JP2000264006A - 車輪用ハブ - Google Patents

車輪用ハブ

Info

Publication number
JP2000264006A
JP2000264006A JP11071713A JP7171399A JP2000264006A JP 2000264006 A JP2000264006 A JP 2000264006A JP 11071713 A JP11071713 A JP 11071713A JP 7171399 A JP7171399 A JP 7171399A JP 2000264006 A JP2000264006 A JP 2000264006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spoke
wheel
hub
hole
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11071713A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatsugu Nakano
隆次 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11071713A priority Critical patent/JP2000264006A/ja
Publication of JP2000264006A publication Critical patent/JP2000264006A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車輪重量の増加および車輪の製造コストの上
昇を抑えつつ、車輪用スポークの折損事故を低減する車
輪用ハブを提供する。 【解決手段】 円筒部32bに形成された貫通穴32f
を構成するスポーク係入部32hの貫通方向64を、ハ
ブ軸22そのものに対し略直交する方向21としてい
る。したがって、スポーク44の張り方向45がスポー
ク係入部32hの形成された円周40、42の接線41
より外方に向かっている場合には、当該貫通方向64と
スポーク44の張り方向45とのなす角度を、鈍角にす
ることが可能となる。この結果、スポークの曲げ部内側
44cの応力集中の程度および加工硬化の程度を緩和す
ることができる。このため、線形の太いスポークを用い
たり段付きスポークを用いたりすることなく、スポーク
44の折損事故を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車輪用ハブに関
し、特に、車輪用スポークの折損を低減する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自転車など車両に用いられる車輪の中央
部を構成する部品として、ハブが知られている。図16
に、従来のハブ2の構成の一例を示す。このハブ2は、
自転車の後車輪に用いられるハブである。ハブ2は、ハ
ブ軸4に対して回動可能に支持されたハブ体10を備え
ている。すなわち、ハブ体10は、ハブ軸4に固定され
た一対の玉押し体6、複数の鋼球8を介して、ハブ軸4
に対して、軸方向に移動不能に、かつ、軸周りに回動可
能に支持されている。
【0003】ハブ体10は、一対のハブ鍔体12と、各
ハブ鍔体12に圧入された一対の碗体13と、該一対の
碗体13を相互に固定的に連結する円筒状のハブ胴14
とを備えている。
【0004】一対のハブ鍔体12のうち、一方のハブ鍔
体12(図中、向かって右側のハブ鍔体)の一部を覆う
ように、ワンウェイクラッチ機構を備えたギヤ15が取
付けられている。したがって、当該一方のハブ鍔体12
には、チェーン(図示せず)および当該ギヤ15を介し
て、駆動力が与えられる。
【0005】一方、他方のハブ鍔体12(図中、向かっ
て左側のハブ鍔体)の一部にはおねじが形成されてお
り、バンドブレーキのドラム(図示せず)が取付けられ
る。したがって、当該ハブ鍔体12には、バンドブレー
キのドラムを介して、制動力が与えられる。
【0006】ハブ体10は、ハブ鍔体12に設けられた
スポーク穴12cに通された複数のスポーク11を介し
て、車輪を構成するリム(図示せず)と連結される。リ
ムにはタイヤ(図示せず)がはめ込まれる。一方、ハブ
軸4は、締付けナット16を用いて、自転車の車体の一
部を構成する後フォーク(図示せず)に取付けられる。
【0007】自転車など車両に用いられるこのような車
輪においては、ハブ2とリムとの間に張られたスポーク
11を介して、自転車および乗者の全重量を支えるとと
もに駆動力や制動力を伝達することになる。すなわち、
スポーク11には、強大な張力が作用する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のハブ2には、つぎのような問題があった。従
来のハブ2においては、スポーク穴12cは、ハブ軸4
の軸方向と略同一方向に貫通するよう形成されていた。
一方、スポーク11は、ハブ軸4にほぼ直交する面内に
配置される。そこで、図17に拡大して示すように、ス
ポーク11の係止鍔11aの近傍をほぼ直角に曲げて引
掛け部11bを形成し、該引掛け部11bをスポーク穴
12cに引掛けるようにしていた。
【0009】しかし、スポーク11に張力が作用する
と、応力集中により、曲率半径の小さい曲げ部内側11
cに過大な引張り応力が作用する。しかも、スポーク1
1に作用する強大な張力(上述)に耐え、かつ、車輪の
軽量化を図るために、スポーク11の材料として細くて
硬い硬鋼線を用いていた。したがって、加工量の大きい
曲げ部内側11cは、加工硬化による脆化が激しかっ
た。
【0010】このため、衝撃荷重や繰り返し荷重などに
より、スポーク11が曲げ部内側11c近傍で折れる事
故が発生していた。このような折損事故は、重量配分が
高く、かつ、制動力のみならず駆動力も作用する後輪に
おいて、より発生し易い。
【0011】このような事態を回避するためにはスポー
クを太くすればよいが、スポークは多数(車輪径の大き
い場合には、前後輪合わせて80本程度)用いられるか
ら、スポーク一本あたりの重量増加がわずかであって
も、車輪全体の重量増加は大きくなる。車輪の重量の増
加は、自転車自体の重量の増加のみならず、加速性能や
制動性能などの低下を招くので好ましくない。
【0012】一方、後輪に使用するスポーク11のみを
太くすれば、車輪重量の増加を後輪のみに留めることが
できる。しかし、この場合、リムや、リムにスポーク1
1を固定するめねじ(ニップル、図示せず)を、前後輪
において共用しようとすると、太さの異なる前輪用スポ
ークと後輪用スポークとにおいて、おねじ部分(図示せ
ず)の直径を共通化しなければならない。これでは、ス
ポークの製造コストが高くなってしまう。また、中央部
分が細く両端が太い段付きスポークを用いることで、車
輪重量の増加をある程度抑えることができるが、やは
り、スポークの製造コストが高くなる。上述のように、
一つの車輪を構成するのに多数のスポークを用いるた
め、スポーク一本あたりのコスト上昇が僅かであって
も、車輪全体のコストの上昇は大きくなる。
【0013】この発明は、このような従来の問題点を解
消し、車輪重量の増加および車輪の製造コストの上昇を
抑えつつ、車輪用スポークの折損事故を低減する車輪用
ハブを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段、発明の作用および効果】
請求項1の車輪用ハブは、車輪軸回りに回動可能に構成
された回動体であって、当該車輪軸を中心とする略円周
上に複数のスポーク係入部が形成された回動体、を備え
た車輪用ハブにおいて、回動体に設けられたスポーク係
入部を、車輪軸と平行な軸に対し略直交する方向に貫通
する構造としたことを特徴とする。
【0015】したがって、スポーク係入部の貫通方向を
適当に設定することで、当該貫通方向と車輪用スポーク
の張り方向とのなす角度を、鈍角にすることが可能とな
る。また、スポークの張り方向がスポーク係入部の形成
された前記略円周の接線より外方に向かっている場合に
は、スポーク係入部の貫通方向を車輪軸に対し略直交す
る方向に設定したとしても、当該貫通方向とスポークの
張り方向とのなす角度は鈍角となる。
【0016】したがって、当該スポークの引掛け部の曲
がり角度をかなり大きな鈍角とすることが可能となる。
この結果、スポークの曲げ部の応力集中の程度および加
工硬化の程度を緩和することができる。このため、線形
の太いスポークを用いたり段付きスポークを用いたりす
ることなく、折損事故を低減することができる。すなわ
ち、車輪重量の増加および車輪の製造コストの上昇を抑
えつつ、車輪用スポークの折損事故を低減することがで
きる。
【0017】請求項2の車輪用ハブは、車輪軸を中心軸
とする略円筒状のスポーク支持筒部を回動体に設け、当
該スポーク支持筒部に貫通穴を設けるとともに、当該貫
通穴の一部分または全体を、スポーク係入部として用い
たことを特徴とする。
【0018】したがって、回動体にスポーク支持筒部を
設けるとともに当該スポーク支持筒部の略円筒面に貫通
穴を設けるだけで、容易に、車輪軸と平行な軸に対し略
直交する方向に貫通するスポーク係入部を実現すること
ができる。
【0019】請求項3の車輪用ハブは、複数のスポーク
係入部を、スポーク支持筒部の隣接する2つの円周上に
交互に配置したことを特徴とする。
【0020】したがって、複数のスポーク係入部に係入
された各スポークが相互に交差して張られるような場合
には、当該スポーク相互の干渉を回避することができ
る。
【0021】請求項4の車輪用ハブは、複数のスポーク
係入部に1対1に対応させて貫通穴を複数設けたことを
特徴とする。
【0022】したがって、ひとつの貫通穴に一本のスポ
ークのみを係入することで、スポーク一本一本をより確
実に保持することができる。このため、たとえば自動組
立て装置を用いて車輪を組立てるような場合、自動化が
より容易になる。
【0023】請求項5の車輪用ハブは、貫通穴の貫通方
向を、車輪軸と直交する方向に対し当該貫通穴に係入さ
れる車輪用スポークの張り方向寄りに傾斜させたことを
特徴とする。
【0024】したがって、当該スポークの引掛け部の曲
がり角度をさらに大きくすることが可能となる。このた
め、スポークの曲げ部の応力集中の程度および加工硬化
の程度を、より緩和することができる。また、貫通穴の
軸線と車輪軸とが交わらないので、貫通穴にスポークを
通す際、車輪軸回りに形成されたハブ胴等との干渉を避
け易くなる。このため、車輪の組立て作業が容易にな
る。
【0025】請求項6の車輪用ハブは、複数のスポーク
係入部のうち、隣接する2つの円周上に隣接して配置さ
れた2つのスポーク係入部を、一つの貫通穴の異なる部
分を用いてそれぞれ形成したことを特徴とする。
【0026】したがって、一つの貫通穴は、2本のスポ
ークを通しても余るだけの大きさがある。このため、貫
通穴の中で当該スポークを斜めにすることができる。こ
の結果、当該スポークの引掛け部の曲がり角度をさらに
大きくすることが可能となる。また、貫通穴が大きいの
でスポークを通し易い。このため、車輪の組立て作業が
容易になる。さらに、貫通穴が大きくかつ数が少ないの
で、貫通穴の加工が容易になる。
【0027】請求項7の車輪用ハブは、貫通穴が、隣接
して配置された2つのスポーク係入部に連続して形成さ
れた大径部であって車輪用スポークの係止鍔を挿通し得
る大径部、を備えていることを特徴とする。
【0028】したがって、スポーク支持筒部の半径方向
外方から当該大径部にスポークの係止鍔を通して、スポ
ークの引掛け部を係入部に係入させることができる。こ
のため、車輪の組立て作業が容易になる。
【0029】請求項8の車輪用ハブは、回動体が、当該
回動体を車輪軸に対し回動可能に支持するための一対の
支承部であって、当該車輪軸の軸方向に所定距離を隔て
て設けられた一対の支承部、を備え、スポーク支持筒部
が、当該一対の支承部の車輪軸の軸方向内側に配置され
たことを特徴とする。
【0030】したがって、当該一対の支承部の車輪軸の
軸方向外側にギヤやブレーキ等を装着する場合であって
も、スポーク支持筒部を設ける位置を確保することがで
きる。
【0031】請求項9の車輪用ハブは、回動体が、当該
回動体を車輪軸に対し回動可能に支持するための一対の
支承部であって、当該車輪軸の軸方向に所定距離を隔て
て設けられた一対の支承部、を備え、スポーク支持筒部
が、当該一対の支承部の車輪軸の軸方向外側に配置され
たことを特徴とする。
【0032】したがって、一対のスポーク支持筒部を一
対の支承部の車輪軸の軸方向外側に配置することが可能
となる。このため、回動体上における左右のスポーク間
隔を大きくすることができる。すなわち、車輪の横方向
の剛性を高くすることができる。
【0033】請求項10の車輪用ハブは、回動体が、ス
ポーク支持筒部に連続して形成された鍔部を備えている
ことを特徴とする。
【0034】したがって、鍔部が補強部材として機能す
るため、スポーク支持筒部の肉厚を薄くしたとしても、
スポークの張力でスポーク支持筒部が大きく変形するこ
とはない。このため、車輪の強度を維持しつつ軽量化を
さらに図ることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】図1に、この発明の一実施形態に
よる車輪用ハブである自転車用のハブ20の構成を表わ
す半断面図を示す。このハブ20は、自転車の後車輪に
用いるハブ(リヤハブ)である。ハブ20は、車輪軸で
あるハブ軸22に対して回動可能に支持された回動体で
あるハブ体30を備えている。
【0036】ハブ軸22の外周には、おねじが形成され
ており、一対の玉押し体26、27、および一対のロッ
クナット24、25には、それぞれ、めねじが形成され
ている。玉押し体26およびロックナット24をハブ軸
22にねじ込み、軸方向の所望の位置で互いに締め合わ
せることで、ダブルナットの原理を利用して、玉押し体
26をハブ軸22に固定している。同様に、玉押し体2
7およびロックナット25をハブ軸22にねじ込み、軸
方向の所望の位置で互いに締め合わせることで、ダブル
ナットの原理を利用して、玉押し体27をハブ軸22に
固定している。
【0037】ハブ体30は、図16に示す一対のハブ鍔
体12に対応する一対のスポーク支持体32、33と、
スポーク支持体32の円筒部32e(図2A参照)の内
側およびスポーク支持体33の円筒部33d(図2B参
照)の内側にそれぞれ圧入された一対の碗体34、35
(一対の支承部)と、スポーク支持体32の円筒部32
c(図2A参照)の内側およびスポーク支持体33の円
筒部33c(図2B参照)の内側にそれぞれ圧入された
一対のスペーサー31、37と、該一対の碗体34、3
5、および、スペーサー31、37にそれぞれ圧入さ
れ、これらを相互に固定的に連結する略円筒状のハブ胴
36とを備えている。
【0038】ハブ体30は、ハブ軸22に固定された一
対の玉押し体26、27(上述)、複数の鋼球28を介
して、ハブ軸22に対して、軸方向に移動不能に、か
つ、軸周りに回動可能に支持されている。
【0039】一対のスポーク支持体32、33のうち、
一方(図面に向って右側)のスポーク支持体33の一部
を覆うように、ワンウェイクラッチ機構を備えたギヤ3
8が取付けられている。したがって、当該一方のスポー
ク支持体33には、チェーン(図示せず)および当該ギ
ヤ38を介して、駆動力が与えられる。なお、このよう
にワンウェイクラッチ機構を備えたギヤ38がハブ体3
0に一体的に組込まれたハブは、ユニットハブと呼ばれ
ている。
【0040】他方(図面に向って左側)のスポーク支持
体32の円筒部32e(図2A参照)にはおねじが形成
されており、バンドブレーキのドラム(図示せず)が取
付けられる。したがって、当該スポーク支持体32に
は、バンドブレーキのドラムを介して、制動力が与えら
れる。
【0041】ハブ体30は、スポーク支持体32、33
に設けられた貫通穴32f、33fに通された複数のス
ポーク44(図3参照)を介して、車輪を構成するリム
46(図3参照)と連結される。リム46にはタイヤ
(図示せず)がはめ込まれる。一方、ハブ軸22は、締
付けナット39を用いて、自転車の車体の一部を構成す
る後フォーク(図示せず)に取付けられる。
【0042】スポーク支持体32、33を拡大した図面
を図2A,Bに示す。図2Aに示すように、スポーク支
持体32は略段付き円筒状に形成されている。すなわ
ち、鍔部32a、円筒部32b、円筒部32c、円筒部
32eを、この順に形成したものである。円筒部32b
が、スポーク支持筒部に該当する。
【0043】円筒部32bには、円筒部32bの肉厚方
向に貫通した複数の貫通穴32fが設けられている。各
貫通穴32fは、円筒部32bの円周方向に対し斜め方
向に長手方向を持つ長穴である。すなわち、各貫通穴3
2fは、円筒部32b上に設定された隣接する2つの円
周40、42上に隣接して配置された2つのスポーク係
入部32g、32hを、つなぐようにして形成した長穴
である。言い換えれば、2つのスポーク係入部32g、
32hは、一つの貫通穴32fの異なる部分を用いてそ
れぞれ形成されている。
【0044】また、図2Bに示すように、スポーク支持
体33も、略段付き円筒状に形成されている。すなわ
ち、鍔部33a、円筒部33b、円筒部33c、円筒部
33d、円筒部33eを、この順に形成したものであ
る。円筒部33bが、スポーク支持筒部に該当する。円
筒部33bには、スポーク支持体32に設けられた貫通
穴32fと同様の貫通穴33fが、複数設けられてい
る。
【0045】図3は、図1に示すハブ20を用いて自転
車用の車輪を組立てた場合における、一方のスポーク支
持体(たとえば、スポーク支持体32)、複数のスポー
ク44(車輪用スポーク)、リム46の関係を模式的に
示した図面である。図4は、この場合のスポーク44の
様子を説明するための図面であって、図2Aの矢視IV
に対応する図面である。図5は、図4の断面V−Vを模
式的に表わした図面である。
【0046】図5に示すように、貫通穴32fは、2つ
のスポーク係入部32g、32hを、つなぐようにして
形成した長穴であるから(上述)、一つの貫通穴32f
は、長手方向に、2本のスポーク44を通しても余るだ
けの大きさがある。このため、貫通穴32fの中で当該
スポーク44を斜めにすることができる。つまり、2本
のスポークの係止鍔44a相互が干渉しない程度まで、
スポーク44の引掛け部44bの曲がり角度を大きくす
ることができる。このため、スポーク44の曲げ部44
3cの応力集中の程度および加工硬化の程度を緩和する
ことができる。
【0047】また、貫通穴32fが大きいのでスポーク
44を通し易い。このため、車輪の組立て作業が容易に
なる。さらに、貫通穴32fが大きくかつ数が少ないの
で、貫通穴32fの加工が容易になる。
【0048】なお、貫通穴32fの軸線の方向(貫通方
向)64を、ハブ軸22と直交する方向21と同一方向
にしている。
【0049】つぎに、図6に、この発明の他の実施形態
による車輪用ハブである自転車用のハブ50の構成を表
わす半断面図を示す。このハブ50も、自転車用のリヤ
ハブであり、図1に示すハブ20とほぼ同様の構成であ
る。ハブ50を構成するスポーク支持体52、53の構
造は、ハブ20を構成するスポーク支持体32、33の
構造と、ほぼ、同一である。ただし、スポーク支持体5
2、53における貫通穴52f、53fの形状が、スポ
ーク支持体32、33における貫通穴32f、33fの
形状と異なる。
【0050】図7は、ハブ50を構成するスポーク支持
体52に設けられた貫通穴52fにスポーク44を通し
た状態を説明するための図面である。図7に示すよう
に、2つのスポーク係入部52g、52hは、一つの貫
通穴52fの異なる部分を用いてそれぞれ形成されてい
る点で、前述の貫通穴32fと同様であるが、2つのス
ポーク係入部52g、52hの中間に、さらに、これら
に連続して形成された大径部52iを備えている点で、
貫通穴32fと異なる。
【0051】この大径部52iは、スポーク44の係止
鍔44aを挿通し得るよう構成されている。したがっ
て、スポーク支持筒部である円筒部52b(図6参照)
の半径方向外方から当該大径部52iにスポーク44の
係止鍔44aを通して、スポーク44の引掛け部44b
(図5参照)を係入部52g、52hに係入させること
ができる。このため、円筒部52bの半径方向内方から
スポーク44を通す必要がなくなり、車輪の組立て作業
が容易になる。
【0052】つぎに、図8に、この発明のさらに他の実
施形態による車輪用ハブである自転車用のハブ60の構
成を表わす半断面図を示す。このハブ60も、自転車用
のリヤハブであり、図1に示すハブ20とほぼ同様の構
成である。ハブ60を構成するスポーク支持体62、6
3の構造は、ハブ20を構成するスポーク支持体32、
33の構造と、ほぼ、同一である。ただし、スポーク支
持体62、63における貫通穴62f、63fの形状
が、スポーク支持体32、33における貫通穴32f、
33fの形状と異なる。
【0053】すなわち、ハブ60においては、複数のス
ポーク係入部に1対1に対応させて複数の貫通穴62f
を設けている。したがって、ひとつの貫通穴62fに一
本のスポーク44のみを係入することで、スポーク一本
一本をより確実に保持することができる。このため、た
とえば自動組立て装置を用いて車輪を組立てるような場
合、自動化がより容易になる。
【0054】なお、この実施形態においては、図9に示
すように、貫通穴62fの軸線64の方向(貫通方向)
を、ハブ軸22と直交する方向21に対し当該貫通穴6
2fに係入されるスポーク44の張り方向45寄りに傾
斜させるようにしている。
【0055】したがって、当該スポーク44の引掛け部
44bの曲がり角度を大きくすることが可能となる。こ
のため、スポーク44の曲げ部内側44cの応力集中の
程度および加工硬化の程度を、より緩和することができ
る。また、貫通穴62fの軸線64とハブ軸22とが交
わらないので、貫通穴62fにスポーク44を通す際、
ハブ軸22回りに形成されたハブ胴36等との干渉を避
け易くなる。このため、車輪の組立て作業が容易にな
る。
【0056】なお、図10に示すように、貫通穴62f
の軸線64の方向(貫通方向)をハブ軸22と直交する
方向21と同一方向にすることもできる。この場合、当
該貫通穴62fを、円筒部62bの円周方向に長手方向
成分を有する長穴にしておくと良い。
【0057】このようにすれば、図9に示す場合と同様
に、スポーク44の引掛け部44bの曲がり角度を大き
くすることが可能となり、貫通穴62fにスポーク44
を通す際、ハブ軸22回りに形成されたハブ胴36等と
の干渉を避け易くなる。さらに、図9の場合に比し、貫
通穴62fの加工が容易になる。
【0058】つぎに、図11に、この発明のさらに他の
実施形態による車輪用ハブである自転車用のハブ70の
構成を表わす半断面図を示す。このハブ70も、自転車
用のリヤハブであり、ユニットハブの一種である。図面
に向って左半分は、図1に示すハブ20と同様の構成で
ある。ただし、図面に向って右半分は、図1に示すハブ
20と異なる構成を有する。
【0059】図11を参照しながら、ハブ70の図面に
向って右半分の構成を説明する。中子74の一端には、
外径部にスポーク支持体73の一端が圧入され、内径部
にハブ胴36の一端が圧入されている。中子74の他端
外径部には、碗体75がねじ込まれている。玉押し体7
7およびロックナット25をハブ軸22にねじ込み、軸
方向の所望の位置で互いに締め合わせることで、ダブル
ナットの原理を利用して、玉押し体77をハブ軸22に
固定している。
【0060】ハブ体30は、スポーク支持体32、7
3、碗体34、75、スペーサー31、中子74、ハブ
胴36を備えている。ハブ体30は、ハブ軸22に固定
された一対の玉押し体26、77(上述)、複数の鋼球
28を介して、ハブ軸22に対して、軸方向に移動不能
に、かつ、軸周りに回動可能に支持されている。
【0061】中子74および碗体75の一部を覆うよう
に、ワンウェイクラッチ機構を備えたギヤ78が取付け
られている。したがって、スポーク支持体73には、チ
ェーン(図示せず)および当該ギヤ78を介して、駆動
力が与えられる。
【0062】スポーク支持体32の円筒部32bに設け
られた複数の貫通穴32f、および、スポーク支持体7
3の円筒部73bに設けられた複数の貫通穴73fの形
状は、図1における貫通穴32fおよび貫通穴33fの
形状と同様である。
【0063】上述の各実施形態においては、自転車のリ
ヤハブとしてユニットハブを例に説明したが、この発明
はユニットハブに限定されるものではない。たとえば、
別途製造されたフリーホイールを後で装着するよう構成
されたタイプのリヤハブにも、この発明を適用すること
ができる。
【0064】また、自転車の前車輪に用いるハブ(フロ
ントハブ)にも、この発明を適用することができる。図
12Aに、この発明のさらに他の実施形態による車輪用
ハブである自転車用のハブ80の構成を表わす半断面図
を示す。ハブ80は、自転車用のフロントハブである。
ハブ80は、車輪軸であるハブ軸82に対して回動可能
に支持された回動体であるハブ体90を備えている。
【0065】ハブ軸82の外周には、おねじが形成され
ており、一対の玉押し体86および一対のロックナット
84には、それぞれ、めねじが形成されている。一対の
玉押し体86および一対のロックナット84をハブ軸8
2にねじ込み、軸方向の所望の位置で互いに締め合わせ
ることで、ダブルナットの原理を利用して、一対の玉押
し体86をハブ軸82に固定している。
【0066】ハブ体90は、一対のスポーク支持体92
と、各スポーク支持体92の円筒部92cの内側にそれ
ぞれ圧入された一対の支承部である一対の碗体94と、
該一対の碗体94に圧入され、これらを相互に固定的に
連結する略円筒状のハブ胴96とを備えている。
【0067】ハブ体90は、ハブ軸82に固定された一
対の玉押し体86、(上述)、複数の鋼球88を介し
て、ハブ軸82に対して、軸方向に移動不能に、かつ、
軸周りに回動可能に支持されている。
【0068】ハブ体90は、スポーク支持体92に設け
られた貫通穴92fに通された複数のスポーク(図示せ
ず)を介して、車輪を構成するリム(図示せず)と連結
される。リムにはタイヤ(図示せず)がはめ込まれる。
一方、ハブ軸82は、締付けナット99を用いて、自転
車の車体の一部を構成する前フォーク(図示せず)に取
付けられる。
【0069】一対のスポーク支持体92は、ともにハブ
軸82の軸方向内方に開いた略段付き円筒状に形成され
ている。すなわち、鍔部92a、円筒部92b、円筒部
92cを、この順に形成したものである。円筒部92b
が、スポーク支持筒部に該当する。
【0070】一対のスポーク支持体92の各円筒部92
bには、図1に示すスポーク支持体32、33の各円筒
部32b、33bにそれぞれ設けられた貫通穴32f、
33fと同様の貫通穴92fがそれぞれ設けられてい
る。すなわち、各貫通穴92fは、円筒部92bの円周
方向に対し斜め方向に長手方向を持つ長穴である。
【0071】上述の各実施形態においては、図1に示す
実施形態を例に説明すると、貫通穴32fを設けた円筒
部32b、および、貫通穴33fを設けた円筒部33b
が、腕体34、および、腕体35よりも、それぞれ、ハ
ブ軸22の軸方向内側に配置されている。
【0072】したがって、腕体34、および、腕体35
よりもハブ軸22の軸方向外側にブレーキ(図示せず)
やギヤ38を装着する場合であっても、スポーク支持筒
部である貫通穴を配置した円筒部、を設ける位置を確保
することができる。
【0073】図12Bに、この発明のさらに他の実施形
態による車輪用ハブである自転車用のハブ100の構成
を表わす半断面図を示す。ハブ100は、自転車用のフ
ロントハブである。ハブ100は、上述のハブ80とほ
ぼ同様の構成である。ただし、ハブ80と異なり、一対
のスポーク支持体102は、ともにハブ軸82の軸方向
外方に開いた略段付き円筒状に形成されている。すなわ
ち、鍔部102a、円筒部102b、円筒部102c
を、この順に形成したものである。円筒部102bが、
スポーク支持筒部に該当する。
【0074】一対のスポーク支持体102の各円筒部1
02bには、図12Aに示す一対のスポーク支持体92
の各円筒部92bにそれぞれ設けられた貫通穴92fと
同様の貫通穴102fがそれぞれ設けられている。
【0075】この実施形態においては、貫通穴102f
を設けた一対の円筒部102bが、一対の腕体94より
も、それぞれ、ハブ軸82の軸方向外側に配置されてい
る。したがって、ハブ体108上における左右のスポー
ク間隔を大きくすることができる。すなわち、車輪の横
方向の剛性を高くすることができる。
【0076】図13Aに、この発明のさらに他の実施形
態による車輪用ハブである自転車用のハブ110の構成
を表わす半断面図を示す。ハブ110は、自転車用のフ
ロントハブである。ハブ110は、上述のハブ80(図
12A参照)とほぼ同様の構成である。ただし、ハブ8
0と異なり、ハブ胴116の両端部の直径が、中央部の
直径より大きくなっている。スポーク支持体112の円
筒部112cの内側と碗体94の外径部との間に該ハブ
胴116の両端部を圧入することにより、一対のスポー
ク支持体112、一対の碗体94、およびハブ胴116
が、相互に固定的に連結される。
【0077】一対のスポーク支持体112は、ともにハ
ブ軸82の軸方向内方に開いた略段付き円筒状に形成さ
れている。すなわち、鍔部112a、円筒部112b、
円筒部112cを、この順に形成したものである。円筒
部112bが、スポーク支持筒部に該当する。
【0078】一対のスポーク支持体112の各円筒部1
12bには、図12Aに示す一対のスポーク支持体92
の各円筒部92bにそれぞれ設けられた貫通穴92fと
同様の貫通穴112fがそれぞれ設けられている。
【0079】図13Bに、この発明のさらに他の実施形
態による車輪用ハブである自転車用のハブ120の構成
を表わす半断面図を示す。ハブ120は、自転車用のフ
ロントハブである。ハブ120は、上述のハブ110
(図13A参照)とほぼ同様の構成である。ただし、こ
の実施形態においては、スポーク支持体122は、図1
3Aに示すスポーク支持体112と碗体94とを連続し
て形成した形になっている。すなわち、スポーク支持体
122は、スポーク支持筒部と支承部とを連続的に一体
形成したものである。
【0080】スポーク支持体122は、鍔部122a、
円筒部122b、該円筒部122bの内側に折返すよう
に形成された碗部122cを、この順に形成したもので
ある。円筒部122bが、スポーク支持筒部に該当す
る。
【0081】ハブ胴126の両端部の直径が、中央部の
直径より大きくなっている。スポーク支持体122の円
筒部122bの内側と、碗部122cの外径部との間に
該ハブ胴126の両端部を圧入することにより、一対の
スポーク支持体122とハブ胴126とが、相互に固定
的に連結される。
【0082】一対のスポーク支持体122の各円筒部1
22bには、図13Aに示す一対のスポーク支持体11
2の各円筒部112bにそれぞれ設けられた貫通穴11
2fと同様の貫通穴122fがそれぞれ設けられてい
る。
【0083】つぎに、図14A〜図15Bに、この発明
のさらに他の実施形態による車輪用ハブである自転車用
のハブ130(図14A参照)、140(図14B参
照)、150(図15A参照)、160(図15B参
照)の構成を表わす半断面図を示す。ハブ130、14
0、150、160は、それぞれ、上述のハブ80(図
12A参照)、100(図12B参照)、110(図1
3A参照)、120(図13B参照)と、ほぼ同様の構
成であるので、符号は省略する。
【0084】ただし、ハブ130、140、150、1
60のスポーク支持体に、それぞれ設けられた貫通穴1
32f、142f、152f、162fは、ハブ80、
100、110、120のスポーク支持体にそれぞれ設
けられた貫通穴92f、102f、112f、122f
と異なる。貫通穴132f、142f、152f、16
2fは、前述のハブ60(図8参照)のスポーク支持体
62、63に設けられた貫通穴62fと同様、複数のス
ポーク係入部に1対1に対応させて形成されている。
【0085】これらの貫通穴132f、142f、15
2f、162fは、貫通穴62fの場合と同様に、貫通
穴の軸線の方向(貫通方向)を、ハブ軸と直交する方向
に対し当該貫通穴に係入されるスポークの張り方向寄り
に傾斜させるようにしてもよいし(図9参照)、ハブ軸
と直交する方向と同一方向にするようにしてもよい。貫
通穴の軸線の方向をハブ軸と直交する方向と同一方向に
する場合、当該貫通穴を、図10に示すように、円筒部
の円周方向に長手方向成分を有する長穴にしておくと良
い。
【0086】上述の各実施形態においては、図1に示す
実施形態を例に説明すると、図5に示すように、ハブ体
30に設けられたスポーク係入部32hの貫通方向64
を、ハブ軸22と平行な軸に対し略直交する方向(図5
の例では、ハブ軸22そのものに対し略直交する方向2
1)としている。
【0087】したがって、貫通方向64を適当に設定す
ることで、当該貫通方向64とスポーク44の張り方向
45とのなす角度を、鈍角にすることが可能となる。ま
た、スポーク44の張り方向45がスポーク係入部32
hの形成された円周40、42の接線41より外方に向
かっている場合には、図5に示すように、貫通方向64
をハブ軸22そのものに対し略直交する方向に設定した
としても、当該貫通方向64とスポーク44の張り方向
45とのなす角度は鈍角となる。
【0088】したがって、仮に、スポーク係入部32h
が、スポーク44の引掛け部44bの外径よりわずかに
大きい直径の貫通穴(図示せず)であったとしても、当
該スポーク44の引掛け部44bの曲がり角度を鈍角と
することが可能となる。この結果、スポークの曲げ部内
側44cの応力集中の程度および加工硬化の程度を緩和
することができる。このため、線形の太いスポークを用
いたり段付きスポークを用いたりすることなく、折損事
故を低減することができる。すなわち、車輪重量の増加
および車輪の製造コストの上昇を抑えつつ、スポークの
折損事故を低減することができるのである。
【0089】また、上述の各実施形態においては、図1
に示す実施形態を例に説明すると、ハブ軸22を中心軸
とする円筒部32bをスポーク支持体32に設け、当該
円筒部32bに貫通穴32fを設けるとともに、当該貫
通穴32fの一部分または全体を、スポーク係入部32
hとして用いている。したがって、プレス加工等により
当該円筒部32bに貫通穴32fをあけることで、ハブ
軸22と平行な軸に対し略直交する方向に貫通するスポ
ーク係入部32hを、容易に実現することができる。
【0090】また、上述の各実施形態においては、図1
に示す実施形態を例に説明すると、図2Aに示すよう
に、複数のスポーク係入部32g、32h、・・・を、
円筒部32bの隣接する2つの円周40、42上に交互
に配置している。
【0091】したがって、複数のスポーク係入部32
g、32h、・・・に係入された各スポーク44が相互
に交差して張られるような場合(図4参照)には、当該
スポーク44相互の干渉を回避することができる。
【0092】また、上述の各実施形態においては、図1
に示す実施形態を例に説明すると、図2Aに示すよう
に、ハブ体30を構成するスポーク支持体32は、円筒
部32bに連続して形成された鍔部32aを備えてい
る。
【0093】したがって、鍔部32aが補強部材として
機能するため、円筒部32bの肉厚を薄くしたとして
も、スポーク44の張力で当該円筒部32bが大きく変
形することはない。このため、車輪の強度を維持しつつ
軽量化をさらに図ることができる。
【0094】なお、上述の各実施形態においては、回動
体が、スポーク支持筒部に連続して形成された鍔部を備
えるよう構成したが、回動体が、スポーク支持筒部に連
続して形成された鍔部を備えないよう構成することもで
きる。
【0095】また、上述の各実施形態においては、複数
のスポーク係入部を、スポーク支持筒部の隣接する2つ
の円周上に交互に配置するよう構成したが、この発明は
これに限定されるものではない。たとえば、車輪用スポ
ークが交差しないように張られる場合(いわゆるラジア
ル組みの場合)には、複数のスポーク係入部を、スポー
ク支持筒部の一つの円周上に一列に配置するよう構成す
ることもできる。
【0096】また、上述の各実施形態においては、車輪
軸を中心軸とする略円筒状のスポーク支持筒部を回動体
に設け、当該スポーク支持筒部に貫通穴を設けるととも
に、当該貫通穴の一部分または全体を、スポーク係入部
として用いるようにしたが、この発明はこれに限定され
るものではない。要は、回動体のいずれかの部分に、車
輪軸と平行な軸に対し略直交する方向に貫通する構造の
スポーク係入部を設ければよい。
【0097】なお、上述の各実施形態においては、自転
車のハブにこの発明を適用した場合を例に説明したが、
この発明は、オートバイのハブ、自動車のハブ、その他
車輪用ハブ一般に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による車輪用ハブである
自転車用のハブ20の構成を表わす半断面図である。
【図2】図2Aは、図1に示すスポーク支持体32を拡
大した図面である。図2Bは、図1に示すスポーク支持
体33を拡大した図面である。
【図3】図1に示すハブ20を用いて自転車用の車輪を
組立てた場合における、一方のスポーク支持体32、複
数のスポーク44、リム46の関係を模式的に示した図
面である。
【図4】図3におけるスポーク44の様子を説明するた
めの図面であって、図2Aの矢視IVに対応する図面で
ある。
【図5】図4の断面V−Vを模式的に表わした図面であ
る。
【図6】この発明の他の実施形態による車輪用ハブであ
る自転車用のハブ50の構成を表わす半断面図である。
【図7】ハブ50を構成するスポーク支持体52に設け
られた貫通穴52fにスポーク44を通した状態を説明
するための図面である。
【図8】この発明のさらに他の実施形態による車輪用ハ
ブである自転車用のハブ60の構成を表わす半断面図で
ある。
【図9】ハブ60における貫通穴62fの縦断面形状の
一例を模式的に表わした図面である。
【図10】ハブ60における貫通穴62fの縦断面形状
の他の例を模式的に表わした図面である。
【図11】この発明のさらに他の実施形態による車輪用
ハブである自転車用のハブ70の構成を表わす半断面図
である。
【図12】図12A、Bは、それぞれ、この発明のさら
に他の実施形態による車輪用ハブである自転車用のハブ
80、100の構成を表わす半断面図である。
【図13】図13A、Bは、それぞれ、この発明のさら
に他の実施形態による車輪用ハブである自転車用のハブ
110、120の構成を表わす半断面図である。
【図14】図14A、Bは、それぞれ、この発明のさら
に他の実施形態による車輪用ハブである自転車用のハブ
130、140の構成を表わす半断面図である。
【図15】図15A、Bは、それぞれ、この発明のさら
に他の実施形態による車輪用ハブである自転車用のハブ
150、160の構成を表わす半断面図である。
【図16】従来のハブ2の構成の一例を示す図面であ
る。
【図17】ハブ2におけるスポーク穴12c近傍の拡大
図である。
【符号の説明】
21・・・・・・ハブ軸22に対し略直交する方向 22・・・・・・ハブ軸 32b・・・・・円筒部 32f・・・・・貫通穴 32h・・・・・スポーク係入部 40、42・・・スポーク係入部32hの形成された円
周 41・・・・・・円周40、42の接線 44・・・・・・スポーク 44c・・・・・スポーク44の曲げ部 45・・・・・・スポーク44の張り方向 64・・・・・・スポーク係入部32hの貫通方向

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輪軸回りに回動可能に構成された回動体
    であって、当該車輪軸を中心とする略円周上に複数のス
    ポーク係入部が形成された回動体、 を備えた車輪用ハブにおいて、 前記回動体に設けられたスポーク係入部を、前記車輪軸
    と平行な軸に対し略直交する方向に貫通する構造とした
    こと、を特徴とする車輪用ハブ。
  2. 【請求項2】請求項1の車輪用ハブにおいて、 前記車輪軸を中心軸とする略円筒状のスポーク支持筒部
    を前記回動体に設け、当該スポーク支持筒部に貫通穴を
    設けるとともに、当該貫通穴の一部分または全体を、前
    記スポーク係入部として用いたこと、 を特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2の車輪用ハブにおいて、 複数の前記スポーク係入部を、前記スポーク支持筒部の
    隣接する2つの円周上に交互に配置したこと、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】請求項3の車輪用ハブにおいて、 複数の前記スポーク係入部に1対1に対応させて前記貫
    通穴を複数設けたこと、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】請求項4の車輪用ハブにおいて、 前記貫通穴の貫通方向を、前記車輪軸と直交する方向に
    対し当該貫通穴に係入される車輪用スポークの張り方向
    寄りに傾斜させたこと、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】請求項3の車輪用ハブにおいて、 複数の前記スポーク係入部のうち、前記隣接する2つの
    円周上に隣接して配置された2つのスポーク係入部を、
    一つの前記貫通穴の異なる部分を用いてそれぞれ形成し
    たこと、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】請求項6の車輪用ハブにおいて、 前記貫通穴は、前記隣接して配置された2つのスポーク
    係入部に連続して形成された大径部であって車輪用スポ
    ークの係止鍔を挿通し得る大径部、を備えていること、 を特徴とするもの。
  8. 【請求項8】請求項2ないし請求項7のいずれかの車輪
    用ハブにおいて、 前記回動体は、当該回動体を前記車輪軸に対し回動可能
    に支持するための一対の支承部であって、当該車輪軸の
    軸方向に所定距離を隔てて設けられた一対の支承部、を
    備え、 前記スポーク支持筒部は、当該一対の支承部の前記車輪
    軸の軸方向内側に配置されたこと、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項2ないし請求項7のいずれかの車輪
    用ハブにおいて、 前記回動体は、当該回動体を前記車輪軸に対し回動可能
    に支持するための一対の支承部であって、当該車輪軸の
    軸方向に所定距離を隔てて設けられた一対の支承部、を
    備え、 前記スポーク支持筒部は、当該一対の支承部の前記車輪
    軸の軸方向外側に配置されたこと、 を特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項2ないし請求項9のいずれかの車
    輪用ハブにおいて、 前記回動体は、前記スポーク支持筒部に連続して形成さ
    れた鍔部を備えていること、 を特徴とするもの。
JP11071713A 1999-03-17 1999-03-17 車輪用ハブ Pending JP2000264006A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11071713A JP2000264006A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 車輪用ハブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11071713A JP2000264006A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 車輪用ハブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000264006A true JP2000264006A (ja) 2000-09-26

Family

ID=13468459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11071713A Pending JP2000264006A (ja) 1999-03-17 1999-03-17 車輪用ハブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000264006A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6485108B1 (en) 2001-05-31 2002-11-26 Shimano Inc. Bicycle hub

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6485108B1 (en) 2001-05-31 2002-11-26 Shimano Inc. Bicycle hub

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US12286194B2 (en) Sprocket support body
JP3545373B2 (ja) 自転車用ハブアッセンブリ
US7066556B2 (en) Bicycle hub
US7029075B2 (en) Bicycle hub sealing assembly
JP3612301B2 (ja) 自転車ハブ
US6431658B1 (en) Bicycle hub
US10093389B2 (en) Bicycle front sprocket, bicycle crank assembly, and bicycle drive train
EP1016553B1 (en) Bicycle Wheel
US11305837B2 (en) Bicycle rear sprocket assembly
TWI797175B (zh) 自行車輪轂總成
TWI745405B (zh) 自行車輪轂總成
JPH09202107A (ja) 自転車用ハブ
US8967731B2 (en) Spoke attachment structure
EP0936085A2 (en) Rim for a spooked wheel, particularly a bicycle rear wheel
JP2013035491A (ja) スポーク車輪
US5938293A (en) Cycle, tensioned spoked wheel assembly and hub therefor
US20190063585A1 (en) Bicycle rear sprocket adapter
TWM543178U (zh) 自行車輪轂總成
US20030000779A1 (en) Bicycle disc brake hub
EP1283112A2 (en) Spoked wheel for a bicycle and method for its manufacture
JP3878155B2 (ja) スポークによりリムとハブを連結した自転車用車輪
US6485108B1 (en) Bicycle hub
JP2000264006A (ja) 車輪用ハブ
JP2012040947A (ja) 車両用ホイール
US20030127907A1 (en) Bicycle wheel to be installed on a wheel axle that is mounted with a freewheel

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070608

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071218