JP2000260079A - 光磁気記録媒体の記録方法及び記録装置 - Google Patents
光磁気記録媒体の記録方法及び記録装置Info
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- JP2000260079A JP2000260079A JP2000000292A JP2000000292A JP2000260079A JP 2000260079 A JP2000260079 A JP 2000260079A JP 2000000292 A JP2000000292 A JP 2000000292A JP 2000000292 A JP2000000292 A JP 2000000292A JP 2000260079 A JP2000260079 A JP 2000260079A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連続する記録情報を安定して再生層に転写さ
せることが可能な記録マークを記録層に形成することが
できる記録方法及び記録装置を提供する。 【解決手段】 記録磁区221と、当該記録磁区221
と反対方向の磁化を有する磁区222との組み合わせか
ら構成された磁区パターン223に、1ビットの2値情
報の一方を割り当て、上記磁区222と同方向の磁化を
有する2つの磁区から構成された磁区パターン224に
1ビットの2値情報の他方を割り当てる。これにより2
ビット以上連続する記録情報225は、記録磁区と、当
該記録磁区と逆方向の磁化を有する磁区との組み合わせ
を一つの記録情報単位とした磁区パターンの連続として
記録層に形成される。かかる磁区パターンからは、位置
にかかわらず均一の漏洩磁界が得られ、連続記録情報で
あっても再生層に安定して情報を転写させることが可能
となる。
せることが可能な記録マークを記録層に形成することが
できる記録方法及び記録装置を提供する。 【解決手段】 記録磁区221と、当該記録磁区221
と反対方向の磁化を有する磁区222との組み合わせか
ら構成された磁区パターン223に、1ビットの2値情
報の一方を割り当て、上記磁区222と同方向の磁化を
有する2つの磁区から構成された磁区パターン224に
1ビットの2値情報の他方を割り当てる。これにより2
ビット以上連続する記録情報225は、記録磁区と、当
該記録磁区と逆方向の磁化を有する磁区との組み合わせ
を一つの記録情報単位とした磁区パターンの連続として
記録層に形成される。かかる磁区パターンからは、位置
にかかわらず均一の漏洩磁界が得られ、連続記録情報で
あっても再生層に安定して情報を転写させることが可能
となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気記録媒体の
記録層に情報を記録する記録方法及び記録装置に関し、
更に詳細には、情報再生時に種々のマーク長でも安定し
て再生することが可能な記録マークを記録層に形成する
ことができる記録方法及び記録装置に関する。
記録層に情報を記録する記録方法及び記録装置に関し、
更に詳細には、情報再生時に種々のマーク長でも安定し
て再生することが可能な記録マークを記録層に形成する
ことができる記録方法及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの外部メモリとして光
磁気記録媒体などの光記録媒体が知られている。光磁気
記録媒体は動画像や音声などの大容量データを取り扱う
ことができるため、マルチメディア時代の記録媒体とし
て頻繁に使用されている。光磁気記録媒体では、通常、
ビット情報の”1”と”0”を記録マークの有無に対応
させて情報を記録しており、光磁気記録媒体に情報を記
録する方法として、例えば光変調方式や磁界変調方式が
知られている。
磁気記録媒体などの光記録媒体が知られている。光磁気
記録媒体は動画像や音声などの大容量データを取り扱う
ことができるため、マルチメディア時代の記録媒体とし
て頻繁に使用されている。光磁気記録媒体では、通常、
ビット情報の”1”と”0”を記録マークの有無に対応
させて情報を記録しており、光磁気記録媒体に情報を記
録する方法として、例えば光変調方式や磁界変調方式が
知られている。
【0003】光変調方式では、記録層に直流磁界を印加
しながら、記録情報に応じて変調されたレーザー光を照
射することによって情報を記録する。この方式では常に
一定方向の磁界を印加しながら情報を記録するため、既
に情報が記録されている部分に再度情報を記録するに
は、一度情報を消去した後に記録し直す必要がある。一
方、磁界変調方式では、記録層に直流レーザー光を照射
しながら、ビットデータに応じてパルス化された磁界を
印加することによって情報を記録する。この方法では、
ビット情報の”1”、”0”に応じて記録層の磁化の方
向を記録磁界により反転させてデータを記録することが
できるので、直接重ね書きすることができる。しかしな
がら、直流的にレーザー光を照射させるため、線速度が
増加するにつれて記録マークの形状は媒体の接線方向に
長い三日月型になり、再生信号処理の点で不利であっ
た。
しながら、記録情報に応じて変調されたレーザー光を照
射することによって情報を記録する。この方式では常に
一定方向の磁界を印加しながら情報を記録するため、既
に情報が記録されている部分に再度情報を記録するに
は、一度情報を消去した後に記録し直す必要がある。一
方、磁界変調方式では、記録層に直流レーザー光を照射
しながら、ビットデータに応じてパルス化された磁界を
印加することによって情報を記録する。この方法では、
ビット情報の”1”、”0”に応じて記録層の磁化の方
向を記録磁界により反転させてデータを記録することが
できるので、直接重ね書きすることができる。しかしな
がら、直流的にレーザー光を照射させるため、線速度が
増加するにつれて記録マークの形状は媒体の接線方向に
長い三日月型になり、再生信号処理の点で不利であっ
た。
【0004】磁界変調方式を改良した技術として、記録
クロックと同期してパルス化された光を照射しながら記
録信号に応じた極性の磁界を印加する光磁界変調方式が
知られている。この方式によれば、磁界変調方式の欠点
が解消されるとともに、微小な記録磁区を形成すること
ができるため高密度記録が可能となる。
クロックと同期してパルス化された光を照射しながら記
録信号に応じた極性の磁界を印加する光磁界変調方式が
知られている。この方式によれば、磁界変調方式の欠点
が解消されるとともに、微小な記録磁区を形成すること
ができるため高密度記録が可能となる。
【0005】しかし、高密度に記録された情報は、再生
光スポット内に複数の記録磁区が存在することになり、
それらを個別に再生することができない。すなわち、再
生光の分解能が足りないため個々の微小な記録磁区を再
生することができない。それゆえ、現状の大きさの再生
スポット径で微小な記録磁区を再生する必要があった。
光スポット内に複数の記録磁区が存在することになり、
それらを個別に再生することができない。すなわち、再
生光の分解能が足りないため個々の微小な記録磁区を再
生することができない。それゆえ、現状の大きさの再生
スポット径で微小な記録磁区を再生する必要があった。
【0006】この問題を解決するための一つの方法とし
て、例えば、Journal of MagneticSociety of Japan, V
ol.17 Supplement No.S1, pp.201 (1993)において、磁
気超解像技術(MSR)が提案されている。この技術で
は、2個の記録磁区が再生光スポット内に存在していて
も、一方の磁区を見えないようにマスクして実効的視野
を狭めることで、他方の記録磁区を再生することを可能
にしている。この技術を用いれば実際の再生光スポット
径を縮小させずに再生分解能を向上させることができ
る。しかしながら、磁気超解像技術を用いても各磁区か
らの再生信号強度は変わらないため、再生信号のC/N
は低いままであった。
て、例えば、Journal of MagneticSociety of Japan, V
ol.17 Supplement No.S1, pp.201 (1993)において、磁
気超解像技術(MSR)が提案されている。この技術で
は、2個の記録磁区が再生光スポット内に存在していて
も、一方の磁区を見えないようにマスクして実効的視野
を狭めることで、他方の記録磁区を再生することを可能
にしている。この技術を用いれば実際の再生光スポット
径を縮小させずに再生分解能を向上させることができ
る。しかしながら、磁気超解像技術を用いても各磁区か
らの再生信号強度は変わらないため、再生信号のC/N
は低いままであった。
【0007】本発明者は、国際公開番号WO98/02
878号において、基板上に磁気拡大再生層と記録層と
を有し、再生時に記録層の微小磁区を個別に再生層に転
写するとともに再生磁界を印加することによって再生層
に転写された磁区を拡大して再生することができる光磁
気記録媒体を開示した。この光磁気記録媒体によると、
磁気拡大再生層に転写された磁区は光のスポットサイズ
程度にまで拡大されているので、再生信号強度が著しく
増大される。この技術はMAMMOS(Magnetic Ampli
fying Magneto-Optical System)と呼ばれ、微小磁区の
再生C/Nに関する上記磁気超解像技術の問題を解決し
ている。
878号において、基板上に磁気拡大再生層と記録層と
を有し、再生時に記録層の微小磁区を個別に再生層に転
写するとともに再生磁界を印加することによって再生層
に転写された磁区を拡大して再生することができる光磁
気記録媒体を開示した。この光磁気記録媒体によると、
磁気拡大再生層に転写された磁区は光のスポットサイズ
程度にまで拡大されているので、再生信号強度が著しく
増大される。この技術はMAMMOS(Magnetic Ampli
fying Magneto-Optical System)と呼ばれ、微小磁区の
再生C/Nに関する上記磁気超解像技術の問題を解決し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のMSR及びMA
MMOSにおいては、記録層の記録磁区からの漏洩磁界
を利用して記録層の情報を再生層に転写した後、再生層
から情報を読み出している。しかしながら、このような
方式では、図2に示したような2ビット以上の連続した
記録磁区(記録マーク)227が記録層に存在している
場合に、かかる連続記録磁区227からの再生信号が、
独立して存在する最短記録磁区に比べて不安定であるこ
とがわかった。これは、記録層に形成されている連続記
録マークの端部と中心部とにおいて漏洩磁界の大きさが
それぞれ異なっているためであり、特に中心部からの漏
洩磁界は端部からの漏洩磁界よりも弱く、連続記録マー
クの中心部の情報が再生層に転写されにくいためである
と考えられる。このため、最短記録マークと連続記録マ
ークとをそれぞれ再生するためには、再生磁界及び再生
光のパワーをそれぞれ厳密に制御しなければならず再生
パワーマージンが狭くなるという問題があった。
MMOSにおいては、記録層の記録磁区からの漏洩磁界
を利用して記録層の情報を再生層に転写した後、再生層
から情報を読み出している。しかしながら、このような
方式では、図2に示したような2ビット以上の連続した
記録磁区(記録マーク)227が記録層に存在している
場合に、かかる連続記録磁区227からの再生信号が、
独立して存在する最短記録磁区に比べて不安定であるこ
とがわかった。これは、記録層に形成されている連続記
録マークの端部と中心部とにおいて漏洩磁界の大きさが
それぞれ異なっているためであり、特に中心部からの漏
洩磁界は端部からの漏洩磁界よりも弱く、連続記録マー
クの中心部の情報が再生層に転写されにくいためである
と考えられる。このため、最短記録マークと連続記録マ
ークとをそれぞれ再生するためには、再生磁界及び再生
光のパワーをそれぞれ厳密に制御しなければならず再生
パワーマージンが狭くなるという問題があった。
【0009】なお、特開平2−101659号公報に
は、情報を記録する最少の記録単位を2つ1組とし、そ
の組をなす最小記録単位の磁化の異同により2値情報の
記録を行なう記録方法が開示されている。しかしなが
ら、連続した記録磁区を互いに磁化方向の異なる磁区か
ら構成されるように分割して記録することについては記
載されていない。
は、情報を記録する最少の記録単位を2つ1組とし、そ
の組をなす最小記録単位の磁化の異同により2値情報の
記録を行なう記録方法が開示されている。しかしなが
ら、連続した記録磁区を互いに磁化方向の異なる磁区か
ら構成されるように分割して記録することについては記
載されていない。
【0010】本発明は、上記従来技術の問題を解決する
ためになされたものであり、その目的は、種々のマーク
長であっても、情報再生時に再生層に確実に転写される
ような記録マークを記録層に形成することができる記録
方法を提供することにある。
ためになされたものであり、その目的は、種々のマーク
長であっても、情報再生時に再生層に確実に転写される
ような記録マークを記録層に形成することができる記録
方法を提供することにある。
【0011】また、本発明の別の目的は、安定した再生
特性が得られる連続記録マークを記録層に記録すること
ができる記録装置を提供することにある。
特性が得られる連続記録マークを記録層に記録すること
ができる記録装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に従
えば、光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ
記録光を照射することによって情報を記録する光磁気記
録媒体の記録方法において、記録方向の磁化を有する磁
区と、記録方向と逆方向の磁化を有する磁区との組み合
わせ、または上記記録方向と逆方向の磁化を有する2つ
の磁区の組み合わせに、1ビットの情報を割り当て、上
記記録方向の磁化を有する磁区と、記録方向と逆方向の
磁化を有する磁区との組み合わせからなる1ビットの情
報を2ビット以上連続して記録する際に、1ビット目の
情報に含まれる記録方向の磁化を有する磁区が、2ビッ
ト目以降の情報に含まれる記録方向の磁化を有する磁区
よりも短くなるように記録磁区の寸法を調整することを
特徴とする記録方法が提供される。
えば、光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ
記録光を照射することによって情報を記録する光磁気記
録媒体の記録方法において、記録方向の磁化を有する磁
区と、記録方向と逆方向の磁化を有する磁区との組み合
わせ、または上記記録方向と逆方向の磁化を有する2つ
の磁区の組み合わせに、1ビットの情報を割り当て、上
記記録方向の磁化を有する磁区と、記録方向と逆方向の
磁化を有する磁区との組み合わせからなる1ビットの情
報を2ビット以上連続して記録する際に、1ビット目の
情報に含まれる記録方向の磁化を有する磁区が、2ビッ
ト目以降の情報に含まれる記録方向の磁化を有する磁区
よりも短くなるように記録磁区の寸法を調整することを
特徴とする記録方法が提供される。
【0013】従来、光磁気記録媒体に情報を記録するに
は、一方向(初期化方向)に磁化の向きが配向された記
録層に、2値情報の”0”、”1”に応じて記録層の磁
区の磁化方向を反転させて情報を記録していた。このた
め、2値情報のうちの”1”を記録情報とする場合にお
いて、記録データが2ビット以上連続するとき(例え
ば”1111”)、図2に示したような長い磁気マーク
227が記録層に形成されることになる。このような長
い磁気マーク227では、従来技術の欄に記載したよう
に磁気マーク227の中心部分228と端部229とで
漏洩磁界の強度が異なっている。このため、連続マーク
の中心部分228に位置する情報を再生するのに最適な
再生パワーは、連続マーク227の端部229に位置す
る情報や独立して存在する最短マークの情報を再生する
のに最適な再生パワーと異なってしまい、同一の再生パ
ワーを用いて情報を再生させることが困難であった。
は、一方向(初期化方向)に磁化の向きが配向された記
録層に、2値情報の”0”、”1”に応じて記録層の磁
区の磁化方向を反転させて情報を記録していた。このた
め、2値情報のうちの”1”を記録情報とする場合にお
いて、記録データが2ビット以上連続するとき(例え
ば”1111”)、図2に示したような長い磁気マーク
227が記録層に形成されることになる。このような長
い磁気マーク227では、従来技術の欄に記載したよう
に磁気マーク227の中心部分228と端部229とで
漏洩磁界の強度が異なっている。このため、連続マーク
の中心部分228に位置する情報を再生するのに最適な
再生パワーは、連続マーク227の端部229に位置す
る情報や独立して存在する最短マークの情報を再生する
のに最適な再生パワーと異なってしまい、同一の再生パ
ワーを用いて情報を再生させることが困難であった。
【0014】一方、本発明の記録方法では、図3に示し
たように、磁区パターン223のような、記録方向(図
中、上向き)の磁化を有する磁区221と、記録方向と
逆方向(図中、下向き)の磁化を有する磁区222との
組み合わせに2値からなるビット情報の一方、例えば”
1”を割り当て、磁区パターン224のような、記録方
向と逆方向の磁化を有する磁区の2つの組み合わせに2
値からなるビット情報の他方、例えば”0”を割り当て
る。
たように、磁区パターン223のような、記録方向(図
中、上向き)の磁化を有する磁区221と、記録方向と
逆方向(図中、下向き)の磁化を有する磁区222との
組み合わせに2値からなるビット情報の一方、例えば”
1”を割り当て、磁区パターン224のような、記録方
向と逆方向の磁化を有する磁区の2つの組み合わせに2
値からなるビット情報の他方、例えば”0”を割り当て
る。
【0015】ここで、記録方向とは記録層の膜面に対し
て垂直上向きまたは下向きのいずれか一方を示し、本明
細書においては便宜上、図2〜4に示したように垂直上
向きを記録方向とする。また、記録方向の磁化を有する
磁区を「↑磁区」と記載し、記録方向と逆方向(初期化
方向または消去方向)の磁化を有する磁区を「↓磁区」
と記載することにする。また、”1”または”0”で表
される2値情報(ディジタル情報)において、”1”を
記録情報とする。
て垂直上向きまたは下向きのいずれか一方を示し、本明
細書においては便宜上、図2〜4に示したように垂直上
向きを記録方向とする。また、記録方向の磁化を有する
磁区を「↑磁区」と記載し、記録方向と逆方向(初期化
方向または消去方向)の磁化を有する磁区を「↓磁区」
と記載することにする。また、”1”または”0”で表
される2値情報(ディジタル情報)において、”1”を
記録情報とする。
【0016】本発明の第1の態様に従う記録方法によれ
ば、連続した記録情報、例えば”1111”は、↑磁区
と↓磁区とからなる磁区パターン(”↑↓↑↓↑↓↑
↓”)として構成される。換言すれば、連続した記録情
報を記録する場合であっても、記録方向の磁化を有する
(最小)磁区の隣には必ずそれとは逆方向の磁化を有す
る磁区が存在する。したがって、記録情報に相当する磁
区がどのような磁区パターン内に存在したとしても当該
記録情報に相当する磁区から発生する漏洩磁界の大きさ
は等しくなる。それゆえ、記録情報の連続長にかかわら
ず記録層の磁化情報を安定して再生層に転写させること
ができる。なお本文中において1ビットとは2値情報、
例えば”1”と”0”で表されるデータ列の最小単位で
あり、再生時には1ビットの情報”1”または”0”ご
とに読み出されるものとする。
ば、連続した記録情報、例えば”1111”は、↑磁区
と↓磁区とからなる磁区パターン(”↑↓↑↓↑↓↑
↓”)として構成される。換言すれば、連続した記録情
報を記録する場合であっても、記録方向の磁化を有する
(最小)磁区の隣には必ずそれとは逆方向の磁化を有す
る磁区が存在する。したがって、記録情報に相当する磁
区がどのような磁区パターン内に存在したとしても当該
記録情報に相当する磁区から発生する漏洩磁界の大きさ
は等しくなる。それゆえ、記録情報の連続長にかかわら
ず記録層の磁化情報を安定して再生層に転写させること
ができる。なお本文中において1ビットとは2値情報、
例えば”1”と”0”で表されるデータ列の最小単位で
あり、再生時には1ビットの情報”1”または”0”ご
とに読み出されるものとする。
【0017】本発明の記録方法において、記録層に情報
を記録するには、例えば、”1”または”0”で表され
る2値情報の”1”という1ビットデータを”10”とい
うコード列にコード変換し、”0”という1ビットデー
タを”00”というコード列にコード変換し、これらコー
ド変換されたコード列に基づいて記録光及び記録磁界の
少なくとも一方を変調させればよい。すなわち、記録デ
ータが”1011”の場合は、”10001010”にコード変
換すればよい。コード変換されたコード列から図9に示
したような波形の記録信号を生成し、この記録信号に基
づいて記録磁界を変調させて印加すればよい。
を記録するには、例えば、”1”または”0”で表され
る2値情報の”1”という1ビットデータを”10”とい
うコード列にコード変換し、”0”という1ビットデー
タを”00”というコード列にコード変換し、これらコー
ド変換されたコード列に基づいて記録光及び記録磁界の
少なくとも一方を変調させればよい。すなわち、記録デ
ータが”1011”の場合は、”10001010”にコード変
換すればよい。コード変換されたコード列から図9に示
したような波形の記録信号を生成し、この記録信号に基
づいて記録磁界を変調させて印加すればよい。
【0018】本発明において、1ビットの記録情報を構
成する2つの磁区(↑磁区と↓磁区)のうち、記録方向
の磁化を有する磁区(↑磁区)の長さをL1とし、記録
方向と逆方向の磁化を有する磁区(↓磁区)の長さをL
2としたとき、L2/L1が0.1〜0.9の範囲内に
あることが好ましい。ここで、磁区の長さとは、磁区の
トラック方向の長さを意味する。↑磁区の長さL1に対
して↓磁区の長さL2が0.1以上あれば、これら2つ
の磁区から安定して漏洩磁界を発生させることができ
る。また、↑磁区の長さL1に対して↓磁区の長さL2
が0.9以下であれば、連続した記録情報を記録した際
に、安定した再生特性を得ることができる。
成する2つの磁区(↑磁区と↓磁区)のうち、記録方向
の磁化を有する磁区(↑磁区)の長さをL1とし、記録
方向と逆方向の磁化を有する磁区(↓磁区)の長さをL
2としたとき、L2/L1が0.1〜0.9の範囲内に
あることが好ましい。ここで、磁区の長さとは、磁区の
トラック方向の長さを意味する。↑磁区の長さL1に対
して↓磁区の長さL2が0.1以上あれば、これら2つ
の磁区から安定して漏洩磁界を発生させることができ
る。また、↑磁区の長さL1に対して↓磁区の長さL2
が0.9以下であれば、連続した記録情報を記録した際
に、安定した再生特性を得ることができる。
【0019】また、↑磁区からの漏洩磁界の大きさは、
通常、↑磁区の大きさやそれに隣接する↓磁区の大きさ
に依存する。このため、1ビット目の記録情報に相当す
る↑磁区からの漏洩磁界の大きさは、その隣に存在する
2つの↓磁区のために、2ビット目の記録情報に相当す
る↑磁区の漏洩磁界の大きさよりも大きくなる。したが
って、2ビット以上の連続した記録情報を記録する際に
は、最初の1ビット目の記録情報と2ビット目以降の記
録情報とに相当する磁区からの漏洩磁界を均一にするた
めに、最初の1ビット目の記録情報に相当する↑磁区
が、2ビット目以降の記録情報に相当する↓磁区よりも
短くなるように磁区の寸法を調整することが好ましい。
通常、↑磁区の大きさやそれに隣接する↓磁区の大きさ
に依存する。このため、1ビット目の記録情報に相当す
る↑磁区からの漏洩磁界の大きさは、その隣に存在する
2つの↓磁区のために、2ビット目の記録情報に相当す
る↑磁区の漏洩磁界の大きさよりも大きくなる。したが
って、2ビット以上の連続した記録情報を記録する際に
は、最初の1ビット目の記録情報と2ビット目以降の記
録情報とに相当する磁区からの漏洩磁界を均一にするた
めに、最初の1ビット目の記録情報に相当する↑磁区
が、2ビット目以降の記録情報に相当する↓磁区よりも
短くなるように磁区の寸法を調整することが好ましい。
【0020】本発明の第2の態様に従えば、光磁気記録
媒体の記録層に、記録方向の磁界を印加しつつ記録光を
照射することによって情報を記録する光磁気記録媒体の
記録方法において、1ビットの2値情報の一方に相当す
る記録層の領域が、記録方向の磁化を有する磁区と、記
録方向と逆方向の磁化を有する磁区とから構成され、1
ビットの2値情報の他方に相当する記録層の領域が、上
記記録方向と逆方向の磁化を有する2つの磁区から構成
されるように、記録光及び記録磁界の少なくとも一方を
変調し、上記記録方向の磁化を有する磁区の長さをL
1、上記記録方向と逆方向の磁化を有する磁区の長さを
L2としたときに、L2/L1が0.1〜0.9の範囲
内になるように記録磁区の寸法を調整することを特徴と
する記録方法が提供される。
媒体の記録層に、記録方向の磁界を印加しつつ記録光を
照射することによって情報を記録する光磁気記録媒体の
記録方法において、1ビットの2値情報の一方に相当す
る記録層の領域が、記録方向の磁化を有する磁区と、記
録方向と逆方向の磁化を有する磁区とから構成され、1
ビットの2値情報の他方に相当する記録層の領域が、上
記記録方向と逆方向の磁化を有する2つの磁区から構成
されるように、記録光及び記録磁界の少なくとも一方を
変調し、上記記録方向の磁化を有する磁区の長さをL
1、上記記録方向と逆方向の磁化を有する磁区の長さを
L2としたときに、L2/L1が0.1〜0.9の範囲
内になるように記録磁区の寸法を調整することを特徴と
する記録方法が提供される。
【0021】本発明の第2の態様に従う記録方法で
は、”1”または”0”で表されるビット情報のうち”
1”に相当する領域が、↑磁区と↓磁区とからなる2つ
の磁区パターン(”↑↓”)で構成され、”0”に相当
する領域が、2つの↓磁区からなる磁区パターン(”↓
↓”)で構成されるように記録光及び記録磁界の少なく
とも一方を変調する。そして、1ビットの記録情報を構
成する2つの磁区(↑磁区と↓磁区)のうち、記録方向
の磁化を有する磁区(↑磁区)の長さをL1、記録方向
と逆方向の磁化を有する磁区(↓磁区)の長さをL2と
したときに、L2/L1を0.1〜0.9の範囲内に調
整する。これにより、連続した記録情報を記録層に形成
したとしても、上記第1の態様での説明と同様に、記録
情報の連続長にかかわらず記録層の磁化情報を安定して
再生層に転写させることが可能となる。
は、”1”または”0”で表されるビット情報のうち”
1”に相当する領域が、↑磁区と↓磁区とからなる2つ
の磁区パターン(”↑↓”)で構成され、”0”に相当
する領域が、2つの↓磁区からなる磁区パターン(”↓
↓”)で構成されるように記録光及び記録磁界の少なく
とも一方を変調する。そして、1ビットの記録情報を構
成する2つの磁区(↑磁区と↓磁区)のうち、記録方向
の磁化を有する磁区(↑磁区)の長さをL1、記録方向
と逆方向の磁化を有する磁区(↓磁区)の長さをL2と
したときに、L2/L1を0.1〜0.9の範囲内に調
整する。これにより、連続した記録情報を記録層に形成
したとしても、上記第1の態様での説明と同様に、記録
情報の連続長にかかわらず記録層の磁化情報を安定して
再生層に転写させることが可能となる。
【0022】本発明の第3の態様に従えば、光磁気記録
媒体の記録層に、磁化方向の異なる磁区を形成すること
によって情報を記録する記録方法において、磁化方向が
互いに異なる2つの磁区からなる磁区列に2値からなる
情報の一方の情報を割り当て、磁化方向が同じである2
つの磁区からなる磁区列に2値からなる情報の他方の情
報を割り当て、上記磁化方向が互いに異なる2つの磁区
のうち、一方の磁区に対する他方の磁区の長さの比が
0.1〜0.9の範囲内になるように情報を記録するこ
とを特徴とする記録方法が提供される。
媒体の記録層に、磁化方向の異なる磁区を形成すること
によって情報を記録する記録方法において、磁化方向が
互いに異なる2つの磁区からなる磁区列に2値からなる
情報の一方の情報を割り当て、磁化方向が同じである2
つの磁区からなる磁区列に2値からなる情報の他方の情
報を割り当て、上記磁化方向が互いに異なる2つの磁区
のうち、一方の磁区に対する他方の磁区の長さの比が
0.1〜0.9の範囲内になるように情報を記録するこ
とを特徴とする記録方法が提供される。
【0023】本発明の第3の態様に従う記録方法で
は、”1”及び”0”の2値からなるビット情報の一
方、例えば”1”に、磁化方向が互いに異なる2つの磁
区からなる磁区列を割り当て、他方のビット情報の”
0”に磁化方向が同一の2つの磁区からなる磁区列を割
り当てる。例えば、記録方向の磁化を有する磁区を↑磁
区とし、↑磁区と反平行の磁化を有する磁区を↓磁区と
したとき、2値情報の”1”に↑磁区と↓磁区とからな
る磁区列↑↓を割り当て、2値情報の”0”に2つの↓
磁区からなる磁区列↓↓を割り当てる。そして、磁化方
向が互いに異なる2つの磁区のうち、一方の磁区に対す
る他方の磁区の長さの比を0.1〜0.9の範囲内に調
整する。ここで、2値情報の”1”を上記第1の態様に
記載した2値からなるビット情報の一方に対応させ、2
値情報の”0”を2値からなるビット情報の他方に対応
させることにより、第1の態様と同様の効果が得られる
ことになる。
は、”1”及び”0”の2値からなるビット情報の一
方、例えば”1”に、磁化方向が互いに異なる2つの磁
区からなる磁区列を割り当て、他方のビット情報の”
0”に磁化方向が同一の2つの磁区からなる磁区列を割
り当てる。例えば、記録方向の磁化を有する磁区を↑磁
区とし、↑磁区と反平行の磁化を有する磁区を↓磁区と
したとき、2値情報の”1”に↑磁区と↓磁区とからな
る磁区列↑↓を割り当て、2値情報の”0”に2つの↓
磁区からなる磁区列↓↓を割り当てる。そして、磁化方
向が互いに異なる2つの磁区のうち、一方の磁区に対す
る他方の磁区の長さの比を0.1〜0.9の範囲内に調
整する。ここで、2値情報の”1”を上記第1の態様に
記載した2値からなるビット情報の一方に対応させ、2
値情報の”0”を2値からなるビット情報の他方に対応
させることにより、第1の態様と同様の効果が得られる
ことになる。
【0024】本発明の第4の態様に従えば、記録層を備
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって記録層に情報を記録する光
磁気記録媒体の記録方法において、2ビット以上連続す
る記録情報を記録層に記録する際に、少なくとも1ビッ
トの記録情報が、記録方向の磁化を有する磁区と、記録
方向と逆方向の磁化を有する磁区とから構成されるよう
に情報を記録することを特徴とする記録方法が提供され
る。
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって記録層に情報を記録する光
磁気記録媒体の記録方法において、2ビット以上連続す
る記録情報を記録層に記録する際に、少なくとも1ビッ
トの記録情報が、記録方向の磁化を有する磁区と、記録
方向と逆方向の磁化を有する磁区とから構成されるよう
に情報を記録することを特徴とする記録方法が提供され
る。
【0025】本発明の第5の態様に従えば、記録層を備
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって記録層に情報を記録する光
磁気記録媒体の記録方法において、2ビット以上連続す
る記録情報を記録する際に、1ビットの記録情報に相当
する記録層の記録領域内に記録方向と逆方向の磁化を有
する磁区が形成されるように、上記記録磁界及び記録光
の少なくとも一方を変調することを特徴とする記録方法
が提供される。
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって記録層に情報を記録する光
磁気記録媒体の記録方法において、2ビット以上連続す
る記録情報を記録する際に、1ビットの記録情報に相当
する記録層の記録領域内に記録方向と逆方向の磁化を有
する磁区が形成されるように、上記記録磁界及び記録光
の少なくとも一方を変調することを特徴とする記録方法
が提供される。
【0026】本発明の第4及び第5の態様に従う記録方
法では、図4に示したように、1ビットに相当する単独
の記録情報を記録する場合には、その記録情報を記録方
向の磁化を有する孤立した記録磁区441のみから構成
し、2ビット以上連続する記録情報を記録する場合に
は、それらを記録方向の磁化を有する記録磁区442
と、記録方向と逆方向の磁化を有する磁区443とから
構成する。これにより、連続した記録情報であっても、
かかる記録情報を構成する磁区の位置にかかわらず均一
の漏洩磁界が得られることになり、連続記録磁区の長さ
により再生パワーマージンが狭くなることはない。
法では、図4に示したように、1ビットに相当する単独
の記録情報を記録する場合には、その記録情報を記録方
向の磁化を有する孤立した記録磁区441のみから構成
し、2ビット以上連続する記録情報を記録する場合に
は、それらを記録方向の磁化を有する記録磁区442
と、記録方向と逆方向の磁化を有する磁区443とから
構成する。これにより、連続した記録情報であっても、
かかる記録情報を構成する磁区の位置にかかわらず均一
の漏洩磁界が得られることになり、連続記録磁区の長さ
により再生パワーマージンが狭くなることはない。
【0027】本発明の第6の態様に従えば、光磁気記録
媒体に情報を記録するための記録装置において、光磁気
記録媒体に記録光を照射するための光源と、記録磁界を
印加するための磁界印加装置と、記録データが、記録方
向のビットデータと、記録方向と逆方向のビットデータ
とから構成されるデータ列で表される場合に、各ビット
データ間に記録方向と逆方向のビットデータが介在する
ように記録データを変調する変調器とを備え、該変調器
からの信号に基づいて上記記録光及び記録磁界の少なく
とも一方を変調することを特徴とする記録装置が提供さ
れる。
媒体に情報を記録するための記録装置において、光磁気
記録媒体に記録光を照射するための光源と、記録磁界を
印加するための磁界印加装置と、記録データが、記録方
向のビットデータと、記録方向と逆方向のビットデータ
とから構成されるデータ列で表される場合に、各ビット
データ間に記録方向と逆方向のビットデータが介在する
ように記録データを変調する変調器とを備え、該変調器
からの信号に基づいて上記記録光及び記録磁界の少なく
とも一方を変調することを特徴とする記録装置が提供さ
れる。
【0028】本発明の記録装置の変調器は、記録データ
が記録方向のビットデータ”1”と、記録方向と逆方向
のビットデータ”0”とからなるデータ列で表される場
合に、各ビットデータ間に記録方向と逆方向のビットデ
ータが介在するように記録データを変調する。そして、
変調された記録データに基づいて、記録光及び磁界の少
なくとも一方を変調させて情報を記録する。換言すれ
ば、記録情報である”1”という1ビットデータを”1
0”というコード列にコード変換し、”0”という1ビ
ットデータを”00”というコード列にコード変換し、こ
れらコード変換されたコード列に基づいて記録光及び記
録磁界の少なくとも一方を変調させることができる。本
発明の記録装置を用いることにより、本発明の第1〜第
5の態様に従う記録方法を実行することができ、記録情
報の連続長及び記録磁区の位置にかかわらず均一な漏洩
磁界を発生させることができる。それゆえ、本発明の記
録装置は、記録層及び記録層の磁化情報を転写する再生
層を備える光磁気記録媒体の記録に好適である。
が記録方向のビットデータ”1”と、記録方向と逆方向
のビットデータ”0”とからなるデータ列で表される場
合に、各ビットデータ間に記録方向と逆方向のビットデ
ータが介在するように記録データを変調する。そして、
変調された記録データに基づいて、記録光及び磁界の少
なくとも一方を変調させて情報を記録する。換言すれ
ば、記録情報である”1”という1ビットデータを”1
0”というコード列にコード変換し、”0”という1ビ
ットデータを”00”というコード列にコード変換し、こ
れらコード変換されたコード列に基づいて記録光及び記
録磁界の少なくとも一方を変調させることができる。本
発明の記録装置を用いることにより、本発明の第1〜第
5の態様に従う記録方法を実行することができ、記録情
報の連続長及び記録磁区の位置にかかわらず均一な漏洩
磁界を発生させることができる。それゆえ、本発明の記
録装置は、記録層及び記録層の磁化情報を転写する再生
層を備える光磁気記録媒体の記録に好適である。
【0029】本発明の第7の態様に従えば、記録層を備
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって情報を記録する光磁気記録
媒体の記録方法において、2ビット以上連続する情報を
記録する際に、当該2ビット以上連続する情報に相当す
る記録層の記録領域内に、記録方向と逆方向の磁化を有
する磁区が少なくとも含まれるように情報を記録するこ
とを特徴とする記録方法が提供される。
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって情報を記録する光磁気記録
媒体の記録方法において、2ビット以上連続する情報を
記録する際に、当該2ビット以上連続する情報に相当す
る記録層の記録領域内に、記録方向と逆方向の磁化を有
する磁区が少なくとも含まれるように情報を記録するこ
とを特徴とする記録方法が提供される。
【0030】本発明の第7の態様の記録方法では、連続
する情報を記録する際に、連続する記録情報を構成する
磁区列(連続記録マーク)中に、その磁区列と逆向きの
磁化を有する磁区(記録マーク)が少なくとも一つ含ま
れるように、連続記録マークを複数に分割して記録す
る。2ビット以上連続するような記録情報に対応する連
続記録マーク中に、磁化の向きが逆の磁区を含ませるに
は、例えば、その記録情報に基づく記録信号を変調させ
れば良い。連続磁区中に含まれる、異なる磁化方向の磁
区の長さ(マーク長)は、1ビット分の長さに限定され
ず、任意の長さにし得る。
する情報を記録する際に、連続する記録情報を構成する
磁区列(連続記録マーク)中に、その磁区列と逆向きの
磁化を有する磁区(記録マーク)が少なくとも一つ含ま
れるように、連続記録マークを複数に分割して記録す
る。2ビット以上連続するような記録情報に対応する連
続記録マーク中に、磁化の向きが逆の磁区を含ませるに
は、例えば、その記録情報に基づく記録信号を変調させ
れば良い。連続磁区中に含まれる、異なる磁化方向の磁
区の長さ(マーク長)は、1ビット分の長さに限定され
ず、任意の長さにし得る。
【0031】本発明の第8の態様に従えば、記録層を備
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって記録層に情報を記録する光
磁気記録媒体の記録方法において、上記記録層にマーク
長Aの記録マークを記録する際に、磁界強度H1の記録
方向の磁界を印加し、記録層にマーク長B(B≠A)の
記録マークを記録する際に、磁界強度H2(H2≠H
1)の記録方向の磁界を印加することを特徴とする記録
方法が提供される。
える光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印加しつつ記
録光を照射することによって記録層に情報を記録する光
磁気記録媒体の記録方法において、上記記録層にマーク
長Aの記録マークを記録する際に、磁界強度H1の記録
方向の磁界を印加し、記録層にマーク長B(B≠A)の
記録マークを記録する際に、磁界強度H2(H2≠H
1)の記録方向の磁界を印加することを特徴とする記録
方法が提供される。
【0032】本発明の第8の態様の記録方法は、記録層
に形成する記録マークの長さに応じて記録磁界の磁界強
度を変調する。すなわち、マーク長Aの記録マークを記
録する場合に、磁界強度H1の記録磁界を印加し、マー
ク長Bの記録マークを記録する場合には、H1と異なる
磁界強度H2の記録磁界を印加する。例えば、マーク長
Aの記録マークが最短記録マークである場合には、従来
と同じ磁界強度H1の記録磁界を印加して記録層に記録
マークを形成する。マーク長Bの記録マーク(連続記録
マーク)の場合には、H1よりも強度の小さい磁界強度
H2の記録磁界を印加して記録層に記録マークを形成す
る。弱い磁界強度で記録されたマーク長Bの記録マーク
は、記録方向の磁区とその反対方向の磁区とが混在した
状態(記録方向の磁区が分散した状態)となる。記録方
向の磁区とその反対方向の磁区とが混在した状態では、
いずれの位置からも漏洩磁界が充分な磁界強度で得られ
ることから、連続記録マークの前エッジや後エッジと同
様に中央部分からも充分な漏洩磁界が得られ、連続記録
マークの全体にわたって漏洩磁界を均一化することが可
能となる。
に形成する記録マークの長さに応じて記録磁界の磁界強
度を変調する。すなわち、マーク長Aの記録マークを記
録する場合に、磁界強度H1の記録磁界を印加し、マー
ク長Bの記録マークを記録する場合には、H1と異なる
磁界強度H2の記録磁界を印加する。例えば、マーク長
Aの記録マークが最短記録マークである場合には、従来
と同じ磁界強度H1の記録磁界を印加して記録層に記録
マークを形成する。マーク長Bの記録マーク(連続記録
マーク)の場合には、H1よりも強度の小さい磁界強度
H2の記録磁界を印加して記録層に記録マークを形成す
る。弱い磁界強度で記録されたマーク長Bの記録マーク
は、記録方向の磁区とその反対方向の磁区とが混在した
状態(記録方向の磁区が分散した状態)となる。記録方
向の磁区とその反対方向の磁区とが混在した状態では、
いずれの位置からも漏洩磁界が充分な磁界強度で得られ
ることから、連続記録マークの前エッジや後エッジと同
様に中央部分からも充分な漏洩磁界が得られ、連続記録
マークの全体にわたって漏洩磁界を均一化することが可
能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従う記録方法及び
記録装置の実施の形態及び実施例について図面を参照し
て説明するが、本発明はそれらに限定されるものではな
い。
記録装置の実施の形態及び実施例について図面を参照し
て説明するが、本発明はそれらに限定されるものではな
い。
【0034】実施形態1 図1に本発明に従う記録装置の構成を概略的に示す。記
録装置101は、コードデータと同期した周期でパルス
化された光を光磁気記録媒体100に照射するためのレ
ーザ光照射部と、記録再生時に制御された磁界を光磁気
記録媒体100に印加する磁界印加部と、光磁気記録媒
体100からの信号を検出及び処理する信号処理系とか
ら主に構成されている。レーザ光照射部において、レー
ザ22はレーザ駆動回路32及び記録パルス幅/位相調
整回路51(RC−PPA)に接続されており、レーザ
駆動回路32は記録パルス幅位相調整回路51からの信
号を受けてレーザ22のレーザパルス幅及び位相を制御
する。記録パルス幅/位相調整回路51はPLL回路3
9から後述するクロック信号を受けて記録光の位相及び
パルス幅を調整するための第1同期信号を発生する。
録装置101は、コードデータと同期した周期でパルス
化された光を光磁気記録媒体100に照射するためのレ
ーザ光照射部と、記録再生時に制御された磁界を光磁気
記録媒体100に印加する磁界印加部と、光磁気記録媒
体100からの信号を検出及び処理する信号処理系とか
ら主に構成されている。レーザ光照射部において、レー
ザ22はレーザ駆動回路32及び記録パルス幅/位相調
整回路51(RC−PPA)に接続されており、レーザ
駆動回路32は記録パルス幅位相調整回路51からの信
号を受けてレーザ22のレーザパルス幅及び位相を制御
する。記録パルス幅/位相調整回路51はPLL回路3
9から後述するクロック信号を受けて記録光の位相及び
パルス幅を調整するための第1同期信号を発生する。
【0035】磁界印加部において、磁界を印加する磁気
コイル29は磁気コイル駆動回路(M−DRIVE)3
4と接続されており、記録時には磁気コイル駆動回路3
4は、記録データを所定のコードに変換する変調器30
から位相調整回路(RE−PA)31を通じてコード変
換されたデータを受けて磁気コイル29を制御する。一
方、再生時には、PLL回路39から後述するクロック
信号を受けて再生パルス幅・位相調整回路(RP−PP
A)131を通じて位相およびパルス幅を調整するため
の第2同期信号を発生し、第2同期信号に基づいて磁気
コイル29を制御する。磁気コイル駆動回路34に入力
される信号を記録時と再生時で切り換えるために、記録
再生切換器(RC/RP SW)134が磁気コイル駆
動回路34に接続されている。
コイル29は磁気コイル駆動回路(M−DRIVE)3
4と接続されており、記録時には磁気コイル駆動回路3
4は、記録データを所定のコードに変換する変調器30
から位相調整回路(RE−PA)31を通じてコード変
換されたデータを受けて磁気コイル29を制御する。一
方、再生時には、PLL回路39から後述するクロック
信号を受けて再生パルス幅・位相調整回路(RP−PP
A)131を通じて位相およびパルス幅を調整するため
の第2同期信号を発生し、第2同期信号に基づいて磁気
コイル29を制御する。磁気コイル駆動回路34に入力
される信号を記録時と再生時で切り換えるために、記録
再生切換器(RC/RP SW)134が磁気コイル駆
動回路34に接続されている。
【0036】信号処理系において、レーザ22と光磁気
記録媒体100との間には第1の偏光プリズム25が配
置され、その側方には第2の偏光プリズム251及び検
出器28及び281が配置されている。検出器28及び
281は、それぞれ、I/V変換器311及び312を
介して、共に、減算器302及び加算器301に接続さ
れる。加算器301はクロック抽出回路(CSS)37
を介してPLL回路39に接続されている。減算器30
2はクロックに同期して信号をホールドするサンプルホ
ールド(S/H)回路41、同様にクロックと同期して
アナログデジタル変換を行うA/D変換回路42、2値
化信号処理回路(BSC)43を介して復号器38に接
続される。
記録媒体100との間には第1の偏光プリズム25が配
置され、その側方には第2の偏光プリズム251及び検
出器28及び281が配置されている。検出器28及び
281は、それぞれ、I/V変換器311及び312を
介して、共に、減算器302及び加算器301に接続さ
れる。加算器301はクロック抽出回路(CSS)37
を介してPLL回路39に接続されている。減算器30
2はクロックに同期して信号をホールドするサンプルホ
ールド(S/H)回路41、同様にクロックと同期して
アナログデジタル変換を行うA/D変換回路42、2値
化信号処理回路(BSC)43を介して復号器38に接
続される。
【0037】上記装置構成において、レーザ22から出
射した光はコリメータレンズ23によって平行光にさ
れ、偏光プリズム25を通って対物レンズ24によって
光磁気記録媒体100上に集光される。ディスク100
からの反射光は偏光プリズム25によって偏光プリズム
251の方向に向けられ、1/2波長板26を透過した
後、偏光プリズム251で二方向に分割される。分割さ
れた光はそれぞれ検出レンズ27で集光されて光検出器
28及び281に導かれる。ここで、光磁気記録媒体1
00上にはトラッキングエラー信号及びクロック信号生
成用のピットが予め形成されている。クロック信号生成
用ピットからの反射光を示す信号が検出器28及び28
1で検出された後、クロック抽出回路37において抽出
される。次いでクロック抽出回路37に接続されたPL
L回路39においてデータチャネルクロックが発生され
る。
射した光はコリメータレンズ23によって平行光にさ
れ、偏光プリズム25を通って対物レンズ24によって
光磁気記録媒体100上に集光される。ディスク100
からの反射光は偏光プリズム25によって偏光プリズム
251の方向に向けられ、1/2波長板26を透過した
後、偏光プリズム251で二方向に分割される。分割さ
れた光はそれぞれ検出レンズ27で集光されて光検出器
28及び281に導かれる。ここで、光磁気記録媒体1
00上にはトラッキングエラー信号及びクロック信号生
成用のピットが予め形成されている。クロック信号生成
用ピットからの反射光を示す信号が検出器28及び28
1で検出された後、クロック抽出回路37において抽出
される。次いでクロック抽出回路37に接続されたPL
L回路39においてデータチャネルクロックが発生され
る。
【0038】データ記録の際に、レーザ22は、レーザ
駆動回路32によってデータチャネルクロックの1/2
の周期になるように一定周波数で変調され、幅の狭い連
続したパルス光を放射し、回転する光磁気記録媒体10
0のデータ記録エリアを等間隔に局部的に加熱する。ま
た、データチャネルクロックは、磁界印加部の変調器3
0を制御して、基準クロック周期のデータ信号を発生さ
せる。記録データは変調器30で変調、すなわちコード
変換される。例えば記録データのうち記録情報である”
1”は、”10”にコード変換され、”0”は”00”
にコード変換される。また、変調器30では、コード変
換された後の各コードがデータチャネルクロックの1/
2倍の周期で位相調整回路31に送られるように変調さ
れる。コード変換後のコードデータ信号の”1”また
は”0”は、位相調整回路31に送られて位相が調整さ
れた後、磁気コイル駆動装置34に送られる。特に、位
相調整回路31では、”111”のように記録データ”
1”が連続した記録情報列の場合に、最初の記録デー
タ”1”に相当するコードデータ信号の”10”で
は、”1”と”0”の周期が同じ周期になるように位相
が調整され、次の記録データ”1”に相当するコードデ
ータ信号の”10”のうち、”1”がデータチャネルク
ロックの3/4周期に相当し、”0”がデータチャネル
クロックの1/4周期になるように位相が調整される。
磁気コイル駆動装置34は、磁界コイル29を制御して
変換コードデータ信号に対応した極性の磁界を光磁気記
録媒体100のデータ記録エリアの加熱部分に印加す
る。
駆動回路32によってデータチャネルクロックの1/2
の周期になるように一定周波数で変調され、幅の狭い連
続したパルス光を放射し、回転する光磁気記録媒体10
0のデータ記録エリアを等間隔に局部的に加熱する。ま
た、データチャネルクロックは、磁界印加部の変調器3
0を制御して、基準クロック周期のデータ信号を発生さ
せる。記録データは変調器30で変調、すなわちコード
変換される。例えば記録データのうち記録情報である”
1”は、”10”にコード変換され、”0”は”00”
にコード変換される。また、変調器30では、コード変
換された後の各コードがデータチャネルクロックの1/
2倍の周期で位相調整回路31に送られるように変調さ
れる。コード変換後のコードデータ信号の”1”また
は”0”は、位相調整回路31に送られて位相が調整さ
れた後、磁気コイル駆動装置34に送られる。特に、位
相調整回路31では、”111”のように記録データ”
1”が連続した記録情報列の場合に、最初の記録デー
タ”1”に相当するコードデータ信号の”10”で
は、”1”と”0”の周期が同じ周期になるように位相
が調整され、次の記録データ”1”に相当するコードデ
ータ信号の”10”のうち、”1”がデータチャネルク
ロックの3/4周期に相当し、”0”がデータチャネル
クロックの1/4周期になるように位相が調整される。
磁気コイル駆動装置34は、磁界コイル29を制御して
変換コードデータ信号に対応した極性の磁界を光磁気記
録媒体100のデータ記録エリアの加熱部分に印加す
る。
【0039】つぎに、かかる記録装置101を用いて情
報が記録される光磁気記録媒体100の概略断面図を図
5に示す。光磁気記録媒体100は、MAMMOS(Ma
gnetic Amplifying Magneto-Optical System)用の光磁
気記録媒体であり、透明基板1上に誘電体層2、磁区拡
大再生層3、非磁性層4、記録層5及び保護層6を順次
積層した構造を有する。かかる構造の光磁気記録媒体
は、本出願人が考案したMAMMOS(Magnetic Ampli
fying Magneto-Optical System)の原理に基づいて、記
録層の微小記録磁区を、再生磁界を印加しながら磁区拡
大再生層に転写させて拡大させることができる。なお、
MAMMOSの原理の詳細については、従来技術の欄に
示した国際公開番号WO98/02878号に記載され
ているので、これを参照することができる。
報が記録される光磁気記録媒体100の概略断面図を図
5に示す。光磁気記録媒体100は、MAMMOS(Ma
gnetic Amplifying Magneto-Optical System)用の光磁
気記録媒体であり、透明基板1上に誘電体層2、磁区拡
大再生層3、非磁性層4、記録層5及び保護層6を順次
積層した構造を有する。かかる構造の光磁気記録媒体
は、本出願人が考案したMAMMOS(Magnetic Ampli
fying Magneto-Optical System)の原理に基づいて、記
録層の微小記録磁区を、再生磁界を印加しながら磁区拡
大再生層に転写させて拡大させることができる。なお、
MAMMOSの原理の詳細については、従来技術の欄に
示した国際公開番号WO98/02878号に記載され
ているので、これを参照することができる。
【0040】図5に示した構造において、透明基板1と
しては、例えばポリカーボネートやアモルファスポリオ
レフィンなどの透明樹脂材料を所望の形状に成形したも
のや、所望の形状に形成されたガラス板の片面に所望の
プリフォーマットパターンが転写された透明樹脂膜を密
着したものなど光透過性を有する任意の基板を用いるこ
とができる。誘電体層2は、膜内で再生用光ビームを多
重干渉させ、検出されるカー回転角を実質的に増加させ
るために設けられるものであって、透明基板1よりも屈
折率が大きい材料、例えばSiNからなる無機誘電体を
用いて形成することができる。保護層6は、透明基板1
と保護層6との間に積層される膜体3〜5を腐食等の化
学的な悪影響から保護するためのものであって、例え
ば、SiN膜やカーボン膜よりなる。記録層5は室温以
上の温度で垂直磁気異方性を示す垂直磁化膜であり、例
えば、TbFeCo、DyFeCo、TbDyFeCo
などの希土類と遷移金属の非晶質合金が最も好ましい
が、Pt膜とCo膜の交互積層体やガーネット系酸化物
磁性体などの他の知られた光磁気記録材料を用いること
もできる。非磁性層4は、例えば、SiO2、AlN、
SiNなどの誘電体や、Al、AlTi、Au、Cu、
AuAl、AgAlなどの金属、或いはこれらの金属と
誘電体とを積層した積層体からなる。磁区拡大再生層3
は、室温以上で垂直磁化を示す垂直磁化膜であり、再生
時に良好な再生信号を得るために、再生光を照射したと
きの媒体の最高温度でカー回転角が大きくなるような磁
性材料、例えば、GdFeCoを用いて構成することが
できる。
しては、例えばポリカーボネートやアモルファスポリオ
レフィンなどの透明樹脂材料を所望の形状に成形したも
のや、所望の形状に形成されたガラス板の片面に所望の
プリフォーマットパターンが転写された透明樹脂膜を密
着したものなど光透過性を有する任意の基板を用いるこ
とができる。誘電体層2は、膜内で再生用光ビームを多
重干渉させ、検出されるカー回転角を実質的に増加させ
るために設けられるものであって、透明基板1よりも屈
折率が大きい材料、例えばSiNからなる無機誘電体を
用いて形成することができる。保護層6は、透明基板1
と保護層6との間に積層される膜体3〜5を腐食等の化
学的な悪影響から保護するためのものであって、例え
ば、SiN膜やカーボン膜よりなる。記録層5は室温以
上の温度で垂直磁気異方性を示す垂直磁化膜であり、例
えば、TbFeCo、DyFeCo、TbDyFeCo
などの希土類と遷移金属の非晶質合金が最も好ましい
が、Pt膜とCo膜の交互積層体やガーネット系酸化物
磁性体などの他の知られた光磁気記録材料を用いること
もできる。非磁性層4は、例えば、SiO2、AlN、
SiNなどの誘電体や、Al、AlTi、Au、Cu、
AuAl、AgAlなどの金属、或いはこれらの金属と
誘電体とを積層した積層体からなる。磁区拡大再生層3
は、室温以上で垂直磁化を示す垂直磁化膜であり、再生
時に良好な再生信号を得るために、再生光を照射したと
きの媒体の最高温度でカー回転角が大きくなるような磁
性材料、例えば、GdFeCoを用いて構成することが
できる。
【0041】上述の誘電体層2、磁区拡大再生層3、非
磁性層4、記録層5及び保護層6は、例えば、マグネト
ロンスパッタ装置による連続スパッタリング等のドライ
プロセスにより形成することができる。
磁性層4、記録層5及び保護層6は、例えば、マグネト
ロンスパッタ装置による連続スパッタリング等のドライ
プロセスにより形成することができる。
【0042】かかる構造を有する光磁気記録媒体100
を、基板1側からレーザー光が照射されるように記録装
置101に装填して情報を記録した。なお、記録装置1
01の光ヘッドのレーザー波長は680nm、対物レン
ズの開口数NAは0.55である。データの記録は、線
速度2.5m/secで、レーザービームを一定周期の
パルスに照射しながら、変調器によって所定のコードデ
ータ信号に変調された外部磁界を±200(Oe)で変
調させて記録を行う光パルス磁界変調記録方式を用い、
レーザ光パルスのデューティー30%で行った。図6
に、記録クロックに対する記録レーザ光パルス及び記録
外部磁界のタイミングチャートを示す。図6の上方に、
かかる記録方法により形成された微小記録磁区のパター
ンを示した。黒丸で示された微小記録磁区は、上述の変
換後のコードデータ信号の”1”に相当しており、その
直径は0.2μmであった。また、連続する記録データ
の最初の1ビット目の記録磁区は直径0.2μmで、2
ビット目以降は直径0.3μmで形成されていた。
を、基板1側からレーザー光が照射されるように記録装
置101に装填して情報を記録した。なお、記録装置1
01の光ヘッドのレーザー波長は680nm、対物レン
ズの開口数NAは0.55である。データの記録は、線
速度2.5m/secで、レーザービームを一定周期の
パルスに照射しながら、変調器によって所定のコードデ
ータ信号に変調された外部磁界を±200(Oe)で変
調させて記録を行う光パルス磁界変調記録方式を用い、
レーザ光パルスのデューティー30%で行った。図6
に、記録クロックに対する記録レーザ光パルス及び記録
外部磁界のタイミングチャートを示す。図6の上方に、
かかる記録方法により形成された微小記録磁区のパター
ンを示した。黒丸で示された微小記録磁区は、上述の変
換後のコードデータ信号の”1”に相当しており、その
直径は0.2μmであった。また、連続する記録データ
の最初の1ビット目の記録磁区は直径0.2μmで、2
ビット目以降は直径0.3μmで形成されていた。
【0043】次いで、上記のようにして情報が記録され
た光磁気記録媒体を不図示の再生装置を用いて再生し
た。情報の再生では、記録された磁区一つ一つに対して
再生レーザ光を再生クロックと同期させて照射するとと
もに、再生クロックに同期するように再生磁界をパルス
状に変調して印加した。また、再生信号のサンプルホー
ルドタイミングは磁界の変調タイミングと一致させた。
そして、記録情報のパターンが、”1”、”11”及
び”1111”の記録情報(それぞれ、従来の記録方式
によるマーク長に換算すると0.4μm、0.8μm、
1.6μmの長さに相当)について、再生レーザー光及
び再生磁界を種々のパワーに変更することによって、情
報の再生が可能な再生領域を調べた。結果を図7のグラ
フに示す。
た光磁気記録媒体を不図示の再生装置を用いて再生し
た。情報の再生では、記録された磁区一つ一つに対して
再生レーザ光を再生クロックと同期させて照射するとと
もに、再生クロックに同期するように再生磁界をパルス
状に変調して印加した。また、再生信号のサンプルホー
ルドタイミングは磁界の変調タイミングと一致させた。
そして、記録情報のパターンが、”1”、”11”及
び”1111”の記録情報(それぞれ、従来の記録方式
によるマーク長に換算すると0.4μm、0.8μm、
1.6μmの長さに相当)について、再生レーザー光及
び再生磁界を種々のパワーに変更することによって、情
報の再生が可能な再生領域を調べた。結果を図7のグラ
フに示す。
【0044】図7のグラフからわかるように、各記録パ
ターン(記録マーク長)の記録情報を全て再生できる領
域は極めて広く、再生パワーマージンが極めて広いこと
を示している。従って、本発明の記録装置によって記録
される情報は、種々の記録パターンであっても安定して
情報を再生することができる。
ターン(記録マーク長)の記録情報を全て再生できる領
域は極めて広く、再生パワーマージンが極めて広いこと
を示している。従って、本発明の記録装置によって記録
される情報は、種々の記録パターンであっても安定して
情報を再生することができる。
【0045】比較例実施形態1で作製した光磁気記録媒
体に、1ビットの記録情報”1”が記録方向の磁区で構
成され、1ビットの他方の情報”0”が記録方向と反対
方向の磁区で構成される従来の方法で”1”、”1
1”、”1111”の記録パターンの記録情報を記録し
た。”1”、”11”及び”1111”の記録パターン
の記録情報は、それぞれ0.4μm、0.8μm、1.
6μmのマーク長で形成されていた。これらのマーク長
の記録情報を実施例と同様にして再生し、情報を再生す
ることが可能な再生領域を調べた。結果を図8のグラフ
に示す。このグラフからわかるように、”1111”の
記録パターン(マーク長が1.6μm)の記録情報に対
する再生領域は狭く、高パワー側にずれている。また、
マーク長が0.4μm、0.8μm及び1.6μmの記
録マークを全て再生できる領域は極めて少なく、再生パ
ワーマージンが極めて狭いことを示している。
体に、1ビットの記録情報”1”が記録方向の磁区で構
成され、1ビットの他方の情報”0”が記録方向と反対
方向の磁区で構成される従来の方法で”1”、”1
1”、”1111”の記録パターンの記録情報を記録し
た。”1”、”11”及び”1111”の記録パターン
の記録情報は、それぞれ0.4μm、0.8μm、1.
6μmのマーク長で形成されていた。これらのマーク長
の記録情報を実施例と同様にして再生し、情報を再生す
ることが可能な再生領域を調べた。結果を図8のグラフ
に示す。このグラフからわかるように、”1111”の
記録パターン(マーク長が1.6μm)の記録情報に対
する再生領域は狭く、高パワー側にずれている。また、
マーク長が0.4μm、0.8μm及び1.6μmの記
録マークを全て再生できる領域は極めて少なく、再生パ
ワーマージンが極めて狭いことを示している。
【0046】実施形態2 本実施形態では、本発明の第8の態様に従う記録方法に
ついて具体的に説明する。図10に、光磁気ディスク記
録磁区形状の記録磁界強度依存性を模式的に示した。図
10において、discAは、ポリカーボネート基板上
に、膜厚60nmの窒化珪素層、膜厚8nmのTbFe
Co記録層、膜厚40nmのPt84Co 16記録補助
層、膜厚60nmの窒化珪素層を備えた光磁気記録媒体
である。discBは、ポリカーボネート基板上に、膜
厚60nmの窒化珪素層、膜厚8nmのTbFeCo記
録層、膜厚60nmの窒化珪素層及び膜厚50nmのA
l合金層を備えた光磁気記録媒体である。図10の下方
に、discA及びdiscBで観察される記録磁区の
概念図を示した。この概念図中、破線で示した記録され
るべき領域(記録可能な温度に達した領域)の内部に、
複数の微小磁区が形成されており、この微小磁区が記録
磁界の強度に従って上記領域を徐々に占有してゆく。図
10の表中には、記録磁界に対する、discA及びd
iscBの上記領域内の微小磁区による占有状態を示
し、各discについて2トラック、すなわち、2つの
記録磁区が形成される様子を示してある。図10中のd
iscAからわかるように、記録磁界が小さい場合には
記録磁区及び微小磁区は全く形成されない。discB
において記録磁界が−100(Oe)(約79000A
/m)の場合には、記録磁区の輪郭内に、虫食い状態に
見えるような細かな微小磁区の磁化反転が生じる。更
に、記録磁界を増大させると記録磁区の輪郭内に多くの
微小磁区が形成され、充分な記録磁界が印加されると微
小磁区が集合してソリッドな記録磁区が形成される。こ
のように、記録層に印加される記録磁界の磁界強度が小
さいと、形成される記録磁区は記録方向の磁区とその反
対方向の磁区とが混在した状態(記録方向の磁区が分散
した状態)となる。それゆえ、連続した記録マークを形
成するときに、記録層に印加する磁界強度を弱めて、連
続記録マークを、記録方向の磁区とその反対方向の磁区
とが混在した状態にすることができる。記録方向の磁区
とその反対方向の磁区とが混在した状態では、いずれの
位置からも充分な漏洩磁界が得られることから、連続記
録マークの中央部分からの漏洩磁界が従来よりも増大す
る。これは、図11に示したような光磁気記録に関する
磁区形成シミュレーションからも説明でき、MAMMO
S用の光磁気記録媒体でも同様な記録を行なうことがで
きる。図11のシミュレーションは、マーク長が3μm
の連続記録マークを形成する場合の結果を模式的に示し
ている。また、図11のシミュレーション結果において
は、黒い領域が記録方向の磁化を有する磁区からなる領
域であり、白い領域が記録方向と逆方向の磁化を有する
磁区からなる領域である。
ついて具体的に説明する。図10に、光磁気ディスク記
録磁区形状の記録磁界強度依存性を模式的に示した。図
10において、discAは、ポリカーボネート基板上
に、膜厚60nmの窒化珪素層、膜厚8nmのTbFe
Co記録層、膜厚40nmのPt84Co 16記録補助
層、膜厚60nmの窒化珪素層を備えた光磁気記録媒体
である。discBは、ポリカーボネート基板上に、膜
厚60nmの窒化珪素層、膜厚8nmのTbFeCo記
録層、膜厚60nmの窒化珪素層及び膜厚50nmのA
l合金層を備えた光磁気記録媒体である。図10の下方
に、discA及びdiscBで観察される記録磁区の
概念図を示した。この概念図中、破線で示した記録され
るべき領域(記録可能な温度に達した領域)の内部に、
複数の微小磁区が形成されており、この微小磁区が記録
磁界の強度に従って上記領域を徐々に占有してゆく。図
10の表中には、記録磁界に対する、discA及びd
iscBの上記領域内の微小磁区による占有状態を示
し、各discについて2トラック、すなわち、2つの
記録磁区が形成される様子を示してある。図10中のd
iscAからわかるように、記録磁界が小さい場合には
記録磁区及び微小磁区は全く形成されない。discB
において記録磁界が−100(Oe)(約79000A
/m)の場合には、記録磁区の輪郭内に、虫食い状態に
見えるような細かな微小磁区の磁化反転が生じる。更
に、記録磁界を増大させると記録磁区の輪郭内に多くの
微小磁区が形成され、充分な記録磁界が印加されると微
小磁区が集合してソリッドな記録磁区が形成される。こ
のように、記録層に印加される記録磁界の磁界強度が小
さいと、形成される記録磁区は記録方向の磁区とその反
対方向の磁区とが混在した状態(記録方向の磁区が分散
した状態)となる。それゆえ、連続した記録マークを形
成するときに、記録層に印加する磁界強度を弱めて、連
続記録マークを、記録方向の磁区とその反対方向の磁区
とが混在した状態にすることができる。記録方向の磁区
とその反対方向の磁区とが混在した状態では、いずれの
位置からも充分な漏洩磁界が得られることから、連続記
録マークの中央部分からの漏洩磁界が従来よりも増大す
る。これは、図11に示したような光磁気記録に関する
磁区形成シミュレーションからも説明でき、MAMMO
S用の光磁気記録媒体でも同様な記録を行なうことがで
きる。図11のシミュレーションは、マーク長が3μm
の連続記録マークを形成する場合の結果を模式的に示し
ている。また、図11のシミュレーション結果において
は、黒い領域が記録方向の磁化を有する磁区からなる領
域であり、白い領域が記録方向と逆方向の磁化を有する
磁区からなる領域である。
【0047】以上の結果を踏まえ、連続記録マークを、
記録方向の磁区とその反対方向の磁区とが混在した状態
になるように形成するには、最短記録マークを記録する
場合と異なる磁界強度で記録磁界を印加すれば良いこと
がわかる。記録方式としては、磁界変調記録方式や光パ
ルス磁界変調記録方式を用い得る。例えば、光磁気記録
媒体に図12(a)に示すようなタイミングで記録磁界
を印加すればよい。また、連続記録マークのエッジ部分
の輪郭を際立たせるために、図12(b)に示すよう
に、連続記録マークのエッジ部分を形成する際には記録
磁界を強くし、その他の部分では磁界強度を弱めること
も可能である。これにより、記録マークのエッジ部分で
のみ記録方向の磁区を凝集させて、連続マークの中央部
分では記録方向の磁区とその逆向きの磁区とが混在した
状態にすることができる。その結果、連続記録マークの
中央からの漏洩磁界を増大させることが可能となる。そ
れゆえ、例えば、磁区拡大再生層を備えるMAMMOS
用の光磁気記録媒体を再生する際に、連続記録マーク中
央の情報を確実に磁区拡大再生層に転写拡大させること
が可能となるので、連続記録マークの中央部分を再生す
る際の再生エラーは大幅に低減される。
記録方向の磁区とその反対方向の磁区とが混在した状態
になるように形成するには、最短記録マークを記録する
場合と異なる磁界強度で記録磁界を印加すれば良いこと
がわかる。記録方式としては、磁界変調記録方式や光パ
ルス磁界変調記録方式を用い得る。例えば、光磁気記録
媒体に図12(a)に示すようなタイミングで記録磁界
を印加すればよい。また、連続記録マークのエッジ部分
の輪郭を際立たせるために、図12(b)に示すよう
に、連続記録マークのエッジ部分を形成する際には記録
磁界を強くし、その他の部分では磁界強度を弱めること
も可能である。これにより、記録マークのエッジ部分で
のみ記録方向の磁区を凝集させて、連続マークの中央部
分では記録方向の磁区とその逆向きの磁区とが混在した
状態にすることができる。その結果、連続記録マークの
中央からの漏洩磁界を増大させることが可能となる。そ
れゆえ、例えば、磁区拡大再生層を備えるMAMMOS
用の光磁気記録媒体を再生する際に、連続記録マーク中
央の情報を確実に磁区拡大再生層に転写拡大させること
が可能となるので、連続記録マークの中央部分を再生す
る際の再生エラーは大幅に低減される。
【0048】ところで、MAMMOS用の光記録媒体を
再生したときに、連続記録マークの中央部分での再生エ
ラーは、この連続記録マークのマーク長が所定の長さ以
上になると生じることが分かっている。最短マークが極
めて短い場合には、連続記録マークであっても、その中
央部分から充分な漏洩磁界が得られるために情報を再生
することができ、上記所定の長さ以上の連続記録マーク
でしか再生エラーは生じない。このような場合には、所
定の長さ以上の連続記録マークを形成する場合において
のみ記録磁界の磁界強度を変更して記録を行なえばよ
い。
再生したときに、連続記録マークの中央部分での再生エ
ラーは、この連続記録マークのマーク長が所定の長さ以
上になると生じることが分かっている。最短マークが極
めて短い場合には、連続記録マークであっても、その中
央部分から充分な漏洩磁界が得られるために情報を再生
することができ、上記所定の長さ以上の連続記録マーク
でしか再生エラーは生じない。このような場合には、所
定の長さ以上の連続記録マークを形成する場合において
のみ記録磁界の磁界強度を変更して記録を行なえばよ
い。
【0049】以上、本発明に従う記録方法及び記録装置
の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の
形態に限定されるものではない。例えば、実施形態1で
は、情報が記録される光磁気記録媒体として、基板/誘
電体層/再生層/非磁性層/記録層/保護層の層構造を
有する光磁気記録媒体を用い、基板の側から記録光を照
射して情報を記録したが、基板/誘電体層/記録層/非
磁性層/再生層/保護層の層構造を有する光磁気記録媒
体を用いて保護層の側から記録光を照射して情報を記録
する形態にすることもできる。
の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の
形態に限定されるものではない。例えば、実施形態1で
は、情報が記録される光磁気記録媒体として、基板/誘
電体層/再生層/非磁性層/記録層/保護層の層構造を
有する光磁気記録媒体を用い、基板の側から記録光を照
射して情報を記録したが、基板/誘電体層/記録層/非
磁性層/再生層/保護層の層構造を有する光磁気記録媒
体を用いて保護層の側から記録光を照射して情報を記録
する形態にすることもできる。
【0050】また、実施形態1では、光磁気記録媒体と
してMAMMOS用の光磁気記録媒体を作製したが、M
SR用の光磁気記録媒体を用いて記録を行うことも可能
である。
してMAMMOS用の光磁気記録媒体を作製したが、M
SR用の光磁気記録媒体を用いて記録を行うことも可能
である。
【0051】また、実施形態2では、連続記録マークを
記録層に形成する際に、記録磁界の磁界強度を、最短記
録マークを記録する場合よりも弱くなるように制御した
が、例えば、連続記録マークを記録層に形成する際に照
射する記録光の光強度が、最短記録マークを記録する場
合よりも弱くなるように、記録光の光強度を制御して情
報を記録することも可能である。
記録層に形成する際に、記録磁界の磁界強度を、最短記
録マークを記録する場合よりも弱くなるように制御した
が、例えば、連続記録マークを記録層に形成する際に照
射する記録光の光強度が、最短記録マークを記録する場
合よりも弱くなるように、記録光の光強度を制御して情
報を記録することも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の記録
方法を用いて情報を記録すれば、連続した記録情報であ
っても、その連続記録情報のそれぞれの記録情報に相当
する記録マークから均一の漏洩磁界が得られるので、M
AMMOSやMSRのように記録層に記録された磁化情
報を再生層に転写して再生層から情報を再生するタイプ
の光磁気記録媒体に情報を記録する方法として極めて好
適である。
方法を用いて情報を記録すれば、連続した記録情報であ
っても、その連続記録情報のそれぞれの記録情報に相当
する記録マークから均一の漏洩磁界が得られるので、M
AMMOSやMSRのように記録層に記録された磁化情
報を再生層に転写して再生層から情報を再生するタイプ
の光磁気記録媒体に情報を記録する方法として極めて好
適である。
【0053】また、本発明の記録装置を用いて情報を記
録すれば、記録情報を記録パターンによらず安定して確
実に再生層に転写することができ、しかも再生時のパワ
ーマージンは従来よりも広くすることが可能となる。
録すれば、記録情報を記録パターンによらず安定して確
実に再生層に転写することができ、しかも再生時のパワ
ーマージンは従来よりも広くすることが可能となる。
【図1】本発明に従う記録装置の概略構成を示す図であ
る。
る。
【図2】従来の記録方法により記録層に形成される磁気
マークの断面図と磁気マークからの漏洩磁界の様子を概
念的に示す図である。
マークの断面図と磁気マークからの漏洩磁界の様子を概
念的に示す図である。
【図3】本発明に従う記録方法により記録層に形成され
る磁気マークの断面図と磁気マークからの漏洩磁界の様
子を概念的に示す図である。
る磁気マークの断面図と磁気マークからの漏洩磁界の様
子を概念的に示す図である。
【図4】本発明に従う記録方法により連続した磁気マー
クを分割して形成した様子と分割された磁気マークから
の漏洩磁界の様子を概念的に示す図である。
クを分割して形成した様子と分割された磁気マークから
の漏洩磁界の様子を概念的に示す図である。
【図5】実施例で作製した光磁気記録媒体の断面構造を
示す図である。
示す図である。
【図6】本発明に従う記録方法の記録レーザー光パル
ス、記録外部磁界及び記録磁区の関係を示すタイミング
チャートである。
ス、記録外部磁界及び記録磁区の関係を示すタイミング
チャートである。
【図7】本発明の記録装置を用いて記録された種々の記
録パターンの記録マークに対する再生領域を示す図であ
る。
録パターンの記録マークに対する再生領域を示す図であ
る。
【図8】従来の記録方法により記録された種々の記録パ
ターンの記録マークに対する再生領域を示す図である。
ターンの記録マークに対する再生領域を示す図である。
【図9】本発明の記録方法の概略について説明するため
の図であり、記録データと、コード変換されたコード列
と、変換されたコード列に基づく記録信号との関係を示
す図である。
の図であり、記録データと、コード変換されたコード列
と、変換されたコード列に基づく記録信号との関係を示
す図である。
【図10】光磁気記録媒体の記録層に形成される記録磁
区形状が記録磁界の強度に依存する様子を模式的に示す
図である。
区形状が記録磁界の強度に依存する様子を模式的に示す
図である。
【図11】記録磁界強度と連続記録マークを構成する磁
区の様子との関係のシミュレーション結果を模式的に示
す図である。
区の様子との関係のシミュレーション結果を模式的に示
す図である。
【図12】図12(a)は、記録マーク長に応じて記録
磁界の磁界強度を変調させた時のタイミングチャートの
一例であり、図12(b)は、連続記録マークを形成す
る際に磁界強度を段階的に変調した例を示す。
磁界の磁界強度を変調させた時のタイミングチャートの
一例であり、図12(b)は、連続記録マークを形成す
る際に磁界強度を段階的に変調した例を示す。
1 基板 2 誘電体層 3 再生層 4 非磁性層 5 記録層 6 保護層 30 変調器 221 記録方向の磁化を有する磁区 222 記録方向と逆方向の磁化を有する磁区 223、224 磁区パターン 100 光磁気記録媒体 101 記録装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月28日(2000.3.2
8)
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉弘 昌史 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 関根 正樹 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5D075 CC01 CC04 CC11 DD01
Claims (23)
- 【請求項1】 光磁気記録媒体に、記録方向の磁界を印
加しつつ記録光を照射することによって情報を記録する
光磁気記録媒体の記録方法において、 記録方向の磁化を有する磁区と、記録方向と逆方向の磁
化を有する磁区との組み合わせ、または上記記録方向と
逆方向の磁化を有する2つの磁区の組み合わせに、1ビ
ットの情報を割り当て、 上記記録方向の磁化を有する磁区と、記録方向と逆方向
の磁化を有する磁区との組み合わせからなる1ビットの
情報を2ビット以上連続して記録する際に、1ビット目
の情報に含まれる記録方向の磁化を有する磁区が、2ビ
ット目以降の情報に含まれる記録方向の磁化を有する磁
区よりも短くなるように記録磁区の寸法を調整すること
を特徴とする記録方法。 - 【請求項2】 上記記録方向の磁化を有する磁区の長さ
をL1、上記記録方向と逆方向の磁化を有する磁区の長
さをL2としたときに、L2/L1が0.1〜0.9の
範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の記録方
法。 - 【請求項3】 上記記録方向の磁化を有する記録磁区の
寸法が、0.01μm〜0.36μmの範囲内にあるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の記録方法。 - 【請求項4】 光磁気記録媒体の記録層に、記録方向の
磁界を印加しつつ記録光を照射することによって情報を
記録する光磁気記録媒体の記録方法において、 1ビットの2値情報の一方に相当する記録層の領域が、
記録方向の磁化を有する磁区と、記録方向と逆方向の磁
化を有する磁区とから構成され、 1ビットの2値情報の他方に相当する記録層の領域が、
上記記録方向と逆方向の磁化を有する2つの磁区から構
成されるように、記録光及び記録磁界の少なくとも一方
を変調し、 上記記録方向の磁化を有する磁区の長さをL1、上記記
録方向と逆方向の磁化を有する磁区の長さをL2とした
ときに、L2/L1が0.1〜0.9の範囲内になるよ
うに記録磁区の寸法を調整することを特徴とする記録方
法。 - 【請求項5】 上記記録方向の磁化を有する記録磁区の
寸法が、0.01μm〜0.36μmの範囲内にあるこ
とを特徴とする請求項4に記載の記録方法。 - 【請求項6】 上記記録方向の磁化を有する磁区と、記
録方向と逆方向の磁化を有する磁区とから構成された1
ビットの2値情報の一方を2ビット以上連続して記録す
る際に、1ビット目の情報に含まれる記録方向の磁化を
有する磁区が、2ビット目以降の情報に含まれる記録方
向の磁化を有する磁区よりも短くなるように磁区の寸法
を調整することを特徴とする請求項4または5に記載の
記録方法。 - 【請求項7】 光磁気記録媒体の記録層に、磁化方向の
異なる磁区を形成することによって情報を記録する記録
方法において、 磁化方向が互いに異なる2つの磁区からなる磁区列に2
値からなる情報の一方の情報を割り当て、 磁化方向が同じである2つの磁区からなる磁区列に2値
からなる情報の他方の情報を割り当て、 上記磁化方向が互いに異なる2つの磁区のうち、一方の
磁区に対する他方の磁区の長さの比が0.1〜0.9の
範囲内になるように情報を記録することを特徴とする記
録方法。 - 【請求項8】 上記磁化方向が互いに異なる2つの磁区
からなる磁区列を用いて2ビット以上連続する情報を記
録する際に、1ビット目の情報に相当する記録磁区が、
2ビット目以降の記録情報に相当する記録磁区よりも短
くなるように記録磁区の寸法を調整することを特徴とす
る記録方法。 - 【請求項9】 記録層を備える光磁気記録媒体に、記録
方向の磁界を印加しつつ記録光を照射することによって
記録層に情報を記録する光磁気記録媒体の記録方法にお
いて、 2ビット以上連続する記録情報を記録層に記録する際
に、少なくとも1ビットの記録情報が、記録方向の磁化
を有する磁区と、記録方向と逆方向の磁化を有する磁区
とから構成されるように情報を記録することを特徴とす
る記録方法。 - 【請求項10】 上記記録方向の磁化を有する磁区の長
さをL1とし、記録方向と逆方向の磁化を有する磁区の
長さをL2としたときに、L2/L1が0.1〜0.9
の範囲内にあることを特徴とする請求項9に記載の記録
方法。 - 【請求項11】 記録層を備える光磁気記録媒体に、記
録方向の磁界を印加しつつ記録光を照射することによっ
て記録層に情報を記録する光磁気記録媒体の記録方法に
おいて、 2ビット以上連続する記録情報を記録する際に、1ビッ
トの記録情報に相当する記録層の記録領域内に記録方向
と逆方向の磁化を有する磁区が形成されるように、上記
記録磁界及び記録光の少なくとも一方を変調することを
特徴とする記録方法。 - 【請求項12】 1ビットの記録情報に相当する記録領
域内の記録方向の磁化を有する記録磁区の寸法が、0.
01μm〜0.36μmの範囲内にあることを特徴とす
る請求項11に記載の記録方法。 - 【請求項13】 上記光磁気記録媒体は記録層及び再生
層を備え、記録層の磁化情報が再生層に転写されて再生
層から情報が再生されることを特徴とする請求項1〜1
2のいずれか一項に記載の記録方法。 - 【請求項14】 光磁気記録媒体に情報を記録するため
の記録装置において、 光磁気記録媒体に記録光を照射するための光源と、 記録磁界を印加するための磁界印加装置と、 記録データが、記録方向のビットデータと、記録方向と
逆方向のビットデータとから構成されるデータ列で表さ
れる場合に、各ビットデータ間に記録方向と逆方向のビ
ットデータが介在するように記録データを変調する変調
器とを備え、 該変調器からの信号に基づいて上記記録光及び記録磁界
の少なくとも一方を変調することを特徴とする記録装
置。 - 【請求項15】 上記記録データのうち、一方の情報デ
ータが、上記記録方向のビットデータと、記録方向と逆
方向のビットデータとの組み合わせに割り当てられ、他
方の情報データが、記録方向と逆方向の2つのビットデ
ータの組み合わせに割り当てられることを特徴とする請
求項14に記載の記録装置。 - 【請求項16】 記録層を備える光磁気記録媒体に、記
録方向の磁界を印加しつつ記録光を照射することによっ
て情報を記録する光磁気記録媒体の記録方法において、 2ビット以上連続する情報を記録層に記録する際に、当
該2ビット以上連続する情報に相当する記録磁区群に、
記録方向と逆方向の磁化を有する磁区が少なくとも一つ
含まれるように記録磁区を形成することを特徴とする記
録方法。 - 【請求項17】 2ビット以上連続する情報に相当する
記録磁区群に記録方向と逆方向の磁化を有する磁区が少
なくとも含まれるように、2ビット以上連続する情報に
基づく信号を変調することを特徴とする請求項16に記
載の記録方法。 - 【請求項18】 記録層を備える光磁気記録媒体に、記
録方向の磁界を印加しつつ記録光を照射することによっ
て記録層に情報を記録する光磁気記録媒体の記録方法に
おいて、 上記記録層にマーク長Aの記録マークを記録する際に、
磁界強度H1の記録方向の磁界を印加し、 記録層にマーク長B(B≠A)の記録マークを記録する
際に、磁界強度H2(H2≠H1)の記録方向の磁界を
印加することを特徴とする記録方法。 - 【請求項19】 上記マーク長Aの記録マークが最短記
録マークであることを特徴とする請求項18に記載の記
録方法。 - 【請求項20】 上記磁界強度H1及びH2が、H1>
H2を満足することを特徴とする請求項19に記載の記
録方法。 - 【請求項21】 上記マーク長Bの記録マークが、2ビ
ット以上連続する記録情報の記録マークであることを特
徴とする請求項19または20に記載の記録方法。 - 【請求項22】 上記マーク長Bの記録マークを記録す
る際に、記録方向の磁界を変調することを特徴とする請
求項20または21に記載の記録方法。 - 【請求項23】 更に、上記マーク長AまたはBの記録
マークを記録する際に、上記記録光の光強度を変調する
ことを特徴とする請求項18〜22のいずれか一項に記
載の記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000000292A JP2000260079A (ja) | 1999-01-07 | 2000-01-05 | 光磁気記録媒体の記録方法及び記録装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11-2083 | 1999-01-07 | ||
| JP208399 | 1999-01-07 | ||
| JP2000000292A JP2000260079A (ja) | 1999-01-07 | 2000-01-05 | 光磁気記録媒体の記録方法及び記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000260079A true JP2000260079A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=26335404
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000000292A Withdrawn JP2000260079A (ja) | 1999-01-07 | 2000-01-05 | 光磁気記録媒体の記録方法及び記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000260079A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002103692A1 (en) * | 2001-06-18 | 2002-12-27 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Magneto-optical recording for improved domain expansion reading |
| WO2003069614A3 (en) * | 2002-02-14 | 2004-01-08 | Koninkl Philips Electronics Nv | Method and device for data dependent field switching for domain expansion reading and record carrier for use by the method |
| WO2003069601A3 (en) * | 2002-02-14 | 2004-01-08 | Koninkl Philips Electronics Nv | Read-out control for use with a domain expansion recording medium |
| US7224644B2 (en) | 2001-09-06 | 2007-05-29 | Koninklijke Philips Electronics N. V. | Head arrangement for domain expansion magnetic amplifying magneto-optical system |
| US7352659B2 (en) | 2002-02-14 | 2008-04-01 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Method and apparatus for phase and/or copy window control use with a domain expansion recording medium and record carrier |
| US7385883B2 (en) | 2002-06-10 | 2008-06-10 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Stray field equalization for improved domain expansion reading |
| US7996678B2 (en) | 2001-06-21 | 2011-08-09 | Civolution B.V. | Embedding and detection of watermark in a motion image signal |
-
2000
- 2000-01-05 JP JP2000000292A patent/JP2000260079A/ja not_active Withdrawn
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| US8452971B2 (en) | 2001-06-21 | 2013-05-28 | Civolution B.V. | Embedding and detection of watermark in a motion image signal |
| US7224644B2 (en) | 2001-09-06 | 2007-05-29 | Koninklijke Philips Electronics N. V. | Head arrangement for domain expansion magnetic amplifying magneto-optical system |
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