JP2000264267A - 装軌式車両 - Google Patents

装軌式車両

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JP2000264267A
JP2000264267A JP11065304A JP6530499A JP2000264267A JP 2000264267 A JP2000264267 A JP 2000264267A JP 11065304 A JP11065304 A JP 11065304A JP 6530499 A JP6530499 A JP 6530499A JP 2000264267 A JP2000264267 A JP 2000264267A
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JP
Japan
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speed reducer
motor
guard
half cylinder
motor guard
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JP11065304A
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Isato Masuda
勇人 益田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータガードを小型軽量化することにより、
コストの低減、動作性能の向上を図る。 【解決手段】 走行モータ11の近傍でサイドフレーム
4に強固に固定されている減速機6を利用してモータガ
ード21を設ける構成としている。これにより、モータ
ガード21を小型軽量で、かつ高強度に形成し、岩石等
の障害物に対するモータガード21の強度を高める。従
って、モータガード21によって走行モータ11を確実
に保護することができ、走行モータ11の損傷を防止す
ることができる。しかも、モータガード21を小型軽量
化することにより、製造コストを低減でき、また、動作
性能を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧ショベ
ル、油圧クレーン等の装軌式車両に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル、油圧クレーン等
は、荒地、泥濘地等の建設現場を走行するために、履帯
を備えた装軌式車両として構成されている。
【0003】この装軌式車両は、センタフレームの左,
右両側にサイドフレームを有するトラックフレームと、
該トラックフレームのサイドフレーム端部に設けられた
遊動輪と、該遊動輪と反対側のサイドフレーム端部に設
けられた減速機と、該減速機の入力側に接続して設けら
れた走行モータと、前記減速機の出力側に接続して設け
られた駆動輪と、前記遊動輪と駆動輪との間に巻回され
た履帯とによって大略構成されている。
【0004】そして、このように構成された装軌式車両
は、走行モータを駆動し、減速機を介して駆動輪を回転
駆動することにより、該駆動輪と遊動輪との間で履帯を
周回動作し、該履帯によって走行するものである。
【0005】ここで、例えば装軌式車両によって荒地を
走行した場合には、地面から突出した岩石等が減速機、
走行モータに衝突することがある。この場合、減速機は
サイドフレームに強固に取付けられ、そのケーシングも
高い強度を有しているから、大きく損傷することはな
い。
【0006】しかし、減速機に取付けられた走行モータ
は、該減速機から突出した状態で設けられているから、
減速機に比較して取付強度が弱く、岩石等に衝突した場
合には走行モータのケーシング等が損傷する虞れがあ
る。
【0007】このため、従来技術による装軌式車両に
は、基端側がセンタフレームに固着され、先端側が走行
モータの下側に延び、該走行モータを岩石等から保護す
るモータガードを設けたものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による装軌式車両では、走行モータを岩石等から
保護するモータガードを、センタフレームから走行モー
タまで延ばして設けている。
【0009】しかし、従来技術のモータガードは、セン
タフレームに片持ち梁のように取付けられているから、
走行モータを保護しうる強度を有するためには、モータ
ガードを厚肉で頑丈な構造とする必要があり、構造が複
雑になってコストが嵩んでしまう上に、重量が大幅に増
大してしまい動作性能が低下してしまうという問題があ
る。
【0010】本発明は、上述した従来技術の問題に鑑み
なされたもので、本発明の目的は、モータガードを小型
軽量化することにより、コストの低減、動作性能の向上
を図ることができるようにした装軌式車両を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、センタフレームの左,右両
側にサイドフレームを有するトラックフレームと、該ト
ラックフレームのサイドフレーム端部に設けられた遊動
輪と、該遊動輪と反対側のサイドフレーム端部に設けら
れた減速機と、該減速機に突出した状態で設けられ、該
減速機の入力側に接続された走行モータと、前記減速機
の出力側に接続して設けられた駆動輪と、前記遊動輪と
駆動輪との間に巻回された履帯とを備えてなる装軌式車
両において、前記減速機には、前記走行モータを覆うモ
ータガードを設けたことを特徴としている。
【0012】このように構成したことにより、走行中に
岩石等が走行モータに衝突しようとした場合には、モー
タガードが岩石に衝突し、走行モータを保護する。ここ
で、モータガードは、走行モータの近くにある減速機に
設けられているから、該モータガードを小型で軽量な構
造としても、十分な強度を得ることができる。
【0013】請求項2の発明によると、モータガード
は、減速機のケーシング胴部に弾性部材を介し外嵌して
取付ける構成としたことにある。
【0014】このように構成したことにより、モータガ
ードが岩石等に衝突したときに弾性部材は、このときの
衝撃を緩和すると共に、モータガードが減速機に接触し
てケーシングが摩耗するのを防止し、また、モータガー
ドと減速機との間の異音の発生を防止することができ
る。
【0015】請求項3の発明によると、モータガード
は、減速機に設けられた吊穴を用いて着脱可能に取付け
る構成としたことにある。
【0016】このように構成したことにより、減速機に
予め設けられている吊穴を利用して該減速機にモータガ
ードを取付けることができ、モータガードが回転した
り、脱落するのを防止することができる。
【0017】請求項4の発明によると、モータガード
は、減速機のケーシング胴部に上側から嵌合すると共に
減速機に取付けられる取付穴を有する上側半割筒体と、
該上側半割筒体に対向するように減速機のケーシング胴
部に下側から嵌合し、該上側半割筒体に着脱可能に取付
けられる下側半割筒体と、該下側半割筒体に設けられ、
走行モータを下側から覆うガード部材とによって構成し
たことにある。
【0018】このように構成したことにより、上側半割
筒体を減速機のケーシング胴部に上側から嵌合すると共
に取付穴を介して減速機に取付け、下側半割筒体を上側
半割筒体に対向するように減速機のケーシング胴部に下
側から嵌合し、該下側半割筒体を上側半割筒体に着脱可
能に取付けることにより、モータガードを減速機に取付
けることができ、前記下側半割筒体に設けられたガード
部材によって走行モータを下側から覆って保護すること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
装軌式車両として油圧ショベルを例に挙げ、図1ないし
図4に従って詳細に説明する。
【0020】1は油圧ショベルの下部走行体で、該下部
走行体1は、後述のトラックフレーム2、遊動輪5、減
速機6、走行モータ11、駆動輪12、履帯13、モー
タガード21等によって大略構成されている。
【0021】2は下部走行体1の骨組をなすトラックフ
レームで、該トラックフレーム2は、後述の上部旋回体
31が取付けられるセンタフレーム3と、該センタフレ
ーム3の左,右両側に設けられ、前,後方向に延びるサ
イドフレーム4,4(左側のみ図示)とにより構成され
ている。また、サイドフレーム4の後側には、後述の減
速機6を取付けるためのブラケット4Aが設けられてい
る。
【0022】5はサイドフレーム4の前端側に設けられ
た遊動輪で、該遊動輪5は、後述の駆動輪12との間で
履帯13を周回動作するもので、サイドフレーム4に回
転可能に取付けられている。
【0023】6はサイドフレーム4の後端側に設けられ
た減速機で、該減速機6は、図2、図3に示す如く、ケ
ーシング7と、該ケーシング7内に設けられ、複数の歯
車等からなる歯車減速装置(図示せず)とによって大略
構成されている。
【0024】7は減速機6のケーシングで、該ケーシン
グ7は、サイドフレーム4のブラケット4Aに嵌合して
取付けられる段付有底筒状の筒部7Aと、該筒部7Aの
開口側に取付けられた蓋部7Bとによって構成されてい
る。また、筒部7Aの軸方向中間部には、減速機吊上げ
用突起7Cが径方向に突出して設けられ、該減速機吊上
げ用突起7Cには減速機6を吊上げるためのロープ(図
示せず)が掛け止めされる吊穴7Dが穿設されている。
さらに、蓋部7Bには、図3に示す如く、上側寄りの
左,右2箇所に給油口8,8が設けられ、下側位置に排
油口9が設けられている。
【0025】そして、ケーシング7は、筒部7Aをサイ
ドフレーム4のブラケット4Aに嵌合した状態で、周方
向に列設される多数本のボルト10,10,…(1本の
み図示)により筒部7Aを介してサイドフレーム4のブ
ラケット4Aに固定されている。
【0026】11,11は減速機6のケーシング7に取
付けられた2個の走行モータで、該各走行モータ11
は、ケーシング7の蓋部7Bに軸方向に突出するように
配設されている。そして、走行モータ11は、歯車減速
装置の入力側に接続され、該歯車減速装置を介して後述
の駆動輪12を回転駆動するものである。
【0027】12は走行モータ11の反対側に位置して
減速機6に取付けられた駆動輪で、該駆動輪12は、歯
車減速装置の出力側に接続されている。また、駆動輪1
2の外周側は後述の履帯13に係合している。
【0028】13は遊動輪5と駆動輪12との間に巻回
して設けられた履帯で、該履帯13は、駆動輪12が回
転駆動することにより、遊動輪5と駆動輪12との間で
周回動作し、下部走行体1を走行させるものである。
【0029】21は減速機6に設けられたモータガード
で、該モータガード21は、走行モータ11を岩石等か
ら保護するものである。そして、モータガード21は、
後述の上側半割筒体22、下側半割筒体23、ガード部
材24等によって構成されている。
【0030】22はモータガード21の上側半割筒体
で、該上側半割筒体22は、図3、図4に示す如く、ケ
ーシング7の筒部7Aにほぼ沿うように湾曲して形成さ
れた円弧状帯板22Aと、該円弧状帯板22Aの両端部
を屈曲して設けられた衝合板22B,22Bと、前記円
弧状帯板22A、衝合板22Bに亘って固着された眉形
状の背面板22Cとによって構成されている。また、背
面板22Cの中央部分は上側に向けて山形状に突出し、
その突出部位にはケーシング7の吊穴7Dに対応する位
置に取付穴22Dが形成されている。
【0031】23は上側半割筒体22に対向するように
設けられた下側半割筒体で、該下側半割筒体23は、ケ
ーシング7の筒部7Aにほぼ沿うように湾曲して形成さ
れた円弧状帯板23Aと、該円弧状帯板23Aの両端部
に一体的に設けられ、該円弧状帯板23Aの前方に向け
て平行に延びる長板状のガード取付板23B,23B
と、該各ガード取付板23Bの基端側上部に固着され、
上側半割筒体22の衝合板22Bに衝合する衝合板23
C,23Cと、前記円弧状帯板23A、ガード取付板2
3B、衝合板23Cに亘って固着された馬蹄形状の背面
板23Dとによって構成されている。
【0032】24は下側半割筒体23に設けられたガー
ド部材で、該ガード部材24は、横方向が長尺となる長
方形状に形成された縦板24Aと、該縦板24Aの上部
側から前方に向けて延びる長方形状の横板24Bと、前
記縦板24Aと横板24Bに亘って固着され、ほぼ三角
形状に形成された2枚の補強リブ24C,24Cとによ
って構成されている。そして、ガード部材24は、縦板
24A、横板24Bの両端部が下側半割筒体23のガー
ド取付板23B,23Bに溶接等の固着手段によって固
着され、これにより、横板24Bは走行モータ11を下
側から覆っている。
【0033】このように構成されたモータガード21
は、上側半割筒体22の円弧状帯板22Aを後述の硬質
ラバー26を介してケーシング7の筒部7Aに上側から
嵌合し、下側半割筒体23の円弧状帯板23A、各ガー
ド取付板23Bを硬質ラバー27を介して減速機6のケ
ーシング7の筒部7Aに下側から嵌合する。そして、上
側半割筒体22と下側半割筒体23とは、各衝合板22
B,23Cを衝合し、この状態でボルト25,25,…
によって一体的に固着されることにより、減速機6のケ
ーシング7に外嵌して取付けられる。また、この状態で
は、下側半割筒体23の各ガード取付板23B間に固着
されたガード部材24が走行モータ11を下側から覆う
位置に配置される。さらに、モータガード21を減速機
6に取付けた状態では、上側半割筒体22,下側半割筒
体23の背面板22C,23Dが、減速機6をサイドフ
レーム4に固定している各ボルト10を覆い、該各ボル
ト10の損傷を防止している。
【0034】26は減速機6のケーシング7と上側半割
筒体22との間に設けられた硬質ラバー、27はケーシ
ング7と下側半割筒体23との間に設けられた硬質ラバ
ーで、該硬質ラバー26,27は弾性部材によって帯板
状に形成されている。そして、硬質ラバー26,27
は、半割筒体22,23の円弧状帯板22A,22B内
周面に沿って円弧状に湾曲した状態で取付けられ、モー
タガード21に加わる衝撃を緩和すると共に、ケーシン
グ7の摩耗(損傷)を防止している。
【0035】28はケーシング7の減速機吊上げ用突起
7Cと上側半割筒体22の背面板22Cとの間に設けら
れた1個の支持部材で、該支持部材28は、減速機吊上
げ用突起7Cの吊穴7Dと背面板22Cの取付穴22D
とに挿通されたボルト28Aと、該ボルト28Aの外周
側に位置して前記背面板22Cと減速機吊上げ用突起7
Cとの間に設けられたカラー28Bと、前記ボルト28
Aに螺着された2個のナット28C,28Cとによって
構成されている。そして、支持部材28は、減速機6側
の減速機吊上げ用突起7Cに形成された既存の吊穴7D
を利用し、減速機6に対してモータガード21が回転し
たり、脱落したりしないようにモータガード21を減速
機6に取付けている。
【0036】なお、31は下部走行体1上に旋回可能に
搭載された上部旋回体、32は該上部旋回体31の前側
に俯仰動可能に設けられた作業装置を示している。
【0037】本実施の形態による油圧ショベルは、上述
の如き構成を有するもので、走行時には、走行モータ1
1によって駆動輪12を回転駆動することにより、遊動
輪5と駆動輪12との間で履帯13を周回動作させ、下
部走行体1を走行させる。
【0038】ここで、建設現場のように岩石等の障害物
がある場所を走行する場合について説明する。例えば
左,右の履帯13で障害物を跨いで走行すると、減速機
6から内側に突出して設けられた走行モータ11が障害
物に衝突する虞れがある。しかし、本実施の形態では、
走行モータ11を覆うモータガード21を設けることに
より、該モータガード21によって走行モータ11を保
護し、該走行モータ11の損傷を防止している。
【0039】しかも、本実施の形態によるモータガード
21は、走行モータ11に隣接して設けられた減速機6
に取付ける構成としているから、該モータガード21は
小型軽量で、かつ高強度に形成することができる。
【0040】そして、モータガード21に下側、横側等
の方向から荷重が作用した場合には、半割筒体22,2
3の円弧状帯板22A,23A、硬質ラバー26,27
等を介して減速機6のケーシング7がこのときの荷重を
受承する。また、斜め方向からの荷重が作用した場合に
は、減速機6に対してモータガード21が回転しようと
するが、モータガード21は減速機6に支持部材28を
介して取付けられているから、モータガード21が回転
したり、脱落するのを防止し、モータガード21等を介
して減速機6によって荷重を受承することができる。
【0041】かくして、本実施の形態によれば、走行モ
ータ11の近傍でサイドフレーム4に強固に固定されて
いる減速機6を利用してモータガード21を設けている
から、該モータガード21を小型軽量で、かつ高強度に
形成することができる。これにより、岩石等の障害物に
対するモータガード21の強度を高めて走行モータ11
を保護することができ、走行モータ11の損傷を確実に
防止し、該油圧ショベルに対する信頼性を向上すること
ができる。しかも、モータガード21を小型軽量化する
ことができるから、製造コストを低減でき、また、下部
走行体1の動作性能を向上することができる。
【0042】また、モータガード21と減速機6のケー
シング7との間に硬質ラバー26,27を介在している
から、該硬質ラバー26,27によってモータガード2
1が岩石等の障害物に衝突したときの衝撃を緩和するこ
とができ、減速機6、モータガード21の耐久性を高め
ることができる。また、ケーシング7に対するモータガ
ード21の接触を防止できるから、ケーシング7等の異
常摩耗や異音の発生を防止することができる。
【0043】また、モータガード21は、減速機6側に
設けられた吊穴7Dを用いて支持部材28により取付け
る構成としているから、既存の吊穴7Dを利用すること
ができ、構成を簡略化することができる。しかも、支持
部材28は、減速機6に対するモータガード21の回転
や脱落を防止することができるから、モータガード21
に岩石等の障害物が斜めに衝突した場合でも、該モータ
ガード21等を介して減速機6によりこのときの荷重を
受承することができる。
【0044】一方、モータガード21は、減速機6のケ
ーシング7に上側から嵌合する上側半割筒体22と、減
速機6のケーシング7に下側から嵌合し、前記上側半割
筒体22に着脱可能に取付けられる下側半割筒体23
と、該下側半割筒体23に設けられ、走行モータ11を
下側から覆うガード部材24とによって構成しているか
ら、減速機6にモータガード21を容易に着脱すること
ができ、モータガード21の補修作業等を容易に行なう
ことができる。
【0045】また、モータガード21の半割筒体22,
23に設けた背面板22C,23Dにより、減速機6を
サイドフレーム4に固定している各ボルト10を保護す
ることができるから、各ボルト10が損傷するのを防止
し、減速機6のメンテナンス作業等の作業性を向上する
ことができる。
【0046】さらに、モータガード21は、減速機6の
ケーシング7を外嵌するように取付けているから、減速
機6の端面側に設けられた各給油口8、排油口9を外部
に露出したままの状態とすることができ、給油作業等の
メンテナンスを容易に行なうことができる。
【0047】なお、実施の形態では、ガード部材24
は、下側半割筒体23のガード取付板23Bに溶接によ
って固着するものとして述べたが、本発明はこれに限る
ものではなく、ガード部材24を下側半割筒体23にボ
ルト止め等によって固着する構成としてもよい。
【0048】また、実施の形態では、装軌式車両として
油圧ショベルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに
限らず、油圧クレーン等の他の装軌式車両にも広く適用
できるものである。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、減速機には走行モータを覆うモータガードを設け
る構成としているから、走行中に岩石等が走行モータに
衝突しようとした場合には、モータガードが岩石に衝突
し、走行モータを保護することができる。そして、モー
タガードは、走行モータの近くにある減速機に設けてい
るから、該モータガードを小型で軽量な構造としても、
十分な強度を得ることができる。この結果、岩石等に対
するモータガードの強度を高めて走行モータを保護する
ことができ、信頼性を向上することができる。しかも、
モータガードを小型軽量化することができるから、製造
コストを低減でき、また、重量を軽減して装軌式車両の
動作性能を向上することができる。
【0050】請求項2の発明によれば、モータガード
は、減速機のケーシング胴部に弾性部材を介し外嵌して
取付ける構成としているから、モータガードが岩石等に
衝突したときには、弾性部材によってこのときの衝撃を
緩和することができ、減速機、モータガードの耐久性を
高めることができる。また、減速機に対するモータガー
ドの接触を防止でき、これらの異常摩耗を防止でき、ま
た、モータガードと減速機との間の異音の発生を防止す
ることができる。
【0051】請求項3の発明によれば、モータガード
は、減速機に設けられた吊穴を用いて着脱可能に取付け
る構成としているから、減速機に予め設けられている既
存の吊穴を利用して該減速機にモータガードを取付ける
ことができ、モータガードが回転したり、脱落するのを
防止することができ、例えば斜め方向に作用する荷重も
受承することができる。
【0052】請求項4の発明によれば、モータガード
は、減速機のケーシング胴部に上側から嵌合すると共に
減速機に取付けられる取付穴を有する上側半割筒体と、
該上側半割筒体に対向するように減速機のケーシング胴
部に下側から嵌合し、該上側半割筒体に着脱可能に取付
けられる下側半割筒体と、該下側半割筒体に設けられ、
走行モータを下側から覆うガード部材とによって構成し
ているから、上側半割筒体を減速機のケーシング胴部に
上側から嵌合すると共に取付穴を介して減速機に取付
け、下側半割筒体を上側半割筒体に対向するように減速
機のケーシング胴部に下側から嵌合し、該下側半割筒体
を上側半割筒体に着脱可能に取付けることにより、モー
タガードを減速機に取付けることができ、前記下側半割
筒体に設けられたガード部材によって走行モータを下側
から覆って保護することができる。これにより、モータ
ガードを減速機に容易に着脱することができ、また、モ
ータガードの補修作業等の作業性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に適用される油圧ショベル
を示す外観図である。
【図2】減速機、走行モータ、履帯、モータガード等を
拡大して示す図1中の矢示II−II方向からみた断面図で
ある。
【図3】減速機、走行モータ、モータガード等を示す図
2中の矢示 III−III 方向からみた側面図である。
【図4】モータガードと硬質ラバーとを分解した状態で
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 下部走行体 2 トラックフレーム 3 センタフレーム 4 サイドフレーム 5 遊動輪 6 減速機 7 ケーシング 7D 吊穴 11 走行モータ 12 駆動輪 13 履帯 21 モータガード 22 上側半割筒体 22D 取付穴 23 下側半割筒体 24 ガード部材 26,27 硬質ラバー(弾性部材) 28 支持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センタフレームの左,右両側にサイドフ
    レームを有するトラックフレームと、該トラックフレー
    ムのサイドフレーム端部に設けられた遊動輪と、該遊動
    輪と反対側のサイドフレーム端部に設けられた減速機
    と、該減速機に突出した状態で設けられ、該減速機の入
    力側に接続された走行モータと、前記減速機の出力側に
    接続して設けられた駆動輪と、前記遊動輪と駆動輪との
    間に巻回された履帯とを備えてなる装軌式車両におい
    て、前記減速機には、前記走行モータを覆うモータガー
    ドを設けたことを特徴とする装軌式車両。
  2. 【請求項2】 前記モータガードは、前記減速機のケー
    シング胴部に弾性部材を介し外嵌して取付ける構成とし
    てなる請求項1に記載の装軌式車両。
  3. 【請求項3】 前記モータガードは、前記減速機に設け
    られた吊穴を用いて着脱可能に取付ける構成としてなる
    請求項1または2に記載の装軌式車両。
  4. 【請求項4】 前記モータガードは、前記減速機のケー
    シング胴部に上側から嵌合すると共に前記減速機に取付
    けられる取付穴を有する上側半割筒体と、該上側半割筒
    体に対向するように前記減速機のケーシング胴部に下側
    から嵌合し、該上側半割筒体に着脱可能に取付けられる
    下側半割筒体と、該下側半割筒体に設けられ、前記走行
    モータを下側から覆うガード部材とによって構成してな
    る請求項1,2または3に記載の装軌式車両。
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