JP2000264512A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000264512A
JP2000264512A JP11068686A JP6868699A JP2000264512A JP 2000264512 A JP2000264512 A JP 2000264512A JP 11068686 A JP11068686 A JP 11068686A JP 6868699 A JP6868699 A JP 6868699A JP 2000264512 A JP2000264512 A JP 2000264512A
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roll
image forming
roll paper
paper
forming apparatus
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JP11068686A
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Hisaya Tanda
久也 反田
Seiichi Namekata
清一 行方
Tatsuma Suzuki
竜馬 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ロール状記録媒体が搬送されているときに斜行
しにくい画像形成装置を提供する。 【解決手段】上給紙ユニット70の先端部近傍に、ロー
ル紙14aをプロッタ50の内部に給紙する給紙ローラ
76を配置した。給紙ローラ76の一部は案内板78か
ら飛び出ており、上給紙ユニット70を下げると、この
飛び出た部分がロール紙14aの外周面を加圧接触す
る。給紙ローラ76は、ロール紙14aの先端を矢印A
方向に引き出すようにも回転(正回転)するが、この逆
方向にも回転(逆回転)してロール紙14aを巻き戻
す。下給紙ユニット110も同様の構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に画像を
形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータやワークステーションの出
力装置として、インクを吐出して記録媒体に画像を形成
するインクジェット方式画像形成装置や、現像剤などを
用いて記録媒体に画像を形成する電子写真方式の画像形
成装置が知られている。これらの画像形成装置には、記
録媒体として、予め所定のサイズに裁断されたカット
紙、及び記録媒体をロール状に巻いたロール状記録媒体
双方を選択的に使えるタイプのものがある。また、記録
媒体としてロール状記録媒体しか使えないタイプのもの
もある。
【0003】図9から図11までを参照して、カット紙
及びロール状記録媒体双方を選択的に使える従来のプロ
ッタ(インクジェット方式画像形成装置の一例であ
る。)を説明する。
【0004】図9は、従来のプロッタを模式的に示す側
面図であり、図10は、図9に示すプロッタを改良した
プロッタを模式的に示す側面図である。図11は、2つ
のロール状記録媒体を同時にセットできるタイプのプロ
ッタを模式的に示す側面図である。
【0005】図9に示すように、プロッタ10では、一
般に、記録媒体に画像が形成される画像形成領域12の
後方のやや下にロール紙14(ロール状記録媒体の一例
である。)が配置されている。ロール紙14の先端部1
4’を引き出してロール紙挿入口16に挿入し、搬送ロ
ーラ18に送り込む。その後、印字ヘッド20が搭載さ
れたキャリッジ22を走査方向(図9の紙面に垂直な方
向)させながら、ロール紙14のうち画像形成領域に位
置する部分にインクを吐出して画像を形成する。
【0006】カット紙24に画像を形成するときは、ロ
ール紙挿入口16とは反対側のカット紙挿入口26から
カット紙24を挿入して搬送ローラ18に送り込む。こ
の場合、カット紙24を搬送ローラ18に送り込むため
に、ロール紙14の先端部14’を搬送ローラ18から
外しておく。カット紙24に画像を形成した後、ロール
紙14に画像を形成するときは、ユーザ(操作者)がロ
ール紙14の先端部14’を搬送ローラ18に手で送り
込む。これにより、カット紙24に代えてロール紙14
に画像を形成できる準備が整う。
【0007】しかし、このような構成のプロッタ10で
は、カット紙24を使用した後に、ロール紙14を使い
たい場合、ユーザがプロッタ10の近くに行って記録紙
を取り替える必要がある。従って、プロッタ10では、
パソコンのネットワークに対応させた遠隔操作ができな
い。
【0008】そこで、上記の遠隔操作を可能にするため
に、図10に示すタイプのプロッタ30が提案されてい
る。このプロッタ30では、一対の給送ローラ32a,
32bにロール紙14を挟持させながら搬送させて搬送
ローラ18へ送り込む。その後、給送ローラ32a,3
2b及び搬送ローラ18双方を回転(正回転)させ、ロ
ール紙14を画像形成領域12に搬送して画像を形成す
る。カット紙24に画像を形成する場合は、プロッタ3
0の制御器(図示せず)にカット紙モードの信号を送
り、給送ローラ32a,32b及び搬送ローラ18双方
を逆回転させ、ロール紙14の先端部14’がカット紙
24の通路を邪魔しない位置までロール紙14を巻き戻
し、給送ローラ32a,32bにロール紙14の先端部
14’を挟持させたままの待機状態にする。
【0009】ロール紙14に画像を形成する場合は、上
記した制御器にロール紙モードの信号を送り、給送ロー
ラ32a,32b及び搬送ローラ18双方を正回転さ
せ、画像形成領域12にロール紙14の先端部14’を
搬送する。このように制御することにより、カット紙モ
ードとロール紙モードを自動的に切り換えられる。従っ
て、ユーザがモードを切り換える度にロール紙14をセ
ットしなくて済む。
【0010】また、図11に示すプロッタ40では、2
つのロール紙14,14を同時にセットできる。このよ
うなタイプのプロッタ40では、給送ローラ32a,3
2bを各ロール紙14ごとに配置しておくことにより、
2つのロール紙14,14及びカット紙24のなかから
いずれかを選択して自動的に搬送できる。
【0011】上記した3つのタイプのプロッタ10,3
0,40ではいずれも、ロール紙14がプロッタ本体の
後方に置かれているので、ロール紙14を搬送ローラ1
8に送り込むとき等に発生する斜行を直すためには、プ
ロッタ本体の後に回り込んで作業する必要がある。この
ため斜行を直す作業が面倒である。
【0012】斜行を直し易くするためには、ロール紙1
4をプロッタ本体の前方(手前)に置くとよい。しか
し、プロッタ本体の前方では、画像の形成され終った記
録媒体を取り扱う機会が多いので、ロール紙14をプロ
ッタ本体の後方に置き、排紙がプロッタ本体の手前にな
るように構成することが多い。
【0013】また、ロール紙14もプロッタ本体の手前
に置き、排紙もプロッタ本体の手前になるように構成し
た場合、この手前から挿入したロール紙をUターンさせ
て手前に排紙するのでロール紙の搬送距離が長くなる。
このため、紙詰り等が発生し易くなり、また、ロール紙
を搬送するための搬送ローラも増やす必要があり、その
分、プロッタの構造が複雑になる。さらに、ロール紙を
Uターンさせる構成の場合、厚いロール紙には不向きな
構成となる。さらにまた、プロッタ本体の手前には、通
常、排紙された記録媒体が積載されるスタッカやバスケ
ット、トレイなどが置かれるが、記録媒体の積載がロー
ル紙によって妨害されることもある。
【0014】このような不都合や問題点は、図11に示
すように2つあるいはそれ以上のロール紙を同時にセッ
トするタイプのプロッタでは、さらに顕著となる。従っ
て、プロッタは、通常、その本体の後方にロール紙を置
く構成になっている。
【0015】ところで、図10や図11に示すタイプの
プロッタでは、給送ローラ32a,32bにロール紙1
4の先端部14’を挟持させながら搬送させて搬送ロー
ラ18へ送り込む際に、ロール紙14が真っ直ぐに搬送
されずに斜めに搬送されて斜行することがある。この場
合、給送ローラ32a,32bを互いに離して斜行を直
す。
【0016】ロール紙14が斜行せずに直進しているか
否かを確認する方法として、次の2つの方法が知られて
いる。1つの方法は、プロッタの前側に引かれている縦
の線(ロール紙搬送方向に平行な線)に対してロール紙
14が傾いていないかどうか目視で確認する方法であ
る。もう1つの方法は、ロール紙14の幅方向の端を読
み取る読取センサを印字ヘッド20に搭載しておき、こ
の読取センサが読み取ったロール紙14の端を担持する
信号に基づいて斜行を検知する方法である。
【0017】前者の場合は、斜行を確認するためにはプ
ロッタの前側に移動する必要がある。また、後者の場合
は、読取センサがロール紙14の端を読み取って斜行し
ているか否かを検知するまで時間がかかる。
【0018】ロール紙の幅が広い場合、その先端部を掴
んで真っ直ぐにロール紙挿入口16に挿入することは非
常に困難である。従って、挿入されたロール紙が斜行し
易い。また、ロール紙の先端が幅方向の端面に対して直
角とは限らない。従って、先端が幅方向の端面に対して
直角になっているカット紙を搬送する際に用いられるレ
ジストローラをロール紙の搬送に使っても、ロール紙を
斜行させることがある。また、ロール紙を斜行させずに
直進させるためには、ロール紙、給送ローラ、及び搬送
ローラを精確に平行にする必要があるのでプロッタの部
品精度が非常に高くなるが、それでも斜行することがあ
る。従って、ロール紙に画像を形成する装置では、ロー
ル紙を搬送する際の斜行を低減させることが重要であ
る。
【0019】ところで、図9に示すプロッタ10では、
給送された(引き出された)ロール紙14が、キャリッ
ジ22に固定された検知センサ(図示せず)によって斜
行の有無をチェックされるために搬送ローラ18によっ
て更に搬送される。例えばA0サイズの幅(840m
m)のロール紙の場合、斜行の有無をチェックするため
に、600mm程度送りだされ、ロール紙側端のズレ量
が検出されて斜行が許容範囲内か否かが判定される。こ
の判定の後、ロール紙の先端部から画像を形成するため
に、搬送ローラを逆回転してロール紙のうち引き出され
た部分を巻き戻す。
【0020】この巻き戻しのときに、ロール紙の引き出
された部分が弛むことがある。この弛みは、ロール紙の
うち巻かれたままのロール部分の近くに形成されること
が多い。従って、ロール部分の下に部品などが配置され
ていない場合は、ロール紙の弛んだ部分は何ら障害にな
らない。しかし、ロール部分の下に他のロール紙が配置
されている場合は、この他のロール紙のセットの妨げに
なる。また、例えば高温高湿の場合には、弛みに起因す
るロール癖がそのまま残り、画像形成(印字)の際に、
印字ヘッドから吐出されたインクの着弾位置がずれて画
像が乱れたり、印字ヘッドにロール紙が接触して画像が
汚れたりする。さらに、この接触によってロール紙や印
字ヘッドが損傷することもある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み、ロール状記録媒体が搬送されているときに斜行し
にくい画像形成装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の画像形成装置は、ロール状に巻かれたロール
状記録媒体をその一端から引き出して回転させながら給
紙し、この引き出された引出部分に所定の画像形成領域
で画像を形成する画像形成装置において、(1)ロール
状記録媒体のうちロール状に巻かれたままのロール部分
の外周面に加圧接触しながら回転することによりこのロ
ール状記録媒体を給紙する給紙ローラを備えたことを特
徴とする画像形成装置。
【0023】ここで、(2)上記給紙ローラは、ロール
状記録媒体を引き出す方向とは反対の方向にも回転する
ものであってもよい。
【0024】また、(3)上記給紙ローラは、上記ロー
ル部分の幅方向両端部の外周面に加圧接触するものであ
ってもよい。
【0025】さらに、本発明の画像形成装置は、(4)
上記給紙ローラを上記ロール部分の外周面から接離させ
る接離手段を備えてもよい。
【0026】さらにまた、(5)上記接離手段は、上記
ロール部分の幅方向に並行に延びる回動軸を中心にして
所定範囲内の角度だけ回動する、上記回動軸とは反対側
の部分に上記給紙ローラを保持する保持部材であっても
よい。
【0027】さらにまた、本発明の画像形成装置は、
(6)上記保持部材の近傍に配置された、記録媒体を検
知する検知手段を備えてもよい。
【0028】さらにまた、本発明の画像形成装置は、
(7)上記保持部材の位置に基づいて上記ロール部分の
残量を検知する残量検知手段を備えてもよい。
【0029】さらにまた、(8)上記給紙ローラは、上
記ロール部分が回転するときの回転中心軸に向ってこの
ロール部分の外周面を加圧するものであってもよい。
【0030】さらにまた、本発明の画像形成装置は、
(9)上記ロール部分の回転を遅らせるようにこのロー
ル部分の上記回転中心軸を押さえ付ける押付手段を備え
てもよい。
【0031】さらにまた、本発明の画像形成装置は、
(10)上記ロール部分を上記回転中心軸に並行に押し
て所定の基準位置に位置させる停止部材を備えてもよ
い。
【0032】さらにまた、(11)本発明の画像形成装
置は、上記引出部分を上記所定の画像形成領域に搬送す
る第1搬送ローラ、もしくは、上記ロール状記録媒体の
うち上記所定の画像形成領域を通過した部分を引っ張っ
てさらに搬送する第2搬送ローラのいずれか一方の搬送
ローラを備え、(12)上記給紙ローラと上記搬送ロー
ラとの間には、引出部分を搬送するものが配置されてい
なくてもよい。
【0033】さらにまた、本発明の画像形成装置は、
(13)上記給紙ローラと上記搬送ローラの間に形成さ
れた、上記引出部分が通過する搬送路と、(14)この
搬送路を通過する上記引出部分がこの搬送路から受ける
抵抗を軽減する抵抗軽減部材とを備えてもよい。
【0034】さらにまた、(15)上記抵抗軽減部材
は、記録媒体に接触することにより回転する回転体であ
ってもよい。
【0035】さらにまた、(16)上記抵抗軽減部材
は、上記保持部材の上記回動軸の近傍に配置されたもの
であってもよい。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
画像形成装置の一実施形態を説明する。
【0037】先ず、図1から図3までを参照して、本発
明の画像形成装置の一実施形態であるプロッタの概略構
造を説明する。
【0038】図1は、ロール紙の搬送方向に切断したプ
ロッタを示す断面図である。図2は、ロール状記録媒体
が装着される装着部を示す斜視図であり、図3は、図2
の装着部に装着される前のロール状記録媒体を示す平面
図である。これらの図では、図9から図11までに示す
構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されてい
る。
【0039】プロッタ50は、図1に示すように、2つ
のロール紙14a,14bを同時に装着できるタイプの
ものである。図3に示すように、ロール紙14aの中央
部を貫通するロール軸62の一端部に近傍には、ロール
紙14aを固定するためのロール受け64が固定されて
いる。このロール受け64には、ロール紙14aの外径
よりも長い外径を有するつば64aが形成されており、
このつば64aはロール紙14aの端に当接して接触す
る。
【0040】ロール紙14aをプロッタ50に装着する
に当っては、先ず、ロール軸62の右側(図3の紙面の
右側)からロール紙14aを差し込み、つば64aにロ
ール紙14aを突き当てる。次に、もう一つのロール受
け66を右側からロール軸62に差し込んでロール紙1
4aを固定する。なお、ロール紙14bも同じ構造であ
る。
【0041】この状態のロール紙14aをプロッタ50
に装着するためには、図1に示すように、上給紙ユニッ
ト70を上方に回動して開く。これにより、カバー72
に固定された磁石74が、プロッタ50の本体に固定さ
れたマグネット受け板52に吸着し、上給紙ユニット7
0が開いたままになり、ロール紙14aがプロッタ50
に装着できることとなる。
【0042】プロッタ50にロール紙14aが装着され
た状態では、図2に示すように、ロール軸62の両端部
それぞれがロール保持部材54,56に回転自在に保持
される。ロール保持部材54,56にはそれぞれ、ロー
ル軸62をその回転中心に向けて押え付けるばね54
a,56a(本発明にいう押付手段の一例である。)が
固定されている。このばね54a,56aはロール軸6
2が回転するときの抵抗力となり、ばね54a,56a
の無いときよりもロール軸64の回転が遅れる。。ばね
56aに隣接してばね56b(本発明にいう停止部材の
一例である。)が配置されており、このばね56bは、
ロール軸62をその長手方向に加圧する。これにより、
ロール紙14aは、図2の紙面の左側に寄せられ、この
位置がロール紙14aの基準位置になる。従って、ロー
ル紙14aはこの基準位置で回転しながらその一端から
引き出されることとなる。
【0043】ロール紙14aがプロッタ50に装着され
た後、ロール紙14aの先端(一端)を矢印A方向に引
っ張って引き出しながら上給紙ユニット70を下げる
(閉じる)。上給紙ユニット70の先端部近傍には、ロ
ール紙14aをプロッタ50の内部に給紙する給紙ロー
ラ76が配置されている。給紙ローラ76の一部は案内
板78から飛び出ており、上給紙ユニット70を下げる
と、この飛び出た部分がロール紙14aの外周面を加圧
接触するようになっている。また、給紙ローラ76の近
傍には重り80が固定されており、ロール紙14aをい
っそう強く加圧する。この重り80は必ずしも必要な
く、上給紙ユニット70の重量による加圧力に応じて重
り80の重さを決定する。なお、給紙ローラ76は、ロ
ール紙14aの先端を矢印A方向に引き出すようにも回
転(正回転)するが、この逆方向にも回転(逆回転)し
てロール紙14aを巻き戻す。
【0044】上給紙ユニット70は回動軸82を中心に
して所定範囲内の角度だけ回動する。この回動軸82の
近傍には、ロール紙14aを検知する検知センサ(本発
明にいう検知手段の一例であり、図示せず。)は配置さ
れている。この検知センサにロール紙14aが検知され
ると給紙信号が制御器(図示せず)に送信され、例えば
3秒後に給紙ローラ76が回転し始め、ロール紙14a
の給紙が開始される。なお、上記の重り80は、給紙ロ
ーラ76がロール紙14aを引き出して給紙できる圧力
を確保するためのものであり、この圧力が上給紙ユニッ
ト70の自重で十分に足りれば重り80を配置しなくて
もよい。
【0045】給紙ローラ76で引き出されたロール紙1
4aの先端は、案内板78と下案内板86とで形成され
た搬送路を通過してフラッパ88に到達する。フラッパ
88はその端部にアームを有しており、その下をロール
紙14aが通過すると上に持ち上げられる。これによ
り、検知センサ90がオンとなりこのオン信号に基づい
て搬送ローラ18が回転し始める。ロール紙14aのう
ち引き出された部分(引出部分)は搬送ローラ18によ
ってさらに搬送され、プラテン92を過ぎて一旦停止す
る。引出部分が停止する停止位置は、検知センサ94の
検知位置を基準として計測される。なお、フラッパ88
の端部にアームを形成せずに、フラッパ88のリブを一
部延長しても良い。
【0046】ロール紙14aの引出部分が停止すると、
印字ヘッド20が搭載されたキャリッジ22を、引出部
分の搬送方向に直交する直交方向(走査方向)に往復動
させ、キャリッジ22に搭載された用紙検知センサ(図
示せず)で引出部分の幅方向端部と幅を計測する(読み
取る)。その後、ロール紙14aが例えばA0サイズの
幅をもつ場合は、引出部分をさらに600mm搬送し、
引出部分の幅方向端部と幅を再び計測する。最初の計測
値と2回目の計測値に基づいて、引出部分の斜行量を演
算処理する。斜行量が所定値以下の場合は正常とし、引
出部分を所定量後退させ、キャリッジ22に固定された
カッタ22aを作動させて引出部分の先端をカットす
る。その後、引出部分の先端を検知センサ94まで戻
し、次に前進させて、所定の印字開始位置まで引出部分
の先端を搬送する。また、斜行量が所定値を超えた場合
は、ロール紙14aの搬送を中止してプロッタ50の表
示パネル(図示せず)にユーザへの警告(「斜行を直し
て下さい」等)を表示する。
【0047】ここで、ロール紙14aの引出部分が弛ま
ないようにする技術について説明する。
【0048】ロール紙14aが引き出されたり巻き戻さ
れたりする際には、給紙ローラ76と搬送ローラ18が
回転する。従って、給紙ローラ76と搬送ローラ18の
搬送量を一致させないと、ロール紙14aの引出部分が
引っ張られたり(張力が働いたり)、弛んだりする。引
っ張られる程度や弛む程度が大きくなると、搬送ローラ
18の搬送量が正確でなくなったり、引出部分が折れ曲
がったりする。このようなトラブルを防止するために、
上給紙ユニット70の案内板78には、引出部分の弛み
を検知する弛み検知センサ96が固定されている。
【0049】この弛み検知センサ96によって引出部分
が検知された場合(弛んでいない場合)は、給紙ローラ
76による搬送量を増し、一方、引出部分が検知されな
い場合(弛んだ場合)は、給紙ローラ76の回転を停止
して給紙を中断する。
【0050】上述した斜行が所定値を超えた場合につい
て説明する。
【0051】この場合は、上述したように、ロール紙1
4aの搬送を中止してプロッタ50の表示パネルに、ユ
ーザへの警告を表示する。この表示に従って、操作者
(ユーザ)は、加圧レバー98を矢印B方向に倒して加
圧コロ100を上げる。次に、引出部分の左右端を持ち
軽く手前に引いて張力を働かせた状態にし、加圧レバー
98を元に戻す。加圧レバー98の回動中心の近傍に
は、加圧コロ100による加圧状態を検知するセンサ9
8aが設置されている。センサ98aによって加圧が検
知された後、キャリッジ22を移動させて引出部分の端
を検知し、引出部分を後退させる。引出部分を後退させ
た状態でその部分の斜行量を計測し、斜行量が所定値以
下であれば引出部分の先端(用紙先端)を、検知センサ
94に検知されるまで一端戻してから所定量前進させて
用紙先端をカットする。その後の用紙の動かし方は、上
述した斜行量が所定値以下の場合と同様である。用紙先
端は、ロール紙14aをプロッタ50に装着したときに
だけ自動的にカットされる。
【0052】次に、プロッタ50の下段にロール紙14
bを装着して搬送する場合を説明する。
【0053】この場合は、先ず、プロッタ50の下段に
ロール紙14bを装着する下段ロールモードを操作部
(図示せず)で設定する。この設定よりも前に、上段ロ
ールモードに設定されていた場合は、搬送ローラ18と
給紙ローラ76を逆回転させ、ロール紙14aを巻き戻
して引出部分(用紙)を後退させる。これによりロール
紙14aの引出部分先端がフラッパ88を通り抜け、検
知センサ20がこの引出部分先端を検知した後に引出部
分を停止させてその位置で待機させる。
【0054】下段のロール紙14bは下給紙ユニット1
10によって引き出されて給紙される。ロール紙14b
が下給紙ユニット110によって引き出されるに当って
は、この引き出された部分が搬送される搬送路に用紙の
無いことを検知センサ94で検知すると共に、加圧レバ
ー98が正規位置(搬送可能状態の位置)に位置するこ
とが確認される。上記の検知と確認が行われると給紙ロ
ーラ112が作動し、これら検知と確認が行われない場
合は給紙ローラ112が作動しないようになっている。
【0055】下段のロール紙14bをプロッタ50の本
体に装着する手順は、上段のロール紙14aをプロッタ
50の本体に装着する手順と同様である。ロール紙14
bの先端をプロッタ50の本体に挿入する際に、ロール
紙14bのうち巻かれたままのロール部分と引き出され
た引出部分の先端との間に張力がかけられた状態で、給
紙ローラ112がロール部分を圧接すれば引出部分を斜
行させることなく直進させられる。また、下段のロール
紙14bをプロッタ50の本体に装着した場合、図3に
示すように、ロール受け64のつば64aにロール紙1
4bの端が当接してこのロール紙14bが基準位置に確
実に位置することとなる。このため、ロール紙14bを
一端から引き出すときに、引き出された部分の直進性が
増して斜行がいっそう起こりにくい。なお、操作者がカ
ット紙のモードに設定した場合は、上段のロール紙14
aの場合と同様に、下段のロール紙14bも待機位置ま
で後退する。また、給紙ローラ112の近傍には重り1
14が固定されており、ロール紙14bをいっそう強く
加圧する。この重り114は必ずしも必要なく、下給紙
ユニット110の重量による加圧力に応じて重り114
の重さを決定する。また、カバー116に固定された磁
石118が、プロッタ50の本体に固定されたマグネッ
ト受け板119に吸着し、下給紙ユニット110が開い
たままになり、ロール紙14bをプロッタ50に装着で
きることとなる。
【0056】次に、図4を参照して、上給紙ユニット7
0に固定された給紙ローラ76などを駆動する駆動系に
ついて説明する。
【0057】図4は、上給紙ユニット70を示す斜視図
であり、この図では、図1に示す構成要素と同一の構成
要素には同一の符号が付されている。
【0058】プロッタ50の本体の左側板120の外側
にはモータ122が固定されている。モータ122の回
転軸122aにはプーリ124a、124bが固定され
ている。モータ122からやや離れた位置には電磁クラ
ッチ126が固定されている。この電磁クラッチ126
にはプーリ124cが取り付けられている。このプーリ
124cとプーリ124bとの間にはタイミングベルト
27が掛け渡されている。プーリ124cには回動軸8
2が通されている。
【0059】回動軸82は、左側板120と右側板13
0それぞれに固定された軸受132に回動自在に保持さ
れている。回動軸82には軸受134を介して案内板7
8が回動するように保持されている。回動軸82にはさ
らに自在に空転する複数の突出ローラ136(図4では
3つを示す)が止め輪138によって取り付けられてい
る。また、回動軸82の中央部には歯車140が固定さ
れている。
【0060】案内板78のうち歯車140の近傍部分に
は、回動軸82に平行に延びる短い軸144が配置され
ている。案内板78には受け板146,148が固定さ
れており、この受け板146,148にはそれぞれ軸受
150が取り付けられている。軸144は、軸受150
を介して受け板146,148に回転自在に保持されて
いる。また、軸144には、歯車140と噛み合う歯車
142が回転自在に固定されている。
【0061】歯車142は樹脂製であり、タイミングベ
ルト152に噛み合う歯部と一体的に作製されている。
タイミングベルト152のもう一方端には、タイミング
ベルト152と噛み合う歯部を有する歯車154が配置
されている。この歯車154は軸156に回転自在に固
定されている。軸受156を介して、この軸156を保
持する受け板158,160は、軸受162を介して上
給紙ローラ軸164を保持している。上給紙ローラ軸1
64には、歯車154と噛み合う歯車166が固定され
ている。また、おり、上給紙ローラ軸164の長手方向
両端部には給紙ローラ76が固定されている。
【0062】下給紙ユニット110(図1参照)に固定
された給紙ローラ112などを駆動する駆動系もほぼ同
様である。下給紙ユニット110では、モータ122に
掛けられたタイミングベルト168を介して、上給紙ユ
ニット70と同様の構成で駆動が伝わる構造になってい
る。電磁クラッチ126と、軸170(図1参照)に固
定されている電磁クラッチ(図示せず)とを制御するこ
とにより、上給紙ユニット70及び下給紙ユニット11
0それぞれに配置された給紙ローラ76,112に駆動
を伝導するように構成されている。本発明にいう接離手
段の一例は、上給紙ユニット70や下給紙ユニット11
0を回動させるための電磁クラッチ126や案内板78
などの各種部品から構成されている。また、本発明にい
う保持部材の一例としては、上給紙ローラ軸164が挙
げられる。
【0063】図4、図5、図6を参照して、本発明にい
う残量検知手段の一例について説明する。
【0064】図5は、上給紙ユニットの回動軸の近傍を
示す側面図であり、図6は、ロール紙の残量と検知信号
との関係を示す説明図である。
【0065】図4に示すように、案内板78には受け板
170,172がスポット溶接で固定されている。受け
板170,172には軸受134を介して回動軸82が
保持されている。受け板172の一部は延長されて延長
部分172aが形成されており、延長部分172aの一
部には孔172bが開いている。この延長された延長部
分172aは、回動軸82の回動量に応じて2個の検知
センサ174a,174b(フォトインタラプタ)の光
路を遮断するようになっている。また、上記の孔172
bの位置によっては検知センサ174a,174bの光
路が遮断されない。本発明にいう残量検知手段の一例
が、検知センサ174a,174bと延長部分172a
から構成されている。
【0066】回動軸82の回動量は案内板78の傾斜角
度に対応しており、この傾斜角度はロール紙14aの残
量に対応する。ロール紙14aの残量が多いとき(ほと
んど未使用のとき)は案内板78の傾斜角度が大きく、
受け板172の延長部分172aが2個の検知センサ1
74a,174b双方の光路を遮断する。この場合、2
個の検知センサ174a,174b双方から、図6に示
すように、(0,0)の信号が制御器などに送信され、
上給紙ユニット70が開いていると判断される。
【0067】ロール紙14aは使用されたがまだ充分に
残量のあるときは、案内板78の傾斜角度がやや小さく
なり、検知センサ174aの光路は遮断されるが検知セ
ンサ174bの光路には孔172bが位置して遮断され
ない。このため、図6に示すように、(0,1)の信号
が制御器などに送信され、まだ充分に残量があると判断
される。
【0068】ロール紙14aの残量が4分の1程度にな
ったときは、案内板78の傾斜角度がかなり小さくな
り、2個の検知センサ174a,174b双方の光路に
は孔172bが位置してこれらの光路が遮断されない。
このため、図6に示すように、(1,1)の信号が制御
器などに送信され、ロール紙14aの残量が4分の1程
度になったと判断される。
【0069】ロール紙14aがセットされていないとき
(ロール紙14aが完全に使われてしまったとき)は、
案内板78の傾斜角度が非常に小さくなり、検知センサ
174bの光路は遮断されるが検知センサ174aの光
路には孔172bが位置して遮断されない。このため、
図6に示すように、(1,0)の信号が制御器などに送
信され、ロール紙14aがセットされていないと判断さ
れる。
【0070】ところで、本実施形態のプロッタ50のよ
うにインクジェット方式によって大判(大型サイズ)の
記録媒体を間欠送りしながらその表面に画像を形成する
場合、吐出されるインクドットの着弾精度は、形成され
る画像品質に大きな影響を与える。間欠送りの精度を良
くして安定させる要素の一つとして、記録媒体を挟持し
ながら搬送する搬送ローラが記録媒体を挟持する力(グ
リップ力)が挙げられる。このグリップ力の搬送中の変
動を少なくするためには、搬送中の記録媒体に接触する
部品の抵抗はできるだけ少ない方が良い。特に、プロッ
タ50のように複数の記録媒体を選択的に使用できるタ
イプの画像形成装置の場合、記録媒体は湾曲しながら搬
送されるので、その搬送通路はカーブを描く。従って、
搬送中の記録媒体に張力が働き、この場合は、搬送経路
を構成する案内部材などに搬送中の記録媒体が必ず接触
する。
【0071】そこで、プロッタ50では、図1に示すよ
うに、ロール紙14aの搬送経路のうち、ロール紙14
aが湾曲しながら搬送される部分に突出ローラ136
(本発明にいう抵抗軽減部材の一例である。)を配置し
た。この突出ローラ136は搬送経路に突出しており、
非常に弱い力でも回転する。このため、突出ローラ13
6が突出している搬送経路を搬送されているロール紙1
4aに突出ローラ136が接触することにより回転す
る。この結果、ロール紙14aが搬送経路から受ける抵
抗が軽減され、搬送ローラ18の負荷も小さくなる。従
って、ロール紙14aを搬送する際の送り精度が非常に
良好に保てることになった。しかも、突出ローラ136
は、案内板78が回動するときの回動軸82に取り付け
られているので、余分な部材を必要とせずに構成も簡単
になるという利点がある。
【0072】ここで、斜行の発生原因の一つと考えられ
る事柄について検討する。
【0073】ロール紙14aが搬送される際に、画像形
成領域12(図1参照)にロール紙14aを搬送する搬
送ローラ18(図1参照)と、この搬送ローラ18に搬
送されているロール紙14aとが平行に保たれていると
きは、ロール紙14aのうち、給紙ローラ76に引き出
された引出部分が斜行することはほとんどない。しか
し、給紙ローラ76と搬送ローラ18との間に、この引
出部分を挟持しながら搬送する他の搬送ローラが配置さ
れている場合は、この他の搬送ローラと引出部分との平
行性が斜行を防止する上で重要となる。引出部分の斜行
を防止するためには、上記した他の搬送ローラと引出部
分とを平行に保つ必要があり、プロッタ50の組立て等
に極めて厳しい管理が必要となる。そこで、プロッタ5
0では、給紙ローラ76と搬送ローラ18との間には、
引出部分を挟持しながら搬送する搬送ローラが配置され
ていない。これにより、引出部分の斜行がいっそう低減
される。
【0074】図7を参照して、カット紙に画像を形成す
るときにロール紙14aからカット紙に切り替えるため
の部材を説明する。
【0075】図7は、ロール紙の搬送路からカット紙の
搬送路に切り替えるフラッパが配置された案内板を示す
斜視図である。
【0076】上給紙ユニット70(図1参照)よりもロ
ール紙14aの搬送方向下流側であって、かつ搬送ロー
ラ18よりも上流側には、ロール紙14aからカット紙
に切り替えるためのフラッパ88が配置された案内板1
80が設置されている。この案内板180は、上給紙ユ
ニット70を通過したロール紙14aを搬送ローラ18
に案内する。案内板180はロール紙14aの搬送方向
に直交する直交方向に延びており、その両端部は左側板
120と右側板130に固定されている。案内板180
には、断面L字状の一対のフラッパ受け部材182が上
記の直交方向に3組に並んで(図7では3組)固定され
ている。
【0077】各組には上記の直交方向に延びるフラッパ
軸184が固定されている。各フラッパ軸184には4
〜5個のフラッパ88が揺動自在に保持されており、各
フラッパ88は軽い力で揺動して押し上げられる。複数
のフラッパ88のうち、図7の一番左(記録媒体の基準
側)のフラッパ88のやや上方には、揺動して押し上げ
られたフラッパ88を検知する検知センサ90が配置さ
れている。
【0078】フラッパ88は樹脂でリブ状に形成されて
いる。各フラッパ88の下端部88aは、案内板180
に開けられた開口180aを通って搬送路(媒体経路)
に自重で突出している。このため、案内板180の下方
をロール紙14aが通過すると、この通過中のロール紙
14aにフラッパ88が押し上げられて検知センサ90
が作動する。この作動によって検知センサ90から信号
が制御器に送信され、搬送ローラ18が所定のタイミン
グで回転させられる。
【0079】上述したように、ロール紙14aが待機状
態になると、案内板180の下方にはロール紙14aが
無くなるので、フラッパ88は自重で下方にさがる。ま
た、フラッパ88は、プロッタ50の本体前方(矢印C
方向)から搬送されてきた記録媒体によっては押し上げ
られない。このため、カット紙がプロッタ50の本体前
方から挿入された場合、フラッパ88がカット紙を案内
することとなり、カット紙は、矢印C方向にほぼ平行に
延びる案内板186(図1参照)に案内されて、ロール
紙14aの搬送路に入り込まずにプロッタ50の本体後
方に進む。
【0080】図8を参照して、カット紙に画像を形成す
るときにロール紙14bからカット紙に切り替えるため
の部材を説明する。
【0081】図8は、ロール紙の搬送路からカット紙の
搬送路に切り替えるためのフラッパが配置された案内板
を示す斜視図である。
【0082】下給紙ユニット110(図1参照)よりも
ロール紙14bの搬送方向下流側であって、かつ搬送ロ
ーラ18よりも上流側には、ロール紙14bからカット
紙に切り替えるためのフラッパが配置された案内板19
0が形成されている。この案内板190は、下給紙ユニ
ット110を通過したロール紙14bを搬送ローラ18
に案内する。案内板190はロール紙14bの搬送方向
に直交する直交方向に広がっており、その両端部は左側
板120と右側板130に固定されている。案内板19
0には、L字状の保持板192が上記の直交方向に複数
個並んで(図8では3個)固定されている。複数個の保
持板192の間には軸194が固定されている。軸19
4には、この軸194を中心軸として揺動する複数枚の
揺動板196が保持されている。
【0083】互いに対向する2枚の揺動板196にはフ
ラッパ198が回転自在に保持されている。フラッパ1
98は、複数枚の薄い円板を間隔をおいて配置したよう
に樹脂で成型されている。複数枚の薄い円板は、プラテ
ン92(図1参照)に形成された串歯状のスリットに非
接触状態で入り込んでいる。揺動板196の端部196
aには引張バネ200が掛けられており、端部196a
とは反対側の端部196bが軸194を中心にして矢印
D方向(ほぼ上方)に回動するように付勢されている。
【0084】従って、フラッパ198は上方に付勢され
ていることとなるが、揺動板196のがプラテン92に
突き当たるので、フラッパ198は所定位置に配置され
る。また、ロール紙14bの幅方向基準側(図8におけ
る左側)には、フラッパ198の位置を検知する検知セ
ンサ202が配置されている。このため、ロール紙14
bが案内板204(図1参照)を通過すると、この通過
中のロール紙14bにフラッパ198が押し下げられて
検知センサ202が作動する。この作動によって検知セ
ンサ202から信号が制御器に送信され、搬送ローラ1
8が所定のタイミングで回転させられる。
【0085】上述したように、ロール紙14bが待機状
態になると、ロール紙14bが後退するので、フラッパ
198が上がる。また、フラッパ198は、プロッタ5
0の本体前方(矢印C方向)から搬送されてきた記録媒
体によっては押し下げられない。このため、カット紙が
プロッタ50の本体前方から挿入された場合、フラッパ
198がカット紙を案内板186に向けて案内すること
となり、カット紙は案内板186に案内されて、ロール
紙14bの搬送路に入り込まずにプロッタ50の本体後
方に進む。
【0086】ところで上段のロール紙14aが引き出さ
れて給紙される際には、フラッパ88の軽い自重が給紙
されている部分に作用する。一方、下段のロール紙14
bと一対の搬送ローラ18との間に張力が働いた場合、
ロール紙14bの重さがフラッパ198に作用して、こ
のフラッパ198が下方向に押えられるが、ロール紙1
4bは案内板204に軽く接触するだけである。しか
し、この下方向の力が大きい場合、案内板204にロー
ル紙14bが強く接触し、搬送ローラ18がロール紙b
を挟持するグリップ力(挟持力)に悪影響を与える。そ
こで、ロール紙14bからフラッパ198に下方向の力
が作用した場合、ストッパ206で揺動板196を停止
させて所定位置よりも下げないようにしている。このた
め、フラッパ198を搬送路に飛び出させて、フラッパ
198が軽い力でも回転するようにした。この結果、搬
送中のロール紙14bに張力が働いても、搬送ローラ1
8のグリップ力に与えられる影響が少なくなり安定した
搬送ができる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように本発明の画像形成装
置によれば、給紙ローラがロール部分の外周面に加圧接
触しながら回転するので、引き出された部分が傾斜しに
くく、このため、引き出されて給紙される部分が斜行し
にくい。
【0088】ここで、上記給紙ローラは、ロール状記録
媒体を引き出す方向とは反対の方向にも回転するもので
ある場合は、ロール状記録媒体のうち引き出された引出
部分が弛んだときには、給紙ローラを上記の反対方向に
回転(逆回転)させてロール状記録媒体を巻き戻すこと
により、引き出された部分の弛みを無くせる。
【0089】また、上記給紙ローラは、上記ロール部分
の幅方向両端部の外周面に加圧接触するものである場合
は、ロール部分の幅方向両端部を押え付けることとなる
ので、引出部分がいっそう傾斜しにくくなり、いっそう
確実に斜行を低減できる。
【0090】さらに、本発明の画像形成装置が、上記給
紙ローラを上記ロール部分の外周面から接離させる接離
手段を備えた場合は、万が一斜行したときは、接離手段
によって給紙ローラをロール部分から離せるので、斜行
を容易に修正できる。
【0091】さらにまた、上記接離手段は、上記ロール
部分の幅方向に並行に延びる回動軸を中心にして所定範
囲内の角度だけ回動する、上記回動軸とは反対側の部分
に上記給紙ローラを保持する保持部材である場合は、簡
易な構成の接離手段を形成できる。
【0092】さらにまた、本発明の画像形成装置が、上
記保持部材の近傍に配置された、記録媒体を検知する検
知手段を備えた場合は、保持部材の近傍にまで引出部を
差し込んだときに、検知手段によって引出部が検知され
るので、給紙ローラを回転させ始めるタイミングを知る
ことができる。
【0093】さらにまた、本発明の画像形成装置が、上
記保持部材の位置に基づいて上記ロール部分の残量を検
知する残量検知手段を備えた場合は、ロール状記録媒体
の残量を検知できるので、使い勝手の良い画像形成装置
を得られる。
【0094】さらにまた、上記給紙ローラは、上記ロー
ル部分が回転するときの回転中心軸に向ってこのロール
部分の外周面を加圧するものである場合は、給紙ローラ
がロール部分をいっそう強く加圧できることとなるの
で、ロール状記録媒体のうち引き出されて給紙される部
分がいっそう斜行しにくい。
【0095】さらにまた、本発明の画像形成装置が、上
記ロール部分の回転を遅らせるようにこのロール部分の
上記回転中心軸を押さえ付ける押付手段を備えた場合
は、ロール部分と引き出された部分との間に張力が作用
してこの部分が引っ張られることとなるので、この部分
の弛みを減少できる。
【0096】さらにまた、本発明の画像形成装置が、上
記ロール部分を上記回転中心軸に並行に押して所定の基
準位置に位置させる停止部材を備えた場合は、ロール部
分を所定の基準位置に常に位置させることができるの
で、この基準位置でロール部分を回転させることによ
り、引き出された部分をいっそう斜行しにくくできる。
【0097】さらにまた、本発明の画像形成装置が、上
記引出部分を上記所定の画像形成領域に搬送する第1搬
送ローラ、もしくは、上記ロール状記録媒体のうち上記
所定の画像形成領域を通過した部分を引っ張ってさらに
搬送する第2搬送ローラのいずれか一方の搬送ローラを
備え、しかも、上記給紙ローラと上記搬送ローラとの間
には、引出部分を搬送するものが配置されていない場合
は、給紙ローラと搬送ローラの間では引出部分を挟持し
たりするものが無いので、記録媒体の斜行がいっそう低
減される。
【0098】さらにまた、本発明の画像形成装置が、上
記給紙ローラと上記搬送ローラの間に形成された、上記
引出部分が通過する搬送路と、この搬送路を通過する上
記引出部分がこの搬送路から受ける抵抗を軽減する抵抗
軽減部材とを備えた場合は、搬送の際の抵抗が軽減する
ので、記録媒体がこの抵抗に起因して偏りにくく、搬送
中の記録媒体がさらに斜行しにくい。
【0099】さらにまた、上記抵抗軽減部材は、記録媒
体に接触することにより回転する回転体である場合は、
簡易な構成の抵抗軽減部材を得られる。
【0100】さらにまた、上記抵抗軽減部材は、上記保
持部材の上記回動軸の近傍に配置されたものである場合
は、回動軸の近傍では記録媒体が湾曲し易いが、抵抗軽
減部材が配置されているので、湾曲の際の抵抗に起因す
る記録媒体の斜行や紙詰りを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロール紙の搬送方向に切断したプロッタを示す
断面図である。
【図2】ロール状記録媒体が装着される装着部を示す斜
視図である。
【図3】図2の装着部に装着される前のロール状記録媒
体を示す平面図である。
【図4】上給紙ユニットを示す斜視図である。
【図5】上給紙ユニットの回動軸の近傍を示す側面図で
ある。
【図6】ロール紙の残量と検知信号との関係を示す説明
図である。
【図7】ロール紙の搬送路からカット紙の搬送路に切り
替えるフラッパが配置された案内板を示す斜視図であ
る。
【図8】ロール紙の搬送路からカット紙の搬送路に切り
替えるためのフラッパが配置された案内板を示す斜視図
である。
【図9】従来のプロッタを模式的に示す側面図である。
【図10】図9に示すプロッタを改良したプロッタを模
式的に示す側面図である。
【図11】2つのロール状記録媒体を同時にセットでき
るタイプのプロッタを模式的に示す側面図である。
【符号の説明】
14a,14b ロール紙 18 搬送ローラ 50 プロッタ 64 ロール受け 64a つば 70 上給紙ユニット 54a,56a,56b ばね 76 給紙ローラ 78 案内板 82 回動軸 84,94 検知センサ 88 フラッパ 96 弛み検知センサ 110 下給紙ユニット 112 給紙ローラ 122 モータ 172 受け板 172a 延長部分 172b 孔 174a,174b 検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 竜馬 東京都三鷹市下連雀6丁目3番3号 コピ ア株式会社内 Fターム(参考) 3F052 AA01 AB04 BA02 CA08 DA06 DA13 3F103 AA02 BA03 BA11 BA33 3F105 AA02 AB02 AB04 BA04 BA16 CA03 CA07 DA02 DB02 DB03 DB04

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻かれたロール状記録媒体を
    その一端から引き出して回転させながら給紙し、この引
    き出された引出部分に所定の画像形成領域で画像を形成
    する画像形成装置において、 ロール状記録媒体のうちロール状に巻かれたままのロー
    ル部分の外周面に加圧接触しながら回転することにより
    該ロール状記録媒体を給紙する給紙ローラを備えたこと
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記給紙ローラは、 ロール状記録媒体を引き出す方向とは反対の方向にも回
    転するものであることを特徴とする請求項1に記載の画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙ローラは、 前記ロール部分の幅方向両端部の外周面に加圧接触する
    ものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記給紙ローラを前記ロール部分の外周
    面から接離させる接離手段を備えたことを特徴とする請
    求項1,2,又は3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記接離手段は、 前記ロール部分の幅方向に並行に延びる回動軸を中心に
    して所定範囲内の角度だけ回動する、前記回動軸とは反
    対側の部分に前記給紙ローラを保持する保持部材である
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記保持部材の近傍に配置された、記録
    媒体を検知する検知手段を備えたことを特徴とする請求
    項5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記保持部材の位置に基づいて前記ロー
    ル部分の残量を検知する残量検知手段を備えたことを特
    徴とする請求項5,又は6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記給紙ローラは、 前記ロール部分が回転するときの回転中心軸に向って該
    ロール部分の外周面を加圧するものであることを特徴と
    する請求項1から7までのうちのいずれか一項に記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記ロール部分の回転を遅らせるように
    該ロール部分の前記回転中心軸を押さえ付ける押付手段
    を備えたことを特徴とする請求項1から8までのうちの
    いずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記ロール部分を前記回転中心軸に並
    行に押して所定の基準位置に位置させる停止部材を備え
    たことを特徴とする請求項1から9までのうちのいずれ
    か一項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記引出部分を前記所定の画像形成領
    域に搬送する第1搬送ローラ、もしくは、前記ロール状
    記録媒体のうち前記所定の画像形成領域を通過した部分
    を引っ張ってさらに搬送する第2搬送ローラのいずれか
    一方の搬送ローラを備え、 前記給紙ローラと前記搬送ローラとの間には、引出部分
    を搬送するものが配置されていないことを特徴とする請
    求項1から10までのうちのいずれか一項に記載の画像
    形成装置。
  12. 【請求項12】 前記給紙ローラと前記搬送ローラの間
    に形成された、前記引出部分が通過する搬送路と、 該搬送路を通過する前記引出部分が該搬送路から受ける
    抵抗を軽減する抵抗軽減部材とを備えたことを特徴とす
    る請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記抵抗軽減部材は、 記録媒体に接触することにより回転する回転体であるこ
    とを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記抵抗軽減部材は、 前記保持部材の前記回動軸の近傍に配置されたものであ
    ることを特徴とする請求項5から13までのうちのいず
    れ一項に記載の画像形成装置。
JP11068686A 1999-03-15 1999-03-15 画像形成装置 Withdrawn JP2000264512A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101019614B1 (ko) 2010-11-17 2011-03-07 대주항업 주식회사 촬영이미지의 기준점별 정밀도화를 위한 공간영상도화기

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