JP2000255080A - 応答器付きインクカートリッジ及びこれを用いるプリンタ - Google Patents

応答器付きインクカートリッジ及びこれを用いるプリンタ

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JP2000255080A
JP2000255080A JP6363999A JP6363999A JP2000255080A JP 2000255080 A JP2000255080 A JP 2000255080A JP 6363999 A JP6363999 A JP 6363999A JP 6363999 A JP6363999 A JP 6363999A JP 2000255080 A JP2000255080 A JP 2000255080A
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JP
Japan
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cartridge
transponder
ink
printer
ink cartridge
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Kazuo Watabiki
和夫 綿引
Haruichiro Akimoto
晴一郎 秋本
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Gen Co Ltd
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General Co Ltd
Gen Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インクカートリッジにおいて、機種を容易且つ
安価に判別できること。 【解決手段】カートリッジ本体3の上面に応答器7を固
定する。応答器7はコイルとコンデンサを有する閉回路
を構成する。カートリッジ1を取り付けるホルダ10の
開閉蓋11に、アンテナ14付きのスキャナ15を設け
る。スキャナ15は正規の機種のカートリッジ1の応答
器7の持つ共振周波数の電磁波を発振する。これを受け
た応答器7はエコー波を発振し、これに基づいて、制御
部16がカートリッジ1の機種を判別する。機種が不適
合である場合、プリンタ8の運転を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の周波数の電
磁波に応じてエコー波を発振する応答器付きインクカー
トリッジとこれを用いるプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】近年、イ
ンクジェットプリンタが急速に普及してきており、イン
クを収容したインクカートリッジをプリンタの左右に往
復駆動されるホルダにセットして用いるものが一般的で
ある。カートリッジのインク室に蓄えられるインクとし
ては、一般OA用インクジェットインクの他、例えば、
MICRインク、蛍光インク、可食インク等の特殊用途
に用いられるインクがある。一方、インクとしては水性
又は油性のものが使用されるが、インク材料の物性値
(表面張力、密度、粘度など)がインク滴の発生におお
きな影響を及ぼし、ノズルの目詰まりを左右するので、
種々の材料選択が行われている。すなわち、印刷ヘッド
の噴射方式や、印刷ヘッドを制御する方式に適合したも
のが選ばれる。
【0003】このように多種のインクがインクジェット
プリンタ用として存在するが、これを収容するカートリ
ッジとしてはできるだけ共通化されていることが、量産
効果によるコストダウンを図るうえで好ましい。ところ
が、共通のカートリッジに異なるインクが充填されてい
る場合、ユーザーが一般OA用のカートリッジと間違え
て特殊用のインクを充填したカートリッジを使用し、プ
リンタやカートリッジに不具合をきたすおそれがある。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、部品の共通化を通じてコストダウンを達成できる
とともに、印刷機能に不具合をきたすおそれのない応答
器付きインクカートリッジ、及びこれを用いるプリンタ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の課題解決手段として、請求項1記載の発明の態様は、
インクを蓄えるインク室を有するカートリッジ本体と、
このカートリッジ本体に取り付けられ、カートリッジの
機種に対応する所定の共振周波数を持つ応答器とを備
え、この応答器はコイルとコンデンサを含む閉回路によ
り構成され、上記所定の共振周波数に一致する周波数を
有する電磁波に共振してエコー波を発振することを特徴
とする応答器付きインクカートリッジを提供する。
【0006】本態様では、プリンタ側に設けられるスキ
ャナから応答器に向けて電磁波を発振する。応答器は自
身の持つ共振周波数に一致する電磁波を受けると、受け
た電磁波に共振してエコー波を発振する。このエコー波
をスキャナが受信し、所定の周波数の応答器(共振タグ
に相当)の存在を認識することができる。これにより、
カートリッジの機種を非接触で認識することができる。
コイルとコンデンサを含む簡単な構造なので、製造コス
トが安いと共に作動が確実である。
【0007】請求項2記載の発明の態様は、請求項1に
おいて、上記応答器は、絶縁フィルムの両面にそれぞれ
接着された一対のアルミニウム箔間にコンデンサを形成
すると共に、少なくとも一のアルミニウム箔を渦巻き状
に型抜きしてコイルを形成していることを特徴とするも
のである。本態様では、絶縁フィルムの両面にアルミニ
ウム箔を接着した非常に薄型の構造にてコスト安価な応
答器を実現できるので、インクカートリッジが大型化す
ることがない。
【0008】請求項3記載の発明の態様は、請求項1又
は2記載のインクカートリッジを保持するホルダを有す
るプリンタであって、プリンタの運転を制御する制御部
と、インクカートリッジに取り付けられた応答器の共振
周波数に一致する電磁波を発振すると共に、応答器から
のエコー波を受信することにより、制御部に信号を出力
する信号出力手段とを備えるプリンタを提供する。
【0009】本態様では、プリンタに適合するインクカ
ートリッジか否かをプリンタ側で判別することができる
ので、例えば標準インク用のプリンタに対して特殊イン
クが間違えて使用されるようなことを確実に防止するこ
とができる。これにより、カートリッジの大部分の部品
の共通化を図ることを実質的に担保することができる。
なお、信号出力手段はプリンタに適合するカートリッジ
に含まれる応答器に固有の周波数のみを発振するもので
あっても良いし、また、各機種に対応した複数の異なる
周波数の電磁波を発振するものであっても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態に係る応答器付きインクカートリッジとこれを保持
するホルダを有するプリンタの要部の斜視図である。図
1を参照して、本応答器付きインクカートリッジ1(以
下では、単にカートリッジ1ともいう)は、液体のイン
クが蓄えられたインク室2を有するカートリッジ本体3
を備えている。このカートリッジ本体3は略直方体形状
をなし、後部下端に突出する突出部4を有している。突
出部4の下面に対応して印刷ヘッド5が形成されてい
る。また、カートリッジ本体3の上面6には、応答器7
が上面7aを露出した状態で埋め込み固定されている。
なお、応答器7は完全に埋め込んでしまっても、機能
上、問題ない。
【0011】上記のカートリッジ1を用いるプリンタ8
は、カートリッジ収容部9を区画するホルダ10を有し
ており、ホルダ10の上端にはカートリッジ収容部9に
収容されたカートリッジ1の上面を押さえて保持するた
めの開閉蓋11が回転軸線12の回りに回動開閉自在に
設けられている。また、カートリッジ収容部9には、カ
ートリッジ1の所定部に当接してホルダ10にカートリ
ッジ1がセットされていることを検出するカートリッジ
検出スイッチ13が設けられている。また、開閉蓋11
の裏面には、応答器7に向けて電磁波を発振しエコー波
を受信するためのアンテナ14を含むスキャナ15(信
号出力手段に相当)が取り付けられている。カートリッ
ジ検出スイッチ13及びスキャナ15はプリンタ8の運
転を制御する制御部16に接続されている。
【0012】なお、図1において、17はホルダ10の
左右移動を安定するための案内バーである。ホルダ10
を左右に駆動するためのベルト機構等の図示は省略して
ある。図2を参照して、上記の開閉蓋11が閉じられた
状態で、カートリッジ1の上面6の応答器7が開閉蓋1
1の裏面のスキャナ15に対向状態に近接又は当接する
ようにしてある。また、開閉蓋11が閉じられた状態
で、カートリッジ1がカートリッジ検出スイッチ13を
押圧して、スイッチをオンするようにしてある。
【0013】断面図である図3(a)を参照して、応答
器7は、誘電体としての高分子樹脂からなる絶縁フィル
ム18の両面にそれぞれ接着された一対のアルミニウム
箔19,20間にコンデンサ21を形成しており、ま
た、少なくとも一のアルミニウム箔19,20を、平面
図である図3(b)に示すように渦巻き状に型抜きにし
てコイル22を形成している。アルミニウム箔19,2
0の一側の端部(図では右端部)をそれぞれ電極とし、
他端部(図では左端部)はスルーホール内の導体を介し
てアルミニウム箔19,20同士を接続してある。
【0014】このような構造により、応答器7は図4に
示すように、コンデンサ21とコイル22とを含む閉回
路により構成され、所定の共振周波数fを持っている。
一方、スキャナ15は、駆動スイッチ23によって駆動
電圧を負荷される発振器24を有しており、発振器24
からの信号をアンプ25により増幅した後、サーキュレ
ータ26を介してアンテナ14から周波数fの電磁波E
1を発信する。
【0015】これを受けた応答器7はアンテナ14に向
けてエコー波E2を発信し、アンテナ14、アンプ2
7、ローパルスフィルタ28を介して比較器29に信号
が与えられる。比較器29では基準信号との比較によ
り、カートリッジ1の機種に関するID信号を制御部1
6に出力することになる。駆動スイッチ23は制御部1
6に接続されており、制御部16はカートリッジ検出ス
イッチ13からの検出信号を受けて、駆動スイッチ23
をオンにする信号を出力するようになっている。
【0016】次いで、図5に示すフローチャートを参照
して、プリンタ8に対するカートリッジ1の適否を判別
する動作について説明する。カートリッジ1がホルダ1
0に正規の状態にセットされたことが検知されると(ス
テップS1)、駆動スイッチ23がオンされることによ
り発振器24が作動し、アンテナ14からカートリッジ
1の共振周波数fの電磁波E1が発信される(ステップ
S2)。これを受けたカートリッジ1の応答器7がエコ
ー波E2を発信した場合には、カートリッジ1が適合と
判断され、プリンタ8の運転が許容される(ステップS
3,S4,S5)。
【0017】一方、エコー波が受信されない場合には、
カートリッジ1が不適であると判断され、プリンタ8の
運転が禁止される(ステップS3,S6,S7)。な
お、プリンタ8の運転を禁止すると共に、これを表示す
るランプ(例えばLED)を点灯させるようにしても良
い。本実施の形態では、カートリッジ1に取り付けた応
答器7を用いてカートリッジ1の機種を非接触で認識す
ることができる。応答器7がコイル22とコンデンサ2
1を含む簡単な構造なので、製造コストが安いと共に作
動が確実である。
【0018】特に、絶縁フィルム18の両面にアルミニ
ウム箔19,20を接着して応答器7を構成する場合、
非常に薄型の構造にてコスト安価な応答器7を実現でき
るので、インクカートリッジが大型化することがない。
そして、プリンタ8に適合するインクカートリッジ1か
否かをプリンタ8側で判別することができるので、例え
ば標準インク用のプリンタに対して特殊インクが間違え
て使用されるようなことを確実に防止することができ
る。これにより、カートリッジ1の大部分の部品の共通
化を図ることを実質的に担保することができる。
【0019】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、スキャナ15の発振器24に
よって複数の異なる周波数を順次に発振するようにして
カートリッジの機種を判別し、機種に応じて印刷ヘッド
の制御方法を選択するようにすることも可能である。そ
の他、コイルとして、巻線コイル、埋込みコイル、エッ
チングコイル、フリント配線コイル、印刷コイル等を用
いる等、本発明の範囲で種々の変更を施すことができ
る。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、カートリッジ
に取り付けた応答器を用いてカートリッジの機種を非接
触で認識することが可能となる。応答器がコイルとコン
デンサを含む簡単な構造なので、製造コストが安いと共
に作動が確実である。請求項2記載の発明では、絶縁フ
ィルムの両面にアルミニウム箔を接着した非常に薄型の
構造にてコスト安価な応答器を実現できるので、インク
カートリッジが大型化することがない。
【0021】請求項3記載の発明では、プリンタに適合
するインクカートリッジか否かをプリンタ側で判別する
ことにより、カートリッジの誤使用を確実に防止するこ
とができる。これにより、カートリッジの大部分の部品
の共通化を図ることを実質的に担保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の応答器付きインクカー
トリッジとプリンタの要部を示す模式的斜視図である。
【図2】インクカートリッジがプリンタのホルダにセッ
トされた状態を示す一部破断側面図である。
【図3】(a)及び(b)はそれぞれ応答器の断面図及
び平面図である。
【図4】応答器とプリンタの電気的構成を示す模式図で
ある。
【図5】カートリッジの機種判別の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 カートリッジ 3 カートリッジ本体 7 応答器 8 プリンタ 9 カートリッジ収容部 10 ホルダ 11 開閉蓋 12 回転軸線 13 カートリッジ検出スイッチ 14 アンテナ 15 スキャナ(信号出力手段) 16 制御部 18 絶縁フィルム 19,20 アルミニウム箔 21 コンデンサ 22 コイル 23 駆動スイッチ 24 発振器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクを蓄えるインク室を有するカートリ
    ッジ本体と、 このカートリッジ本体に取り付けられ、カートリッジの
    機種に対応する所定の共振周波数を持つ応答器とを備
    え、 この応答器はコイルとコンデンサを含む閉回路により構
    成され、上記所定の共振周波数に一致する周波数を有す
    る電磁波に共振してエコー波を発振することを特徴とす
    る応答器付きインクカートリッジ。
  2. 【請求項2】上記応答器は、絶縁フィルムの両面にそれ
    ぞれ接着された一対のアルミニウム箔間にコンデンサを
    形成すると共に、少なくとも一のアルミニウム箔を渦巻
    き状に型抜きしてコイルを形成していることを特徴とす
    る応答器付きインクカートリッジ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のインクカートリッジ
    を保持するホルダを有するプリンタであって、 プリンタの運転を制御する制御部と、 インクカートリッジに取り付けられた応答器の共振周波
    数に一致する電磁波を発振すると共に、応答器からのエ
    コー波を受信することにより、制御部に信号を出力する
    信号出力手段とを備えるプリンタ。
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