JP2000262319A - パウダー容器 - Google Patents

パウダー容器

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JP2000262319A
JP2000262319A JP11073191A JP7319199A JP2000262319A JP 2000262319 A JP2000262319 A JP 2000262319A JP 11073191 A JP11073191 A JP 11073191A JP 7319199 A JP7319199 A JP 7319199A JP 2000262319 A JP2000262319 A JP 2000262319A
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Yukitomo Yuzuhara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、網皿を引き上げるに際し、
別部品を必要とせず且つパウダー容器の通常の使用時
に、その快適な使用を妨げることのない網皿の引上げ構
造を有するパウダー容器を提供することにある。 【課題手段】上記課題を解決するために、本発明に係る
パウダー容器Aは、容器本体1の底部1aに引上片5の
一部5aを固定し、かかる引上片5の端部5bを前記容
器本体1の内側壁1cに沿って配置することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は容器本体内のパウダ
ー化粧料の上面に網皿を載せて使用するパウダー容器に
おいて、化粧料を消費した後、化粧料の再充填にあたり
容器底部に位置する網皿を簡単に取り外すことができる
パウダー容器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、資源の有効活用などの観点から、
化粧料を再補充して、繰り返し使用するパウダー容器が
登場している。パウダー容器は、化粧料を充填した容器
本体の内部に網皿を落として、この網皿を通してパフに
適量の化粧料を付着させる構造が一般的であるが、上記
したような化粧料の再補充の際には、網皿を一旦、退避
させる必要があるが、化粧料が消費されて網皿が容器本
体の底部に沈んだ状態では、その引上げが困難な場合が
多かった。
【0003】この作業を簡単に行うために、例えば、特
開平9-37840号公報に示すパウダー容器が提案されてい
る。かかるパウダー容器は、別部材であるプレート状の
取出具を用意し、周囲に枠を有する網皿内に上方から嵌
め込んで、取出具を該枠内で突っ張らせることにより両
者を係合させる。そして、取出具を引き上げることによ
り、網皿を吊り上げることができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のパウダー容器では、網皿を取出すために、取出
具という別部品を用意しなければならず、化粧料の再補
充の頻度を考えると、かかる取出具の紛失の問題や保管
場所の問題があり、最善の解決方法とは言えなかった。
【0005】また、この他に網皿自体に引上タブを設け
ることも考えられるが、容器本体内に化粧料が充分に充
填されている場合は、この引上げタブが容器上方から突
出することになり、パフの取回し時に干渉して使いづら
いものとなってしまう。
【0006】そこで本発明の目的は、網皿を引き上げる
に際し、別部品を必要とせず且つパウダー容器の通常の
使用時に、その快適な使用を妨げることのない網皿の引
上げ構造を有するパウダー容器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るパウダー容器は、容器本体の底部に引
上片の一部を固定し、かかる引上片の端部を前記容器本
体の内側壁に沿って配置することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るパウダー容器の第一
実施形態について、図1乃至図3を用いて説明する。図
1は本実施形態に係るパウダー容器の容器本体の一部断
面斜視図、図2はパウダー容器の使用方法の説明図、図
3は引上片の取付構造の説明図である。
【0009】図2(a) に示すように、本実施形態に係る
パウダー容器Aは、容器本体1と該容器本体1内の化粧
料K上に載せる網皿3とから構成され、鏡台や洗面所で
使用される載置型の化粧用品である。また、網皿3上に
は、パフ4を載置することができ、蓋体2を容器本体1
に被せて、化粧料Kが飛散することを防止することがで
きる。
【0010】容器本体1は、上方に大きく開いた円筒状
の容器であり、内部にパウダーなどの化粧料Kが充填さ
れる(図2(a) 参照)。網皿3は、合成樹脂製の環状の
枠体3aと、その内側に張り渡した網体3bとから構成
され、かかる網皿3はインサート成形により一体に成形
される。
【0011】また、図1 並びに図2(a)に示すように、
容器本体1の底部1aには、引上片5が取りつけられて
いる。
【0012】この引上片5は、PETフィルムのよう
な、剛性を有し、所定の形を維持できる材質で成形され
る薄いプラスチック片である。引上片5の一端5aは、
容器本体1の底部1aの偏心位置に形成されたくぼみ1
bに接着剤や熱溶着により固定され、他端5bは中途部
の屈折部5cを経て容器本体1の内側壁1cに接するよ
うに配置される。
【0013】次に、図2を用いて、本実施形態の使用方
法を説明する。まず、図2(a) に示すように、最初の状
態にあっては、容器本体1に化粧料Kが満たされ、その
上に網皿3が載置されている。引上片5は、一端5aが
容器本体1の底部1aに固定された状態で、この底部1
aを横断し、さらに、他端5bは容器本体1の内側壁1
cに沿って上昇して、その上端はこの内側壁1cと網皿
3の枠体3aと間に位置している。
【0014】図2(b) に示すように、容器本体1内部の
化粧料Kを消費するにしたがって、網皿3は容器本体1
の底部1aに徐々に落ち込んでいく。
【0015】容器本体1内部の化粧料Kを使い尽くした
場合は、化粧料Kを補充する作業を行う。図2(c) に示
すように、化粧料Kを補充するためには、網皿3を引き
上げる必要があるが、この作業を引上片5を引上げるこ
とにより行う。
【0016】引上片5の端部5bを持って上方へ引き上
げると、他方の端部5aが固定されているため、引上片
5は斜めに傾斜した状態で引き上げられ、その中途部が
網皿3の一端を容器本体1の底部1aから上昇させるた
め、これを簡単に取り外すことができる。
【0017】そして、引上片5を初期の位置に戻し、こ
れに化粧料Kを被せるようにして補充し、再度、網皿3
を容器本体1内に戻すことにより作業を完了する。
【0018】以上説明したように、本実施形態のパウダ
ー容器によれば、容器本体に化粧料Kを補充する場合
に、なんら治具を有することなく、簡単に網皿を引き上
げてこれを取り外すことができるため、化粧料の補充作
業を簡単に行うことができる。
【0019】特に、本実施形態では、引上片5は剛性の
あるプラスチック片により、容器本体の底部1a並びに
内側壁1cにフィットする形状に成形されているため
に、通常の使用時に、網皿3より上方に出る部分がパフ
4に干渉することなく、使いやすいパウダー容器とな
る。
【0020】なお、図3に引上片5の他の固定方法を示
す。上述したように、上記実施形態では、引上片5の端
部5aは接着剤等で容器本体1に固定したが、引上片5
には引っ張られた際、大きな力がかかるために、次のよ
うな方法で固定を行っても良い。
【0021】すなわち、図3(a) に示すように、引上片
5の端部5aに取付孔5xを形成し、この取付孔5xに
容器本体1のくぼみ1bに形成した突起1dを通す。そ
して、図3(b) に示すように、突起1dの頭を加熱して
潰すことにより、引上片5を確実に容器本体1の底部に
固定することができる。
【0022】次に、本発明の第二実施形態を図4及び図
5を用いて説明する。図4は第二実施形態のパウダー容
器にかかる容器本体の一部断面斜視図、図5は同パウダ
ー容器の使用方法の説明図である。
【0023】図4に示すように、本実施形態のパウダー
容器Bは、第一実施形態のパウダー容器Aと異なり、引
上片の中央を容器本体の底部に固定したものである。
【0024】図4に示す引上片15は、その中央部15aを
容器本体11の底部11aに形成されたくぼみ11bに固定
し、両端15bを容器本体11の内側壁11cに沿って配置し
ている。この状態で、網皿3(図5参照)を容器本体11
内に落とすと、引上片15は、網皿3の枠体3aと内側壁
11cとの間に配置されることになる。
【0025】図5(a) に示すように、容器本体1内の化
粧料を消費すると、網皿3は容器本体11の底部11aまで
落ち込み、一方、引上片15の両端部15bが容器本体11の
内側壁11cに現れる。
【0026】そして、図5(b) に示すように、引上片15
の一方の端部15bを手で引っぱることにより、網皿3を
傾斜した状態で引き上げることができる。
【0027】このように、本実施例のパウダー容器Bに
おいても、網皿3を簡単に取り外すことができ、もっ
て、化粧料の補充を円滑に行うことができる。特に、本
実施形態のパウダー容器Bでは、引上片15の両端部15b
のいずれを引き上げても良いため、さらに使い勝手が良
いパウダー容器となる。
【0028】なお、上記第一実施形態並びに第二実施形
態のいずれも、引上片はプレート状のプラスチック片と
したが、例えば、布製のリボンとしてもよいし、また、
さらに紐状のものでも良い。また、引上片の端部が容器
本体の内側壁から離れてしまうことを防止するため、内
側壁にスリットなどの引上片の仮止め機構を形成しても
よいことは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
別部品を必要とせず、簡単に網皿を引き上げてこれを取
り外し、化粧料の補充を行うことができるパウダー容器
を構成することができる。
【0030】また、本発明によれば、蓋体自体に引上げ
タブを形成することはないために、単純な網皿を用いる
ことができ、パフに化粧料を付着させる作業を、快適に
行うことができるパウダー容器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態にかかる容器本体の一部
断面斜視図である。
【図2】同実施形態のパウダー容器の使用方法の説明図
である。
【図3】引上片の固定作業の他の構造を示す説明図であ
る。
【図4】本発明の第二実施形態にかかる容器本体の一部
断面斜視図である。
【図5】同実施形態のパウダー容器の使用方法の説明図
である。
【符号の説明】
A、B …パウダー容器 K …化粧料 1、11 …容器本体 1a、11a …底部 1c、11c …内側壁 2 …蓋体 3 …網皿 5、15 …引上片 5a …端部 5b、15 b …端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パウダー化粧料を充填する容器本体と、
    該容器本体内のパウダー化粧料の上面に載せる網皿とを
    有するパウダー容器において、前記容器本体の底部に引
    上片の一部を固定し、該引上片の端部を前記容器本体の
    内側壁に沿って配置したことを特徴とするパウダー容
    器。
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