JP2000257491A - 車両制御装置及び走行抵抗の測定方法 - Google Patents
車両制御装置及び走行抵抗の測定方法Info
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Abstract
運転者に違和感を与えることない駆動力制御を行う。 【解決手段】 車両の駆動トルクTRQALLを演算す
る駆動トルク演算手段2と、車速VSPを入力として車
両の基準走行抵抗RLDTRQを演算する基準走行抵抗
演算手段3と、駆動トルクTRQALLと基準走行抵抗
RLDTRQの差に基づいて目標駆動力cTdを演算す
る目標駆動力補正制御手段4とを備え、基準走行抵抗演
算手段3の入出力の関係は、0%勾配を定常走行してい
る状態で測定した走行抵抗に基づいて設定される。
Description
れる駆動力制御装置の改良に関するものである。
置としては、特開平9−242862号公報に開示され
るように、平坦路での走行抵抗を基準として、登坂走行
時に路面の勾配に応じて変速比を補正し、勾配によって
加速度が低下するのを抑制するものが知られている。
199894号のように、平坦路での走行抵抗を基準走
行抵抗として、道路勾配に応じて目標駆動力を補正する
ものがある。
ては、惰性走行による加速度(減速度)から走行抵抗を
測定するもの(コーストダウン方法)や、車速に応じた
二次関数等により近似的に走行抵抗を決定するものが従
来から知られている。
来の駆動力制御装置においては、駆動力を補正する基準
として、上記コーストダウン方法等によって予め設定し
た平坦路相当の走行抵抗を用いるため、実際に平坦路を
走行すると、駆動系や補機類のフリクションロスも走行
抵抗となって加わり、平坦路を走行しているにもかかわ
らず、駆動力制御装置はこれら走行抵抗を勾配抵抗等と
して検出し、駆動力の補正を行う場合があるという問題
があった。
速機を用いて駆動力制御装置を構成した場合、図11に
示すようになる。
36は、各可動プーリ31、37の油室34、39に供
給される油圧PR、PLに応じて、固定プーリ32、3
8との間でVベルト35を挟持、押圧してトルクの伝達
を行っており、これらの油圧PR、PLは、シフト位置
やアクセルペダルの踏み込み量などの運転条件に応じて
設定されている。
る場合では、シフト位置をNレンジ(ニュートラル)に
設定して惰性走行を行うため、油室34、39へ供給さ
れる油圧PR、PLは小さな値に設定される。
る場合には、油室34、39に供給される油圧PR、P
Lが運転条件に応じて設定され、このときの油圧は、N
レンジよりも大きな値に設定される。
動プーリ、固定プーリは、接触摩擦力が増大するのに加
えて、油圧によって微少に変形し、Vベルト35のセン
ターラインが図中Δθだけずれることになり、このVベ
ルト35のセンターラインのずれによってフリクション
が増大する。
抗に対して、実際に発生する走行抵抗には、上記したよ
うにプーリとVベルトの接触摩擦力やフリクションなど
が加わるため、従来の駆動力制御装置では、平坦路を登
坂路と判定して駆動力の補正を行うため、駆動力制御の
精度が低下し、目標駆動力は運転者が意図するものより
過大となって、違和感を与える場合があった。
速機を用いる場合でも、NレンジとDレンジ(走行レン
ジ)では、締結要素へ供給される油圧が異なるため、D
レンジではNレンジに比して、油圧の増分によるポンプ
ロスや締結された回転要素のフリクションなどに応じて
走行抵抗が増大する。
たもので、基準となる走行抵抗の演算を正確に行って、
運転者に違和感を与えることない駆動力制御を行うこと
を目的とする。
ク演算手段を備えた車両を、0%勾配の路面でエンジン
の駆動力により定常走行させて、予め設定した車速とな
ったときに、エンジンの運転状態に基づいて駆動軸に伝
達される駆動トルクを演算して、この演算結果を基準走
行抵抗として設定する。
いて、前記駆動トルクを測定する車速を、6点以上に設
定する。
と車両の進行方向の風速を検出する風速検出手段とを備
えた車両を、0%勾配の路面でエンジンの駆動力により
定常走行させて、予め設定した風速となったときに、エ
ンジンの運転状態に基づいて駆動軸に伝達される駆動ト
ルクを演算して、この演算結果を風速に応じた基準走行
抵抗として設定する。
とタイヤの空気圧を検出する空気圧検出手段とを備えた
車両を、0%勾配の路面でエンジンの駆動力により定常
走行させて、予め設定したタイヤ空気圧のときに、エン
ジンの運転状態に基づいて駆動軸に伝達される駆動トル
クを演算して、この演算結果をタイヤ空気圧に応じた基
準走行抵抗として設定する。
と外気温検出手段とを備えた車両を、0%勾配の路面で
エンジンの駆動力により定常走行させて、予め設定した
外気温となったときに、エンジンの運転状態に基づいて
駆動軸に伝達される駆動トルクを演算して、この演算結
果を外気温に応じた基準走行抵抗として設定する。
の運転状態を示す複数の入力に基づいて一つの出力を演
算する第1演算手段と、前記車両の走行状態を示す入力
に基づいて一つの出力を演算する第2演算手段と、前記
第1演算手段と第2演算手段の出力の差に基づいて車両
を制御する出力値を変更する制御手段とを備え、前記第
2演算手段は、第1及び第2演算手段の出力差が最小と
なるべき状態において、入力に対する出力を測定してお
き、この測定結果に基づいて入出力の関係を予め設定す
る。
いて、前記第1演算手段は、車両の駆動トルクを演算す
る駆動トルク演算手段を備えるとともに、前記第2演算
手段は、車速を入力として車両の基準走行抵抗を演算す
る基準走行抵抗演算手段を備え、前記制御手段が第1及
び第2演算手段の出力差に基づいて目標駆動力を補正す
る目標駆動力補正手段を設け、前記第2演算手段の入出
力の関係は、0%勾配を定常走行している状態で測定し
た走行抵抗に基づいて設定される。
いて、前記第1演算手段は、車両の駆動トルクを演算す
る駆動トルク演算手段を備えるとともに、前記第2演算
手段は、車両進行方向の風速を入力として車両の基準走
行抵抗を演算する基準走行抵抗演算手段を備え、前記制
御手段が第1及び第2演算手段の出力差に基づいて目標
駆動力を補正する目標駆動力補正手段を設け、前記第2
演算手段の入出力の関係は、0%勾配を定常走行してい
る状態で測定した走行抵抗に基づいて設定される。
いて、前記第1演算手段は、車両の駆動トルクを演算す
る駆動トルク演算手段を備えるとともに、前記第2演算
手段は、タイヤの空気圧を入力として車両の基準走行抵
抗を演算する基準走行抵抗演算手段を備え、前記制御手
段が第1及び第2演算手段の出力差に基づいて目標駆動
力を補正する目標駆動力補正手段を設け、前記第2演算
手段の入出力の関係は、0%勾配を定常走行している状
態で測定した走行抵抗に基づいて設定される。
おいて、前記第1演算手段は、車両の駆動トルクを演算
する駆動トルク演算手段を備えるとともに、前記第2演
算手段は、外気温を入力として車両の基準走行抵抗を演
算する基準走行抵抗演算手段を備え、前記制御手段が第
1及び第2演算手段の出力差に基づいて目標駆動力を補
正する目標駆動力補正手段を設け、前記第2演算手段の
入出力の関係は、0%勾配を定常走行している状態で測
定した走行抵抗に基づいて設定される。
10の発明のいずれかひとつにおいて、前記駆動トルク
演算手段は、エンジン回転数と燃料噴射量とからエンジ
ンの出力トルクを推定するエンジントルク推定手段と、
変速機の入出力軸回転数比を検出する変速比検出手段
と、入出力軸回転数比と前記エンジンの出力トルクに基
づいて駆動軸トルクを演算する理想駆動トルク演算手段
と、車両の加速度を検出する加速度検出手段と、この加
速度に基づいて加速抵抗トルクを演算する加速抵抗演算
手段と、前記駆動軸トルクから加速抵抗トルクを差し引
いて駆動軸トルクを演算する。
おいて、前記基準走行抵抗演算手段は、低車速側から中
車速側に向けて走行抵抗が減少するように設定される一
方、中車速側から高車速側に向けて基準走行抵抗が増大
するように設定されたマップまたは関数を備える。
において、前記基準走行抵抗演算手段は、少なくとも6
点以上の車速について基準走行抵抗が予め設定されて、
入力された車速に基づいて直線補間により基準走行抵抗
を演算する。
ンの駆動力により定常走行して、予め設定した車速とな
ったときに求めた駆動トルクを基準走行抵抗とすること
で、基準走行抵抗には駆動トルクの伝達に伴う変速機の
フリクションの増大や、ポンプロスの増大が含まれるこ
とになる。したがって、車両の制御、例えば、勾配を推
定して駆動力の補正制御を行う場合に、この基準走行抵
抗を用いれば、駆動系の損失を勾配と誤判定することが
なくなって、制御精度を大幅に向上させることができ
る。
いて測定した駆動トルクを、基準走行抵抗として設定す
ることにより、車両の制御を行う際には、車速を入力と
して直線補間法によって基準走行抵抗を求めることがで
き、さらに、測定点を6点以上とすることで、演算精度
の確保とマップなどの記憶容量の低減を両立することが
できる。
ンジンの駆動力により定常走行して、車両の進行方向に
対する風速が予め設定した値となったときに求めた駆動
トルクを基準走行抵抗とすることで、基準走行抵抗には
車体形状などに応じた空力損失が含まれることになる。
したがって、車両の制御、例えば、駆動力制御を行う場
合に、この基準走行抵抗を用いることで、風力による損
失を正確に把握して制御精度を大幅に向上させることが
できる。
ンジンの駆動力により定常走行して、予め設定したタイ
ヤの空気圧のときに求めた駆動トルクを基準走行抵抗と
することで、基準走行抵抗にはタイヤ空気圧の変化によ
る転がり抵抗の変動を正確に捉えることができる。した
がって、車両の制御、例えば、駆動力制御を行う場合
に、この基準走行抵抗を用いることで、タイヤ空気圧の
低下による走行抵抗の増大を、勾配抵抗の増大と誤判定
することがなくなって制御精度を大幅に向上させること
ができる。
ンジンの駆動力により定常走行して、外気温が予め設定
した値のときに求めた駆動トルクを基準走行抵抗とする
ことで、基準走行抵抗には外気温の変動、すなわち空気
密度の変化によるエンジントルクの変動を正確に捉える
ことができる。したがって、車両の制御、例えば、駆動
力制御を行う場合に、この基準走行抵抗を用いること
で、外気温の上昇によるエンジントルクの低下を、勾配
抵抗の増大と誤判定することがなくなって制御精度を大
幅に向上させることができる。
演算手段の出力差に応じて車両を制御する場合、この出
力差が最小となるべき状態において、基準となる方の第
2演算手段の入出力の関係を実際に測定しておくため、
第1及び第2演算手段に関係ない要因によって生じる出
力誤差を吸収することができ、車両の制御に与える誤差
を最小のものとすることができる。
基準走行抵抗の差に応じて勾配を検出し、この勾配に応
じて目標駆動力を補正する場合、第1及び第2演算手段
の出力差が最小となるべき状態として、例えば、0%勾
配を50Km/hで走行しているときの測定値を基準走行抵
抗としておくことで、実際に車両の駆動力制御を行う際
には、0%勾配を50Km/hで走行すると第1及び第2演
算手段の出力差は最小となり、前記従来例のように駆動
系の損失などを勾配抵抗と誤判定することがなくなっ
て、駆動力制御の精度を向上させることが可能となる。
基準走行抵抗の差に応じて風速による走行抵抗を検出
し、この走行抵抗に応じて目標駆動力を補正する場合、
第1及び第2演算手段の出力差が最小となるべき状態と
して、例えば、無風状態の0%勾配を定常走行して基準
走行抵抗を検出しておくことにより、実際に車両の駆動
力制御を行う際には、0%勾配を無風状態で走行すると
第1及び第2演算手段の出力差は最小となって、風速に
応じた駆動力制御の精度を向上させることが可能とな
る。
基準走行抵抗の差に応じてタイヤ空気圧による走行抵抗
を検出し、この走行抵抗に応じて目標駆動力を補正する
場合、第1及び第2演算手段の出力差が最小となるべき
状態として、例えば、0%勾配を予め設定したタイヤ空
気圧で定常走行している状態の基準走行抵抗を検出して
おくことで、実際に車両の駆動力制御を行う際には、0
%勾配を予め設定したタイヤ空気圧で走行すると第1及
び第2演算手段の出力差は最小となって、タイヤ空気圧
に応じた駆動力制御の精度を向上させることが可能とな
る。
と基準走行抵抗の差に応じて外気温による走行抵抗、す
なわち、エンジンの充填効率の変化によるエンジントル
クの変動を検出し、この走行抵抗に応じて目標駆動力を
補正する場合、第1及び第2演算手段の出力差が最小と
なるべき状態として、例えば、0%勾配を外気温25度
で定常走行している状態の基準走行抵抗を検出しておく
ことで、実際に車両の駆動力制御を行う際には、0%勾
配で外気温25度の環境で走行すると第1及び第2演算
手段の出力差は最小となって、外気温に応じた駆動力制
御の精度を向上させることが可能となる。
るトルクから加速抵抗トルクを差し引いて求めるように
したため、定常走行から加速時まで、走行抵抗の変化を
高精度で検出することができ、駆動力の補正制御の精度
をさらに向上させることができる。
めるためのマップまたは関数を、低車速側から中車速側
に向けて走行抵抗が減少するように設定する一方、中車
速側から高車速側に向けて基準走行抵抗が増大するよう
に設定することで、低車速時にはフリクションなど駆動
系の損失による走行抵抗が相対的に増大するのを的確に
把握でき、勾配の誤判定などを防いで制御精度を向上さ
せることができる。
走行抵抗をグラフ化した場合、下側に凸状の曲線となる
ことに着目し、駆動力制御の際には直線補間により基準
走行抵抗を求めると、得られた基準走行抵抗は、全車速
域で直線補間の分だけ実際の値より大きくなるが、勾配
に応じて駆動力の補正を行う場合には、実際の走行抵抗
に応じた補正量以下の値が加わるだけなので、加速過多
になることはなく、運転者へ違和感を与えることなく駆
動力の補正を行うことができ、また、少なくとも6点以
上の車速について基準走行抵抗を測定することで、マッ
プ等の記憶容量を低減しながら演算精度を確保すること
ができる。
図面に基づいて説明する。
タを備えた自動変速機103を連結し、走行状態に応じ
て最適な駆動力となるようにエンジン101の出力と自
動変速機103の変速比(入出力軸回転数比)を制御す
るパワートレイン・コントロール・モジュール50(以
下PCM50とする)を備えた車両に本発明を適用した
一例を示す。
ンサ105(アクセルペダル操作位置検出手段)からの
アクセル踏み込み量APO(または、スロットル開
度)、自動変速機103の変速レンジを切り換えるレン
ジ選択レバー107(またはインヒビタスイッチ)から
のセレクト信号、車速センサ11が検出した車速VS
P、クランク角センサ(図示せず)からのエンジン回転
数NRPMなどが入力され、エンジン101の燃料噴射
量TPや、吸入空気量Qa、点火時期を制御したり、自
動変速機103の変速比制御及び油圧制御を行って駆動
軸へ伝達されるトルクを制御する。
101の吸気通路にはアクチュエータによって開閉駆動
される電子制御スロットルバルブ102が介装されてお
り、PCM50から送られたスロットルバルブ開度信号
に基づいて、スロットル・コントロール・モジュール5
1(以下TCM51とする)が電子制御スロットルバル
ブ102の開度を制御する。
速指令に応じて変速比を設定可能な無段変速機で構成さ
れ、PCM50は、車速センサ11が検出した車速VS
Pに所定の定数を乗じた値を出力軸回転数Noとして演
算して、入力軸回転センサ12が検出した入力軸回転数
Ninと出力軸回転数Noとの比から求めた入出力軸回
転数比(変速比)RATIOが、PCM50からの指令
値(目標変速比tRATIO)と一致するように、図示
しない変速機構の制御を行う。
図11のようなVベルト式の無段変速機が採用される。
車両の外気温TMPを測定する外気温センサ120や、
車両進行方向の風速WSPを測定する風速センサ12
1、各タイヤの空気圧TPRSを測定する空気圧検出装
置130等が配設され、これらの測定値や検出値は外部
環境情報処理モジュール52に送信される。
定するピトー管等で構成され、また、空気圧検出装置1
30としては、「自動車工学・1996年6月号」(鉄
道日本社 発行)の第42、第43頁に開示されるよう
に、各車輪速からタイヤの空気圧を推定するものや、タ
イヤ側に設けた磁性体と車体側に設けたホール素子によ
り空気圧を検出するものなどで構成すればよい。
温TMP、風速WSP及びタイヤ空気圧TPRSの検出
値、測定値をPCM50へ送出する。
力制御の一例を示すブロック図で、アクセルペダル開度
センサ105からのアクセル踏み込み量APOと、車速
センサ11が検出した車速VSPに基づいて、予め設定
したマップより通常目標駆動力(トルク)Tdを求める
通常目標駆動力演算手段1と、現在駆動軸へ伝達してい
る駆動トルクTRQALLを演算する駆動トルク演算手
段2と、車速VSPに基づいて、予め設定したマップよ
り基準走行抵抗RLDTRQを求める基準走行抵抗演算
手段3と、演算された駆動トルクTRQALLと基準走
行抵抗RLDTRQから走行抵抗増加量RESTRQを
求めるとともに、通常目標駆動力Tdから走行抵抗増加
量RESTRQを差し引いて、走行抵抗の増大、すなわ
ち、勾配の増大に応じた補正目標駆動駆動力cTdを演
算する目標駆動力補正制御手段4と、この補正目標駆動
力cTdに基づいてエンジン101の目標エンジントル
クtTe及び自動変速機103の目標入力軸回転数tN
inを演算する目標駆動力実現手段5から構成される。
射量TPとエンジン回転数NRPMからエンジントルク
Teを演算するエンジントルク演算手段21と、自動変
速機103のトルクコンバータのトルク比τRATIO
及び入出力軸回転数比RATIOをエンジントルクTe
に乗じて理想駆動トルクidTRQを演算する理想駆動
トルク演算手段22と、この理想駆動トルクidTRQ
から加速抵抗トルクGTRQを差し引いたものを駆動ト
ルクTRQALLとして演算する。
定した等価車両重量係数KCONSTに車両加速度GD
ATAを乗じたものであり、車両加速度GDATAは車
速VSPの微分値等により求めたもので、また、トルク
コンバータのトルク比τRATIOは、エンジン回転数
NRPMと入力軸回転数Ninに基づいて求めたもので
ある。
動トルク演算手段2が求めた駆動トルクTRQALLか
ら基準走行抵抗演算手段3が求めた基準走行抵抗RLD
TRQを差し引いたものを走行抵抗増加量RESTRQ
として求め、この走行抵抗増加量RESTRQに基づい
て予め設定したマップより、加算駆動力ADDFDを求
める加算駆動力演算手段41と、通常目標駆動力Tdに
この加算駆動力ADDFDを加えて補正目標駆動力cT
dを求める駆動トルク補正手段42が配設される。
抵抗増加量RESTRQが所定値を超えるまで、加算駆
動力ADDFDを出力しない不感帯が設定され、演算誤
差などによる過大な駆動力補正を防止する。
標駆動力cTdを入出力軸回転数比RATIOで除した
ものを目標エンジントルクtTeとして、エンジン10
1の燃料噴射量TPや吸入空気量Qaを設定する一方、
予め設定したマップより車速VSPと補正目標駆動力c
Tdに基づいて、自動変速機103の目標入力軸回転数
tNinを設定する。
のフローチャートで、まず、ステップS1で車速VS
P、アクセル踏み込み量APO、エンジン回転数NRP
M及び燃料噴射量TP等の運転状態を示す値を読み込ん
でから、ステップS2で、上記図2の通常目標駆動力演
算手段1と同様に、車速VSPとアクセル踏み込み量A
POより通常目標駆動力Tdを演算する。
トルク演算手段2と同様に、エンジン回転数NRPM、
燃料噴射量TPから求めたエンジントルクTeとトルコ
ントルク比τRATIO及び入出力軸回転数比RATI
Oから理想駆動トルクidTRQを求め、さらに、理想
駆動トルクidTRQから加速抵抗トルクGTRQを差
し引いて、駆動トルクTRQALLを求める。
に、エンジン101の駆動力によって平坦路(すなわ
ち、0%勾配路)を所定の車速で走行した場合の走行抵
抗を、基準走行抵抗として予め設定したマップまたは配
列から、検出した車速VSPに基づいて基準走行抵抗R
LDTRQを求め、ステップS6で上記加算駆動力演算
手段41と同様に、現在の駆動トルクTRQALLから
基準走行抵抗RLDTRQを差し引いたものを走行抵抗
増加量RESTRQとして演算する。
2の目標駆動力補正制御手段4と同様に、この走行抵抗
増加量RESTRQに基づいて加算駆動力ADDFDを
演算し、上記ステップS2で求めた通常目標駆動力Td
に加算駆動力ADDFDを加えたものを補正目標駆動力
cTdとして演算し、上記図2と同様にエンジン101
及び自動変速機103の制御を行う。
ップS5及び基準走行抵抗演算手段3で行われる基準走
行抵抗RLDTRQの演算について詳述する。
RQは、図4に示すように、複数の車速VSP0〜VS
P5について、平坦路をエンジン101の駆動力により
走行したときの駆動トルクTRQALLをそれぞれ測定
し、各車速における測定結果を基準走行抵抗RLDTR
Q0〜5としてマップあるいは配列に予め設定してお
く。
算手段3で基準走行抵抗RLDTRQを求める際には、
図4の破線に示すように、直線補間によって演算するの
である。
走行したときに生じる実際の走行抵抗は、図11にも示
したように、自動変速機103のフリクションやポンプ
ロスが加わるため、図4の実線で示すように、下側に凸
状の曲線となる。
低車速側(VSP0側で、例えば10Km/h)から中車速
(VSP2側で、例えば40Km/h)へ向かうにつれて走
行抵抗を徐々に減少する一方、中車速から高車速(VS
P5側で、例えば100Km/h以上)へ向かうにつれて再
び走行抵抗が増大し、高車速側の走行抵抗は低車速側よ
りも大きくなる。したがって、従来から行われていたコ
ーストダウンによる走行抵抗曲線が右上がりの曲線にな
るのに対し、本願による走行抵抗曲線は、下側に凸状の
曲線となる。
0〜VSP5における基準走行抵抗RLDTRQ0〜5
より、直線補間によって基準走行抵抗RLDTRQを演
算した場合、図4のΔTRQに示すように、図中破線で
示す演算結果は、全車速域において図中実線で示す実際
の値よりも必ず大きくなる。
手段3で求めた基準走行抵抗RLDTRQは、実際の走
行抵抗よりも小さく推定されることはなく、車速VSP
の計測誤差などに起因する走行抵抗の演算誤差によっ
て、駆動力の補正が過大になるのを防ぐことができる。
Pが少ない場合、演算結果が実際の値よりも大きくなり
すぎて、道路勾配の検出精度が低下して駆動力制御を正
確に行うことができなくなる。また、走行抵抗を予め設
定する車速VSPが多ければ、演算結果を実際の値に近
くすることができるが、基準走行抵抗のマップあるいは
配列を格納する記憶手段(ROMなど)の容量が増大す
るのに加えて、測定に要する工数も増大するため製造コ
ストの増大を招いてしまう。
定する点の数と演算結果の誤差について本願発明者が実
験を行ったところ、次のようになった。
測定する車速VSPを4点、8点、16点としたとこ
ろ、16点で測定した基準走行抵抗により、直線補間を
行った場合では演算結果の誤差がほとんどなく、実際の
走行抵抗にほぼ一致させることができる。
を行った演算結果は、実際の走行抵抗に対して勾配換算
で2%程度大きくなり、基準走行抵抗が大きく見積もら
れ過ぎて、駆動力の補正が正確に行うことができない。
設定したの場合では、直線補間を行った演算結果と実際
の走行抵抗の誤差は、勾配換算で0.5%程度となり、
直線補間の演算結果が実際の値よりもやや大きい程度と
なった。
いて検討した結果、直線補間による演算誤差が許容でき
る範囲で、最も少ないものは6点であり、演算精度を考
慮すると8点が望ましい。なお、直線補間による演算誤
差が許容できる範囲とは、例えば、上記図2の加算駆動
力演算手段41に設けた不感帯を超えない範囲などであ
る。
数は、記憶手段の容量や製造コストなど許容する範囲
で、6点以上の任意の車速VSPで基準走行抵抗RLD
TRQを測定し、マップあるいは配列として設定するこ
とができる。
定する車速VSPを6点以上、望ましくは8点とするこ
とで、直線補間の演算誤差が過大になるのを防いで制御
精度を確保しながら、記憶手段の容量及び設定に要する
工数を抑制して製造コストの上昇を防止できるのであ
る。
に配設されるROMなどの図示しない記憶手段に格納さ
れて、上記直線補間演算の際に基準となる車速VSPに
応じた基準走行抵抗RLDTRQの測定及び設定につい
て説明する。
勾配の平坦路で、レンジ選択レバー107をDレンジな
どの走行レンジに設定し、PCM50を搭載した車両を
定常走行させる。
駆動トルク演算手段2のみを作動させ、予め設定した複
数の車速VSPにおいて、駆動トルク演算手段2の出力
である駆動トルクTRQALLを測定したものを基準走
行抵抗RLDTRQとする。
る駆動力の補正は行わず、運転者のアクセル踏み込み量
APOに応じた駆動力で走行を行う。
うに、運転者の目視などにより車速VSPを読み込んで
(ステップS11)、予め設定した車速VSPxに到達
して定常状態となっていれば、駆動トルク演算手段2の
理想駆動トルク演算手段22で演算された理想駆動トル
クidTRQから加速抵抗トルクGTRQを差し引いた
駆動トルクTRQALLを、基準走行抵抗RLDTRQ
xとして設定する(ステップS12〜S16)。
アクセル踏み込み量APOを調整して、目標車速VSP
へ移行する(ステップS17)。
した車速VSPxについてそれぞれ行い、測定する車速
を、図4に示したように、VSP0〜VSP5の6点と
した場合、6つの異なる車速VSPxで駆動トルクTR
QALLを測定し、この測定結果を基準走行抵抗RLD
TRQxとして設定する。
した基準走行抵抗RLDTRQ0〜5を、基準走行抵抗
演算手段3に設定した後に、PCM50の全ての要素を
作動させることにより、走行抵抗増加量RESTRQの
演算を高精度で行って、駆動力制御の精度を向上させる
ことができる。
ン101の駆動力によって推進させ、予め設定した複数
の車速VSP0〜VSP5で測定した駆動トルクTRQ
ALLを、基準走行抵抗RLDTRQ0〜5として設定
し、駆動力制御を行う際には入力された車速VSPから
直線補間により基準走行抵抗RLDTRQを演算するこ
とにより、駆動力の伝達による自動変速機103のフリ
クションや、ポンプロスなどの駆動系の損失を勾配の増
大と誤判定することがなくなるため、駆動力の補正量が
過大になるのを抑制して運転者へ違和感を与えることが
なくなり、また、車両が平坦路を走行している際には、
駆動トルク演算手段2が求めた駆動トルクTRQALL
と、基準走行抵抗演算手段3が求めた直線補間による基
準走行抵抗RLDTRQと実際の値の誤差ΔTRQ(図
4参照)は最小となって、駆動力制御の精度を大幅に向
上させることができるのである。
の値の誤差ΔTRQは、図4に示したように、直線補間
により求めるため、実際の値である駆動トルク演算手段
2の出力TRQALLよりも必ず大きくなって、図2の
加算駆動力演算手段41では加算駆動力ADDFDが出
力されることはなく、したがって、前記従来例のよう
に、平坦路を走行しているにも係わらず自動変速機10
3のフリクションを勾配と誤判定して駆動力が過大に補
正されるのを確実に防止でき、運転者に違和感のない駆
動力制御を実現できるのである。
ップあるいは配列に限定されることはなく、関数であっ
てもよい。
NRPM、入出力軸回転数比RATIO、車両加速度G
DATAなどの複数の入力に対して駆動トルクTRQA
LLを一つの出力とする第1演算系を駆動トルク演算手
段2とし、この第1演算系の入力要素を除いた入力であ
る車速VSPに対して基準走行抵抗RLDTRQを一つ
の出力とする基準走行抵抗演算手段3を第2演算系と
し、これら第1及び第2演算系の出力誤差に応じて目標
駆動力cTdを変更する制御系を、通常目標駆動力演算
手段1、目標駆動力補正制御手段4、目標駆動力実現手
段5とすると、これらの関係は図7に示すようになる。
数、すなわち車速VSPと基準走行抵抗RLDTRQの
関数は、第1演算系と第2演算系の出力誤差が最小とな
るべき平坦路を定常走行中に、複数の車速で測定された
ものとして表すことができる。
の風速WSPによる走行抵抗RLDTRQwを用い、風
速WSPの変動に応じて駆動力の補正を行う場合を示
す。
した車速VSPで定常走行させておき、風速WSPを測
定する風速センサ121(図1参照)からの測定値に基
づいて、複数の風速WSPに対応した走行抵抗RLDT
RQwを予め設定したものである。
SP4について、それぞれ実際の走行抵抗RLDTRQ
0〜4を測定したもので、風速が増大してWSP3を超
えると走行抵抗RLDTRQwが減少しているが、これ
は風速WSP3を超える走行領域が超高速域であり、車
体から剥離した乱流により車両が推進される場合であ
る。
算手段3が、平坦路走行中の風速WSPに応じた走行抵
抗RLDTRQwを演算することで、車体形状などに応
じた空力損失を含んで車両走行中に発生する走行抵抗を
正確に補正することができ、駆動力制御の精度を向上さ
せることができる。
TPRSによる走行抵抗RLDTRQtを用い、タイヤ
空気圧TPRSの変動に応じて駆動力の補正を行う場合
を示す。
Pで定常走行させておき、各タイヤの空気圧TPRSを
測定する空気圧検出装置130(図1参照)からの測定
値に基づいて、複数の空気圧TPRSに対応した走行抵
抗RLDTRQtを予め設定したものである。
RS0〜TPRS4について、それぞれ実際の走行抵抗
RLDTRQ0〜3を測定したものである。
平坦路走行中のタイヤ空気圧TPRSに応じた走行抵抗
RLDTRQtを演算することで、タイヤ空気圧TPR
Sの変化による転がり抵抗の変動を正確に捉えることが
でき、タイヤ空気圧TPRSの低下による走行抵抗の増
大に応じて駆動力を補正することができる。
Pによる走行抵抗RLDTRQmを用い、外気温TMP
の変動に応じて駆動力の補正を行う場合を示す。
Pで定常走行させておき、外気温TMPを測定する外気
温センサ120からの測定値に基づいて、複数の温度T
MP0〜TMP3に対応した走行抵抗RLDTRQmを
予め設定したもので、例えば、外気温TMPが上昇した
場合、空気密度の減少によってエンジン101の充填効
率が低下し、エンジントルクTeが低下するのを走行抵
抗として捉えたものである。
〜TMP4について、それぞれ実際の走行抵抗RLDT
RQ0〜3を測定したものである。
平坦路走行中の外気温TMPの変動に応じた走行抵抗R
LDTRQtを演算することで、車両走行中に発生する
エンジントルクの変動をより正確に検出して補正するこ
とができ、駆動力制御の精度をさらに向上させることが
できる。
と走行抵抗RLDTRQ、風速WSPと走行抵抗RLD
TRQw、タイヤ空気圧TPRSと走行抵抗RLDTR
Qt及び外気温TMPと走行抵抗RLDTRQmをそれ
ぞれ独立して用いる場合について述べたが、これら走行
状態の変化に応じた走行抵抗RLDTRQ〜RLDTR
Qmを合算して基準走行抵抗とすれば、車両に加わる走
行抵抗をさらに高精度で求めることが可能となり、駆動
力制御の精度を向上させることが可能となる。
び設定を0%勾配路で実際に車両を走行させて行う場合
について述べたが、シャシーダイナモ等において同等の
走行環境で行っても同様の作用、効果を得ることができ
る。
る点を、複数の車速VSPとしたが、基準走行抵抗曲線
が関数などで規定できる場合には、1つの車速VSPで
基準走行抵抗の測定を行い、測定した基準走行抵抗RL
DTRQに応じて関数をシフトさせてもよい。
車両の概略構成図。
行われる駆動力制御の一例を示すブロック図。
ュールで行われる駆動力制御の一例を示すフローチャー
ト。
マップで、車速VSPと基準走行抵抗RLDTRQの関
係を示す。
ーチャート。
DTRQの測定点の数と、直線補間の様子を示すマップ
である。
ュールで行われる駆動力制御の一例を示す概念図。
抵抗RLDTRQのマップである。
と基準走行抵抗RLDTRQのマップである。
走行抵抗RLDTRQのマップである。
とトルク伝達時の違いを示す。
CM) 101 エンジン 102 電子制御スロットルバルブ 103 自動変速機 105 アクセルペダル開度センサ 120 外気温センサ 121 風速センサ 130 空気圧検出装置
Claims (13)
- 【請求項1】 駆動トルク演算手段を備えた車両を、0
%勾配の路面でエンジンの駆動力により定常走行させ
て、予め設定した車速となったときに、エンジンの運転
状態に基づいて駆動軸に伝達される駆動トルクを演算し
て、この演算結果を基準走行抵抗として設定することを
特徴とする走行抵抗の測定方法。 - 【請求項2】 前記駆動トルクを測定する車速を、6点
以上に設定したことを特徴とする請求項1に記載の走行
抵抗の測定方法。 - 【請求項3】 駆動トルク演算手段と車両の進行方向の
風速を検出する風速検出手段とを備えた車両を、0%勾
配の路面でエンジンの駆動力により定常走行させて、予
め設定した風速となったときに、エンジンの運転状態に
基づいて駆動軸に伝達される駆動トルクを演算して、こ
の演算結果を風速に応じた基準走行抵抗として設定する
ことを特徴とする走行抵抗の測定方法。 - 【請求項4】 駆動トルク演算手段とタイヤの空気圧を
検出する空気圧検出手段とを備えた車両を、0%勾配の
路面でエンジンの駆動力により定常走行させて、予め設
定したタイヤ空気圧のときに、エンジンの運転状態に基
づいて駆動軸に伝達される駆動トルクを演算して、この
演算結果をタイヤ空気圧に応じた基準走行抵抗として設
定することを特徴とする走行抵抗の測定方法。 - 【請求項5】 駆動トルク演算手段と外気温検出手段と
を備えた車両を、0%勾配の路面でエンジンの駆動力に
より定常走行させて、予め設定した外気温となったとき
に、エンジンの運転状態に基づいて駆動軸に伝達される
駆動トルクを演算して、この演算結果を外気温に応じた
基準走行抵抗として設定することを特徴とする走行抵抗
の測定方法。 - 【請求項6】 エンジン及び駆動系の運転状態を示す複
数の入力に基づいて一つの出力を演算する第1演算手段
と、 前記車両の走行状態を示す入力に基づいて一つの出力を
演算する第2演算手段と、 前記第1演算手段と第2演算手段の出力の差に基づいて
車両を制御する出力値を変更する制御手段とを備え、 前記第2演算手段は、第1及び第2演算手段の出力差が
最小となるべき状態において、入力に対する出力を測定
しておき、この測定結果に基づいて入出力の関係を予め
設定したことを特徴とする車両制御装置。 - 【請求項7】 前記第1演算手段は、車両の駆動トルク
を演算する駆動トルク演算手段を備えるとともに、前記
第2演算手段は、車速を入力として車両の基準走行抵抗
を演算する基準走行抵抗演算手段を備え、前記制御手段
が第1及び第2演算手段の出力差に基づいて目標駆動力
を補正する目標駆動力補正手段を設け、前記第2演算手
段の入出力の関係は、0%勾配を定常走行している状態
で測定した走行抵抗に基づいて設定されたことを特徴と
する請求項6に記載の車両制御装置。 - 【請求項8】 前記第1演算手段は、車両の駆動トルク
を演算する駆動トルク演算手段を備えるとともに、前記
第2演算手段は、車両進行方向の風速を入力として車両
の基準走行抵抗を演算する基準走行抵抗演算手段を備
え、前記制御手段が第1及び第2演算手段の出力差に基
づいて目標駆動力を補正する目標駆動力補正手段を設
け、前記第2演算手段の入出力の関係は、0%勾配を定
常走行している状態で測定した走行抵抗に基づいて設定
されたことを特徴とする請求項6に記載の車両制御装
置。 - 【請求項9】 前記第1演算手段は、車両の駆動トルク
を演算する駆動トルク演算手段を備えるとともに、前記
第2演算手段は、タイヤの空気圧を入力として車両の基
準走行抵抗を演算する基準走行抵抗演算手段を備え、前
記制御手段が第1及び第2演算手段の出力差に基づいて
目標駆動力を補正する目標駆動力補正手段を設け、前記
第2演算手段の入出力の関係は、0%勾配を定常走行し
ている状態で測定した走行抵抗に基づいて設定されたこ
とを特徴とする請求項6に記載の車両制御装置。 - 【請求項10】 前記第1演算手段は、車両の駆動トル
クを演算する駆動トルク演算手段を備えるとともに、前
記第2演算手段は、外気温を入力として車両の基準走行
抵抗を演算する基準走行抵抗演算手段を備え、前記制御
手段が第1及び第2演算手段の出力差に基づいて目標駆
動力を補正する目標駆動力補正手段を設け、前記第2演
算手段の入出力の関係は、0%勾配を定常走行している
状態で測定した走行抵抗に基づいて設定されたことを特
徴とする請求項6に記載の車両制御装置。 - 【請求項11】 前記駆動トルク演算手段は、 エンジン回転数と燃料噴射量とからエンジンの出力トル
クを推定するエンジントルク推定手段と、 変速機の入出力軸回転数比を検出する変速比検出手段
と、 入出力軸回転数比と前記エンジンの出力トルクに基づい
て駆動軸トルクを演算する理想駆動トルク演算手段と、 車両の加速度を検出する加速度検出手段と、 この加速度に基づいて加速抵抗トルクを演算する加速抵
抗演算手段と、 前記駆動軸トルクから加速抵抗トルクを差し引いて駆動
軸トルクを演算することを特徴とする請求項7ないし請
求項10のいずれかひとつに記載の車両制御装置。 - 【請求項12】 前記基準走行抵抗演算手段は、低車速
側から中車速側に向けて走行抵抗が減少するように設定
される一方、中車速側から高車速側に向けて基準走行抵
抗が増大するように設定されたマップまたは関数を備え
たことを特徴とする請求項7に記載の車両制御装置。 - 【請求項13】 前記基準走行抵抗演算手段は、少なく
とも6点以上の車速について基準走行抵抗が予め設定さ
れて、入力された車速に基づいて直線補間により基準走
行抵抗を演算することを特徴とする請求項12に記載の
車両制御装置。
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