JP2000261336A - 衛星放送受信用コンバータ - Google Patents

衛星放送受信用コンバータ

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JP2000261336A
JP2000261336A JP11057150A JP5715099A JP2000261336A JP 2000261336 A JP2000261336 A JP 2000261336A JP 11057150 A JP11057150 A JP 11057150A JP 5715099 A JP5715099 A JP 5715099A JP 2000261336 A JP2000261336 A JP 2000261336A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイキャストフレームを用いなくとも衛星電
波を受信することを可能となし、コストを低減できる衛
星放送受信用コンバータを提供する。 【解決手段】 プリント回路基板19と、このプリント
回路基板19に設けられ、パラボラアンテナを介して衛
星電波を受信するアンテナ部材21とを備え、このアン
テナ部材21を導電箔からなるパッチアンテナで構成
し、前記アンテナ部材21をプリント回路基板19の一
方の面に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星放送受信用コ
ンバータに係り、特にパラボラアンテナを介して衛星電
波を受信するアンテナ構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はかかる衛星放送受信用コンバータ
の従来例を示す分解斜視図であり、この衛星放送受信用
コンバータ51は、互いに結合・一体化されて筐体を形
成する上ケース52及び下ケース53と、これら上・下
ケース52,53の内部に収納されたコンバータ本体と
で構成されており、上・下ケース52,53には、結合
・一体化された際に筒部を形成する小径部52a,53
a及び大径部52b,53bが各々形成されている。一
方、前記コンバータ本体は、ダイキャストフレーム54
を有し、このダイキャストフレーム54は、内部中空の
筐体部54aと、この筐体部54aの一側面に連設され
た小筒部54bと、この小筒部54bの一端部に一体に
形成された大筒部54cとから構成され、筐体部54a
の他側面側は開放されている。そして、これら筐体部5
4aと小筒部54bと大筒部54cとはその内部が各々
連通されており、大筒部54cの一端部には、リング状
のゴムパッキン55が挿通されてカップ状の防水キャッ
プ56が嵌め込まれている。
【0003】また、前記コンバータ本体は、アンテナ部
材としてのプローブ57を支持するプリント回路基板5
8と、このプリント回路基板58に形成された回路部
(不図示)を収納するダイキャストカバー59と、この
ダイキャストカバー59に貼付されるメタルカバー60
を有し、これらプリント回路基板58とダイキャストカ
バー59及びメタルカバー60は重ね合わされ、プロー
ブ57を筐体部54a内に位置させた状態で取付ねじ6
1によりダイキャストフレーム54に固定されている。
そして、前記コンバータ本体は、防水キャップ56を大
径部52b,53bから外方へ突出させて上・下ケース
52,53の内部に収納されている。
【0004】このように構成された衛星放送受信用コン
バータ51は、図示を省略した皿状のパラボラアンテナ
に取り付けられ、このパラボラアンテナを介して衛星電
波が防水キャップ56を貫通し、大筒部54c、小筒部
54bと伝わってプローブ57にて受信され、こうして
得られた受信信号を前記回路部(不図示)で増幅・周波
数変換することにより、テレビやビデオ等の図示せぬ受
信機に入力するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の衛星放送受信用コンバータ51にあっては、ダ
イキャストフレーム54は、ダイキャストを鋳造型に流
し込んで形成する関係上肉厚が厚くなり材料費が高く、
また、寸法精度を出すために切削加工が必要でそのため
に設備や人手がかかり、コスト高になるという欠点を有
している。また、プローブ57をプリント回路基板58
に取り付ける作業が必要になるためコストを押し上げる
という欠点を有している。
【0006】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ダイキャストフレームを用いな
くとも衛星電波を受信することを可能となし、コストを
低減できる衛星放送受信用コンバータを提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の衛星放送受信用コンバータは、プリント回
路基板と、このプリント回路基板に設けられ、パラボラ
アンテナを介して衛星電波を受信するアンテナ部材とを
備え、このアンテナ部材を導電箔からなるパッチアンテ
ナで構成し、前記アンテナ部材を前記プリント回路基板
の一方の面に形成したことを最も主要な特徴としてい
る。
【0008】また、上記構成において、前記プリント回
路基板を取り付けるメタルフレームと、このメタルフレ
ームに取り付けられるメタルカバーとを備え、前記メタ
ルフレームの一端面側に前記プリント回路基板を前記ア
ンテナ部材が外方に露出された状態で取り付けるととも
に、前記メタルフレームの他端面側に前記メタルカバー
を取り付けて、前記プリント回路基板と前記メタルフレ
ームと前記メタルカバーとを一体に構成した。
【0009】さらに、上記構成において、互いに結合・
一体化されて筐体を形成する合成樹脂製の第1,第2の
ケースを備え、この第2のケースに薄肉部を形成し、前
記プリント回路基板と前記メタルフレームと前記メタル
カバーとを前記第1,第2のケース内に収納して前記ア
ンテナ部材と前記薄肉部とを対向させ、前記第1,第2
のケース内を密封した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の衛星放送受信用コ
ンバータの一実施形態を図1乃至図2を用いて説明す
る。
【0011】この衛星放送受信用コンバータ1は、互い
に結合・一体化されて筐体を形成する第1,第2のケー
ス2,12と、これら第1,第2のケース2,12の間
に介在する封止材としてのゴムパッキン10と、第1,
第2のケース2,12の内部に収納されたコンバータ本
体とから構成されている。
【0012】第1のケース2は、合成樹脂材料を4角箱
状に成形してなるもので、上壁部3と下壁部4及び側壁
部5,6,7とを有しており、これら上・下壁部3,4
及び側壁部5,6,7の端面には溝部8が形成されてい
る。また、下壁部4には半円形状の切欠部4aが形成さ
れており、この切欠部4aを除く上・下壁部3,4及び
側壁部5,7の内壁面には係合凹部9が形成されてい
る。
【0013】ゴムパッキン10は、ゴム材料をロの字状
に成形してなるもので、下辺部11には、その一部が取
り除かれて切欠部11aが形成されている。そして、こ
のゴムパッキン10は、切欠部11aが第1のケース2
の切欠部4aに対応した状態で、第1のケース2の溝部
8に嵌め込まれている。
【0014】第2のケース12は、合成樹脂材料を4角
箱状に成形してなるもので、上壁部13と下壁部14及
び側壁部15,16,17を有しており、側壁部16に
は外方に膨出する円形の薄肉部16aが形成されてい
る。また、下壁部14には半円形状の切欠部14aが形
成されており、この切欠部14aを除く上・下壁部1
3,14及び側壁部15,17にはフック部18が設け
られている。そして、この第2のケース12は、フック
部18を係合凹部9に掛止して第1のケース2と結合・
一体化されており、切欠部14aが第1のケース2の切
欠部4aに対応し、上・下壁部13,14及び側壁部1
5,17の各端面がゴムパッキン11に圧接した状態と
なっている。
【0015】前記コンバータ本体は、合成樹脂製のプリ
ント回路基板19と、プリント回路基板19を取り付け
るメタルフレーム24と、メタルフレーム24に取り付
けられるメタルカバー34とが一体に構成されて成って
いる。
【0016】プリント回路基板19は、その一方の面に
角形の切欠部20aを有する銅箔20が形成されてお
り、この切欠部20内にアンテナ部材としての銅箔製の
パッチアンテナ21が印刷やエッチング等により4つ設
けられている。また、プリント回路基板19の他方の面
には、抵抗やコンデンサ等の電気素子を備えた回路部2
2が形成されており、この回路部22とパッチアンテナ
21とは図示せぬスルホールを介して接続されている。
また、プリント回路基板19の左右両縁部には、係合切
欠23が形成されている。
【0017】メタルフレーム24は、鉄製平板等の導電
性を有する板金から4角枠状に形成され、上板部25と
下板部26及び側板部27,28とを備えており、側板
部27,28の一端面には係合突起29が形成されてい
る。このメタルフレーム24内は、上板部25と側板部
27,28とを連結する連結板30と、下板部26と側
板部27,28とを連結する連結板31とによって複数
に分割されている。また、下板部26には同軸線32が
支持されており、この同軸線32には封止材としてのリ
ング状のゴムパッキン33が嵌め込まれている。そし
て、このメタルフレーム24の一端面側には、係合突起
29にプリント回路基板19が係合切欠23を係合させ
て取り付けられており、同軸線32が回路部22と接続
されて、パッチアンテナ21がメタルフレーム24の外
方に露出した状態となっている。
【0018】メタルカバー34は、鉄製平板等の導電性
を有する板金から4角箱形状に形成され、上板部35と
下板部36及び側板部37,38,39とを備えてい
る。そして、このメタルカバー34は、半田付けやかし
め等の適宜手段によりメタルフレーム24の他端面側に
取り付けられており、内部にメタルフレーム24の上・
下板部25,26及び側板部37,39の各々他端面側
が位置している。
【0019】次に、このように構成された衛星放送受信
用コンバータ1の組立方法を説明すると、先ず、係合切
欠23を係合突起29に係合させて、銅箔20及びパッ
チアンテナ21と回路部22とが形成されたプリント回
路基板19をメタルフレーム24の一端面側に取り付
け、メタルフレーム24の下板部26に支持された同軸
線32と回路部22とを半田付けにより接続する。次
に、同軸線32にゴムパッキン33を嵌め込み、次い
で、メタルカバー34の内部にメタルフレーム24の上
・下板部25,26及び側板部27,28の各々他端面
側を位置させて、半田付けやかしめ等の適宜手段によっ
てメタルカバー34をメタルフレーム24の他端面側に
取り付け、前記コンバータ本体の組立が完了する。
【0020】次に、ゴムパッキン10を第1のケース2
の溝部8に切欠部11a,4a同士を対応させて嵌め込
み、次いで、前記コンバータ本体を第1のケース2内に
収納し、ゴムパッキン33を切欠部4a上に載置して同
軸線32を第1のケース2から突出させる。しかる後、
第2のケース12を第1のケース2に切欠部14a,4
a同士を対応させて組み合わせると、初めフック部18
の先端部が第1のケース2の上・下壁部3,4及び側壁
部5,7の各々端面にぶつかった状態となり、この状態
で更に第2のケース12を押し込むと第2のケース12
の弾性によってフック部18が内方に撓み、フック部1
8の先端部が係合凹部9に位置したときにフック部18
は元の状態に復帰し、フック部18が係合凹部9に掛け
止めされて第1,第2のケース2,12が互いに結合・
一体化される。
【0021】このようにして衛星放送受信用コンバータ
1の組立は完了するが、組立後においては、前記コンバ
ータ本体が第1,第2のケース2,12内に収納されて
パッチアンテナ21が第2のケース12の薄肉部16a
と対向し、また、第2のケース12の上・下壁部13,
14及び側壁部15,17の各端面がゴムパッキン10
に圧接するとともに、切欠部14aがゴムパッキン33
に押圧した状態で当接し、ゴムパッキン10,33を圧
縮させて第1,第2のケース2,12内が密封された状
態となっている。
【0022】しかして、このように組み立てられた衛星
放送受信用コンバータ1は、図示を省略した皿状のパラ
ボラアンテナに取り付けられ、このパラボラアンテナを
介して衛星電波が、第2のケース12の薄肉部16aを
貫通しパッチアンテナ21にて受信され、こうして得ら
れた受信信号が回路部22で増幅・周波数変換されて同
軸線32から導出され、テレビやビデオ等の図示せぬ受
信機に入力される。
【0023】そして、回路部22は、その周囲全体がプ
リント回路基板19の一方の面に形成された銅箔22と
メタルフレーム24とメタルカバー34とによって覆わ
れているので、衛星放送受信用コンバータ1の外部から
のノイズを遮蔽でき、この外部ノイズによる影響を受け
ることなく安定且つ正確な動作ができるようになってい
る。
【0024】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】プリント回路基板と、このプリント回路基
板に設けられ、パラボラアンテナを介して衛星電波を受
信するアンテナ部材とを備え、このアンテナ部材を導電
箔からなるパッチアンテナで構成し、前記アンテナ部材
を前記プリント回路基板の一方の面に形成したので、ダ
イキャストフレームを用いなくとも衛星電波を受信する
ことを可能となし、コストを低減できる衛星放送受信用
コンバータを提供することができる。この場合、前記ア
ンテナ部材の形成に際し、印刷やエッチングを用いる
と、前記アンテナ部材を前記プリント基板に簡単に形成
でき、コスト低減に有効である。
【0026】また、前記プリント回路基板を取り付ける
メタルフレームと、このメタルフレームに取り付けられ
るメタルカバーとを備え、前記メタルフレームの一端面
側に前記プリント回路基板を前記アンテナ部材が外方に
露出された状態で取り付けるとともに、前記メタルフレ
ームの他端面側に前記メタルカバーを取り付けて、前記
プリント回路基板と前記メタルフレームと前記メタルカ
バーとを一体に構成すると、前記衛星放送受信用コンバ
ータの組立工程において、前記プリント回路基板と前記
メタルフレームと前記メタルカバーとを一部品として扱
うことができ、取り扱い易くなるため生産性を向上させ
ることができる。
【0027】さらに、互いに結合・一体化されて筐体を
形成する合成樹脂製の第1,第2のケースを備え、この
第2のケースに薄肉部を形成し、前記プリント回路基板
と前記メタルフレームと前記メタルカバーとを前記第
1,第2のケース内に収納して前記アンテナ部材と前記
薄肉部とを対向させ、前記第1,第2のケース内を密封
すると、前記薄肉部を通して前記アンテナ部材が衛星電
波を受信でき、前記アンテナ部材の受信感度を向上させ
ることができるとともに、前記第1,第2のケース内へ
の粉塵や水滴等の異物の侵入を防止でき、この異物によ
る影響を受けることなく安定且つ正確に前記アンテナ部
材が前記衛星電波を受信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衛星放送受信用コンバータの分解斜視
図。
【図2】本発明の衛星放送受信用コンバータの断面図。
【図3】従来の衛星放送受信用コンバータの分解斜視
図。
【符号の説明】
1 衛生放送受信用コンバータ 2 第1のケース 3 上壁部 4 下壁部 4a 切欠部 5 側壁部 6 側壁部 7 側壁部 8 溝部 9 係合凹部 10 ゴムパッキン 11 下辺部 11a 切欠部 12 第2のケース 13 上壁部 14 下壁部 14a 切欠部 15 側壁部 16 側壁部 16a 薄肉部 17 側壁部 18 フック部 19 プリント回路基板 20 銅箔 20a 切欠部 21 パッチアンテナ 22 回路部 23 係合切欠 24 メタルフレーム 25 上板部 26 下板部 27 側板部 28 側板部 29 係合突起 30 連結板 31 連結板 32 同軸線 33 ゴムパッキン 34 メタルカバー 35 上板部 36 下板部 37 側板部 38 側板部 39 側板部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント回路基板と、このプリント回路
    基板に設けられ、パラボラアンテナを介して衛星電波を
    受信するアンテナ部材とを備え、このアンテナ部材を導
    電箔からなるパッチアンテナで構成し、前記アンテナ部
    材を前記プリント回路基板の一方の面に形成したことを
    特徴とする衛星放送受信用コンバータ。
  2. 【請求項2】 前記プリント回路基板を取り付けるメタ
    ルフレームと、このメタルフレームに取り付けられるメ
    タルカバーとを備え、前記メタルフレームの一端面側に
    は前記プリント回路基板が前記アンテナ部材を外方に露
    出させた状態で取り付けられるとともに、前記メタルフ
    レームの他端面側に前記メタルカバーが取り付けられ
    て、前記プリント回路基板と前記メタルフレームと前記
    メタルカバーとが一体に構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の衛星放送受信用コンバータ。
  3. 【請求項3】 互いに結合・一体化されて筐体を形成す
    る合成樹脂製の第1,第2のケースを備え、この第2の
    ケースに薄肉部を形成し、前記プリント回路基板と前記
    メタルフレームと前記メタルカバーとを前記第1,第2
    のケース内に収納して前記アンテナ部材と前記薄肉部と
    を対向させ、前記第1,第2のケース内を密封したこと
    を特徴とする請求項2に記載の衛星放送受信用コンバー
    タ。
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