JP2000258992A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

画像形成方法及び画像形成装置

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JP2000258992A
JP2000258992A JP6594199A JP6594199A JP2000258992A JP 2000258992 A JP2000258992 A JP 2000258992A JP 6594199 A JP6594199 A JP 6594199A JP 6594199 A JP6594199 A JP 6594199A JP 2000258992 A JP2000258992 A JP 2000258992A
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Ichiro Ozawa
一郎 小澤
Masanori Shida
昌規 志田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 滑剤を有する小粒径重合トナーを用いた2成
分系磁気ブラシ現像方式において現像スリーブ汚染の発
生を抑制し、現像スリーブ上のM/S量の低下を防ぎ、
高画質画像の形成を可能とした画像形成方法及び画像形
成装置の提供。 【解決手段】 潜像形成媒体上に形成された静電潜像
を、内部に固定された磁界発生手段を有し、滑剤成分を
含有する非磁性重合トナーと磁性キャリアとを有する2
成分系現像剤を現像領域へと担持搬送する回転可能な現
像剤担持体を有する現像装置により現像する画像形成方
法において、4〜9μmの重量平均粒径を有し、その形
状係数SF−1が100〜140、SF−2が100〜
120の範囲にある非磁性トナーを使用し、且つ、2.
0μm<Rz<4.5μmを満足する表面粗さを有する
ブラスト処理された現像剤担持体を使用する画像形成方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式、静
電記録方式等によって像担持体上に形成された静電潜像
を現像して可視画像を形成する複写機、プリンタ、記録
画像表示装置、ファクシミリ等の画像形成装置及び画像
形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現像剤担持体の表面に顕画剤とし
ての乾式現像剤を担持させ、静電潜像が担持された潜像
形成媒体(以下、像担持体と呼ぶ)の表面近傍に現像剤
を搬送供給し、そして、像担持体と現像剤担持体との間
に交互(交番)電界を印加しながら静電潜像を現像して
顕像化する方法がよく知られている。尚、上記現像剤担
持体は、一般に現像スリーブが用いられる場合が多いの
で以下の説明では「現像スリーブ」といい、又、像担持
体は、一般に感光体ドラムが用いられる場合が多いの
で、以下の説明では「感光体ドラム」ということにす
る。
【0003】上記現像方法として、従来より、例えば、
2成分系組成(キャリア粒子とトナー粒子の混合物)か
らなる現像剤(2成分系現像剤)により、内部に磁石を
配置した現像スリーブの表面に磁気ブラシを形成させ、
微少な現像間隙を保持して対向させた感光体ドラムに、
この磁気ブラシを摺擦又は近接させ、現像スリーブと感
光体ドラム間(以下、S−D間と呼ぶ)に連続的に交互
電界を印加することによって、トナー粒子の現像スリー
ブ側から感光体ドラム側への転位及び逆転位を繰り返し
行わせて現像を行う、所謂、磁気ブラシ現像方法が知ら
れている(例えば、特開昭55−32060公報、特開
昭59−165082公報参照)。又、簡易なカラー現
像や多重現像を目的とした2成分系現像剤を用いた非接
触方式の交互電界現像法も知られている(例えば、特開
昭56−14268号公報、特開昭58−68051号
公報、特開昭56−144452号公報、特開昭59−
181362号公報、特開昭60−176069号公報
参照)。
【0004】そして近年、更なる転写性の向上及び画質
の向上を目的として、重合法を利用し、形状がほぼ球形
のトナー粒子を生成する方法が開発されている。このよ
うなトナー粒子によって構成されているトナーは、トナ
ー粒子の形状因子により、感光ドラムとの離型性がよ
く、この結果、高い転写効率が得られ、特に、高濃度の
大面積画像が高品位となるという利点がある。
【0005】しかし一方で、上記のようなトナーを用い
て2成分系現像を行った場合には、トナー粒子の形状が
球形に近いために現像スリーブと現像剤の摩擦係数μが
低くなってしまうことが起こる。このため、通常は、サ
ンドブラスト等の方法によって現像スリーブの表面を粗
す処理が行なわれている。表面粗さRzが小さい場合
は、摩擦係数μが小さくなるため、現像剤が安定して搬
送されず、一方、Rzが大きい場合は、現像スリーブ全
体にわたってRzの均一性を保つのが困難となり、現像
剤が均一に搬送されないことが生じる。従って、所望の
現像スリーブ上に現像剤をコートした場合に、単位面積
当たりの現像剤の重量(以下、M/S量と称す)を、安
定に且つ均一な状態でコートすることが困難となる。こ
の現像スリーブ上のM/S量は、画質に密接に関係して
おり、所望のM/S量を長期にわたり安定に得ること
が、耐久において高画質を長く維持させるための重要な
要件となる。この問題は、従来より、現像スリーブ上の
表面粗さを適度な大きさにすることで、具体的には、表
面粗さをRzとした場合に、2μm<Rz<30μmの
範囲内にすることで解決が図られている。この結果、上
記した重合トナーを有する現像剤を用いた場合に、現像
スリーブ上に所望のM/S量を安定に且つ均一な状態で
コートすることが可能となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、球状粒
子からなる重合トナーを用いる2成分系現像において
は、現像スリーブの表面粗さRzを、2μm<Rz<3
0μmとすることで、現像剤の搬送性を安定させること
が可能となる。しかしながら、最近の更なる高画質化に
伴い、より小粒径のトナー粒子の使用が求められるにつ
れて、砥粒が大きいサンドブラスト等による現像スリー
ブの表面処理においては、ブラスト処理に使用する粒子
の形状が突起等を持った不定形であるため、Rzが大き
くなり、又、凹凸のピークとピークの平均間隔(Sm)
が狭くなり、そのため以下のような問題が発生してい
る。
【0007】即ち、本発明者らの検討によれば、オイル
レス定着を可能とし、装置構成の簡便化等を図るため
に、トナー自身にワックス成分等を含有させることが行
なわれているが、この場合に、トナーに圧力がかかるこ
とでワックス成分がしみ出して現像スリーブに付着する
ことが生じたり、又、外添剤や微粉トナー等が磁気ブラ
シに保持されながら現像スリーブを摺擦した場合に、現
像スリーブの凹部に、これらの成分が熱的・静電気的に
徐々に付着し、現像スリーブを汚染させることが生じる
ことが分かった。このような汚染が進むと、現像スリー
ブの表面粗さが実質上小さくなり、搬送力を低下させ、
M/S量が徐々に減少してしまう現象が発生することに
なる。更に、磁気キャリアに磁化量の大きなものを用い
た場合に、上記の現象がより顕著となることも分かっ
た。即ち、このような態様の場合には、現像スリーブと
磁気キャリアの磁気的付着力が大きくなるので、キャリ
アに付着しているトナーがより強い力で現像スリーブに
押し付けられ、この結果、上記ワックス成分等が、より
現像スリーブに付着し易くなり、現像スリーブの汚染を
増大させているからであると考えている。
【0008】従って、本発明の目的は、ワックス成分や
外添剤等を含有する小粒径の重合トナーを用いた従来の
2成分系磁気ブラシ現像方式において生じていた、現像
スリーブ表面へのワックス成分や外添剤等の付着を有効
に防止し、現像スリーブ汚染の発生を抑制し、現像スリ
ーブ上のM/S量の低下を防ぎ、現像スリーブ上に安定
に且つ均一な状態で現像剤をコートすることによって高
画質画像の形成を可能とした画像形成方法、及び該方法
を適用した画像形成装置を提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】上記目的は、下記の本発
明により達成される。即ち、本発明は、初期帯電を施し
た潜像形成媒体上に画像露光手段により画像信号に対応
した部分の電荷を消去して静電潜像を形成した後、該静
電潜像を、上記潜像形成媒体に対向して設けられ、その
内部に複数の固定された磁界発生手段を有し、且つ、重
合法により生成された滑剤成分(ワックス等)を含有す
る非磁性トナーと磁性キャリアとを有する2成分系現像
剤を現像領域へと担持搬送するために回転可能に構成さ
れた現像剤担持体を有する現像装置によって現像する過
程を有する画像形成方法において、4〜9μmの重量平
均粒径を有し、且つ、その形状係数SF−1が100〜
140、SF−2が100〜120の範囲内にある非磁
性トナーを使用し、更に、表面粗さをRzとした場合
に、2.0μm<Rz<4.5μmの条件を満足するよ
うにブラスト処理された表面形状を有する現像剤担持体
を使用することを特徴とする画像形成方法、及び、初期
帯電を施した潜像形成媒体上に、画像露光手段により画
像信号に対応した部分の電荷を消去して静電潜像を形成
し、該静電潜像を現像領域で可視画像に現像するための
現像手段を有する画像形成装置において、上記現像手段
が、上記潜像形成媒体に対向して設けられ、その内部に
複数の固定された磁界発生手段を有し、且つ、重合法に
より生成された滑剤成分(ワックス等)を含有する非磁
性トナーと磁性キャリアとを有する2成分系現像剤を現
像領域へと担持搬送するための回転可能な現像剤担持体
を有する現像装置であって、且つ、上記非磁性トナー
が、4〜9μmの重量平均粒径を有し、その形状係数S
F−1が100〜140、SF−2が100〜120の
範囲内にある非磁性トナーであり、更に、上記現像剤担
持体の表面がブラスト処理され、その表面形状が、表面
粗さをRzとした場合に、2.0μm<Rz<4.5μ
mの条件を満足するように構成されていることを特徴と
する画像形成装置である。
【0010】又、本発明の好ましい形態は、現像剤担持
体が、表面に比較的滑らかな凹部と凸部を有し、且つ、
凹部と凸部のピークとピークの平均間隔をSmで表した
場合に20μm<Sm<80μmの条件を満足するよう
に構成されていることである。又、本発明の好ましい形
態は、上記で使用される磁性キャリアが、1kOeの磁
界中における磁化量が30〜200emu/cm3の範
囲内にあって、且つ、個数平均粒径が10〜60μmの
範囲内にあることである。更に、本発明の好ましい形態
は、潜像形成媒体と現像剤担持体とが対向している現像
領域で、両担持体が互いに逆方向に移動するように構成
されていることである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、好ましい実施の形態を挙げ
て、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の構成を
有する電子写真方式のフルカラー画像形成装置の概略構
成図である。この画像形成装置は、矢印方向に回転する
感光ドラム3を備え、その周囲に、帯電器4、4つの現
像器、1M、1C、1Y、1BKを備えた回転式現像装
置1、転写用帯電器10、除電用帯電器13、分離帯電
器14、クリーニング手段12、及び感光ドラム3の上
方に配置されたレーザービームスキャナーLS等からな
る画像形成手段から構成されている。上記の各現像器
は、夫々、トナー粒子とキャリア粒子を含有する各色の
2成分系現像剤を感光ドラム上に供給するためのもので
ある。現像器1M内の現像剤にはマゼンタトナーが、現
像器1C内の現像剤にはシアントナーが、現像器1Y内
の現像剤にはイエロートナーが、現像器1BK内の現像
剤にはブラックトナーが夫々含有されており、これによ
って各色のトナー画像の形成を可能にしている。CCD
等の光電変換素子を有する原稿読み取り装置では、原稿
のマゼンタ画像情報、シアン画像情報、イエロー画像情
報、及び白黒画像情報に対応する画像信号が出力され、
レーザービームスキャナーLSに内蔵された半導体レー
ザーが、これらの画像信号に対応して制御され、レーザ
ービームLを射出するように構成されている。尚、同様
にして、電子計算機からの各色画像の出力信号に応じて
プリントアウトすることもできる。
【0012】上記のように構成されているフルカラー画
像形成装置全体のシーケンスについて説明すると、先
ず、感光体ドラム3が、帯電器4によって一様に帯電さ
れる。次に、マゼンタ画像信号により変調されたレーザ
ー光Lにより走査露光が行われ、感光ドラム3上に静電
潜像が形成され、現像位置に定置されたマゼンタ現像器
1Mによって、この静電潜像は反転現像される。一方、
給紙カセットCから取り出され、給紙ガイド5a、給紙
ローラ6、給紙ガイド5bを経由して進行してきた紙等
の転写材は、転写ドラム9のグリッパ7により保持さ
れ、当接用ローラ8とその対向極によって静電的に転写
ドラム9に巻き付けられる。転写ドラム9は、感光ドラ
ム3と同期して図示矢印方向に回転しており、マゼンタ
現像器1Mで現像されたマゼンタ画像は、転写部におい
て転写帯電器10によって転写材に転写される。転写ド
ラム9はそのまま回転を継続し、次の色(図1において
はシアン)の画像の転写に備える。
【0013】一方、感光ドラム3は、帯電器11により
除電され、クリーニング手段12によってクリーニング
され、再び帯電器4によって帯電され、次のシアン画像
信号により変調されたレーザービームLにより前記のよ
うな露光を受け、シアン画像信号に基づいた静電潜像が
形成される。この間に現像装置1は回転して、シアン現
像器1Cが所定の現像位置に定置されていて、シアンに
対応する静電潜像の反転現像が行われて、シアン画像が
形成される。続いて、以上の工程を、夫々イエロー画像
信号、及び白黒画像信号に対しても行い、4色分画像
(トナー像)の転写が終了すると、転写材は、各帯電器
13及び14により除電され、前記グリッパ7を解除す
るとともに、分離爪15によって転写ドラム9から分離
され、搬送ベルト16で定着器(熱ローラ定着器)17
に送られる。定着器17では、転写材上に重なって形成
されている4色の画像を定着する。こうして一連のフル
カラー画像形成シーケンスが終了し、所望のフルカラー
画像が形成される。
【0014】次に、図2を用いて現像器について説明す
る。尚、各現像器は同一の構成を備えているので、現像
器1Mについてのみ説明を行う。現像器1Mは現像容器
18を備え、その内部は隔壁19によって現像室R1と
撹拌室R2に区画され、撹拌室R2の上方にはトナー貯
蔵室R3があり、中には補給用トナー20が収容されて
いる。トナー貯蔵室R3下部にある補給口21からは、
現像で消費されたトナーに見合った量のトナーが撹拌室
R2内に落下補給される。一方、現像室R1及び撹拌室
R2内には、上記トナー粒子と磁性キャリアが混合され
た現像剤22が収容されている。本発明で用いるトナー
粒子及び磁性キャリアについての詳細は後述する。現像
室R1内には、現像剤搬送スクリュー23が収容されて
おり、回転駆動により現像剤22を、現像スリーブ25
の長手方向に沿って搬送する。スクリュー24による現
像剤搬送方向はスクリュー23によるそれとは反対方向
である。隔壁19には手前側と奥側に開口が設けられて
おり、スクリュー23で搬送された現像剤がこの開口の
1つからスクリュー24に受渡され、スクリュー24で
搬送された現像剤が、上記の開口の他の1つからスクリ
ュー23に受渡される。
【0015】現像剤容器18の感光ドラム3に近接する
部位には開口部が設けられ、該開口部に、アルミニウム
や非磁性ステンレス鋼等の材質からなり、その表面に適
度な凹凸を有する表面がブラスト処理された非磁性現像
スリーブ25が設けられている。該現像スリーブ25
は、矢印bの方向(現像領域26において、感光体ドラ
ム3の回転方向とは逆方向)に周速度Vbで回転し、現
像容器開口下端にある層厚規制ブレード28によって、
その表面に適正な層厚に規制された現像剤層を形成した
後、該現像剤を、感光ドラム3に対向している現像領域
26へと担持搬送する。尚、現像スリーブ25の回転方
向は上記方向に限定されず、感光体回転方向と同方向に
回転するものであっても構わない。
【0016】そして、現像スリーブ25に担持された現
像剤によって形成された磁気ブラシが、現像領域26で
矢印a方向に周速度Vaで回転する感光体3に接触する
結果、感光ドラム3上に形成されている静電潜像は、こ
の現像領域26で現像される。この際、現像スリーブ2
5の周速度Vbは、感光ドラム周速比130〜200%
であることが望ましく、150〜180%であれば更に
よい。即ち、上記の範囲以下では充分な画像濃度が得ら
れにくく、又、それ以上では現像剤の飛散を生じ易い。
【0017】図2に示したように、現像スリーブ25内
にはローラ状の磁石29が固定配置されている。この磁
石29の構成としては、先ず、現像領域26に対峙して
現像磁極S1が配置されている。この現像磁極S1が、
現像領域26に形成する現像磁界により、前記した現像
剤の磁気ブラシが現像スリーブ25上に形成され、この
磁気ブラシが感光ドラム3に接触して、感光ドラム3上
に形成された静電潜像を現像する。この際、磁気ブラシ
に付着しているトナーのみならず、現像スリーブ25表
面に付着しているトナーも静電潜像の画像領域に転移し
て、静電潜像の現像が行なわれる。図2に示した例で
は、磁石29は、上記現像磁極S1の他に、N1、N
2、N3及びS2極を有している。かかる構成によっ
て、従来と同様に、現像スリーブ25は、その回転によ
って上記構成を有する磁石29表面上を移動していく間
に、N3極によって塗布された現像剤が、層厚規制ブレ
ード28を通過して層厚を規制された状態で現像磁極S
1に至り、その磁界中で穂立ちし、ここで、上記のよう
にして現像剤が像担持体3上の静電潜像を現像する。そ
の後、現像スリーブ25上の現像剤は、N2極及びN3
極間の反発磁界により撹拌室R1内へ落下する。更に、
撹拌室R1内に落下した現像剤は、スクリュー23及び
24により撹拌搬送され、上記の過程が繰り返される。
【0018】次に、本発明で用いる現像スリーブについ
て詳述する。従来例で述べたように、本発明者らは、現
像スリーブ上のM/S量低下という現象を、トナーのワ
ックス成分等による現像スリーブ表面の汚染によって引
き起こされたものと考えている。即ち、本発明者等の検
討によれば、最近の高画質化に伴って小粒径トナーの使
用が求められるにつれて、トナーの重量平均粒径が小さ
い場合、具体的には4〜9μm程度の小粒径トナーの場
合には、現像スリーブ表面の粗さRzがより小さい方が
現像スリーブ汚染の発生の抑制には効果があることが分
かった。更なる検討の結果、現像スリーブ表面の粗さR
zを、特に使用するトナー粒径の1/2程度とすること
が最適であることが分かった。即ち、現像スリーブの表
面の粗さRzがより大きいと、搬送性をよくすることが
できるが、その一方で現像剤にかかる摺擦力が強くなり
過ぎるために、耐久時における現像剤の劣化が大きくな
るため好ましくない。又、Rzが大きくなると、画像形
成に使用するトナーの平均粒径よりも小さい微小トナー
成分や不純物等がスリーブ表面の凹部に入り込み、蓄積
することで、スリーブ表面のRzが変動し、スリーブ上
のM/S量の低下を招くことにもなる。従って、本発明
においては、現像スリーブの表面の粗さをRzとした場
合に、現像スリーブの表面形状が、2.0μm<Rz<
4.5μmの値を満足するものを使用する。より好まし
くは、2.0μm<Rz<3.0μmの値を満足する表
面形状を有する現像スリーブを使用する。
【0019】又、本発明者等の更なる検討の結果、重量
平均粒径が4〜9μm程度の小粒径の非磁性トナーを用
いて行なう画像形成の際に使用する現像スリーブとし
て、表面に比較的滑らかな凹部と凸部を有し、且つ、凹
部と凸部のピークとピークの平均間隔をSmで表した場
合に20μm<Sm<80μmの条件を満足するように
構成されているものを使用することがより好ましいこと
がわかった。そして、このような構成を有する現像スリ
ーブは、従来のサンドブラスト処理に代えて、現像スリ
ーブの表面処理をガラスビーズによるブラスト処理を行
うことによって作製することができることもわかった。
即ち、ガラスビーズによるブラスト処理によれば、図3
に示したように、従来のサンドブラストによる処理と比
べて、搬送力に大きく影響するRzの値を変えずに凹凸
のピークとピークの間隔(Sm)を大きくすることがで
き、現像スリーブ表面の凹凸を滑らかにすることができ
る。このような滑らかな凹凸を有する現像スリーブを使
用すれば、現像スリーブ表面の凹凸部等へトナーが押し
つけられる力を小さくできる結果、ワックスや外添剤が
現像スリーブに付着することが有効に防止される。
【0020】更に、本発明においては、現像剤として、
重合法により生成された滑剤成分(ワックス等)を含有
する非磁性トナーと磁性キャリアとを有する2成分系現
像剤を用いるが、その際に、トナーとして重量平均粒径
が4〜9μm程度の小粒径の非磁性トナーと共に、磁性
キャリアとして、個数平均粒径が10〜60μmの範囲
内にあるものを使用することが好ましい。そして、この
場合には特に、表面形状として、20μm<Sm<80
μmの条件を満足するように構成された現像スリーブを
使用することが好ましい。
【0021】即ち、現像スリーブ表面にある凹部と凸部
のピークとピークの平均間隔Smが20μm以下と狭く
なると、トナーに含有されているワックスや外添剤等に
よる現像スリーブ汚染が問題となり、逆に、Smが80
μm以上と広くなると、凹凸の数が減少することによっ
て搬送性の低下が生じ、現像スリーブ上の現像剤が安定
した状態でコートされなくなってしまう。尚、本発明で
使用する上記のような表面形状を有する現像スリーブを
得るための表面処理方法は、上記したガラスビーズによ
るブラスト処理方法に限定されるわけではなく、現像ス
リーブ表面を突起の少ない粒子を用いてブラスト処理す
る等、形成される凹凸を滑らかなものにすることができ
るるものであれば、いずれの方法であってもよい。
【0022】本発明において使用した現像スリーブの表
面形状の測定方法について以下に説明する。本発明にお
いて、現像スリーブのRz及びSmは、JIS−B06
01及びISO468に記載されている十点平均粗さ及
び凹凸の平均間隔を規定する場合に使用する測定値を用
い、次式によって求めた。各測定は、接触式表面粗さ測
定器SE−3300(小坂研究所社製)を用いて行っ
た。
【0023】
【数1】
【0024】次に、本発明で用いるキャリアについて説
明する。先に説明したように、本発明においては、現像
剤として、重合法により生成された滑剤成分(ワックス
等)を含有する球形形状の非磁性トナーと、磁性キャリ
アとを有する2成分系現像剤を用いるが、その際に、磁
性キャリアとして、1kOeの磁界中における磁化量が
30〜200emu/cm3の範囲内にあって、且つ、
個数平均粒径が10〜60μmの範囲内にある低磁化キ
ャリアを用いることが好ましく、このようなキャリアを
上記球形重合トナーとの組み合わせによる2成分系現像
方式において、更なる高画質化の達成を図る。
【0025】本発明者らの検討によれば、S−D間ギャ
ップが300〜1000μm、M/S量が20〜50m
g/cm2の条件下、T/D比(現像剤中におけるトナ
ーの重量比)が5〜12%の範囲内の2成分系現像剤を
用いる場合には、キャリアとして磁化量が200emu
/cm3以下、好ましくは140emu/cm3以下のも
のを用いれば、現像スリーブに現像剤が磁気的に引きつ
けられる力は、汎用的に利用されているCu−Znフェ
ライト(約280emu/cm3)の場合よりもかなり
小さいものとなる。その結果、現像スリーブとキャリア
の磁気的付着力が小さくなるので、それらに挟まれてい
るトナーが現像スリーブに押し付けられる力が軽減さ
れ、ワックス成分を含有する重合トナーを使用した系に
おいても、現像スリーブにおけるワックスや外添剤等の
付着による汚染を、より有効に防止することが可能にな
る。更に、ワックスを含有した重合トナーの高離型性、
及びキャリア付着の抑制を考慮すると、1kOeの磁界
中における磁化量が30〜200emu/cm3、好ま
しくは80〜140emu/cm3の範囲内にある磁気
特性を有するキャリアを用いることが適正である。即
ち、上記の値が、30emu/cm3よりも小さい磁気
特性を有する磁性キャリアを用いた場合には、キャリア
付着が増大するだけでなく、現像スリーブ上に磁気的に
現像剤を安定な状態で塗布し、搬送することが難しくな
る。この場合に、本発明のように重合球形トナーを使用
すると、その形状因子により、特に搬送性が悪化する。
一方、1kOeの磁界中における磁化量が200emu
/cm3を超えると、ワックスを含有する重合トナーを
使用する系では、現像スリーブ汚染が激しくなる。
【0026】上記キャリアの磁化量の適正化と同時に、
キャリアの平均粒径範囲、更には比抵抗の範囲を適正化
することによって、更に、キャリア付着の抑制、画像劣
化を確実に防止しながらの現像スリーブ汚染の防止を達
成でき、従来技術の問題点の解決が図られる。つまり、
使用するキャリアの個数平均粒径を10〜60μmの範
囲内に制御することで、微粒径キャリアの感光体への付
着、大粒径キャリアによるハキメムラの見え易さを有効
に防止することが可能となる。又、キャリアの比抵抗を
1010〜1014Ω・cm以上の範囲内にすることで、先
に述べたような低磁化量のキャリアを使用した場合であ
っても、電荷注入によるキャリア付着を有効に防止で
き、且つ、キャリアのチャージアップによる画像劣化を
有効に防止できるようになる。
【0027】更に、上記した低磁化量のキャリアを用い
ることで、形成されたベタ画像等に生じる恐れのあるハ
キメムラの抑制以外にも、下記に述べる理由によって高
画質化の達成が可能になる。即ち、低磁化量のキャリア
を用いると、現像スリーブ上に磁気ブラシが形成された
場合に、隣り合う磁気ブラシの磁気的な相互作用を小さ
くできるので、形成された磁気ブラシの穂が緻密に、且
つ短くなり、この結果、解像度の高い画像を提供するこ
とが可能となる。本発明において好適に使用できる上記
低磁化量キャリアは、例えば、バインダー樹脂と磁性金
属酸化物及び非磁性金属酸化物からなる樹脂磁性キャリ
アを重合法によって作製することによって得られるが、
この製造方法だけにとどまらず、フェライトキャリア等
の磁化量を適宜に制御して作製しても構わない。
【0028】次に、磁性キャリアの磁化量、粒径及び比
抵抗の各測定方法について説明する。キャリアの磁化量
は、理研電子(株)製の振動磁場型磁気特性自動記録装
置を用いて、1キロエルステッド(kOe)の外部磁場
中に円筒状にパッキングしたキャリアを入れてその磁化
の強さを求め、その後、キャリアの真比重を掛けること
で、磁化量(emu/cm3)を算出した。
【0029】又、キャリアの粒径については、ランダム
に300個抽出したキャリア粒子を走査電子顕微鏡によ
って撮影し、これを、ニレコ社(株)製の画像処理解析
装置Luzex3により解析し、水平方向フェレ径をも
ってキャリア粒径とし、キャリアの個数平均粒径を算出
した。
【0030】更に、キャリアの比抵抗は、下記の方法に
よって測定した。図4に示す測定装置を用い、セルE
に、キャリア33に接するように電極30及び31を配
し、該電極間に電圧32を印加し、そのとき流れる電流
を測定することによって比抵抗を求めた。この際に用い
た比抵抗の測定条件は、充填キャリアと電極との接触面
積Sを約2.3cm2、厚みdを約2mm、上部電極3
1の荷重180g、測定電界強度を5×104V/mと
した。
【0031】次に、本発明で使用する2成分系現像剤を
構成する上記した磁性キャリアと共に用いるトナーにつ
いて説明する。本発明では、重合法により生成された滑
剤成分を含有する非磁性トナーであって、4〜9μmの
重量平均粒径を有し、その形状係数SF−1が100〜
140、SF−2が100〜120の範囲内にある非磁
性トナーを用いる。本発明で使用するトナーは、従来例
で説明したように、高転写効率を実現することが可能
で、又、オイルレス定着を達成するために、活剤成分と
してワックス成分を含有する重合トナーを使用すること
が好ましい。重合トナーは、例えば、懸濁重合法を利用
し、結着樹脂のモノマー成分に、着色剤及び荷電制御剤
を添加したモノマー組成物を作製し、これを水系の媒体
中で懸濁し重合させることで、球形状のトナー粒子とし
て容易に得られる。尚、重合トナーの作製方法としては
上記手法に限られるものではなく、乳化重合法等で生成
しても構わず、又、モノマー組成物中に他の添加物が入
っていても構わない。
【0032】又、上記のようにして得られる球形のトナ
ー粒子としては、特に、その形状係数SF−1が100
〜140、及びSF−2が100〜120であるものを
使用する。これは、画像形成に使用した場合に、高転写
効率を維持することができるからである。ここで、形状
係数SF−1、SF−2とは、日立製作所FE−SEM
(S−800)を用い、トナーを100個無作為にサン
プリングし、その画像情報をインターフェースを介して
ニコレ社製画像解析装置(Lusex3)に導入し解析
を行い、下式より算出し得られた値と定義される。即
ち、SF−1は球形度合いを示し、100の場合は、ト
ナー粒子が真球であることを示し、SF−1の値が大き
くなると球形から徐々に不定形となる。SF−2は、粒
子表面の凹凸の度合いを示し、この値が大きいほど、ト
ナー粒子の表面形状が滑らかでなく、凹凸が顕著である
ことを示している。
【0033】
【数2】
【0034】次に、本発明の好ましい形態の画像形成装
置で用いるカウンター現像方式について説明する。即
ち、本発明においては、潜像形成媒体と現像剤担持体と
が対向している現像領域で、両担持体が互いに逆方向に
移動するように構成されているカウンター現像方式を用
いると、更に優れた効果が得られる。上記した様に、4
〜9μmの重量平均粒径を有する重合法により生成され
た滑剤成分(ワックス等)を含有する非磁性トナーを用
いる場合には、ガラスビーズ等の突起の少ない粒子を用
いてブラスト処理を施すことによって得られた従来使用
しているものよりも表面粗さが小さい現像スリーブを用
いることで、更には、これに加えて低磁化量のキャリア
を用いることで、従来生じていた現像スリーブ汚染は有
効に防止できる。しかしながら、更に、本発明者らの検
討によれば、現像スリーブ汚染という問題は、現像スリ
ーブと感光体ドラムの対向する現像領域で、これらの現
像スリーブと感光体ドラムの移動方向が互い逆になる所
謂カウンター現像方式を採ることで更に良化できること
が分かった。
【0035】即ち、従来から用いられている、現像スリ
ーブと感光体ドラムの対向部において現像スリーブと感
光体ドラムの移動方向が同じである順方向現像方式の場
合には、現像スリーブ上の現像剤コート量(M/S量)
の安定性のために必要となる現像剤の溜まり部を有する
が、該溜まり部にある現像剤は、現像スリーブに磁気的
な拘束力により押し付けられる。従って、この溜まり部
のないカウンター現像方式では、上記順方向現像方式の
場合に比較して、現像スリーブに現像剤が押し付けられ
る力が小さくなると考えられる。又、順方向現像方式の
場合には、現像剤規制部において規制された現像剤は、
その自重や、後から搬送されてくる現像剤によって圧縮
され現像スリーブに押し付けられるのに対し、カウンタ
ー現像方式においては、規制された現像剤が自然に下部
に循環していくため、このような圧縮が低減され、この
結果、現像剤が現像スリーブに押し付けられる力が小さ
くなり、現像スリーブの汚染が良化するものと考えてい
る。
【0036】
【実施例】次に、本発明の実施例及び比較例を挙げて本
発明を更に詳細に説明する。図1及び図2に示した構成
の画像形成装置を用い、以下に挙げた条件の2成分系現
像剤及び現像スリーブを適用して実施例1〜実施例4及
び比較例1の画像形成装置を得た。 (実施例1)実施例1の画像形成装置では、以下の構成
の磁性キャリア及び重合トナーからなる2成分系現像剤
と、下記の構成を有する現像スリーブを使用した。先
ず、2成分系現像剤として、下記の特性を有する重合ト
ナー及び樹脂磁性キャリアを用い、現像剤中のトナーの
重量比が8重量%となるように含有されているものを使
用した。キャリアとしては、重合法により生成された樹
脂磁性キャリアを用いたが、該キャリアは、1kOe磁
界中の磁化量が280emu/cm3、個数平均粒径が
40μm、その比抵抗が1013Ω・cmであるものを使
用した。又、トナーとしては、懸濁重合法により生成さ
れた重合トナーを用いたが、該トナーは、その形状係数
SF−1が115、SF−2が110であり、略球形の
滑らかな表面形状を有するものであった。更に該トナー
の重量平均粒径は6μmであり、比重は1.05g/c
3、更に、単位質量当たりの平均電荷量が25μC/
gのものを使用した。
【0037】現像スリーブとして、その表面を、A#4
00の砥粒によりサンドブラスト処理したものを用い
た。該現像スリーブの表面粗さRzは2.4μmであ
り、現像スリーブ表面に形成されている凹部と凸部のピ
ークとピークの平均間隔Smの値は19μmであった。
更に、この現像スリーブ上に担持される現像剤の単位面
積当たりの重量を測定したところ、25mg/cm2
あった。本実施例で使用した現像スリーブの回転方向
は、現像スリーブと感光体ドラムの対向部において感光
体ドラムと同方向に移動する順方向現像方式を用いた。
【0038】(比較例1)現像スリーブとして、その表
面を、A#180の砥粒によりサンドブラスト処理した
ものを用いた以外は実施例1と同様にして、比較例1の
画像形成装置を構成した。本比較例で使用した現像スリ
ーブの表面状態は、その表面粗さRzが5.3μmであ
り、現像スリーブ表面に形成されている凹部と凸部のピ
ークとピークの平均間隔Smの値は21μmであった。
【0039】(実施例2)現像スリーブとして、その表
面を、FGB#300のガラスビーズによりブラスト処
理したものを用いた以外は実施例1と同様にして、本実
施例の画像形成装置を構成した。本実施例で使用した現
像スリーブの表面状態は、その表面粗さRzが2.6μ
mであり、現像スリーブ表面に形成されている凹部と凸
部のピークとピークの平均間隔Smの値は45μmであ
った。
【0040】(実施例3)磁性キャリアとして、実施例
1で使用したものと磁化量の異なる、1kOe磁界中の
磁化量が135emu/cm3であるフェライトキャリ
アを用いた以外は実施例1と同様にして、本実施例の画
像形成装置を構成した。
【0041】(実施例4)現像スリーブの回転方向が、
現像スリーブと感光体ドラムの対向部において、感光体
ドラムと逆方向に移動する逆方向現像方式を用いた以外
は実施例1と同様にして、本実施例の画像形成装置を構
成した。
【0042】<評価>以上で得られた実施例1〜4及び
比較例1の画像形成装置を用いて、下記の方法で画像形
成の際に生じる現像スリーブの汚染度を評価した。即
ち、実施例1に示した構成の重合法により生成された非
磁性トナーと磁性キャリアからなる2成分系現像剤を、
図2に示した構成を有する内部に固定して設けられた複
数の磁界発生装置が配置されている回転可能な各現像ス
リーブ上に担持させて、該現像スリーブを連続で5時間
回転させることによって調べた。先ず、回転前の初期に
おける現像スリーブ上のM/S量を測定し、5時間の回
転終了後に運転を停止させて現像スリーブを取り外した
時点での現像スリーブ上のM/S量を測定して、現像ス
リーブ上に担持されているM/S量が初期の値からどの
くらい低下したかを算出し、以下の基準で評価して結果
を表1にまとめて示した。初期の現像剤スリーブ上のM
/S量の値と比較し、5時間の回転終了後のM/S量の
値の減少率が10%未満の場合の場合は◎、減少率が1
0%以上20%未満の場合は○、減少率が20%以上の
場合は×として評価した。
【0043】この結果、表1から明らかなように、実施
例1と比較例1とを比べると、現像スリーブ汚染による
M/S量の低下は、現像スリーブの表面のRzが小さい
実施例1の方が抑えられており、より小さい砥粒による
サンドブラストの効果が認められた。更に、実施例1と
実施例2を比較すると、現像スリーブ汚染によるM/S
量の低下は、Smが大きい実施例2の方が抑えられてお
り、ガラスビーズ等の球状粒子による現像スリーブの表
面処理の効果が認められた。又、実施例1で使用したよ
りも低磁化のキャリアを用いた実施例3においては、実
施例1の場合よりも現像スリーブ汚染によるM/S量の
低下が抑えられており、低磁化キャリアを使用すること
の効果が認められた。更に、実施例1の順方向現像方式
を用いた場合と比較して、カウンター現像方式を用いた
実施例4では現像スリーブ汚染によるM/S量の低下が
抑えられており、カウンター現像方式を採用する効果が
認められた。
【0044】
【表1】表1:評価結果
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ワックス成分や外添剤等を含有する小粒径の重合トナー
を用いた従来の2成分系磁気ブラシ現像方式において生
じていた現像スリーブ表面へのワックス成分や外添剤等
の付着が有効に防止され、現像スリーブ汚染の発生が抑
制され、現像スリーブ上のM/S量の低下が防止され、
現像スリーブ上に安定に且つ均一な状態で現像剤がコー
トされる結果、高画質画像の形成が可能な画像形成方
法、及び該方法を適用した画像形成装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電子写真方式のカラー
画像形成装置の現像装置の概略断面図である。
【図2】本発明の画像形成装置の現像装置部分を示す概
略構成図である。
【図3】本発明で使用する現像剤担持体の表面形状を説
明するための模式図である。
【図4】本発明において使用したキャリアの比抵抗を測
定する装置の概略図である。
【符号の説明】 3:感光ドラム 6:給紙ローラ 7:グリッパ 8:当接用ローラ 9:転写ドラム 10:転写帯電器 12:クリーニング手段 15:分離爪 17:定着器 18:現像容器 19:隔壁 23:剤搬送スクリュー 25:現像スリーブ 26:現像領域 28:層厚規制ブレード 29:磁石 30、31:電極 32:電圧 33:キャリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/09 G03G 15/08 507L Fターム(参考) 2H005 AA06 AA15 AB06 BA02 CA14 EA02 EA05 FA01 2H031 AC10 AC14 BA08 BA09 2H077 AB02 AC02 AD02 AD06 EA03 FA03 FA19 GA03 GA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 初期帯電を施した潜像形成媒体上に画像
    露光手段により画像信号に対応した部分の電荷を消去し
    て静電潜像を形成した後、該静電潜像を、上記潜像形成
    媒体に対向して設けられ、その内部に複数の固定された
    磁界発生手段を有し、且つ、重合法により生成された滑
    剤成分を含有する非磁性トナーと磁性キャリアとを有す
    る2成分系現像剤を現像領域へと担持搬送するために回
    転可能に構成された現像剤担持体を有する現像装置によ
    って現像する過程を有する画像形成方法において、4〜
    9μmの重量平均粒径を有し、且つ、その形状係数SF
    −1が100〜140、SF−2が100〜120の範
    囲内にある非磁性トナーを使用し、更に、表面粗さをR
    zとした場合に、2.0μm<Rz<4.5μmの条件
    を満足するようにブラスト処理された表面形状を有する
    現像剤担持体を使用することを特徴とする画像形成方
    法。
  2. 【請求項2】 初期帯電を施した潜像形成媒体上に、画
    像露光手段により画像信号に対応した部分の電荷を消去
    して静電潜像を形成し、該静電潜像を現像領域で可視画
    像に現像するための現像手段を有する画像形成装置にお
    いて、上記現像手段が、上記潜像形成媒体に対向して設
    けられ、その内部に複数の固定された磁界発生手段を有
    し、且つ、重合法により生成された滑剤成分を含有する
    非磁性トナーと磁性キャリアとを有する2成分系現像剤
    を現像領域へと担持搬送するための回転可能な現像剤担
    持体を有する現像装置であって、且つ、上記非磁性トナ
    ーが、4〜9μmの重量平均粒径を有し、その形状係数
    SF−1が100〜140、SF−2が100〜120
    の範囲内にある非磁性トナーであり、更に、上記現像剤
    担持体の表面がブラスト処理され、その表面形状が、表
    面粗さをRzとした場合に、2.0μm<Rz<4.5
    μmの条件を満足するように構成されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 現像剤担持体が、表面に比較的滑らかな
    凹部と凸部を有し、且つ、凹部と凸部のピークとピーク
    の平均間隔をSmで表した場合に20μm<Sm<80
    μmの条件を満足するように構成されている請求項2に
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 磁性キャリアが、1kOeの磁界中にお
    ける磁化量が30〜200emu/cm3の範囲内にあ
    って、且つ、個数平均粒径が10〜60μmの範囲内に
    ある請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 潜像形成媒体と現像剤担持体とが対向し
    ている現像領域で、両担持体が互いに逆方向に移動する
    ように構成されている請求項2〜請求項4のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002062725A (ja) * 2000-06-08 2002-02-28 Canon Inc 現像装置
JP2005024611A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Ricoh Co Ltd 現像装置、画像形成装置およびプロセスカートリッジ
JP2009163010A (ja) * 2008-01-07 2009-07-23 Sharp Corp 現像装置及び画像形成装置

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