JP2000256164A - シート状化粧料 - Google Patents
シート状化粧料Info
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- JP2000256164A JP2000256164A JP11058982A JP5898299A JP2000256164A JP 2000256164 A JP2000256164 A JP 2000256164A JP 11058982 A JP11058982 A JP 11058982A JP 5898299 A JP5898299 A JP 5898299A JP 2000256164 A JP2000256164 A JP 2000256164A
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- sheet
- skin
- cosmetic
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 清拭後の肌に効率よく粉体が残存し快適な使
用感を与えるシート状化粧料の提供。 【解決手段】 表面エネルギーが70mN/m以下の粉
体と水性媒体とを、基材に担持させたシート状化粧料。
用感を与えるシート状化粧料の提供。 【解決手段】 表面エネルギーが70mN/m以下の粉
体と水性媒体とを、基材に担持させたシート状化粧料。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、身体の清拭やシェ
ービングに用いることのできるシート状化粧料とその製
造方法に関する。
ービングに用いることのできるシート状化粧料とその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
顔、首、手足等の身体の清拭やシェービングに用いるウ
ェットシートタイプの製品が種々実用化されている。こ
れらは一枚づつ個装された製品や10数枚単位にしたポ
ケットテッシュタイプの製品、数十枚〜数百枚単位に包
装したボックスタイプの製品等がある。これらの製品は
洗浄成分や、清涼成分、殺菌剤、香料等を含浸してな
り、使用後の肌を清潔にしたり、清涼感を与えたり、シ
ェービングのための水分を補給する目的で使用されてい
る。
顔、首、手足等の身体の清拭やシェービングに用いるウ
ェットシートタイプの製品が種々実用化されている。こ
れらは一枚づつ個装された製品や10数枚単位にしたポ
ケットテッシュタイプの製品、数十枚〜数百枚単位に包
装したボックスタイプの製品等がある。これらの製品は
洗浄成分や、清涼成分、殺菌剤、香料等を含浸してな
り、使用後の肌を清潔にしたり、清涼感を与えたり、シ
ェービングのための水分を補給する目的で使用されてい
る。
【0003】しかし、従来の製品は、肌を清潔にした
り、湿潤にする目的では、効果を発揮するものの、肌上
の油分や水分を必要以上に拭き除いてしまい、乾燥感や
不快感を与えることが多かった。更にこれらは、使用部
位が手や足等、比較的よく汚れた部位の清拭に限定さ
れ、全身を日常的に清拭するには適さない。
り、湿潤にする目的では、効果を発揮するものの、肌上
の油分や水分を必要以上に拭き除いてしまい、乾燥感や
不快感を与えることが多かった。更にこれらは、使用部
位が手や足等、比較的よく汚れた部位の清拭に限定さ
れ、全身を日常的に清拭するには適さない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、表面エネ
ルギーが70mN/m以下の粉体を水性媒体とともに不
織布又は織布からなるシート状基材に含有させることに
より、基材表面近傍に粉体が存在し、清拭後の肌に効率
よく粉体が移行し快適な使用感を与えることを見い出
し、本発明を完成した。即ち、本発明は、表面エネルギ
ーが70mN/m以下の粉体と水性媒体とを、シート状
基材に担持してなるシート状化粧料を提供する。
ルギーが70mN/m以下の粉体を水性媒体とともに不
織布又は織布からなるシート状基材に含有させることに
より、基材表面近傍に粉体が存在し、清拭後の肌に効率
よく粉体が移行し快適な使用感を与えることを見い出
し、本発明を完成した。即ち、本発明は、表面エネルギ
ーが70mN/m以下の粉体と水性媒体とを、シート状
基材に担持してなるシート状化粧料を提供する。
【0005】また、本発明は、表面エネルギーが70m
N/m以下の粉体と水性媒体とを含有する液状組成物
を、シート状基材に塗布し又は含浸させて、前記粉体及
び水性媒体を担持させた後、裁断して積層することから
なる積層されたシート状化粧料の製造方法を提供する。
N/m以下の粉体と水性媒体とを含有する液状組成物
を、シート状基材に塗布し又は含浸させて、前記粉体及
び水性媒体を担持させた後、裁断して積層することから
なる積層されたシート状化粧料の製造方法を提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のシート状化粧料は、表面
エネルギーが70mN/m以下の粉体の1種以上を、水
や含水エタノール等の水性媒体に分散させて基材に噴
霧、塗布等の方法により付着させることにより調製する
ことができる。このような表面エネルギーの小さい粉体
は、肌に適用した場合、肌の動摩擦係数を低下させ、さ
らさらした滑り感覚を付与する。粉体の表面エネルギー
は、肌への付着性、持続性の観点から70mN/m以下
であり、更に60mN/m以下、特に40mN/m以下
が好ましい。また、表面エネルギーは、粉体の撥水性に
よる肌水分の蒸散性の観点からもこの範囲にあることが
好ましい。本発明における表面エネルギーの測定方法は
以下の通りである。
エネルギーが70mN/m以下の粉体の1種以上を、水
や含水エタノール等の水性媒体に分散させて基材に噴
霧、塗布等の方法により付着させることにより調製する
ことができる。このような表面エネルギーの小さい粉体
は、肌に適用した場合、肌の動摩擦係数を低下させ、さ
らさらした滑り感覚を付与する。粉体の表面エネルギー
は、肌への付着性、持続性の観点から70mN/m以下
であり、更に60mN/m以下、特に40mN/m以下
が好ましい。また、表面エネルギーは、粉体の撥水性に
よる肌水分の蒸散性の観点からもこの範囲にあることが
好ましい。本発明における表面エネルギーの測定方法は
以下の通りである。
【0007】<固体の表面エネルギーの測定方法>表面
張力γはロンドンの分散力に起因する項(γd ) とその
他の極性力に起因する項(γp ) の和からなると考え
る。 γ=γd +γp … (1) また、γdとγpのわかっている2種類の液体(蒸留水と
ヨウ化メチレン)の接触角を測定することにより、固体
表面のγd とγp が計算により求められる。 (b1+C1+a1)γd γp +c1(b1-a1) γd +b1(c1-a1)γp −a1b1c1=0 … (2) (b2+C2+a2)γd γp +c2(b2-a2) γd +b2(c2-a2)γp −a2b2c2=0 … (3) a1=(1/4)γ1(1+cosθ1) a2=(1/4)γ2(1+cosθ2) b1=γ1 d b2=γ2 d c1=γ1 p c2=γ2 p θ1 ;蒸留水の固体表面上の接触角 θ2 ;ヨウ化メチレンの固体表面上の接触角 ・蒸留水の表面張力 γ1 =72.8dyne/cm γ1 d=22.1dyne/cm γ1 p=50.7dyne/cm ・ヨウ化メチレンの表面張力 γ2 =50.8dyne/cm γ2 d=44.1dyne/cm γ2 p= 6.7dyne/cm (2)及び(3) 式より固体の表面張力の分散力成分(γd)
と極性力成分(γp)を算出し、(1) 式に代入して固体
の表面張力、即ち表面エネルギーを算出する。
張力γはロンドンの分散力に起因する項(γd ) とその
他の極性力に起因する項(γp ) の和からなると考え
る。 γ=γd +γp … (1) また、γdとγpのわかっている2種類の液体(蒸留水と
ヨウ化メチレン)の接触角を測定することにより、固体
表面のγd とγp が計算により求められる。 (b1+C1+a1)γd γp +c1(b1-a1) γd +b1(c1-a1)γp −a1b1c1=0 … (2) (b2+C2+a2)γd γp +c2(b2-a2) γd +b2(c2-a2)γp −a2b2c2=0 … (3) a1=(1/4)γ1(1+cosθ1) a2=(1/4)γ2(1+cosθ2) b1=γ1 d b2=γ2 d c1=γ1 p c2=γ2 p θ1 ;蒸留水の固体表面上の接触角 θ2 ;ヨウ化メチレンの固体表面上の接触角 ・蒸留水の表面張力 γ1 =72.8dyne/cm γ1 d=22.1dyne/cm γ1 p=50.7dyne/cm ・ヨウ化メチレンの表面張力 γ2 =50.8dyne/cm γ2 d=44.1dyne/cm γ2 p= 6.7dyne/cm (2)及び(3) 式より固体の表面張力の分散力成分(γd)
と極性力成分(γp)を算出し、(1) 式に代入して固体
の表面張力、即ち表面エネルギーを算出する。
【0008】本発明に使用できる粉体の例としては、シ
リコーン樹脂(信越化学 (株) 製KMP−590、東芝
シリコーン(株) 製トスパール145、トスパール20
00B等)、ポリオルガノシルセスキオキサン、シリコ
ーンゴムパウダー(信越化学(株) 製KMP−597、
KMP−598、X−52−875、東レ(株) 製トレ
フィル501、トレフィル505、トレフィル506、
トレフィル601等)、シリコーン樹脂/ゴム複合パウ
ダー(信越化学 (株) 製X−52−1139K、X−5
2−1139G等)、及び片末端にラジカル重合性基を
有するポリシロキサン化合物を分散剤として、溶媒中で
ビニルモノマーの分散重合を行うことにより得られたポ
リマー微粒子(以下、ポリマービーズSという)等の有
機シリコーン基含有ポリマーが挙げられる。また、合成
シリカビーズ、疎水性シリカパウダー(信越化学 (株)
製KMP−110、KMP−105等)、ナイロン樹脂
(東レ(株) 製SP−500等)、ポリスチレン系樹脂
(住友化学工業(株) 製ファインパール、積水化成品工
業(株) 製テクポリマーSB、綜研化学(株) 製ファイ
ンパウダーSGP等)、ポリエチレン樹脂(住友精化
(株) 製フロービーズ等)、ポリメタクリル酸メチル系
樹脂(松本油脂製薬(株)製マツモトマイクロスフェア
ーM、積水化成品工業(株) 製テクポリマーMB、綜研
化学(株) 製ファインパウダーMP等)、ジビニルベン
ゼン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ベンゾグアナミン樹
脂、メラミン樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹脂等
の他、メチルハイドロジェンジメチルポリシロキサン、
パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミ
ン塩等のケイ素やフッ素を含有する化合物で表面撥水化
処理をした粉体(三好化成(株) 製SI−タルクJA4
6R、大東化成工業(株)製PF−3LL−5タルク)
が挙げられる。中でも上記ポリマービーズS、シリコー
ン樹脂等の有機シリコーン基含有ポリマーが肌残留時の
動摩擦低下、肌上での残留性及び肌への滑り感触(さら
さら感触)付与という点で好ましい。
リコーン樹脂(信越化学 (株) 製KMP−590、東芝
シリコーン(株) 製トスパール145、トスパール20
00B等)、ポリオルガノシルセスキオキサン、シリコ
ーンゴムパウダー(信越化学(株) 製KMP−597、
KMP−598、X−52−875、東レ(株) 製トレ
フィル501、トレフィル505、トレフィル506、
トレフィル601等)、シリコーン樹脂/ゴム複合パウ
ダー(信越化学 (株) 製X−52−1139K、X−5
2−1139G等)、及び片末端にラジカル重合性基を
有するポリシロキサン化合物を分散剤として、溶媒中で
ビニルモノマーの分散重合を行うことにより得られたポ
リマー微粒子(以下、ポリマービーズSという)等の有
機シリコーン基含有ポリマーが挙げられる。また、合成
シリカビーズ、疎水性シリカパウダー(信越化学 (株)
製KMP−110、KMP−105等)、ナイロン樹脂
(東レ(株) 製SP−500等)、ポリスチレン系樹脂
(住友化学工業(株) 製ファインパール、積水化成品工
業(株) 製テクポリマーSB、綜研化学(株) 製ファイ
ンパウダーSGP等)、ポリエチレン樹脂(住友精化
(株) 製フロービーズ等)、ポリメタクリル酸メチル系
樹脂(松本油脂製薬(株)製マツモトマイクロスフェア
ーM、積水化成品工業(株) 製テクポリマーMB、綜研
化学(株) 製ファインパウダーMP等)、ジビニルベン
ゼン系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ベンゾグアナミン樹
脂、メラミン樹脂、フェノール系樹脂、フッ素系樹脂等
の他、メチルハイドロジェンジメチルポリシロキサン、
パーフルオロアルキルリン酸エステルジエタノールアミ
ン塩等のケイ素やフッ素を含有する化合物で表面撥水化
処理をした粉体(三好化成(株) 製SI−タルクJA4
6R、大東化成工業(株)製PF−3LL−5タルク)
が挙げられる。中でも上記ポリマービーズS、シリコー
ン樹脂等の有機シリコーン基含有ポリマーが肌残留時の
動摩擦低下、肌上での残留性及び肌への滑り感触(さら
さら感触)付与という点で好ましい。
【0009】本発明において、粉体の形状は球状である
ことが好ましい。粉体の真球度が増すにつれて動摩擦係
数が下がり肌の滑り感が高まる。本発明では下記により
測定される真球度が70以上のものが使用感上好まし
く、90以上のものが特に好ましい。 <真球度>走査型電子顕微鏡にて固体粒子の電子顕微鏡
写真を撮影し、粒子同士が重なり合っていないもの10
0個を無作為に選び出し、粒子の投影像が真円のもの、
もしくは投影像の外接円を描かせ、外接円の半径の90
%の半径を有する同心円と外接円との間に投影像の輪郭
が全て含まれる形状を有しているものの数をもって粒子
の真球度とする。
ことが好ましい。粉体の真球度が増すにつれて動摩擦係
数が下がり肌の滑り感が高まる。本発明では下記により
測定される真球度が70以上のものが使用感上好まし
く、90以上のものが特に好ましい。 <真球度>走査型電子顕微鏡にて固体粒子の電子顕微鏡
写真を撮影し、粒子同士が重なり合っていないもの10
0個を無作為に選び出し、粒子の投影像が真円のもの、
もしくは投影像の外接円を描かせ、外接円の半径の90
%の半径を有する同心円と外接円との間に投影像の輪郭
が全て含まれる形状を有しているものの数をもって粒子
の真球度とする。
【0010】また、本発明の粉体の粒径としては、0.
5〜30μmの範囲に全粉体の60重量%以上が存在す
ることが、肌感触を高める上で好ましく、粒径1〜10
μmの粉体が全粉体の80重量%以上であることが特に
好ましい。粒径が0.5μm未満の粉体は肌の感触に対
してほとんど効果がないか、又はきしむような不快感を
与えるため少ない方が好ましく、また粒径が30μmを
超える粉体の混入は少ない方が良い。従ってこれらの粉
体の量は全粉体の40重量%未満であることが好まし
く、10重量%以下が更に好ましい。また、肌感触の観
点からは粒径が200μm以上の粉体を実質的に含まな
いことが望ましい。
5〜30μmの範囲に全粉体の60重量%以上が存在す
ることが、肌感触を高める上で好ましく、粒径1〜10
μmの粉体が全粉体の80重量%以上であることが特に
好ましい。粒径が0.5μm未満の粉体は肌の感触に対
してほとんど効果がないか、又はきしむような不快感を
与えるため少ない方が好ましく、また粒径が30μmを
超える粉体の混入は少ない方が良い。従ってこれらの粉
体の量は全粉体の40重量%未満であることが好まし
く、10重量%以下が更に好ましい。また、肌感触の観
点からは粒径が200μm以上の粉体を実質的に含まな
いことが望ましい。
【0011】本発明のシート状化粧料は、前記粉体のう
ち粒径0.5〜30μmの粉体を基材の1平方メートル
当たり0.1〜20g、特に0.5〜10g含有するこ
とが、肌に感触を与えながら且つ肌を白くさせないとい
う点で好ましい。
ち粒径0.5〜30μmの粉体を基材の1平方メートル
当たり0.1〜20g、特に0.5〜10g含有するこ
とが、肌に感触を与えながら且つ肌を白くさせないとい
う点で好ましい。
【0012】また天然鉱物からなる粉体を併用しても良
い。具体的には、タルク、セリサイト、マイカ、カオリ
ン、ベンガラ、クレー、ベントナイト、ケイ酸、無水ケ
イ酸、ケイ酸マグネシウム、雲母、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、硫酸アルミ
ニウム、ミョウバン、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、
硫酸マグネシウム等が例示される。
い。具体的には、タルク、セリサイト、マイカ、カオリ
ン、ベンガラ、クレー、ベントナイト、ケイ酸、無水ケ
イ酸、ケイ酸マグネシウム、雲母、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、硫酸アルミ
ニウム、ミョウバン、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、
硫酸マグネシウム等が例示される。
【0013】また、粉体を含む水性媒体の含浸率は、基
材重量の50〜500重量%が好ましく、特に100〜
400重量%が使用感を高める上で好ましい。
材重量の50〜500重量%が好ましく、特に100〜
400重量%が使用感を高める上で好ましい。
【0014】本発明ではシート状基材として、天然繊維
又は合成繊維の不織布又は織布の何れをも使用すること
ができる。具体的には、例えばレーヨン、アセテート、
アクリル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリウレタン、ポリアミド、コットン及びこれらを
混綿したものの不織布又は織布、更に湿式及び乾式パル
プシート、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート等)で強化したパルプ
シート等が挙げられる。これらの基材は、繊維間隔がな
るべく密なほどシート表面に粉体が集合するので好まし
い。また、製造時の加工のしやすさ等から、パルプ、コ
ットンが基材として特に好ましい。パルプについては、
やわらかさと強度を両立するために薄いパルプを重ね合
わせて用いることが好ましく、更に熱可塑性樹脂で強化
したパルプは、エンボス処理により適度な厚み(嵩高
さ)を付与でき、かつ肌を濡らしすぎないので好まし
い。更にヒートシールにより複数枚のシートを部分的に
貼り合わせることで、柔らかく、拭きごたえのある厚み
のあるシートにより良好な使用感を提供できる。
又は合成繊維の不織布又は織布の何れをも使用すること
ができる。具体的には、例えばレーヨン、アセテート、
アクリル、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリウレタン、ポリアミド、コットン及びこれらを
混綿したものの不織布又は織布、更に湿式及び乾式パル
プシート、熱可塑性樹脂(ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリエチレンテレフタレート等)で強化したパルプ
シート等が挙げられる。これらの基材は、繊維間隔がな
るべく密なほどシート表面に粉体が集合するので好まし
い。また、製造時の加工のしやすさ等から、パルプ、コ
ットンが基材として特に好ましい。パルプについては、
やわらかさと強度を両立するために薄いパルプを重ね合
わせて用いることが好ましく、更に熱可塑性樹脂で強化
したパルプは、エンボス処理により適度な厚み(嵩高
さ)を付与でき、かつ肌を濡らしすぎないので好まし
い。更にヒートシールにより複数枚のシートを部分的に
貼り合わせることで、柔らかく、拭きごたえのある厚み
のあるシートにより良好な使用感を提供できる。
【0015】また、本発明のシート状化粧料は、より感
触を高めるため、粘度が25℃で1〜200mm2 /s
のシリコーン油を含有することができる。シリコーン油
は肌への吸着性が高いという性質があるが、上記粉体の
肌への吸着をより高める上で好ましい効果をもたらす。
シリコーン油としては、メチルポリシロキサン、ジメチ
ルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、メチルフ
ェニルポリシロキサン、脂肪酸変性ポリシロキサン、高
級アルコール変性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロ
キサンが挙げられる。これらの中で、メチルポリシロキ
サン、ジメチルポリシロキサンが特に好ましい。また、
上記粘度が1mm2 /s未満では皮膚刺激性等の問題が
あるので配合は好ましくはない。このシリコーン油の配
合量は本発明の粉体に対して100分の1量から10倍
量が好ましく、50分の1〜1倍量が更に好ましい。
触を高めるため、粘度が25℃で1〜200mm2 /s
のシリコーン油を含有することができる。シリコーン油
は肌への吸着性が高いという性質があるが、上記粉体の
肌への吸着をより高める上で好ましい効果をもたらす。
シリコーン油としては、メチルポリシロキサン、ジメチ
ルポリシロキサン、ジエチルポリシロキサン、メチルフ
ェニルポリシロキサン、脂肪酸変性ポリシロキサン、高
級アルコール変性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロ
キサンが挙げられる。これらの中で、メチルポリシロキ
サン、ジメチルポリシロキサンが特に好ましい。また、
上記粘度が1mm2 /s未満では皮膚刺激性等の問題が
あるので配合は好ましくはない。このシリコーン油の配
合量は本発明の粉体に対して100分の1量から10倍
量が好ましく、50分の1〜1倍量が更に好ましい。
【0016】シリコーン油以外にも配合できる油性物質
としては、使用感を高める上から、アボカド油、ツバキ
油、タートル油、トウモロコシ油、オリーブ油、小麦胚
芽油、大豆油、ホホバ油、落花生油、カカオ脂、ラノリ
ン、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、コレステ
リルエステル類等が好ましい。
としては、使用感を高める上から、アボカド油、ツバキ
油、タートル油、トウモロコシ油、オリーブ油、小麦胚
芽油、大豆油、ホホバ油、落花生油、カカオ脂、ラノリ
ン、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、コレステ
リルエステル類等が好ましい。
【0017】本発明のシート状化粧料には、更にエタノ
ール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコー
ル等のアルコール類を配合することができる。
ール、プロピレングリコール、1,3−ブタンジオー
ル、グリセリン、ソルビトール、ポリエチレングリコー
ル等のアルコール類を配合することができる。
【0018】更に本発明のシート状化粧料には殺菌剤、
制汗剤、清涼剤、保湿剤、抗炎症剤、美白剤、UVケア
剤、香料等を配合することもできる。これらの成分は、
一般的には親油性物質が多く、皮膚中に吸収されること
で効果効能を発揮する。本発明に用いられる粉体のう
ち、表面エネルギーが小さい、即ち親油性の高いものを
用いれば、これらの有効成分が粉体に吸着し、粉体ごと
肌に吸着、残留するため、肌への有効成分の残留性や効
果の持続性が高まる。
制汗剤、清涼剤、保湿剤、抗炎症剤、美白剤、UVケア
剤、香料等を配合することもできる。これらの成分は、
一般的には親油性物質が多く、皮膚中に吸収されること
で効果効能を発揮する。本発明に用いられる粉体のう
ち、表面エネルギーが小さい、即ち親油性の高いものを
用いれば、これらの有効成分が粉体に吸着し、粉体ごと
肌に吸着、残留するため、肌への有効成分の残留性や効
果の持続性が高まる。
【0019】本発明のシート状化粧料は、肌を拭くこと
により汚れを取り除いて清潔にすると共に、粉体が効果
的に肌に吸着して残留し、長時間にわたって肌にさらさ
らとした肌感触を与えることができる。従って、身体等
の清拭用シートとして好適である。
により汚れを取り除いて清潔にすると共に、粉体が効果
的に肌に吸着して残留し、長時間にわたって肌にさらさ
らとした肌感触を与えることができる。従って、身体等
の清拭用シートとして好適である。
【0020】例えば、顔面に用いた場合、皮脂を効果的
に除去すると共に粉体や保湿剤を残留させ快適に保つだ
けでなく、化粧直しのしやすさが著しく向上する。ま
た、制汗剤、殺菌剤を配合した場合、肌を清浄にした上
でこれらの有効成分を肌に長時間残留させるため、持続
的な制汗・デオドラント効果が期待できる。また、身体
のむだ毛処理部位に使用し、剃毛後の肌を整える用法で
も、本発明品の有用性は高い。つまり、カミソリ使用前
の肌に塗布することにより、当該部位を湿潤させるとと
もに粉体を残留させることで、カミソリの滑りを良好に
して肌を痛めず、快適な肌感触に仕上げることができ
る。
に除去すると共に粉体や保湿剤を残留させ快適に保つだ
けでなく、化粧直しのしやすさが著しく向上する。ま
た、制汗剤、殺菌剤を配合した場合、肌を清浄にした上
でこれらの有効成分を肌に長時間残留させるため、持続
的な制汗・デオドラント効果が期待できる。また、身体
のむだ毛処理部位に使用し、剃毛後の肌を整える用法で
も、本発明品の有用性は高い。つまり、カミソリ使用前
の肌に塗布することにより、当該部位を湿潤させるとと
もに粉体を残留させることで、カミソリの滑りを良好に
して肌を痛めず、快適な肌感触に仕上げることができ
る。
【0021】本発明のシート状化粧料は、上記粉体を、
好ましくはその大部分を、基材の表面近傍に偏在して担
持することが好ましい。粉体を偏在させるためには、シ
ートの上から直接粉体を振りかける、あるいは粉体を配
合した液を塗工する方法が挙げられる。また、本発明の
シート状化粧料は、上記粉体を、摺動により肌に移行し
得る状態で担持することが好ましい。
好ましくはその大部分を、基材の表面近傍に偏在して担
持することが好ましい。粉体を偏在させるためには、シ
ートの上から直接粉体を振りかける、あるいは粉体を配
合した液を塗工する方法が挙げられる。また、本発明の
シート状化粧料は、上記粉体を、摺動により肌に移行し
得る状態で担持することが好ましい。
【0022】本発明のシート状化粧料は、本発明の粉体
及びその他の成分を含有する水性媒体を、スプレーやエ
アーガン等を用いた噴霧や、スリット型のノズルやバー
コーターを用いた塗布等の方法により、基材に担持させ
ることで調製できる。特に、積層されたシート状化粧料
を得る方法としては、表面エネルギーが70mN/m以
下の粉体と水とを含有する液状組成物を、シート状基材
に塗布し又は含浸させて、前記粉体及び液状組成物を担
持させた後、裁断して積層することからなる製造方法が
好ましい。この方法によれば、粉体が均一に分布し、本
発明の効果を十分に発揮する製品が得られる。
及びその他の成分を含有する水性媒体を、スプレーやエ
アーガン等を用いた噴霧や、スリット型のノズルやバー
コーターを用いた塗布等の方法により、基材に担持させ
ることで調製できる。特に、積層されたシート状化粧料
を得る方法としては、表面エネルギーが70mN/m以
下の粉体と水とを含有する液状組成物を、シート状基材
に塗布し又は含浸させて、前記粉体及び液状組成物を担
持させた後、裁断して積層することからなる製造方法が
好ましい。この方法によれば、粉体が均一に分布し、本
発明の効果を十分に発揮する製品が得られる。
【0023】本発明のシート状化粧料を用いて、顔、
首、手足等の身体の肌を清拭することにより、本発明の
粉体が十分に肌に残留し、動摩擦抵抗を低減、例えば使
用前の肌の動摩擦抵抗の90%以下に低減でき、使用者
はさらさらとした肌感触を明確に実感できる。
首、手足等の身体の肌を清拭することにより、本発明の
粉体が十分に肌に残留し、動摩擦抵抗を低減、例えば使
用前の肌の動摩擦抵抗の90%以下に低減でき、使用者
はさらさらとした肌感触を明確に実感できる。
【0024】
【実施例】実施例1〜9及び比較例1 表1に示すシート素材について、含浸率を設定し、所定
量の含浸用含水液剤をスプレーにてシートに噴霧して粉
体をシートに担持させた後、裁断して積層させ、ウェッ
トタイプのシート状化粧料を調製した。含浸用含水液剤
は表1に示す分量の原料成分をホモミキサーを用いて混
合し調製した。
量の含浸用含水液剤をスプレーにてシートに噴霧して粉
体をシートに担持させた後、裁断して積層させ、ウェッ
トタイプのシート状化粧料を調製した。含浸用含水液剤
は表1に示す分量の原料成分をホモミキサーを用いて混
合し調製した。
【0025】なお、表中の各粉体の括弧内の数字は、表
面エネルギー、粒径をこの順で示すものであり、粒径は
平均粒径を示す(以下の実施例でも同様)。また表1の
原料成分のうち、ポリマービーズSは以下の方法で合成
したものである。 <ポリマービーズSの合成例>n−ヘキサン276.9
g、トルエン90g、片末端にメタクリロキシ基を有す
るポリシロキサン化合物(チッソ(株)製サイラプレー
ンFM−0725(登録商標)、数平均分子量1万)
1.58gを、窒素雰囲気下、反応容器に仕込み、70
℃に昇温した。メタクリル酸メチル39.50g、スチ
レン13.17g、ラウロイルパーオキシド1.06g
を加え、70℃で12時間反応した。反応液を放冷後、
n−ヘキサン200gで希釈し、遠心分離により固液分
離した。残滓をn−ヘキサン300gで再分散した後、
遠心分離する洗浄工程を2回行い、50℃の乾燥機で真
空乾燥を行い、白色パウダー54.0gを得た。得られ
たポリマービーズSの粒子径は2μmの単分散粒子であ
った。
面エネルギー、粒径をこの順で示すものであり、粒径は
平均粒径を示す(以下の実施例でも同様)。また表1の
原料成分のうち、ポリマービーズSは以下の方法で合成
したものである。 <ポリマービーズSの合成例>n−ヘキサン276.9
g、トルエン90g、片末端にメタクリロキシ基を有す
るポリシロキサン化合物(チッソ(株)製サイラプレー
ンFM−0725(登録商標)、数平均分子量1万)
1.58gを、窒素雰囲気下、反応容器に仕込み、70
℃に昇温した。メタクリル酸メチル39.50g、スチ
レン13.17g、ラウロイルパーオキシド1.06g
を加え、70℃で12時間反応した。反応液を放冷後、
n−ヘキサン200gで希釈し、遠心分離により固液分
離した。残滓をn−ヘキサン300gで再分散した後、
遠心分離する洗浄工程を2回行い、50℃の乾燥機で真
空乾燥を行い、白色パウダー54.0gを得た。得られ
たポリマービーズSの粒子径は2μmの単分散粒子であ
った。
【0026】<使用感の評価>上記で得られたシート状
化粧料を用いて、20〜40歳の男女各5名に腕及び首
の肌を拭き取ってもらい、下記の評価項目について下記
の評点で使用感を評価した。表1に評価結果を10名の
平均点で示す。 <評価項目と評点> 使用時のさらさら感 2:さらさらする 1:ややさらさらする 0:さらさらしない 使用時の肌荒れ 2:肌が荒れない 1:やや肌が荒れる 0:肌が荒れる 肌への粉体付着(使用時の白残り) 2:白く残らない 1:やや白く残る 0:白く残る さらさら感の持続 2:持続する 1:やや持続する 0:持続しない
化粧料を用いて、20〜40歳の男女各5名に腕及び首
の肌を拭き取ってもらい、下記の評価項目について下記
の評点で使用感を評価した。表1に評価結果を10名の
平均点で示す。 <評価項目と評点> 使用時のさらさら感 2:さらさらする 1:ややさらさらする 0:さらさらしない 使用時の肌荒れ 2:肌が荒れない 1:やや肌が荒れる 0:肌が荒れる 肌への粉体付着(使用時の白残り) 2:白く残らない 1:やや白く残る 0:白く残る さらさら感の持続 2:持続する 1:やや持続する 0:持続しない
【0027】
【表1】
【0028】表1より、実施例1〜9のシート状化粧料
は比較例1のシート状化粧料と比較して使用感に優れ、
すなわちさらさら感が実感でき、肌荒れはなく、粉体に
より肌が白く見えず、かつ快適な感触が持続した。
は比較例1のシート状化粧料と比較して使用感に優れ、
すなわちさらさら感が実感でき、肌荒れはなく、粉体に
より肌が白く見えず、かつ快適な感触が持続した。
【0029】
【発明の効果】本発明のシート状化粧料を使うことによ
り、汗ばんだ肌や垢で汚れた肌を清潔にすると共に、使
用後の肌にさらっとした滑り感を提供し、今までのウェ
ットシートにはない新しい快適な使用感を与えることが
できる。
り、汗ばんだ肌や垢で汚れた肌を清潔にすると共に、使
用後の肌にさらっとした滑り感を提供し、今までのウェ
ットシートにはない新しい快適な使用感を与えることが
できる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AB432 AB442 AC102 AC122 AC482 AD022 AD072 AD092 AD151 AD152 AD272 BB21 CC01 CC24 DD12 EE06 FF01
Claims (4)
- 【請求項1】 表面エネルギーが70mN/m以下の粉
体と水性媒体とを、シート状基材に担持してなるシート
状化粧料。 - 【請求項2】 前記粉体が、有機シリコーン基含有ポリ
マーからなる請求項1記載のシート状化粧料。 - 【請求項3】 粘度が25℃で1〜200mm2 /sの
シリコーン油を粉体の重量に対して100分の1量から
10倍量含有する請求項1又は2記載のシート状化粧
料。 - 【請求項4】 表面エネルギーが70mN/m以下の粉
体と水性媒体とを含有する液状組成物を、シート状基材
に塗布し又は含浸させて、前記粉体及び水性媒体を担持
させた後、裁断して積層することからなる積層されたシ
ート状化粧料の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11058982A JP2000256164A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | シート状化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11058982A JP2000256164A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | シート状化粧料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000256164A true JP2000256164A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13100072
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11058982A Pending JP2000256164A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | シート状化粧料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000256164A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000256128A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-19 | Pola Chem Ind Inc | 含浸型シート状パック |
| JP2010173992A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Septem Soken:Kk | 皮膚−衣類間用摩擦抵抗低減剤 |
| US7785654B2 (en) | 2001-03-16 | 2010-08-31 | Kao Corporation | Method of producing cosmetics-impregnated sheet |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11058982A patent/JP2000256164A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000256128A (ja) * | 1999-03-09 | 2000-09-19 | Pola Chem Ind Inc | 含浸型シート状パック |
| US7785654B2 (en) | 2001-03-16 | 2010-08-31 | Kao Corporation | Method of producing cosmetics-impregnated sheet |
| JP2010173992A (ja) * | 2009-01-30 | 2010-08-12 | Septem Soken:Kk | 皮膚−衣類間用摩擦抵抗低減剤 |
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