JP2000257217A - 屋根用断熱パネル - Google Patents
屋根用断熱パネルInfo
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 屋根部分の垂木など構造材の配置が変化して
も対応して容易に断熱施工ができ、解体時には容易に断
熱材のみを分離することができる屋根用断熱パネルを提
供すること。 【解決手段】 野地板となる板材11に、断熱材12と
なる硬質合成樹脂発泡体を複数個に分離して接着した屋
根用断熱パネル10で、これら分離された各硬質合成樹
脂発泡体12a〜12cに板材11と接着しない非接着
部分13を形成して構造材の配置に対応して除去可能と
する一方、各硬質合成樹脂発泡体12a〜12cの接着
部分14は分離層15を介して前記板材11に接着する
ようにする。野地板11に接着される断熱材12の非接
着部分13または/および分離層15を利用して垂木な
ど構造材の配置に応じて断熱材12に切り込みを入れて
簡単に取り除くことで屋根用断熱パネルを調整加工し、
パネルによる断熱施工を可能とする。また、解体時には
分離層15から断熱材12を引き剥がすことで完全な分
離ができ、リサイクルを容易とする
も対応して容易に断熱施工ができ、解体時には容易に断
熱材のみを分離することができる屋根用断熱パネルを提
供すること。 【解決手段】 野地板となる板材11に、断熱材12と
なる硬質合成樹脂発泡体を複数個に分離して接着した屋
根用断熱パネル10で、これら分離された各硬質合成樹
脂発泡体12a〜12cに板材11と接着しない非接着
部分13を形成して構造材の配置に対応して除去可能と
する一方、各硬質合成樹脂発泡体12a〜12cの接着
部分14は分離層15を介して前記板材11に接着する
ようにする。野地板11に接着される断熱材12の非接
着部分13または/および分離層15を利用して垂木な
ど構造材の配置に応じて断熱材12に切り込みを入れて
簡単に取り除くことで屋根用断熱パネルを調整加工し、
パネルによる断熱施工を可能とする。また、解体時には
分離層15から断熱材12を引き剥がすことで完全な分
離ができ、リサイクルを容易とする
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋根用断熱パネ
ルに関し、垂木など構造材の配置に容易に対応でき、解
体後の処理が容易にできるようにしたものであり、特に
2×4工法の屋根の断熱施工に好適なものである。
ルに関し、垂木など構造材の配置に容易に対応でき、解
体後の処理が容易にできるようにしたものであり、特に
2×4工法の屋根の断熱施工に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一般木造住宅の仕様として高断熱
・高気密とすることで、軸組などの構造材の耐久性の向
上や冷暖房負荷の低減を図ることが行われており、外断
熱工法など種々の断熱施工が行われている。
・高気密とすることで、軸組などの構造材の耐久性の向
上や冷暖房負荷の低減を図ることが行われており、外断
熱工法など種々の断熱施工が行われている。
【0003】これまでのグラスウールなどの断熱材を軸
組の間柱など構造材の間に配置する断熱施工に対し、工
期の短縮、断熱性能の安定向上、コスト削減などの要求
を満たすため、構造用合板等のボード上に断熱材として
の硬質合成樹脂発泡体を接着して一体化した断熱パネル
を用い、断熱材の取り付けと下地材の取り付けを同時に
行うことが広く普及している。
組の間柱など構造材の間に配置する断熱施工に対し、工
期の短縮、断熱性能の安定向上、コスト削減などの要求
を満たすため、構造用合板等のボード上に断熱材として
の硬質合成樹脂発泡体を接着して一体化した断熱パネル
を用い、断熱材の取り付けと下地材の取り付けを同時に
行うことが広く普及している。
【0004】このような断熱パネルを木造住宅の壁部分
や床部分など一定の配置の軸組などの構造材に取り付け
ることで、断熱施工の工期を大幅に短縮でき、特に2×
4工法による場合には、構造材の配置が規格化されて一
定であることから一層の断熱施工の容易化を図ることが
できる。
や床部分など一定の配置の軸組などの構造材に取り付け
ることで、断熱施工の工期を大幅に短縮でき、特に2×
4工法による場合には、構造材の配置が規格化されて一
定であることから一層の断熱施工の容易化を図ることが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
断熱パネルを用いて屋根部分を断熱しようとすると、壁
部分や床部分に比べ、屋根自体の形状が複雑であり、例
えば図4に2×4工法による屋根の構造を示すように、
屋根梁1上に配置される垂木2同志が垂木つなぎ3で両
斜面間が連結されたり、振れ止め4で隣接間が連結さ
れ、さらに垂木2が局所的に2本重ね合わせた状態で使
用される場合があるなど構造材の配置も複雑で、断熱パ
ネルを規格化することが難しいという問題がある。
断熱パネルを用いて屋根部分を断熱しようとすると、壁
部分や床部分に比べ、屋根自体の形状が複雑であり、例
えば図4に2×4工法による屋根の構造を示すように、
屋根梁1上に配置される垂木2同志が垂木つなぎ3で両
斜面間が連結されたり、振れ止め4で隣接間が連結さ
れ、さらに垂木2が局所的に2本重ね合わせた状態で使
用される場合があるなど構造材の配置も複雑で、断熱パ
ネルを規格化することが難しいという問題がある。
【0006】また、合板などのボード上に断熱材として
の硬質合成樹脂発泡体を接着して一体化した断熱パネル
が使用された住宅を解体した場合に、リサイクル処理の
必要からボードと断熱材とを分離しようとすると、接着
面から分離することができず、断熱材の途中で剪断され
て一部がボード上に残ってしまい、リサイクル処理がや
り難くなる一方、接着面からの剥離を容易にしようとし
て接着強度を極端に低下すると、解体まで長期間に必要
とされる断熱性能が低下するなどの問題もある。
の硬質合成樹脂発泡体を接着して一体化した断熱パネル
が使用された住宅を解体した場合に、リサイクル処理の
必要からボードと断熱材とを分離しようとすると、接着
面から分離することができず、断熱材の途中で剪断され
て一部がボード上に残ってしまい、リサイクル処理がや
り難くなる一方、接着面からの剥離を容易にしようとし
て接着強度を極端に低下すると、解体まで長期間に必要
とされる断熱性能が低下するなどの問題もある。
【0007】この発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
みてなされたもので、屋根部分の垂木など構造材の配置
が変化しても対応して容易に断熱施工ができ、解体時に
は容易に断熱材のみを分離することができる屋根用断熱
パネルを提供しようとするものである。
みてなされたもので、屋根部分の垂木など構造材の配置
が変化しても対応して容易に断熱施工ができ、解体時に
は容易に断熱材のみを分離することができる屋根用断熱
パネルを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来技術が有する課
題を解決するこの発明の請求項1記載の屋根用断熱パネ
ルは、野地板となる板材に、断熱材となる複数個の硬質
合成樹脂発泡体が互いに一定間隔離れて、接着してなる
屋根用断熱パネルであって、各硬質合成樹脂発泡体は分
離層を介して前記板材に接着してなることを特徴とする
ものである。
題を解決するこの発明の請求項1記載の屋根用断熱パネ
ルは、野地板となる板材に、断熱材となる複数個の硬質
合成樹脂発泡体が互いに一定間隔離れて、接着してなる
屋根用断熱パネルであって、各硬質合成樹脂発泡体は分
離層を介して前記板材に接着してなることを特徴とする
ものである。
【0009】この屋根用断熱パネルによれば、各硬質合
成樹脂発泡体は、施工時に配置される構造材の間に嵌め
込むことができるような大きさに定められ、さらに、互
いに一定間隔離して野地板となる板材に接着され、この
一定間隔を構造材の幅と同じにすれば、屋根に配置され
る構造材(垂木)間に隙間無く嵌め込んで取り付けるこ
とができる。
成樹脂発泡体は、施工時に配置される構造材の間に嵌め
込むことができるような大きさに定められ、さらに、互
いに一定間隔離して野地板となる板材に接着され、この
一定間隔を構造材の幅と同じにすれば、屋根に配置され
る構造材(垂木)間に隙間無く嵌め込んで取り付けるこ
とができる。
【0010】しかもこの屋根用断熱パネルによれば、各
硬質合成樹脂発泡体が分離層を介して板材に接着してあ
り、例えば2×4工法において垂木が規則正しく配置さ
れずに2本重なったり、垂木の間にもう1本の垂木が追
加される場合でも、硬質合成樹脂発泡体にナイフなどで
切り込みを入れた後、分離層を利用して界面剥離させて
板材から硬質合成樹脂発泡体を引き剥がすことで、施工
現場でも容易に屋根用断熱パネルを調整加工できる。
硬質合成樹脂発泡体が分離層を介して板材に接着してあ
り、例えば2×4工法において垂木が規則正しく配置さ
れずに2本重なったり、垂木の間にもう1本の垂木が追
加される場合でも、硬質合成樹脂発泡体にナイフなどで
切り込みを入れた後、分離層を利用して界面剥離させて
板材から硬質合成樹脂発泡体を引き剥がすことで、施工
現場でも容易に屋根用断熱パネルを調整加工できる。
【0011】また、この発明の請求項2記載の屋根用断
熱パネルは、前記請求項1記載の構成に加え、各硬質合
成樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側には、施工時に配
置される前記板材と接着しない構造材の幅以上の非接着
部分を形成する一方、各硬質合成樹脂発泡体の接着部分
は分離層を介して前記板材と接着してなることを特徴と
するものである。
熱パネルは、前記請求項1記載の構成に加え、各硬質合
成樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側には、施工時に配
置される前記板材と接着しない構造材の幅以上の非接着
部分を形成する一方、各硬質合成樹脂発泡体の接着部分
は分離層を介して前記板材と接着してなることを特徴と
するものである。
【0012】この屋根用断熱パネルによれば、野地板と
なる板材に、断熱材となる複数個の硬質合成樹脂発泡体
を互いに一定間隔だけ離して接着した屋根用断熱パネル
で、これら分離された各硬質合成樹脂発泡体に板材と接
着しない非接着部分を形成して構造材の配置に対応して
除去可能とする一方、各硬質合成樹脂発泡体の接着部分
は分離層を介して前記板材に接着するようにしており、
野地板に接着される断熱材に非接着部分を形成し、垂木
など構造材が重なって配置されても施工現場で断熱材に
切り込みを入れて簡単に取り除くことで断熱パネルを容
易に調整加工できるようにしたものである。
なる板材に、断熱材となる複数個の硬質合成樹脂発泡体
を互いに一定間隔だけ離して接着した屋根用断熱パネル
で、これら分離された各硬質合成樹脂発泡体に板材と接
着しない非接着部分を形成して構造材の配置に対応して
除去可能とする一方、各硬質合成樹脂発泡体の接着部分
は分離層を介して前記板材に接着するようにしており、
野地板に接着される断熱材に非接着部分を形成し、垂木
など構造材が重なって配置されても施工現場で断熱材に
切り込みを入れて簡単に取り除くことで断熱パネルを容
易に調整加工できるようにしたものである。
【0013】さらに、この発明の請求項3記載の屋根用
断熱パネルは、請求項1記載の構成に加え、各硬質合成
樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側に、当該硬質合成樹
脂発泡体の厚みの1.5倍以上の幅の前記板材と接着し
ない非接着部分を形成することを特徴とするものであ
る。
断熱パネルは、請求項1記載の構成に加え、各硬質合成
樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側に、当該硬質合成樹
脂発泡体の厚みの1.5倍以上の幅の前記板材と接着し
ない非接着部分を形成することを特徴とするものであ
る。
【0014】この屋根用断熱パネルによれば、硬質合成
樹脂発泡体の厚みの1.5倍以上の幅の非接着部分を形
成しているので、この非接着部分を利用して硬い板状の
発泡体を板材から剥がす時のきっかけとすれば、簡単に
分離できるのである。
樹脂発泡体の厚みの1.5倍以上の幅の非接着部分を形
成しているので、この非接着部分を利用して硬い板状の
発泡体を板材から剥がす時のきっかけとすれば、簡単に
分離できるのである。
【0015】なお、硬質合成樹脂発泡体の厚みの1.5
倍以上の幅とする理由は、薄いものであれば引き剥がし
易く、厚いものであれば引き剥がし難いからである。
倍以上の幅とする理由は、薄いものであれば引き剥がし
易く、厚いものであれば引き剥がし難いからである。
【0016】このような屋根用断熱パネルは、特に、建
築物の解体時、全てのパネルを断熱材と板材に分離して
リサイクル化するときに便利である。
築物の解体時、全てのパネルを断熱材と板材に分離して
リサイクル化するときに便利である。
【0017】さらにまた、この発明の請求項4記載の屋
根用断熱パネルは、前記請求項1〜3のいずれかに記載
の構成に加え、前記分離層を不織布または紙で構成した
ことを特徴とするものである。
根用断熱パネルは、前記請求項1〜3のいずれかに記載
の構成に加え、前記分離層を不織布または紙で構成した
ことを特徴とするものである。
【0018】この屋根用断熱パネルによれば、種々の規
格のパネルが必要なく、仮に構造材が断熱材の真中に配
置される場合でも構造材の幅分をナイフなどで切り込め
ば、断熱材を人力で簡単に引き剥がすことができ、しか
も施工後の長期にわたる接着強度の確保と同様に屋根解
体時に簡単に剥がせることで、断熱パネル製作、現場施
工、リサイクルのコストを抑えることができる。
格のパネルが必要なく、仮に構造材が断熱材の真中に配
置される場合でも構造材の幅分をナイフなどで切り込め
ば、断熱材を人力で簡単に引き剥がすことができ、しか
も施工後の長期にわたる接着強度の確保と同様に屋根解
体時に簡単に剥がせることで、断熱パネル製作、現場施
工、リサイクルのコストを抑えることができる。
【0019】なお、請求項1〜4のいずれかに記載の屋
根用断熱パネルであれば、2×4工法による屋根の構造
材の配置に規格と異なる箇所があっても、一度断熱材を
剥がし再び市販の接着剤などを利用して施工可能な位置
に再接着することで、現場で時間をかけずに断熱パネル
を補修することができる。
根用断熱パネルであれば、2×4工法による屋根の構造
材の配置に規格と異なる箇所があっても、一度断熱材を
剥がし再び市販の接着剤などを利用して施工可能な位置
に再接着することで、現場で時間をかけずに断熱パネル
を補修することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面を参照しながら詳細に説明する。
図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1〜図3はこの発明の屋根用断熱パネル
の一実施の形態にかかり、図1(a)は屋根用断熱パネ
ルの斜視図、同(b)は板材の平面図、同(c)は板材
の側面図、図2(a)は屋根用断熱パネルが取り付けら
れる構造材の配置の一例を示す斜視図、同(b)は
(a)の構造材に取り付けられる屋根用断熱パネルの調
整加工後の斜視図、同(c)は構造材への取付状態の正
面図、同(d)は構造材への取付状態の側面図、図3
(a)は屋根用断熱パネルが取り付けられる構造材の配
置の他の一例を示す斜視図、同(b)は(a)の構造材
に取り付けられる屋根用断熱パネルの調整加工後の斜視
図、同(c)は構造材への取付状態の正面図、同(d)
は構造材への取付状態の側面図である。
の一実施の形態にかかり、図1(a)は屋根用断熱パネ
ルの斜視図、同(b)は板材の平面図、同(c)は板材
の側面図、図2(a)は屋根用断熱パネルが取り付けら
れる構造材の配置の一例を示す斜視図、同(b)は
(a)の構造材に取り付けられる屋根用断熱パネルの調
整加工後の斜視図、同(c)は構造材への取付状態の正
面図、同(d)は構造材への取付状態の側面図、図3
(a)は屋根用断熱パネルが取り付けられる構造材の配
置の他の一例を示す斜視図、同(b)は(a)の構造材
に取り付けられる屋根用断熱パネルの調整加工後の斜視
図、同(c)は構造材への取付状態の正面図、同(d)
は構造材への取付状態の側面図である。
【0022】この屋根用断熱パネル10は、屋根の構造
材である垂木の配置が、例えば図2(a)と図3(a)
の2通りに変化しても同一規格のパネルで対応できるよ
うにしたものである。もちろん屋根用断熱パネル10
は、構造材の配置の共通性に応じて、調整加工をなるべ
く必要としない構造を選択すべきものである。
材である垂木の配置が、例えば図2(a)と図3(a)
の2通りに変化しても同一規格のパネルで対応できるよ
うにしたものである。もちろん屋根用断熱パネル10
は、構造材の配置の共通性に応じて、調整加工をなるべ
く必要としない構造を選択すべきものである。
【0023】この屋根用断熱パネル10は、図1に示す
ように、屋根の野地板となる板材11と、この板材11
上に複数に分離して取り付けられる断熱材としての硬質
合成樹脂発泡体12とで構成され、基本構造として板材
11上には、3つに分離された断熱材12a,12b,
12cが接着によって取り付けられる。
ように、屋根の野地板となる板材11と、この板材11
上に複数に分離して取り付けられる断熱材としての硬質
合成樹脂発泡体12とで構成され、基本構造として板材
11上には、3つに分離された断熱材12a,12b,
12cが接着によって取り付けられる。
【0024】この板材11には、上辺に連結用の嵌合溝
11aが形成される一方、下辺に嵌合溝11aに嵌合連
結される突出部11bが形成してある。この板材11は
屋根の構造材である垂木2に取り付けた時に下地材とし
ての野地板となるもので、構造用板材が用いられ、例え
ば1820×910×12mmの合板を用いるが、これに
限らず、プラスチック板、無機質繊維板、紙板などのボ
ードが使用される。
11aが形成される一方、下辺に嵌合溝11aに嵌合連
結される突出部11bが形成してある。この板材11は
屋根の構造材である垂木2に取り付けた時に下地材とし
ての野地板となるもので、構造用板材が用いられ、例え
ば1820×910×12mmの合板を用いるが、これに
限らず、プラスチック板、無機質繊維板、紙板などのボ
ードが使用される。
【0025】一方、この板材11上に接着によって取り
付けられる断熱材12a〜12cとしての硬質合成樹脂
発泡体12は、硬質ポリウレタン樹脂を適当な発泡倍率
で発泡成形したものが用いられるほか、ポリスチレン、
ポリプロピレン、ポリエチレンなどの重合体や共重合体
などの発泡体が使用され、例えば厚さが40mm程度とさ
れる。そして、ここでは、断熱材12aとしては、87
2×910×40mmのものを、断熱材12b,12cと
しては、417×910×40mmのものをそれぞれ用意
した。
付けられる断熱材12a〜12cとしての硬質合成樹脂
発泡体12は、硬質ポリウレタン樹脂を適当な発泡倍率
で発泡成形したものが用いられるほか、ポリスチレン、
ポリプロピレン、ポリエチレンなどの重合体や共重合体
などの発泡体が使用され、例えば厚さが40mm程度とさ
れる。そして、ここでは、断熱材12aとしては、87
2×910×40mmのものを、断熱材12b,12cと
しては、417×910×40mmのものをそれぞれ用意
した。
【0026】板材11と、分離層15を有する断熱材1
2a〜12cの接着は、初期接着の強いホットメルト系
接着剤を用いることが好ましい。これは、接着に要する
板材11と断熱材12a〜12cの圧着時間を短縮でき
るからである。
2a〜12cの接着は、初期接着の強いホットメルト系
接着剤を用いることが好ましい。これは、接着に要する
板材11と断熱材12a〜12cの圧着時間を短縮でき
るからである。
【0027】このような2種類3個の断熱材12a〜1
2cの各々を、垂木2の幅(板としてみれば厚さ)と同
じ幅だけ離して接着する。例えば2×4工法の垂木幅は
38mmであり、この場合、各々の断熱材12a〜12c
はそれぞれが38mmの一定間隔をもって板材11に並ぶ
ことになる。
2cの各々を、垂木2の幅(板としてみれば厚さ)と同
じ幅だけ離して接着する。例えば2×4工法の垂木幅は
38mmであり、この場合、各々の断熱材12a〜12c
はそれぞれが38mmの一定間隔をもって板材11に並ぶ
ことになる。
【0028】さらに、板材11の外側には、やはり垂木
に取り付けるだけの断熱材のない領域を設けることにな
るが、板材11には、隣接して別の板材11が並ぶの
で、この領域は半分の19mmとなる。
に取り付けるだけの断熱材のない領域を設けることにな
るが、板材11には、隣接して別の板材11が並ぶの
で、この領域は半分の19mmとなる。
【0029】なお、実際の間隔の許容誤差としては、プ
ラス2mm、マイナス0mmとすることが好ましい。
ラス2mm、マイナス0mmとすることが好ましい。
【0030】また、図2(a)及び図3(a)の垂木2
の配置を重ね合わせると、両端の1本ずつの垂木2a,
2bと、これらの中間部の2本重ねた垂木2c,2d,
2eとの合計5か所の垂木2およびこれらと交差する2
本重ねた振れ止め4a,4b,4cの3か所の振れ止め
4に対応する箇所は、断熱材12を除去する必要があ
る。
の配置を重ね合わせると、両端の1本ずつの垂木2a,
2bと、これらの中間部の2本重ねた垂木2c,2d,
2eとの合計5か所の垂木2およびこれらと交差する2
本重ねた振れ止め4a,4b,4cの3か所の振れ止め
4に対応する箇所は、断熱材12を除去する必要があ
る。
【0031】本発明では、各断熱材12a〜12cの間
に形成される間隔に、正規に配置される垂木が嵌め込ま
れて取り付けられる。しかし垂木が2本重なって配置さ
れた場合簡単に除去できるように非接着部分13を形成
する。振れ止めに対しても、非接着部分13を除去のき
っかけとすれば、残りは分離層15なので簡単に除去で
きる。
に形成される間隔に、正規に配置される垂木が嵌め込ま
れて取り付けられる。しかし垂木が2本重なって配置さ
れた場合簡単に除去できるように非接着部分13を形成
する。振れ止めに対しても、非接着部分13を除去のき
っかけとすれば、残りは分離層15なので簡単に除去で
きる。
【0032】なお、請求項1にかかる屋根用断熱パネル
の必須な構成は、これらの実施の形態から非接着部分1
3を形成しないものである。
の必須な構成は、これらの実施の形態から非接着部分1
3を形成しないものである。
【0033】図1(b)に示すように、この非接着部分
13は、垂木2などと対応する部分に形成するようにす
るが、垂木の幅(板としてみれば厚み)以上の幅とする
ようにすれば、例えば垂木が2本重なっても、施工時、
断熱材に切り込みを入れるだけで除去でき、断熱材の厚
みの1.5倍以上とすれば、解体時に容易に板材と断熱
材を分離できる。
13は、垂木2などと対応する部分に形成するようにす
るが、垂木の幅(板としてみれば厚み)以上の幅とする
ようにすれば、例えば垂木が2本重なっても、施工時、
断熱材に切り込みを入れるだけで除去でき、断熱材の厚
みの1.5倍以上とすれば、解体時に容易に板材と断熱
材を分離できる。
【0034】このような非接着部分13は、例えば板材
11に離型テープを貼ることや離型剤を塗布することな
どで形成される。また、断熱材12に接着剤を塗布して
板材11に接着させる場合、例えばロールコータを用い
れば2辺の非接着部分を持つものを簡単に作ることがで
きる。これはロールにのる接着剤の幅を適宜決めるだけ
で良いからである。
11に離型テープを貼ることや離型剤を塗布することな
どで形成される。また、断熱材12に接着剤を塗布して
板材11に接着させる場合、例えばロールコータを用い
れば2辺の非接着部分を持つものを簡単に作ることがで
きる。これはロールにのる接着剤の幅を適宜決めるだけ
で良いからである。
【0035】したがって、非接着部分13を除いた板材
11のハッチング部分は、各断熱材12a〜12cと板
材11との接着部分14となる。
11のハッチング部分は、各断熱材12a〜12cと板
材11との接着部分14となる。
【0036】このようにして板材11と各断熱材12a
〜12cとを、図1(b)中にハッチングで示した接着
部分14で接着するが、板材11と各断熱材12a〜1
2cとを直接接着すると、強固に接着され、解体時に各
断熱材12a〜12cを板材11からきれいに分離除去
することができなくなる。
〜12cとを、図1(b)中にハッチングで示した接着
部分14で接着するが、板材11と各断熱材12a〜1
2cとを直接接着すると、強固に接着され、解体時に各
断熱材12a〜12cを板材11からきれいに分離除去
することができなくなる。
【0037】そこで、この屋根用断熱パネル10では、
各断熱材12a〜12cと板材11との間に分離層15
を介して接着する。
各断熱材12a〜12cと板材11との間に分離層15
を介して接着する。
【0038】この分離層15は、各断熱材12a〜12
cの中間部で剪断分離されることを防止するため、この
分離層15ごと断熱材を引き剥がすためのものである。
あるいは、分離層15の種類によっては、この分離層1
5から断熱材12を引き剥がす場合もある。
cの中間部で剪断分離されることを防止するため、この
分離層15ごと断熱材を引き剥がすためのものである。
あるいは、分離層15の種類によっては、この分離層1
5から断熱材12を引き剥がす場合もある。
【0039】この分離層15としては、接着された分離
層15ごと断熱材12を引き剥がすことができる強度を
有するシート状のものであれば良く、例えば硬質ウレタ
ン発泡体による断熱材の場合、不織布、ポリエチレンと
紙の積層体のシート等を、ホットメルト系接着剤などで
板材に接着させた時、界面剥離を起すことが可能な材料
を面材として硬質ウレタンの発泡工程で発泡体に接着す
るようにすれば経済的である。
層15ごと断熱材12を引き剥がすことができる強度を
有するシート状のものであれば良く、例えば硬質ウレタ
ン発泡体による断熱材の場合、不織布、ポリエチレンと
紙の積層体のシート等を、ホットメルト系接着剤などで
板材に接着させた時、界面剥離を起すことが可能な材料
を面材として硬質ウレタンの発泡工程で発泡体に接着す
るようにすれば経済的である。
【0040】さらに、不織布や織布、編布、紙等を、各
種発泡体に接着後、これらの面を板材に接着させれば、
界面剥離が可能となるので、これらを分離層とすること
ができる。このとき、通常は板材側の接着強度が弱くな
るので、板材面で剥離することになる。
種発泡体に接着後、これらの面を板材に接着させれば、
界面剥離が可能となるので、これらを分離層とすること
ができる。このとき、通常は板材側の接着強度が弱くな
るので、板材面で剥離することになる。
【0041】次に本発明における板材11と、断熱材1
2a〜12cとの位置関係について説明する。
2a〜12cとの位置関係について説明する。
【0042】図1(a)に示すように、板材11上に3
個の断熱材12a,12b,12cは、両側端に垂木2
a,2bの幅(板とみれば厚さ)の半分の幅の縁部分を
残すとともに、各断熱材12a〜12cは垂木1本の幅
と同じ間隔をもって接着する。ここに一つの基本構造の
屋根用断熱パネル10が完成する。
個の断熱材12a,12b,12cは、両側端に垂木2
a,2bの幅(板とみれば厚さ)の半分の幅の縁部分を
残すとともに、各断熱材12a〜12cは垂木1本の幅
と同じ間隔をもって接着する。ここに一つの基本構造の
屋根用断熱パネル10が完成する。
【0043】この屋根用断熱パネル10を用いて、2×
4工法の屋根の断熱施工を行う場合に、例えば垂木など
構造材の単位ユニットとして、図2(a)に示すよう
に、5つの垂木2a〜2eが1組として配置されている
と、垂木2c,2d,2eの部分が取り付けられない。
4工法の屋根の断熱施工を行う場合に、例えば垂木など
構造材の単位ユニットとして、図2(a)に示すよう
に、5つの垂木2a〜2eが1組として配置されている
と、垂木2c,2d,2eの部分が取り付けられない。
【0044】そこで、カッターなどを用い断熱材12a
に垂木2c,2d,2eの幅(板とみれば厚さ)に対応
した切り込みを入れ、この部分の断熱材を取り除くよう
にする。施工現場での調整加工後の屋根用断熱パネル1
0を図2(b)に示す。
に垂木2c,2d,2eの幅(板とみれば厚さ)に対応
した切り込みを入れ、この部分の断熱材を取り除くよう
にする。施工現場での調整加工後の屋根用断熱パネル1
0を図2(b)に示す。
【0045】さらに、図2(a)では垂木2a〜2eの
みを示し、垂木同志を連結する垂木つなぎ等が省略して
あるが、垂木つなぎがある場合には、これに対応した部
分の断熱材12をカッターなどで切り込みを入れ引き剥
がすようにして除去する。
みを示し、垂木同志を連結する垂木つなぎ等が省略して
あるが、垂木つなぎがある場合には、これに対応した部
分の断熱材12をカッターなどで切り込みを入れ引き剥
がすようにして除去する。
【0046】こうして垂木2a〜2eに対応する形状に
合わせて断熱材12の形状を調整した後、板材11が上
になるようにして垂木の間に断熱材を位置させて屋根用
断熱パネル10を取り付けることで、野地板を取り付け
た状態となる。
合わせて断熱材12の形状を調整した後、板材11が上
になるようにして垂木の間に断熱材を位置させて屋根用
断熱パネル10を取り付けることで、野地板を取り付け
た状態となる。
【0047】また、2×4工法の屋根で、例えば垂木な
ど構造材の単位ユニットが、図3(a)に示すように、
4つの垂木2a,2b,2d,2eと振れ止め4a〜4
cとが1組として配置されている場合には、振れ止め4
a〜4cに相当する断熱材の存在しない間隔が各断熱材
12a〜12cに無く、基本構造のままの屋根用断熱パ
ネル10を取り付けることができない。
ど構造材の単位ユニットが、図3(a)に示すように、
4つの垂木2a,2b,2d,2eと振れ止め4a〜4
cとが1組として配置されている場合には、振れ止め4
a〜4cに相当する断熱材の存在しない間隔が各断熱材
12a〜12cに無く、基本構造のままの屋根用断熱パ
ネル10を取り付けることができない。
【0048】そこで、カッターなどを用い各断熱材12
a〜12cにそれぞれ振れ止め4a〜4cの幅に対応し
た切り込みを入れ、取り除くようにする。施工現場での
調整加工後の屋根用断熱パネル10を図3(b)に示
す。
a〜12cにそれぞれ振れ止め4a〜4cの幅に対応し
た切り込みを入れ、取り除くようにする。施工現場での
調整加工後の屋根用断熱パネル10を図3(b)に示
す。
【0049】なお、図2(b)及び図3(b)は、垂木
の重なりの幅分を、断熱材の1辺で取り除いているが、
垂木の重なりの配置が異なれば、2辺で半分ずつ取り除
くこともある。また、3本重なっても取り除くことは可
能である。
の重なりの幅分を、断熱材の1辺で取り除いているが、
垂木の重なりの配置が異なれば、2辺で半分ずつ取り除
くこともある。また、3本重なっても取り除くことは可
能である。
【0050】さらに、図3(a)では垂木2a,2b,
2d,2eと振れ止め4a〜4cを示し、垂木同志を連
結する垂木つなぎ等が省略してあるが、垂木つなぎがあ
る場合には、これに対応した部分の断熱材12をカッタ
ーなどで切り込みを入れ引き剥がすようにして除去す
る。
2d,2eと振れ止め4a〜4cを示し、垂木同志を連
結する垂木つなぎ等が省略してあるが、垂木つなぎがあ
る場合には、これに対応した部分の断熱材12をカッタ
ーなどで切り込みを入れ引き剥がすようにして除去す
る。
【0051】こうして垂木2a,2b,2d,2eと振
れ止め4a〜4cに対応する形状に合わせて断熱材12
の形状を調整した後、板材11が上になるようにして垂
木の間に断熱材を位置させて屋根用断熱パネル10を取
り付けることで、野地板を取り付けた状態となる。
れ止め4a〜4cに対応する形状に合わせて断熱材12
の形状を調整した後、板材11が上になるようにして垂
木の間に断熱材を位置させて屋根用断熱パネル10を取
り付けることで、野地板を取り付けた状態となる。
【0052】以上のように、基本構造の屋根用断熱パネ
ル10に対して垂木などの配置に対応して断熱材をカッ
ターなどで切り込むことで非接着部分13および/また
は分離層15を利用して簡単にこの部分の断熱材を取り
除くことができ、従来屋根形状が複雑で垂木など構造材
の配置に対応した断熱パネルを用意することが難しく、
断熱施工のパネル化がやりにくい屋根に対しても、この
発明の屋根用断熱パネル10を用いること簡単に断熱パ
ネルによる断熱施工が可能となる。
ル10に対して垂木などの配置に対応して断熱材をカッ
ターなどで切り込むことで非接着部分13および/また
は分離層15を利用して簡単にこの部分の断熱材を取り
除くことができ、従来屋根形状が複雑で垂木など構造材
の配置に対応した断熱パネルを用意することが難しく、
断熱施工のパネル化がやりにくい屋根に対しても、この
発明の屋根用断熱パネル10を用いること簡単に断熱パ
ネルによる断熱施工が可能となる。
【0053】また、解体時に屋根用断熱パネル10の板
材11と断熱材12を分離する場合に、不織布などで構
成した分離層15が板材11と断熱材12の接着層に介
在させてあるので、非接着部分を分離のきっかけとして
この分離層15ごと断熱材12を引き剥がすようにする
ことで、断熱材12の途中から剪断すること無く、完全
に分離することができ、解体処理後、板材や断熱材のリ
サイクルを容易に行うことができる。
材11と断熱材12を分離する場合に、不織布などで構
成した分離層15が板材11と断熱材12の接着層に介
在させてあるので、非接着部分を分離のきっかけとして
この分離層15ごと断熱材12を引き剥がすようにする
ことで、断熱材12の途中から剪断すること無く、完全
に分離することができ、解体処理後、板材や断熱材のリ
サイクルを容易に行うことができる。
【0054】なお、上記実施の形態では、図1(a)に
示す基本構造の屋根用断熱パネルに対し、非接着部分と
分離層を介した接着部分とで取付けた断熱材を垂木など
の構造材の配置に対応して切り込んで除去し、図2
(b)や図3(b)に示す2つの屋根用断熱パネルのよ
うに調整加工するようにしたが、これに限らず、基本構
造を図2(b)および図3(b)のような形態としても
良い。但し各断熱材の隙間の間隔は構造材の幅と同じと
し、構造材の配置の共通性に応じて基本構造の屋根用断
熱材を定めるようにすれば良い。
示す基本構造の屋根用断熱パネルに対し、非接着部分と
分離層を介した接着部分とで取付けた断熱材を垂木など
の構造材の配置に対応して切り込んで除去し、図2
(b)や図3(b)に示す2つの屋根用断熱パネルのよ
うに調整加工するようにしたが、これに限らず、基本構
造を図2(b)および図3(b)のような形態としても
良い。但し各断熱材の隙間の間隔は構造材の幅と同じと
し、構造材の配置の共通性に応じて基本構造の屋根用断
熱材を定めるようにすれば良い。
【0055】
【発明の効果】以上、実施の形態とともに具体的に説明
したようにこの発明の請求項1記載の屋根用断熱パネル
によれば、野地板となる板材に、断熱材となる硬質合成
樹脂発泡体を複数個に分離して接着した屋根用断熱パネ
ルで、各硬質合成樹脂発泡体の接着部分は分離層を介し
て板材に接着するようにしたので、分離層を利用して垂
木など構造材の配置の変化に対応して断熱材に切り込み
を入れてこの部分の断熱材を引き剥がすことで取り除く
ことができる。このように調整加工することで、問題な
く屋根に断熱パネルを施工することができる。
したようにこの発明の請求項1記載の屋根用断熱パネル
によれば、野地板となる板材に、断熱材となる硬質合成
樹脂発泡体を複数個に分離して接着した屋根用断熱パネ
ルで、各硬質合成樹脂発泡体の接着部分は分離層を介し
て板材に接着するようにしたので、分離層を利用して垂
木など構造材の配置の変化に対応して断熱材に切り込み
を入れてこの部分の断熱材を引き剥がすことで取り除く
ことができる。このように調整加工することで、問題な
く屋根に断熱パネルを施工することができる。
【0056】また、この発明の請求項2記載の屋根用断
熱パネルによれば、各硬質合成樹脂発泡体の非接着部分
を、当該各硬質合成樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側
周囲とするとともに、この非接着部分を施工時に配置さ
れる構造材の幅以上としたので、例えばこの構造材が2
本重なって構造材の幅が2倍になっても、断熱材に切り
込みを入れるだけで取り除くことができる。
熱パネルによれば、各硬質合成樹脂発泡体の非接着部分
を、当該各硬質合成樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側
周囲とするとともに、この非接着部分を施工時に配置さ
れる構造材の幅以上としたので、例えばこの構造材が2
本重なって構造材の幅が2倍になっても、断熱材に切り
込みを入れるだけで取り除くことができる。
【0057】さらに、この発明の請求項3記載の屋根用
断熱パネルによれば、各硬質合成樹脂発泡体の非接着部
分を、当該硬質合成樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側
周囲とするとともに、この非接着部分を断熱材の厚みの
1.5倍以上の幅としたので、この非接着部分を利用す
れば、板材から硬質合成樹脂発泡体を引き剥がすときの
きっかけとできる。すなわち、この屋根用断熱パネル
は、板材と硬質合成樹脂発泡体とを非常に分離しやすい
のでリサイクルに適している。
断熱パネルによれば、各硬質合成樹脂発泡体の非接着部
分を、当該硬質合成樹脂発泡体の少なくとも2辺の内側
周囲とするとともに、この非接着部分を断熱材の厚みの
1.5倍以上の幅としたので、この非接着部分を利用す
れば、板材から硬質合成樹脂発泡体を引き剥がすときの
きっかけとできる。すなわち、この屋根用断熱パネル
は、板材と硬質合成樹脂発泡体とを非常に分離しやすい
のでリサイクルに適している。
【0058】また、この発明の請求項1〜3のいずれに
記載の屋根用断熱パネルも施工現場で調整加工できるの
で、工場で生産する断熱パネルの規格を少なくできる。
記載の屋根用断熱パネルも施工現場で調整加工できるの
で、工場で生産する断熱パネルの規格を少なくできる。
【0059】さらにまた、この発明の請求項3記載の屋
根用断熱パネルによれば、各硬質合成樹脂発泡体の非接
着部分を、当該各硬質合成樹脂発泡体の少なくとも2辺
以上の内側周囲とするとともに、この非接着部分を当該
硬質合成樹脂発泡体の厚みの1.5倍以上の幅とするよ
うにしたので、この部分を引き剥しのきっかけとして2
×4工法による屋根の構造材の配置の変化や構造材の補
強材の配置に対応した屋根用断熱パネルを施工現場で調
整加工することができ、解体時にも簡単に板材と断熱材
の分離ができる。
根用断熱パネルによれば、各硬質合成樹脂発泡体の非接
着部分を、当該各硬質合成樹脂発泡体の少なくとも2辺
以上の内側周囲とするとともに、この非接着部分を当該
硬質合成樹脂発泡体の厚みの1.5倍以上の幅とするよ
うにしたので、この部分を引き剥しのきっかけとして2
×4工法による屋根の構造材の配置の変化や構造材の補
強材の配置に対応した屋根用断熱パネルを施工現場で調
整加工することができ、解体時にも簡単に板材と断熱材
の分離ができる。
【0060】そして、この発明の請求項4記載の屋根用
断熱パネルによれば、分離層を不織布または紙で構成す
るようにしたので、断熱材を人力で引き剥がすことがで
き、施工後の接着強度の確保もでき、例えば断熱材に分
離層付き硬質ウレタン発泡体を選択すれば、断熱パネル
製作のコストの増大を極力抑えることができる。
断熱パネルによれば、分離層を不織布または紙で構成す
るようにしたので、断熱材を人力で引き剥がすことがで
き、施工後の接着強度の確保もでき、例えば断熱材に分
離層付き硬質ウレタン発泡体を選択すれば、断熱パネル
製作のコストの増大を極力抑えることができる。
【図1】この発明の屋根用断熱パネルの一実施の形態に
かかり、(a)は屋根用断熱パネルの斜視図、(b)は
板材の平面図、(c)は板材の側面図である。
かかり、(a)は屋根用断熱パネルの斜視図、(b)は
板材の平面図、(c)は板材の側面図である。
【図2】この発明の屋根用断熱パネルの一実施の形態に
かかり、(a)は屋根用断熱パネルが取り付けられる構
造材の配置の一例を示す斜視図、(b)は(a)の構造
材に取り付けられる屋根用断熱パネルの調整加工後の斜
視図、(c)は構造材への取付状態の正面図、(d)は
構造材への取付状態の側面図である。
かかり、(a)は屋根用断熱パネルが取り付けられる構
造材の配置の一例を示す斜視図、(b)は(a)の構造
材に取り付けられる屋根用断熱パネルの調整加工後の斜
視図、(c)は構造材への取付状態の正面図、(d)は
構造材への取付状態の側面図である。
【図3】この発明の屋根用断熱パネルの一実施の形態に
かかり、(a)は屋根用断熱パネルが取り付けられる構
造材の配置の他の一例を示す斜視図、(b)は(a)の
構造材に取り付けられる屋根用断熱パネルの調整加工後
の斜視図、(c)は構造材への取付状態の正面図、
(d)は構造材への取付状態の側面図である。
かかり、(a)は屋根用断熱パネルが取り付けられる構
造材の配置の他の一例を示す斜視図、(b)は(a)の
構造材に取り付けられる屋根用断熱パネルの調整加工後
の斜視図、(c)は構造材への取付状態の正面図、
(d)は構造材への取付状態の側面図である。
【図4】この発明の屋根用断熱パネルが適用される2×
4の屋根を構成する構造材の配置の概略斜視図である。
4の屋根を構成する構造材の配置の概略斜視図である。
【符号の説明】 1 屋根梁 2 垂木 3 垂木つなぎ 4 振れ止め 10 屋根用断熱パネル 11 板材(野地板) 11a 嵌合溝 11b 突出部 12 断熱材(硬質合成樹脂発泡体) 13 非接着部分 14 接着部分
Claims (4)
- 【請求項1】 野地板となる板材に、断熱材となる複数
個の硬質合成樹脂発泡体が互いに一定間隔離れて、接着
してなる屋根用断熱パネルであって、各硬質合成樹脂発
泡体は分離層を介して前記板材に接着してなることを特
徴とする屋根用断熱パネル。 - 【請求項2】 前記各硬質合成樹脂発泡体の少なくとも
2辺の内側に、施工時に配置される構造材の幅以上の前
記板材と接着しない非接着部分を形成することを特徴と
する請求項1記載の屋根用断熱パネル。 - 【請求項3】 前記各硬質合成樹脂発泡体の少なくとも
2辺の内側に、当該硬質合成樹脂発泡体の厚みの1.5
倍以上の幅の前記板材と接着しない非接着部分を形成し
たことを特徴とする請求項1記載の屋根用断熱パネル。 - 【請求項4】 前記分離層を不織布または紙で構成した
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の屋根
用断熱パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5782699A JP2000257217A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 屋根用断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5782699A JP2000257217A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 屋根用断熱パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257217A true JP2000257217A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13066740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5782699A Pending JP2000257217A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 屋根用断熱パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000257217A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003003616A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | リサイクル可能な建築用面板 |
| KR101199833B1 (ko) | 2012-02-21 | 2012-11-15 | 주식회사 양백 | 당골막이 |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP5782699A patent/JP2000257217A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003003616A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-08 | Gantan Beauty Ind Co Ltd | リサイクル可能な建築用面板 |
| KR101199833B1 (ko) | 2012-02-21 | 2012-11-15 | 주식회사 양백 | 당골막이 |
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