JP2000254774A - 異材溶接方法および水素改質装置の管路部材交換方法 - Google Patents
異材溶接方法および水素改質装置の管路部材交換方法Info
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溶接部に溶接割れが生じることなく、かつ、
溶接後における溶接部の信頼性が高い異材溶接方法、お
よび交換作業が容易で、工期が短期間で済み、かつ、交
換後における溶接部の信頼性が高い水素改質装置の管路
部材交換方法を提供するものである。 【解決手段】 水素ガス雰囲気中で長期間供用されたC
r−Mo−Fe系耐熱鋼材10に、新たなNi−Cr−
Fe系耐熱合金材9aを溶接して接続する異材溶接方法
において、上記Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材10の接続
部近傍を加熱して脱水素処理を施した後、そのCr−M
o−Fe系耐熱鋼材10の接続端にNi−Cr−Fe系
溶材23を用いて肉盛り溶接を行い、その後、その肉盛
溶接部24と上記Ni−Cr−Fe系耐熱合金材9aの
接続端とを突合わせ、Ni−Cr−Fe系溶材23を用
いて突合せ溶接するものである。
溶接後における溶接部の信頼性が高い異材溶接方法、お
よび交換作業が容易で、工期が短期間で済み、かつ、交
換後における溶接部の信頼性が高い水素改質装置の管路
部材交換方法を提供するものである。 【解決手段】 水素ガス雰囲気中で長期間供用されたC
r−Mo−Fe系耐熱鋼材10に、新たなNi−Cr−
Fe系耐熱合金材9aを溶接して接続する異材溶接方法
において、上記Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材10の接続
部近傍を加熱して脱水素処理を施した後、そのCr−M
o−Fe系耐熱鋼材10の接続端にNi−Cr−Fe系
溶材23を用いて肉盛り溶接を行い、その後、その肉盛
溶接部24と上記Ni−Cr−Fe系耐熱合金材9aの
接続端とを突合わせ、Ni−Cr−Fe系溶材23を用
いて突合せ溶接するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異材溶接方法およ
び水素改質装置の管路部材交換方法に係り、特に、水素
改質装置の管路部材と熱交換器の導入側ノズルとの異材
溶接方法および長期間供用された水素改質装置の管路部
材を交換する方法に関するものである。
び水素改質装置の管路部材交換方法に係り、特に、水素
改質装置の管路部材と熱交換器の導入側ノズルとの異材
溶接方法および長期間供用された水素改質装置の管路部
材を交換する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】触媒変換方式による水素ガス製造装置に
おける製造工程は、脱硫工程、改質工程、変成工程、お
よび脱炭酸工程の4工程にわかれている。この内、改質
を行う水素改質装置は、500〜550℃の温度、約2
0kgf/cm2 (約2MPa)の圧力で導入されたナ
フサなどの原料ガスおよび水蒸気を、改質炉内で更に高
温に加熱して水素ガス(不純物を含む)に改質するもの
である。
おける製造工程は、脱硫工程、改質工程、変成工程、お
よび脱炭酸工程の4工程にわかれている。この内、改質
を行う水素改質装置は、500〜550℃の温度、約2
0kgf/cm2 (約2MPa)の圧力で導入されたナ
フサなどの原料ガスおよび水蒸気を、改質炉内で更に高
温に加熱して水素ガス(不純物を含む)に改質するもの
である。
【0003】一般的な水素改質装置1は、図2、図3に
示すように、原料ガスG1 を供給するための原料ガス供
給管2と、原料ガス供給管2と接続される入口マニホー
ルド4と、改質炉外殻5内に垂直に設けられ、かつ、入
口マニホールド4に入口ピグテール6を介して接続され
る多数本(実際には100〜200本(図3中では15
本のみ図示))の反応管7と、各反応管7に出口ピグテ
ール8を介して接続される出口マニホールド9と、出口
マニホールド9と導入側ノズル10を介して接続される
熱交換器11とで構成されている。尚、各反応管7内に
は、水素改質触媒(図示せず)が充填されている。
示すように、原料ガスG1 を供給するための原料ガス供
給管2と、原料ガス供給管2と接続される入口マニホー
ルド4と、改質炉外殻5内に垂直に設けられ、かつ、入
口マニホールド4に入口ピグテール6を介して接続され
る多数本(実際には100〜200本(図3中では15
本のみ図示))の反応管7と、各反応管7に出口ピグテ
ール8を介して接続される出口マニホールド9と、出口
マニホールド9と導入側ノズル10を介して接続される
熱交換器11とで構成されている。尚、各反応管7内に
は、水素改質触媒(図示せず)が充填されている。
【0004】ここで、原料ガス供給管2には水蒸気Sを
供給するための水蒸気供給管3が接続されている。ま
た、入口マニホールド4における原料ガス供給管2との
接続部および出口マニホールドにおける導入側ノズル1
0との接続部には、それぞれレジューサ4a,9aが形
成されている。さらに、改質炉外殻5内には、所定の箇
所に、各反応管7を加熱するためのバーナ12が設けら
れている。
供給するための水蒸気供給管3が接続されている。ま
た、入口マニホールド4における原料ガス供給管2との
接続部および出口マニホールドにおける導入側ノズル1
0との接続部には、それぞれレジューサ4a,9aが形
成されている。さらに、改質炉外殻5内には、所定の箇
所に、各反応管7を加熱するためのバーナ12が設けら
れている。
【0005】各反応管7内で改質・製造された水素ガス
G2 は900〜950℃の高温となっているため、製造
直後の高温の水素ガスG2 に晒される出口マニホールド
9及びそのレジューサ部9aは、Ni−Cr−Fe系耐
熱合金(例えば、Incoloy 800 (JIS 規格 NCF800 )等
;以下、Fe基超合金と呼ぶ)で構成されている。し
かし、Fe基超合金は非常に高価な材料であるため、同
じく高温(800〜850℃)の水素ガスG2 に晒され
る熱交換器11の導入側ノズル10は、550℃以下の
温度で使用される安価なCr−Mo鋼(Cr−Mo−F
e系耐熱鋼)からなる管の内側に、ポーラス状のキャス
タブルを内張りして形成している。
G2 は900〜950℃の高温となっているため、製造
直後の高温の水素ガスG2 に晒される出口マニホールド
9及びそのレジューサ部9aは、Ni−Cr−Fe系耐
熱合金(例えば、Incoloy 800 (JIS 規格 NCF800 )等
;以下、Fe基超合金と呼ぶ)で構成されている。し
かし、Fe基超合金は非常に高価な材料であるため、同
じく高温(800〜850℃)の水素ガスG2 に晒され
る熱交換器11の導入側ノズル10は、550℃以下の
温度で使用される安価なCr−Mo鋼(Cr−Mo−F
e系耐熱鋼)からなる管の内側に、ポーラス状のキャス
タブルを内張りして形成している。
【0006】この水素改質装置1を長期間(例えば、1
0年程度)に亘って使用していると、バーナ12で加熱
される反応管7および高温の水素ガスG2 に晒される出
口マニホールド9などの構成材が劣化してくるため、水
素改質装置1における管路部材(入口マニホールド4、
反応管7、出口マニホールド9)20の交換を行う。こ
の場合、原料ガス供給管2と入口マニホールド4のレジ
ューサ部(導入口;以下、入口レジューサと呼ぶ)4a
との接合部および出口マニホールド9のレジューサ部
(抜出口;以下、出口レジューサと呼ぶ)9aと導入側
ノズル10との接合部を切り離し、水素改質装置1にお
ける管路部材20全体の交換を行っている。
0年程度)に亘って使用していると、バーナ12で加熱
される反応管7および高温の水素ガスG2 に晒される出
口マニホールド9などの構成材が劣化してくるため、水
素改質装置1における管路部材(入口マニホールド4、
反応管7、出口マニホールド9)20の交換を行う。こ
の場合、原料ガス供給管2と入口マニホールド4のレジ
ューサ部(導入口;以下、入口レジューサと呼ぶ)4a
との接合部および出口マニホールド9のレジューサ部
(抜出口;以下、出口レジューサと呼ぶ)9aと導入側
ノズル10との接合部を切り離し、水素改質装置1にお
ける管路部材20全体の交換を行っている。
【0007】その後、新たな管路部材(図示せず)を改
質炉外殻5に組み込むと共に、原料ガス供給管2と入口
レジューサ4aとの突合わせ溶接および出口レジューサ
9aと導入側ノズル10との突合わせ溶接を行う。
質炉外殻5に組み込むと共に、原料ガス供給管2と入口
レジューサ4aとの突合わせ溶接および出口レジューサ
9aと導入側ノズル10との突合わせ溶接を行う。
【0008】この時、管路部材20の交換は、既存設備
に対して、すなわち、現地での作業となるため、交換作
業が容易であると共に、交換のための工期はできるだけ
短いことが好ましい。また、管路部材20および導入側
ノズル10には水素ガスG2が流れることから、出口レ
ジューサ9aと導入側ノズル10との溶接は確実に行わ
なければならない。
に対して、すなわち、現地での作業となるため、交換作
業が容易であると共に、交換のための工期はできるだけ
短いことが好ましい。また、管路部材20および導入側
ノズル10には水素ガスG2が流れることから、出口レ
ジューサ9aと導入側ノズル10との溶接は確実に行わ
なければならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、出口レ
ジューサ9aと導入側ノズル10との溶接は異材溶接と
なるため、以下に述べる問題が生じる。
ジューサ9aと導入側ノズル10との溶接は異材溶接と
なるため、以下に述べる問題が生じる。
【0010】 Cr−Mo鋼からなる導入側ノズル1
0は、長期間、高温の水素ガスG2 雰囲気に晒されてい
たため、水素脆性および焼戻し脆化(475℃脆性)が
生じており、十分な強度、延性、及び靱性を有していな
い。このため、高温の水素ガスG2 雰囲気に長期間晒さ
れた導入側ノズル10を、そのままの状態で、新たな出
口レジューサ9aとの突合わせ溶接を行うと、突合せ溶
接部(図示せず)において、溶接割れが生じるおそれが
ある。
0は、長期間、高温の水素ガスG2 雰囲気に晒されてい
たため、水素脆性および焼戻し脆化(475℃脆性)が
生じており、十分な強度、延性、及び靱性を有していな
い。このため、高温の水素ガスG2 雰囲気に長期間晒さ
れた導入側ノズル10を、そのままの状態で、新たな出
口レジューサ9aとの突合わせ溶接を行うと、突合せ溶
接部(図示せず)において、溶接割れが生じるおそれが
ある。
【0011】 Cr−Mo鋼からなる導入側ノズル1
0は、含有Cによって強度が与えられているが、導入側
ノズル10と含有C量がCr−Mo鋼よりも少ないFe
基超合金からなる出口レジューサ9aとを直接溶接する
と、導入側ノズル10から出口レジューサ9aへと炭素
移行が生じると共にCr−Mo鋼の強度低下が生じ、溶
接後に義務付けられている本体付機械試験の曲げ試験に
おいて、割れが生じるおそれがある。よって、導入側ノ
ズル10の接続端に溶材を用いて肉盛り溶接を行う場合
もあるが、溶材の種類によっては、供用期間中、溶接部
において強度低下や割れが生じる。
0は、含有Cによって強度が与えられているが、導入側
ノズル10と含有C量がCr−Mo鋼よりも少ないFe
基超合金からなる出口レジューサ9aとを直接溶接する
と、導入側ノズル10から出口レジューサ9aへと炭素
移行が生じると共にCr−Mo鋼の強度低下が生じ、溶
接後に義務付けられている本体付機械試験の曲げ試験に
おいて、割れが生じるおそれがある。よって、導入側ノ
ズル10の接続端に溶材を用いて肉盛り溶接を行う場合
もあるが、溶材の種類によっては、供用期間中、溶接部
において強度低下や割れが生じる。
【0012】 導入側ノズル10の接続端に対する肉
盛り溶接後は、Cr−Mo鋼の内部残留応力の除去およ
び組織改善を図るべく焼鈍処理を施す必要があるため、
交換作業の複雑化、工期の長期化を招く。
盛り溶接後は、Cr−Mo鋼の内部残留応力の除去およ
び組織改善を図るべく焼鈍処理を施す必要があるため、
交換作業の複雑化、工期の長期化を招く。
【0013】そこで本発明は、上記課題を解決し、溶接
部に溶接割れが生じることなく、かつ、溶接後における
溶接部の信頼性が高い異材溶接方法を提供することにあ
る。
部に溶接割れが生じることなく、かつ、溶接後における
溶接部の信頼性が高い異材溶接方法を提供することにあ
る。
【0014】また、本発明は、上記課題を解決し、交換
作業が容易で、工期が短期間で済み、かつ、交換後にお
ける溶接部の信頼性が高い水素改質装置の管路部材交換
方法を提供することにある。
作業が容易で、工期が短期間で済み、かつ、交換後にお
ける溶接部の信頼性が高い水素改質装置の管路部材交換
方法を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、水素ガス雰囲気中で長期間供用さ
れたCr−Mo−Fe系耐熱鋼材に、新たなNi−Cr
−Fe系耐熱合金材を溶接して接続する異材溶接方法に
おいて、上記Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材の接続部近傍
を加熱して脱水素処理を施した後、そのCr−Mo−F
e系耐熱鋼材の接続端にNi−Cr−Fe系溶材を用い
て肉盛り溶接を行い、その後、その肉盛溶接部と上記N
i−Cr−Fe系耐熱合金材の接続端とを突合わせ、N
i−Cr−Fe系溶材を用いて突合せ溶接するものであ
る。
に請求項1の発明は、水素ガス雰囲気中で長期間供用さ
れたCr−Mo−Fe系耐熱鋼材に、新たなNi−Cr
−Fe系耐熱合金材を溶接して接続する異材溶接方法に
おいて、上記Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材の接続部近傍
を加熱して脱水素処理を施した後、そのCr−Mo−F
e系耐熱鋼材の接続端にNi−Cr−Fe系溶材を用い
て肉盛り溶接を行い、その後、その肉盛溶接部と上記N
i−Cr−Fe系耐熱合金材の接続端とを突合わせ、N
i−Cr−Fe系溶材を用いて突合せ溶接するものであ
る。
【0016】請求項2の発明は、上記Cr−Mo−Fe
系耐熱鋼材の接続部近傍に加熱用ヒータを巻き付けた
後、350〜450℃で30分以上加熱して脱水素処理
を施す請求項1記載の異材溶接方法である。
系耐熱鋼材の接続部近傍に加熱用ヒータを巻き付けた
後、350〜450℃で30分以上加熱して脱水素処理
を施す請求項1記載の異材溶接方法である。
【0017】請求項3の発明は、上記Cr−Mo−Fe
系耐熱鋼材の接続端に、上記肉盛り溶接を多層に亘って
施す請求項1又は請求項2記載の異材溶接方法である。
系耐熱鋼材の接続端に、上記肉盛り溶接を多層に亘って
施す請求項1又は請求項2記載の異材溶接方法である。
【0018】以上の方法によれば、Cr−Mo−Fe系
耐熱鋼材の接続部近傍に脱水素処理を施しているため、
Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材とNi−Cr−Fe系耐熱
合金材との突合わせ溶接部に溶接割れが生じることがな
い。また、Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材の接続端に、N
i−Cr−Fe系溶材を用いて、多層に亘って肉盛り溶
接を施しているため、肉盛り溶接部に焼鈍処理を施さな
くても、突合わせ溶接後における突合わせ溶接部に強度
低下や割れが生じることがない。
耐熱鋼材の接続部近傍に脱水素処理を施しているため、
Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材とNi−Cr−Fe系耐熱
合金材との突合わせ溶接部に溶接割れが生じることがな
い。また、Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材の接続端に、N
i−Cr−Fe系溶材を用いて、多層に亘って肉盛り溶
接を施しているため、肉盛り溶接部に焼鈍処理を施さな
くても、突合わせ溶接後における突合わせ溶接部に強度
低下や割れが生じることがない。
【0019】請求項4の発明は、原料ガス供給系から供
給される原料ガスを管路部材の導入口から導入すると共
に、管路部材の反応管を高温に加熱して原料ガスを水素
ガスに改質し、その高温の水素ガスを管路部材の抜出口
を介して熱交換器の導入側ノズルに送給する水素改質装
置における管路部材の交換方法において、交換すべき水
素改質装置の上記管路部材を、上記導入口端および上記
抜出口端の部分で切断した後、上記抜出口と切り離され
た熱交換器のCr−Mo−Fe系耐熱鋼からなる上記導
入側ノズルの接続端近傍に脱水素処理を施し、その後、
その導入側ノズルの接続端にNi−Cr−Fe系溶材を
用いて肉盛り溶接を行い、しかる後、その肉盛溶接部と
新たな管路部材のNi−Cr−Fe系耐熱合金からなる
上記抜出口とを突合せ、Ni−Cr−Fe系溶材を用い
て突合せ溶接するものである。
給される原料ガスを管路部材の導入口から導入すると共
に、管路部材の反応管を高温に加熱して原料ガスを水素
ガスに改質し、その高温の水素ガスを管路部材の抜出口
を介して熱交換器の導入側ノズルに送給する水素改質装
置における管路部材の交換方法において、交換すべき水
素改質装置の上記管路部材を、上記導入口端および上記
抜出口端の部分で切断した後、上記抜出口と切り離され
た熱交換器のCr−Mo−Fe系耐熱鋼からなる上記導
入側ノズルの接続端近傍に脱水素処理を施し、その後、
その導入側ノズルの接続端にNi−Cr−Fe系溶材を
用いて肉盛り溶接を行い、しかる後、その肉盛溶接部と
新たな管路部材のNi−Cr−Fe系耐熱合金からなる
上記抜出口とを突合せ、Ni−Cr−Fe系溶材を用い
て突合せ溶接するものである。
【0020】請求項5の発明は、上記導入側ノズルの接
続端近傍に加熱用ヒータを巻き付けた後、350〜45
0℃で30分以上加熱して脱水素処理を施す請求項4記
載の水素改質装置の管路部材交換方法である。
続端近傍に加熱用ヒータを巻き付けた後、350〜45
0℃で30分以上加熱して脱水素処理を施す請求項4記
載の水素改質装置の管路部材交換方法である。
【0021】請求項6の発明は、上記導入側ノズルの接
続端に、上記肉盛り溶接を多層に亘って施す請求項4又
は請求項5記載の水素改質装置の管路部材交換方法であ
る。
続端に、上記肉盛り溶接を多層に亘って施す請求項4又
は請求項5記載の水素改質装置の管路部材交換方法であ
る。
【0022】以上の方法によれば、脱水素処理以外は熱
処理を必要としないため、交換作業が容易で、工期が短
期間で済み、かつ、管路部材交換後における管路部材の
抜出口と熱交換器の導入側ノズルとの突合わせ溶接部の
信頼性が高くなる。
処理を必要としないため、交換作業が容易で、工期が短
期間で済み、かつ、管路部材交換後における管路部材の
抜出口と熱交換器の導入側ノズルとの突合わせ溶接部の
信頼性が高くなる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適一実施の形態
を添付図面に基いて説明する。
を添付図面に基いて説明する。
【0024】図2および図3に示した水素改質装置1に
対して適用される本発明の管路部材20の交換方法は、
先ず、交換すべき水素改質装置1の管路部材20におけ
る原料ガス供給管2と入口レジューサ(導入口)4aと
の接合部および出口レジューサ(抜出口)9aと導入側
ノズル10との接合部を切り離す。
対して適用される本発明の管路部材20の交換方法は、
先ず、交換すべき水素改質装置1の管路部材20におけ
る原料ガス供給管2と入口レジューサ(導入口)4aと
の接合部および出口レジューサ(抜出口)9aと導入側
ノズル10との接合部を切り離す。
【0025】その後、新たな管路部材(図示せず)を改
質炉外殻5に組み込むと共に、原料ガス供給管2と入口
レジューサ4aとの突合わせ溶接および出口レジューサ
9aと導入側ノズル10との突合わせ溶接を行い、管路
部材の交換を終了する。本発明においては、この突合せ
溶接の際、以下に示す手順で異材溶接を行う。
質炉外殻5に組み込むと共に、原料ガス供給管2と入口
レジューサ4aとの突合わせ溶接および出口レジューサ
9aと導入側ノズル10との突合わせ溶接を行い、管路
部材の交換を終了する。本発明においては、この突合せ
溶接の際、以下に示す手順で異材溶接を行う。
【0026】本発明の異材溶接方法の模式図を図1に示
す。ここで、図1(a)は導入側ノズルに脱水素処理を
施す際の導入側ノズル接続端の部分縦断面図を示し、図
1(b)は導入側ノズルの接続端に肉盛り溶接した後の
導入側ノズル接続端の部分縦断面図を示し、図1(c)
は導入側ノズルと出口レジューサとを突合せ溶接する際
の導入側ノズル接続端および出口レジューサの部分縦断
面図を示し、図1(d)は突合せ溶接後の導入側ノズル
接続端および出口レジューサの部分縦断面図を示してい
る。
す。ここで、図1(a)は導入側ノズルに脱水素処理を
施す際の導入側ノズル接続端の部分縦断面図を示し、図
1(b)は導入側ノズルの接続端に肉盛り溶接した後の
導入側ノズル接続端の部分縦断面図を示し、図1(c)
は導入側ノズルと出口レジューサとを突合せ溶接する際
の導入側ノズル接続端および出口レジューサの部分縦断
面図を示し、図1(d)は突合せ溶接後の導入側ノズル
接続端および出口レジューサの部分縦断面図を示してい
る。
【0027】図1(a)に示すように、本発明の異材溶
接方法は、導入側ノズル10と出口レジューサ9aとの
突合せ溶接の際、溶接割れの発生を防ぐべく、突合せ溶
接に先立って、出口レジューサ9aと切り離された熱交
換器11におけるCr−Mo鋼からなる導入側ノズル1
0の接続端近傍に、断熱材21で覆われた加熱用ヒータ
22を巻き付けると共に、350〜450℃の温度で3
0分以上加熱し、脱水素処理を施す。
接方法は、導入側ノズル10と出口レジューサ9aとの
突合せ溶接の際、溶接割れの発生を防ぐべく、突合せ溶
接に先立って、出口レジューサ9aと切り離された熱交
換器11におけるCr−Mo鋼からなる導入側ノズル1
0の接続端近傍に、断熱材21で覆われた加熱用ヒータ
22を巻き付けると共に、350〜450℃の温度で3
0分以上加熱し、脱水素処理を施す。
【0028】次に、図1(b)に示すように、その導入
側ノズル10の接続端に肉盛り溶接を施す。この時、異
材溶接後(水素改質装置1の供用期間中)の溶接部にお
いて、強度低下や割れが生じないようにすべく、肉盛り
溶接を行う溶材の種類を選定しなければならない。ま
た、導入側ノズル10の肉厚Tは中肉厚(20mm前
後)であり、それ程厚いものではないため、できれば肉
盛り溶接後の焼鈍処理は省略したい。
側ノズル10の接続端に肉盛り溶接を施す。この時、異
材溶接後(水素改質装置1の供用期間中)の溶接部にお
いて、強度低下や割れが生じないようにすべく、肉盛り
溶接を行う溶材の種類を選定しなければならない。ま
た、導入側ノズル10の肉厚Tは中肉厚(20mm前
後)であり、それ程厚いものではないため、できれば肉
盛り溶接後の焼鈍処理は省略したい。
【0029】そこで、本発明の異材溶接方法において
は、出口レジューサ9aの構成材がFe基超合金である
ことを考慮して、Ni−Cr−Fe系溶材(YNiCr
−3;例えば、Inconel 82など)23を用いて、肉盛り
溶接を10層前後の多層に亘って施す。この時、肉盛り
溶接部24の層厚tは、導入側ノズル10の肉厚Tの少
なくとも約半分以上とする。
は、出口レジューサ9aの構成材がFe基超合金である
ことを考慮して、Ni−Cr−Fe系溶材(YNiCr
−3;例えば、Inconel 82など)23を用いて、肉盛り
溶接を10層前後の多層に亘って施す。この時、肉盛り
溶接部24の層厚tは、導入側ノズル10の肉厚Tの少
なくとも約半分以上とする。
【0030】しかる後、図1(c),(d)に示すよう
に、新たな管路部材30を改質炉外殻(図示せず)に組
み込んで、導入側ノズル10の肉盛溶接部24と新たな
管路部材30のFe基超合金からなる出口レジューサ9
aとを突合せ、Ni−Cr−Fe系溶材23を用いて突
合せ溶接を行い、水素改質装置1における管路部材20
の交換を完了する。尚、突合せ溶接部25に対する焼鈍
処理は行う必要がない。
に、新たな管路部材30を改質炉外殻(図示せず)に組
み込んで、導入側ノズル10の肉盛溶接部24と新たな
管路部材30のFe基超合金からなる出口レジューサ9
aとを突合せ、Ni−Cr−Fe系溶材23を用いて突
合せ溶接を行い、水素改質装置1における管路部材20
の交換を完了する。尚、突合せ溶接部25に対する焼鈍
処理は行う必要がない。
【0031】本発明の異材溶接方法によれば、導入側ノ
ズル10と出口レジューサ9aとの突合せ溶接に先立っ
て、導入側ノズル10の接続端近傍に脱水素処理を施し
ているため、突合せ溶接部25において、溶接割れが生
じるおそれがない。
ズル10と出口レジューサ9aとの突合せ溶接に先立っ
て、導入側ノズル10の接続端近傍に脱水素処理を施し
ているため、突合せ溶接部25において、溶接割れが生
じるおそれがない。
【0032】また、Cr−Mo鋼からなる導入側ノズル
10の接続端に対する肉盛り溶接、および導入側ノズル
10とFe基超合金からなる出口レジューサ9aとの突
合わせ溶接の溶材に、Ni−Cr−Fe系溶材23を用
いているため、突合わせ溶接後における突合わせ溶接部
25に強度低下や割れが生じることがない。
10の接続端に対する肉盛り溶接、および導入側ノズル
10とFe基超合金からなる出口レジューサ9aとの突
合わせ溶接の溶材に、Ni−Cr−Fe系溶材23を用
いているため、突合わせ溶接後における突合わせ溶接部
25に強度低下や割れが生じることがない。
【0033】さらに、導入側ノズル10の接続端に、1
0層前後の多層に亘って肉盛り溶接を施しているため、
肉盛り溶接中の層の肉盛り溶接部24が、導入側ノズル
10の接続端および既に肉盛り溶接された層の肉盛り溶
接部24に対してノルマライジング(焼きならし)効果
を付与する。これによって、肉盛り溶接部24に対して
焼鈍処理を施さなくとも、肉盛り溶接のままで、焼鈍処
理を施したのと同様の効果が得られる。
0層前後の多層に亘って肉盛り溶接を施しているため、
肉盛り溶接中の層の肉盛り溶接部24が、導入側ノズル
10の接続端および既に肉盛り溶接された層の肉盛り溶
接部24に対してノルマライジング(焼きならし)効果
を付与する。これによって、肉盛り溶接部24に対して
焼鈍処理を施さなくとも、肉盛り溶接のままで、焼鈍処
理を施したのと同様の効果が得られる。
【0034】すなわち、本発明の水素改質装置1の管路
部材20の交換方法によれば、脱水素処理以外は熱処理
を必要としないため、現地における管路部材20の交換
作業が容易となると共に、管路部材20の交換のための
工期が短期間で済む。
部材20の交換方法によれば、脱水素処理以外は熱処理
を必要としないため、現地における管路部材20の交換
作業が容易となると共に、管路部材20の交換のための
工期が短期間で済む。
【0035】また、導入側ノズル10の接続端に、Ni
−Cr−Fe系溶材23を用いて、多層に亘って肉盛り
溶接を施しているため、肉盛り溶接部24に焼鈍処理を
施さなくても、突合わせ溶接後(管路部材20の交換
後)における管路部材30の出口レジューサ9aと熱交
換器11の導入側ノズル10との突合わせ溶接部25に
強度低下や割れが生じることがなく、突合わせ溶接部2
5の信頼性が高い。
−Cr−Fe系溶材23を用いて、多層に亘って肉盛り
溶接を施しているため、肉盛り溶接部24に焼鈍処理を
施さなくても、突合わせ溶接後(管路部材20の交換
後)における管路部材30の出口レジューサ9aと熱交
換器11の導入側ノズル10との突合わせ溶接部25に
強度低下や割れが生じることがなく、突合わせ溶接部2
5の信頼性が高い。
【0036】
【実施例】先ず、交換すべき水素改質装置の管路部材に
おける原料ガス供給管と入口レジューサとの接合部およ
び出口レジューサと導入側ノズルとの接合部を切り離
す。
おける原料ガス供給管と入口レジューサとの接合部およ
び出口レジューサと導入側ノズルとの接合部を切り離
す。
【0037】次に、切り離されたCr−Mo鋼(JIS 規
格 SCMV-4 ) からなる肉厚16mmの導入側ノズル
の、接続端から80mmの部分に断熱材で覆われた加熱
用ヒータを巻き付ける。その後、加熱用ヒータを200
℃/hr以下の速度で昇温して350〜450℃に保っ
た後、0.5時間加熱して脱水素処理を施す。
格 SCMV-4 ) からなる肉厚16mmの導入側ノズル
の、接続端から80mmの部分に断熱材で覆われた加熱
用ヒータを巻き付ける。その後、加熱用ヒータを200
℃/hr以下の速度で昇温して350〜450℃に保っ
た後、0.5時間加熱して脱水素処理を施す。
【0038】次に、加熱用ヒータを275℃/hr以下
の速度で降温して200℃に保った後、加熱用ヒータを
取り外して導入側ノズルの接続端に、Inconel 82からな
るφ2.4mmの溶材を用い、層厚7mmの肉盛り溶接
(TIG溶接)を6層に亘って施す。シールドガスであ
るArガスの圧力は2.49MPa、1層目の肉盛り溶
接時の電流は100〜130A、電圧は14〜16V、
2〜6層目の肉盛り溶接時の電流は120〜150A、
電圧は15〜17Vとし、肉盛り溶接後は、導入側ノズ
ルの接続端を石綿で覆って徐冷を行う。
の速度で降温して200℃に保った後、加熱用ヒータを
取り外して導入側ノズルの接続端に、Inconel 82からな
るφ2.4mmの溶材を用い、層厚7mmの肉盛り溶接
(TIG溶接)を6層に亘って施す。シールドガスであ
るArガスの圧力は2.49MPa、1層目の肉盛り溶
接時の電流は100〜130A、電圧は14〜16V、
2〜6層目の肉盛り溶接時の電流は120〜150A、
電圧は15〜17Vとし、肉盛り溶接後は、導入側ノズ
ルの接続端を石綿で覆って徐冷を行う。
【0039】しかる後、新たな管路部材を改質炉外殻に
組み込んで、導入側ノズルの肉盛溶接部と新たな管路部
材のFe基超合金(JIS 規格 NCF800 ) からなる出口
レジューサとを突合せ、Inconel 82からなるφ2.4m
mの溶材を用いて突合せ溶接を行い、水素改質装置にお
ける管路部材の交換を完了する。
組み込んで、導入側ノズルの肉盛溶接部と新たな管路部
材のFe基超合金(JIS 規格 NCF800 ) からなる出口
レジューサとを突合せ、Inconel 82からなるφ2.4m
mの溶材を用いて突合せ溶接を行い、水素改質装置にお
ける管路部材の交換を完了する。
【0040】導入側ノズルと出口レジューサとの突合わ
せ溶接部に対して、本体付機械試験の曲げ試験を行った
結果、割れは観察されなかった。また、突合わせ溶接部
に対して、2.94MPaの耐圧試験および2.16M
Paの気密試験を行った結果、割れ及び漏れ等は観察さ
れなかった。
せ溶接部に対して、本体付機械試験の曲げ試験を行った
結果、割れは観察されなかった。また、突合わせ溶接部
に対して、2.94MPaの耐圧試験および2.16M
Paの気密試験を行った結果、割れ及び漏れ等は観察さ
れなかった。
【0041】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、以下に述
べる優れた効果を発揮する。
べる優れた効果を発揮する。
【0042】(1) Cr−Mo鋼材に脱水素処理を施
した後、Cr−Mo鋼材とFe基超合金材との突合せ溶
接を行うことで、突合せ溶接部において、溶接割れが生
じるおそれがない。
した後、Cr−Mo鋼材とFe基超合金材との突合せ溶
接を行うことで、突合せ溶接部において、溶接割れが生
じるおそれがない。
【0043】(2) Cr−Mo鋼材の接続端に対する
肉盛り溶接、およびCr−Mo鋼材とFe基超合金材と
の突合わせ溶接の溶材に、Ni−Cr−Fe系溶材を用
いることで、突合わせ溶接後、突合わせ溶接部に強度低
下や割れが生じることがない。
肉盛り溶接、およびCr−Mo鋼材とFe基超合金材と
の突合わせ溶接の溶材に、Ni−Cr−Fe系溶材を用
いることで、突合わせ溶接後、突合わせ溶接部に強度低
下や割れが生じることがない。
【0044】(3) Cr−Mo鋼材の接続端に多層に
亘って肉盛り溶接を施すことで、肉盛り溶接部に対して
焼鈍処理を施さなくとも、肉盛り溶接のままで、焼鈍処
理を施したのと同様の効果が得られる。
亘って肉盛り溶接を施すことで、肉盛り溶接部に対して
焼鈍処理を施さなくとも、肉盛り溶接のままで、焼鈍処
理を施したのと同様の効果が得られる。
【0045】(4) 水素改質装置の管路部材の交換の
際、脱水素処理以外は熱処理を必要としないため、現地
における管路部材の交換作業が容易となると共に、管路
部材交換のための工期が短期間で済む。
際、脱水素処理以外は熱処理を必要としないため、現地
における管路部材の交換作業が容易となると共に、管路
部材交換のための工期が短期間で済む。
【図1】本発明の異材溶接方法を示す模式図である。
【図2】水素改質装置の縦断面模式図である。
【図3】水素改質装置における管路部材の模式図であ
る。
る。
1 水素改質装置 2 原料ガス供給管(原料ガス供給系) 4a 入口レジューサ(導入口) 7 反応管 9a 出口レジューサ(抜出口,Ni−Cr−Fe系耐
熱合金材) 10 導入側ノズル(Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材) 11 熱交換器 20,30 管路部材 22 加熱用ヒータ 23 Ni−Cr−Fe系溶材 24 肉盛溶接部 G1 原料ガス G2 水素ガス
熱合金材) 10 導入側ノズル(Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材) 11 熱交換器 20,30 管路部材 22 加熱用ヒータ 23 Ni−Cr−Fe系溶材 24 肉盛溶接部 G1 原料ガス G2 水素ガス
フロントページの続き Fターム(参考) 4E081 AA02 AA05 AA12 BA02 BA11 BA16 BA40 BA41 BB15 CA07 CA11 DA05 DA10 DA14 FA11 YH02 YH03
Claims (6)
- 【請求項1】 水素ガス雰囲気中で長期間供用されたC
r−Mo−Fe系耐熱鋼材に、新たなNi−Cr−Fe
系耐熱合金材を溶接して接続する異材溶接方法におい
て、上記Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材の接続部近傍を加
熱して脱水素処理を施した後、そのCr−Mo−Fe系
耐熱鋼材の接続端にNi−Cr−Fe系溶材を用いて肉
盛り溶接を行い、その後、その肉盛溶接部と上記Ni−
Cr−Fe系耐熱合金材の接続端とを突合わせ、Ni−
Cr−Fe系溶材を用いて突合せ溶接することを特徴と
する異材溶接方法。 - 【請求項2】 上記Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材の接続
部近傍に加熱用ヒータを巻き付けた後、350〜450
℃で30分以上加熱して脱水素処理を施す請求項1記載
の異材溶接方法。 - 【請求項3】 上記Cr−Mo−Fe系耐熱鋼材の接続
端に、上記肉盛り溶接を多層に亘って施す請求項1又は
請求項2記載の異材溶接方法。 - 【請求項4】 原料ガス供給系から供給される原料ガス
を管路部材の導入口から導入すると共に、管路部材の反
応管を高温に加熱して原料ガスを水素ガスに改質し、そ
の高温の水素ガスを管路部材の抜出口を介して熱交換器
の導入側ノズルに送給する水素改質装置における管路部
材の交換方法において、交換すべき水素改質装置の上記
管路部材を、上記導入口端および上記抜出口端の部分で
切断した後、上記抜出口と切り離された熱交換器のCr
−Mo−Fe系耐熱鋼からなる上記導入側ノズルの接続
端近傍に脱水素処理を施し、その後、その導入側ノズル
の接続端にNi−Cr−Fe系溶材を用いて肉盛り溶接
を行い、しかる後、その肉盛溶接部と新たな管路部材の
Ni−Cr−Fe系耐熱合金からなる上記抜出口とを突
合せ、Ni−Cr−Fe系溶材を用いて突合せ溶接する
ことを特徴とする水素改質装置の管路部材交換方法。 - 【請求項5】 上記導入側ノズルの接続端近傍に加熱用
ヒータを巻き付けた後、350〜450℃で30分以上
加熱して脱水素処理を施す請求項4記載の水素改質装置
の管路部材交換方法。 - 【請求項6】 上記導入側ノズルの接続端に、上記肉盛
り溶接を多層に亘って施す請求項4又は請求項5記載の
水素改質装置の管路部材交換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11061941A JP2000254774A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 異材溶接方法および水素改質装置の管路部材交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11061941A JP2000254774A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 異材溶接方法および水素改質装置の管路部材交換方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000254774A true JP2000254774A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13185729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11061941A Pending JP2000254774A (ja) | 1999-03-09 | 1999-03-09 | 異材溶接方法および水素改質装置の管路部材交換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000254774A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100349684C (zh) * | 2004-03-02 | 2007-11-21 | 上海重型机器厂 | 大型锻-焊件的焊接工艺 |
| CN104551337A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-04-29 | 中誉远发国际建设集团有限公司 | 30CrMo耐热钢管道焊接施工方法 |
| US9598962B2 (en) | 2012-06-22 | 2017-03-21 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Turbine rotor, manufacturing method thereof and steam turbine using turbine rotor |
| US20220063019A1 (en) * | 2019-01-15 | 2022-03-03 | Saipem S.P.A. | Improvements in the welding of pipes |
| JP2023526520A (ja) * | 2020-05-20 | 2023-06-21 | アリアーヌグループ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ | 第1の金属部品と有機マトリックス複合材料製の第2の部品を組み立てる方法、及び、該組立で作られる部品 |
-
1999
- 1999-03-09 JP JP11061941A patent/JP2000254774A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100349684C (zh) * | 2004-03-02 | 2007-11-21 | 上海重型机器厂 | 大型锻-焊件的焊接工艺 |
| US9598962B2 (en) | 2012-06-22 | 2017-03-21 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Turbine rotor, manufacturing method thereof and steam turbine using turbine rotor |
| CN104551337A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-04-29 | 中誉远发国际建设集团有限公司 | 30CrMo耐热钢管道焊接施工方法 |
| US20220063019A1 (en) * | 2019-01-15 | 2022-03-03 | Saipem S.P.A. | Improvements in the welding of pipes |
| JP2023526520A (ja) * | 2020-05-20 | 2023-06-21 | アリアーヌグループ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ | 第1の金属部品と有機マトリックス複合材料製の第2の部品を組み立てる方法、及び、該組立で作られる部品 |
| JP7759346B2 (ja) | 2020-05-20 | 2025-10-23 | アリアーヌグループ ソシエテ パ アクシオンス シンプリフィエ | 第1の金属部品と有機マトリックス複合材料製の第2の部品を組み立てる方法、及び、該組立で作られる部品 |
| US12496783B2 (en) | 2020-05-20 | 2025-12-16 | Arianegroup Sas | Method for assembling a first metal part with a second part made of an organic matrix composite material |
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