JP2000260348A - 陰極線管用電子銃及び陰極線管 - Google Patents
陰極線管用電子銃及び陰極線管Info
- Publication number
- JP2000260348A JP2000260348A JP11311127A JP31112799A JP2000260348A JP 2000260348 A JP2000260348 A JP 2000260348A JP 11311127 A JP11311127 A JP 11311127A JP 31112799 A JP31112799 A JP 31112799A JP 2000260348 A JP2000260348 A JP 2000260348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus electrode
- electron beam
- electrode
- focus
- beam passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/48—Electron guns
- H01J29/50—Electron guns two or more guns in a single vacuum space, e.g. for plural-ray tube
- H01J29/503—Three or more guns, the axes of which lay in a common plane
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイナミックフォーカス方式の電子銃に印加
されるダイナミック電圧が場合によって誤差を有して
も,スクリーンの周辺部に走査される電子ビームのスポ
ットを良好な状態にすることができるようにした陰極線
管用電子銃を提供する。 【解決手段】 カソード28aと第1,2電極28b,
28cからなる三極部と,第1,2,3ダイナミックレ
ンズを形成する第1,2,3,4フォーカス電極28
d,28e,28f,28gと,最終加速電極28hを
具備する。第1,3フォーカス電極28d,28fには
正電圧を供給し,第2,4フォーカス電極28e,28
gには偏向信号に同期するダイナミック電圧を供給し,
最終加速電極28hにはアノード電圧を供給する。第2
フォーカス電極28eの一面280eと,第3フォーカ
ス電極28fの一面284fに,垂直方向に拡張された
電子ビーム通過孔282e,286fを形成する。
されるダイナミック電圧が場合によって誤差を有して
も,スクリーンの周辺部に走査される電子ビームのスポ
ットを良好な状態にすることができるようにした陰極線
管用電子銃を提供する。 【解決手段】 カソード28aと第1,2電極28b,
28cからなる三極部と,第1,2,3ダイナミックレ
ンズを形成する第1,2,3,4フォーカス電極28
d,28e,28f,28gと,最終加速電極28hを
具備する。第1,3フォーカス電極28d,28fには
正電圧を供給し,第2,4フォーカス電極28e,28
gには偏向信号に同期するダイナミック電圧を供給し,
最終加速電極28hにはアノード電圧を供給する。第2
フォーカス電極28eの一面280eと,第3フォーカ
ス電極28fの一面284fに,垂直方向に拡張された
電子ビーム通過孔282e,286fを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は陰極線管に関し,特
にダイナミックフォーカス方式の電子銃を有する陰極線
管に関する。
にダイナミックフォーカス方式の電子銃を有する陰極線
管に関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管の解像度は,電子ビームスポッ
トの特性に依存する。つまり,スクリーン上にランディ
ングする電子ビームが,できるだけハロー(halo)
の小さい状態でランディングしなければ,良質の画像は
得られない。このことは,電子ビームのランディング位
置が,スクリーンの中央部あるいは周辺部であるかとい
うことに関係しない。
トの特性に依存する。つまり,スクリーン上にランディ
ングする電子ビームが,できるだけハロー(halo)
の小さい状態でランディングしなければ,良質の画像は
得られない。このことは,電子ビームのランディング位
置が,スクリーンの中央部あるいは周辺部であるかとい
うことに関係しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的な陰極線管の電
子銃では,R,G,B電子ビームに対する電子ビーム通
過孔がインライン(in−line)形に配列されてい
る。また,電子ビームの偏向のための磁界の強度分布
は,水平偏向はピンクッション(pin cushio
n)形であり,垂直偏向はバレル(barrel)形で
あるため,不均一な強度分布となる。これより,スクリ
ーンの周辺部にランディングする電子ビームのスポット
は,偏向装置によって形成される不均一な磁界のために
非点収差の影響で歪曲するようになる。
子銃では,R,G,B電子ビームに対する電子ビーム通
過孔がインライン(in−line)形に配列されてい
る。また,電子ビームの偏向のための磁界の強度分布
は,水平偏向はピンクッション(pin cushio
n)形であり,垂直偏向はバレル(barrel)形で
あるため,不均一な強度分布となる。これより,スクリ
ーンの周辺部にランディングする電子ビームのスポット
は,偏向装置によって形成される不均一な磁界のために
非点収差の影響で歪曲するようになる。
【0004】このようにスクリーンの周辺部に走査され
る電子ビームが歪曲したスポットを有すると,スクリー
ンの中央部と周辺部とで走査される電子ビームのスポッ
ト形状が不均一になるので,結局陰極線管の解像度は低
下する。
る電子ビームが歪曲したスポットを有すると,スクリー
ンの中央部と周辺部とで走査される電子ビームのスポッ
ト形状が不均一になるので,結局陰極線管の解像度は低
下する。
【0005】前述のような問題点を解決するために,従
来ではいわゆるダイナミックフォーカス方式の電子銃を
採用している。これは電子ビームがスクリーンの周辺部
に走査される時,ダイナミックフォーカス電極に正フォ
ーカス電圧より高いダイナミックフォーカス電圧を供給
して,スクリーンの周辺部にランディングする電子ビー
ムのスポット形状を補正するようにしたものである。
来ではいわゆるダイナミックフォーカス方式の電子銃を
採用している。これは電子ビームがスクリーンの周辺部
に走査される時,ダイナミックフォーカス電極に正フォ
ーカス電圧より高いダイナミックフォーカス電圧を供給
して,スクリーンの周辺部にランディングする電子ビー
ムのスポット形状を補正するようにしたものである。
【0006】図11に従来のダイナミックフォーカス方
式の陰極線管用電子銃の構成を示す。陰極線管用電子銃
は,三極部としてカソード1,制御電極3及びスクリー
ン電極5を有し,主レンズ部として正フォーカス電極
7,ダイナミックフォーカス電極9及び最終加速電極1
1を有する。
式の陰極線管用電子銃の構成を示す。陰極線管用電子銃
は,三極部としてカソード1,制御電極3及びスクリー
ン電極5を有し,主レンズ部として正フォーカス電極
7,ダイナミックフォーカス電極9及び最終加速電極1
1を有する。
【0007】ここで,三極部は電子ビームを形成し,主
レンズ部は三極部で形成された電子ビームを加速及びフ
ォーカシングする役割を果たす。正フォーカス電極7と
ダイナミックフォーカス電極9とが相互対向する面に
は,それぞれ垂直方向及び水平方向に拡張された電子ビ
ーム通過孔7a,9aが形成されている。
レンズ部は三極部で形成された電子ビームを加速及びフ
ォーカシングする役割を果たす。正フォーカス電極7と
ダイナミックフォーカス電極9とが相互対向する面に
は,それぞれ垂直方向及び水平方向に拡張された電子ビ
ーム通過孔7a,9aが形成されている。
【0008】このような電子銃において,各電極部に印
加される電圧を見ると,先ず,正フォーカス電極7には
任意の正フォーカス電圧Vfが印加される。最終加速電
極11には正フォーカス電圧Vfより高いアノード電圧
Veが印加される。ダイナミックフォーカス電極9には
偏向装置の偏向信号に同期するダイナミックフォーカス
電圧Vdが印加される。
加される電圧を見ると,先ず,正フォーカス電極7には
任意の正フォーカス電圧Vfが印加される。最終加速電
極11には正フォーカス電圧Vfより高いアノード電圧
Veが印加される。ダイナミックフォーカス電極9には
偏向装置の偏向信号に同期するダイナミックフォーカス
電圧Vdが印加される。
【0009】このような従来の電子銃では,電子ビーム
が陰極線管の中央部に走査される時には,電子ビームは
偏向されないため,偏向信号に同期するダイナミックフ
ォーカス電圧Vdはダイナミックフォーカス電極9に供
給されず,電子ビームの形状を円形に持続したままスク
リーンの中央部を走査する。
が陰極線管の中央部に走査される時には,電子ビームは
偏向されないため,偏向信号に同期するダイナミックフ
ォーカス電圧Vdはダイナミックフォーカス電極9に供
給されず,電子ビームの形状を円形に持続したままスク
リーンの中央部を走査する。
【0010】電子ビームがスクリーンの周辺部に走査さ
れる時には,電子ビームに対する偏向が行われるため,
ダイナミックフォーカス電極9にダイナミックフォーカ
ス電圧Vdが印加される。これによって,正フォーカス
電極7とダイナミックフォーカス電極9との間にスクリ
ーンの周辺部に走査される電子ビームを制御することが
できるレンズ,すなわち,4極レンズ13が形成され
る。電子ビームはこの4極レンズ13により,その形状
の補正を受けてスクリーンの周辺部に向けて走査される
ようになる。
れる時には,電子ビームに対する偏向が行われるため,
ダイナミックフォーカス電極9にダイナミックフォーカ
ス電圧Vdが印加される。これによって,正フォーカス
電極7とダイナミックフォーカス電極9との間にスクリ
ーンの周辺部に走査される電子ビームを制御することが
できるレンズ,すなわち,4極レンズ13が形成され
る。電子ビームはこの4極レンズ13により,その形状
の補正を受けてスクリーンの周辺部に向けて走査される
ようになる。
【0011】前述のように従来のダイナミックフォーカ
ス電子銃は,スクリーンの周辺部に走査される電子ビー
ムの形状を補正することができるレンズを形成する。こ
れによって,スクリーンの周辺部においても,電子ビー
ムがハローのないスポットを有する状態でランディング
するという特性を有している。
ス電子銃は,スクリーンの周辺部に走査される電子ビー
ムの形状を補正することができるレンズを形成する。こ
れによって,スクリーンの周辺部においても,電子ビー
ムがハローのないスポットを有する状態でランディング
するという特性を有している。
【0012】しかし,従来の電子銃は,上記の4極レン
ズを形成するように各電極に供給される電圧が基準値に
比べて誤差を有する場合,換言すれば,ダイナミック電
圧に誤差が発生した場合,この誤差を補完する別の機能
を保有していない。このため,スクリーンの周辺部に走
査される電子ビームは,結局非正常的に形成されたレン
ズによって補正されることになり,電子ビームのスポッ
トをスクリーン全域にかけて均一に形成することができ
ないという問題点があった。
ズを形成するように各電極に供給される電圧が基準値に
比べて誤差を有する場合,換言すれば,ダイナミック電
圧に誤差が発生した場合,この誤差を補完する別の機能
を保有していない。このため,スクリーンの周辺部に走
査される電子ビームは,結局非正常的に形成されたレン
ズによって補正されることになり,電子ビームのスポッ
トをスクリーン全域にかけて均一に形成することができ
ないという問題点があった。
【0013】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって,その目的とするところは,ダイナミッ
クフォーカス方式の電子銃に印加されるダイナミック電
圧が場合によって誤差を生じても,スクリーンの周辺部
に走査される電子ビームのスポットを良好な状態にする
ことができるようにした陰極線管用電子銃及び陰極線管
を提供することにある。
たものであって,その目的とするところは,ダイナミッ
クフォーカス方式の電子銃に印加されるダイナミック電
圧が場合によって誤差を生じても,スクリーンの周辺部
に走査される電子ビームのスポットを良好な状態にする
ことができるようにした陰極線管用電子銃及び陰極線管
を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に,本発明は,請求項1に記載のように,カソードと前
記カソードに所定の間隔を置いて配置される第1,2電
極を有する三極部と,前記第2電極外方へ順次に配置さ
れ,第1,2,3ダイナミックレンズを形成する第1,
2,3,4フォーカス電極と,前記第4フォーカス電極
に隣接して配置される最終加速電極を具備し,前記第
1,3フォーカス電極には正電圧が供給され,前記第
2,4フォーカス電極には偏向信号に同期するダイナミ
ック電圧が供給され,前記最終加速電極にはアノード電
圧が供給され,前記第1ダイナミックレンズを構成する
前記第1フォーカス電極と前記第2フォーカス電極との
相互対向面に形成された電子ビーム通過孔は,前記第1
フォーカス電極の電子ビーム通過孔が円形に形成され,
前記第2フォーカス電極の電子ビーム通過孔が垂直方向
に縦長化し,前記第3ダイナミックレンズを構成する前
記第3フォーカス電極と前記第4フォーカス電極との相
互対向面に形成された電子ビーム通過孔は,前記第3フ
ォーカス電極の電子ビーム通過孔が垂直方向に縦長化
し,前記第4フォーカス電極の電子ビーム通過孔が円形
に形成されたことを特徴とする陰極線管用電子銃を提案
する。これにより,ダイナミック電圧に誤差が生じた場
合でも,電子ビームの形状を弾力的に補正することがで
き,スクリーンの周辺部に良好なスポットを有する電子
ビームを走査することができる。
に,本発明は,請求項1に記載のように,カソードと前
記カソードに所定の間隔を置いて配置される第1,2電
極を有する三極部と,前記第2電極外方へ順次に配置さ
れ,第1,2,3ダイナミックレンズを形成する第1,
2,3,4フォーカス電極と,前記第4フォーカス電極
に隣接して配置される最終加速電極を具備し,前記第
1,3フォーカス電極には正電圧が供給され,前記第
2,4フォーカス電極には偏向信号に同期するダイナミ
ック電圧が供給され,前記最終加速電極にはアノード電
圧が供給され,前記第1ダイナミックレンズを構成する
前記第1フォーカス電極と前記第2フォーカス電極との
相互対向面に形成された電子ビーム通過孔は,前記第1
フォーカス電極の電子ビーム通過孔が円形に形成され,
前記第2フォーカス電極の電子ビーム通過孔が垂直方向
に縦長化し,前記第3ダイナミックレンズを構成する前
記第3フォーカス電極と前記第4フォーカス電極との相
互対向面に形成された電子ビーム通過孔は,前記第3フ
ォーカス電極の電子ビーム通過孔が垂直方向に縦長化
し,前記第4フォーカス電極の電子ビーム通過孔が円形
に形成されたことを特徴とする陰極線管用電子銃を提案
する。これにより,ダイナミック電圧に誤差が生じた場
合でも,電子ビームの形状を弾力的に補正することがで
き,スクリーンの周辺部に良好なスポットを有する電子
ビームを走査することができる。
【0015】その際に,請求項2に記載のように,前記
第2フォーカス電極の一面と前記第3フォーカス電極の
一面とに形成されたR,G,B電子ビーム通過孔がそれ
ぞれ垂直方向に縦長化することが好ましい。また,請求
項3に記載のように,前記第3フォーカス電極の一面に
形成された電子ビーム通過孔の相互の中心間の距離が前
記第2フォーカス電極の一面に形成された電子ビーム通
過孔の相互の中心間の距離より大きく形成すれば,スク
リーンの周辺部に偏向される電子ビームの中で,特にサ
イド電子ビームである,R,B電子ビームに対するミス
コンバージェンス防止を効果的に行うことができる。な
お,請求項4に記載のように,前記第2フォーカス電極
と前記第3フォーカス電極とが対向する各面に形成され
た電子ビーム通過孔が円形に形成することが好ましい。
第2フォーカス電極の一面と前記第3フォーカス電極の
一面とに形成されたR,G,B電子ビーム通過孔がそれ
ぞれ垂直方向に縦長化することが好ましい。また,請求
項3に記載のように,前記第3フォーカス電極の一面に
形成された電子ビーム通過孔の相互の中心間の距離が前
記第2フォーカス電極の一面に形成された電子ビーム通
過孔の相互の中心間の距離より大きく形成すれば,スク
リーンの周辺部に偏向される電子ビームの中で,特にサ
イド電子ビームである,R,B電子ビームに対するミス
コンバージェンス防止を効果的に行うことができる。な
お,請求項4に記載のように,前記第2フォーカス電極
と前記第3フォーカス電極とが対向する各面に形成され
た電子ビーム通過孔が円形に形成することが好ましい。
【0016】本発明の別の観点によれば,請求項5に記
載のように,内面に蛍光体スクリーンが形成されるパネ
ルと,前記パネルに連結設置され,外周面に偏向装置が
装着されるファンネルと,前記ファンネルに連結設置さ
れ,内側に電子銃が装着されるネックを具備し,前記電
子銃は,カソードとこのカソードに所定の間隔を置いて
配置される第1,2電極とを有する三極部と,前記第2
電極方向から順次に配置される第1,2,3,4フォー
カス電極と,前記第4フォーカス電極に隣接して配置さ
れる最終加速電極を具備し,前記第1,3フォーカス電
極には任意の正電圧が供給され,前記第2,4フォーカ
ス電極には偏向信号に同期するダイナミック電圧が供給
され,前記最終加速電極にはアノード電圧が供給され,
少なくとも前記第1フォーカス電極に対向する前記第2
フォーカス電極の一面及び,前記第4フォーカス電極に
対向する前記第3フォーカス電極の一面に垂直方向に拡
張された電子ビーム通過孔が形成された陰極線管が提供
される。これにより,ダイナミック電圧に誤差が生じた
場合でも,電子ビームの形状を弾力的に補正することが
でき,スクリーンの周辺部に良好なスポットを有する電
子ビームを走査することができ,優れた解像度が実現可
能になる。
載のように,内面に蛍光体スクリーンが形成されるパネ
ルと,前記パネルに連結設置され,外周面に偏向装置が
装着されるファンネルと,前記ファンネルに連結設置さ
れ,内側に電子銃が装着されるネックを具備し,前記電
子銃は,カソードとこのカソードに所定の間隔を置いて
配置される第1,2電極とを有する三極部と,前記第2
電極方向から順次に配置される第1,2,3,4フォー
カス電極と,前記第4フォーカス電極に隣接して配置さ
れる最終加速電極を具備し,前記第1,3フォーカス電
極には任意の正電圧が供給され,前記第2,4フォーカ
ス電極には偏向信号に同期するダイナミック電圧が供給
され,前記最終加速電極にはアノード電圧が供給され,
少なくとも前記第1フォーカス電極に対向する前記第2
フォーカス電極の一面及び,前記第4フォーカス電極に
対向する前記第3フォーカス電極の一面に垂直方向に拡
張された電子ビーム通過孔が形成された陰極線管が提供
される。これにより,ダイナミック電圧に誤差が生じた
場合でも,電子ビームの形状を弾力的に補正することが
でき,スクリーンの周辺部に良好なスポットを有する電
子ビームを走査することができ,優れた解像度が実現可
能になる。
【0017】その際に,請求項6に記載のように,前記
第2フォーカス電極と前記第3フォーカス電極とに対向
する各面に形成された電子ビーム通過孔が円形に形成さ
れることが好ましい。また,請求項7に記載のように,
前記第2フォーカス電極の一面に垂直方向に拡張された
電子ビーム通過孔が中心部が円形になりながら,垂直方
向にスロット延長を形成するようにしてもよく,請求項
8に記載のように,前記第3フォーカス電極の一面に垂
直方向に拡張した電子ビーム通過孔が両端部が湾曲した
略長方形になるように形成してもよい。
第2フォーカス電極と前記第3フォーカス電極とに対向
する各面に形成された電子ビーム通過孔が円形に形成さ
れることが好ましい。また,請求項7に記載のように,
前記第2フォーカス電極の一面に垂直方向に拡張された
電子ビーム通過孔が中心部が円形になりながら,垂直方
向にスロット延長を形成するようにしてもよく,請求項
8に記載のように,前記第3フォーカス電極の一面に垂
直方向に拡張した電子ビーム通過孔が両端部が湾曲した
略長方形になるように形成してもよい。
【0018】さらに,本発明の別の観点によれば,請求
項9に記載のように,内面に蛍光体スクリーンが形成さ
れるパネルと,このパネルに連結設置され,外周面に偏
向装置が装着されるファンネルと,このファンネルに連
結設置され,内側に電子銃が装着されるネックを具備
し,前記電子銃は,カソードと,このカソードに所定の
間隔を置いて配置される第1,2電極を有する三極部
と,前記第2電極に隣接して順次に配置され,対向面の
間に電子ビームを横長形化する第1ダイナミックレンズ
を形成する第1,2フォーカス電極と,前記第2フォー
カス電極に隣接して配置され,前記第2フォーカス電極
との対向面の間に電子ビームの垂直成分と水平成分とを
等しくする第2ダイナミックレンズを形成する第3フォ
ーカス電極と,前記第3フォーカス電極に隣接して配置
され,前記第3フォーカス電極との対向面の間に電子ビ
ームを縦長形化する第3ダイナミックレンズを形成する
第4フォーカス電極と,前記第4フォーカス電極に隣接
して配置され,前記第4フォーカス電極との対向面の間
に主レンズを形成する最終加速電極を具備し,前記第
1,3フォーカス電極には任意の正電圧が供給され,前
記第2,4フォーカス電極には偏向信号に同期されるダ
イナミック電圧が供給され,前記最終加速電極にはアノ
ード電圧が供給される陰極線管が提供される。これによ
り,ダイナミック電圧に誤差が生じた場合でも,電子ビ
ームの形状を弾力的に補正することができ,スクリーン
の周辺部に良好なスポットを有する電子ビームを走査す
ることができ,優れた解像度が実現可能になる。
項9に記載のように,内面に蛍光体スクリーンが形成さ
れるパネルと,このパネルに連結設置され,外周面に偏
向装置が装着されるファンネルと,このファンネルに連
結設置され,内側に電子銃が装着されるネックを具備
し,前記電子銃は,カソードと,このカソードに所定の
間隔を置いて配置される第1,2電極を有する三極部
と,前記第2電極に隣接して順次に配置され,対向面の
間に電子ビームを横長形化する第1ダイナミックレンズ
を形成する第1,2フォーカス電極と,前記第2フォー
カス電極に隣接して配置され,前記第2フォーカス電極
との対向面の間に電子ビームの垂直成分と水平成分とを
等しくする第2ダイナミックレンズを形成する第3フォ
ーカス電極と,前記第3フォーカス電極に隣接して配置
され,前記第3フォーカス電極との対向面の間に電子ビ
ームを縦長形化する第3ダイナミックレンズを形成する
第4フォーカス電極と,前記第4フォーカス電極に隣接
して配置され,前記第4フォーカス電極との対向面の間
に主レンズを形成する最終加速電極を具備し,前記第
1,3フォーカス電極には任意の正電圧が供給され,前
記第2,4フォーカス電極には偏向信号に同期されるダ
イナミック電圧が供給され,前記最終加速電極にはアノ
ード電圧が供給される陰極線管が提供される。これによ
り,ダイナミック電圧に誤差が生じた場合でも,電子ビ
ームの形状を弾力的に補正することができ,スクリーン
の周辺部に良好なスポットを有する電子ビームを走査す
ることができ,優れた解像度が実現可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下,図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る陰極線管を概略的に示した断面図である。陰極線
管は内面に蛍光体スクリーン20が形成されるパネル2
2と,このパネル22に連結設置されて外周面に偏向装
置24が装着されるファンネル26と,このファンネル
26に連結設置されて内側に電子銃28が設置されるネ
ック30を含む真空管で形成される。
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
に係る陰極線管を概略的に示した断面図である。陰極線
管は内面に蛍光体スクリーン20が形成されるパネル2
2と,このパネル22に連結設置されて外周面に偏向装
置24が装着されるファンネル26と,このファンネル
26に連結設置されて内側に電子銃28が設置されるネ
ック30を含む真空管で形成される。
【0020】ここで,パネル22の内側には多数の電子
ビーム通過孔が形成されたシャドーマスク32とこれを
支持するマスクフレーム34とからなる組立体が設置さ
れる。
ビーム通過孔が形成されたシャドーマスク32とこれを
支持するマスクフレーム34とからなる組立体が設置さ
れる。
【0021】電子銃28は,三つのR,G,B電子ビー
ム通過孔をインライン方式で配列し,ダイナミックフォ
ーカス方式を採択して構成されるが,これを具体的に説
明すると次の通りである。
ム通過孔をインライン方式で配列し,ダイナミックフォ
ーカス方式を採択して構成されるが,これを具体的に説
明すると次の通りである。
【0022】図2は電子銃28を概略的に図示した分解
斜視図である。電子銃28は順次に配列されたカソード
28a及び第1,2電極28b,28cを含んで三極部
を形成する。カソード28aは一列に配置された三つの
カソードから成る。この三つのカソードはそれぞれR,
G,B電子ビームに対応する。第1,2電極28b,2
8cにはカソード28aの各カソードに対応する電子ビ
ーム通過孔が形成されている。
斜視図である。電子銃28は順次に配列されたカソード
28a及び第1,2電極28b,28cを含んで三極部
を形成する。カソード28aは一列に配置された三つの
カソードから成る。この三つのカソードはそれぞれR,
G,B電子ビームに対応する。第1,2電極28b,2
8cにはカソード28aの各カソードに対応する電子ビ
ーム通過孔が形成されている。
【0023】また,第2電極28cに隣接して,第1か
ら第4までのフォーカス電極28d,28e,28f,
28gが順次に配置される。これら第1,2,3,4フ
ォーカス電極28d,28e,28f,28gは電子銃
28の作用時に,いわゆるダイナミックレンズを形成
し,これらの電極にも第1,2電極28b,28cと同
様に一列に配列された電子ビーム通過孔がそれぞれ形成
されている。
ら第4までのフォーカス電極28d,28e,28f,
28gが順次に配置される。これら第1,2,3,4フ
ォーカス電極28d,28e,28f,28gは電子銃
28の作用時に,いわゆるダイナミックレンズを形成
し,これらの電極にも第1,2電極28b,28cと同
様に一列に配列された電子ビーム通過孔がそれぞれ形成
されている。
【0024】すなわち,第1フォーカス電極28dにお
いて,第2電極28cに対向する面280d及び第2フ
ォーカス電極28eに対向する面282dに,円形から
なる電子ビーム通過孔284dが形成される。
いて,第2電極28cに対向する面280d及び第2フ
ォーカス電極28eに対向する面282dに,円形から
なる電子ビーム通過孔284dが形成される。
【0025】第2フォーカス電極28eにおいて,第1
フォーカス電極28dに対向する面280eには,大略
中心部が円形からなり,垂直方向に長方形のスロット2
84eを延長形成した電子ビーム通過孔282eが形成
される。そして,第3フォーカス電極28fに対向する
面286eには,図3に示すように一般的な形状である
円形からなる電子ビーム通過孔288eが形成される。
フォーカス電極28dに対向する面280eには,大略
中心部が円形からなり,垂直方向に長方形のスロット2
84eを延長形成した電子ビーム通過孔282eが形成
される。そして,第3フォーカス電極28fに対向する
面286eには,図3に示すように一般的な形状である
円形からなる電子ビーム通過孔288eが形成される。
【0026】第3フォーカス電極28fにおいて,第2
フォーカス電極28eに対向する面280fには,一般
的な円形からなる電子ビーム通過孔282fが形成され
る。これに対して,第4フォーカス電極28gに対向す
る面284fには,図4に示すように垂直方向に拡張し
て,両端部が湾曲した略長方形からなる電子ビーム通過
孔286fが形成される。つまり,この電子ビーム通過
孔286fは垂直方向に縦長化されて形成されている。
フォーカス電極28eに対向する面280fには,一般
的な円形からなる電子ビーム通過孔282fが形成され
る。これに対して,第4フォーカス電極28gに対向す
る面284fには,図4に示すように垂直方向に拡張し
て,両端部が湾曲した略長方形からなる電子ビーム通過
孔286fが形成される。つまり,この電子ビーム通過
孔286fは垂直方向に縦長化されて形成されている。
【0027】第4フォーカス電極28gにおいて,第3
フォーカス電極28fに対向する面280gには,円形
からなる電子ビーム通過孔282gが形成される。
フォーカス電極28fに対向する面280gには,円形
からなる電子ビーム通過孔282gが形成される。
【0028】上記のフォーカス電極において,第1,3
フォーカス電極28d,28fには任意の正電圧Vfが
印加され,第2,4フォーカス電極28e,28gには
陰極線管の偏向信号に同期するダイナミック電圧Vdが
印加される。このダイナミック電圧Vdは可変であり,
これにより,蛍光体スクリーン20の周辺部に偏向され
る電子ビームは,蛍光体スクリーン20の中央部にラン
ディングする電子ビームと同様に均一なスポットを得る
ことができる。
フォーカス電極28d,28fには任意の正電圧Vfが
印加され,第2,4フォーカス電極28e,28gには
陰極線管の偏向信号に同期するダイナミック電圧Vdが
印加される。このダイナミック電圧Vdは可変であり,
これにより,蛍光体スクリーン20の周辺部に偏向され
る電子ビームは,蛍光体スクリーン20の中央部にラン
ディングする電子ビームと同様に均一なスポットを得る
ことができる。
【0029】電子銃28の構成には第4フォーカス電極
28gに隣接して配置される最終加速電極28hが含ま
れる。電極28hにおいては,第4フォーカス電極28
gに対向する面280hには,1つの大口径を備えて,
3本の電子ビームが共通に通過するように構成された電
子ビーム通過孔282hが形成されている。この電極2
82hにはアノード電圧Veが印加される。
28gに隣接して配置される最終加速電極28hが含ま
れる。電極28hにおいては,第4フォーカス電極28
gに対向する面280hには,1つの大口径を備えて,
3本の電子ビームが共通に通過するように構成された電
子ビーム通過孔282hが形成されている。この電極2
82hにはアノード電圧Veが印加される。
【0030】上記の複数の電極は,ビードガラス(図示
せず)に支持されて一体化した後,ネック30の内側に
装着される。
せず)に支持されて一体化した後,ネック30の内側に
装着される。
【0031】陰極線管においては,電子銃28の三極部
から発生した電子ビームが,複数の電極を通過する過程
でフォーカスされかつ加速され,蛍光体スクリーン20
に走査されることによって,所定の画像を具現するよう
になる。ここで電子銃28の作用は次の通りである。
から発生した電子ビームが,複数の電極を通過する過程
でフォーカスされかつ加速され,蛍光体スクリーン20
に走査されることによって,所定の画像を具現するよう
になる。ここで電子銃28の作用は次の通りである。
【0032】まず,電子ビームが蛍光体スクリーン20
の中央部に向けて走査される時には,前述したように第
1フォーカス電極28dと第3フォーカス電極28fに
正電圧Vfが印加され,第2フォーカス電極28eと第
4フォーカス電極28gには正電圧Vfとピーク対ピー
クの値が同等なダイナミック電圧Vdが印加される。
の中央部に向けて走査される時には,前述したように第
1フォーカス電極28dと第3フォーカス電極28fに
正電圧Vfが印加され,第2フォーカス電極28eと第
4フォーカス電極28gには正電圧Vfとピーク対ピー
クの値が同等なダイナミック電圧Vdが印加される。
【0033】したがって,第1,2,3,4フォーカス
電極28d,28e,28f,28gの間には,図5に
示すようにどのようなレンズも形成されない。アノード
電圧Veが印加される最終加速電極28hと第4フォー
カス電極28gとの間にメーンレンズL1が形成され
る。よって,蛍光体スクリーン20の中央部に印加され
る電子ビームは,円形の断面を維持しながら,メーンレ
ンズL1を通過する過程で単純に加速かつフォーカスさ
れ,円形のスポットを有する状態で蛍光体スクリーン2
0に走査される。
電極28d,28e,28f,28gの間には,図5に
示すようにどのようなレンズも形成されない。アノード
電圧Veが印加される最終加速電極28hと第4フォー
カス電極28gとの間にメーンレンズL1が形成され
る。よって,蛍光体スクリーン20の中央部に印加され
る電子ビームは,円形の断面を維持しながら,メーンレ
ンズL1を通過する過程で単純に加速かつフォーカスさ
れ,円形のスポットを有する状態で蛍光体スクリーン2
0に走査される。
【0034】一方,電子ビームが蛍光体スクリーン20
の周辺部に走査される時には,偏向装置24により電子
ビームに対して偏向がなされる。つまり,第1フォーカ
ス電極28dと第3フォーカス電極28eに正電圧Vf
が印加され,第2フォーカス電極28fと第4フォーカ
ス電極28gには正電圧Vfより高くて,偏向信号に同
期するダイナミック電圧Vdが印加される。
の周辺部に走査される時には,偏向装置24により電子
ビームに対して偏向がなされる。つまり,第1フォーカ
ス電極28dと第3フォーカス電極28eに正電圧Vf
が印加され,第2フォーカス電極28fと第4フォーカ
ス電極28gには正電圧Vfより高くて,偏向信号に同
期するダイナミック電圧Vdが印加される。
【0035】このような電圧印加状態の結果,図6に示
すように,第1フォーカス電極28dと第2フォーカス
電極28eとの間には第1ダイナミックレンズQ1,第
2フォーカス電極28eと第3フォーカス電極28fと
には第2ダイナミックレンズQ2,第3フォーカス電極
28fと第4フォーカス電極28gとの間には第3ダイ
ナミックレンズQ3が形成される。
すように,第1フォーカス電極28dと第2フォーカス
電極28eとの間には第1ダイナミックレンズQ1,第
2フォーカス電極28eと第3フォーカス電極28fと
には第2ダイナミックレンズQ2,第3フォーカス電極
28fと第4フォーカス電極28gとの間には第3ダイ
ナミックレンズQ3が形成される。
【0036】ここで,第1ダイナミックレンズQ1は電
子ビームを垂直方向に集束して水平方向に発散するよう
にし,第2ダイナミックレンズQ2は電子ビームの垂直
成分と水平成分とを等価的になし,第3ダイナミックレ
ンズQ3は電子ビームを水平方向には集束して,垂直方
向には発散するようになる。
子ビームを垂直方向に集束して水平方向に発散するよう
にし,第2ダイナミックレンズQ2は電子ビームの垂直
成分と水平成分とを等価的になし,第3ダイナミックレ
ンズQ3は電子ビームを水平方向には集束して,垂直方
向には発散するようになる。
【0037】よって,三極部から発生した電子ビーム
は,フォーカス電極を通過する時に,第1ダイナミック
レンズQ1を通過する過程で図7に示すように水平方向
に横長化し,第2ダイナミックレンズQ2を通過する過
程においては図8に示すように水平方向及び垂直方向に
すべて集束された模様をなす。
は,フォーカス電極を通過する時に,第1ダイナミック
レンズQ1を通過する過程で図7に示すように水平方向
に横長化し,第2ダイナミックレンズQ2を通過する過
程においては図8に示すように水平方向及び垂直方向に
すべて集束された模様をなす。
【0038】また,第3ダイナミックレンズQ3を通過
する過程において,電子ビームは図9に示すように垂直
方向に縦長化した後,メーンレンズL1を経て最終的に
蛍光体スクリーン20に走査される。ここで,電子ビー
ムは偏向装置の不均一な偏向磁界によって歪曲されるの
を上記レンズを通過しながら補正されて,良好な円形の
スポットを有する状態で,蛍光体スクリーン20に最終
的に走査されることが可能となる。
する過程において,電子ビームは図9に示すように垂直
方向に縦長化した後,メーンレンズL1を経て最終的に
蛍光体スクリーン20に走査される。ここで,電子ビー
ムは偏向装置の不均一な偏向磁界によって歪曲されるの
を上記レンズを通過しながら補正されて,良好な円形の
スポットを有する状態で,蛍光体スクリーン20に最終
的に走査されることが可能となる。
【0039】本実施の形態の電子銃は,前記過程でダイ
ナミック電圧Vdに誤差を有しても,これを補正して蛍
光体スクリーン20の周辺部に良好な状態の電子ビーム
を走査することができるようになる。
ナミック電圧Vdに誤差を有しても,これを補正して蛍
光体スクリーン20の周辺部に良好な状態の電子ビーム
を走査することができるようになる。
【0040】つまり,ダイナミック電圧Vdがたとえ
ば,基準値より低く第2フォーカス電極28e及び第4
フォーカス電極28gに供給される場合,第1ダイナミ
ックレンズQ1では電子ビームを基準値より弱く横長形
に作るので,第2ダイナミックレンズQ2では弱く横長
化した電子ビームを少しだけ縦長化し,次に第3ダイナ
ミックレンズQ3ではこれを最終的に縦長化する補正を
行う。
ば,基準値より低く第2フォーカス電極28e及び第4
フォーカス電極28gに供給される場合,第1ダイナミ
ックレンズQ1では電子ビームを基準値より弱く横長形
に作るので,第2ダイナミックレンズQ2では弱く横長
化した電子ビームを少しだけ縦長化し,次に第3ダイナ
ミックレンズQ3ではこれを最終的に縦長化する補正を
行う。
【0041】反対に,ダイナミック電圧Vdが基準値よ
り高く第2フォーカス電極28e及び第4フォーカス電
極28gに供給される場合には,第1ダイナミックレン
ズQ1で電子ビームを基準より強く横長化するようにな
るので,この時には第2ダイナミックレンズQ2で強く
横長化された電子ビームを多少縦長化にし,第3ダイナ
ミックレンズQ3でこれを最終的に縦長化する補正を行
うようになる。
り高く第2フォーカス電極28e及び第4フォーカス電
極28gに供給される場合には,第1ダイナミックレン
ズQ1で電子ビームを基準より強く横長化するようにな
るので,この時には第2ダイナミックレンズQ2で強く
横長化された電子ビームを多少縦長化にし,第3ダイナ
ミックレンズQ3でこれを最終的に縦長化する補正を行
うようになる。
【0042】つまり,電子銃28は前記ダイナミック電
圧Vdに誤差が発生する場合でも,電子ビームの形状を
弾力的に補正することによって,蛍光体スクリーン20
の周辺部に良好なスポットを有する電子ビームを走査で
きるようになる。
圧Vdに誤差が発生する場合でも,電子ビームの形状を
弾力的に補正することによって,蛍光体スクリーン20
の周辺部に良好なスポットを有する電子ビームを走査で
きるようになる。
【0043】図10に第2,3フォーカス電極の断面図
を示す。電子銃28において,図10に示すように第3
フォーカス電極28fに形成された縦長形の電子ビーム
通過孔286f間の相互間隔d1を,第2フォーカス電
極28eに形成された縦長形の電子ビーム通過孔282
e間の相互間隔d2より大きく形成する。これにより,
スクリーンの周辺部に偏向される電子ビームの中で,特
にサイド電子ビームである,R,B電子ビームに対する
ミスコンバージェンス防止を効果的に行うことができ
る。
を示す。電子銃28において,図10に示すように第3
フォーカス電極28fに形成された縦長形の電子ビーム
通過孔286f間の相互間隔d1を,第2フォーカス電
極28eに形成された縦長形の電子ビーム通過孔282
e間の相互間隔d2より大きく形成する。これにより,
スクリーンの周辺部に偏向される電子ビームの中で,特
にサイド電子ビームである,R,B電子ビームに対する
ミスコンバージェンス防止を効果的に行うことができ
る。
【0044】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる陰極線管用電子銃及び陰極線管の好適な実施形態に
ついて説明したが,本発明はかかる例に限定されないこ
とは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲
に記載された技術的思想の範疇内において,各種の変更
例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それ
らについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
かる陰極線管用電子銃及び陰極線管の好適な実施形態に
ついて説明したが,本発明はかかる例に限定されないこ
とは言うまでもない。当業者であれば,特許請求の範囲
に記載された技術的思想の範疇内において,各種の変更
例または修正例に想到し得ることは明らかであり,それ
らについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0045】
【発明の効果】以上,詳細に説明したように本発明によ
れば,スクリーンの周辺部に走査される電子ビームもス
クリーンの中央部に走査される電子ビームのように良好
なスポットを有するように電子銃にダイナミック電圧を
印加する時,この電圧が多少誤差を有してもこれを適切
に補正して常にスクリーンの中央部はもちろん,周辺部
にも良好な状態のスポットを有する電子ビームを走査す
るようにして,優れた解像度を有する陰極線管用電子銃
及び陰極線管を提供できる。
れば,スクリーンの周辺部に走査される電子ビームもス
クリーンの中央部に走査される電子ビームのように良好
なスポットを有するように電子銃にダイナミック電圧を
印加する時,この電圧が多少誤差を有してもこれを適切
に補正して常にスクリーンの中央部はもちろん,周辺部
にも良好な状態のスポットを有する電子ビームを走査す
るようにして,優れた解像度を有する陰極線管用電子銃
及び陰極線管を提供できる。
【図1】 本発明の実施の形態に係る陰極線管の断面図
である。
である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る電子銃の分解斜視
図である。
図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る電子銃のフォーカ
ス電極の斜視図である。
ス電極の斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る電子銃のフォーカ
ス電極の斜視図である。
ス電極の斜視図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る電子銃の縦断面図
である。
である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る電子銃の縦断面図
である。
である。
【図7】 本発明の実施の形態に係る電子ビームの形状
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る電子ビームの形状
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係る電子ビームの形状
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図10】 本発明の実施の形態に係る電子銃の第2,
3フォーカス電極の断面図である。
3フォーカス電極の断面図である。
【図11】 従来の陰極線管用電子銃の断面図である。
20 蛍光体スクリーン 22 パネル 24 偏向装置 26 ファンネル 28 電子銃 28a カソード 28d,28e,28f,28g 第1,2,
3,4フォーカス電極 28h 最終加速電極 30 ネック 32 シャドーマスク 34 マスクフレーム 280d 第2電極に対向する面 280f 第2フォーカス電極に対向する面 280g 第3フォーカス電極に対向する面 280h 第4フォーカス電極に対向する面 282e 電子ビーム通過孔 282f 電子ビーム通過孔 282g 電子ビーム通過孔 282h 電子ビーム通過孔 284d 電子ビーム通過孔 286f 電子ビーム通過孔 L1 メーンレンズ Ve アノード電圧 Vf 正電圧 Vd ダイナミック電圧 Q1 第1ダイナミックレンズ Q2 第2ダイナミックレンズ Q3 第3ダイナミックレンズ
3,4フォーカス電極 28h 最終加速電極 30 ネック 32 シャドーマスク 34 マスクフレーム 280d 第2電極に対向する面 280f 第2フォーカス電極に対向する面 280g 第3フォーカス電極に対向する面 280h 第4フォーカス電極に対向する面 282e 電子ビーム通過孔 282f 電子ビーム通過孔 282g 電子ビーム通過孔 282h 電子ビーム通過孔 284d 電子ビーム通過孔 286f 電子ビーム通過孔 L1 メーンレンズ Ve アノード電圧 Vf 正電圧 Vd ダイナミック電圧 Q1 第1ダイナミックレンズ Q2 第2ダイナミックレンズ Q3 第3ダイナミックレンズ
Claims (9)
- 【請求項1】 カソードと前記カソードに所定の間隔を
置いて配置される第1,2電極を有する三極部と,前記
第2電極外方へ順次に配置され,第1,2,3ダイナミ
ックレンズを形成する第1,2,3,4フォーカス電極
と,前記第4フォーカス電極に隣接して配置される最終
加速電極を具備し,前記第1,3フォーカス電極には正
電圧が供給され,前記第2,4フォーカス電極には偏向
信号に同期するダイナミック電圧が供給され,前記最終
加速電極にはアノード電圧が供給され,前記第1ダイナ
ミックレンズを構成する前記第1フォーカス電極と前記
第2フォーカス電極との相互対向面に形成された電子ビ
ーム通過孔は,前記第1フォーカス電極の電子ビーム通
過孔が円形に形成され,前記第2フォーカス電極の電子
ビーム通過孔が垂直方向に縦長化し,前記第3ダイナミ
ックレンズを構成する前記第3フォーカス電極と前記第
4フォーカス電極との相互対向面に形成された電子ビー
ム通過孔は,前記第3フォーカス電極の電子ビーム通過
孔が垂直方向に縦長化し,前記第4フォーカス電極の電
子ビーム通過孔が円形に形成されたことを特徴とする陰
極線管用電子銃。 - 【請求項2】 前記第2フォーカス電極の一面と前記第
3フォーカス電極の一面とに形成されたR,G,B電子
ビーム通過孔がそれぞれ垂直方向に縦長化したことを特
徴とする請求項1に記載の陰極線管用電子銃。 - 【請求項3】 前記第3フォーカス電極の一面に形成さ
れた電子ビーム通過孔の相互の中心間の距離が前記第2
フォーカス電極の一面に形成された電子ビーム通過孔の
相互の中心間の距離より大きく形成されたことを特徴と
する請求項2に記載の陰極線管用電子銃。 - 【請求項4】 前記第2フォーカス電極と前記第3フォ
ーカス電極とが対向する各面に形成された電子ビーム通
過孔が円形に形成されたことを特徴とする請求項1に記
載の陰極線管用電子銃。 - 【請求項5】 内面に蛍光体スクリーンが形成されるパ
ネルと,前記パネルに連結設置され,外周面に偏向装置
が装着されるファンネルと,前記ファンネルに連結設置
され,内側に電子銃が装着されるネックを具備し,前記
電子銃は,カソードとこのカソードに所定の間隔を置い
て配置される第1,2電極とを有する三極部と,前記第
2電極方向から順次に配置される第1,2,3,4フォ
ーカス電極と,前記第4フォーカス電極に隣接して配置
される最終加速電極を具備し,前記第1,3フォーカス
電極には任意の正電圧が供給され,前記第2,4フォー
カス電極には偏向信号に同期するダイナミック電圧が供
給され,前記最終加速電極にはアノード電圧が供給さ
れ,少なくとも前記第1フォーカス電極に対向する前記
第2フォーカス電極の一面及び,前記第4フォーカス電
極に対向する前記第3フォーカス電極の一面に垂直方向
に拡張された電子ビーム通過孔が形成された陰極線管。 - 【請求項6】 前記第2フォーカス電極と前記第3フォ
ーカス電極とに対向する各面に形成された電子ビーム通
過孔が円形に形成された請求項5に記載の陰極線管。 - 【請求項7】 前記第2フォーカス電極の一面に垂直方
向に拡張された電子ビーム通過孔が中心部が円形になり
ながら,垂直方向にスロット延長を形成してなる請求項
5に記載の陰極線管。 - 【請求項8】 前記第3フォーカス電極の一面に垂直方
向に拡張した電子ビーム通過孔が両端部が湾曲した略長
方形に形成された請求項5に記載の陰極線管。 - 【請求項9】 内面に蛍光体スクリーンが形成されるパ
ネルと,このパネルに連結設置され,外周面に偏向装置
が装着されるファンネルと,このファンネルに連結設置
され,内側に電子銃が装着されるネックを具備し,前記
電子銃は,カソードと,このカソードに所定の間隔を置
いて配置される第1,2電極を有する三極部と,前記第
2電極に隣接して順次に配置され,対向面の間に電子ビ
ームを横長形化する第1ダイナミックレンズを形成する
第1,2フォーカス電極と,前記第2フォーカス電極に
隣接して配置され,前記第2フォーカス電極との対向面
の間に電子ビームの垂直成分と水平成分とを等しくする
第2ダイナミックレンズを形成する第3フォーカス電極
と,前記第3フォーカス電極に隣接して配置され,前記
第3フォーカス電極との対向面の間に電子ビームを縦長
形化する第3ダイナミックレンズを形成する第4フォー
カス電極と,前記第4フォーカス電極に隣接して配置さ
れ,前記第4フォーカス電極との対向面の間に主レンズ
を形成する最終加速電極を具備し,前記第1,3フォー
カス電極には任意の正電圧が供給され,前記第2,4フ
ォーカス電極には偏向信号に同期されるダイナミック電
圧が供給され,前記最終加速電極にはアノード電圧が供
給される陰極線管。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1999P7429 | 1999-03-06 | ||
| KR1019990007429A KR100291781B1 (ko) | 1999-03-06 | 1999-03-06 | 음극선관용 전자총 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000260348A true JP2000260348A (ja) | 2000-09-22 |
Family
ID=19575740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11311127A Withdrawn JP2000260348A (ja) | 1999-03-06 | 1999-11-01 | 陰極線管用電子銃及び陰極線管 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6356011B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000260348A (ja) |
| KR (1) | KR100291781B1 (ja) |
| CN (1) | CN1159748C (ja) |
| TW (1) | TW432427B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030068715A (ko) * | 2002-02-16 | 2003-08-25 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100813824B1 (ko) * | 2001-07-06 | 2008-03-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 보조 다이나믹 렌즈를 가진 이중 다이나믹 포커스 방식의음극선관용 전자총 |
| JP2004095291A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Hitachi Displays Ltd | カラー陰極線管 |
| US6882096B2 (en) * | 2003-07-10 | 2005-04-19 | Sony Corporation | Active landing control system for raster based devices |
| FI122657B (fi) * | 2010-04-29 | 2012-05-15 | Outokumpu Oy | Menetelmä korkean muokattavuuden omaavan ferriittis-austeniittisen ruostumattoman teräksen valmistamiseksi ja hyödyntämiseksi |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3053845B2 (ja) * | 1990-06-07 | 2000-06-19 | 株式会社日立製作所 | 陰極線管 |
| JPH0721936A (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-24 | Hitachi Ltd | 陰極線管 |
-
1999
- 1999-03-06 KR KR1019990007429A patent/KR100291781B1/ko not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-01 JP JP11311127A patent/JP2000260348A/ja not_active Withdrawn
- 1999-11-05 TW TW088119365A patent/TW432427B/zh not_active IP Right Cessation
- 1999-11-15 US US09/440,141 patent/US6356011B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-11-23 CN CNB991244931A patent/CN1159748C/zh not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030068715A (ko) * | 2002-02-16 | 2003-08-25 | 삼성에스디아이 주식회사 | 칼라 음극선관용 전자총 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN1159748C (zh) | 2004-07-28 |
| CN1266273A (zh) | 2000-09-13 |
| US6356011B1 (en) | 2002-03-12 |
| KR100291781B1 (ko) | 2001-05-15 |
| TW432427B (en) | 2001-05-01 |
| KR20000059654A (ko) | 2000-10-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2000188068A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JP2000260348A (ja) | 陰極線管用電子銃及び陰極線管 | |
| JPH0272546A (ja) | カラー受像管 | |
| JPH1021847A (ja) | カラー陰極線管用電子銃 | |
| US6456018B1 (en) | Electron gun for color cathode ray tube | |
| EP0837487B1 (en) | Focusing electrode in electron gun for color cathode ray tube | |
| US6674227B2 (en) | Electron gun for cathode-ray tube | |
| KR100708630B1 (ko) | 전자총과 이를 이용한 칼라 음극선관 | |
| JP4120177B2 (ja) | カラー受像管 | |
| KR100234053B1 (ko) | 칼라수상관용 전자총 | |
| KR100546562B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| US6515438B2 (en) | Electron gun in color CRT | |
| KR100596230B1 (ko) | 칼라브라운관용 전자총 | |
| JP2000357469A (ja) | カラーブラウン管装置 | |
| KR200154147Y1 (ko) | 칼라수상관용 전자총 | |
| JP3057729B2 (ja) | カラー受像管用電子銃 | |
| JP3718998B2 (ja) | カラー受像管 | |
| KR200183613Y1 (ko) | 음극선관용 전자총의 전극 | |
| KR100335087B1 (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| JPH07147145A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
| KR20040076117A (ko) | 칼라음극선관용 전자총 | |
| KR20020066859A (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| KR20000075112A (ko) | 칼라 음극선관용 전자총 | |
| KR20010098560A (ko) | 균일한 해상도를 가진 전자총 및 컬러음극선관 | |
| JP2001155657A (ja) | カラー陰極線管用電子銃およびその電子銃を装着したカラー陰極線管 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |