JP2000257913A - 中性水を用いた除菌空調システム - Google Patents
中性水を用いた除菌空調システムInfo
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- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
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- F24F8/00—Treatment, e.g. purification, of air supplied to human living or working spaces otherwise than by heating, cooling, humidifying or drying
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- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 空調空気中に存在する微生物等の除菌を高効
率で実施でき、安全性の高い、高精度の中性水を用いた
除菌空調システムを提供する。 【解決手段】 空気を循環させる送風機1、温湿度調整
を行う冷却及び加熱コイル2、3、電解中性水である次
亜塩素水を空気と接触させるスプレーノズル11、及び
飛散した水を除去するエリミネータ12を、1つ又は複
数のケース6内部に設置することにより空調機20を構
成する。また、スプレーノズル11に電解中性水を供給
するための手段として電解中性水生成装置13を設け、
この電解中性水生成装置13によって生成された次亜塩
素水を、ポンプ14及び流量調整弁15を介して、スプ
レーノズル11に供給するように構成する。そして、ス
プレーノズル設置側から、除菌対象となる空気が空調機
20内に供給されるように構成する。
率で実施でき、安全性の高い、高精度の中性水を用いた
除菌空調システムを提供する。 【解決手段】 空気を循環させる送風機1、温湿度調整
を行う冷却及び加熱コイル2、3、電解中性水である次
亜塩素水を空気と接触させるスプレーノズル11、及び
飛散した水を除去するエリミネータ12を、1つ又は複
数のケース6内部に設置することにより空調機20を構
成する。また、スプレーノズル11に電解中性水を供給
するための手段として電解中性水生成装置13を設け、
この電解中性水生成装置13によって生成された次亜塩
素水を、ポンプ14及び流量調整弁15を介して、スプ
レーノズル11に供給するように構成する。そして、ス
プレーノズル設置側から、除菌対象となる空気が空調機
20内に供給されるように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除菌空調システム
に係り、特に、空気調和機(以下、空調機という)を、
循環空気と電解中性水とを接触させる構造とすることに
より、空調機を循環する空調空気中に存在する微生物の
除菌を効果的に行えるようにした中性水を用いた除菌空
調システムに関するものである。
に係り、特に、空気調和機(以下、空調機という)を、
循環空気と電解中性水とを接触させる構造とすることに
より、空調機を循環する空調空気中に存在する微生物の
除菌を効果的に行えるようにした中性水を用いた除菌空
調システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、MRSAによる院内感染が問
題となっている病院や食品工場、医薬品工場等の細菌を
嫌う施設では、建物内の空気中に浮遊する細菌を確実に
除菌することが必要とされている。このような目的で用
いられる既存の循環空気除菌用の空調システムとして
は、オゾン滅菌方式や光触媒酸化チタンを利用した滅菌
方式がある。すなわち、オゾン滅菌方式は、放電式ある
いは電解反応式等のオゾン生成方式を用いて生成したオ
ゾンを水に溶解させてオゾン水とし、オゾン(O3 )及
びオゾンの分解によって生じるHO・やHO2 ・等のフ
リーラジカルにより、菌を酸化分解するものである。
題となっている病院や食品工場、医薬品工場等の細菌を
嫌う施設では、建物内の空気中に浮遊する細菌を確実に
除菌することが必要とされている。このような目的で用
いられる既存の循環空気除菌用の空調システムとして
は、オゾン滅菌方式や光触媒酸化チタンを利用した滅菌
方式がある。すなわち、オゾン滅菌方式は、放電式ある
いは電解反応式等のオゾン生成方式を用いて生成したオ
ゾンを水に溶解させてオゾン水とし、オゾン(O3 )及
びオゾンの分解によって生じるHO・やHO2 ・等のフ
リーラジカルにより、菌を酸化分解するものである。
【0003】一方、光触媒酸化チタンを利用した滅菌方
式は、酸化チタンに太陽光など紫外線を照射すると、光
触媒作用によってスーパーオキサイドイオン(O2 - )
とヒドロキシラジカル(・OH)ができ、これらの強力
な酸化力によって、触媒表面に付着した有機化合物が酸
化され、分解されることを利用したものである。なお、
図14は、光触媒酸化チタンを利用した滅菌方式の概念
図を示したものである。
式は、酸化チタンに太陽光など紫外線を照射すると、光
触媒作用によってスーパーオキサイドイオン(O2 - )
とヒドロキシラジカル(・OH)ができ、これらの強力
な酸化力によって、触媒表面に付着した有機化合物が酸
化され、分解されることを利用したものである。なお、
図14は、光触媒酸化チタンを利用した滅菌方式の概念
図を示したものである。
【0004】また、食塩水を電気分解することによって
得られる強酸性水を、空調機内に配設した噴霧ノズルに
よって、直接除菌対象となる空気に噴霧するように構成
した強酸性水噴霧型除菌システムも用いられている。図
15(A)(B)はその概略構成を示したものである。
すなわち、図15(A)に示したように、空気を循環さ
せる送風機1、温湿度調整を行う冷却及び加熱コイル
2、3、エリミネータ4、及び電解強酸性水をケース内
に導入される空気に噴霧する噴霧ノズル5が、ケース6
内部に設置されて空調機10が構成されている。
得られる強酸性水を、空調機内に配設した噴霧ノズルに
よって、直接除菌対象となる空気に噴霧するように構成
した強酸性水噴霧型除菌システムも用いられている。図
15(A)(B)はその概略構成を示したものである。
すなわち、図15(A)に示したように、空気を循環さ
せる送風機1、温湿度調整を行う冷却及び加熱コイル
2、3、エリミネータ4、及び電解強酸性水をケース内
に導入される空気に噴霧する噴霧ノズル5が、ケース6
内部に設置されて空調機10が構成されている。
【0005】また、前記電解強酸性水を供給するための
手段として強酸性水生成装置7が設けられ、この強酸性
水生成装置7によって生成された強酸性水が、ポンプ8
を介して、前記噴霧ノズル5に供給されるように構成さ
れている。そして、この噴霧ノズル5によって、前記空
調機10内に導入された除菌対象となる空気に、直接強
酸性水が噴霧されるように構成されている。なお、強酸
性水噴霧型除菌システムの構成としては、図15(B)
に示したように、噴霧ノズル5をケース6の上部に水平
に配設したものもある。
手段として強酸性水生成装置7が設けられ、この強酸性
水生成装置7によって生成された強酸性水が、ポンプ8
を介して、前記噴霧ノズル5に供給されるように構成さ
れている。そして、この噴霧ノズル5によって、前記空
調機10内に導入された除菌対象となる空気に、直接強
酸性水が噴霧されるように構成されている。なお、強酸
性水噴霧型除菌システムの構成としては、図15(B)
に示したように、噴霧ノズル5をケース6の上部に水平
に配設したものもある。
【0006】ここで、強酸性水の作用・機作について簡
単に説明する。すなわち、強酸性水は、水に食塩を添加
して電気分解することによって得られる。この食塩水の
電気分解は、図16に示すように、2室からなる電解槽
の中に隔膜を挟んでプラスとマイナスの電極を設置し、
電圧を加えることにより行う。このとき、陽極では、水
は電子を奪われて水素イオンと酸素とに分解され、さら
に添加された食塩(NaCl)は、Na+ とCl- とに
イオン化し、塩素イオンCl- は陽極にイオンを奪わ
れ、塩素Cl2 となる。次式に示すように、陽極におい
ては、水素イオンリッチとなり、pHが低下して強酸性
水が生成される。
単に説明する。すなわち、強酸性水は、水に食塩を添加
して電気分解することによって得られる。この食塩水の
電気分解は、図16に示すように、2室からなる電解槽
の中に隔膜を挟んでプラスとマイナスの電極を設置し、
電圧を加えることにより行う。このとき、陽極では、水
は電子を奪われて水素イオンと酸素とに分解され、さら
に添加された食塩(NaCl)は、Na+ とCl- とに
イオン化し、塩素イオンCl- は陽極にイオンを奪わ
れ、塩素Cl2 となる。次式に示すように、陽極におい
ては、水素イオンリッチとなり、pHが低下して強酸性
水が生成される。
【0007】
【化1】2H2 O−4e- →4H+ +O2 ↑ 2Cl- −2e- →Cl2 ↑ Cl2 (aq)+H2 O→HCl+HClO
【0008】一方、陰極では、次式に示すように、水は
電子を得て水素H2 と水酸イオンOH- になり、この電
解が進むと水酸イオンが多くなって、pHが増加して強
アルカリ水ができる。
電子を得て水素H2 と水酸イオンOH- になり、この電
解が進むと水酸イオンが多くなって、pHが増加して強
アルカリ水ができる。
【0009】
【化2】2H2 O+2e- →H2 ↑+2OH- Na+ +e- →Na 2Na+2H2 O→2NaOH+H2 ↑
【0010】なお、このようにして得られる強酸性水の
殺菌力は、次亜塩素酸(HClO)、活性酸素(ヒドロ
キシカルラジカル、過酸化水素、オゾン等)によって得
られることが知られている。また、強酸性水は、次亜塩
素酸ソーダ(NaClO)の1/10〜1/50の残留
塩素濃度で、同等の活性を示すことが知られている。
殺菌力は、次亜塩素酸(HClO)、活性酸素(ヒドロ
キシカルラジカル、過酸化水素、オゾン等)によって得
られることが知られている。また、強酸性水は、次亜塩
素酸ソーダ(NaClO)の1/10〜1/50の残留
塩素濃度で、同等の活性を示すことが知られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の滅菌方式には、以下に述べるような問題
点があった。すなわち、オゾン滅菌方式は、殺菌能力は
強くて速効性があるものの、人間に対する毒性が問題と
なっていた。また、光触媒酸化チタンを利用した滅菌方
式は、空気清浄器や室内用のファンコイルユニットのよ
うに極小風量タイプに対しては効果があるが、空調機の
ような大風量タイプに対しては、フィルターと空気の接
触時間が短く、除菌効果が弱いといった問題があった。
さらに、紫外線ランプが無いと効果が無いため、紫外線
ランプが当たらない部分では抗菌効果がないという問題
もあった。また、この紫外線ランプからはオゾンが発生
するため、オゾン滅菌方式と同様に、人間に対する毒性
が懸念されていた。
たような従来の滅菌方式には、以下に述べるような問題
点があった。すなわち、オゾン滅菌方式は、殺菌能力は
強くて速効性があるものの、人間に対する毒性が問題と
なっていた。また、光触媒酸化チタンを利用した滅菌方
式は、空気清浄器や室内用のファンコイルユニットのよ
うに極小風量タイプに対しては効果があるが、空調機の
ような大風量タイプに対しては、フィルターと空気の接
触時間が短く、除菌効果が弱いといった問題があった。
さらに、紫外線ランプが無いと効果が無いため、紫外線
ランプが当たらない部分では抗菌効果がないという問題
もあった。また、この紫外線ランプからはオゾンが発生
するため、オゾン滅菌方式と同様に、人間に対する毒性
が懸念されていた。
【0012】また、強酸性水噴霧型除菌システムにおい
ては、強酸性水の殺菌力の持続性に問題があり、強酸性
水を除菌対象となる空気に直接噴霧することによって、
強酸性水が空気と接触し、pHが短時間で7前後になる
ため殺菌効果がなくなってしまうという問題があった。
また、強酸性水を除菌対象となる空気に直接噴霧した場
合、気液接触効率が悪く、優れた除菌効果を得ることは
できなかった。さらに、塩素ガスが発生するため、安全
性にも問題があった。さらに、強酸性水を利用した方法
には、特開平7―217943号公報に示されたよう
に、強酸性水製フィルターを用いる方法もあるが、この
方法ではpHが低いため塩素ガスの発生量が多く、その
臭気が大きな問題となっていた。
ては、強酸性水の殺菌力の持続性に問題があり、強酸性
水を除菌対象となる空気に直接噴霧することによって、
強酸性水が空気と接触し、pHが短時間で7前後になる
ため殺菌効果がなくなってしまうという問題があった。
また、強酸性水を除菌対象となる空気に直接噴霧した場
合、気液接触効率が悪く、優れた除菌効果を得ることは
できなかった。さらに、塩素ガスが発生するため、安全
性にも問題があった。さらに、強酸性水を利用した方法
には、特開平7―217943号公報に示されたよう
に、強酸性水製フィルターを用いる方法もあるが、この
方法ではpHが低いため塩素ガスの発生量が多く、その
臭気が大きな問題となっていた。
【0013】本発明は、上述したような従来技術の問題
点を解決するために提案されたものであり、その目的
は、空調空気中に存在する微生物等の除菌を高効率で実
施でき、安全性の高い、高精度の中性水を用いた除菌空
調システムを提供することにある。
点を解決するために提案されたものであり、その目的
は、空調空気中に存在する微生物等の除菌を高効率で実
施でき、安全性の高い、高精度の中性水を用いた除菌空
調システムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の中性水を用いた除菌空調システ
ムは、除菌対象となる空気が導入される空調機内に、電
解中性水を噴霧する噴霧手段を設け、前記噴霧手段によ
って、電解中性水を除菌対象となる空気と接触させるよ
うに構成したことを特徴とするものである。上記のよう
な構成を有する請求項1に記載の中性水を用いた除菌空
調システムにおいては、次亜塩素酸の殺菌効果を有する
電解中性水を、除菌対象となる空気に直接噴霧すること
によって、空気中の微生物を高効率で除去することがで
きる。また、電解中性水は弱アルカリ又は弱酸性である
ため、安全であり、環境汚染の心配もないので、そのま
ま排水することができる。
めに、請求項1に記載の中性水を用いた除菌空調システ
ムは、除菌対象となる空気が導入される空調機内に、電
解中性水を噴霧する噴霧手段を設け、前記噴霧手段によ
って、電解中性水を除菌対象となる空気と接触させるよ
うに構成したことを特徴とするものである。上記のよう
な構成を有する請求項1に記載の中性水を用いた除菌空
調システムにおいては、次亜塩素酸の殺菌効果を有する
電解中性水を、除菌対象となる空気に直接噴霧すること
によって、空気中の微生物を高効率で除去することがで
きる。また、電解中性水は弱アルカリ又は弱酸性である
ため、安全であり、環境汚染の心配もないので、そのま
ま排水することができる。
【0015】請求項2に記載の中性水を用いた除菌空調
システムは、除菌対象となる空気が導入される空調機内
に除菌エレメントを設け、この除菌エレメントに電解中
性水を滴下することによって水膜を形成し、この水膜と
除菌対象となる空気が接触するように構成したことを特
徴とするものである。上記のような構成を有する請求項
2に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおいて
は、空調機内に配設された除菌エレメントを電解中性水
で湿らせることにより水膜を形成し、この水膜と除菌対
象となる空気とを接触させるので、気液接触面積が大幅
に増大する。その結果、空気中の微生物が高効率で除去
される。また、除菌エレメントに滴下される電解中性水
は弱アルカリ又は弱酸性であるため安全であり、環境汚
染の心配もないので、そのまま排水することができ、環
境汚染の問題も生じない。
システムは、除菌対象となる空気が導入される空調機内
に除菌エレメントを設け、この除菌エレメントに電解中
性水を滴下することによって水膜を形成し、この水膜と
除菌対象となる空気が接触するように構成したことを特
徴とするものである。上記のような構成を有する請求項
2に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおいて
は、空調機内に配設された除菌エレメントを電解中性水
で湿らせることにより水膜を形成し、この水膜と除菌対
象となる空気とを接触させるので、気液接触面積が大幅
に増大する。その結果、空気中の微生物が高効率で除去
される。また、除菌エレメントに滴下される電解中性水
は弱アルカリ又は弱酸性であるため安全であり、環境汚
染の心配もないので、そのまま排水することができ、環
境汚染の問題も生じない。
【0016】請求項3に記載の中性水を用いた除菌空調
システムは、除菌対象となる空気が導入される空調機内
に除菌エレメントを設け、この除菌エレメントに電解中
性水を噴霧することによって水膜を形成し、この水膜と
除菌対象となる空気が接触するように構成したことを特
徴とするものである。上記のような構成を有する請求項
3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおいて
は、電解中性水が除菌エレメントに向けて直接噴霧され
るので、水噴霧による除菌と、水膜による除菌の相乗効
果が得られる。
システムは、除菌対象となる空気が導入される空調機内
に除菌エレメントを設け、この除菌エレメントに電解中
性水を噴霧することによって水膜を形成し、この水膜と
除菌対象となる空気が接触するように構成したことを特
徴とするものである。上記のような構成を有する請求項
3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおいて
は、電解中性水が除菌エレメントに向けて直接噴霧され
るので、水噴霧による除菌と、水膜による除菌の相乗効
果が得られる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれか一に記載の中性水を用いた除菌空調シ
ステムにおいて、電解中性水は、食塩水を電気分解する
ことによって得られるものであることを特徴とするもの
である。上記のような構成を有する請求項4に記載の中
性水を用いた除菌空調システムにおいては、水に食塩を
添加して電気分解する場合に、陽極と陰極の間に隔膜を
使用しない電解槽を用いるため、電解後、酸性水(陽極
水)とアルカリ水(陰極水)とが混合されて電解中性水
が得られるので、そのまま、空調機内に供給することが
できる。
求項3のいずれか一に記載の中性水を用いた除菌空調シ
ステムにおいて、電解中性水は、食塩水を電気分解する
ことによって得られるものであることを特徴とするもの
である。上記のような構成を有する請求項4に記載の中
性水を用いた除菌空調システムにおいては、水に食塩を
添加して電気分解する場合に、陽極と陰極の間に隔膜を
使用しない電解槽を用いるため、電解後、酸性水(陽極
水)とアルカリ水(陰極水)とが混合されて電解中性水
が得られるので、そのまま、空調機内に供給することが
できる。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項2又は請
求項3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおい
て、除菌エレメントは、保水性を有する素材により構成
されていることを特徴とするものである。上記のような
構成を有する請求項5に記載の中性水を用いた除菌空調
システムにおいては、除菌エレメントを保水性を有する
素材により構成することにより、電解中性水の滴下量を
低減することができるだけでなく、除菌対象となる空気
との接触時間を長くすることができるので、除菌性能を
向上させることができる。
求項3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおい
て、除菌エレメントは、保水性を有する素材により構成
されていることを特徴とするものである。上記のような
構成を有する請求項5に記載の中性水を用いた除菌空調
システムにおいては、除菌エレメントを保水性を有する
素材により構成することにより、電解中性水の滴下量を
低減することができるだけでなく、除菌対象となる空気
との接触時間を長くすることができるので、除菌性能を
向上させることができる。
【0019】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおい
て、空調機によって除菌された空気中の塩素ガス濃度を
測定する手段を備え、その測定結果に基づいて、電解中
性水の供給量を制御するように構成したことを特徴とす
るものである。上記のような構成を有する請求項6に記
載の中性水を用いた除菌空調システムにおいては、除菌
空気(供給空気)内の塩素ガス濃度の測定結果に基づい
て、電解中性水の供給量を制御することができるので、
除菌空気が供給される室内の塩素ガス濃度を、予め設定
した所望の値以下に抑えることができ、安全性の高い除
菌空調システムを提供することができる。
求項3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにおい
て、空調機によって除菌された空気中の塩素ガス濃度を
測定する手段を備え、その測定結果に基づいて、電解中
性水の供給量を制御するように構成したことを特徴とす
るものである。上記のような構成を有する請求項6に記
載の中性水を用いた除菌空調システムにおいては、除菌
空気(供給空気)内の塩素ガス濃度の測定結果に基づい
て、電解中性水の供給量を制御することができるので、
除菌空気が供給される室内の塩素ガス濃度を、予め設定
した所望の値以下に抑えることができ、安全性の高い除
菌空調システムを提供することができる。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれか一に記載の中性水を用いた除菌空調シ
ステムにおいて、空調機内又は空調機に連接された給気
ダクト内に、除菌空気中に含まれる残留塩素を除去する
ためのフィルターを配設したことを特徴とするものであ
る。上記のような構成を有する請求項7に記載の中性水
を用いた除菌空調システムにおいては、除菌空気中の残
留塩素を除去するための塩素ガス除去フィルターを設け
たことにより、除菌空気が供給される室内の塩素ガス濃
度を、安全基準に合致した所望の値以下に抑えることが
できるので、安全性の高い除菌空調システムを提供する
ことができる。
求項3のいずれか一に記載の中性水を用いた除菌空調シ
ステムにおいて、空調機内又は空調機に連接された給気
ダクト内に、除菌空気中に含まれる残留塩素を除去する
ためのフィルターを配設したことを特徴とするものであ
る。上記のような構成を有する請求項7に記載の中性水
を用いた除菌空調システムにおいては、除菌空気中の残
留塩素を除去するための塩素ガス除去フィルターを設け
たことにより、除菌空気が供給される室内の塩素ガス濃
度を、安全基準に合致した所望の値以下に抑えることが
できるので、安全性の高い除菌空調システムを提供する
ことができる。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項2または
請求項3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにお
いて、電解中性水によって形成された水膜に、紫外線を
照射するように構成したことを特徴とするものである。
上記のような構成を有する請求項8に記載の中性水を用
いた除菌空調システムにおいては、紫外線ランプを用い
て、電解中性水によって形成された水膜に紫外線を照射
することによって、電解中性水中の次亜塩素酸の活性を
高めることができるので、より優れた除菌効果を得るこ
とができる。
請求項3に記載の中性水を用いた除菌空調システムにお
いて、電解中性水によって形成された水膜に、紫外線を
照射するように構成したことを特徴とするものである。
上記のような構成を有する請求項8に記載の中性水を用
いた除菌空調システムにおいては、紫外線ランプを用い
て、電解中性水によって形成された水膜に紫外線を照射
することによって、電解中性水中の次亜塩素酸の活性を
高めることができるので、より優れた除菌効果を得るこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以
下、実施形態という)について、図面を参照して具体的
に説明する。なお、第1実施形態は、本発明の基本型を
示したものであり、第2実施形態及び第3実施形態は、
空気と電解中性水との接触効率を上げることにより除菌
効果を高めるようにしたものである。また、第4実施形
態及び第5実施形態は、除菌効果のみならず、塩素ガス
対策をも考慮したものであり、第6実施形態は、電解中
性水の噴霧水量を最適に制御できるようにしたものであ
る。また、図15に示した従来型と同一の部材には同一
の符号を付して、説明は省略する。
下、実施形態という)について、図面を参照して具体的
に説明する。なお、第1実施形態は、本発明の基本型を
示したものであり、第2実施形態及び第3実施形態は、
空気と電解中性水との接触効率を上げることにより除菌
効果を高めるようにしたものである。また、第4実施形
態及び第5実施形態は、除菌効果のみならず、塩素ガス
対策をも考慮したものであり、第6実施形態は、電解中
性水の噴霧水量を最適に制御できるようにしたものであ
る。また、図15に示した従来型と同一の部材には同一
の符号を付して、説明は省略する。
【0023】[1.第1実施形態] [1−1.第1実施形態の構成]本実施形態の中性水を
用いた除菌空調システムは、除菌・殺菌効果の持続性を
向上させたものである。すなわち、本実施形態の中性水
を用いた除菌空調システムにおいては、図1に示したよ
うに、空気を循環させる送風機1、温湿度調整を行う冷
却及び加熱コイル2、3、電解中性水である次亜塩素水
(遊離型の次亜塩素酸を多く含んだ中性水)を空気と接
触させるスプレーノズル11、及び飛散した水を除去す
るエリミネータ12が、1つ又は複数のケース6内部に
設置されて空調機20が構成されている。
用いた除菌空調システムは、除菌・殺菌効果の持続性を
向上させたものである。すなわち、本実施形態の中性水
を用いた除菌空調システムにおいては、図1に示したよ
うに、空気を循環させる送風機1、温湿度調整を行う冷
却及び加熱コイル2、3、電解中性水である次亜塩素水
(遊離型の次亜塩素酸を多く含んだ中性水)を空気と接
触させるスプレーノズル11、及び飛散した水を除去す
るエリミネータ12が、1つ又は複数のケース6内部に
設置されて空調機20が構成されている。
【0024】また、前記スプレーノズル11に電解中性
水を供給するための手段として、電解中性水生成装置1
3が設けられ、この電解中性水生成装置13によって生
成された次亜塩素水が、定流量ポンプ14及び流量調整
弁15を介して、前記スプレーノズル11に供給される
ように構成されている。そして、前記スプレーノズル設
置側(図中、左側)から、除菌対象となる空気が前記空
調機20内に供給されるように構成されている。なお、
スプレーノズル11によって噴霧する水量は微量で良
く、ケースの下部に滴下した水は、そのまま排水される
ように構成されている。
水を供給するための手段として、電解中性水生成装置1
3が設けられ、この電解中性水生成装置13によって生
成された次亜塩素水が、定流量ポンプ14及び流量調整
弁15を介して、前記スプレーノズル11に供給される
ように構成されている。そして、前記スプレーノズル設
置側(図中、左側)から、除菌対象となる空気が前記空
調機20内に供給されるように構成されている。なお、
スプレーノズル11によって噴霧する水量は微量で良
く、ケースの下部に滴下した水は、そのまま排水される
ように構成されている。
【0025】ここで、電解中性水の作用・機作について
簡単に説明する。電解中性水は、上述した強酸性水と同
様に、水に食塩を添加して電気分解することによって得
られる。ただし、電解中性水を得るために用いられる電
解槽としては、図2に示したように、陽極と陰極の間に
隔膜を使用しない電解槽が用いられるため、電解後、酸
性水(陽極水)とアルカリ水(陰極水)とが混合されて
中性水となるものである。なお、陽極及び陰極における
電気分解のメカニズムは、上述した強酸性水の生成原理
と同様であるので、説明は省略する。
簡単に説明する。電解中性水は、上述した強酸性水と同
様に、水に食塩を添加して電気分解することによって得
られる。ただし、電解中性水を得るために用いられる電
解槽としては、図2に示したように、陽極と陰極の間に
隔膜を使用しない電解槽が用いられるため、電解後、酸
性水(陽極水)とアルカリ水(陰極水)とが混合されて
中性水となるものである。なお、陽極及び陰極における
電気分解のメカニズムは、上述した強酸性水の生成原理
と同様であるので、説明は省略する。
【0026】また、電解中性水は中性に近い水である
が、次亜塩素酸が多く、従来から用いられている強酸性
水と同様に高い除菌性能を有している。すなわち、次亜
塩素酸は、菌バクテリア類の細胞の酵素を破壊し、有機
物を酸化分解し、タンパク質を酸化し不活性化する。な
お、次亜塩素酸の解離平衡はpHに依存し、pHの値に
より塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンの割合が変化
するが、本発明においては、電解中性水は、pH約5.
5〜7.0の範囲で使用するため、次亜塩素酸の比率が
高く、優れた除菌効果が得られる。
が、次亜塩素酸が多く、従来から用いられている強酸性
水と同様に高い除菌性能を有している。すなわち、次亜
塩素酸は、菌バクテリア類の細胞の酵素を破壊し、有機
物を酸化分解し、タンパク質を酸化し不活性化する。な
お、次亜塩素酸の解離平衡はpHに依存し、pHの値に
より塩素、次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンの割合が変化
するが、本発明においては、電解中性水は、pH約5.
5〜7.0の範囲で使用するため、次亜塩素酸の比率が
高く、優れた除菌効果が得られる。
【0027】さらに、電解中性水は、強酸性水に比べて
効能の持続性に差がある。例えば、電解中性水は6時間
放置してもその残留塩素濃度は変わらないが、強酸性水
では約20%程減少する。従って、電解中性水を用いる
ことにより、安定した持続性のある除菌効果を得ること
ができるものである。
効能の持続性に差がある。例えば、電解中性水は6時間
放置してもその残留塩素濃度は変わらないが、強酸性水
では約20%程減少する。従って、電解中性水を用いる
ことにより、安定した持続性のある除菌効果を得ること
ができるものである。
【0028】[1−2.第1実施形態の作用・効果]上
記のような構成を有する本実施形態の中性水を用いた除
菌空調システムは、以下に述べるように作用する。すな
わち、空調機20に流入した除菌対象となる空気に、ス
プレーノズル11によって次亜塩素水を噴霧することに
より、その空気中の微生物(細菌、真菌等)が除去され
る。さらに、飛散した水を除去するエリミネータ12に
おいても、その表面を流下する次亜塩素水によって、再
度除菌が行われる。
記のような構成を有する本実施形態の中性水を用いた除
菌空調システムは、以下に述べるように作用する。すな
わち、空調機20に流入した除菌対象となる空気に、ス
プレーノズル11によって次亜塩素水を噴霧することに
より、その空気中の微生物(細菌、真菌等)が除去され
る。さらに、飛散した水を除去するエリミネータ12に
おいても、その表面を流下する次亜塩素水によって、再
度除菌が行われる。
【0029】このように、本実施形態によれば、次亜塩
素水を直接除菌対象となる空気と接触させることによ
り、空気中の細菌を除菌することができ、空気感染を有
効に防止することができるので、無菌空調機として、バ
イオロジカルクリーンルーム(BCR)、病院施設や食
品工場等の空調システムに適用することができる。ま
た、本実施形態で用いている次亜塩素水は、弱アルカリ
又は弱酸性であるため、安全であり、環境汚染の心配も
ないので、そのまま排水することができる。
素水を直接除菌対象となる空気と接触させることによ
り、空気中の細菌を除菌することができ、空気感染を有
効に防止することができるので、無菌空調機として、バ
イオロジカルクリーンルーム(BCR)、病院施設や食
品工場等の空調システムに適用することができる。ま
た、本実施形態で用いている次亜塩素水は、弱アルカリ
又は弱酸性であるため、安全であり、環境汚染の心配も
ないので、そのまま排水することができる。
【0030】さらに、電解中性水である次亜塩素水をワ
ンパスで使用することにより、常に強力な除菌能力を維
持することができる。また、水廻りに次亜塩素水を使用
することにより、循環空気はもとより空調機の内部まで
除菌できるので、無菌化が可能となる。さらに、空調機
の除菌化により、空調系全体の除菌効果が期待できる。
また、空気と次亜塩素水とを接触させることにより、有
毒ガスの除去と脱臭効果が期待できる。
ンパスで使用することにより、常に強力な除菌能力を維
持することができる。また、水廻りに次亜塩素水を使用
することにより、循環空気はもとより空調機の内部まで
除菌できるので、無菌化が可能となる。さらに、空調機
の除菌化により、空調系全体の除菌効果が期待できる。
また、空気と次亜塩素水とを接触させることにより、有
毒ガスの除去と脱臭効果が期待できる。
【0031】[2.第2実施形態] [2−1.第2実施形態の構成]本実施形態の中性水を
用いた除菌空調システムは、空気と電解中性水との接触
効率を上げる手段として、除菌エレメントを用いたもの
である。すなわち、本実施形態の中性水を用いた除菌空
調システムにおいては、図3に示したように、空気を循
環させる送風機1、温湿度調整を行う冷却及び加熱コイ
ル2、3及び電解中性水を空気と接触させる水膜を形成
する除菌エレメント21が、1つ又は複数のケース6内
部に設置されて空調機30が構成されている。
用いた除菌空調システムは、空気と電解中性水との接触
効率を上げる手段として、除菌エレメントを用いたもの
である。すなわち、本実施形態の中性水を用いた除菌空
調システムにおいては、図3に示したように、空気を循
環させる送風機1、温湿度調整を行う冷却及び加熱コイ
ル2、3及び電解中性水を空気と接触させる水膜を形成
する除菌エレメント21が、1つ又は複数のケース6内
部に設置されて空調機30が構成されている。
【0032】また、前記除菌エレメント21に電解中性
水を供給するための手段として電解中性水生成装置13
が設けられ、電解中性水生成装置13によって生成され
た電解中性水が、ポンプ22、流量調整弁23を介し
て、前記除菌エレメント21に供給されるように構成さ
れている。そして、前記除菌エレメント設置側(図中、
左側)から、除菌対象となる空気が前記空調機30内に
供給されるように構成されている。
水を供給するための手段として電解中性水生成装置13
が設けられ、電解中性水生成装置13によって生成され
た電解中性水が、ポンプ22、流量調整弁23を介し
て、前記除菌エレメント21に供給されるように構成さ
れている。そして、前記除菌エレメント設置側(図中、
左側)から、除菌対象となる空気が前記空調機30内に
供給されるように構成されている。
【0033】また、水膜を形成する除菌エレメント21
は、図4(A)(B)に示したように構成されている。
すなわち、除菌エレメント21の中央部にはパッド21
aが配設され、その上面には分散マット21bが取り付
けられている。そして、この分散マット21bに、前記
流量調整弁23に接続された散水ヘッダー24を介して
電解中性水が供給されるように構成されている。一方、
前記パッド21aの下部にはドレンパン21cが配設さ
れ、パッド21aを流下した電解中性水をケース外部に
排出できるように構成されている。
は、図4(A)(B)に示したように構成されている。
すなわち、除菌エレメント21の中央部にはパッド21
aが配設され、その上面には分散マット21bが取り付
けられている。そして、この分散マット21bに、前記
流量調整弁23に接続された散水ヘッダー24を介して
電解中性水が供給されるように構成されている。一方、
前記パッド21aの下部にはドレンパン21cが配設さ
れ、パッド21aを流下した電解中性水をケース外部に
排出できるように構成されている。
【0034】なお、水膜を形成する除菌エレメント21
のパッド21aとして、保水性の高い吸水性素材を使用
すると、電解中性水の滴下量を低減することができるだ
けでなく、除菌対象となる空気との接触時間を長くする
ことができるので、除菌性能を向上させることができ
る。このパッド21aの材質としては、例えば、グラス
ファイバーを骨材として焼成した複合セラミックスや、
多孔質セラミックを用いることができる。また、ポリエ
ステル、ポリエチレン等の化学繊維を用いた吸水性素材
を用いても良い。また、図5に示したように、除菌エレ
メント21の上部にタンク25を配設し、このタンク内
に電解中性水を貯め、所定量ずつ除菌エレメント21に
滴下するように構成することもできる。
のパッド21aとして、保水性の高い吸水性素材を使用
すると、電解中性水の滴下量を低減することができるだ
けでなく、除菌対象となる空気との接触時間を長くする
ことができるので、除菌性能を向上させることができ
る。このパッド21aの材質としては、例えば、グラス
ファイバーを骨材として焼成した複合セラミックスや、
多孔質セラミックを用いることができる。また、ポリエ
ステル、ポリエチレン等の化学繊維を用いた吸水性素材
を用いても良い。また、図5に示したように、除菌エレ
メント21の上部にタンク25を配設し、このタンク内
に電解中性水を貯め、所定量ずつ除菌エレメント21に
滴下するように構成することもできる。
【0035】[2−2.第2実施形態の作用・効果]上
記のような構成を有する本実施形態の中性水を用いた除
菌空調システムは、以下に述べるように作用する。すな
わち、空調機30内に設置された除菌エレメント21に
電解中性水を滴下し、除菌エレメント21を電解中性水
で湿らせることにより、水膜を形成する。一方、空調機
30に流入した除菌対象となる空気は、除菌エレメント
21を流下して水膜を形成した電解中性水と接触するこ
とにより、その空気中に存在する微生物(細菌、真菌
等)が除去される。
記のような構成を有する本実施形態の中性水を用いた除
菌空調システムは、以下に述べるように作用する。すな
わち、空調機30内に設置された除菌エレメント21に
電解中性水を滴下し、除菌エレメント21を電解中性水
で湿らせることにより、水膜を形成する。一方、空調機
30に流入した除菌対象となる空気は、除菌エレメント
21を流下して水膜を形成した電解中性水と接触するこ
とにより、その空気中に存在する微生物(細菌、真菌
等)が除去される。
【0036】また、本実施形態のように水膜式を用いた
場合には、気液接触面積は噴霧型に比べて100倍程度
になるため、その除菌効果は格段と向上する。さらに、
本実施形態で用いている次亜塩素水は、弱アルカリ又は
弱酸性であるため、安全であり、環境汚染の心配もない
ので、そのまま排水することができる。
場合には、気液接触面積は噴霧型に比べて100倍程度
になるため、その除菌効果は格段と向上する。さらに、
本実施形態で用いている次亜塩素水は、弱アルカリ又は
弱酸性であるため、安全であり、環境汚染の心配もない
ので、そのまま排水することができる。
【0037】このように、本実施形態によれば、電解中
性水を水膜状にして除菌対象となる空気と接触させるこ
とにより、空気中の細菌をより効率よく除菌することが
でき、空気感染を有効に防止することができるので、無
菌空調機として、バイオロジカルクリーンルーム(BC
R)、病院施設や食品工場等の空調システムに適用する
と効果的である。また、第1実施形態と同様に、電解中
性水をワンパスで使用することにより、常に強力な除菌
能力を維持することができる。また、水廻りに電解中性
水を使用することにより、循環空気はもとより空調機の
内部まで除菌できるので、無菌化が可能となる。さら
に、空調機の除菌化により、空調系全体の除菌効果が期
待できる。また、空気と水(電解中性水)とを接触させ
ることにより、同時に有毒ガスの除去と脱臭効果も期待
できる。
性水を水膜状にして除菌対象となる空気と接触させるこ
とにより、空気中の細菌をより効率よく除菌することが
でき、空気感染を有効に防止することができるので、無
菌空調機として、バイオロジカルクリーンルーム(BC
R)、病院施設や食品工場等の空調システムに適用する
と効果的である。また、第1実施形態と同様に、電解中
性水をワンパスで使用することにより、常に強力な除菌
能力を維持することができる。また、水廻りに電解中性
水を使用することにより、循環空気はもとより空調機の
内部まで除菌できるので、無菌化が可能となる。さら
に、空調機の除菌化により、空調系全体の除菌効果が期
待できる。また、空気と水(電解中性水)とを接触させ
ることにより、同時に有毒ガスの除去と脱臭効果も期待
できる。
【0038】[3.第3実施形態] [3−1.第3実施形態の構成]本実施形態の中性水を
用いた除菌空調システムは、上記第1実施形態で示した
噴霧方式と、第2実施形態で示した水膜方式を併用した
ものであり、電解中性水を空調機の下流側に配設された
除菌エレメントに向けて直接噴霧するようにしたもので
ある。すなわち、本実施形態の中性水を用いた除菌空調
システムにおいては、図6に示したように、空気を循環
させる送風機1、温湿度調整を行う冷却及び加熱コイル
2、3、除菌エレメント31、及び前記除菌エレメント
31に電解中性水を直接噴霧する噴霧装置32が、1つ
又は複数のケース6内部に設置されて空調機40が構成
されている。
用いた除菌空調システムは、上記第1実施形態で示した
噴霧方式と、第2実施形態で示した水膜方式を併用した
ものであり、電解中性水を空調機の下流側に配設された
除菌エレメントに向けて直接噴霧するようにしたもので
ある。すなわち、本実施形態の中性水を用いた除菌空調
システムにおいては、図6に示したように、空気を循環
させる送風機1、温湿度調整を行う冷却及び加熱コイル
2、3、除菌エレメント31、及び前記除菌エレメント
31に電解中性水を直接噴霧する噴霧装置32が、1つ
又は複数のケース6内部に設置されて空調機40が構成
されている。
【0039】また、前記除菌エレメント31に電解中性
水を供給するための手段として電解中性水生成装置13
が設けられ、この電解中性水生成装置13によって生成
された電解中性水が、ポンプ22、流量調整弁23及び
前記噴霧装置32を介して、前記除菌エレメント31に
供給されるように構成されている。
水を供給するための手段として電解中性水生成装置13
が設けられ、この電解中性水生成装置13によって生成
された電解中性水が、ポンプ22、流量調整弁23及び
前記噴霧装置32を介して、前記除菌エレメント31に
供給されるように構成されている。
【0040】[3−2.第3実施形態の作用・効果]上
記のような構成を有する本実施形態の中性水を用いた除
菌空調システムは、以下に述べるように作用する。すな
わち、本実施形態においては、電解中性水が空調機40
内に配設された除菌エレメント31に向けて直接噴霧さ
れるので、水噴霧による除菌と、水膜による除菌の相乗
効果が期待できる。さらに、電解中性水を除菌エレメン
トに直接噴霧するので、除菌エレメントの表面の汚れに
対する洗浄効果があり、除菌エレメントの清掃や交換の
頻度が少なくて済む。
記のような構成を有する本実施形態の中性水を用いた除
菌空調システムは、以下に述べるように作用する。すな
わち、本実施形態においては、電解中性水が空調機40
内に配設された除菌エレメント31に向けて直接噴霧さ
れるので、水噴霧による除菌と、水膜による除菌の相乗
効果が期待できる。さらに、電解中性水を除菌エレメン
トに直接噴霧するので、除菌エレメントの表面の汚れに
対する洗浄効果があり、除菌エレメントの清掃や交換の
頻度が少なくて済む。
【0041】[4.第4実施形態]本実施形態は、上記
第1実施形態に示した中性水を用いた除菌空調システム
に塩素ガス対策を施したものである。すなわち、本実施
形態においては、図7に示したように、空調機20の送
風機1に連接された給気ダクト41内に、除菌空気(供
給空気)内の塩素ガス濃度を測定する塩素濃度計42が
設置され、その測定結果に基づいて、電解中性水の流量
調整弁15の開閉を制御する流量制御装置43が設けら
れている。具体的には、除菌空気(供給空気)内の塩素
ガス濃度が、その除菌空気が供給される室内の塩素ガス
濃度において一定の値(例えば、0.5ppm)を超え
ないように、流量調整弁15の開度を調整して、タンク
内に供給される電解中性水の噴霧水量を制御するように
構成されている。なお、噴霧水量を制御する方法として
は、流量調整弁15の開度を調整する方法だけでなく、
ポンプ14の回転数制御による方法でも良い。
第1実施形態に示した中性水を用いた除菌空調システム
に塩素ガス対策を施したものである。すなわち、本実施
形態においては、図7に示したように、空調機20の送
風機1に連接された給気ダクト41内に、除菌空気(供
給空気)内の塩素ガス濃度を測定する塩素濃度計42が
設置され、その測定結果に基づいて、電解中性水の流量
調整弁15の開閉を制御する流量制御装置43が設けら
れている。具体的には、除菌空気(供給空気)内の塩素
ガス濃度が、その除菌空気が供給される室内の塩素ガス
濃度において一定の値(例えば、0.5ppm)を超え
ないように、流量調整弁15の開度を調整して、タンク
内に供給される電解中性水の噴霧水量を制御するように
構成されている。なお、噴霧水量を制御する方法として
は、流量調整弁15の開度を調整する方法だけでなく、
ポンプ14の回転数制御による方法でも良い。
【0042】上記のような構成を有する本実施形態の中
性水を用いた除菌空調システムにおいては、除菌空気
(供給空気)内の塩素ガス濃度を測定する塩素濃度計4
2を設置し、その測定結果に基づいて、電解中性水の噴
霧水量を制御することができるので、除菌空気が供給さ
れる室内の塩素ガス濃度を、予め設定した所望の値以下
に抑えることができる。なお、本実施形態は、上記第1
実施形態だけでなく、第2実施形態及び第3実施形態に
適用することができることは言うまでもない。
性水を用いた除菌空調システムにおいては、除菌空気
(供給空気)内の塩素ガス濃度を測定する塩素濃度計4
2を設置し、その測定結果に基づいて、電解中性水の噴
霧水量を制御することができるので、除菌空気が供給さ
れる室内の塩素ガス濃度を、予め設定した所望の値以下
に抑えることができる。なお、本実施形態は、上記第1
実施形態だけでなく、第2実施形態及び第3実施形態に
適用することができることは言うまでもない。
【0043】[5.第5実施形態]本実施形態は、上記
第1実施形態に示した中性水を用いた除菌空調システム
に塩素ガス除去手段を付加したものである。すなわち、
本実施形態においては、図8に示したように、空調機2
0の送風機1の手前側に、除菌空気中の残留塩素を除去
するための塩素ガス除去フィルター50が設けられてい
る。また、図9に示したように、塩素ガス除去フィルタ
ー50を、空調機20の送風機1に連接された給気ダク
ト41内に設けることもできる。なお、前記塩素ガス除
去フィルターとしては、化学吸着、物理吸着の原理を用
いたもの等を用いることができる。
第1実施形態に示した中性水を用いた除菌空調システム
に塩素ガス除去手段を付加したものである。すなわち、
本実施形態においては、図8に示したように、空調機2
0の送風機1の手前側に、除菌空気中の残留塩素を除去
するための塩素ガス除去フィルター50が設けられてい
る。また、図9に示したように、塩素ガス除去フィルタ
ー50を、空調機20の送風機1に連接された給気ダク
ト41内に設けることもできる。なお、前記塩素ガス除
去フィルターとしては、化学吸着、物理吸着の原理を用
いたもの等を用いることができる。
【0044】前記化学吸着とは、酸化反応などの化学変
化によって、物質を分解・変質させる吸着材を用いる方
法であり、物理吸着とは、化学変化を伴わず、活性炭の
ように有害ガスを小孔に閉じこめる(捕集)方法であ
る。また、化学吸着と物理吸着の両者の相乗効果により
吸着力を増加させるコンバインドタイプもある。
化によって、物質を分解・変質させる吸着材を用いる方
法であり、物理吸着とは、化学変化を伴わず、活性炭の
ように有害ガスを小孔に閉じこめる(捕集)方法であ
る。また、化学吸着と物理吸着の両者の相乗効果により
吸着力を増加させるコンバインドタイプもある。
【0045】上記のような構成を有する本実施形態の中
性水を用いた除菌空調システムにおいては、除菌空気
(供給空気)内に含まれる塩素ガスを除去することがで
きるので、除菌空気が供給される室内の塩素ガス濃度
を、安全基準に合致した値以下に抑えることができる。
性水を用いた除菌空調システムにおいては、除菌空気
(供給空気)内に含まれる塩素ガスを除去することがで
きるので、除菌空気が供給される室内の塩素ガス濃度
を、安全基準に合致した値以下に抑えることができる。
【0046】[6.第6実施形態]本実施形態は、上記
第1実施形態等に示した中性水を用いた除菌空調システ
ムにおいて、電解中性水の噴霧量を最適な値に制御する
ことができるようにしたものである。すなわち、本実施
形態においては、図10に示したように、電解中性水生
成装置13によって生成された電解中性水は、貯留タン
ク60、定流量ポンプ61、流量調整弁62を介して、
前記スプレーノズル11に供給されるように構成されて
いる。また、貯留タンク60にはタンク水位計63が取
り付けられ、このタンク水位計63の検出結果に基づい
て、電解中性水生成装置13がON−OFFされるよう
に構成されている。さらに、電解中性水の噴霧量を最適
に制御するために流量制御装置64が設けられ、空調機
出口において無菌となるように、前記流量調整弁62の
開度を調整するように構成されている。
第1実施形態等に示した中性水を用いた除菌空調システ
ムにおいて、電解中性水の噴霧量を最適な値に制御する
ことができるようにしたものである。すなわち、本実施
形態においては、図10に示したように、電解中性水生
成装置13によって生成された電解中性水は、貯留タン
ク60、定流量ポンプ61、流量調整弁62を介して、
前記スプレーノズル11に供給されるように構成されて
いる。また、貯留タンク60にはタンク水位計63が取
り付けられ、このタンク水位計63の検出結果に基づい
て、電解中性水生成装置13がON−OFFされるよう
に構成されている。さらに、電解中性水の噴霧量を最適
に制御するために流量制御装置64が設けられ、空調機
出口において無菌となるように、前記流量調整弁62の
開度を調整するように構成されている。
【0047】また、図11は、電解中性水の噴霧量を最
適な値に制御するための基礎データとなるものであっ
て、スプレーノズル11に供給される電解中性水の給水
量と、除菌効果の関係を示したものである。すなわち、
図11から明らかなように、スプレーノズル11に供給
される電解中性水の噴霧水量は、ある値を超えるとそれ
以上の除菌効果を得ることはできない。したがって、ス
プレーノズル11に供給される電解中性水の噴霧水量
を、所定の除菌効果が得られる最小の量とすることによ
り、効率の良い除菌空調システムを提供することができ
ると考えられる。
適な値に制御するための基礎データとなるものであっ
て、スプレーノズル11に供給される電解中性水の給水
量と、除菌効果の関係を示したものである。すなわち、
図11から明らかなように、スプレーノズル11に供給
される電解中性水の噴霧水量は、ある値を超えるとそれ
以上の除菌効果を得ることはできない。したがって、ス
プレーノズル11に供給される電解中性水の噴霧水量
を、所定の除菌効果が得られる最小の量とすることによ
り、効率の良い除菌空調システムを提供することができ
ると考えられる。
【0048】なお、電解中性水の噴霧水量は、空調機内
に導入される空気量に応じて可変とすることが望ましい
ため、本発明の中性水を用いた除菌空調システムを実際
に設置した後、空調機出口において無菌となる噴霧水量
を測定することによって、図11に示したような制御デ
ータを決定する。
に導入される空気量に応じて可変とすることが望ましい
ため、本発明の中性水を用いた除菌空調システムを実際
に設置した後、空調機出口において無菌となる噴霧水量
を測定することによって、図11に示したような制御デ
ータを決定する。
【0049】上記のような構成を有する本実施形態の中
性水を用いた除菌空調システムにおいては、スプレーノ
ズル11に供給される電解中性水の噴霧水量を、所定の
除菌効果が得られる最小量に制御することができるの
で、高効率の除菌空調システムを提供することができ
る。
性水を用いた除菌空調システムにおいては、スプレーノ
ズル11に供給される電解中性水の噴霧水量を、所定の
除菌効果が得られる最小量に制御することができるの
で、高効率の除菌空調システムを提供することができ
る。
【0050】[7.他の実施形態]本発明は、上述した
実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例が考
えられる。例えば、上記除菌エレメントは、気化式の加
湿器で代用することも可能であるが、上記の実施形態に
示したように吸水性の素材を用いたほうが、除菌性能が
向上する。
実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例が考
えられる。例えば、上記除菌エレメントは、気化式の加
湿器で代用することも可能であるが、上記の実施形態に
示したように吸水性の素材を用いたほうが、除菌性能が
向上する。
【0051】また、上記実施形態で示した電解中性水に
よって形成された水膜に、紫外線ランプを用いて紫外線
を照射することにより、電解中性水中の次亜塩素酸の活
性を高めることができるように構成することもできる。
◎。
よって形成された水膜に、紫外線ランプを用いて紫外線
を照射することにより、電解中性水中の次亜塩素酸の活
性を高めることができるように構成することもできる。
◎。
【0052】すなわち、図12は、上記第2実施形態の
変形例であって、ケース内の除菌エレメント21の手前
側に紫外線ランプ70が配設され、除菌エレメント21
に電解中性水を滴下することによって形成された水膜に
紫外線が照射されるように構成されている。また、図1
3は、上記第3実施形態の変形例であって、図12に示
した実施形態と同様に、除菌エレメント31の手前側に
紫外線ランプ70が配設され、除菌エレメント31に電
解中性水を噴霧することによって形成された水膜に紫外
線が照射されるように構成されている。
変形例であって、ケース内の除菌エレメント21の手前
側に紫外線ランプ70が配設され、除菌エレメント21
に電解中性水を滴下することによって形成された水膜に
紫外線が照射されるように構成されている。また、図1
3は、上記第3実施形態の変形例であって、図12に示
した実施形態と同様に、除菌エレメント31の手前側に
紫外線ランプ70が配設され、除菌エレメント31に電
解中性水を噴霧することによって形成された水膜に紫外
線が照射されるように構成されている。
【0053】このように、ケース内の除菌エレメントの
手前側に紫外線ランプを配設し、電解中性水を滴下ある
いは噴霧することによって形成された水膜に、紫外線を
照射することによって、電解中性水中の次亜塩素酸の活
性を高めることができるので、より優れた除菌効果を得
ることができる。
手前側に紫外線ランプを配設し、電解中性水を滴下ある
いは噴霧することによって形成された水膜に、紫外線を
照射することによって、電解中性水中の次亜塩素酸の活
性を高めることができるので、より優れた除菌効果を得
ることができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中性水を
用いた除菌空調システムによれば、空調空気中に存在す
る微生物等の除菌を高効率で実施でき、安全性の高い、
高精度の除菌空調システムを提供することができる。
用いた除菌空調システムによれば、空調空気中に存在す
る微生物等の除菌を高効率で実施でき、安全性の高い、
高精度の除菌空調システムを提供することができる。
【図1】本発明による中性水を用いた除菌空調システム
の第1実施形態の構成を示す概略図
の第1実施形態の構成を示す概略図
【図2】電解中性水の生成原理を示す図
【図3】本発明による中性水を用いた除菌空調システム
の第2実施形態の構成を示す概略図
の第2実施形態の構成を示す概略図
【図4】図3に示した除菌エレメントの構成を示す図で
あって、(A)は斜視図、(B)は正面図
あって、(A)は斜視図、(B)は正面図
【図5】図3に示した除菌エレメントの他の構成を示す
側面図
側面図
【図6】本発明による中性水を用いた除菌空調システム
の第3実施形態の構成を示す概略図
の第3実施形態の構成を示す概略図
【図7】本発明による中性水を用いた除菌空調システム
の第4実施形態の構成を示す概略図
の第4実施形態の構成を示す概略図
【図8】本発明による中性水を用いた除菌空調システム
の第5実施形態の構成を示す概略図
の第5実施形態の構成を示す概略図
【図9】本発明による中性水を用いた除菌空調システム
の第5実施形態の構成を示す概略図
の第5実施形態の構成を示す概略図
【図10】本発明による中性水を用いた除菌空調システ
ムの第6実施形態の構成を示す概略図
ムの第6実施形態の構成を示す概略図
【図11】電解中性水の給水量と除菌効果の関係を示し
た図
た図
【図12】本発明の他の実施形態の構成を示す概略図
【図13】本発明の他の実施形態の構成を示す概略図
【図14】光触媒酸化チタンを利用した滅菌方式を示す
概略図
概略図
【図15】(A)(B)は、従来の強酸性水噴霧型除菌
システムの構成を示す概略図
システムの構成を示す概略図
【図16】強酸性水の生成原理を示す図
1…送風機 2…冷却コイル 3…加熱コイル 4…エリミネータ 5…噴霧ノズル 6…ケース 7…強酸性水生成装置 8…ポンプ 9…流量調整弁 10、20、30,40…空調機 11…スプレーノズル 12…エリミネータ 13…電解中性水生成装置 14…定流量ポンプ 15…流量調整弁 21、31…除菌エレメント 22…定流量ポンプ 23…流量調整弁 24…散水ヘッダー 25…タンク 32…噴霧装置 41…給気ダクト 42…塩素濃度計 43…流量制御装置 50…塩素ガス除去フィルター 60…貯留タンク 61…定流量ポンプ 62…流量調整弁 63…タンク水位計 64…流量制御装置 70…紫外線ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松橋 秀明 東京都港区南青山2丁目3番6号 株式会 社テクノ菱和内 (72)発明者 菅田 大助 東京都港区南青山2丁目3番6号 株式会 社テクノ菱和内 Fターム(参考) 3L053 BD05
Claims (8)
- 【請求項1】 除菌対象となる空気が導入される空調機
内に、電解中性水を噴霧する噴霧手段を設け、前記噴霧
手段によって、電解中性水を除菌対象となる空気と接触
させるように構成したことを特徴とする中性水を用いた
除菌空調システム。 - 【請求項2】 除菌対象となる空気が導入される空調機
内に除菌エレメントを設け、この除菌エレメントに電解
中性水を滴下することによって水膜を形成し、この水膜
と除菌対象となる空気が接触するように構成したことを
特徴とする中性水を用いた除菌空調システム。 - 【請求項3】 除菌対象となる空気が導入される空調機
内に除菌エレメントを設け、この除菌エレメントに電解
中性水を噴霧することによって水膜を形成し、この水膜
と除菌対象となる空気が接触するように構成したことを
特徴とする中性水を用いた除菌空調システム。 - 【請求項4】 前記電解中性水は、食塩水を電気分解す
ることによって得られるものであることを特徴とする請
求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の中性水を用い
た除菌空調システム。 - 【請求項5】 前記除菌エレメントは、保水性を有する
素材により構成されていることを特徴とする請求項2又
は請求項3に記載の中性水を用いた除菌空調システム。 - 【請求項6】 前記空調機によって除菌された空気中の
塩素ガス濃度を測定する手段を備え、その測定結果に基
づいて、前記電解中性水の供給量を制御するように構成
したことを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の中
性水を用いた除菌空調システム。 - 【請求項7】 前記空調機内又は前記空調機に連接され
た給気ダクト内に、除菌空気中に含まれる残留塩素を除
去するためのフィルターを配設したことを特徴とする請
求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の中性水を用い
た除菌空調システム。 - 【請求項8】 前記電解中性水によって形成された水膜
に、紫外線を照射するように構成したことを特徴とする
請求項2または請求項3に記載の中性水を用いた除菌空
調システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11058777A JP2000257913A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 中性水を用いた除菌空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11058777A JP2000257913A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 中性水を用いた除菌空調システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000257913A true JP2000257913A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13093999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11058777A Pending JP2000257913A (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 中性水を用いた除菌空調システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000257913A (ja) |
Cited By (23)
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| WO2022024071A1 (en) | 2020-07-30 | 2022-02-03 | Aspire Zone Foundation | Apparatus and methods for decontaminating air supply in enclosed spaces |
-
1999
- 1999-03-05 JP JP11058777A patent/JP2000257913A/ja active Pending
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