JP2000257452A - 内燃機関の排気弁故障診断装置 - Google Patents
内燃機関の排気弁故障診断装置Info
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- JP2000257452A JP2000257452A JP11064042A JP6404299A JP2000257452A JP 2000257452 A JP2000257452 A JP 2000257452A JP 11064042 A JP11064042 A JP 11064042A JP 6404299 A JP6404299 A JP 6404299A JP 2000257452 A JP2000257452 A JP 2000257452A
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- exhaust
- internal combustion
- combustion engine
- valve
- exhaust valve
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
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- Exhaust Silencers (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、排気通路に弁機構を備える内燃機
関を搭載した車両において、車両の走行状態に影響を与
えることなく弁機構の故障診断を行える技術を提供し、
排気弁の故障診断に起因したドライバビリィティの悪化
を防止することを課題とする。 【解決手段】 本発明に係る内燃機関の排気弁故障診断
装置は、内燃機関が機関回転状態且つ燃料噴射停止状態
にあるとき、言い換えれば内燃機関が動力を出力してお
らず、実質的に車両の駆動源として作用していないとき
に、排気弁を開閉制御して排気弁の故障診断を実行する
故障診断手段を備えたことを特徴とする。
関を搭載した車両において、車両の走行状態に影響を与
えることなく弁機構の故障診断を行える技術を提供し、
排気弁の故障診断に起因したドライバビリィティの悪化
を防止することを課題とする。 【解決手段】 本発明に係る内燃機関の排気弁故障診断
装置は、内燃機関が機関回転状態且つ燃料噴射停止状態
にあるとき、言い換えれば内燃機関が動力を出力してお
らず、実質的に車両の駆動源として作用していないとき
に、排気弁を開閉制御して排気弁の故障診断を実行する
故障診断手段を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の排気通
路に設けられた弁機構の故障診断技術に関する。
路に設けられた弁機構の故障診断技術に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載される内燃機関では、排気
浄化システム、過給システム、あるいは排気ブレーキシ
ステム等において、種々の目的に応じた弁機構を排気通
路に設ける技術が提案されている。
浄化システム、過給システム、あるいは排気ブレーキシ
ステム等において、種々の目的に応じた弁機構を排気通
路に設ける技術が提案されている。
【0003】排気浄化システムに用いられる弁機構とし
ては、例えば、排気通路の一部を迂回するバイパス通路
と、バイパス通路に配置された、三元触媒、未燃燃料成
分吸着材、吸蔵還元型NOX触媒、もしくはディーゼル
・パティキュレート・フィルタ(DPF)等の排気浄化
機構とを備えた排気浄化システムにおいて、排気通路と
バイパス通路とへの排気の流れを切り換えるべく設けら
れた排気弁が知られている。
ては、例えば、排気通路の一部を迂回するバイパス通路
と、バイパス通路に配置された、三元触媒、未燃燃料成
分吸着材、吸蔵還元型NOX触媒、もしくはディーゼル
・パティキュレート・フィルタ(DPF)等の排気浄化
機構とを備えた排気浄化システムにおいて、排気通路と
バイパス通路とへの排気の流れを切り換えるべく設けら
れた排気弁が知られている。
【0004】過給システムに用いられる弁機構として
は、例えば、内燃機関の排気通路に設けられるとともに
排気の圧力によって回転するタービンホイールを内装し
たタービンハウジングと、内燃機関の吸気通路に設けら
れるとともに前記タービンホイールと一体で回転するコ
ンプレッサホイールを内装したコンプレッサハウジング
と、タービンホイール上流の排気通路とタービンホイー
ル下流の排気通路とを連通するバイパス通路とを備えた
ターボチャージャシステムにおいて、前記バイパス通路
を開閉すべく設けられたウェストゲートバルブが知られ
ている。
は、例えば、内燃機関の排気通路に設けられるとともに
排気の圧力によって回転するタービンホイールを内装し
たタービンハウジングと、内燃機関の吸気通路に設けら
れるとともに前記タービンホイールと一体で回転するコ
ンプレッサホイールを内装したコンプレッサハウジング
と、タービンホイール上流の排気通路とタービンホイー
ル下流の排気通路とを連通するバイパス通路とを備えた
ターボチャージャシステムにおいて、前記バイパス通路
を開閉すべく設けられたウェストゲートバルブが知られ
ている。
【0005】排気ブレーキシステムに用いられる弁機構
としては、例えば、車両の制動時に排気通路の排気流量
を絞るべく、排気通路に設けられた排気絞り弁が知られ
ている。
としては、例えば、車両の制動時に排気通路の排気流量
を絞るべく、排気通路に設けられた排気絞り弁が知られ
ている。
【0006】ところで、上記したような各種の弁機構
は、排気中に含まれる未燃燃料成分やカーボン等の付着
により固着、あるいは排気の熱による弁体の変形や摩耗
による排気漏れが発生する虞があるため、弁機構の故障
を正確に判定することも重要である。
は、排気中に含まれる未燃燃料成分やカーボン等の付着
により固着、あるいは排気の熱による弁体の変形や摩耗
による排気漏れが発生する虞があるため、弁機構の故障
を正確に判定することも重要である。
【0007】このような要求に対し、従来では、特開平
8−334014号公報に記載された排気浄化装置の診
断装置が知られている。この診断装置は、排気通路とバ
イパス通路とのうち排気抵抗が高い方の通路を全閉状態
から全開状態、言い換えれば排気通路とバイパス通路と
のうち排気抵抗が低い方の通路を全開状態から全閉状態
とすべく排気弁を動作させ、その際の吸気管圧力の変化
に基づいて排気弁の故障を診断しようとするものであ
る。
8−334014号公報に記載された排気浄化装置の診
断装置が知られている。この診断装置は、排気通路とバ
イパス通路とのうち排気抵抗が高い方の通路を全閉状態
から全開状態、言い換えれば排気通路とバイパス通路と
のうち排気抵抗が低い方の通路を全開状態から全閉状態
とすべく排気弁を動作させ、その際の吸気管圧力の変化
に基づいて排気弁の故障を診断しようとするものであ
る。
【0008】すなわち、上記した診断装置は、排気弁が
正常である場合は、排気弁の開閉動作によって背圧が高
まり、それによって吸気管圧力が大気側に変化するが、
排気弁が故障している場合は、排気弁を開閉動作させる
べく制御が行われても背圧の変化が少なくなり、それに
応じて吸気管圧力の変化も小さくなるという知見に基づ
くものである。
正常である場合は、排気弁の開閉動作によって背圧が高
まり、それによって吸気管圧力が大気側に変化するが、
排気弁が故障している場合は、排気弁を開閉動作させる
べく制御が行われても背圧の変化が少なくなり、それに
応じて吸気管圧力の変化も小さくなるという知見に基づ
くものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の特開
平8−334014号公報に記載されたような診断装置
では、内燃機関の運転時、言い換えれば内燃機関から出
力されるトルクが車両の駆動力として使用されている時
に、排気弁を開閉動作させて故障診断を行うため、排気
弁の開閉動作に起因した背圧の変化によって内燃機関の
運転状態が変動し、その変動が車両の走行状態に影響を
与え、ドライバビリィティが悪化する虞がある。
平8−334014号公報に記載されたような診断装置
では、内燃機関の運転時、言い換えれば内燃機関から出
力されるトルクが車両の駆動力として使用されている時
に、排気弁を開閉動作させて故障診断を行うため、排気
弁の開閉動作に起因した背圧の変化によって内燃機関の
運転状態が変動し、その変動が車両の走行状態に影響を
与え、ドライバビリィティが悪化する虞がある。
【0010】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、排気通路に弁機構を備える内燃機関を搭
載した車両において、車両の走行状態に影響を与えるこ
となく弁機構の故障診断を行える技術を提供することに
より、故障診断に起因したドライバビリィティの悪化を
防止することを目的とする。
たものであり、排気通路に弁機構を備える内燃機関を搭
載した車両において、車両の走行状態に影響を与えるこ
となく弁機構の故障診断を行える技術を提供することに
より、故障診断に起因したドライバビリィティの悪化を
防止することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために以下のような手段を採用した。すなわち、
本発明に係る内燃機関の排気弁故障診断装置は、内燃機
関の排気通路に設けられ前記排気通路内の排気流量を調
節する排気弁と、前記内燃機関が機関回転状態且つ燃料
噴射停止状態にあるときに、前記排気弁を開閉制御して
前記排気弁の故障診断を実行する故障診断手段と、を備
えることを特徴とする。
決するために以下のような手段を採用した。すなわち、
本発明に係る内燃機関の排気弁故障診断装置は、内燃機
関の排気通路に設けられ前記排気通路内の排気流量を調
節する排気弁と、前記内燃機関が機関回転状態且つ燃料
噴射停止状態にあるときに、前記排気弁を開閉制御して
前記排気弁の故障診断を実行する故障診断手段と、を備
えることを特徴とする。
【0012】このように構成された排気弁故障診断装置
では、故障診断手段は、内燃機関が機関回転状態にあ
り、且つ燃料噴射停止状態にあるとき、すなわち内燃機
関が実質的にトルクを出力していないときに、排気弁を
開閉制御して排気弁の故障診断を行う。
では、故障診断手段は、内燃機関が機関回転状態にあ
り、且つ燃料噴射停止状態にあるとき、すなわち内燃機
関が実質的にトルクを出力していないときに、排気弁を
開閉制御して排気弁の故障診断を行う。
【0013】この場合、故障診断に係る排気弁の開閉動
作により排気通路の圧力が変化し、その排気圧力の変化
が背圧の変化として内燃機関に作用しても、内燃機関が
実質的にトルクを出力していないため、排気弁の開閉動
作が車両の走行状態に影響を及ぼすことがない。
作により排気通路の圧力が変化し、その排気圧力の変化
が背圧の変化として内燃機関に作用しても、内燃機関が
実質的にトルクを出力していないため、排気弁の開閉動
作が車両の走行状態に影響を及ぼすことがない。
【0014】尚、内燃機関が機関回転状態且つ燃料噴射
停止状態にある場合、つまり内燃機関が実質的にトルク
を出力していない場合としては、車両減速時のようなフ
ューエルカット制御時を例示することができる。
停止状態にある場合、つまり内燃機関が実質的にトルク
を出力していない場合としては、車両減速時のようなフ
ューエルカット制御時を例示することができる。
【0015】次に、本発明に係る内燃機関の排気弁故障
診断装置は、内燃機関の動力と電動機の動力とを選択的
に利用して車両を駆動するハイブリット機構と、前記内
燃機関の排気通路に設けられ、前記排気通路内の排気流
量を調節する排気弁と、前記内燃機関が機関回転状態且
つ燃料噴射停止状態にあるときに、前記排気弁を開閉制
御して前記排気弁の故障診断を実行する故障診断手段
と、を備えることを特徴とするようにしてもよい。
診断装置は、内燃機関の動力と電動機の動力とを選択的
に利用して車両を駆動するハイブリット機構と、前記内
燃機関の排気通路に設けられ、前記排気通路内の排気流
量を調節する排気弁と、前記内燃機関が機関回転状態且
つ燃料噴射停止状態にあるときに、前記排気弁を開閉制
御して前記排気弁の故障診断を実行する故障診断手段
と、を備えることを特徴とするようにしてもよい。
【0016】これは、内燃機関の他に車両を駆動可能な
補助動力源を具備するハイブリット車両では、補助動力
源の動力のみで車両が走行している場合等に、内燃機関
が機関回転状態且つ燃料噴射停止状態となることが想定
されるため、そのような場合に排気弁を開閉制御して排
気弁の故障診断を実行することにより、排気弁の故障診
断が車両の走行状態に影響を与えることがなくなるから
である。
補助動力源を具備するハイブリット車両では、補助動力
源の動力のみで車両が走行している場合等に、内燃機関
が機関回転状態且つ燃料噴射停止状態となることが想定
されるため、そのような場合に排気弁を開閉制御して排
気弁の故障診断を実行することにより、排気弁の故障診
断が車両の走行状態に影響を与えることがなくなるから
である。
【0017】上記した排気弁としては、例えば、内燃機
関に連通する主排気通路とこの主排気通路を迂回するバ
イパス通路とを具備する排気通路において、前記主排気
通路と前記バイパス通路とへの排気の流れを切り換える
排気弁を例示することができる。
関に連通する主排気通路とこの主排気通路を迂回するバ
イパス通路とを具備する排気通路において、前記主排気
通路と前記バイパス通路とへの排気の流れを切り換える
排気弁を例示することができる。
【0018】故障診断手段は、例えば、排気弁が開閉制
御された際の吸気通路内の圧力変化に基づいて排気弁の
故障を診断するようにしてもよく、排気弁が開閉制御さ
れた際の排気通路内の圧力の変化に基づいて排気弁の故
障を診断するものでもよく、あるいは、排気弁が開閉制
御された際の排気通路内の温度の変化に基づいて排気弁
の故障を診断するものであってもよい。
御された際の吸気通路内の圧力変化に基づいて排気弁の
故障を診断するようにしてもよく、排気弁が開閉制御さ
れた際の排気通路内の圧力の変化に基づいて排気弁の故
障を診断するものでもよく、あるいは、排気弁が開閉制
御された際の排気通路内の温度の変化に基づいて排気弁
の故障を診断するものであってもよい。
【0019】尚、寒冷地では、排気弁が凍結して固着す
ることが想定され、そのような場合に排気弁の故障診断
を実行すると排気弁が正常であるにも関わらず故障して
いると誤診断する虞がある。このため、故障診断手段
は、イグニッションがオンにされてからオフにされるま
での一回の走行過程において、排気弁の故障診断を複数
回実行するようにしてもよい。
ることが想定され、そのような場合に排気弁の故障診断
を実行すると排気弁が正常であるにも関わらず故障して
いると誤診断する虞がある。このため、故障診断手段
は、イグニッションがオンにされてからオフにされるま
での一回の走行過程において、排気弁の故障診断を複数
回実行するようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る内燃機関の排
気弁故障診断装置の具体的な実施態様について図面に基
づいて説明する。
気弁故障診断装置の具体的な実施態様について図面に基
づいて説明する。
【0021】本実施の形態では、ハイブリット車両に搭
載された内燃機関に本発明を適用する場合を例に挙げて
説明する。図1は、ハイブリット車に搭載されるハイブ
リット機構の概略構成を示す図であり、ハイブリット機
構は、内燃機関100と電動モータ(電動機)200と
の2つの駆動源を備えている。
載された内燃機関に本発明を適用する場合を例に挙げて
説明する。図1は、ハイブリット車に搭載されるハイブ
リット機構の概略構成を示す図であり、ハイブリット機
構は、内燃機関100と電動モータ(電動機)200と
の2つの駆動源を備えている。
【0022】前記内燃機関100は、4サイクルの4気
筒ガソリンエンジンである。前記内燃機関100は、各
気筒2の燃焼室内の混合気に着火するための点火栓3を
備えている。
筒ガソリンエンジンである。前記内燃機関100は、各
気筒2の燃焼室内の混合気に着火するための点火栓3を
備えている。
【0023】前記内燃機関100には、吸気枝管4が接
続され、前記吸気枝管4の各枝管が図示しない吸気ポー
トを介して各気筒2の燃焼室と連通している。前記吸気
枝管4の各枝管には、吸気ポートに臨む噴孔を有する燃
料噴射弁9が取り付けられている。
続され、前記吸気枝管4の各枝管が図示しない吸気ポー
トを介して各気筒2の燃焼室と連通している。前記吸気
枝管4の各枝管には、吸気ポートに臨む噴孔を有する燃
料噴射弁9が取り付けられている。
【0024】前記吸気枝管4は、サージタンク5と接続
され、前記サージタンク5は、吸気管6に接続されてい
る。前記吸気管6の途中には、該吸気管6内を流れる吸
気の流量を調節するスロットル弁7が設けられている。
され、前記サージタンク5は、吸気管6に接続されてい
る。前記吸気管6の途中には、該吸気管6内を流れる吸
気の流量を調節するスロットル弁7が設けられている。
【0025】前記スロットル弁7には、ステッパモータ
等からなり、印加電流の大きさに応じて前記スロットル
弁7を開閉駆動するアクチュエータ8と、前記スロット
ル弁7の開度に対応した電気信号を出力するスロットル
ポジションセンサ33とが取り付けられている。
等からなり、印加電流の大きさに応じて前記スロットル
弁7を開閉駆動するアクチュエータ8と、前記スロット
ル弁7の開度に対応した電気信号を出力するスロットル
ポジションセンサ33とが取り付けられている。
【0026】前記スロットル弁7より上流の吸気管6に
は、吸気管6内を流れる新気の質量に対応した電気信号
を出力するエアフローメータ32が設けられている。一
方、内燃機関100には、排気枝管10が接続され、前
記排気枝管10の各枝管が図示しない排気ポートを介し
て各気筒2の燃焼室と連通している。前記排気枝管10
は、排気管11に接続され、前記排気管11は、下流に
て図示しないマフラーと接続されている。
は、吸気管6内を流れる新気の質量に対応した電気信号
を出力するエアフローメータ32が設けられている。一
方、内燃機関100には、排気枝管10が接続され、前
記排気枝管10の各枝管が図示しない排気ポートを介し
て各気筒2の燃焼室と連通している。前記排気枝管10
は、排気管11に接続され、前記排気管11は、下流に
て図示しないマフラーと接続されている。
【0027】前記排気管11の途中には、三元触媒12
が設けられている。前記三元触媒12は、排気の流れ方
向に沿う貫通孔を複数有するよう格子状に形成されたコ
ージェライトからなるセラミック担体と、セラミック担
体の表面にコーティングされた触媒層とから構成されて
いる。
が設けられている。前記三元触媒12は、排気の流れ方
向に沿う貫通孔を複数有するよう格子状に形成されたコ
ージェライトからなるセラミック担体と、セラミック担
体の表面にコーティングされた触媒層とから構成されて
いる。
【0028】前記触媒層は、例えば、多数の細孔を有す
る多孔質のアルミナ(Al2O3)の表面に白金−ロジウ
ム(Pt−Rh)系の貴金属触媒物質を担持させて構成
されている。
る多孔質のアルミナ(Al2O3)の表面に白金−ロジウ
ム(Pt−Rh)系の貴金属触媒物質を担持させて構成
されている。
【0029】このように構成された三元触媒12は、所
定温度(例えば、300°)以上のときに活性し、流入
する排気の空燃比が理論空燃比近傍の所定範囲(触媒浄
化ウィンド)内にあると、排気に含まれる炭化水素(H
C)及び一酸化炭素(CO)を排気中の酸素(O2)と
反応させて水(H2O)及び二酸化炭素(CO2)へ酸化
すると同時に、排気中の窒素酸化物(NOX)を排気中
の炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)と反応させ
て水(H2O)、二酸化炭素(CO2)、窒素(N2)へ
還元する。
定温度(例えば、300°)以上のときに活性し、流入
する排気の空燃比が理論空燃比近傍の所定範囲(触媒浄
化ウィンド)内にあると、排気に含まれる炭化水素(H
C)及び一酸化炭素(CO)を排気中の酸素(O2)と
反応させて水(H2O)及び二酸化炭素(CO2)へ酸化
すると同時に、排気中の窒素酸化物(NOX)を排気中
の炭化水素(HC)及び一酸化炭素(CO)と反応させ
て水(H2O)、二酸化炭素(CO2)、窒素(N2)へ
還元する。
【0030】尚、内燃機関100が酸素過剰状態の混合
気を燃焼可能な希薄燃焼内燃機関や筒内噴射型内燃機関
である場合、あるいはディーゼルエンジンである場合
は、三元触媒12の代わりにNOX吸蔵還元触媒やNOX
選択還元触媒等を用いてもよい。
気を燃焼可能な希薄燃焼内燃機関や筒内噴射型内燃機関
である場合、あるいはディーゼルエンジンである場合
は、三元触媒12の代わりにNOX吸蔵還元触媒やNOX
選択還元触媒等を用いてもよい。
【0031】前記三元触媒12より上流の排気管11に
は、三元触媒12に流入する排気の空燃比に対応した電
気信号を出力する上流側空燃比センサ13が取り付けら
れ、前記三元触媒12より下流の排気管11には、三元
触媒12から流出した排気の空燃比に対応した電気信号
を出力する下流側空燃比センサ14が取り付けられてい
る。
は、三元触媒12に流入する排気の空燃比に対応した電
気信号を出力する上流側空燃比センサ13が取り付けら
れ、前記三元触媒12より下流の排気管11には、三元
触媒12から流出した排気の空燃比に対応した電気信号
を出力する下流側空燃比センサ14が取り付けられてい
る。
【0032】前記上流側空燃比センサ13及び前記下流
側空燃比センサ14は、例えば、ジルコニア(Zr
O2)を筒状に焼成した固体電解質部と、この固体電解
質部の外面を覆う外側白金電極と、前記固体電解質部の
内面を覆う内側白金電極とから形成され、前記電極間に
電圧が印加された場合に、酸素イオンの移動に伴って排
気ガス中の酸素濃度(理論空燃比よりもリッチ側のとき
は未燃燃料成分の濃度)に比例した値の電流を出力する
センサである。
側空燃比センサ14は、例えば、ジルコニア(Zr
O2)を筒状に焼成した固体電解質部と、この固体電解
質部の外面を覆う外側白金電極と、前記固体電解質部の
内面を覆う内側白金電極とから形成され、前記電極間に
電圧が印加された場合に、酸素イオンの移動に伴って排
気ガス中の酸素濃度(理論空燃比よりもリッチ側のとき
は未燃燃料成分の濃度)に比例した値の電流を出力する
センサである。
【0033】前記上流側空燃比センサ13より上流の排
気管11には、吸着機構15が設けられている。この吸
着機構15は、図2に示すように、排気管11の外径よ
り大きな内径を有する外筒150と、排気管11の外径
より大きな内径を有するとともに外筒150の内径より
小さいな外径を有する中筒151と、前記中筒151と
前記外筒150との間に配置された環状の吸着材152
とを備えている。
気管11には、吸着機構15が設けられている。この吸
着機構15は、図2に示すように、排気管11の外径よ
り大きな内径を有する外筒150と、排気管11の外径
より大きな内径を有するとともに外筒150の内径より
小さいな外径を有する中筒151と、前記中筒151と
前記外筒150との間に配置された環状の吸着材152
とを備えている。
【0034】前記排気管11は、前記外筒150内で上
流側排気管11aと下流側排気管11bとに隔離されて
いる。前記上流側排気管11aと前記下流側排気管11
bとは、前記外筒150を介して接続されている。
流側排気管11aと下流側排気管11bとに隔離されて
いる。前記上流側排気管11aと前記下流側排気管11
bとは、前記外筒150を介して接続されている。
【0035】その際、下流側排気管11bは、上流側の
開口端が前記外筒150内に突出し、その先端部が非固
定端となるよう外筒150内に保持されるものとする。
これに対応して、中筒151は、該中筒151の一端が
外筒150、排気管11、あるいは後述する弁装置16
0の何れかに固定されるとともに該中筒151の他端が
外筒150、排気管11、弁装置160の何れにも固定
されず、且つ、中筒151の上流側端部が下流側排気管
11bの上流側端部より上流側に延出するよう外筒15
0内に保持されるものとする。
開口端が前記外筒150内に突出し、その先端部が非固
定端となるよう外筒150内に保持されるものとする。
これに対応して、中筒151は、該中筒151の一端が
外筒150、排気管11、あるいは後述する弁装置16
0の何れかに固定されるとともに該中筒151の他端が
外筒150、排気管11、弁装置160の何れにも固定
されず、且つ、中筒151の上流側端部が下流側排気管
11bの上流側端部より上流側に延出するよう外筒15
0内に保持されるものとする。
【0036】これは、外筒150の温度が中筒151や
下流側排気管11bに比して低くなりやすいため、外筒
150を上流側排気管11aと下流側排気管11bとに
固定した上に、中筒151の両端あるいは下流側排気管
11bの上流側端部を外筒150と直接又は弁装置16
0を介して間接的に固定すると、外筒150、中筒15
1、及び下流側排気管11bの熱膨張差によって本吸着
機構15が破損する虞があり、耐久性の低下を招くから
である。
下流側排気管11bに比して低くなりやすいため、外筒
150を上流側排気管11aと下流側排気管11bとに
固定した上に、中筒151の両端あるいは下流側排気管
11bの上流側端部を外筒150と直接又は弁装置16
0を介して間接的に固定すると、外筒150、中筒15
1、及び下流側排気管11bの熱膨張差によって本吸着
機構15が破損する虞があり、耐久性の低下を招くから
である。
【0037】前記吸着材152は、外筒150と中筒1
51との何れか一方のみに固定され、外筒150と中筒
151との温度差による双方の熱膨張差を許容すること
が可能になっている。
51との何れか一方のみに固定され、外筒150と中筒
151との温度差による双方の熱膨張差を許容すること
が可能になっている。
【0038】前記中筒151と前記下流側排気管11b
との間の空間部155の複数箇所には、前記下流側排気
管11bの耐震性を向上させるべく保持部材153が配
置されている。
との間の空間部155の複数箇所には、前記下流側排気
管11bの耐震性を向上させるべく保持部材153が配
置されている。
【0039】前記保持部材153は、前記中筒151の
内壁と前記下流側排気管11bの外壁との何れか一方の
みと固定され、中筒151と下流側排気管11bとが互
いに非固定状態となるようにし、下流側排気管11bと
中筒151との軸方向の熱膨張差を吸収することが可能
になっている。
内壁と前記下流側排気管11bの外壁との何れか一方の
みと固定され、中筒151と下流側排気管11bとが互
いに非固定状態となるようにし、下流側排気管11bと
中筒151との軸方向の熱膨張差を吸収することが可能
になっている。
【0040】前記中筒151の上流側開口端には、その
開口端を開閉する弁装置160が設けられている。弁装
置160は、本発明に係る排気弁を実現するものであ
り、図3に示すようにバタフライ式の二方弁で構成され
ている。
開口端を開閉する弁装置160が設けられている。弁装
置160は、本発明に係る排気弁を実現するものであ
り、図3に示すようにバタフライ式の二方弁で構成され
ている。
【0041】具体的には、弁装置160は、前記中筒1
51の上流側開口端に嵌合されたハウジング161と、
前記ハウジング161を軸方向に貫通する通路164
と、前記通路164を開閉する弁体162と、前記弁体
162に取り付けられたシャフト163とを備えてい
る。
51の上流側開口端に嵌合されたハウジング161と、
前記ハウジング161を軸方向に貫通する通路164
と、前記通路164を開閉する弁体162と、前記弁体
162に取り付けられたシャフト163とを備えてい
る。
【0042】前記シャフト163の一端は、前記ハウジ
ング161に回転自在に支持され、前記シャフト163
の他端は、前記外筒150の外壁に設けられた軸受け1
65によって回転自在に支持されている。
ング161に回転自在に支持され、前記シャフト163
の他端は、前記外筒150の外壁に設けられた軸受け1
65によって回転自在に支持されている。
【0043】前記シャフト163の他端は、リンク機構
等を介してアクチュエータ166と連結されている。前
記アクチュエータ166は、ステッパモータ等からな
り、印加電流の大きさに応じて前記シャフト163及び
前記弁体162を開閉駆動することが可能となってい
る。
等を介してアクチュエータ166と連結されている。前
記アクチュエータ166は、ステッパモータ等からな
り、印加電流の大きさに応じて前記シャフト163及び
前記弁体162を開閉駆動することが可能となってい
る。
【0044】このように構成された吸着機構15では、
三元触媒12が未活性状態のときは、図2に示すよう
に、弁装置160の弁体162が全閉状態となるようア
クチュエータ166が制御される。
三元触媒12が未活性状態のときは、図2に示すよう
に、弁装置160の弁体162が全閉状態となるようア
クチュエータ166が制御される。
【0045】この場合、上流側排気管11aから通路1
64を介して下流側排気管11bへ連通する排気流路
(主排気通路)が非導通状態となるため、上流側排気管
11aから吸着機構15内に流入した排気の全ては、中
筒151と外筒150との間に形成された環状の空間1
54へ導かれ、吸着材152を通り抜けることになる。
64を介して下流側排気管11bへ連通する排気流路
(主排気通路)が非導通状態となるため、上流側排気管
11aから吸着機構15内に流入した排気の全ては、中
筒151と外筒150との間に形成された環状の空間1
54へ導かれ、吸着材152を通り抜けることになる。
【0046】前記吸着材152を通り抜けた排気は、外
筒150の内壁に衝突して流れ方向を変え、中筒151
と下流側排気管11bとの間に形成された環状の空間1
55へ流入する。
筒150の内壁に衝突して流れ方向を変え、中筒151
と下流側排気管11bとの間に形成された環状の空間1
55へ流入する。
【0047】前記空間155へ導かれた排気は、前記空
間155を吸着機構15の下流側から上流側へ向かって
流れる。前記空間部155を流れた排気は、弁装置16
0に衝突して流れ方向を変え、下流側排気管11b内へ
流れ込むことになる。以下、上流側排気管11aから空
間154及び空間155を介して下流側排気管11bへ
連通する排気流路をバイパス通路と称するものとする。
間155を吸着機構15の下流側から上流側へ向かって
流れる。前記空間部155を流れた排気は、弁装置16
0に衝突して流れ方向を変え、下流側排気管11b内へ
流れ込むことになる。以下、上流側排気管11aから空
間154及び空間155を介して下流側排気管11bへ
連通する排気流路をバイパス通路と称するものとする。
【0048】三元触媒12が活性した後は、図4に示す
ように、弁装置160の弁体162が全閉状態となるよ
うアクチュエータ166が制御される。この場合、吸着
機構15では、上流側排気管11aから通路164を介
して下流側排気管11bへ連通する主排気通路が導通状
態になるとともに、上流側排気管11aから空間154
及び空間155を介して下流側排気管11bへ連通する
バイパス通路が導通状態となる。
ように、弁装置160の弁体162が全閉状態となるよ
うアクチュエータ166が制御される。この場合、吸着
機構15では、上流側排気管11aから通路164を介
して下流側排気管11bへ連通する主排気通路が導通状
態になるとともに、上流側排気管11aから空間154
及び空間155を介して下流側排気管11bへ連通する
バイパス通路が導通状態となる。
【0049】ここで、本実施の形態に示す吸着機構15
は、バイパス通路の排気抵抗が主排気通路の排気抵抗よ
り大きくなるよう構成されるため、上流側排気管11a
から吸着機構15内に流入した排気の大部分が主排気通
路を流れ、残りの一部の排気がバイパス通路を流れるこ
とになる。
は、バイパス通路の排気抵抗が主排気通路の排気抵抗よ
り大きくなるよう構成されるため、上流側排気管11a
から吸着機構15内に流入した排気の大部分が主排気通
路を流れ、残りの一部の排気がバイパス通路を流れるこ
とになる。
【0050】ここで図1に戻り、内燃機関100には、
機関出力軸たるクランクシャフト100aが所定角度
(例えば、30度)回転する度にパルス信号を出力する
クランクポジションセンサ17と、内燃機関100の内
部に形成されたウォータ・ジャケット内を流れる冷却水
の温度に対応した電気信号を出力する水温センサ18と
が取り付けられている。
機関出力軸たるクランクシャフト100aが所定角度
(例えば、30度)回転する度にパルス信号を出力する
クランクポジションセンサ17と、内燃機関100の内
部に形成されたウォータ・ジャケット内を流れる冷却水
の温度に対応した電気信号を出力する水温センサ18と
が取り付けられている。
【0051】次に、前記内燃機関100のクランクシャ
フト100aは、動力分割機構19に連結されている。
前記動力分割機構19は、発電機20及び電動モータ2
00の回転軸(モータ回転軸)200aと機械的に接続
されている。
フト100aは、動力分割機構19に連結されている。
前記動力分割機構19は、発電機20及び電動モータ2
00の回転軸(モータ回転軸)200aと機械的に接続
されている。
【0052】前記動力分割機構19は、例えば、ピニオ
ンギヤを回転自在に支持するプラネタリキャリアと、前
記プラネタリキャリアの外側に配置されたリングギヤ
と、前記プラネタリキャリアの内側に配置されたサンギ
ヤとを備えた遊星歯車(プラネタリギヤ)で構成され、
前記プラネタリキャリヤの回転軸が機関出力軸100a
と連結され、前記リングギヤの回転軸がモータ回転軸2
00aと連結され、前記サンギヤの回転軸が発電機20
と連結されている。
ンギヤを回転自在に支持するプラネタリキャリアと、前
記プラネタリキャリアの外側に配置されたリングギヤ
と、前記プラネタリキャリアの内側に配置されたサンギ
ヤとを備えた遊星歯車(プラネタリギヤ)で構成され、
前記プラネタリキャリヤの回転軸が機関出力軸100a
と連結され、前記リングギヤの回転軸がモータ回転軸2
00aと連結され、前記サンギヤの回転軸が発電機20
と連結されている。
【0053】前記電動モータ200のモータ回転軸20
0aには、減速機21が連結され、前記減速機21に
は、ドライブシャフト22、23を介して駆動輪たる車
輪24、25が連結されている。前記減速機21は、複
数の歯車を組み合わせて構成され、前記モータ回転軸2
00aの回転速度を減速してドライブシャフト22、2
3に伝達する。
0aには、減速機21が連結され、前記減速機21に
は、ドライブシャフト22、23を介して駆動輪たる車
輪24、25が連結されている。前記減速機21は、複
数の歯車を組み合わせて構成され、前記モータ回転軸2
00aの回転速度を減速してドライブシャフト22、2
3に伝達する。
【0054】前記発電機20は、インバータ26と電気
的に接続され、前記インバータ26は、バッテリ27と
電動モータ200とに電気的に接続されている。前記発
電機20は、交流同期型の電動機で構成され、励磁電流
が印加されると、前記内燃機関100から動力分割機構
19を介して入力される運動エネルギを電気エネルギに
変換することによって発電を行う。また、前記発電機2
0は、内燃機関100の始動時に、バッテリ27からの
駆動電力が印加されると、内燃機関100のスタータモ
ータとして作用する。
的に接続され、前記インバータ26は、バッテリ27と
電動モータ200とに電気的に接続されている。前記発
電機20は、交流同期型の電動機で構成され、励磁電流
が印加されると、前記内燃機関100から動力分割機構
19を介して入力される運動エネルギを電気エネルギに
変換することによって発電を行う。また、前記発電機2
0は、内燃機関100の始動時に、バッテリ27からの
駆動電力が印加されると、内燃機関100のスタータモ
ータとして作用する。
【0055】前記バッテリ27は、複数のニッケル水素
バッテリを直列に接続して構成されている。前記バッテ
リ27には、該バッテリ27の放電電流量及び充電電流
量の積算値からバッテリ27の充電状態(State Of Cha
rge)を算出するSOCコントローラ28が取り付けら
れている。
バッテリを直列に接続して構成されている。前記バッテ
リ27には、該バッテリ27の放電電流量及び充電電流
量の積算値からバッテリ27の充電状態(State Of Cha
rge)を算出するSOCコントローラ28が取り付けら
れている。
【0056】前記電動モータ200は、交流同期型の電
動機で構成され、発電機20で発電された電力およびま
たはバッテリ27の電力が印加されると、印加される電
力の大きさに応じたトルクでモータ回転軸200aを回
転駆動する。また、電動モータ200は、車両の減速時
に、車輪24、25の回転トルクがドライブシャフト2
2、23及び減速機21を介してモータ回転軸200a
に伝達されることを利用して回生発電を行う。
動機で構成され、発電機20で発電された電力およびま
たはバッテリ27の電力が印加されると、印加される電
力の大きさに応じたトルクでモータ回転軸200aを回
転駆動する。また、電動モータ200は、車両の減速時
に、車輪24、25の回転トルクがドライブシャフト2
2、23及び減速機21を介してモータ回転軸200a
に伝達されることを利用して回生発電を行う。
【0057】前記インバータ26は、複数のパワートラ
ンジスタを組み合わせて構成される電力変換装置であ
り、発電機20で発電された電力のバッテリ27への印
加と、発電機20で発電された電力の電動モータ200
への印加と、バッテリ27に蓄電された電力の電動モー
タ200への印加と、電動モータ200で回生発電され
た電力のバッテリ27への印加とを選択的に切り換え
る。
ンジスタを組み合わせて構成される電力変換装置であ
り、発電機20で発電された電力のバッテリ27への印
加と、発電機20で発電された電力の電動モータ200
への印加と、バッテリ27に蓄電された電力の電動モー
タ200への印加と、電動モータ200で回生発電され
た電力のバッテリ27への印加とを選択的に切り換え
る。
【0058】ここで、前記発電機20及び前記電動モー
タ200は交流同期型の電動機で構成されるため、前記
インバータ26は、発電機20で発電された電力をバッ
テリ27へ印加する場合は発電機20で発電された交流
電圧を直流電圧に変換した後にバッテリ27へ印加し、
バッテリ27の電力を電動モータ200へ印加する場合
はバッテリ27の直流電圧を交流電圧に変換した後に電
動モータ200へ印加し、電動モータ200で回生発電
された電力をバッテリ27へ印加する場合は電動モータ
200で回生発電された交流電圧を直流電圧に変換した
後にバッテリ27に印加する。
タ200は交流同期型の電動機で構成されるため、前記
インバータ26は、発電機20で発電された電力をバッ
テリ27へ印加する場合は発電機20で発電された交流
電圧を直流電圧に変換した後にバッテリ27へ印加し、
バッテリ27の電力を電動モータ200へ印加する場合
はバッテリ27の直流電圧を交流電圧に変換した後に電
動モータ200へ印加し、電動モータ200で回生発電
された電力をバッテリ27へ印加する場合は電動モータ
200で回生発電された交流電圧を直流電圧に変換した
後にバッテリ27に印加する。
【0059】上記したようなハイブリット機構には、内
燃機関100を制御するための電子制御ユニット(E−
ECU)29と、ハイブリット機構全体を総合的に制御
するための電子制御ユニット(H−ECU)30とが併
設されている。
燃機関100を制御するための電子制御ユニット(E−
ECU)29と、ハイブリット機構全体を総合的に制御
するための電子制御ユニット(H−ECU)30とが併
設されている。
【0060】前記H−ECU30は、図示しないアクセ
ルペダルの操作量に対応した電気信号を出力するアクセ
ルポジションセンサ31、及びSOCコントローラ28
と電気配線を介して接続され、アクセルポジションセン
サ31の出力信号(アクセル開度信号)と、SOCコン
トローラ28の出力信号(バッテリ27の充電状態を示
す信号)を入力することが可能となっている。
ルペダルの操作量に対応した電気信号を出力するアクセ
ルポジションセンサ31、及びSOCコントローラ28
と電気配線を介して接続され、アクセルポジションセン
サ31の出力信号(アクセル開度信号)と、SOCコン
トローラ28の出力信号(バッテリ27の充電状態を示
す信号)を入力することが可能となっている。
【0061】前記H−ECU30は、発電機20、イン
バータ26、及び電動モータ200と電気配線を介して
接続され、これらの発電機20、インバータ26、及び
電動モータ200を制御することが可能となっている。
さらに、前記H−ECU30は、前記E−ECU29と
通信回線により接続され、前記E−ECU29と信号の
送受信を行うことが可能となっている。
バータ26、及び電動モータ200と電気配線を介して
接続され、これらの発電機20、インバータ26、及び
電動モータ200を制御することが可能となっている。
さらに、前記H−ECU30は、前記E−ECU29と
通信回線により接続され、前記E−ECU29と信号の
送受信を行うことが可能となっている。
【0062】例えば、H−ECU30は、イグニッショ
ンスイッチがオフからオンへ切り換えられた場合は、内
燃機関100を始動させる。詳しくは、H−ECU30
は、バッテリ27から発電機20へ駆動電力を印加させ
るべくインバータ26を制御して、発電機20をスター
タモータとして作動させるとともに、点火栓3、スロッ
トル弁7、及び燃料噴射弁9を作動させるべくE−EC
U29を制御する。
ンスイッチがオフからオンへ切り換えられた場合は、内
燃機関100を始動させる。詳しくは、H−ECU30
は、バッテリ27から発電機20へ駆動電力を印加させ
るべくインバータ26を制御して、発電機20をスター
タモータとして作動させるとともに、点火栓3、スロッ
トル弁7、及び燃料噴射弁9を作動させるべくE−EC
U29を制御する。
【0063】この場合、動力分割機構19では、発電機
20に連結されたサンギヤが回転する一方で、車輪2
4、25に連結されたリングギヤが停止状態となるた
め、サンギヤの回転トルクの略全てがプラネタリキャリ
アへ伝達されることになる。プラネタリキャリアは、内
燃機関100のクランクシャフト100aと連結されて
いるため、プラネタリキャリアがサンギヤの回転トルク
を受けて回転すると、それに伴ってクランクシャフト1
00aが回転する。その際、E−ECU29が点火栓
3、スロットル弁7、及び燃料噴射弁9を作動させるこ
とにより、内燃機関100のクランキングが実現され、
内燃機関100が始動される。
20に連結されたサンギヤが回転する一方で、車輪2
4、25に連結されたリングギヤが停止状態となるた
め、サンギヤの回転トルクの略全てがプラネタリキャリ
アへ伝達されることになる。プラネタリキャリアは、内
燃機関100のクランクシャフト100aと連結されて
いるため、プラネタリキャリアがサンギヤの回転トルク
を受けて回転すると、それに伴ってクランクシャフト1
00aが回転する。その際、E−ECU29が点火栓
3、スロットル弁7、及び燃料噴射弁9を作動させるこ
とにより、内燃機関100のクランキングが実現され、
内燃機関100が始動される。
【0064】内燃機関100が始動された後に、冷却水
の温度が所定温度以上まで上昇すると、H−ECU30
は、内燃機関100の暖機が完了したとみなし、E−E
CU29を介して内燃機関100の運転を停止させる。
の温度が所定温度以上まで上昇すると、H−ECU30
は、内燃機関100の暖機が完了したとみなし、E−E
CU29を介して内燃機関100の運転を停止させる。
【0065】また、イグニッションスイッチがオンの状
態で車両が停止した場合は、前記H−ECU30は、内
燃機関100の運転を停止すべくE−ECU29を制御
するとともに、電動モータ200の回転を停止させるべ
くインバータ26を制御する。
態で車両が停止した場合は、前記H−ECU30は、内
燃機関100の運転を停止すべくE−ECU29を制御
するとともに、電動モータ200の回転を停止させるべ
くインバータ26を制御する。
【0066】但し、車両停止時に、SOCコントローラ
28の出力信号(バッテリ27の充電状態を示す信号)
が所定の基準を下回っている場合、室内用エアコンディ
ショナのコンプレッサ等のように内燃機関100から出
力されるトルクの一部を利用して駆動される補機類を作
動させる必要がある場合、又は、内燃機関100や排気
浄化系を暖機する必要がある場合は、内燃機関100を
始動させる。
28の出力信号(バッテリ27の充電状態を示す信号)
が所定の基準を下回っている場合、室内用エアコンディ
ショナのコンプレッサ等のように内燃機関100から出
力されるトルクの一部を利用して駆動される補機類を作
動させる必要がある場合、又は、内燃機関100や排気
浄化系を暖機する必要がある場合は、内燃機関100を
始動させる。
【0067】また、車両が発進する場合は、前記H−E
CU30は、バッテリ27から電動モータ200へ駆動
電力を印加させるべくインバータ26を制御する。バッ
テリ27から電動モータ200へ駆動電力が供給される
と、電動モータ200のモータ回転軸200aが回転
し、次いでモータ回転軸200aの回転トルクが減速機
21及びドライブシャフト22、23を介して車輪2
4、25へ伝達され、車両が発進する。
CU30は、バッテリ27から電動モータ200へ駆動
電力を印加させるべくインバータ26を制御する。バッ
テリ27から電動モータ200へ駆動電力が供給される
と、電動モータ200のモータ回転軸200aが回転
し、次いでモータ回転軸200aの回転トルクが減速機
21及びドライブシャフト22、23を介して車輪2
4、25へ伝達され、車両が発進する。
【0068】この場合、動力分割機構19では、モータ
回転軸200aに連結されたリングギヤが回転され、リ
ングギヤの回転トルクがサンギヤとプラネタリキャリア
とに分配される。
回転軸200aに連結されたリングギヤが回転され、リ
ングギヤの回転トルクがサンギヤとプラネタリキャリア
とに分配される。
【0069】前記リングギヤから前記プラネタリキャリ
アへ伝達された回転トルクは、前記プラネタリキャリア
に連結されたクランクシャフト100aに伝達され、内
燃機関100は、燃料噴射停止状態でクランクシャフト
100aが回転する、いわゆるモータリング状態とな
る。
アへ伝達された回転トルクは、前記プラネタリキャリア
に連結されたクランクシャフト100aに伝達され、内
燃機関100は、燃料噴射停止状態でクランクシャフト
100aが回転する、いわゆるモータリング状態とな
る。
【0070】尚、車両発進時において、バッテリ27の
充電状態が良好でない場合、エアコンディショナ用コン
プレッサ等の補機類を作動させる必要がある場合、又
は、内縁機関1もしくは排気浄化系の暖機が必要である
場合は、H−ECU30は、内燃機関100を始動させ
る。
充電状態が良好でない場合、エアコンディショナ用コン
プレッサ等の補機類を作動させる必要がある場合、又
は、内縁機関1もしくは排気浄化系の暖機が必要である
場合は、H−ECU30は、内燃機関100を始動させ
る。
【0071】車両発進時において内燃機関100が始動
されると、H−ECU30は、バッテリ27から発電機
20へ励磁電流を印加すべくインバータ26を制御し、
発電機20を発電機として作動させる。
されると、H−ECU30は、バッテリ27から発電機
20へ励磁電流を印加すべくインバータ26を制御し、
発電機20を発電機として作動させる。
【0072】この場合、内燃機関100から出力される
トルクによってクランクシャフト100aが回転する。
クランクシャフト100aの回転トルクは、動力分割機
構19のプラネタリキャリアへ伝達され、プラネタリキ
ャリアからサンギヤとリングギヤとに分配される。
トルクによってクランクシャフト100aが回転する。
クランクシャフト100aの回転トルクは、動力分割機
構19のプラネタリキャリアへ伝達され、プラネタリキ
ャリアからサンギヤとリングギヤとに分配される。
【0073】前記プラネタリキャリアから前記サンギヤ
に分配された回転トルクは、前記サンギヤに連結された
発電機20に伝達され、前記発電機20は、前記サンギ
ヤから伝達された運動エネルギを電気エネルギへ変換す
ることにより発電を行う。前記発電機20で発電された
電力は、インバータ26によってバッテリ27と電動モ
ータ200とへ分配される。
に分配された回転トルクは、前記サンギヤに連結された
発電機20に伝達され、前記発電機20は、前記サンギ
ヤから伝達された運動エネルギを電気エネルギへ変換す
ることにより発電を行う。前記発電機20で発電された
電力は、インバータ26によってバッテリ27と電動モ
ータ200とへ分配される。
【0074】前記プラネタリキャリアから前記リングギ
ヤに分配された回転トルクは、前記リングギヤに連結さ
れたモータ回転軸200aへ伝達される。この結果、モ
ータ回転軸200aは、電動モータ200から出力され
るトルクと前記リングギヤから伝達された回転トルクと
を加算したトルクで回転することになる。このモータ回
転軸200aの回転トルクは、減速機21及びドライブ
シャフト22、23を介して車輪24、25へ伝達され
る。
ヤに分配された回転トルクは、前記リングギヤに連結さ
れたモータ回転軸200aへ伝達される。この結果、モ
ータ回転軸200aは、電動モータ200から出力され
るトルクと前記リングギヤから伝達された回転トルクと
を加算したトルクで回転することになる。このモータ回
転軸200aの回転トルクは、減速機21及びドライブ
シャフト22、23を介して車輪24、25へ伝達され
る。
【0075】また、車両が通常走行状態にある場合は、
H−ECU30は、内燃機関100から出力されるトル
クを所望の目標トルクとすべくE−ECU29を制御す
るとともに、バッテリ27から電動モータ200への駆
動電力の供給を停止し、且つバッテリ27から発電機2
0へ励磁電流を印加させるべくインバータ26を制御す
る。
H−ECU30は、内燃機関100から出力されるトル
クを所望の目標トルクとすべくE−ECU29を制御す
るとともに、バッテリ27から電動モータ200への駆
動電力の供給を停止し、且つバッテリ27から発電機2
0へ励磁電流を印加させるべくインバータ26を制御す
る。
【0076】具体的には、H−ECU30は、アクセル
ポジションセンサ31の出力信号(アクセル開度)と図
示しない車速センサの出力信号(車速)とから運転者が
要求する駆動トルク(以下、要求駆動トルクと称する)
を算出し、要求駆動トルクを満たす上で内燃機関100
が出力すべきトルク(以下、要求機関トルクと称する)
と電動モータ200が出力すべきトルク(以下、要求モ
ータトルクと称する)とを決定する。
ポジションセンサ31の出力信号(アクセル開度)と図
示しない車速センサの出力信号(車速)とから運転者が
要求する駆動トルク(以下、要求駆動トルクと称する)
を算出し、要求駆動トルクを満たす上で内燃機関100
が出力すべきトルク(以下、要求機関トルクと称する)
と電動モータ200が出力すべきトルク(以下、要求モ
ータトルクと称する)とを決定する。
【0077】続いて、H−ECU30は、要求機関トル
クをE−ECU29へ送信するとともに、要求モータト
ルクに従ってインバータ26を制御する。その際、H−
ECU30は、発電機20に印加する励磁電流の大きさ
を調節することによって発電機20の回転数を制御し、
それによって内燃機関100の機関回転数を制御する。
クをE−ECU29へ送信するとともに、要求モータト
ルクに従ってインバータ26を制御する。その際、H−
ECU30は、発電機20に印加する励磁電流の大きさ
を調節することによって発電機20の回転数を制御し、
それによって内燃機関100の機関回転数を制御する。
【0078】ここで、H−ECU30からE−ECU2
9へ送信される要求機関トルクは、例えば、内燃機関1
00の吸入空気量と機関回転数とをパラメータとした値
である。その場合、H−ECU30は、吸入空気量と機
関回転数と機関トルクとの関係を示すマップを有し、こ
のマップから所望の機関トルクに対応した吸入空気量と
機関回転数とを特定し、特定した吸入空気量と機関回転
数とを要求機関トルクとしてE−ECU29へ送信す
る。
9へ送信される要求機関トルクは、例えば、内燃機関1
00の吸入空気量と機関回転数とをパラメータとした値
である。その場合、H−ECU30は、吸入空気量と機
関回転数と機関トルクとの関係を示すマップを有し、こ
のマップから所望の機関トルクに対応した吸入空気量と
機関回転数とを特定し、特定した吸入空気量と機関回転
数とを要求機関トルクとしてE−ECU29へ送信す
る。
【0079】H−ECU30からの要求機関トルクを受
信したE−ECU29は、前記要求機関トルクに従っ
て、スロットル開度、燃料噴射量、燃料噴射時期、及び
点火時期を決定し、アクチュエータ8、燃料噴射弁2
6、及び点火栓3を制御する。
信したE−ECU29は、前記要求機関トルクに従っ
て、スロットル開度、燃料噴射量、燃料噴射時期、及び
点火時期を決定し、アクチュエータ8、燃料噴射弁2
6、及び点火栓3を制御する。
【0080】尚、車両の通常走行時にバッテリ27の充
電が必要になると、H−ECU30は、内燃機関100
から出力されるトルクを増加させるべくE−ECU29
を制御するとともに、バッテリ27から発電機20へ印
加される励磁電流を増加させるべくインバータ26を制
御し、要求駆動トルクを確保しつつ発電量を増加させ
る。
電が必要になると、H−ECU30は、内燃機関100
から出力されるトルクを増加させるべくE−ECU29
を制御するとともに、バッテリ27から発電機20へ印
加される励磁電流を増加させるべくインバータ26を制
御し、要求駆動トルクを確保しつつ発電量を増加させ
る。
【0081】また、車両が加速状態にある場合は、H−
ECU30は、前述した通常走行時と同様に要求駆動ト
ルク、要求機関トルク、及び要求モータトルクを算出
し、次いでE−ECU29を介して内燃機関100を制
御するとともに、インバータ26を介して電動モータ2
00を制御する。
ECU30は、前述した通常走行時と同様に要求駆動ト
ルク、要求機関トルク、及び要求モータトルクを算出
し、次いでE−ECU29を介して内燃機関100を制
御するとともに、インバータ26を介して電動モータ2
00を制御する。
【0082】尚、H−ECU30は、インバータ26を
制御する際、発電機20で発電された電力に加えて、バ
ッテリ27の電力も電動モータ200へ印加すべく制御
を行い、電動モータ200から出力されるトルクを増加
させる。
制御する際、発電機20で発電された電力に加えて、バ
ッテリ27の電力も電動モータ200へ印加すべく制御
を行い、電動モータ200から出力されるトルクを増加
させる。
【0083】また、車両が減速状態もしくは制動状態に
ある場合は、前記H−ECU30は、内燃機関100の
運転を停止(燃料噴射制御及び点火制御を停止)させる
べく前記E−ECU29を制御するとともに、発電機2
0の作動及び電動モータ200の作動を停止させるべく
インバータ26を制御する。
ある場合は、前記H−ECU30は、内燃機関100の
運転を停止(燃料噴射制御及び点火制御を停止)させる
べく前記E−ECU29を制御するとともに、発電機2
0の作動及び電動モータ200の作動を停止させるべく
インバータ26を制御する。
【0084】その際、モータ回転軸200aは、ドライ
ブシャフト22、23及び減速機21を介してモータ回
転軸200aと連結されているため、モータ回転軸20
0aが車輪24、25の回転トルクを受けて回転するこ
とになる。そこで、前記H−ECU30は、バッテリ2
7から電動モータ200へ励磁電流を印加すべくインバ
ータ26を制御することにより、電動モータ200を発
電機として作用させて回生発電を行う。前記電動モータ
200で回生発電された電力は、インバータ26を介し
てバッテリ27に充電される。
ブシャフト22、23及び減速機21を介してモータ回
転軸200aと連結されているため、モータ回転軸20
0aが車輪24、25の回転トルクを受けて回転するこ
とになる。そこで、前記H−ECU30は、バッテリ2
7から電動モータ200へ励磁電流を印加すべくインバ
ータ26を制御することにより、電動モータ200を発
電機として作用させて回生発電を行う。前記電動モータ
200で回生発電された電力は、インバータ26を介し
てバッテリ27に充電される。
【0085】この場合、動力分割機構19では、モータ
回転軸200aに連結されたリングギヤが回転し、リン
グギヤの回転トルクがサンギヤとプラネタリキャリアと
に分配される。前記リングギヤから前記プラネタリキャ
リアへ伝達された回転トルクは、プラネタリキャリアに
連結されたクランクシャフト100aに伝達されるた
め、内燃機関100は、モータリング状態となる。
回転軸200aに連結されたリングギヤが回転し、リン
グギヤの回転トルクがサンギヤとプラネタリキャリアと
に分配される。前記リングギヤから前記プラネタリキャ
リアへ伝達された回転トルクは、プラネタリキャリアに
連結されたクランクシャフト100aに伝達されるた
め、内燃機関100は、モータリング状態となる。
【0086】次に、前記E−ECU29には、上流側空
燃比センサ13、下流側空燃比センサ14、クランクポ
ジションセンサ17、水温センサ18、エアフローメー
タ32、及びスロットルポジションセンサ33が電気配
線を介して接続され、前記した各種センサの出力信号が
前記E−ECU29に入力されるようになっている。
燃比センサ13、下流側空燃比センサ14、クランクポ
ジションセンサ17、水温センサ18、エアフローメー
タ32、及びスロットルポジションセンサ33が電気配
線を介して接続され、前記した各種センサの出力信号が
前記E−ECU29に入力されるようになっている。
【0087】前記E−ECU29には、点火栓3、アク
チュエータ8、燃料噴射弁9、及び吸着機構15の弁装
置160(アクチュエータ166)が電気配線を介して
接続され、前記E−ECU29から前記各部へ制御信号
を送信することが可能となっている。
チュエータ8、燃料噴射弁9、及び吸着機構15の弁装
置160(アクチュエータ166)が電気配線を介して
接続され、前記E−ECU29から前記各部へ制御信号
を送信することが可能となっている。
【0088】前記E−ECU29は、前記した各種セン
サの出力信号をパラメータとして内燃機関100の運転
状態を判定し、判定された機関運転状態に基づいて点火
制御、スロットル制御、燃料噴射制御、吸着機構15の
制御、及び本発明の要旨となる弁装置160の故障診断
制御を実行する。
サの出力信号をパラメータとして内燃機関100の運転
状態を判定し、判定された機関運転状態に基づいて点火
制御、スロットル制御、燃料噴射制御、吸着機構15の
制御、及び本発明の要旨となる弁装置160の故障診断
制御を実行する。
【0089】例えば、燃料噴射制御では、E−ECU2
9は、以下に示すような燃料噴射量算出式に従って燃料
噴射量(TAU)を決定する。 TAU=TP*FWL*(FAF+FG)*[FASE+FAE+FOTP+FDE(D)]*FFC+TAU
V (TP:基本噴射量、FWL:暖機増量、FAF:空燃比フィー
ドバック補正係数、FG:空燃比学習係数、FASE:始動後
増量、FAE:加速増量、FOTP:OTP増量、FDE(D):減速増
量(減量)、FFC:フューエルカット復帰時補正係数、T
AUV:無効噴射時間) その際、E−ECU29は、各種センサの出力信号値を
パラメータとして内燃機関100の運転状態を判別し、
判別された機関運転状態とE−ECU29内のROM等
に予め記憶されたマップとに基づいて、上記した基本噴
射量(TP)、暖機増量(FWL)、始動後増量(FA
SE)、加速増量(FAE)、OTP増量(FOT
P)、減速増量(FDE(D))、フューエルカット復
帰時補正係数(FFC)、無効噴射時間(TAUV)等
を算出する。
9は、以下に示すような燃料噴射量算出式に従って燃料
噴射量(TAU)を決定する。 TAU=TP*FWL*(FAF+FG)*[FASE+FAE+FOTP+FDE(D)]*FFC+TAU
V (TP:基本噴射量、FWL:暖機増量、FAF:空燃比フィー
ドバック補正係数、FG:空燃比学習係数、FASE:始動後
増量、FAE:加速増量、FOTP:OTP増量、FDE(D):減速増
量(減量)、FFC:フューエルカット復帰時補正係数、T
AUV:無効噴射時間) その際、E−ECU29は、各種センサの出力信号値を
パラメータとして内燃機関100の運転状態を判別し、
判別された機関運転状態とE−ECU29内のROM等
に予め記憶されたマップとに基づいて、上記した基本噴
射量(TP)、暖機増量(FWL)、始動後増量(FA
SE)、加速増量(FAE)、OTP増量(FOT
P)、減速増量(FDE(D))、フューエルカット復
帰時補正係数(FFC)、無効噴射時間(TAUV)等
を算出する。
【0090】また、E−ECU29は、以下の手順に従
って空燃比フィードバック補正係数(FAF)を算出す
る。すなわち、E−ECU29は、先ず空燃比フィード
バック制御条件が成立しているか否かを判別する。
って空燃比フィードバック補正係数(FAF)を算出す
る。すなわち、E−ECU29は、先ず空燃比フィード
バック制御条件が成立しているか否かを判別する。
【0091】前記した空燃比フィードバック制御条件と
しては、例えば、冷却水温度が所定温度以上である、内
燃機関100が非始動状態にある、燃料噴射量の始動後
増量補正が非実行状態にある、燃料噴射量の暖機増量補
正が非実行状態にある、燃料噴射量の加速増量補正が非
実行状態にある、三元触媒12等の排気系部品の加熱防
止のためのOTP増量補正が非実行状態にある、フュー
エルカット制御が非実行状態にある等の条件を例示する
ことができる。
しては、例えば、冷却水温度が所定温度以上である、内
燃機関100が非始動状態にある、燃料噴射量の始動後
増量補正が非実行状態にある、燃料噴射量の暖機増量補
正が非実行状態にある、燃料噴射量の加速増量補正が非
実行状態にある、三元触媒12等の排気系部品の加熱防
止のためのOTP増量補正が非実行状態にある、フュー
エルカット制御が非実行状態にある等の条件を例示する
ことができる。
【0092】上記した空燃比フィードバック制御条件が
不成立である場合は、E−ECU29は、空燃比フィー
ドバック補正係数(FAF)を“1.0”として燃料噴
射量(TAU)を算出する。
不成立である場合は、E−ECU29は、空燃比フィー
ドバック補正係数(FAF)を“1.0”として燃料噴
射量(TAU)を算出する。
【0093】一方、上記した空燃比フィードバック制御
条件が成立している場合は、E−ECU29は、上流側
空燃比センサ13の出力信号を介して入力し、入力した
出力信号と上流側空燃比センサ13の応答遅れ時間とに
基づいて、実際の排気の空燃比が理論空燃比よりリーン
であるか又はリッチであるかを判別する。
条件が成立している場合は、E−ECU29は、上流側
空燃比センサ13の出力信号を介して入力し、入力した
出力信号と上流側空燃比センサ13の応答遅れ時間とに
基づいて、実際の排気の空燃比が理論空燃比よりリーン
であるか又はリッチであるかを判別する。
【0094】E−ECU29は、前記した実際の排気空
燃比が理論空燃比よりリッチであると判定した場合は燃
料噴射量(TAU)を減量補正すべく空燃比フィードバ
ック補正係数(FAF)の値を補正し、前記した実際の
排気空燃比が理論空燃比よりリーンであると判定した場
合は燃料噴射量(TAU)を増量補正すべく空燃比フィ
ードバック補正係数(FAF)の値を補正する。
燃比が理論空燃比よりリッチであると判定した場合は燃
料噴射量(TAU)を減量補正すべく空燃比フィードバ
ック補正係数(FAF)の値を補正し、前記した実際の
排気空燃比が理論空燃比よりリーンであると判定した場
合は燃料噴射量(TAU)を増量補正すべく空燃比フィ
ードバック補正係数(FAF)の値を補正する。
【0095】続いて、E−ECU29は、上記した手順
で算出した空燃比フィードバック補正係数(FAF)に
上限ガード処理及び下限ガード処理を施し、ガード処理
後の空燃比フィードバック補正係数(FAF)を前記燃
料噴射量算出式に代入して燃料噴射量(TAU)を算出
する。
で算出した空燃比フィードバック補正係数(FAF)に
上限ガード処理及び下限ガード処理を施し、ガード処理
後の空燃比フィードバック補正係数(FAF)を前記燃
料噴射量算出式に代入して燃料噴射量(TAU)を算出
する。
【0096】尚、E−ECU29は、上記したような上
流側空燃比センサ13の出力信号に基づいた空燃比フィ
ードバック制御(第1の空燃比フィードバック制御)と
並行して、下流側空燃比センサ14の出力信号に基づい
た空燃比フィードバック制御(第2の空燃比フィードバ
ック制御)を実行するようにしてもよい。
流側空燃比センサ13の出力信号に基づいた空燃比フィ
ードバック制御(第1の空燃比フィードバック制御)と
並行して、下流側空燃比センサ14の出力信号に基づい
た空燃比フィードバック制御(第2の空燃比フィードバ
ック制御)を実行するようにしてもよい。
【0097】第2の空燃比フィードバック制御では、例
えば、E−ECU29は、下流側空燃比センサ14の出
力信号値と所定の基準電圧とを比較して、三元触媒12
から流出した排気の空燃比がリーンであるか又はリッチ
であるかを判別し、その判別結果に基づいて前記第1の
空燃比フィードバック制御におけるリーン/リッチの判
定基準値や、空燃比フィードバック補正係数(FAF)
の補正量等を補正し、上流側空燃比センサ13の個体差
による出力特性のばらつきや、経時変化による上流側空
燃比センサ13の出力特性の変化等に起因した排気エミ
ッション特性の悪化等を抑制する。
えば、E−ECU29は、下流側空燃比センサ14の出
力信号値と所定の基準電圧とを比較して、三元触媒12
から流出した排気の空燃比がリーンであるか又はリッチ
であるかを判別し、その判別結果に基づいて前記第1の
空燃比フィードバック制御におけるリーン/リッチの判
定基準値や、空燃比フィードバック補正係数(FAF)
の補正量等を補正し、上流側空燃比センサ13の個体差
による出力特性のばらつきや、経時変化による上流側空
燃比センサ13の出力特性の変化等に起因した排気エミ
ッション特性の悪化等を抑制する。
【0098】次に、E−ECU29は、弁装置160を
制御する場合は、内燃機関100の始動時に、水温セン
サ21の出力信号(冷却水温)を入力し、前記出力信号
と所定のマップとに基づいて、内燃機関100の始動時
から三元触媒12が活性するまでに要する時間(以下、
触媒活性時間と称する)を算出する。
制御する場合は、内燃機関100の始動時に、水温セン
サ21の出力信号(冷却水温)を入力し、前記出力信号
と所定のマップとに基づいて、内燃機関100の始動時
から三元触媒12が活性するまでに要する時間(以下、
触媒活性時間と称する)を算出する。
【0099】E−ECU29は、内燃機関100の始動
時からの経過時間が前記触媒活性時間未満である間、す
なわち三元触媒12が未活性状態にある間は、弁装置1
60の弁体162を全閉状態(吸着機構15内の主排気
通路を非導通状態)とすべくアクチュエータ166へ制
御信号を出力する。
時からの経過時間が前記触媒活性時間未満である間、す
なわち三元触媒12が未活性状態にある間は、弁装置1
60の弁体162を全閉状態(吸着機構15内の主排気
通路を非導通状態)とすべくアクチュエータ166へ制
御信号を出力する。
【0100】このとき、内燃機関100から排出された
排気の全ては、吸着機構15内のバイパス通路及び吸着
材152を介して三元触媒12へ流入することになる。
この結果、排気中に含まれる未燃燃料成分は、大気中に
放出されずに吸着材152に吸着される。
排気の全ては、吸着機構15内のバイパス通路及び吸着
材152を介して三元触媒12へ流入することになる。
この結果、排気中に含まれる未燃燃料成分は、大気中に
放出されずに吸着材152に吸着される。
【0101】内燃機関100の始動時からの経過時間が
前記触媒活性時間以上に達したとき、すなわち三元触媒
12が活性したときは、E−ECU29は、弁装置16
0の弁体162を全開状態(吸着機構15内の主排気通
路を導通状態)とすべくアクチュエータ166へ制御信
号を出力する。
前記触媒活性時間以上に達したとき、すなわち三元触媒
12が活性したときは、E−ECU29は、弁装置16
0の弁体162を全開状態(吸着機構15内の主排気通
路を導通状態)とすべくアクチュエータ166へ制御信
号を出力する。
【0102】このとき、吸着機構15内では主排気通路
とバイパス通路の双方が導通状態となるため、内燃機関
100から排出された排気は、主排気通路とバイパス通
路との双方を通って三元触媒12に流入し、排気中の有
害ガス成分が三元触媒12にて浄化される。
とバイパス通路の双方が導通状態となるため、内燃機関
100から排出された排気は、主排気通路とバイパス通
路との双方を通って三元触媒12に流入し、排気中の有
害ガス成分が三元触媒12にて浄化される。
【0103】尚、本実施の形態で示す吸着機構15で
は、バイパス通路の排気流入部と排気流出部とが近接し
た位置に配置されるため、前記排気流入部近傍の排気圧
力と前記排気流出部近傍の排気圧力との差が小さく、且
つ前記排気流入部近傍の主排気通路を流れる排気の脈動
と前記排気流出部近傍の主排気通路を流れる排気の脈動
との位相差が小さくなり、その結果、内燃機関100か
ら排出された排気の内の極微量の排気のみがバイパス通
路を通って三元触媒12へ流入し、その他の大部分の排
気は主排気通路を通って三元触媒12へ流入することに
なる。
は、バイパス通路の排気流入部と排気流出部とが近接し
た位置に配置されるため、前記排気流入部近傍の排気圧
力と前記排気流出部近傍の排気圧力との差が小さく、且
つ前記排気流入部近傍の主排気通路を流れる排気の脈動
と前記排気流出部近傍の主排気通路を流れる排気の脈動
との位相差が小さくなり、その結果、内燃機関100か
ら排出された排気の内の極微量の排気のみがバイパス通
路を通って三元触媒12へ流入し、その他の大部分の排
気は主排気通路を通って三元触媒12へ流入することに
なる。
【0104】このようにバイパス通路の流量が極微量に
なると、それに応じて吸着材152を通過する排気量が
極微量となるため、吸着材152の昇温速度が穏やかに
なり、吸着材152に吸着されていた未燃燃料成分は少
量ずつ徐々に脱離するようになる。
なると、それに応じて吸着材152を通過する排気量が
極微量となるため、吸着材152の昇温速度が穏やかに
なり、吸着材152に吸着されていた未燃燃料成分は少
量ずつ徐々に脱離するようになる。
【0105】この結果、吸着材152からバイパス通路
を介して三元触媒12上流の排気管11に導入される未
燃燃料成分量が極微量となり、三元触媒12に流入する
排気の空燃比が触媒浄化ウィンドから外れるような過度
なリッチ状態となることがない。
を介して三元触媒12上流の排気管11に導入される未
燃燃料成分量が極微量となり、三元触媒12に流入する
排気の空燃比が触媒浄化ウィンドから外れるような過度
なリッチ状態となることがない。
【0106】従って、三元触媒12に流入する排気の空
燃比は、該三元触媒12が炭化水素(HC)、一酸化炭
素(CO)、窒素酸化物(NOX)を浄化可能な触媒浄
化ウィンドの範囲から外れることがなく、三元触媒12
は、排気中の未燃燃料成分(未燃HC)、一酸化炭素
(CO)、及び窒素酸化物(NOX)を確実に浄化する
ことが可能となる。
燃比は、該三元触媒12が炭化水素(HC)、一酸化炭
素(CO)、窒素酸化物(NOX)を浄化可能な触媒浄
化ウィンドの範囲から外れることがなく、三元触媒12
は、排気中の未燃燃料成分(未燃HC)、一酸化炭素
(CO)、及び窒素酸化物(NOX)を確実に浄化する
ことが可能となる。
【0107】以下、本発明の要旨となる弁装置160の
故障診断制御について述べる。本実施の形態では、E−
ECU29は、内燃機関100のクランクシャフト10
0aが回転状態にあり、且つ燃料噴射弁9からの燃料噴
射が停止されているとき、言い換えれば、クランクシャ
フト100aが回転してはいるが、内燃機関100が実
質的にトルクを出力していないときに、弁装置160の
故障診断を行う。
故障診断制御について述べる。本実施の形態では、E−
ECU29は、内燃機関100のクランクシャフト10
0aが回転状態にあり、且つ燃料噴射弁9からの燃料噴
射が停止されているとき、言い換えれば、クランクシャ
フト100aが回転してはいるが、内燃機関100が実
質的にトルクを出力していないときに、弁装置160の
故障診断を行う。
【0108】ここで、本実施の形態におけるハイブリッ
ト機構では、車両の発進時に、内燃機関100の運転が
停止され、電動モータ200から出力されるトルクのみ
で車輪24、25が駆動される。その際、モータ回転軸
200aの回転トルクが動力分割機構19を介して内燃
機関100のクランクシャフト100aに伝達されるた
め、内燃機関100はモータリング状態となる。
ト機構では、車両の発進時に、内燃機関100の運転が
停止され、電動モータ200から出力されるトルクのみ
で車輪24、25が駆動される。その際、モータ回転軸
200aの回転トルクが動力分割機構19を介して内燃
機関100のクランクシャフト100aに伝達されるた
め、内燃機関100はモータリング状態となる。
【0109】また、本実施の形態におけるハイブリット
機構では、車両の減速時もしくは制動時に、内燃機関1
00の運転が停止され、車輪24、25の運動エネルギ
を電動モータ200にて電気エネルギに変換する回生発
電が行われる。その際、モータ回転軸200aの回転ト
ルクが動力分割機構19を介して内燃機関100のクラ
ンクシャフト100aに伝達されるため、内燃機関10
0がモータリング状態となる。
機構では、車両の減速時もしくは制動時に、内燃機関1
00の運転が停止され、車輪24、25の運動エネルギ
を電動モータ200にて電気エネルギに変換する回生発
電が行われる。その際、モータ回転軸200aの回転ト
ルクが動力分割機構19を介して内燃機関100のクラ
ンクシャフト100aに伝達されるため、内燃機関10
0がモータリング状態となる。
【0110】従って、本実施の形態では、E−ECU2
9は、車両の発進時であってバッテリ27の充電状態が
良好な時、及び、車両の減速/制動時に弁装置160の
故障診断を行うようにした。
9は、車両の発進時であってバッテリ27の充電状態が
良好な時、及び、車両の減速/制動時に弁装置160の
故障診断を行うようにした。
【0111】弁装置160の故障診断は、E−ECU2
9が図5に示すような故障診断制御ルーチンを実行する
ことにより実現される。前記故障診断制御ルーチンは、
E−ECU29の図示しないROM等に予め記憶された
アプリケーションプログラムであり、イグニションスイ
ッチがオン状態にあるときに所定時間毎に繰り返し実行
されるルーチンである。
9が図5に示すような故障診断制御ルーチンを実行する
ことにより実現される。前記故障診断制御ルーチンは、
E−ECU29の図示しないROM等に予め記憶された
アプリケーションプログラムであり、イグニションスイ
ッチがオン状態にあるときに所定時間毎に繰り返し実行
されるルーチンである。
【0112】前記故障診断制御ルーチンでは、E−EC
U29は、先ずS501において、車両が発進状態にあ
るか否かを判別する。E−ECU29は、前記S501
において車両が発進状態にあると判定した場合はS50
3へ進み、前記S501において車両が発進状態にない
と判定した場合はS502へ進む。
U29は、先ずS501において、車両が発進状態にあ
るか否かを判別する。E−ECU29は、前記S501
において車両が発進状態にあると判定した場合はS50
3へ進み、前記S501において車両が発進状態にない
と判定した場合はS502へ進む。
【0113】前記S502では、E−ECU29は、車
両が減速状態もしくは制動状態にあるか否かを判別し、
車両が減速状態もしくは制動状態にあると判定した場合
はS503へ進み、車両が減速状態及び制動状態にない
と判定した場合は本ルーチンの実行を一旦終了する。
両が減速状態もしくは制動状態にあるか否かを判別し、
車両が減速状態もしくは制動状態にあると判定した場合
はS503へ進み、車両が減速状態及び制動状態にない
と判定した場合は本ルーチンの実行を一旦終了する。
【0114】S503では、E−ECU29は、内燃機
関100がモータリング状態にあるか否かを判別する。
すなわち、E−ECU29は、車両が発進状態又は減速
/制動状態にあるときに、内燃機関100のトルクを利
用してバッテリ27の充電を行う必要が生じたか否か、
内燃機関100のトルクを利用してエアコンディショナ
用コンプレッサ等の補機類を作動させる必要が生じたか
否か、及び内燃機関100を暖機させる必要が生じたか
否かを判別する。
関100がモータリング状態にあるか否かを判別する。
すなわち、E−ECU29は、車両が発進状態又は減速
/制動状態にあるときに、内燃機関100のトルクを利
用してバッテリ27の充電を行う必要が生じたか否か、
内燃機関100のトルクを利用してエアコンディショナ
用コンプレッサ等の補機類を作動させる必要が生じたか
否か、及び内燃機関100を暖機させる必要が生じたか
否かを判別する。
【0115】前記S503において車両が発進状態又は
減速/制動状態にあるときに、内燃機関100のトルク
を利用してバッテリ27の充電を行う必要が生じた、内
燃機関100のトルクを利用してエアコンディショナ用
コンプレッサ等の補機類を作動させる必要が生じた、も
しくは、内燃機関100を暖機させる必要が生じたと判
定した場合は、E−ECU29は、内燃機関100がモ
ータリング状態にないとみなし、本ルーチンの実行を一
旦終了する。
減速/制動状態にあるときに、内燃機関100のトルク
を利用してバッテリ27の充電を行う必要が生じた、内
燃機関100のトルクを利用してエアコンディショナ用
コンプレッサ等の補機類を作動させる必要が生じた、も
しくは、内燃機関100を暖機させる必要が生じたと判
定した場合は、E−ECU29は、内燃機関100がモ
ータリング状態にないとみなし、本ルーチンの実行を一
旦終了する。
【0116】一方、前記S503において車両が発進状
態又は減速/制動状態にあるときに、内燃機関100の
トルクを利用してバッテリ27の充電を行う必要がな
く、且つ内燃機関100のトルクを利用してエアコンデ
ィショナ用コンプレッサ等の補機類を作動させる必要が
なく、なおかつ内燃機関100を暖機させる必要がない
と判定した場合は、E−ECU29は、内燃機関100
がモータリング状態にあるとみなし、S504へ進む。
態又は減速/制動状態にあるときに、内燃機関100の
トルクを利用してバッテリ27の充電を行う必要がな
く、且つ内燃機関100のトルクを利用してエアコンデ
ィショナ用コンプレッサ等の補機類を作動させる必要が
なく、なおかつ内燃機関100を暖機させる必要がない
と判定した場合は、E−ECU29は、内燃機関100
がモータリング状態にあるとみなし、S504へ進む。
【0117】S504では、E−ECU29は、故障診
断のパラメータとなるデータの収集を開始する。前記し
たデータとしては、例えば、1サイクルの吸気行程で内
燃機関100に吸入される空気質量:GA(=エアフロ
ーメータ32の出力信号値を機関回転数で除算して得ら
れる値)、機関回転数:NE(クランクポジションセン
サ17がパルス信号を出力する時間的間隔に基づいて算
出される値)、スロットル開度:TA(スロットルポジ
ションセンサ33の出力信号)を例示することができ
る。
断のパラメータとなるデータの収集を開始する。前記し
たデータとしては、例えば、1サイクルの吸気行程で内
燃機関100に吸入される空気質量:GA(=エアフロ
ーメータ32の出力信号値を機関回転数で除算して得ら
れる値)、機関回転数:NE(クランクポジションセン
サ17がパルス信号を出力する時間的間隔に基づいて算
出される値)、スロットル開度:TA(スロットルポジ
ションセンサ33の出力信号)を例示することができ
る。
【0118】S505では、E−ECU29は、弁装置
160の弁体162を全開状態から一旦全閉状態とした
後に全開状態に戻すべくアクチュエータ166を制御す
る。S506では、E−ECU29は、前記S504で
開始したデータ収集処理を終了する。
160の弁体162を全開状態から一旦全閉状態とした
後に全開状態に戻すべくアクチュエータ166を制御す
る。S506では、E−ECU29は、前記S504で
開始したデータ収集処理を終了する。
【0119】S507では、E−ECU29は、前記S
504から前記S506にかけて収集されたデータを参
照して、弁装置160を全開状態から一旦全閉状態とし
た後に全開状態に戻す制御が行われた間の内燃機関10
0の状態が安定していたか否かを判別する。
504から前記S506にかけて収集されたデータを参
照して、弁装置160を全開状態から一旦全閉状態とし
た後に全開状態に戻す制御が行われた間の内燃機関10
0の状態が安定していたか否かを判別する。
【0120】具体的には、E−ECU29は、収集され
たデータを参照して、弁装置160を全開状態から全閉
状態とした後に全開状態へ戻すべく制御が行われた間の
機関回転数の変化量:△NEが所定量:STTE未満で
あり、且つスロットル開度の変化量:△TAが所定量:
STTA未満であるか否かを判別する。
たデータを参照して、弁装置160を全開状態から全閉
状態とした後に全開状態へ戻すべく制御が行われた間の
機関回転数の変化量:△NEが所定量:STTE未満で
あり、且つスロットル開度の変化量:△TAが所定量:
STTA未満であるか否かを判別する。
【0121】前記S507において前記機関回転数の変
化量:△NEが所定量:STTE以上、もしくは前記ス
ロットル開度の変化量:△TAが所定量:STTA以上
であると判定した場合は、E−ECU29は、弁装置1
60を全開状態から全閉状態とした後に全開状態へ戻す
べく制御が行われた間の内燃機関100の状態が安定し
ていなかったとみなし、S512へ進む。
化量:△NEが所定量:STTE以上、もしくは前記ス
ロットル開度の変化量:△TAが所定量:STTA以上
であると判定した場合は、E−ECU29は、弁装置1
60を全開状態から全閉状態とした後に全開状態へ戻す
べく制御が行われた間の内燃機関100の状態が安定し
ていなかったとみなし、S512へ進む。
【0122】S512では、E−ECU29は、前記S
504から前記S506にかけて収集されたデータを消
去し、本ルーチンの実行を一旦終了する。一方、前記S
507において前記機関回転数の変化量:△NEが所定
量:STTE未満、且つ前記スロットル開度の変化量:
△TAが所定量:STTA未満であると判定した場合
は、E−ECU29は、弁装置160を全開状態から全
閉状態とした後に全開状態へ戻すべく制御が行われた間
の内燃機関100の状態が安定していたとみなし、S5
08へ進む。
504から前記S506にかけて収集されたデータを消
去し、本ルーチンの実行を一旦終了する。一方、前記S
507において前記機関回転数の変化量:△NEが所定
量:STTE未満、且つ前記スロットル開度の変化量:
△TAが所定量:STTA未満であると判定した場合
は、E−ECU29は、弁装置160を全開状態から全
閉状態とした後に全開状態へ戻すべく制御が行われた間
の内燃機関100の状態が安定していたとみなし、S5
08へ進む。
【0123】S508では、E−ECU29は、前記S
504から前記S506にかけて収集されたデータよ
り、弁装置160を全開状態から全閉状態とする制御が
行われた際の吸入空気量の変化量:△GAを算出し、前
記吸入空気量の変化量:△GAが所定の基準吸入空気変
化量:CHECKGA以上であるか否かを判別する。
504から前記S506にかけて収集されたデータよ
り、弁装置160を全開状態から全閉状態とする制御が
行われた際の吸入空気量の変化量:△GAを算出し、前
記吸入空気量の変化量:△GAが所定の基準吸入空気変
化量:CHECKGA以上であるか否かを判別する。
【0124】ここで、吸着機構15におけるバイパス通
路の排気抵抗は主排気通路の排気抵抗より大きいため、
弁装置160が正常である場合は、弁体162が全開状
態から全閉状態へ動作することによって排気通路内の圧
力が高まる。
路の排気抵抗は主排気通路の排気抵抗より大きいため、
弁装置160が正常である場合は、弁体162が全開状
態から全閉状態へ動作することによって排気通路内の圧
力が高まる。
【0125】一方、モータリング状態の内燃機関100
では燃料噴射制御及び点火制御が停止された状態でクラ
ンクシャフト100aが回転しているため、吸気行程に
おいて吸気通路内の空気のみが気筒内に取り込まれ、気
筒内に取り込まれた空気は排気行程において排気通路へ
排出されることになる。
では燃料噴射制御及び点火制御が停止された状態でクラ
ンクシャフト100aが回転しているため、吸気行程に
おいて吸気通路内の空気のみが気筒内に取り込まれ、気
筒内に取り込まれた空気は排気行程において排気通路へ
排出されることになる。
【0126】その際、上記したような弁装置160の動
作によって排気通路内の圧力が上昇すると、上昇した圧
力が背圧として内燃機関100に作用する。つまり、弁
装置160の動作によって上昇した排気圧力は、排気行
程中の気筒における空気の排出動作の抵抗となり、それ
によって次の吸気行程における空気の吸入動作が妨げら
れ、内燃機関100の吸入空気量:GAが減少すること
になる。
作によって排気通路内の圧力が上昇すると、上昇した圧
力が背圧として内燃機関100に作用する。つまり、弁
装置160の動作によって上昇した排気圧力は、排気行
程中の気筒における空気の排出動作の抵抗となり、それ
によって次の吸気行程における空気の吸入動作が妨げら
れ、内燃機関100の吸入空気量:GAが減少すること
になる。
【0127】従って、E−ECU29は、弁装置160
を全開状態から全閉状態とする制御が行われた際の吸入
空気量の変化量:△GAが基準吸入空気変化量:CHE
CKGA以上である場合は、弁装置160が正常である
と判定し、前記吸入空気量の変化量:△GAが基準吸入
空気変化量:CHECKGA未満である場合は、弁装置
160が異常であると判定することが可能である。
を全開状態から全閉状態とする制御が行われた際の吸入
空気量の変化量:△GAが基準吸入空気変化量:CHE
CKGA以上である場合は、弁装置160が正常である
と判定し、前記吸入空気量の変化量:△GAが基準吸入
空気変化量:CHECKGA未満である場合は、弁装置
160が異常であると判定することが可能である。
【0128】尚、モータリング状態にある内燃機関10
0の吸入空気量は、クランクシャフト100aの回転数
(機関回転数)や吸入空気温度等に応じて変化するた
め、基準吸入空気変化量:CHECKGAと機関回転数
と吸入空気温度との関係を予め実験的に求めておき、そ
れらの関係をマップ化してE−ECU29のROM等に
記憶させるようにしてもよい。
0の吸入空気量は、クランクシャフト100aの回転数
(機関回転数)や吸入空気温度等に応じて変化するた
め、基準吸入空気変化量:CHECKGAと機関回転数
と吸入空気温度との関係を予め実験的に求めておき、そ
れらの関係をマップ化してE−ECU29のROM等に
記憶させるようにしてもよい。
【0129】また、内燃機関100が吸気弁およびまた
は排気弁の開閉タイミングを可変とする可変バルブタイ
ミング機構を備えている場合は、故障診断を行う際に吸
気弁と排気弁とのバルブオーバラップ量を増加させ、背
圧の変化が吸気系に及ぼす影響の度合いを高めるように
してもよい。
は排気弁の開閉タイミングを可変とする可変バルブタイ
ミング機構を備えている場合は、故障診断を行う際に吸
気弁と排気弁とのバルブオーバラップ量を増加させ、背
圧の変化が吸気系に及ぼす影響の度合いを高めるように
してもよい。
【0130】ここで図5の故障診断制御ルーチンに戻
り、前記S508において弁装置160を全開状態から
全閉状態とすべく制御が行われた際の吸入空気量の変化
量:△GAが基準吸入空気変化量:CHECKGA以上
であると判定した場合は、E−ECU29は、S509
へ進み、弁装置160が正常であるとみなし、本ルーチ
ンの実行を終了する。
り、前記S508において弁装置160を全開状態から
全閉状態とすべく制御が行われた際の吸入空気量の変化
量:△GAが基準吸入空気変化量:CHECKGA以上
であると判定した場合は、E−ECU29は、S509
へ進み、弁装置160が正常であるとみなし、本ルーチ
ンの実行を終了する。
【0131】一方、前記S508において弁装置160
を全開状態から全閉状態とすべく制御が行われた際の吸
入空気量の変化量:△GAが基準吸入空気変化量:CH
ECKGA未満であると判定した場合は、E−ECU2
9は、S510へ進み、弁装置160に異常が発生した
とみなす。
を全開状態から全閉状態とすべく制御が行われた際の吸
入空気量の変化量:△GAが基準吸入空気変化量:CH
ECKGA未満であると判定した場合は、E−ECU2
9は、S510へ進み、弁装置160に異常が発生した
とみなす。
【0132】続いて、E−ECU29は、S511へ進
み、車室内に設けられたインジケータ・ランプを点灯さ
せる等の、弁装置160に異常が発生したことを示す警
告情報の出力処理を行った後、本ルーチンの実行を終了
する。
み、車室内に設けられたインジケータ・ランプを点灯さ
せる等の、弁装置160に異常が発生したことを示す警
告情報の出力処理を行った後、本ルーチンの実行を終了
する。
【0133】このように、E−ECUが故障診断制御ル
ーチンを実行することにより本発明に係る故障診断手段
が実現される。以上述べた実施の形態では、内燃機関1
00がモータリング状態にあるとき、すなわち内燃機関
100が実質的にトルクを出力していないときに弁装置
160の故障診断が実行されるため、故障診断において
弁装置160を開閉制御しても車両の走行状態に影響を
与えることがなく、ドライバビリィティの悪化が防止さ
れる。
ーチンを実行することにより本発明に係る故障診断手段
が実現される。以上述べた実施の形態では、内燃機関1
00がモータリング状態にあるとき、すなわち内燃機関
100が実質的にトルクを出力していないときに弁装置
160の故障診断が実行されるため、故障診断において
弁装置160を開閉制御しても車両の走行状態に影響を
与えることがなく、ドライバビリィティの悪化が防止さ
れる。
【0134】尚、前述した実施の形態では、弁装置16
0が開閉制御された際の吸入空気量の変化量に基づいて
故障診断を行う例について説明したが、これに限られる
ものではなく、例えば、弁装置160が開閉制御された
際の弁装置160上流の排気管11内の圧力の変化、あ
るいは弁装置160上流の排気管11内の温度の変化に
基づいて故障診断を行うようにしてもよく、更に吸入空
気量を吸気管圧力と機関回転数とから間接的に検出する
スピード・デンシティ方式の内燃機関の場合は、弁装置
160が開閉制御された際の吸気管圧力の変化に基づい
て故障診断を行うようにしてもよい。
0が開閉制御された際の吸入空気量の変化量に基づいて
故障診断を行う例について説明したが、これに限られる
ものではなく、例えば、弁装置160が開閉制御された
際の弁装置160上流の排気管11内の圧力の変化、あ
るいは弁装置160上流の排気管11内の温度の変化に
基づいて故障診断を行うようにしてもよく、更に吸入空
気量を吸気管圧力と機関回転数とから間接的に検出する
スピード・デンシティ方式の内燃機関の場合は、弁装置
160が開閉制御された際の吸気管圧力の変化に基づい
て故障診断を行うようにしてもよい。
【0135】また、前述した実施の形態では、本発明を
適用する車両としてハイブリット車両を例に挙げて説明
したが、内燃機関の動力のみで走行する車両であっても
よいことは勿論である。その場合、弁装置の故障診断
は、車両減速時のように、クランクシャフトが回転状態
にあり、且つ燃料噴射が停止された状態のとき、いわゆ
るフューエルカット制御時に行うようにする。
適用する車両としてハイブリット車両を例に挙げて説明
したが、内燃機関の動力のみで走行する車両であっても
よいことは勿論である。その場合、弁装置の故障診断
は、車両減速時のように、クランクシャフトが回転状態
にあり、且つ燃料噴射が停止された状態のとき、いわゆ
るフューエルカット制御時に行うようにする。
【0136】
【発明の効果】本発明に係る排気弁故障診断装置では、
内燃機関が機関回転状態にあり、且つ燃料噴射停止状態
にあるとき、すなわち内燃機関が実質的にトルクを出力
していないときに、排気弁を開閉制御することによって
排気弁の故障診断が行われるため、排気弁の開閉動作が
内燃機関に影響を及ぼしたとしても、車両の走行状態に
影響を及ぼすことはない。
内燃機関が機関回転状態にあり、且つ燃料噴射停止状態
にあるとき、すなわち内燃機関が実質的にトルクを出力
していないときに、排気弁を開閉制御することによって
排気弁の故障診断が行われるため、排気弁の開閉動作が
内燃機関に影響を及ぼしたとしても、車両の走行状態に
影響を及ぼすことはない。
【0137】従って、本発明に係る排気弁故障診断装置
によれば、車両のドライバビリィティを悪化させること
なく、排気弁の故障を診断することが可能となる。ま
た、内燃機関の他に車両を駆動可能な補助動力源を具備
するハイブリット車両に本発明を適用した場合は、故障
診断装置は、補助動力源の動力のみで車両が走行してい
るときのように内燃機関の動力が車両の駆動力として使
用されていないときに、排気弁を開閉制御して排気弁の
故障診断を実行するため、排気弁の開閉動作が車両の走
行状態に影響を与えることがなく、故障診断に起因した
ドライバビリィティの悪化が防止される。
によれば、車両のドライバビリィティを悪化させること
なく、排気弁の故障を診断することが可能となる。ま
た、内燃機関の他に車両を駆動可能な補助動力源を具備
するハイブリット車両に本発明を適用した場合は、故障
診断装置は、補助動力源の動力のみで車両が走行してい
るときのように内燃機関の動力が車両の駆動力として使
用されていないときに、排気弁を開閉制御して排気弁の
故障診断を実行するため、排気弁の開閉動作が車両の走
行状態に影響を与えることがなく、故障診断に起因した
ドライバビリィティの悪化が防止される。
【図1】 本発明を適用するハイブリット車両の概略構
成を示す図
成を示す図
【図2】 吸着機構の内部構成を示す図(1)
【図3】 吸着機構の内部構成を示す図(2)
【図4】 吸着機構の動作を説明する図
【図5】 故障診断制御ルーチンを示すフローチャート
図
図
4・・・・吸気枝管 5・・・・サージタンク 6・・・・吸気管 7・・・・スロットル弁 8・・・・アクチュエータ 9・・・・燃料噴射弁 10・・・排気枝管 11・・・排気管 11a・・上流側排気管 11b・・下流側排気管 12・・・三元触媒 15・・・吸着機構 150・・外筒 151・・中筒 152・・吸着材 17・・・クランクポジションセンサ 18・・・水温センサ 29・・・E−ECU 32・・・エアフローメータ 33・・・スロットルポジションセンサ 160・・弁装置 162・・弁体 166・・アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 7/08 B60K 9/00 Z F02D 45/00 345 Fターム(参考) 3G004 AA01 BA00 DA02 DA12 DA24 3G065 AA04 AA10 BA06 CA34 CA38 DA06 EA05 GA05 GA09 GA10 GA27 GA41 KA02 3G084 AA03 BA05 BA13 BA19 CA06 DA31 DA33 EB22 FA02 FA07 FA10 FA20 FA33 3G091 AA02 AA14 AA17 AA28 AB03 AB10 BA31 CA13 CB02 CB07 EA01 EA05 EA07 EA14 EA16 EA34
Claims (6)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられ、前記排
気通路内の排気流量を調節する排気弁と、 前記内燃機関が機関回転状態且つ燃料噴射停止状態にあ
るときに、前記排気弁を開閉制御して前記排気弁の故障
診断を実行する故障診断手段と、を備えることを特徴と
する内燃機関の排気弁故障診断装置。 - 【請求項2】 内燃機関の動力と電動機の動力とを選択
的に利用して車両を駆動するハイブリット機構と、 前記内燃機関の排気通路に設けられ、前記排気通路内の
排気流量を調節する排気弁と、 前記内燃機関が機関回転状態且つ燃料噴射停止状態にあ
るときに、前記排気弁を開閉制御して前記排気弁の故障
診断を実行する故障診断手段と、を備えることを特徴と
する内燃機関の排気弁故障診断装置。 - 【請求項3】 前記排気通路は、前記内燃機関に連通す
る主排気通路と前記主排気通路を迂回するバイパス通路
とを具備し、 前記排気弁は、前記主排気通路と前記バイパス通路とへ
の排気の流れを切り換えることを特徴とする請求項1又
は請求項2記載の内燃機関の排気弁故障診断装置。 - 【請求項4】 前記故障診断手段は、前記排気弁が開閉
制御された際の、前記内燃機関の吸気通路内の圧力変化
に基づいて前記排気弁の故障を診断することを特徴とす
る請求項1又は請求項2記載の内燃機関の排気弁故障診
断装置。 - 【請求項5】 前記故障診断手段は、前記排気弁が開閉
制御された際の前記排気通路内の圧力の変化に基づいて
前記排気弁の故障を診断することを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の内燃機関の排気弁故障診断装置。 - 【請求項6】 前記故障診断装置は、前記排気弁が開閉
制御された際の前記排気通路内の温度の変化に基づいて
前記排気弁の故障を診断することを特徴とする請求項1
又は請求項2記載の内燃機関の排気弁故障診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064042A JP2000257452A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 内燃機関の排気弁故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11064042A JP2000257452A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 内燃機関の排気弁故障診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257452A true JP2000257452A (ja) | 2000-09-19 |
Family
ID=13246671
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11064042A Withdrawn JP2000257452A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 内燃機関の排気弁故障診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000257452A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-03-10 JP JP11064042A patent/JP2000257452A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
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