JP2000261686A - 画像処理装置、方法及び記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、方法及び記録媒体Info
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Abstract
撮影記録特性に起因する色バランスの偏倚及び光源に起
因する色バランス偏倚を高精度に補正する。 【解決手段】 1本の写真フィルムに記録された複数の
画像の画像データに基づいて、個々の画像毎に、グレー
バランスを推定して色バランスの補正条件(規格化条
件)を演算し(100) 、該補正条件に従って画像データを
補正(102) した後に、グレー候補画素から処理対象の画
像のハイライト画素を抽出してハイライト色ベクトルHL
を求め(104〜112)、ベクトルHLと各画素の色ベクトルCP
との色相角差の余弦を各々演算し、その最小値(色相角
相関T)を求める(116〜122)。そして色相角相関T及び
ベクトルHLの大きさHに基づいて異種光源度αを演算
し、光源に起因する色バランス偏倚に対する補正量Cを
演算設定する。
Description
及び記録媒体に係り、特に、被写体が撮影記録されるこ
とで形成された原画像を表す画像データに対し、少なく
とも被写体の撮影記録時の光源に起因する原画像の色バ
ランス偏倚を補正する画像処理方法、該画像処理方法を
適用可能な画像処理装置、及びコンピュータを前記画像
処理装置として機能させるためのプログラムが記録され
た記録媒体に関する。
等によって被写体が撮影記録された写真フィルムに対し
て現像等の処理を行うことで写真フィルム上に可視化さ
れる画像(写真フィルムに撮影記録された画像)の色バ
ランスは、写真フィルムそのものの特性や現像処理にお
ける処理条件等(以下、これらをフィルム特性と総称す
る)の影響を受け、撮影時の被写体の色バランスに対し
て偏倚している。このため、写真フィルムに撮影記録さ
れた画像を印画紙等の記録材料に記録したり、ディスプ
レイ等の表示手段に表示するにあたっては、記録材料に
記録される画像や表示手段に表示される画像(以下、こ
れらを出力画像と総称する)の色バランスが撮影時の被
写体の色バランスに一致するように(撮影時の被写体の
グレーの部分が出力画像上でグレーとして再現されるよ
うに)出力画像の色バランスを補正する必要がある。
て、写真フィルムに撮影記録された画像(原画像)のハ
イライトに相当する画素(例えばネガ画像では最大濃度
の画素、ポジ画像では最小濃度の画素)の色を白、原画
像のシャドーに相当する画素(例えばネガ画像では最小
濃度の画素、ポジ画像では最大濃度の画素)の色を黒と
仮定して、撮影時の被写体のグレー部分の原画像上での
色バランスを表すグレーバランスを推定し、推定したグ
レーバランスを基準として出力画像の色バランスを補正
する方法が知られている。この方法では、原画像からハ
イライトに相当する画素及びシャドーに相当する画素を
各々抽出し、グレーバランスを表すグレー軸として、例
えばRGB濃度座標上での双方の画素に対応する点を直
線で結んだ軸を求めている。
ロボを使用して人物を撮影した画像において人物の顔の
頬の部分(肌色の部分)がハイライトとなっている等の
ように、原画像中のハイライトに相当する画素の色が白
でない場合に、適正なグレーバランスを表すグレー軸を
求めることができず(シャドーについても同様)、出力
画像の色バランスが前記ハイライトに相当する画素の色
の補色の色に偏倚する(ハイライトフェリアという)。
上記のようなハイライトフェリアの生じ易い原画像の出
現頻度は比較的高く、適正な色バランスの出力画像が得
られる確率が低いという問題があった。
(例えばR,G,B)毎のLATD(積算透過濃度)が
一定の画像を、色バランスが撮影時の被写体の色バラン
スに一致している画像(グレーバランスがとれている画
像)とみなし、原画像の各成分色(例えばR,G,B)
毎のLATD(積算透過濃度)を測定し、出力画像の各
成分色毎のLATDが一定となるように出力画像の色バ
ランスを補正する方法も知られている。
略一定の色相の領域(例えば緑の芝生や青い空・海に対
応する領域等)が原画像中の比較的広い面積を占めてい
た場合に、出力画像の各成分色毎のLATDが一定とな
るように補正することで、出力画像の色バランスが前記
領域の色の補色の色に偏倚する(カラーフェリアとい
う)。上記のようなカラーフェリアの生じ易い原画像の
出現頻度も比較的高いので、前述した補正方法と同様に
適正な色バランスの出力画像が得られる確率が低いとい
う問題があった。
原画像を表す画像データDR,DG,DBから低彩度画
素に関する画像データDR’,DG’,DB’を取得
し、画像データDR’,DG’,DB’の各々における
シャドー点DRs,DGs,DBs及びハイライト点D
Rh,DGh,DBhを求め、画素毎に対応している画
像データの組(DR’,DG’)の一方の同一値毎に他
方を平均してなる画像データ(DR”,DG”)の集合
を求め、画像データ(DR”,DG”)の集合とシャド
ー点(DRs,DGs)及びハイライト点(DRh,D
Gh)からこれら2色の濃度間の関係を求め、この関係
に基づいて画像データDRとDGの少なくとも一方をそ
の全域に亘って他方と等しくなるように線形変換する技
術が開示されている。
画像データから高彩度の画素のデータを演算対象から除
外することで、原画像がカラーフェリアの生じ易い画像
であった場合の影響を軽減しようとしており、高彩度の
画素に加え、該高彩度の画素に隣接しかつ前記高彩度画
素との色相差が所定値以内の画素も演算対象から除外し
ている。しかし、実際にはカラーフェリアの生じ易い原
画像に対して上記処理を行ったとしても、原画像中の比
較的広い面積を占めている非グレーかつ略一定の色相の
領域の画素のうち、演算対象から除外されずに残ってい
る画素も多い。従って、原画像がカラーフェリアの生じ
易い画像であった場合、出力画像に対する色バランスの
補正精度が充分でないという問題があった。
異種光源で照明されたシーンを写真フィルムに撮影記録
することで得られる画像(異種光源シーンの画像)の色
バランスは、前記異種光源による照明光の分光分布が昼
光等の一般的な光源の分光分布と大きく相違しているこ
との影響を受け、被写体本来の色バランス(昼光等の一
般的な光源で照明したときの色バランス)に対して特定
の色に偏倚することが知られている。異種光源シーンの
画像は、前述のハイライトフェリアの生じ易い画像と同
様に、原画像中のハイライトに相当する画素の色が白以
外の色(光源種に応じた特定の色)になる。
色バランスの出力画像(被写体が本来の色バランスで再
現された出力画像)を得るためには、ハイライトに相当
する画素の色を白(グレイ)とみなして色バランスを補
正する必要があるのに対し、ハイライトフェリアの生じ
易い画像から適正な色バランスの出力画像を得るために
は、ハイライトに相当する画素の色が保存されるように
(ハイライトに相当する画素の色を非グレイとみなし
て)色バランスを補正する必要があり、色バランスの適
正な補正方向が全く異なっている。
ら考慮されておらず、原画像の画像内容(カラーフェリ
アの生じ易い画像か否か、ハイライトフェリアの生じ易
い画像か否か等)に拘わらずフィルム特性による原画像
の色バランス偏倚を高精度に補正することと、撮影時の
光源に起因する原画像の色バランス偏倚を高精度に補正
することの双方を満足する色バランス補正は見当たらな
い。
する問題は、デジタルスチルカメラによって被写体が撮
影記録されて成る原画像(被写体が撮影されることで画
像データとして情報記録媒体に記録された原画像)に対
して色バランス補正を行う場合にも共通する問題であ
る。すなわち、デジタルスチルカメラによって被写体が
撮影されることで情報記録媒体に記録された画像データ
が表す原画像の色バランスは、デジタルカメラの光電変
換素子の特性の影響を受けて撮影時の被写体の色バラン
スに対して偏倚すると共に、撮影時の光源の影響を受け
て被写体本来の色バランスに対して偏倚する。
で、撮影記録時の光源に起因する原画像の色バランス偏
倚を高精度に補正することができる画像処理装置を得る
ことが第1の目的である。
る原画像に対し、撮影記録特性に起因する色バランスの
偏倚、及び撮影記録時の光源に起因する色バランス偏倚
を各々高精度に補正することができる画像処理装置、方
法及び記録媒体を得ることが第2の目的である。
めに請求項1記載の発明に係る画像処理装置は、被写体
が撮影記録されることで形成された原画像を表す画像デ
ータに基づいて、原画像中のハイライト部の色、及び原
画像中のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の
色との相関を求める演算手段と、前記演算手段によって
求められた原画像中のハイライト部の色、及び原画像中
のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色との
相関に基づいて、前記被写体の撮影記録時の光源に起因
する原画像の色バランス偏倚度を判断する判断手段と、
前記判断手段によって判断された前記光源に起因する色
バランス偏倚度に基づき、前記ハイライト部の色に応じ
て画像データの色バランスを補正する補正手段と、を含
んで構成されている。
原画像(カメラによって被写体が撮影記録された写真フ
ィルムに対して現像等の処理を行うことで写真フィルム
上に可視化される画像(写真フィルムに撮影記録された
画像)、或いはデジタルスチルカメラによって被写体が
撮影されることで情報記録媒体に記録された画像データ
が表す画像(デジタルスチルカメラによって撮影記録さ
れた画像))は、被写体の撮影記録時の光源が異種光源で
あった場合に該光源の影響を受けて色バランスが偏倚す
るが、本願発明者は、このとき原画像中のハイライト部
の色が、光源種に対応する特定の色相かつ高彩度の色に
なると共に、原画像中の非ハイライト部の色について
も、前記特定の色相を帯びた色になることに着目して請
求項1の発明を成すに至った。
算手段は、原画像を表す画像データ(写真フィルムに撮
影記録された画像を読み取ることで得られた画像デー
タ、或いはデジタルスチルカメラによって情報記録媒体
に記録された画像データ(撮影記録された画像を表す画
像データ))に基づいて、原画像中のハイライト部の色、
及び原画像中のハイライト部の色と原画像を構成する各
要素(単一の画素であっても複数の画素から成る画素群
であってもよい)の色との相関を求め(原画像の非ハイ
ライト部に対応する各要素についてのみ相関を求めても
よいし、原画像の全領域に対応する要素について各々相
関を求めてもよい)、判断手段は、原画像中のハイライ
ト部の色、及び原画像中のハイライト部の色と原画像を
構成する各要素の色との相関に基づいて、被写体の撮影
記録時の光源に起因する原画像の色バランス偏倚度を判
断する。
て、被写体の撮影記録時の光源に起因する原画像の色バ
ランス偏倚の有無を判断してもよいし、色バランス偏倚
の大きさ(度合い)を判断してもよい。また、判断手段
による色バランス偏倚度の判断は、具体的には、例えば
原画像中のハイライト部の色(例えば彩度)と、原画像
中のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色
(例えば色相)の相関の2つのパラメータから、色バラ
ンス偏倚の大きさ(度合い)を判断してもよいし、原画
像中のハイライト部の色(詳しくは、例えばグレーバラ
ンスに対する原画像中のハイライト部の色相の偏倚度合
い)に基づいて、被写体の撮影記録時の光源に起因する
原画像の色バランス偏倚の有無を判断し、光源に起因す
る色バランスの偏倚有りと判断した原画像に対し、原画
像中のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色
(例えば色相)との相関に基づいて、光源に起因する原
画像の色バランス偏倚の大きさを判断するようにしても
よい。
色、及び原画像中のハイライト部の色と原画像を構成す
る各要素の色との相関を用いることで、判断手段は、被
写体の撮影記録時の光源に起因する原画像の色バランス
偏倚度を正確に判断することができる。そして補正手段
は、判断手段によって判断された光源に起因する色バラ
ンス偏倚度に基づき、原画像中のハイライト部の色に応
じて画像データの色バランスを補正するので、撮影記録
時の光源に起因する原画像の色バランス偏倚を高精度に
補正することができる。
の発明に係る画像処理装置は、一定の条件で被写体が撮
影記録されて成る複数の原画像の画像データに基づいて
処理対象の原画像におけるグレーバランスを推定し、推
定したグレーバランスを基準として処理対象の原画像の
画像データを規格化する規格化手段と、処理対象の原画
像の画像データに基づいて、処理対象の原画像中のハイ
ライト部の色、及び処理対象の原画像中のハイライト部
の色と原画像を構成する各要素の色との相関を求める演
算手段と、前記演算手段によって求められた処理対象の
原画像中のハイライト部の色、及び処理対象の原画像中
のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色との
相関に基づいて、前記被写体の撮影記録時の光源に起因
する処理対象の原画像の色バランス偏倚度を判断する判
断手段と、前記判断手段によって判断された前記光源に
起因する色バランス偏倚度に基づき、前記ハイライト部
の色に応じて処理対象の原画像の画像データの色バラン
スを補正する補正手段と、を含んで構成されている。
一定の条件(例えばカメラによって同一の写真フィルム
に撮影記録された、デジタルスチルカメラによって同一
の情報記録媒体に画像データが記録された、或いは同一
のデジタルスチルカメラによって撮影記録された等)で
被写体が撮影記録されて成る複数の原画像の画像データ
に基づいて処理対象の原画像におけるグレーバランスを
推定し、推定したグレーバランスを基準として処理対象
の原画像の画像データを規格化する。上記のように、複
数の原画像の画像データを用いることで、例えば処理対
象の原画像、或いは複数の原画像のうちの一部の原画像
がカラーフェリアの生じ易い画像やハイライトフェリア
の生じ易い画像であったとしても、複数の原画像全体で
は個々の原画像の画像内容のばらつきが平均化され、複
数の原画像についての撮影記録特性を精度良く推定でき
る。
体の各成分色毎の濃度(又は輝度)と画像データ上での
各成分色毎の濃度との関係を表す特性を意味し、前記関
係に応じて変動するグレーバランスを表している。この
撮影記録特性は、カメラによって写真フィルムに画像を
撮影記録する態様においてはフィルム特性、デジタルス
チルカメラによって情報記録媒体に画像データを記録す
る態様においては光電変換素子の特性等に応じて定ま
る。
ているので、撮影記録特性も同一又は類似しており、複
数の原画像の画像データを用いることで、撮影記録特性
に応じて偏倚する処理対象の原画像におけるグレーバラ
ンスを精度良く推定することができ、推定したグレーバ
ランスを基準として処理対象の原画像の画像データを規
格化することで、撮影記録特性に起因する処理対象の原
画像の色バランス(グレーバランス)の偏倚を精度良く
補正することができる。
の画像データの規格化は、具体的には、例えば複数の原
画像の画像データに基づいて、各原画像から被写体のグ
レーの部分に対応する画素である可能性の高いグレー候
補画素を各々抽出し、各原画像から各々抽出したグレー
候補画素から成るグレー候補画素群の所定の座標上での
分布に基づいて行うことが好ましい。上記において、グ
レー候補画素群は複数の原画像から各々抽出したグレー
候補画素から構成されているので、グレー候補画素群の
所定の座標上での分布は複数の原画像についての撮影記
録特性を高精度に表しており、前記分布を用いることで
処理対象の原画像におけるグレーバランスを精度良く推
定することができ、撮影記録特性に起因する処理対象の
原画像の色バランスの偏倚を精度良く補正することがで
きる。
の抽出は、具体的には、例えば個々の原画像のハイライ
ト及びシャドーの色を基準にして前記原画像中の高彩度
の画素を判断し、判断した高彩度の画素を除外すること
で行うことができる。また、画像中で高彩度の画素に隣
接した位置に存在する画素のうち、前記高彩度の画素と
色相(又は色相及び彩度)が近似している画素も高彩度
の画素と判断するようにしてもよい。上記により、カラ
ーフェリアの原因になると推定される画素の殆どを高彩
度の画素として除外することができる。
の分布に基づく処理対象の原画像の画像データの規格化
は、グレー候補画素群の所定の座標上での分布のうち前
記処理対象の原画像の濃度域内における分布を線形近似
することで、処理対象の原画像におけるグレーバランス
を表すグレー軸を推定し、推定したグレー軸を基準とし
て処理対象の原画像の画像データの規格化を行うことが
好ましい。
複数の原画像全体としての濃度域は一般に広範な濃度域
に亘っており、これに伴って複数の原画像についての撮
影記録特性についても広範な濃度域に跨っている。ま
た、撮影記録特性はフィルム特性又は光電変換素子の特
性等に応じて定まるので非線形な特性を有している。一
方、個々の原画像の濃度域は撮影記録特性の濃度域に比
較して明らかに小さく、規格化手段による規格化(グレ
ーバランスの補正)にあたって個々の原画像毎に必要と
される撮影記録特性(グレーバランス情報)は、撮影記
録特性の全濃度域のうちの一部の濃度域(個々の原画像
の濃度域)に過ぎない。
所定の座標上での分布のうち処理対象の原画像の濃度域
内における分布を線形近似することで、処理対象の原画
像におけるグレーバランスを表すグレー軸を推定するこ
とにより、処理対象の原画像の規格化(グレーバランス
補正)に必要とされる濃度域におけるグレーバランス
(グレー軸)を簡易な処理によって精度良く推定でき
る。
行うことで、撮影記録特性に起因する処理対象の原画像
の色バランスの偏倚は精度良く補正できるものの、撮影
記録時の光源に起因する色バランスの偏倚は撮影記録特
性とは無関係であるので、蛍光灯やタングステン灯等の
異種光源を用いて撮影記録された原画像については、例
えば複数の原画像の全てが同一種の異種光源を用いて撮
影記録された等の特殊な場合を除き、規格化手段による
規格化を行っても撮影記録時の光源に起因する色バラン
スの偏倚は補正されずに残っている。
は、処理対象の原画像の画像データに基づいて、処理対
象の原画像中のハイライト部の色、及び処理対象の原画
像中のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色
との相関を求め、判断手段は、処理対象の原画像中のハ
イライト部の色、及び処理対象の原画像中のハイライト
部の色と原画像を構成する各要素の色との相関に基づい
て、被写体の撮影記録時の光源に起因する処理対象の原
画像の色バランス偏倚度を判断する。これにより、請求
項1の発明と同様に、被写体の撮影記録時の光源に起因
する処理対象の原画像の色バランス偏倚度を正確に判断
することができる。
された光源に起因する色バランス偏倚度に基づき、処理
対象の原画像中のハイライト部の色に応じて画像データ
の色バランスを補正するので、撮影記録時の光源に起因
する原画像の色バランス偏倚を高精度に補正することが
できる。従って、請求項2の発明によれば、被写体が撮
影記録されて成る原画像に対し、撮影記録特性に起因す
る色バランスの偏倚、及び撮影記録時の光源に起因する
色バランス偏倚を各々高精度に補正することができる。
おいて、演算手段は、規格化手段による規格化前の画像
データに基づき処理対象の原画像のハイライト及びシャ
ドーの色を基準にして判断された処理対象の原画像中の
高彩度の画素以外の画素のデータを用いて処理対象の原
画像中のハイライト部を抽出し、抽出したハイライト部
の色を求め、前記規格化手段による規格化後の処理対象
の原画像の画像データに基づいて、処理対象の原画像中
のハイライト部と原画像を構成する各要素の色との相関
を求めることを特徴としている。
求めるにあたっては、処理対象の画像中のハイライト部
と無関係の高彩度の画素を除外してハイライト部を抽出
する必要があるが、異種光源を用いて撮影記録された原
画像は、原画像中のハイライト部の色が光源種に対応す
る特定の色相かつ高彩度の色になるので、例えば複数の
画像についての撮影記録特性を基準として単に高彩度の
画素を判断して除外したとすると、処理対象の原画像中
のハイライト部に対応する画素も高彩度の画素として除
外される可能性がある。
段による規格化前の(複数の原画像の画像データに基づ
き撮影記録特性に起因する色バランス偏倚を補正する前
の)画像データに基づき、処理対象の原画像のハイライ
ト及びシャドーの色を基準にして判断された処理対象の
原画像中の高彩度の画素以外の画素のデータを用いて、
処理対象の原画像中のハイライト部を抽出し、抽出した
ハイライト部の色を求めているので、ハイライト部に対
応する画素が高彩度の画素として除外されることはな
く、処理対象の原画像中のハイライト部を確実に抽出す
ることができ、ハイライト部の色を正確に検知すること
ができる。
にあたっては、規格化手段による規格化後の処理対象の
原画像の画像データ(撮影記録特性に起因する色バラン
ス偏倚が補正された画像データ)を用いることが好まし
い。
よる規格化後の処理対象の原画像の画像データ、すなわ
ち複数の原画像の画像データに基づき撮影記録特性に起
因する色バランス偏倚が補正された画像データ(異種光
源を使用して被写体が撮影記録された原画像について
は、ハイライト部を含む画像各部の色バランスが、前記
光源の影響を受けて特定の色相に偏倚した画像を表す画
像データとなる)に基づいて、処理対象の原画像中のハ
イライト部と原画像を構成する各要素の色との相関を求
めているので、ハイライト部と原画像を構成する各要素
の色との相関を正確に求めることができる。
求項4に記載したように、処理対象の原画像中の全ての
画素を用いてもよいし、処理対象の原画像中の全ての画
素のうち被写体のグレーの部分に対応する画素である可
能性の高いグレー候補画素を用いてもよい。特に被写体
のグレーの部分に対応する画素である可能性の高いグレ
ー候補画素を用いた場合には、光源色による影響以上に
被写体の色の影響を受けた画素が原画像中に存在してい
た場合にも、該画素の影響を受けることなく、被写体の
撮影記録時の光源に起因する処理対象の原画像の色バラ
ンス偏倚度を正確に判断することができる。
る各要素の色との相関としては、例えば請求項5に記載
したように、ハイライト部の色を表すハイライト色ベク
トルと、原画像を構成する各要素の色を表す色ベクトル
と、の成す角度の分布を用いることができる。異種光源
を使用して被写体が撮影記録された原画像は、ハイライ
ト部を含む処理対象の画像の各部の色バランスが撮影記
録時の光源種に対応する特定の色相に偏倚しているの
で、ハイライト色ベクトルと各要素の色ベクトルの成す
角度(色相の差を表す)は全ての要素について小さい角
度となる。このため、前記角度の分布から被写体の撮影
記録時の光源に起因する原画像の色バランス偏倚度を正
確に判断することができる。
ベクトルの成す角度としては、例えば双方のベクトルの
内積(余弦)等を用いることができ、角度の分布として
は、例えばベクトルの内積の累積ヒストグラム等を用い
ることができる。
おいて、前記補正手段は、前記複数の原画像のうち類似
のシーンが撮影記録されることで形成された原画像を判
断し、類似のシーンが撮影記録されることで形成された
原画像については同一又は近似した補正量で画像データ
の色バランスを補正することを特徴としている。
うち類似のシーンが撮影記録されることで形成された原
画像(例えば同一種の光源で撮影記録されたと推定され
るハイライト部の色が略同一の原画像等)を判断し、類
似のシーンが撮影記録されることで形成された原画像に
ついては同一又は近似した補正量で画像データの色バラ
ンスを補正するので、補正手段による補正を経た画像デ
ータを画像の出力(記録材料への画像の記録や、表示手
段への画像の表示等)に用いる場合に、類似したシーン
が撮影記録されることで形成された原画像に対応する出
力画像の仕上がりを同一又は近似させることができる。
は、一定の条件で被写体が撮影記録されて成る複数の原
画像の画像データに基づいて処理対象の原画像における
グレーバランスを推定し、推定したグレーバランスを基
準として処理対象の原画像の画像データを規格化し、処
理対象の原画像の画像データに基づいて、処理対象の原
画像中のハイライト部の色、及び処理対象の原画像中の
ハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色との相
関を求め、前記求めた処理対象の原画像中のハイライト
部の色、及び処理対象の原画像中のハイライト部の色と
原画像を構成する各要素の色との相関に基づいて、前記
被写体の撮影記録時の光源に起因する処理対象の原画像
の色バランス偏倚度を判断し、前記判断した前記光源に
起因する色バランス偏倚度に基づき、前記ハイライト部
の色に応じて処理対象の原画像の画像データの色バラン
スを補正するので、請求項2の発明と同様に、被写体が
撮影記録されて成る原画像に対し、撮影記録特性に起因
する色バランスの偏倚、及び撮影記録時の光源に起因す
る色バランス偏倚を各々高精度に補正することができ
る。
定の条件で被写体が撮影記録されて成る複数の原画像の
画像データに基づいて処理対象の原画像におけるグレー
バランスを推定し、推定したグレーバランスを基準とし
て処理対象の原画像の画像データを規格化する第1のス
テップ、処理対象の原画像の画像データに基づいて、処
理対象の原画像中のハイライト部の色、及び処理対象の
原画像中のハイライト部の色と原画像を構成する各要素
の色との相関を求める第2のステップ、前記求めた処理
対象の原画像中のハイライト部の色、及び処理対象の原
画像中のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の
色との相関に基づいて、前記被写体の撮影記録時の光源
に起因する処理対象の原画像の色バランス偏倚度を判断
する第3のステップ、及び、前記判断した前記光源に起
因する色バランス偏倚度に基づき、前記ハイライト部の
色に応じて処理対象の原画像の画像データの色バランス
を補正する第4のステップを含む処理をコンピュータに
実行させるためのプログラムが記録されている。
上記第1乃至第4のステップを含む処理、すなわちコン
ピュータを、請求項2に記載の画像処理装置として機能
させるためのプログラムが記録されているので、コンピ
ュータが前記記録媒体に記録されたプログラムを読み出
して実行することにより、請求項2の発明と同様に、被
写体が撮影記録されて成る原画像に対し、撮影記録特性
に起因する色バランスの偏倚、及び撮影記録時の光源に
起因する色バランス偏倚を各々高精度に補正することが
できる。
施形態の一例を詳細に説明する。図1には、本発明が適
用された画像処理システム10が示されている。画像処
理システム10は、フィルムスキャナ12、画像処理装
置14及びプリンタ16が直列に接続されて構成されて
いる。
6(例えばネガフィルムやリバーサルフィルム)等の写
真感光材料(以下単に写真フィルムと称する)に記録さ
れているフィルム画像(被写体を撮影後、現像処理され
ることで可視化されたネガ画像又はポジ画像:本発明の
原画像に相当)を読み取り、該読み取りによって得られ
た画像データを出力するものであり、光源20から射出
され光拡散ボックス22によって光量むらが低減された
光が、フィルムキャリア24にセットされている写真フ
ィルム26に照射され、写真フィルム26を透過した光
がレンズ28を介してラインCCDセンサ30(エリア
CCDセンサでもよい)の受光面上に結像されるように
構成されている。
6上のフィルム画像が記録されている箇所が、光源20
からの射出光の光軸上に順に位置するように写真フィル
ム26を搬送する。これにより、写真フィルム26に記
録されているフィルム画像がCCDセンサ30によって
順に読み取られ、CCDセンサ30からはフィルム画像
に対応する信号が出力される。CCDセンサ30から出
力された信号はA/D変換器32によってデジタルの画
像データに変換されて画像処理装置14に入力される。
36は、入力されたスキャンデータ(フィルムスキャナ
12から入力されるR、G、Bのデータ)から各画素毎
に対応するセルの暗出力レベルを減ずる暗補正、暗補正
を行ったデータを濃度値を表すデータに対数変換する濃
度変換、写真フィルム26を照明する光の光量むらに応
じて濃度変換後のデータを補正するシェーディング補
正、該シェーディング補正を行ったデータのうち入射光
量に対応した信号が出力されないセル(所謂欠陥画素)
のデータを周囲の画素のデータから補間して新たに生成
する欠陥画素補正の各処理を順に行う。ラインスキャナ
補正部36の出力端はI/Oコントローラ38の入力端
に接続されており、ラインスキャナ補正部36で前記各
処理が施されたデータはスキャンデータとしてI/Oコ
ントローラ38に入力される。
ージプロセッサ40のデータ出力端にも接続されてお
り、イメージプロセッサ40からは画像処理(詳細は後
述)が行われた画像データが入力される。また、I/O
コントローラ38の入力端はパーソナルコンピュータ4
2にも接続されている。パーソナルコンピュータ42は
拡張スロット(図示省略)を備えており、この拡張スロ
ットには、メモリカードやCD−R等の情報記憶媒体に
対してデータの読出し/書込みを行うドライバ(図示省
略)や、他の情報処理機器と通信を行うための通信制御
装置が接続される。拡張スロットを介して外部からファ
イル画像データが入力された場合、入力されたファイル
画像データはI/Oコントローラ38へ入力される。
ージプロセッサ40のデータ入力端、オートセットアッ
プエンジン44、パーソナルコンピュータ42に各々接
続されており、更にI/F回路54を介してプリンタ1
6に接続されている。I/Oコントローラ38は、入力
された画像データを、出力端に接続された前記各機器に
選択的に出力する。
されている個々のフィルム画像に対し、フィルムスキャ
ナ12において異なる解像度で2回の読み取りを行う。
1回目の比較的低解像度での読み取り(以下、プレスキ
ャンという)では、フィルム画像の濃度が非常に低い場
合(例えばネガフィルムにおける露光アンダのネガ画
像)にも、CCDセンサ30で蓄積電荷の飽和が生じな
いように決定した読取条件(写真フィルム26に照射す
る光のR、G、Bの各波長域毎の光量、CCDセンサ3
0の電荷蓄積時間)で写真フィルム26の全面の読み取
りが行われる。このプレスキャンによって得られたデー
タ(プレスキャンデータ)は、I/Oコントローラ38
からオートセットアップエンジン44へ入力される。
U46、RAM48(例えばDRAM)、ROM50
(例えば記憶内容を書換え可能なROM)、入出力ポー
ト52を備え、これらがバスを介して互いに接続されて
構成されている。オートセットアップエンジン44は、
I/Oコントローラ38から入力されたプレスキャンデ
ータに基づいてフィルム画像のコマ位置を判定し、写真
フィルム26上のフィルム画像記録領域に対応するデー
タ(プレスキャン画像データ)を抽出する。また、プレ
スキャン画像データに基づいて、フィルム画像のサイズ
を判定すると共に濃度等の画像特徴量を演算し、プレス
キャンを行った写真フィルム26に対し、フィルムスキ
ャナ12が比較的高解像度での再度の読み取り(以下、
ファインスキャンという)を行う際の読取条件を決定す
る。そしてコマ位置及び読取条件をフィルムスキャナ1
2に出力する。
は、プレスキャン画像データに基づいて、フィルム画像
中の主要部(例えば人物の顔に相当する領域(顔領域))
の抽出を含む画像特徴量の演算を行い、フィルムスキャ
ナ12がファインスキャンを行うことによって得られる
画像データ(ファインスキャン画像データ)に対する各
種の画像処理の処理条件を演算により自動的に決定し
(セットアップ演算)、決定した処理条件をイメージプ
ロセッサ40へ出力する。
プレイ、キーボード、及びマウスが接続されている(何
れも図示省略)。パーソナルコンピュータ42は、オー
トセットアップエンジン44からプレスキャン画像デー
タを取込むと共に、オートセットアップエンジン44に
よって決定された画像処理の処理条件を取込み、取り込
んだ処理条件に基づき、ファインスキャン画像データを
対象としてイメージプロセッサ40で行われる画像処理
と等価な画像処理をプレスキャン画像データに対して行
ってシミュレーション画像データを生成する。
ータを、ディスプレイに画像を表示するための信号に変
換し、該信号に基づいてディスプレイにシミュレーショ
ン画像を表示する。また、表示されたシミュレーション
画像に対しオペレータによって画質等の検定が行われ、
検定結果として処理条件の修正を指示する情報がキーボ
ードを介して入力されると、該情報をオートセットアッ
プエンジン44へ出力する。これにより、オートセット
アップエンジン44では画像処理の処理条件の再演算等
の処理が行われる。
像に対してファインスキャンが行われることによってI
/Oコントローラ38に入力された画像データ(ファイ
ンスキャン画像データ)は、I/Oコントローラ38か
らイメージプロセッサ40へ入力される。イメージプロ
セッサ40は、階調変換や色変換を含む濃度・色変換処
理、画素密度変換処理、画像の超低周波輝度成分の階調
を圧縮するハイパートーン処理、粒状を抑制しながらシ
ャープネスを強調するハイパーシャープネス処理等の各
種の画像処理を行う画像処理回路を各々備えており、入
力された画像データに対し、オートセットアップエンジ
ン44によって各画像毎に決定されて通知された処理条
件に従って種々の画像処理を行う。
処理としては、上記以外に、例えば画像全体又は一部分
(例えば人物の顔に相当する領域)に対するシャープネ
ス補正又はソフトフォーカス処理や、画調を意図的に変
更する画像処理(出力画像をモノトーンに仕上げる画像
処理、出力画像をポートレート調に仕上げる画像処理、
出力画像をセピア調に仕上げる画像処理等)や、画像を
加工する画像処理(例えば原画像中に存在する人物を主
画像上で細身に仕上げるための画像処理、赤目を修正す
る画像処理等)や、LF(レンズ付きフィルム)によっ
て撮影された画像に対し、LFのレンズの歪曲収差、倍
率色収差に起因する画像の幾何学的歪み、色ずれ、LF
のレンズの周辺減光に起因する画像の周縁部の明度低
下、LFのレンズの特性に起因する画像の鮮鋭度の低下
等のように、LFのレンズの特性に起因する出力画像の
画質の低下を補正する各種のLF収差補正処理等が挙げ
られる。
れた画像データを印画紙への画像の記録に用いる場合に
は、イメージプロセッサ40で画像処理が行われた画像
データは、I/Oコントローラ38からI/F回路54
を介し記録用画像データとしてプリンタ16へ出力され
る。また、画像処理後の画像データを画像ファイルとし
て外部へ出力する場合は、I/Oコントローラ38から
パーソナルコンピュータ42に画像データが出力され
る。これにより、パーソナルコンピュータ42では、外
部への出力用としてI/Oコントローラ38から入力さ
れた画像データを、拡張スロットを介して画像ファイル
として外部(前記ドライバや通信制御装置等)に出力す
る。
G,Bのレーザ光源60、該レーザ光源60の作動を制
御するレーザドライバ62を備えている。画像処理装置
14から入力された記録用画像データは画像メモリ58
に一旦記憶された後に読み出され、レーザ光源60から
射出されるR,G,Bのレーザ光の変調に用いられる。
レーザ光源60から射出されたレーザ光は、ポリゴンミ
ラー64、fθレンズ66を介して印画紙68上を走査
され、印画紙68に画像が露光記録される。画像が露光
記録された印画紙68は、プロセッサ部18へ送られて
発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理が施される。
これにより、印画紙68に露光記録された画像が可視化
される。
形態に係る濃度・色変換条件演算処理は、請求項7の発
明に係る画像処理方法が適用された処理であり、オート
セットアップエンジン44のCPU46により、濃度・
色変換条件演算プログラムが実行されることにより実現
される。濃度・色変換条件演算プログラムは、その他の
処理をCPU46で実行させるためのプログラムと共
に、当初は、情報記憶媒体72(図1参照)に記憶され
ている。なお、図1では情報記憶媒体72をフロッピー
ディスクとして示しているが、CD−ROMやメモリカ
ード等の他の情報記憶媒体で構成してもよい。
情報読出装置(図示省略)に情報記憶媒体72が装填さ
れ、情報記憶媒体72から画像処理装置14へのプログ
ラムの移入(インストール)が指示されると、情報読出
装置によって情報記憶媒体72から濃度・色変換条件演
算プログラム等が読み出され、記憶内容を書換え可能な
ROM50に記憶される。
すべきタイミング(スキャナ12から画像処理装置14
にプレスキャンデータが入力され、オートセットアップ
エンジン44において、プレスキャンデータからの画像
データ(プレスキャン画像データ)の切り出し等の処理
を完了したタイミング)が到来すると、ROM50から
濃度・色変換条件演算プログラムが読み出され、濃度・
色変換条件演算プログラムがCPU46によって実行さ
れる。これにより、オートセットアップエンジン44は
請求項1及び請求項2の発明に係る画像処理装置として
機能する。このように、濃度・色変換条件演算プログラ
ム等を記憶している情報記憶媒体72は請求項8に記載
の記録媒体に対応している。
ロセッサ40で実行される濃度・色変換処理における処
理条件を、単一の写真フィルム26に記録された各フィ
ルム画像について各々演算する処理である。濃度・色変
換処理は、詳しくはグレーバランス補正(撮影記録特性
に起因する色バランス偏倚の補正に対応)と異種光源補
正(撮影記録時の光源に起因する画像の色バランス偏倚
の補正に対応)の2種類の補正を行う。このため濃度・
色変換条件演算処理では、各フィルム画像について、グ
レーバランス補正における処理条件(グレーバランス補
正条件)と異種光源補正における処理条件(異種光源補
正条件)を各々演算する。
て図2のフローチャートを参照して説明する。なお、以
下では一例として、写真フィルム26としてのネガフィ
ルムに記録されたネガ画像に対して色・濃度変換条件を
演算する場合を説明する。
条件を各フィルム画像について各々演算するグレーバラ
ンス補正条件演算処理を行う。この処理については図3
のフローチャートを参照して説明する。ステップ160
では、処理対象のフィルム画像のプレスキャン画像デー
タを取り込む。なお、プレスキャン画像データはフィル
ム画像の全ての画素の各成分色(R,G,B)毎の濃度
値を表すデータである。次のステップ162では、取り
込んだプレスキャン画像データが表すフィルム画像の各
画素の濃度値に基づいて、各成分色毎に最大濃度Dj
max 及び最小濃度Djmin (jはR,G,Bの何れかを
表す)を演算する。
ータから各成分色毎に求めた最大濃度Djmax 及び最小
濃度Djmin に基づいて、各成分毎の最大濃度(D
rmax ,Dg max ,Dbmax )を仮のハイライト点の濃
度、各成分毎の最小濃度(Drmin ,Dgmin ,D
bmin )を仮のシャドー点の濃度とし、フィルム画像の
各画素の濃度値を各成分色毎に規格化する。この規格化
は次式を用いて行うことができる。 Dj'=100×(Dj −Djmin)/(Djmax −D
jmin) 但し、Djは演算対象画素の成分色jの濃度値、Dj'は
成分色jの規格化濃度値である。
データを用いて各画素の彩度を演算し、フィルム画像中
の高彩度の画素を抽出する。例として図5(A)に示す
ように、R濃度Dr、G濃度Dg、B濃度Dbを座標軸
とする3次元濃度座標(RGB濃度座標)によって規定
されるRGB濃度空間に対し、原点(0,0,0)及び
RGB濃度空間内の点(1,1,1)を各々通る直線Q
に垂直で、かつ原点(0,0,0)を含む平面ψ(R+
G+B=0の平面)を設定し、各画素の各成分色毎の規
格化濃度値(Dr',Dg',Db')に対応するRGB濃度
座標上での各画素の濃度点を平面ψ上に写像する。
直交座標を設定する。或る画素の規格化濃度値に対応す
る濃度点の平面ψ上への写像位置が点Pであるとする
と、前記画素の色相はxy座標の原点及び点Pを通る直
線とx軸の成す角θ(色相角θという)に対応し、前記
画素の彩度はxy座標の原点と点Pとの距離に対応して
いる。なお参考までに、画素の明度は各成分色毎の規格
化濃度に基づき「明度=(Dr'+Dg'+Db')/3」等
の演算式によって求めることができる。
する濃度点の平面ψ上への写像位置(点Pの位置)を求
め、図5(C)にも示すように、xy座標の原点と点P
との距離を彩度の閾値Lthと比較することで高彩度画素
か否かを判定することができ、原点と点Pとの距離が彩
度の閾値Lthよりも大きい画素を高彩度画素として抽出
することができる。
で抽出した特定の高彩度画素の色相を、フィルム画像上
で前記特定の高彩度画素の近傍に存在する8個の画素
(所謂8近傍の画素)の色相と各々比較し、特定の高彩
度画素の近傍に存在している8画素の中に特定の高彩度
画素と色相が近似している画素が有れば、該画素を高彩
度画素と判定することを、ステップ166で抽出した全
ての高彩度画素について各々行う。
理によって高彩度画素と判定した画素の数が増加したか
否か判定する。ステップ170の判定が肯定された場合
にはステップ168へ戻り、新たに高彩度画素と判定し
た画素を対象として、近傍に存在している画素(既に高
彩度画素と判定されている画素を除く)との色相を比較
し、近傍に存在している各画素のうち色相が近似してい
る画素を高彩度画素と判定する。このステップ168は
ステップ170の判定が否定される迄繰り返される。ス
テップ170の判定が否定されるとステップ172へ移
行し、高彩度画素と判定された画素を除外し、高彩度画
素と判定されなかった画素のみをグレー候補画素と認定
する。そして、グレー候補画素と認定した画素を記憶す
る。
含んだ画像(例えばカラーフェリアの生じ易い画像)で
あった場合、RGB濃度座標上でフィルム画像の各画素
に対応する位置に点をプロットしたときの点の分布(以
下、単に「RGB濃度座標上での画素の分布」という)
は、例として図6(A)及び(B)に示すように、グレ
ーバランスを表すと推定される画素の集合(図6(A)
及び(B)における「グレー候補画素の集合」)の周囲
の若干離れた位置に、高彩度の画素の集合が現れる分布
となる。
画像中にカラーフェリアの原因となる可能性の高い領
域、すなわち高彩度の画素を含む特定の色相の領域が含
まれていた場合にも、該領域の殆どの画素(図6(A)
及び(B)に示した「高彩度の画素の集合」に対応する
画素)を高彩度画素として除外することができ、グレー
候補画素と認定した画素の中に、被写体のグレーの部分
に対応する画素(グレーバランスを表す画素)が高い割
合で含まれることになる。
像データから、各成分色毎に、グレー候補画素中のハイ
ライト点濃度Dhj(最大濃度)及びシャドー点濃度Ds
j(最小濃度)を各々抽出する。なお、各成分色毎にダイ
ナミックレンジIR=(Dhr−Dsr)、IG=(Dh
g−Dsg)、IB=(Dhb−Dsb)を求め、各成分色
毎のダイナミックレンジの差(IR−IG)、(IG−
IB)、(IB−IR)を演算し、ダイナミックレンジ
の差が所定の許容値を越えた場合にはダイナミックレン
ジIR,IG,IBが互いに等しくなるようにハイライ
ト点濃度(Dhr,Dhg,Dhb)の何れかを修正する
ようにしてもよい。
各成分色毎に求めたハイライト点濃度Dhj及びシャド
ー点濃度Dsj に基づいて、各成分毎のハイライト点濃
度(Dhr,Dhg,Dhb)をハイライト点の濃度、各
成分毎のシャドー点濃度(Dsr,Dsg,Dsb)をシ
ャドー点の濃度とし、RGB濃度座標上でハイライト点
に対応する濃度点とシャドー点に対応する濃度点とを結
ぶ軸を設定する(図6(C)参照)。
ために、露光量が同一であってもグレー露光より多色露
光の方が硬調に仕上がるように感光層が設計されている
ことが一般的であり(所謂重層効果)、フィルム画像中
の被写体のグレーの部分に対応する画像領域よりも、被
写体の非グレー色の部分(例えば赤等)に対応する画像
領域の方が最大濃度が高くなる可能性がある。
62で求めた最大濃度Djmax 及び最小濃度Djmin に基
づいて画像データを規格化し(ステップ164)、高彩
度画素を除去(ステップ166〜ステップ172)した
後に、プレスキャン画像データからハイライト点濃度及
びシャドー点濃度を求め(ステップ174)、ハイライ
ト点濃度及びシャドー点濃度に基づいてハイライト−シ
ャドー軸を設定している(ステップ176)。上記のよ
うに最大濃度Djmax 及び最小濃度Djmin を用いてハイ
ライト−シャドー軸を設定することなく、ハイライト点
濃度及びシャドー点濃度を求めてハイライト−シャドー
軸を設定することで、ハイライトフェリアの発生を抑制
することができる。
の各々について、RGB濃度座標上での対応する点の位
置を各々求めると共に、求めた位置と前記ハイライト−
シャドー軸との距離(濃度空間内における幾何学距離:
ハイライト−シャドー軸との濃度差に相当)を各々演算
し、RGB濃度座標上での対応する点の位置とハイライ
ト−シャドー軸との距離(濃度差)が大きくなるに従っ
て重みが小さくなるように(前記距離(濃度差)が小さ
くなるに従って重みが大きくなるように)、各グレー候
補画素に対して重みを各々設定する。そして設定した重
みを記憶する。
26に記録された全てのフィルム画像に対して上記処理
を行ったか否か判定する。判定が否定された場合にはス
テップ160に戻り、ステップ160〜ステップ178
の処理を繰り返す。これにより、同一の写真フィルム2
6に記録されている全てのフィルム画像からグレー候補
画素が各々抽出され、抽出された全てのグレー候補画素
に対して各々重みが設定されることになる。
ップ182へ移行し、ステップ182以降で、同一の写
真フィルム26に記録された複数のフィルム画像から各
々抽出したグレー候補画素から成るグレー候補画素群
(図7(A)参照)に基づいて、処理対象のフィルム画
像(同一の写真フィルム26に記録された複数のフィル
ム画像のうちの1つ)のグレーバランスを表すグレー軸
を線形近似によって求める。
フィルム画像の濃度域(ステップ162で演算した最大
濃度Djmax 及び最小濃度Djmin )を取り込む。次のス
テップ184では、グレー候補画素群を構成する各グレ
ー候補画素のうち、先のステップ182で取り込んだ処
理対象のフィルム画像の濃度域(最大濃度Djmax から
最小濃度Djmin に至る濃度範囲)に対応するグレー候
補画素のデータを抽出する。
画像の各々の濃度域は不定であるので、複数のフィルム
画像から各々抽出したグレー候補画素から成るグレー候
補画素群のRGB濃度座標上での分布は、写真フィルム
26の発色濃度域(一般に濃度値で3.0に近い広さ)
に対応する広がりをもっている。一方、写真フィルムに
記録される個々のフィルム画像の濃度域は濃度値で1.
0程度である。従ってステップ184により、図7
(B)に「グレー軸推定対象の画像の濃度域」として一
例を示すように、グレー候補画素群の全濃度域のうちの
一部の濃度域内のグレー候補画素のデータのみが抽出さ
れる。
でデータを抽出したグレー候補画素の重みを表すデータ
を取り込み、ステップ188では、写真フィルムに記録
されたフィルム画像の数と対応されて予め設定されたグ
レー軸の傾きの許容範囲のうち、処理対象の写真フィル
ム26に記録されたフィルム画像の数に対応するグレー
軸の傾きの許容範囲を取り込む。なお、このグレー軸の
傾きの許容範囲は、フィルム画像の数が少なくなるに伴
って許容範囲が小さくなるように設定されている。
4で抽出したグレー候補画素のデータ及びステップ18
6で抽出した各グレー候補画素の重みに基づいて、抽出
したグレー候補画素のRGB濃度座標上における分布
を、各グレー候補画素に付された重みも考慮して線形近
似し、傾きが、ステップ188で取り込んだ許容範囲内
となるように処理対象のフィルム画像のグレー軸を推定
演算する。このグレー軸の推定演算は、請求項2に記載
の規格化手段によるグレーバランスの推定に対応してい
る。
等に利用される最小2乗法等の手法を適用し、予測誤差
の平方和が最小となるように行うことができる。この場
合、グレー軸の傾きを許容範囲内とすることは、例えば
最小2乗法等による演算に際し、グレー軸を規定する変
数のうちのグレー軸の傾きを規定する変数の値を、前記
許容範囲に対応する数値範囲内の値に制限する条件式を
連立方程式に加える等によって実現できる。
線形近似は、例えば重みの大きい画素についてはRGB
濃度空間内の略同一の位置に存在するグレー候補画素の
数がデータ上で増加するようにグレー候補画素のデータ
を変換し(例えば1画素のデータを100画素のデータ
に変換する等)、重みが小さい画素についてはRGB濃
度空間内の略同一の位置に存在するグレー候補画素の数
がデータ上で減少するようにグレー候補画素のデータを
変換し(たとえば100画素のデータを1画素のデータ
に変換する等)、変換後のグレー候補画素のデータを用
いて線形近似を行うことで実現できる。
空間)上で行ってもよいし、複数の2次元空間(例えば
R−G,G−B,B−Rの各濃度空間)上で行ってもよ
い。例えばRGB濃度空間上での線形近似によるグレー
軸の推定は、処理対象のフィルム画像の濃度域として特
定の成分色についてのフィルム画像の濃度域、或いはR
GB平均濃度についてのフィルム画像の濃度域を用い、
該濃度域内に存在するグレー候補画素のRGB濃度空間
上での分布を線形近似することで行うことができる。
間上での線形近似によるグレー軸の推定は、例えばR−
G濃度空間についてはフィルム画像のRの濃度域内に存
在するグレー候補画素の分布を線形近似し、G−B濃度
空間についてはフィルム画像のGの濃度域内に存在する
グレー候補画素の分布を線形近似し、B−R濃度空間に
ついてはフィルム画像のBの濃度域内に存在するグレー
候補画素の分布を線形近似し、各空間上での線形近似に
よって得られた3本の軸の重心に相当する軸をグレー軸
として演算することができる。
ルム画像のグレー軸を推定演算した結果に基づいて、撮
影記録時の被写体のグレーの部分が出力画像上でグレー
として再現されるように、ファインスキャン画像データ
に対するグレーバランス補正処理の処理条件(グレーバ
ランス補正条件:具体的にはグレーバランス補正処理を
行うためのLUT(ルックアップテーブル)に設定する
変換データ)を設定する。なお、上記のグレーバランス
補正条件は、請求項2に記載の規格化手段における「推
定したグレーバランスを基準として処理対象の原画像の
画像データを規格化する」ための条件に相当する。
推定演算したグレー軸が表すグレーバランスのうちのG
濃度DgとR濃度Drとの関係(グレー軸をG濃度及び
R濃度を座標軸とする2次元濃度座標に投影した結果に
相当)がDg=αrg・Dr+βrgで表され、G濃度Dg
とB濃度Dbとの関係(グレー軸をG濃度及びB濃度を
座標軸とする2次元濃度座標に投影した結果に相当)が
Dg=αbg・Db+βbgで表されるとすると、例えばG
濃度Dgは無変換とし、R濃度DrについてはDr=α
rg・Dr+βrgなる変換式に従って変換され、B濃度D
bについてはDb=αbg・Db+βbgなる変換式に従っ
て変換されるように設定することができる。
ルム26に記録された全てのフィルム画像に対して上記
処理(グレー軸の推定演算及び濃度・色変換処理の処理
条件の設定)を行ったか否か判定する。判定が否定され
た場合にはステップ182に戻り、全てのフィルム画像
に対してステップ182〜ステップ192の処理を繰り
返す。これにより、同一の写真フィルム26に記録され
た全てのフィルム画像に対し、個々のフィルム画像を単
位として、グレーバランスを表すグレー軸が各々推定演
算され、グレーバランス補正条件が各々設定されること
になる。
72におけるグレー候補画素の抽出精度には限度があ
り、例えば処理対象のフィルム画像がカラーフェリアや
ハイライトフェリアの生じ易い画像であった場合には、
グレー候補画素として適正な画素(グレーバランスを表
す画素)が抽出されない場合もある。
フィルム26に記録された複数のフィルム画像からグレ
ー候補画素を各々抽出し、グレーバランスの推定に際
し、前記複数のフィルム画像から各々抽出したグレー候
補画素から成るグレー候補画素群を用いている。グレー
候補画素群は複数のフィルム画像から各々抽出したグレ
ー候補画素から構成されているので、グレー候補画素群
全体では複数のフィルム画像の画像内容のばらつきが平
均化され、特定のフィルム画像からグレー候補画素とし
て適正な画素が抽出されなかった場合にも、前記適正な
画素が抽出されなかったことによる影響が軽減される。
標上での分布は、全体として、写真フィルム26の発色
濃度域の全域におけるグレーバランス(写真フィルム2
6に記録された各フィルム画像上でのグレーバランス)
を精度良く表しており、このグレー候補画素群を用いて
グレーバランスを推定することで、同一の写真フィルム
に記録された各フィルム画像上でのグレーバランスを各
々高い精度で推定することができ、フィルム特性に起因
するフィルム画像の色バランス偏倚が補正されるように
(撮影記録時の被写体のグレーの部分がグレーとして再
現されるように)画像データを変換できる適正なグレー
バランス補正条件を得ることができる。
上での分布が表している、写真フィルム26の発色濃度
域の全域におけるグレーバランスは、フィルム特性等が
反映され、図7(A)に破線で示すようにRGB濃度座
標上で曲線として表される:図7(A)に破線で示す
「実際のグレーバランスを表す特性曲線」を参照)。
ルム画像を単位として、グレー候補画素群のRGB濃度
座標上での分布を、個々のフィルム画像の濃度域内(写
真フィルム26の発色濃度域よりも大幅に狭い濃度域
内)で各々線形近似することでグレーバランスを表すグ
レー軸を推定演算しているので、高次の非線形近似によ
ってグレーバランスを表す特性曲線を求める場合と比較
して、処理が非常に簡単になると共に、各フィルム画像
毎に充分に高くかつ安定した推定精度でグレーバランス
を推定することができ、グレーバランスを精度良く表す
グレー軸に基づいて適正なグレーバランス補正条件を得
ることができる。
ーバランス補正条件演算処理を終了し、濃度・色補正条
件演算処理(図2)のステップ102へ移行する。ステ
ップ102以降では異種光源補正条件を各フィルム画像
毎に各々演算する。
特定フィルム画像の画像データ(プレスキャン画像デー
タ)を取り込むと共に、先に説明したグレーバランス補
正条件演算処理によって演算されたグレーバランス補正
条件のうち、前記特定フィルム画像に対して設定された
グレーバランス補正条件を取り込み、取り込んだグレー
バランス補正条件に従って、取り込んだ特定フィルム画
像のプレスキャン画像データを変換することで画像デー
タの規格化(グレーバランス補正)を行う。
特性(撮影記録特性)に起因する色バランスの偏倚が補
正された画像データが得られる。なお、ステップ102
は先に説明したグレーバランス補正条件演算処理と共に
請求項2に記載の規格化手段に対応している。
補正条件演算処理(のステップ172)において、特定
フィルム画像から抽出されたグレー候補画素のデータを
取り込み、次のステップ106では、取り込んだグレー
候補画素のデータを対象として、特定フィルム画像中の
ハイライト部に対応すると推定される画素(ハイライト
画素)を複数抽出する。
素について各成分色毎の濃度の平均値(3色平均濃度)
を各々演算して3色平均濃度のヒストグラムを作成し、
高濃度側からの累積頻度が所定値に達する迄の区間に属
する画素を抽出することで行うことができる。また、ハ
イライト画素として抽出する画素を、フィルム画像上で
互いに近接した位置に存在している画素に制限してもよ
い。
ィルム画像については、フィルム画像中のハイライト部
の色が、撮影記録時に使用された光源種に対応する特定
の色相かつ高彩度の色となるが、グレー候補画素は、該
フィルム画像の最大濃度Djm ax 及び最小濃度Djmin を
基準として規格化を行って抽出しているので、異種光源
を用いて撮影記録されたフィルム画像であっても、ステ
ップ104で取り込んだグレー候補画素のデータの中
に、実際のハイライトに相当する画素のデータが含まれ
ている。
ける規格化によって得られた特定フィルム画像の規格化
後の画像データから、ステップ106で抽出した複数の
ハイライト画素のデータを各々抽出する。そしてステッ
プ110では、規格化後の画像データから抽出した複数
のハイライト画素のデータに基づき、撮影記録時の光源
の色を表す光源色データとして、複数のハイライト画素
の各成分色毎の平均濃度を演算する。光源色データは規
格化後の画像データから求めているので、フィルム特性
に起因する色バランスの偏倚は補正されており、光源色
データが表す色は、被写体の撮影記録に用いた光源の光
源色(前記光源による照明光の色味)を精度良く表して
いる。
算した光源色データに基づいて、処理対象の特定フィル
ム画像のハイライト部の色相及び彩度を表すハイライト
色ベクトルHLを求める。このハイライト色ベクトルH
Lは、例えば先に説明したグレーバランス補正条件演算
処理(図3)のステップ166と同様に、光源色データ
が表すハイライト部の各成分色毎の平均濃度に対応する
RGB濃度座標上での濃度点を平面ψ上に写像し、例と
して図8に示すように、平面ψ上に設定したxy直交座
標の原点(RGB濃度座標の原点と同一の位置に位置し
ている)から前記濃度点の平面ψ上への写像位置PHLへ
向かうベクトルをハイライト色ベクトルHLとすること
で求めることができる。ハイライト色ベクトルHLは、
x軸の成す角度(色相角)がハイライト部の平均的な色
相を表し、ベクトルの大きさ(長さ)Hがハイライト部
の平均的な彩度を表している。
で求めたハイライト色ベクトルHLに基づいて、処理対
象の特定フィルム画像の撮影記録時の光源色が明らかに
非グレーか否か判定する。平面ψ上に設定したxy直交
座標の原点は、グレーバランス補正条件演算処理によっ
て演算されたグレーバランスを表しており、グレー(中
性色)に対する光源色の偏倚度合いはxy直交座標の原
点と写像位置PHLとの距離に正比例する。従ってステッ
プ114の判定は、例えばハイライト色ベクトルの大き
さHが所定値以上か否かを判断することで行うことがで
きる。
は、処理対象の特定フィルム画像は異種光源を用いて撮
影記録された画像ではないと判断できるので、該特定フ
ィルム画像に対する色バランス補正量C(詳細は後述)
に0を設定し、ステップ128へ移行する。またステッ
プ114の判定が肯定された場合、処理対象の特定フィ
ルム画像は、異種光源を用いて撮影記録された画像であ
る可能性がある。このため、ステップ116以降で処理
対象の特定フィルム画像中のハイライト部の色と特定フ
ィルム画像の全画素(特定フィルム画像を構成する各要
素に相当)の色との相関を求める。
02における規格化によって得られた特定フィルム画像
の規格化後の画像データから単一の画素(特定画素)の
データを取り込み、先のステップ112と同様に色ベク
トルCP(図8参照)を演算する。ステップ118で
は、ハイライト色ベクトルHLと特定画素の色ベクトル
CPの成す角度(色相角差)を表す物理量として、ハイ
ライト色ベクトルHLと特定画素の色ベクトルCPの色
相角差の余弦(内積)COSを次式に従って演算し、演
算結果を記憶する。 COS=HL・CP/|HL||CP|
ルム画像中の全ての画素に対してついてステップ11
6、118の処理を行ったか否か判定する。判定が否定
された場合にはステップ116に戻り、ステップ120
の判定が肯定される迄ステップ116〜ステップ120
を繰り返す。そしてステップ120の判定が肯定される
とステップ122へ移行する。
画素の色ベクトルCPは、図8に「ハイライト色ベクト
ルとの色相角差:大」の色ベクトルCPとして示すよう
に、平面ψ(2次元色座標)上でのハイライト色ベクト
ルHLとの成す角度が大きくなり、色相角差の余弦CO
Sは符号が負になるか、或いは符号が正の場合にも小さ
な値となる(色相角差の余弦COS≪1)。
素の色ベクトルCPは、図8に「ハイライト色ベクトル
との色相角差:小」の色ベクトルCPとして示すよう
に、平面ψ上でのハイライト色ベクトルHLとの成す角
度が小さくなり、色相角差の余弦COSは「1」に近い
値となる。
画像は、前記光源の影響を受け、フィルム画像中のハイ
ライト部の色が、光源種に対応する特定の色相かつ高彩
度の色になると共に、フィルム画像中の非ハイライト部
の色についても、ハイライト部と同一の特定の色相を帯
びた色になる。従って、フィルム画像中の全ての画素に
ついての色相角差の余弦COSの演算結果に基づき、色
相角差の余弦COSの値が小さい側からの累積ヒストグ
ラムを作成したとすると、異種光源を用いて撮影された
フィルム画像については、一例として図9にも示すよう
に、殆どの画素は色相角差の余弦COSが「1」に近い
値となり、色相角差の余弦COSの最小値も比較的高い
値となる(図9の例では「0.6」程度の値)。
画像は、一定の色相の領域が画像中の広い面積を占めて
いるので、該一定の色相の領域内にフィルム画像中のハ
イライト部が存在していた場合には、上記と同様に多数
の画素について色相角差の余弦COSが「1」に近い値
となる。しかし図10及び図11には、互いに異なるフ
ィルム画像(何れもカラーフェリアの生じ易いフィルム
画像)から求めた色相角差の余弦COSの累積ヒストグ
ラムを各々示すが、これらの図からも明らかなように、
昼光等の一般的な光源を用いて撮影記録されたフィルム
画像は、カラーフェリアの生じ易い画像内容であったと
しても、異種光源を用いて撮影記録された画像と比較し
て、色相角差の余弦COSの最小値が明らかに小さな値
となる(図10の例では「−1」程度、図11の例でも
「−0.4」程度の値)。
ム画像についても、上記と同様に、異種光源を用いて撮
影記録された画像と比較して、色相角差の余弦COSの
最小値が明らかに小さな値となることは言うまでもな
い。
ム画像中のハイライト部の色と原画像を構成する各要素
の色との相関を表す物理量(色相角相関T)として、全
ての画素について演算した色相角差の余弦COSの最小
値を抽出する。なお、ステップ104〜ステップ122
は請求項1及び請求項2に記載の演算手段に対応してお
り、詳しくは請求項3乃至請求項5の何れかに記載の演
算手段にも各々対応している。
ベクトルの大きさH及び色相角相関Tに基づいて異種光
源度αを演算する。なお異種光源度αは、例えば図12
に示すようなハイライト色ベクトルの大きさH及び色相
角相関Tと異種光源度αの関係を示すマップを用いて演
算することができる。ステップ124は請求項1及び請
求項2に記載の判断手段に対応しており、異種光源度α
は本発明の色バランス偏倚度に対応している。
所定値未満(図12では一例として0.2未満)のとき
にはハイライト色ベクトルHLの大きさHに拘わらず異
種光源度αの値が「0」になり、ハイライト色ベクトル
の大きさHが所定値未満(図12では一例として0.1
5未満)のときにも色相角相関Tの値に拘わらず異種光
源度αの値が「0」になるように定められているので、
昼光等の一般的な光源を用いて撮影記録されたフィルム
画像については、カラーフェリア或いはハイライトフェ
リアの生じ易い画像であっても、異種光源度α=0と設
定される。
録時の光源に起因するフィルム画像の色バランスの偏倚
の度合いを表しており、後述するように、異種光源補正
における補正量を異種光源度αの値に応じて決定してい
るので、昼光等の一般的な光源を用いて撮影記録された
フィルム画像に対しては異種光源補正は実質的に行なわ
れず、異種光源補正によって逆に出力画像の画質が低下
することはない。
関Tが所定値(例えば0.2)以上で、かつハイライト
色ベクトルHLの大きさHも所定値(例えば0.15)
以上のときには、色相角相関Tの値が大きくなるに伴っ
て異種光源度αの値が増加し、ハイライト色ベクトルH
Lの大きさHが大きくなるに伴って異種光源度αの値が
増加するように定められている。従って、異種光源を用
いて撮影記録されたフィルム画像については、撮影記録
時の光源に起因するフィルム画像の色バランスの偏倚の
度合いに応じた補正量で異種光源補正が行なわれること
になる。
で求めた異種光源度αに基づいて、ハイライト色ベクト
ルHLが表す色バランス偏倚に応じた色バランス補正量
Cを次式に従って演算する。 C=αHL ステップ128では、同一の写真フィルムに記録された
全てのフィルム画像に対してステップ102以降の処理
を行ったか否か判定する。判定が否定された場合にはス
テップ102に戻り、全てのフィルム画像に対してステ
ップ102以降の処理を繰り返す。これにより、同一の
写真フィルムに記録された全てのフィルム画像に対して
異種光源度αが各々設定されることになる。
を設定すると、ステップ128の判定が肯定されてステ
ップ130へ移行し、各フィルム画像から各々求めたハ
イライト色ベクトルHLを互いに比較する。そして次の
ステップ132において、ハイライト色ベクトルHLが
近似している(例えば色相角差が所定角度以下でかつ大
きさHの差が所定値以下)フィルム画像群が有るか否か
判定する。判定が否定された場合にはステップ138へ
移行する。
ているフィルム画像群が有った場合には、該フィルム画
像群を構成する各フィルム画像は、同一種の光源を使用
して撮影記録されたフィルム画像であると判断できる。
このため、ステップ132の判定が肯定された場合には
ステップ134へ移行し、ハイライト色ベクトルHLが
近似しているフィルム画像群に対し、該フィルム画像群
を構成する個々のフィルム画像の色バランス補正量Cの
平均値を演算する。
プ134で演算した色バランス補正量Cの平均値を、前
記フィルム画像群を構成する各フィルム画像に対する色
バランス補正量として各々設定する。これにより、ハイ
ライト色ベクトルHLが近似しているフィルム画像につ
いては同一の補正量で色バランスが補正されることにな
り、各フィルム画像に対応する出力画像の色バランスを
近似させることができる。
ているフィルム画像群が複数群有ると判断した場合に
は、個々のフィルム画像群毎に色バランス補正量Cの平
均値を各々演算し(ステップ134)、演算した色バラ
ンス補正量Cの平均値を、対応するフィルム画像群を構
成するフィルム画像のみに各々設定する(ステップ13
6)。
像毎に、設定した色バランス補正量Cに基づいて、ファ
インスキャン画像データに対する異種光源補正処理の処
理条件(異種光源補正条件:具体的には異種光源補正処
理を行うためのLUT(ルックアップテーブル)に設定
する変換データ)を設定し、濃度・色補正条件演算処理
を終了する。なお、上述した濃度・色補正条件演算処理
のうち、ステップ126以降の処理は請求項1及び請求
項2に記載の補正手段に対応しており、更にステップ1
32〜ステップ136は請求項6に記載の補正手段に対
応している。
昼光等の一般的な光源を用いて撮影記録されたフィルム
画像については実質的に無補正となり、異種光源を用い
て撮影記録されたフィルム画像については先に設定した
補正量Cで異種光源補正が行なわれるように、各フィル
ム画像に対する異種光源補正条件が各々設定されること
になる。濃度・色変換条件演算処理によって各フィルム
画像毎に設定した濃度・色変換条件(グレーバランス補
正条件及び異種光源補正条件)は、オートセットアップ
エンジン44から、ファインスキャン画像データに対し
て濃度・色変換処理を行うイメージプロセッサ40へ出
力される。
ルム26に記録された各フィルム画像に対してファイン
スキャンが行なわれることで、画像処理部14のイメー
ジプロセッサ40にファインスキャン画像データが入力
されると、イメージプロセッサ40では、図4のフロー
チャートに示される画像処理が行われる。なお、図4で
はイメージプロセッサで行なわれる画像処理を便宜的に
フローチャートで示しているが、該画像処理は実際には
画像処理回路等のハードウェアによって実現される。
を用い、ファインスキャン画像データが表すフィルム画
像の平均濃度が、同一のフィルム画像のプレスキャン画
像データが表すフィルム画像の平均濃度と一致するよう
に、入力されたファインスキャン画像データを補正する
プレ・ファインスキャン間補正を行う(ステップ21
0)。次に、LUTやマトリクス演算回路(MTX)等
を用い、フィルムスキャナ12の機差(例えばラインC
CDセンサ30の分光感度の素子単位でのばらつき等)
を補正するスキャナキャリブレーションを行う(ステッ
プ212)。
ファインスキャン間補正及びスキャナキャリブレーショ
ンを経たファインスキャン画像データを、該画像データ
に対応するグレーバランス補正条件を設定したグレーバ
ランス補正用のLUTに入力することでグレーバランス
補正を行い(ステップ214)、グレーバランス補正用
のLUTから出力された画像データを、該画像データに
対応する異種光源補正条件を設定した異種光源補正用の
LUTに入力することで異種光源補正を行う(ステップ
216)。
ンス補正は、請求項2に記載の規格化手段によるファイ
ンスキャン画像データに対する規格化に対応しており、
ステップ216における異種光源補正は、請求項1及び
請求項2に記載の補正手段によるファインスキャン画像
データに対する色バランス補正に対応している。
ランスの偏倚、及び撮影記録時の光源に起因する色バラ
ンスの偏倚が各々高精度に補正され、処理対象のフィル
ム画像がカラーフェリアの生じ易い画像である場合や、
ハイライトフェリアの生じ易い画像である場合、或いは
蛍光灯やタングステン灯等の異種光源で撮影記録された
画像である場合にも、被写体のグレーの部分(昼光等の
一般的な光源による照明下でグレーに見える部分)が画
像データ上でグレーとなるように、ファインスキャン画
像データを変換することができる。
ーバランス補正及び異種光源補正)を行うと、イメージ
プロセッサ40はハイパートーン処理やハイパーシャー
プネス処理等の他の画像処理を行う(ステップ21
8)。そして、上記の画像処理を経た画像データ(出力
画像データ)は、例えばイメージプロセッサ40からプ
リンタ16へとして出力されて印画紙68への画像の記
録に用いられたり、或いはCD−R等の情報記憶媒体に
格納される。
素について色相角差の余弦COSを各々演算し、色相角
相関Tを求めていたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、フィルム画像中の全画素のうちのグレー候補
画素についてのみ、色相角差の余弦COSを各々演算し
て色相角相関Tを求めるようしてもよい。また、フィル
ム画像中の非ハイライト部に相当する画素についてのみ
色相角差の余弦COSを演算するようにしてもよいし、
フィルム画像中の非ハイライト部に相当する画素のうち
のグレー候補画素についてのみ色相角差の余弦COSを
演算するようにしてもよい。
し、比較的低解像度での読み取り(プレスキャン)と比
較的高解像度での読み取り(ファインスキャン)の2回
の読み取りを行い、プレスキャンによって得られた低解
像度画像データを用いて濃度・色変換条件の設定を行っ
ていたが、これに限定されるものではなく、例えばプレ
スキャンによって得られた画像データはファインスキャ
ン時の読取条件の決定にのみ用いてもよいし、フィルム
画像に対してファインスキャンに相当する解像度での単
一回の読み取りのみを行うようにしてもよい。この場
合、濃度・色変換条件の設定は、ファインスキャンによ
って得られた高解像度画像データに対して画素の間引き
や統合等の処理を行って低解像度画像データを生成し、
生成した低解像度画像データを用いることで行うことが
できる。
れたフィルム画像を原画像とし、原画像を表す画像デー
タとして、前記フィルム画像を読み取ることで得られた
スキャン画像データを用いていたが、本発明は上記に限
定されるものではなく、デジタルスチルカメラによって
撮影記録された画像(情報記録媒体に記録された画像デ
ータが表す画像を原画像とし、原画像を表す画像データ
として、デジタルスチルカメラによって前記情報記録媒
体に記録された画像データを用いてもよい。
明したが、本実施形態は、特許請求の範囲に記載した事
項の実施態様以外に、以下に記載する事項の実施態様を
含んでいる。
像の画像データに基づいて、各原画像から被写体のグレ
ーの部分に対応する画素である可能性の高いグレー候補
画素を各々抽出し、各原画像から各々抽出したグレー候
補画素から成るグレー候補画素群の所定の座標上での分
布に基づいて処理対象の原画像の画像データの規格化を
行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
イライト及びシャドーの色を基準にして前記原画像中の
高彩度の画素を判断し、判断した高彩度の画素を除外す
ることでグレー候補画素を抽出することを特徴とする
(1)記載の画像処理装置。
画素群の所定の座標上での分布のうち前記処理対象の原
画像の濃度域内における分布を線形近似することで、前
記処理対象の原画像におけるグレーバランスを表すグレ
ー軸を推定し、推定したグレー軸を基準として前記処理
対象の原画像の画像データの規格化を行うことを特徴と
する(1)記載の画像処理装置。
は、被写体が撮影記録されることで形成された原画像中
のハイライト部の色、及びハイライト部の色と原画像を
構成する各要素の色との相関を求め、撮影記録時の光源
に起因する原画像の色バランス偏倚度を判断し、前記色
バランス偏倚度に基づき、ハイライト部の色に応じて画
像データの色バランスを補正するので、撮影記録時の光
源に起因する原画像の色バランス偏倚を高精度に補正す
ることができる、という優れた効果を有する。
の条件で被写体が撮影記録されて成る複数の原画像の画
像データから処理対象の原画像におけるグレーバランス
を推定して処理対象の原画像の画像データを規格化し、
処理対象の原画像中のハイライト部の色、及びハイライ
ト部の色と原画像を構成する各要素の色との相関を求
め、撮影記録時の光源に起因する処理対象の原画像の色
バランス偏倚度を判断し、前記色バランス偏倚度に基づ
き、ハイライト部の色に応じて処理対象の原画像の画像
データの色バランスを補正するので、被写体が撮影記録
されて成る原画像に対し、撮影記録特性に起因する色バ
ランスの偏倚、及び撮影記録時の光源に起因する色バラ
ンス偏倚を各々高精度に補正することができる、という
優れた効果を有する。
おいて、規格化前の画像データに基づき処理対象の原画
像のハイライト及びシャドーの色を基準にして判断され
た高彩度の画素以外の画素のデータを用いて処理対象の
原画像中のハイライト部を抽出してハイライト部の色を
求め、規格化後の画像データに基づいて処理対象の原画
像中のハイライト部と原画像を構成する各要素の色との
相関を求めるので、上記効果に加え、ハイライト部の色
を正確に検知できると共に、ハイライト部と原画像を構
成する各要素の色との相関を正確に求めることができ
る、という効果を有する。
おいて、ハイライト部の色と原画像を構成する各要素の
色との相関として、ハイライト部の色を表すハイライト
色ベクトルと、原画像を構成する各要素の色を表す色ベ
クトルと、の成す角度の分布を用いたので、上記効果に
加え、被写体の撮影記録時の光源に起因する原画像の色
バランス偏倚度を正確に判断することができる、という
効果を有する。
おいて、複数の原画像のうち類似のシーンが撮影記録さ
れることで形成された原画像を判断し、類似のシーンが
撮影記録されることで形成された原画像については同一
又は近似した補正量で画像データの色バランスを補正す
るので、上記効果に加え、類似したシーンが撮影記録さ
れることで形成された原画像に対応する出力画像の仕上
がりを同一又は近似させることができる、という効果を
有する。
記録された原画像の画像データから処理対象の原画像に
おけるグレーバランスを推定して処理対象の原画像の画
像データを規格化する第1のステップ、処理対象の原画
像中のハイライト部の色、及びハイライト部の色と原画
像を構成する各要素の色との相関を求める第2のステッ
プ、撮影記録時の光源に起因する処理対象の原画像の色
バランス偏倚度を判断する第3のステップ、前記色バラ
ンス偏倚度に基づきハイライト部の色に応じて処理対象
の原画像の画像データの色バランスを補正する第4のス
テップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプ
ログラムを記録媒体に記録したので、被写体が撮影記録
されて成る原画像に対し、撮影記録特性に起因する色バ
ランスの偏倚、及び撮影記録時の光源に起因する色バラ
ンス偏倚を各々高精度に補正することができる、という
優れた効果を有する。
成図である。
の内容を示すフローチャートである。
すフローチャートである。
内容を便宜的に示すフローチャートである。
画素の抽出を説明するための概念図である。
画像、(C)は前記画像から高彩度画素を除外した後
の、RGB濃度座標上における各画素のデータの分布の
一例を示す概念図である。
候補画素から成るグレー候補画素群のRGB濃度座標上
における分布の一例を示す概念図、(B)は(A)に示
したグレー候補画素群からの特定の画像のグレー軸の推
定を説明するための概念図である。
ベクトルCPの一例を示す概念図である。
像から求めた、ハイライト色ベクトルと各画素の色ベク
トルの成す角度の余弦(内積)COSの累積ヒストグラ
ムの一例を示す線図である。
ら求めた、ハイライト色ベクトルと各画素の色ベクトル
の成す角度の余弦(内積)COSの累積ヒストグラムの
一例を示す線図である。
ら求めた、ハイライト色ベクトルと各画素の色ベクトル
の成す角度の余弦(内積)COSの累積ヒストグラムの
他の例を示す線図である。
きさHから異種光源度αを求めるための異種光源判定テ
ーブルの一例を示す線図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 被写体が撮影記録されることで形成され
た原画像を表す画像データに基づいて、原画像中のハイ
ライト部の色、及び原画像中のハイライト部の色と原画
像を構成する各要素の色との相関を求める演算手段と、 前記演算手段によって求められた原画像中のハイライト
部の色、及び原画像中のハイライト部の色と原画像を構
成する各要素の色との相関に基づいて、前記被写体の撮
影記録時の光源に起因する原画像の色バランス偏倚度を
判断する判断手段と、 前記判断手段によって判断された前記光源に起因する色
バランス偏倚度に基づき、前記ハイライト部の色に応じ
て画像データの色バランスを補正する補正手段と、 を含む画像処理装置。 - 【請求項2】 一定の条件で被写体が撮影記録されて成
る複数の原画像の画像データに基づいて処理対象の原画
像におけるグレーバランスを推定し、推定したグレーバ
ランスを基準として処理対象の原画像の画像データを規
格化する規格化手段と、 処理対象の原画像の画像データに基づいて、処理対象の
原画像中のハイライト部の色、及び処理対象の原画像中
のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色との
相関を求める演算手段と、 前記演算手段によって求められた処理対象の原画像中の
ハイライト部の色、及び処理対象の原画像中のハイライ
ト部の色と原画像を構成する各要素の色との相関に基づ
いて、前記被写体の撮影記録時の光源に起因する処理対
象の原画像の色バランス偏倚度を判断する判断手段と、 前記判断手段によって判断された前記光源に起因する色
バランス偏倚度に基づき、前記ハイライト部の色に応じ
て処理対象の原画像の画像データの色バランスを補正す
る補正手段と、 を含む画像処理装置。 - 【請求項3】 前記演算手段は、前記規格化手段による
規格化前の画像データに基づき前記処理対象の原画像の
ハイライト及びシャドーの色を基準にして判断された処
理対象の原画像中の高彩度の画素以外の画素のデータを
用いて処理対象の原画像中のハイライト部を抽出し、抽
出したハイライト部の色を求め、前記規格化手段による
規格化後の処理対象の原画像の画像データに基づいて、
処理対象の原画像中のハイライト部と原画像を構成する
各要素の色との相関を求めることを特徴とする請求項2
記載の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記演算手段は、前記原画像を構成する
要素として、前記処理対象の原画像中の全ての画素、又
は前記処理対象の原画像中の全ての画素のうち被写体の
グレーの部分に対応する画素である可能性の高いグレー
候補画素を用いて、前記ハイライト部の色と前記各要素
の色との相関を求めることを特徴とする請求項2記載の
画像処理装置。 - 【請求項5】 前記演算手段は、前記ハイライト部の色
と原画像を構成する各要素の色との相関として、前記ハ
イライト部の色を表すハイライト色ベクトルと、前記原
画像を構成する各要素の色を表す色ベクトルと、の成す
角度の分布を用いることを特徴とする請求項2記載の画
像処理装置。 - 【請求項6】 前記補正手段は、前記複数の原画像のう
ち類似のシーンが撮影記録されることで形成された原画
像を判断し、類似のシーンが撮影記録されることで形成
された原画像については同一又は近似した補正量で画像
データの色バランスを補正することを特徴とする請求項
2記載の画像処理装置。 - 【請求項7】 一定の条件で被写体が撮影記録されて成
る複数の原画像の画像データに基づいて処理対象の原画
像におけるグレーバランスを推定し、推定したグレーバ
ランスを基準として処理対象の原画像の画像データを規
格化し、 処理対象の原画像の画像データに基づいて、処理対象の
原画像中のハイライト部の色、及び処理対象の原画像中
のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色との
相関を求め、 前記求めた処理対象の原画像中のハイライト部の色、及
び処理対象の原画像中のハイライト部の色と原画像を構
成する各要素の色との相関に基づいて、前記被写体の撮
影記録時の光源に起因する処理対象の原画像の色バラン
ス偏倚度を判断し、 前記判断した前記光源に起因する色バランス偏倚度に基
づき、前記ハイライト部の色に応じて処理対象の原画像
の画像データの色バランスを補正する画像処理方法。 - 【請求項8】 一定の条件で被写体が撮影記録されて成
る複数の原画像の画像データに基づいて処理対象の原画
像におけるグレーバランスを推定し、推定したグレーバ
ランスを基準として処理対象の原画像の画像データを規
格化する第1のステップ、 処理対象の原画像の画像データに基づいて、処理対象の
原画像中のハイライト部の色、及び処理対象の原画像中
のハイライト部の色と原画像を構成する各要素の色との
相関を求める第2のステップ、 前記求めた処理対象の原画像中のハイライト部の色、及
び処理対象の原画像中のハイライト部の色と原画像を構
成する各要素の色との相関に基づいて、前記被写体の撮
影記録時の光源に起因する処理対象の原画像の色バラン
ス偏倚度を判断する第3のステップ、 及び、前記判断した前記光源に起因する色バランス偏倚
度に基づき、前記ハイライト部の色に応じて処理対象の
原画像の画像データの色バランスを補正する第4のステ
ップを含む処理をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムが記録された記録媒体。
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