JP2000254660A - 工場排水のリンの除去方法 - Google Patents
工場排水のリンの除去方法Info
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- JP2000254660A JP2000254660A JP11062365A JP6236599A JP2000254660A JP 2000254660 A JP2000254660 A JP 2000254660A JP 11062365 A JP11062365 A JP 11062365A JP 6236599 A JP6236599 A JP 6236599A JP 2000254660 A JP2000254660 A JP 2000254660A
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
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- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製油工場等からの有機性排水の脱リン処理を
適正な塩化第2鉄の添加量で、しかも完全なリン分の凝
集沈澱除去を行なうことで、排水処理施設のランニング
コストの低減が達成可能な工場排水のリンの除去方法の
提供。 【解決手段】 工場から排出されるリン濃度が全リン成
分量で表した場合に100〜600mg/lである排水
中のリンを活性汚泥法で処理した後、塩化第2鉄による
凝集処理を併用し、マグネシウムイオンが50mg/l
以上含まれる条件下で凝集処理を行なってリンをスラッ
ジとして系外へと取り出すことを特徴とする工場排水の
リンの除去方法。
適正な塩化第2鉄の添加量で、しかも完全なリン分の凝
集沈澱除去を行なうことで、排水処理施設のランニング
コストの低減が達成可能な工場排水のリンの除去方法の
提供。 【解決手段】 工場から排出されるリン濃度が全リン成
分量で表した場合に100〜600mg/lである排水
中のリンを活性汚泥法で処理した後、塩化第2鉄による
凝集処理を併用し、マグネシウムイオンが50mg/l
以上含まれる条件下で凝集処理を行なってリンをスラッ
ジとして系外へと取り出すことを特徴とする工場排水の
リンの除去方法。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、工場排水のリンの
除去方法に関する。
除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】湖沼や内湾等の閉鎖的な水域で主として
発生する富栄養化現象は、リンや窒素等の栄養塩類が、
これらの水域に流入・蓄積することと密接に関係してい
る。工場から出される排水中には、多量の有機性汚濁物
質(BODやCODで表されるもの)が含有されている
ため、通常、生物学的にこれらの汚濁物質を分解する活
性汚泥法によって処理されている。この時、工場排水中
に比較的多量に含まれているリン分も上記の生物学的な
処理によって除去される。しかし、活性汚泥法によって
工場排水中の多量のリンを完全に除去することは難し
く、脱リン処理が不充分となって、放流水中のリン濃度
が高くなることが生じ、富栄養化現象を引き起こす恐れ
がある。
発生する富栄養化現象は、リンや窒素等の栄養塩類が、
これらの水域に流入・蓄積することと密接に関係してい
る。工場から出される排水中には、多量の有機性汚濁物
質(BODやCODで表されるもの)が含有されている
ため、通常、生物学的にこれらの汚濁物質を分解する活
性汚泥法によって処理されている。この時、工場排水中
に比較的多量に含まれているリン分も上記の生物学的な
処理によって除去される。しかし、活性汚泥法によって
工場排水中の多量のリンを完全に除去することは難し
く、脱リン処理が不充分となって、放流水中のリン濃度
が高くなることが生じ、富栄養化現象を引き起こす恐れ
がある。
【0003】そこで、工場排水等の浄化処理に際して
は、排水中のリンの除去を更に充分に行なうために、物
理化学的な脱リン法である凝集沈澱法を併用することが
行なわれている。排水中のリンを除去する場合の特徴
は、リンは窒素と異なり大気中に放散される物質ではな
いので、上記したような生物学的或いは物理化学的な方
法のいずれの場合も、リンを不溶性の固体にし、系外に
取り去らなければならない点にある。換言すれば、リン
の除去処理技術は、リン濃度の高い汚泥を効率よく作り
出す技術とも言え、リンを多く含む排水は、大量の汚泥
(スラッジ)を生む。特に、凝集剤の添加量が適正でな
い場合には、凝集剤にかかる費用はもとより、大量のス
ラッジを生むこととなり、その処理に余分なコストがか
かる。従って、最適な条件下で効率のよい凝集処理を行
ない、非水中の脱リンが充分になされ、しかも、スラッ
ジの発生量を抑制することが望まれる。
は、排水中のリンの除去を更に充分に行なうために、物
理化学的な脱リン法である凝集沈澱法を併用することが
行なわれている。排水中のリンを除去する場合の特徴
は、リンは窒素と異なり大気中に放散される物質ではな
いので、上記したような生物学的或いは物理化学的な方
法のいずれの場合も、リンを不溶性の固体にし、系外に
取り去らなければならない点にある。換言すれば、リン
の除去処理技術は、リン濃度の高い汚泥を効率よく作り
出す技術とも言え、リンを多く含む排水は、大量の汚泥
(スラッジ)を生む。特に、凝集剤の添加量が適正でな
い場合には、凝集剤にかかる費用はもとより、大量のス
ラッジを生むこととなり、その処理に余分なコストがか
かる。従って、最適な条件下で効率のよい凝集処理を行
ない、非水中の脱リンが充分になされ、しかも、スラッ
ジの発生量を抑制することが望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、上記した
工場排水の脱リンの際に行なう凝集沈澱法に利用されて
いる一般的な凝集剤として、塩化第2鉄があるが、本発
明者らの検討によれば、塩化第2鉄を凝集剤として使用
して脱リン処理を行なった場合に、例えば、特に、排水
中に硫酸イオンが多く存在していたり、排水の温度が高
いと、処理性が悪化することが分かった。この処理性の
悪化は、必然的に、凝集剤の添加量の増加を招き、この
結果、生成するスラッジの量も多くなり、排水処理にか
かるコストが増大するという問題があった。
工場排水の脱リンの際に行なう凝集沈澱法に利用されて
いる一般的な凝集剤として、塩化第2鉄があるが、本発
明者らの検討によれば、塩化第2鉄を凝集剤として使用
して脱リン処理を行なった場合に、例えば、特に、排水
中に硫酸イオンが多く存在していたり、排水の温度が高
いと、処理性が悪化することが分かった。この処理性の
悪化は、必然的に、凝集剤の添加量の増加を招き、この
結果、生成するスラッジの量も多くなり、排水処理にか
かるコストが増大するという問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、製油工場等から
の有機性排水の脱リン処理を適正な塩化第2鉄の添加量
で、しかも完全なリン分の凝集沈澱除去を行なうこと
で、排水処理施設のランニングコストの低減が達成でき
る工場排水のリンの除去方法を提供することにある。
の有機性排水の脱リン処理を適正な塩化第2鉄の添加量
で、しかも完全なリン分の凝集沈澱除去を行なうこと
で、排水処理施設のランニングコストの低減が達成でき
る工場排水のリンの除去方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、下記の本
発明によって達成される。即ち、本発明は、工場から排
出されるリン濃度が全リン成分量で表した場合に100
〜600mg/lである排水中のリンを活性汚泥法で処
理した後、塩化第2鉄による凝集処理を併用し、マグネ
シウムイオンが50mg/l以上含まれる条件下で凝集
処理を行なってリンをスラッジとして系外へと取り出す
ことを特徴とする工場排水のリンの除去方法である。
発明によって達成される。即ち、本発明は、工場から排
出されるリン濃度が全リン成分量で表した場合に100
〜600mg/lである排水中のリンを活性汚泥法で処
理した後、塩化第2鉄による凝集処理を併用し、マグネ
シウムイオンが50mg/l以上含まれる条件下で凝集
処理を行なってリンをスラッジとして系外へと取り出す
ことを特徴とする工場排水のリンの除去方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の態
様を挙げて本発明を更に詳細に説明する。本発明者ら
は、上記した従来技術の問題点を解消すべく鋭意検討の
結果、従来より行なわれている活性汚泥法に、凝集剤と
して塩化第2鉄による凝集沈澱法を併用した工場排水の
リン処理方法において、凝集処理の際にマグネシウムイ
オンが特定量存在する状態で処理すれば、排水中に比較
的多量に含まれるリンを効率よくスラッジ中へと移行さ
せることができることを知見して本発明に至った。又、
凝集剤である塩化第2鉄の量を、排水中の全リン分に対
して特定の割合になるように制御すれば、排水中に比較
的多量に含まれるリンを効率よくスラッジ中へと移行さ
せることができることも分かった。更に、凝集処理を行
なう際のpH値を最適に制御すれば、排水中に比較的多
量に含まれるリンを効率よくスラッジ中へと移行させる
ことができることも分かった。本発明の工場排水のリン
の除去方法は、特に、温度が高く、しかも硫酸イオンを
多く含む排水について、著しい効果があることを確認で
きた。
様を挙げて本発明を更に詳細に説明する。本発明者ら
は、上記した従来技術の問題点を解消すべく鋭意検討の
結果、従来より行なわれている活性汚泥法に、凝集剤と
して塩化第2鉄による凝集沈澱法を併用した工場排水の
リン処理方法において、凝集処理の際にマグネシウムイ
オンが特定量存在する状態で処理すれば、排水中に比較
的多量に含まれるリンを効率よくスラッジ中へと移行さ
せることができることを知見して本発明に至った。又、
凝集剤である塩化第2鉄の量を、排水中の全リン分に対
して特定の割合になるように制御すれば、排水中に比較
的多量に含まれるリンを効率よくスラッジ中へと移行さ
せることができることも分かった。更に、凝集処理を行
なう際のpH値を最適に制御すれば、排水中に比較的多
量に含まれるリンを効率よくスラッジ中へと移行させる
ことができることも分かった。本発明の工場排水のリン
の除去方法は、特に、温度が高く、しかも硫酸イオンを
多く含む排水について、著しい効果があることを確認で
きた。
【0008】本発明者らは、100〜600mg/lの
リン分を含む排水中に対して、リン除去性能に優れる塩
化第2鉄の添加割合について検討した結果、排水中の全
リン成分量(T−P)に対する塩化第2鉄(FeC
l3)の比で表した場合に、FeCl3/T−Pの値が、
3.0〜8.0の範囲、より好ましくは、4.0〜6.
5の範囲にある場合に、最適な処理が可能であることが
分かった。即ち、このようにすれば、排水中の脱リンが
充分になされ、しかも、スラッジの発生量を抑制でき、
効率のよい処理が可能となる。
リン分を含む排水中に対して、リン除去性能に優れる塩
化第2鉄の添加割合について検討した結果、排水中の全
リン成分量(T−P)に対する塩化第2鉄(FeC
l3)の比で表した場合に、FeCl3/T−Pの値が、
3.0〜8.0の範囲、より好ましくは、4.0〜6.
5の範囲にある場合に、最適な処理が可能であることが
分かった。即ち、このようにすれば、排水中の脱リンが
充分になされ、しかも、スラッジの発生量を抑制でき、
効率のよい処理が可能となる。
【0009】又、凝集処理条件について、更に詳細な検
討を行なった結果、凝集処理の際の排水を、pH値が
3.0〜7.0で、更に好ましくは、4.0〜6.0の
値となるように調整して凝集処理を行なえば、処理効率
を向上できることが分かった。更に、製油工場排水のよ
うに、水温が常温よりも高い排水、例えば、30℃以上
の排水は、凝集処理効率がよいが、更に、処理する排水
のpH値を上記のように制御することが有効であった。
討を行なった結果、凝集処理の際の排水を、pH値が
3.0〜7.0で、更に好ましくは、4.0〜6.0の
値となるように調整して凝集処理を行なえば、処理効率
を向上できることが分かった。更に、製油工場排水のよ
うに、水温が常温よりも高い排水、例えば、30℃以上
の排水は、凝集処理効率がよいが、更に、処理する排水
のpH値を上記のように制御することが有効であった。
【0010】更に検討を進めた結果、上記のように排水
の温度が30℃以上と高く、しかも硫酸イオンが多く含
まれている製油工場等からの排水においては、塩化第2
鉄を凝集剤に使用して処理した場合に、処理性の悪化が
著しく、効率のよい凝集処理が難しいことが分かった。
そこで、この場合に最適な凝集処理条件について種々検
討した結果、排水中に存在するマグネシウムイオンの量
を制御することによって、処理効率を格段に向上させる
ことが可能となることが分かった。即ち、排水中に存在
するマグネシウムイオンの量を50mg/l以上とした
条件下で凝集処理を行なえば、処理効率を向上させるこ
とができる。この場合に、マグネシウムイオンの量は、
排水中に50mg/l以上の濃度で含まれていればよ
く、多過ぎると経済性を損なうことになるので1,00
0mg/l以下の範囲で添加することが好ましい。マグ
ネシウムイオンを添加して凝集処理を行なう場合には、
排水中にマグネシウムイオンを含む薬剤を相当量添加し
ても勿論よいが、経済的な処理を行なう手段としては、
排水に海水を混入させ、海水中のマグネシウムイオンを
有効利用することが好ましい。薬剤としては、例えば、
塩化マグネシウム等を用いればよい。又、この際に水酸
化マグネシウムを用いれば、同時に、処理する排水のp
H調整を行なうことができる。
の温度が30℃以上と高く、しかも硫酸イオンが多く含
まれている製油工場等からの排水においては、塩化第2
鉄を凝集剤に使用して処理した場合に、処理性の悪化が
著しく、効率のよい凝集処理が難しいことが分かった。
そこで、この場合に最適な凝集処理条件について種々検
討した結果、排水中に存在するマグネシウムイオンの量
を制御することによって、処理効率を格段に向上させる
ことが可能となることが分かった。即ち、排水中に存在
するマグネシウムイオンの量を50mg/l以上とした
条件下で凝集処理を行なえば、処理効率を向上させるこ
とができる。この場合に、マグネシウムイオンの量は、
排水中に50mg/l以上の濃度で含まれていればよ
く、多過ぎると経済性を損なうことになるので1,00
0mg/l以下の範囲で添加することが好ましい。マグ
ネシウムイオンを添加して凝集処理を行なう場合には、
排水中にマグネシウムイオンを含む薬剤を相当量添加し
ても勿論よいが、経済的な処理を行なう手段としては、
排水に海水を混入させ、海水中のマグネシウムイオンを
有効利用することが好ましい。薬剤としては、例えば、
塩化マグネシウム等を用いればよい。又、この際に水酸
化マグネシウムを用いれば、同時に、処理する排水のp
H調整を行なうことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を挙げて本
発明を更に具体的に説明する。図1に示したフローに従
って建設した500リットル/day規模のパイロット
プラントを使用して、下記の表1に示した製油工場排水
(原水)の活性汚泥処理及び塩化第2鉄による凝集処理
をして脱リン操作を行った。先ず、表1に記載した組成
を有する原水を、BOD負荷量0.3kg/m3、HR
T3.0日の運転条件で活性汚泥処理を行った。処理後
に得られた処理水の組成を調べたところ表1に示したよ
うであり、高いリン濃度を有していた。このようにして
得られた活性泥処理水について脱リン処理を行なった。
発明を更に具体的に説明する。図1に示したフローに従
って建設した500リットル/day規模のパイロット
プラントを使用して、下記の表1に示した製油工場排水
(原水)の活性汚泥処理及び塩化第2鉄による凝集処理
をして脱リン操作を行った。先ず、表1に記載した組成
を有する原水を、BOD負荷量0.3kg/m3、HR
T3.0日の運転条件で活性汚泥処理を行った。処理後
に得られた処理水の組成を調べたところ表1に示したよ
うであり、高いリン濃度を有していた。このようにして
得られた活性泥処理水について脱リン処理を行なった。
【0012】
【表1】表1:原水及び処理水性状(製油工場排水)
【0013】実施例1 上記した活性泥処理水(170L/日)を脱リン装置に
導入し、脱リンを行った。脱リン処理装置では、生物処
理水を6リットルの混合槽に導入し、塩化第2鉄を、全
リン成分に対してFeCl3/T−P=5.0になるよ
う添加した。更に、マグネシウムイオン量が500mg
/lの割合になるように、MgCl2・6H2Oを添加し
てよく混合させた。続いて、これを18リットルの反応
槽に導入し、25%水酸化ナトリウム溶液によってpH
が6.0、排水の温度が25℃になるように調整して脱
リン処理を行った。処理後、続く18リットルの凝集槽
に導入し、ここで高分子凝集剤を約1mg/lになるよ
う添加し、フロック化を行った。その後、沈澱槽におい
て、フロック化した凝集スラッジと処理水とを重力沈澱
により分離したものを最終処理水とした。この処理水に
ついてリン濃度を測定し、その結果を表2に示した。表
2から明らかなように、処理水中のリン濃度は2.0m
g/l以下であり、充分な脱リン処理が行なわれてい
た。
導入し、脱リンを行った。脱リン処理装置では、生物処
理水を6リットルの混合槽に導入し、塩化第2鉄を、全
リン成分に対してFeCl3/T−P=5.0になるよ
う添加した。更に、マグネシウムイオン量が500mg
/lの割合になるように、MgCl2・6H2Oを添加し
てよく混合させた。続いて、これを18リットルの反応
槽に導入し、25%水酸化ナトリウム溶液によってpH
が6.0、排水の温度が25℃になるように調整して脱
リン処理を行った。処理後、続く18リットルの凝集槽
に導入し、ここで高分子凝集剤を約1mg/lになるよ
う添加し、フロック化を行った。その後、沈澱槽におい
て、フロック化した凝集スラッジと処理水とを重力沈澱
により分離したものを最終処理水とした。この処理水に
ついてリン濃度を測定し、その結果を表2に示した。表
2から明らかなように、処理水中のリン濃度は2.0m
g/l以下であり、充分な脱リン処理が行なわれてい
た。
【0014】実施例2 脱リン処理の際の排水の温度を35℃とした以外は、実
施例1と同様にして脱リン処理を行なった。又、同様
に、処理水のリン濃度を測定した結果、表2に示したよ
うに、実施例1と同様に良好であった。
施例1と同様にして脱リン処理を行なった。又、同様
に、処理水のリン濃度を測定した結果、表2に示したよ
うに、実施例1と同様に良好であった。
【表2】表2:実施例の処理条件及び処理水のリン濃度
【0015】比較例1〜6 表3に示した条件で脱リン処理する以外は、実施例と同
様の試験を行った。その結果、実施例の場合と比較し
て、処理水のリン濃度が高かった。実施例の場合と同様
に、処理水のリン濃度を2mg/l以下にするために
は、塩化第2鉄の添加量を増やし、FeCl3/T−P
の値が9.0以上となるまで大量に添加する必要がある
ことが分かった。
様の試験を行った。その結果、実施例の場合と比較し
て、処理水のリン濃度が高かった。実施例の場合と同様
に、処理水のリン濃度を2mg/l以下にするために
は、塩化第2鉄の添加量を増やし、FeCl3/T−P
の値が9.0以上となるまで大量に添加する必要がある
ことが分かった。
【0016】
【表3】表3:比較例の処理条件及び処理水のリン濃度
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リン分を比較的多量に含む工場排水を処理した場合に、
脱リン効率に優れ、処理水を放流した場合に富栄養化現
象が生じることなく、排水処理施設のランニングコスト
の低減の達成が可能な工場排水のリンの除去方法が提供
される。更に、本発明によれば、リン分を比較的多量に
含み、しかも、排水の温度が高く、且つ、硫酸イオンの
濃度の高い排水は、塩化第2鉄によって凝集処理する場
合に処理効率が悪かったが、かかる排水についても上記
の優れた効果が得られる工場排水のリンの除去方法が提
供される。
リン分を比較的多量に含む工場排水を処理した場合に、
脱リン効率に優れ、処理水を放流した場合に富栄養化現
象が生じることなく、排水処理施設のランニングコスト
の低減の達成が可能な工場排水のリンの除去方法が提供
される。更に、本発明によれば、リン分を比較的多量に
含み、しかも、排水の温度が高く、且つ、硫酸イオンの
濃度の高い排水は、塩化第2鉄によって凝集処理する場
合に処理効率が悪かったが、かかる排水についても上記
の優れた効果が得られる工場排水のリンの除去方法が提
供される。
【図1】本発明の工場排水のリンの除去方法の一例の処
理フローである。
理フローである。
Claims (3)
- 【請求項1】 工場から排出されるリン濃度が全リン成
分量で表した場合に100〜600mg/lである排水
中のリンを活性汚泥法で処理した後、塩化第2鉄による
凝集処理を併用し、マグネシウムイオンが50mg/l
以上含まれる条件下で凝集処理を行なってリンをスラッ
ジとして系外へと取り出すことを特徴とする工場排水の
リンの除去方法。 - 【請求項2】 塩化第2鉄の添加量が、塩化第2鉄量/
全リン成分量=3.0〜8.0となる条件で凝集処理を
行なう請求項1に記載の工場排水のリンの除去方法。 - 【請求項3】 塩化第2鉄による凝集処理を、pH3.
0〜7.0の条件下で行なう請求項1又は請求項2に記
載の工場排水のリンの除去方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11062365A JP2000254660A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 工場排水のリンの除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11062365A JP2000254660A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 工場排水のリンの除去方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000254660A true JP2000254660A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13198031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11062365A Pending JP2000254660A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 工場排水のリンの除去方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000254660A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002233887A (ja) * | 2001-02-09 | 2002-08-20 | Shinko Pantec Co Ltd | 有機性廃水の処理方法および有機性廃水処理装置 |
| WO2004106233A3 (en) * | 2003-05-27 | 2005-02-17 | Glenn Springs Holdings Inc | A process for recovering phosphorus from phosphorous production sludge |
| JP2007260556A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Kurita Water Ind Ltd | リン酸含有排水の処理方法及び処理装置 |
| CN105645546A (zh) * | 2016-03-30 | 2016-06-08 | 南京工业大学 | 一种高效乳化油废水专用混凝剂及其制备方法 |
| CN105645538A (zh) * | 2016-01-17 | 2016-06-08 | 济南大学 | 一种利用废弃暖贴制备聚合酸离子铁类絮凝剂 |
| CN105668733A (zh) * | 2016-01-17 | 2016-06-15 | 济南大学 | 一种利用废弃暖贴制备聚合铁盐类絮凝剂 |
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-
1999
- 1999-03-09 JP JP11062365A patent/JP2000254660A/ja active Pending
Cited By (10)
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