JP2000260865A - 配線膜形成方法及び配線膜構造 - Google Patents

配線膜形成方法及び配線膜構造

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JP2000260865A JP11060118A JP6011899A JP2000260865A JP 2000260865 A JP2000260865 A JP 2000260865A JP 11060118 A JP11060118 A JP 11060118A JP 6011899 A JP6011899 A JP 6011899A JP 2000260865 A JP2000260865 A JP 2000260865A
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宏 國分
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 超微細な多層配線構造体を形成するに際し
て、銅膜が綺麗で簡単に形成できる技術を提供すること
である。 【解決手段】 半導体基板に銅配線膜を形成する方法で
あって、有機銅化合物を含む溶液を塗布する塗布工程
と、前記塗布工程で塗布された有機銅化合物を分解させ
る分解工程とを具備する配線膜形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線膜形成方法及
び配線膜構造に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】半導体集積回路の多層
銅配線膜を形成する手段として、有機銅化合物を用いた
化学気相成長法が提案(特開平6−256950号公
報)されていてる。すなわち、先ず、図15に示す如
く、半導体基板51の酸化絶縁膜52上に、バリア膜
(拡散防止膜)として比較的薄い厚さの金属系膜(例え
ば、窒化タンタル膜)53をスパッタリングにより設け
る。続いて、金属系膜53の上に比較的厚い厚さの銅膜
54をスパッタリングにより設ける。更に、銅膜54の
上に比較的薄い厚さの金属系膜(金属系膜53と同様な
膜)55をスパッタリングにより設ける。この後、金属
系膜55と銅膜54と金属系膜53とをフォトリソグラ
フィ技術により所定のパターンに形成し、金属系膜53
と銅膜54と金属系膜55とからなる第1の配線膜Aを
形成する。
【0003】この後、第1の配線膜Aを覆うように層間
絶縁膜56を形成し、続いて層間絶縁膜56上に金属系
膜53と同じ材料で同じ厚さの金属系膜57を形成す
る。次に、図16に示す如く、フォトリソグラフィ技術
を用いて、銅膜54に達するビアホール58を形成す
る。この後、図17に示す如く、金属系膜57と同じ材
料で同じ厚さの金属系膜59をスパッタリングにより設
け、続いて比較的薄い厚さの銅膜60をスパッタリング
により設ける。
【0004】次いで、図18に示す如く、比較的薄い厚
さの銅膜60上に、化学気相成長法により比較的厚い厚
さの銅膜61を設ける。例えば、トリメチルビニルシリ
ルヘキサフルオロアセチルアセトナト銅(ヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅トリメチルビニルシラン、Hf
acCu・TMVS)溶液を70℃の気化装置によって
気化し、1000cc/分の流量のキャリアガスに乗せ
て基板上に輸送し、堆積させ、HfacCu・TMVS
を熱分解することによって、銅膜61が設けられる。
【0005】この化学気相成長法により設けられた銅膜
61上に、スパッタリングにより薄い厚さの銅膜62を
設ける。続いて、金属系膜59と同じ材料で同じ厚さの
金属系膜63をスパッタリングにより設ける。そして、
図19に示す如く、フォトリソグラフィ技術を用いて所
定パターンに形成し、金属系膜57,59と銅膜60,
61,62と金属系膜63との積層構造からなる第2の
配線膜Bを形成する。
【0006】このような工程を繰り返すことによって銅
多層配線構造体が得られる。そして、上記した通り、こ
れまでの多層配線構造では、銅の拡散防止、酸化防止、
或いは接着層として銅膜と層間絶縁膜との間などに設け
られた窒化タンタルなどの金属系膜が必要とされてい
る。ところで、半導体集積回路の高集積化による寸法の
微細化に伴い、上記した多層配線構造も微細化の一途を
辿っている。そして、配線構造の微細化に伴ってビアホ
ールの直径も小さくなっている。このような状況下にお
いて、従来の手法では、ビアホール内部に均一な膜を形
成し難く、特にビアホール内部に銅膜60を均一に形成
し難い。
【0007】又、有機銅化合物を用いた従来の化学気相
成長法においては、銅膜61形成時に基板を150〜2
50℃に加熱するのであるが、この時、雰囲気ガス中に
残存している微量の酸素によって銅膜が酸化され易い問
題が有る。又、フォトレジスト膜をマスクとした選択成
長が難しい問題も有る。更に、有機銅化合物は常温では
液体あるいは固体である為、気化装置を必要とする。し
かし、気化した有機銅化合物を反応室に導入する際に液
化あるいは固化したり、輸送の配管中で銅が析出してし
まい、パーティクル発生の原因となる等の問題も有る。
【0008】上述の通り、従来の化学気相成長法を用い
た多層配線構造の形成方法には各種の問題が残されてい
る。従って、本発明が解決しようとする課題は、多層配
線構造体を形成するに際して、上記のような問題が無
い、特に、銅膜が綺麗で簡単に形成できる技術を提供す
ることである。
【0009】特に、超微細な多層配線構造体を形成する
に際して、銅膜が綺麗で簡単に形成できる技術を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、半導体基
板に銅配線膜を形成する方法であって、有機銅化合物を
含む溶液を塗布する塗布工程と、前記塗布工程で塗布さ
れた有機銅化合物を分解させる分解工程とを具備するこ
とを特徴とする配線膜形成方法によって解決される。
【0011】特に、半導体基板に銅配線膜を形成する方
法であって、有機銅化合物を含む溶液を塗布する塗布工
程と、前記塗布工程で塗布された有機銅化合物を分解さ
せる分解工程と、前記分解工程における反応副生成物を
除去する除去工程とを具備することを特徴とする配線膜
形成方法によって解決される。
【0012】又、絶縁膜を有する半導体基板上に第1の
バリア膜を形成する工程と、所定パターンの第1のレジ
スト膜を形成する工程と、金属有機化合物を含む溶液の
分解により第1の金属膜を選択的に形成する工程と、前
記第1のレジスト膜を除去する工程と、前記選択的に形
成された第1の金属膜をマスクとして前記第1のバリア
膜を除去する工程と、第1の層間絶縁膜を形成する工程
と、前記第1の層間絶縁膜に第1のビアホールを形成す
る工程と、所定パターンの第2の金属膜を形成する工程
とを具備することを特徴とする配線膜形成方法によって
解決される。
【0013】更には、絶縁膜を有する半導体基板上に第
1のバリア膜を形成する工程と、所定パターンの第1の
レジスト膜を形成する工程と、金属有機化合物を含む溶
液の分解により第1の金属膜を選択的に形成する工程
と、前記第1のレジスト膜を除去する工程と、前記選択
的に形成された第1の金属膜をマスクとして前記第1の
バリア膜を除去する工程と、第1の層間絶縁膜を形成す
る工程と、前記第1の層間絶縁膜に第1のビアホールを
形成する工程と、前記第1のビアホール内部に金属有機
化合物を含む溶液の分解により金属膜を選択的に形成す
る工程と、第2のバリア膜を形成する工程と、前記第2
のバリア膜上に所定パターンの第2の金属膜を形成する
工程とを具備することを特徴とする配線膜形成方法によ
って解決される。
【0014】もっと更には、絶縁膜を有する半導体基板
上に第1のバリア膜を形成する工程と、所定パターンの
第1のレジスト膜を形成する工程と、金属有機化合物を
含む溶液の分解により第1の金属膜を選択的に形成する
工程と、前記第1のレジスト膜を除去する工程と、前記
選択的に形成された第1の金属膜をマスクとして前記第
1のバリア膜を除去する工程と、第1の層間絶縁膜を形
成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に所定パターン
の第2のレジスト膜を形成する工程と、前記第2のレジ
スト膜をマスクとして前記第1の層間絶縁膜に第1のビ
アホールを形成する工程と、前記第1のビアホール内部
に金属有機化合物を含む溶液の分解により金属膜を選択
的に形成する工程と、前記第2のレジスト膜を除去する
工程と、第2のバリア膜を形成する工程と、前記第2の
バリア膜上に所定パターンの第3のレジスト膜を形成す
る工程と、金属有機化合物を含む溶液の分解により第2
の金属膜を選択的に形成する工程と、前記第3のレジス
ト膜を除去する工程と、前記選択的に形成された第2の
金属膜をマスクとして前記第2のバリア膜を除去する工
程とを具備することを特徴とする配線膜形成方法によっ
て解決される。
【0015】特に、絶縁膜を有する半導体基板上に第1
のバリア膜を形成する工程と、所定パターンの第1のレ
ジスト膜を形成する工程と、金属有機化合物を含む溶液
の分解により前記第1のレジスト膜が無い部分に第1の
金属膜を選択的に形成する工程と、前記第1の金属膜を
形成する工程における反応副生成物を除去する工程と、
前記第1のレジスト膜を除去する工程と、前記第1の金
属膜を熱処理する工程と、前記選択的に形成された第1
の金属膜をマスクとして前記第1のバリア膜を除去する
工程と、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1
の層間絶縁膜上に所定パターンの第2のレジスト膜を形
成する工程と、前記第2のレジスト膜をマスクとして前
記第1の層間絶縁膜の所定位置に第1のビアホールを形
成する工程と、前記第1のビアホール内部に金属有機化
合物を含む溶液の分解により金属膜を選択的に形成する
工程と、前記金属膜を形成する工程における反応副生成
物を除去する工程と、前記第2のレジスト膜を除去する
工程と、第2のバリア膜を形成する工程と、前記第2の
バリア膜上に所定パターンの第3のレジスト膜を形成す
る工程と、金属有機化合物を含む溶液の分解により前記
第3のレジスト膜が無い部分に第2の金属膜を選択的に
形成する工程と、前記第2の金属膜を形成する工程にお
ける反応副生成物を除去する工程と、前記第3のレジス
ト膜を除去する工程と、前記第2の金属膜を熱処理する
工程と、前記選択的に形成された第2の金属膜をマスク
として前記第2のバリア膜を除去する工程とを具備する
ことを特徴とする配線膜形成方法によって解決される。
【0016】又、絶縁膜を有する半導体基板上に第1の
バリア膜を形成する工程と、金属有機化合物を含む溶液
の分解により前記第1のバリア膜上に第1の金属膜を形
成する工程と、前記第1の金属膜上に第2のバリア膜を
形成する工程と、所定パターンの第1のレジスト膜を形
成する工程と、前記所定パターンの第1のレジスト膜を
マスクとして前記第2のバリア膜、第1の金属膜、及び
第1のバリア膜を除去する工程と、前記所定パターンの
第1のレジスト膜を除去する工程と、第1の層間絶縁膜
を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜に第1のビア
ホールを形成する工程と、前記第1のビアホールが形成
された第1の層間絶縁膜上に所定パターンの第2の金属
膜を形成する工程とを具備することを特徴とする配線膜
形成方法によって解決される。
【0017】更には、絶縁膜を有する半導体基板上に第
1のバリア膜を形成する工程と、金属有機化合物を含む
溶液の分解により前記第1のバリア膜上に第1の金属膜
を形成する工程と、前記第1の金属膜上に第2のバリア
膜を形成する工程と、所定パターンの第1のレジスト膜
を形成する工程と、前記所定パターンの第1のレジスト
膜をマスクとして前記第2のバリア膜、第1の金属膜、
及び第1のバリア膜を除去する工程と、前記所定パター
ンの第1のレジスト膜を除去する工程と、第1の層間絶
縁膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に所定
パターンの第2のレジスト膜を形成する工程と、前記第
2のレジスト膜をマスクとして前記第1の層間絶縁膜に
第1のビアホールを形成する工程と、前記第2のレジス
ト膜を除去する工程と、第3のバリア膜を表面に形成す
る工程と、金属有機化合物を含む溶液の分解により前記
第3のバリア膜上に第2の金属膜を形成する工程と、前
記第2の金属膜上に第4のバリア膜を形成する工程と、
所定パターンの第3のレジスト膜を形成する工程と、前
記所定パターンの第3のレジスト膜をマスクとして前記
第4のバリア膜、第2の金属膜、及び第3のバリア膜を
除去する工程とを具備することを特徴とする配線膜形成
方法によって解決される。
【0018】特に、絶縁膜を有する半導体基板上に第1
のバリア膜を形成する工程と、金属有機化合物を含む溶
液の分解により前記第1のバリア膜上に第1の金属膜を
形成する工程と、前記第1の金属膜を形成する工程にお
ける反応副生成物を除去する工程と、前記第1の金属膜
を熱処理する工程と、前記第1の金属膜上に第2のバリ
ア膜を形成する工程と、所定パターンの第1のレジスト
膜を形成する工程と、前記所定パターンの第1のレジス
ト膜をマスクとして前記第2のバリア膜、第1の金属
膜、及び第1のバリア膜を除去する工程と、前記所定パ
ターンの第1のレジスト膜を除去する工程と、第1の層
間絶縁膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に
所定パターンの第2のレジスト膜を形成する工程と、前
記第2のレジスト膜をマスクとして前記第1の層間絶縁
膜の所定位置に第1のビアホールを形成する工程と、前
記第2のレジスト膜を除去する工程と、第3のバリア膜
を表面に形成する工程と、金属有機化合物を含む溶液の
分解により前記第3のバリア膜上に第2の金属膜を形成
する工程と、前記第2の金属膜を形成する工程における
反応副生成物を除去する工程と、前記第2の金属膜を熱
処理する工程と、前記第2の金属膜上に第4のバリア膜
を形成する工程と、所定パターンの第3のレジスト膜を
形成する工程と、前記所定パターンの第3のレジスト膜
をマスクとして前記第4のバリア膜、第2の金属膜、及
び第3のバリア膜を除去する工程と、前記所定パターン
の第3のレジスト膜を除去する工程とを具備することを
特徴とする配線膜形成方法によって解決される。
【0019】上記の配線膜形成方法において、バリア膜
は、特に、チタン、タンタル、タングステン、白金、パ
ラジウム、前記チタン、タンタル、タングステン、白
金、パラジウム等の金属の窒化物、又は前記チタン、タ
ンタル、タングステン、白金、パラジウム等の金属のシ
リサイドからなる高融点材料で構成される。バリア膜上
に金属膜(特に、銅膜)が設けられる。
【0020】金属膜(特に、銅膜)の形成に用いる材料
としては、金属有機化合物、特にヘキサフルオロアセチ
ルアセトナト銅トリメチルビニルシラン、ヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅ビストリメチルシリルアセチレ
ン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅トリフェニル
ビニルシラン、ビス(ヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト銅)ジメチルジビニルシラン、トリス(ヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅)メチルトリビニルシラン、及
びtert−butyl 3−oxobutanoat
e Cu(I):L(但しLは電子供与性の基)の群の
中から選ばれる一種又は二種以上の有機銅化合物が好ま
しい。そして、この金属有機化合物、特に有機銅化合物
を液体の状態で所望の位置に供給し、分解させることに
よって金属膜(特に、銅膜)が設けられる。この意味に
おいて、本手法は従来の化学気相成長法と異なる。
【0021】金属膜(特に、銅膜)形成工程は窒素、ア
ルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰囲気、又は水素など
の還元性ガス雰囲気下で行われるのが好ましい。又、金
属膜(特に、銅膜)形成工程は、金属有機化合物、特に
有機銅化合物を分解させることから、ヒーター加熱、赤
外線加熱、高周波加熱、レーザー加熱いずれかの手段を
用いて熱分解が行われる。この時の温度は、好ましくは
50〜400℃、特に80〜250℃である。
【0022】金属有機化合物を含む溶液は、前記有機銅
化合物だけでなく、例えばテトラキスジメチルアミノジ
ルコニウム、テトラキスジエチルアミノジルコニウム、
ジルコニウムテトラボロンハイドライド、ジルコニウム
テトラブロマイド、ジルコニウムテトラクロライドの群
の中から選ばれる有機ジルコニウム化合物、テトラアル
キル錫、テトラキスジメチルアミノ錫、テトラキスジエ
チルアミノ錫などの有機錫化合物や、臭化錫、塩化錫、
ヨウ化錫などの無機錫化合物の群の中から選ばれる錫化
合物、ジアルキルマグネシウム、ビス(アルキルシクロ
ペンタジエニル)マグネシウム、オクタメチルジアルミ
ニウムマグネシウムの群の中から選ばれる有機マグネシ
ウム化合物、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)ク
ロミウム、ビス(アルキル置換ベンゼン)クロミウム、
ビス(エチルベンゼン)クロミウムの群の中から選ばれ
る有機クロミウム化合物、ビス(アルキルシクロペンタ
ジエニル)ニッケル等の有機ニッケル化合物、ジメチル
カドミウム、ジエチルカドミウムの群の中から選ばれる
有機カドミウム化合物、ビス(アルキルシクロペンタジ
エニル)マンガン等の有機マンガン化合物、有機シリコ
ン化合物、有機アルミニウム化合物の群の中から選ばれ
る一種又は二種以上を含むのが好ましい。但し、有機銅
化合物が主成分として含まれるのに対して、これらの金
属化合物は副成分として含ませる程度のものであるか
ら、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅トリメチルビ
ニルシラン等の有機銅化合物の溶液は濃度が0.01〜
4mol/L、特に0.1〜1mol/Lを好ましい割
合とするのに対して、これら副成分としての金属化合物
は合計でも銅に対して50mol%以下、特に0.00
01〜30mol%の濃度である。
【0023】金属有機化合物を溶かす溶剤は、炭素数5
〜30の炭化水素、特にCn 2n+2(n=7〜18)で
表される炭化水素が好ましい。熱分解により金属膜(特
に、銅膜)が形成されるが、この時、分解による反応副
生成物を除去することが好ましい。この反応副生成物の
除去は洗浄により行える。すなわち、炭素数5〜30の
炭化水素、特にCn 2n+2(n=6〜18)で表される
有機溶剤で洗浄することによって、反応副生成物は除去
される。
【0024】又、上記の課題は、上記の配線膜形成方法
により形成されてなる配線膜構造によって解決される。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明になる配線膜形成方法は、
半導体基板に銅配線膜を形成する方法であって、有機銅
化合物を含む溶液を塗布する塗布工程と、前記塗布工程
で塗布された有機銅化合物を分解させる分解工程とを具
備する。特に、半導体基板に銅配線膜を形成する方法で
あって、有機銅化合物を含む溶液を塗布する塗布工程
と、前記塗布工程で塗布された有機銅化合物を分解させ
る分解工程と、前記分解工程における反応副生成物を除
去する除去工程とを具備する。
【0026】又、本発明になる配線膜形成方法は、絶縁
膜を有する半導体基板上に第1のバリア膜を形成する工
程と、所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程
と、金属有機化合物を含む溶液の分解により第1の金属
膜を選択的に形成する工程と、前記第1のレジスト膜を
除去する工程と、前記選択的に形成された第1の金属膜
をマスクとして前記第1のバリア膜を除去する工程と、
第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1の層間絶
縁膜に第1のビアホールを形成する工程と、所定パター
ンの第2の金属膜を形成する工程とを具備する。或い
は、絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバリア膜を形
成する工程と、所定パターンの第1のレジスト膜を形成
する工程と、金属有機化合物を含む溶液の分解により第
1の金属膜を選択的に形成する工程と、前記第1のレジ
スト膜を除去する工程と、前記選択的に形成された第1
の金属膜をマスクとして前記第1のバリア膜を除去する
工程と、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1
の層間絶縁膜に第1のビアホールを形成する工程と、前
記第1のビアホール内部に金属有機化合物を含む溶液の
分解により金属膜を選択的に形成する工程と、第2のバ
リア膜を形成する工程と、前記第2のバリア膜上に所定
パターンの第2の金属膜を形成する工程とを具備する。
若しくは、絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバリア
膜を形成する工程と、所定パターンの第1のレジスト膜
を形成する工程と、金属有機化合物を含む溶液の分解に
より第1の金属膜を選択的に形成する工程と、前記第1
のレジスト膜を除去する工程と、前記選択的に形成され
た第1の金属膜をマスクとして前記第1のバリア膜を除
去する工程と、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前
記第1の層間絶縁膜上に所定パターンの第2のレジスト
膜を形成する工程と、前記第2のレジスト膜をマスクと
して前記第1の層間絶縁膜に第1のビアホールを形成す
る工程と、前記第1のビアホール内部に金属有機化合物
を含む溶液の分解により金属膜を選択的に形成する工程
と、前記第2のレジスト膜を除去する工程と、第2のバ
リア膜を形成する工程と、前記第2のバリア膜上に所定
パターンの第3のレジスト膜を形成する工程と、金属有
機化合物を含む溶液の分解により第2の金属膜を選択的
に形成する工程と、前記第3のレジスト膜を除去する工
程と、前記選択的に形成された第2の金属膜をマスクと
して前記第2のバリア膜を除去する工程とを具備する。
又は、絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバリア膜を
形成する工程と、所定パターンの第1のレジスト膜を形
成する工程と、金属有機化合物を含む溶液の分解により
前記第1のレジスト膜が無い部分に第1の金属膜を選択
的に形成する工程と、前記第1の金属膜を形成する工程
における反応副生成物を除去する工程と、前記第1のレ
ジスト膜を除去する工程と、前記第1の金属膜を熱処理
する工程と、前記選択的に形成された第1の金属膜をマ
スクとして前記第1のバリア膜を除去する工程と、第1
の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜
上に所定パターンの第2のレジスト膜を形成する工程
と、前記第2のレジスト膜をマスクとして前記第1の層
間絶縁膜の所定位置に第1のビアホールを形成する工程
と、前記第1のビアホール内部に金属有機化合物を含む
溶液の分解により金属膜を選択的に形成する工程と、前
記金属膜を形成する工程における反応副生成物を除去す
る工程と、前記第2のレジスト膜を除去する工程と、第
2のバリア膜を形成する工程と、前記第2のバリア膜上
に所定パターンの第3のレジスト膜を形成する工程と、
金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第3のレジ
スト膜が無い部分に第2の金属膜を選択的に形成する工
程と、前記第2の金属膜を形成する工程における反応副
生成物を除去する工程と、前記第3のレジスト膜を除去
する工程と、前記第2の金属膜を熱処理する工程と、前
記選択的に形成された第2の金属膜をマスクとして前記
第2のバリア膜を除去する工程とを具備する。尚、これ
らの各工程の順序は記載の順序に従う。
【0027】又、本発明になる配線膜形成方法は、絶縁
膜を有する半導体基板上に第1のバリア膜を形成する工
程と、金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第1
のバリア膜上に第1の金属膜を形成する工程と、前記第
1の金属膜上に第2のバリア膜を形成する工程と、所定
パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、前記所
定パターンの第1のレジスト膜をマスクとして前記第2
のバリア膜、第1の金属膜、及び第1のバリア膜を除去
する工程と、前記所定パターンの第1のレジスト膜を除
去する工程と、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前
記第1の層間絶縁膜に第1のビアホールを形成する工程
と、前記第1のビアホールが形成された第1の層間絶縁
膜上に所定パターンの第2の金属膜を形成する工程とを
具備する。或いは、絶縁膜を有する半導体基板上に第1
のバリア膜を形成する工程と、金属有機化合物を含む溶
液の分解により前記第1のバリア膜上に第1の金属膜を
形成する工程と、前記第1の金属膜上に第2のバリア膜
を形成する工程と、所定パターンの第1のレジスト膜を
形成する工程と、前記所定パターンの第1のレジスト膜
をマスクとして前記第2のバリア膜、第1の金属膜、及
び第1のバリア膜を除去する工程と、前記所定パターン
の第1のレジスト膜を除去する工程と、第1の層間絶縁
膜を形成する工程と、前記第1の層間絶縁膜上に所定パ
ターンの第2のレジスト膜を形成する工程と、前記第2
のレジスト膜をマスクとして前記第1の層間絶縁膜に第
1のビアホールを形成する工程と、前記第2のレジスト
膜を除去する工程と、第3のバリア膜を表面に形成する
工程と、金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第
3のバリア膜上に第2の金属膜を形成する工程と、前記
第2の金属膜上に第4のバリア膜を形成する工程と、所
定パターンの第3のレジスト膜を形成する工程と、前記
所定パターンの第3のレジスト膜をマスクとして前記第
4のバリア膜、第2の金属膜、及び第3のバリア膜を除
去する工程とを具備する。若しくは、絶縁膜を有する半
導体基板上に第1のバリア膜を形成する工程と、金属有
機化合物を含む溶液の分解により前記第1のバリア膜上
に第1の金属膜を形成する工程と、前記第1の金属膜を
形成する工程における反応副生成物を除去する工程と、
前記第1の金属膜を熱処理する工程と、前記第1の金属
膜上に第2のバリア膜を形成する工程と、所定パターン
の第1のレジスト膜を形成する工程と、前記所定パター
ンの第1のレジスト膜をマスクとして前記第2のバリア
膜、第1の金属膜、及び第1のバリア膜を除去する工程
と、前記所定パターンの第1のレジスト膜を除去する工
程と、第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第1の
層間絶縁膜上に所定パターンの第2のレジスト膜を形成
する工程と、前記第2のレジスト膜をマスクとして前記
第1の層間絶縁膜の所定位置に第1のビアホールを形成
する工程と、前記第2のレジスト膜を除去する工程と、
第3のバリア膜を表面に形成する工程と、金属有機化合
物を含む溶液の分解により前記第3のバリア膜上に第2
の金属膜を形成する工程と、前記第2の金属膜を形成す
る工程における反応副生成物を除去する工程と、前記第
2の金属膜を熱処理する工程と、前記第2の金属膜上に
第4のバリア膜を形成する工程と、所定パターンの第3
のレジスト膜を形成する工程と、前記所定パターンの第
3のレジスト膜をマスクとして前記第4のバリア膜、第
2の金属膜、及び第3のバリア膜を除去する工程と、前
記所定パターンの第3のレジスト膜を除去する工程とを
具備する。尚、これらの各工程の順序は記載の順序に従
う。
【0028】上記の配線膜形成方法において、バリア膜
は、特に、チタン、タンタル、タングステン、白金、パ
ラジウム、前記チタン、タンタル、タングステン、白
金、パラジウム等の金属の窒化物、又は前記チタン、タ
ンタル、タングステン、白金、パラジウム等の金属のシ
リサイドからなる高融点材料で構成される。バリア膜上
に金属膜(特に、銅膜)が設けられる。
【0029】金属膜(特に、銅膜)の形成に用いる材料
としては、金属有機化合物、特にヘキサフルオロアセチ
ルアセトナト銅トリメチルビニルシラン、ヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅ビストリメチルシリルアセチレ
ン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅トリフェニル
ビニルシラン、ビス(ヘキサフルオロアセチルアセトナ
ト銅)ジメチルジビニルシラン、トリス(ヘキサフルオ
ロアセチルアセトナト銅)メチルトリビニルシラン、及
びtert−butyl 3−oxobutanoat
e Cu(I):L(但し、Lは電子供与性の基。例え
ば、トリメチルフォスフィン(Me3 P)、トリメトキ
シフォスフィン(〔MeO〕3 P)、トリメチルビニル
シラン(TMVS)、ビストリメチルシリルアセチレン
(BTMSA)、1,5−シクロオクタジエン(1,5
−COD)、2−ブチン(2−butyne)、1−ト
リメチルシリル−1−プロピン(TMSP)等の基。)
の群の中から選ばれる一種又は二種以上の有機銅化合物
を好ましいものとして挙げることができる。この金属有
機化合物、特に有機銅化合物を液体の状態で所望の位置
に供給し、分解させることによって金属膜(特に、銅
膜)が設けられる。
【0030】金属膜(特に、銅膜)形成工程は窒素、ア
ルゴン、ヘリウム等の不活性ガス雰囲気、又は水素など
の還元性ガス雰囲気下で行われる。又、金属膜(特に、
銅膜)形成工程は、金属有機化合物、特に有機銅化合物
を分解させることから、ヒーター加熱、赤外線加熱、高
周波加熱、レーザー加熱いずれかの手段を用いて熱分解
が行われる。この時の温度は、好ましくは50〜400
℃、特に80〜250℃である。
【0031】金属有機化合物を含む溶液は、前記有機銅
化合物だけでなく、例えばテトラキスジメチルアミノジ
ルコニウム、テトラキスジエチルアミノジルコニウム、
ジルコニウムテトラボロンハイドライド、ジルコニウム
テトラブロマイド、ジルコニウムテトラクロライドの群
の中から選ばれる有機ジルコニウム化合物、テトラアル
キル錫、テトラキスジメチルアミノ錫、テトラキスジエ
チルアミノ錫などの有機錫化合物や、臭化錫、塩化錫、
ヨウ化錫などの無機錫化合物の群の中から選ばれる錫化
合物、ジアルキルマグネシウム、ビス(アルキルシクロ
ペンタジエニル)マグネシウム、オクタメチルジアルミ
ニウムマグネシウムの群の中から選ばれる有機マグネシ
ウム化合物、ビス(アルキルシクロペンタジエニル)ク
ロミウム、ビス(アルキル置換ベンゼン)クロミウム、
ビス(エチルベンゼン)クロミウムの群の中から選ばれ
る有機クロミウム化合物、ビス(アルキルシクロペンタ
ジエニル)ニッケル等の有機ニッケル化合物、ジメチル
カドミウム、ジエチルカドミウムの群の中から選ばれる
有機カドミウム化合物、ビス(アルキルシクロペンタジ
エニル)マンガン等の有機マンガン化合物、有機シリコ
ン化合物、有機アルミニウム化合物の群の中から選ばれ
る一種又は二種以上を含む。但し、有機銅化合物が主成
分として含まれるのに対して、これらの金属化合物は副
成分として含ませる程度のものであるから、ヘキサフル
オロアセチルアセトナト銅トリメチルビニルシラン等の
有機銅化合物の溶液は濃度が0.01〜4mol/L、
特に0.1〜1mol/Lを好ましい割合とするのに対
して、これら副成分としての金属化合物は合計でも銅に
対して50mol%以下、特に0.0001〜30mo
l%の濃度である。
【0032】金属有機化合物を溶かす溶剤は、炭素数5
〜30の炭化水素、特にCn 2n+2(n=7〜18)で
表される炭化水素である。熱分解により金属膜(特に、
銅膜)が形成されるが、この時、分解による反応副生成
物を除去することが好ましい。この反応副生成物の除去
は洗浄により行える。すなわち、炭素数5〜30の炭化
水素、特にCn 2n+2(n=6〜18)で表される有機
溶剤で洗浄することによって、反応副生成物は除去され
る。
【0033】以下、具体的実施例を幾つか挙げて説明す
るが、本発明はこれに限定されるものでは無い。
【0034】
【実施例1】先ず、図1に示す如く、シリコン基板1表
面に熱酸化法により厚さが約0.8μmの酸化シリコン
膜(絶縁膜)2を形成する。続いて、スパッタリングに
より厚さが約20nmのバリア膜(本実施例では窒化タ
ンタル膜)3を形成する。この後、厚さが約1.2μm
のフォトレジスト膜を設け、そして露光・現像を行い、
所定のパターンのフォトレジスト膜4を形成する。尚、
フォトレジスト膜4は、120℃のオーブン内で30分
間の熱処理を行った。
【0035】次に、図2に示す如く、フォトレジスト膜
4が設けられていない部位(凹部)に銅膜5を設ける。
すなわち、図1に示すシリコン基板1を図8に示す反応
容器の底部に置き、還元性ガス、例えば水素ガスにより
反応容器内を置換する。次に、ホットプレートによりシ
リコン基板1が100℃になるように調整し、又、雰囲
気ガス(水素ガス)を全流量が30sccmとなるよう
にマスフローコントローラで調整する。この状態で、シ
リコン基板1表面にHfacCu・TMVS〔(C6
6 2)Cu・(CH3 3 SiCH=CH2 〕溶液
(n−ヘプタデカンを溶剤とした0.5mol/L溶
液)を滴下し、1分間放置した。その後、n−ヘプタデ
カンで5分間洗浄し、続いてヘキサンにより10分間洗
浄し、反応副生成物を含む溶液を除去した。これによ
り、厚さが約0.8μmの銅膜5がフォトレジスト膜4
間の凹部に形成される。
【0036】フォトレジスト膜4間の凹部に銅膜5が形
成されたシリコン基板1を反応容器から取り出し、再
度、ヘキサンにより10分間洗浄した。次いで、図3に
示す如く、フォトレジスト膜4を除去した。そして、還
元性ガス、例えば水素ガス雰囲気の電気炉内で300℃
の温度に30分間保持し、熱処理した。次に、図4に示
す如く、銅膜5をマスクにして窒化タンタル膜3を、ド
ライエッチング、例えば反応性イオンエッチングにより
除去する。これにより、窒化タンタル膜(下層)3−銅
膜(上層)5からなる第1の配線膜Aが形成される。
【0037】この後、図5に示す如く、厚さが約1μm
の酸化シリコンからなる層間絶縁膜6をプラズマCVD
により形成する。そして、この上にフォトレジスト膜を
設け、露光・現像を行い、所定パターンのフォトレジス
ト膜7を形成する。尚、フォトレジスト膜7は、120
℃のオーブン内で30分間の熱処理を行った。続いて、
ドライエッチング、例えば反応性イオンエッチングによ
り銅膜5に達するビアホール8を形成する。
【0038】この後、図6に示す如く、ビアホール8内
に銅膜9を設ける。すなわち、図5に示すシリコン基板
1を図8に示す反応容器の底部に置き、還元性ガス、例
えば水素ガスにより反応容器内を置換する。次に、ホッ
トプレートによりシリコン基板1が100℃になるよう
に調整し、又、雰囲気ガス(水素ガス)を全流量が30
sccmとなるようにマスフローコントローラで調整す
る。この状態で、シリコン基板1表面にHfacCu・
TMVS溶液(n−ヘプタデカンを溶剤とした0.5m
ol/L溶液)を滴下し、1分間放置した。その後、n
−ヘプタデカンで5分間洗浄し、続いてヘキサンにより
10分間洗浄し、反応副生成物を含む溶液を除去した。
これにより、図6に示す如く、厚さが約0.8μmの銅
膜9がビアホール8内に形成される。
【0039】ビアホール8内に銅膜9が形成されたシリ
コン基板1を反応容器から取り出し、再度、ヘキサンに
より10分間洗浄した。次いで、フォトレジスト膜7を
除去した。そして、還元性ガス、例えば水素ガス雰囲気
の電気炉内で300℃の温度に30分間保持し、熱処理
した。この後、上記と同様な工程を繰り返す。
【0040】すなわち、スパッタリングにより厚さが約
20nmの窒化タンタル膜10を形成する。そして、フ
ォトレジスト膜を厚さが約1.2μm設け、露光・現像
を行い、所定のパターンのフォトレジスト膜を形成す
る。尚、フォトレジスト膜は、120℃のオーブン内で
30分間の熱処理を行う。次に、フォトレジスト膜が設
けられていない部位に上記と同様にして銅膜を設ける。
このようにして、厚さが約0.8μmの銅膜11が選択
的に形成される。そして、フォトレジスト膜を除去した
後、還元性ガス、例えば水素ガス雰囲気の電気炉内で3
00℃の温度に30分間保持し、熱処理した。続いて、
銅膜11をマスクにして窒化タンタル膜10を、ドライ
エッチング、例えば反応性イオンエッチングにより除去
する。これにより、図7に示す如く、窒化タンタル膜
(下層)10−銅膜(上層)11からなる第2の配線膜
Bが形成される。
【0041】以上の工程によって、2層銅配線構造体が
得られた。更に、同様な工程を適宜繰り返すことによっ
て、3層、4層、……の銅多層配線構造体が得られた。
上記2層銅配線構造体において、直径0.4μmのビア
ホール内部への銅膜の形成性は優れたものであり、ボイ
ド等の欠陥は認められなかった。
【0042】又、直径0.4μmのビアホール部分にお
ける接続抵抗性は約0.35Ωであり、良好なものであ
った。
【0043】
【実施例2】先ず、図9に示す如く、シリコン基板21
表面に熱酸化法により厚さが約0.8μmの酸化シリコ
ン膜(絶縁膜)22を形成する。続いて、スパッタリン
グにより厚さが約20nmのバリア膜(本実施例では窒
化タンタル膜)23を形成する。
【0044】この後、窒化タンタル膜23上に全面的に
銅膜24を設ける。すなわち、シリコン基板21を図8
に示す反応容器の底部に置き、水素ガスと窒素ガスとの
混合ガスにより反応容器内を置換する。次に、ホットプ
レートによりシリコン基板21が250℃になるように
調整し、又、雰囲気ガス(水素ガス+窒素ガス(1:
1))を全流量が30sccmとなるようにマスフロー
コントローラで調整する。この状態で、シリコン基板2
1表面にHfacCu・TMVS〔(C6 HF6 2
Cu・(CH3 3 SiCH=CH2 〕溶液(n−ヘプ
タデカンを溶剤とした0.5mol/L溶液)を滴下
し、1分間放置した。その後、n−ヘプタデカンで5分
間洗浄し、続いてヘキサンにより10分間洗浄し、反応
副生成物を含む溶液を除去した。これにより、厚さが約
0.8μmの銅膜24が形成される。
【0045】銅膜24が形成されたシリコン基板21を
反応容器から取り出し、再度、ヘキサンにより10分間
洗浄した。次いで、還元性ガス、例えば水素ガス雰囲気
の電気炉内で300℃の温度に30分間保持し、熱処理
した。この後、スパッタリングにより厚さが約20nm
の窒化タンタル膜25を形成する(図9参照)。
【0046】次に、図10に示す如く、窒化タンタル膜
25上に厚さが約1.2μmのフォトレジスト膜を設
け、そして露光・現像を行い、所定パターンのフォトレ
ジスト膜26を形成する。尚、フォトレジスト膜26
は、還元性ガス、例えば水素ガス雰囲気のオーブン内で
120℃、30分間の熱処理を行った。この後、図11
に示す如く、所定パターンのフォトレジスト膜26をマ
スクとして、ドライエッチング、例えば反応性イオンエ
ッチングにより順次窒化タンタル膜25、銅膜24、及
び窒化タンタル膜23を除去する。続いて、酸素ガスの
プラズマアッシングを行った後、洗浄し、フォトレジス
ト膜26を除去する。これにより、上層と下層に窒化タ
ンタル膜を有する窒化タンタル膜25−銅膜24−窒化
タンタル膜23からなる第1の配線膜Aが形成される。
【0047】続いて、図12に示す如く、厚さが約1μ
mの酸化シリコンからなる層間絶縁膜27をプラズマC
VDにより形成する。そして、この上にフォトレジスト
膜を設け、露光・現像を行い、所定パターンのフォトレ
ジスト膜28を形成する。尚、フォトレジスト膜28
は、120℃のオーブン内で30分間の熱処理を行っ
た。続いて、ドライエッチング、例えば反応性イオンエ
ッチングにより銅膜24に達するビアホール29を形成
する。
【0048】この後、図13に示す如く、酸素ガスのプ
ラズマアッシングを行った後、洗浄し、フォトレジスト
膜28を除去する。続いて、スパッタリングにより厚さ
が約20nmの窒化タンタル膜30を形成する。この
後、上記と同様な工程を繰り返す。すなわち、約20n
mの窒化タンタル膜30を形成した後、HfacCu・
TMVS溶液を滴下し、窒化タンタル膜30上に全面的
に銅膜31を設ける。この時、ビアホール29の部分は
凹部になっているから、その分だけ銅膜31は厚く形成
される。この後、スパッタリングにより厚さが約20n
mの窒化タンタル膜32を形成する。この上に所定パタ
ーンのフォトレジスト膜を形成し、この所定パターンの
フォトレジスト膜をマスクとして、ドライエッチング、
例えば反応性イオンエッチングにより順次窒化タンタル
膜32、銅膜31、及び窒化タンタル膜30を除去す
る。続いて、酸素ガスのプラズマアッシングを行った
後、洗浄し、フォトレジスト膜を除去する。これによ
り、上層と下層に窒化タンタル膜を有する窒化タンタル
膜32−銅膜31−窒化タンタル膜30からなる第2の
配線膜Bが形成される。
【0049】以上の工程によって、2層銅配線構造体が
得られた。更に、同様な工程を適宜繰り返すことによっ
て、3層、4層、……の銅多層配線構造体が得られた。
上記2層銅配線構造体において、直径0.4μmのビア
ホール部分における接続抵抗性は約0.4Ωであり、良
好なものであった。
【0050】又、本実施例で形成した銅膜の抵抗率を測
定した処、5〜20μΩ・cmの範囲内のものであっ
た。
【0051】
【発明の効果】配線膜を綺麗で、かつ、簡単に形成でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の配線膜形成工程図
【図2】第一実施形態の配線膜形成工程図
【図3】第一実施形態の配線膜形成工程図
【図4】第一実施形態の配線膜形成工程図
【図5】第一実施形態の配線膜形成工程図
【図6】第一実施形態の配線膜形成工程図
【図7】第一実施形態の配線膜形成工程図
【図8】配線膜形成装置図
【図9】第二実施形態の配線膜形成工程図
【図10】第二実施形態の配線膜形成工程図
【図11】第二実施形態の配線膜形成工程図
【図12】第二実施形態の配線膜形成工程図
【図13】第二実施形態の配線膜形成工程図
【図14】第二実施形態の配線膜形成工程図
【図15】従来の配線膜形成工程図
【図16】従来の配線膜形成工程図
【図17】従来の配線膜形成工程図
【図18】従来の配線膜形成工程図
【図19】従来の配線膜形成工程図
【符号の説明】
A 第1の配線膜 B 第2の配線膜 1,21 シリコン基板 2,22 絶縁膜(酸化シリコン膜) 3,23 バリア膜(窒化タンタル
膜) 4,7,26,28 フォトレジスト膜 5,9,11,24,31 銅膜 6,27 層間絶縁膜(酸化シリコン
膜) 8,29 ビアホール 10,25,30,32 窒化タンタル膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本間 哲哉 東京都港区芝浦3−9−14 芝浦工業大学 工学部内 (72)発明者 高崎 明人 東京都港区芝浦3−9−14 芝浦工業大学 工学部内 Fターム(参考) 4M104 BB04 BB06 BB07 BB14 BB17 BB18 BB22 BB23 BB25 BB27 BB28 BB30 BB32 BB33 DD08 DD16 DD37 DD51 DD65 DD78 FF13 FF18 FF21 HH14 HH16 HH20 5F033 HH07 HH11 HH18 HH19 HH21 HH25 HH27 HH28 HH30 HH32 HH33 HH34 JJ07 JJ11 JJ18 JJ19 JJ21 JJ25 JJ27 JJ28 JJ30 JJ32 JJ33 JJ34 KK07 KK11 KK18 KK19 KK21 KK25 KK27 KK28 KK30 KK32 KK33 KK34 MM05 MM13 NN06 NN07 PP00 PP15 PP26 QQ08 QQ13 QQ37 QQ73 QQ74 QQ76 QQ81 QQ82 QQ83 QQ89 QQ91 QQ92 RR04 SS15 SS25 SS27 XX03 XX08 XX33 XX34

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板に銅配線膜を形成する方法で
    あって、 有機銅化合物を含む溶液を塗布する塗布工程と、 前記塗布工程で塗布された有機銅化合物を分解させる分
    解工程とを具備することを特徴とする配線膜形成方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板に銅配線膜を形成する方法で
    あって、 有機銅化合物を含む溶液を塗布する塗布工程と、 前記塗布工程で塗布された有機銅化合物を分解させる分
    解工程と、 前記分解工程における反応副生成物を除去する除去工程
    とを具備することを特徴とする配線膜形成方法。
  3. 【請求項3】 絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバ
    リア膜を形成する工程と、 所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により第1の金属膜を
    選択的に形成する工程と、 前記第1のレジスト膜を除去する工程と、 前記選択的に形成された第1の金属膜をマスクとして前
    記第1のバリア膜を除去する工程と、 第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜に第1のビアホールを形成する工
    程と、 所定パターンの第2の金属膜を形成する工程とを具備す
    ることを特徴とする配線膜形成方法。
  4. 【請求項4】 絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバ
    リア膜を形成する工程と、 所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により第1の金属膜を
    選択的に形成する工程と、 前記第1のレジスト膜を除去する工程と、 前記選択的に形成された第1の金属膜をマスクとして前
    記第1のバリア膜を除去する工程と、 第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜に第1のビアホールを形成する工
    程と、 前記第1のビアホール内部に金属有機化合物を含む溶液
    の分解により金属膜を選択的に形成する工程と、 第2のバリア膜を形成する工程と、 前記第2のバリア膜上に所定パターンの第2の金属膜を
    形成する工程とを具備することを特徴とする配線膜形成
    方法。
  5. 【請求項5】 絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバ
    リア膜を形成する工程と、 所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により第1の金属膜を
    選択的に形成する工程と、 前記第1のレジスト膜を除去する工程と、 前記選択的に形成された第1の金属膜をマスクとして前
    記第1のバリア膜を除去する工程と、 第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に所定パターンの第2のレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記第2のレジスト膜をマスクとして前記第1の層間絶
    縁膜に第1のビアホールを形成する工程と、 前記第1のビアホール内部に金属有機化合物を含む溶液
    の分解により金属膜を選択的に形成する工程と、 前記第2のレジスト膜を除去する工程と、 第2のバリア膜を形成する工程と、 前記第2のバリア膜上に所定パターンの第3のレジスト
    膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により第2の金属膜を
    選択的に形成する工程と、 前記第3のレジスト膜を除去する工程と、 前記選択的に形成された第2の金属膜をマスクとして前
    記第2のバリア膜を除去する工程とを具備することを特
    徴とする配線膜形成方法。
  6. 【請求項6】 絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバ
    リア膜を形成する工程と、 所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第1のレジ
    スト膜が無い部分に第1の金属膜を選択的に形成する工
    程と、 前記第1の金属膜を形成する工程における反応副生成物
    を除去する工程と、 前記第1のレジスト膜を除去する工程と、 前記第1の金属膜を熱処理する工程と、 前記選択的に形成された第1の金属膜をマスクとして前
    記第1のバリア膜を除去する工程と、 第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に所定パターンの第2のレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記第2のレジスト膜をマスクとして前記第1の層間絶
    縁膜の所定位置に第1のビアホールを形成する工程と、 前記第1のビアホール内部に金属有機化合物を含む溶液
    の分解により金属膜を選択的に形成する工程と、 前記金属膜を形成する工程における反応副生成物を除去
    する工程と、 前記第2のレジスト膜を除去する工程と、 第2のバリア膜を形成する工程と、 前記第2のバリア膜上に所定パターンの第3のレジスト
    膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第3のレジ
    スト膜が無い部分に第2の金属膜を選択的に形成する工
    程と、 前記第2の金属膜を形成する工程における反応副生成物
    を除去する工程と、 前記第3のレジスト膜を除去する工程と、 前記第2の金属膜を熱処理する工程と、 前記選択的に形成された第2の金属膜をマスクとして前
    記第2のバリア膜を除去する工程とを具備することを特
    徴とする配線膜形成方法。
  7. 【請求項7】 絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバ
    リア膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第1のバリ
    ア膜上に第1の金属膜を形成する工程と、 前記第1の金属膜上に第2のバリア膜を形成する工程
    と、 所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、 前記所定パターンの第1のレジスト膜をマスクとして前
    記第2のバリア膜、第1の金属膜、及び第1のバリア膜
    を除去する工程と、 前記所定パターンの第1のレジスト膜を除去する工程
    と、 第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜に第1のビアホールを形成する工
    程と、 前記第1のビアホールが形成された第1の層間絶縁膜上
    に所定パターンの第2の金属膜を形成する工程とを具備
    することを特徴とする配線膜形成方法。
  8. 【請求項8】 絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバ
    リア膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第1のバリ
    ア膜上に第1の金属膜を形成する工程と、 前記第1の金属膜上に第2のバリア膜を形成する工程
    と、 所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、 前記所定パターンの第1のレジスト膜をマスクとして前
    記第2のバリア膜、第1の金属膜、及び第1のバリア膜
    を除去する工程と、 前記所定パターンの第1のレジスト膜を除去する工程
    と、 第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に所定パターンの第2のレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記第2のレジスト膜をマスクとして前記第1の層間絶
    縁膜に第1のビアホールを形成する工程と、 前記第2のレジスト膜を除去する工程と、 第3のバリア膜を表面に形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第3のバリ
    ア膜上に第2の金属膜を形成する工程と、 前記第2の金属膜上に第4のバリア膜を形成する工程
    と、 所定パターンの第3のレジスト膜を形成する工程と、 前記所定パターンの第3のレジスト膜をマスクとして前
    記第4のバリア膜、第2の金属膜、及び第3のバリア膜
    を除去する工程とを具備することを特徴とする配線膜形
    成方法。
  9. 【請求項9】 絶縁膜を有する半導体基板上に第1のバ
    リア膜を形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第1のバリ
    ア膜上に第1の金属膜を形成する工程と、 前記第1の金属膜を形成する工程における反応副生成物
    を除去する工程と、 前記第1の金属膜を熱処理する工程と、 前記第1の金属膜上に第2のバリア膜を形成する工程
    と、 所定パターンの第1のレジスト膜を形成する工程と、 前記所定パターンの第1のレジスト膜をマスクとして前
    記第2のバリア膜、第1の金属膜、及び第1のバリア膜
    を除去する工程と、 前記所定パターンの第1のレジスト膜を除去する工程
    と、 第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に所定パターンの第2のレジス
    ト膜を形成する工程と、 前記第2のレジスト膜をマスクとして前記第1の層間絶
    縁膜の所定位置に第1のビアホールを形成する工程と、 前記第2のレジスト膜を除去する工程と、 第3のバリア膜を表面に形成する工程と、 金属有機化合物を含む溶液の分解により前記第3のバリ
    ア膜上に第2の金属膜を形成する工程と、 前記第2の金属膜を形成する工程における反応副生成物
    を除去する工程と、 前記第2の金属膜を熱処理する工程と、 前記第2の金属膜上に第4のバリア膜を形成する工程
    と、 所定パターンの第3のレジスト膜を形成する工程と、 前記所定パターンの第3のレジスト膜をマスクとして前
    記第4のバリア膜、第2の金属膜、及び第3のバリア膜
    を除去する工程と、 前記所定パターンの第3のレジスト膜を除去する工程と
    を具備することを特徴とする配線膜形成方法。
  10. 【請求項10】 炭素数5〜30の炭化水素の溶剤を用
    いた金属膜形成工程における反応副生成物を除去する工
    程を有することを特徴とする請求項1〜請求項9いずれ
    かの配線膜形成方法。
  11. 【請求項11】 金属膜形成工程における金属有機化合
    物を含む溶液の分解は、ヒーター加熱、赤外線加熱、高
    周波加熱、レーザー加熱いずれかの手段を用いた熱分解
    であることを特徴とする請求項1〜請求項10いずれか
    の配線膜形成方法。
  12. 【請求項12】 金属膜形成工程は不活性ガス雰囲気、
    又は還元性ガス雰囲気下で行われることを特徴とする請
    求項1〜請求項11いずれかの配線膜形成方法。
  13. 【請求項13】 金属有機化合物が有機銅化合物であ
    り、金属膜が銅膜であることを特徴とする請求項3〜請
    求項12いずれかの配線膜形成方法。
  14. 【請求項14】 金属有機化合物がヘキサフルオロアセ
    チルアセトナト銅トリメチルビニルシラン、ヘキサフル
    オロアセチルアセトナト銅ビストリメチルシリルアセチ
    レン、ヘキサフルオロアセチルアセトナト銅トリフェニ
    ルビニルシラン、ビス(ヘキサフルオロアセチルアセト
    ナト銅)ジメチルジビニルシラン、トリス(ヘキサフル
    オロアセチルアセトナト銅)メチルトリビニルシラン、
    及びtert−butyl 3−oxobutanoa
    te Cu(I):L(但しLは電子供与性の基)の群
    の中から選ばれる一種又は二種以上の有機銅化合物であ
    り、金属膜が銅膜であることを特徴とする請求項3〜請
    求項13いずれかの配線膜形成方法。
  15. 【請求項15】 金属有機化合物を含む溶液は、有機銅
    化合物の他に、有機ジルコニウム化合物、錫化合物、有
    機マグネシウム化合物、有機クロミウム化合物、有機ニ
    ッケル化合物、有機カドミウム化合物、有機マンガン化
    合物、有機シリコン化合物、有機アルミニウム化合物の
    群の中から選ばれる一種又は二種以上を含むことを特徴
    とする請求項1〜請求項14いずれかの配線膜形成方
    法。
  16. 【請求項16】 金属有機化合物を含む溶液は、その溶
    剤が炭素数5〜30の炭化水素であることを特徴とする
    請求項1〜請求項15いずれかの配線膜形成方法。
  17. 【請求項17】 バリア膜がチタン、タンタル、タング
    ステン、白金、パラジウム、前記金属の窒化物、又は前
    記金属のシリサイドからなることを特徴とする請求項1
    〜請求項16いずれかの配線膜形成方法。
  18. 【請求項18】 請求項1〜請求項17いずれかの配線
    膜形成方法により形成されてなる配線膜構造。
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