JP2000259729A - 作業機械の管理システム - Google Patents
作業機械の管理システムInfo
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- JP2000259729A JP2000259729A JP6410399A JP6410399A JP2000259729A JP 2000259729 A JP2000259729 A JP 2000259729A JP 6410399 A JP6410399 A JP 6410399A JP 6410399 A JP6410399 A JP 6410399A JP 2000259729 A JP2000259729 A JP 2000259729A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 全世界の作業機械を一元的に管理し、故障の
原因推定及び故障予測をする管理システムを提供する。 【解決手段】 複数の作業機械18を管理する作業機械
の管理システムにおいて、各作業機械18には、作業機
械18の稼働状態を稼働データとして検出する稼働セン
サ1と、検出した稼働データを、定期的に作業機械18
から所定のサポートセンタ2に送信する稼働データ送信
装置17とを備え、サポートセンタ2には、作業機械1
8の稼働データを記録するメインデータベース4と、稼
働データ送信装置17から稼働データを受信してメイン
データベース4に記録し、この稼働データに基づいて作
業機械18の故障発生の有無を予測すると共に、予測結
果のレポートを自動作成する演算処理部20とを備えた
ことを特徴とする作業機械の管理システム。
原因推定及び故障予測をする管理システムを提供する。 【解決手段】 複数の作業機械18を管理する作業機械
の管理システムにおいて、各作業機械18には、作業機
械18の稼働状態を稼働データとして検出する稼働セン
サ1と、検出した稼働データを、定期的に作業機械18
から所定のサポートセンタ2に送信する稼働データ送信
装置17とを備え、サポートセンタ2には、作業機械1
8の稼働データを記録するメインデータベース4と、稼
働データ送信装置17から稼働データを受信してメイン
データベース4に記録し、この稼働データに基づいて作
業機械18の故障発生の有無を予測すると共に、予測結
果のレポートを自動作成する演算処理部20とを備えた
ことを特徴とする作業機械の管理システム。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業機械を一元的
に管理する管理システムに関する。
に管理する管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】以下、作業機械として建設機械を例にと
って説明する。建設機械は、故障の発生を防ぐために、
サービス員によって定期的に消耗部品やオイルの交換等
の定期点検を施される。サービス員は、建設機械の稼働
状況を把握するため、定期点検時に、排気温度、排気圧
力、潤滑油の油温、作動油の油温、油圧、冷却水温、及
びエンジン回転数等の複数項目にわたる稼働データを測
定する。そして、その稼働データを紙に書き、定期レポ
ートとしてサービスセンタに提出している。
って説明する。建設機械は、故障の発生を防ぐために、
サービス員によって定期的に消耗部品やオイルの交換等
の定期点検を施される。サービス員は、建設機械の稼働
状況を把握するため、定期点検時に、排気温度、排気圧
力、潤滑油の油温、作動油の油温、油圧、冷却水温、及
びエンジン回転数等の複数項目にわたる稼働データを測
定する。そして、その稼働データを紙に書き、定期レポ
ートとしてサービスセンタに提出している。
【0003】さらに、サービス員はこれらの稼働データ
から故障の兆候を読み取り、建設機械の故障予測を行な
う。そして、近い将来において故障が発生しそうである
と予測した場合には、定期点検の交換項目にない部品や
オイル等を交換するメンテナンスを行ない、故障の発生
を予防している。
から故障の兆候を読み取り、建設機械の故障予測を行な
う。そして、近い将来において故障が発生しそうである
と予測した場合には、定期点検の交換項目にない部品や
オイル等を交換するメンテナンスを行ない、故障の発生
を予防している。
【0004】また、建設機械に故障が発生した場合、サ
ービス員は電話等で建設機械の現場事務所から機械の作
動油の油温や作動音などの症状を聞き取り、故障原因を
推定し、その推定に基づいて交換部品を持参して故障現
場に赴く。このとき、故障原因が推定と合致していた場
合は修理を行なうが、推定と異なっていた場合は、サー
ビスセンタに帰って交換部品を新たに調達し、再度故障
現場に赴く。故障原因が推定と異なることが繰り返さ
れ、何度も故障現場に赴かなければならないこともあ
る。そして、この故障時の症状を修理記録として紙に書
き、修理後の稼働データと共に故障レポートとしてサー
ビスセンタに提出している。
ービス員は電話等で建設機械の現場事務所から機械の作
動油の油温や作動音などの症状を聞き取り、故障原因を
推定し、その推定に基づいて交換部品を持参して故障現
場に赴く。このとき、故障原因が推定と合致していた場
合は修理を行なうが、推定と異なっていた場合は、サー
ビスセンタに帰って交換部品を新たに調達し、再度故障
現場に赴く。故障原因が推定と異なることが繰り返さ
れ、何度も故障現場に赴かなければならないこともあ
る。そして、この故障時の症状を修理記録として紙に書
き、修理後の稼働データと共に故障レポートとしてサー
ビスセンタに提出している。
【0005】サービス員は、サービスセンタに集められ
た故障レポートや定期レポートから、レポートに書かれ
た稼働データ及び文字で書かれた修理記録を複数台にわ
たって見比べる。そして、故障時の症状とその兆候との
因果関係を示すノウハウを学び、このノウハウを適用し
て建設機械の故障を予測している。
た故障レポートや定期レポートから、レポートに書かれ
た稼働データ及び文字で書かれた修理記録を複数台にわ
たって見比べる。そして、故障時の症状とその兆候との
因果関係を示すノウハウを学び、このノウハウを適用し
て建設機械の故障を予測している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には、次に述べるような問題点がある。
術には、次に述べるような問題点がある。
【0007】即ち、紙に書かれた故障レポートや定期レ
ポートを読むためには時間がかかり、前記ノウハウを学
ぶには多大な時間を要する。また、似通った兆候を有し
ているレポートを探し出すのにも、時間がかかる。さら
に、レポートは紙に書かれており、稼働データが統計的
に処理されていないため、これらの稼働データを症状と
結びつけ、故障の兆候を読み取るのは困難である。即
ち、従来技術においては、膨大なレポートの蓄積が充分
に活用されないままに終わっている。
ポートを読むためには時間がかかり、前記ノウハウを学
ぶには多大な時間を要する。また、似通った兆候を有し
ているレポートを探し出すのにも、時間がかかる。さら
に、レポートは紙に書かれており、稼働データが統計的
に処理されていないため、これらの稼働データを症状と
結びつけ、故障の兆候を読み取るのは困難である。即
ち、従来技術においては、膨大なレポートの蓄積が充分
に活用されないままに終わっている。
【0008】そのため、故障予測には熟練を要し、サー
ビス員の熟練度によって、故障予測や原因推定における
精度が異なる。その結果、故障予測が当たらないと、故
障が発生して修理が行なわれるまで建設機械が停止する
ため、作業の効率が低下すると共に、高価な建設機械が
停止するので作業コストが高騰するという問題がある。
また、故障が発生しない建設機械に対して、必要のない
故障予防措置を行なってしまい、建設機械の整備コスト
が上昇するという問題がある。また、故障が発生した場
合、故障原因の推定にも熟練を要する。即ち、推定が間
違っていた場合には、何度も故障現場に赴いて部品を交
換する等の作業が必要であり、交換部品の手配等に長時
間を要するという問題がある。
ビス員の熟練度によって、故障予測や原因推定における
精度が異なる。その結果、故障予測が当たらないと、故
障が発生して修理が行なわれるまで建設機械が停止する
ため、作業の効率が低下すると共に、高価な建設機械が
停止するので作業コストが高騰するという問題がある。
また、故障が発生しない建設機械に対して、必要のない
故障予防措置を行なってしまい、建設機械の整備コスト
が上昇するという問題がある。また、故障が発生した場
合、故障原因の推定にも熟練を要する。即ち、推定が間
違っていた場合には、何度も故障現場に赴いて部品を交
換する等の作業が必要であり、交換部品の手配等に長時
間を要するという問題がある。
【0009】その結果、熟練度を要さずに故障の発生を
確実に予測し、適切なタイミングで建設機械のメンテナ
ンスを行なって故障を予防する管理システムが求められ
ている。
確実に予測し、適切なタイミングで建設機械のメンテナ
ンスを行なって故障を予防する管理システムが求められ
ている。
【0010】尚、特開平9−202218号公報に開示
されているように、1つの作業現場(鉱山等)で稼働し
ている作業機械18を管理するシステムは従来からある
が、故障予測時に、他の作業現場の作業機械18の故障
時の症状を参考にできない。その結果、故障予測のため
のデータが不足して、正確な予測ができないという問題
がある。また、このような従来の管理システムは、作業
現場ごとの状況に合わせて製作しており、汎用性が低
い。そのため、管理システムを作業現場ごとに製作しな
ければならず、管理システム製作のコストが大きくな
る。
されているように、1つの作業現場(鉱山等)で稼働し
ている作業機械18を管理するシステムは従来からある
が、故障予測時に、他の作業現場の作業機械18の故障
時の症状を参考にできない。その結果、故障予測のため
のデータが不足して、正確な予測ができないという問題
がある。また、このような従来の管理システムは、作業
現場ごとの状況に合わせて製作しており、汎用性が低
い。そのため、管理システムを作業現場ごとに製作しな
ければならず、管理システム製作のコストが大きくな
る。
【0011】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、全世界の作業機械を一元的に管理し、故
障の原因推定及び故障予測をする管理システムを提供す
ることを目的としている。
たものであり、全世界の作業機械を一元的に管理し、故
障の原因推定及び故障予測をする管理システムを提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、第1発明は、複数の作業機械を管
理する作業機械の管理システムにおいて、各作業機械に
は、作業機械の稼働状態を稼働データとして検出する稼
働センサと、検出した稼働データを、定期的に作業機械
から所定のサポートセンタに送信する稼働データ通信装
置とを備え、サポートセンタには、作業機械の稼働デー
タを記録するメインデータベースと、稼働データ通信装
置から稼働データを受信してメインデータベースに記録
し、この稼働データに基づいて作業機械の故障発生の有
無を予測すると共に、予測結果のレポートを自動作成す
る演算処理部とを備えている。
的を達成するために、第1発明は、複数の作業機械を管
理する作業機械の管理システムにおいて、各作業機械に
は、作業機械の稼働状態を稼働データとして検出する稼
働センサと、検出した稼働データを、定期的に作業機械
から所定のサポートセンタに送信する稼働データ通信装
置とを備え、サポートセンタには、作業機械の稼働デー
タを記録するメインデータベースと、稼働データ通信装
置から稼働データを受信してメインデータベースに記録
し、この稼働データに基づいて作業機械の故障発生の有
無を予測すると共に、予測結果のレポートを自動作成す
る演算処理部とを備えている。
【0013】第1発明によれば、作業機械の稼働状態を
示す稼働データを稼働センサによって定期的に検出し、
これをサポートセンタに送信してメインデータベースに
記録し、この稼働データに基づいて故障予測を行なって
いる。これにより、サービス員が作業現場に赴いて故障
予測のバックグラウンドになる稼働データを定期的に取
得する必要がなく、稼働データ取得のための人手が省人
化される。さらに、稼働データが確実に取得されるの
で、故障予測の精度が向上する。そして、演算処理部
は、この稼働データに基づいて故障予測を行なうので、
サービス員の勘に頼らない故障予測が可能となる。即
ち、故障予測にサービス員の熟練を必要とせず、常に一
定の精度を持った故障予測が可能であるので、常に適切
な整備が施されて作業機械が急に故障することが少なく
なり、作業機械の稼働率が向上する。さらに、故障予測
結果のレポート作成を自動的に行なっている。これによ
り、故障予測の結果を常に閲覧可能となるので、予測さ
れた故障に対して整備を忘れるということが少なくな
り、作業機械の故障が少なくなる。
示す稼働データを稼働センサによって定期的に検出し、
これをサポートセンタに送信してメインデータベースに
記録し、この稼働データに基づいて故障予測を行なって
いる。これにより、サービス員が作業現場に赴いて故障
予測のバックグラウンドになる稼働データを定期的に取
得する必要がなく、稼働データ取得のための人手が省人
化される。さらに、稼働データが確実に取得されるの
で、故障予測の精度が向上する。そして、演算処理部
は、この稼働データに基づいて故障予測を行なうので、
サービス員の勘に頼らない故障予測が可能となる。即
ち、故障予測にサービス員の熟練を必要とせず、常に一
定の精度を持った故障予測が可能であるので、常に適切
な整備が施されて作業機械が急に故障することが少なく
なり、作業機械の稼働率が向上する。さらに、故障予測
結果のレポート作成を自動的に行なっている。これによ
り、故障予測の結果を常に閲覧可能となるので、予測さ
れた故障に対して整備を忘れるということが少なくな
り、作業機械の故障が少なくなる。
【0014】また、第2発明は、第1発明記載の作業機
械の管理システムにおいて、メインデータベースは、稼
働データを記録する稼働データベースと、サービス員が
記録した修理記録を記録する修理データベースとを備
え、演算処理部は、稼働データベースと修理データベー
スとに現在まで蓄積されたデータに基づいて、故障予測
を行なうための基準値データベースを作成し、定期的に
各作業機械から受信する稼働データを、この基準値デー
タベースと比較して故障予測を行ない、故障を防止する
ためのメンテナンス計画を策定している。
械の管理システムにおいて、メインデータベースは、稼
働データを記録する稼働データベースと、サービス員が
記録した修理記録を記録する修理データベースとを備
え、演算処理部は、稼働データベースと修理データベー
スとに現在まで蓄積されたデータに基づいて、故障予測
を行なうための基準値データベースを作成し、定期的に
各作業機械から受信する稼働データを、この基準値デー
タベースと比較して故障予測を行ない、故障を防止する
ためのメンテナンス計画を策定している。
【0015】第2発明によれば、各作業機械の稼働デー
タを記憶しており、この稼働データとサービス員が記録
した修理記録とに基づいて、故障予測を行なうための基
準値データベースを作成している。そして、この基準値
と稼働データとを比較して故障予測を行なっている。さ
らに、この故障予測に基づき、どの時期にどのような整
備を行なえば故障を予防できるかというメンテナンス計
画を策定している。これにより、作業機械の故障が防止
されてその発生が少なくなり、予期しない時期に作業機
械が突然故障するということが少ないので、作業現場に
おける作業機械のスケジュールが滞らず、作業を迅速に
行なうことができる。
タを記憶しており、この稼働データとサービス員が記録
した修理記録とに基づいて、故障予測を行なうための基
準値データベースを作成している。そして、この基準値
と稼働データとを比較して故障予測を行なっている。さ
らに、この故障予測に基づき、どの時期にどのような整
備を行なえば故障を予防できるかというメンテナンス計
画を策定している。これにより、作業機械の故障が防止
されてその発生が少なくなり、予期しない時期に作業機
械が突然故障するということが少ないので、作業現場に
おける作業機械のスケジュールが滞らず、作業を迅速に
行なうことができる。
【0016】また、第3発明は、第2発明記載の作業機
械の管理システムにおいて、各作業機械の稼働データ及
び修理記録が追加されるたびに、前記基準データベース
を更新するようにしている。
械の管理システムにおいて、各作業機械の稼働データ及
び修理記録が追加されるたびに、前記基準データベース
を更新するようにしている。
【0017】第3発明によれば、稼働データと修理記録
とが追加されるたびに、故障予測の基準となる基準値デ
ータベースを更新している。これにより、基準値データ
ベースが最新のデータにより逐次更新されるので、故障
データと故障時の症状との関係を正確に読み取ることが
可能となり、故障予測の精度が向上する。
とが追加されるたびに、故障予測の基準となる基準値デ
ータベースを更新している。これにより、基準値データ
ベースが最新のデータにより逐次更新されるので、故障
データと故障時の症状との関係を正確に読み取ることが
可能となり、故障予測の精度が向上する。
【0018】また、第4発明は、第2発明記載の作業機
械の管理システムにおいて、演算処理部は、前記メンテ
ナンス計画を定期的な自動作成レポートとして発行して
いる。
械の管理システムにおいて、演算処理部は、前記メンテ
ナンス計画を定期的な自動作成レポートとして発行して
いる。
【0019】第4発明によれば、作業機械の故障予測に
基づいて策定されたメンテナンス計画を、定期的なレポ
ートとして自動発行するようにしている。これにより、
メンテナンス計画が必ず定期的に整備担当者の手元に届
くので、メンテナンスの時期が見逃されることが少なく
なり、計画的に、かつ確実にメンテナンスが行なわれる
ようになるので、建設機械の故障が少なくなる。
基づいて策定されたメンテナンス計画を、定期的なレポ
ートとして自動発行するようにしている。これにより、
メンテナンス計画が必ず定期的に整備担当者の手元に届
くので、メンテナンスの時期が見逃されることが少なく
なり、計画的に、かつ確実にメンテナンスが行なわれる
ようになるので、建設機械の故障が少なくなる。
【0020】また、第5発明は、第1発明記載の作業機
械の管理システムにおいて、サポートセンタに、前記定
期的な自動作成レポートを当該作業機械の整備に係る部
門へ送信するレポート通信手段を備えている。
械の管理システムにおいて、サポートセンタに、前記定
期的な自動作成レポートを当該作業機械の整備に係る部
門へ送信するレポート通信手段を備えている。
【0021】第5発明によれば、管理システムが、故障
予測レポートを送信する通信手段を備えている。これに
より、レポートが送信されなかったり、レポートが放置
されていたりして、整備が行なわれないということが少
なくなる。従って、サービス員がレポートを確実に、か
つ、発行後に迅速に受け取ることが可能であり、予測さ
れる故障が放置されて作業機械が突然故障することが少
ない。
予測レポートを送信する通信手段を備えている。これに
より、レポートが送信されなかったり、レポートが放置
されていたりして、整備が行なわれないということが少
なくなる。従って、サービス員がレポートを確実に、か
つ、発行後に迅速に受け取ることが可能であり、予測さ
れる故障が放置されて作業機械が突然故障することが少
ない。
【0022】また、第6発明は、第1発明に記載の作業
機械の管理システムにおいて、前記自動作成レポートを
送信するレポート通信手段が、インターネットを利用し
た通信手段である。
機械の管理システムにおいて、前記自動作成レポートを
送信するレポート通信手段が、インターネットを利用し
た通信手段である。
【0023】第6発明によれば、インターネットを利用
してレポートを送受信することが可能になる。これによ
り、全世界のどこにいても、ブラウザにアクセスしたり
メールを受け取ることでレポートを受け取ることが可能
である。しかも、パスワード等を使用することにより、
レポートの秘密保持が可能であり、権限のない人間がレ
ポートを受け取ることがない。従って、作業機械の管理
データを、一元管理するのが容易である。
してレポートを送受信することが可能になる。これによ
り、全世界のどこにいても、ブラウザにアクセスしたり
メールを受け取ることでレポートを受け取ることが可能
である。しかも、パスワード等を使用することにより、
レポートの秘密保持が可能であり、権限のない人間がレ
ポートを受け取ることがない。従って、作業機械の管理
データを、一元管理するのが容易である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図3に基づいて、実
施形態を説明する。図1は、管理システムの構成を示す
ブロック図である。同図に示すように、作業現場で稼働
する各建設機械18は、その稼働状態を示す排気温度、
排気圧力、潤滑油の油温、作動油の油温、油圧、冷却水
温、及びエンジン回転数等の複数項目にわたる稼働デー
タを、第1所定時間t1おきに検出する複数の稼働セン
サ1を備えている。また、建設機械18は、これらの稼
働センサ1が検出した稼働データを第2所定時間t2に
わたって記憶する稼働データメモリ5と、記憶した稼働
データをサポートセンタ2に定期的に送信する稼働デー
タ通信装置17とを備えている。この稼働データメモリ
5は、新たな稼働データを検出するたびに、古い稼働デ
ータを削除し、最新の第2所定時間t2(t2>t1)
における稼働データを記憶するようにしている。
施形態を説明する。図1は、管理システムの構成を示す
ブロック図である。同図に示すように、作業現場で稼働
する各建設機械18は、その稼働状態を示す排気温度、
排気圧力、潤滑油の油温、作動油の油温、油圧、冷却水
温、及びエンジン回転数等の複数項目にわたる稼働デー
タを、第1所定時間t1おきに検出する複数の稼働セン
サ1を備えている。また、建設機械18は、これらの稼
働センサ1が検出した稼働データを第2所定時間t2に
わたって記憶する稼働データメモリ5と、記憶した稼働
データをサポートセンタ2に定期的に送信する稼働デー
タ通信装置17とを備えている。この稼働データメモリ
5は、新たな稼働データを検出するたびに、古い稼働デ
ータを削除し、最新の第2所定時間t2(t2>t1)
における稼働データを記憶するようにしている。
【0025】稼働データ通信装置17から稼働データを
送信する通信手段の例としては、次のようなものがあ
る。 A1:有線通信手段であって、サービス員が定期的に携
帯タイプの端末21(モバイルパソコン等)を携帯して
作業現場に赴き、稼働データ通信装置17と端末21と
を有線で接続して、稼働データメモリ5に記憶された稼
働データを端末21に送信する。そして、作業現場近く
の事務所19から専用回線や電話回線等を介して、この
端末21から稼働データを所定のサポートセンタ2に送
信する。 A2:無線通信手段であって、稼働データ通信装置17
より送信された稼働データを、作業現場近くの事務所1
9で受信し、事務所19でコンピュータ22Aに入力す
る。そして、専用回線や電話回線等の既存の回線を介し
てサポートセンタ2に送信する。 A3:衛星回線を使った通信手段であって、稼働データ
通信装置17より送信された稼働データを、衛星23で
受信し、衛星回線を介して地上局26に送られ、この地
上局26から既存の電話回線等を介してサポートセンタ
2に送信される。
送信する通信手段の例としては、次のようなものがあ
る。 A1:有線通信手段であって、サービス員が定期的に携
帯タイプの端末21(モバイルパソコン等)を携帯して
作業現場に赴き、稼働データ通信装置17と端末21と
を有線で接続して、稼働データメモリ5に記憶された稼
働データを端末21に送信する。そして、作業現場近く
の事務所19から専用回線や電話回線等を介して、この
端末21から稼働データを所定のサポートセンタ2に送
信する。 A2:無線通信手段であって、稼働データ通信装置17
より送信された稼働データを、作業現場近くの事務所1
9で受信し、事務所19でコンピュータ22Aに入力す
る。そして、専用回線や電話回線等の既存の回線を介し
てサポートセンタ2に送信する。 A3:衛星回線を使った通信手段であって、稼働データ
通信装置17より送信された稼働データを、衛星23で
受信し、衛星回線を介して地上局26に送られ、この地
上局26から既存の電話回線等を介してサポートセンタ
2に送信される。
【0026】また、建設機械18は、所定の期間ごとに
行なわれる定期点検の際に、サービス員によってエンジ
ンオイル、油圧回路作動油、トランスミッションの潤滑
オイル等の各種オイルをサンプリングされ、分析会社2
4によってサンプルの成分を分析される。この分析は、
例えばオイルの粘度、酸化度、水やグリコール等の不純
物の混入、鉄等の摩耗分の混入、添加剤の消耗割合等で
ある。この成分分析の結果は、分析会社24から分析デ
ータとして、例えばインターネットやファックス等を介
して、サポートセンタ2に送信される。
行なわれる定期点検の際に、サービス員によってエンジ
ンオイル、油圧回路作動油、トランスミッションの潤滑
オイル等の各種オイルをサンプリングされ、分析会社2
4によってサンプルの成分を分析される。この分析は、
例えばオイルの粘度、酸化度、水やグリコール等の不純
物の混入、鉄等の摩耗分の混入、添加剤の消耗割合等で
ある。この成分分析の結果は、分析会社24から分析デ
ータとして、例えばインターネットやファックス等を介
して、サポートセンタ2に送信される。
【0027】また、建設機械18は、例えばその操縦パ
ネル上に故障ボタン25を備えている。故障発生時に作
業員がこの故障ボタン25を押すことにより、故障発生
時直前の前記第2所定時間t2(例えば24時間)にわ
たって、前記第1所定時間t1(例えば30分)おきに
稼働データメモリ5に記憶された稼働データ(これを故
障データと言う)が、サポートセンタ2に送信される。
或いは、建設機械18が自己診断機能を備え、故障が起
きた場合に故障データをサポートセンタ2に送るように
してもよい。さらに、サービス員はこの故障を修理した
後、その症状を文字(テキスト)で修理記録に記入す
る。修理記録の一例を表1に示す。この表に示すよう
に、修理記録には、各建設機械18の機種、シリアルナ
ンバーNo、及び修理時のサービスメータ指示値SMR
が、症状と共に記されている。この修理記録は所定の書
式にのっとって事務所19でコンピュータ22B上で作
成され、例えば専用回線や電話回線等を介して、サポー
トセンタ2に送信される。
ネル上に故障ボタン25を備えている。故障発生時に作
業員がこの故障ボタン25を押すことにより、故障発生
時直前の前記第2所定時間t2(例えば24時間)にわ
たって、前記第1所定時間t1(例えば30分)おきに
稼働データメモリ5に記憶された稼働データ(これを故
障データと言う)が、サポートセンタ2に送信される。
或いは、建設機械18が自己診断機能を備え、故障が起
きた場合に故障データをサポートセンタ2に送るように
してもよい。さらに、サービス員はこの故障を修理した
後、その症状を文字(テキスト)で修理記録に記入す
る。修理記録の一例を表1に示す。この表に示すよう
に、修理記録には、各建設機械18の機種、シリアルナ
ンバーNo、及び修理時のサービスメータ指示値SMR
が、症状と共に記されている。この修理記録は所定の書
式にのっとって事務所19でコンピュータ22B上で作
成され、例えば専用回線や電話回線等を介して、サポー
トセンタ2に送信される。
【表1】
【0028】或いは、サービス員が紙に記録した修理記
録を、前記事務所19で事務員がコンピュータ22Bに
打ち込み、これを専用回線や電話回線等を介してサポー
トセンタ2に送信してもよい。このように、管理システ
ムは、コンピュータ22Bと専用回線又は電話回線から
なる修理記録送信手段を有している。
録を、前記事務所19で事務員がコンピュータ22Bに
打ち込み、これを専用回線や電話回線等を介してサポー
トセンタ2に送信してもよい。このように、管理システ
ムは、コンピュータ22Bと専用回線又は電話回線から
なる修理記録送信手段を有している。
【0029】以上のように、サポートセンタ2には、稼
働データ、オイル分析データ、故障データ及び修理記録
の各データが送信される。サポートセンタ2には、各建
設機械18の整備を管理するサポートコンピュータ6が
据え付けられている。このサポートコンピュータ6は、
サポートセンタ2に送信された前記各データを記録する
メインデータベース4と、外部との通信及び故障予測を
行なう演算処理部20とを備えている。
働データ、オイル分析データ、故障データ及び修理記録
の各データが送信される。サポートセンタ2には、各建
設機械18の整備を管理するサポートコンピュータ6が
据え付けられている。このサポートコンピュータ6は、
サポートセンタ2に送信された前記各データを記録する
メインデータベース4と、外部との通信及び故障予測を
行なう演算処理部20とを備えている。
【0030】メインデータベース4は、稼働データ及び
故障データを記録する稼働データベース11と、オイル
分析データを記録するオイル分析データベース15と、
修理記録を記録する修理記録データベース10とを備え
ている。
故障データを記録する稼働データベース11と、オイル
分析データを記録するオイル分析データベース15と、
修理記録を記録する修理記録データベース10とを備え
ている。
【0031】また、演算処理部20は、各建設機械18
から送られてくる稼働データを受信し、受信した稼働デ
ータをメインデータベース4に記録すると共に、記録さ
れた前記各データに基づいて故障予測を行なう。演算処
理部20は、受け取った稼働データを、各建設機械18
の機種、シリアルナンバー及び稼働データ送信時のサー
ビスメータ指示値と共に、稼働データベース11に記録
する。また、演算処理部20は、受け取ったオイル分析
データを、各建設機械18の機種、シリアルナンバー及
びオイル抜き取り時のサービスメータ指示値と共に、オ
イル分析データベース15に記録する。また、演算処理
部20は、受け取った修理記録を、各建設機械18の機
種、シリアルナンバー及び故障発生時のサービスメータ
指示値と共に、修理記録データベース10に記録する。
また、演算処理部20は、受け取った故障データを、各
建設機械18の機種、シリアルナンバー及び故障データ
送信時のサービスメータ指示値と共に、稼働データベー
ス11に記録する。
から送られてくる稼働データを受信し、受信した稼働デ
ータをメインデータベース4に記録すると共に、記録さ
れた前記各データに基づいて故障予測を行なう。演算処
理部20は、受け取った稼働データを、各建設機械18
の機種、シリアルナンバー及び稼働データ送信時のサー
ビスメータ指示値と共に、稼働データベース11に記録
する。また、演算処理部20は、受け取ったオイル分析
データを、各建設機械18の機種、シリアルナンバー及
びオイル抜き取り時のサービスメータ指示値と共に、オ
イル分析データベース15に記録する。また、演算処理
部20は、受け取った修理記録を、各建設機械18の機
種、シリアルナンバー及び故障発生時のサービスメータ
指示値と共に、修理記録データベース10に記録する。
また、演算処理部20は、受け取った故障データを、各
建設機械18の機種、シリアルナンバー及び故障データ
送信時のサービスメータ指示値と共に、稼働データベー
ス11に記録する。
【0032】そして、演算処理部20は、これらの稼働
データ、オイル分析データ、及び故障データに基づき、
次に示す手順に従って故障予測の基になる基準値データ
ベース12を作成する。一例として、潤滑油の油温Tを
例にとって、基準値データベース12の作成について説
明する。まず、演算処理部20は、稼働データベース1
1に記録された同一機種の建設機械18の潤滑油の油温
について、図2に示す度数分布グラフを作成する。同図
において、横軸が潤滑油の油温T、縦軸がその度数nで
ある。このような度数分布から、油温Tの平均値TA及
び標準偏差σを求め、(平均値TA−標準偏差σ)≦油
温T≦(平均値TA+標準偏差σ)範囲を正常範囲とす
る。そして、正常範囲から外れた範囲を異常範囲とす
る。このようにして、稼働データの各項目について、正
常範囲と異常範囲とを決定する基準値データベース12
が作成される。
データ、オイル分析データ、及び故障データに基づき、
次に示す手順に従って故障予測の基になる基準値データ
ベース12を作成する。一例として、潤滑油の油温Tを
例にとって、基準値データベース12の作成について説
明する。まず、演算処理部20は、稼働データベース1
1に記録された同一機種の建設機械18の潤滑油の油温
について、図2に示す度数分布グラフを作成する。同図
において、横軸が潤滑油の油温T、縦軸がその度数nで
ある。このような度数分布から、油温Tの平均値TA及
び標準偏差σを求め、(平均値TA−標準偏差σ)≦油
温T≦(平均値TA+標準偏差σ)範囲を正常範囲とす
る。そして、正常範囲から外れた範囲を異常範囲とす
る。このようにして、稼働データの各項目について、正
常範囲と異常範囲とを決定する基準値データベース12
が作成される。
【0033】次に、この基準値データベース12に基づ
き、演算処理部20が行なう故障予測について説明す
る。演算処理部20は、稼働データが入力された際に、
稼働データの全項目にわたってこれらの異常/正常判定
を行なう。そして、異常が判定されるか、或いは異常範
囲に近接した項目を抽出し、これらの項目から建設機械
18の故障予測を行なう。例えば、B1クラッチのプレ
ート温度、B2:ピストンがクラッチにつくまでのフィ
リングタイム、B3:潤滑油温度、B4:クラッチ熱負
荷、及び、B5:クラッチトルクの5項目のうち、3以
上の項目が異常範囲にあるか近づいているかした場合に
は、トランスミッションのクラッチが、将来故障すると
判断する。さらに、これらの項目が異常範囲へ近づくス
ピードによって、いつ頃故障するかをも予測可能であ
る。
き、演算処理部20が行なう故障予測について説明す
る。演算処理部20は、稼働データが入力された際に、
稼働データの全項目にわたってこれらの異常/正常判定
を行なう。そして、異常が判定されるか、或いは異常範
囲に近接した項目を抽出し、これらの項目から建設機械
18の故障予測を行なう。例えば、B1クラッチのプレ
ート温度、B2:ピストンがクラッチにつくまでのフィ
リングタイム、B3:潤滑油温度、B4:クラッチ熱負
荷、及び、B5:クラッチトルクの5項目のうち、3以
上の項目が異常範囲にあるか近づいているかした場合に
は、トランスミッションのクラッチが、将来故障すると
判断する。さらに、これらの項目が異常範囲へ近づくス
ピードによって、いつ頃故障するかをも予測可能であ
る。
【0034】以上のように演算処理部20は、各建設機
械18の故障を予測し、この建設機械18の稼働状態
を、次のC1:現在異常、C2:現在正常で将来も正
常、C3:現在は正常であるが将来異常が予想される、
の3通りの稼働状態に分類する。
械18の故障を予測し、この建設機械18の稼働状態
を、次のC1:現在異常、C2:現在正常で将来も正
常、C3:現在は正常であるが将来異常が予想される、
の3通りの稼働状態に分類する。
【0035】演算処理部20は、稼働状態がC1の場合
は、即座に緊急レポートを発行し、この緊急レポートを
前記稼働データ通信装置17を介してその建設機械18
の整備に係る部門の整備担当者16に送信する。また、
C2の場合は、その結果を定期的(例えば月1度)に各
建設機械18ごとに発行する定期レポートに掲載する。
また、C3の場合は、その結果を定期レポートに掲載す
るとともに、いつ、どのような整備を行なえば予想され
る故障を避けることが可能かというメンテナンス計画を
策定し、その計画内容を定期レポートに掲載する。この
メンテナンス計画には、例えば交換する消耗部品やオイ
ル等の内容、ボルトの増し締め等の調整項目の内容、及
びメンテナンスを行なうべき日付が記載されている。こ
れらの定期レポート及び緊急レポートは、建設機械18
の整備担当者16宛てに送信される。このとき、定期レ
ポート及び緊急レポートを送信するレポート通信手段と
しては、インターネットメール、或いはファックス等が
好適である。さらに、演算処理部20は、以上の定期レ
ポート及び緊急レポートを、レポートデータベース13
に記録する。このレポートデータベース13は、外部か
らインターネットのブラウザを介して、所定のパスワー
ドを有する整備担当者16に対して常時閲覧可能となっ
ている。
は、即座に緊急レポートを発行し、この緊急レポートを
前記稼働データ通信装置17を介してその建設機械18
の整備に係る部門の整備担当者16に送信する。また、
C2の場合は、その結果を定期的(例えば月1度)に各
建設機械18ごとに発行する定期レポートに掲載する。
また、C3の場合は、その結果を定期レポートに掲載す
るとともに、いつ、どのような整備を行なえば予想され
る故障を避けることが可能かというメンテナンス計画を
策定し、その計画内容を定期レポートに掲載する。この
メンテナンス計画には、例えば交換する消耗部品やオイ
ル等の内容、ボルトの増し締め等の調整項目の内容、及
びメンテナンスを行なうべき日付が記載されている。こ
れらの定期レポート及び緊急レポートは、建設機械18
の整備担当者16宛てに送信される。このとき、定期レ
ポート及び緊急レポートを送信するレポート通信手段と
しては、インターネットメール、或いはファックス等が
好適である。さらに、演算処理部20は、以上の定期レ
ポート及び緊急レポートを、レポートデータベース13
に記録する。このレポートデータベース13は、外部か
らインターネットのブラウザを介して、所定のパスワー
ドを有する整備担当者16に対して常時閲覧可能となっ
ている。
【0036】また、クラッチの故障を示す項目として上
述した5項目(B1〜B5)は、新たに得られた稼働デ
ータ及び修理記録に基づいて常に更新される。即ち、演
算処理部20は、新たに入ってきた修理記録に対し、機
種、シリアルナンバー及びサービスメータ指示値が一致
する故障データを稼働データベース11から読み取り、
これらを互いにリンクする。このリンクの模様を、図3
に示す。このとき、演算処理部20は、修理記録に書か
れた症状が、どの部品のどのような故障であるかを判断
する。一例として、修理記録に、「クラッチ焼付」とい
う症状が記入されているものとする。このような場合、
演算処理部20は、この修理記録から「トランスミッシ
ョン」という部位の「クラッチ」が「焼付」というモー
ドで故障したことを読み取る。そして、この修理記録
を、修理記録データベース10の「トランスミッショ
ン」というコンポーネントの故障データ収納箇所に記録
する。このような故障データ及び修理記録の蓄積に基づ
き、演算処理部20は、クラッチが故障した場合に故障
データのどの項目が特徴的な傾向を示すかを読み取っ
て、上記の5項目を更新する。このように、基準値デー
タベース12は稼働データ、故障データ及び修理記録に
よって、逐次更新される。さらに基準値データベース1
2は、稼働データが新たに入ってくるたびに、平均値T
Aや標準偏差σが逐次更新される。このように、基準値
データベース12を最新の稼働データ、故障データ及び
修理記録に基づいて逐次更新しているので、故障データ
と故障時の症状との関係を正確に読み取ることが可能と
なり、故障予測の精度が向上する。
述した5項目(B1〜B5)は、新たに得られた稼働デ
ータ及び修理記録に基づいて常に更新される。即ち、演
算処理部20は、新たに入ってきた修理記録に対し、機
種、シリアルナンバー及びサービスメータ指示値が一致
する故障データを稼働データベース11から読み取り、
これらを互いにリンクする。このリンクの模様を、図3
に示す。このとき、演算処理部20は、修理記録に書か
れた症状が、どの部品のどのような故障であるかを判断
する。一例として、修理記録に、「クラッチ焼付」とい
う症状が記入されているものとする。このような場合、
演算処理部20は、この修理記録から「トランスミッシ
ョン」という部位の「クラッチ」が「焼付」というモー
ドで故障したことを読み取る。そして、この修理記録
を、修理記録データベース10の「トランスミッショ
ン」というコンポーネントの故障データ収納箇所に記録
する。このような故障データ及び修理記録の蓄積に基づ
き、演算処理部20は、クラッチが故障した場合に故障
データのどの項目が特徴的な傾向を示すかを読み取っ
て、上記の5項目を更新する。このように、基準値デー
タベース12は稼働データ、故障データ及び修理記録に
よって、逐次更新される。さらに基準値データベース1
2は、稼働データが新たに入ってくるたびに、平均値T
Aや標準偏差σが逐次更新される。このように、基準値
データベース12を最新の稼働データ、故障データ及び
修理記録に基づいて逐次更新しているので、故障データ
と故障時の症状との関係を正確に読み取ることが可能と
なり、故障予測の精度が向上する。
【0037】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、管理システムは稼働データ通信装置17を備えてお
り、各作業機械18の稼働データをサポートセンタ2に
送信することができる。これら、上記に説明した通信手
段のうち、A1の有線通信手段によれば、サービス員が
作業を行なう際に軽量の携帯型の端末21を持ち運び、
これを稼働データ通信装置17に接続することにより、
稼働データの取得が可能である。また、稼働データの送
信にも、通常の電話回線を使用可能であるので、稼働デ
ータを取得する際に、特別な設備が不要である。
ば、管理システムは稼働データ通信装置17を備えてお
り、各作業機械18の稼働データをサポートセンタ2に
送信することができる。これら、上記に説明した通信手
段のうち、A1の有線通信手段によれば、サービス員が
作業を行なう際に軽量の携帯型の端末21を持ち運び、
これを稼働データ通信装置17に接続することにより、
稼働データの取得が可能である。また、稼働データの送
信にも、通常の電話回線を使用可能であるので、稼働デ
ータを取得する際に、特別な設備が不要である。
【0038】また、上記実施形態において、A2の無線
通信手段によれば、定期的に無線により作業現場の事務
所19まで稼働データが送信される。従って、サービス
員が携帯型の端末21を運搬する必要がなく、また稼働
データの取得を忘れることがないので、確実に稼働デー
タを取得できる。しかも、A1と同様に、稼働データの
送信に、通常の電話回線を使用可能であるので、特別な
設備が不要となる。
通信手段によれば、定期的に無線により作業現場の事務
所19まで稼働データが送信される。従って、サービス
員が携帯型の端末21を運搬する必要がなく、また稼働
データの取得を忘れることがないので、確実に稼働デー
タを取得できる。しかも、A1と同様に、稼働データの
送信に、通常の電話回線を使用可能であるので、特別な
設備が不要となる。
【0039】また、上記実施形態において、A3の衛星
回線を使用した通信手段によれば、人手をまったく介さ
ずに、確実にサポートセンタ2が稼働データを受信する
ことが可能である。従って、建設機械18のように人里
から離れた作業現場で稼働されることの多い作業機械1
8においても、サービス員が携帯型の端末21を持参し
て作業現場に赴く必要がない。従って、また、サービス
員の記憶違い等による稼働データの取得忘れもなく、確
実に稼働データを取得できる。さらに、建設機械18に
おいては、遠隔操作や自動プログラミング等により、作
業者が建設機械18を運転することなく、建設機械18
が自動的又は半自動的に作業を行なう場合がある。この
ような無人の建設機械18においても、サービス員がわ
ざわざ作業現場に行くことなく、確実に稼働データを取
得可能であるので、データ収集の手間がかからず、サー
ビスに要する時間が短縮される。しかも、衛星通信を使
用しているので、気候や作業現場の場所に拘束されず、
確実に稼働データを取得できる。
回線を使用した通信手段によれば、人手をまったく介さ
ずに、確実にサポートセンタ2が稼働データを受信する
ことが可能である。従って、建設機械18のように人里
から離れた作業現場で稼働されることの多い作業機械1
8においても、サービス員が携帯型の端末21を持参し
て作業現場に赴く必要がない。従って、また、サービス
員の記憶違い等による稼働データの取得忘れもなく、確
実に稼働データを取得できる。さらに、建設機械18に
おいては、遠隔操作や自動プログラミング等により、作
業者が建設機械18を運転することなく、建設機械18
が自動的又は半自動的に作業を行なう場合がある。この
ような無人の建設機械18においても、サービス員がわ
ざわざ作業現場に行くことなく、確実に稼働データを取
得可能であるので、データ収集の手間がかからず、サー
ビスに要する時間が短縮される。しかも、衛星通信を使
用しているので、気候や作業現場の場所に拘束されず、
確実に稼働データを取得できる。
【0040】また、全世界で稼働している作業機械18
から、各作業機ごとに機種別に稼働データを受け取り、
記録している。これにより、故障予測を行なう際に、非
常に多くの作業機械18の稼働データをバックグラウン
ドとし、これらに基づいて故障予測を行なうので、予測
の精度が増す。また、稼働データ、故障データ、及び修
理記録を一元管理しているので、データをそれぞれ別に
管理するのに比べて、管理の効率が向上する。
から、各作業機ごとに機種別に稼働データを受け取り、
記録している。これにより、故障予測を行なう際に、非
常に多くの作業機械18の稼働データをバックグラウン
ドとし、これらに基づいて故障予測を行なうので、予測
の精度が増す。また、稼働データ、故障データ、及び修
理記録を一元管理しているので、データをそれぞれ別に
管理するのに比べて、管理の効率が向上する。
【0041】また、修理記録データベース10は、サー
ビス員が記録した、修理記録とデータ部とからなる修理
記録に基づき、修理記録から故障のコンポーネントを判
断して、故障の原因別にデータ部をふるい分けている。
即ち、サービス員が、修理記録の作成時に、故障のコン
ポーネントがいずれであるかの判定をする必要がなく、
修理記録の作成が容易になる。
ビス員が記録した、修理記録とデータ部とからなる修理
記録に基づき、修理記録から故障のコンポーネントを判
断して、故障の原因別にデータ部をふるい分けている。
即ち、サービス員が、修理記録の作成時に、故障のコン
ポーネントがいずれであるかの判定をする必要がなく、
修理記録の作成が容易になる。
【0042】また、サポートコンピュータ6が作業機械
18の故障予測を行なうとき、どのような故障モードの
ときに、どのような稼働データが観測されるかというパ
ターンを作成し、このパターンに基づいて故障予測を行
なう。即ち、従来のようにサービス員の熟練度の個人差
にかかわりなく、一定レベル以上の確実な故障予測が可
能となる。しかも、新しい稼働データ、故障データ、及
び修理記録が入ってくるたびに、基準値データベース1
2を更新しているので、非常に多くの、かつ、最新のデ
ータに基づいた故障予測が可能となる。このようにし
て、精度の良い故障予測ができるので、故障の発生を確
実に予防でき、作業機械の故障時間を少なくして稼働率
を向上できる。
18の故障予測を行なうとき、どのような故障モードの
ときに、どのような稼働データが観測されるかというパ
ターンを作成し、このパターンに基づいて故障予測を行
なう。即ち、従来のようにサービス員の熟練度の個人差
にかかわりなく、一定レベル以上の確実な故障予測が可
能となる。しかも、新しい稼働データ、故障データ、及
び修理記録が入ってくるたびに、基準値データベース1
2を更新しているので、非常に多くの、かつ、最新のデ
ータに基づいた故障予測が可能となる。このようにし
て、精度の良い故障予測ができるので、故障の発生を確
実に予防でき、作業機械の故障時間を少なくして稼働率
を向上できる。
【図1】実施形態に係る管理システムのブロック図。
【図2】潤滑油の油温の度数分布グラフ。
【図3】故障データと修理記録のリンクの説明図。
1:稼働センサ、2:サポートセンタ、3:稼働データ
通信手段、4:メインデータベース、5:稼働データメ
モリ、6:サポートコンピュータ、10:修理データベ
ース、11:稼働データベース、12:基準値データベ
ース、13:レポートデータベース、15:オイル分析
データベース、16:整備担当者、17:稼働データ通
信装置、18:建設機械、19:事務所、20:演算処
理部、21:端末、22:コンピュータ、23:衛星、
24:分析会社、25:故障ボタン。
通信手段、4:メインデータベース、5:稼働データメ
モリ、6:サポートコンピュータ、10:修理データベ
ース、11:稼働データベース、12:基準値データベ
ース、13:レポートデータベース、15:オイル分析
データベース、16:整備担当者、17:稼働データ通
信装置、18:建設機械、19:事務所、20:演算処
理部、21:端末、22:コンピュータ、23:衛星、
24:分析会社、25:故障ボタン。
フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 DA14 DA26 DA27 EA04 EA07 EA11 EB06 EB24 FA00 FA20 FA27 FA33 5B049 AA05 BB05 BB07 CC21 CC34 EE01 EE05 EE12 EE51 EE59 FF02 FF03 FF04 GG03 GG04 GG07
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の作業機械(18)を管理する作業機械
の管理システムにおいて、 各作業機械(18)には、 作業機械(18)の稼働状態を稼働データとして検出する稼
働センサ(1)と、 検出した稼働データを、定期的に作業機械(18)から所定
のサポートセンタ(2)に送信する稼働データ通信装置(1
7)とを備え、 サポートセンタ(2)には、 作業機械(18)の稼働データを記録するメインデータベー
ス(4)と、 稼働データ通信装置(17)から稼働データを受信してメイ
ンデータベース(4)に記録し、この稼働データに基づい
て作業機械(18)の故障発生の有無を予測すると共に、予
測結果のレポートを自動作成する演算処理部(20)とを備
えたことを特徴とする作業機械の管理システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の作業機械の管理システム
において、 メインデータベース(4)は、稼働データを記録する稼働
データベース(11)と、 サービス員が記録した修理記録を記録する修理データベ
ース(10)とを備え、 演算処理部(20)は、稼働データベース(11)と修理データ
ベース(10)とに現在まで蓄積されたデータに基づいて、
故障予測を行なうための基準値データベース(12)を作成
し、 定期的に各作業機械(18)から受信する稼働データを、こ
の基準値データベース(12)と比較して故障予測を行な
い、故障を防止するためのメンテナンス計画を策定する
ことを特徴とする作業機械の管理システム。 - 【請求項3】 請求項2記載の作業機械の管理システム
において、 各作業機械(18)の稼働データ及び修理記録が追加される
たびに、前記基準データベース(12)を更新するようにし
たことを特徴とする作業機械の管理システム。 - 【請求項4】 請求項2記載の作業機械の管理システム
において、 演算処理部(20)は、前記メンテナンス計画を定期的な自
動作成レポートとして発行することを特徴とする作業機
械の管理システム。 - 【請求項5】 請求項1記載の作業機械の管理システム
において、 サポートセンタ(2)に、前記定期的な自動作成レポート
を当該作業機械(18)の整備に係る部門へ送信するレポー
ト通信手段を備えたことを特徴とする作業機械の管理シ
ステム。 - 【請求項6】 請求項5記載の作業機械の管理システム
において、 前記自動作成レポートを送信するレポート通信手段が、
インターネットを利用した通信手段であることを特徴と
する作業機械の管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6410399A JP2000259729A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 作業機械の管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6410399A JP2000259729A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 作業機械の管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000259729A true JP2000259729A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=13248420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6410399A Pending JP2000259729A (ja) | 1999-03-10 | 1999-03-10 | 作業機械の管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000259729A (ja) |
Cited By (41)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002056662A1 (en) * | 2001-01-10 | 2002-07-18 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Component mounter, service supplier, and service supplying method |
| WO2002089030A1 (en) * | 2001-04-25 | 2002-11-07 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd | Managing device and managing system for construction machinery |
| JP2002325060A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 建設機械の点検情報送受信方法およびシステム |
| JP2002325143A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 携帯電話機,携帯電話機用プログラム,携帯電話対応型建設機械および携帯電話機を用いたデータ送受信方法。 |
| WO2002090669A1 (en) * | 2001-05-08 | 2002-11-14 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd | Working machine, trouble diagnosis system of working machine, and maintenance system of working machine |
| JP2002342544A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-29 | Kobelco Contstruction Machinery Ltd | クレーンの作業管理方法及び同システム |
| JP2002366683A (ja) * | 2001-06-11 | 2002-12-20 | Daikin Ind Ltd | メンテナンスシステム及び機器 |
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