JP2000259436A - 分散オブジェクト環境における排他制御方式 - Google Patents

分散オブジェクト環境における排他制御方式

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JP2000259436A JP11066927A JP6692799A JP2000259436A JP 2000259436 A JP2000259436 A JP 2000259436A JP 11066927 A JP11066927 A JP 11066927A JP 6692799 A JP6692799 A JP 6692799A JP 2000259436 A JP2000259436 A JP 2000259436A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有リソースへの処理を行うために、ロック
待ちをしている際も、他の処理は影響を受けずに実行可
能、かつ排他制御に必要な通信を削除することができる
分散オブジェクト環境における排他制御方式を提供する
こと。 【解決手段】 アプリケーション1から共有リソース9
に対しての処理要求を行うと、メインスレッド3がプロ
グラムタスクを実行し、処理要求を行った処理をコール
ドバックリスト5に登録し、ディスパッチスレッド7は
排他オブジェクト10にロック取得要求を出し、すでに
コールバックリスト5に登録されている処理が存在する
と、ディスパッチスレッド7から改めてロック取得要求
が出されず、ディスパッチスレッド7は排他オブジェク
ト10からロック取得応答が返送されるまで待機し、こ
の間メインスレッド3は他の処理の続行が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CORBA(Common
Object Request Broker Architecture)に代表さ
れる分散オブジェクト環境において、複数のアプリケー
ションプログラムが共有リソースにアクセスする際に、
これらのアプリケーションプログラム間で排他制御が行
われるようなシステムにおいて、排他制御により行われ
る通信を減らし、ロック待ちの際も他の処理に影響を及
ぼさないようにする排他制御を提供する分散オブジェク
ト環境における排他制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のアプリケーションで排他制
御を行おうとする場合、排他する共有リソースに前置す
る形で排他制御を行うシステムが置かれ、アプリケーシ
ョンから共有リソースにアクセスする際は排他制御を行
うシステムに排他制御のみならず、共有リソースに対す
る処理も任せていた。たとえば、複数のアプリケーショ
ン間で共有するファイルにログを出力するために、排他
制御システムに出力するデータをも転送し、排他制御シ
ステムで排他し、受信したデータを出力するようにして
いる。
【0003】しかし、この従来技術には以下のような課
題があった。第1の課題は、通信コストの増大により性
能が劣化するという点である。その理由は、共有リソー
スへの処理を自アプリケーション内でなく、排他制御シ
ステムに任せるため、共有リソースへの処理に必要なデ
ータなども送信する必要が生じてしまい、通信に大きな
コストのかかるCORBAに代表される分散オブジェクト環
境ではさらに大きな性能劣化となってしまうためであ
る。
【0004】第2の課題は、汎用性がなくなってしまう
という点である。その理由は、共有リソースへの処理を
自アプリケーション内でなく、排他制御システムに任せ
るため、排他制御システム内に共有リソースにアクセス
するためのロジックを組み込む必要が出てきてしまい、
異なるアクセスロジックを持つ共有リソース各々に対し
異なる排他制御システムを用意する必要が生じてしまう
ためである。
【0005】一方、排他制御のみを行うシステムを用意
し、共有リソースに対する処理が生じた際は、その排他
制御システムから共有リソースへのアクセス権を取得
し、共有リソースへの処理を行い、アクセス権を返却す
るという手法も取られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には以下のような課題があった。第1の課題は、アクセ
ス権取得待ちの間、処理が止まってしまう点である。そ
の理由は、共有リソースへの処理は自アプリケーション
内で行うため、アクセス権が取得できるまで、アプリケ
ーション自体の処理が止まってしまうためである。ま
た、第2の課題は、通信コストの増大により性能が劣化
するという点である。その理由は、共有リソースへの処
理が発生する度に排他制御システムにアクセス権取得要
求を送信するために、共有リソースへの処理の数に比例
して通信量も増大してしまうためである。なお、このよ
うな従来技術の近似技術として、たとえば、特開平08
−278953号公報(計算機システムにおける排他制
御方式)、特開平07−56864号公報(共有資源の
排他制御方式)などを挙げることができる。
【0007】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたもので、共有リソースへの処理を行うため
に、ロック待ちをしている際も、他の処理は影響を受け
ずに実行可能であり、かつ排他制御に必要な通信を削除
することができる分散オブジェクト環境における排他制
御方式を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の分散オブジェクト環境における排他制御
方式は、それぞれメインスレッドでプログラムタスクを
行い、共有リソースにアクセスし、かつ上記共有リソー
スに対しての処理要求を行う際に、この処理をコールバ
ックリストに登録されている処理が存在する場合には、
コールバックリストに登録し、ディスパッチスレッドか
らロック取得要求を行う複数のアプリケーションと、上
記各アプリケーションの上記ディスパッチスレッドから
のロック取得要求が出されるまで現在ロック待ちのアプ
リケーションを格納するとともに現在上記アプリケーシ
ョンの上記ディスパッチスレッドから出された要求に対
するロック取得が行われているか、否かの状態を格納す
る排他オブジェクトとを備えることを特徴とする。
【0009】この発明によれば、各アプリケーションか
ら共有リソースに対しての処理要求が行われると、メイ
ンスレッドがプログラムタスクを実行し、処理要求を行
った処理がコールドバックリストに登録し、ディスパッ
チスレッドは排他オブジェクトにロック取得要求を出
す。この際、すでにコールバックリストに登録されてい
る処理が存在する場合には、ディスパッチスレッドは前
回出されたロック取得要求の応答待ちの状態であり、デ
ィスパッチスレッドから改めてロック取得要求が出され
ず、共有リソースにアクセスする際に毎回排他オブジェ
クトへの通信を行わず、ディスパッチスレッドは排他オ
ブジェクトからロック取得応答が帰ってくるまで待機
し、この間メインスレッドは他の処理の実行が可能状態
にある。
【0010】したがって、この発明では、共有リソース
への処理を行うために、ロック待ちをしている際も、他
の処理は影響を受けずに実行可能であり、かつ排他制御
に必要な通信を削除することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明による分散オブジ
ェクト環境における排他制御方式の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。図1はこの発明による第1
実施の形態の構成を示すブロック図である。この図1に
おいて、まず、この第1実施の形態の概要から説明す
る。アプリケーション1,2は共有リソース9にアクセ
スするプログラムであり、プログラムタスクはそれぞ
れ、アプリケーション1,2のメインスレッド3,4で
行われる。アプリケーション1,2の内部は同一構成を
成している。
【0012】ここで、アプリケーション1から共有リソ
ース9に対しての処理要求があった場合は、この処理を
コールバックリスト5に登録し、ディスパッチスレッド
7は排他オブジェクト10にロック取得要求を出す。こ
の際に、すでにコールバックリスト5に登録されている
処理が存在するときは、前回出されたロック取得要求の
応答待ちの状態であるため、ディスパッチスレッド7は
改めて排他オブジェクト10にロック取得要求を出す必
要がない。したがって、共有リソース9にアクセスする
際に、毎回排他オブジェクト10への通信を行う必要も
ないようにしている。
【0013】また、ディスパッチスレッド7では、排他
オブジェクト10からロックが取得できたことを意味す
るロック取得応答が返ってくるまで待っているが、この
間もメインスレッド3ではその他の処理を行うことがで
き、他の処理に影響を及ぼさない排他制御が可能となる
ようにしている。アプリケーション2の場合も同様に構
成され、上記メインスレッド4、コールバックリスト6
に加えて、ディスパッチスレッド8を備えている。
【0014】ここで、さらに詳細に説明すると、この第
1実施の形態では、共有リソース9にアクセスするアプ
リケーション1,2とこれらのアプリケーション1,2
の排他制御を行うオブジェクトである排他オブジェクト
10からなり、それぞれのアプリケーション1,2はタ
スクが実行されるメインスレッド3,4と共有リソース
9への処理を登録するコールバックリスト5,6と、排
他オブジェクト10にロック取得要求を行い、コールバ
ックリスト5,6に登録された共有リソース9への処理
を行うディスパッチスレッド7,8を備えている。ま
た、排他オブジェクト10は、現在ロック待ちのアプリ
ケーションを格納する待ちアプリケーションリスト11
(以下、待ちAPリストと略称する)と、現在アプリケ
ーションによりロックが取得されているか、否かの状態
を格納する状態フラグ12を備えている。
【0015】次に、この第1実施の形態の動作について
図2ないし図4のフローチャートに沿って説明する。最
初に、図2のフローチャートに沿って説明する。図2の
フローチャートはメインスレッド3の処理手順を示すフ
ローチャートである。アプリケーション1のメインスレ
ッド3は、まず、ディスパッチスレッド7を生成する
(ステップA1)。この後、このディスパッチスレッド
7はメインスレッド3に関係なく動作する。次に、メイ
ンスレッド3はステップA2で次に実行する処理が共有
リソース9へのアクセスか、否かを判別し、共有リソー
ス9へのアクセスであると判断した場合には、コールバ
ックリスト5にこの処理を登録する(ステップA3)。
処理が追加されたことをディスパッチスレッド7に通知
するために、メインスレッド3は処理追加通知をディス
パッチスレッド7に送信する(ステップA4)。
【0016】一方、ステップA2で次に実行する処理が
共有リソースへのアクセスでない場合、メインスレッド
3はその処理を実行する(ステップA5)。次に、ステ
ップA6で次の処理があるかを判別し、もし次の処理が
あれば、ステップA2に戻り、もし次の処理がなけれ
ば、ステップA1で生成したディスパッチスレッド7を
終了させてからメインスレッド3の動作を終了する(ス
テップA7)。
【0017】次に、図3のフローチャートに沿って説明
する。図3のフローチャートは、ディスパッチスレッド
7の処理手順を示すフローチャートである。この図3に
おいて、メインスレッド3により生成されたディスパッ
チスレッド7はまず、メインスレッド3から処理追加通
知が来るまで待つ(ステップB1)。メインスレッド3
から処理追加通知が来たら、ディスパッチスレッド7は
コールバックリスト5に処理が登録されているかを判別
し(ステップB2)、もし処理が登録されていなけれ
ば、ディスパッチスレッド7は排他オブジェクト10に
ロック解放通知を送信し(ステップB7)、メインスレ
ッド3から再び処理追加通知が来るまで待つ。
【0018】また、このステップB2おいて、判定の結
果、ディスパッチスレッド7はコールバックリスト5に
処理が登録されていると判断すると、排他オブジェクト
10に対し、ディスパッチスレッド7は排他オブジェク
ト10にロックを取得するためのロック取得要求を送信
する(ステップB3)。ディスパッチスレッド7はロッ
クが取得できた場合には、排他オブジェクト10からロ
ック取得応答が返ってくるので、これを受信する(ステ
ップB5)。
【0019】その後、ディスパッチスレッド7はコール
バックリスト5に処理があるかを判別し(ステップB
5)、もし処理があると判断すると、共有リソース9に
対しコールバックリスト5に登録された処理を実行し、
その処理をコールバックリスト5から削除し、再びコー
ルバックリスト5の判別に戻る(ステップB6)。も
し、コールバックリスト5に処理がなくなったときは、
ディスパッチスレッド7は排他オブジェクト10にロッ
クを解放することを通知するロック解放通知を送信し
(ステップB7)、再びメインスレッド3から処理追加
通知が来るのを待つ。
【0020】次に、図4のフローチャートに沿って説明
する。図4のフローチャートは、排他オブジェクト10
の処理手順を示すフローチャートである。この図4にお
いて、排他オブジェクト10では、アプリケーション1
のディスパッチスレッド7、アプリケーション2のディ
スパッチスレッド8からロック取得通知やロック解放通
知が来るまで待ち(ステップC1)、もし、排他オブジ
ェクト10がロック取得要求を受信した場合には(ステ
ップC2)、待ちAPリスト11にロック取得要求を送
信したアプリケーションを登録しておく(ステップC
3)。
【0021】次に、排他オブジェクト10は、状態フラ
グ12よりロック状態か、否かを判別し、ロック状態で
ないか、アプリケーション1のディスパッチスレッド
7、あるいはアプリケーション2のディスパッチスレッ
ド8からロック解放通知を受信した場合(ステップC
4)、待ちAPリスト11にロック待ちをしているアプ
リケーションがあるかを判別し(ステップC5)、もし
待ちAPリスト11にロック待ちをしているアプリケー
ションがあれば、待ちAPリスト11の先頭のアプリケ
ーションに対し、ロック取得応答を送信し、そのアプリ
ケーションを待ちAPリスト11から取り除き、状態フ
ラグ12をロック状態とする(ステップC6)。そして
再びディスパッチスレッド7,8からの通知を待つ。も
し、ステップC5で待ちAPリスト11に要素がない場
合には、状態フラグ12をロック状態でないようにし、
再びディスパッチスレッド7,8からの通知を待つ。
【0022】次に、具体例を用いてこの第1実施の形態
の動作を説明する。アプリケーション1が、「A」、
「B」、「C」という三つの処理を実行するプログラム
であるとし、そのうち、プログラム「A」、プログラム
「B」が共有リソース9への処理であったとき、図2に
おいて、まず、ディスパッチスレッド7を生成し(ステ
ップA1)、次のプログラム「A」の処理は共有リソー
ス9への処理であるので、コールバックリスト5にプロ
グラム「A」を登録し(ステップA3)、ディスパッチ
スレッド7に処理追加通知を送信する(ステップA
4)。
【0023】その後、まだ次の処理があるので(ステッ
プA6)、ステップA6からステップA2に戻る。これ
は、プログラム「A」の処理が実際には処理されていな
いが、次の処理に進めることを意味している。次のプロ
グラム「B」の処理も共有リソース9への処理であるの
で、メインスレッド3は、プログラム「A」の処理と同
様コールバックリスト5にプログラム「B」を登録し、
メインスレッド3はディスパッチスレッド7に処理追加
通知を送信する。
【0024】次のプログラム「C」の処理に関しては、
共有リソース9には関係のない処理であるので、メイン
スレッド3はプログラム「C」の処理を実行する(ステ
ップA5)。その後、処理はないので、ディスパッチス
レッド7を終了させ、メインスレッド3の処理を終了す
る。
【0025】一方、図3のディスパッチスレッド7での
処理は、まず、ディスパッチスレッド7は、プログラム
「A」の処理が追加されたことを通知する処理追加通知
をメインスレッド3から受信する(ステップB1)。そ
の後、コールバックリスト5の中にはプログラム「A」
の処理があるので、ディスパッチスレッド7はロック取
得要求を排他オブジェクト10に送信する(ステップB
3)。
【0026】ロック取得応答が排他オブジェクト10か
らディスパッチスレッド7に返ってくると(ステップB
4)、共有リソース9にアクセス可能であるので、ディ
スパッチスレッド7はコールバックリスト5に処理があ
るかを調べ(ステップB5)、その結果、プログラム
「A」の処理があるので、ディスパッチスレッド7はプ
ログラム「A」の処理を実行し、コールバックリスト5
からプログラム「A」の処理を削除する(ステップB
6)。
【0027】ディスパッチスレッド7は再びコールバッ
クリスト5を調べた結果、プログラム「B」の処理も追
加されていたとすると、ディスパッチスレッド7はプロ
グラム「B」の処理も実行され、コールバックリスト5
から削除される。その後には、処理は追加されていない
ので、ディスパッチスレッド7は排他オブジェクト10
にロック解放通知を送信し(ステップB7)、再びステ
ップB1に戻る。ここで、プログラム「B」の処理が追
加されたときの処理追加通知が届いているが、コールバ
ックリスト5には何も処理がないので(ステップB
2)、再びステップB1に戻る。
【0028】最後に、図4のフローチャートに示す排他
オブジェクト10での処理であるが、まず、プログラム
「A」の処理が追加されたことにより、ディスパッチス
レッド7から送信されるロック取得要求を排他オブジェ
クト10が受信する(ステップC1)。排他オブジェク
ト10が受信したのは、ディスパッチスレッド7から送
信されるロック取得要求であるので(ステップC2)、
待ちAPリスト11にアプリケーション1を登録する
(ステップC3)。
【0029】次に、排他オブジェクト10は、状態フラ
グ12を調べ、ロックされていない状態であるため(ス
テップC4)、待ちAPリスト11をチェックし(ステ
ップC5)、アプリケーション1が追加されているの
で、排他オブジェクト10からアプリケーション1にロ
ック取得応答を送信する(ステップC6)。これと同時
に、排他オブジェクト10は、待ちAPリスト11から
アプリケーション1を削除し、状態フラグ12をロック
状態としておく。その後、排他オブジェクト10は、ス
テップC1でディスパッチスレッド7から送信されたロ
ック解放通知を受信し、ステップC4からステップC5
に処理が移り、待ちAPリスト11には要素はないの
で、状態フラグ12をロックされていない状態にしてス
テップC1の処理に戻る。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アプ
リケーションに通常の処理を行うメインスレッドとは別
に共有リソースへの処理を行うディスパッチスレッドを
用意し、これらが個々に動作できるようにしたので、共
有リソースへの処理を行うためにロック待ちをしている
際も、他の処理は影響を受けず実行できる。また、アプ
リケーションにコールバックリストを用意して、共有リ
ソースへの処理が発生する度にロックを取得するのでは
なく、複数の処理でも一回のロック取得で済むようにし
たので、排他制御に必要な通信を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による分散オブジェクト環境における
排他制御方式の第1実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】この発明による分散オブジェクト環境における
排他制御方式の第1実施の形態の動作を説明するための
アプリケーションのメインスレッドの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】この発明による分散オブジェクト環境における
排他制御方式の第1実施の形態の動作を説明するための
ディスパッチスレッドの処理手順を示すフローチャート
である。
【図4】この発明による分散オブジェクト環境における
排他制御方式の第1実施の形態の動作を説明するための
排他オブジェクトの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1,2……アプリケーション、3,4……メインスレッ
ド、5,6……コールドバックリスト、7、8ディスパ
ッチスレッド、9……共有リソース、10……排他オブ
ジェクト、11……待ちAPリスト(待ちアプリケーシ
ョンリスト)、12……状態フラグ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれメインスレッドでプログラムタ
    スクを行い、共有リソースにアクセスし、かつ上記共有
    リソースに対しての処理要求を行う際に、この処理をコ
    ールバックリストに登録されている処理が存在する場合
    には、コールバックリストに登録し、ディスパッチスレ
    ッドからロック取得要求を行う複数のアプリケーション
    と、 上記各アプリケーションの上記ディスパッチスレッドか
    らのロック取得要求が出されるまで現在ロック待ちのア
    プリケーションを格納するとともに、現在上記アプリケ
    ーションの上記ディスパッチスレッドから出された要求
    に対するロック取得が行われているか、否かの状態を格
    納する排他オブジェクトと、 を備えることを特徴とする分散オブジェクト環境におけ
    る排他制御方式。
  2. 【請求項2】 上記排他オブジェクトは、上記各アプリ
    ケーションの上記ディスパッチスレッドからのロック取
    得要求が出されるまで現在ロック待ちのアプリケーショ
    ンを格納する待ちアプリケーションリストと、 上記アプリケーションの上記ディスパッチスレッドから
    出された要求に対するロック取得が行われているか、否
    かの状態を格納する状態フラグと、 を備えることを特徴とする請求項1記載の分散オブジェ
    クト環境における排他制御方式。
  3. 【請求項3】 上記メインスレッドは、次に実行する処
    理が上記共有リソースへのアクセスであると判断した場
    合に上記コールバックリストにこの処理を登録し、かつ
    上記ディスパッチスレッドに処理追加通知を送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の分散オブジェクト環境に
    おける排他制御方式。
  4. 【請求項4】 上記メインスレッドは、次に実行する処
    理が上記共有リソースへのアクセスでないと判断した場
    合にその処理を実行することを特徴とする請求項1記載
    の分散オブジェクト環境における排他制御方式。
  5. 【請求項5】 上記ディスパッチスレッドは、上記処理
    追加通知を上記メインスレッドから受信すると、上記コ
    ールバックリストに処理が登録されていると判断した場
    合には上記排他オブジェクトに対してロックを取得する
    ためのロック取得要求を送信することを特徴とする請求
    項1記載の分散オブジェクト環境における排他制御方
    式。
  6. 【請求項6】 上記ディスパッチスレッドは、上記処理
    追加通知を上記メインスレッドから受信すると、上記コ
    ールバックリストに処理が登録されていないと判断した
    場合には、上記排他オブジェクトに対してロック解放通
    知を送信して上記メインスレッドから再度処理追加通知
    の送信を待機することを特徴とする請求項1記載の分散
    オブジェクト環境における排他制御方式。
  7. 【請求項7】 上記ディスパッチスレッドは、上記コー
    ルバックリストに処理があると判断した場合には、上記
    共有リソースに対して上記コールバックリストに登録さ
    れた処理を実行し、その処理をコールバックリストから
    削除することを特徴とする請求項1記載の分散オブジェ
    クト環境における排他制御方式。
  8. 【請求項8】 上記ディスパッチスレッドは、上記コー
    ルバックリストに処理が存在しないと判断した場合に
    は、上記排他オブジェクトのロックを解放することを通
    知するロック解放通知を送信することを特徴とする請求
    項1記載の分散オブジェクト環境における排他制御方
    式。
  9. 【請求項9】 上記排他オブジェクトは、上記ディスパ
    ッチスレッドからロック取得要求の受信時に待ちアプリ
    ケーションリストにロック取得要求を送信したアプリケ
    ーションを登録することを特徴とする請求項1記載の分
    散オブジェクト環境における排他制御方式。
  10. 【請求項10】 上記排他オブジェクトは、状態フラグ
    よりロック状態でないと判断し場合、あるいは上記ディ
    スパッチスレッドからロック解放通知を受信した場合に
    おいて、待ちアプリケーションリストにロック待ちをし
    ているアプリケーションが存在していると判断した場合
    に待ちアプリケーションリストの先頭のアプリケーショ
    ンに対してロック取得応答を送信してそのアプリケーシ
    ョンを待ちアプリケーションリストから削除することを
    特徴とする請求項1記載の分散オブジェクト環境におけ
    る排他制御方式。
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