JP2000255248A - 車両用暖機装置及びその駐車場システム - Google Patents
車両用暖機装置及びその駐車場システムInfo
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- JP2000255248A JP2000255248A JP11099215A JP9921599A JP2000255248A JP 2000255248 A JP2000255248 A JP 2000255248A JP 11099215 A JP11099215 A JP 11099215A JP 9921599 A JP9921599 A JP 9921599A JP 2000255248 A JP2000255248 A JP 2000255248A
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- warm
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Abstract
(57)【要約】
【課題】操作が簡単で、乗車時に暖かくかつ快適に運転
開始できるため、寒いが故に起こすであろう事故などの
社会損失を未然に防止できると共に、暖機運転を少なく
して公害を防止かつ環境に優しい車両用暖機装置及びそ
の駐車場システムを提供する。 【解決手段】車両と外部電源100とを結ぶケーブル1
06を巻き取るリール108を用意し、使用前と使用後
にはこのリール108にケーブル106を巻き取るよう
にした。また運転席に座ったままでケーブル106の後
始末ができるようにした。更にまた、翌朝の使用時刻を
入力するだけで、暖機の開始時間を自動的に算出し、実
行するようにした。暖機の対象は客室内の空気やガラス
面280や搭載電池318などが主なものであるが、搭
載電池318の場合には所定時刻に充電を始めることで
目的が達成できるようにした。また少なくとも複数台数
の駐車スペースを持つ駐車場の各駐車位置付近に外部電
源を供給する第一及び第二の接続子104,102を設
けた。
開始できるため、寒いが故に起こすであろう事故などの
社会損失を未然に防止できると共に、暖機運転を少なく
して公害を防止かつ環境に優しい車両用暖機装置及びそ
の駐車場システムを提供する。 【解決手段】車両と外部電源100とを結ぶケーブル1
06を巻き取るリール108を用意し、使用前と使用後
にはこのリール108にケーブル106を巻き取るよう
にした。また運転席に座ったままでケーブル106の後
始末ができるようにした。更にまた、翌朝の使用時刻を
入力するだけで、暖機の開始時間を自動的に算出し、実
行するようにした。暖機の対象は客室内の空気やガラス
面280や搭載電池318などが主なものであるが、搭
載電池318の場合には所定時刻に充電を始めることで
目的が達成できるようにした。また少なくとも複数台数
の駐車スペースを持つ駐車場の各駐車位置付近に外部電
源を供給する第一及び第二の接続子104,102を設
けた。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は自家用車等の車両に
おいて、冬季に長時間停車したときに車両が冷えきっ
て、次に使用するときに暖機運転を必要としているが、
この暖機運転を効率良く、且つ大気汚染などの問題を最
小限に抑えて行う車両用暖機装置及びその駐車場システ
ムに関する。
おいて、冬季に長時間停車したときに車両が冷えきっ
て、次に使用するときに暖機運転を必要としているが、
この暖機運転を効率良く、且つ大気汚染などの問題を最
小限に抑えて行う車両用暖機装置及びその駐車場システ
ムに関する。
【0002】
【発明の背景】暖機運転は車両本来の仕事をしていない
にも係わらず、大切な資源である石油を使い、且つエン
ジンが冷えていることに起因する有害成分を大量に大気
中に放出するから深刻な大気汚染を引き起こすなどの欠
点がある。また運転者にとっても、寒い運転室で運転を
強いられることは、事故などの副次的な社会コストを増
大させる遠因にもなる。かと言って厚着をして冷えきっ
た車両に乗り込むと、今度は暖房が効きはじめた時点で
暑くなり、着物を脱ごうとして運転がおろそかになるな
ど、冷えきった室温で運転を始めることは問題が多い。
本発明は車両の室温を社会コストや個人の負担と言う視
点からできるだけ負担の少ない態様で快適な温度に上げ
ることで、これらの問題を解決しようとするものであ
る。
にも係わらず、大切な資源である石油を使い、且つエン
ジンが冷えていることに起因する有害成分を大量に大気
中に放出するから深刻な大気汚染を引き起こすなどの欠
点がある。また運転者にとっても、寒い運転室で運転を
強いられることは、事故などの副次的な社会コストを増
大させる遠因にもなる。かと言って厚着をして冷えきっ
た車両に乗り込むと、今度は暖房が効きはじめた時点で
暑くなり、着物を脱ごうとして運転がおろそかになるな
ど、冷えきった室温で運転を始めることは問題が多い。
本発明は車両の室温を社会コストや個人の負担と言う視
点からできるだけ負担の少ない態様で快適な温度に上げ
ることで、これらの問題を解決しようとするものであ
る。
【0003】
【従来の技術】これ迄にも暖機運転に対するニーズは強
く、様々な創意工夫が成されてきた。従来この種の車両
用暖機装置は、次のように分類できる。 (1)自動的にエンジンを所定時刻に起動させ、使用者
が乗り込むときには暖機が完了しているように構成した
ものや、自動的でなく、屋内からリモコンなどを使って
手動で起動させるものも等は、結局はこの概念に含まれ
る。 (2)自動車に搭載したバッテリーからエネルギーを供
給して、所定の部位を予め温めておくように構成したも
の。 (3)外部から家庭用の交流電気エネルギーを供給して
所定部位を予め温めておくように構成したもの。
く、様々な創意工夫が成されてきた。従来この種の車両
用暖機装置は、次のように分類できる。 (1)自動的にエンジンを所定時刻に起動させ、使用者
が乗り込むときには暖機が完了しているように構成した
ものや、自動的でなく、屋内からリモコンなどを使って
手動で起動させるものも等は、結局はこの概念に含まれ
る。 (2)自動車に搭載したバッテリーからエネルギーを供
給して、所定の部位を予め温めておくように構成したも
の。 (3)外部から家庭用の交流電気エネルギーを供給して
所定部位を予め温めておくように構成したもの。
【0004】上記概念で(1)に属するものは使用者の
得るメリットは早く温かい環境に入れることであり、こ
れを除けば全てが従来と同じか、従来よりもアイドリン
グで消費する石油資源や大気中酸素の量が増えている事
実を考慮すれば、寧ろ社会的コストは上がっている。
(2)に属する技術概念では、搭載電池の電気エネルギ
ーの容量は概して小さく、従ってこれで温めうる部位の
容積は極めて小さいものに限定される欠点がある。最後
に(3)の概念は、外部から供給できる電気量に原則と
して制限がないこと、この電気を発生させるのは石油資
源かも知れないが、エネルギー変換効率の極めて高い施
設(発電所)で作られていること、更に先進国であるフ
ランスや日本では、発電所の消費エネルギーの多くの部
分が原子力であることを考慮すれば、(1)の自動車の
エンジンを使って暖機する方法に比べ、圧倒的に環境コ
ストを含めた社会コストは低くなる。本発明はかかる観
点に基づき、分類上は(3)の概念を改良発展させたも
のである。
得るメリットは早く温かい環境に入れることであり、こ
れを除けば全てが従来と同じか、従来よりもアイドリン
グで消費する石油資源や大気中酸素の量が増えている事
実を考慮すれば、寧ろ社会的コストは上がっている。
(2)に属する技術概念では、搭載電池の電気エネルギ
ーの容量は概して小さく、従ってこれで温めうる部位の
容積は極めて小さいものに限定される欠点がある。最後
に(3)の概念は、外部から供給できる電気量に原則と
して制限がないこと、この電気を発生させるのは石油資
源かも知れないが、エネルギー変換効率の極めて高い施
設(発電所)で作られていること、更に先進国であるフ
ランスや日本では、発電所の消費エネルギーの多くの部
分が原子力であることを考慮すれば、(1)の自動車の
エンジンを使って暖機する方法に比べ、圧倒的に環境コ
ストを含めた社会コストは低くなる。本発明はかかる観
点に基づき、分類上は(3)の概念を改良発展させたも
のである。
【0005】
【発明が解決しようする課題】従来の(3)に属する車
両用暖機装置では、前日に使用者が家庭用電源からコー
ドを延長して車両内部の暖機装置と電気的に結合し、そ
の暖機装置を作動させる時刻をタイマーに設定すると、
翌日の朝の設定時刻にスイッチが入って暖機が始まる。
従来技術では、コードをトランクや物置から取り出して
作業をする手間や、タイマーの設定時刻を使用時刻から
逆算して決める煩わしさがあり、使用時刻が予定よりも
遅れた場合には、遅れの時間無駄な暖機が行われる問題
もあったし、出発時には使用者はコードを車両から外し
て然るべき格納場所にしまう煩わしさがあった。本発明
は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その第一の目
的は車両の所有者にとって従来よりも使いやすく、かつ
寒いが故に起こすであろう事故などの社会損失を未然に
防止することのできる車両用暖機装置及びその駐車場シ
ステムを提供にある。
両用暖機装置では、前日に使用者が家庭用電源からコー
ドを延長して車両内部の暖機装置と電気的に結合し、そ
の暖機装置を作動させる時刻をタイマーに設定すると、
翌日の朝の設定時刻にスイッチが入って暖機が始まる。
従来技術では、コードをトランクや物置から取り出して
作業をする手間や、タイマーの設定時刻を使用時刻から
逆算して決める煩わしさがあり、使用時刻が予定よりも
遅れた場合には、遅れの時間無駄な暖機が行われる問題
もあったし、出発時には使用者はコードを車両から外し
て然るべき格納場所にしまう煩わしさがあった。本発明
は上記の問題点に鑑みてなされたもので、その第一の目
的は車両の所有者にとって従来よりも使いやすく、かつ
寒いが故に起こすであろう事故などの社会損失を未然に
防止することのできる車両用暖機装置及びその駐車場シ
ステムを提供にある。
【0006】更に暖機装置の付随する目的の一つに前方
視界の確保がある。即ち、霜などが前面ガラスに付着し
ている寒い朝には、この霜を除去しなければ運転できな
いために車両の使用者はヘラなどで付着した霜を擦り取
るか、暖房が効くまでエンジンで暖機して温かい空気が
出てきて付着した霜を解かすまで待たなければならなか
った。暖機装置で室内やエンジンを温めるのは、霜を解
かすのに必要な時間を短縮でき、結果的に早く出発でき
る利点がある。本発明はこのような使用上の特徴に鑑み
てなされたもので、その第二の目的は温められた空気を
勢いよく前面ガラスに吹きつけることで、より早く視界
の確保ができる車両用暖機装置を提案することにある。
視界の確保がある。即ち、霜などが前面ガラスに付着し
ている寒い朝には、この霜を除去しなければ運転できな
いために車両の使用者はヘラなどで付着した霜を擦り取
るか、暖房が効くまでエンジンで暖機して温かい空気が
出てきて付着した霜を解かすまで待たなければならなか
った。暖機装置で室内やエンジンを温めるのは、霜を解
かすのに必要な時間を短縮でき、結果的に早く出発でき
る利点がある。本発明はこのような使用上の特徴に鑑み
てなされたもので、その第二の目的は温められた空気を
勢いよく前面ガラスに吹きつけることで、より早く視界
の確保ができる車両用暖機装置を提案することにある。
【0007】更に又、暖機が終了して車両を使いたいと
き、家庭用の電源と当該暖機装置を結ぶケーブルを処理
するのであるが、このケーブルの処理に時間を取られて
は朝の貴重な時間を空費することになる。そこで本発明
の第三の目的は、車両に乗ったまま簡単な操作で当該家
庭用電源と車両を結ぶケーブルを外すことができ、家庭
用電源と当該暖機装置とが電気的に隔絶されたあとはケ
ーブルを車両に装備したリールに巻き取るように構成
し、ケーブルが雨水に濡れたり、子供などに悪戯される
ことがないようにすることにある。更に望ましくは、ケ
ーブルが電気的に隔絶されたことを検出するセンサを持
たせ、このセンサの出力を受けて、自動的に当該リール
にケーブルを巻き取ることで、使用上の便益を高めよう
とすることにある。
き、家庭用の電源と当該暖機装置を結ぶケーブルを処理
するのであるが、このケーブルの処理に時間を取られて
は朝の貴重な時間を空費することになる。そこで本発明
の第三の目的は、車両に乗ったまま簡単な操作で当該家
庭用電源と車両を結ぶケーブルを外すことができ、家庭
用電源と当該暖機装置とが電気的に隔絶されたあとはケ
ーブルを車両に装備したリールに巻き取るように構成
し、ケーブルが雨水に濡れたり、子供などに悪戯される
ことがないようにすることにある。更に望ましくは、ケ
ーブルが電気的に隔絶されたことを検出するセンサを持
たせ、このセンサの出力を受けて、自動的に当該リール
にケーブルを巻き取ることで、使用上の便益を高めよう
とすることにある。
【0008】更にまた前記の暖機装置の暖機能力などが
幾つか品揃えされていて、地域によって暖機能力の異な
る暖機装置を提供できれば、一層の便益が得られる。例
えば寒冷地ではより強力な能力を持つ暖機装置が欲しい
と言うユーザーもいる。また前記の窓ガラスの霜を解か
す暖機装置も寒冷地では能力の高いものが欲しいから、
例えば2ケ取り付けたいと言うユーザーも出てくる。更
にまた家庭で強力なヘアドライヤーを所有しているユー
ザーでは、このヘヤドライヤーを窓ガラスの霜とりに使
いたいと言う希望を持つユーザーもいるだろう。この様
な様々なユーザー側のニーズに答えることができること
が望ましい。従って本発明の第四の目的は、暖機装置本
体の仕様が簡単に変更できる車両用暖機装置を提供する
ことにある。
幾つか品揃えされていて、地域によって暖機能力の異な
る暖機装置を提供できれば、一層の便益が得られる。例
えば寒冷地ではより強力な能力を持つ暖機装置が欲しい
と言うユーザーもいる。また前記の窓ガラスの霜を解か
す暖機装置も寒冷地では能力の高いものが欲しいから、
例えば2ケ取り付けたいと言うユーザーも出てくる。更
にまた家庭で強力なヘアドライヤーを所有しているユー
ザーでは、このヘヤドライヤーを窓ガラスの霜とりに使
いたいと言う希望を持つユーザーもいるだろう。この様
な様々なユーザー側のニーズに答えることができること
が望ましい。従って本発明の第四の目的は、暖機装置本
体の仕様が簡単に変更できる車両用暖機装置を提供する
ことにある。
【0009】更に暖機装置が実際に使われる場合を想定
するに、使用者が使用を予定する時刻よりも前に手動又
はタイマーによって自動的に当該暖機装置は作動状態に
入ることになるのであるが、暖機装置が作動するこの時
間は、暖機に必要な時間よりもある余裕をもって相当に
早く設定をされることが多い。この余裕は大きい程、暖
機が必要以上に行われることになり、エネルギーの無駄
遣いとなる。更にまた上記のタイマーの設定に関して
は、外気温度が寒い朝には早めの時刻とし、外気温度が
低い朝には遅めの時刻に設定すべきである。現実には翌
朝の温度が寒いのか温かいのかを前の晩から正確に予測
するのは難しい。更にまた使用者が翌朝出発する予定時
刻は大体決まっていて、これから暖機に必要な大体の時
間を想定して、その想定した時刻に暖機装置を働かせる
ことになるが、暖機時間を必要最小限なものにするに
は、使用者はこの計算を暗算しながら時間設定を行わな
ければならないと言う問題があった。従って本発明の第
五の目的は、使用者は自分の出発の予定時刻のみを入力
すれば後はシステムが自動的に暖機装置を作動させる時
刻を外気温度に関連づけて決定する、使い易く且つムダ
なエネルギーの消費を極力さけて社会コストを低減する
ような、新規で優れた車両用暖機装置を提供することに
ある。
するに、使用者が使用を予定する時刻よりも前に手動又
はタイマーによって自動的に当該暖機装置は作動状態に
入ることになるのであるが、暖機装置が作動するこの時
間は、暖機に必要な時間よりもある余裕をもって相当に
早く設定をされることが多い。この余裕は大きい程、暖
機が必要以上に行われることになり、エネルギーの無駄
遣いとなる。更にまた上記のタイマーの設定に関して
は、外気温度が寒い朝には早めの時刻とし、外気温度が
低い朝には遅めの時刻に設定すべきである。現実には翌
朝の温度が寒いのか温かいのかを前の晩から正確に予測
するのは難しい。更にまた使用者が翌朝出発する予定時
刻は大体決まっていて、これから暖機に必要な大体の時
間を想定して、その想定した時刻に暖機装置を働かせる
ことになるが、暖機時間を必要最小限なものにするに
は、使用者はこの計算を暗算しながら時間設定を行わな
ければならないと言う問題があった。従って本発明の第
五の目的は、使用者は自分の出発の予定時刻のみを入力
すれば後はシステムが自動的に暖機装置を作動させる時
刻を外気温度に関連づけて決定する、使い易く且つムダ
なエネルギーの消費を極力さけて社会コストを低減する
ような、新規で優れた車両用暖機装置を提供することに
ある。
【0010】更に又本発明の第六の目的は、上記の暖機
装置の駆動時間の決定に関連して、個人の好みによって
多少は時間の長短が加減できる、ユーザーフレンドリー
な車両用暖機装置を提供することにある。
装置の駆動時間の決定に関連して、個人の好みによって
多少は時間の長短が加減できる、ユーザーフレンドリー
な車両用暖機装置を提供することにある。
【0011】更に暖機装置の付随する機能の一つにエン
ジンの始動性を高める機能が期待されている。冬季のエ
ンジン始動性が良くないのは主に搭載電池の性能が低温
のために低下していることと、エンジンの軸受け等の摺
動部に入り込んだオイルの粘性が高まり、これが回転抵
抗を著しく高めてスターターモータによるエンジン駆動
回転数を不充分なものにしている。オイルの粘性の問題
はさておいて、始動時の電池性能を高めるには、フル充
電の状態にして電圧を高めることと、電池の温度を高め
て電池内部の化学反応を活性化する2つの方法が有効で
ある。本発明の第七の目的は所定時刻に電池に充電方向
に電流を供給することで、この2つの問題を同時に解決
できる車両用暖機装置を提供することにある。
ジンの始動性を高める機能が期待されている。冬季のエ
ンジン始動性が良くないのは主に搭載電池の性能が低温
のために低下していることと、エンジンの軸受け等の摺
動部に入り込んだオイルの粘性が高まり、これが回転抵
抗を著しく高めてスターターモータによるエンジン駆動
回転数を不充分なものにしている。オイルの粘性の問題
はさておいて、始動時の電池性能を高めるには、フル充
電の状態にして電圧を高めることと、電池の温度を高め
て電池内部の化学反応を活性化する2つの方法が有効で
ある。本発明の第七の目的は所定時刻に電池に充電方向
に電流を供給することで、この2つの問題を同時に解決
できる車両用暖機装置を提供することにある。
【0012】更にまた自動車の市場には2つあって、一
つが新車を購入する顧客を対象にした市場、もう一つは
現在乗っている車に後から機能の良いシステムまたは商
品を購入して取り付ける顧客を対象にした市場である。
後者の市場をアフターマーケット市場などと、俗に言わ
れているのは、新車購入の後で起きる売買市場だからで
ある。新車に始めから工場で取り付ける市場の場合に
は、それほど車両レイアウトの上で制限はないが、アフ
ターマーケットでは新しく取り付ける用品があると、何
らかの既存部品は捨てられることになる。その際に廃棄
される部品のコストが高いと本発明によって得られるだ
ろう社会的利益を、この社会コストが相殺することにな
り、如何に便利な用品と言えども普及発展はおぼつかな
い。従ってアフターマーケットでの販売では、ケーブル
やリールを後ろのバンパー内部に収め、このバンパーを
介して電線を車両本体内部に引き入れ、ヒータや制御回
路を運転席近くに設置することが実際的である。この設
計概念によれば最悪のケースでもバンパーの交換で済む
から、社会コストを低く抑えることができる。本発明の
第八の目的は、市場の実態に則して実施するための優れ
た車両用暖機装置を提供することにある。
つが新車を購入する顧客を対象にした市場、もう一つは
現在乗っている車に後から機能の良いシステムまたは商
品を購入して取り付ける顧客を対象にした市場である。
後者の市場をアフターマーケット市場などと、俗に言わ
れているのは、新車購入の後で起きる売買市場だからで
ある。新車に始めから工場で取り付ける市場の場合に
は、それほど車両レイアウトの上で制限はないが、アフ
ターマーケットでは新しく取り付ける用品があると、何
らかの既存部品は捨てられることになる。その際に廃棄
される部品のコストが高いと本発明によって得られるだ
ろう社会的利益を、この社会コストが相殺することにな
り、如何に便利な用品と言えども普及発展はおぼつかな
い。従ってアフターマーケットでの販売では、ケーブル
やリールを後ろのバンパー内部に収め、このバンパーを
介して電線を車両本体内部に引き入れ、ヒータや制御回
路を運転席近くに設置することが実際的である。この設
計概念によれば最悪のケースでもバンパーの交換で済む
から、社会コストを低く抑えることができる。本発明の
第八の目的は、市場の実態に則して実施するための優れ
た車両用暖機装置を提供することにある。
【0013】更にまた、近年郊外に大規模な駐車場が現
れて、ここに駐車する多数の車両が冬季に暖機のために
一斉にアイドリングを行い、不完全燃焼の排気ガスを大
量に放出したり、騒音をだしているが、環境問題を考え
る上で大きな負荷を社会に与えている。これは郊外にあ
る駐車場に限らず都市部にある既存の駐車場でも本質的
には同じ問題を提起しているし、都市部の駐車場の方が
近くに住民を抱えていることから事態はより深刻であ
る。従って本発明の第九の目的は複数台の車両スペース
を持つ駐車場において、効率良く、且つ環境問題を低減
する優れた車両用暖機装置の駐車場システの提案を行う
ことにある。
れて、ここに駐車する多数の車両が冬季に暖機のために
一斉にアイドリングを行い、不完全燃焼の排気ガスを大
量に放出したり、騒音をだしているが、環境問題を考え
る上で大きな負荷を社会に与えている。これは郊外にあ
る駐車場に限らず都市部にある既存の駐車場でも本質的
には同じ問題を提起しているし、都市部の駐車場の方が
近くに住民を抱えていることから事態はより深刻であ
る。従って本発明の第九の目的は複数台の車両スペース
を持つ駐車場において、効率良く、且つ環境問題を低減
する優れた車両用暖機装置の駐車場システの提案を行う
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記第一の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明では家庭用電源などの
外部電源からエネルギーを車両の該当部位に供給してこ
れを熱に替え、使用者が車両に乗り込むときには当該部
位が充分に暖機されているように構成するとともに、こ
の電気エネルギーを供給する経路に物理的に互いに結合
・離脱可能な2つの接続子を用意し、これらの接続子が
結合しているときは当該エネルギー供給経路に電気エネ
ルギーが供給されて暖機が行われ、上記接続子が離脱し
ているときは当該エネルギー供給経路には電気エネルギ
ーが供給されないように構成し、更に当該電気エネルギ
ー供給経路の一部をフレキシブルなケーブルで構成し、
暖機を行わないときには当該ケーブルを巻き取るリール
を用意して当該電気エネルギー供給経路が損傷しないよ
うにした。
るために、請求項1に記載の発明では家庭用電源などの
外部電源からエネルギーを車両の該当部位に供給してこ
れを熱に替え、使用者が車両に乗り込むときには当該部
位が充分に暖機されているように構成するとともに、こ
の電気エネルギーを供給する経路に物理的に互いに結合
・離脱可能な2つの接続子を用意し、これらの接続子が
結合しているときは当該エネルギー供給経路に電気エネ
ルギーが供給されて暖機が行われ、上記接続子が離脱し
ているときは当該エネルギー供給経路には電気エネルギ
ーが供給されないように構成し、更に当該電気エネルギ
ー供給経路の一部をフレキシブルなケーブルで構成し、
暖機を行わないときには当該ケーブルを巻き取るリール
を用意して当該電気エネルギー供給経路が損傷しないよ
うにした。
【0015】更にまた前記第二の目的を達成するために
請求項2に記載の発明では、前記暖機装置本体は車両の
客室内部を暖機するべく設けられており、当該暖機装置
本体が温められた空気に流速を与える送風手段を備え、
かつ当該送風手段の出力が前記室内のガラス面に向けら
れている。なお、暖機装置本体は基本的には温風ブロア
で構成し、その出力をフロントガラス面成いは他のガラ
ス面にめがけて吹きつけることが好ましい。
請求項2に記載の発明では、前記暖機装置本体は車両の
客室内部を暖機するべく設けられており、当該暖機装置
本体が温められた空気に流速を与える送風手段を備え、
かつ当該送風手段の出力が前記室内のガラス面に向けら
れている。なお、暖機装置本体は基本的には温風ブロア
で構成し、その出力をフロントガラス面成いは他のガラ
ス面にめがけて吹きつけることが好ましい。
【0016】更に前記第三の目的を達成するために請求
項3に記載の発明では、ケーブルの離脱を行うにはわざ
わざ使用者が車から離れて手動でケーブルを外す必要が
なく、ケーブルに所定の強さ以上の張力が加われば離脱
が完了するように接続子の構造と方向とを規定した。
項3に記載の発明では、ケーブルの離脱を行うにはわざ
わざ使用者が車から離れて手動でケーブルを外す必要が
なく、ケーブルに所定の強さ以上の張力が加われば離脱
が完了するように接続子の構造と方向とを規定した。
【0017】更にまた前記第三の目的を達成するために
請求項4に記載の発明では、第二の接続子を第一の接続
子から離脱させる操作を車両の運転席から遠隔操作でき
る第一の遠隔操作手段またはリールの巻き取り操作を車
両の運転席から遠隔操作することのできる第二の遠隔操
作手段のうち、少なくとも一つの遠隔操作手段を有する
ようにした。
請求項4に記載の発明では、第二の接続子を第一の接続
子から離脱させる操作を車両の運転席から遠隔操作でき
る第一の遠隔操作手段またはリールの巻き取り操作を車
両の運転席から遠隔操作することのできる第二の遠隔操
作手段のうち、少なくとも一つの遠隔操作手段を有する
ようにした。
【0018】更に前記第三の目的を達成するために請求
項5に記載の発明では、第一の接続子と第二の接続子と
の離脱状態を検出できる離脱検知手段と、当該離脱検知
手段の出力を受けてリールの巻き取りを実行するリール
駆動手段とを設けたことを特徴としている。
項5に記載の発明では、第一の接続子と第二の接続子と
の離脱状態を検出できる離脱検知手段と、当該離脱検知
手段の出力を受けてリールの巻き取りを実行するリール
駆動手段とを設けたことを特徴としている。
【0019】更にまた前記第五の目的を達成するために
請求項6に記載の発明では、使用者が使用予定時刻を入
力できる予定時刻の入力手段と、暖機対象部位の温度を
検知する温度センサとを用意し、温度センサの出力に応
じて当該使用予定時刻から所定の手続きによって実際に
暖機装置が作動する時刻を割り出し、当該作動時刻にな
ると自動的に暖機を行うように構成した。
請求項6に記載の発明では、使用者が使用予定時刻を入
力できる予定時刻の入力手段と、暖機対象部位の温度を
検知する温度センサとを用意し、温度センサの出力に応
じて当該使用予定時刻から所定の手続きによって実際に
暖機装置が作動する時刻を割り出し、当該作動時刻にな
ると自動的に暖機を行うように構成した。
【0020】更にまた前記第六の目的を達成するために
請求項7に記載の発明では、使用者の個人的な好みに対
応して前記の暖機作動時刻を入力された使用予定時刻に
対して少なくとも2段階に変えられるように構成した。
請求項7に記載の発明では、使用者の個人的な好みに対
応して前記の暖機作動時刻を入力された使用予定時刻に
対して少なくとも2段階に変えられるように構成した。
【0021】更にまた前記第七の目的を達成するために
請求項8に記載の発明では、使用予定時刻よりも所定の
時間先立って車両に搭載された電池を充電するように構
成した。
請求項8に記載の発明では、使用予定時刻よりも所定の
時間先立って車両に搭載された電池を充電するように構
成した。
【0022】更にまた前記第八の目的を達成するために
請求項9に記載の発明では、暖機装置と外部電源とを接
続するケーブルと当該ケーブルを巻き取るリールとを車
両側に設けるものにおいて、当該リールを車両の後部バ
ンパー内部に格納し、ケーブルと暖機装置本体とを電気
的に接続する電線を車体後部に設けた開口部を通じて配
線するように構成した。
請求項9に記載の発明では、暖機装置と外部電源とを接
続するケーブルと当該ケーブルを巻き取るリールとを車
両側に設けるものにおいて、当該リールを車両の後部バ
ンパー内部に格納し、ケーブルと暖機装置本体とを電気
的に接続する電線を車体後部に設けた開口部を通じて配
線するように構成した。
【0023】更に前記第四の目的を達成するために請求
項10に記載の発明では、車内側の電線の少なくとも一
か所に電源コネクタを設け、各仕様の変更時にはこの電
源コネクタにて変更ができるように構成した。
項10に記載の発明では、車内側の電線の少なくとも一
か所に電源コネクタを設け、各仕様の変更時にはこの電
源コネクタにて変更ができるように構成した。
【0024】更にまた前記第九の目的を達成するために
請求項11に記載の発明では、複数台の車両が駐車可能
な駐車場を作るのに際して、外部電源を供給する地上側
の接続子を各々の駐車位置の近くに設けるようにした。
請求項11に記載の発明では、複数台の車両が駐車可能
な駐車場を作るのに際して、外部電源を供給する地上側
の接続子を各々の駐車位置の近くに設けるようにした。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図を用いて説明す
る。図1は本発明の車両用暖機装置の1実施例を示すも
のである。図1では車両自体は公知であり、本質的に説
明の意味がないので、一点鎖線で表示することにし、本
発明の主要な部分のみを実線で示している。
る。図1は本発明の車両用暖機装置の1実施例を示すも
のである。図1では車両自体は公知であり、本質的に説
明の意味がないので、一点鎖線で表示することにし、本
発明の主要な部分のみを実線で示している。
【0026】図1において、外部電源としての電源ポー
ル100には家庭用の単相交流100Vが地中に埋設さ
れた配線(図示せず)を介して導かれ、ポール側にはメ
スのコンセント102が設置されていて、それにオスの
プラグ104が嵌合している様子を示している。このコ
ンセント102とプラグ104の組み合わせは最も一般
的であり、図2−aに示すように嵌合した状態ではプラ
グ104の方向がケーブル106に張力が加わるときに
プラグ104がコンセント102から抜ける方向となる
ようにコンセント102の穴の方向が決められている。
ル100には家庭用の単相交流100Vが地中に埋設さ
れた配線(図示せず)を介して導かれ、ポール側にはメ
スのコンセント102が設置されていて、それにオスの
プラグ104が嵌合している様子を示している。このコ
ンセント102とプラグ104の組み合わせは最も一般
的であり、図2−aに示すように嵌合した状態ではプラ
グ104の方向がケーブル106に張力が加わるときに
プラグ104がコンセント102から抜ける方向となる
ようにコンセント102の穴の方向が決められている。
【0027】再び図1に戻って自動車の後部のバンパー
107内部にはケーブル106を巻き取るリール108
が設けられている。このリール機構は掃除機や炊飯器な
どの家庭電化製品に良く使われているもので公知の機構
であるが、内部にケーブル106を巻き取るドラムと、
ケーブル106を巻き取る方向にドラムを付勢するバネ
と、このバネ力に抗してケーブル106を現状位置に保
持するラチェット機構とで構成される。その作用を簡潔
に述べれば、手でケーブル106を引き出すときにはバ
ネ力に逆らってケーブル106を引き出せば、ケーブル
106は素直に出てくるが、手を放してもラチェット機
構が作用するのでケーブル106が巻き取られることは
ない。このラチェット機能を解除すると、バネ力によっ
てケーブル106は前記のドラムに巻き取られるもので
ある。
107内部にはケーブル106を巻き取るリール108
が設けられている。このリール機構は掃除機や炊飯器な
どの家庭電化製品に良く使われているもので公知の機構
であるが、内部にケーブル106を巻き取るドラムと、
ケーブル106を巻き取る方向にドラムを付勢するバネ
と、このバネ力に抗してケーブル106を現状位置に保
持するラチェット機構とで構成される。その作用を簡潔
に述べれば、手でケーブル106を引き出すときにはバ
ネ力に逆らってケーブル106を引き出せば、ケーブル
106は素直に出てくるが、手を放してもラチェット機
構が作用するのでケーブル106が巻き取られることは
ない。このラチェット機能を解除すると、バネ力によっ
てケーブル106は前記のドラムに巻き取られるもので
ある。
【0028】ケーブルリールから出た電気エネルギーは
配線110を通じて暖機制御回路112に導かれ、この
暖機制御回路112によって制御されたあとシートの下
側に設けられた暖機装置本体であるヒーター114に供
給される。電気エネルギーを供給されたヒーター114
は加熱され、室内を暖機することになる。配線110に
は後述するようにリール巻き取り指令の信号を暖機制御
回路112からリール108に伝える配線も含まれてい
るものとする。
配線110を通じて暖機制御回路112に導かれ、この
暖機制御回路112によって制御されたあとシートの下
側に設けられた暖機装置本体であるヒーター114に供
給される。電気エネルギーを供給されたヒーター114
は加熱され、室内を暖機することになる。配線110に
は後述するようにリール巻き取り指令の信号を暖機制御
回路112からリール108に伝える配線も含まれてい
るものとする。
【0029】暖機制御回路112からはヒーター114
の駆動時刻を入力できる入力操作子120が伸びてシー
トの背もたれ部に設置されている。この操作子は図3に
示すように、システムを作動状態・非作動状態に置くオ
ン・オフスイッチ122と、時刻を設定できる時刻設定
ボタン124と、分を設定できる分設定ボタン125と
が用意され、使用者はこの2つのボタンを操作して出発
の予定時刻を分単位で指定できる。指定した結果は液晶
表示手段126に表示されるので、使用者は自分が指定
した時刻を確認できる。このような入力操作子120は
目覚まし時計や炊飯器、それに自動車の室内にある時計
の時刻合わせなどに広く使われており、ここではこれ以
上、この時刻設定の仕組みを述べる必要はないだろう。
更に使用者の好みを入力するための選択スイッチ128
が用意され、このスイッチ128を一度押すと強、2度
押すと中、3度押すと弱の指定を行うことができる。更
にもう一度押すと再び強に戻る。この指定結果は同じく
液晶表示手段126にH・M・Lのいずれかの文字で表
示される。
の駆動時刻を入力できる入力操作子120が伸びてシー
トの背もたれ部に設置されている。この操作子は図3に
示すように、システムを作動状態・非作動状態に置くオ
ン・オフスイッチ122と、時刻を設定できる時刻設定
ボタン124と、分を設定できる分設定ボタン125と
が用意され、使用者はこの2つのボタンを操作して出発
の予定時刻を分単位で指定できる。指定した結果は液晶
表示手段126に表示されるので、使用者は自分が指定
した時刻を確認できる。このような入力操作子120は
目覚まし時計や炊飯器、それに自動車の室内にある時計
の時刻合わせなどに広く使われており、ここではこれ以
上、この時刻設定の仕組みを述べる必要はないだろう。
更に使用者の好みを入力するための選択スイッチ128
が用意され、このスイッチ128を一度押すと強、2度
押すと中、3度押すと弱の指定を行うことができる。更
にもう一度押すと再び強に戻る。この指定結果は同じく
液晶表示手段126にH・M・Lのいずれかの文字で表
示される。
【0030】時刻と好みの指定が終わったあとオンオフ
スイッチ122を押してオンにすればシステムは作動を
始める。システムの作動開始を表示する赤色の表示灯1
30が上部に設けられていて、この表示灯の点灯で使用
者はシステムがオン状態になったことを知ることができ
る。オンオフスイッチは更にもう一度押すとオフ状態に
なり表示灯は消える。
スイッチ122を押してオンにすればシステムは作動を
始める。システムの作動開始を表示する赤色の表示灯1
30が上部に設けられていて、この表示灯の点灯で使用
者はシステムがオン状態になったことを知ることができ
る。オンオフスイッチは更にもう一度押すとオフ状態に
なり表示灯は消える。
【0031】更にこの入力操作子120には、図示しな
いが室内の温度を連続的に検出できる温度センサが埋め
込まれている。この種の温度センサは色々な形式のもの
が実用化されているが、例えばサーミスターがある。温
度センサは最近の車では空調機能が充実していて、始め
から車両についている場合もあるが、そのようなときに
は、元から付いている温度センサの出力を分岐して貰う
ことも選択肢の一つである。これらの入力操作子120
の情報、及び温度センサの検出情報は、暖機制御回路1
12に配線132を介して伝達される。入力操作子全体
は柔軟な布でできたベース138に固定され、衝突時の
乗員保護のためのシートピローを取り付ける為にシート
に開いた2つの穴などを利用してシートに固定される。
いが室内の温度を連続的に検出できる温度センサが埋め
込まれている。この種の温度センサは色々な形式のもの
が実用化されているが、例えばサーミスターがある。温
度センサは最近の車では空調機能が充実していて、始め
から車両についている場合もあるが、そのようなときに
は、元から付いている温度センサの出力を分岐して貰う
ことも選択肢の一つである。これらの入力操作子120
の情報、及び温度センサの検出情報は、暖機制御回路1
12に配線132を介して伝達される。入力操作子全体
は柔軟な布でできたベース138に固定され、衝突時の
乗員保護のためのシートピローを取り付ける為にシート
に開いた2つの穴などを利用してシートに固定される。
【0032】なお、この入力操作子120は無線等によ
って操作可能としても良く、その場合には入力操作子1
20を座席シートから着脱自在に構成しておいて、前記
のように座席から入力することはむろんのこと、入力操
作子120を家の中に持ち込めば屋内からも入力でき
る。
って操作可能としても良く、その場合には入力操作子1
20を座席シートから着脱自在に構成しておいて、前記
のように座席から入力することはむろんのこと、入力操
作子120を家の中に持ち込めば屋内からも入力でき
る。
【0033】図1に示すヒーター114は望ましくは遠
赤外線形式のヒーターで、遮熱板134で周囲の部品が
必要もないのに加熱されるのを防止する。またヒーター
作動中に誤って子供などが手で触れないように、適切な
格子136がヒーター前面を覆っている。
赤外線形式のヒーターで、遮熱板134で周囲の部品が
必要もないのに加熱されるのを防止する。またヒーター
作動中に誤って子供などが手で触れないように、適切な
格子136がヒーター前面を覆っている。
【0034】図4には暖機制御回路112の一部が制御
ブロックの形で示されている。図においてCPU140
には温度センサ142からの出力t(℃)と、使用予定
時刻の時刻設定手段144からの入力値T(set)
と、好み設定手段145からのH,M,Lいずれかの設
定値と離脱センサ146からの出力値1又は0と、オン
オフスイッチ148からの入力値1又は0とが入力され
る。CPU140は図6に示すアルゴリズムに従って演
算し、その結果をリレー駆動手段150、リール巻き取
り手段152に出力する。
ブロックの形で示されている。図においてCPU140
には温度センサ142からの出力t(℃)と、使用予定
時刻の時刻設定手段144からの入力値T(set)
と、好み設定手段145からのH,M,Lいずれかの設
定値と離脱センサ146からの出力値1又は0と、オン
オフスイッチ148からの入力値1又は0とが入力され
る。CPU140は図6に示すアルゴリズムに従って演
算し、その結果をリレー駆動手段150、リール巻き取
り手段152に出力する。
【0035】リレー駆動手段150は、これが励磁され
ると交流電源と暖機装置本体との間にあって開閉するリ
レースイッチ154を閉じて暖機を行う。図では説明の
簡略のために交流電源からヒーター114に供給する経
路を1本の線で表示しているが、実際には公知のように
2本の電線が使われ、従ってリレースイッチも2ケが用
意される。なお、図中符号146は接続子156に設け
られて接続子の接合・離脱を検出する離脱センサの位置
を示している。CPU140はメモリー158を参照し
て後述の時間Toを決める。なお温度センサとCPU1
40との間には、温度センサのアナログ信号をデジタル
信号に変換するA/Dコンバータが挿入されている。
ると交流電源と暖機装置本体との間にあって開閉するリ
レースイッチ154を閉じて暖機を行う。図では説明の
簡略のために交流電源からヒーター114に供給する経
路を1本の線で表示しているが、実際には公知のように
2本の電線が使われ、従ってリレースイッチも2ケが用
意される。なお、図中符号146は接続子156に設け
られて接続子の接合・離脱を検出する離脱センサの位置
を示している。CPU140はメモリー158を参照し
て後述の時間Toを決める。なお温度センサとCPU1
40との間には、温度センサのアナログ信号をデジタル
信号に変換するA/Dコンバータが挿入されている。
【0036】離脱センサについては図2−a、及び図2
−bをもとに説明する。図2−aには接続子としては基
本的に通常の家庭で見られる2本の端子が突き出たプラ
グ104とこの端子を迎え入れるコンセント102とが
使われている。プラグ104の上部には離脱センサ14
6が一体に組み込まれていて、この離脱センサ146に
向かい合うコンセント側には導電性のある金属板170
が埋め込まれている。離脱センサ146はバネで弾性支
持された2本の接触子172,173が上記端子と同じ
方向をむいて少量突出しており、プラグがコンセントに
差し込まれると、この2本の接触子は上記の導電性金属
板170に接触して互いに電気的に導通することにな
る。従って接触子から伸びる信号線174,175は接
続子が離脱したときに導通が絶たれるので、この2本の
信号線のオンオフで離脱の状態を検出できる。
−bをもとに説明する。図2−aには接続子としては基
本的に通常の家庭で見られる2本の端子が突き出たプラ
グ104とこの端子を迎え入れるコンセント102とが
使われている。プラグ104の上部には離脱センサ14
6が一体に組み込まれていて、この離脱センサ146に
向かい合うコンセント側には導電性のある金属板170
が埋め込まれている。離脱センサ146はバネで弾性支
持された2本の接触子172,173が上記端子と同じ
方向をむいて少量突出しており、プラグがコンセントに
差し込まれると、この2本の接触子は上記の導電性金属
板170に接触して互いに電気的に導通することにな
る。従って接触子から伸びる信号線174,175は接
続子が離脱したときに導通が絶たれるので、この2本の
信号線のオンオフで離脱の状態を検出できる。
【0037】図2−bには別の形式の離脱センサが示さ
れている。この接続子の形式は基本的には磁石の磁力に
よって電気的な接触が維持される形式のコンセントであ
って最近家庭でも使われるようになった。即ちプラグ1
04’側には軟鉄などの磁性材料が埋め込まれていて、
これと対の電源側コンセントには磁石178’が埋め込
まれている。図のように電源側コンセントにプラグが近
づくと両者は磁力によって吸い付くから、両者の接触面
に電極を露出して置けば、電気的な接続が実現できる。
この形式のコンセントの利点は、外力が作用すれば容易
に両者は離脱し、その際の外力の方向は問わないから、
例えばコードに足を引っかけた場合などに大事に至らず
電気的な接続が解除できる点にある。この外力の作用方
向を問わない利点は後述するように、本発明の場合非常
に好ましい効果をもたらす。なお、第一の接続子は車両
側にあっても地上側にあっても良い。
れている。この接続子の形式は基本的には磁石の磁力に
よって電気的な接触が維持される形式のコンセントであ
って最近家庭でも使われるようになった。即ちプラグ1
04’側には軟鉄などの磁性材料が埋め込まれていて、
これと対の電源側コンセントには磁石178’が埋め込
まれている。図のように電源側コンセントにプラグが近
づくと両者は磁力によって吸い付くから、両者の接触面
に電極を露出して置けば、電気的な接続が実現できる。
この形式のコンセントの利点は、外力が作用すれば容易
に両者は離脱し、その際の外力の方向は問わないから、
例えばコードに足を引っかけた場合などに大事に至らず
電気的な接続が解除できる点にある。この外力の作用方
向を問わない利点は後述するように、本発明の場合非常
に好ましい効果をもたらす。なお、第一の接続子は車両
側にあっても地上側にあっても良い。
【0038】この形式のコンセントを使うときには離脱
センサに磁気に反応して出力するホール素子を使うこと
ができる。即ち、図2−bではプラグの上面にホール素
子を含む離脱センサ146’があって、図示の位置にあ
るときには離脱センサは磁気に反応して出力を1と出
し、プラグがコンセントから離れるとホール素子の出力
は0を出力する。この信号を信号線174’,175’
を介して制御回路のCPU140に入力すればよい。以
下に述べるアルゴリズムでは、この離脱信号を反転させ
てCPU140に入力するものとする。即ち離脱したと
きのCPU140入力信号は1、結合しているときは0
である。
センサに磁気に反応して出力するホール素子を使うこと
ができる。即ち、図2−bではプラグの上面にホール素
子を含む離脱センサ146’があって、図示の位置にあ
るときには離脱センサは磁気に反応して出力を1と出
し、プラグがコンセントから離れるとホール素子の出力
は0を出力する。この信号を信号線174’,175’
を介して制御回路のCPU140に入力すればよい。以
下に述べるアルゴリズムでは、この離脱信号を反転させ
てCPU140に入力するものとする。即ち離脱したと
きのCPU140入力信号は1、結合しているときは0
である。
【0039】図5は使用予定時間の入力値Toに対して
実際に暖機を行う時間がどれほど早めるべきかを決める
メモリー値の設計概念を示している。細線の特性値は好
み設定手段で中を選択入力したときの特性で、例えばそ
のときの室内温度tが0℃のときには20分前に暖機を
行うことが決められる。室内温度が+10℃よりも高い
と暖機は実質的に行わない。また−10℃以下では室内
温度が幾ら下がっていても、使用予定時刻より40分前
にしか暖機を行わない。この理由については後述する。
実際に暖機を行う時間がどれほど早めるべきかを決める
メモリー値の設計概念を示している。細線の特性値は好
み設定手段で中を選択入力したときの特性で、例えばそ
のときの室内温度tが0℃のときには20分前に暖機を
行うことが決められる。室内温度が+10℃よりも高い
と暖機は実質的に行わない。また−10℃以下では室内
温度が幾ら下がっていても、使用予定時刻より40分前
にしか暖機を行わない。この理由については後述する。
【0040】これに対して太線は強を選択入力したとき
の特性で、前記の中を選択したときよりも暖機時間を長
く設定するように決められている。この場合にも低温で
は温度に関係なく一定時間としている。同じく点線は弱
を選択入力したときの特性で、細線のときに比べて暖機
開始の時間は短く設定されている。
の特性で、前記の中を選択したときよりも暖機時間を長
く設定するように決められている。この場合にも低温で
は温度に関係なく一定時間としている。同じく点線は弱
を選択入力したときの特性で、細線のときに比べて暖機
開始の時間は短く設定されている。
【0041】図6にはヒーターに通電が始まったときか
らの室内温度tの上昇の様子が示されている。例えば室
内温度が−18℃のときに暖機が始まったとすると、一
番下側の曲線に示すごとく、始めは室内温度と外気の温
度との差が少ないので放熱量は少なく、従って温度の上
昇率は高いのだが、室内温度が上昇してくるにつれ、窓
や壁などを通じて放熱量も増えるので、次第に温度上昇
率は低下してやがて飽和した状態になる。この飽和状態
は車両全体の放熱特性とヒーターの容量とできまるか
ら、強力なヒーターを設ければそれだけ高いレベルで釣
り合うことになる。しかし強力なヒーターの設定はそれ
だけコストとエネルギーの無駄遣いを意味するから、程
々の所で折り合わねばならない。その結果長い時間暖機
をしても偏差Δtは無くならないことになる。これが図
5で低温領域では暖機時間を増大させず一定の時間とす
る理由である。
らの室内温度tの上昇の様子が示されている。例えば室
内温度が−18℃のときに暖機が始まったとすると、一
番下側の曲線に示すごとく、始めは室内温度と外気の温
度との差が少ないので放熱量は少なく、従って温度の上
昇率は高いのだが、室内温度が上昇してくるにつれ、窓
や壁などを通じて放熱量も増えるので、次第に温度上昇
率は低下してやがて飽和した状態になる。この飽和状態
は車両全体の放熱特性とヒーターの容量とできまるか
ら、強力なヒーターを設ければそれだけ高いレベルで釣
り合うことになる。しかし強力なヒーターの設定はそれ
だけコストとエネルギーの無駄遣いを意味するから、程
々の所で折り合わねばならない。その結果長い時間暖機
をしても偏差Δtは無くならないことになる。これが図
5で低温領域では暖機時間を増大させず一定の時間とす
る理由である。
【0042】更にまた図6で室内温度が0℃のときに暖
機が始まったとしよう。このときには図5で決めた時間
Toが経つと、約+18℃に室内の温度になる(実際に
はこの温度になるように時間Toは決められている)。
この曲線が18℃の水平線と交わるときの時刻T(s)
の近傍で使用者は出発することになる。しかし図5の特
性は単純な直線で代用しているし、また本発明が実施さ
れる車両の放熱も一定ではないから、この+18℃は飽
くまで一つの目安にすぎない。室内温度が10℃のとき
には点線に示したような温度の上昇が見られる筈である
が、図5を見れば室内温度が10℃と言うのは暖機装置
が作動するかしないかの境目の温度である。この意味で
点線で表示した。
機が始まったとしよう。このときには図5で決めた時間
Toが経つと、約+18℃に室内の温度になる(実際に
はこの温度になるように時間Toは決められている)。
この曲線が18℃の水平線と交わるときの時刻T(s)
の近傍で使用者は出発することになる。しかし図5の特
性は単純な直線で代用しているし、また本発明が実施さ
れる車両の放熱も一定ではないから、この+18℃は飽
くまで一つの目安にすぎない。室内温度が10℃のとき
には点線に示したような温度の上昇が見られる筈である
が、図5を見れば室内温度が10℃と言うのは暖機装置
が作動するかしないかの境目の温度である。この意味で
点線で表示した。
【0043】更に図6には省エネを目指した特性が表現
されている。即ち室温0℃のときに暖機が始まったとき
の特性曲線(中央の曲線)で、上記T(s)から更に時
間T(1)が経過するまでの間、使用者が何らかの都合
で出発していないときには室温が序々に上昇していく
が、時間T(1)の経過時点で暖機を停止するように構
成する。これによって無駄に室内が温められることを防
止できる。使用者がそれより遅れて出発するような場合
でも室内は暖機が終わっており、その暖機は序々に冷え
てはいるが、外気温度よりも十分に高い筈であるから、
目的は達成したことになる。非常に長いこと出発が遅れ
て冷えてしまっても、使用者は自分のせいで遅れたので
あるから、その結果に使用者は責任を持つことになる。
この時間T(1)の経過の後に暖機を止める技術につい
ては後述する。
されている。即ち室温0℃のときに暖機が始まったとき
の特性曲線(中央の曲線)で、上記T(s)から更に時
間T(1)が経過するまでの間、使用者が何らかの都合
で出発していないときには室温が序々に上昇していく
が、時間T(1)の経過時点で暖機を停止するように構
成する。これによって無駄に室内が温められることを防
止できる。使用者がそれより遅れて出発するような場合
でも室内は暖機が終わっており、その暖機は序々に冷え
てはいるが、外気温度よりも十分に高い筈であるから、
目的は達成したことになる。非常に長いこと出発が遅れ
て冷えてしまっても、使用者は自分のせいで遅れたので
あるから、その結果に使用者は責任を持つことになる。
この時間T(1)の経過の後に暖機を止める技術につい
ては後述する。
【0044】図6で説明した暖機開始時刻は予め固定的
に決めてしまうのではない。これについて更に詳しく説
明する。使用者は前日に車の使用が終わったときに翌日
の使用予定時刻を設定する。その後、夜が更けるにつれ
て外気温度は下がりつづけ、それに引きずられる形で室
内の温度も低下する。CPU140はこの室温から使用
予定時刻の何分前に暖機を開始すべきかを算出するが、
実際に暖機を行うのはその計算時間に実際に到達したと
きであって、それまでは暖機をせずに待つ。つまり算出
されるToは夜更けとともに変わっていく。温度の変化
は比較的ゆっくりしており、この意味で使われるCPU
140の性能も速度の遅い、換言すればコストの安いC
PU140で十分に間に合う。例えば図4の場合、制御
サイクルを100ms程度に設定できる。
に決めてしまうのではない。これについて更に詳しく説
明する。使用者は前日に車の使用が終わったときに翌日
の使用予定時刻を設定する。その後、夜が更けるにつれ
て外気温度は下がりつづけ、それに引きずられる形で室
内の温度も低下する。CPU140はこの室温から使用
予定時刻の何分前に暖機を開始すべきかを算出するが、
実際に暖機を行うのはその計算時間に実際に到達したと
きであって、それまでは暖機をせずに待つ。つまり算出
されるToは夜更けとともに変わっていく。温度の変化
は比較的ゆっくりしており、この意味で使われるCPU
140の性能も速度の遅い、換言すればコストの安いC
PU140で十分に間に合う。例えば図4の場合、制御
サイクルを100ms程度に設定できる。
【0045】図7にはCPU140の行う制御のアルゴ
リズムが示されている。入力操作子120で使用者がオ
ンオフスイッチをオンにすると、システムは作動状態に
入り、STEP−1で初期化される。初期化では後述す
るFlag−heatを0にしたり、タイマーT(1)
を例えば5分に設定したり、離脱信号を0に設定したり
する。
リズムが示されている。入力操作子120で使用者がオ
ンオフスイッチをオンにすると、システムは作動状態に
入り、STEP−1で初期化される。初期化では後述す
るFlag−heatを0にしたり、タイマーT(1)
を例えば5分に設定したり、離脱信号を0に設定したり
する。
【0046】システムが起動すると、最初はFlag−
heatが0であるからSTEP−2ではNoに進み、
STEP−3,4,5で使用予定時刻T(set)、温
度センサ値t、好み設定値の読み込みを順次行う。続い
てSTEP−6に進んでメモリーからt℃に相当する時
間Toを読み取って決定し、STEP−7で使用予定時
刻から時間Toを引いて暖機の開始時刻を算出する。こ
のプロセスで例えば使用予定時刻が午前7:00で且つ
Toが25分と決定されたら、暖機開始時刻{T(se
t)−To}は午前6:35分と算出される。
heatが0であるからSTEP−2ではNoに進み、
STEP−3,4,5で使用予定時刻T(set)、温
度センサ値t、好み設定値の読み込みを順次行う。続い
てSTEP−6に進んでメモリーからt℃に相当する時
間Toを読み取って決定し、STEP−7で使用予定時
刻から時間Toを引いて暖機の開始時刻を算出する。こ
のプロセスで例えば使用予定時刻が午前7:00で且つ
Toが25分と決定されたら、暖機開始時刻{T(se
t)−To}は午前6:35分と算出される。
【0047】STEP−8では現在の時刻T(cur
r)が暖機開始時刻と比べてどうなっているかを判別
し、もし暖機開始時刻になっていなければ、Yesに進
んでもとのSTEP−2に戻る。以下現在の時間が暖機
開始の時刻になるまで、このルートを繰り返す。このサ
イクルが繰り返されている間じゅう、室内温度は低下す
るから暖機開始時刻も計算をする度に早まっていること
に注意すべきである。
r)が暖機開始時刻と比べてどうなっているかを判別
し、もし暖機開始時刻になっていなければ、Yesに進
んでもとのSTEP−2に戻る。以下現在の時間が暖機
開始の時刻になるまで、このルートを繰り返す。このサ
イクルが繰り返されている間じゅう、室内温度は低下す
るから暖機開始時刻も計算をする度に早まっていること
に注意すべきである。
【0048】しかしSTEP−8で現在の時刻が暖機開
始時刻になったことが判別されれば、Noに進みSTE
P−9でFlag−heatのビットを1にする。続い
てSTEP−10に進んで暖機を停止するタイマーをT
(1)に設定する。タイマーの値T(1)はその時の室
内気温や使用者の好みに応じて可変にすることもできる
が、この例では説明の簡略化のために一定値であるとす
る。
始時刻になったことが判別されれば、Noに進みSTE
P−9でFlag−heatのビットを1にする。続い
てSTEP−10に進んで暖機を停止するタイマーをT
(1)に設定する。タイマーの値T(1)はその時の室
内気温や使用者の好みに応じて可変にすることもできる
が、この例では説明の簡略化のために一定値であるとす
る。
【0049】次にSTEP−11に進み、離脱信号が来
ているかどうかを判別する。初期化で離脱信号を0に設
定してあるから、最初は結果がNoとなり、STEP−
12に進む。STEP−12では今回も初回であるから
タイマーT(1)は初期値の5分となっており、当然0
ではないからSTEP−13に進んでリレー回路を励磁
するように出力する。次にSTEP−14に進んで終了
するか否かを判別して、終了しないならばSTEP−1
5で現在の時刻T(curr)が使用予定時刻T(se
t)になったかどうかを判別する。最初は当然使用予定
時刻よりもToだけ早いのでNoとなり再びSTEP−
2に戻る。
ているかどうかを判別する。初期化で離脱信号を0に設
定してあるから、最初は結果がNoとなり、STEP−
12に進む。STEP−12では今回も初回であるから
タイマーT(1)は初期値の5分となっており、当然0
ではないからSTEP−13に進んでリレー回路を励磁
するように出力する。次にSTEP−14に進んで終了
するか否かを判別して、終了しないならばSTEP−1
5で現在の時刻T(curr)が使用予定時刻T(se
t)になったかどうかを判別する。最初は当然使用予定
時刻よりもToだけ早いのでNoとなり再びSTEP−
2に戻る。
【0050】STEP−2ではFlag−heatのビ
ットが1であるからSTEP−20に進み、次にSTE
P−11で離脱信号が1か否かの判別を行い、以下同じ
ことを繰り返すが、何回かサイクルが回って使用予定時
刻になるとT(set)はT(curr)と一致するか
または小さくなるので、そのサイクルからはSTEP−
15の結果はYesとなり、STEP−16に進んでタ
イマー値を100msだけ減じて、これを新たにタイマ
ー値T(1)とし、STEP−2に戻る。以後は1サイ
クルごとに100msづつタイマー値が減少しているの
で、遂にはSTEP−12の判別結果は0となり、No
のルートに回ってSTEP−21に進む。ここでリレー
回路を消磁して暖機を終了させる。その後はこのSTE
P−21を含むルートでサイクルは回ることになる。
ットが1であるからSTEP−20に進み、次にSTE
P−11で離脱信号が1か否かの判別を行い、以下同じ
ことを繰り返すが、何回かサイクルが回って使用予定時
刻になるとT(set)はT(curr)と一致するか
または小さくなるので、そのサイクルからはSTEP−
15の結果はYesとなり、STEP−16に進んでタ
イマー値を100msだけ減じて、これを新たにタイマ
ー値T(1)とし、STEP−2に戻る。以後は1サイ
クルごとに100msづつタイマー値が減少しているの
で、遂にはSTEP−12の判別結果は0となり、No
のルートに回ってSTEP−21に進む。ここでリレー
回路を消磁して暖機を終了させる。その後はこのSTE
P−21を含むルートでサイクルは回ることになる。
【0051】もし離脱信号が1になれば接続子が離れた
ことを意味するから、STEP−22に進み、Flag
−heatのビットを0して、続いてSTEP−23で
リレー回路を消磁し、STEP−24に進んでリール巻
き取りを指令し、終了に進む。仮にSTEP−14で終
了信号が来ていれば、フローはSTEP−24に進んで
リールを巻き取り終了することになる。
ことを意味するから、STEP−22に進み、Flag
−heatのビットを0して、続いてSTEP−23で
リレー回路を消磁し、STEP−24に進んでリール巻
き取りを指令し、終了に進む。仮にSTEP−14で終
了信号が来ていれば、フローはSTEP−24に進んで
リールを巻き取り終了することになる。
【0052】
【第二実施例の説明】第一実施例は使用に先立って室内
を暖機しておくシステムであったが、寒い朝で空気中の
水分が多いときなどには、ガラス一面に霜がついて、こ
の霜のために前方視界が遮られて運転がしづらいことが
ある。もちろん室内を暖機しておけば、ガラスの霜も解
ける方向にあるが、霜はガラスの外側に付着しているか
ら、室温上昇だけに頼るのは完全に霜を取ることを意味
しない。このような場合に霜を早く解かすには、熱せら
れた空気をガラスに吹きつけることが効果的である。図
8に示す第二実施例はこのような課題の解決のために構
築した例である。
を暖機しておくシステムであったが、寒い朝で空気中の
水分が多いときなどには、ガラス一面に霜がついて、こ
の霜のために前方視界が遮られて運転がしづらいことが
ある。もちろん室内を暖機しておけば、ガラスの霜も解
ける方向にあるが、霜はガラスの外側に付着しているか
ら、室温上昇だけに頼るのは完全に霜を取ることを意味
しない。このような場合に霜を早く解かすには、熱せら
れた空気をガラスに吹きつけることが効果的である。図
8に示す第二実施例はこのような課題の解決のために構
築した例である。
【0053】図8は図1に相当する車両の内部構造の模
式図で、やはり要部のみが実線で描かれている。図示以
外は第一実施例と同じであるとする。図において前面ガ
ラス280に向けて暖機装置本体であるヒーター214
がハンドル282上に固定される。ヒーター214には
空気を温めるニクロム線と温められた空気を強制的に送
りだすファン(送風手段)とが組み込まれていて、丁度
家庭で使うヘヤドライヤーと似た構成となっている。即
ちこのヒーター214に通電すると室内の空気を点線の
矢印で示すように吸い込んで、実線の矢印で示すように
前面ガラスに向けて熱風を送りだす。ヒーター214を
ハンドルに固定する手段は、バネ284で付勢されたク
リップ286で、使用者は前日にこのクリップを使って
ヒーター214をハンドルに固定しておく。ヒーター2
14には暖機制御回路212を介して電力が供給され
る。暖機制御回路212とヒーター本体との間には電源
コネクタ288があって、使用が終わったときにはこの
電源コネクタ288の部分からヒーター214を外すこ
とができる。
式図で、やはり要部のみが実線で描かれている。図示以
外は第一実施例と同じであるとする。図において前面ガ
ラス280に向けて暖機装置本体であるヒーター214
がハンドル282上に固定される。ヒーター214には
空気を温めるニクロム線と温められた空気を強制的に送
りだすファン(送風手段)とが組み込まれていて、丁度
家庭で使うヘヤドライヤーと似た構成となっている。即
ちこのヒーター214に通電すると室内の空気を点線の
矢印で示すように吸い込んで、実線の矢印で示すように
前面ガラスに向けて熱風を送りだす。ヒーター214を
ハンドルに固定する手段は、バネ284で付勢されたク
リップ286で、使用者は前日にこのクリップを使って
ヒーター214をハンドルに固定しておく。ヒーター2
14には暖機制御回路212を介して電力が供給され
る。暖機制御回路212とヒーター本体との間には電源
コネクタ288があって、使用が終わったときにはこの
電源コネクタ288の部分からヒーター214を外すこ
とができる。
【0054】この例ではヒーター214を1ケとした
が、2ケ用意して運転席の前面と助手席の前面の両方の
霜を解かすようにしてもよい。ヒーター214の能力が
高ければ、1ケのヒーター214で吐き出す温風を複数
に分割して別々の方向に向けても同じ効果が得られる。
例示のヒーター214はグリップ286と一体になって
いるが、グリップ286はハンドルとヒーター214の
両方を別々に掴むように構成することもできる。そのよ
うに構成するときはヒーター214を家庭で使うヘヤド
ライヤーと共通にでき、普段はヘヤドライヤーとして使
い、冬季で暖機が必要な時のみ車両の暖機に利用できる
ことになる。更にまたヒーター214から出たあとの熱
風が前面ガラスの一部分に当たるのではなく、ヒーター
214の首を回転させてまんべんなく前面ガラスや側面
ガラスに当たるようにしてもよい。そのように構成する
ときは一層良好な視界が得られる。かかる首振り機構は
扇風機や座敷に置く電気式ヒーターなどでは既に公知で
ある。更にまたヒーター214を固定するのに車両のハ
ンドルを利用した構造を例示したが、単に座席の上に置
いて、その温風をガラス目掛けて吹きつけるようなヒー
ターの形状にしても良い。なお制御回路と外部電源とを
結ぶ経路の構成は第一実施例と基本的に同じであるとす
る。その他の構成や制御アルゴリズムも基本的に同じで
ある。
が、2ケ用意して運転席の前面と助手席の前面の両方の
霜を解かすようにしてもよい。ヒーター214の能力が
高ければ、1ケのヒーター214で吐き出す温風を複数
に分割して別々の方向に向けても同じ効果が得られる。
例示のヒーター214はグリップ286と一体になって
いるが、グリップ286はハンドルとヒーター214の
両方を別々に掴むように構成することもできる。そのよ
うに構成するときはヒーター214を家庭で使うヘヤド
ライヤーと共通にでき、普段はヘヤドライヤーとして使
い、冬季で暖機が必要な時のみ車両の暖機に利用できる
ことになる。更にまたヒーター214から出たあとの熱
風が前面ガラスの一部分に当たるのではなく、ヒーター
214の首を回転させてまんべんなく前面ガラスや側面
ガラスに当たるようにしてもよい。そのように構成する
ときは一層良好な視界が得られる。かかる首振り機構は
扇風機や座敷に置く電気式ヒーターなどでは既に公知で
ある。更にまたヒーター214を固定するのに車両のハ
ンドルを利用した構造を例示したが、単に座席の上に置
いて、その温風をガラス目掛けて吹きつけるようなヒー
ターの形状にしても良い。なお制御回路と外部電源とを
結ぶ経路の構成は第一実施例と基本的に同じであるとす
る。その他の構成や制御アルゴリズムも基本的に同じで
ある。
【0055】以上の暖機装置は第一実施例も第二実施例
も室内温度を使用時間に先立って高めておくものである
が、暖機の対象を搭載電池にするとエンジンの始動性が
向上する。図9は第三実施例のシステム構成図で、電池
を所定時刻に充電することで内部から温め、且つ充電状
態をフル充電とすることで寒い朝での始動性を向上させ
るものである。
も室内温度を使用時間に先立って高めておくものである
が、暖機の対象を搭載電池にするとエンジンの始動性が
向上する。図9は第三実施例のシステム構成図で、電池
を所定時刻に充電することで内部から温め、且つ充電状
態をフル充電とすることで寒い朝での始動性を向上させ
るものである。
【0056】図9において、外部交流電源300は適切
なトランスを介して交流100Vをバッテリーの充電電
圧を作るのに適したレベルの電圧Voに低下したあとの
電源電圧であるものとする。接続子310は交流電源と
車両との間にあって電気的な接合・離脱を行うもので、
第一実施例の接続子と基本的に変わることはないが、ト
ランスで電圧が下がっている分だけ電気的な絶縁や漏電
対策のコストを下げることが期待できる。2つの接続子
の離脱状態を検知して離脱信号を出力する離脱センサ3
46が設けられる。接続子を介して車両に取り込まれた
交流は導線312を経て整流器314に導かれ、バッテ
リー電圧より僅かに高い、例えば13Vの直流に変更さ
れる。かかる整流器は、例えばダイオードを4ケ使った
ダイオードブリッジによって容易に且つ安価に交流から
直流に変換できる。
なトランスを介して交流100Vをバッテリーの充電電
圧を作るのに適したレベルの電圧Voに低下したあとの
電源電圧であるものとする。接続子310は交流電源と
車両との間にあって電気的な接合・離脱を行うもので、
第一実施例の接続子と基本的に変わることはないが、ト
ランスで電圧が下がっている分だけ電気的な絶縁や漏電
対策のコストを下げることが期待できる。2つの接続子
の離脱状態を検知して離脱信号を出力する離脱センサ3
46が設けられる。接続子を介して車両に取り込まれた
交流は導線312を経て整流器314に導かれ、バッテ
リー電圧より僅かに高い、例えば13Vの直流に変更さ
れる。かかる整流器は、例えばダイオードを4ケ使った
ダイオードブリッジによって容易に且つ安価に交流から
直流に変換できる。
【0057】直流に変換された電力はリレースイッチ3
51を介したあと、配線316によってバッテリー31
8のプラス端子320に接続される。電流の逆流に備え
てダイオード322が当該配線に挿入される。バッテリ
ー318の側面には望ましくは平たい形状のヒーター3
24が貼られる。このヒーター324はバッテリー31
8から僅かに漏れる硫酸などの液体に侵されぬように、
プラスチックなどで被覆されているのが望ましい。この
ヒーター324に供給される直流電流は、ダイオード3
22の右側より分岐された直流回路から供給されるの
で、バッテリー318の中に蓄えられた電気エネルギー
がヒーター324を流れることはない。
51を介したあと、配線316によってバッテリー31
8のプラス端子320に接続される。電流の逆流に備え
てダイオード322が当該配線に挿入される。バッテリ
ー318の側面には望ましくは平たい形状のヒーター3
24が貼られる。このヒーター324はバッテリー31
8から僅かに漏れる硫酸などの液体に侵されぬように、
プラスチックなどで被覆されているのが望ましい。この
ヒーター324に供給される直流電流は、ダイオード3
22の右側より分岐された直流回路から供給されるの
で、バッテリー318の中に蓄えられた電気エネルギー
がヒーター324を流れることはない。
【0058】CPU340には、温度センサ342、時
刻設定手段344、離脱センサ346、オンオフスイッ
チ348の出力をそれぞれ入力されて、後述するアルゴ
リズムに従って演算した結果をリレー駆動手段350、
リール巻き取り手段352にそれぞれ出力する。リレー
駆動手段が励磁されると、上記のリレースイッチ351
は閉じて、直流電流をバッテリーに供給して充電すると
ともにヒーター回路にも流れ、バッテリーを外部から温
める。充電電流はバッテリーの内部に流れ、バッテリー
の持つ抵抗値と流れた電流の2乗との積で決まるジュー
ル熱を発生して内部よりバッテリーを温める。また充電
電流が注入されることから、バッテリーの端子電圧値も
上昇する。
刻設定手段344、離脱センサ346、オンオフスイッ
チ348の出力をそれぞれ入力されて、後述するアルゴ
リズムに従って演算した結果をリレー駆動手段350、
リール巻き取り手段352にそれぞれ出力する。リレー
駆動手段が励磁されると、上記のリレースイッチ351
は閉じて、直流電流をバッテリーに供給して充電すると
ともにヒーター回路にも流れ、バッテリーを外部から温
める。充電電流はバッテリーの内部に流れ、バッテリー
の持つ抵抗値と流れた電流の2乗との積で決まるジュー
ル熱を発生して内部よりバッテリーを温める。また充電
電流が注入されることから、バッテリーの端子電圧値も
上昇する。
【0059】図10にはバッテリーに供給する直流電気
の開始時間Toを決めるメモリー値が示されている。室
内温度の変化に応じて多少の変化はあるものの、使用予
定時刻よりも早くバッテリーを温める時間Toの値は、
第一実施例に比べて小さく設定されている。これは、バ
ッテリーがフル充電の状態に近づくと、バッテリー端子
電圧が上昇して供給電圧に近づき、結果的にバッテリー
318内部に流れる電流値が小さくなって、暖機効果が
失われるからである。従って、余り早くから充電を開始
するのは却って良くないことになる。
の開始時間Toを決めるメモリー値が示されている。室
内温度の変化に応じて多少の変化はあるものの、使用予
定時刻よりも早くバッテリーを温める時間Toの値は、
第一実施例に比べて小さく設定されている。これは、バ
ッテリーがフル充電の状態に近づくと、バッテリー端子
電圧が上昇して供給電圧に近づき、結果的にバッテリー
318内部に流れる電流値が小さくなって、暖機効果が
失われるからである。従って、余り早くから充電を開始
するのは却って良くないことになる。
【0060】図11には第三実施例の充電開始アルゴリ
ズムが示されている。このアルゴリズムは第一実施例の
アルゴリズム(図7)に比べて、タイマーT(1)の設
定プロセスが省略されていることが大きな違いである。
その外にも好み設定機能がないから、その入力値を読み
取るプロセスもない。その外のプロセスは第一実施例と
基本的に変わらないから、ここではこれ以上の説明を要
しないだろう。
ズムが示されている。このアルゴリズムは第一実施例の
アルゴリズム(図7)に比べて、タイマーT(1)の設
定プロセスが省略されていることが大きな違いである。
その外にも好み設定機能がないから、その入力値を読み
取るプロセスもない。その外のプロセスは第一実施例と
基本的に変わらないから、ここではこれ以上の説明を要
しないだろう。
【0061】上記の3つの実施例で使うリール巻き取り
機構の一例を図12に示す。図において、二点鎖線で示
すリール410に同芯に配置されたラチェット歯車41
2にかみ合うフック414がピボット点416の回りに
回転自在に軸受けされ、フックの爪415がラチェット
歯車412の歯に嵌合して、図示の状態ではラチェット
歯車412は反時計方向にしか回転を許されない。フッ
クは図示の位置に適切な板バネ418によって付勢され
ている。フックの下側はL字状に曲がっており、ソレノ
イド420のアーマチャ(可動鉄心)422と適切なピ
ン424で結合している。アーマチャ422はソレノイ
ド内部のコイルバネ426によって通常は図示の位置に
あり、ソレノイドに通電されると、コイルバネ426を
撓めて上に上がり、フックの爪414がラチェットから
離れる。ラチェットとフックが離れるとラチェット歯車
は時計方向に前記した自分自身のバネによって回転し、
ケーブル106を巻き戻す。
機構の一例を図12に示す。図において、二点鎖線で示
すリール410に同芯に配置されたラチェット歯車41
2にかみ合うフック414がピボット点416の回りに
回転自在に軸受けされ、フックの爪415がラチェット
歯車412の歯に嵌合して、図示の状態ではラチェット
歯車412は反時計方向にしか回転を許されない。フッ
クは図示の位置に適切な板バネ418によって付勢され
ている。フックの下側はL字状に曲がっており、ソレノ
イド420のアーマチャ(可動鉄心)422と適切なピ
ン424で結合している。アーマチャ422はソレノイ
ド内部のコイルバネ426によって通常は図示の位置に
あり、ソレノイドに通電されると、コイルバネ426を
撓めて上に上がり、フックの爪414がラチェットから
離れる。ラチェットとフックが離れるとラチェット歯車
は時計方向に前記した自分自身のバネによって回転し、
ケーブル106を巻き戻す。
【0062】ケーブルリールの巻き取り装置はこのよう
に構成されているから、ソレノイドの端子を、例えば図
4のCPUの出力「リール巻き取り152」に繋げれ
ば、リールの巻き取りを自動的に行うことができる。
に構成されているから、ソレノイドの端子を、例えば図
4のCPUの出力「リール巻き取り152」に繋げれ
ば、リールの巻き取りを自動的に行うことができる。
【0063】図13には、本発明を含む駐車場の平面図
が示されている。図に於いて駐車場400は10台の車
両の駐車が可能となるように、区分線402で区分され
ている。中央には車両の進行を許す通路404があって
駐車時には各車両は通路に頭を向けて駐車するものとす
る。駐車場400の上下の縁には100Vの交流電源4
06、407が地中に埋設されており、この交流電源4
06、407は共通の図示しない電源制御盤に接続され
ているものとする。この電源制御盤の役目は、料金の支
払いに備えて使用電力の積算をしたり、万一のショート
に備えて回路を遮断するヒューズの機能などを担う。
が示されている。図に於いて駐車場400は10台の車
両の駐車が可能となるように、区分線402で区分され
ている。中央には車両の進行を許す通路404があって
駐車時には各車両は通路に頭を向けて駐車するものとす
る。駐車場400の上下の縁には100Vの交流電源4
06、407が地中に埋設されており、この交流電源4
06、407は共通の図示しない電源制御盤に接続され
ているものとする。この電源制御盤の役目は、料金の支
払いに備えて使用電力の積算をしたり、万一のショート
に備えて回路を遮断するヒューズの機能などを担う。
【0064】図13を参照するに、各駐車スペースの車
両の後方には、前記の外部電源の供給を担うポール10
0a,100b,…,100jが配置される。駐車スペ
ースを利用する人はこのポールから上述の方法で外部電
力を利用する。各自の利用料金は、この例では月極めで
一定の料金とされる。しかしポールに使用電力の積算計
を設けて、使用電力に見合った料金としても良いことは
議論しなくても良いだろう。このポールの位置及び方向
は、図2−aの構造の接続子を使う場合に最も望ましい
形態を図示したものであるが、もし図2−bに例示した
構造の接続子を利用するときにはポールの位置や方角も
かなりの自由度がある。図2−bの接続子は磁石の磁力
によって電気的な接続が保たれているだけだから、どの
方角にケーブルを引っ張っても離脱するからである。一
般に不特定多数のユーザーを対象として駐車場は作られ
るから、車両のリールの位置に対するポールの相対位置
が限定されることは好ましくない。なぜならばユーザー
によっては車両側のリールの位置が自分のバンパーの形
状や衝突強度から自由に設定できず、特殊な位置に配置
せざるを得ないこともあるからである。逆に言えば、駐
車場の経営者がポールの位置を特定の位置に揃えて建設
していても、図2−bに例示した接続子の場合には対応
できる能力がある。
両の後方には、前記の外部電源の供給を担うポール10
0a,100b,…,100jが配置される。駐車スペ
ースを利用する人はこのポールから上述の方法で外部電
力を利用する。各自の利用料金は、この例では月極めで
一定の料金とされる。しかしポールに使用電力の積算計
を設けて、使用電力に見合った料金としても良いことは
議論しなくても良いだろう。このポールの位置及び方向
は、図2−aの構造の接続子を使う場合に最も望ましい
形態を図示したものであるが、もし図2−bに例示した
構造の接続子を利用するときにはポールの位置や方角も
かなりの自由度がある。図2−bの接続子は磁石の磁力
によって電気的な接続が保たれているだけだから、どの
方角にケーブルを引っ張っても離脱するからである。一
般に不特定多数のユーザーを対象として駐車場は作られ
るから、車両のリールの位置に対するポールの相対位置
が限定されることは好ましくない。なぜならばユーザー
によっては車両側のリールの位置が自分のバンパーの形
状や衝突強度から自由に設定できず、特殊な位置に配置
せざるを得ないこともあるからである。逆に言えば、駐
車場の経営者がポールの位置を特定の位置に揃えて建設
していても、図2−bに例示した接続子の場合には対応
できる能力がある。
【0065】
【発明の他の実施の形態】ここに例示したシステムは飽
くまでも発明の実施例であるから、他の様々な応用例が
考えられる。例えば、第一実施例ではリレースイッチが
オンになると、あとは時間To+T(1)だけ電力が外
部から供給されて室内温度が上昇するが、このときの熱
量を温度センサの出力を参照しつつフィードバック制御
を行えば、多少コストは上がるけれども一層の省エネシ
ステムとすることができる。温度をフィードバックする
方法には、シュミット回路を使ってオンオフ制御を行う
ことも可能だし、位相制御回路を使ってアナログ的に狭
い温度範囲にオンオフ制御することも可能である。
くまでも発明の実施例であるから、他の様々な応用例が
考えられる。例えば、第一実施例ではリレースイッチが
オンになると、あとは時間To+T(1)だけ電力が外
部から供給されて室内温度が上昇するが、このときの熱
量を温度センサの出力を参照しつつフィードバック制御
を行えば、多少コストは上がるけれども一層の省エネシ
ステムとすることができる。温度をフィードバックする
方法には、シュミット回路を使ってオンオフ制御を行う
ことも可能だし、位相制御回路を使ってアナログ的に狭
い温度範囲にオンオフ制御することも可能である。
【0066】更にまた、リール巻き取りに関してラチェ
ットを解除するのにソレノイドを使い、離脱信号を受け
て自動的にラチェットを解除するものを例示したが、こ
れに限定されることなく、運転席から手動でソレノイド
を駆動できるスイッチを用意して手動による操作でリー
ルを巻き取っても良い。もちろんソレノイドに替えてテ
ンドン(鍵)を用意し、テンドンを手動で操作してラチ
ェットの解除を行うようにしても良い。かかるテンドン
は自転車のブレーキ操作のケーブルなどで広く実用に供
されている。
ットを解除するのにソレノイドを使い、離脱信号を受け
て自動的にラチェットを解除するものを例示したが、こ
れに限定されることなく、運転席から手動でソレノイド
を駆動できるスイッチを用意して手動による操作でリー
ルを巻き取っても良い。もちろんソレノイドに替えてテ
ンドン(鍵)を用意し、テンドンを手動で操作してラチ
ェットの解除を行うようにしても良い。かかるテンドン
は自転車のブレーキ操作のケーブルなどで広く実用に供
されている。
【0067】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、使用者は駐
車をしたあと車両の後部に回ってバンパーからケーブル
を引き出してコンセントに差し込み、翌朝の出発時刻を
入力するだけで暖機の準備が完了する。もし入力手段に
簡単なメモリーを用意しておくならば、毎日の出発時刻
が同じであれば、単にオンオフスイッチをオンにするだ
けの操作となる。また暖機後も車両を僅かに前進させる
だけで2つの接続子を離脱させることができ、暖機に使
ったケーブルなどをバンパー内のリールに収容できるか
ら後片付けの煩わしさもなく、使用する上での利便性は
高い。接続子に図2−bに開示した磁気構造のものを使
うならば、ケーブルがどの方向に引っ張られようと、簡
単に確実に離脱が行えるから、地上側・車両側とも接続
子の設置場所、及びその方向に大きな自由度が生まれ
る。更に開示した技術のようにタイマーT(1)を設定
しておけば、出発時刻を過ぎて出発を見合わせるような
ことが起きても、無駄な暖機を防止でき、環境への負荷
を抑えることができる。
車をしたあと車両の後部に回ってバンパーからケーブル
を引き出してコンセントに差し込み、翌朝の出発時刻を
入力するだけで暖機の準備が完了する。もし入力手段に
簡単なメモリーを用意しておくならば、毎日の出発時刻
が同じであれば、単にオンオフスイッチをオンにするだ
けの操作となる。また暖機後も車両を僅かに前進させる
だけで2つの接続子を離脱させることができ、暖機に使
ったケーブルなどをバンパー内のリールに収容できるか
ら後片付けの煩わしさもなく、使用する上での利便性は
高い。接続子に図2−bに開示した磁気構造のものを使
うならば、ケーブルがどの方向に引っ張られようと、簡
単に確実に離脱が行えるから、地上側・車両側とも接続
子の設置場所、及びその方向に大きな自由度が生まれ
る。更に開示した技術のようにタイマーT(1)を設定
しておけば、出発時刻を過ぎて出発を見合わせるような
ことが起きても、無駄な暖機を防止でき、環境への負荷
を抑えることができる。
【0068】請求項2に記載の発明によれば、車両の客
室内部を暖機した空気を勢いよく前面ガラスに吹きつけ
て霜などを解かすから、運転時の視界の確保が得られや
すいと言う効果がある。
室内部を暖機した空気を勢いよく前面ガラスに吹きつけ
て霜などを解かすから、運転時の視界の確保が得られや
すいと言う効果がある。
【0069】請求項3に記載の発明によれば、暖機後に
ケーブルをコンセントから外すのに、車両を僅かに前進
させるだけで、容易にコンセントを外すことができる。
好ましくは、ケーブルリールの巻き取りバネの強さを幾
分強く設定するだけで、車両を前進する操作に変えて、
リールのラチェットを外すだけで、コンセントを外すこ
とができる。コンセントに磁石で結合する形式のものを
採用したときには、特にケーブルに加える張力も小さく
て済み、その方向も選ばないからポール100の設置場
所の自由度が大幅に増えるなどの効果がある。
ケーブルをコンセントから外すのに、車両を僅かに前進
させるだけで、容易にコンセントを外すことができる。
好ましくは、ケーブルリールの巻き取りバネの強さを幾
分強く設定するだけで、車両を前進する操作に変えて、
リールのラチェットを外すだけで、コンセントを外すこ
とができる。コンセントに磁石で結合する形式のものを
採用したときには、特にケーブルに加える張力も小さく
て済み、その方向も選ばないからポール100の設置場
所の自由度が大幅に増えるなどの効果がある。
【0070】請求項4に記載の発明によれば、上記のケ
ーブルの離脱や巻き取りを運転席から行えるので、寒い
朝に車両の外で行う作業が回避でき、快適な出発を行え
ると言う効果がある。
ーブルの離脱や巻き取りを運転席から行えるので、寒い
朝に車両の外で行う作業が回避でき、快適な出発を行え
ると言う効果がある。
【0071】請求項5によれば、ケーブルがコンセント
から離脱したことを検出してシステムが自動的にケーブ
ルを巻き取るから、単に使用者が楽になるだけの効果ば
かりか、巻き取りを忘れてケーブルを引き摺ったまま走
りだすようなことが防止できる効果がある。
から離脱したことを検出してシステムが自動的にケーブ
ルを巻き取るから、単に使用者が楽になるだけの効果ば
かりか、巻き取りを忘れてケーブルを引き摺ったまま走
りだすようなことが防止できる効果がある。
【0072】請求項6に記載の発明によれば、使用者が
翌日の暖機を設定する際に、単に使用予定時刻を入力す
れば、周囲の温度の冷え具合に応じて自動的に暖機が開
始される最適な時刻を割り出し実行するから、使用者に
とっては面倒がなく、省エネを実現しつつ目的とする恩
恵に預かることができる。
翌日の暖機を設定する際に、単に使用予定時刻を入力す
れば、周囲の温度の冷え具合に応じて自動的に暖機が開
始される最適な時刻を割り出し実行するから、使用者に
とっては面倒がなく、省エネを実現しつつ目的とする恩
恵に預かることができる。
【0073】請求項7に記載の発明によれば、前記の使
用予定時刻から実際に暖機を行う時間を割り出すときに
使用者の好みを加味できるから、個人差に応じた暖機温
度を提供できる利点がある。
用予定時刻から実際に暖機を行う時間を割り出すときに
使用者の好みを加味できるから、個人差に応じた暖機温
度を提供できる利点がある。
【0074】請求項8に記載の発明によれば、バッテリ
ーの温度も充電によるジュール熱を使って使用予定時刻
の直前に温めることができるから、使用時のバッテリー
内部での化学反応が活発となり、従って冬季の始動性も
良好になる。充電電流は同時にバッテリーの端子電圧を
高めるから、2重の意味で始動性が高まることになる。
ーの温度も充電によるジュール熱を使って使用予定時刻
の直前に温めることができるから、使用時のバッテリー
内部での化学反応が活発となり、従って冬季の始動性も
良好になる。充電電流は同時にバッテリーの端子電圧を
高めるから、2重の意味で始動性が高まることになる。
【0075】さらに、車両のユーザーは経年劣化した電
池でも始動性を確保できることから、電池の交換時期を
伸ばすことができ、結果的に社会全体の電池の使用量を
減らす効果が期待できる。電池はリサイクル率が良い方
の部品ではあるが、それでも不法に投棄される使用済み
電池の量は少なくなく、電池の消費量が減少すれば、そ
れだけ環境の汚染を低減できる。
池でも始動性を確保できることから、電池の交換時期を
伸ばすことができ、結果的に社会全体の電池の使用量を
減らす効果が期待できる。電池はリサイクル率が良い方
の部品ではあるが、それでも不法に投棄される使用済み
電池の量は少なくなく、電池の消費量が減少すれば、そ
れだけ環境の汚染を低減できる。
【0076】請求項9に記載の発明によれば、必要な装
置を車両後部のバンパー内部に収納したから、外見上の
問題を新たに生ずることもなく、用品の市場でも販売し
易いものとなる。業者はバンパーの内部に収納できる寸
法形状に部品を作り、これを使用者の車のバンパー内部
に簡単なステーを付けて装着すれば喜ばれるし、万一使
用者のバンパーには適当なステーがどうしても付かない
ときは、予め外観の同じバンパーを特別に作っておい
て、そっくり交換する手法が取れる。
置を車両後部のバンパー内部に収納したから、外見上の
問題を新たに生ずることもなく、用品の市場でも販売し
易いものとなる。業者はバンパーの内部に収納できる寸
法形状に部品を作り、これを使用者の車のバンパー内部
に簡単なステーを付けて装着すれば喜ばれるし、万一使
用者のバンパーには適当なステーがどうしても付かない
ときは、予め外観の同じバンパーを特別に作っておい
て、そっくり交換する手法が取れる。
【0077】さらに、一般にバンパーには番号灯やウイ
ンカーなどの電装品が付くものなので、これらの電装品
に電力を供給するための配線がボディに開けられた穴を
通じて通されているものであるから、暖機装置に必要な
配線もこの穴を通してボディ内部に電力を供給すること
が容易にできる。仮にその既存の穴が小さくて窮屈な場
合でも町工場で簡単にヤスリなどを使って拡張できるか
ら、アフターマーケットに適用し易いと言う効果があ
る。
ンカーなどの電装品が付くものなので、これらの電装品
に電力を供給するための配線がボディに開けられた穴を
通じて通されているものであるから、暖機装置に必要な
配線もこの穴を通してボディ内部に電力を供給すること
が容易にできる。仮にその既存の穴が小さくて窮屈な場
合でも町工場で簡単にヤスリなどを使って拡張できるか
ら、アフターマーケットに適用し易いと言う効果があ
る。
【0078】請求項10に記載の発明によれば、車両内
部の電線配線に少なくとも1ケの電源コネクタを設けた
から、この電源コネクタを利用して様々な応用が効くよ
うになる。例えばヒーターの標準を室内の暖機を行うよ
うに構成しておき、オプションで前面ガラスの霜とりを
行う第二のヒーターを用意し、第二のヒーターも欲しい
ユーザーはこの電源コンセントを利用して当該第二ヒー
ターを増設することも可能になる。また電源コネクタの
設置により、夏などの不要な時期には車両から暖機シス
テムを外して屋内に仕舞っておくこともできるようにな
る。屋内に仕舞う方が、少なくとも真夏の室内温度の過
酷な上昇による暖機システムの劣化を防止できる効果が
期待できる。
部の電線配線に少なくとも1ケの電源コネクタを設けた
から、この電源コネクタを利用して様々な応用が効くよ
うになる。例えばヒーターの標準を室内の暖機を行うよ
うに構成しておき、オプションで前面ガラスの霜とりを
行う第二のヒーターを用意し、第二のヒーターも欲しい
ユーザーはこの電源コンセントを利用して当該第二ヒー
ターを増設することも可能になる。また電源コネクタの
設置により、夏などの不要な時期には車両から暖機シス
テムを外して屋内に仕舞っておくこともできるようにな
る。屋内に仕舞う方が、少なくとも真夏の室内温度の過
酷な上昇による暖機システムの劣化を防止できる効果が
期待できる。
【0079】請求項11に記載の発明によれば、複数台
が駐車できる程度の駐車場を保有する事業者は、前記の
暖機システムをサブシステムとして各駐車スペースに配
置し、顧客の利便性を訴求できるから、他の業者に対し
て明確なセールスポイントを持つことができる。しかも
そのサブシステムの管理を一か所で集中管理できる利点
がある。複数台の駐車スペースを持つ大規模な駐車場に
おいて寒い朝各車両が一斉にアイドリングで暖機を行う
場合に比べて、格段に環境汚染の問題、騒音問題を低減
できる効果がある。
が駐車できる程度の駐車場を保有する事業者は、前記の
暖機システムをサブシステムとして各駐車スペースに配
置し、顧客の利便性を訴求できるから、他の業者に対し
て明確なセールスポイントを持つことができる。しかも
そのサブシステムの管理を一か所で集中管理できる利点
がある。複数台の駐車スペースを持つ大規模な駐車場に
おいて寒い朝各車両が一斉にアイドリングで暖機を行う
場合に比べて、格段に環境汚染の問題、騒音問題を低減
できる効果がある。
【0080】さらに、暖機の為に消費するガソリンの量
を節約でき、その分だけ地球規模で進行中の環境汚染を
低減することが期待できる。また冬季の寒い朝に、暖機
を行わない時に比べて暖機の効いた車両で運行を始める
ことは、それだけ運転者の注意を安全運転に向けること
ができるから、交通事故の低減にも貢献することが期待
できる等の効果がある。
を節約でき、その分だけ地球規模で進行中の環境汚染を
低減することが期待できる。また冬季の寒い朝に、暖機
を行わない時に比べて暖機の効いた車両で運行を始める
ことは、それだけ運転者の注意を安全運転に向けること
ができるから、交通事故の低減にも貢献することが期待
できる等の効果がある。
【図1】本発明に係る車両用暖機装置の一実施例を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】aは本発明の接続子の一形態を示すものであ
り、bは接続子の他の形態である。
り、bは接続子の他の形態である。
【図3】図1の主として時刻の入力を行う操作子の概要
を示している。
を示している。
【図4】本発明の一実施例の制御回路のブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明の一実施を示す時間Toの設定に関係す
るメモリー値の説明図である。
るメモリー値の説明図である。
【図6】本発明の一実施例のヒーターの作動と室内温度
の上昇との関係図である。
の上昇との関係図である。
【図7】本発明の一実施例の制御のフローチャート(ア
ルゴリズム)を示す。
ルゴリズム)を示す。
【図8】本発明の図1に相当する第二実施例の車両の断
面図(部分図)である。
面図(部分図)である。
【図9】本発明の図4に相当する第三実施例の制御ブロ
ック図である。
ック図である。
【図10】本発明の図5に相当する第三実施例のメモリ
ー値の説明図である。
ー値の説明図である。
【図11】本発明の図7に相当する第三実施例の制御ア
ルゴリズムである。
ルゴリズムである。
【図12】本発明の一実施例を示すリール巻き取り機構
の部分図である。
の部分図である。
【図13】本発明の駐車場システムの一実施例を示す平
面図である。
面図である。
100 電源ポール(外部電源) 102 メスプラグ(第二接続子) 104 オスプラグ(第一接続子) 106 ケーブル 108 リール 110 電気配線 112 暖機制御回路 114 ヒータ(暖機装置本体) 140 時計手段(CPU内) 140 タイマー手段(CPU内) 140 先行時間決定手段(CPU内) 140 時限起動手段(CPU内) 214 送風手段 280 ガラス 288 電源コネクタ 342 温度検知手段 400 駐車場
Claims (11)
- 【請求項1】 所定時刻に暖機制御回路を起動させるタ
イマー手段と、当該タイマー手段の起動によって外部電
源からのエネルギーの供給を受けて車両の所定の部位を
暖機する暖機装置本体と、車両側の前記暖機装置本体と
前記外部電源とを電気的に接続しうるケーブルと、車両
上または地上にあって前記ケーブルを巻き取るリール
と、前記ケーブルの少なくとも一端に設けられた第一の
接続子と、地上または車両上にあって前記第一の接続子
と物理的に結合又は離脱可能な第二の接続子とからなる
ことを特徴とする車両用暖機装置。 - 【請求項2】 前記暖機装置本体は前記車両の客室内部
を暖機するべく設けられており、当該暖機装置本体が温
められた空気に流速を与える送風手段を備え、かつ当該
送風手段の出力が前記客室内のガラス面に向けられてい
ることを特徴とする請求項1記載の車両用暖機装置。 - 【請求項3】 前記第二の接続子に関して、当該接続子
の前記ケーブルに対する位置関係が、当該ケーブルに加
わえた張力によって前記離脱が起きるように配置されて
いることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記
載の車両用暖機装置。 - 【請求項4】 前記第二の接続子を前記第一の接続子か
ら離脱させる操作を車両の運転席から遠隔操作できる第
一の遠隔操作手段または前記リールの巻き取り操作を車
両の運転席から遠隔操作することのできる第二の遠隔操
作手段のうち、少なくとも一つの前記遠隔操作手段を有
することを特徴とする請求項1または2記載の車両用暖
機装置。 - 【請求項5】 前記第一の接続子と第二の接続子との離
脱状態を検出できる離脱検知手段と、当該離脱検知手段
の出力を受けて前記リールの巻き取りを実行するリール
駆動手段とを設けたことを特徴とする請求項1ないし5
のいずれかに記載の車両用暖機装置。 - 【請求項6】 前記車両用暖機装置は、使用者が使用予
定時刻を入力できる使用時刻入力手段と、現在の時刻を
検知する時計手段と、暖機対象部位の温度に応じた物理
量を出力する温度検知手段と、当該温度検知手段の出力
値から当該使用予定時刻よりも所定の先行時間Toを決
定しうる先行時間決定手段とを有し、入力された使用予
定時刻よりも当該先行時間Toだけ前の時刻と当該時計
手段の出力とが一致したとき、前記暖機装置本体を作動
させる時限起動手段とを備えたことを特徴とする請求項
1ないし5のいずれかに記載の車両用暖機装置。 - 【請求項7】 前記先行時間Toの決定に当たっては、
使用者の好みに応じて所定の範囲でToを可変にできる
ように構成したことを特徴とする請求項6に記載の車両
用暖機装置。 - 【請求項8】 前記車両用暖機装置が車両の搭載電池を
暖機するべく設けられており、前記外部電源から前記搭
載電池の充電方向に電流を流す配線が設けられると共
に、前記搭載電池へ適正な電流を流す制御手段が設けら
れていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか
に記載の車両用暖機装置。 - 【請求項9】 前記地上に設置された方の接続子の設置
高さを、実質的に当該車両のバンパーの高さに合わせて
設定するとともに前記ケーブルの巻き取りリールが当該
車両バンパー内部に格納されており、当該リールから伸
びて前記暖機装置本体に通じる電気配線が当該車両の外
板の一部に設けられた貫通孔を通して配設さていること
を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の車両
用暖機装置。 - 【請求項10】 前記電気配線の前記客室側に電源コネ
クタを設けたことを特徴とする請求項1ないし9のいず
れかに記載の車両用暖機装置。 - 【請求項11】 前記車両用暖機装置に用いる駐車場シ
ステムであって、前記外部電源を供給する前記第一の接
続子又は第二の接続子が駐車場内の各駐車位置近くに配
設されていることを特徴とする駐車場システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11099215A JP2000255248A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 車両用暖機装置及びその駐車場システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11099215A JP2000255248A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 車両用暖機装置及びその駐車場システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000255248A true JP2000255248A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=14241443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11099215A Withdrawn JP2000255248A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | 車両用暖機装置及びその駐車場システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000255248A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011064856A1 (ja) | 2009-11-26 | 2011-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 充電装置 |
| WO2011064855A1 (ja) | 2009-11-26 | 2011-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
| JP2011130526A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Toyota Motor Corp | 充電ケーブル収容装置および車両 |
| JP2012061947A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Takumasa Watanabe | 電気自動車用防曇・空調システムの受電装置 |
| JP2016212038A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 株式会社ディスコ | 導通チェッカー |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP11099215A patent/JP2000255248A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011064856A1 (ja) | 2009-11-26 | 2011-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 充電装置 |
| WO2011064855A1 (ja) | 2009-11-26 | 2011-06-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
| JP5152419B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2013-02-27 | トヨタ自動車株式会社 | 車両 |
| JP5182434B2 (ja) * | 2009-11-26 | 2013-04-17 | トヨタ自動車株式会社 | 充電装置 |
| CN102470765B (zh) * | 2009-11-26 | 2014-03-12 | 丰田自动车株式会社 | 车辆 |
| US8960392B2 (en) | 2009-11-26 | 2015-02-24 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Vehicle |
| JP2011130526A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Toyota Motor Corp | 充電ケーブル収容装置および車両 |
| US8561737B2 (en) | 2009-12-15 | 2013-10-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Charging cable-housing device and vehicle |
| JP2012061947A (ja) * | 2010-09-15 | 2012-03-29 | Takumasa Watanabe | 電気自動車用防曇・空調システムの受電装置 |
| JP2016212038A (ja) * | 2015-05-13 | 2016-12-15 | 株式会社ディスコ | 導通チェッカー |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |