JP2000258653A - 光バス - Google Patents
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光利用効率が高く、高速伝送および光信号の
均等分配が可能な光バスを提供する。 【解決手段】 光合成器13、23、33は、光軸50
および光信号が入力される側の平凸レンズ16、26、
36の像側焦点と、光信号が出力される側の平凹レンズ
17、27、37の物体側焦点とを一致させた2個のレ
ンズ群により構成されている。また、光軸50を挟んで
各受光素子15、25、35と対向する所定位置には、
1入力2出力の光分岐素子で構成された光分岐器14、
24、34が配設されている。2枚のレンズ焦点距離を
適宜調整すれば、隣接する回路基板によって信号光が遮
られることなく反射手段40へ伝播させることができ
る。よって、光利用効率が高くなる等の効果が得られ
る。
均等分配が可能な光バスを提供する。 【解決手段】 光合成器13、23、33は、光軸50
および光信号が入力される側の平凸レンズ16、26、
36の像側焦点と、光信号が出力される側の平凹レンズ
17、27、37の物体側焦点とを一致させた2個のレ
ンズ群により構成されている。また、光軸50を挟んで
各受光素子15、25、35と対向する所定位置には、
1入力2出力の光分岐素子で構成された光分岐器14、
24、34が配設されている。2枚のレンズ焦点距離を
適宜調整すれば、隣接する回路基板によって信号光が遮
られることなく反射手段40へ伝播させることができ
る。よって、光利用効率が高くなる等の効果が得られ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の電子システ
ムを接続するための光バスに関するものである。
ムを接続するための光バスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の通信、情報処理分野においては取
り扱う情報量の大容量化やシステムの高速化に対応する
ために、或るいは電磁放射雑音の抑制のために、複数の
電子システム間の相互接続を光信号によって行う光バス
が提案されている。
り扱う情報量の大容量化やシステムの高速化に対応する
ために、或るいは電磁放射雑音の抑制のために、複数の
電子システム間の相互接続を光信号によって行う光バス
が提案されている。
【0003】従来の光バスとして、特開平4−1196
97号公報において光信号の伝達に能動中継器を用いる
方法が開示されている。簡単に説明すると、一つの回路
基板から出力された光信号を隣接する回路基板の受光素
子により検出し、電気信号に変換し、同一回路基板上の
発行素子に電気的に伝達して、再び光信号に変換し、こ
れを順次繰り返すことにより複数の回路基板に信号を伝
達するというものである。また、特開平4−30193
3号公報では、能動中継器を用いずに、光合成器と光分
岐器を兼用したビームスプリッタを単一軸上に配置して
双方向自由空間光バスを構成した例が開示されている。
97号公報において光信号の伝達に能動中継器を用いる
方法が開示されている。簡単に説明すると、一つの回路
基板から出力された光信号を隣接する回路基板の受光素
子により検出し、電気信号に変換し、同一回路基板上の
発行素子に電気的に伝達して、再び光信号に変換し、こ
れを順次繰り返すことにより複数の回路基板に信号を伝
達するというものである。また、特開平4−30193
3号公報では、能動中継器を用いずに、光合成器と光分
岐器を兼用したビームスプリッタを単一軸上に配置して
双方向自由空間光バスを構成した例が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光バス
において、能動中継器を用いる方法の場合は、複数回の
光電気変換および電気光変換を伴うために、信号の遅延
を生じ、高速伝送ができないという問題がある。
において、能動中継器を用いる方法の場合は、複数回の
光電気変換および電気光変換を伴うために、信号の遅延
を生じ、高速伝送ができないという問題がある。
【0005】また、ビームスプリッタを用いた双方向自
由空間光バスの場合は、光損失が大きいため消費電力が
増大するという問題がある。さらに、各サブシステムに
伝送される信号光強度が異なり、データバス伝送の基本
的なルールであるバスに接続されたすべての装置或るい
は回路基板間に等しい信号強度を供給することができな
いという問題もある。
由空間光バスの場合は、光損失が大きいため消費電力が
増大するという問題がある。さらに、各サブシステムに
伝送される信号光強度が異なり、データバス伝送の基本
的なルールであるバスに接続されたすべての装置或るい
は回路基板間に等しい信号強度を供給することができな
いという問題もある。
【0006】本発明は、上記技術的課題を解決するため
になされたものであり、その目的は、光利用効率が高
く、高速伝送および光信号の均等分配が可能な光バスを
提供することにある。
になされたものであり、その目的は、光利用効率が高
く、高速伝送および光信号の均等分配が可能な光バスを
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明に係る光バスは、複数の回路
基板から送出される光信号を合成する光合成器と、光信
号を各回路基板に分岐する光分岐器を備えたループ状の
光バスであって、前記光合成器は光軸および光信号の入
力側レンズの像側焦点と出力側レンズの物体側焦点が一
致するように配置した少なくとも2枚のレンズ群からな
り、前記回路基板から送出される光信号を前記光軸外か
ら入射させたことを特徴としている。
め、請求項1記載の本発明に係る光バスは、複数の回路
基板から送出される光信号を合成する光合成器と、光信
号を各回路基板に分岐する光分岐器を備えたループ状の
光バスであって、前記光合成器は光軸および光信号の入
力側レンズの像側焦点と出力側レンズの物体側焦点が一
致するように配置した少なくとも2枚のレンズ群からな
り、前記回路基板から送出される光信号を前記光軸外か
ら入射させたことを特徴としている。
【0008】上記構成の本発明によれば、各回路基板か
ら送出される光信号は光合成器によって光バス上に合成
され、合成された光バス上の光信号は光分岐器によって
各回路基板に分岐される。
ら送出される光信号は光合成器によって光バス上に合成
され、合成された光バス上の光信号は光分岐器によって
各回路基板に分岐される。
【0009】ここで、本発明では、光軸および光信号の
入力側レンズの像側焦点と出力側レンズの物体側焦点が
一致するように配置した少なくとも2枚のレンズ群によ
って光合成器を構成すると共に、回路基板から送出され
る光信号を光軸外から入射させたので、入力側レンズの
焦点距離と出力側レンズの焦点距離との比を適宜選択す
ることにより、光合成器から出射された信号光を隣接す
る回路基板によって遮られることなく光分岐器へ導くこ
とができる。よって、光損失がなく、光利用効率が高く
なる。また、本発明では、従来技術のように複数回の電
気/光変換および光/電気変換を介す構成ではないた
め、データ伝送速度を速めることができる。さらに、本
発明における光分岐器の分岐比を適宜選択することによ
り、光信号の均等分配も可能となる。
入力側レンズの像側焦点と出力側レンズの物体側焦点が
一致するように配置した少なくとも2枚のレンズ群によ
って光合成器を構成すると共に、回路基板から送出され
る光信号を光軸外から入射させたので、入力側レンズの
焦点距離と出力側レンズの焦点距離との比を適宜選択す
ることにより、光合成器から出射された信号光を隣接す
る回路基板によって遮られることなく光分岐器へ導くこ
とができる。よって、光損失がなく、光利用効率が高く
なる。また、本発明では、従来技術のように複数回の電
気/光変換および光/電気変換を介す構成ではないた
め、データ伝送速度を速めることができる。さらに、本
発明における光分岐器の分岐比を適宜選択することによ
り、光信号の均等分配も可能となる。
【0010】上述した請求項1記載の本発明に係る光バ
スの構成をより具体的にしたものが請求項2乃至請求項
5である。すなわち、請求項2記載の本発明に係る光バ
スは、請求項1に記載の発明において、前記入力側レン
ズの焦点距離を前記出力側レンズの焦点距離より大きく
したことを特徴としている。
スの構成をより具体的にしたものが請求項2乃至請求項
5である。すなわち、請求項2記載の本発明に係る光バ
スは、請求項1に記載の発明において、前記入力側レン
ズの焦点距離を前記出力側レンズの焦点距離より大きく
したことを特徴としている。
【0011】また、請求項3記載の本発明に係る光バス
は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記
光合成器と前記光分岐器の間に、光軸および入力側レン
ズの像焦点と出力側レンズの物体側焦点を一致させて2
枚のレンズ群を配置し、前記入力側レンズの焦点距離を
前記出力側レンズの焦点距離より大きくしたことを特徴
としている。
は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記
光合成器と前記光分岐器の間に、光軸および入力側レン
ズの像焦点と出力側レンズの物体側焦点を一致させて2
枚のレンズ群を配置し、前記入力側レンズの焦点距離を
前記出力側レンズの焦点距離より大きくしたことを特徴
としている。
【0012】また、請求項4記載の本発明に係る光バス
は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明にお
いて、前記光分岐器が異なる分岐比を有し、始端から前
記光分岐器の分岐比が順に大きくなることを特徴として
いる。
は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明にお
いて、前記光分岐器が異なる分岐比を有し、始端から前
記光分岐器の分岐比が順に大きくなることを特徴として
いる。
【0013】さらに、請求項5記載の本発明に係る光バ
スは、請求項4に記載の発明において、前記分岐比がバ
スに接続される回路基板数Nに対して、前記光分岐器の
始端から1/N、1/(N−1)、・・・、1/2、1
としたことを特徴としている。
スは、請求項4に記載の発明において、前記分岐比がバ
スに接続される回路基板数Nに対して、前記光分岐器の
始端から1/N、1/(N−1)、・・・、1/2、1
としたことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。 〔第1の実施形態〕図1は本発明の第1の実施形態であ
り、光バス1に3枚の回路基板11、21、31を接続
した構成例である。
説明する。 〔第1の実施形態〕図1は本発明の第1の実施形態であ
り、光バス1に3枚の回路基板11、21、31を接続
した構成例である。
【0015】この図に示されるように、光バス1には、
3枚の回路基板11、21、31が所定の間隔で接続さ
れている。各回路基板11、21、31の下端部の片側
の面には、発光素子12、22、32がそれぞれ配設さ
れている。また、各回路基板11、21、31の下端部
の反対側の面には、受光素子15、25、35がそれぞ
れ配設されている。隣接する回路基板11と回路基板2
1との間、回路基板21と回路基板31との間、回路基
板31と光路変更用の反射手段40との間には、発光素
子12、22、32から出力された光信号を光バス1に
結合させて反射手段40へ向かわせるための光合成器1
3、23、33がそれぞれ配設されている。光合成器1
3、23、33は、光軸50および光信号が入力される
側の「入力側レンズ」としての平凸レンズ16、26、
36の像側焦点と、光信号が出力される側の「出力側レ
ンズ」としての平凹レンズ17、27、37の物体側焦
点とを一致させた2個のレンズ群により構成されてい
る。また、光軸50を挟んで各受光素子15、25、3
5と対向する所定位置には、光分岐器14、24、34
がそれぞれ配設されている。光分岐器14、24、34
は、ビームスプリッタや偏光ビームスプリッタなどの1
入力2出力の光分岐素子で構成されている。
3枚の回路基板11、21、31が所定の間隔で接続さ
れている。各回路基板11、21、31の下端部の片側
の面には、発光素子12、22、32がそれぞれ配設さ
れている。また、各回路基板11、21、31の下端部
の反対側の面には、受光素子15、25、35がそれぞ
れ配設されている。隣接する回路基板11と回路基板2
1との間、回路基板21と回路基板31との間、回路基
板31と光路変更用の反射手段40との間には、発光素
子12、22、32から出力された光信号を光バス1に
結合させて反射手段40へ向かわせるための光合成器1
3、23、33がそれぞれ配設されている。光合成器1
3、23、33は、光軸50および光信号が入力される
側の「入力側レンズ」としての平凸レンズ16、26、
36の像側焦点と、光信号が出力される側の「出力側レ
ンズ」としての平凹レンズ17、27、37の物体側焦
点とを一致させた2個のレンズ群により構成されてい
る。また、光軸50を挟んで各受光素子15、25、3
5と対向する所定位置には、光分岐器14、24、34
がそれぞれ配設されている。光分岐器14、24、34
は、ビームスプリッタや偏光ビームスプリッタなどの1
入力2出力の光分岐素子で構成されている。
【0016】なお、本実施形態では、光合成器を平凸レ
ンズと平凹レンズの2枚のレンズで構成しているが、入
力側レンズの像側焦点と出力側レンズの物体側焦点およ
び光軸を一致させて配置すればよく、両凸レンズ、球レ
ンズ、円筒面凸レンズ、円筒面凹レンズ、屈折率分布レ
ンズなどのレンズも適用可能である。
ンズと平凹レンズの2枚のレンズで構成しているが、入
力側レンズの像側焦点と出力側レンズの物体側焦点およ
び光軸を一致させて配置すればよく、両凸レンズ、球レ
ンズ、円筒面凸レンズ、円筒面凹レンズ、屈折率分布レ
ンズなどのレンズも適用可能である。
【0017】次に、本実施形態の作用並びに効果につい
て説明する。
て説明する。
【0018】回路基板11、21、31に設けられた発
光素子12、22、32から出力された光信号は、光合
成器13、23、33により光バス1に結合された後に
反射手段40へと向かう。反射手段40では光路が折り
返されて、光分岐器14、24、34へと導かれ、光分
岐器14、24、34によって各回路基板11、21、
31の受光素子15、25、35へと分岐される。これ
により、光バス1はループ状に構成される。
光素子12、22、32から出力された光信号は、光合
成器13、23、33により光バス1に結合された後に
反射手段40へと向かう。反射手段40では光路が折り
返されて、光分岐器14、24、34へと導かれ、光分
岐器14、24、34によって各回路基板11、21、
31の受光素子15、25、35へと分岐される。これ
により、光バス1はループ状に構成される。
【0019】ところで、上記構成における光合成器1
3、23、33の平凸レンズ16、26、36の焦点距
離をf1、平凹レンズ17、27、37の焦点距離を−
f2、発光素子12、22、32の光軸50からの距離
をYとすると、発光素子12から出力された光は、光合
成器13を通過後、光軸50から距離Y1=mYの位置
に出力される。ここで、mは平凸レンズ16と平凹レン
ズ17の焦点距離の比によって決定され、m=f2/f
1で与えられる。m<1となるように2枚のレンズ焦点
距離を調整すれば、Y1<Yとなり、光合成器13から
出射された信号光は、隣接する回路基板21の発光素子
22によって遮られることなく光合成器23へ入射され
る。光合成器23に対して光軸50から距離Y1の位置
から信号光が入射された場合、光合成器23から出力さ
れる位置Y2は、Y2=mY1=m 2 Yとなり、m<1
であるからY2<Y1<Yとなる。同様にして、光合成
器33からの出力位置Y3は、Y3=m3 Y<Y2<Y
1<Yとなる。従って、隣接する回路基板の発光素子に
よって信号光が遮られなければ、それ以降の回路基板の
発光素子によって信号光が遮られることなく反射手段4
0へと伝播されることになる。なお、請求項1におい
て、「回路基板11、21、31から送出される光信号
を光軸50外から入射させた」とあるのは、光合成器1
3、23、33として2枚の平凸レンズ16、26、3
6と平凹レンズ17、27、37を配置しただけでは、
上述したような光路の変更が行われず、適切な作動が得
られなくなるためである。
3、23、33の平凸レンズ16、26、36の焦点距
離をf1、平凹レンズ17、27、37の焦点距離を−
f2、発光素子12、22、32の光軸50からの距離
をYとすると、発光素子12から出力された光は、光合
成器13を通過後、光軸50から距離Y1=mYの位置
に出力される。ここで、mは平凸レンズ16と平凹レン
ズ17の焦点距離の比によって決定され、m=f2/f
1で与えられる。m<1となるように2枚のレンズ焦点
距離を調整すれば、Y1<Yとなり、光合成器13から
出射された信号光は、隣接する回路基板21の発光素子
22によって遮られることなく光合成器23へ入射され
る。光合成器23に対して光軸50から距離Y1の位置
から信号光が入射された場合、光合成器23から出力さ
れる位置Y2は、Y2=mY1=m 2 Yとなり、m<1
であるからY2<Y1<Yとなる。同様にして、光合成
器33からの出力位置Y3は、Y3=m3 Y<Y2<Y
1<Yとなる。従って、隣接する回路基板の発光素子に
よって信号光が遮られなければ、それ以降の回路基板の
発光素子によって信号光が遮られることなく反射手段4
0へと伝播されることになる。なお、請求項1におい
て、「回路基板11、21、31から送出される光信号
を光軸50外から入射させた」とあるのは、光合成器1
3、23、33として2枚の平凸レンズ16、26、3
6と平凹レンズ17、27、37を配置しただけでは、
上述したような光路の変更が行われず、適切な作動が得
られなくなるためである。
【0020】このようにして、各回路基板11、21、
31から発せられた光信号は、損失なく反射手段40へ
伝播され、反射手段40により光路変換され光分岐器1
4、24、34へと導かれる。従って、本実施形態によ
れば、従来技術に比べて、光利用効率を高めることがで
きる。
31から発せられた光信号は、損失なく反射手段40へ
伝播され、反射手段40により光路変換され光分岐器1
4、24、34へと導かれる。従って、本実施形態によ
れば、従来技術に比べて、光利用効率を高めることがで
きる。
【0021】また、本実施形態によれば、従来技術のよ
うに複数回の電気/光変換および光/電気変換を介さな
いため、高速のデータ伝送が可能になる。
うに複数回の電気/光変換および光/電気変換を介さな
いため、高速のデータ伝送が可能になる。
【0022】さらに、本実施形態では、光分岐器14、
24、34はビームスプリッタや偏光ビームスプリッタ
などの1入力2出力の光分岐素子で構成されているの
で、信号光入力側の光分岐器34から分岐比を順に大き
くすることによって、光信号を均等分配することができ
る。具体的には光分岐器14、24、34の分岐比をそ
れぞれ1、1/2、1/3とすれば、光分岐器34によ
り反射手段40から入射された信号光強度の1/3が受
光素子35に入射され、残りの2/3は光分岐器24へ
と向かう。光分岐器24は入射光強度の1/2を受光素
子25へ、1/2を光分岐器14へと分岐するので、受
光素子25に入射される光強度は反射手段40から出力
された光強度の2/3×1/2=1/3となり、同様に
光分岐器13へ向かう光強度も1/3となる。光分岐器
14の分岐比は1であるので、光分岐器14に入射した
光はすべて受光素子15へ入射され、受光素子15に入
射される光強度は1/3となる。従って、本実施形態に
よれば、損失なく、すべての回路基板11、21、31
に等しい強度の光信号を分配することができる。
24、34はビームスプリッタや偏光ビームスプリッタ
などの1入力2出力の光分岐素子で構成されているの
で、信号光入力側の光分岐器34から分岐比を順に大き
くすることによって、光信号を均等分配することができ
る。具体的には光分岐器14、24、34の分岐比をそ
れぞれ1、1/2、1/3とすれば、光分岐器34によ
り反射手段40から入射された信号光強度の1/3が受
光素子35に入射され、残りの2/3は光分岐器24へ
と向かう。光分岐器24は入射光強度の1/2を受光素
子25へ、1/2を光分岐器14へと分岐するので、受
光素子25に入射される光強度は反射手段40から出力
された光強度の2/3×1/2=1/3となり、同様に
光分岐器13へ向かう光強度も1/3となる。光分岐器
14の分岐比は1であるので、光分岐器14に入射した
光はすべて受光素子15へ入射され、受光素子15に入
射される光強度は1/3となる。従って、本実施形態に
よれば、損失なく、すべての回路基板11、21、31
に等しい強度の光信号を分配することができる。
【0023】上述した分岐比の組み合わせは3枚の回路
基板を接続した場合であるが、N枚の回路基板が接続さ
れた場合も、信号光入力側(始端)の光分岐器から、そ
の分岐光を1/N、1/(N−1)、・・・、1/2、
1とすることで、等しい強度の光信号を正確に均等分配
することができる。
基板を接続した場合であるが、N枚の回路基板が接続さ
れた場合も、信号光入力側(始端)の光分岐器から、そ
の分岐光を1/N、1/(N−1)、・・・、1/2、
1とすることで、等しい強度の光信号を正確に均等分配
することができる。
【0024】補足すると、上記構成においては、回路基
板の接続される位置により、厳密には信号光が反射手段
40へ入射される位置が異なり、従って、光分岐器によ
って分岐された信号光の出力される位置も異なることに
なるが、分岐光の出力位置変動が受光素子の受光面積よ
り小さくなるようにmの値を設定しておけば、分岐光を
すべて受光素子に入射させることができる。或るいは、
光分岐器と受光素子の間に集光レンズを設けることによ
って、光分岐器からの分岐光の出力位置変動が受光素子
の受光面積より大きい場合でも、すべての光を受光素子
に入射させることができる。 〔第2の実施形態〕図2は本発明の第2の実施形態であ
り、光バス1の信号光伝播方向に対して回路基板から信
号光が垂直に出力される場合の構成例である。なお、前
述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号
を付してその説明を省略する。
板の接続される位置により、厳密には信号光が反射手段
40へ入射される位置が異なり、従って、光分岐器によ
って分岐された信号光の出力される位置も異なることに
なるが、分岐光の出力位置変動が受光素子の受光面積よ
り小さくなるようにmの値を設定しておけば、分岐光を
すべて受光素子に入射させることができる。或るいは、
光分岐器と受光素子の間に集光レンズを設けることによ
って、光分岐器からの分岐光の出力位置変動が受光素子
の受光面積より大きい場合でも、すべての光を受光素子
に入射させることができる。 〔第2の実施形態〕図2は本発明の第2の実施形態であ
り、光バス1の信号光伝播方向に対して回路基板から信
号光が垂直に出力される場合の構成例である。なお、前
述した第1実施形態と同一構成部分については同一番号
を付してその説明を省略する。
【0025】この図に示されるように、光合成器13、
23、33は、入力側の平凸レンズ16、26、36と
出力側の平凸レンズ18、28、38、直角プリズム1
9、29、39から構成されており、入力側の平凸レン
ズ16、26、36の像側焦点と出力側の平凸レンズ1
8、28、38の物体側焦点および光軸50が一致する
ように配置されている。また、直角プリズム19、2
9、39は、光軸50外の位置に設けられている。
23、33は、入力側の平凸レンズ16、26、36と
出力側の平凸レンズ18、28、38、直角プリズム1
9、29、39から構成されており、入力側の平凸レン
ズ16、26、36の像側焦点と出力側の平凸レンズ1
8、28、38の物体側焦点および光軸50が一致する
ように配置されている。また、直角プリズム19、2
9、39は、光軸50外の位置に設けられている。
【0026】さらに、反射手段40は分離して配設され
ており、その一方と光分岐器34との間には2枚の平凸
レンズ61、62が配設されている。平凸レンズ61の
焦点距離は平凸レンズ62の焦点距離よりも長く、平凸
レンズ61の像側焦点と平凸レンズ62の物体側焦点お
よび光軸とが一致するように配置されている。
ており、その一方と光分岐器34との間には2枚の平凸
レンズ61、62が配設されている。平凸レンズ61の
焦点距離は平凸レンズ62の焦点距離よりも長く、平凸
レンズ61の像側焦点と平凸レンズ62の物体側焦点お
よび光軸とが一致するように配置されている。
【0027】上記構成によれば、発光素子12、22、
32から出力された信号光は、直角プリズム19、2
9、39によって光路が90°変換されて、入力側の平
凸レンズ16、26、36に入射する。直角プリズム1
9、29、39の光軸50からの距離と入力側の平凸レ
ンズ16、26、36の焦点距離と出力側の平凸レンズ
18、28、38の焦点距離の比を適宜選ぶことによ
り、光バス1に結合された信号光は損失なく反射手段4
0へと伝搬される。反射手段40で光路変換された光信
号は2枚の平凸レンズ61、62を通過し、光分岐器3
4、24、14へ入射されて分岐される。従って、本実
施形態によっても、前述した第1実施形態と同様に、光
利用効率を高めることができると共に、高速伝送および
光信号の均等分配が可能になる。
32から出力された信号光は、直角プリズム19、2
9、39によって光路が90°変換されて、入力側の平
凸レンズ16、26、36に入射する。直角プリズム1
9、29、39の光軸50からの距離と入力側の平凸レ
ンズ16、26、36の焦点距離と出力側の平凸レンズ
18、28、38の焦点距離の比を適宜選ぶことによ
り、光バス1に結合された信号光は損失なく反射手段4
0へと伝搬される。反射手段40で光路変換された光信
号は2枚の平凸レンズ61、62を通過し、光分岐器3
4、24、14へ入射されて分岐される。従って、本実
施形態によっても、前述した第1実施形態と同様に、光
利用効率を高めることができると共に、高速伝送および
光信号の均等分配が可能になる。
【0028】さらに、本実施形態では、平凸レンズ61
の焦点距離を平凸レンズ62の焦点距離より長くし、平
凸レンズ61の像側焦点と平凸レンズ62の物体側焦点
および光軸を一致させて配置したので、入力側レンズの
焦点距離をf、出力側レンズの焦点距離をf’(<f)
とすると、入力側レンズに対する光信号の入射高Yと出
力側レンズから出力される光信号の出射高Y’の間に
は、Y’=|f’/f|×Yの関係が成り立つため、
f’<fの場合にはY’<Yとなる。従って、本実施形
態によれば、前述したような光バス1に対する回路基板
の接続位置の違いによって生じる光分岐器に対して光信
号が入射する位置の変動を小さくすることができる。
の焦点距離を平凸レンズ62の焦点距離より長くし、平
凸レンズ61の像側焦点と平凸レンズ62の物体側焦点
および光軸を一致させて配置したので、入力側レンズの
焦点距離をf、出力側レンズの焦点距離をf’(<f)
とすると、入力側レンズに対する光信号の入射高Yと出
力側レンズから出力される光信号の出射高Y’の間に
は、Y’=|f’/f|×Yの関係が成り立つため、
f’<fの場合にはY’<Yとなる。従って、本実施形
態によれば、前述したような光バス1に対する回路基板
の接続位置の違いによって生じる光分岐器に対して光信
号が入射する位置の変動を小さくすることができる。
【0029】なお、本実施形態では、光合成器を2枚の
平凸レンズで構成しているが、入力側レンズの焦点距離
を出力側レンズの焦点距離より長くして、入力側レンズ
の像側焦点と出力側レンズの物体側焦点および光軸を一
致させて配置すればよく、両凸レンズ、球レンズ、円筒
面凸レンズ、円筒面凹レンズ、屈折率分布レンズなどの
レンズも適用可能である。
平凸レンズで構成しているが、入力側レンズの焦点距離
を出力側レンズの焦点距離より長くして、入力側レンズ
の像側焦点と出力側レンズの物体側焦点および光軸を一
致させて配置すればよく、両凸レンズ、球レンズ、円筒
面凸レンズ、円筒面凹レンズ、屈折率分布レンズなどの
レンズも適用可能である。
【0030】また、本実施形態では、2枚の平凸レンズ
61、62を反射手段40と光分岐器34の間に設けて
いるが、光合成器33と光分岐器34間であればどの位
置に設けてもよい。
61、62を反射手段40と光分岐器34の間に設けて
いるが、光合成器33と光分岐器34間であればどの位
置に設けてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光バスに
よれば、複数回の電気/光変換および光/電気変換を介
さないため、高速のデータ伝送が可能であり、また、光
利用効率が高く、複数の回路基板に対して均等な光パワ
ーの分配が可能な光バスを得ることができる。
よれば、複数回の電気/光変換および光/電気変換を介
さないため、高速のデータ伝送が可能であり、また、光
利用効率が高く、複数の回路基板に対して均等な光パワ
ーの分配が可能な光バスを得ることができる。
【図1】 本発明の第1の実施形態を示す光バスの構成
図である。
図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態を示す光バスの構成
図である。
図である。
1 光バス 11 回路基板 21 回路基板 31 回路基板 12 発光素子 22 発光素子 32 発光素子 13 光合成器 23 光合成器 33 光合成器 14 光分岐器 24 光分岐器 34 光分岐器 15 受光素子 25 受光素子 35 受光素子 16 平凸レンズ 26 平凸レンズ 36 平凸レンズ 17 平凹レンズ 27 平凹レンズ 37 平凹レンズ 18 平凸レンズ 28 平凸レンズ 38 平凸レンズ 19 直角プリズム 29 直角プリズム 39 直角プリズム 40 反射手段 50 光軸 61 平凸レンズ 62 平凸レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 秀則 神奈川県足柄上郡中井町境430グリーンテ クなかい富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 2H037 AA01 BA03 BA12 CA21 CA32 5K002 BA04 BA21 BA31 DA10 FA03 GA07
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の回路基板から送出される光信号を
合成する光合成器と、光信号を各回路基板に分岐する光
分岐器を備えたループ状の光バスであって、前記光合成
器は光軸および光信号の入力側レンズの像側焦点と出力
側レンズの物体側焦点が一致するように配置した少なく
とも2枚のレンズ群からなり、前記回路基板から送出さ
れる光信号を前記光軸外から入射させたことを特徴とす
る光バス。 - 【請求項2】 前記入力側レンズの焦点距離を前記出力
側レンズの焦点距離より大きくしたことを特徴とする請
求項1に記載の光バス。 - 【請求項3】 前記光合成器と前記光分岐器の間に、光
軸および入力側レンズの像焦点と出力側レンズの物体側
焦点を一致させて2枚のレンズ群を配置し、前記入力側
レンズの焦点距離を前記出力側レンズの焦点距離より大
きくしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の光バス。 - 【請求項4】 前記光分岐器が異なる分岐比を有し、始
端から前記光分岐器の分岐比が順に大きくなることを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光バ
ス。 - 【請求項5】 前記分岐比がバスに接続される回路基板
数Nに対して、前記光分岐器の始端から1/N、1/
(N−1)、・・・、1/2、1としたことを特徴とす
る請求項4に記載の光バス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11057443A JP2000258653A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 光バス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11057443A JP2000258653A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 光バス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000258653A true JP2000258653A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13055814
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11057443A Pending JP2000258653A (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | 光バス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000258653A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002182152A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Max Co Ltd | レーザラインプロジェクタ |
| CN106847265A (zh) * | 2012-10-18 | 2017-06-13 | 谷歌公司 | 用于使用搜索查询信息的言语识别处理的方法和系统 |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP11057443A patent/JP2000258653A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002182152A (ja) * | 2000-12-14 | 2002-06-26 | Max Co Ltd | レーザラインプロジェクタ |
| CN106847265A (zh) * | 2012-10-18 | 2017-06-13 | 谷歌公司 | 用于使用搜索查询信息的言语识别处理的方法和系统 |
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