JP2000263298A - 鉤形部品の成形用金型装置 - Google Patents
鉤形部品の成形用金型装置Info
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- JP2000263298A JP2000263298A JP11072516A JP7251699A JP2000263298A JP 2000263298 A JP2000263298 A JP 2000263298A JP 11072516 A JP11072516 A JP 11072516A JP 7251699 A JP7251699 A JP 7251699A JP 2000263298 A JP2000263298 A JP 2000263298A
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- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特定形状の鉤形部品を、成形後に切削加工を
行ったり、成形体に割れを生ずることがある横パンチを
使用する必要がなく、かつ構成が簡単な金型装置を提供
する。 【解決手段】 ダイ2、コア6a、6bおよび下記2組
のパンチ群を有する成形用金型装置、(イ)爪側間仕切
りパンチ7およびその両側に配置した一対の爪側主パン
チ8a、8bを有するパンチ群、及び(ロ)対向間仕切
りパンチ3ならびにその両側に配置した各一対の爪部背
面パンチ4a、4bおよび背面主パンチ5a、5bを有
するパンチ群。
行ったり、成形体に割れを生ずることがある横パンチを
使用する必要がなく、かつ構成が簡単な金型装置を提供
する。 【解決手段】 ダイ2、コア6a、6bおよび下記2組
のパンチ群を有する成形用金型装置、(イ)爪側間仕切
りパンチ7およびその両側に配置した一対の爪側主パン
チ8a、8bを有するパンチ群、及び(ロ)対向間仕切
りパンチ3ならびにその両側に配置した各一対の爪部背
面パンチ4a、4bおよび背面主パンチ5a、5bを有
するパンチ群。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、焼結部品を製作
するための圧粉成形用金型に関するものである。さら
に、本発明の成形用金型装置は、編み物機械の鉤針やラ
チェットの爪部材などのように、アーム部の一端に爪部
を有し、その反対側の端部に爪の突出方向とほぼ並行す
る軸受孔又は軸受溝を有する鉤形部品の製造に使用す
る。
するための圧粉成形用金型に関するものである。さら
に、本発明の成形用金型装置は、編み物機械の鉤針やラ
チェットの爪部材などのように、アーム部の一端に爪部
を有し、その反対側の端部に爪の突出方向とほぼ並行す
る軸受孔又は軸受溝を有する鉤形部品の製造に使用す
る。
【0002】
【従来の技術】先ず、通常の鉤形部品の概略形状を、図
1(a)から(c)に斜視図で示す。成形体1の図上右
側にある鉤形フィンガー10の先端の爪部11はアーム
部10aの上面に対して鋭角面12を形成している。成
形体1の他端には、軸を填め込むために、図1(a)に
示す軸受溝13a、あるいは図1(b)及び(c)に示
す軸受孔13bが爪部11の突出方向とほぼ並行する方
向に形成されている。図1(a)及び(b)の例では軸
支部の長さがアーム部10aの高さより大きい。図1
(c)に示す例では両者の寸法が等しい。このような形
状の焼結部品を製作する場合には、爪部11が鋭角面1
2を有するので、圧縮及び離型の都合上、図示した例の
側面方向から圧縮する金型装置を用いて成形を行い、軸
受溝13a又は軸受孔13bは、焼結後に切削加工して
形成するか、或いは圧粉成形する際にダイに付設した圧
縮方向と直角に進退する横パンチにより成形する方法な
どがある。
1(a)から(c)に斜視図で示す。成形体1の図上右
側にある鉤形フィンガー10の先端の爪部11はアーム
部10aの上面に対して鋭角面12を形成している。成
形体1の他端には、軸を填め込むために、図1(a)に
示す軸受溝13a、あるいは図1(b)及び(c)に示
す軸受孔13bが爪部11の突出方向とほぼ並行する方
向に形成されている。図1(a)及び(b)の例では軸
支部の長さがアーム部10aの高さより大きい。図1
(c)に示す例では両者の寸法が等しい。このような形
状の焼結部品を製作する場合には、爪部11が鋭角面1
2を有するので、圧縮及び離型の都合上、図示した例の
側面方向から圧縮する金型装置を用いて成形を行い、軸
受溝13a又は軸受孔13bは、焼結後に切削加工して
形成するか、或いは圧粉成形する際にダイに付設した圧
縮方向と直角に進退する横パンチにより成形する方法な
どがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 上記のような従来の
方法において、切削加工を施す場合には手作業の増大を
招く。また、圧粉成形の際に横パンチで軸受孔を形成す
る場合には、加圧及び抜出し時に横パンチに剪断荷重が
掛かるため、成形体に割れを生じたり、横パンチが破損
するなどの問題点があった。この発明は、これらの課題
を解決した金型装置を提供することを目的とする。
方法において、切削加工を施す場合には手作業の増大を
招く。また、圧粉成形の際に横パンチで軸受孔を形成す
る場合には、加圧及び抜出し時に横パンチに剪断荷重が
掛かるため、成形体に割れを生じたり、横パンチが破損
するなどの問題点があった。この発明は、これらの課題
を解決した金型装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明では、安定した
圧粉成形が可能な金型構造を提供するために、下記のよ
うな構成を採用することによって従来技術における課題
を解決したものである。
圧粉成形が可能な金型構造を提供するために、下記のよ
うな構成を採用することによって従来技術における課題
を解決したものである。
【0005】すなわち、この発明の成形用金型装置は、
アーム部10aの一端に鋭角の鉤形爪部11を有し、該
アーム部の他端に、爪部11の突出方向とほぼ並行する
軸受孔又は軸受溝を有する圧粉体を成形するために使用
するものである。また、この金型装置は、ダイ孔(ダイ
2の開孔部)の一方から垂直に進退可能なパンチ群A、
軸受孔又は軸受溝を形成するコア6a、6b、及び前記
パンチ群Aに対してダイ孔の他方から垂直に進退可能な
他のパンチ群Bとからなり、前記パンチ群Aは下記の
(イ)及び(ロ)のいずれか一方であり、前記パンチ群
Bは下記の(イ)及び(ロ)の他方であり、かつ、圧縮
成形方向が成形体の軸受孔又は軸受溝の軸心方向と平行
であることを特徴とする成形用金型装置である。前記
(イ)及び(ロ)は、(イ)間仕切り部72及びその両
面からそれぞれ延長して成形体1の爪部11の外面を形
成する鈍角面71a、71bを有する爪側間仕切りパン
チ7がダイ孔を垂直に二分する位置にあり、該爪側間仕
切りパンチ7の両側に、前記の鈍角面71a、71bと
それぞれ対面して成形体爪部11の内面を形成する鋭角
面81a、81bを有し、かつコア6a、6bとの嵌合
孔を設けた一対の爪側主パンチ8a、8bを有するパン
チ群、及び(ロ)前記爪側間仕切りパンチ7の間仕切り
部72と同軸で、かつその末端面と対面する対向間仕切
りパンチ3がダイ孔を垂直に二分する位置にあり、その
対向間仕切りパンチ3を挟む両側に、前記の爪側間仕切
りパンチ7と爪側主パンチ8a、8bとの間に爪部形成
用空間を形成する開口部に対応した端面を有する爪部背
面パンチ4a、4bと、ダイ孔の残余部分に対応しコア
6との嵌合孔を設けた一対の背面主パンチ5b、5bと
を有するパンチ群である。さらに、前記ダイ2の縦孔中
央に横長の爪側間仕切りパンチ7又は対向間仕切りパン
チ3を設け、その両側に各一対の成形キャビティを水平
方向に並列に複数対配置するか、あるいは、ダイ2の縦
孔中央に棒状の爪側間仕切りパンチ7又は対向間仕切り
パンチ3を設けて、その周囲に各一対の成形キャビティ
を放射状に複数対配置したものも本願の成形用金型装置
に属する。
アーム部10aの一端に鋭角の鉤形爪部11を有し、該
アーム部の他端に、爪部11の突出方向とほぼ並行する
軸受孔又は軸受溝を有する圧粉体を成形するために使用
するものである。また、この金型装置は、ダイ孔(ダイ
2の開孔部)の一方から垂直に進退可能なパンチ群A、
軸受孔又は軸受溝を形成するコア6a、6b、及び前記
パンチ群Aに対してダイ孔の他方から垂直に進退可能な
他のパンチ群Bとからなり、前記パンチ群Aは下記の
(イ)及び(ロ)のいずれか一方であり、前記パンチ群
Bは下記の(イ)及び(ロ)の他方であり、かつ、圧縮
成形方向が成形体の軸受孔又は軸受溝の軸心方向と平行
であることを特徴とする成形用金型装置である。前記
(イ)及び(ロ)は、(イ)間仕切り部72及びその両
面からそれぞれ延長して成形体1の爪部11の外面を形
成する鈍角面71a、71bを有する爪側間仕切りパン
チ7がダイ孔を垂直に二分する位置にあり、該爪側間仕
切りパンチ7の両側に、前記の鈍角面71a、71bと
それぞれ対面して成形体爪部11の内面を形成する鋭角
面81a、81bを有し、かつコア6a、6bとの嵌合
孔を設けた一対の爪側主パンチ8a、8bを有するパン
チ群、及び(ロ)前記爪側間仕切りパンチ7の間仕切り
部72と同軸で、かつその末端面と対面する対向間仕切
りパンチ3がダイ孔を垂直に二分する位置にあり、その
対向間仕切りパンチ3を挟む両側に、前記の爪側間仕切
りパンチ7と爪側主パンチ8a、8bとの間に爪部形成
用空間を形成する開口部に対応した端面を有する爪部背
面パンチ4a、4bと、ダイ孔の残余部分に対応しコア
6との嵌合孔を設けた一対の背面主パンチ5b、5bと
を有するパンチ群である。さらに、前記ダイ2の縦孔中
央に横長の爪側間仕切りパンチ7又は対向間仕切りパン
チ3を設け、その両側に各一対の成形キャビティを水平
方向に並列に複数対配置するか、あるいは、ダイ2の縦
孔中央に棒状の爪側間仕切りパンチ7又は対向間仕切り
パンチ3を設けて、その周囲に各一対の成形キャビティ
を放射状に複数対配置したものも本願の成形用金型装置
に属する。
【0006】この発明の成形金型の主たる特徴は下記の
通りである。 (1)軸孔の方向を加圧方向と一致させたので横パンチ
を設ける必要がない。従って、装置の構造を単純にする
ことができ、また、装置の複雑な作動を必要なくするこ
とによって、安定した成形操作を行うことができる。 (2)鉤部分の爪部が突出する方向を成形操作の加圧方
向として、成形体主体部用の圧縮パンチと鉤部用の圧縮
パンチとを分割する。鉤部の成形は多少困難になるが、
横パンチが不要になり、鉤部の圧縮パンチにより粉体の
移動を図って密度バランスを調整することができる。 (3)爪部の鋭角面は主体部の圧縮パンチにより形成す
る。また、パンチの分割を少なくして、装置の構造を簡
単にする。 (4)ダイ孔の中間部を上下動可能な仕切り部材で仕切
り、仕切り部材を介して対向する二つの成形キャビティ
を形成する。また、仕切り部材によって成形体の爪部の
鈍角面を形成する。成形体1個を成形する金型構造は、
成形体の爪部の鈍角面を形成する部分のパンチに横荷重
が掛かる形状となるため、パンチの破損やダイの摩耗の
原因になる。鈍角面を形成する部分を両面に設けた1個
の仕切り部材を採用し、その両側に対向する成形キャビ
ティを配置することにより、両側の横荷重が対向するの
で偏荷重がなくなる。鈍角部の成形面を形成した間仕切
り部材を主パンチに対して後退させることにより、成形
体の爪部を離型し得る空間を作ることができる。また、
1ストロークで複数の成形体を得ることができる。 (5)仕切り部に面して鉤部を対向させた一対の成形キ
ャビティは、一つのダイに並列に複数対を配列すること
ができる。又は、仕切り部を棒状として、一対の成形キ
ャビティを、棒状の仕切り部の周囲に放射状に複数対配
列することもできる。単一の仕切り部材を用いて、並列
又は放射状に成形キャビティを配置することにより、1
ストロークで複数対の成形体を得ることができる。
通りである。 (1)軸孔の方向を加圧方向と一致させたので横パンチ
を設ける必要がない。従って、装置の構造を単純にする
ことができ、また、装置の複雑な作動を必要なくするこ
とによって、安定した成形操作を行うことができる。 (2)鉤部分の爪部が突出する方向を成形操作の加圧方
向として、成形体主体部用の圧縮パンチと鉤部用の圧縮
パンチとを分割する。鉤部の成形は多少困難になるが、
横パンチが不要になり、鉤部の圧縮パンチにより粉体の
移動を図って密度バランスを調整することができる。 (3)爪部の鋭角面は主体部の圧縮パンチにより形成す
る。また、パンチの分割を少なくして、装置の構造を簡
単にする。 (4)ダイ孔の中間部を上下動可能な仕切り部材で仕切
り、仕切り部材を介して対向する二つの成形キャビティ
を形成する。また、仕切り部材によって成形体の爪部の
鈍角面を形成する。成形体1個を成形する金型構造は、
成形体の爪部の鈍角面を形成する部分のパンチに横荷重
が掛かる形状となるため、パンチの破損やダイの摩耗の
原因になる。鈍角面を形成する部分を両面に設けた1個
の仕切り部材を採用し、その両側に対向する成形キャビ
ティを配置することにより、両側の横荷重が対向するの
で偏荷重がなくなる。鈍角部の成形面を形成した間仕切
り部材を主パンチに対して後退させることにより、成形
体の爪部を離型し得る空間を作ることができる。また、
1ストロークで複数の成形体を得ることができる。 (5)仕切り部に面して鉤部を対向させた一対の成形キ
ャビティは、一つのダイに並列に複数対を配列すること
ができる。又は、仕切り部を棒状として、一対の成形キ
ャビティを、棒状の仕切り部の周囲に放射状に複数対配
列することもできる。単一の仕切り部材を用いて、並列
又は放射状に成形キャビティを配置することにより、1
ストロークで複数対の成形体を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】<実施例1>添付の図2から図6
は、金型の一例について圧縮過程から抜出し離型に至る
作動状態を説明するための要部縦断面図である。これら
は、成形体1が図1(b)に示すような軸受孔13bを
有し、軸受孔13bの長さがアーム部10aの高さより
も大きい場合の例を示す。ここで、上パンチ群Aは前記
(イ)の構成からなり、下パンチ群Bは(ロ)の構成か
らなるものである。 図2において、ダイ2の縦孔には
下パンチ群B及びコアが嵌合配置され、上部には上パン
チ群Aが対設されている。下パンチ群Bにおいては、ダ
イ2の孔の中間に対向間仕切りパンチ3を上下動可能に
配置し、その両側に向かい合って2つのダイ孔を形成す
る。成形体の爪部11の厚みに相当する大きさの爪部背
面パンチ4a、4bを、対向するダイ孔の対向間仕切り
パンチ3に摺接させ、その両側に、成形体のアーム部1
0aに対応する背面主パンチ5a、5bを隣接させ、さ
らにコア6a、6bと嵌合する軸受部パンチ51a、5
1bを設ける。なお、成形体の軸受孔部の長さがアーム
部の高さと同一である場合には、軸受部パンチ51a、
51bを背面主パンチ5a、5bとを分割することなく
一体に構成する方が合理的である。
は、金型の一例について圧縮過程から抜出し離型に至る
作動状態を説明するための要部縦断面図である。これら
は、成形体1が図1(b)に示すような軸受孔13bを
有し、軸受孔13bの長さがアーム部10aの高さより
も大きい場合の例を示す。ここで、上パンチ群Aは前記
(イ)の構成からなり、下パンチ群Bは(ロ)の構成か
らなるものである。 図2において、ダイ2の縦孔には
下パンチ群B及びコアが嵌合配置され、上部には上パン
チ群Aが対設されている。下パンチ群Bにおいては、ダ
イ2の孔の中間に対向間仕切りパンチ3を上下動可能に
配置し、その両側に向かい合って2つのダイ孔を形成す
る。成形体の爪部11の厚みに相当する大きさの爪部背
面パンチ4a、4bを、対向するダイ孔の対向間仕切り
パンチ3に摺接させ、その両側に、成形体のアーム部1
0aに対応する背面主パンチ5a、5bを隣接させ、さ
らにコア6a、6bと嵌合する軸受部パンチ51a、5
1bを設ける。なお、成形体の軸受孔部の長さがアーム
部の高さと同一である場合には、軸受部パンチ51a、
51bを背面主パンチ5a、5bとを分割することなく
一体に構成する方が合理的である。
【0008】上パンチ群Aは、前記対向間仕切りパンチ
3の上方にあり、端面形状が対向間仕切りパンチ3と同
一である間仕切り部72及びその側面から上方へテーパ
状に延長して形成した鈍角面71a、71bを有する爪
側間仕切りパンチ7、ならびに爪側間仕切りパンチ7の
両側面に対向して配置した、成形体の爪部の鋭角面を形
成するための鋭角面81a、81b、及びコア6a、6
bと嵌合する孔を有する爪側主パンチ8a、8bを設け
る。爪側間仕切りパンチ7の側面とその面に対向する爪
側主パンチ8a、8bの側面とに挟まれる空間が成形体
の爪部11を形成するためのキャビティである。
3の上方にあり、端面形状が対向間仕切りパンチ3と同
一である間仕切り部72及びその側面から上方へテーパ
状に延長して形成した鈍角面71a、71bを有する爪
側間仕切りパンチ7、ならびに爪側間仕切りパンチ7の
両側面に対向して配置した、成形体の爪部の鋭角面を形
成するための鋭角面81a、81b、及びコア6a、6
bと嵌合する孔を有する爪側主パンチ8a、8bを設け
る。爪側間仕切りパンチ7の側面とその面に対向する爪
側主パンチ8a、8bの側面とに挟まれる空間が成形体
の爪部11を形成するためのキャビティである。
【0009】次に、金型の作動を説明する。図2は成形
用の粉末を充填した状態を示す。下パンチ群Bの爪部背
面パンチ4a、4b及び軸受部パンチ51a、51bを
比較的下方に降下させて粉末充填量を多くする。図3
は、上パンチ群Aをダイ2の孔内に下降させ、ウイズド
ロアル形金型のようにダイ2を上昇させた状態である。
先ず、上パンチ群Aの爪側間仕切りパンチ7が下パンチ
群Bの対向間仕切りパンチ3に当接して後者を押し下げ
る。上パンチ群Aの爪側主パンチ8a、8bも下降し、
ダイ2が上昇する。一方、下パンチ群Bの爪部背面パン
チ4a、4bを上昇させる。この工程において、上パン
チ群Aと下パンチ群Bにより、成形体爪部形成用のキャ
ビティ部に粉末を充填する。図4は、粉末が圧縮された
状態を示し、上パンチ群Aの爪側間仕切りパンチ7と上
下の各パンチを最も前進させて成形体用の粉末を圧縮す
る。図5は、離型の準備段階を示す。ダイ2を下降させ
て成形体の外側を開放し、上パンチ群Aの爪側間仕切り
パンチ7を上昇させて成形体の爪部の鈍角面を開放す
る。図6は、成形体を離型する段階を示し、下パンチ群
Bの爪部背面パンチ4a、4b及び背面主パンチ5a、
5bを下降させて成形体の下側端面から引き離す。その
後、上パンチ群Aの爪側主パンチ8a、8bを上昇させ
ることにより、成形体を開放して離型することができ
る。
用の粉末を充填した状態を示す。下パンチ群Bの爪部背
面パンチ4a、4b及び軸受部パンチ51a、51bを
比較的下方に降下させて粉末充填量を多くする。図3
は、上パンチ群Aをダイ2の孔内に下降させ、ウイズド
ロアル形金型のようにダイ2を上昇させた状態である。
先ず、上パンチ群Aの爪側間仕切りパンチ7が下パンチ
群Bの対向間仕切りパンチ3に当接して後者を押し下げ
る。上パンチ群Aの爪側主パンチ8a、8bも下降し、
ダイ2が上昇する。一方、下パンチ群Bの爪部背面パン
チ4a、4bを上昇させる。この工程において、上パン
チ群Aと下パンチ群Bにより、成形体爪部形成用のキャ
ビティ部に粉末を充填する。図4は、粉末が圧縮された
状態を示し、上パンチ群Aの爪側間仕切りパンチ7と上
下の各パンチを最も前進させて成形体用の粉末を圧縮す
る。図5は、離型の準備段階を示す。ダイ2を下降させ
て成形体の外側を開放し、上パンチ群Aの爪側間仕切り
パンチ7を上昇させて成形体の爪部の鈍角面を開放す
る。図6は、成形体を離型する段階を示し、下パンチ群
Bの爪部背面パンチ4a、4b及び背面主パンチ5a、
5bを下降させて成形体の下側端面から引き離す。その
後、上パンチ群Aの爪側主パンチ8a、8bを上昇させ
ることにより、成形体を開放して離型することができ
る。
【0010】図7及び図8は、ダイ2に成形キヤビテイ
を複数対設けた実施例において、キャビティの配置を示
す平面図である。図7は、対向間仕切りパンチ3を挟ん
で対向する一対の成形キャビティを並列に5セット配置
した例であり、下パンチ群Bの爪部背面パンチ4a、4
b、背面主パンチ5a、5b、ならびに軸受部パンチ5
1a、51b及びそれに嵌合するコア6a、6bを示
す。図8は、棒形の対向間仕切りパンチ3を挟んで対向
する各対の成形キャビティを放射状に4セット設けた構
造の例である。
を複数対設けた実施例において、キャビティの配置を示
す平面図である。図7は、対向間仕切りパンチ3を挟ん
で対向する一対の成形キャビティを並列に5セット配置
した例であり、下パンチ群Bの爪部背面パンチ4a、4
b、背面主パンチ5a、5b、ならびに軸受部パンチ5
1a、51b及びそれに嵌合するコア6a、6bを示
す。図8は、棒形の対向間仕切りパンチ3を挟んで対向
する各対の成形キャビティを放射状に4セット設けた構
造の例である。
【0011】<実施例2> 図9から図12は、実施例
1における上パンチ群Aと下パンチ群Bの部品構成を逆
にした金型において、圧縮過程から抜出し離型に至る作
動状態を説明する要部縦断面図である。この例では、成
形体は図1(c)に示すような軸受孔13bを有し、軸
受孔部の長さとアーム部の高さとが同一である。部品の
名称及び符号は、実施例1の場合と同様である。ここ
で、上パンチ群Aは前記(ロ)の構成からなり、下パン
チ群Bは(イ)の構成からなるものである。
1における上パンチ群Aと下パンチ群Bの部品構成を逆
にした金型において、圧縮過程から抜出し離型に至る作
動状態を説明する要部縦断面図である。この例では、成
形体は図1(c)に示すような軸受孔13bを有し、軸
受孔部の長さとアーム部の高さとが同一である。部品の
名称及び符号は、実施例1の場合と同様である。ここ
で、上パンチ群Aは前記(ロ)の構成からなり、下パン
チ群Bは(イ)の構成からなるものである。
【0012】先ず、図9は粉末充填時の状態を示す。下
パンチ群Bは、実施例1における上パンチ群Aと同様で
あり、爪側主パンチ8a、8bにコア6a、6bが嵌合
している。機構上で実施例1と異なる点は、実施例1に
おける下パンチ群Bの対向間仕切りパンチ3は浮動状態
であれば機能するものであるが、実施例2における下パ
ンチ群Bの爪側聞仕切りパンチ7は加圧機能を必要とす
る。図10は、キャビティ内に粉末を封じ込めた状態を
示す。実施例1の場合と異なる点は、成形体の爪部を形
成するキャビティに粉末が充填されている点であり、上
パンチ群Aの爪部背面パンチ4a、4bは下降が遅れて
爪部の粉末充填深さが確保されている。図11は、圧縮
が完了した状態を示す。図12は、成形体を離型するこ
とができる状態を示す。図11の状態からダイ2及び下
パンチ群Bの爪側間仕切りパンチ7を下降させると共に
上パンチ群Aを上昇させることにより、成形体は取出し
可能な状態になる。図示していないが、この構成の一対
の成形金型構造においても、先の図7及び図8に示した
場合と同様に、複数対のキャビティを並列又は放射状に
配置することにより、効率よく成形を行うことができ
る。
パンチ群Bは、実施例1における上パンチ群Aと同様で
あり、爪側主パンチ8a、8bにコア6a、6bが嵌合
している。機構上で実施例1と異なる点は、実施例1に
おける下パンチ群Bの対向間仕切りパンチ3は浮動状態
であれば機能するものであるが、実施例2における下パ
ンチ群Bの爪側聞仕切りパンチ7は加圧機能を必要とす
る。図10は、キャビティ内に粉末を封じ込めた状態を
示す。実施例1の場合と異なる点は、成形体の爪部を形
成するキャビティに粉末が充填されている点であり、上
パンチ群Aの爪部背面パンチ4a、4bは下降が遅れて
爪部の粉末充填深さが確保されている。図11は、圧縮
が完了した状態を示す。図12は、成形体を離型するこ
とができる状態を示す。図11の状態からダイ2及び下
パンチ群Bの爪側間仕切りパンチ7を下降させると共に
上パンチ群Aを上昇させることにより、成形体は取出し
可能な状態になる。図示していないが、この構成の一対
の成形金型構造においても、先の図7及び図8に示した
場合と同様に、複数対のキャビティを並列又は放射状に
配置することにより、効率よく成形を行うことができ
る。
【0013】
【発明の効果】 以上のように、このような構成の鉤形
部品成形用金型装置は、構造が簡単であり、かつ1スト
ロークで少なくとも2個の成形体を製作することができ
るため、効率よく成形操作を行うことができる。
部品成形用金型装置は、構造が簡単であり、かつ1スト
ロークで少なくとも2個の成形体を製作することができ
るため、効率よく成形操作を行うことができる。
【図1】図1(a)から(c)は、本発明の金型装置に
よって成形する鉤形部品の例を示す斜視図である。
よって成形する鉤形部品の例を示す斜視図である。
【図2】から
【図6】実施例1の成形金型の構造及び作動手順を説明
する縦断面図である。
する縦断面図である。
【図7】実施例1の金型を1つのダイに並列に複数対配
置した形態を示す水平断面図である。
置した形態を示す水平断面図である。
【図8】実施例1の金型を1つのダイに放射状に複数対
配置した形態を示す水平断面図である。
配置した形態を示す水平断面図である。
【図9】から
【図12】実施例2の金型の構造及び作動手順を説明す
る縦断面図である。
る縦断面図である。
1 成形体 10 鉤形フィンガー 10a アーム部 11 爪部 12 鋭角面 13a 軸受溝 13b 軸受孔 2 ダイ 3 対向間仕切りパンチ 4a、4b 爪部背面パンチ 5a、5b 背面主パンチ 51a、51b 軸受部パンチ 6a、6b コア 7 爪側間仕切りパンチ 71a、71b 鈍角面 72 間仕切り部 8a、8b 爪側主パンチ 81a、81b 鋭角面 A 上パンチ群 B 下パンチ群
Claims (3)
- 【請求項1】 アーム部10aの一端に鋭角の鉤形爪部
11を有し、該アーム部の他端に、爪部11の突出方向
にほぼ並行する軸受溝13a又は軸受孔13bを有する
圧粉体を成形するための金型装置において、ダイ孔(ダ
イ2の開孔部)の一方から垂直に進退可能なパンチ群
A、軸受孔又は軸受溝を形成するコア6a、6b、及び
前記パンチ群Aに対してダイ孔の他方から垂直に進退可
能な他のパンチ群Bとからなり、前記パンチ群Aは下記
の(イ)及び(ロ)のいずれか一方であり、前記パンチ
群Bは下記の(イ)及び(ロ)の他方であり、かつ、圧
縮成形方向が成形体の軸受孔又は軸受溝の軸心方向と平
行であることを特徴とする鈎形部品の成形用金型装置、 (イ)間仕切り部72及びその両面からそれぞれ延長し
て成形体1の爪部11の外面を形成する鈍角面71a、
71bを有する爪側間仕切りパンチ7がダイ孔を垂直に
二分する位置にあり、該爪側間仕切りパンチ7の両側
に、前記の鈍角面71a、71bとそれぞれ対面して成
形体爪部11の内面を形成する鋭角面81a、81bを
有し、かつコア6a、6bとの嵌合孔を設けた一対の爪
側主パンチ8a、8bを有するパンチ群、及び(ロ)前
記爪側間仕切りパンチ7の間仕切り部72と同軸で、か
つその末端面と対面する対向間仕切りパンチ3がダイ孔
を垂直に二分する位置にあり、その対向間仕切りパンチ
3を挟む両側に、前記の爪側間仕切りパンチ7と爪側主
パンチ8a、8bとの間に爪部形成用空間を形成する開
口部に対応した端面を有する爪部背面パンチ4a、4b
と、ダイ孔の残余部分に対応しコア6との嵌合孔を備え
た一対の背面主パンチ5b、5bとを有するパンチ群。 - 【請求項2】 ダイ2の縦孔中央に横長の爪側間仕切り
パンチ7又は対向間仕切りパンチ3を設け、その両側に
各一対の成形キャビティを水平方向に並列に複数対配置
してなる請求項1に記載の鉤形部品の成形用金型装置。 - 【請求項3】 ダイ2の縦孔中央に棒状の爪側間仕切り
パンチ7又は対向間仕切りパンチ3を設け、その周囲に
各一対の成形キャビティを放射状に複数対配置してなる
請求項1に記載の鉤形部品の成形用金型装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072516A JP2000263298A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 鉤形部品の成形用金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072516A JP2000263298A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 鉤形部品の成形用金型装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000263298A true JP2000263298A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13491591
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11072516A Pending JP2000263298A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 鉤形部品の成形用金型装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000263298A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2024034287A1 (ja) * | 2022-08-12 | 2024-02-15 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11072516A patent/JP2000263298A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2024034287A1 (ja) * | 2022-08-12 | 2024-02-15 |
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