JP2000259977A - 移動時間予測システムおよび方法 - Google Patents
移動時間予測システムおよび方法Info
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- JP2000259977A JP2000259977A JP11057557A JP5755799A JP2000259977A JP 2000259977 A JP2000259977 A JP 2000259977A JP 11057557 A JP11057557 A JP 11057557A JP 5755799 A JP5755799 A JP 5755799A JP 2000259977 A JP2000259977 A JP 2000259977A
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Abstract
度良く予測することが課題である。 【解決手段】 車両に搭載された運行情報装置11は、
計測した自車位置と時刻を元にして交差点の通過時刻を
求め、移動時間記録ファイル42に記録して、基地局2
1に送信する。基地局21は、多数の車両から収集した
移動時間記録ファイル42の情報を移動時間データベー
ス44に蓄積し、統計処理を行う。そして、ドライバか
らの依頼に応じて経路の移動時間を予測し、予測結果を
移動時間計算結果ファイル43に格納して、車両に送信
する。
Description
理に係り、道路上の任意の地点間の移動時間を予測し
て、車両の運転者に通知する移動時間予測システムおよ
びその方法に関する。
移動時間を予測するために、道路に沿って設置されたビ
ーコン等の設備を利用して車両の流れを監視し、交差点
間の通過時間を求める方法が考えられている。この方法
では、例えば、通過する車両の速度を検知して、その速
度とあらかじめ記録された区間の距離から、移動時間が
求められる。
常に一定の速度で走行するとは限らないため、予測され
た移動時間は実際の移動に要する時間と異なることが多
い。また、バス、タクシー、自家用車等の車両の種類に
よって、運行形態が様々に異なるため、すべての車両の
移動時間を正確に予測することはできない。さらに、天
候や道路状況等の変化によっても、移動時間は大きく変
動する。
移動時間を個別に精度良く予測する移動時間予測システ
ムおよびその方法を提供することである。
間予測システムの原理図である。図1の移動時間予測シ
ステムは、計測手段1、処理手段2、格納手段3、予測
手段4、および出力手段5を備える。
手段2は、あらかじめ決められた区間内の2つの地点で
計測された位置と計測時刻から、区間の移動時間に関す
る情報を求める。
た複数の区間の移動時間に関する情報を格納する。予測
手段4は、指定された経路に含まれる各区間の移動時間
に基づいて、その経路の移動時間を予測し、出力手段5
は、予測結果を出力する。
ば、道路地図上の2つの交差点間の区間が用いられ、区
間内の2つの地点としては、例えば、区間の両端の交差
点が用いられる。計測手段1は、車両に搭載され、移動
に伴って変化する自車の位置を計測し、処理手段2は、
上記2つの地点の各々を通過したときに計測された位置
とそのときの時刻から、対応する区間の移動時間に関す
る情報を求める。
車両が上記2つの地点を通過したときの時刻、これらの
通過時刻の差、区間の識別情報等であり、その区間を通
過した複数の車両から収集されて、格納手段3に区間毎
に蓄積される。
求されたとき、予測手段4は、格納手段3に蓄積された
情報を参照して、その経路に含まれる各区間の移動時間
を調べる。そして、各区間の移動時間の実績値や平均値
等に基づいて、その経路の移動時間を予測し、予測結果
を車両に返信する。出力手段5は、車両に搭載され、送
信された予測結果をドライバに通知する。
ば、複数の車両から収集された区間毎の移動時間の実測
値を用いて、いくつかの区間から成る経路の移動時間を
高い精度で予測することができる。
候、道路状況、車両の種類等の条件に応じて統計処理す
れば、各条件の下での移動時間の特徴が抽出される。し
たがって、条件毎に異なる統計処理の結果を用いて移動
時間を予測することで、個々の車両に応じた詳細な予測
を行うことができる。
2の測位部13に対応し、処理手段2は位置比較部14
に対応し、格納手段3は移動時間データベース44に対
応し、予測手段4は統計処理部24および計算部25に
対応し、出力手段5は表示部17および音声出力部18
に対応する。
明の実施の形態を詳細に説明する。本実施形態の移動時
間予測システムは、個々の車両の移動時間の実績値を用
いて、道路地図ネットワーク上の隣接するノード間の移
動時間のデータベースを作成する。ここで、道路地図ネ
ットワーク上のノードとしては、例えば、交差点が用い
られる。そして、データベースに蓄積された移動時間デ
ータと現在の交通状況等から、任意のノード間の移動所
要時間を予測する。
差点間の移動時間のデータベースが、個々の車両の移動
時間の測定結果により構築され、その情報は時間ととも
に充実/更新される。したがって、特定の経路上の移動
時間を、隣接する交差点間の移動時間と実際の交通状況
から、高い精度で予測することができる。
ムの構成図である。図2において、運行情報装置11は
車両に搭載される情報処理装置であり、測位部13、位
置比較部14、通信制御部15、通信部16、表示部1
7、および音声出力部18を備える。また、基地局21
は、車両と交信するセンタとしての機能を持つ情報処理
装置であり、通信部22、抽出部23、統計処理部2
4、および計算部25を備える。通信部16と通信部2
2は、移動通信により互いに交信する。
(differential global positioningsystem,D−GP
S)等を含み、アンテナ12を介して人工衛星からの電
波を受信し、自車位置の緯度/経度等の位置情報を算出
する。そして、その位置情報を測定時刻とともに位置比
較部14に通知する。
度であり、通常のGPSの誤差(50〜100m程度)
に比べてはるかに小さい。このため、位置情報と地図情
報とのマッチングを行わなくても、自車位置をかなり正
確に特定することができる。しかし、測位部13として
は、通常のGPS等の他の測位装置を用いることも可能
である。
された現在位置と交差点の位置とを比較する。そして、
交差点の通過時に、その交差点を特定するための識別情
報と、交差点を通過した時刻または交差点間の移動時間
とを、移動時間記録ファイル42に記録する。交差点の
位置は、運行情報装置11に一時的に格納された交差点
位置情報ファイル41から取得してもよく、また道路地
図情報から取得してもよい。
15の制御により、以下のいずれかのタイミングで通信
部16から基地局21に送信される。 (a)定期的(例えば10分毎、1km走行毎、等) (b)イベントが発生する度(交差点を通過する度、停
車する度、等) (c)基地局側からの要求があったとき 基地局21では、通信部22が移動時間記録ファイル4
2を受信すると、抽出部23が、移動時間記録ファイル
42から隣接交差点間の移動時間を抽出し、車両属性、
車両ID、移動属性とともに、それを移動時間データベ
ース44に格納する。また、このとき、月日、曜日、時
刻、天候、渋滞、交通規制等の移動時間変動要素情報も
合わせて格納される。
クシー、商用車、小型トラック、大型トラック等の車両
の種類を表す情報であり、車両IDは、個々の車両を識
別するための情報である。また、移動属性は、走行形態
を表す情報であり、路線バスのように乗降のための定期
的な停車を伴う走行と通常走行とを区別するために用い
られる。また、移動時間変動要素情報は、移動時間を変
動させる要素の情報を表す。
44に蓄積された移動時間データを、車両属性、移動属
性、および移動時間変動要素に応じて分類し、統計処理
を行う。得られた統計データは、移動時間データベース
44に格納される。
局21のオペレータに特定の経路の移動時間予測を依頼
すると、オペレータは、計算部25にその経路を指定す
る情報と、移動時間変動要素を指定する情報を入力す
る。
ースのデータを参照して、指定された経路の移動時間
を、指定された移動時間変動要素の条件下で求める。こ
こで、現時点での移動時間を求められた場合には、最新
のデータと統計データの両方を用いて所要時間を計算す
る。
3に記録され、通信部22から運行情報装置11に送信
される。この移動時間計算結果ファイル43には、地図
上に表示するための画像データ、ドライバに音声で通知
するための音声データ、テキスト/図表の表示データ等
が含まれる。
時間計算結果ファイル43を受信すると、表示部17
が、画像データおよびテキスト/図表の表示データを用
いて予測結果を画面表示し、音声出力部18が、音声デ
ータを読み上げてドライバに予測結果を通知する。
処理に用いられるデータの具体例を説明する。図3は、
4つの交差点を含む道路地図を示している。この地図に
おいて、バスが、交差点1→交差点2→交差点4の順に
通過し、自家用車が、交差点2→交差点1→交差点3の
順に通過したものとする。
移動時間記録ファイルが、バス、自家用車のそれぞれに
おいて生成され、基地局に送られる。これらの移動時間
記録ファイルには、移動区間、通過時刻、移動時間、車
両属性、車両ID、および移動属性の情報フィールドが
設けられている。このうち、車両属性、車両ID、およ
び移動属性の意味については、上述した通りである。
間を表し、区間の始点となる交差点の番号(FROM)
と、その終点となる交差点の番号(TO)を用いて記述
される。通過時刻は、車両が区間の終点の交差点を通過
した時刻を表し、移動時間は、その区間の移動に要した
時間を表す。
A1が、交差点1から交差点2まで移動するのに10分
5秒かかり、7月7日15時30分20秒に交差点2を
通過したことが分かる。また、この区間の移動属性は
“1”であり、停留所に一時停車したことを示してい
る。
4まで移動するのに5分10秒かかり、15時35分3
0秒に交差点4を通過したことが分かる。この区間の移
動属性は“0”であり、停車することなく走行したこと
を示している。
は、自家用車が、交差点2から交差点1まで移動するの
に8分30秒かかり、7月7日15時30分20秒に交
差点1を通過したことが分かる。また、自家用車は、そ
の後、交差点1から交差点3まで移動するのに5分40
秒かかり、15時36分に交差点3を通過したことが分
かる。これらの区間の移動属性はともに“0”であり、
停車することなく走行したことを示している。
た基地局は、移動時間データベース内に、図6に示すよ
うな移動時間テーブルと図7に示すような移動時間変動
要素テーブルを作成する。
点とし交差点1を終点とする区間の移動時間データを保
持する。このテーブルには、区間の終点の通過時刻、移
動時間、車両属性、車両ID、および移動属性が記録さ
れている。同様のテーブルは、基地局が管理するエリア
内のすべての移動区間について作成される。
移動属性を記録しておくことで、時間帯毎、車両の種類
毎、および走行形態毎に分類した統計データを作成し、
より詳細な予測処理を行うことができる。
は、図3に示した領域を含む地域A内の移動時間変動要
素データを、時間帯毎に保持する。例えば、10時から
11時までの時間帯の天候は雪であり、11時から12
時までの時間帯には、交差点1と交差点2の間で事故渋
滞があり、12時から13時までの時間帯には、交差点
3と交差点4の間で一車線規制があったことが、このテ
ーブルに記録されている。
等の天候、渋滞、交通規制の他に、近隣地域の事故、マ
ラソンやパレード等のイベント(行事)の情報も記録し
ておくことができる。このような移動時間変動要素デー
タを記録しておくことで、様々な状況に応じた統計デー
タを作成し、より詳細な予測処理を行うことができる。
ら、図2の移動時間予測システムが行う処理についてよ
り詳細に説明する。図8は、運行情報装置が行うデータ
収集処理のフローチャートである。処理が開始される
と、運行情報装置は、自車位置を測位し(ステップS
1)、次に通過する交差点Nの位置と測位位置との距離
Dが最小かどうかを判定する(ステップS2)。交差点
Nの位置は、交差点位置情報ファイルに格納されてい
る。
跡を示している。一般に、交差点を通過する車両の測位
位置は、×印で示すように、初めは、徐々に交差点中心
に近付いて行き、その後、徐々に交差点中心から遠ざか
って行く。したがって、いくつかの測位位置を交差点中
心の位置と比較することで、距離Dが最小となるような
測位位置P1が求められる。
ステップS1以降の処理を繰り返す。Dが最小となる位
置が得られれば、通過した交差点NのIDを記憶すると
ともに、位置P1を計測したときの時刻を通過時刻TN
として記憶する(ステップS3)。
時刻TN-1 と交差点Nの通過時刻T N の差ΔTを計算
し、それを交差点N−1から交差点Nまでの移動時間と
する(ステップS4)。そして、交差点N、N−1のI
D、交差点Nの通過時刻TN 、移動時間ΔT、車両属
性、車両ID、および移動属性を、移動時間記録ファイ
ルに記録する(ステップS5)。図4、5の例では、移
動区間のTOとFROMが、それぞれ、交差点番号Nと
N−1のIDに対応している。
送信要求があったかどうかを判定する(ステップS
6)。その要求があれば、移動時間記録ファイルを基地
局に送信し(ステップS9)、走行が終了したかどうか
を判定する(ステップS10)。ここでは、例えば、車
両のエンジンが停止すれば、走行が終了したと判定され
る。走行が終了していなければ、ステップS1以降の処
理を繰り返す。
間記録ファイルの送信要求がなければ、次に、移動時間
を定期的に基地局に送信するように設定されているかど
うかを判定する(ステップS7)。そのように設定され
ていれば、次に、送信条件が満足されたかどうかを判定
する(ステップS8)。ここでは、一定時間が経過した
か、または、車両が一定距離を走行した場合に、送信条
件が満足されたと判定される。
降の処理を行う。ステップS7において移動時間を定期
的に送信するように設定されていないとき、および、ス
テップS8において送信条件が満足されないときは、次
に、移動時間をイベント毎に基地局に送信するように設
定されているかどうかを判定する(ステップS11)。
ここでのイベントとは、交差点通過や停車等の走行に伴
って発生する車両の状態を指す。
定されていなければ、ステップS1以降の処理を繰り返
す。そのように設定されていれば、次に、イベントが発
生したかどうかを判定する(ステップS12)。イベン
トが発生していなければ、ステップS1以降の処理を繰
り返し、イベントが発生していれば、ステップS9以降
の処理を行う。そして、ステップS10において、走行
が終了すれば、処理を終了する。
局からの要求に応じて移動時間記録ファイルを基地局に
送信することができる。また、基地局からの要求がない
ときには、定期的またはイベント発生毎にそれを送信す
ることができる。
ス作成処理のフローチャートである。処理が開始される
と、基地局は、車両の運行情報装置から移動時間記録フ
ァイルを受信し(ステップS21)、移動時間変動要素
データと合わせて、移動時間データを移動時間データベ
ースに蓄積する(ステップS22)。
どうかを判定する(ステップS23)。ここでは、一定
時間毎、あるいは、一定数の新たな移動時間データが蓄
積される毎に、統計処理が行われるものとする。統計処
理を行わない場合は、ステップS21以降の処理を繰り
返す。
性、および移動時間変動要素に応じて、移動時間データ
を分類する(ステップS24)。次に、移動区間毎に統
計処理を行って、移動時間データの分布、平均値、最大
値、最小値等を求める。そして、処理結果を移動時間デ
ータベースに蓄積し、ステップS21以降の処理を繰り
返す。
ることで、車両の種類に応じた移動時間の傾向を求める
ことができ、移動属性毎に統計処理することで、走行形
態に応じた傾向を求めることができる。また、移動時間
変動要素毎に統計処理することで、時間帯、天候、道路
状況等に応じた傾向を求めることができる。
は、平日の昼間は平均20分かかるところが、休日の夜
間は平均10分しかかからないというような傾向が記録
される。また、雨が降ると、その移動時間が平均30分
になり、渋滞すると、平均60分になるというような傾
向も記録される。
測処理のフローチャートである。処理が開始されると、
基地局のオペレータは、まず、経路を設定し(ステップ
S31)、移動時間変動要素のパラメータを設定する
(ステップS32)。
A地点を出発地とし、B地点を目的地とし、交差点1お
よび2を経由地とするような経路が設定される。また、
移動時間変動要素としては、月日、曜日、出発時刻(現
在時刻)、天候等が入力される。移動時間変動要素と合
わせて、車両属性、車両ID、および移動属性も、必要
に応じて設定することができる。
および天候の情報として、7月7日(七夕)、月曜日、
17時、雨という情報が入力され、車両属性としてタク
シーが指定される。これらの情報のうち、日時等は、通
常、オペレータにより指定され、天候や車両属性等の情
報はドライバにより指定される。
ら、移動時間の現在の実績値と過去の統計値を抽出する
(ステップS33)。現在の実績値とは、設定された経
路上の各区間の最新の移動時間データを指し、例えば、
図13に示すように、車両属性毎に抽出される。
でのタクシーの移動時間が、20±1分となっている。
±1分は、実績値20分に対する誤差を表す。他の区間
および他の車種の実績値についても同様である。
データを統計処理した結果を指し、例えば、図14、1
5、16に示すようなデータを含んでいる。図14、1
5、16は、それぞれ、A地点から交差点1までの区
間、交差点1から交差点2までの区間、交差点2からB
地点までの区間におけるタクシーによる平均移動時間の
時間変化を表している。
て、現在の実績値を補正し、移動時間の予測値を確率的
に算出する(ステップS34)。例えば、図14におい
ては、16時から18時まで移動時間の平均値に変動は
なく、この区間の移動時間は20分と予測される。した
がって、交差点1の通過予定時刻は17時20分とな
る。
おいては、17時以降、移動時間は徐々に増加してい
る。これは、この区間が徐々に混雑することを示してお
り、17時20分には、移動時間が8分になると予測さ
れる。したがって、交差点2の通過予定時刻は17時2
8分となる。
いては、17時以降、移動時間は急激に減少している。
これは、この区間の混雑が17時以降には解消されるこ
とを示している。このため、17時現在では混雑の解消
が遅く、実績値が20分であっても、17時28分頃に
は移動時間は10分に減少していると予測される。した
がって、B地点の到着予定時刻は17時38分となる。
平均値付近の値を頂点として山型に分布すると考えられ
る。そこで、公知の統計処理の手法により、各点のデー
タをサンプリングすることで、山の形状を数式化するこ
とができる。そして、頂点付近の値をとる確率を求める
ことができる。上述した各区間の移動時間の予測値に
は、このような確率データが付加されているものとす
る。
間の予測結果は、±3分の予測誤差を含めて、例えば、
38±3分(確率70%)のように表現される。この予
測結果は、移動時間計算結果ファイルに格納されて、一
旦、A地点の車両に通知される。
値を修正し、経路の移動時間の予測値を修正して(ステ
ップS35)、処理を終了する。例えば、実際に20分
かかってA地点から交差点1まで移動した後、残りの各
区間の予測値は、図17に示すように修正される。交差
点1から交差点2までの区間においては、統計データよ
り早目に混雑が激しくなったことが分かったため、8分
の予測時間が10分に変更されている。また、交差点2
からB地点までの区間においては、混雑の解消が統計デ
ータより遅れているため、10分の予測時間が15分に
変更されている。
からB地点までの移動時間の予測値は、例えば、25±
2分(確率80%)となり、B地点の到着予定時刻は1
7時45分となる。この予測結果も、移動時間計算結果
ファイルに格納されて、交差点1を通過した車両に通知
される。
間の予測を基地局側で行っているが、これを運行情報装
置側で行うことも可能である。この場合、移動時間デー
タベースの必要なデータを基地局側から運行情報装置に
送信し、運行情報装置は、受信したデータと自ら収集し
た最新データとを合わせて、移動時間を予測する。
動属性が“1”の場合は、対応する移動時間から停車時
間を差し引いて、移動時間を補正することもできる。例
えば、ドアの開閉やエンジンの停止等を検知するセンサ
を車両に備えておき、その出力信号に基づいて停車時間
を計算してもよく、あらかじめ決められた一定時間を停
車時間として用いてもよい。
情報装置から基地局に送る位置情報、移動時間情報に
は、個々の運行情報装置、車両、個人を特定するような
情報を極力用いないことが望ましい。ただし、上述の車
両IDのように特定の情報フィールドを利用することに
より、個々の車両の移動軌跡を追跡することも可能であ
る。
は、例えば、図18に示すような情報処理装置(コンピ
ュータ)を用いて構成することができる。図18の情報
処理装置は、CPU(中央処理装置)51、メモリ5
2、入力装置53、出力装置54、外部記憶装置55、
媒体駆動装置56、およびネットワーク接続装置57を
備え、それらはバス58により互いに接続されている。
ラムとデータが格納される。メモリ52としては、例え
ばROM(read only memory)、RAM(random acces
s memory)等が用いられる。CPU51は、メモリ52
を利用してプログラムを実行することにより、上述した
ような移動時間予測システムの各処理を行う。
インティングデバイス、タッチパネル等であり、必要な
指示や情報の入力に用いられる。出力装置54は、例え
ば、図2の表示部17や音声出力部18に対応し、予測
結果等の出力に用いられる。
ク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク(magneto-op
tical disk)装置等であり、図2の交差点位置情報ファ
イル41等を格納したり、移動時間データベース44と
して用いられる。この外部記憶装置55に、上述のプロ
グラムとデータを保存しておき、必要に応じて、それら
をメモリ52にロードして使用することもできる。
駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体5
9としては、メモリカード、フロッピーディスク、CD
−ROM(compact disk read only memory )、光ディ
スク、光磁気ディスク等、任意のコンピュータ読み取り
可能な記録媒体が用いられる。この可搬記録媒体59に
上述のプログラムとデータを格納しておき、必要に応じ
て、それらをメモリ52にロードして使用することもで
きる。
部16、22に対応し、通信に伴うデータ変換を行う。
また、任意のネットワーク(回線)を介して外部の装置
と通信することもできる。これにより、必要に応じて、
上述のプログラムとデータを外部の装置から受け取り、
それらをメモリ52にロードして使用することができ
る。
ラムとデータを供給することのできるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体59や
外部のデータベース60に保存されたプログラムとデー
タは、メモリ52にロードされる。そして、CPU51
は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要
な処理を行う。
点間の移動時間の実測値を、天候や道路状況に基づいて
統計処理し、その結果を用いて経路の移動時間を予測す
る。このため、個々の車両に応じた詳細な予測を行うこ
とができ、精度の高い予測結果が得られる。
る。
る。
Claims (16)
- 【請求項1】 車両の位置を計測する計測手段と、 あらかじめ決められた区間内の2つの地点で計測された
位置と計測時刻から、該区間の移動時間に関する情報を
求める処理手段と、 1台以上の車両から収集された移動時間に関する情報に
基づいて1つ以上の区間を含む経路の移動時間を予測し
た予測結果を格納する予測結果格納手段と、 前記予測結果を出力する出力手段とを備えることを特徴
とする移動時間予測システム。 - 【請求項2】 前記区間の移動時間に関する情報を送信
し、前記予測結果の情報を受信する通信手段をさらに備
え、該予測結果は、前記1台以上の車両から送信された
移動時間に関する情報に基づいて外部で生成された後、
該移動時間予測システムに送信されることを特徴とする
請求項1記載の移動時間予測システム。 - 【請求項3】 前記区間の移動時間に関する情報を送信
し、前記1台以上の車両から収集された前記1つ以上の
区間の移動時間に関する情報を受信する通信手段と、該
1つ以上の区間の移動時間に関する情報に基づいて、前
記経路の移動時間を予測する予測手段とをさらに備える
ことを特徴とする請求項1記載の移動時間予測システ
ム。 - 【請求項4】 前記2つの地点の位置の情報を格納する
位置情報格納手段をさらに備え、前記処理手段は、前記
計測された位置と該2つの地点の位置を比較して、該2
つの地点のに近い2つの計測位置を求め、該2つの計測
位置の計測時刻から、前記区間の移動時間に関する情報
を求めることを特徴とする請求項1記載の移動時間予測
システム。 - 【請求項5】 前記区間の移動時間に関する情報は、前
記2つの地点の識別情報と前記2つの計測位置の計測時
刻を含むことを特徴とする請求項4記載の移動時間予測
システム。 - 【請求項6】 前記区間の移動時間に関する情報は、車
両の種類を表す車両属性情報と該区間における走行形態
を表す移動属性情報のうち、少なくとも一方を含むこと
を特徴とする請求項1記載の移動時間予測システム。 - 【請求項7】 1台以上の車両から収集した複数の区間
の移動時間に関する情報を格納する格納手段と、 指定された経路に含まれる各区間の移動時間に基づい
て、該経路の移動時間を予測する予測手段と、 予測結果を送信する通信手段とを備えることを特徴とす
る移動時間予測システム。 - 【請求項8】 前記通信手段は、前記1台以上の車両か
ら前記複数の区間の移動時間に関する情報を受信し、予
測を依頼した車両に前記予測結果を送信することを特徴
とする請求項7記載の移動時間予測システム。 - 【請求項9】 前記予測手段は、各区間の移動時間の情
報を統計処理して、前記経路の移動時間を確率的に予測
することを特徴とする請求項7記載の移動時間予測シス
テム。 - 【請求項10】 前記各区間の移動時間を変動させる移
動時間変動要素の情報を入力する入力手段をさらに備
え、前記格納手段は、前記複数の区間の移動時間に関す
る情報とともに、該移動時間変動要素の情報を格納し、
前記予測手段は、各区間の移動時間の情報を該移動時間
変動要素に応じて統計処理して、前記経路の移動時間を
予測することを特徴とする請求項7記載の移動時間予測
システム。 - 【請求項11】 前記区間の移動時間に関する情報は、
車両の種類を表す車両属性情報と該区間における走行形
態を表す移動属性情報のうち、少なくとも一方の情報を
含み、前記予測手段は、各区間の移動時間の情報を該少
なくとも一方の情報に応じて統計処理して、前記経路の
移動時間を予測することを特徴とする請求項7記載の移
動時間予測システム。 - 【請求項12】 前記予測手段は、予測を依頼した車両
が前記経路に含まれる一部の区間を実際に移動するのに
要した時間に基づいて、前記予測結果を修正することを
特徴とする請求項7記載の移動時間予測システム。 - 【請求項13】 車両の位置を計測する計測手段と、 あらかじめ決められた区間内の2つの地点で計測された
位置と計測時刻から、該区間の移動時間に関する情報を
求める処理手段と、 1台以上の車両から収集した複数の区間の移動時間に関
する情報を格納する格納手段と、 指定された経路に含まれる各区間の移動時間に基づい
て、該経路の移動時間を予測する予測手段と、 予測結果を出力する出力手段とを備えることを特徴とす
る移動時間予測システム。 - 【請求項14】 コンピュータのためのプログラムを記
録した記録媒体であって、 車両の位置を計測する機能と、 あらかじめ決められた区間内の2つの地点で計測された
位置と計測時刻から、該区間の移動時間に関する情報を
求める機能と、 1台以上の車両から収集された移動時間に関する情報に
基づいて1つ以上の区間を含む経路の移動時間を予測し
た予測結果を格納する機能と、 前記予測結果を出力する機能とを前記コンピュータに実
現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体。 - 【請求項15】 コンピュータのためのプログラムを記
録した記録媒体であって、 1台以上の車両から収集した複数の区間の移動時間に関
する情報を格納する機能と、 指定された経路に含まれる各区間の移動時間に基づい
て、該経路の移動時間を予測する機能と、 予測結果を送信する機能とを前記コンピュータに実現さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体。 - 【請求項16】 コンピュータを用いて車両の移動時間
を予測する移動時間予測方法であって、 1台以上の車両の位置を計測し、 あらかじめ決められた区間内の2つの地点で計測された
位置と計測時刻から、該区間の移動時間に関する情報を
求め、 前記1台以上の車両から複数の区間の移動時間に関する
情報を収集し、 指定された経路に含まれる各区間の移動時間に基づい
て、該経路の移動時間を予測することを特徴とする移動
時間予測方法。
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