JP2000257685A - トロイダル形無段変速装置 - Google Patents
トロイダル形無段変速装置Info
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Abstract
形無段変速装置を提供する。 【解決手段】トロイダル形無段変速装置30は入力軸1
と入力ディスク2aと油圧ローディング機構6等を備え
ている。入力軸1と入力ディスク2aとは駆動源Eによ
って回転される。油圧ローディング機構6はシリンダ4
1を備えている。シリンダ41は入力ディスク2aの外
周に嵌合している。シリンダ41の内面と入力ディスク
2aの背面42aとでシリンダ室47が形成される。シ
リンダ室47には加圧油が供給される。駆動源Eと入力
軸1とは動力伝達部52によって接続されている。動力
伝達部52は噛み合わせ部54,55を備えている。噛
み合わせ部54,55は入力軸1からその径方向に離れ
た位置に配されている。
Description
などの車両の動力の伝達などに用いられるトロイダル形
無段変速装置に関する。
いられる変速装置として、例えば、特表平6―5024
76号に示されたトロイダル形無段変速装置が用いられ
る。この種のトロイダル形無段変速装置は、エンジンを
含む駆動源により回転駆動される入力軸と、この入力軸
に連動して回転するように支持された入力ディスクと、
この入力ディスクに相対して配された出力ディスクと、
これらの入出力ディスクの間に設けられたパワーローラ
と、入出力ディスクを互いに近付ける方向に入出力ディ
スクのうち少くとも一方を押圧する押圧機構と、を備え
ている。
よって回転駆動される。出力ディスクは、入力ディスク
の回転に基く動力をパワーローラなどを介して伝達され
る。パワーローラは、入力ディスクと出力ディスクとの
間に揺動自在に設けられかつ双方のディスクに転接す
る。パワーローラが、その傾き角度を変化させること
で、トロイダル形無段変速装置の減速比を変化させるこ
とができる。
いに近づける方向に押圧して、前記駆動源から供給され
る回転駆動力を、入力ディスク、パワーローラ及び出力
ディスクなどを介して出力軸に伝達する。
構が用いることがある。このローディングカム機構は、
前記入力軸に支持されたローディングカムと、カムロー
ラと、を備えている。ローディングカムは、前記入力デ
ィスクの背面に設けられている。カムローラは、ローデ
ィングカムと入力ディスクとの間に配されている。カム
ローラは、入力軸の軸線に対し略直交する軸線回りに回
転自在に設けられている。ローディングカムは、エンジ
ンを含む駆動源によって回転されるようになっている。
駆動源によってローディングカムが回転すると、入出力
ディスクを互いに近づける方向に、カムローラを介して
入力ディスクが押圧される。
供給される入力トルクに比例した押圧力で前記入力ディ
スクを出力ディスクに向かって押圧する。このため、ロ
ーディングカム機構は制御される必要が生じないととも
に、前記駆動源からの入力トルクのみによって前記入力
ディスクを押圧する押圧力を設定することができる。し
たがって、ローディングカム機構を用いるとトロイダル
形無段変速装置の構造が比較的単純にできるというメリ
ットがあった。
圧機構として、前述した特表平6―502476号に示
されたトロイダル形無段変速装置のように、油圧ローデ
ィング機構を用いることがある。この油圧ローディング
機構は、油圧駆動源と、この油圧駆動源と連結したシリ
ンダと、このシリンダ内に設けられたピストンなどを備
えている。油圧駆動源から供給される加圧流体としての
加圧油によって、ピストンなどを介して入力ディスクを
入出力ディスクが互いに近づく方向に押圧する。
gine Control Unit)などの周知の制御装置によって、
前述した押圧力が、前述した入力トルク、変速比、回転
数及び潤滑剤の温度などによって定まる適切な力となる
ように制御される。このため、トロイダル形無段変速装
置の動力の伝達効率の低下を抑制できる。
方とパワーローラとの間の動力の伝達効率は、駆動源か
らの入力トルク、トロイダル形無段変速装置の変速比、
入力ディスクの回転数及びトロイダル形無段変速装置の
潤滑剤の温度などのさまざまな条件によって変化する。
記押圧力は、前述した変速比、回転数及び潤滑剤の温度
などの条件などに関係なく定まってしまう。このため、
このローディングカム機構を押圧機構として用いると、
常に、最適な押圧力によって、入出力ディスクを互いに
近づける方向に押圧できるとはいえない。
では、図5に示すように、駆動源からの入力トルクが一
定の場合において変速比が変化すると、前記ローディン
グカム機構が生じる押圧力が図中一点鎖線Facで示す
ように略一定となるのに対し、適切な押圧力は図中の実
線Fan1で示すように上に凸の曲線となる。
は、図6に示すように、駆動源からの入力トルクが一定
の場合において変速比が変化すると、前記ローディング
カム機構が生じる押圧力が図中一点鎖線Facで示すよ
うに略一定となるのに対し、適切な押圧力は図中の実線
Fan2で示すように右肩下がりの曲線となる。
用いると、図中の一点鎖線Facと実線Fan1,Fa
n2との差として表されるように、適切な押圧力より過
大な押圧力を発生することとなる。このため、トロイダ
ル形無段変速装置の動力の伝達効率が低下する傾向とな
っていた。フルトロイダル形無段変速装置の場合は、特
に、動力の伝達効率の低下が大きかった。
いた特表平6―502476号に示されたトロイダル形
無段変速装置は、前記入力軸と駆動源との間の動力伝達
部が、前記入力軸の一端部に形成されたスプラインまた
はキーなどによって構成されていた。この動力伝達部と
してのスプラインまたはキーに、駆動源が係合すること
によって、駆動源からの回転駆動力が入力軸に伝達され
る。
出力ディスクをそれぞれ一対有し、一方の入力ディスク
と出力ディスクなどから構成される第1のキャビティ
と、他方の入力ディスクと出力ディスクなどから構成さ
れる第2のキャビティと、を備えた所謂ダブルキャビテ
ィ式トロイダル形無段変速装置が用いられることがあ
る。
的に、駆動源から入力される入力トルクが大きくなる
と、前述した入出力ディスクなどの各部品が弾性変形し
て、これらのディスクが入力軸の軸線に沿って変位す
る。このため、急激に入力トルクが変動すると、入出力
ディスクと入力軸とが急激に移動してしまい。トロイダ
ル形無段変速装置と駆動源との結合部で、軸線に沿った
比較的大きな摩擦が生じる。そして、押圧機構が入出力
ディスクを互いに近づける方向押圧する押圧力が、結果
的に不足することがある。
ダル形無段変速装置では、押圧機構の押圧力が不足する
と、第1のキャビティと第2のキャビティとのうち少な
くとも一方において、入出力ディスクとパワーローラと
が互いに転接する際に、スリップしてしまうことがあ
る。第1及び第2のキャビティのうち少なくとも一方が
スリップすると、入力軸から出力軸へ円滑に回転駆動力
を伝達しにくくなる。このため、動力の伝達効率が低下
する傾向となっていた。
を押圧する際に、入力軸がその軸線に沿って移動する。
このとき、前記動力伝達部において、入力軸と駆動源と
が互いに摺動することとなって摺動抵抗が生じる。この
ため、この摺動抵抗の分だけ最適な押圧力より大きな押
圧力を発生する必要があった。したがって、前記油圧駆
動源及びシリンダなどが大型化するとともに、前記トロ
イダル形無段変速装置の効率が低下する傾向となってい
た。
備えたシングルキャビティ式トロイダル形無段変速装置
の場合は、特に、油圧ローディング機構の押圧力による
入出力ディスクなどを変形量が大きくなるとともに入力
軸の移動量も大きくなる。このため、押圧機構として油
圧ローディング機構を用いると、入力軸に対する駆動源
からの動力の入力が困難となる傾向となっていた。
対備えたダブルキャビティ式トロイダル形無段変速装置
の場合には、前述した摺動抵抗の分だけ押圧力を大きく
すると、一対のキャビティ間の押圧力の差が大きくな
る。このため、一対のキャビティ間の回転数が同期しな
くなり、出力軸などの回転数にむらが生じるなどのハン
チングを起こすことがあった。
率の低下を抑制できるトロイダル形無段変速装置を提供
することにある。
達成するために、請求項1に記載の本発明のトロイダル
形無段変速装置は、駆動源により回転駆動される入力軸
と、前記入力軸に連動して回転する入力ディスクと、前
記入力ディスクに相対して配された出力ディスクと、前
記入力ディスクと出力ディスクとの間に揺動自在に設け
られたパワーローラと、前記入力ディスクと出力ディス
クとを互いに近づける方向に前記入力ディスクと出力デ
ィスクとのうち少なくとも一方を押圧する押圧機構と、
を備え、前記押圧機構は、加圧油が供給されるシリンダ
部と、前記加圧油によって前記入力ディスクと出力ディ
スクとのうち少なくとも一方を押圧するピストン部とを
備えたトロイダル形無段変速装置において、前記駆動源
と入力軸との間に設けられ、前記駆動源からの回転駆動
力を入力軸に伝達する動力伝達部を備え、前記動力伝達
部は、前記駆動源により回転駆動される第1の噛み合わ
せ部と、前記入力軸と連動して回転するともに前記第1
の噛み合わせ部と互いに噛み合う第2の噛み合わせ部
と、を備え、かつ前記第2の噛み合わせ部が入力軸から
その径方向に離れた位置に配されたことを特徴としてい
る。
速装置は、押圧機構が、加圧油が供給されるシリンダ部
とこの加圧油によって入力ディスクと出力ディスクとの
うち少なくとも一方を押圧するピストン部とを備えてい
る。このため、ECUなどの周知の演算装置によって、
前記ピストン部が押圧する押圧力を制御することができ
る。したがって、入力トルク、変速比、回転数及び潤滑
剤によって定まる適切な力に前述した押圧力を制御する
ことができ、動力の伝達効率の低下を抑制することがで
きる。
動力伝達部の第2の噛み合わせ部が入力軸の軸線から径
方向に離れた位置に配されている。
較的急激に変化して、入力軸が軸線に沿って変位した際
でも、結合部の半径方向距離を大きくとっているため、
軸方向力が小さくなるので、結合面での軸方向の摩擦力
は小さくなる。
際の摺動抵抗を抑制することができる。したがって、前
述した押圧力を抑制することができ、かつキャビティに
おけるスリップを抑制することができるので、トロイダ
ル形無段変速装置の動力の伝達効率を低下を抑制するこ
とができる。
及び図2を参照して説明する。
ダブルキャビティ式ハーフトロイダル形無段変速装置3
0を備えた自動車用トランスミッション31の一部を示
す断面図であり、図2はこのトロイダル形無段変速装置
30の押圧機構としての油圧ローディング機構6を示す
断面図である。
に示すように、ダブルキャビティ式ハーフトロイダル形
無段変速装置30を備えている。ダブルキャビティ式ハ
ーフトロイダル形無段変速装置30は、図1に示すよう
に、エンジン等を含む駆動源Eによって回転駆動される
入力軸1と、一対の入力ディスク2a,2bと、一対の
出力ディスク3a,3bと、複数のパワーローラ10
と、押圧機構としての油圧ローディング機構6と、を備
えている。
この入力軸1の軸線Pに沿って互いに間隔を有して配さ
れている。入力ディスク2a,2bは、互いに対向した
状態で支持されている。入力ディスク2a,2bは互い
に同軸的に配されている。入力ディスク2a,2bは、
それぞれ入力軸1と連動して回転するように、入力軸1
と同軸的に支持されている。入力ディスク2a,2b
は、ボールスプライン係合部32及びスプライン係合部
33によって入力軸1に取付けられており、入力軸1と
連動して回転する。入力ディスク2a,2bは、入力軸
1の軸線Pに沿って摺動自在に設けられている。
力ディスク2a,2bの間に、入力ディスク2a,2b
それぞれと対向して設けられている。出力ディスク3
a,3bは、入力軸1に対して遊嵌した状態で支持され
ている。出力ディスク3a,3bは、互いに同軸的に配
置されかつ互いに同期して回転する。出力ディスク3
a,3bは、これらの出力ディスク3a,3bと同軸的
に配置された出力歯車34と連動する。この出力歯車3
4は、前記入力軸1に基づく動力を取り出す出力軸35
と連動して回転する。
bと出力ディスク3a,3bとのそれそれの間に揺動自
在に設けられている。パワーローラ10は、双方のディ
スク2a,2b,3a,3bに転接する。パワーローラ
10はそれぞれ入力ディスク2a,2b及び出力ディス
ク3a,3bに転接するトラクション部10aを備えて
いる。
力ディスク2aに相対する出力ディスク3aと、これら
入出力ディスク2a,3aの間に配されたパワーローラ
10と、で第1のキャビティ21を構成している。他方
の入力ディスク2bと、この入力ディスク2bに相対す
る出力ディスク3bと、これら入出力ディスク2b,3
bの間に配されたパワーローラ10と、で第2のキャビ
ティ22を構成している。
a,3bとの間に、それぞれトラニオン8が設けられて
いる。トラニオン8は、枢軸7を中心として図1中の矢
印Rで示す方向に揺動することができる。トラニオン8
の中心部に変位軸9が設けられている。変位軸9それぞ
れにパワーローラ10が回転自在に支持されている。こ
れらのパワーローラ10は、入力ディスク2a,2bと
出力ディスク3a,3bとの間において、その傾き角度
をトロイダル形無段変速装置30の減速比に応じて変化
させる。
に、パワーローラ軸受として機能するスラスト玉軸受1
1が設けられている。スラスト玉軸受11は入力ディス
ク2a,2b及び出力ディスク3a,3bからパワーロ
ーラ10に加わるスラスト方向の荷重を支承し、かつパ
ワーローラ10の回転を許容する。スラスト玉軸受11
を構成する複数個の玉12は、円環状の保持器14によ
って保持されている。保持器14は、トラニオン8に設
けた円環状の外輪13と、回転部としてのパワーローラ
10との間に設けられている。
に示すように、一対の入力ディスク2a,2bのうち一
方の入力ディスク2aの背面42a側に設けられてい
る。油圧ローディング機構6は、シリンダ部としてのシ
リンダ41を備えている。
備えた有底筒状に形成されており、入力軸1と同軸的に
配されている。シリンダ41は、入力軸1にスプライン
係合によって取り付けられている。シリンダ41は、入
力軸1の軸線Pに沿って摺動自在に設けられている。シ
リンダ41は、その筒部49が入力ディスク2aの背面
42a側から外周に嵌合して配されている。
リンダ41が取り付けられた一端部1aには、外周に向
かって突出したフランジ部43が一体に形成されてい
る。前記フランジ部43とシリンダ41との間には、シ
リンダ41を入力ディスク2aに向かって付勢する皿ば
ね44が複数設けられている。前記一端部1aには、そ
の端面1cに開口しかつ軸線Pに沿って延びた油穴45
が形成されている。この油穴45には、加圧流体として
の加圧油が供給される。入力軸1の他端部1bには、ナ
ット46が螺合する。このナット46は、入力ディスク
2bの背面42bと接する。
背面42aとで囲まれる空間は、シリンダ室47になっ
ている。このシリンダ室47は、複数のシール部材50
によって流体密に保たれている。また、入力軸1及びシ
リンダ41には、前記油穴45から前記シリンダ室47
内に向かって貫通した加圧油導入路51が形成されてい
る。前述した構成によって、加圧油が、シリンダ室47
内に供給される。なお、入力ディスク2aの背面42a
は、本明細書に記したピストン部をなしている。
しての動力伝達部52が設けられている。動力伝達部5
2は、駆動源Eの回転駆動力を入力軸1に伝達する。動
力伝達部52は、駆動源Eにより回転駆動される駆動軸
53と、この駆動軸53に一体に形成された第1の噛み
合わせ部54と、前記シリンダ41に一体に形成された
第2の噛み合わせ部55と、を備えている。
続している。駆動軸53と入力軸1とは、互いに同軸的
に配されている。第1の噛み合わせ部54は、駆動軸5
3の外周方向に向かって延びた円板部56と、シリンダ
41に向かって突出した複数の歯57と、を備えてい
る。円板部56は、シリンダ41及び入力ディスク2a
と略同径に形成されている。歯57は、それぞれ、円板
部56の縁部に設けられている。
の底部48から駆動源Eに向かって突出した複数の歯5
8を備えている。歯58は、それぞれ、シリンダ41の
底部48の縁部に形成されている。第1の噛み合わせ部
54の歯57と、第2の噛み合わせ部55の歯58と
は、互いに噛み合う。このように、前記第1の噛み合わ
せ部54と、第2の噛み合わせ部55は、入力軸1から
その径方向に離れたシリンダ41及び入力ディスク2a
の縁部に配されている。円板部56とシリンダ41の底
部48は、入力軸1から径方向に離れている。このよう
に、動力伝達部52の半径方向距離を大きくすることに
より、軸方向力が小さくなるので、結合面での軸方向の
摩擦力は小さくなる。
ダ室47内に供給されると、この供給された加圧油がシ
リンダ41の底部48の底面48aと、入力ディスク2
aの背面42aとが互いに離れる方向に、シリンダ41
と入力ディスク2aとを移動させる。
3aに向かって押圧されるとともに、シリンダ41がフ
ランジ部43を介して入力軸1を駆動源Eに近づける方
向に移動する。そして、ナット46を介して入力ディス
ク2bが出力ディスク3bに向かって押圧される。この
ように、油圧ローディング機構6は、シリンダ47室内
に加圧油が供給されると入力ディスク2a,2bを出力
ディスク3a,3bに向かって押圧する。
ン部10aが入出力ディスク2a,2b,3a,3bの
双方に転接し、入力ディスク2a,2bの回転駆動力を
所望の減速比で出力ディスク3a,3bに伝達する。こ
のように、油圧ローディング機構6が、入力ディスク2
a,2bを出力ディスク3a,3bに向かって押圧する
ことによって、駆動源Eから伝達された回転駆動力を入
力ディスク2a,2b、パワーローラ10、出力ディス
ク3a,3b及び出力歯車34を介して出力軸35へと
伝達する。
0は、油圧ローディング機構6が、加圧流体としての加
圧油が供給されることによって、入力ディスク2a,2
bを出力ディスク3a,3bに向かって押圧する。この
ため、ECUなどの周知の演算装置によって、入力ディ
スク2a,2bが出力ディスク3a,3bを押圧する押
圧力を制御することができる。したがって、入力トル
ク、変速比、回転数及び潤滑剤によって定まる適切な力
にこの押圧力を制御することができ、トロイダル形無段
変速装置30及びこのトロイダル形無段変速装置30を
備えた自動用トランスミッション31の動力の伝達効率
の低下を抑制できる。
駆動源Eと入力軸1との間に設けられた動力伝達部52
の互いに噛み合う第1及び第2の噛み合わせ部54,5
5が、入力軸1からその径方向に離れた位置に配されて
いる。このため、油圧ローディング機構6が入力ディス
ク2a,2bを出力ディスク3a,3bに向かって押圧
して、入力軸1を駆動源Eに向かって移動しても、結合
部の半径方向距離を大きくとっているため、軸方向力が
小さくなるので、結合面での軸方向の摩擦力は小さくな
る。
する際の摺動抵抗を抑制できる。したがって、必要以上
に前述した押圧力を大きくする必要が生じない。押圧力
が不足してキャビティ21,22でパワーローラ10な
どがスリップすることが抑制することができる。したが
って、トロイダル形無段変速装置30及びこのトロイダ
ル形無段変速装置30を備えた自動車用トランスミッシ
ョン31の動力の伝達効率の低下を抑制できる。
1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明
を省略する。
0の油圧ローディング機構6は、入力ディスク2aとシ
リンダ41との間にシリンダ部としての第2シリンダ5
9と、第1の円板部材60と第2の円板部材61と円環
部材62とを備えている。第2シリンダ59は、入力デ
ィスク2aの外周に嵌合しているとともに、シリンダ4
1の筒部49の内周に嵌合して設けられている。
部63の一端部から外周方向に向かって延びた円板部6
4とを一体に備えている。第1の円板部材60は、筒部
63が入力軸1の外周に嵌合しかつ円板部64が第2シ
リンダ59の内周に嵌合した状態で配されている。第1
の円板部材60は、円板部64の底面65が入力ディス
ク2aに相対した状態に配されている。第1の円板部材
60の筒部63の端面66は、シリンダ41の底面48
aに当接している。
れている。第2の円板部材61は、第1の円板部材60
の筒部63の外周に嵌合しかつ第2シリンダ59の内周
に嵌合した状態に配されている。円環部材62は、入力
軸1の外周に嵌合しているとともに、第1の円板部材6
0と入力ディスク2aとの間に配されている。
部材60の底面65と、入力ディスク2aの背面42a
と、円環部材62の外表面の一部と、で囲まれた空間
は、第1のシリンダ室67を構成している。この第1の
シリンダ室67は、複数のシール部材68によって、流
体密に保たれている。
の底面48aと第2の円板部材61の端面69と、で囲
まれた空間は、第2のシリンダ室70を構成している。
この第2のシリンダ室70は、複数のシール部材71に
よって、流体密に保たれている。
穴45から第1のシリンダ室61内に向かって貫通した
第1の加圧油導入路72と、油穴45から第2のシリン
ダ室70内に向かって貫通した第2の加圧油導入路73
とが形成されている。
5、第1及び第2の加圧油導入路72,73内を通っ
て、第1及び第2のシリンダ室67,70内それぞれに
供給される。
れると、この加圧油が第1の円板部材60の底面65と
入力ディスク2aの背面42aとが互いに離れる方向
に、第1の円板部材60と入力ディスク2aとを移動さ
せる。すると、入力ディスク2aが出力ディスク3aに
向かって押圧される。
供給されると、この加圧油が第2の円板部材61とシリ
ンダ41の底面48aとが離れる方向に、シリンダ41
を移動させる。すると、シリンダ41がフランジ部43
を介して入力軸1を駆動源Eに近づける方向に移動す
る。
2bが出力ディスク3bに向かって押圧される。そし
て、第1の実施形態と同様に、駆動源Eから供給された
回転駆動力は、入力ディスク2a,2b、パワーローラ
10及び出力歯車34を介して出力軸35へと伝達され
る。
施形態と同様に、油圧ローディング機構6が加圧油を供
給されることによって、入力ディスク2a,2bを出力
ディスク3a,3bに向かって押圧するため、動力の伝
達効率の低下てを抑制できる。
スク3a,3bに向かって押圧する際に、結合部の半径
方向距離を大きくとっているため、軸方向力が小さくな
るので、結合面での軸方向の摩擦力は小さくなる。この
ため、入力軸1の軸線Pに沿った摺動抵抗を抑制でき、
動力の伝達効率の低下を抑制することができる。
第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説
明を省略する。
0は、前述した動力伝達部52を用いることなく、前記
駆動源Eに接続した駆動軸53が、入力軸1の一端部1
aの外周面にボールスプライン係合している。このた
め、入力ディスク2aが軸線Pに沿って変位する際の摺
動抵抗が抑制される。
に加圧油が供給されると、この加圧油が入力ディスク2
aを出力ディスク3aに向かって押圧するとともに、フ
ランジ部43を介して入力軸1を駆動源Eに向かって移
動させて、入力ディスク2bを出力ディスク3bに向か
って押圧する。
段変速装置30においても、加圧油が供給されることに
よって、入力ディスク2a,2bを出力ディスク3a,
3bに向かって押圧するため、動力の伝達効率の低下を
抑制できる。
て変位する際の摺動抵抗を抑制できるので、より一層動
力の伝達効率の低下を抑制できる。
れば、適切な力に前述した押圧力を制御することができ
るので、動力の伝達効率の低下を抑制することができ
る。また、入力軸が軸線に沿って移動する際の摺動抵抗
を抑制できるため、前述した押圧力を抑制することがで
きるとともに、パワーローラのスリップを抑制できる。
したがって、動力の伝達効率の低下をより一層抑制する
ことができる。
ハーフトロイダル形無段変速装置を用いた自動車用トラ
ンスミッションの一部を示す縦断面図。
圧ローディング機構を示す断面図。
速装置の油圧ローディング機構を示す断面図。
速装置の油圧ローディング機構を示す断面図。
て、ローディングカム機構が発生する押圧力と、適切な
押圧力とを示す図。
て、ローディングカム機構が発生する押圧力と、適切な
押圧力とを示す図。
(トロイダル形無段変速装置) 31…自動車用トランスミッション 41…シリンダ(シリンダ部) 42a…入力ディスクの背面 54…第1の噛み合わせ部 55…第2の噛み合わせ部 59…第2シリンダ(シリンダ部)
Claims (1)
- 【請求項1】駆動源により回転駆動される入力軸と、 前記入力軸に連動して回転する入力ディスクと、 前記入力ディスクに相対して配された出力ディスクと、 前記入力ディスクと出力ディスクとの間に揺動自在に設
けられたパワーローラと、 前記入力ディスクと出力ディスクとを互いに近づける方
向に前記入力ディスクと出力ディスクとのうち少なくと
も一方を押圧する押圧機構と、を備え、 前記押圧機構は、加圧油が供給されるシリンダ部と、前
記加圧油によって前記入力ディスクと出力ディスクとの
うち少なくとも一方を押圧するピストン部とを備えたト
ロイダル形無段変速装置において、 前記駆動源と入力軸との間に設けられ、前記駆動源から
の回転駆動力を入力軸に伝達する動力伝達部を備え、 前記動力伝達部は、前記駆動源により回転駆動される第
1の噛み合わせ部と、前記入力軸と連動して回転すると
もに前記第1の噛み合わせ部と互いに噛み合う第2の噛
み合わせ部と、を備え、かつ前記第2の噛み合わせ部が
入力軸からその径方向に離れた位置に配されたことを特
徴とするトロイダル形無段変速装置。
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|---|---|---|---|
| JP05997199A JP4106797B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | トロイダル形無段変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05997199A JP4106797B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | トロイダル形無段変速装置 |
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|---|---|
| JP2000257685A true JP2000257685A (ja) | 2000-09-19 |
| JP2000257685A5 JP2000257685A5 (ja) | 2005-08-18 |
| JP4106797B2 JP4106797B2 (ja) | 2008-06-25 |
Family
ID=13128578
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP05997199A Expired - Fee Related JP4106797B2 (ja) | 1999-03-08 | 1999-03-08 | トロイダル形無段変速装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP4106797B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2004278780A (ja) * | 2003-02-28 | 2004-10-07 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機 |
| US6960151B2 (en) | 2001-11-26 | 2005-11-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Toroidal continuously variable transmission |
| JP2006528754A (ja) * | 2003-07-25 | 2006-12-21 | トロトラク・(ディヴェロプメント)・リミテッド | 液圧変動器制御装置 |
-
1999
- 1999-03-08 JP JP05997199A patent/JP4106797B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
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|---|---|---|---|---|
| US6572509B2 (en) | 2000-10-23 | 2003-06-03 | Nsk, Ltd. | Toroidal-type continuously variable transmission |
| JP2003074656A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-03-12 | Nsk Ltd | トロイダル型無段変速機及び無段変速装置 |
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| JP2006528754A (ja) * | 2003-07-25 | 2006-12-21 | トロトラク・(ディヴェロプメント)・リミテッド | 液圧変動器制御装置 |
| US8641576B2 (en) | 2003-07-25 | 2014-02-04 | Torotrak (Development) Limited | Hydraulic variator control arrangement |
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|---|---|
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