JP2000263113A - 圧延機における異常圧延状態修正方法および装置 - Google Patents
圧延機における異常圧延状態修正方法および装置Info
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- JP2000263113A JP2000263113A JP11067421A JP6742199A JP2000263113A JP 2000263113 A JP2000263113 A JP 2000263113A JP 11067421 A JP11067421 A JP 11067421A JP 6742199 A JP6742199 A JP 6742199A JP 2000263113 A JP2000263113 A JP 2000263113A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧延機の異常圧延状態を未然に回避できる圧
延機における異常圧延状態修正方法および装置を得るこ
とである。 【解決手段】 圧延機1の入出側の板厚などの各測定値
をもとに将来の圧延状態を予測し、該予測した圧延状態
と基準状態との偏差が基準値を越えると将来の圧延異常
状態を判定し、圧延異常状態と判定された前記予測され
た圧延状態値および前記各測定値を原因推定ルールに適
用して異常の発生原因を推定し、その推定結果にもとづ
き、前記予測した圧延状態値および前記各測定値を修正
制御判定ルールに適用し、圧延機1の各制御パラメータ
もしくは制御指令値の修正を行い、異常圧延状態を未然
に防止する。
延機における異常圧延状態修正方法および装置を得るこ
とである。 【解決手段】 圧延機1の入出側の板厚などの各測定値
をもとに将来の圧延状態を予測し、該予測した圧延状態
と基準状態との偏差が基準値を越えると将来の圧延異常
状態を判定し、圧延異常状態と判定された前記予測され
た圧延状態値および前記各測定値を原因推定ルールに適
用して異常の発生原因を推定し、その推定結果にもとづ
き、前記予測した圧延状態値および前記各測定値を修正
制御判定ルールに適用し、圧延機1の各制御パラメータ
もしくは制御指令値の修正を行い、異常圧延状態を未然
に防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、圧延機における
異常圧延状態回避方法および装置に関し、特に圧延機に
おける製品板厚変動を最小に抑えるとともに、圧延機の
安定操業を実現し得る圧延機における異常圧延状態修正
方法および装置に関するものである。
異常圧延状態回避方法および装置に関し、特に圧延機に
おける製品板厚変動を最小に抑えるとともに、圧延機の
安定操業を実現し得る圧延機における異常圧延状態修正
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、熱間および冷間連続圧延機等のタ
ンデム圧延機において、仕上板厚に異常な変動が現れた
場合、圧延終了後に圧延実績データをもとに操作員が異
常変動の原因を特定し、次の圧延時に制御パラメータを
調整するといった作業が行われている。また、仕上板厚
変動要因の判定を自動的に行うものとしては特開平5−
200421号公報に開示された技術がある。また、仕
上板厚変動要因の判定とその異常状態の回避を自動的に
行うものとしては特開平8−323408号公報に開示
された技術がある。
ンデム圧延機において、仕上板厚に異常な変動が現れた
場合、圧延終了後に圧延実績データをもとに操作員が異
常変動の原因を特定し、次の圧延時に制御パラメータを
調整するといった作業が行われている。また、仕上板厚
変動要因の判定を自動的に行うものとしては特開平5−
200421号公報に開示された技術がある。また、仕
上板厚変動要因の判定とその異常状態の回避を自動的に
行うものとしては特開平8−323408号公報に開示
された技術がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧延機における
異常圧延状態修正方法および装置は以上のように構成さ
れていたので、仕上板厚に異常な変動が現れた場合の調
整が人手に依存することになり、原因の特定に時間を要
し、また異常の初期の段階においては異常変動の振幅が
小さいため目視確認が困難であるなど、迅速な対応をと
ることが困難である課題があった。
異常圧延状態修正方法および装置は以上のように構成さ
れていたので、仕上板厚に異常な変動が現れた場合の調
整が人手に依存することになり、原因の特定に時間を要
し、また異常の初期の段階においては異常変動の振幅が
小さいため目視確認が困難であるなど、迅速な対応をと
ることが困難である課題があった。
【0004】また、特開平5−200421号公報に開
示された仕上板厚変動要因の判定を自動的に行うシステ
ムでは、仕上板厚の異常発生要因の特定に限られ、その
異常状態を直接回避することが出来ないという課題があ
った。
示された仕上板厚変動要因の判定を自動的に行うシステ
ムでは、仕上板厚の異常発生要因の特定に限られ、その
異常状態を直接回避することが出来ないという課題があ
った。
【0005】また、特開平8−323408号公報に開
示された仕上板厚変動要因の判定とその異常状態の回避
を自動的に行うシステムでは、入出側板厚、張力、圧延
荷重のパワースペクトラムから圧延機の異常状態を判定
するものであり、非周期的な異常変動は判定できず、ま
た、異常状態が発生し、出側板厚等の測定値に異常が現
れた後に回避動作が可能になるという課題があった。
示された仕上板厚変動要因の判定とその異常状態の回避
を自動的に行うシステムでは、入出側板厚、張力、圧延
荷重のパワースペクトラムから圧延機の異常状態を判定
するものであり、非周期的な異常変動は判定できず、ま
た、異常状態が発生し、出側板厚等の測定値に異常が現
れた後に回避動作が可能になるという課題があった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものであり、圧延機の異常圧延状態を未
然に回避できる圧延機における異常圧延状態修正方法お
よび装置を得ることを目的とする。
ためになされたものであり、圧延機の異常圧延状態を未
然に回避できる圧延機における異常圧延状態修正方法お
よび装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る圧延機に
おける異常圧延状態修正方法は、圧延機の入出側の板厚
および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロール速度
などの各測定値をもとに将来の圧延状態を予測する圧延
状態予測ステップと、該圧延状態予測ステップで予測し
た将来の圧延状態と基準状態との偏差を演算し、その偏
差が基準値を越えると将来の圧延異常状態を判定する判
定ステップと、該判定ステップにより圧延異常状態と判
定された、前記圧延状態予測ステップで予測した圧延状
態値および前記各測定値を、原因推定ルールに適用して
異常の発生原因を推定する異常発生要因推定ステップ
と、該異常発生要因推定ステップでの推定結果にもとづ
き、前記予測した圧延状態値および前記各測定値を修正
制御判定ルールに適用し、前記判定ステップで判定した
異常圧延状態を未然に防止するため、圧延機の圧延機入
出側の張力、出側の板厚と圧延速度などの各制御パラメ
ータもしくは制御指令値の修正を行う修正ステップとを
備えるようにしたものである。
おける異常圧延状態修正方法は、圧延機の入出側の板厚
および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロール速度
などの各測定値をもとに将来の圧延状態を予測する圧延
状態予測ステップと、該圧延状態予測ステップで予測し
た将来の圧延状態と基準状態との偏差を演算し、その偏
差が基準値を越えると将来の圧延異常状態を判定する判
定ステップと、該判定ステップにより圧延異常状態と判
定された、前記圧延状態予測ステップで予測した圧延状
態値および前記各測定値を、原因推定ルールに適用して
異常の発生原因を推定する異常発生要因推定ステップ
と、該異常発生要因推定ステップでの推定結果にもとづ
き、前記予測した圧延状態値および前記各測定値を修正
制御判定ルールに適用し、前記判定ステップで判定した
異常圧延状態を未然に防止するため、圧延機の圧延機入
出側の張力、出側の板厚と圧延速度などの各制御パラメ
ータもしくは制御指令値の修正を行う修正ステップとを
備えるようにしたものである。
【0008】この発明に係る圧延機における異常圧延状
態修正方法は、圧延機の入出側の板厚および張力、圧延
機圧下量、圧延荷重およびロール速度などの各測定値の
時系列データをもとに、圧延中の材料と圧延機の圧延モ
デルを推定し修正する圧延モデル解析修正ステップを圧
延状態予測ステップが備え、前記圧延モデル解析修正ス
テップで推定し修正した圧延モデルと前記各測定値の時
系列データをもとに将来の圧延状態を予測するようにし
たものである。
態修正方法は、圧延機の入出側の板厚および張力、圧延
機圧下量、圧延荷重およびロール速度などの各測定値の
時系列データをもとに、圧延中の材料と圧延機の圧延モ
デルを推定し修正する圧延モデル解析修正ステップを圧
延状態予測ステップが備え、前記圧延モデル解析修正ス
テップで推定し修正した圧延モデルと前記各測定値の時
系列データをもとに将来の圧延状態を予測するようにし
たものである。
【0009】この発明に係る圧延機における異常圧延状
態修正装置は、各測定器により計測された圧延機の入出
側の板厚および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロ
ール速度などの各測定値をもとに、将来の圧延状態を予
測する予測演算装置と、該予測演算装置により演算され
予測された将来の圧延状態と基準状態との偏差を演算
し、その偏差が基準値を越えると将来の圧延異常状態を
判定する圧延異常状態判定装置と、該圧延異常状態判定
装置により異常と判定された、前記予測演算装置により
予測された圧延状態値および前記各測定値を、原因推定
ルールに適用して異常の発生原因を推定する異常発生要
因推定装置と、該異常発生要因推定装置による推定結果
にもとづき、前記予測演算装置により予測された圧延状
態値および前記各測定値を修正制御判定ルールに適用
し、その異常圧延状態を未然に防止するため、圧延機の
制御パラメータもしくは制御指令値の修正量を判定する
制御状態修正判定装置と、該制御状態修正判定装置から
の修正信号にもとづいて出側板厚および入出側張力、圧
延速度などをそれぞれ制御する圧延機制御装置とを備え
るようにしたものである。
態修正装置は、各測定器により計測された圧延機の入出
側の板厚および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロ
ール速度などの各測定値をもとに、将来の圧延状態を予
測する予測演算装置と、該予測演算装置により演算され
予測された将来の圧延状態と基準状態との偏差を演算
し、その偏差が基準値を越えると将来の圧延異常状態を
判定する圧延異常状態判定装置と、該圧延異常状態判定
装置により異常と判定された、前記予測演算装置により
予測された圧延状態値および前記各測定値を、原因推定
ルールに適用して異常の発生原因を推定する異常発生要
因推定装置と、該異常発生要因推定装置による推定結果
にもとづき、前記予測演算装置により予測された圧延状
態値および前記各測定値を修正制御判定ルールに適用
し、その異常圧延状態を未然に防止するため、圧延機の
制御パラメータもしくは制御指令値の修正量を判定する
制御状態修正判定装置と、該制御状態修正判定装置から
の修正信号にもとづいて出側板厚および入出側張力、圧
延速度などをそれぞれ制御する圧延機制御装置とを備え
るようにしたものである。
【0010】この発明に係る圧延機における異常圧延状
態修正装置は、圧延機の入出側の板厚および張力、圧延
機圧下量、圧延荷重およびロール速度などの各測定値の
時系列データをもとに、圧延中の材料と圧延機の圧延モ
デルを推定し修正する圧延モデル解析修正装置を予測演
算装置が備え、前記圧延モデル解析修正装置により推定
し修正した圧延モデルと前記各測定値の時系列データを
もとに将来の圧延状態を予測するようにしたものであ
る。
態修正装置は、圧延機の入出側の板厚および張力、圧延
機圧下量、圧延荷重およびロール速度などの各測定値の
時系列データをもとに、圧延中の材料と圧延機の圧延モ
デルを推定し修正する圧延モデル解析修正装置を予測演
算装置が備え、前記圧延モデル解析修正装置により推定
し修正した圧延モデルと前記各測定値の時系列データを
もとに将来の圧延状態を予測するようにしたものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1の圧延機にお
ける異常圧延状態修正装置の全体構成を示す概要図であ
る。図において、1は圧延機であり、それぞれ上下一対
のワークロール2、上下一対のバックアップロール3を
備えたスタンド1a,1b,1c…1f,1gで構成さ
れる。4aはスタンド1aの入側に設けられた入側板厚
計、4b,4c…4gはスタンド1aからスタンド1g
間に設けられたスタンド間板厚計、4hはスタンド1g
の出側に設けられる出側板厚計である。
ついて説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1の圧延機にお
ける異常圧延状態修正装置の全体構成を示す概要図であ
る。図において、1は圧延機であり、それぞれ上下一対
のワークロール2、上下一対のバックアップロール3を
備えたスタンド1a,1b,1c…1f,1gで構成さ
れる。4aはスタンド1aの入側に設けられた入側板厚
計、4b,4c…4gはスタンド1aからスタンド1g
間に設けられたスタンド間板厚計、4hはスタンド1g
の出側に設けられる出側板厚計である。
【0012】5a,5b…5fはスタンド間に設けられ
たルーパ角度計および張力計、6a,6b,6c…6
f,6gは各スタンド1a,1b,1c…1f,1gに
設けられた圧延荷重計、7a,7b,7c…7f,7g
は各スタンド1a,1b,1c…1f,1gに設けられ
た圧延速度計である。
たルーパ角度計および張力計、6a,6b,6c…6
f,6gは各スタンド1a,1b,1c…1f,1gに
設けられた圧延荷重計、7a,7b,7c…7f,7g
は各スタンド1a,1b,1c…1f,1gに設けられ
た圧延速度計である。
【0013】9は入側板厚計4a、スタンド間板厚計4
b,4c…4g、出側板厚計4h、張力計5a,5b…
5f、圧延荷重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延
速度計7a,7b,7c…7gからの時系列データを入
力して圧延中の材料と圧延機のモデルを時々刻々推定・
修正する圧延モデル解析修正装置(予測演算装置)であ
る。8は圧延板である。
b,4c…4g、出側板厚計4h、張力計5a,5b…
5f、圧延荷重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延
速度計7a,7b,7c…7gからの時系列データを入
力して圧延中の材料と圧延機のモデルを時々刻々推定・
修正する圧延モデル解析修正装置(予測演算装置)であ
る。8は圧延板である。
【0014】10は圧延モデル解析修正装置9によって
修正された圧延モデルと、現時刻までの入側板厚計4
a、出側板圧計4h、スタンド間板厚計4b,4c…4
g、張力計5a,5b…5f、圧延荷重計6a,6b,
6c…6f,6g、圧延速度計7a,7b,7c…7g
からの時系列データを用いて将来の圧延状態を高速にシ
ミュレートすることにより将来の圧延状態を予測する圧
延状態予測装置(予測演算装置)である。
修正された圧延モデルと、現時刻までの入側板厚計4
a、出側板圧計4h、スタンド間板厚計4b,4c…4
g、張力計5a,5b…5f、圧延荷重計6a,6b,
6c…6f,6g、圧延速度計7a,7b,7c…7g
からの時系列データを用いて将来の圧延状態を高速にシ
ミュレートすることにより将来の圧延状態を予測する圧
延状態予測装置(予測演算装置)である。
【0015】11は圧延状態予測装置10から得られた
圧延状態予測と、予め設定された正常圧延状態から、圧
延機1の将来の圧延異常状態を判定する圧延異常状態判
定装置である。
圧延状態予測と、予め設定された正常圧延状態から、圧
延機1の将来の圧延異常状態を判定する圧延異常状態判
定装置である。
【0016】12は圧延異常状態判定装置11での異常
圧延状態判定結果と、現時刻までの入側板厚計4a、出
側板圧計4h、スタンド間板厚計4b,4c…4g、張
力計5a,5b…5f、圧延荷重計6a,6b,6c…
6f,6g、圧延速度計7a,7b,7c…7gからの
時系列データを用いて圧延機1の圧延異常発生要因を推
定する異常発生要因推定装置である。
圧延状態判定結果と、現時刻までの入側板厚計4a、出
側板圧計4h、スタンド間板厚計4b,4c…4g、張
力計5a,5b…5f、圧延荷重計6a,6b,6c…
6f,6g、圧延速度計7a,7b,7c…7gからの
時系列データを用いて圧延機1の圧延異常発生要因を推
定する異常発生要因推定装置である。
【0017】13は異常発生要因推定装置12での異常
発生要因推定結果から制御状態の修正を必要とする制御
機能と修正量を判定する制御状態修正判定装置である。
発生要因推定結果から制御状態の修正を必要とする制御
機能と修正量を判定する制御状態修正判定装置である。
【0018】14は制御状態修正判定装置13からの修
正信号にもとづいて各スタンドの板厚およびスタンド間
張力、圧延速度をそれぞれ制御する圧延機制御装置であ
る。なお、この圧延機制御装置14における処理動作は
修正ステップに対応する。
正信号にもとづいて各スタンドの板厚およびスタンド間
張力、圧延速度をそれぞれ制御する圧延機制御装置であ
る。なお、この圧延機制御装置14における処理動作は
修正ステップに対応する。
【0019】なお、各スタンドを操作する圧下装置、ル
ーパ駆動モータ、ロール駆動モータ等の制御機能の図示
は省略されている。
ーパ駆動モータ、ロール駆動モータ等の制御機能の図示
は省略されている。
【0020】ここで、この圧延機における異常圧延状態
修正装置を構成する各演算制御要素の機能について説明
する。図2は、圧延モデル解析修正装置9における処理
動作を示すフローチャートである。圧延モデル解析修正
装置9における処理は、図2のフローチャートに示すよ
うに、圧延開始前に、使用する圧延モデルとそこで使用
する係数値を、圧延する材料の種類毎に選択する(ステ
ップST1)。
修正装置を構成する各演算制御要素の機能について説明
する。図2は、圧延モデル解析修正装置9における処理
動作を示すフローチャートである。圧延モデル解析修正
装置9における処理は、図2のフローチャートに示すよ
うに、圧延開始前に、使用する圧延モデルとそこで使用
する係数値を、圧延する材料の種類毎に選択する(ステ
ップST1)。
【0021】次に、圧延開始と同時に、圧延板8の圧延
実績である板厚Hi、スタンド開張力Ti、ロール速度
ωriおよび圧延荷重Piの各時系列データ(ここで、
iはスタンド番号である。この例では7つのスタンド1
a〜1gに対応してi=1〜7とされる)を用いて、入
側板厚外乱△Hやロール速度外乱△ωri、温度外乱△
W等を測定あるいは推定する(ステップST2)。そし
て、前記測定あるいは推定された前記各外乱量が圧延開
始前に選択された圧延材料毎のモデル係数値と比較して
一致しているか否かを判定し(ステップST3)、一致
していると判断できる許容偏差範囲内であれば、ステッ
プST6へ進み、圧延終了でなければステップST2で
引き続き各外乱量の測定あるいは推定処理を繰り返す。
一方、ステップST3において両者が一致しない場合、
測定あるいは推定された各外乱量を用いて圧延モデル係
数値を修正し(ステップST4,圧延モデル解析修正ス
テップ)、圧延状態予測装置10に圧延モデル係数値の
修正を通報する(ステップST5)。以上の処理を圧延
終了まで繰り返す(ステップST6)。
実績である板厚Hi、スタンド開張力Ti、ロール速度
ωriおよび圧延荷重Piの各時系列データ(ここで、
iはスタンド番号である。この例では7つのスタンド1
a〜1gに対応してi=1〜7とされる)を用いて、入
側板厚外乱△Hやロール速度外乱△ωri、温度外乱△
W等を測定あるいは推定する(ステップST2)。そし
て、前記測定あるいは推定された前記各外乱量が圧延開
始前に選択された圧延材料毎のモデル係数値と比較して
一致しているか否かを判定し(ステップST3)、一致
していると判断できる許容偏差範囲内であれば、ステッ
プST6へ進み、圧延終了でなければステップST2で
引き続き各外乱量の測定あるいは推定処理を繰り返す。
一方、ステップST3において両者が一致しない場合、
測定あるいは推定された各外乱量を用いて圧延モデル係
数値を修正し(ステップST4,圧延モデル解析修正ス
テップ)、圧延状態予測装置10に圧延モデル係数値の
修正を通報する(ステップST5)。以上の処理を圧延
終了まで繰り返す(ステップST6)。
【0022】図3は、圧延状態予測装置10の構成を示
すブロック図であり、図において10aは圧延モデル解
析修正装置9によって修正される圧延モデルと、現時刻
までの入側板厚計4a、出側板圧計4h、スタンド間板
厚計4b,4c…4g、張力計5a,5b…5f、圧延
荷重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延速度計7
a,7b,7c…7gからの時系列データを用いて将来
の圧延状態を演算予測する圧延シミュレータ、10bは
圧延状態予測結果である。
すブロック図であり、図において10aは圧延モデル解
析修正装置9によって修正される圧延モデルと、現時刻
までの入側板厚計4a、出側板圧計4h、スタンド間板
厚計4b,4c…4g、張力計5a,5b…5f、圧延
荷重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延速度計7
a,7b,7c…7gからの時系列データを用いて将来
の圧延状態を演算予測する圧延シミュレータ、10bは
圧延状態予測結果である。
【0023】次に、この圧延状態予測装置10における
処理について説明する。図4は、この圧延状態予測装置
10における処理動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートによれば、各圧延材料の圧延開始前
に、圧延する材料の種類毎に選択された圧延モデルとそ
こで使用する係数値を使用して、圧延開始から圧延終了
までの各物理量の時系列変化をシミュレーションし、予
測圧延基準状態として設定する(ステップST11)。
処理について説明する。図4は、この圧延状態予測装置
10における処理動作を示すフローチャートである。こ
のフローチャートによれば、各圧延材料の圧延開始前
に、圧延する材料の種類毎に選択された圧延モデルとそ
こで使用する係数値を使用して、圧延開始から圧延終了
までの各物理量の時系列変化をシミュレーションし、予
測圧延基準状態として設定する(ステップST11)。
【0024】圧延開始後、圧延モデル係数値の変更を検
査し(ステップST12)、圧延モデル解析修正装置9
による圧延モデル係数値の変更の有無を判定し(ステッ
プST13)、この結果、圧延モデル係数値の修正が発
生していると、予測演算時刻を現時刻からにリセットし
(ステップST14)、修正された圧延モデルと、現時
刻までの入側板厚計4a、出側板圧計4h、スタンド間
板厚計4b,4c…4g、張力計5a,5b…5f、圧
延荷重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延速度計7
a,7b,7c…7gからの測定データを用いて、将来
の圧延状態の予測演算を開始し(ステップST16,圧
延状態予測ステップ)、一定時間分ごとの演算結果を圧
延状態予測値として圧延異常状態判定装置11に順次出
力する(ステップST17)。
査し(ステップST12)、圧延モデル解析修正装置9
による圧延モデル係数値の変更の有無を判定し(ステッ
プST13)、この結果、圧延モデル係数値の修正が発
生していると、予測演算時刻を現時刻からにリセットし
(ステップST14)、修正された圧延モデルと、現時
刻までの入側板厚計4a、出側板圧計4h、スタンド間
板厚計4b,4c…4g、張力計5a,5b…5f、圧
延荷重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延速度計7
a,7b,7c…7gからの測定データを用いて、将来
の圧延状態の予測演算を開始し(ステップST16,圧
延状態予測ステップ)、一定時間分ごとの演算結果を圧
延状態予測値として圧延異常状態判定装置11に順次出
力する(ステップST17)。
【0025】すなわち、圧延モデル解析修正装置9によ
る圧延モデルの修正が発生するごとに、修正された圧延
モデルと、現時刻までの各測定データを用いた圧延状態
の予測を現時刻から演算し直し、再出力する。
る圧延モデルの修正が発生するごとに、修正された圧延
モデルと、現時刻までの各測定データを用いた圧延状態
の予測を現時刻から演算し直し、再出力する。
【0026】一方、圧延モデル係数値の修正が発生して
いなければ、予測演算時刻を前回演算分からにして(ス
テップST15)、圧延モデルと、前記予測演算時刻ま
での入側板厚計4a、出側板圧計4h、スタンド間板厚
計4b,4c…4g、張力計5a,5b…5f、圧延荷
重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延速度計7a,
7b,7c…7gからの測定データを用いて、将来の圧
延状態の予測演算を開始し(ステップST16)、一定
時間分ごとの演算結果を圧延状態予測値として圧延異常
状態判定装置11に順次出力する(ステップST1
7)。以上の処理を圧延終了まで繰り返す(ステップS
T18)。
いなければ、予測演算時刻を前回演算分からにして(ス
テップST15)、圧延モデルと、前記予測演算時刻ま
での入側板厚計4a、出側板圧計4h、スタンド間板厚
計4b,4c…4g、張力計5a,5b…5f、圧延荷
重計6a,6b,6c…6f,6g、圧延速度計7a,
7b,7c…7gからの測定データを用いて、将来の圧
延状態の予測演算を開始し(ステップST16)、一定
時間分ごとの演算結果を圧延状態予測値として圧延異常
状態判定装置11に順次出力する(ステップST1
7)。以上の処理を圧延終了まで繰り返す(ステップS
T18)。
【0027】図5は、圧延異常状態判定装置11の構成
を示すブロック図であり、図において21は基準圧延状
態量設定器、22は各圧延状態量しきい値設定器、23
は各圧延状態量偏差演算装置、24は圧延異常状態量判
定・抽出装置である。
を示すブロック図であり、図において21は基準圧延状
態量設定器、22は各圧延状態量しきい値設定器、23
は各圧延状態量偏差演算装置、24は圧延異常状態量判
定・抽出装置である。
【0028】次に、この圧延異常状態判定装置11の処
理動作について説明する。基準圧延状態量設定器21と
各圧延状態量しきい値設定器22には、あらかじめ良好
な圧延状態で求められた基準圧延状態値と基準しきい値
を設定しておく。
理動作について説明する。基準圧延状態量設定器21と
各圧延状態量しきい値設定器22には、あらかじめ良好
な圧延状態で求められた基準圧延状態値と基準しきい値
を設定しておく。
【0029】圧延状態予測装置10から出力された各ス
タンドの出側板厚、張力計、圧延荷重計、圧延速度計等
の圧延状態の予測値と、各基準圧延状態値との偏差を各
圧延状態量偏差演算装置23によって算出し、各偏差量
がそれぞれのしきい値以上となる圧延状態量を圧延異常
状態量判定・抽出装置24において異常圧延状態量とし
て抽出する。なお、この圧延異常状態量判定・抽出装置
24の処理動作は判定ステップに対応する。
タンドの出側板厚、張力計、圧延荷重計、圧延速度計等
の圧延状態の予測値と、各基準圧延状態値との偏差を各
圧延状態量偏差演算装置23によって算出し、各偏差量
がそれぞれのしきい値以上となる圧延状態量を圧延異常
状態量判定・抽出装置24において異常圧延状態量とし
て抽出する。なお、この圧延異常状態量判定・抽出装置
24の処理動作は判定ステップに対応する。
【0030】これにより、将来における異常圧延状態
と、異常となる圧延状態量を予測することが可能とな
る。
と、異常となる圧延状態量を予測することが可能とな
る。
【0031】次に、異常発生要因推定装置12について
説明する。図6は、異常発生要因推定装置12の構成を
示すブロック図であり、異常発生要因推定ルール群記憶
装置31と異常発生要因推定前処理部32と異常発生要
因推定部33とから構成されている。
説明する。図6は、異常発生要因推定装置12の構成を
示すブロック図であり、異常発生要因推定ルール群記憶
装置31と異常発生要因推定前処理部32と異常発生要
因推定部33とから構成されている。
【0032】この異常発生要因推定装置12では、異常
発生要因推定ルール群記憶装置31に経験則で決定され
た異常発生要因推定ルール群(原因推定ルール)が記憶
されている。そして、圧延異常状態判定装置11から出
力された圧延異常状態量と、入側板厚、圧延荷重および
圧延速度等の測定データを異常発生要因推定部33に入
力して異常発生要因推定ルール群記憶装置31に記憶さ
れている異常発生要因推定ルールと対比して異常発生要
因推定結果34を出力する。なお、この異常発生要因推
定部33の処理動作は異常発生要因推定ステップに対応
する。
発生要因推定ルール群記憶装置31に経験則で決定され
た異常発生要因推定ルール群(原因推定ルール)が記憶
されている。そして、圧延異常状態判定装置11から出
力された圧延異常状態量と、入側板厚、圧延荷重および
圧延速度等の測定データを異常発生要因推定部33に入
力して異常発生要因推定ルール群記憶装置31に記憶さ
れている異常発生要因推定ルールと対比して異常発生要
因推定結果34を出力する。なお、この異常発生要因推
定部33の処理動作は異常発生要因推定ステップに対応
する。
【0033】次に、制御状態修正判定装置13の機能に
ついて説明する。図7は、この制御状態修正判定装置1
3の構成を示すブロック図である。図において、41は
異常発生要因推定装置12で求められた異常発生要因推
定結果に対して経験則から決定された制御状態修正判定
ルール(修正制御判定ルール)群を記憶する制御状態修
正ルール群記憶装置、42は制御状態の修正を必要とす
る制御機能とその修正ルールを判定して、対象とされる
制御機能へ制御パラメータや制御信号の修正量指令を出
力する制御状態修正判定部である。なお、この制御状態
修正判定部42の処理動作は修正ステップに対応する。
ついて説明する。図7は、この制御状態修正判定装置1
3の構成を示すブロック図である。図において、41は
異常発生要因推定装置12で求められた異常発生要因推
定結果に対して経験則から決定された制御状態修正判定
ルール(修正制御判定ルール)群を記憶する制御状態修
正ルール群記憶装置、42は制御状態の修正を必要とす
る制御機能とその修正ルールを判定して、対象とされる
制御機能へ制御パラメータや制御信号の修正量指令を出
力する制御状態修正判定部である。なお、この制御状態
修正判定部42の処理動作は修正ステップに対応する。
【0034】この制御状態修正判定装置13では、異常
発生要因推定装置12で求められた異常発生要因推定結
果34に対し、経験則から決定された制御状態修正判定
ルール群を記憶する制御状態修正ルール群記憶装置41
を用いて制御状態修正判定部42で、制御状態の修正を
必要とする制御機能とその修正ルールを判定し、対象と
される制御機能へ制御パラメータや制御信号の修正量指
令を出力する。圧延機制御装置14は、前記出力された
制御パラメータや制御信号の修正量指令をもとに各スタ
ンドの板厚およびスタンド間張力、圧延速度をそれぞれ
制御する。
発生要因推定装置12で求められた異常発生要因推定結
果34に対し、経験則から決定された制御状態修正判定
ルール群を記憶する制御状態修正ルール群記憶装置41
を用いて制御状態修正判定部42で、制御状態の修正を
必要とする制御機能とその修正ルールを判定し、対象と
される制御機能へ制御パラメータや制御信号の修正量指
令を出力する。圧延機制御装置14は、前記出力された
制御パラメータや制御信号の修正量指令をもとに各スタ
ンドの板厚およびスタンド間張力、圧延速度をそれぞれ
制御する。
【0035】従って、圧延機の異常状態を予測し、その
異常発生要因を推定し、その結果にもとづき異常状態を
回避するためにオンライン状態で自動的に制御状態を修
正できる。
異常発生要因を推定し、その結果にもとづき異常状態を
回避するためにオンライン状態で自動的に制御状態を修
正できる。
【0036】以上のように、この実施の形態によれば、
圧延機の異常状態を予測し、その異常発生要因を推定
し、その結果にもとづき異常状態を回避するためにオン
ライン状態で自動的に制御状態を修正することが出来る
ので、異常圧延に起因する製品板厚変動や形状不良など
の品質不良やルーパハンチングなどの操業不安定現象を
自動的に回避することが可能となる異常圧延状態修正方
法および装置が得られる効果がある。
圧延機の異常状態を予測し、その異常発生要因を推定
し、その結果にもとづき異常状態を回避するためにオン
ライン状態で自動的に制御状態を修正することが出来る
ので、異常圧延に起因する製品板厚変動や形状不良など
の品質不良やルーパハンチングなどの操業不安定現象を
自動的に回避することが可能となる異常圧延状態修正方
法および装置が得られる効果がある。
【0037】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、圧延
機の入出側の板厚および張力、圧延機圧下量、圧延荷重
およびロール速度などの各測定値をもとに将来の圧延状
態を予測し、該予測した将来の圧延状態と基準状態との
偏差が基準値を越えると将来の圧延異常状態を判定し、
圧延異常状態と判定された前記予測された圧延状態値お
よび前記各測定値を原因推定ルールに適用して異常の発
生原因を推定し、その推定結果にもとづき、前記予測し
た圧延状態値および前記各測定値を修正制御判定ルール
に適用し、前記判定した異常圧延状態を未然に防止する
ため、圧延機の圧延機入出側の張力、出側の板厚と圧延
速度などの各制御パラメータもしくは制御指令値の修正
を行うようにしたので、異常圧延に起因する製品板厚変
動や形状不良などの品質不良やルーパハンチングなどの
操業不安定現象を自動的に回避でき、圧延機の異常圧延
状態を未然に防ぐことが出来る効果がある。
機の入出側の板厚および張力、圧延機圧下量、圧延荷重
およびロール速度などの各測定値をもとに将来の圧延状
態を予測し、該予測した将来の圧延状態と基準状態との
偏差が基準値を越えると将来の圧延異常状態を判定し、
圧延異常状態と判定された前記予測された圧延状態値お
よび前記各測定値を原因推定ルールに適用して異常の発
生原因を推定し、その推定結果にもとづき、前記予測し
た圧延状態値および前記各測定値を修正制御判定ルール
に適用し、前記判定した異常圧延状態を未然に防止する
ため、圧延機の圧延機入出側の張力、出側の板厚と圧延
速度などの各制御パラメータもしくは制御指令値の修正
を行うようにしたので、異常圧延に起因する製品板厚変
動や形状不良などの品質不良やルーパハンチングなどの
操業不安定現象を自動的に回避でき、圧延機の異常圧延
状態を未然に防ぐことが出来る効果がある。
【0038】この発明によれば、圧延機の入出側の板厚
および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロール速度
などの各測定値の時系列データをもとに、圧延中の材料
と圧延機の圧延モデルを推定し修正し、該推定し修正し
た圧延モデルと前記各測定値の時系列データをもとに将
来の圧延状態を予測するようにしたので、異常圧延に起
因する製品板厚変動や形状不良などの品質不良やルーパ
ハンチングなどの操業不安定現象を正確かつ自動的に回
避でき、圧延機の異常圧延状態を未然に防ぐことが出来
る効果がある。
および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロール速度
などの各測定値の時系列データをもとに、圧延中の材料
と圧延機の圧延モデルを推定し修正し、該推定し修正し
た圧延モデルと前記各測定値の時系列データをもとに将
来の圧延状態を予測するようにしたので、異常圧延に起
因する製品板厚変動や形状不良などの品質不良やルーパ
ハンチングなどの操業不安定現象を正確かつ自動的に回
避でき、圧延機の異常圧延状態を未然に防ぐことが出来
る効果がある。
【0039】この発明によれば、各測定器により計測さ
れた圧延機の入出側の板厚および張力、圧延機圧下量、
圧延荷重およびロール速度などの各測定値をもとに、将
来の圧延状態を予測する予測演算装置と、該予測演算装
置により演算され予測された将来の圧延状態と基準状態
との偏差を演算し、その偏差が基準値を越えると将来の
圧延異常状態を判定する圧延異常状態判定装置と、該圧
延異常状態判定装置により異常と判定された、前記予測
演算装置により予測された圧延状態値および前記各測定
値を、原因推定ルールに適用して異常の発生原因を推定
する異常発生要因推定装置と、該異常発生要因推定装置
による推定結果にもとづき、前記予測演算装置により予
測された圧延状態値および前記各測定値を修正制御判定
ルールに適用し、その異常圧延状態を未然に防止するた
め、圧延機の制御パラメータもしくは制御指令値の修正
量を判定する制御状態修正判定装置と、該制御状態修正
判定装置からの修正信号にもとづいて出側板厚および入
出側張力、圧延速度などをそれぞれ制御する圧延機制御
装置とを備えるように構成したので、異常圧延に起因す
る製品板厚変動や形状不良などの品質不良やルーパハン
チングなどの操業不安定現象を自動的に回避でき、圧延
機の異常圧延状態を未然に防ぐことが出来る効果があ
る。
れた圧延機の入出側の板厚および張力、圧延機圧下量、
圧延荷重およびロール速度などの各測定値をもとに、将
来の圧延状態を予測する予測演算装置と、該予測演算装
置により演算され予測された将来の圧延状態と基準状態
との偏差を演算し、その偏差が基準値を越えると将来の
圧延異常状態を判定する圧延異常状態判定装置と、該圧
延異常状態判定装置により異常と判定された、前記予測
演算装置により予測された圧延状態値および前記各測定
値を、原因推定ルールに適用して異常の発生原因を推定
する異常発生要因推定装置と、該異常発生要因推定装置
による推定結果にもとづき、前記予測演算装置により予
測された圧延状態値および前記各測定値を修正制御判定
ルールに適用し、その異常圧延状態を未然に防止するた
め、圧延機の制御パラメータもしくは制御指令値の修正
量を判定する制御状態修正判定装置と、該制御状態修正
判定装置からの修正信号にもとづいて出側板厚および入
出側張力、圧延速度などをそれぞれ制御する圧延機制御
装置とを備えるように構成したので、異常圧延に起因す
る製品板厚変動や形状不良などの品質不良やルーパハン
チングなどの操業不安定現象を自動的に回避でき、圧延
機の異常圧延状態を未然に防ぐことが出来る効果があ
る。
【0040】この発明によれば、圧延機の入出側の板厚
および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロール速度
などの各測定値の時系列データをもとに、圧延中の材料
と圧延機の圧延モデルを推定し修正する圧延モデル解析
修正装置を予測演算装置が備え、前記圧延モデル解析修
正装置により解析し修正した圧延モデルと前記各測定値
の時系列データをもとに将来の圧延状態を予測するよう
に構成したので、異常圧延に起因する製品板厚変動や形
状不良などの品質不良やルーパハンチングなどの操業不
安定現象を正確かつ自動的に回避でき、圧延機の異常圧
延状態を未然に防ぐことが出来る効果がある。
および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロール速度
などの各測定値の時系列データをもとに、圧延中の材料
と圧延機の圧延モデルを推定し修正する圧延モデル解析
修正装置を予測演算装置が備え、前記圧延モデル解析修
正装置により解析し修正した圧延モデルと前記各測定値
の時系列データをもとに将来の圧延状態を予測するよう
に構成したので、異常圧延に起因する製品板厚変動や形
状不良などの品質不良やルーパハンチングなどの操業不
安定現象を正確かつ自動的に回避でき、圧延機の異常圧
延状態を未然に防ぐことが出来る効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1の圧延機における異
常圧延状態修正装置の全体構成を示す概要図である。
常圧延状態修正装置の全体構成を示す概要図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の圧延機における異
常圧延状態修正装置の圧延モデル解析修正装置の処理動
作を示すフローチャートである。
常圧延状態修正装置の圧延モデル解析修正装置の処理動
作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1の圧延機における異
常圧延状態修正装置の圧延状態予測装置の構成を示すブ
ロック図である。
常圧延状態修正装置の圧延状態予測装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1の圧延機における異
常圧延状態修正装置の圧延状態予測装置における処理動
作を示すフローチャートである。
常圧延状態修正装置の圧延状態予測装置における処理動
作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1の圧延機における異
常圧延状態修正装置の圧延異常状態判定装置の構成を示
すブロック図である。
常圧延状態修正装置の圧延異常状態判定装置の構成を示
すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態1の圧延機における異
常圧延状態修正装置の異常発生要因推定装置の構成を示
すブロック図である。
常圧延状態修正装置の異常発生要因推定装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態1の圧延機における異
常圧延状態修正装置の制御状態修正判定装置の構成を示
すブロック図である。
常圧延状態修正装置の制御状態修正判定装置の構成を示
すブロック図である。
1 圧延機、9 圧延モデル解析修正装置(予測演算装
置)、10 圧延状態予測装置(予測演算装置)、11
圧延異常状態判定装置、12 異常発生要因推定装
置、13 制御状態修正判定装置、14 圧延機制御装
置、24 圧延異常状態量判定・抽出装置(判定ステッ
プ)、33 異常発生要因推定部(異常発生要因推定ス
テップ)、42 制御状態修正判定部(修正ステッ
プ)、ステップST4 (圧延モデル解析修正ステッ
プ)、ステップST16 (圧延状態予測ステップ)。
置)、10 圧延状態予測装置(予測演算装置)、11
圧延異常状態判定装置、12 異常発生要因推定装
置、13 制御状態修正判定装置、14 圧延機制御装
置、24 圧延異常状態量判定・抽出装置(判定ステッ
プ)、33 異常発生要因推定部(異常発生要因推定ス
テップ)、42 制御状態修正判定部(修正ステッ
プ)、ステップST4 (圧延モデル解析修正ステッ
プ)、ステップST16 (圧延状態予測ステップ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21B 37/18 B21B 37/12 BBP B21C 51/00 111D
Claims (4)
- 【請求項1】 圧延機の入出側の板厚および張力、圧延
機圧下量、圧延荷重およびロール速度などの各測定値を
もとに将来の圧延状態を予測する圧延状態予測ステップ
と、 該圧延状態予測ステップで予測した将来の圧延状態と基
準状態との偏差を演算し、その偏差が基準値を越えると
将来の圧延異常状態を判定する判定ステップと、 該判定ステップにより圧延異常状態と判定された、前記
圧延状態予測ステップで予測した圧延状態値および前記
各測定値を原因推定ルールに適用して異常の発生原因を
推定する異常発生要因推定ステップと、 該異常発生要因推定ステップでの推定結果にもとづき、
前記予測した圧延状態値および前記各測定値を修正制御
判定ルールに適用し、前記判定ステップで判定した異常
圧延状態を未然に防止するため、圧延機の圧延機入出側
の張力、出側の板厚と圧延速度などの各制御パラメータ
もしくは制御指令値の修正を行う修正ステップとを備え
た異常圧延状態修正方法。 - 【請求項2】 圧延状態予測ステップは、 圧延機の入出側の板厚および張力、圧延機圧下量、圧延
荷重およびロール速度などの各測定値の時系列データを
もとに、圧延中の材料と圧延機の圧延モデルを推定し修
正する圧延モデル解析修正ステップを備え、 該圧延モデル解析修正ステップで推定し修正した圧延モ
デルと前記各測定値の時系列データをもとに将来の圧延
状態を予測することを特徴とする請求項1記載の異常圧
延状態修正方法。 - 【請求項3】 各測定器により計測された圧延機の入出
側の板厚および張力、圧延機圧下量、圧延荷重およびロ
ール速度などの各測定値をもとに、将来の圧延状態を予
測する予測演算装置と、 該予測演算装置により演算され予測された将来の圧延状
態と基準状態との偏差を演算し、その偏差が基準値を越
えると将来の圧延異常状態を判定する圧延異常状態判定
装置と、 該圧延異常状態判定装置により異常と判定された、前記
予測演算装置により予測された圧延状態値および前記各
測定値を、原因推定ルールに適用して異常の発生原因を
推定する異常発生要因推定装置と、 該異常発生要因推定装置による推定結果にもとづき、前
記予測演算装置により予測された圧延状態値および前記
各測定値を修正制御判定ルールに適用し、その異常圧延
状態を未然に防止するため、圧延機の制御パラメータも
しくは制御指令値の修正量を判定する制御状態修正判定
装置と、 該制御状態修正判定装置からの修正信号にもとづいて出
側板厚および入出側張力、圧延速度などをそれぞれ制御
する圧延機制御装置とを備えた異常圧延状態修正装置。 - 【請求項4】 予測演算装置は、 圧延機の入出側の板厚および張力、圧延機圧下量、圧延
荷重およびロール速度などの各測定値の時系列データを
もとに、圧延中の材料と圧延機の圧延モデルを推定し修
正する圧延モデル解析修正装置を備え、 該圧延モデル解析修正装置により推定し修正した圧延モ
デルと前記各測定値の時系列データをもとに将来の圧延
状態を予測することを特徴とする請求項3記載の異常圧
延状態修正装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11067421A JP2000263113A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 圧延機における異常圧延状態修正方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11067421A JP2000263113A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 圧延機における異常圧延状態修正方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263113A true JP2000263113A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13344439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11067421A Pending JP2000263113A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 圧延機における異常圧延状態修正方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000263113A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN104561518A (zh) * | 2013-10-18 | 2015-04-29 | 西门子公司 | 用于在轧钢机中加工轧件的方法和设备 |
| JP2019505385A (ja) * | 2015-12-22 | 2019-02-28 | ポスコPosco | ストリップ形状矯正装置及び方法 |
| CN115407727A (zh) * | 2021-05-28 | 2022-11-29 | 株式会社日立制作所 | 设备控制装置、设备控制方法以及程序 |
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| CN117206343A (zh) * | 2023-08-23 | 2023-12-12 | 北京首钢自动化信息技术有限公司 | 工作辊的监控方法、装置、介质以及电子设备 |
| WO2025013249A1 (ja) * | 2023-07-12 | 2025-01-16 | 株式会社Tmeic | 品質異常要因分析支援システム |
-
1999
- 1999-03-12 JP JP11067421A patent/JP2000263113A/ja active Pending
Cited By (10)
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