JP2000254192A - 伸縮式浴槽 - Google Patents
伸縮式浴槽Info
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- JP2000254192A JP2000254192A JP11064117A JP6411799A JP2000254192A JP 2000254192 A JP2000254192 A JP 2000254192A JP 11064117 A JP11064117 A JP 11064117A JP 6411799 A JP6411799 A JP 6411799A JP 2000254192 A JP2000254192 A JP 2000254192A
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 浴槽への出入りを容易にする。
【解決手段】 流体を中空シール部材3から排出し、上
部体2を下降させた状態で浴槽Aに出入りする。浴槽A
に入った入浴者は、椅子14に腰かけてフットプレート
4に足をのせる。一方、昇降手段5を作動させて上部体
2を実線のように上昇させ、流体供給源10で中空シー
ル部材3に流体を圧入して膨張させることにより下部体
1に上部体2を水密に固定する。また給湯設備から湯を
浴槽Aに入れる。フットプレート4は、入浴者が足を滑
らせて湯中に沈むのを防ぐ一方、入浴者の下肢が上部体
2に触れるのを防ぐ。
部体2を下降させた状態で浴槽Aに出入りする。浴槽A
に入った入浴者は、椅子14に腰かけてフットプレート
4に足をのせる。一方、昇降手段5を作動させて上部体
2を実線のように上昇させ、流体供給源10で中空シー
ル部材3に流体を圧入して膨張させることにより下部体
1に上部体2を水密に固定する。また給湯設備から湯を
浴槽Aに入れる。フットプレート4は、入浴者が足を滑
らせて湯中に沈むのを防ぐ一方、入浴者の下肢が上部体
2に触れるのを防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人や身体障害者
などの入浴に適した伸縮式浴槽に関する。
などの入浴に適した伸縮式浴槽に関する。
【0002】
【従来の技術】入浴において充分に湯に浸るためには、
当然ながらある程度の水深が必要である。そのため、一
般の浴槽は、底面からの槽縁の高さを高くして充分な水
深が得られるようにしているが、槽縁が高いと浴槽への
出入りがしにくくなる。床を掘り下げて見掛け上の槽縁
の高さを低くし浴槽に入り易くすることが行われている
が、出にくいことには変わりがない。
当然ながらある程度の水深が必要である。そのため、一
般の浴槽は、底面からの槽縁の高さを高くして充分な水
深が得られるようにしているが、槽縁が高いと浴槽への
出入りがしにくくなる。床を掘り下げて見掛け上の槽縁
の高さを低くし浴槽に入り易くすることが行われている
が、出にくいことには変わりがない。
【0003】上記の点は、体力の衰えた老人や身体障害
者において顕著であり、人によっては独りでの入浴がで
きなくなり、また介助を受けるにしても介助者の負担が
大きい。
者において顕著であり、人によっては独りでの入浴がで
きなくなり、また介助を受けるにしても介助者の負担が
大きい。
【0004】そこで、浴槽に入る時と出るときは槽縁を
低くし、入浴中に槽縁を高くして水深を深くすることが
できる、図6に示す伸縮式(昇降式)の浴槽Aaが提案
されている(特開平10−277118号公報)。この
伸縮式浴槽Aaは、底部51aを有する下部体51の側
壁51bに形成された空洞51cに、上部体52の側壁
52bを昇降自在に嵌挿するとともに、油圧シリンダ5
3を設け、その油圧シリンダ53によって上部体52を
自由に昇降させることができるようになっている。符号
54は、パッキングであり、両側壁51b,52bの間
を水密にしている。55は椅子である。
低くし、入浴中に槽縁を高くして水深を深くすることが
できる、図6に示す伸縮式(昇降式)の浴槽Aaが提案
されている(特開平10−277118号公報)。この
伸縮式浴槽Aaは、底部51aを有する下部体51の側
壁51bに形成された空洞51cに、上部体52の側壁
52bを昇降自在に嵌挿するとともに、油圧シリンダ5
3を設け、その油圧シリンダ53によって上部体52を
自由に昇降させることができるようになっている。符号
54は、パッキングであり、両側壁51b,52bの間
を水密にしている。55は椅子である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6の伸縮式浴槽によ
れば、出入りが容易で、しかも水深を深くして湯に充分
に浸ることができる浴槽を得ることができる。しかし、
次のような問題点がある。 (a) 下部体51の側壁51bに空洞51cを形成し
なければならないので、製作に手間がかかり、割高にな
る。 (b) パッキング54の水密性を高めると、上部体5
2の昇降時の抵抗が大きくなって上部体52の動きが悪
くなり、上部体52を昇降し易くすると、漏水を生じ
る。 (c) 空洞51c内に湿気がこもって油圧シリンダ5
3の耐用年数を減じる。 (d) 体の衰えや機能障害の大きい人の浴槽への出入
りが容易でない。
れば、出入りが容易で、しかも水深を深くして湯に充分
に浸ることができる浴槽を得ることができる。しかし、
次のような問題点がある。 (a) 下部体51の側壁51bに空洞51cを形成し
なければならないので、製作に手間がかかり、割高にな
る。 (b) パッキング54の水密性を高めると、上部体5
2の昇降時の抵抗が大きくなって上部体52の動きが悪
くなり、上部体52を昇降し易くすると、漏水を生じ
る。 (c) 空洞51c内に湿気がこもって油圧シリンダ5
3の耐用年数を減じる。 (d) 体の衰えや機能障害の大きい人の浴槽への出入
りが容易でない。
【0006】本発明は、高い水密性が得られる上、上部
体を円滑に昇降させることができる伸縮式浴槽を提供す
ることを目的とする。本発明の他の目的は、上部体の高
さを入浴者の身長や体調等に適合させることが容易で、
体の衰えや機能障害の大きい人でも比較的容易に浴槽に
出入りすることができる伸縮式浴槽を提供することであ
る。
体を円滑に昇降させることができる伸縮式浴槽を提供す
ることを目的とする。本発明の他の目的は、上部体の高
さを入浴者の身長や体調等に適合させることが容易で、
体の衰えや機能障害の大きい人でも比較的容易に浴槽に
出入りすることができる伸縮式浴槽を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記少なくとも1つの目
的を達成するために、請求項1記載の発明は、底部を有
する下部体の側壁に、上部体の側壁が昇降自在に、かつ
水密に取り付けられ、上記上部体に該上部体を昇降させ
る昇降手段が付設された伸縮式浴槽において、下部体の
側壁と上部体の側壁との間に、流体供給源から供給され
た流体の圧入により膨張させられて下部体に上部体を水
密に固定する中空シール部材を、上記両側壁のいずれか
一方に固着して設けた構成とした。
的を達成するために、請求項1記載の発明は、底部を有
する下部体の側壁に、上部体の側壁が昇降自在に、かつ
水密に取り付けられ、上記上部体に該上部体を昇降させ
る昇降手段が付設された伸縮式浴槽において、下部体の
側壁と上部体の側壁との間に、流体供給源から供給され
た流体の圧入により膨張させられて下部体に上部体を水
密に固定する中空シール部材を、上記両側壁のいずれか
一方に固着して設けた構成とした。
【0008】上記の手段では、上部体を昇降手段で上昇
或いは下降させる場合には、中空シール部材を収縮させ
る。したがって、上部体を昇降させる際の中空シール部
材の抵抗が可反的に小さくなる。また、上部体を上昇さ
せて浴槽に湯を満たすときは、流体供給源を作動させて
中空シール部材に空気や水等の流体を圧入し、中空シー
ル部材を膨張させる。これにより、下部体に上部体が水
密に一体に固定され、入浴ができるようになる。
或いは下降させる場合には、中空シール部材を収縮させ
る。したがって、上部体を昇降させる際の中空シール部
材の抵抗が可反的に小さくなる。また、上部体を上昇さ
せて浴槽に湯を満たすときは、流体供給源を作動させて
中空シール部材に空気や水等の流体を圧入し、中空シー
ル部材を膨張させる。これにより、下部体に上部体が水
密に一体に固定され、入浴ができるようになる。
【0009】請求項1記載の伸縮式浴槽において、上部
体の槽縁の一部分に移乗台を連設することが好ましい
(請求項2)。この構成では、入浴者は必要があれば、
移乗台にお尻をのせて浴槽に出入りする。移乗台が大き
い場合は洗い場として利用することができる。
体の槽縁の一部分に移乗台を連設することが好ましい
(請求項2)。この構成では、入浴者は必要があれば、
移乗台にお尻をのせて浴槽に出入りする。移乗台が大き
い場合は洗い場として利用することができる。
【0010】請求項2の伸縮式浴槽において、昇降手段
を移乗台の下に設けることが好ましい(請求項3)。こ
の構成では、移乗台の下の空間が有効に利用され、昇降
手段が移乗台で隠されるようになる。一般的な昇降手段
としては油圧又は空圧シリンダがあるが、回転運動を上
下運動に変換するラック−ピニオンにモータを組み合わ
せた昇降手段や、パンタグラフを利用した昇降手段等を
用いることができる。
を移乗台の下に設けることが好ましい(請求項3)。こ
の構成では、移乗台の下の空間が有効に利用され、昇降
手段が移乗台で隠されるようになる。一般的な昇降手段
としては油圧又は空圧シリンダがあるが、回転運動を上
下運動に変換するラック−ピニオンにモータを組み合わ
せた昇降手段や、パンタグラフを利用した昇降手段等を
用いることができる。
【0011】請求項1ないし3のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、上部体又は下部体側の部材の少な
くとも一方に、上部体の高さを示す目盛を付すことが望
ましい(請求項4)。この構成では、目盛を読むことに
より槽縁の高さを知り、入浴者の身長や体調等に合わせ
る。より高い位置で浴槽に楽に出入りできるようになれ
ば、機能が回復して健常者に近づいたことになるので、
目盛を身体回復の目安とすることができる。
伸縮式浴槽において、上部体又は下部体側の部材の少な
くとも一方に、上部体の高さを示す目盛を付すことが望
ましい(請求項4)。この構成では、目盛を読むことに
より槽縁の高さを知り、入浴者の身長や体調等に合わせ
る。より高い位置で浴槽に楽に出入りできるようになれ
ば、機能が回復して健常者に近づいたことになるので、
目盛を身体回復の目安とすることができる。
【0012】請求項1ないし4のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けることができる(請求項5)。この
構成では、入浴者が足を底面に滑らせて湯中に水没する
ような事態を回避することができる。また、フットプレ
ートに、上部体と下部体に対する下肢の接触防止機能を
持たせることができる。
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けることができる(請求項5)。この
構成では、入浴者が足を底面に滑らせて湯中に水没する
ような事態を回避することができる。また、フットプレ
ートに、上部体と下部体に対する下肢の接触防止機能を
持たせることができる。
【0013】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体の側壁内に上部体の側壁を
嵌挿し、下部体の口部の外周に漏水受けを設けることが
できる(請求項6)。この構成では、下部体と上部体の
間から何等かの事情で湯が漏れるようなことがあって
も、漏水受けがこれを受ける。
伸縮式浴槽において、下部体の側壁内に上部体の側壁を
嵌挿し、下部体の口部の外周に漏水受けを設けることが
できる(請求項6)。この構成では、下部体と上部体の
間から何等かの事情で湯が漏れるようなことがあって
も、漏水受けがこれを受ける。
【0014】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1ないし図5は本発明に係る伸縮式浴槽
の実施の形態を示す。この伸縮式浴槽Aは、下部体1
と、上部体2と、中空シール部材3と、フットプレート
4と、昇降手段5を備えている。
て説明する。図1ないし図5は本発明に係る伸縮式浴槽
の実施の形態を示す。この伸縮式浴槽Aは、下部体1
と、上部体2と、中空シール部材3と、フットプレート
4と、昇降手段5を備えている。
【0015】下部体1は、底部1aと側壁1bとを有す
る。底部1aには排水栓7が嵌め付けられる排水口1c
が形成され、また側壁1bの口部の外周には漏水受け1
dが形成されている。上部体2は、側壁2bの上側の口
部にフランジ状の槽縁2eを形成するとともに、図1で
右側の短辺の槽縁2eに座面2f(図3)を持つ移乗台
2gを、また左側の短辺の槽縁2eにエプロン2aをそ
れぞれ連設し、槽縁2eと座面2fと移乗台2g及びエ
プロン2aの外周にスカート部2h(図1)を垂設して
成り、その側壁2bを下部体1の側壁1bに嵌挿自在と
されている。移乗台2gには手摺18が固定されてい
る。
る。底部1aには排水栓7が嵌め付けられる排水口1c
が形成され、また側壁1bの口部の外周には漏水受け1
dが形成されている。上部体2は、側壁2bの上側の口
部にフランジ状の槽縁2eを形成するとともに、図1で
右側の短辺の槽縁2eに座面2f(図3)を持つ移乗台
2gを、また左側の短辺の槽縁2eにエプロン2aをそ
れぞれ連設し、槽縁2eと座面2fと移乗台2g及びエ
プロン2aの外周にスカート部2h(図1)を垂設して
成り、その側壁2bを下部体1の側壁1bに嵌挿自在と
されている。移乗台2gには手摺18が固定されてい
る。
【0016】ここで、下部体1と上部体2の両側壁1
b,2bの平面形状は、ほぼ同一の長四角形状とされ、
上部体2の移乗台2gは、座面2fを出入側(図1で手
前側、図3で下側)に配して水平に設けられている。ま
た、スカート部2hは、側壁2bを囲み、上部体2の下
降状態において下部体1の底部1a近くまで下がるよう
にされている。
b,2bの平面形状は、ほぼ同一の長四角形状とされ、
上部体2の移乗台2gは、座面2fを出入側(図1で手
前側、図3で下側)に配して水平に設けられている。ま
た、スカート部2hは、側壁2bを囲み、上部体2の下
降状態において下部体1の底部1a近くまで下がるよう
にされている。
【0017】中空シール部材3は、ゴム若しくはこれと
同効材料で製造されており、下部体1の側壁1bと、上
部体2の側壁2bとの間に上部体2の側壁2bに固着し
て設けられている。そして、中空シール部材3の接続管
8には、ブロワやポンプ等の流体供給源10が接続され
ており、中空シール部材3に空気や水等の流体を圧入し
て中空シール部材3を膨張させることにより下部体1と
上部体2の両側壁1b,2bの間を水密にして下部体1
に上部体2を固定し、また圧入流体を排出管11の電動
バルブ12を開けて外部に排出し、中空シール部材3を
収縮させることにより上部体2の固定を解いて上部体2
を下降させることができるようになっている。接続管8
には逆止弁9が設けられている。
同効材料で製造されており、下部体1の側壁1bと、上
部体2の側壁2bとの間に上部体2の側壁2bに固着し
て設けられている。そして、中空シール部材3の接続管
8には、ブロワやポンプ等の流体供給源10が接続され
ており、中空シール部材3に空気や水等の流体を圧入し
て中空シール部材3を膨張させることにより下部体1と
上部体2の両側壁1b,2bの間を水密にして下部体1
に上部体2を固定し、また圧入流体を排出管11の電動
バルブ12を開けて外部に排出し、中空シール部材3を
収縮させることにより上部体2の固定を解いて上部体2
を下降させることができるようになっている。接続管8
には逆止弁9が設けられている。
【0018】フットプレート4は、椅子14に腰をおろ
した入浴者が足をのせるものであり、下部体1の互いに
向き合う左右の側壁1b,1bに設けられたレール1
5,15(図1と図4では1個しか示されていない。)
の間に前後(図1で左右、図4で上下)に調節可能に架
設されている。フットプレート4の平面形状はコ字状と
され、足の滑りを防ぐほか、下肢に対する両側壁1b,
2bの接触を防止するようになっている。
した入浴者が足をのせるものであり、下部体1の互いに
向き合う左右の側壁1b,1bに設けられたレール1
5,15(図1と図4では1個しか示されていない。)
の間に前後(図1で左右、図4で上下)に調節可能に架
設されている。フットプレート4の平面形状はコ字状と
され、足の滑りを防ぐほか、下肢に対する両側壁1b,
2bの接触を防止するようになっている。
【0019】昇降手段5は、上下部材5aを上下させて
上部体2を下部体1に対して昇降させるもので、移乗台
2gの下に配設されている。昇降手段5には、油圧又は
空圧シリンダや、回転運動を直線運動に変えるラック−
ピニオンにモータを組み合わせたもの、或いはパンタグ
ラフを用いたものなどが主に使用されるが、具体的な構
造や種類は任意である。
上部体2を下部体1に対して昇降させるもので、移乗台
2gの下に配設されている。昇降手段5には、油圧又は
空圧シリンダや、回転運動を直線運動に変えるラック−
ピニオンにモータを組み合わせたもの、或いはパンタグ
ラフを用いたものなどが主に使用されるが、具体的な構
造や種類は任意である。
【0020】昇降手段5の左右には、四角形の案内部材
17aに外筒17bを嵌合してローラ17cで上下自在
に案内した案内機構17が配設されている。案内機構1
7,17は、上部体2を水平状態で円滑に昇降させるも
ので、昇降手段5と同じように移乗台2gの下にスカー
ト部2hで覆われて設けられている。なお、図2で右半
分は上部体2の上昇状態、左半分は下降状態をそれぞれ
示す。
17aに外筒17bを嵌合してローラ17cで上下自在
に案内した案内機構17が配設されている。案内機構1
7,17は、上部体2を水平状態で円滑に昇降させるも
ので、昇降手段5と同じように移乗台2gの下にスカー
ト部2hで覆われて設けられている。なお、図2で右半
分は上部体2の上昇状態、左半分は下降状態をそれぞれ
示す。
【0021】下部体1の漏水受け1dの下には、樋13
が嵌着され、漏水受け1dの透孔1fから流れ出た湯を
配管16を通じてポンプ19に流すようになっている。
配管16には、水の流れを検出してポンプ19を作動さ
せるフロースイッチ34が設けられている。
が嵌着され、漏水受け1dの透孔1fから流れ出た湯を
配管16を通じてポンプ19に流すようになっている。
配管16には、水の流れを検出してポンプ19を作動さ
せるフロースイッチ34が設けられている。
【0022】符号20は台板である。台板20は、ねじ
構造の4個以上の水平調節脚21と、面板22とを有
し、床23の上に本伸縮式浴槽Aをほぼ水平に支持して
いる。面板22は、スカート部2hの内側に配設されて
おり、目盛22iを有する。
構造の4個以上の水平調節脚21と、面板22とを有
し、床23の上に本伸縮式浴槽Aをほぼ水平に支持して
いる。面板22は、スカート部2hの内側に配設されて
おり、目盛22iを有する。
【0023】また、符号Bは給湯設備である。給湯設備
Bは、本伸縮式浴槽Aの下部体1に給湯管25で給湯タ
ンク26を接続し、その給湯管25にポンプ27とフィ
ルタ28等を設けて成り、ポンプ27を作動させて湯を
給湯管25を通じて浴槽Aに供給することができるよう
にされている。上部体2には、通常、つまみ30の操作
によって水と湯を単独に或いは混合して出す蛇口31
と、湯が所定量になったことを検知してポンプ27を停
止させるフロートスイッチ32が設けられる。
Bは、本伸縮式浴槽Aの下部体1に給湯管25で給湯タ
ンク26を接続し、その給湯管25にポンプ27とフィ
ルタ28等を設けて成り、ポンプ27を作動させて湯を
給湯管25を通じて浴槽Aに供給することができるよう
にされている。上部体2には、通常、つまみ30の操作
によって水と湯を単独に或いは混合して出す蛇口31
と、湯が所定量になったことを検知してポンプ27を停
止させるフロートスイッチ32が設けられる。
【0024】次に上記の構成とされた本発明に係る伸縮
式浴槽の作用をその使用例とともに説明する。図1の2
点鎖線は上部体2の下降(縮小)状態を示すもので、こ
の状態で入浴者は、例えば座面2fの角部Z(図3)に
斜めに腰を下ろし、両足を上げてそのまま体を図3で時
計回りに回わし、浴槽A内に入る。
式浴槽の作用をその使用例とともに説明する。図1の2
点鎖線は上部体2の下降(縮小)状態を示すもので、こ
の状態で入浴者は、例えば座面2fの角部Z(図3)に
斜めに腰を下ろし、両足を上げてそのまま体を図3で時
計回りに回わし、浴槽A内に入る。
【0025】上記において、座面2fの角部Zは斜めに
なっているため、腰をかけやすく、しかも、部分Zaに
垂直に腰をおろした時の体の回転角θaよりも、角部Z
の場合の体の回転角θは、角部Zに斜めに腰をおろす関
係でかなり小さくてよいので、浴槽Aへの出入りがそれ
だけ容易となる。
なっているため、腰をかけやすく、しかも、部分Zaに
垂直に腰をおろした時の体の回転角θaよりも、角部Z
の場合の体の回転角θは、角部Zに斜めに腰をおろす関
係でかなり小さくてよいので、浴槽Aへの出入りがそれ
だけ容易となる。
【0026】浴槽Aに入った入浴者は、椅子14に腰か
けてフットプレート4に両足をのせる。一方、入浴者が
浴槽Aに入り終ったら、昇降手段5を作動させて上部体
2を図1の実線のように上昇させてから、流体供給源1
0を作動させ、中空シール部材3に流体を圧入して中空
シール部材3を膨張させることにより下部体1と上部体
2の間を水密にして上部体2を下部体1に固定する。次
いで、給湯設備Bのポンプ27を作動させてタンク26
の湯を浴槽Aに入れる。なお、少量の湯を縮小状態の浴
槽Aに前もって入れておく場合もある。中空シール部材
3は、流体の圧入によって膨張し、側壁1b,2bに強
く接しているので、漏水が防止される。
けてフットプレート4に両足をのせる。一方、入浴者が
浴槽Aに入り終ったら、昇降手段5を作動させて上部体
2を図1の実線のように上昇させてから、流体供給源1
0を作動させ、中空シール部材3に流体を圧入して中空
シール部材3を膨張させることにより下部体1と上部体
2の間を水密にして上部体2を下部体1に固定する。次
いで、給湯設備Bのポンプ27を作動させてタンク26
の湯を浴槽Aに入れる。なお、少量の湯を縮小状態の浴
槽Aに前もって入れておく場合もある。中空シール部材
3は、流体の圧入によって膨張し、側壁1b,2bに強
く接しているので、漏水が防止される。
【0027】所定量の湯が浴槽A内に入れられるとフロ
ートスイッチ32が作動してポンプ27を自動的に停止
させる。
ートスイッチ32が作動してポンプ27を自動的に停止
させる。
【0028】入浴が済んだら排水栓7を抜いて湯を排水
口1cから排水し、バルブ12を開いて中空シール部材
3内の流体を外部に排出させることにより中空シール部
材3を収縮させて上部体2の固定を解く。次いで、昇降
手段5を縮小作動させて上部体2を下降させ、浴槽Aを
縮小状態にする。この際、中空シール部材3が小さく収
縮しているので、上部体2が円滑に下降する。上部体2
を途中で止める場合は、スカート部2hに形成された小
窓(基準点)2cに一致した目盛22iから上部体2の
高さを知り、昇降手段5を停止させるとともに、再度流
体供給源10の作動で中空シール部材3を膨張させて上
部体2を固定する。このようにして入浴者は浴槽Aから
出る。移乗台2gは、介助が必要な入浴者の浴槽Aへの
出入りに使用するが、ここで体を洗うこともできる。浴
槽に入浴用リフト等を組み合わせることも可能である。
口1cから排水し、バルブ12を開いて中空シール部材
3内の流体を外部に排出させることにより中空シール部
材3を収縮させて上部体2の固定を解く。次いで、昇降
手段5を縮小作動させて上部体2を下降させ、浴槽Aを
縮小状態にする。この際、中空シール部材3が小さく収
縮しているので、上部体2が円滑に下降する。上部体2
を途中で止める場合は、スカート部2hに形成された小
窓(基準点)2cに一致した目盛22iから上部体2の
高さを知り、昇降手段5を停止させるとともに、再度流
体供給源10の作動で中空シール部材3を膨張させて上
部体2を固定する。このようにして入浴者は浴槽Aから
出る。移乗台2gは、介助が必要な入浴者の浴槽Aへの
出入りに使用するが、ここで体を洗うこともできる。浴
槽に入浴用リフト等を組み合わせることも可能である。
【0029】上記の入浴において、フットプレート4
は、入浴者が足を滑らせて湯中に沈むのを防ぐ一方、入
浴者の下肢が下部体1と上部体2の側壁1b,2bに触
れるのを防ぐ。したがって、上部体2の上昇時に上部体
2に接した下肢が上部体2によって持ち上げられたり、
また上部体2の下降時に下肢が上部体2と下部体1の間
に挟まれたりすることはない。
は、入浴者が足を滑らせて湯中に沈むのを防ぐ一方、入
浴者の下肢が下部体1と上部体2の側壁1b,2bに触
れるのを防ぐ。したがって、上部体2の上昇時に上部体
2に接した下肢が上部体2によって持ち上げられたり、
また上部体2の下降時に下肢が上部体2と下部体1の間
に挟まれたりすることはない。
【0030】浴槽Aの伸縮状態、つまり上部体2の槽縁
2eと移乗台2g及び座面2f等の高さは、前記のよう
に小窓2cに一致した目盛22iを読むことによって知
ることができる。このため、槽縁2e等の高さを入浴者
の身長や体調等に適合させることができる。より高い位
置で浴槽に楽に出入りできるようになれば、健常者に近
づいたことになるので、目盛22iを身体回復のバロメ
ータに利用して励みとし自立意欲を促すことができる。
したがって、在宅復帰への入浴訓練等に使用する施設用
個別浴槽として好適である。目盛22iはスカート部2
hに付けてもよい。
2eと移乗台2g及び座面2f等の高さは、前記のよう
に小窓2cに一致した目盛22iを読むことによって知
ることができる。このため、槽縁2e等の高さを入浴者
の身長や体調等に適合させることができる。より高い位
置で浴槽に楽に出入りできるようになれば、健常者に近
づいたことになるので、目盛22iを身体回復のバロメ
ータに利用して励みとし自立意欲を促すことができる。
したがって、在宅復帰への入浴訓練等に使用する施設用
個別浴槽として好適である。目盛22iはスカート部2
hに付けてもよい。
【0031】上部体2のスカート部2hは、面板22の
内側に設ける場合もある。移乗台2gと座面2f及びエ
プロン2aの形状や大きさ、或いは位置等は図のものに
限られるものではなく、それを設けないことも含めて種
々設計変更することができる。蛇口31と給湯設備Bの
いずれか一方を省くことができ、また給湯タンク26を
内蔵式とすることができる。
内側に設ける場合もある。移乗台2gと座面2f及びエ
プロン2aの形状や大きさ、或いは位置等は図のものに
限られるものではなく、それを設けないことも含めて種
々設計変更することができる。蛇口31と給湯設備Bの
いずれか一方を省くことができ、また給湯タンク26を
内蔵式とすることができる。
【0032】図1の下部体1と上部体2の側壁1b,2
bは、いずれも下窄り状とされ、上部体2に中空シール
部材3が固着されているが、側壁1b,2bを鉛直に形
成したり、中空シール部材3を下部体2に固着すること
ができる。
bは、いずれも下窄り状とされ、上部体2に中空シール
部材3が固着されているが、側壁1b,2bを鉛直に形
成したり、中空シール部材3を下部体2に固着すること
ができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、中空シール部材を収縮させて移動抵抗を小
さくした状態で上部体を円滑に昇降させることができ、
また中空シール部材を膨張させて漏水をより完全に防止
することができる。
明によれば、中空シール部材を収縮させて移動抵抗を小
さくした状態で上部体を円滑に昇降させることができ、
また中空シール部材を膨張させて漏水をより完全に防止
することができる。
【0034】請求項1記載の伸縮式浴槽おいて、上部体
の槽縁の一部分に移乗台を連設した場合は、入浴者の浴
槽への出入りが容易になる上、移乗台の上で体を洗うこ
ともでき、入浴が楽になる。
の槽縁の一部分に移乗台を連設した場合は、入浴者の浴
槽への出入りが容易になる上、移乗台の上で体を洗うこ
ともでき、入浴が楽になる。
【0035】請求項2記載の伸縮式浴槽において、昇降
手段を移乗台の下に設けると、移乗台の下の空間が有効
に活用されることとなり、全体がコンパクトに纏るの
で、設置や輸送等がしやすくなる。また、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の伸縮式浴槽において、上部
体又は下部体側の部材の少なくとも一方に、上部体の高
さを示す目盛を付した場合は、目盛を利用して槽縁の高
さを入浴者の身長やその時の体調等に適合させることが
容易になる。したがって、出入り時の槽縁の高さから入
浴者自身が機能回復等を知り、自立意欲を促進すること
ができる。
手段を移乗台の下に設けると、移乗台の下の空間が有効
に活用されることとなり、全体がコンパクトに纏るの
で、設置や輸送等がしやすくなる。また、請求項1ない
し3のいずれか1つに記載の伸縮式浴槽において、上部
体又は下部体側の部材の少なくとも一方に、上部体の高
さを示す目盛を付した場合は、目盛を利用して槽縁の高
さを入浴者の身長やその時の体調等に適合させることが
容易になる。したがって、出入り時の槽縁の高さから入
浴者自身が機能回復等を知り、自立意欲を促進すること
ができる。
【0036】請求項1ないし4のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けた構成とすると、入浴者が足を滑ら
せて湯中に水没するような事態を防ぐことができる上、
入浴者の下肢が上昇中の上部体によって持ち上げられた
り、下降中の上部体と下部体との間に挟まれたりするの
をフットプレートによって防ぐことができるようにな
る。
伸縮式浴槽において、下部体に、入浴者が足をのせるフ
ットプレートを設けた構成とすると、入浴者が足を滑ら
せて湯中に水没するような事態を防ぐことができる上、
入浴者の下肢が上昇中の上部体によって持ち上げられた
り、下降中の上部体と下部体との間に挟まれたりするの
をフットプレートによって防ぐことができるようにな
る。
【0037】請求項1ないし5のいずれか1つに記載の
伸縮式浴槽において、下部体の側壁内に上部体の側壁を
嵌挿し、下部体の口部の外周に漏水受けを設けた場合
は、下部体と上部体の間から何等かの事情で湯が漏れる
ようながあっても、漏水受けが漏れた湯を受けるので、
漏水による様々な支障を防ぐことができる。
伸縮式浴槽において、下部体の側壁内に上部体の側壁を
嵌挿し、下部体の口部の外周に漏水受けを設けた場合
は、下部体と上部体の間から何等かの事情で湯が漏れる
ようながあっても、漏水受けが漏れた湯を受けるので、
漏水による様々な支障を防ぐことができる。
【図1】 本発明に係る伸縮式浴槽の実施の形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】 図1の伸縮式浴槽の昇降手段と案内機構を示
す図である。
す図である。
【図3】 図1の伸縮式浴槽の移乗台と座面等の関係を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図4】 図1の伸縮式浴槽のフットプレートの平面図
である。
である。
【図5】 図1の伸縮式浴槽と給湯設備の関係を示す図
である。
である。
【図6】 従来の伸縮式浴槽の断面図である。
1 下部体 1a 底部 1b,2b 側壁 2 上部体 2e 槽縁 2g 移乗台 3 中空シール部材 4 フットプレート 5 昇降手段 5a 上下部材 10 流体供給源 22i 目盛 A 伸縮式浴槽
Claims (6)
- 【請求項1】 底部を有する下部体の側壁に、上部体の
側壁が昇降自在に、かつ水密に取り付けられ、上記上部
体に該上部体を昇降させる昇降手段が付設された伸縮式
浴槽において、 下部体の側壁と上部体の側壁との間に、流体供給源から
供給された流体の圧入により膨張させられて下部体に上
部体を水密に固定する中空シール部材が、上記両側壁の
いずれか一方に固着して設けられたことを特徴とする伸
縮式浴槽。 - 【請求項2】 上部体の槽縁の一部分に移乗台が連設さ
れたことを特徴とする請求項1記載の伸縮式浴槽。 - 【請求項3】 昇降手段は移乗台の下に設けられたこと
を特徴とする請求項2記載の伸縮式浴槽。 - 【請求項4】 上部体又は下部体側の部材の少なくとも
一方に、上部体の高さを示す目盛が付されたことを特徴
とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の伸縮式
浴槽。 - 【請求項5】 下部体に、入浴者が足をのせるフットプ
レートが設けられたことを特徴とする請求項1ないし4
のいずれか1つに記載の伸縮式浴槽。 - 【請求項6】 下部体の側壁内に上部体の側壁が嵌挿さ
れ、下部体の口部の外周に漏水受けが設けられたことを
特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の伸
縮式浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064117A JP3037681B1 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 伸縮式浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064117A JP3037681B1 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 伸縮式浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3037681B1 JP3037681B1 (ja) | 2000-04-24 |
| JP2000254192A true JP2000254192A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13248816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11064117A Expired - Fee Related JP3037681B1 (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 伸縮式浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3037681B1 (ja) |
-
1999
- 1999-03-10 JP JP11064117A patent/JP3037681B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3037681B1 (ja) | 2000-04-24 |
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Legal Events
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