JP2000261679A - 画像処理方法および画像処理装置 - Google Patents

画像処理方法および画像処理装置

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JP2000261679A
JP2000261679A JP11061262A JP6126299A JP2000261679A JP 2000261679 A JP2000261679 A JP 2000261679A JP 11061262 A JP11061262 A JP 11061262A JP 6126299 A JP6126299 A JP 6126299A JP 2000261679 A JP2000261679 A JP 2000261679A
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color signal
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JP11061262A
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English (en)
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Hitoshi Kokatsu
斉 小勝
Hiroaki Ikegami
博章 池上
Ryosuke Toho
良介 東方
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補間併用型の色変換テーブルの規模を大幅に
増大させることなく、補間誤差を小さくすることができ
るようにする。 【解決手段】 L*データから面積変調型のプリンタの
K(ブラック)網点面積率への変換の場合、負の網点面
積率または100%を超える網点面積率という理論上あ
り得ないテーブル値を想定し、K網点面積率のほぼ−5
0〜150%のレンジを0〜511の9ビットに量子化
して、そのKデータ値の128をK網点面積率の0%に
割り付け、Kデータ値の383をK網点面積率の100
%に割り付ける。入力L*データの最大値255に対し
て、点S3で示すように例えば−5%のK網点面積率を
対応づけ、入力L*データの最小値0に対して、点T3
で示すように例えば110%のK網点面積率を対応づけ
る。ただし、網点面積率としては0〜100%のレンジ
しか取り得ないので、補間演算の結果のK網点面積率が
負のときには0%にクリップし、100%を超えるとき
には100%にクリップする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキャナやデジ
タルカメラなどの画像入力機器によって得られた画像を
コンピュータ上で処理し、または、これらの画像やコン
ピュータ上で生成された画像をプリンタやディスプレイ
などの画像出力機器で出力する、などのために、ある色
信号を別の色信号に色変換する方法および装置、また
は、その色変換のためのテーブルを生成する方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】色変換には、従来は、一次式または高次
多項式を用いることが多かったが、最近は、メモリコス
トの減少やコンピュータ演算能力の向上によって、補間
を併用したテーブル参照型の方式が急速に普及してい
る。
【0003】補間併用テーブル参照型の色変換として
は、特公昭58−16180号に示されている四面体補
間を用いた方式や、第23回画像工学コンファレンス論
文集249ページ「プリズム補間を用いたカラー画像の
RGB−Lab変換」に記述されているプリズム補間を
用いた方式、あるいは公知の立方体補間を用いた方式な
どが知られている。
【0004】最近では、民間団体であるICC(Intern
ational Color Consortium)により、補間併用テーブル
参照型の色変換を含む形で色変換系の規格がICC Pro
fileFormat として公開されており(http:www.color.or
g)、この規格に基づいた多くのカラーマネージメント
システム(CMS)関連製品も出ていて、この規格が事
実上の標準となっている。
【0005】このICC Profile Format によれば、機
器に独立な色信号はXYZ三刺激値かL*a*b*表色
系とされ(この明細書および図面では便宜上、*を真横
に表記する)、XYZ三刺激値では、それぞれ0〜1.
9997、L*a*b*表色系では、0≦L*≦10
0、−128≦a*≦127、−128≦b*≦127
と定められている。さらに、画像処理系に適合するよう
に、XYZ三刺激値では16ビット、L*a*b*表色
系では8ビットまたは16ビットに量子化されるように
定められ、この規則に従って色変換テーブルが構成され
る。
【0006】一方、画像データとしての色信号は、RG
B、L*a*b*、CMYKなど、種々のものがある
が、多くの場合、各色が8ビットに量子化されて取り扱
われる。例えば、CMYKデータでは、通常、それぞれ
0〜100%で表現されるCMYK各色の色材量(面積
変調型のプリンタでは網点面積率と呼ばれる)が0〜2
55の8ビット・256階調に量子化される。したがっ
て、色変換テーブルがCMYK各色のテーブル値で構成
される場合には、そのテーブル値としては0〜100%
を意味する8ビットの値が用いられることが多い。ただ
し、色変換の精度を上げる目的で、0〜100%を0〜
65535の16ビットに量子化してテーブル値とする
場合、さらには固定小数点、浮動小数点などの実数形式
でテーブル値のデータ長を大きくする場合もある。
【0007】補間併用テーブル参照型の色変換では、こ
のように量子化された画像データを取り扱うため、あら
かじめ色信号のレンジまたは範囲が定められる。例え
ば、TIFFと呼ばれる画像フォーマットでは、画像デ
ータの一部に色信号の種類とレンジを埋め込んでおく。
また、ICC Profile Format では、あらかじめ色信号
のレンジを固定して、その取り決めのもとに、テーブル
値などのパラメータを作成し、色変換を実行する。すな
わち、何らかの形で色信号のレンジが決められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の規則に基づいて補間併用型の色変換テーブルのテーブ
ル値を作成すると、いかにテーブル値が正しく作成され
ても、補間誤差によって正しい色変換結果が得られない
領域が発生する。これを、画像入力機器に依存する色信
号を機器に独立な色信号に変換する場合と、機器に独立
な色信号を画像出力機器に依存する色信号に変換する場
合とについて、図6および図7を用いて示す。
【0009】図6は、画像入力機器に依存する色信号を
機器に独立な色信号に変換する場合の例で、理解を容易
にするため、スキャナからのG(グリーン)データから
L*値への1次元の変換として示すが、RGBデータか
らL*a*b*各値への変換のような多次元入力の場合
でも本質的に変わりはない。
【0010】この場合の色変換テーブルは、入力Gデー
タ値が0,32,64,96,128,160,19
2,224,255の9点の代表点に対するテーブル値
として、それぞれ対応するL*値を有し、図のようにプ
ロットされる。代表点以外の入力Gデータ値に対して
は、補間により図のように折れ線近似されることによっ
て出力L*値が求められる。L*値は、0〜100の範
囲に定められたものであるが、L*データとしては、そ
のL*値の0〜100のレンジが0〜255の8ビット
に量子化される。
【0011】注目すべきは、入力Gデータ値が224〜
255の区間である。スキャナで読み取られる原稿とし
て、L*=100(反射率が1)のものは現実にはない
が、点P1のように、入力Gデータの最大値255に対
してL*=100が対応づけられる。これは、コート紙
のような白色度の高い紙や、蛍光体が塗布された紙など
に対処するためである。
【0012】しかし、この場合、入力Gデータ値が22
4〜255の区間の、補間により近似される線として
は、Gデータ値が224のプロットされた点P0から、
Gデータ値が224と255の間で、L*値が100の
点P2を通る線の方が、補間誤差が小さくなり、自然で
好ましいものとなる。
【0013】図7は、機器に独立な色信号を画像出力機
器に依存する色信号に変換する場合の例で、理解を容易
にするため、L*データから面積変調型のプリンタのK
(ブラック)網点面積率への1次元の変換として示す
が、L*a*b*データからCMYK各色の網点面積率
への変換のような多次元入力の場合でも本質的に変わり
はない。
【0014】この場合の色変換テーブルは、入力L*デ
ータ値が0,32,64,96,128,160,19
2,224,255の9点の代表点に対するテーブル値
として、それぞれ対応するK網点面積率を有し、図のよ
うにプロットされる。代表点以外の入力L*データ値に
対しては、補間により図のように折れ線近似されること
によって、出力のK網点面積率が求められる。K網点面
積率は、0〜100%の範囲に限られているが、Kデー
タとしては、そのK網点面積率の0〜100%のレンジ
が0〜255の8ビットに量子化される。
【0015】図示するように、機器に独立な色信号を画
像出力機器に依存する色信号に変換する場合にも、TR
C(Tone Reproduction Curve )の再現開始点および1
00%の階調になるべき点を、それぞれ入力L*データ
の最大値255の点S1および最小値0の点T1にした
のでは、補間誤差が大きくなる。
【0016】これを、さらに図8を用いて示す。図8
は、図7のL*データ値が224〜255の区間を拡大
して示したもので、K網点面積率として正負を示してい
るが、理論上および実際上はK網点面積率は正の0〜1
00%の範囲である。図中の線A1,A2は、実測値に
基づく正しい値であり、線A3は、入力L*データの最
大値255に対してK網点面積率0%を対応させた場合
である。したがって、この場合の補間誤差は矢印Eの長
さで表される。図7のL*データ値が0〜32の区間
や、図6のGデータ値が224〜255の区間について
も、同様である。
【0017】このように、従来の方法では、一般に出力
色信号のレンジ両端で補間誤差が大きくなる。図6およ
び図7は、1次元の変換を例示したので、白や黒に再現
されるべき局所的な領域で生じる現象としているが、実
際上は画像出力機器の色域内の色域外郭に近い領域で発
生するものであり、かなり広範囲の領域で生じる現象で
ある。
【0018】このような補間誤差を小さくするには、色
変換テーブルの格子点間隔を小さくして、折れ線を理想
的な曲線に近づければよいことは、言うまでもない。し
かしながら、この方法では、色変換テーブルの規模が著
しく増大する。例えば、RGBデータからL*値への変
換のような3次元入力の場合で、格子点数が9×9×9
=729、出力の例えばL*データが8ビットのときに
は、729バイトの色変換テーブルとなるが、格子点間
隔を各軸方向に1/2にして、格子点数を17×17×
17=4913にすると、出力の例えばL*データが8
ビットのとき、4913バイトの色変換テーブルとな
る。
【0019】そこで、この発明は、補間併用型の色変換
テーブルの規模を大幅に増大させることなく、補間誤差
を小さくすることができ、自然な色変換を行うことがで
きるようにしたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の画像処理方法
は、定められた範囲の一次元以上の入力色信号を定めら
れた値域の出力色信号に変換する方法であって、入力色
信号の複数の代表点につき事前にまたは別途算出された
出力色信号の値をテーブル値として記憶手段に格納し、
この記憶手段に格納されたテーブル値のうちの、入力色
信号の値に対応する複数のテーブル値から、補間演算に
よって変換後の出力色信号の値を算出する方法におい
て、特に、前記記憶手段に前記定められた値域を超えた
値をテーブル値として保持し、前記補間演算の結果が前
記定められた値域を超えているときには、その補間演算
の結果を前記定められた値域内にクリップするものであ
る。
【0021】
【作用】上記の方法による、この発明の画像処理方法に
おいては、テーブル値のデータ長を1ビット増加させる
だけで、あるいは増加させることなく入力色信号を圧縮
することによって、補間誤差を小さくすることができ、
自然な色変換を行うことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】〔方法としての実施形態〕 (第1の実施形態)第1の実施形態では、テーブル値の
データ長を1ビット増加させることによって、テーブル
値のレンジを拡張して、負のL*値または100を超え
るL*値、あるいは負の網点面積率または100%を超
える網点面積率のような、定められた値域を超えた値の
テーブル値を算出し、色変換テーブルとして記憶手段に
格納する。
【0023】図1に示すように、GデータをL*値に変
換する場合には、L*値の定められた0〜100のレン
ジを0〜255の8ビットに量子化する代わりに、例え
ば、L*値のほぼ−50〜150のレンジを0〜511
の9ビットに量子化して、そのL*データ値の128を
L*値の0に割り付け、L*データ値の383をL*値
の100に割り付ける。ただし、L*値としては0〜1
00のレンジしか取り得ないので、後述するように、補
間演算の結果のL*データ値が上記の128〜383の
範囲を超える(127以下または384以上となる)と
きには、補間演算の結果のL*データ値を128または
383にクリップする。
【0024】そして、点P1(Gデータ値が255、L
*値が100)の代わりに、点P3(Gデータ値が25
5、L*値が例えば120)を格子点として、そのL*
値(例えば120)を、255の入力Gデータ値に対す
るテーブル値として、色変換テーブルを構成し、補間演
算によって入力Gデータを出力L*値に変換する。
【0025】したがって、この例では、入力Gデータ値
が224〜255の区間では、点P0(Gデータ値が2
24、L*値が100より小さい値)と上記の点P3と
を結ぶ直線に沿う補間演算がなされ、入力Gデータ値が
224〜255の区間においても、補間誤差が小さくな
る。
【0026】ただし、L*値としては0〜100のレン
ジしか取り得ないので、補間演算の結果のL*値が10
0(L*データ値が383)を超えるときには、そのL
*値を100(L*データ値を383)にクリップす
る。
【0027】図2に示すように、L*データをK網点面
積率に変換する場合には、K網点面積率の理論上とり得
る0〜100%のレンジを0〜255の8ビットに量子
化する代わりに、例えば、K網点面積率のほぼ−50〜
150%のレンジを0〜511の9ビットに量子化し
て、そのKデータ値の128をK網点面積率の0%に割
り付け、Kデータ値の383をK網点面積率の100%
に割り付ける。ただし、K網点面積率としては0〜10
0%のレンジしか取り得ないので、後述するように、補
間演算の結果のKデータ値が上記の128〜383の範
囲を超える(127以下または384以上となる)とき
には、補間演算の結果のKデータ値を128または38
3にクリップする。
【0028】そして、点S1(L*データ値が255、
K網点面積率が0%)および点T1(L*データ値が
0、K網点面積率が100%)の代わりに、点S3(L
*データ値が255、K網点面積率が例えば−5%)お
よび点T3(L*データ値が0、K網点面積率が例えば
110%)を格子点として、それぞれのK網点面積率
(例えば−5%および110%)を、それぞれ255お
よび0の入力L*データ値に対するテーブル値として、
色変換テーブルを構成し、補間演算によって入力L*デ
ータを出力のK網点面積率に変換する。
【0029】したがって、この例では、入力L*データ
値が224〜255の区間では、図8にも示すような点
S0(L*データ値が224、K網点面積率が0%より
大きい値)と上記の点S3とを結ぶ直線A1,Fに沿う
補間演算がなされ、入力L*データ値が0〜32の区間
では、上記の点T3と点T0(L*データ値が32、K
網点面積率が100%より小さい値)とを結ぶ直線に沿
う補間演算がなされ、入力L*データ値が224〜25
5の区間、および0〜32の区間においても、補間誤差
が小さくなる。
【0030】ただし、網点面積率としては0〜100%
のレンジしか取り得ないので、補間演算の結果のK網点
面積率が負(Kデータ値が127以下)のときには、図
8の直線A2で示すように、そのK網点面積率を0%
(Kデータ値を128)にクリップし、補間演算の結果
のK網点面積率が100%(Kデータ値が383)を超
えるときには、そのK網点面積率を100%(Kデータ
値を383)にクリップする。
【0031】上述した第1の実施形態によれば、テーブ
ル値のデータ長を1ビット増加させるだけで、補間誤差
を小さくすることができる。例えば、RGBデータから
L*値への変換のような3次元入力の場合で、格子点数
が9×9×9=729のときには、出力の例えばL*デ
ータを9ビットにしても、約820バイトの色変換テー
ブルでよく、上述したように格子点間隔を小さくする場
合に比べて色変換テーブルの規模を著しく小さくするこ
とができる。
【0032】一般に、画像入力機器に依存する色信号を
機器に独立な色信号に変換する場合には、三刺激値が1
を上回る値または0を下回る値、あるいは三刺激値から
導出される色空間上において理論上あり得ない値を、定
められた値域を超えた値のテーブル値として算出し、色
変換テーブルを構成する記憶手段に格納すればよい。
【0033】また、機器に独立な色信号を画像出力機器
に依存する色信号に変換する場合には、画像出力機器が
プリンタであるときには、そのプリンタが再現し得る最
高濃度を上回る値または最低濃度を下回る値を、図1の
例のように画像出力機器が面積変調型のプリンタである
ときには、網点面積率が100%を上回る値または0%
を下回る値を、画像出力機器がCRTディスプレイのよ
うな発光体を用いたディスプレイであるときには、その
ディスプレイの各発光色の最高輝度を上回る値または最
低輝度を下回る値を、画像出力機器が反射型ディスプレ
イであるときには、その反射型ディスプレイについての
色変換係数を決定する照明条件の下での最高輝度を上回
る値または最低輝度を下回る値を、それぞれ、定められ
た値域を超えた値のテーブル値として算出し、色変換テ
ーブルを構成する記憶手段に格納すればよい。
【0034】上述した色変換テーブル生成方法または画
像処理方法は、ディスクなどの記録媒体に記述された処
理プログラムによってコンピュータ上で実現することが
できるが、一部の工程をハードウエアによって行うこと
もできる。
【0035】(第2の実施形態)第2の実施形態では、
テーブルの大きさを変えずに、入力色信号を圧縮するこ
とによって、テーブル値のレンジを拡張して、負のL*
値または100を超えるL*値、あるいは負の網点面積
率または100%を超える網点面積率のような、定めら
れた値域を超えた値のテーブル値を算出し、色変換テー
ブルとして記憶手段に格納する。
【0036】テーブル値のデータ長を8ビットとする
と、この実施形態では、図3(A)に示すような1次元
テーブルによって、8ビット、0〜255の入力色デー
タDinを64〜192の範囲に圧縮する。ただし、丸
印を付した代表点の間については、四捨五入の補間演算
によって、出力値Daを整数化して算出する。
【0037】このように入力色データDinを出力値D
aの64〜192の範囲に圧縮するので、出力値Daの
0〜63および193〜255の範囲に、負のL*値ま
たは100を超えるL*値、あるいは負の網点面積率ま
たは100%を超える網点面積率のような、定められた
値域を超えた値を、割り付けることができる。
【0038】この出力値Daを、同図(B)に示すよう
な別の1次元テーブルの入力値として、出力値Dbに変
換する。これによって、負のL*値または100を超え
るL*値、あるいは負の網点面積率または100%を超
える網点面積率のような、定められた値域を超えた値
が、出力値Dbに割り付けられる。この場合も、代表点
の間については、補間演算によって出力値Dbを算出す
る。
【0039】そして、この出力値Dbを、同図(C)に
示すような別の1次元テーブルの入力値として、出力色
データDoutに変換する。このテーブルは、入力値D
bが0〜63または193〜255のとき、出力色デー
タDoutを0または255にクリップする特性のもの
である。入力値Dbの64〜192の範囲については、
補間演算によって出力色データDoutを算出する。
【0040】以上は、1次元の入力色信号の場合である
が、多次元の入力色信号の場合には、図3(A)(B)
および(C)のような1次元テーブルが次元数分、必要
となる。
【0041】図3の例は、8ビットの半分の4ビット分
に、定められた値域を超えた値を割り付ける場合である
が、その割合は任意である。ただし、この割合が少ない
ほど、入力色信号が有する情報を減少させずに済む利点
がある。
【0042】〔装置としての実施形態〕 (色変換テーブル生成装置の例)図4は、この発明の色
変換テーブル生成装置の一例を示し、その色変換テーブ
ル生成装置10は、データ取り込み手段11、データ記
憶手段12、テーブル値演算手段13およびテーブル出
力手段14によって構成される。
【0043】この例は、L*a*b*データからプリン
タ用のCMYKデータへの変換のための色変換テーブル
を生成する場合で、データ取り込み手段11によって、
外部から与えられる、複数の網点面積率データと、それ
に基づいてプリンタから採取された色票のL*a*b*
測色値との対を取り込んで、データ記憶手段12に書き
込む。
【0044】データ記憶手段12は、テーブル値演算手
段13の要求に応じて、その網点面積率データおよびL
*a*b*測色値をテーブル値演算手段13に送出し、
テーブル値演算手段13は、その網点面積率データおよ
びL*a*b*測色値と、外部から与えられるL*a*
b*代表点データとから、テーブル値としてのCMYK
データを、浮動小数点の形式で算出して、テーブル出力
手段14に送出し、テーブル出力手段14は、外部から
与えられる出力形式情報に基づいて、そのテーブル値と
してのCMYKデータを、整数化するとともに、所定の
テーブルフォーマットに変換して出力する。
【0045】スキャナからのRGBデータからL*a*
b*データへの変換のための色変換テーブルを生成する
場合には、データ取り込み手段11によって、スキャナ
読み取り用の色票のL*a*b*測色値と、色票が実際
にスキャナで読み取られることにより得られたRGBデ
ータとの対を取り込み、テーブル値演算手段13では、
そのL*a*b*測色値およびRGBデータと、外部か
ら与えられるRGB代表点データとから、テーブル値と
してのL*a*b*データを算出するようにすればよ
い。
【0046】(画像処理装置の例)図5は、この発明の
画像処理装置の一例を示し、その画像処理装置20は、
色変換テーブル記憶手段21、補間演算手段22および
クリップ手段23によって構成される。
【0047】色変換テーブル記憶手段21には、図4に
示したような色変換テーブル生成装置によって生成され
た色変換テーブルが格納される。補間演算手段22は、
入力画像データの上位ビットによって、色変換テーブル
記憶手段21に格納された色変換テーブルを索引し、そ
の読み出されたテーブル値を、入力画像データの下位ビ
ットによって補間演算して、出力画像データを算出し、
クリップ手段22に送出する。クリップ手段22は、そ
の出力画像データを、外部から与えられるクリップデー
タに基づいてクリップして出力する。補間演算手段22
での補間方法は、四面体補間、プリズム補間、立方体補
間などのいずれでもよい。
【0048】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、補
間併用型の色変換テーブルの規模を大幅に増大させるこ
となく、補間誤差を小さくすることができ、色域がより
正確に表現され、かぶりや飛びのない良好な出力画像信
号を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法の一例を示す図である。
【図2】この発明の方法の他の例を示す図である。
【図3】この発明の方法のさらに他の例を示す図であ
る。
【図4】この発明の色変換テーブル生成装置の一例を示
す図である。
【図5】この発明の画像処理装置の一例を示す図であ
る。
【図6】従来の方法の一例を示す図である。
【図7】従来の方法の他の例を示す図である。
【図8】図2および図7の一部を拡大して示す図であ
る。
【符号の説明】
10…色変換テーブル生成装置 20…画像処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東方 良介 神奈川県足柄上郡中井町境430 グリーン テクなかい富士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B057 AA11 BA28 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE18 CH07 CH11 CH18 5C076 AA26 BA06 BA07 5C077 LL17 MP08 NN03 PP14 PP31 PP32 PP33 PP36 PP38 PQ08 PQ22 PQ23 RR19 SS07 TT02 TT06 5C079 HB01 HB03 HB08 HB11 LA31 LB02 MA01 MA05 NA10 PA02 PA03 PA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定められた範囲の一次元以上の入力色信号
    を定められた値域の出力色信号に変換するための色変換
    テーブルのテーブル値を算出する方法であって、 前記定められた値域を超えた値をテーブル値として算出
    することを特徴とする色変換テーブル生成方法。
  2. 【請求項2】定められた範囲の一次元以上の入力色信号
    を定められた値域の出力色信号に変換するための色変換
    テーブルのテーブル値を算出する装置であって、 前記定められた値域を超えた値がテーブル値として算出
    されることを特徴とする色変換テーブル生成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の色変換テーブル生成装置におい
    て、 前記入力色信号が画像入力機器に依存する色信号であ
    り、前記出力色信号が機器に独立な色信号であるときに
    は、前記定められた値域を超えた値のテーブル値とし
    て、三刺激値が1を上回る値または0を下回る値、ある
    いは三刺激値から導出される色空間上において理論上あ
    り得ない値が、算出されることを特徴とする色変換テー
    ブル生成装置。
  4. 【請求項4】請求項2の色変換テーブル生成装置におい
    て、 前記入力色信号が機器に独立な色信号であり、前記出力
    色信号が画像出力機器に依存する色信号である場合に
    は、前記定められた値域を超えた値のテーブル値とし
    て、前記画像出力機器がプリンタであるときには、その
    プリンタが再現し得る最高濃度を上回る値または最低濃
    度を下回る値が、前記画像出力機器が面積変調型のプリ
    ンタであるときには、網点面積率が100%を上回る値
    または0%を下回る値が、前記画像出力機器が発光体を
    用いたディスプレイであるときには、そのディスプレイ
    の各発光色の最高輝度を上回る値または最低輝度を下回
    る値が、前記画像出力機器が反射型ディスプレイである
    ときには、その反射型ディスプレイについての色変換係
    数を決定する照明条件の下での最高輝度を上回る値また
    は最低輝度を下回る値が、算出されることを特徴とする
    色変換テーブル生成装置。
  5. 【請求項5】定められた範囲の一次元以上の入力色信号
    を定められた値域の出力色信号に変換する方法であっ
    て、入力色信号の複数の代表点につき事前にまたは別途
    算出された出力色信号の値をテーブル値として記憶手段
    に格納し、この記憶手段に格納されたテーブル値のうち
    の、入力色信号の値に対応する複数のテーブル値から、
    補間演算によって変換後の出力色信号の値を算出する方
    法において、 前記記憶手段に前記定められた値域を超えた値をテーブ
    ル値として保持し、前記補間演算の結果が前記定められ
    た値域を超えているときには、その補間演算の結果を前
    記定められた値域内にクリップすることを特徴とする画
    像処理方法。
  6. 【請求項6】定められた範囲の一次元以上の入力色信号
    を定められた値域の出力色信号に変換する装置であっ
    て、入力色信号の複数の代表点につき事前にまたは別途
    算出された出力色信号の値がテーブル値として格納され
    る、または格納された記憶手段を備え、この記憶手段に
    格納されたテーブル値のうちの、入力色信号の値に対応
    する複数のテーブル値から、補間演算によって変換後の
    出力色信号の値が算出される装置において、 前記記憶手段に前記定められた値域を超えた値がテーブ
    ル値として保持され、前記補間演算の結果が前記定めら
    れた値域を超えているときには、その補間演算の結果が
    前記定められた値域内にクリップされることを特徴とす
    る画像処理装置。
  7. 【請求項7】請求項6の画像処理装置において、 前記入力色信号が画像入力機器に依存する色信号であ
    り、前記出力色信号が機器に独立な色信号であるときに
    は、前記定められた値域を超えた値のテーブル値とし
    て、三刺激値が1を上回る値または0を下回る値、ある
    いは三刺激値から導出される色空間上において理論上あ
    り得ない値が、前記記憶手段に保持されることを特徴と
    する画像処理装置。
  8. 【請求項8】請求項6の画像処理装置において、 前記入力色信号が機器に独立な色信号であり、前記出力
    色信号が画像出力機器に依存する色信号である場合に
    は、前記定められた値域を超えた値のテーブル値とし
    て、前記画像出力機器がプリンタであるときには、その
    プリンタが再現し得る最高濃度を上回る値または最低濃
    度を下回る値が、前記画像出力機器が面積変調型のプリ
    ンタであるときには、網点面積率が100%を上回る値
    または0%を下回る値が、前記画像出力機器が発光体を
    用いたディスプレイであるときには、そのディスプレイ
    の各発光色の最高輝度を上回る値または最低輝度を下回
    る値が、前記画像出力機器が反射型ディスプレイである
    ときには、その反射型ディスプレイについての色変換係
    数を決定する照明条件の下での最高輝度を上回る値また
    は最低輝度を下回る値が、前記記憶手段に保持されるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】定められた範囲の一次元以上の入力色信号
    を定められた値域の出力色信号に変換する装置であっ
    て、入力色信号の複数の代表点につき事前にまたは別途
    算出された出力色信号の値がテーブル値として格納され
    る、または格納された記憶手段を備え、この記憶手段に
    格納されたテーブル値のうちの、入力色信号の値に対応
    する複数のテーブル値から、補間演算によって変換後の
    出力色信号の値が算出される装置において、 前記入力色信号が圧縮されることによって、前記記憶手
    段に前記定められた値域を超えた値がテーブル値として
    保持され、前記補間演算の結果が前記定められた値域を
    超えているときには、その補間演算の結果が前記定めら
    れた値域内にクリップされることを特徴とする画像処理
    装置。
  10. 【請求項10】請求項1の色変換テーブル生成方法また
    は請求項5の画像処理方法を実行する処理プログラムが
    記述された記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7352893B2 (en) 2003-07-09 2008-04-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Representing extended color gamut information
JP2008178047A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
US7706036B2 (en) 2001-11-13 2010-04-27 Seiko Epson Corporation Color conversion program, apparatus, and method enabling high precision color conversion
JP2011211492A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Seiko Epson Corp データ変換装置、映像表示装置およびデータ変換方法

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