JP2000257153A - 柱・梁接合部構造 - Google Patents
柱・梁接合部構造Info
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- JP2000257153A JP2000257153A JP11059961A JP5996199A JP2000257153A JP 2000257153 A JP2000257153 A JP 2000257153A JP 11059961 A JP11059961 A JP 11059961A JP 5996199 A JP5996199 A JP 5996199A JP 2000257153 A JP2000257153 A JP 2000257153A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレキャストコンクリートの柱部材と梁部材
の接合を単純化し、柱とスラブのコンクリートの打ち分
けと、2層以上の架構を同時に施工することを可能にす
る。 【解決手段】 柱部材1を全長に亘って中実断面にし、
梁部材2との接合部位置に、端部が梁部材2側へ突出す
る鉄骨部材3及び継手筋4を埋設する一方、梁部材2の
端部寄りに、端部が柱部材1側へ突出する鉄骨部材5を
埋設すると共に、梁部材2の下端主筋2aと上端主筋2bを
梁部材2の端面から柱部材1側へ突出させ、柱部材1と
梁部材2の両鉄骨部材3,5を接続すると共に、継手筋
4と下端主筋2a及び上端主筋2bを接続して柱部材1と梁
部材2を接合する。
の接合を単純化し、柱とスラブのコンクリートの打ち分
けと、2層以上の架構を同時に施工することを可能にす
る。 【解決手段】 柱部材1を全長に亘って中実断面にし、
梁部材2との接合部位置に、端部が梁部材2側へ突出す
る鉄骨部材3及び継手筋4を埋設する一方、梁部材2の
端部寄りに、端部が柱部材1側へ突出する鉄骨部材5を
埋設すると共に、梁部材2の下端主筋2aと上端主筋2bを
梁部材2の端面から柱部材1側へ突出させ、柱部材1と
梁部材2の両鉄骨部材3,5を接続すると共に、継手筋
4と下端主筋2a及び上端主筋2bを接続して柱部材1と梁
部材2を接合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はプレキャストコン
クリートの柱部材と梁部材の接合部構造に関するもので
ある。
クリートの柱部材と梁部材の接合部構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】建設就
業者の人口減少及び高齢化等の背景から、建設現場での
省力化と生産性向上の要求と建設廃材削減の要求が高ま
る中、柱・梁の架構をプレキャスト部材から構成する方
法は生産性が高く、省力化,省資源化,短工期化,高品
質化が図れる上、型枠工事削減により木製型枠の使用を
大幅に削減できる等の点で、上記社会的要求に適合して
いる。
業者の人口減少及び高齢化等の背景から、建設現場での
省力化と生産性向上の要求と建設廃材削減の要求が高ま
る中、柱・梁の架構をプレキャスト部材から構成する方
法は生産性が高く、省力化,省資源化,短工期化,高品
質化が図れる上、型枠工事削減により木製型枠の使用を
大幅に削減できる等の点で、上記社会的要求に適合して
いる。
【0003】プレキャスト化された柱部材と梁部材の接
合は多くの場合、柱部材上に梁部材の端部を載置し、梁
部材の下端主筋を柱部材上で互いに接続すると共に、柱
部材上を通して上端主筋や継手筋を配筋し、スラブと同
時に柱部材上にコンクリートを打設することにより行わ
れるが、柱部材上からは多数の柱主筋が突出しているこ
とから、柱主筋に交差する梁主筋や継手筋を柱部材の断
面内で接続することには精度の高い作業を必要とするた
め、接合部の品質低下を招く可能性が高く、省力化の妨
げにもなる。
合は多くの場合、柱部材上に梁部材の端部を載置し、梁
部材の下端主筋を柱部材上で互いに接続すると共に、柱
部材上を通して上端主筋や継手筋を配筋し、スラブと同
時に柱部材上にコンクリートを打設することにより行わ
れるが、柱部材上からは多数の柱主筋が突出しているこ
とから、柱主筋に交差する梁主筋や継手筋を柱部材の断
面内で接続することには精度の高い作業を必要とするた
め、接合部の品質低下を招く可能性が高く、省力化の妨
げにもなる。
【0004】柱部材の断面外で柱部材と梁部材を接合す
る場合にも、最も応力条件の厳しい梁端部における耐力
を確保する上で、せん断補強筋を密に配筋する、あるい
は下端主筋と上端主筋を共に二段に配筋する必要があ
り、鉄筋が混み合うことに変わりないため、柱部材と梁
部材の接合部の複雑化は避けられない。
る場合にも、最も応力条件の厳しい梁端部における耐力
を確保する上で、せん断補強筋を密に配筋する、あるい
は下端主筋と上端主筋を共に二段に配筋する必要があ
り、鉄筋が混み合うことに変わりないため、柱部材と梁
部材の接合部の複雑化は避けられない。
【0005】特開平6-49897号のように柱部材の上端部
に鉄骨部材を埋設し、または特開平7-310368号のように
中空断面の柱部材の、梁部材との接合部位置に鉄骨部材
を配置し、鉄骨部材に梁部材中に埋設された鉄骨部材を
接合する形式にすれば、梁端部における耐力が鉄骨部材
によって確保されるため、せん断補強筋等の混雑を回避
でき、また梁部材の本体と柱部材との接合を柱主筋のな
い状態で行うことができるが、接合部において梁主筋を
互いに接続するための継手筋と柱主筋は現場で配筋さ
れ、柱部材上で互いに交差した形になるため、柱部材上
の鉄筋が混み合う問題は残る。
に鉄骨部材を埋設し、または特開平7-310368号のように
中空断面の柱部材の、梁部材との接合部位置に鉄骨部材
を配置し、鉄骨部材に梁部材中に埋設された鉄骨部材を
接合する形式にすれば、梁端部における耐力が鉄骨部材
によって確保されるため、せん断補強筋等の混雑を回避
でき、また梁部材の本体と柱部材との接合を柱主筋のな
い状態で行うことができるが、接合部において梁主筋を
互いに接続するための継手筋と柱主筋は現場で配筋さ
れ、柱部材上で互いに交差した形になるため、柱部材上
の鉄筋が混み合う問題は残る。
【0006】また特開平6-49897号では柱部材の天端に
梁部材の端部が載り、梁部材が柱部材の断面内で柱部材
に接合されるため、高強度を必要とする接合部である柱
のコンクリートと、高強度の必要がないスラブのコンク
リートとの打ち分けができない他、施工効率を上げる目
的で柱部材に2層以上の長さを持たせ、2層以上の架構
を同時に施工することもできない。
梁部材の端部が載り、梁部材が柱部材の断面内で柱部材
に接合されるため、高強度を必要とする接合部である柱
のコンクリートと、高強度の必要がないスラブのコンク
リートとの打ち分けができない他、施工効率を上げる目
的で柱部材に2層以上の長さを持たせ、2層以上の架構
を同時に施工することもできない。
【0007】特開平7-310368号では柱部材の断面内に配
置される塞ぎ板を利用して型枠を配置し、打設時期を相
違させれば、柱部材の内部とスラブのコンクリートの打
ち分けができるが、容易ではない。また柱部材は梁部材
の架設位置で上下に分割されるため、柱部材に2層以上
の長さを持たせることは難しい。
置される塞ぎ板を利用して型枠を配置し、打設時期を相
違させれば、柱部材の内部とスラブのコンクリートの打
ち分けができるが、容易ではない。また柱部材は梁部材
の架設位置で上下に分割されるため、柱部材に2層以上
の長さを持たせることは難しい。
【0008】この発明は上記背景より、プレキャストコ
ンクリートの柱部材と梁部材の接合をより単純化し、コ
ンクリートの打ち分けと2層以上の施工を可能にする接
合部構造を提案するものである。
ンクリートの柱部材と梁部材の接合をより単純化し、コ
ンクリートの打ち分けと2層以上の施工を可能にする接
合部構造を提案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では柱部材を全長
に亘って中実断面にし、その梁部材との接合部位置に、
端部がコンクリートの表面から梁部材側へ突出する鉄骨
部材及び継手筋を埋設する一方、梁部材の端部寄りに、
端部がコンクリートの端面から柱部材側へ突出する鉄骨
部材を埋設すると共に、梁部材の下端主筋と上端主筋を
コンクリートの端面から柱部材側へ突出させておき、柱
部材と梁部材の双方の鉄骨部材を接続し、継手筋と下端
主筋及び上端主筋とを接続して柱部材と梁部材を接合す
ることにより、接合を単純化し、柱とスラブのコンクリ
ートの打ち分けと2層以上の架構の同時施工を可能にす
る。
に亘って中実断面にし、その梁部材との接合部位置に、
端部がコンクリートの表面から梁部材側へ突出する鉄骨
部材及び継手筋を埋設する一方、梁部材の端部寄りに、
端部がコンクリートの端面から柱部材側へ突出する鉄骨
部材を埋設すると共に、梁部材の下端主筋と上端主筋を
コンクリートの端面から柱部材側へ突出させておき、柱
部材と梁部材の双方の鉄骨部材を接続し、継手筋と下端
主筋及び上端主筋とを接続して柱部材と梁部材を接合す
ることにより、接合を単純化し、柱とスラブのコンクリ
ートの打ち分けと2層以上の架構の同時施工を可能にす
る。
【0010】柱部材のコンクリート中には主筋とフープ
が埋設され、梁部材のコンクリート中には下端主筋とス
ターラップの下部が埋設される。柱部材が中実断面で、
柱部材内に主筋とフープ、及び梁の下端主筋と上端主筋
に接続される継手筋が埋設されていることで、柱部材の
断面内への現場での配筋がなくなり、柱主筋との干渉を
回避しながら梁主筋を配筋する複雑な作業が解消され、
接合部の品質は一定に保たれる。
が埋設され、梁部材のコンクリート中には下端主筋とス
ターラップの下部が埋設される。柱部材が中実断面で、
柱部材内に主筋とフープ、及び梁の下端主筋と上端主筋
に接続される継手筋が埋設されていることで、柱部材の
断面内への現場での配筋がなくなり、柱主筋との干渉を
回避しながら梁主筋を配筋する複雑な作業が解消され、
接合部の品質は一定に保たれる。
【0011】柱部材と梁部材の接合は継手筋と下端主筋
及び上端主筋との接続に加え、双方に埋設された鉄骨部
材の接続によって行われ、鉄骨部材によって接合部の耐
力が確保されるため、接合部の耐力を確保する上で、梁
の下端主筋と上端主筋回りにスターラップを密に配筋す
る必要と、下端主筋と上端主筋を二段に配筋する必要が
なく、最も応力条件の厳しい梁端部においても鉄筋の混
雑は回避される。
及び上端主筋との接続に加え、双方に埋設された鉄骨部
材の接続によって行われ、鉄骨部材によって接合部の耐
力が確保されるため、接合部の耐力を確保する上で、梁
の下端主筋と上端主筋回りにスターラップを密に配筋す
る必要と、下端主筋と上端主筋を二段に配筋する必要が
なく、最も応力条件の厳しい梁端部においても鉄筋の混
雑は回避される。
【0012】また鉄骨部材が柱部材と梁部材に配置さ
れ、両鉄骨部材の接続によって鉄骨部材が柱部材を貫通
して梁部材間に跨って配置されることになり、最も応力
の大きいヒンジ領域がSRC造になるため、靱性が向上
する。
れ、両鉄骨部材の接続によって鉄骨部材が柱部材を貫通
して梁部材間に跨って配置されることになり、最も応力
の大きいヒンジ領域がSRC造になるため、靱性が向上
する。
【0013】柱部材と梁部材の双方の鉄骨部材の接続
と、継手筋と下端主筋及び上端主筋との接続が終了した
時点では、梁部材は柱部材に完全に支持されるため、接
合部とスラブのコンクリート打設時に梁部材の下に必ず
しもサポートを置く必要がなくなる。
と、継手筋と下端主筋及び上端主筋との接続が終了した
時点では、梁部材は柱部材に完全に支持されるため、接
合部とスラブのコンクリート打設時に梁部材の下に必ず
しもサポートを置く必要がなくなる。
【0014】また柱部材が全長に亘って中実断面である
ことで、予め柱のコンクリートの充填が完了しているた
め、両鉄骨部材の継手部回りとスラブのコンクリートを
現場で打設するのみで、結果的に柱のコンクリートとス
ラブのコンクリートが打ち分けられ、柱のコンクリート
強度とスラブのコンクリート強度を自由に変えることが
できる。
ことで、予め柱のコンクリートの充填が完了しているた
め、両鉄骨部材の継手部回りとスラブのコンクリートを
現場で打設するのみで、結果的に柱のコンクリートとス
ラブのコンクリートが打ち分けられ、柱のコンクリート
強度とスラブのコンクリート強度を自由に変えることが
できる。
【0015】梁部材は柱部材に対し、その外周側で接合
されることから、必ずしも柱部材を接合部位置で分割す
る必要性がないため、柱部材に複数層に亘る長さを与え
ておくことで、2層以上の架構を同時に施工することが
可能になる。
されることから、必ずしも柱部材を接合部位置で分割す
る必要性がないため、柱部材に複数層に亘る長さを与え
ておくことで、2層以上の架構を同時に施工することが
可能になる。
【0016】
【発明の実施の形態】この発明は主筋1aとフープ1bがコ
ンクリート1c中に埋設されて製作されたプレキャストコ
ンクリートの柱部材1と、下端主筋2aとスターラップ2c
の下部がコンクリート2d中に埋設されて製作されたプレ
キャストコンクリートの梁部材2との接合部構造であ
る。
ンクリート1c中に埋設されて製作されたプレキャストコ
ンクリートの柱部材1と、下端主筋2aとスターラップ2c
の下部がコンクリート2d中に埋設されて製作されたプレ
キャストコンクリートの梁部材2との接合部構造であ
る。
【0017】図1,図2に示すように柱部材1は全長に
亘って中実断面で、その梁部材2との接合部位置に、端
部がコンクリート1cの表面から梁部材2側へ突出した状
態で鉄骨部材3と、梁部材2の下端主筋2aと上端主筋2b
に接続される継手筋4が埋設される。
亘って中実断面で、その梁部材2との接合部位置に、端
部がコンクリート1cの表面から梁部材2側へ突出した状
態で鉄骨部材3と、梁部材2の下端主筋2aと上端主筋2b
に接続される継手筋4が埋設される。
【0018】鉄骨部材3は梁部材2が柱部材1,1間に
架設されたときの梁部材2の下端主筋2aと上端主筋2bの
中間の高さに位置し、上下の継手筋4,4は下端主筋2a
と上端主筋2bの延長線上に位置する。図面では鉄骨部材
3と後述の鉄骨部材5にH形鋼を使用しているが、鉄骨
部材3,5の種類や断面形状は問われない。
架設されたときの梁部材2の下端主筋2aと上端主筋2bの
中間の高さに位置し、上下の継手筋4,4は下端主筋2a
と上端主筋2bの延長線上に位置する。図面では鉄骨部材
3と後述の鉄骨部材5にH形鋼を使用しているが、鉄骨
部材3,5の種類や断面形状は問われない。
【0019】梁部材2の端部寄りのコンクリート2d中に
は柱部材1に埋設された鉄骨部材3に突き合わせられ、
接続される鉄骨部材5が埋設される。鉄骨部材5の端部
はコンクリート2dの端面から柱部材1側へ突出し、下端
主筋2aと上端主筋2bも梁部材2のコンクリート2dの端面
から柱部材1側へ突出する。鉄骨部材5は梁部材2が架
設されたときに鉄骨部材3と同一の高さに位置する。
は柱部材1に埋設された鉄骨部材3に突き合わせられ、
接続される鉄骨部材5が埋設される。鉄骨部材5の端部
はコンクリート2dの端面から柱部材1側へ突出し、下端
主筋2aと上端主筋2bも梁部材2のコンクリート2dの端面
から柱部材1側へ突出する。鉄骨部材5は梁部材2が架
設されたときに鉄骨部材3と同一の高さに位置する。
【0020】上端主筋2bはスターラップ2cに結束される
等により予め梁部材2に付属した状態で梁部材2の架設
により配筋されるか、梁部材2の架設後に配筋される。
柱部材1と梁部材2は双方の鉄骨部材3,5が接続され
ると共に、下側の継手筋4と下端主筋2a、及び上側の継
手筋4と上端主筋2bが接続され、鉄骨部材3,5回りに
コンクリート6が打設されることにより接合される。
等により予め梁部材2に付属した状態で梁部材2の架設
により配筋されるか、梁部材2の架設後に配筋される。
柱部材1と梁部材2は双方の鉄骨部材3,5が接続され
ると共に、下側の継手筋4と下端主筋2a、及び上側の継
手筋4と上端主筋2bが接続され、鉄骨部材3,5回りに
コンクリート6が打設されることにより接合される。
【0021】鉄骨部材3,5は図示するように両者間に
跨るスプライスプレート7を渡し、ボルト接合する、も
しくは溶接する等により接続され、継手筋4と下端主筋
2a及び上端主筋2bはスプライススリーブ8やカプラー等
を用いた機械式継手や圧接等により接続される。
跨るスプライスプレート7を渡し、ボルト接合する、も
しくは溶接する等により接続され、継手筋4と下端主筋
2a及び上端主筋2bはスプライススリーブ8やカプラー等
を用いた機械式継手や圧接等により接続される。
【0022】鉄骨部材3,5の接続と、継手筋4と下端
主筋2a及び上端主筋2bとの接続後、もしくは接続と並行
して柱部材1のコンクリート1cから突出している継手筋
4,4と、梁部材2のコンクリート2dから突出している
下端主筋2a及び上端主筋2bの回りにスターラップ9が配
筋される。
主筋2a及び上端主筋2bとの接続後、もしくは接続と並行
して柱部材1のコンクリート1cから突出している継手筋
4,4と、梁部材2のコンクリート2dから突出している
下端主筋2a及び上端主筋2bの回りにスターラップ9が配
筋される。
【0023】コンクリート6はスターラップ9を包囲す
るように型枠を組み立て、梁部材2のコンクリート2d上
に床型枠を敷設した後に打設される。床型枠は薄肉のプ
レキャストコンクリート版のように型枠兼用床版の場合
もある。
るように型枠を組み立て、梁部材2のコンクリート2d上
に床型枠を敷設した後に打設される。床型枠は薄肉のプ
レキャストコンクリート版のように型枠兼用床版の場合
もある。
【0024】柱部材1の主筋1aの上端部はコンクリート
1cの天端から上階側の柱部材1の主筋1aとの接続に必要
な長さ突出し、コンクリート1cの下端部には下階側の柱
部材1の主筋1aの上端部が挿入されるスリーブ1dが埋設
され、主筋1aはスリーブ1dに接続されている。
1cの天端から上階側の柱部材1の主筋1aとの接続に必要
な長さ突出し、コンクリート1cの下端部には下階側の柱
部材1の主筋1aの上端部が挿入されるスリーブ1dが埋設
され、主筋1aはスリーブ1dに接続されている。
【0025】上階側の柱部材1は図1に示すように下階
側の柱部材1上に落とし込まれ、スリーブ1d内に下階側
の柱部材の主筋1aを差し込み、スリーブ1d内にモルタル
等を充填することにより下階側の柱部材1に接合され
る。
側の柱部材1上に落とし込まれ、スリーブ1d内に下階側
の柱部材の主筋1aを差し込み、スリーブ1d内にモルタル
等を充填することにより下階側の柱部材1に接合され
る。
【0026】
【発明の効果】柱部材を全長に亘って中実断面にし、柱
部材内に主筋とフープ、及び梁の下端主筋と上端主筋に
接続される継手筋を埋設しているため、柱部材の断面内
への現場での配筋がなくなり、柱主筋との干渉を回避し
ながら梁主筋を配筋する複雑な作業が解消され、接合部
の品質を一定に保つことができる。
部材内に主筋とフープ、及び梁の下端主筋と上端主筋に
接続される継手筋を埋設しているため、柱部材の断面内
への現場での配筋がなくなり、柱主筋との干渉を回避し
ながら梁主筋を配筋する複雑な作業が解消され、接合部
の品質を一定に保つことができる。
【0027】柱部材と梁部材の接合は継手筋と下端主筋
及び上端主筋との接続に加え、双方に埋設された鉄骨部
材の接続によって行われ、鉄骨部材によって接合部の耐
力が確保されるため、接合部の耐力を確保する上で、梁
の下端主筋と上端主筋回りにスターラップを密に配筋す
る必要と、下端主筋と上端主筋を二段に配筋する必要が
なく、最も応力条件の厳しい梁端部においても鉄筋の混
雑は回避される。
及び上端主筋との接続に加え、双方に埋設された鉄骨部
材の接続によって行われ、鉄骨部材によって接合部の耐
力が確保されるため、接合部の耐力を確保する上で、梁
の下端主筋と上端主筋回りにスターラップを密に配筋す
る必要と、下端主筋と上端主筋を二段に配筋する必要が
なく、最も応力条件の厳しい梁端部においても鉄筋の混
雑は回避される。
【0028】また鉄骨部材が柱部材と梁部材に埋設さ
れ、両鉄骨部材の接続によって鉄骨部材が柱部材を貫通
して梁部材間に跨って配置されることになり、最も応力
の大きいヒンジ領域がSRC造になるため、靱性が向上
する。
れ、両鉄骨部材の接続によって鉄骨部材が柱部材を貫通
して梁部材間に跨って配置されることになり、最も応力
の大きいヒンジ領域がSRC造になるため、靱性が向上
する。
【0029】柱部材と梁部材の両鉄骨部材の接続と、継
手筋と下端主筋及び上端主筋との接続が終了した時点で
は、梁部材は柱部材に完全に支持されるため、接合部と
スラブのコンクリート打設時に梁部材の下に必ずしもサ
ポートを置く必要がなく、仮設部材が削減される。
手筋と下端主筋及び上端主筋との接続が終了した時点で
は、梁部材は柱部材に完全に支持されるため、接合部と
スラブのコンクリート打設時に梁部材の下に必ずしもサ
ポートを置く必要がなく、仮設部材が削減される。
【0030】柱部材が全長に亘って中実断面であること
で、予め柱のコンクリートの充填が完了しているため、
接合部とスラブのコンクリートを現場で打設するのみ
で、柱のコンクリートとスラブのコンクリートが打ち分
けられ、柱のコンクリート強度とスラブのコンクリート
強度を自由に変えることができる。
で、予め柱のコンクリートの充填が完了しているため、
接合部とスラブのコンクリートを現場で打設するのみ
で、柱のコンクリートとスラブのコンクリートが打ち分
けられ、柱のコンクリート強度とスラブのコンクリート
強度を自由に変えることができる。
【0031】梁部材が柱部材の外周側で接合され、柱部
材を接合部位置で分割する必要がないため、柱部材に複
数層に亘る長さを与えておくことで、2層以上の架構を
同時に施工することが可能である。
材を接合部位置で分割する必要がないため、柱部材に複
数層に亘る長さを与えておくことで、2層以上の架構を
同時に施工することが可能である。
【図1】柱部材と梁部材の接合の様子を示した立面図で
ある。
ある。
【図2】図1の平面図である。
1……柱部材、1a……主筋、1b……フープ、1c……コン
クリート、1d……スリーブ、2……梁部材、2a……下端
主筋、2b……上端主筋、2c……スターラップ、2d……コ
ンクリート、3……鉄骨部材、4……継手筋、5……鉄
骨部材、6……コンクリート、7……スプライスプレー
ト、8……スプライススリーブ、9……スターラップ。
クリート、1d……スリーブ、2……梁部材、2a……下端
主筋、2b……上端主筋、2c……スターラップ、2d……コ
ンクリート、3……鉄骨部材、4……継手筋、5……鉄
骨部材、6……コンクリート、7……スプライスプレー
ト、8……スプライススリーブ、9……スターラップ。
Claims (1)
- 【請求項1】 主筋とフープがコンクリート中に埋設さ
れて製作されたプレキャストコンクリートの柱部材と、
下端主筋とスターラップの下部がコンクリート中に埋設
されて製作されたプレキャストコンクリートの梁部材と
の接合部構造であり、柱部材は全長に亘って中実断面
で、その梁部材との接合部位置に、端部がコンクリート
の表面から梁部材側へ突出する鉄骨部材及び継手筋が埋
設され、梁部材の端部寄りに、端部がコンクリートの端
面から柱部材側へ突出する鉄骨部材が埋設され、梁部材
の下端主筋と上端主筋はコンクリートの端面から柱部材
側へ突出しており、柱部材と梁部材は双方の鉄骨部材が
接続されると共に、継手筋と下端主筋及び上端主筋とが
接続され、双方の鉄骨部材回りにコンクリートが打設さ
れて接合されている柱・梁接合部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059961A JP2000257153A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 柱・梁接合部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11059961A JP2000257153A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 柱・梁接合部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257153A true JP2000257153A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13128281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11059961A Pending JP2000257153A (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | 柱・梁接合部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000257153A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115822177A (zh) * | 2022-06-14 | 2023-03-21 | 中冶建筑研究总院有限公司 | 一种带锚固板的钢筋连接结构 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53110214A (en) * | 1977-03-08 | 1978-09-26 | Kajima Corp | Method of connecting precast pillar and beam and apparatus for same |
| JPH01130401U (ja) * | 1988-02-22 | 1989-09-05 | ||
| JPH0762740A (ja) * | 1993-08-24 | 1995-03-07 | Taisei Corp | プレキャスト鉄骨鉄筋コンクリート造柱梁の接合方法 |
| JPH07310368A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-11-28 | Shimizu Corp | 鉄筋コンクリート架構およびその施工方法 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP11059961A patent/JP2000257153A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115822177A (zh) * | 2022-06-14 | 2023-03-21 | 中冶建筑研究总院有限公司 | 一种带锚固板的钢筋连接结构 |
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