JP2000257401A - 冷却可能な翼形部 - Google Patents

冷却可能な翼形部

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JP2000257401A JP2000013802A JP2000013802A JP2000257401A JP 2000257401 A JP2000257401 A JP 2000257401A JP 2000013802 A JP2000013802 A JP 2000013802A JP 2000013802 A JP2000013802 A JP 2000013802A JP 2000257401 A JP2000257401 A JP 2000257401A
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    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
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    • F01D5/187Convection cooling
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械部分(10)の高温流体流(28)に暴
露される冷却可能な翼形部(34)並びにその方法の提
供。 【解決手段】 翼形部(34)は機械部分(10)に接
続し得るように構成されていて、内側部分(56)を囲
む周囲部(54)、及び翼弦方向に延在する負圧側(6
8)と結合した翼弦方向に延在する正圧側(66)を含
んでいる。1以上の第1孔路(70)が正圧側(66)
の周囲部(54)内に配設され、1以上の第2孔路(7
2)が負圧側(68)の周囲部(54)内に配設され
る。流路(50)が、機械部分(10)から第1及び第
2孔路(70,72)を通じて形成される。この流路
(50)は、翼形部(34)を冷却すべく、正圧側の周
囲部内の第1孔路(70)を冷却流体が実質的に半径方
向外側に流れかつ負圧側の周囲部内の第2孔路(72)
を冷却流体が実質的に半径方向内側に流れるように冷却
流体を導くように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は概括的には翼形部
に関し、さらに具体的には機械の冷却可能な動翼に関す
る。
【0002】
【従来の技術】翼形部は、例えばパワータービン、圧縮
機又は航空機エンジン等の様々な機械に使用し得る。静
翼及び動翼が翼形部の具体例である。動翼は「バケッ
ト」又は「ロータ」とも呼ばれるもので、軸を中心に回
転させるためホイール、ディスク又はロータに装着され
た翼形部を含み得る。また、静翼は、「ノズル」又は
「ステータ」とも呼ばれるもので、動翼の回転軸を包囲
もしくは囲むケーシング内に装着された翼形部を含み得
る。通例、1列の動翼が、軸に沿った特定の位置でホイ
ールの周囲に装着される。さらに、1列の静翼が、例え
ば流体(例えばガス)流の効率を最大にするため、通例
動翼列の(全体的な流れの方向に対して)上流に装着さ
れる。このような静翼列に続く動翼列の配置は「段」と
呼び得るものである。
【0003】気体(例えば空気)を圧縮して燃料と混合
しかつ点火した後タービンの入口に送給するため、数段
の静翼及び動翼を圧縮機に配置し得る。タービンは、点
火した気体と燃料から仕事のためのエネルギーを抽出す
るため、数段の静翼及び動翼を含み得る。燃料は例えば
天然ガス又はオイルからなるものでよい。さらに、燃料
の圧縮気体への添加は燃焼反応へのエネルギーの寄与を
伴い、燃焼ガスの温度を例えば3000〜3500゜F
に高め得る。この燃焼反応の生成物はその後タービンを
通流する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】燃焼によって生じた高
温に耐えるために、タービン内の翼形部を冷却する必要
がある。冷却が不十分であると、過度の応力が翼形部に
加わり、この応力は時間経過とともに翼形部の疲労及び
破損をもたらす。例えば、既存の冷却構成には、空気冷
却、開回路冷却、閉回路冷却及びフィルム冷却があり、
圧縮機又は外部源からの冷却流体を用いるものである。
これらの構成は、しかしながら、必ずしもエンジン効率
の向上に効果的な翼形部冷却を可能にするものではな
い。従って、当技術分野において、エンジン効率を高め
るため翼形部の冷却を改良もしくは改善する必要があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】機械部分の高温流体流に
暴露される冷却可能な翼形部並びにその方法が提供され
る。この翼形部は機械部分に接続し得るように構成され
ていて、内側部分を囲む周囲部、及び翼弦方向に延在す
る負圧側と結合した翼弦方向に延在する正圧側を含んで
いる。1以上の第1孔路が正圧側の周囲部内に配設さ
れ、1以上の第2孔路が負圧側の周囲部内に配設され
る。流路が、機械部分から第1及び第2孔路を通じて形
成される。この流路は、翼形部を冷却すべく、正圧側の
周囲部内の第1孔路を冷却流体が実質的に半径方向外側
に流れかつ負圧側の周囲部内の第2孔路を冷却流体が実
質的に半径方向内側に流れるように冷却流体を導くよう
に構成される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1に、機械10、例えば、エン
ジン中心線12の周りに周方向に配置されたガスタービ
ンエンジンを示す。機械10は、直流の関係にある、フ
ァン部14、高圧圧縮機16、燃焼部18、高圧タービ
ン20及び低圧タービン22を含んでいる。燃焼部18
と高圧タービン20と低圧タービン22は往々にしてエ
ンジン10のホットセクションと呼ばれる。高圧ロータ
軸24は高圧タービン20を高圧圧縮機16に駆動関係
をもつように連結する。低圧ロータ軸26は低圧タービ
ン22をファン部14に駆動連結する。燃料は燃焼部1
8内で燃焼し、例えば、約3000〜約3500゜Fの
範囲内にある非常に高温のガス流28を生じ、この高温
流体流28が高圧タービン20及び低圧タービン22を
流れて機械10に動力を与える。
【0007】図2は、タービン静翼30とタービン動翼
32を有する高圧タービン20をさらに詳しく図示した
ものである。翼形部34は動翼32に使用でき、翼形部
34は、通例、圧縮機16の一部分、燃焼部又はエンジ
ン部18の一部分、或いは高圧又は低圧タービン20,
22の一部分に配置され、通例、本発明の冷却特徴のた
め後三者に配置される。動翼32は高温ガス流28に暴
露される外壁36を有する。タービン動翼32は、ファ
ン部14又は1段以上の圧縮機16から機械10の動翼
ダブテール38を経て送給される空気で冷却し得る。
【0008】図3は、機械10(図1)の一部分の高温
流体流28内に暴露されて使用される冷却可能翼形部ア
センブリ40を示す。アセンブリ40は機械10の動翼
ダブテール38と接続するように構成されたプラットフ
ォーム42を含んでいる。当業者には理解されるであろ
うが、組立てるとプラットフォーム42は動翼ダブテー
ル38に接続される。動翼ダブテール38は、従来の手
段により機械10のロータ又はホイール(図示せず)と
接続可能である。冷却導路(図示せず)が、慣用手段に
より、機械10を貫通しているか(図1)或いは機械1
0と連通している。冷却導路は、通例、ダブテール38
を通してプラットフォーム42と連通しており、冷却流
体(例えば、従来の機械外部源からの空気、蒸気処理シ
ステムのボトミングサイクルからの蒸気、機械10の圧
縮機初期段からの空気等)を入口46を介して翼形部ア
センブリ40に導き出口48を介してアセンブリ40か
ら排出する。全体に流れ矢印50で示す閉流路が、ダブ
テール38からプラットフォーム42及び1以上の第1
孔路70及び1以上の第2孔路72を通して形成され、
その中を冷却流体が通過して翼形部34を冷却する。翼
形部34はプラットフォーム42及びダブテール38に
接続されるが、これらは一体形成又は一体鋳造されるの
が通例である。別法として、これらの部品は望ましい特
徴又は構成をもつように一体として又は別々に形成し得
る。例えば、ダブテール38、プラットフォーム42及
び翼形部34を別々に形成し、次いで溶接やろう付等に
よって接続してもよい。さらに、アセンブリ40の異な
る部分を異なる材料(例えば適合性材料)で形成しても
よい。
【0009】翼形部34は、内側部分(mdeial portion)
56を囲む周囲部54を含んでいる。翼形部34は、翼
弦中央部64で後縁部62と結合した概略翼弦方向58
に延在する前縁部60も含んでおり、翼弦中央部64は
前縁部と後縁部の間にあってそれらを連結している。さ
らに、翼形部34は、負圧側68と結合した正圧側66
を含んでおり、負圧側及び正圧側共に翼弦方向58に延
在している。第1孔路70は正圧側66の周囲部54内
に配設され、第2孔路72は負圧側68の周囲部54内
に配設され、各々の孔路70,72は流路と連通してい
る。一例では、第1孔路70及び第2孔路72はそれぞ
れそうした孔路を複数含んでいる。孔路70,72は直
流の対流孔路76又はインピンジメント孔路78とし得
る。孔路70,72を備えた翼形部34は通例インベス
トメント鋳造法等の技術を用いて形成することができ
る。インベストメント鋳造法の一例は、“From Teeth t
o Jet Engines”と題する文献(Joseph L. Mallardi
著、1992年著作権、Howmet Corporation, Corporate Re
lations Department, P.O. Box 1960, 475 Steamboat R
oad, Greenwich, CT 06836-1960, U.S.A.から入手可
能)に開示されている。
【0010】図3についてさらに説明すると、本発明の
一つの態様では、孔路70,72は、それら個々の周囲
部54位置に対応した望ましい冷却能力を確保するよう
に構成されている。例えば、外部熱負荷は翼形部34の
周囲で変化する。同様に、前縁部60及び後縁部62
は、高温流体流28からの熱負荷を拡散すべき表面積が
小さいので、高い熱負荷をもつ傾向がある。そこで、通
例、機械10(図1)から第1及び第2孔路70,72
を通じて形成された流路は、正圧側66の第1孔路70
を冷却流体が実質的に半径方向外側に流れ、かつ負圧側
68の第2孔路72を冷却流体が実質的に半径方向内側
に流れるように冷却流体を導くように構成される。さら
に、この流路構成は、コリオリ冷却効果を利用するので
特に有利である。すなわち、動翼32は、回転方向90
(図2)での使用時に例えばダブテール38とともに回
転するので、動翼32は、冷却流体が流路を通して方向
付けられた時、コリオリ冷却効果を利用できる。例え
ば、冷却流体が半径方向外側に流れる時、冷却流体は孔
路70の内壁74よりも正圧側66の周囲部54の外壁
36を冷却する傾向が高い。逆に、冷却流体が半径方向
内側に流れる時、冷却流体は孔路72の内壁74よりも
負圧側68の周囲部54の外壁36を冷却する傾向が高
い。
【0011】もう一つの実施形態では、孔路70,72
は、図示した通り、冷却流体の高速流が通流し得るよう
に構成し得る。高速流を利用すると、例えば、約50メ
ートル毎秒乃至約250メートル毎秒の速度、好ましく
は約100メートル毎秒を上回る速度で流れる圧縮性流
体で、翼形部アセンブリの一段と効果的な冷却が可能に
なる。別法として、約100メートル毎秒未満の速度で
流れる従来の非圧縮性流体を用いてもよい。孔路70,
72は、例示的実施形態で示した幾何構成を利用するこ
とによって、冷却流体によって孔路70,72の壁に加
わる圧力応力又は膨れ(ballooning)が低減するように構
成し得る。孔路70,72は、冷却流体によって孔路7
0,72の壁に加わる圧力を補償するため、幅よりも大
きい長さを有し得る。別法として、孔路70,72は、
冷却流体によって孔路70,72の壁にかかる圧力を補
償するため、流れ断面積で表される体積を有し得る。
【0012】翼形部34の内側部分56は中実(図7)
でもよいし、或いは内部に1以上の中空部106(図
3)を有し得る。内側部分56が1以上の中空部106
を有する場合は、内側部分56は、中空部106を維持
するため、慣用手段により、周囲部54の正圧側66と
負圧側68の間でそれらと連結した1以上の構造補強材
44を有するのが通例である。補強材44は、当業者に
は公知であろうが、ピンでもよいし、或いは先端部80
からプラットフォーム42まで延在し、1以上の別々の
中空部106を形成する壁でもよい。中空部106が存
在すると、流路により冷却流体は入口46からプラット
フォーム42を経て中空部106に入るか、或いは例え
ばプラットフォーム42の穴84を通って対流型76の
孔路70に直接流入し得る。中空部106内に導かれた
冷却流体は噴射口82(通例、内壁74に形成した穴)
を通ってインピンジメント型78の孔路70に入ること
ができ、冷却流体を中空部106から孔路78内に導い
て外壁36にインピンジメントさせることにより外壁3
6の冷却を助長し得る。中空部106内の冷却流体は負
圧側の穴86に入り次いで孔路72を通り得る。穴84
は、孔路72用の穴86と同様に、孔路70の内壁74
に設けられて冷却流体を孔路70に導いてもよく、冷却
流体はその後孔路70を通流する。インピンジメント型
78の孔路70を負圧側68の周壁54に設けてもよい
(図示せず)。噴射口82の配向と数と寸法は、無作為
に定めるか或いは所望冷却効果に基づいて計算すること
ができる。対流型76の孔路70又は72と、インピン
ジメント型78の孔路70又は72が存在すると、冷却
流体がそれぞれの孔路70,72に流入した時、冷却流
体は所望方向に導かれ、例えば、正圧側66を半径方向
外側に通り負圧側68を半径方向内側に通って流路を完
全に通流して翼形部を冷却する。
【0013】図4は、1以上の先端孔路88(通例、複
数の孔路88)を有する先端部80を示す。先端孔路8
8は、正圧側66における1以上の孔路70と、負圧側
68における1以上の孔路72との間にあってそれらと
連通し得るもので、この連通は、例えば、少なくとも1
対1の対応(すなわち正圧側対負圧側)をなし、流路内
の冷却流体は先端孔路88によりこれらの孔路70,7
2間を流れる。多数の孔路70,72が、前縁部60と
翼弦中央部64と後縁部62とに対するそれらの位置
と、正圧側66と負圧側68とにおけるそれらの位置と
に応じて、互いにかつ先端孔路88と連通し得る。孔路
70,72の究極形状は、特定位置における所望の熱負
荷緩和に基づいて変わる。他の実施形態において、図4
は、プラットフォーム42(図3)から第1孔路70と
先端孔路88と第2孔路72とを順に経由してプラット
フォーム42(図3)に戻る、翼形部34を通る流路の
閉回路形状を示す。
【0014】図6は本発明の一実施形態の翼形部94を
含む翼形部アセンブリの他の具体例92を示す。翼形部
アセンブリ92と翼形部94は、後述のものを除いて、
翼形部アセンブリ40(図3)及び翼形部34(図3)
とほぼ同様である。翼形部アセンブリ40と翼形部34
の構成部と同様の構成部は、同符号で表されかつ同様に
定義されている。例えば、翼形部アセンブリ92は開回
路流路形状を有するが、冷却流体が第1孔路70を半径
方向外側に通り第2孔路72を半径方向内側に通るよう
に冷却流体を導く流路の特徴をやはり利用する。この開
回路流路では、冷却流体は翼形部アセンブリ92内に導
かれてそれを通るが、ダブテール38と冷却導路(図示
せず)には戻らない。例えば、冷却流体は1以上の入口
46からプラットフォーム42を経て孔路70,72内
に送給され得る。この場合、流路は、冷却流体を孔路7
0,72から送出するための1以上の開口104を含み
得る(孔路72では開口104(図示せず)を先端部8
0の近くではなくプラットフォーム42の近くに配置す
る)。送出された冷却流体は、例えば、膜又は別様のも
のとして周囲部54の外面100上を流れる。
【0015】さらに図6について説明すると、翼形部9
4は1以上の別の中空部96を有し得る。アセンブリ9
2は、この中空部に第2冷却流体を受入れる、すなわ
ち、第1冷却流体又は第1流路から隔離された第2流路
を有するように構成されている。例えば、翼形部94
は、第2冷却流体を中空部96から送出するために周囲
部54を貫通している1以上の開口98を有し得る。送
出された第2冷却流体は、例えば、膜又は別様のものと
して周囲部54の外面100上を流れる。第2流路を通
流する第2冷却流体は流れ矢印102で表されている。
周囲部54は、第2流路と連通する1以上の孔路124
を有し得る。孔路124(通例、多数の孔路124(図
示せず))は、開口126を有する対流孔路でよく、開
口126は、プラットフォーム42に配設され、入口4
6と直接連通するか、或いは内壁74に配設され、中空
部96と連通するものであり、いずれの場合も前述の対
流孔路76(図3)と同様である。孔路124は、前述
のインピンジメント孔路78(図3)と同様の、内壁7
4に噴射口128を有し、かつ中空部96と連通してい
るインピンジメント孔路でよい。孔路124は、第2冷
却流体を孔路124から送出するための開口130を含
み得る。送出された第2冷却流体は、例えば、膜又は別
様のものとして周囲部54の外面100上を流れる。孔
路70,72も、第1冷却流体を、翼形部94に入って
その中を通過し流出するように導くために、孔路124
と同様に形成することができる。多数の中空部106、
96が存在する場合、第1及び第2流路の分離を保った
まま、類似した中空部を慣用手段により連通させること
ができる(図示せず)。
【0016】図7は本発明の翼形部134を含む翼形部
アセンブリの他の実施形態132を示す。翼形部アセン
ブリ132と翼形部134は、後述のものを除いて、翼
形部アセンブリ40及び翼形部34とほぼ同様である。
これに関し、翼形部アセンブリ40と翼形部34の構成
部と同様の構成部は、同符号で表されかつ同様に定義さ
れている。例えば、翼形部134は中実内側部分56を
有する。
【0017】他の実施形態において、本発明は翼形部、
例えば、翼形部アセンブリ40の翼形部34(図3と図
4)を冷却する方法を包含する。この方法はまず、翼形
部34を機械10(図1)の一部分、例えば、翼形部ア
センブリ40に前述のように配置することを包含する。
次に、翼形部34を機械10(図1)内の高温流体流2
8に暴露する。次いで、冷却流体の流れを、導路(図示
せず)から流路を通るように循環させる。すなわち、冷
却流体流は、プラットフォーム42に隣接したダブテー
ル38の入口46を通って翼形部アセンブリ40に入
り、正圧側66の第1孔路70を半径方向外側に通流
し、先端孔路88(図4)を通流し、負圧側68の第2
孔路72を半径方向内側に通流し、プラットフォーム4
2を逆向きに通流し、次いでダブテール38の隣接出口
48を通って機械10(図1)内の導路(図示せず)に
戻る。
【0018】ここに開示した実施形態のいずれか1以上
を利用すると、さらに、高温流体流28内の翼形部34
(図3)、94(図6)、134(図7)の外壁36の
暴露による熱応力の影響を減らすことができる。さら
に、例えば、様々な寸法を設定し得るが、図5は図3に
示した翼形部34の外壁36の一部分の例示的な寸法の
範囲を示す。類推により、同様の寸法を翼形部94(図
6)、134(図7)の外壁36に適用し得る。図5に
おいて、孔路70,72は、約1.5mm〜約15mm
の範囲内の長さ110と、約0.5mm〜約5mmの範
囲内の幅112と、約0.5mm〜約4mmの範囲内の
内側厚さ114と、約0.5mm〜約2mmの範囲内、
好ましくは約2mmの外側厚さ116と、長さ110の
約0.2倍〜約長さ110の範囲内の孔路70,72間
の長さ壁厚118と、約1.5mm〜約11mmの範囲
内の全厚さ120とを有し得る。さらに、図示してない
が、孔路70,72とインピンジメント表面、例えば、
外壁36は、当業者には知られているように、それぞれ
の冷却効果を高めるか制御するために、滑らかにする
か、粗くするか、織物状又は乱流促進形にすることがで
きる。
【0019】上述の発明において様々な可能な実施形態
を様々な目的に応じて用いることができ、上述の実施形
態に様々な改変を施し得るので、ここに記載した或いは
添付図面に示した全ての事物は単に例示のためのもので
本発明を限定するものではないことはもちろんである。
本発明のある特徴だけを説示したが、多様な改変が可能
であることは当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による周囲冷却孔路を備
えた流体冷却式タービン動翼翼形部アセンブリを有する
ガスタービンエンジンの断面図である。
【図2】 タービンの一部分の拡大断面図で、図1にお
けるタービン動翼翼形部を示す。
【図3】 閉回路形状を有する翼形部の図2の3−3に
沿う拡大断面図である。
【図4】 図3の翼形部の先端部の図2の4−4に沿う
拡大断面図である。
【図5】 図3における翼形部の周囲部の拡大断面図で
ある。
【図6】 図3と同様の図であるが、開回路形状を有す
る、本発明の一実施形態の翼形部の代替具体例を示す。
【図7】 図3と同様の図であるが、他の閉回路形状を
有する、本発明の一実施形態の翼形部の代替具体例を示
す。
【符号の説明】
10 機械(ガスタービンエンジン) 16 高圧圧縮機 18 燃焼部 20 高圧タービン 22 低圧タービン 32 タービン動翼 34 翼形部 36 外壁 38 ダブテール 40 翼形部アセンブリ 42 プラットフォーム 50 流路 54 周囲部 56 内側部分 66 正圧側 68 負圧側 70 第1孔路 72 第2孔路 76 対流孔路 78 インピンジメント孔路 80 先端部 82 噴射口 84 穴 86 穴 88 先端孔路 94 翼形部 96 中空部 98 開口 100 外面 104 開口 106 中空部 124 孔路 126 開口 128 噴射口 130 開口 134 翼形部

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械部分(10)の高温流体流(28)
    に暴露される冷却可能な翼形部(34)であって、 当該翼形部(34)は機械部分(10)に接続し得るよ
    うに構成されていて、当該翼形部は、内側部分(56)
    を囲む周囲部(54)、及び翼弦方向(58)に延在す
    る負圧側(68)と結合した翼弦方向(58)に延在す
    る正圧側(66)を含んでおり、 さらに、正圧側の周囲部内に配設された1以上の第1孔
    路(70)と負圧側の周囲部内に配設された1以上の第
    2孔路(72)、及び機械部分(10)から第1及び第
    2孔路(70,72)を通じて形成された流路(50)
    であって、当該翼形部(34)を冷却するため正圧側
    (66)の周囲部(54)内の第1孔路(70)を冷却
    流体が実質的に半径方向外側に流れかつ負圧側(68)
    の周囲部(54)内の第2孔路(72)を冷却流体が実
    質的に半径方向内側に流れるように冷却流体を導くよう
    に構成された流路、を含んでなる冷却可能な翼形部(3
    4)。
  2. 【請求項2】 前記1以上の第1孔路(70)が複数の
    第1孔路(70)を含んでおり、かつ前記1以上の第2
    孔路(72)が複数の第2孔路(72)を含んでいる、
    請求項1記載の翼形部(34)。
  3. 【請求項3】 第1及び第2孔路(70,72)が周囲
    部(54)を冷却するように構成された対流孔路(7
    6)又はインピンジメント孔路(78)を含んでなる、
    請求項1記載の翼形部(34)。
  4. 【請求項4】 流路(50)が冷却流体を導くように構
    成された閉回路流路(50)からなる、請求項1記載の
    翼形部(34)。
  5. 【請求項5】 周囲部(54)が、第1及び第2孔路
    (70,72)の少なくとも一方と連通した開口(10
    4,130)を有していて、流路(50)が、冷却流体
    を上記開口を通して周囲部(54)の外面(100)上
    に導くように構成されている、請求項1記載の翼形部
    (34)。
  6. 【請求項6】 翼形部が、正圧側(66)と負圧側(6
    8)に結合しかつそれらの間に延在する先端部(80)
    を含んでおり、先端部は、少なくとも第1孔路(70)
    及び少なくとも第2孔路(72)と連通している1以上
    の先端孔路(88)を含んでいる、請求項1記載の翼形
    部(34)。
  7. 【請求項7】 第1及び第2孔路(70,72)が、そ
    れらの個々の周囲部(54)に対応した望ましい冷却能
    力を確保するように構成されている、請求項6記載の翼
    形部(34)。
  8. 【請求項8】 流路(50)が、流体流を第1孔路(7
    0)に、次いで第2孔路(72)に導くように構成され
    ている、請求項6記載の翼形部(34)。
  9. 【請求項9】 当該翼形部(34)が内側部分(56)
    内に1以上の中空部(96,106)を有する、請求項
    1記載の翼形部(34)。
  10. 【請求項10】 中空部(106)が、冷却流体を機械
    部分(10)から受入れて冷却流体を第1及び第2孔路
    (70,72)の少なくとも一方に導くように構成され
    ている、請求項9記載の翼形部(34)。
  11. 【請求項11】 中空部(96)が第2冷却流体を機械
    部分(10)から受入れるように構成されていて、翼形
    部(34)が、流路(50)から隔離された開口(9
    8)であって中空部(96)と連通して第2冷却流体を
    中空部(96)外に導く開口(98)を含んでいる、請
    求項9記載の翼形部(34)。
  12. 【請求項12】 翼形部(34)が翼形部アセンブリ
    (40)をなし、翼形部アセンブリ(40)が翼形部と
    結合したプラットフォーム(42)を含んでおり、プラ
    ットフォーム(42)はダブテール(38)と接続して
    いてダブテールは機械部分(10)と接続し得るように
    構成されている、請求項1記載の翼形部(34)。
  13. 【請求項13】 翼形部が機械部分(10)に接続さ
    れ、機械部分がタービン部分(20、22)とエンジン
    部分(18)と圧縮機部分(16)の少なくとも1以上
    を含んでなる、請求項1記載の翼形部(34)。
  14. 【請求項14】 第1及び第2孔路(70,72)が、
    冷却流体から第1及び第2孔路の壁にかかる圧力応力を
    減らすように構成されている、請求項1記載の翼形部
    (34)。
  15. 【請求項15】 孔路(70,72)が冷却流体の高速
    流が通流し得るように構成されている、請求項1記載の
    翼形部(34)。
  16. 【請求項16】 翼形部(34)の熱応力を減らすよう
    に構成された外壁(36)を有する請求項1記載の翼形
    部(34)。
  17. 【請求項17】 翼形部(34)を冷却するための方法
    であって、 内側部分(56)を囲む周囲部(54)及び翼弦方向
    (58)に延在する負圧側(68)と結合した翼弦方向
    (58)に延在する正圧側(66)を含む翼形部(3
    4)を機械部分(10)に配置し、 翼形部(34)を機械部分(10)内の高温流体流(2
    8)に暴露し、 機械部分(10)から周囲部(54)の正圧側(66)
    に配設された1以上の第1孔路(70)及び周囲部(5
    4)の負圧側(68)に配設された1以上の第2孔路
    (72)を通じて形成された流路(50)を通して冷却
    流体の流れを循環させ、翼形部(34)を冷却するため
    上記冷却流体の流れを第1孔路(70)を実質的に半径
    方向外側にかつ第2孔路(72)を実質的に半径方向内
    側に導く、ことを含んでなる方法。
  18. 【請求項18】 前記循環が、翼形部(34)を機械部
    分(10)に対して回転させることを含む、請求項17
    記載の方法。
  19. 【請求項19】 第1及び第2孔路(70,72)にお
    ける流路(50)が周囲部(54)を実質的に貫通して
    いる、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 翼形部(34)が先端部(80)を含
    んでいて、該先端部が、少なくとも第1孔路及び少なく
    とも第2孔路と連通している1以上の先端孔路(88)
    を含んでおり、前記循環が、流体流を機械部分(10)
    から第1孔路(70)に、次いで先端孔路(88)に、
    次いで第2孔路(72)に導き、次いで機械部分(1
    0)に戻すように循環させることを包含する、請求項1
    9記載の方法。
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