JP2000254790A - 金属の表面処理方法 - Google Patents

金属の表面処理方法

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JP2000254790A
JP2000254790A JP11060771A JP6077199A JP2000254790A JP 2000254790 A JP2000254790 A JP 2000254790A JP 11060771 A JP11060771 A JP 11060771A JP 6077199 A JP6077199 A JP 6077199A JP 2000254790 A JP2000254790 A JP 2000254790A
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oxide film
color
surface treatment
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Takeshi Karasawa
武 柄沢
Atsuo Mori
敦雄 毛利
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で簡単に金属の表面に形成された酸化
皮膜の厚さを調節して該金属に任意の色としたり多色模
様付を行ったりすることができる実用性に秀れた金属の
表面処理方法を提供するものである。 【解決手段】 金属1の表面に形成されている酸化皮膜
2をレーザ光3で除去することで該酸化皮膜2の厚さを
調節して該金属1を任意の色に見えるようにするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属の表面処理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】金属の
カラー化には、塗装,メッキ,コーティング等の着色技
術による方法が主流であるが、最近、カラーステンレス
やカラーチタン等の光の干渉を利用した発色方法を採用
したカラー金属が実用化され、日用品や建材等に普及し
てきている。
【0003】このカラー金属は、図1に図示したよう
に、金属1の表面にインコ法等の化学着色処理若しくは
陽極酸化処理を行って該金属1の表面に酸化皮膜2を形
成したもので、図2に図示したように、該酸化皮膜2の
厚さを調節することにより、酸化皮膜2の表面で反射す
る外光4と,酸化皮膜2を透過し金属1の表面で反射す
る外光4'との双方の光路差に起因する光の干渉作用を
調節して特定の波長領域を弱めることで、該金属1がグ
リーンやブルーやマゼンダやゴールド等に見えるもので
ある。図中符号5は化学着色処理を行う為に使用する硫
酸−クロム酸溶液である。
【0004】ところで、上記原理を応用することで金属
1の表面に多くの色の異なる模様を形成する方法として
下記のような技術が提案されている。
【0005】具体的には、図3に図示したように、先ず
金属1の表面に下地色を着色する為に化学着色処理若し
くは陽極酸化処理を行って薄い酸化皮膜2を形成し、続
いて、該金属1の所望模様部分以外にマスキング6を設
け、該マスキング6が設けられた金属1に再び化学着色
処理若しくは陽極酸化処理を行って前記酸化皮膜2に厚
さの厚い部分(符号2a)、即ち、下地色とは異なる着
色部を形成し、以下、上記マスキングの工程と上記化学
着色処理若しくは陽極酸化処理の工程とを繰り返すこと
により酸化皮膜2の厚さの厚い部分を順次形成して金属
1に多くの色の異なる模様を形成する方法である(以
下、従来例という)。
【0006】しかし、この従来例では、マスキングの工
程と化学着色処理若しくは陽極酸化処理の工程とを色の
数だけ何度も繰り返さねばならず、工程が繁雑であり、
しかも、細かい模様の形成が困難で、コストも高く、酸
等の廃棄物も生じるという問題点がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するもので、
短時間で簡単に金属の表面に形成された酸化皮膜の厚さ
を調節して該金属に任意の色としたり多色模様付を行っ
たりすることができる実用性に秀れた金属の表面処理方
法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】金属1の表面に形成されている酸化皮膜2
をレーザ光3で除去することで該酸化皮膜2の厚さを調
節して該金属1を任意の色に見えるようにすることを特
徴とする金属の表面処理方法に係るものである。
【0010】また、請求項1記載の金属の表面処理方法
において、金属1としてカラーステンレスを採用したこ
とを特徴とする金属の表面処理方法に係るものである。
【0011】また、カラーステンレスやカラーチタンの
表面に形成されている酸化皮膜2をレーザ光3で除去す
ることで該酸化皮膜2の厚さを調節して該金属1を任意
の色に見えるようにすることを特徴とする金属の表面処
理方法に係るものである。
【0012】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
金属の表面処理方法において、レーザ光3として波長3
00nm以下のレーザ光3を採用したことを特徴とする
金属の表面処理方法に係るものである。
【0013】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の
金属の表面処理方法において、レーザ光3として波長1
50nm以上300nm以下のレーザ光3を採用したこ
とを特徴とする金属の表面処理方法に係るものである。
【0014】また、請求項1〜5いずれか1項に記載の
金属の表面処理方法において、レーザ光3の受光部エネ
ルギー密度を30[mj/(puls・cm2)]以上
200[mj/(puls・cm2)]以下に設定した
ことを特徴とする金属の表面処理方法に係るものであ
る。
【0015】また、請求項1〜6いずれか1項に記載の
金属の表面処理方法において、レーザ光3として、Ar
F,KrF,ArCl,KrCl,XeBr若しくはF
2を発振源とするエキシマレーザ光3を採用したことを
特徴とする金属の表面処理方法に係るものである。
【0016】また、請求項1〜7いずれか1項に記載の
金属の表面処理方法により、酸化皮膜2の厚さを任意に
変化させ、各部を任意の色に見えるようにすることで金
属1の表面に模様を形成することを特徴とする金属の表
面処理方法に係るものである。
【0017】
【発明の作用及び効果】本発明は繰り返した実験の結果
得られた作用効果を請求項としてまとめたものである。
【0018】所定厚の金属1の酸化皮膜2を除去して該
酸化皮膜2の厚さを薄くしていくと、当然のことながら
該酸化皮膜2を透過する外光4'の光路が変化する為、
該金属1若しくは酸化皮膜2の表面で反射される光4・
4'は波長によっては強められたり弱められたりし、必
然的に該金属1の色が変化することになる。
【0019】しかし、酸化皮膜2は極めて薄く(市販の
カラーステンレスでは0.40μm以下程度)、また、
金属1の色と酸化皮膜2との関係も、市販のグリーンの
カラーステンレスの酸化皮膜2を除去して色を変えた場
合、グリーンでは0.23μm、ブルー(1)では0.2
0μm、マゼンダでは0.19μm、ゴールドでは0.1
5μm程度(製品によって厚さは異なる。尚、ブルーは
2箇所の異なる酸化皮膜2の厚さによって発色する為、
以下、酸化皮膜2が厚い方をブルー(1)、薄い方をブ
ルー(2)とする。)で、着色場所や着色部分を所望通
りとする為には、酸化皮膜2を均一且つ極めて薄く除去
しなければならない。
【0020】従って、例えば、切削工具による切削やエ
ッチング等の手段によって酸化皮膜2を薄く除去するこ
とは理論上は可能ではあるが、現実的には無理である。
【0021】この点、レーザ光3は、波長や照射時間や
エネルギー密度によって簡単に照射エネルギーを細かく
コントロールすることができ、酸化皮膜2を均一且つ極
めて薄く除去することができる。
【0022】従って、金属1の酸化皮膜2をレーザ光3
で除去して該酸化皮膜2の厚さを調節することで該金属
1を任意の色に変えることができる。
【0023】よって、レーザ光3の照射で金属1の酸化
皮膜2を部分的に任意の厚さとしていくことにより、該
金属1の表面に簡単に模様を形成していくことができ
る。
【0024】また、酸化皮膜2は、特定波長,特定エネ
ルギー密度においては照射パルス数に応じて削れ、必然
的に酸化皮膜2の厚さが変化し、干渉色も変化した。
【0025】本発明は上述のようにするから、短時間で
簡単に金属の表面に形成された酸化皮膜の厚さを調節し
て該金属を任意の色としたり多色模様付を行ったりする
ことができる実用性に秀れた金属の表面処理方法とな
る。
【0026】また、金属1に形成される模様は元々耐食
性に秀れた酸化皮膜2そのものであるから、メッキや塗
装等と異なり長寿命である。
【0027】また、この模様の形成工程は、従来法と異
なりマスキング5や該マスキング5を除去する為の薬液
等の廃棄物を生成しない。
【0028】また、金属1の表面にいつでも模様の形成
を行える為、工程の自由度が高くなる。
【0029】
【発明の実施の形態】図4,5は本発明の一実施例を図
示したものであり、以下に説明する。
【0030】本実施例は、金属1の表面に形成されてい
る酸化皮膜2をレーザ光3で除去する(削る)ことで該
酸化皮膜2の厚さを調節して該金属1を任意の色に見え
るようにし、該任意の色によって金属1の表面に模様を
形成するものである。
【0031】金属1としては、市販のカラーステンレス
(例えば、SUS304、BA(ブライトアニーリン
グ:鏡面仕上に近い光沢を有する)仕上げ等)やカラー
チタン等のカラー金属1を用いる。このカラー金属1の
表面には化学着色処理や陽極酸化処理によって酸化皮膜
2が形成されており、グリーンやブルーやマゼンダやゴ
ールド等の色に見えるようにされている。尚、カラース
テンレスの場合、酸化皮膜2の厚さが厚くなると共に、
ブルー(2)、ゴールド、マゼンダ、ブルー(1)、グ
リーン(最も厚い)の順に色が変わる。
【0032】化学着色処理とは、カラーステンレスの場
合、硫酸等の溶液(インコ法と称される方法では硫酸−
クロム酸溶液)中に金属1を浸漬することにより、該金
属1の表面に金属酸化物や金属水酸化物の膜を形成する
もので、この金属酸化物や金属水酸化物の膜が前記酸化
皮膜2である。この酸化皮膜2は不動態で硬く、元々は
耐食性を目的に形成されていたものである。
【0033】また、陽極酸化処理とは、カラーチタンの
場合、リン酸−硫酸や、リン酸−シュウ酸や、リン酸−
硫酸−過酸化水素等の溶液中において金属1に所定電圧
(10〜200V程度)の電圧を付与して金属1に酸化
皮膜を形成するものである。レーザ光3としては、波長
193nmのArFエキシマレーザ光や波長248nm
のKrFエキシマレーザ光等を用いる。しかし、例えば
波長308nmのXeClエキシマレーザ光では、良好
に酸化皮膜2を削ることはできなかった。レーザ光3は
波長が長いとアブレーション加工では熱による効果が強
くなる為、XeClエキシマレーザ光では波長が長すぎ
るものと考えられる。従って、波長300nm以下のレ
ーザ光3、例えば波長157nmのF2レーザ光等でも
良好に酸化皮膜2を削ることができるものと考えられ
る。また、波長150nm未満では現時点においては大
気中ではレーザ光3の吸収が大きくて実用的ではなく、
真空中,希薄空気中若しくは特殊な気体中でなければレ
ーザ光3で酸化皮膜2を削ることができないのではない
かと考えられる。
【0034】尚、波長10600nmのCO2レーザ光
や1060nmのYAG(ヤグ)レーザ光は、波長が長
すぎてアブレーション加工ではなく熱加工となってしま
い、酸化皮膜2と金属1表面が加熱され、熔融,蒸発し
てしまう。
【0035】また、エキシマレーザ光とは、Ar(アル
ゴン)やKr(クリプトン)等の不活性ガスと、F(フ
ッ素)やCl(塩素)等のハロゲンとを単独若しくは組
み合わせたものを発振源とするレーザ光3であり、使用
する不活性ガスやハロゲンの種類及び不活性ガスとハロ
ゲンとの組み合わせによって種々の波長のレーザ光3を
得ることができる。
【0036】また、このレーザ光3の照射エネルギー
は、該レーザ光3で所定厚さに酸化皮膜2を削る為の制
御し易いエネルギー値に設定される。具体的には、レー
ザ光3の受光部におけるエネルギー密度が30[mj/
(puls・cm2)](=ミリジュール/(パルス・
平方センチメートル)]以上200[mj/(puls
・cm2)]以下となるように設定する。
【0037】図4は、本実施例において使用した金属の
表面処理装置であり、符号7はレーザ光発振器、8はミ
ラー、9はレーザ光3のエネルギー密度を可変して、コ
ントロールし易くする為のビームエキスパンダ、10は金
属1に任意の形状の模様を付ける為のマスク、11はレー
ザ光3を収束する為のレンズ、12は前後左右に移動可能
なテーブルであり、レーザ光発振器7以外の部分が金属
1に模様を付ける加工部13で、該加工部13とレーザ光発
振器7とを接続することで金属1の表面に任意の色や模
様を形成することができる処理装置となる。尚、レーザ
光発振器7から発せられるレーザ光3のエネルギー密度
が上記数値範囲の場合にはビームエキスパンダ9を介さ
ずとも良い。
【0038】また、マスク10には任意形状のレーザ光通
過部14が設けられ、レーザ光3が該レーザ光通過部14を
通過することによって任意断面形状となり、該レーザ光
3により金属1に任意形状の模様が設けられることにな
る。
【0039】以下、本実施例における金属1の表面への
模様付方法について詳述する(図5参照)。
【0040】先ず、表面に酸化皮膜2が形成された金属
1を用意する。
【0041】続いて、金属1にレーザ光3を照射し、該
レーザ光3によって酸化皮膜2を部分的に削る。
【0042】酸化皮膜2にレーザ光3が照射されると、
該レーザ光3によって酸化皮膜2にアブレーション加工
(レーザ光3を照射することで、表面を薄く急激に削り
取る加工)が行われ、酸化皮膜2が薄くなっていく。
【0043】この際、照射するレーザ光3のショット数
(パルス数)や、レーザ光3の出力や、レーザ光3のM
値(縮小値)や、ビームエキスパンダ9等により、酸化
皮膜2の削る量を調節する。また、マスク10のレーザ光
通過部14の形状により模様の形状を決定する。
【0044】上記工程により、金属1に任意の色,形状
の模様を形成することができる。
【0045】本実施例は上述のようにするから、短時間
で簡単に金属1の表面に形成された酸化皮膜2の厚さを
調節して該金属1に任意の色としたり模様付を行ったり
することができる実用性に秀れた技術となる。
【0046】以下、本発明の実験例について詳述する。
【0047】材料としては、化学着色処理を行ったカラ
ーステンレス板(SUS304、BA仕上げ)と陽極酸
化処理を行ったカラーチタン板(純チタン)とを使用し
た。成分分析結果を下記表1に示す。
【0048】
【表1】
【0049】金属の表面処理装置として、レーザ光発振
器7はLumonics製 PM848,エキシマ:A
rF 波長193nm,パルス幅:10〜20nse
c,最高出力400mjを使用し、加工部13は住友重機
械工業(株)エキシマレーザ光加工システムを使用した。
M値(縮小率)は最小の3に設定するとともに、加工部
13の光路中にビームエキスパンダ9(2倍)を設置し
た。また光路中の窒素置換は行わなかった。出力は、安
定して発振できる130〜300mjとし、発振周波数
は10pps(毎秒10ショット)に固定した。
【0050】マスク10は、6×15mmの矩形のものを
使用した。これにより2×5mmの照射部を得た。色彩
と膜厚の測定では、テーブル12を移動させて大面積の照
射部を作成して測定試料とした。また、実験条件を下記
表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】色彩の測定は、ICS(株)製 CCM装置
8000型を使用し、CIE三刺激値を求めることによ
り行った。
【0053】酸化皮膜2の膜厚の測定は、(株)島津製作
所製 紫外可視分光光度計UV−2500PCに鏡面反
射測定装置(入射角5°)を装着して反射スペクトルの
測定を行い、干渉パターンのピーク間隔より計算式を用
いて算出した。酸化皮膜2の膜の屈折率は、カラーステ
ンレスは酸化皮膜2組織がFe34,Cr23各50%
として両者の屈折率の平均をとり、また、カラーチタン
はルチルとアナターゼの平均をとった。
【0054】カラーステンレスにおける実験結果を下記
表3に示す。
【0055】
【表3】
【0056】エネルギー密度,照射回数の増加に伴い、
カラーステンレス板の色調は、グリーン、ブルー
(1)、マゼンダ、ゴールドへと変化した。カラーステ
ンレス板の色調は酸化皮膜2の膜厚に依存する。本実験
例の測定では、グリーンは0.23μm、ブルーは0.2
0μm、マゼンダは0.19〜0.17μm、ゴールドは
0.15〜0.14μm程度の膜厚に対応する。この為、
酸化皮膜2の膜厚が厚いグリーンのカラーステンレス板
にレーザ光3を照射した場合は、酸化皮膜2の膜厚に対
応する色を発色することが可能となるが、ゴールドやブ
ルー(2)等の酸化皮膜2の膜厚が薄い場合には、多色
を発色させることは困難であると思われる。特にブルー
(29においては、エネルギー密度,照射回数によら
ず、濃いブルーとなっただけであった。
【0057】カラーチタンにおける実験結果を下記表4
に示す。
【0058】
【表4】
【0059】カラーチタンの場合、ショット数を多くす
ると若干の色調の変化が見られたが、やがて酸化皮膜2
の剥離が観察され、カラーステンレス程には明確な色調
の変化は見られなかった。また、酸化皮膜2の膜厚の測
定結果でも明確な変化は見られなかった。
【0060】以上、実験例によれば、カラーステンレス
もカラーチタンも、レーザ光3の照射によって色が変化
することが確認された。
【0061】唯、カラーステンレスとカラーチタンとの
結果の違いは、波長193nmのレーザ光光に対する吸
収率,吸収係数の違いによるものと考えられる。
【0062】カラーステンレスの酸化皮膜2(酸化鉄,
酸化クロム若しくは水酸化鉄,水酸化クロムを主体とす
る混合物)では、該酸化皮膜2に光エネルギーが吸収さ
れてアブレーションが生じ、該酸化皮膜2が削り取られ
ているものと考えられる。
【0063】これに対し、カラーチタンの酸化皮膜2
(酸化チタン)では、該酸化皮膜2への吸収よりも透過
が主となり、ショット数を増加すると下地のチタンから
の膨張波で酸化皮膜2が剥離するのではないかと推測さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】化学着色処理の説明図である。
【図2】カラー金属1の説明断面図である。
【図3】従来例の金属の着色工程の説明図である。
【図4】本実施例の説明図である。
【図5】本実施例の金属の着色工程の説明図である。
【符号の説明】
1 金属 2 酸化皮膜 3 レーザ光,エキシマレーザ光

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の表面に形成されている酸化皮膜を
    レーザ光で除去することで該酸化皮膜の厚さを調節して
    該金属を任意の色に見えるようにすることを特徴とする
    金属の表面処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の金属の表面処理方法にお
    いて、金属としてカラーステンレスを採用したことを特
    徴とする金属の表面処理方法。
  3. 【請求項3】 カラーステンレスやカラーチタンの表面
    に形成されている酸化皮膜をレーザ光で除去することで
    該酸化皮膜の厚さを調節して該金属を任意の色に見える
    ようにすることを特徴とする金属の表面処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の金属
    の表面処理方法において、レーザ光として波長300n
    m以下のレーザ光を採用したことを特徴とする金属の表
    面処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3いずれか1項に記載の金属
    の表面処理方法において、レーザ光として波長150n
    m以上300nm以下のレーザ光を採用したことを特徴
    とする金属の表面処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれか1項に記載の金属
    の表面処理方法において、レーザ光の受光部エネルギー
    密度を30[mj/(puls・cm2)]以上200
    [mj/(puls・cm2)]以下に設定したことを
    特徴とする金属の表面処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6いずれか1項に記載の金属
    の表面処理方法において、レーザ光として、ArF,K
    rF,ArCl,KrCl,XeBr若しくはF2を発
    振源とするエキシマレーザ光を採用したことを特徴とす
    る金属の表面処理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7いずれか1項に記載の金属
    の表面処理方法により、酸化皮膜の厚さを任意に変化さ
    せ、各部を任意の色に見えるようにすることで金属の表
    面に模様を形成することを特徴とする金属の表面処理方
    法。
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