JP2000261745A - 電子カメラ装置 - Google Patents
電子カメラ装置Info
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Abstract
撮影された撮影画像を無駄にすることなく、感光式プリ
ンタによる不良印刷の発生を未然に防止する。 【解決手段】電子カメラ11には、画像信号に応じて感
光紙を露光することによってその感光紙上に画像を形成
する感光式のプリンタ部23が内蔵されている。システ
ムコントローラ115は、電子カメラ11の周囲温度お
よび湿度を温度センサ210および湿度センサ211に
よって測定し、その測定された周囲温度が感光紙上への
画像形成が可能な所定の印刷可能温度範囲外であると判
断した場合や、結露が発生していると判断した場合に
は、撮影後、すぐに印刷せずに、撮影画像を着脱メモリ
100に記録するという制御を行う。よって、印刷可能
な環境になってから、あらためて印刷することが可能と
なるので、撮影画像を無駄にすることなく、不良印刷の
発生を未然に防止することができる。
Description
し、特にプリンタ機構を内蔵した電子カメラ装置に関す
る。
プリント出力するためのデジタルビデオプリンタが種々
開発されている。この種のプリンタ装置においては、メ
モリカードなどを介してプリント対象の画像をプリンタ
装置に入力するだけで、容易にそのプリントを行うこと
ができる。
合わせる昇華型のものや、インクジェット方式のもの、
さらには、感光紙を露光して画像を形成する感光式のも
の、などが用いられており、またそのプリント解像度は
非常に高く設定されている。このため、プリント処理に
は比較的多くの時間を要するものの、銀塩写真と同様の
高画質のプリントを家庭内で容易に実現することができ
る。
画像をプリント出力できるようにするために、上述のよ
うなプリンタ機構を内蔵した電子カメラの開発が要求さ
れて初めている。
としては、前述の感光式のものが好適である。感光式の
プリンタは、昇華型やインクジェット方式のものに比較
して消費電力が少なく、また小型化を実現し易いためで
ある。
することによって画像を形成するという感光式のプリン
ト方式では、露光してから感光紙の化学反応が徐々に進
行することによって画像が形成されるので、露光後、感
光紙の置かれた周囲温度によってはプリント画像の画質
の低下を招くことになる。屋内で使用することを前提と
した据え置き型のビデオプリンタの場合にはさほど問題
ないが、電子カメラや携帯型プリンタの場合には、屋外
で使用されることが多いので、温度による影響を受け易
い。したがって、例えば寒冷地の屋外等で使用すると、
露光後の画像形成が十分進行せず、結果的に不良印刷と
なってしまうという問題が生じることになる。
に水分が付着したり、感光紙が湿気を吸うと、反応むら
が生じて不良印刷を招く場合もある。例えば電子カメラ
を気温の低い屋外から急に暖かい屋内に持ち込んで使用
した場合や、夜間に冷された電子カメラを、気温の上が
る日中に湿度の高い場所に持ち出して使用した場合には
電子カメラに結露が生じることがあるが、このように結
露が生じている状態でプリントを行うと、不良印刷を招
く危険がある。
ものであり、撮影画像を無駄にすることなく、不良印刷
の発生を未然に防止することが可能な電子カメラ装置を
提供することを目的とする。
め、本発明は、撮影光学系によって結像された被写体像
を光電変換して画像情報を生成する電子的撮像手段を有
する電子カメラ装置であって、前記電子カメラ装置に装
填された感光紙を前記電子的撮像手段によって得られた
画像情報に応じて露光し、前記感光紙上に所定の画像を
形成する印刷手段と、前記電子カメラ装置の周囲温度を
測定する温度測定手段と、前記測定された周囲温度が所
定温度範囲外の場合には、前記印刷手段による前記画像
情報の印刷の実行を禁止して、前記画像情報を前記電子
カメラ装置に装着可能な記録媒体に記録するよう制御す
る制御手段とを具備することを特徴とする。
を測定する温度測定手段が設けられており、測定された
周囲温度が感光紙上への画像形成が可能な所定の温度範
囲外である場合は、撮影後に、すぐに印刷を行わず、記
録媒体に撮影画像が記録される。このように、撮影した
その場で印刷が行えない温度の場合には、記憶媒体に撮
影画像を一旦記憶しておくことにより、印刷可能な環境
になってから、あらためて印刷することが可能となる。
よって、撮影画像を無駄にすることなく、不良印刷の発
生を未然に防止することが可能となる。
まうため、結露検出手段を設け、結露の発生が検出され
た場合には、印刷の実行を禁止して、記録媒体に記録す
るように制御することが好ましい。これにより撮影画像
を無駄にすることなく、結露の付着による不良印刷の発
生を未然に防止することができる。
刷制御を、前述の周囲温度による印刷制御と組み合わせ
て使用することにより、より確実に不良印刷の発生を防
止できる。
止された画像情報については、印刷を行わずに記録のみ
を行った画像であることを示す識別情報を付加して前記
記録媒体に記録することが好ましい。これにより、印刷
可能な環境になってから、あらためて印刷するときに
は、印刷が中止され未印刷となっている画像を記録媒体
の中から容易に探し出すことができる。
外の場合、または結露の発生が検出された場合には、前
記感光紙上に良好な画像を形成できない可能性がある旨
を報知するための所定の警告を行う警告手段をさらに具
備することが好ましい。これにより、自動的に印刷を禁
止した場合でも、利用者がプリンタの故障と誤認するの
を防止することができる。
印刷手段による印刷を強制実行するかどうかを利用者に
選択させる手段をさらに設けることが好ましい。これに
より、印刷するか否かの最終的な判断を利用者に任せら
れるので、利用者の意向に柔軟に対応することが可能と
なる。
施形態を説明する。まず、図1を参照して、本発明の一
実施形態に係る電子カメラの基本構造を説明する。
蔵したデジタルスチルカメラであり、CCDなどの固体
撮像素子を用いて被写体像を撮影して記録媒体に記録す
るだけではなく、その撮影画像をプリント出力したり、
記録媒体に記録されている撮影済みの画像データなどを
プリント出力することができる。
11の外観を示す斜視図である。図示のように、電子カ
メラ11の本体には、レリーズスイッチ(シャッターボ
タン)12、モード切換えスイッチ13、光学ファイン
ダ14、画像表示LCD15、モード表示LCD16、
ストロボ17、スピーカ18、用紙排出口19、温度セ
ンサ窓20などが設けられている。
2は撮影実行を指示するための操作ボタンであり、また
モード切換えスイッチ13は電子カメラ11の動作モー
ドを設定・変更するための操作ボタンである。電子カメ
ラ11には、以下の動作モードが用意されており、モー
ド切換えスイッチ13の操作によって使用するモードを
切り換えることができる。
これによって得た画像データを記録媒体に記録する 2)再生モード 記録媒体から撮影済の画像データなど(他の電子カメラ
で撮影された画像データや、コンピュータで作成された
画像データ等を含む)を読み出して画像表示LCD15
に表示する 3)再生プリントモード 記録媒体から撮影済の画像データなど(他の電子カメラ
で撮影された画像データや、コンピュータで作成された
画像データ等を含む)を読み出し、それを内蔵プリンタ
によってプリント出力する 4)撮影プリントモード(インスタントプリントモー
ド) CCDなどの固体撮像素子を用いて被写体像を撮影し、
これによって得た画像データを内蔵プリンタによってプ
リント出力する 感光式の内蔵プリンタは、前述したように感光紙をプリ
ント用紙として使用する方式のものであり、印刷対象の
画像データに基づいて感光紙を露光し、この露光によっ
て感光紙の化学反応を引き起こすことによって感光紙上
に画像を形成する。感光紙には、正常にプリントするこ
とが可能な適正温度範囲(印刷可能温度範囲)が規定さ
れており、印刷可能温度範囲外の温度環境下でプリント
処理を行うと、不良印刷が発生することになる。
るため、本実施形態の電子カメラ11には、周囲温度を
測定するための温度センサが内蔵されており、印刷可能
温度範囲外であると判断した場合には、撮影後に、警告
を行ったり、プリントを行わずに記録媒体に記録するな
どの制御が行われる。電子カメラ11本体の温度センサ
窓20は、内蔵の温度センサによって電子カメラ11の
周囲温度、つまり外気温度、を正しく測定できるように
するために設けられたものである。警告は、警告音をス
ピーカ18から発したり、警告メッセージを画像表示L
CD15やモード表示LCD16に表示することによっ
て行われる。
1の断面図であり、ここには、要部のみが抽出して示さ
れている。
のように撮影レンズ部21が取り付けられており、ま
た、電子カメラ11の本体内には、各種電子部品が実装
されたプリント基板22、およびプリンタ部23が収容
されている。プリンタ部23は前述の感光式の内蔵プリ
ンタとして機能するものであり、図示のようにプリント
カートリッジや光ヘッド部などから構成されている。プ
リントカートリッジには、プリント用紙として用いられ
る複数枚の感光紙(感光フィルム)が収容されている。
このプリントカートリッジは電子カメラ11の本体に取
り外し自在に装着できる着脱式のものであり、プリント
用紙200(感光紙)の補給はプリントカートリッジ単
位で行われる。印刷時には、プリンタ部23に設けられ
た搬送機構によってプリントカートリッジから1枚ずつ
プリント用紙200(感光紙)が取り出され、用紙排出
口19に向けて搬送されながら光ヘッド部によって順次
露光される。
ー24が設けられている。印刷時以外は用紙排出口シャ
ッター24を閉じることにより、外部からの塵や埃の進
入を防ぐことができる。
ように、メモリカードなどの着脱可能な記録媒体から構
成される着脱メモリ100を装着するためのカードスロ
ット25、装着された着脱メモリ100を保護するため
のカード蓋26、電子カメラ11の電源として使用され
る複数の乾電池27を収容するための電池ボックスなど
が設けられている。
電子カメラ11の具体的なシステム構成について説明す
る。
イッチ12やモード切換えスイッチ13などの各種操作
スイッチを含む操作部、画像表示LCD15、モード表
示LCD16、ストロボ17、スピーカ18などに加
え、図示のように、撮影レンズ系111、撮像素子11
2、撮像回路113、A/D変換回路114、システム
コントローラ115、メモリカードインターフェイス
(I/F)116、記録用バッファーメモリ117、画
像処理部119、外部インターフェイス(I/F)12
0、圧縮伸張処理部121、および電源部122などが
設けられている。
した撮影レンズ部21を構成する光学系である。撮像素
子112は撮影光学系111によって結像された被写体
像を光電変換して電気的な画像信号に変換する固体撮像
素子であり、色フィルタが配置されたCCDエリアセン
サなどから構成されている。
115の制御の下に撮像素子112を動作制御して、撮
像素子112からの画像情報の取り込みや、撮像素子1
12による素子シャッター(電子シャッター)の速度制
御、撮像素子112から出力される画像信号のゲイン調
整などを行う。撮像回路113から出力される画像信号
は、A/D変換回路114に送られ、そこでデジタル画
像信号に変換される。
いは「撮影プリントモード」に設定されると、撮像回路
113によって撮像素子112から画像情報が随時取り
込まれ、画像表示LCD15に表示するためのファイン
ダ像を得たり、測光/測距を行うためのAE/AF制御
の基準とすべき画像情報が得られる。また、「通常撮影
モード」あるいは「撮影プリントモード」において、レ
リーズスイッチ12が押されると、撮像回路113によ
って撮像素子112から改めて画像情報の取り込みが行
われ、所定の画像処理が施された後に、着脱メモリ10
0に記録あるいはプリント出力される。
11内の各ユニットを制御するためのCPUであり、1
チップマイコンなどから構成されている。本実施形態に
おいては、システムコントローラ115は、「撮影プリ
ントモード」に設定されると、電子カメラ11の周囲温
度および湿度を後述の温度センサ210および湿度セン
サ211によって測定し、その測定された周囲温度が感
光紙上への画像形成が可能な所定の印刷可能温度範囲外
であると判断した場合や、結露が発生していると判断し
た場合には、撮影後に、自動的に印刷の実行を禁止し、
撮影画像を記録媒体に記録する制御を行う。
116は、電子カメラ11に着脱自在に装着可能なメモ
リカードなどの記録媒体から構成される着脱メモリ10
0をリード/ライトアクセスするためのものであり、こ
のメモリカードインターフェイス(I/F)116を介
して着脱メモリ100への画像情報の書き込みや、着脱
メモリ100からの画像情報の取り込みが行われる。
の画像情報を一時的に保持するために用いられるバッフ
ァ領域であるが、このバッファ領域は画像処理のための
作業領域としても利用される。画像処理部119による
色補正などの画像処理や、圧縮伸張処理部121による
圧縮・伸張処理などは、記録用バッファーメモリ117
上で実行される。
S232CやIEEE1394などの通信インターフェ
イスを介して外部のパーソナルコンピュータや他の電子
機器と通信するためのものであり、各種制御情報や画像
情報を授受するために用いられる。
対象の画像情報をJPEG(JointPhotographic Coding
Experts Group)などの圧縮形式で圧縮したり、着脱メ
モリ110から取り込んだ再生対象あるいはプリント対
象の圧縮された画像情報を伸張するためのものである。
された前述の乾電池27および後述のカートリッジ内電
池208や、外部AC電源などから、電子カメラ11の
各ユニットに動作電源を供給するための電源回路であ
る。
タ部23の構成ユニットとして、印刷画像処理回路20
1、印刷用バッファーメモリ202、ヘッド駆動回路2
03、光ヘッド部204、駆動制御回路205、駆動部
206、プリントカートリッジ207、このプリントカ
ートリッジ207に内蔵されたカートリッジ内電池20
8、カートリッジ検出センサ209、温度センサ21
0、および湿度センサ211などが設けられている。
ァーメモリ117に格納された印刷対象の画像データに
対して、プリント用に適した画像データを得るためのガ
ンマ補正などの各種画像処理を施すと共に、そのプリン
ト用画像データをラスタライズして1ライン単位で印刷
用バッファーメモリ202に展開する。この印刷用バッ
ファーメモリ202に展開された画像データは、ヘッド
駆動回路203を介して光ヘッド部204に送られる。
光ヘッド部204は、駆動制御回路205および駆動部
206による感光紙の搬送方向(主走査方向)と直交す
る副走査方向にスキャンしながら、感光紙を露光する。
光ヘッド部204は、R,G,Bそれぞれの光に対応す
る3つの光ヘッドから構成されている。Rの光ヘッドは
Rデータによって駆動され、Gの光ヘッドはGデータに
よって、Bの光ヘッドはBデータによって駆動される。
これにより、感光紙は、画像データのR,G,Bに対応
するR,G,Bそれぞれの光によって露光され、感光紙
上にカラー画像が形成される。露光による画像形成方式
としては、良く知られた拡散転写などを利用することが
できる。
カートリッジ207の装着の有無を検出するためのセン
サであり、プリントカートリッジ207が装着される
と、それを示す検出信号をシステムコントローラ115
に送信する。
窓20を通じて外気温を測定することにより、電子カメ
ラ11の周囲温度を測定する。この温度センサとして
は、サーミスタや、赤外線を利用した放射温度センサな
どが用いられる。
たはその周囲の湿度を測定するためのものであり、この
湿度センサ211によって測定された湿度の値から、電
子カメラ11において結露が発生しているか否か検出す
ることができる。この湿度センサ211は感光紙の搬送
経路上や、あるいは外気に触れるような位置に配置され
る。なお、このような湿度センサ211を設けなくと
も、温度センサ210の出力から温度変化の度合いを演
算して求めることによっても、電子カメラ11における
結露の発生の有無を予測することができる。
を参照して、温度センサ210の具体的な取り付け構造
について説明する。
度センサ窓20を電子カメラ11の外装300上に設
け、その温度センサ窓20に対向する位置に温度センサ
210が位置されるように温度センサ210をプリント
基板301上に配設した例である。プリント基板301
としては、図2の各部品が実装されるプリント基板を使
用することができる。
の開口を持つ温度センサ窓20を電子カメラ11の外装
300上に設ける点は図3(A)と同じであるが、熱伝
導部材302によって温度センサ窓20下の開口を塞ぐ
共に、その熱伝導部材302の下面に直接接触させた状
態で温度センサ210を取り付けている。温度センサ2
10との間の信号の授受は、フレキシブルプリント基板
(FPC)によって行われる。この構造により、外部か
らの塵や埃の進入を防止することができる。
に、ガラスやアクリルなどの透明板304を温度センサ
窓20として外装300上に配置し、その透明板304
を介して外気温を赤外光による放射温度センサ210A
によって測定するようにしたものである。この構造にお
いても、外部からの塵や埃の進入を防止することができ
る。
トを参照して、システムコントローラ115によって実
行される一連の処理の流れについてモード毎に説明す
る。
するモード設定処理がモード切換スイッチ13の操作に
応じて実行され(ステップS11)、これにより、電子
カメラ11は、「再生プリントモード」、「撮影プリン
トモード」、「通常撮影モード」、「再生モード」のい
ずれかに設定される。
モード」が選択されると、システムコントローラ115
は、温度センサ210と湿度センサ211を用いて周囲
温度と結露発生の有無を調べ、印刷条件を満足している
か否かを判断する(ステップS12,S13)。温度セ
ンサ210によって測定された周囲温度が印刷可能温度
範囲内であり(ステップS12のYES)、且つ結露が
発生していない(ステップS13のYES)ことを条件
に印刷条件が満足していると判断され、ステップS17
〜S20の印刷処理が開始される。
た周囲温度が印刷可能温度範囲外である場合(ステップ
S12のNO)や、周囲温度が印刷可能温度範囲内であ
っても結露が発生している場合(ステップS13のN
O)は、システムコントローラ115は、印刷条件を満
足していないと判断する。この場合、システムコントロ
ーラ115は、正常に印刷することができない環境であ
る旨を示す警告メッセージやアイコンなどをLCD表示
して(画像表示LCD15やモード表示LCD16に表
示)、強制印刷するか否かを利用者に問い合わせると共
に(ステップS14)、スピーカ18から警告音を発生
する(ステップS15)。そして、システムコントロー
ラ115は、利用者による所定の操作ボタンの操作によ
って利用者の意向を判断する(ステップS16)。利用
者によって強制印刷の実行が指示されなかったならば
(ステップS16のNO)、システムコントローラ11
5は、ステップS17〜S20の印刷処理の実行を禁止
し、「再生プリントモード」の処理を終了する。利用者
によって強制印刷の実行が指示されたならば(ステップ
S16のYES)、システムコントローラ115は、印
刷条件が満足している場合と同様に、ステップS17〜
S20の印刷処理を開始する。
5は、メモリカードインターフェイス(I/F)116
を介して着脱メモリ100から印刷対象の画像データを
読み出し(ステップS17)、それを圧縮伸張処理部1
21を用いて伸張した後に(ステップS18)、記録用
バッファーメモリ117に書き込む(ステップS1
9)。この後、システムコントローラ115は、内蔵プ
リンタを制御して露光によるプリントを実行する(ステ
ップS20)。
メモリ100に記録されている画像データを画像表示L
CD15を用いて再生表示しながら行うことができる。
モード」が選択された場合には、システムコントローラ
115は、レリーズスイッチ12が押されると、それに
応答して、撮像回路113を制御して撮像素子112に
よる撮影処理を開始し(ステップS21)、この撮影処
理によって得られた画像データを記録用バッファーメモ
リ117に書き込む(ステップS22)。撮影後、シス
テムコントローラ115は、「再生プリントモード」の
場合と同様に、温度センサ210と湿度センサ211を
用いて周囲温度と結露発生の有無を調べ、印刷条件を満
足しているか否かを判断する(ステップS23,S2
4)。
温度が印刷可能温度範囲内であり(ステップS23のY
ES)、且つ結露が発生していない(ステップS24の
YES)ことを条件に印刷条件が満足していると判断さ
れる。この場合、システムコントローラ115は、内蔵
プリンタを制御して露光による撮影画像のプリントを実
行する(ステップS30)。
た周囲温度が印刷可能温度範囲外である場合(ステップ
S23のNO)や、周囲温度が印刷可能温度範囲内であ
っても結露が発生している場合(ステップS24のN
O)は、システムコントローラ115は、印刷条件を満
足していないと判断する。この場合、システムコントロ
ーラ115は、正常に印刷することができない環境であ
る旨を示す警告メッセージやアイコンなどをLCD表示
して(画像表示LCD15やモード表示LCD16に表
示)、強制印刷するか否かを利用者に問い合わせると共
に(ステップS25)、スピーカ18から警告音を発生
する(ステップS26)。そして、システムコントロー
ラ115は、利用者による所定の操作ボタンの操作によ
って利用者の意向を判断する(ステップS27)。利用
者によって強制印刷の実行が指示されなかったならば
(ステップS27のNO)、システムコントローラ11
5は、ステップS30の印刷処理を行わず、その代わり
に、記録用バッファーメモリ117上の撮影画像データ
を圧縮伸張処理部121を用いて圧縮した後に(ステッ
プS28)、着脱メモリ100に記録する(ステップS
29)。
ならば(ステップS27のYES)、システムコントロ
ーラ115は、印刷条件が満足している場合と同様に、
ステップS30の印刷処理を開始する。
ド」が選択された場合には、システムコントローラ11
5は、レリーズスイッチ12が押されると、それに応答
して、撮像回路113を制御して撮像素子112による
撮影処理を開始し(ステップS31)、この撮影処理に
よって得られた画像データを記録用バッファーメモリ1
17に書き込む(ステップS32)。この後、システム
コントローラ115は、画像データを圧縮伸張処理部1
21を用いて圧縮した後(ステップS33)、その圧縮
した画像データをメモリカードインターフェイス(I/
F)116を介して着脱メモリ100に記録する(ステ
ップS34)。
が選択された場合には、システムコントローラ115
は、メモリカードインターフェイス(I/F)116を
介して着脱メモリ100から再生対象の画像データを読
み出し(ステップS35)、それを圧縮伸張処理部12
1を用いて伸張した後に(ステップS36)、画像表示
LCD15に表示する(ステップS37)。
囲温度の検出と結露検出の結果に基づいて印刷の実行を
制限するという制御が行われ、「撮影プリントモード」
では、印刷条件が満たされない場合には、撮影後、プリ
ントを行うのを中止して撮影画像を記録媒体に記録され
る。よって、印刷可能な環境になってから、あらためて
印刷することができるので、撮影画像を無駄にすること
なく不良印刷の発生を未然に防止することが可能とな
る。
出の双方を用いて印刷実行を制限するようにしたが、周
囲温度の検出と結露検出のいずれか一方のみでも十分な
効果を得ることができる。また、強制プリントを行うか
否かをユーザに問い合わせることなく、直ちにプリント
を中止するようにしてもよい。
な種々の印刷制御の具体例を説明する。
5のフローチャートを参照して、周囲温度のみを印刷条
件として使用し、且つ利用者への最終確認を行わずに処
理を終了する場合について説明する。
「撮影プリントモード」が選択された場合には、システ
ムコントローラ115は、レリーズスイッチ12が押さ
れると、それに応答して、撮像回路113を制御して撮
像素子112による撮影処理を開始し(ステップS10
1)、この撮影処理によって得られた画像データを記録
用バッファーメモリ117に書き込む(ステップS10
2)。撮影後、システムコントローラ115は、温度セ
ンサ210を用いて周囲温度を測定し(ステップS10
3)、測定された周囲温度が所定の印刷可能温度範囲内
であるか否かを判断する(ステップS104)。
104のYES)、内蔵プリンタを用いた撮影画像のプ
リントが実行される(ステップS105)。
ップS104のYES)、システムコントローラ115
は、プリントを行わず、その代わりに、記録用バッファ
ーメモリ117から撮影画像データを読み出し(ステッ
プS106)、それを圧縮伸張処理部121を用いて圧
縮する(ステップS107)。そして、その圧縮された
画像データのデータファイルに「未プリント識別コー
ド」を付加して着脱メモリ100に記録する(ステップ
S108,S109)。「未プリント識別コード」は、
それに対応する画像データが、撮影後、プリントを行わ
ず、記録のみした画像データである旨を示す識別情報で
あり、画像データファイルのヘッダ部に埋め込まれる。
着脱メモリ100に記録される画像データファイルの構
造を図6に示す。
ァイルは、ファイルヘッダ部、サムネイル画像データ、
および主画像データから構成される。サムネイル画像デ
ータは、主画像データの概要を高速表示するために用い
られる縮小画像データであり、撮影画像データを圧縮し
たものが主画像データである。サムネイル画像データお
よび主画像データは共にJPEGなどの圧縮形式で圧縮
されている。「再生モード」や「再生プリントモード」
においては、主画像データが着脱メモリ100から読み
出されて伸張処理される。
に関する各種情報を保持するためのものであり、ここに
は、ファイル名、ファイルサイズ、圧縮形式、主画像デ
ータのピクセルサイズなどの情報などが含まれている。
また、本実施形態では、前述した「未プリント識別コー
ド」がファイルヘッダ部に書き込まれる。「再生プリン
トモード」時には、未プリント識別コードが画像データ
と共に画像表示LCD15上に再生表示されるので、印
刷可能な環境になってから、あらためて印刷するときに
は、印刷が中止され未印刷となっている画像を着脱メモ
リ100の中から容易に探し出すことが可能となる。
7のフローチャートを参照して、周囲温度のみを印刷条
件として使用し、且つ印刷条件が満たされない場合に
は、最終的に印刷を行うか否かを利用者に選択させる場
合の処理手順について説明する。
「撮影プリントモード」が選択された場合には、システ
ムコントローラ115は、図5のステップS101〜S
104と同じ手順で、撮影処理、および所定温度範囲内
であるか否かの判定処理を行い(ステップS111〜S
114)、所定温度範囲内であれば、内蔵プリンタを用
いて撮影画像のプリント処理を実行する(ステップS1
18)。
S114のNO)、図4のステップS25〜S27と同
じ手順で、警告表示、警告音発生、強制プリントを行う
か否かの選択処理を行う(ステップS115〜S11
7)。強制印刷が指示されなかった場合には(ステップ
S117のNO)、図5の場合と同じく、撮影画像デー
タを圧縮して、それを「未プリント識別コード」を付加
して着脱メモリ100に記録するが(ステップS119
〜S122)、強制印刷が指示された場合には(ステッ
プS117のYES)、ステップS118の印刷処理を
実行する。
8のフローチャートを参照して、結露発生の有無のみを
印刷条件として使用し、且つ印刷条件が満たされない場
合には、最終的に印刷を行うか否かを利用者に選択させ
る場合の処理手順について説明する。
13,S114の代わりに、ステップS201,S20
2が設けられている。システムコントローラ115は、
撮影処理後(ステップS111,S112)、湿度セン
サ211を用いて湿度を検出し(ステップS201)、
結露発生の有無を判断する(ステップS201)。結露
が発生していない場合には(ステップS202のN
O)、印刷条件が満たされていると判断され、ステップ
S118の印刷処理が実行される。一方、結露が発生し
ている場合には(ステップS202のYES)、印刷条
件が満たされていないと判断され、ステップS115以
降の処理が実行される。
9のフローチャートを参照して、湿度センサ211の代
わりに、温度センサ210を用いて結露検出を行う場合
について説明する。
01,S202の代わりに、ステップS301〜S30
3が設けられている。システムコントローラ115は、
温度センサ210を用いてある一定時間の期間中連続し
て周囲温度を検出し(ステップS301)、そして、温
度変化の度合いを調べる所定の演算を行って結露発生の
有無を予測する(ステップS302,S303)。一般
に、結露は、気温の低い屋外で冷やされた電子カメラ1
1を急に暖かい屋内に持ち込んで使用した場合などに発
生する。したがって、このように温度変化を測定するこ
とによっても、結露の発生の有無を正しく検出すること
ができる。
感光式プリンタの特徴を考慮し、使用環境に応じて印刷
の実行を制限する構成としており、しかも撮影後に印刷
を行わない場合には撮影画像を記録媒体に自動的に記録
するようにしているので、印刷可能な環境になってか
ら、あらためて印刷することができる。よって、撮影画
像を無駄にすることなく、不良印刷の発生を未然に防止
することが可能となる。
造を示す図。
ブロック図。
サの具体的な取り付け構造を示す図。
連の処理手順を各モード毎に示すフローチャート。
「撮影プリントモード」時における印刷制御処理の第2
の手順を示すフローチャート。
像データを記録するときのファイル構造の一例を示す
図。
「撮影プリントモード」時における印刷制御処理の第3
の手順を示すフローチャート。
「撮影プリントモード」時における印刷制御処理の第4
の手順を示すフローチャート。
「撮影プリントモード」時における印刷制御処理の第5
の手順を示すフローチャート。
ード切換スイッチ、15…画像表示LCD、16…モー
ド表示LCD、19…用紙排出口、20…温度センサ
窓、23…プリンタ部、100…着脱メモリ、112…
撮像素子、113…撮像回路、114…A/D変換回
路、115…システムコントローラ、116…メモリカ
ードインターフェイス、204…光ヘッド部、207…
プリントカートリッジ、210…温度センサ、211…
湿度センサ。
Claims (6)
- 【請求項1】 撮影光学系によって結像された被写体像
を光電変換して画像情報を生成する電子的撮像手段を有
する電子カメラ装置であって、 前記電子カメラ装置に装填された感光紙を前記電子的撮
像手段によって得られた画像情報に応じて露光し、前記
感光紙上に所定の画像を形成する印刷手段と、 前記電子カメラ装置の周囲温度を測定する温度測定手段
と、 前記測定された周囲温度が所定温度範囲外の場合には、
前記印刷手段による前記画像情報の印刷の実行を禁止し
て、前記画像情報を前記電子カメラ装置に装着可能な記
録媒体に記録するよう制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする電子カメラ装置。 - 【請求項2】 撮影光学系によって結像された被写体像
を光電変換して画像情報を生成する電子的撮像手段を有
する電子カメラ装置であって、 前記電子カメラ装置に装填された感光紙を前記電子的撮
像手段によって得られた画像情報に応じて露光し、前記
感光紙上に所定の画像を形成する印刷手段と、 前記電子カメラ装置における結露の発生の有無を検出す
る結露検出手段と、 前記結露の発生が検出された場合には、前記印刷手段に
よる前記画像情報の印刷の実行を禁止して、前記画像情
報を前記電子カメラ装置に装着可能な記録媒体に記録す
るよう制御する制御手段と、 を具備することを特徴とする電子カメラ装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記印刷手段による印
刷の実行が禁止された画像情報については、印刷を行わ
ずに記録のみを行った画像であることを示す識別情報を
付加して前記記録媒体に記録することを特徴とする請求
項1または2記載の電子カメラ装置。 - 【請求項4】 前記感光紙上に良好な画像を形成できな
い可能性がある旨を報知するための所定の警告を行う警
告手段をさらに具備し、 前記警告手段は、前記測定された周囲温度が所定温度範
囲外の場合または前記結露の発生が検出された場合に、
前記警告を行うことを特徴とする請求項1または2記載
の電子カメラ装置。 - 【請求項5】 前記警告手段によって警告が行われた場
合に、前記印刷手段による印刷を強制実行するかどうか
を利用者に選択させる手段をさらに具備することを特徴
とする請求項4記載の電子カメラ装置。 - 【請求項6】 撮影光学系によって結像された被写体像
を光電変換して画像情報を生成する電子的撮像手段を有
する電子カメラ装置であって、 前記電子カメラ装置に装填された感光紙を前記電子的撮
像手段によって得られた画像情報に応じて露光し、前記
感光紙上に所定の画像を形成する印刷手段と、 前記電子カメラ装置の周囲温度を測定する温度測定手段
と、 測定された周囲温度が所定温度範囲外の場合には、感光
紙上に良好な画像を形成できない可能性がある旨を報知
するための所定の警告を行う警告手段と、 を具備することを特徴とする電子カメラ装置。
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|---|---|---|---|
| JP05853899A JP3414664B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 電子カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05853899A JP3414664B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 電子カメラ装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000261745A true JP2000261745A (ja) | 2000-09-22 |
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ID=13087229
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05853899A Expired - Fee Related JP3414664B2 (ja) | 1999-03-05 | 1999-03-05 | 電子カメラ装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3414664B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002247488A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Sony Corp | 記録装置、記録方法、プログラムおよび記録媒体 |
| JP2007318485A (ja) * | 2006-05-26 | 2007-12-06 | Sharp Corp | 印刷制御装置 |
| JP2008006688A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Toshiba Tec Corp | リライトプリンタ |
| JP2011040331A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Nikon Corp | 照明装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-03-05 JP JP05853899A patent/JP3414664B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002247488A (ja) * | 2001-02-20 | 2002-08-30 | Sony Corp | 記録装置、記録方法、プログラムおよび記録媒体 |
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| JP2011040331A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-02-24 | Nikon Corp | 照明装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3414664B2 (ja) | 2003-06-09 |
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