JP2000254876A - てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータ - Google Patents
てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータInfo
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- JP2000254876A JP2000254876A JP11059239A JP5923999A JP2000254876A JP 2000254876 A JP2000254876 A JP 2000254876A JP 11059239 A JP11059239 A JP 11059239A JP 5923999 A JP5923999 A JP 5923999A JP 2000254876 A JP2000254876 A JP 2000254876A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】マニピュレータの作業環境における空間占有率
が低く、マニピュレータのエンドエフェクタに遠隔から
駆動力を伝達することができ、マニピュレータの滅菌や
医療機器へのノイズを低減することができ、またマニピ
ュレータをMRI環境下でも使用可能にすることができ
るマニピュレータ用運動伝達機構を提供すること 【解決手段】アーム機構とエンドエフェクタを有するマ
ニピュレータであって、前記アーム機構とエンドエフェ
クタの間に前記マニピュレータに伝達する位置姿勢伝達
機構を有し、前記位置姿勢伝達機構はリンク機構に固定
した第1のリンクとエンドエフェクタに固定する第2の
リンクとを6自由度の位置姿勢伝達が可能なリンク機構
で連結する。
が低く、マニピュレータのエンドエフェクタに遠隔から
駆動力を伝達することができ、マニピュレータの滅菌や
医療機器へのノイズを低減することができ、またマニピ
ュレータをMRI環境下でも使用可能にすることができ
るマニピュレータ用運動伝達機構を提供すること 【解決手段】アーム機構とエンドエフェクタを有するマ
ニピュレータであって、前記アーム機構とエンドエフェ
クタの間に前記マニピュレータに伝達する位置姿勢伝達
機構を有し、前記位置姿勢伝達機構はリンク機構に固定
した第1のリンクとエンドエフェクタに固定する第2の
リンクとを6自由度の位置姿勢伝達が可能なリンク機構
で連結する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アームとエンドエフ
ェクタを有するマニピュレータにおいて、アームとエン
ドエフェクタの間に設けられてアームの位置姿勢をエン
ドエフェクタに伝達するてこ−パラレルリンク式位置姿
勢伝達機構に関するものである。このような位置姿勢伝
達機構は、産業用マニピュレータ、手術用マニピュレー
タ特にMRI環境下における手術用マニピュレータに適
用することができる。
ェクタを有するマニピュレータにおいて、アームとエン
ドエフェクタの間に設けられてアームの位置姿勢をエン
ドエフェクタに伝達するてこ−パラレルリンク式位置姿
勢伝達機構に関するものである。このような位置姿勢伝
達機構は、産業用マニピュレータ、手術用マニピュレー
タ特にMRI環境下における手術用マニピュレータに適
用することができる。
【0002】
【従来の技術】産業界においての様々な形のマニピュレ
ータが開発・利用されている。一方で外科治療・診断の
高度化、低侵襲化、コスト削減を目的としてマニピュレ
ータの医療分野への応用が期待されている。
ータが開発・利用されている。一方で外科治療・診断の
高度化、低侵襲化、コスト削減を目的としてマニピュレ
ータの医療分野への応用が期待されている。
【0003】しかし、従来の産業用マニピュレータは工
場での利用を目的としているため人と隔離された環境で
の利用が前提となっている。そのため医療用への転用に
は患者や手術者への安全性や滅菌、電撃、他の医療機器
へのあるいは他の医療機器からの相互のノイズの影響を
考慮した特別な機構、制御法の設計が求められる。
場での利用を目的としているため人と隔離された環境で
の利用が前提となっている。そのため医療用への転用に
は患者や手術者への安全性や滅菌、電撃、他の医療機器
へのあるいは他の医療機器からの相互のノイズの影響を
考慮した特別な機構、制御法の設計が求められる。
【0004】また、手術用マニピュレータはX線CTや
MRI画像誘導下で利用されることが考えられている
が、これらの撮像装置は開口部が狭い。また手術者の介
在が必要であるため手術用マニピュレータが手術者の作
業の邪魔になってはならない。このため空間占有率の低
いマニピュレータが求められる。
MRI画像誘導下で利用されることが考えられている
が、これらの撮像装置は開口部が狭い。また手術者の介
在が必要であるため手術用マニピュレータが手術者の作
業の邪魔になってはならない。このため空間占有率の低
いマニピュレータが求められる。
【0005】マニピュレータは、主にシリアルメカニズ
ムとパラレルマカニズムに大別される。シリアルメカニ
ズムは各リンクが直列に連結されており、各関節に回転
自由度を有し、可動範囲が大きい。しかし、マニピュレ
ータが暴走した場合、可動範囲に含まれるすべてを損傷
する可能性があるため、手術用マニピュレータの場合、
却って不利になる。このため可動範囲は機械的に管理さ
れる必要がある。また、シリアルメカニズムでは肘関節
などの中間リンクが大きく動くため患者・手術者と干渉
する可能性があり危険である。
ムとパラレルマカニズムに大別される。シリアルメカニ
ズムは各リンクが直列に連結されており、各関節に回転
自由度を有し、可動範囲が大きい。しかし、マニピュレ
ータが暴走した場合、可動範囲に含まれるすべてを損傷
する可能性があるため、手術用マニピュレータの場合、
却って不利になる。このため可動範囲は機械的に管理さ
れる必要がある。また、シリアルメカニズムでは肘関節
などの中間リンクが大きく動くため患者・手術者と干渉
する可能性があり危険である。
【0006】一方でパラレルメカニズムはベースからエ
ンドプレートまでが複数のリンクで並列に連結されたタ
イプである。パラレルメカニズム、特にスチワートプラ
ットフォームでは中間リンクの管理は比較的容易であ
る。しかし、可動範囲の拡大や横方向の力・モーメント
に対抗するためベースプレートを大きくとらなければな
らず、また複数本のリンクが並列に連結されているた
め、必然的に中間リンクが占める空間が大きい。このマ
ニピュレータが患者の近傍にあると、手術者が作業を行
う空間をマニピュレータが占有してしまう。
ンドプレートまでが複数のリンクで並列に連結されたタ
イプである。パラレルメカニズム、特にスチワートプラ
ットフォームでは中間リンクの管理は比較的容易であ
る。しかし、可動範囲の拡大や横方向の力・モーメント
に対抗するためベースプレートを大きくとらなければな
らず、また複数本のリンクが並列に連結されているた
め、必然的に中間リンクが占める空間が大きい。このマ
ニピュレータが患者の近傍にあると、手術者が作業を行
う空間をマニピュレータが占有してしまう。
【0007】また、滅菌や他の医療機器へのあるいは他
の医療機器からのノイズ低減の観点から、アクチュエー
タや制御回路は作業空間から遠のける必要がある。また
今日ではMRI環境下で使用されるマニピュレータが求
められており、この場合、作業空間内では電気機器や磁
性体が使用できないため、遠隔から駆動力を伝達する機
構が必要になる。
の医療機器からのノイズ低減の観点から、アクチュエー
タや制御回路は作業空間から遠のける必要がある。また
今日ではMRI環境下で使用されるマニピュレータが求
められており、この場合、作業空間内では電気機器や磁
性体が使用できないため、遠隔から駆動力を伝達する機
構が必要になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
マニピュレータの可動範囲の機械的な管理が可能でマニ
ピュレータの作業空間における空間占有率が低く、マニ
ピュレータの滅菌が可能で、またマニピュレータと他の
医療機器との相互のノイズの影響を低減してMRI環境
下でも使用可能なマニピュレータの開発が求められてい
る。
マニピュレータの可動範囲の機械的な管理が可能でマニ
ピュレータの作業空間における空間占有率が低く、マニ
ピュレータの滅菌が可能で、またマニピュレータと他の
医療機器との相互のノイズの影響を低減してMRI環境
下でも使用可能なマニピュレータの開発が求められてい
る。
【0009】この発明は上記のごとき事情に鑑みてなさ
れたものであって、運動伝達機構により遠隔から駆動力
を伝達することで、作業空間における空間占有率が低
く、マニピュレータの滅菌が可能で、他の医療機器との
相互ノイズを低減することができ、またMRI環境下で
の使用を可能にするマニピュレータを提供することを目
的とする。
れたものであって、運動伝達機構により遠隔から駆動力
を伝達することで、作業空間における空間占有率が低
く、マニピュレータの滅菌が可能で、他の医療機器との
相互ノイズを低減することができ、またMRI環境下で
の使用を可能にするマニピュレータを提供することを目
的とする。
【0010】
【構成】この目的に対応して、この発明のてこ−パラレ
ルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク
式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータは、アーム
機構とエンドエフェクタを有するマニピュレータの前記
アーム機構とエンドエフェクタの間に設けられて前記ア
ーム機構の位置姿勢を前記エンドエフェクタに伝達する
位置姿勢伝達機構であって、前記位置姿勢伝達機構は前
記アーム機構に固定した第1のリンク部材とエンドエフ
ェクタに固定した第2のリンク部材とを6自由度位置姿
勢伝達機構を介して連結することを特徴としている。
ルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク
式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータは、アーム
機構とエンドエフェクタを有するマニピュレータの前記
アーム機構とエンドエフェクタの間に設けられて前記ア
ーム機構の位置姿勢を前記エンドエフェクタに伝達する
位置姿勢伝達機構であって、前記位置姿勢伝達機構は前
記アーム機構に固定した第1のリンク部材とエンドエフ
ェクタに固定した第2のリンク部材とを6自由度位置姿
勢伝達機構を介して連結することを特徴としている。
【0011】
【実施の態様】以下、この発明の詳細を一実施例につい
て図面を参照して説明する。
て図面を参照して説明する。
【0012】図はこの発明の位置姿勢伝達機構をスチワ
ートプラットフォーム型マニピュレータに適用した実施
例を示している。
ートプラットフォーム型マニピュレータに適用した実施
例を示している。
【0013】図1〜図4において、1はてこ−パラレル
リンク式位置姿勢伝達機構(以下単に位置姿勢伝達機構
と称する、実施の態様の項において同じ)である。位置
姿勢伝達機構1はスチワートプラットフォーム型マニピ
ュレータ(以下単にマニピュレータと称する、実施の態
様の項において同じ)2に取り付けられている。マニピ
ュレータ2はアーム3とエンドエフェクタ4とを有し、
位置姿勢伝達機構1はアーム3とエンドエフェクタ4と
の間に設けられ、一端の第1のリンク部材5でアーム3
の先端部材であるエンドプレート6に固着し、他端の第
2のリンク部材7でエンドエフェクタ4を取り付ける基
端部材8に固着している。第1のリンク部材5とエンド
プレート6とは固着していて、その間には相対運動がな
いので、かつ第2のリンク部材7と基端部材8とは固着
していて、その間には相対運動がないので、図1〜図4
においては第1のリンク部材5とエンドプレート6とは
同一部材として表示しており、また第2のリンク部材7
と基端部材8とは同一部材として表示している。
リンク式位置姿勢伝達機構(以下単に位置姿勢伝達機構
と称する、実施の態様の項において同じ)である。位置
姿勢伝達機構1はスチワートプラットフォーム型マニピ
ュレータ(以下単にマニピュレータと称する、実施の態
様の項において同じ)2に取り付けられている。マニピ
ュレータ2はアーム3とエンドエフェクタ4とを有し、
位置姿勢伝達機構1はアーム3とエンドエフェクタ4と
の間に設けられ、一端の第1のリンク部材5でアーム3
の先端部材であるエンドプレート6に固着し、他端の第
2のリンク部材7でエンドエフェクタ4を取り付ける基
端部材8に固着している。第1のリンク部材5とエンド
プレート6とは固着していて、その間には相対運動がな
いので、かつ第2のリンク部材7と基端部材8とは固着
していて、その間には相対運動がないので、図1〜図4
においては第1のリンク部材5とエンドプレート6とは
同一部材として表示しており、また第2のリンク部材7
と基端部材8とは同一部材として表示している。
【0014】マニピュレータ2は図5から図7に示すよ
うに、固定のベースプレート11から可動のエンドプレ
ート6までが複数のリンク12a〜12fで連結されて
構成されている。リンク12a〜12fはリニアアクチ
ュエータで構成されている。リンク12a〜12fとベ
ースプレート11、エンドプレート6とはボールジョイ
ント14によって連結している。リンク12a〜12f
の伸縮を制御することによって、設定された可動範囲に
おいてエンドプレート6に任意の位置及び姿勢をとらせ
ることができる。このエンドプレート6の位置及び姿勢
をエンドエフェクタ4に伝達するのがこの発明の位置姿
勢伝達機構1である。
うに、固定のベースプレート11から可動のエンドプレ
ート6までが複数のリンク12a〜12fで連結されて
構成されている。リンク12a〜12fはリニアアクチ
ュエータで構成されている。リンク12a〜12fとベ
ースプレート11、エンドプレート6とはボールジョイ
ント14によって連結している。リンク12a〜12f
の伸縮を制御することによって、設定された可動範囲に
おいてエンドプレート6に任意の位置及び姿勢をとらせ
ることができる。このエンドプレート6の位置及び姿勢
をエンドエフェクタ4に伝達するのがこの発明の位置姿
勢伝達機構1である。
【0015】位置姿勢伝達機構1は図8から図12に示
すように、第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と
がマニピュレータ2の両端に位置している。第1のリン
ク部材5はマニピュレータ2のアーム3に固着する部材
であり、マニピュレータ2のアーム3からの運動を位置
姿勢伝達機構1に入力する入力側端部として機能する部
材である。第2のリンク部材7は位置姿勢伝達機構1の
運動をエンドエフェクタ4に出力する出力側端部として
機能する部分である。
すように、第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と
がマニピュレータ2の両端に位置している。第1のリン
ク部材5はマニピュレータ2のアーム3に固着する部材
であり、マニピュレータ2のアーム3からの運動を位置
姿勢伝達機構1に入力する入力側端部として機能する部
材である。第2のリンク部材7は位置姿勢伝達機構1の
運動をエンドエフェクタ4に出力する出力側端部として
機能する部分である。
【0016】位置姿勢伝達機構1は第3のリンク部材1
5を有する。第3のリンク部材15は剛体製の棒状体を
なし、後に述べる固定リンク16との接続部17を構成
するほぼ中央部分18は丸棒状になっていてスライダ2
1との間に回り滑り対偶22を構成する。
5を有する。第3のリンク部材15は剛体製の棒状体を
なし、後に述べる固定リンク16との接続部17を構成
するほぼ中央部分18は丸棒状になっていてスライダ2
1との間に回り滑り対偶22を構成する。
【0017】第3のリンク部材15上の直交3軸x軸、
y軸及びz軸のうち、第3のリンク部材15の長手方向
のz軸方向の一端に第1のリンク部材5が第1のユニバ
ーサルジョイント23を介して連結し、z軸方向の他端
に第2のリンク部材7が第2のユニバーサルジョイント
24を介して連結している。
y軸及びz軸のうち、第3のリンク部材15の長手方向
のz軸方向の一端に第1のリンク部材5が第1のユニバ
ーサルジョイント23を介して連結し、z軸方向の他端
に第2のリンク部材7が第2のユニバーサルジョイント
24を介して連結している。
【0018】第3のリンク部材15の周囲には3本の第
4のリンク部材25が第3のリンク部材15のZ軸に並
行に配置されている。この3本の第4のリンク部材25
はワイヤーやロッド等の張力を負担できる材料で構成さ
れ、両端で継手26を介して一端で第1のリンク部材5
に、また他端で第2のリンク部材7に連結している。第
4のリンク部材25が張力と圧縮力の両方を負担できる
ロッドの場合は2本で十分である。3本の場合は3つの
継手が一直線上にあってはならない、かつ1点はユニバ
ーサルジョイントの反対側になければならない。2本の
場合はユニバーサルジョイントと2つの継手が一直線に
なってはならない。第3のリンク部材15と第4のリン
ク部材25が常に並行を保つためには回転の中心である
ユニバーサルジョイント23,24と継手26との相対
位置が等しくならなければならない。それぞれの第4の
リンク部材25と第1のリンク部材5及び第2のリンク
部材7との継手26では直交3軸の回りに回転可能であ
る。
4のリンク部材25が第3のリンク部材15のZ軸に並
行に配置されている。この3本の第4のリンク部材25
はワイヤーやロッド等の張力を負担できる材料で構成さ
れ、両端で継手26を介して一端で第1のリンク部材5
に、また他端で第2のリンク部材7に連結している。第
4のリンク部材25が張力と圧縮力の両方を負担できる
ロッドの場合は2本で十分である。3本の場合は3つの
継手が一直線上にあってはならない、かつ1点はユニバ
ーサルジョイントの反対側になければならない。2本の
場合はユニバーサルジョイントと2つの継手が一直線に
なってはならない。第3のリンク部材15と第4のリン
ク部材25が常に並行を保つためには回転の中心である
ユニバーサルジョイント23,24と継手26との相対
位置が等しくならなければならない。それぞれの第4の
リンク部材25と第1のリンク部材5及び第2のリンク
部材7との継手26では直交3軸の回りに回転可能であ
る。
【0019】第4のリンク部材25がワイヤーである場
合は、ワイヤー自体が直交3軸の回りの回転に対して柔
軟性をもつので、ワイヤーを第1のリンク部材5及び第
2のリンク部材7に結びつけるだけでよいが、第4のリ
ンク部材25が剛体のロッドである場合は、第4のリン
ク部材25と第1のリンク部材5及び第2のリンク部材
7との継手にはボールジョイントを用いる必要がある。
第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と第3のリン
ク部材15と第4のリンク部材25とは平行リンク機構
31を構成する。
合は、ワイヤー自体が直交3軸の回りの回転に対して柔
軟性をもつので、ワイヤーを第1のリンク部材5及び第
2のリンク部材7に結びつけるだけでよいが、第4のリ
ンク部材25が剛体のロッドである場合は、第4のリン
ク部材25と第1のリンク部材5及び第2のリンク部材
7との継手にはボールジョイントを用いる必要がある。
第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と第3のリン
ク部材15と第4のリンク部材25とは平行リンク機構
31を構成する。
【0020】第3のリンク部材15は第3のユニバーサ
ルジョイント27と回り滑り対偶22を介して第5のリ
ンク部材である固定リンク16に支持されている。回り
滑り対偶22は第3のリンク部材15の中央部分18と
そこに嵌合している円筒状のスライダ21との間に形成
され、したがって第3のリンク部材15はZ軸方向の直
線変位とZ軸回りの回転変位が可能である。
ルジョイント27と回り滑り対偶22を介して第5のリ
ンク部材である固定リンク16に支持されている。回り
滑り対偶22は第3のリンク部材15の中央部分18と
そこに嵌合している円筒状のスライダ21との間に形成
され、したがって第3のリンク部材15はZ軸方向の直
線変位とZ軸回りの回転変位が可能である。
【0021】第3のユニバーサルジョイント27はスラ
イダ21と固定リンク16との間に形成されるもので、
ジンバル31の基端部が固定リンク16上の直交3軸、
X軸、Y軸及びZ軸のうちの長手方向のZ軸の回りに回
転可能に取り付けられている。また、ジンバルの2叉の
先端部は回り滑り対偶22に枢着して固定リンク16−
ジンバル31の回転軸に垂直な軸回りに回転可能であ
る。
イダ21と固定リンク16との間に形成されるもので、
ジンバル31の基端部が固定リンク16上の直交3軸、
X軸、Y軸及びZ軸のうちの長手方向のZ軸の回りに回
転可能に取り付けられている。また、ジンバルの2叉の
先端部は回り滑り対偶22に枢着して固定リンク16−
ジンバル31の回転軸に垂直な軸回りに回転可能であ
る。
【0022】この結果、上記のジンバル31と回り滑り
対偶22により、固定リンク16に対して第3のリンク
部材15はリンク部材15の長手方向をZ軸方向とした
直交3軸のZ軸の回り、X軸の回り、Y軸の回りに回転
可能であり、かつZ軸の方向に直線変位可能である。
対偶22により、固定リンク16に対して第3のリンク
部材15はリンク部材15の長手方向をZ軸方向とした
直交3軸のZ軸の回り、X軸の回り、Y軸の回りに回転
可能であり、かつZ軸の方向に直線変位可能である。
【0023】このように構成されたてこ−パラレルリン
ク式位置姿勢伝達機構1においては、マニピュレータ2
のアーム3から入力された運動はエンドエフェクタ4に
出力されるのであるが、アーム3からの入力によって第
1のリンク部材5はX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に直
線変位しまたその3軸回りの回転変位の6自由度の運動
をする。この6自由度の運動は第2のリンク部材7に伝
達される。すなわち、第1のリンク部材5のX軸方向の
変位は第3のリンク部材15と第4のリンク部材16と
の間の第3のユニバーサルジョイント27のY軸回りの
回転によって、第2のリンク部材7のX軸方向の反対向
きの直線変位となって現れる。次に第1のリンク部材5
のY軸方向の変位は第3のユニバーサルジョイント27
のX軸回りの回転によって、第2のリンク部材7のY軸
方向の反対向きの直線変位となって現れる。
ク式位置姿勢伝達機構1においては、マニピュレータ2
のアーム3から入力された運動はエンドエフェクタ4に
出力されるのであるが、アーム3からの入力によって第
1のリンク部材5はX軸、Y軸及びZ軸の3軸方向に直
線変位しまたその3軸回りの回転変位の6自由度の運動
をする。この6自由度の運動は第2のリンク部材7に伝
達される。すなわち、第1のリンク部材5のX軸方向の
変位は第3のリンク部材15と第4のリンク部材16と
の間の第3のユニバーサルジョイント27のY軸回りの
回転によって、第2のリンク部材7のX軸方向の反対向
きの直線変位となって現れる。次に第1のリンク部材5
のY軸方向の変位は第3のユニバーサルジョイント27
のX軸回りの回転によって、第2のリンク部材7のY軸
方向の反対向きの直線変位となって現れる。
【0024】次に第1のリンク部材5のZ軸方向の変位
は第3のリンク部材15が回り滑り対偶22に対して直
線摺動変位によって第2のリンク部材7のZ軸方向の同
じ向きの直線変位となって現れる。この3軸方向の直線
変位のとき第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と
第3のリンク部材15と第4のリンク部材25とは平行
リンク機構31を構成するので、第1のリンク部材5と
第2のリンク部材7とは平行運動をする。
は第3のリンク部材15が回り滑り対偶22に対して直
線摺動変位によって第2のリンク部材7のZ軸方向の同
じ向きの直線変位となって現れる。この3軸方向の直線
変位のとき第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と
第3のリンク部材15と第4のリンク部材25とは平行
リンク機構31を構成するので、第1のリンク部材5と
第2のリンク部材7とは平行運動をする。
【0025】次に第1のリンク部材5がX軸及びY軸の
回りに回転するとその動きは平行リンク機構31によっ
て第2のリンク部材7のX軸及びY軸回りの回転となっ
て現れる。第1のリンク部材5がZ軸の回りに回転する
とその動きは第3のリンク部材15のZ軸回りの回転と
なって第2のリンク部材7に伝達され、第2のリンク部
材7がZ軸の回りに回転する。
回りに回転するとその動きは平行リンク機構31によっ
て第2のリンク部材7のX軸及びY軸回りの回転となっ
て現れる。第1のリンク部材5がZ軸の回りに回転する
とその動きは第3のリンク部材15のZ軸回りの回転と
なって第2のリンク部材7に伝達され、第2のリンク部
材7がZ軸の回りに回転する。
【0026】こうして第1のリンク部材5の6自由度の
動き全部が第2のリンク部材7の6自由度の動きとなっ
て現れ、第2のリンク部材7に取り付けられたエンドエ
フェクタ4に伝達される。ただし、第4のユニバーサル
ジョイント27のX軸、Y軸回りの回転をともなう直線
運動の向きは第1のリンク部材5と第2のリンク部材7
とでは逆になる。なお以上説明した実施例は位置姿勢伝
達機構をスチワートプラットフォーム型マニピュレータ
に適用したものであるが、この発明の位置姿勢伝達機構
はその他のパラレルメカニズム及びシリアルメカニズム
にも適用することができる。
動き全部が第2のリンク部材7の6自由度の動きとなっ
て現れ、第2のリンク部材7に取り付けられたエンドエ
フェクタ4に伝達される。ただし、第4のユニバーサル
ジョイント27のX軸、Y軸回りの回転をともなう直線
運動の向きは第1のリンク部材5と第2のリンク部材7
とでは逆になる。なお以上説明した実施例は位置姿勢伝
達機構をスチワートプラットフォーム型マニピュレータ
に適用したものであるが、この発明の位置姿勢伝達機構
はその他のパラレルメカニズム及びシリアルメカニズム
にも適用することができる。
【0027】
【発明の効果】本マニピュレータの特徴はてこ−パラレ
ルリンク式位置姿勢伝達機構1により、マニピュレータ
の動作をユニバーサルジョイントの反対側へ伝達できる
ことである。作業領域内には第3のリンク部材15から
なるてこが1本入っているだけなので、空間占有率が低
く、手術者の作業を邪魔しない。一方でマニピュレータ
の動作範囲は作業領域と離れたところにあるため、シリ
アルメカニズムのように肘関節があるものでも、パラレ
ルメカニズムのように空間占有率の高いものでも使用で
きる。
ルリンク式位置姿勢伝達機構1により、マニピュレータ
の動作をユニバーサルジョイントの反対側へ伝達できる
ことである。作業領域内には第3のリンク部材15から
なるてこが1本入っているだけなので、空間占有率が低
く、手術者の作業を邪魔しない。一方でマニピュレータ
の動作範囲は作業領域と離れたところにあるため、シリ
アルメカニズムのように肘関節があるものでも、パラレ
ルメカニズムのように空間占有率の高いものでも使用で
きる。
【0028】可動領域の管理についてはマニピュレータ
の側に可動領域内に壁などをつけることで、可動範囲を
制限することができる。また過度に速度がでると危険で
あるが、マニピュレータの側にダンパーをつけることで
速度を制限することができる。このようにてこ−パラレ
ルリンク式位置姿勢伝達機構1の入力側に制限を加える
ことで、出力側に何も設置することなく安全性と作業性
の両方を高めることが可能である。
の側に可動領域内に壁などをつけることで、可動範囲を
制限することができる。また過度に速度がでると危険で
あるが、マニピュレータの側にダンパーをつけることで
速度を制限することができる。このようにてこ−パラレ
ルリンク式位置姿勢伝達機構1の入力側に制限を加える
ことで、出力側に何も設置することなく安全性と作業性
の両方を高めることが可能である。
【0029】作業領域から遠いところにアクチュエータ
を置けるため、MRI環境下マニピュレータへ応用が容
易である。
を置けるため、MRI環境下マニピュレータへ応用が容
易である。
【図1】この発明のてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝
達機構をマニピュレータに組み込んだ状態の斜視説明
図。
達機構をマニピュレータに組み込んだ状態の斜視説明
図。
【図2】マニピュレータ2の正面説明図。
【図3】マニピュレータ2の側面説明図。
【図4】図2におけるa−a´部断面説明図。
【図5】この発明のてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝
達機構1をマニピュレータ2に組み込んだ状態の正面説
明図。
達機構1をマニピュレータ2に組み込んだ状態の正面説
明図。
【図6】この発明のてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝
達機構1をマニピュレータ2に組み込んだ状態の側面説
明図。
達機構1をマニピュレータ2に組み込んだ状態の側面説
明図。
【図7】図5におけるa−a´部断面説明図。
【図8】てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構1の
正面説明図。
正面説明図。
【図9】てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構1の
側面説明図。
側面説明図。
【図10】図8におけるa−a´部断面説明図。
【図11】図8におけるb−b´部断面説明図。
【図12】図8におけるc−c´部断面説明図。
1 てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構 2 スチワートプラットフォーム型マニピュレータ 3 アーム 4 エンドエフェクタ 5 第1のリンク部材 6 エンドプレート 7 第2のリンク部材 8 基端部材 11 ベースプレート 12 a〜f リンク 13 a、13b、13c対 14 ボールジョイント 15 第3のリンク部材 16 固定リンク 17 接続部 18 中央部分 21 スライダ 22 回り滑り対偶 23 第1のユニバーサルジョイント 24 第2のユニバーサルジョイント 25 第4のリンク部材 26 継子 27 第4のユニバーサルジョイント 34 平行リンク機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月27日(1999.12.
27)
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 対象物に作用するエンドエフェクターと
前記エンドエフェクターの位置姿勢を決定する動きをす
るアーム機構とを有するマニピュレータの前記アーム機
構と前記エンドエフェクタの間に設けられて前記アーム
機構の前記動きを前記エンドエフェクタに伝達する位置
姿勢伝達機構であって、前記位置姿勢伝達機構は前記ア
ーム機構に固定する第1のリンク部材と前記エンドエフ
ェクタに固定する第2のリンク部材と、 第3のリンク部材上の長手軸方向の一端を前記第1のリ
ンク部材に第1のユニバーサルジョイントを介して連結
し他端を前記第2のリンク部材に第2のユニバーサルジ
ョイントを介して連結する剛体の前記第3のリンク部材
と、前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材とを連結
し、かつ前記第3のリンク部材の前記長手軸に平行に配
置されて前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材
との間に平行運動を伝達するパラレルリンク機構を構成
する第4のリンク部材と、 前記第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能
にかつ前記長手軸の回りに回転可能にかつ前記長手軸に
直交する2軸の回りに回転可能に前記第3のリンク部材
を支持して前記第3のリンク部材にてこ運動を許容する
剛体のかつ固定された第5のリンク部材と を備えること
を特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機
構。
前記エンドエフェクターの位置姿勢を決定する動きをす
るアーム機構とを有するマニピュレータの前記アーム機
構と前記エンドエフェクタの間に設けられて前記アーム
機構の前記動きを前記エンドエフェクタに伝達する位置
姿勢伝達機構であって、前記位置姿勢伝達機構は前記ア
ーム機構に固定する第1のリンク部材と前記エンドエフ
ェクタに固定する第2のリンク部材と、 第3のリンク部材上の長手軸方向の一端を前記第1のリ
ンク部材に第1のユニバーサルジョイントを介して連結
し他端を前記第2のリンク部材に第2のユニバーサルジ
ョイントを介して連結する剛体の前記第3のリンク部材
と、前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材とを連結
し、かつ前記第3のリンク部材の前記長手軸に平行に配
置されて前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材
との間に平行運動を伝達するパラレルリンク機構を構成
する第4のリンク部材と、 前記第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能
にかつ前記長手軸の回りに回転可能にかつ前記長手軸に
直交する2軸の回りに回転可能に前記第3のリンク部材
を支持して前記第3のリンク部材にてこ運動を許容する
剛体のかつ固定された第5のリンク部材と を備えること
を特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機
構。
【請求項2】 前記マニピュレータは医療用マニピュレ
ータであることを特徴とする請求項1記載のてこ−パラ
レルリンク式位置姿勢伝達機構。
ータであることを特徴とする請求項1記載のてこ−パラ
レルリンク式位置姿勢伝達機構。
【請求項3】 対象物に作用するエンドエフェクターと
前記エンドエフェクターの位置姿勢を決定する動きをす
るアーム機構とを有するマニピュレータであって、前記
アーム機構と前記エンドエフェクタの間に設けられて前
記アーム機構の前記動きを前記エンドエフェクタに伝達
する位置姿勢伝達機構を有し、前記位置姿勢伝達機構は
前記アーム機構に固定する第1のリンク部材と前記エン
ドエフェクタに固定する第2のリンク部材と、 第3のリンク部材上の長手軸方向の一端を前記第1のリ
ンク部材に第1のユニバーサルジョイントを介して連結
し他端を前記第2のリンク部材に第2のユニバーサルジ
ョイントを介して連結する剛体の前記第3のリンク部材
と、 前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材とを連結
し、かつ前記第3のリンク部材の前記長手軸に平行に配
置されて前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材
との間に平行運動を伝達するパラレルリンク機構を構成
する第4のリンク部材と、前記第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能
にかつ前記長手軸の回りに回転可能にかつ前記長手軸に
直交する2軸の回りに回転可能に前記第3のリンク部材
を支持して前記第3のリンク部材にてこ運動を許容する
剛体のかつ固定された第5のリンク部材と を備えること
を特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構
を有するマニピュレータ。
前記エンドエフェクターの位置姿勢を決定する動きをす
るアーム機構とを有するマニピュレータであって、前記
アーム機構と前記エンドエフェクタの間に設けられて前
記アーム機構の前記動きを前記エンドエフェクタに伝達
する位置姿勢伝達機構を有し、前記位置姿勢伝達機構は
前記アーム機構に固定する第1のリンク部材と前記エン
ドエフェクタに固定する第2のリンク部材と、 第3のリンク部材上の長手軸方向の一端を前記第1のリ
ンク部材に第1のユニバーサルジョイントを介して連結
し他端を前記第2のリンク部材に第2のユニバーサルジ
ョイントを介して連結する剛体の前記第3のリンク部材
と、 前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材とを連結
し、かつ前記第3のリンク部材の前記長手軸に平行に配
置されて前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材
との間に平行運動を伝達するパラレルリンク機構を構成
する第4のリンク部材と、前記第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能
にかつ前記長手軸の回りに回転可能にかつ前記長手軸に
直交する2軸の回りに回転可能に前記第3のリンク部材
を支持して前記第3のリンク部材にてこ運動を許容する
剛体のかつ固定された第5のリンク部材と を備えること
を特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構
を有するマニピュレータ。
【請求項4】 前記マニピュレータは医療用マニピュレ
ータであることを特徴とする請求項3記載のてこ−パラ
レルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレー
タ。
ータであることを特徴とする請求項3記載のてこ−パラ
レルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレー
タ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【構成】この目的に対応して、この発明のてこ−パラレ
ルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク
式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータは、対象物
に作用するエンドエフェクターと前記エンドエフェクタ
ーの位置姿勢を決定する動きをするアーム機構とを有す
るマニピュレータの前記アーム機構と前記エンドエフェ
クタの間に設けられて前記アーム機構の前記動きを前記
エンドエフェクタに伝達する位置姿勢伝達機構であっ
て、前記位置姿勢伝達機構は前記アーム機構に固定する
第1のリンク部材と前記エンドエフェクタに固定する第
2のリンク部材と、第3のリンク部材上の長手軸方向の
一端を前記第1のリンク部材に第1のユニバーサルジョ
イントを介して連結し他端を前記第2のリンク部材に第
2のユニバーサルジョイントを介して連結する剛体の前
記第3のリンク部材と、前記第1のリンク部材と前記第
2のリンク部材とを連結し、かつ前記第3のリンク部材
の前記長手軸に平行に配置されて前記第1のリンク部材
と前記第2のリンク部材との間に平行運動を伝達するパ
ラレルリンク機構を構成する第4のリンク部材と、前記
第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能にか
つ前記長手軸の回りに回転可能にかつ前記長手軸に直交
する2軸の回りに回転可能に前記第3のリンク部材を支
持して前記第3のリンク部材にてこ運動を許容する剛体
のかつ固定された第5のリンク部材とを備えることを特
徴としている。
ルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク
式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータは、対象物
に作用するエンドエフェクターと前記エンドエフェクタ
ーの位置姿勢を決定する動きをするアーム機構とを有す
るマニピュレータの前記アーム機構と前記エンドエフェ
クタの間に設けられて前記アーム機構の前記動きを前記
エンドエフェクタに伝達する位置姿勢伝達機構であっ
て、前記位置姿勢伝達機構は前記アーム機構に固定する
第1のリンク部材と前記エンドエフェクタに固定する第
2のリンク部材と、第3のリンク部材上の長手軸方向の
一端を前記第1のリンク部材に第1のユニバーサルジョ
イントを介して連結し他端を前記第2のリンク部材に第
2のユニバーサルジョイントを介して連結する剛体の前
記第3のリンク部材と、前記第1のリンク部材と前記第
2のリンク部材とを連結し、かつ前記第3のリンク部材
の前記長手軸に平行に配置されて前記第1のリンク部材
と前記第2のリンク部材との間に平行運動を伝達するパ
ラレルリンク機構を構成する第4のリンク部材と、前記
第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能にか
つ前記長手軸の回りに回転可能にかつ前記長手軸に直交
する2軸の回りに回転可能に前記第3のリンク部材を支
持して前記第3のリンク部材にてこ運動を許容する剛体
のかつ固定された第5のリンク部材とを備えることを特
徴としている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】マニピュレータ2は図5から図7に示すよ
うに、固定のベースプレート11から可動のエンドプレ
ート6までがアーム3であり、複数のリンク12a〜1
2fで連結されて構成されている。リンク12a〜12
fはリニアアクチュエータで構成されている。リンク1
2a〜12fとベースプレート11、エンドプレート6
とはボールジョイント14によって連結している。リン
ク12a〜12fの伸縮を制御することによって、設定
された可動範囲においてエンドプレート6に任意の位置
及び姿勢をとらせることができる。このエンドプレート
6の位置及び姿勢をエンドエフェクタ4に伝達するのが
この発明の位置姿勢伝達機構1である。エンドエフェク
ーは対象物に直接作用する部分であり、アームはエンド
エフェクターの位置姿勢を決定する動きをする部分であ
る。
うに、固定のベースプレート11から可動のエンドプレ
ート6までがアーム3であり、複数のリンク12a〜1
2fで連結されて構成されている。リンク12a〜12
fはリニアアクチュエータで構成されている。リンク1
2a〜12fとベースプレート11、エンドプレート6
とはボールジョイント14によって連結している。リン
ク12a〜12fの伸縮を制御することによって、設定
された可動範囲においてエンドプレート6に任意の位置
及び姿勢をとらせることができる。このエンドプレート
6の位置及び姿勢をエンドエフェクタ4に伝達するのが
この発明の位置姿勢伝達機構1である。エンドエフェク
ーは対象物に直接作用する部分であり、アームはエンド
エフェクターの位置姿勢を決定する動きをする部分であ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】第3のリンク部材15の周囲には3本の第
4のリンク部材25が第3のリンク部材15のZ軸に並
行に配置されていて、これがパラレルリンク機構を構成
する。この3本の第4のリンク部材25はワイヤーやロ
ッド等の張力を負担できる材料で構成され、両端で継手
26を介して一端で第1のリンク部材5に、また他端で
第2のリンク部材7に連結している。第4のリンク部材
25が張力と圧縮力の両方を負担できるロッドの場合は
2本で十分である。3本の場合は3つの継手が一直線上
にあってはならない、かつ1点はユニバーサルジョイン
トの反対側になければならない。2本の場合はユニバー
サルジョイントと2つの継手が一直線になってはならな
い。第3のリンク部材15と第4のリンク部材25が常
に並行を保つためには回転の中心であるユニバーサルジ
ョイント23,24と継手26との相対位置が等しくな
らなければならない。それぞれの第4のリンク部材25
と第1のリンク部材5及び第2のリンク部材7との継手
26では直交3軸の回りに回転可能である。
4のリンク部材25が第3のリンク部材15のZ軸に並
行に配置されていて、これがパラレルリンク機構を構成
する。この3本の第4のリンク部材25はワイヤーやロ
ッド等の張力を負担できる材料で構成され、両端で継手
26を介して一端で第1のリンク部材5に、また他端で
第2のリンク部材7に連結している。第4のリンク部材
25が張力と圧縮力の両方を負担できるロッドの場合は
2本で十分である。3本の場合は3つの継手が一直線上
にあってはならない、かつ1点はユニバーサルジョイン
トの反対側になければならない。2本の場合はユニバー
サルジョイントと2つの継手が一直線になってはならな
い。第3のリンク部材15と第4のリンク部材25が常
に並行を保つためには回転の中心であるユニバーサルジ
ョイント23,24と継手26との相対位置が等しくな
らなければならない。それぞれの第4のリンク部材25
と第1のリンク部材5及び第2のリンク部材7との継手
26では直交3軸の回りに回転可能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】第4のリンク部材25がワイヤーである場
合は、ワイヤー自体が直交3軸の回りの回転に対して柔
軟性をもつので、ワイヤーを第1のリンク部材5及び第
2のリンク部材7に結びつけるだけでよいが、第4のリ
ンク部材25が剛体のロッドである場合は、第4のリン
ク部材25と第1のリンク部材5及び第2のリンク部材
7との継手にはボールジョイントを用いる必要がある。
第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と第3のリン
ク部材15と第4のリンク部材25とは第1のリンク部
材5と第2のリンク部材7に相対平行運動を生じさせる
パラレルリンク機構を構成する。
合は、ワイヤー自体が直交3軸の回りの回転に対して柔
軟性をもつので、ワイヤーを第1のリンク部材5及び第
2のリンク部材7に結びつけるだけでよいが、第4のリ
ンク部材25が剛体のロッドである場合は、第4のリン
ク部材25と第1のリンク部材5及び第2のリンク部材
7との継手にはボールジョイントを用いる必要がある。
第1のリンク部材5と第2のリンク部材7と第3のリン
ク部材15と第4のリンク部材25とは第1のリンク部
材5と第2のリンク部材7に相対平行運動を生じさせる
パラレルリンク機構を構成する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この結果、上記のジンバル31と回り滑り
対偶22により、固定リンク16に対して第3のリンク
部材15はリンク部材15の長手方向をZ軸方向とした
直交3軸のZ軸の回り、X軸の回り、Y軸の回りに回転
可能であり、かつZ軸の方向に直線変位可能である。第
3のリンク部材15のX軸回りの回転、Y軸回りの回転
は第3のリンク部材15のてこの動きである。
対偶22により、固定リンク16に対して第3のリンク
部材15はリンク部材15の長手方向をZ軸方向とした
直交3軸のZ軸の回り、X軸の回り、Y軸の回りに回転
可能であり、かつZ軸の方向に直線変位可能である。第
3のリンク部材15のX軸回りの回転、Y軸回りの回転
は第3のリンク部材15のてこの動きである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小谷内 範穂 茨城県つくば市並木1丁目2番地 工業技 術院機械技術研究所内 (72)発明者 新井 健生 大阪府豊中市待兼山町1−3 Fターム(参考) 3F059 AA10 BA05 5H303 AA10 BB03 BB09 DD26 EE03 EE07
Claims (6)
- 【請求項1】 アーム機構とエンドエフェクタを有する
マニピュレータの前記アーム機構とエンドエフェクタの
間に設けられて前記アーム機構の位置姿勢を前記エンド
エフェクタに伝達する位置姿勢伝達機構であって、前記
位置姿勢伝達機構は前記アーム機構に固定した第1のリ
ンク部材とエンドエフェクタに固定した第2のリンク部
材とを6自由度位置姿勢伝達機構を介して連結すること
を特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機
構。 - 【請求項2】 アーム機構とエンドエフェクタを有する
マニピュレータの前記アーム機構とエンドエフェクタの
間に設けられて前記アーム機構の位置姿勢を前記エンド
エフェクタに伝達する位置姿勢伝達機構であって、前記
位置姿勢伝達機構は前記アーム機構に固定した第1のリ
ンク部材とエンドエフェクタに固定した第2のリンク部
材と、 第3のリンク部材上の長手軸方向の一端を前記第1のリ
ンク部材に第1のユニバーサルジョイントを介して連結
し他端を前記第2のリンク部材に第2のユニバーサルジ
ョイントを介して連結する剛体の前記第3のリンク部材
と、 前記第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能
にかつ前記長手軸の回りに回転可能にかつ第4のリンク
部材上の直交3軸のうちの一方の軸の回りに回転可能に
かつ他方の軸の回りに回転可能に前記第3のリンクを支
持する剛体のかつ固定された第4のリンク部材と、 前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材とを連結
して前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材との
間に平行運動を伝達する第5のリンク部材とを備えるこ
とを特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機
構。 - 【請求項3】 前記マニピュレータは医療用マニピュレ
ータであることを特徴とする請求項2記載のてこ−パラ
レルリンク式位置姿勢伝達機構。 - 【請求項4】 アーム機構とエンドエフェクタを有する
マニピュレータであって、前記アーム機構とエンドエフ
ェクタの間に設けられて前記アーム機構の位置姿勢を前
記エンドエフェクタに伝達する位置姿勢伝達機構を有
し、前記位置姿勢伝達機構は前記リンク機構に固定した
第1のリンク部材とエンドエフェクタに固定した第2の
リンク部材とを6自由度位置姿勢伝達機構を介して連結
することを特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢
伝達機構を有するマニピュレータ。 - 【請求項5】 アーム機構とエンドエフェクタを有する
マニピュレータであって、前記アーム機構とエンドエフ
ェクタの間に設けられて前記アーム機構の位置姿勢を前
記エンドエフェクタに伝達する位置姿勢伝達機構を有
し、前記位置姿勢伝達機構は前記アーム機構に固定した
第1のリンク部材とエンドエフェクタに固定した第2の
リンク部材と、 第3のリンク部材上の長手軸方向の一端を前記第1のリ
ンク部材に第1のユニバーサルジョイントを介して連結
し他端を前記第2のリンク部材に第2のユニバーサルジ
ョイントを介して連結する剛体の前記第3のリンク部材
と、 前記第3のリンク部材上の前記長手軸に沿って移動可能
にかつ前記長手軸の回りに回転可能にかつ第4のリンク
部材上の直交3軸のうちの一方の軸の回りに回転可能に
かつ他方の軸の回りに回転可能に前記第3のリンク部材
を支持する剛体のかつ固定された第4のリンク部材と、 前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材とを連結
して前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材との
間に平行運動を伝達する第5のリンク部材とを備えるこ
とを特徴とするてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機
構を有するマニピュレータ。 - 【請求項6】 前記マニピュレータは医療用マニピュレ
ータであることを特徴とする請求項5記載のてこ−パラ
レルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05923999A JP3333874B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05923999A JP3333874B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000254876A true JP2000254876A (ja) | 2000-09-19 |
| JP3333874B2 JP3333874B2 (ja) | 2002-10-15 |
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ID=13107645
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05923999A Expired - Lifetime JP3333874B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | てこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構及びてこ−パラレルリンク式位置姿勢伝達機構を有するマニピュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2017193035A (ja) * | 2016-04-22 | 2017-10-26 | ミシェル・デ・エジーディオMichele D’Egidio | 空間における要素の運動および位置決めのためのデバイス |
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