JP2000256134A - ケラチン物質にレリーフメイクアップを施すための組成物および方法 - Google Patents

ケラチン物質にレリーフメイクアップを施すための組成物および方法

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JP2000256134A JP2000064046A JP2000064046A JP2000256134A JP 2000256134 A JP2000256134 A JP 2000256134A JP 2000064046 A JP2000064046 A JP 2000064046A JP 2000064046 A JP2000064046 A JP 2000064046A JP 2000256134 A JP2000256134 A JP 2000256134A
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ロラン・ラマン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粒状の効果を示す、ケラチン物質用のメイク
アップ組成物を提供する。 【解決手段】 化粧品に許容できる媒体中に、被膜形成
ポリマーと、実質的に平坦な二つの面を備え、前記媒体
に不溶性の、少なくとも一つの着色ポリマー被膜断片を
含む着色材料とを配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被膜形成ポリマー
と粒子を含むケラチン物質の粒状メイクアップのための
化粧組成物、および当該組成物を含むメイクアップキッ
トに関する。本発明の別の主題は、ケラチン物質をメイ
クアップする化粧方法である。本発明にかかる組成物
は、特にヒトの、爪、唇を含む顔と体の両方の皮膚、お
よび髪に適用することができる。特に、本発明はネイル
バーニッシュに関する。
【0002】このメイクアップ組成物は、ネイルバーニ
ッシュ、フェイスパウダー、アイシャドー、ファンデー
ション、唇用のメイクアップ製品、もしくは身体をメイ
クアップするための製品とすることができる。この組成
物は、人工爪、人工睫毛またはかつらのようなメイクア
ップアクセサリー、あるいは皮膚または唇に付着するデ
ィスクまたはパッチに適用することもできる。
【0003】
【従来の技術】一般的に、ネイルバーニッシュ組成物
は、有機溶媒に溶解された、あるいは水性媒体に粒子形
態で分散された被膜形成ポリマーと、着色材料、特に顔
料とを含有する。かかるバーニッシュは、例えば、米国
特許第4158053号および仏国特許第257874
1号に開示されている。
【0004】これらのネイルバーニッシュは、組成物の
一以上の層を爪に適用して乾燥させた後、一般的に、光
沢のあるまたはつやが鈍い、滑らかで、連続的かつ均質
な被膜を形成する。一部の被膜は、爪に対する良好な保
持および特に良好な付着、並びに水、摩擦および接触に
対する良好な耐性といった、良好な化粧特性も示す。
【0005】流行が移ると、要求の多い消費者は、独創
的または独特のメイクアップ効果をもたらす新規のメイ
クアップ製品を求める。それゆえ、ヒトの爪、皮膚また
は髪のような基体に適用された際に、商業的に入手可能
な製品を用いて現在得られる滑らか、連続的かつ均質な
被膜とは異なるメイクアップ効果をもたらすメイクアッ
プ製品を利用可能なものとする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、経時
的に良好な保持力を示しながらも、ケラチン物質上にレ
リーフ(浮彫り)メイクアップを得ることを可能にする
メイクアップ組成物を提供することである。このメイク
アップは、適用される基体に粒状または“荒塗り(rough
cast)”の外観を与える。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
本出願人の会社は、ケラチン物質用の新しいタイプのメ
イクアップが、着色被膜の独特の断片を含む被膜形成組
成物を用いることによって得られることを見出した。
【0008】より詳しく説明すると、本発明の主題は、
化粧品に許容できる媒体中に、被膜形成ポリマーと着色
材料とを含み、当該着色材料が、実質的に平坦な二つの
面を備え、40から200μmの範囲の厚みを備え、か
つ、0.1から4mmの範囲の長さを備えた、前記媒体
に不溶性の着色ポリマー被膜断片を含むことを特徴とす
る、化粧用メイクアップ組成物である。
【0009】この組成物が爪のようなケラチン物質に適
用されると、被膜断片が堆積層に容易に分散され、この
層の厚み内に配置される。この組成物は、被膜の平均の
厚みよりも厚い、被膜の表面において不規則に分配され
た、メイクアップ被膜提示部を与える。メイクアップ被
膜の表面は、摩擦に耐性の不連続なレリーフを提示す
る。かくして、メイクアップされた基体に対する良好な
付着力と良好な保持力を示す、手触りと視覚の両方に独
創的なレリーフメイクアップが得られる。
【0010】この組成物は、一般的にトップコート(上
塗り)として知られる、表面製品として有利に適用する
ことができる。
【0011】本発明の別の主題は、ケラチン物質に上記
組成物を適用することからなる、ケラチン物質をメイク
アップする化粧方法である。
【0012】本発明の別の主題は、化粧品に許容できる
媒体に、第一被膜形成ポリマーを含む第一化粧組成物の
第一層(ベース層としても知られる)をケラチン物質に
適用し、化粧品に許容できる媒体に、少なくとも一つの
第二被膜形成ポリマーと、実質的に平坦な二つの面を備
え、40から200μmの範囲の厚みを備え、かつ、
0.1から4mmの範囲の長さを備えた、前記媒体に不
溶性の少なくとも一つの着色ポリマー被膜断片とを含
む、第二化粧組成物の第二層(表層としても知られる)
を前記第一層の少なくとも一部に適用することからな
り、第一組成物が第二組成物に含まれるポリマー被膜断
片を含まない、ケラチン物質をメイクアップする化粧方
法である。
【0013】本発明の別の主題は、 − 化粧品に許容できる媒体に、第一被膜形成ポリマー
を含む第一化粧組成物(ベース層組成物); − 化粧品に許容できる媒体に、少なくとも一つの第二
被膜形成ポリマーと、実質的に平坦な二つの面を備え、
40から200μmの範囲の厚みを備え、かつ、0.1
から4mmの範囲の長さを備えた、前記媒体に不溶性の
少なくとも一つの着色ポリマー被膜断片を含む第二化粧
組成物(表層組成物)を含み、第一組成物が第二組成物
に含まれるポリマー被膜断片を含まない、メイクアップ
キットである。
【0014】本発明の別の主題は、上記方法に従ってメ
イクアップが施された基体である。
【0015】着色ポリマー被膜断片は、ラジカルポリマ
ー、特にビニルポリマー、例えばアクリルポリマーまた
はポリ(ビニルアセタート)をベースとするポリマー、
スチレン-アクリル酸コポリマー、ビニル/ベルサター
ト(versatate)コポリマーおよびビニル/エチレンコポ
リマー、あるいはビニル/ベルサタート/アクリラート
ターポリマーまたはビニル/エチレン/クロリドターポ
リマーから得られる。好ましくは、スチレン/アクリル
酸コポリマーが使用される。
【0016】被膜断片の色は重要ではなく、全ての可能
な色彩から選択することができる。異なる色彩を備えた
被膜断片の混合物を特に使用することができる。この被
膜断片は、欧州特許公開第679698号公報に開示さ
れているように、各面に異なる色を有することもでき
る。
【0017】被膜断片の厚みは、有利に約70μmから
約130μm、好ましくは約90μmから約110μm
の範囲とすることができる。
【0018】被膜断片の二つの平面の一方を通る平面に
おいて測定した被膜断片の長さは、好ましくは0.1m
mから2mmの範囲、さらに好ましくは0.1mmから
1mmの範囲とすることができる。
【0019】破砕された被膜は、好ましくはつやが鈍
く、それゆえ光彩または光沢効果を示さない。破砕され
た被膜は、光ビーム角度60゜でByk-Gardner光沢計を
用いて測定して、15以下(特に3ないし15)、特に
3ないし10の範囲の光沢を好適に有する。
【0020】この被膜断片は、顔料または染料を用いて
着色することができる。顔料として、無機顔料、有機顔
料、真珠光沢剤または金属粉末を挙げることができる。
【0021】被膜断片は、所望の物理化学的特性を有す
る被膜を得ることを可能にする少なくとも一つのフィラ
ーをさらに含むことができる。
【0022】フィラーとして、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、石灰の炭酸塩、硫酸バリウム、タルクまた
はカオリンを挙げることができる。
【0023】本発明では、着色被膜断片は、特に表面組
成物中に、表面組成物の全重量に対して0.5から30
重量%、好ましくは3から20重量%、さらに好ましく
は5から15重量%の範囲の含有量で存在することがで
きる。
【0024】本発明に従って用いられる着色被膜断片
は、特にQuadra Industries社からMonocolorの商品名で
市販されている。
【0025】本発明では、本発明にかかる組成物の化粧
品に許容される媒体は、水性媒体または有機溶剤媒体を
含むことができる。特に、第一および第二組成物は、互
いに独立に、水性媒体または有機溶剤媒体を含むことが
できる。
【0026】かくして、本発明の第一の選択的実施態様
では、第一および第二組成物が、同一または異なる水性
媒体を含むことができる。
【0027】本発明の第二の選択的実施態様では、第一
組成物が水性媒体を含み、第二組成物が有機溶剤媒体を
含むことができる。
【0028】本発明の第三の選択的実施態様では、第一
組成物が有機溶剤媒体を含み、第二組成物が水性媒体を
含むことができる。
【0029】本発明の第四の選択的実施態様では、第一
および第二組成物が、同一または異なる有機溶剤媒体を
含むことができる。
【0030】本願明細書では、用語“被膜形成ポリマ
ー”とは、それ自身単独で、あるいは被膜を形成し得る
付加的な薬剤の存在下において、不溶性被膜を形成する
ことができるポリマーを意味すると解する。ベースおよ
び表面組成物の被膜形成ポリマーは、本発明にかかる各
組成物の対応する化粧品に許容される媒体に粒子形態で
溶解または分散されうる。それゆえ、被膜形成ポリマー
は、既に形成された被膜の形態で存在するのではなく、
ケラチン物質に組成物を適用した後に被膜を形成するよ
うな形態で存在する。
【0031】本発明の組成物に用いられる被膜形成ポリ
マーの中で、ラジカル型または重縮合型の合成ポリマ
ー、天然由来のポリマーおよびこれらの混合物を挙げる
ことができる。第一および第二組成物の第一および第二
被膜形成ポリマーは、同一または相違してもよい。
【0032】用語“ラジカル被膜形成ポリマー”は、不
飽和、特にエチレン性不飽和を含むモノマーの重合によ
って得られたポリマーを意味し、各モノマーは単独重合
し得ると解する(重縮合とは異なる)。ラジカル型の被
膜形成ポリマーは、ビニルポリマーまたはコポリマー、
特にアクリルポリマーとすることができる。
【0033】ビニル被膜形成ポリマーは、少なくとも一
つの酸性基を有するエチレン性不飽和を含むモノマー、
および/またはこれらの酸性モノマーのエステル、およ
び/またはこれらの酸性モノマーのアミドの重合から生
じ得る。
【0034】好ましくはアニオン性ラジカル被膜形成ポ
リマー、すなわち酸性基を含む少なくとも一つのモノマ
ーを有するポリマーを使用することができる。
【0035】酸性基を有するモノマーとして、α,β-エ
チレン性不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、メタク
リル酸、クロトン酸、マレイン酸またはイタコン酸を使
用することができる。好ましくはアクリル酸(メタクリ
ル酸)およびクロトン酸、特に好ましくはアクリル酸
(メタクリル酸)が用いられる。
【0036】酸性モノマーのエステルは、アクリル酸
(メタクリル酸)のエステル[アクリラート(メタクリ
ラート)としても知られる]、特にアルキルアクリラー
ト(メタクリラート)、特にC1−C20アルキルアクリ
ラート(メタクリラート)、好ましくはC1−C8アルキ
ルアクリラート(メタクリラート)、アリールアクリラ
ート(メタクリラート)、特にC6−C10アリールアク
リラート(メタクリラート)、もしくはヒドロキシアル
キルアクリラート(メタクリラート)、特にC2−C6ヒ
ドロキシアルキルアクリラート(メタクリラート)から
有利に選択される。アルキルアクリラート(メタクリラ
ート)の中では、メチルメタクリラート、エチルメタク
リラート、ブチルメタクリラート、イソブチルメタクリ
ラート、2-エチルヘキシルメタクリラートまたはラウ
リルメタクリラートを挙げることができる。ヒドロキシ
アルキルアクリラート(メタクリラート)の中では、ヒ
ドロキシエチルアクリラート、2-ヒドロキシプロピル
アクリラート、ヒドロキシエチルメタクリラートまたは
2-ヒドロキシプロピルメタクリラートを挙げることが
できる。アリールアクリラート(メタクリラート)の中
では、ベンジルアクリラートおよびフェニルアクリラー
トを挙げることができる。アクリル酸(メタクリル酸)
の特に好ましいエステルは、アルキルアクリラート(メ
タクリラート)である。
【0037】本発明では、エステルのアルキル基は、フ
ッ素化または過フッ素化されうる。すなわち、アルキル
基の水素原子の一部または全てがフッ素原子で置換され
得る。
【0038】酸性モノマーのアミドとして、例えばアク
リルアミド(メタクリルアミド)、特にN-アルキルア
クリルアミド(メタクリルアミド)、特にN-(C2−C
12アルキル)アクリルアミド(メタクリルアミド)を挙
げることができる。N-アルキルアクリルアミド(メタ
クリルアミド)の中では、N-エチルアクリルアミド、
N-(t-ブチル)アクリルアミドおよびN-(t-オクチ
ル)アクリルアミドを挙げることができる。
【0039】ビニル被膜形成ポリマーは、ビニルエステ
ルとスチレンモノマーから選択された少なくとも一つの
モノマーの単独重合または共重合から得ることもでき
る。特に、これらのモノマーは、上述したような、酸性
モノマーおよび/またはそのエステルおよび/またはそ
のアミドと重合しうる。ビニルエステルの例として、ビ
ニルアセタート、ビニルネオデカノアート、ビニルピバ
レート、ビニルベンゾアートおよびビニルt-ブチルベ
ンゾアートを挙げることができる。スチレンモノマーと
してスチレンおよびα-メチルスチレンを挙げることが
できる。
【0040】所定のモノマーのリストは、限定されるも
のではなく、アクリル酸およびビニルモノマーの範疇に
入る、当業者に周知のあらゆるモノマーを用いることが
できる(シリコーン鎖で修飾されたモノマーを含む)。
【0041】本発明に従って用いられる水性分散物中の
被膜形成アクリルポリマーとしては、Zeneca社のNeocry
l XK-90(登録商標)、Neocryl A-1070(登録商標)、N
eocryl A-1090(登録商標)、Neocryl BT-62(登録商
標)、Neocryl A-1079(登録商標)またはNeocryl A-52
3(登録商標)またはDow Chemical社のDow Latex 432
(登録商標)の名称で市販されているものを挙げること
ができる。
【0042】被膜形成ポリマーとして用いることができ
る重縮合物の中では、アニオン性、カチオン性、非イオ
ン性または両性ポリウレタン、ポリウレタン-アクリル
酸、ポリウレタン-ポリビニルピロリドン、ポリエステ
ル-ポリウレタン、ポリエーテル-ポリウレタン、ポリ尿
素、ポリ尿素-ポリウレタンおよびこれらの混合物を挙
げることができる。被膜形成ポリウレタンは、例えば、
脂肪族、脂環式または芳香族ポリウレタン、ポリ尿素-
ポリウレタン、または単独または混合して、 − 脂肪族および/または脂環式および/または芳香族
ポリエステル由来の少なくとも一つの連鎖、および/ま
たは、 − 少なくとも一つの分枝状または非分枝状シリコーン
配列、例えば、ポリジメチルシロキサンまたはポリメチ
ルフェニルシロキサン、および/または − フッ化基を含む少なくとも一つの連鎖を含むポリ尿
素コポリマーとすることができる。
【0043】本発明に従って用いることができる水性分
散物中の被膜形成ポリウレタンポリマーとして、Goodri
ch社から“Avalure UR-405(登録商標)”、“Avalure
UR-410(登録商標)”、“Avalure UR-425(登録商
標)”および“Sancure 2060(登録商標)”の名称で市
販されているポリエステル-ポリウレタン、およびGoodr
ich社の“Sancure 878(登録商標)”並びにICI社の“N
eorez R 970(登録商標)”の名称で市販されているポ
リエーテル-ポリウレタンを特に挙げることができる。
【0044】被膜形成重縮合物の中では、ポリエステ
ル、ポリエステルアミド、脂肪鎖を含むポリエステル、
ポリアミド、およびエポキシエステル樹脂であってホル
ムアルデヒドとアリールスルホンアミドの縮合から生じ
た樹脂、あるいはアリールスルホンアミドエポキシ樹脂
も挙げることができる。
【0045】周知の方法で、ジカルボン酸とポリオー
ル、特にジオールとの重縮合によって、ポリエステルを
得ることができる。
【0046】ジカルボン酸は、脂肪族、脂環式または芳
香族とすることができる。かかる酸の例として、シュウ
酸、マロン酸、ジメチルマロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、ピメリン酸、2,2-ジメチルグルタル
酸、アゼライン酸、スベリン酸、セバシン酸、フマル
酸、マレイン酸、イタコン酸、フタル酸、ドデカンジオ
ン酸、1,3-シクロヘキサンジカルボン酸、1,4-シク
ロヘキサンジカルボン酸、イソフタル酸、テレフタル
酸、2,5-ノルボルナンジカルボン酸、ジグリコール
酸、チオジプロピオン酸、2,5-ナフタレンジカルボン
酸または2,6-ナフタレンジカルボン酸を挙げることが
できる。これらのジカルボン酸モノマーは、単独または
少なくとも二つのジカルボン酸モノマーと組み合わせて
用いることができる。好ましくは、これらのモノマーの
中で、フタル酸、イソフタル酸またはテレフタル酸が選
択される。
【0047】ジオールを、脂肪族または脂環式または芳
香族ジオールから選択することができる。好ましくは、
エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、1,3-プロパンジオール、シクロヘキ
サンジメタノールまたは4-ブタンジオールから選択さ
れるジオールを用いることができる。他のポリオールと
して、グリセロール、ペンタエリトリトール、ソルビト
ールまたはトリメチロールプロパンを用いることができ
る。
【0048】ポリエステルアミドは、ジアミンまたはア
ミノアルコールと二酸との重縮合により、ポリエステル
に類似する方法で得られる。ジアミンとしては、エチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、もしくはメタ-
またはパラ-フェニレンジアミンを用いることができ
る。アミノアルコールとしては、モノエタノールアミン
を用いることができる。
【0049】ポリエステルは、さらに、少なくとも一つ
の-SO3M基[Mは水素原子、アンモニウムイオンNH
4 +または金属イオン、例えばNa+、Li+、K+、Mg
2+、Ca2+、Fe2+またはFe3+イオンを示す]を有す
る少なくとも一つのモノマーを含むことができる。特
に、上記-SO3M基を有する二官能性芳香族モノマーを
使用することができる。
【0050】上記-SO3M基を付加的に有する二官能性
芳香族モノマーの芳香環は、例えば、ベンゼン、ナフタ
レン、アントラセン、ジフェニル、オキシジフェニル、
スルホニルジフェニルまたはメチレンジフェニル環から
選択することができる。上記-SO3M基を付加的に有す
る二官能性芳香族モノマーの例は、スルホイソフタル
酸、スルホテレフタル酸、スルホフタル酸または4-ス
ルホナフタレン-2,7-ジカルボン酸を挙げることがで
きる。
【0051】本発明の主題である組成物において、イソ
フタラート/スルホイソフタラートをベースとするコポ
リマーおよび、特にジエチレングリコール、シクロヘキ
サンジメタノール、イソフタル酸およびスルホイソフタ
ル酸の縮合によって得られるコポリマーを用いることが
好ましい。かかるポリマーは、例えば、Eastman Chemic
al Products社からEastman AQの商品名で市販されてい
る。
【0052】天然由来の任意に修飾されたポリマーは、
シェラック樹脂、サンダラックガム、ダンマー、エレ
ミ、コーパル、セルロースポリマー、例えばニトロセル
ロース、セルロースアセタート、セルロースアセトブチ
ラート、セルロースアセトプロピオナートまたはエチル
セルロース、並びにこれらの混合物から選択することが
できる。
【0053】ベースおよび表面組成物の被膜形成ポリマ
ーは、一般的に、ベースおよび表面組成物の個々の全重
量に対して1から70重量%、好ましくは10から40
重量%の範囲の含有量で存在させることができる。
【0054】本発明において用いられる有機溶剤とし
て、 − 室温で液状のケトン、例えばメチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、イソホ
ロン、シクロヘキサノンまたはアセトン; − 室温で液状のアルコール、例えばエタノール、イソ
プロパノール、ジアセトンアルコール、2-ブトキシエ
タノールまたはシクロヘキサノール; − 室温で液状のグリコール、例えばエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ペンチレングリコールまた
はグリセロール; − 室温で液状のプロピレングリコールエーテル、例え
ばプロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセタートまたはジプ
ロピレングリコールモノ(n-ブチル)エーテル; − 短鎖エステル(全部で3から8の炭素原子を有す
る)、例えばエチルアセタート、メチルアセタート、プ
ロピルアセタート、n-ブチルアセタートまたはイソペ
ンチルアセタート; − 室温で液状のエーテル、例えばジエチルエーテル、
ジメチルエーテルまたはジクロロジエチルエーテル; − 室温で液状のアルカン、例えばデカン、ヘプタン、
ドデカンまたはシクロヘキサン、 − 室温で液状の芳香族環状化合物、例えばトルエンお
よびキシレン; − 室温で液状のアルデヒド、例えばベンズアルデヒド
またはアセトアルデヒド; − これらの混合物 を挙げることができる。
【0055】これらの溶媒は、爪をメイクアップするの
に特に適している:それゆえこの組成物は、ネイルバー
ニッシュを構成する。
【0056】有機溶剤媒体を含む各組成物において、有
機溶剤は、各組成物の全重量に対して30から99重量
%、好ましくは60から90重量%の範囲の含有量で存
在することができる。
【0057】本発明の方法を実施するための組成物が水
性媒体を含む場合には、この水性媒体は、本質的に、水
または、特に低級C1−C5モノアルコールを含む水性/
アルコール性混合物からなる。水性媒体を含む各組成物
における水の含有量は、各組成物の全重量に対して30
ないし99重量%、好ましくは60ないし90重量%の
範囲とすることができる。
【0058】被膜を形成することができる付加的な薬剤
は、組成物、特に本発明にかかるベースおよび/または
表面組成物の被膜形成特性を改良するために供給されう
る。
【0059】被膜を形成しうる上記付加的な薬剤は、所
望の目的を満たすとして当業者に知られたあらゆる化合
物から選択することができ、特に可塑化剤から選択する
ことができる。
【0060】さらに、本発明にかかるベースおよび/ま
たは表面組成物もしくはベースおよび/または表面組成
物の一方が、組成物の対応する媒体中に分散された粒子
状の被膜形成ポリマーを含む場合には、被膜を形成する
ことができる付加的な薬剤は、合体剤から選択すること
もできる。
【0061】さらに、本発明にかかるベースおよび/ま
たは表面組成物は、上記被膜断片以外の付加的な着色材
料を含むことができる。この着色材料は、特に染料(水
溶性または脂溶性染料)および粉状着色材料、例えば当
業者に周知の顔料、真珠光沢剤、または光沢剤から選択
される。特に、粉状着色材料は、平均粒径が70μm以
下(特に1μmから70μmの範囲)、好ましくは50
μm以下(特に1μmから50μmの範囲)であるもの
から選択することができる。付加的な着色材料は、各組
成物の重量に対して0.01から15重量%の範囲の含
有量で、各組成物中に含まれる。これらの着色材料は、
上記着色被膜断片を含むメイクアップ被膜とは対照的
に、滑らかなメイクアップ被膜を得ることを可能にす
る。
【0062】本発明にかかるメイクアップキットおよび
方法の好ましい実施態様によれば、ベース組成物は、7
0μm以下および好ましくは50μm以下の平均粒径を
有する水溶性または脂溶性染料および/または粉状着色
材料からなる着色材料を含むことができる。特に、ベー
ス組成物は、着色され、第一着色被膜を形成することが
でき、表面組成物は、媒体が着色ポリマー被膜断片の色
をマスクしないように、実質的に半透明の媒体を含むこ
とができる。ケラチン物質に対するベース組成物および
表面組成物の適用は、ベース組成物を用いて得られた着
色層の上に不規則に分散された着色被膜断片を明確に表
すメイクアップを生じる。被膜断片の色とベース層の色
との間のコントラストが観察される。ベース組成物は、
有利に、着色被膜断片の色、並びに任意に表面組成物の
媒体の色とは異なる色を有する。
【0063】本発明にかかるベースおよび表面組成物
は、増粘剤、展着剤、湿潤剤、分散剤、消泡剤、防腐
剤、UVスクリーニング剤、活性成分、界面活性剤、保
湿剤、香料、中和剤、安定化剤または酸化防止剤のよう
な、上記組成物に添加できるような当業者に周知のあら
ゆる添加剤をさらに含むことができる。もちろん、当業
者であれば、本発明にかかる対応する組成物の有利な特
性が、計画された添加によって不利な影響を受けないよ
うに、これらの任意添加化合物および/またはそれらの
量を選択することに注意を払う。
【0064】本発明にかかるベースおよび表面組成物
は、当業者の常識と技術水準に基づいて当業者が調製す
ることができる。
【0065】ベースおよび表面組成物は、ブラシ、ペン
またはスポンジのような、同一または相違する、適切な
適用手段を備えた仕切りまたは容器に有利に収容され
る。
【0066】着色ポリマー被膜断片を含む組成物は、ベ
ース層の一端または中間、あるいは不連続的に、特に、
シャープまたはにじんだ輪郭を備え、不規則または規則
的に配置された、対称または非対称の幾何学的デザイン
の形態(例えば点、四角、円または星の形状)で適用す
ることができる。
【0067】本発明を、以下の実施例においてより詳細
に例証する。
【0068】
【実施例】実施例1:以下の組成を有するネイルバーニ
ッシュを調製した。 − ニトロセルロース 10g − 可塑剤および樹脂 15g − 発熱性シリカ(Degussa社のAerosil 200) 1.5g − 破砕された被膜の形態の白色粒子(Quadra社のMonocolor WE 150/000) 10g − エチルアセタート、ブチルアセタート 全体を100gとする量
【0069】この組成物は、白色の破砕された被膜粒子
が分散されている透明な媒体を含む。
【0070】爪にこの組成物を適用した後、白色粒子の
不連続な分布を示す、レリーフメイクアップ被膜が得ら
れた。このメイクアップは粒の多い外観を備えている。
【0071】二つの以下のネイルバーニッシュ組成物A
およびBを調製した。 ベース組成物A: − ニトロセルロース 19g − N-エチル-o,p-トルエンスルホンアミド 6g − トリブチルアセチルシトラート 6g − 黒色顔料 1g − ヘクトライト 1.2g − イソプロピルアルコール 8g − エチルアセタート、ブチルアセタート 全体を100gとする量 表面組成物B: − ニトロセルロース 10g − 可塑剤および樹脂 15g − 発熱性シリカ(Degussa社のAerosil 200) 1.5g − 破砕された被膜の形態の白色粒子(Quadra社のMonocolor WE 150/000) 3g − 破砕された被膜の形態の桃色粒子(Quadra社のMonocolor PEK 426/000) 7g − エチルアセタート、ブチルアセタート 全体を100gとする量
【0072】組成物Aを用いてベース層、次いで乾燥
後、組成物Bを用いて表層を爪に適用した。黒い背景に
白と桃色の粒子の不連続な被覆を示す、良好な保持力を
備えたレリーフメイクアップが得られた。得られたメイ
クアップは、荒塗りの外観を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/043 A61K 7/043

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧品に許容できる媒体中に、被膜形
    成ポリマーと着色材料とを含み、当該着色材料が、実質
    的に平坦な二つの面を備え、40から200μmの範囲
    の厚みを備え、かつ、0.1から4mmの範囲の長さを
    備えた、前記媒体に不溶性の少なくとも一つの着色ポリ
    マー被膜断片を含むことを特徴とする化粧用メイクアッ
    プ組成物。
  2. 【請求項2】 被膜断片が70μmから130μm、
    さらに好ましくは90μmから110μmの範囲の厚み
    を備えることを特徴とする、請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 被膜断片が、15以下、好ましくは3
    から10の範囲の光沢を有することを特徴とする、請求
    項1または2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 着色被膜断片の長さが、0.1mmか
    ら2mmの範囲、好ましくは0.1mmから1mmの範
    囲であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれ
    か一項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 着色被膜断片が、アクリルポリマー、
    ポリ(ビニルアセタート)ポリマー、スチレン-アクリ
    ル酸コポリマー、ビニル/ベルサタートコポリマーおよ
    びビニル/エチレンコポリマー、並びにビニル/ベルサ
    タート/アクリラートターポリマーおよびビニル/エチ
    レン/クロリドターポリマーからなる群から選択された
    ポリマー被膜から得られることを特徴とする、請求項1
    ないし4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 被膜断片が、組成物の全重量に対して
    0.5ないし30重量%、好ましくは3ないし20重量
    %の範囲の含有量で存在することを特徴とする、請求項
    1ないし5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 有機溶剤媒体または水性媒体を含むこ
    とを特徴とする、請求項1ないし6のいずれか一項に記
    載の組成物。
  8. 【請求項8】 被膜形成ポリマーが、ラジカルポリマ
    ー、重縮合物および天然由来のポリマーからなる群から
    選択されることを特徴とする、請求項1ないし7のいず
    れか一項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 被膜形成ポリマーが、ビニルポリマ
    ー、ポリウレタン、ポリエステルおよびセルロースポリ
    マーからなる群から選択されることを特徴とする、請求
    項1ないし8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 被膜形成ポリマーの含有量が、組成
    物の全重量に対して1から70重量%、好ましくは10
    から40重量%の範囲であることを特徴とする、請求項
    1ないし9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 着色被膜断片以外に付加的な着色材
    料をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし10
    のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 付加的な着色材料が、70μm以下
    の粒径を備えた粉状着色材料および染料から選択される
    ことを特徴とする、請求項11記載の組成物。
  13. 【請求項13】 被膜を形成し得る付加的な薬剤、増
    粘剤、展着剤、湿潤剤、分散剤、消泡剤、防腐剤、UV
    スクリーニング剤、活性成分、界面活性剤、保湿剤、香
    料、中和剤、安定化剤および酸化防止剤からなる群から
    選択される少なくとも一つの添加剤をさらに含むことを
    特徴とする、請求項1ないし12のいずれか一項に記載
    の組成物。
  14. 【請求項14】 ネイルバーニッシュ、フェイスパウ
    ダー、アイシャドー、ファンデーションまたは身体をメ
    イクアップするための製品の形態で提供されることを特
    徴とする、請求項1ないし13のいずれか一項に記載の
    組成物。
  15. 【請求項15】 ケラチン物質に、請求項1ないし1
    4のいずれか一項に記載の組成物の少なくとも一つの層
    を適用することからなる、ケラチン物質をメイクアップ
    する化粧方法。
  16. 【請求項16】 ケラチン物質に: − 化粧品に許容できる媒体に、第一被膜形成ポリマー
    を含む第一組成物の第一層を適用し、 − 次いで、化粧品に許容できる媒体に少なくとも一つ
    の第二被膜形成ポリマーと、実質的に平坦な二つの面を
    備え、40から200μmの範囲の厚みを備え、かつ、
    0.1から4mmの範囲の長さを備えた、前記媒体に不
    溶性の少なくとも一つの着色ポリマー被膜断片を含む少
    なくとも一つの着色材料とを含む第二組成物の第二層
    を、前記第一層の少なくとも一部に対して適用し、第一
    組成物が第二組成物に含まれるポリマー断片を含まない
    ことを特徴とする、ケラチン物質をメイクアップする化
    粧方法。
  17. 【請求項17】 被膜断片が、70μmから130μ
    mの範囲、さらに好ましくは90μmから110μmの
    範囲の厚みを有することを特徴とする、請求項16記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 被膜断片が、15以下、好ましくは
    3から10の範囲の光沢を有することを特徴とする、請
    求項16または17記載の方法。
  19. 【請求項19】 着色被膜断片の長さが、0.1mm
    から2mmの範囲、好ましくは0.1mmから1mmの
    範囲であることを特徴とする、請求項16ないし18の
    いずれか一項に記載の組成物。
  20. 【請求項20】 着色被膜断片が、アクリルポリマ
    ー、ポリ(ビニルアセタート)ポリマー、スチレン-ア
    クリル酸コポリマー、ビニル/ベルサタートコポリマー
    およびビニル/エチレンコポリマー、並びにビニル/ベ
    ルサタート/アクリラートターポリマーおよびビニル/
    エチレン/クロリドターポリマーからなる群から選択さ
    れたポリマー被膜から得られることを特徴とする、請求
    項16ないし19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 【請求項21】 被膜断片が、第二組成物の全重量に
    対して0.5ないし30重量%、好ましくは3ないし2
    0重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、
    請求項16ないし20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 【請求項22】 第一および/または第二組成物が、
    有機溶剤媒体または水性媒体を含むことを特徴とする、
    請求項16ないし21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 【請求項23】 第一および第二被膜形成ポリマー
    が、互いに区別されることなく、ラジカルポリマー、重
    縮合物および天然由来のポリマーからなる群から選択さ
    れることを特徴とする、請求項16ないし22のいずれ
    か一項に記載の方法。
  24. 【請求項24】 第一および第二被膜形成ポリマー
    が、互いに区別されることなく、ビニルポリマー、ポリ
    ウレタン、ポリエステルおよびセルロースポリマーから
    なる群から選択されることを特徴とする、請求項16な
    いし23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 【請求項25】 第一および第二被膜形成ポリマーの
    各含有量が、第一および第二組成物の個々の全重量に対
    して1から70重量%、好ましくは10から40重量%
    の範囲であることを特徴とする、請求項16ないし24
    のいずれか一項に記載の方法。
  26. 【請求項26】 第一および/または第二組成物が、
    70μm以下の粒径を備えた粉状着色材料および染料か
    らなる群から選択される少なくとも一つの着色材料をさ
    らに含むことを特徴とする、請求項16ないし25のい
    ずれか一項に記載の方法。
  27. 【請求項27】 第一組成物が、70μm以下の粒径
    を備えた粉状着色材料および染料からなる着色材料を含
    むことを特徴とする、請求項16ないし26のいずれか
    一項に記載の方法。
  28. 【請求項28】 第二組成物が、実質的に半透明の媒
    体を含むことを特徴とする、請求項16ないし27のい
    ずれか一項に記載の方法。
  29. 【請求項29】 第一および/または第二組成物が、
    爪、頬、瞼または身体から選択された基体に適用される
    ことを特徴とする、請求項16ないし28のいずれか一
    項に記載の方法。
  30. 【請求項30】 − 化粧品に許容できる媒体に少な
    くとも一つの第一被膜形成ポリマーを含む第一組成物、
    および− 化粧品に許容できる媒体に少なくとも一つの
    第二被膜形成ポリマーと、実質的に平坦な二つの面を備
    え、40から200μmの範囲の厚みを備え、かつ、
    0.1から4mmの範囲の長さを備えた、前記媒体に不
    溶性の少なくとも一つの着色ポリマー被膜断片を含む少
    なくとも一つの着色材料とを含む第二組成物を含み、第
    一組成物が第二組成物に含まれるポリマー断片を含まな
    いことを特徴とするメイクアップキット。
  31. 【請求項31】 被膜断片が、70μmから130μ
    mの範囲、さらに好ましくは90μmから110μmの
    範囲の厚みを有することを特徴とする、請求項30記載
    のメイクアップキット。
  32. 【請求項32】 被膜断片が、15以下、好ましくは
    3から10の範囲の光沢を有することを特徴とする、請
    求項30または31記載のメイクアップキット。
  33. 【請求項33】 着色被膜断片の長さが、0.1mm
    から2mmの範囲、好ましくは0.1mmから1mmの
    範囲であることを特徴とする、請求項30ないし32の
    いずれか一項に記載のメイクアップキット。
  34. 【請求項34】 着色被膜断片が、アクリルポリマ
    ー、ポリ(ビニルアセタート)ポリマー、スチレン-ア
    クリル酸コポリマー、ビニル/ベルサタートコポリマー
    およびビニル/エチレンコポリマー、並びにビニル/ベ
    ルサタート/アクリラートターポリマーおよびビニル/
    エチレン/クロリドターポリマーからなる群から選択さ
    れたポリマー被膜から得られることを特徴とする、請求
    項30ないし33のいずれか一項に記載のメイクアップ
    キット。
  35. 【請求項35】 被膜断片が、第二組成物の全重量に
    対して0.5ないし30重量%、好ましくは3ないし2
    0重量%の範囲の含有量で存在することを特徴とする、
    請求項30ないし34のいずれか一項に記載のメイクア
    ップキット。
  36. 【請求項36】 第一および/または第二組成物が、
    有機溶剤媒体または水性媒体を含むことを特徴とする、
    請求項30ないし35のいずれか一項に記載のメイクア
    ップキット。
  37. 【請求項37】 第一および第二被膜形成ポリマー
    が、互いに区別されることなく、ラジカルポリマー、重
    縮合物および合成由来のポリマーからなる群から選択さ
    れることを特徴とする、請求項30ないし36のいずれ
    か一項に記載のメイクアップキット。
  38. 【請求項38】 第一および第二被膜形成ポリマー
    が、互いに区別されることなく、ビニルポリマー、ポリ
    ウレタン、ポリエステルおよびセルロースポリマーから
    なる群から選択されることを特徴とする、請求項30な
    いし37のいずれか一項に記載のメイクアップキット。
  39. 【請求項39】 第一および第二被膜形成ポリマーの
    各含有量が、第一および第二組成物の個々の全重量に対
    して1から70重量%、好ましくは10から40重量%
    の範囲であることを特徴とする、請求項30ないし38
    のいずれか一項に記載のメイクアップキット。
  40. 【請求項40】 第一および/または第二組成物が、
    70μm以下の粒径を備えた粉状着色材料および染料か
    らなる群から選択される少なくとも一つの着色材料をさ
    らに含むことを特徴とする、請求項30ないし39のい
    ずれか一項に記載のメイクアップキット。
  41. 【請求項41】 第一組成物が、70μm以下の粒径
    を備えた粉状着色材料および/または染料からなる着色
    材料を含むことを特徴とする、請求項30ないし40の
    いずれか一項に記載のメイクアップキット。
  42. 【請求項42】 第二組成物が、実質的に半透明の媒
    体を含むことを特徴とする、請求項30ないし41のい
    ずれか一項に記載のメイクアップキット。
  43. 【請求項43】 第一および/または第二組成物が、
    被膜を形成し得る付加的な薬剤、増粘剤、展着剤、湿潤
    剤、分散剤、消泡剤、防腐剤、UVスクリーニング剤、
    活性成分、界面活性剤、保湿剤、香料、中和剤、安定化
    剤および酸化防止剤からなる群から選択される少なくと
    も一つの添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求項
    30ないし42のいずれか一項に記載のメイクアップキ
    ット。
  44. 【請求項44】 第一および/または第二組成物が、
    ネイルバーニッシュ、フェイスパウダー、アイシャド
    ー、ファンデーション、もしくは唇または身体をメイク
    アップするための製品の形態であることを特徴とする、
    請求項30ないし43のいずれか一項に記載のメイクア
    ップキット。
  45. 【請求項45】 第一および/または第二組成物を、
    ケラチン物質に適用するための手段を含むことを特徴と
    する、請求項30ないし44のいずれか一項に記載のメ
    イクアップキット。
  46. 【請求項46】 請求項15ないし29のいずれか一
    項に記載の方法に従ってメイクアップが施された基体。
  47. 【請求項47】 人工爪または模造物として提供され
    ることを特徴とする、請求項46記載の基体。
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