有効に利用さ
れ、上下部材を持つ昇降手段が移乗台で隠されるように
なる。一般的な昇降手段としては油圧又は空圧シリンダ
があるが、回転運動を上下運動に変換するラック−ピニ
オンにモータを組み合わせた昇降手段や、パンタグラフ
を利用した昇降手段等を用いることができる。
伸縮式浴槽において、移乗台の下に、上下部材を有する
シリンダ等の昇降手段を設けることができる(請求項
4)。この構成では、移乗台の下の空間が有効に利用さ
れ、上下部材を持つ昇降手段が移乗台で隠されるように
なる。一般的な昇降手段としては油圧又は空圧シリンダ
があるが、回転運動を上下運動に変換するラック−ピニ
オンにモータを組み合わせた昇降手段や、パンタグラフ
を利用した昇降手段等を用いることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項1ないし4のいずれか1つに記載の
記載の伸縮式浴槽において、移乗台は、入浴者の出入側
に突き出した入浴者の座面を持つとよい(請求項5)。
この構成では、座面にお尻をのせて両足を上げ、そのま
ま体を少し回して足を槽内から出したり、或いは入れた
りして出入りする。座面がある分、体の回転角が小さく
て済む。
記載の伸縮式浴槽において、移乗台は、入浴者の出入側
に突き出した入浴者の座面を持つとよい(請求項5)。
この構成では、座面にお尻をのせて両足を上げ、そのま
ま体を少し回して足を槽内から出したり、或いは入れた
りして出入りする。座面がある分、体の回転角が小さく
て済む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体の互いに向き合う左右の側
壁の間に、入浴者が腰をおろす椅子側の前面と上面とを
開放して平面形状をコ字状とされ上記椅子に腰をおろし
た入浴者が足をのせるフットプレートを、前後に調節可
能に設けることができる(請求項7)。この場合は、入
浴者が足を底面に滑らせて湯中に水没するような事態を
回避することができる。また、フットプレートによっ
て、上部体と下部体に対する下肢の接触が防止される。
伸縮式浴槽において、下部体の互いに向き合う左右の側
壁の間に、入浴者が腰をおろす椅子側の前面と上面とを
開放して平面形状をコ字状とされ上記椅子に腰をおろし
た入浴者が足をのせるフットプレートを、前後に調節可
能に設けることができる(請求項7)。この場合は、入
浴者が足を底面に滑らせて湯中に水没するような事態を
回避することができる。また、フットプレートによっ
て、上部体と下部体に対する下肢の接触が防止される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】ここで、下部体1と上部体2の両側壁1
b,2bの平面形状は、ほぼ同一の長四角形状とされ、
上部体2の移乗台2gは、短い方の1つの槽縁2e(図
1と図3で右側の槽縁2e)に、座面2fを出入側(図
1で手前側、図3で下側)に配し、かつ側壁2bから離
れる方向(図1と図3で右方向)に突き出して水平に連
設されている。また、スカート部2hは、側壁2bを囲
み、上部体2の下降状態において下部体1の底部1a近
くまで下がるようにされている。
b,2bの平面形状は、ほぼ同一の長四角形状とされ、
上部体2の移乗台2gは、短い方の1つの槽縁2e(図
1と図3で右側の槽縁2e)に、座面2fを出入側(図
1で手前側、図3で下側)に配し、かつ側壁2bから離
れる方向(図1と図3で右方向)に突き出して水平に連
設されている。また、スカート部2hは、側壁2bを囲
み、上部体2の下降状態において下部体1の底部1a近
くまで下がるようにされている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】フットプレート4は、椅子14に腰をおろ
した入浴者が足をのせるものであり、下部体1の互いに
向き合う左右の側壁1b,1bに設けられたレール1
5,15(図1と図4では1個しか示されていない。)
の間に前後(図1で左右、図4で上下)に調節可能に架
設されている。フットプレート4は、図1と図4に示す
ように、椅子14側の前面(図1では右側の面)と上面
とを開放して平面形状をコ字状とされ、足の滑りを防ぐ
ほか、下肢に対する胴体3等の接触を防止するようにな
っている。
した入浴者が足をのせるものであり、下部体1の互いに
向き合う左右の側壁1b,1bに設けられたレール1
5,15(図1と図4では1個しか示されていない。)
の間に前後(図1で左右、図4で上下)に調節可能に架
設されている。フットプレート4は、図1と図4に示す
ように、椅子14側の前面(図1では右側の面)と上面
とを開放して平面形状をコ字状とされ、足の滑りを防ぐ
ほか、下肢に対する胴体3等の接触を防止するようにな
っている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次に上記の構成とされた本発明に係る伸縮
式浴槽の作用をその使用例とともに説明する。図1の実
線は上部体2の下降(縮小)状態を示すもので、この状
態で入浴者は、例えば座面2fの角部Z(図3)に斜め
(図3で角θの左下向きの1点鎖線の直線を参照)に腰
を下ろし、両足を上げてそのまま体を図3で時計回りに
回わし、浴槽A内に入る。
式浴槽の作用をその使用例とともに説明する。図1の実
線は上部体2の下降(縮小)状態を示すもので、この状
態で入浴者は、例えば座面2fの角部Z(図3)に斜め
(図3で角θの左下向きの1点鎖線の直線を参照)に腰
を下ろし、両足を上げてそのまま体を図3で時計回りに
回わし、浴槽A内に入る。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】上記において、座面2fの角部Zは図3の
平面視で左上から右下にほぼ斜めになっているため、腰
をかけやすく、しかも、部分Zaに垂直(図3で角θa
の下向きの1点鎖線の直線を参照)に腰をおろした時の
体の回転角θaよりも、角部Zの場合の体の回転角θ
は、角部Zに斜めに腰をおろす関係でかなり小さくてよ
いので、浴槽Aへの出入りがそれだけ容易となる。
平面視で左上から右下にほぼ斜めになっているため、腰
をかけやすく、しかも、部分Zaに垂直(図3で角θa
の下向きの1点鎖線の直線を参照)に腰をおろした時の
体の回転角θaよりも、角部Zの場合の体の回転角θ
は、角部Zに斜めに腰をおろす関係でかなり小さくてよ
いので、浴槽Aへの出入りがそれだけ容易となる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、上部体昇降時の抵抗となるパッキングで上
部体と下部体とを水密にした従来の伸縮式浴槽と違っ
て、パッキングを有せず、したがって上部体を円滑に昇
降させることができる。また従来の伸縮式浴槽と違って
湿気がこもりやすい空洞を形成する必要がないので、製
作が容易になり、それだけコストの面で有利である。ま
た入浴者の浴槽への出入りが容易になる上、移乗台の上
で体を洗うこともでき、入浴が楽になる。
明によれば、上部体昇降時の抵抗となるパッキングで上
部体と下部体とを水密にした従来の伸縮式浴槽と違っ
て、パッキングを有せず、したがって上部体を円滑に昇
降させることができる。また従来の伸縮式浴槽と違って
湿気がこもりやすい空洞を形成する必要がないので、製
作が容易になり、それだけコストの面で有利である。ま
た入浴者の浴槽への出入りが容易になる上、移乗台の上
で体を洗うこともでき、入浴が楽になる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】請求項1又は2記載の伸縮式浴槽におい
て、胴体を、ゴム若しくはこれと同効材料で製造された
環状の複数の中空部材を連通孔で互いに連通して一体に
積み重ねた構成とし、下部体の口部のフランジと、上部
体の下側の口部のフランジとの間に設けることもでき
る。
て、胴体を、ゴム若しくはこれと同効材料で製造された
環状の複数の中空部材を連通孔で互いに連通して一体に
積み重ねた構成とし、下部体の口部のフランジと、上部
体の下側の口部のフランジとの間に設けることもでき
る。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、移乗台の下に、上下部材を有する
シリンダ等の昇降手段を設けると、移乗台の下の空間が
有効に活用されることとなり、全体がコンパクトにまと
まるので、設置や輸送等がしやすくなる。請求項1ない
し4のいずれか1つに記載の伸縮式浴槽において、移乗
台は、入浴者の出入側に突き出した入浴者の座面を持っ
ていると、入浴者の浴槽への出入りが一層容易になる。
伸縮式浴槽において、移乗台の下に、上下部材を有する
シリンダ等の昇降手段を設けると、移乗台の下の空間が
有効に活用されることとなり、全体がコンパクトにまと
まるので、設置や輸送等がしやすくなる。請求項1ない
し4のいずれか1つに記載の伸縮式浴槽において、移乗
台は、入浴者の出入側に突き出した入浴者の座面を持っ
ていると、入浴者の浴槽への出入りが一層容易になる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】請求項1ないし6のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体の互いに向き合う左右の側
壁の間に、入浴者が腰をおろす椅子側の前面と上面とを
開放して平面形状をコ字状とされ上記椅子に腰をおろし
た入浴者が足をのせるフットプレートを、前後に調節可
能に設けた構成とすると、入浴者が足を滑らせて湯中に
水没するような事態を防ぐことができる上、入浴者の下
肢が伸長中の胴体に触れて持ち上げられたり、縮小中の
胴体に挟まれたりするのをフットプレートによって防ぐ
ことができる。
伸縮式浴槽において、下部体の互いに向き合う左右の側
壁の間に、入浴者が腰をおろす椅子側の前面と上面とを
開放して平面形状をコ字状とされ上記椅子に腰をおろし
た入浴者が足をのせるフットプレートを、前後に調節可
能に設けた構成とすると、入浴者が足を滑らせて湯中に
水没するような事態を防ぐことができる上、入浴者の下
肢が伸長中の胴体に触れて持ち上げられたり、縮小中の
胴体に挟まれたりするのをフットプレートによって防ぐ
ことができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】 座面を持つ移乗台が槽縁の一部分に連設され
ている平面形状が長四角形状の上部体の出入側の1つの
隅部を示す平面図である。
ている平面形状が長四角形状の上部体の出入側の1つの
隅部を示す平面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 底部を有する下部体の側壁に、上部体の
側壁が昇降自在に、かつ水密に取り付けられ、上記上部
体に該上部体を昇降させる昇降手段が付設された伸縮式
浴槽において、 下部体の側壁に、上部体の側壁が、上下に伸縮自在な胴
体を介して取り付けられたことを特徴とする伸縮式浴
槽。 - 【請求項2】 胴体は、流体供給源から供給された流体
の圧入により膨張させられて上方に伸長し、昇降手段を
兼ねて上部体を上昇させる中空体から成ることを特徴と
する請求項1記載の伸縮式浴槽。 - 【請求項3】 上部体の槽縁の一部分に移乗台が連設さ
れたことを特徴とする請求項1又は2記載の伸縮式浴
槽。 - 【請求項4】 移乗台の下に、上下部材を有するシリン
ダ等の昇降手段が設けられたことを特徴とする請求項3
記載の伸縮式浴槽。 - 【請求項5】 移乗台の出入側に入浴者が腰を下ろす座
面が形成されたことを特徴とする請求項3又は4記載の
伸縮式浴槽。 - 【請求項6】 上部体又は下部体側の部材の少なくとも
一方に、上部体の高さを示す目盛が付されたことを特徴
とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の伸縮式
浴槽。 - 【請求項7】 下部体に、入浴者が足をのせるフットプ
レートが設けられたことを特徴とする請求項1ないし6
のいずれか1つに記載の伸縮式浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064116A JP3044038B1 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 伸縮式浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064116A JP3044038B1 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 伸縮式浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3044038B1 JP3044038B1 (ja) | 2000-05-22 |
| JP2000254191A true JP2000254191A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13248788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11064116A Expired - Lifetime JP3044038B1 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 伸縮式浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3044038B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102147268B1 (ko) * | 2019-02-25 | 2020-08-24 | 박상래 | 다목적 목욕장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114010086B (zh) * | 2021-10-27 | 2023-07-11 | 宁波沃腾玛尔洁具有限公司 | 一种家用智能卫浴浴缸 |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11064116A patent/JP3044038B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102147268B1 (ko) * | 2019-02-25 | 2020-08-24 | 박상래 | 다목적 목욕장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3044038B1 (ja) | 2000-05-22 |
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