JP2000264677A - ガラス組成物、それを用いたペ−スト、グリ−ンシ−ト、絶縁体、pdp用隔壁およびpdp - Google Patents
ガラス組成物、それを用いたペ−スト、グリ−ンシ−ト、絶縁体、pdp用隔壁およびpdpInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ガラス組成物、それを用いたペ−スト、グリ−
ンシ−ト、絶縁体、PDP用隔壁およびPDPを提供す
る。 【解決手段】ガラス成分として、SiO20〜40モル
%と、B2O310〜60モル%と、MgO、CaO、S
rO及びBaOからなる群より選ばれた1種または2種
以上のアルカリ土類酸化物10〜50モル%と、Li2
O、Na2O、及びK2Oからなる群より選ばれた1種ま
たは2種以上の5〜50モル%と、BaF2、CaF2、
SrF2、MgF2およびAlF3からなる群より選ばれ
た1種または2種以上のフッ化物0〜10モル%とを含
むガラス組成物、または該ガラス組成物とセラミックフ
ィラ−物として、ジルコン、アルミナ、チタニア、コ−
ディエライト、ムライト、β−ユ−クリプタイト、スポ
ジュ−メン、アノ−サイト、セルシアン、フォルステラ
イト、チタン酸アルミニウムからなる群より選ばれた1
種または2種以上のセラミックフィラ−物とを含む混合
体、およびこれらを用いたペ−スト、グリ−ンシ−ト、
絶縁体、PDP用隔壁およびPDPからなる。
ンシ−ト、絶縁体、PDP用隔壁およびPDPを提供す
る。 【解決手段】ガラス成分として、SiO20〜40モル
%と、B2O310〜60モル%と、MgO、CaO、S
rO及びBaOからなる群より選ばれた1種または2種
以上のアルカリ土類酸化物10〜50モル%と、Li2
O、Na2O、及びK2Oからなる群より選ばれた1種ま
たは2種以上の5〜50モル%と、BaF2、CaF2、
SrF2、MgF2およびAlF3からなる群より選ばれ
た1種または2種以上のフッ化物0〜10モル%とを含
むガラス組成物、または該ガラス組成物とセラミックフ
ィラ−物として、ジルコン、アルミナ、チタニア、コ−
ディエライト、ムライト、β−ユ−クリプタイト、スポ
ジュ−メン、アノ−サイト、セルシアン、フォルステラ
イト、チタン酸アルミニウムからなる群より選ばれた1
種または2種以上のセラミックフィラ−物とを含む混合
体、およびこれらを用いたペ−スト、グリ−ンシ−ト、
絶縁体、PDP用隔壁およびPDPからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDP(plas
ma displaypanel:プラズマデイスプレ
イパネル)用材料に好適なガラス組成物およびガラス組
成物とセラミックフィラ−との混合体、これを用いたペ
−スト、グリ−ンシ−ト、絶縁体および隔壁に関するも
のである。
ma displaypanel:プラズマデイスプレ
イパネル)用材料に好適なガラス組成物およびガラス組
成物とセラミックフィラ−との混合体、これを用いたペ
−スト、グリ−ンシ−ト、絶縁体および隔壁に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガラス組成物としては、
低熱膨張係数を有し、さらにPbOを添加することで低
軟化点を示すホウ珪酸系ガラスであるホウ珪酸鉛ガラス
(特開平3−170346号公報)。低軟化温度を有
し、耐イオン放電衝撃性が高く、無鉛化であるB2O3−
V2O5−ZnO−Na2O−SiO2−Al2O3−ZrO
2系ガラスである無鉛ガラス(特開昭48−43007
号公報)。および得られるPDP隔壁の比誘電率が7〜
10であり、表示のクロスト−クを低減可能なP2O5−
ZnO−Na2O−SnO−(Li2O−Na2O−K
2O)−(MgO−CaO−SrO−BaO)−Al2O
3系ガラスである無鉛ガラス(特開平8−301631
号公報)が知られている。
低熱膨張係数を有し、さらにPbOを添加することで低
軟化点を示すホウ珪酸系ガラスであるホウ珪酸鉛ガラス
(特開平3−170346号公報)。低軟化温度を有
し、耐イオン放電衝撃性が高く、無鉛化であるB2O3−
V2O5−ZnO−Na2O−SiO2−Al2O3−ZrO
2系ガラスである無鉛ガラス(特開昭48−43007
号公報)。および得られるPDP隔壁の比誘電率が7〜
10であり、表示のクロスト−クを低減可能なP2O5−
ZnO−Na2O−SnO−(Li2O−Na2O−K
2O)−(MgO−CaO−SrO−BaO)−Al2O
3系ガラスである無鉛ガラス(特開平8−301631
号公報)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の特
開平3−170346号公報に示されたホウ珪酸鉛ガラ
スでは、PbOを含むため、ガラスの比重が大きく、P
DPにおけるガラス含有層(白色絶縁体層や透明誘電体
層、隔壁等)の重量が重くなり、パネルの軽量化に不向
きである。また環境汚染の原因となり得るし、隔壁とし
た場合、比誘電率が10〜12と高く電気信号が近隣の
配線に漏洩し、画像にクロスト−クが生じ易い問題点が
あった。上記従来の特開昭48−43007号公報に示
された耐イオン放電衝撃性低軟化温度無鉛ガラスでは、
V2O5を含むため、茶色に着色され、反射率が低下する
不具合があった。また上記従来の特開平8−30163
1号公報に示された無鉛ガラスでは、P 2O5を含むた
め、耐水性が悪い問題点があった。また特開平8−30
1631号公報に示されたプラズマディスプレイでは、
ガラスの熱膨張係数がガラス基板に対して大きいので、
熱膨張係数をガラス基板と整合させるために、セラミッ
クフィラ−を多量に添加しなければならず、焼成後の構
造が多孔質になり、強度が低下し放電特性も低下する問
題点があった。本発明の目的は、PDPのガラス基板に
反りを発生させず、かつPDPの画像にクロスト−クを
発生させずに、反射率を向上できるガラス組成物および
ガラス・セラミック混合体、それを用いたペ−スト、グ
リ−ンシ−ト、絶縁体、PDP用隔壁およびPDPを提
供することである。本発明の別の目的は、強度および放
電特性を低下させずに、熱膨張係数を低くして熱膨張係
数をPDPガラス基板と整合させることができ、かつガ
ラス基板より軟化点を低くできるガラス組成物およびガ
ラス・セラミック混合体、それを用いたペ−スト、グリ
−ンシ−ト、絶縁体、PDP用隔壁およびPDPを提供
することである。
開平3−170346号公報に示されたホウ珪酸鉛ガラ
スでは、PbOを含むため、ガラスの比重が大きく、P
DPにおけるガラス含有層(白色絶縁体層や透明誘電体
層、隔壁等)の重量が重くなり、パネルの軽量化に不向
きである。また環境汚染の原因となり得るし、隔壁とし
た場合、比誘電率が10〜12と高く電気信号が近隣の
配線に漏洩し、画像にクロスト−クが生じ易い問題点が
あった。上記従来の特開昭48−43007号公報に示
された耐イオン放電衝撃性低軟化温度無鉛ガラスでは、
V2O5を含むため、茶色に着色され、反射率が低下する
不具合があった。また上記従来の特開平8−30163
1号公報に示された無鉛ガラスでは、P 2O5を含むた
め、耐水性が悪い問題点があった。また特開平8−30
1631号公報に示されたプラズマディスプレイでは、
ガラスの熱膨張係数がガラス基板に対して大きいので、
熱膨張係数をガラス基板と整合させるために、セラミッ
クフィラ−を多量に添加しなければならず、焼成後の構
造が多孔質になり、強度が低下し放電特性も低下する問
題点があった。本発明の目的は、PDPのガラス基板に
反りを発生させず、かつPDPの画像にクロスト−クを
発生させずに、反射率を向上できるガラス組成物および
ガラス・セラミック混合体、それを用いたペ−スト、グ
リ−ンシ−ト、絶縁体、PDP用隔壁およびPDPを提
供することである。本発明の別の目的は、強度および放
電特性を低下させずに、熱膨張係数を低くして熱膨張係
数をPDPガラス基板と整合させることができ、かつガ
ラス基板より軟化点を低くできるガラス組成物およびガ
ラス・セラミック混合体、それを用いたペ−スト、グリ
−ンシ−ト、絶縁体、PDP用隔壁およびPDPを提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、ガラス成分として、SiO20〜40モル%と、B2
O310〜60モル%と、MgO、CaO、SrO及び
BaOからなる群より選ばれた1種または2種以上のア
ルカリ土類酸化物10〜50モル%と、Li2O、Na2
O、及びK2Oからなる群より選ばれた1種または2種
以上の5〜50モル%と、BaF2、CaF2、Sr
F2、MgF2およびAlF3からなる群より選ばれた1
種または2種以上のフッ化物0〜10モル%とを含むガ
ラス組成物からなる。この請求項1に記載されたガラス
組成物では、ガラス成分を上記範囲内で夫々混合する
と、焼成温度が低くなって、軟化点も低くなる。更にア
ルカリ酸化物を添加することにより、焼成温度、軟化点
をより低くすることができる(600℃以下)。PDP
における白色絶縁層や隔壁を形成する際、600℃以下
の焼成条件でガラスが軟化し、パネル用ガラス基板やフ
ィラ−等の粒子と融着する。また上記ガラス成分に密度
の大きいPb成分を含まないため、重量を軽減でき、パ
ネルの軽量化が可能となり、またP2O5を含まないため
耐水性も向上するし、環境を汚染することもない。請求
項2に係わる発明は、セラミックフィラ−物として、ジ
ルコン、アルミナ、チタニア、コ−ディエライト、ムラ
イト、β−ユ−クリプタイト、スポジュ−メン、アノ−
サイト、セルシアン、フォルステライト、チタン酸アル
ミニウムからなる群より選ばれた1種または2種以上の
セラミックフィラ−物と請求項1記載のガラス組成物と
を含むガラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体
からなる。請求項2に係わる発明においては、請求項1
に記載したガラス組成物に、上記セラミックフィラ−を
添加・混合することにより、熱膨張係数を調整すること
により、ガラス基板との整合性が向上し、強度も高く、
反り発生もなく、反射率を向上せしめPDPの画像での
クロススト−クの発生を防止することが出来る。請求項
3に係わる発明は、請求項1記載のガラス組成物、もし
くは請求項2記載のガラス組成物とセラミックフィラ−
物との混合体と、高分子樹脂と、溶剤からなるペ−スト
である。請求項4に係わる発明は、請求項1記載のガラ
ス組成物、もしくは請求項2記載のガラス組成物とセラ
ミックフィラ−物との混合体と、高分子樹脂と、溶剤か
らなるグリ−ンシ−トである。請求項5に係わる発明
は、請求項1記載のガラス組成物、もしくは請求項2記
載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体を
焼成して形成された絶縁体であって、ガラスの軟化点が
低いので、絶縁体の焼成温度を低くすることが出来る。
またセラミックフィラ−の添加によって反射率の高い絶
縁体を得ることが出来る。請求項6に係わる発明は、請
求項1記載のガラス組成物、もしくは請求項2記載のガ
ラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体を焼成し
て形成されたPDP用隔壁である。請求項7に係わる発
明は、請求項1記載のガラス組成物、もしくは請求項2
記載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体
を焼成して形成されたPDPである。
は、ガラス成分として、SiO20〜40モル%と、B2
O310〜60モル%と、MgO、CaO、SrO及び
BaOからなる群より選ばれた1種または2種以上のア
ルカリ土類酸化物10〜50モル%と、Li2O、Na2
O、及びK2Oからなる群より選ばれた1種または2種
以上の5〜50モル%と、BaF2、CaF2、Sr
F2、MgF2およびAlF3からなる群より選ばれた1
種または2種以上のフッ化物0〜10モル%とを含むガ
ラス組成物からなる。この請求項1に記載されたガラス
組成物では、ガラス成分を上記範囲内で夫々混合する
と、焼成温度が低くなって、軟化点も低くなる。更にア
ルカリ酸化物を添加することにより、焼成温度、軟化点
をより低くすることができる(600℃以下)。PDP
における白色絶縁層や隔壁を形成する際、600℃以下
の焼成条件でガラスが軟化し、パネル用ガラス基板やフ
ィラ−等の粒子と融着する。また上記ガラス成分に密度
の大きいPb成分を含まないため、重量を軽減でき、パ
ネルの軽量化が可能となり、またP2O5を含まないため
耐水性も向上するし、環境を汚染することもない。請求
項2に係わる発明は、セラミックフィラ−物として、ジ
ルコン、アルミナ、チタニア、コ−ディエライト、ムラ
イト、β−ユ−クリプタイト、スポジュ−メン、アノ−
サイト、セルシアン、フォルステライト、チタン酸アル
ミニウムからなる群より選ばれた1種または2種以上の
セラミックフィラ−物と請求項1記載のガラス組成物と
を含むガラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体
からなる。請求項2に係わる発明においては、請求項1
に記載したガラス組成物に、上記セラミックフィラ−を
添加・混合することにより、熱膨張係数を調整すること
により、ガラス基板との整合性が向上し、強度も高く、
反り発生もなく、反射率を向上せしめPDPの画像での
クロススト−クの発生を防止することが出来る。請求項
3に係わる発明は、請求項1記載のガラス組成物、もし
くは請求項2記載のガラス組成物とセラミックフィラ−
物との混合体と、高分子樹脂と、溶剤からなるペ−スト
である。請求項4に係わる発明は、請求項1記載のガラ
ス組成物、もしくは請求項2記載のガラス組成物とセラ
ミックフィラ−物との混合体と、高分子樹脂と、溶剤か
らなるグリ−ンシ−トである。請求項5に係わる発明
は、請求項1記載のガラス組成物、もしくは請求項2記
載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体を
焼成して形成された絶縁体であって、ガラスの軟化点が
低いので、絶縁体の焼成温度を低くすることが出来る。
またセラミックフィラ−の添加によって反射率の高い絶
縁体を得ることが出来る。請求項6に係わる発明は、請
求項1記載のガラス組成物、もしくは請求項2記載のガ
ラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体を焼成し
て形成されたPDP用隔壁である。請求項7に係わる発
明は、請求項1記載のガラス組成物、もしくは請求項2
記載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との混合体
を焼成して形成されたPDPである。
【0005】この請求項6に記載されたPDP用隔壁ま
たは請求項7に記載されたPDPでは、上記ガラス組成
物、もしくはガラス組成物とセラミックフィラ−との混
合物に有機バインダを含むセラミックグリ−ンシ−トを
焼成することにより、上記PDP用隔壁またはPDPに
なる。或いはガラス組成物、セラミックフィラ−および
有機バインダに有機溶媒を加えて、ペ−スト化しスクリ
−ン印刷したのち、乾燥後セラミックグリ−ン層を焼成
することにより、PDP用隔壁またはPDPが形成でき
る。この時の焼成温度はガラス基板の軟化点より100
℃以上低いため、ガラス基板に反り等は生じない。また
上記PDP用隔壁またはPDPの熱膨張係数はガラス基
板の熱膨張係数と概略同一になるため、ガラス基板の反
りを更に制御できる。上記隔壁またはPDPの比誘電率
が4〜7程度と比較的小さくなるので、電気信号が近隣
の配線に漏洩することはなく、画像にクロスト−クが発
生しない。更にガラス成分へのセラミックフィラ−成分
の添加量は比較的少量で済むので、焼成後の強度および
放電特性が低下することもない。
たは請求項7に記載されたPDPでは、上記ガラス組成
物、もしくはガラス組成物とセラミックフィラ−との混
合物に有機バインダを含むセラミックグリ−ンシ−トを
焼成することにより、上記PDP用隔壁またはPDPに
なる。或いはガラス組成物、セラミックフィラ−および
有機バインダに有機溶媒を加えて、ペ−スト化しスクリ
−ン印刷したのち、乾燥後セラミックグリ−ン層を焼成
することにより、PDP用隔壁またはPDPが形成でき
る。この時の焼成温度はガラス基板の軟化点より100
℃以上低いため、ガラス基板に反り等は生じない。また
上記PDP用隔壁またはPDPの熱膨張係数はガラス基
板の熱膨張係数と概略同一になるため、ガラス基板の反
りを更に制御できる。上記隔壁またはPDPの比誘電率
が4〜7程度と比較的小さくなるので、電気信号が近隣
の配線に漏洩することはなく、画像にクロスト−クが発
生しない。更にガラス成分へのセラミックフィラ−成分
の添加量は比較的少量で済むので、焼成後の強度および
放電特性が低下することもない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳し
く説明する。本発明のガラス組成物の例としては、アル
カリ土類金属(M)として、Mg、Ca、Sr、Baの
内の少なくとも1種類を、アルカリ金属(M′)とし
て、L、Na、Kの内の少なくとも1種類を選び、アル
カリ土類金属塩(例えば、CaCO3やCaSO4等)と
アルカリ土類フッ化物(例えば、MgF2やCaF2等)
とホウ酸(H3BO3)とSiO2とアルカリ金属塩(例
えば、Li2CO3やLi2SO4等)の粉末を、酸化物お
よびフッ化物換算で、MO:10〜50モル%,MF:
0〜10モル%,B2O3:10〜60モル%,Si
O2:0〜40モル%,M′O:5〜50モル%の比で
秤量し、各粉末をボ−ルミル等を用いて0.5〜6時間
混合した後、その混合粉末を白金るつぼ等に投入し、9
00〜1200℃で1〜6時間保持した後、その急冷物
を粉砕し、200メッシュ以上のメッシュ数の篩いを用
いて分級を行うことによりガラス組成物を得る。上記ガ
ラス組成物において、SiO2を0〜40モル%の範囲
に限定したのは、40モル%を超えると、ガラスの軟化
点が上昇し、焼成温度600℃でも軟化・融着しないか
らであり、SiO2は10〜30モル%であることが更
に好ましい。B2O3を10〜60モル%の範囲に限定し
たのは、10モル%未満では、ガラスにならず軟化点も
高い不具合があり、60モル%を超えると、耐水性が悪
い不具合があるからであり、B2O3は20〜50モル%
であることが更に好ましい。またZnOを15〜45モ
ル%の範囲に限定したのは、15モル%未満では、軟化
点が高い不具合があり、45モル%を超えても軟化点が
高い不具合があり、ZnOは20〜40モル%であるこ
とが更に好ましい。またMgO、CaO、SrO、およ
びBaOからなる群より選ばれた1種または2種以上の
アルカリ土類酸化物を10〜50モル%の範囲に限定し
たのは、10モル%未満では、軟化点が高い不具合があ
り、50モル%を超えるとガラスにならない不具合があ
るからであり、この酸化物は20〜40モル%であるこ
とが更に好ましい。更にNa2O、K2O、Li2Oから
なる群より選ばれた1種または2種以上のアルカリ酸化
物の含有量を5〜50モル%と限定したのは、5モル%
以下では軟化点が高い不具合があり、50モル%を超え
ると、熱膨張係数が非常に高くなるので、その値を5〜
50モル%に定めた。またBaF2、CaF2、Sr
F2、MgF2およびAlF3からなる群より選ばれた1
種または2種以上のフッ化物を0〜10モル%の範囲に
限定したのは、10モル%を超えると熱膨張係数が高く
なる不具合があるからであり、このフッ化物は0.5〜
10モル%であることが更に好ましい。また前述の混合
体において使用されるセラミックフィラ−の例として
は、200メッシュ以上のメッシュ数の篩いを用いて分
級したジルコン、アルミナ、チタニア、コ−ディエライ
ト、ムライト、β−ユ−クリプタイト、スポジュ−メ
ン、アノ−サイト、セルシアン、フォルステライト、チ
タン酸アルミニウムの内の少なくとも1種類を含む酸化
物からなる粉末と上記ガラス組成物とをボ−ルミル等を
用いて1〜24時間混合して得る。
く説明する。本発明のガラス組成物の例としては、アル
カリ土類金属(M)として、Mg、Ca、Sr、Baの
内の少なくとも1種類を、アルカリ金属(M′)とし
て、L、Na、Kの内の少なくとも1種類を選び、アル
カリ土類金属塩(例えば、CaCO3やCaSO4等)と
アルカリ土類フッ化物(例えば、MgF2やCaF2等)
とホウ酸(H3BO3)とSiO2とアルカリ金属塩(例
えば、Li2CO3やLi2SO4等)の粉末を、酸化物お
よびフッ化物換算で、MO:10〜50モル%,MF:
0〜10モル%,B2O3:10〜60モル%,Si
O2:0〜40モル%,M′O:5〜50モル%の比で
秤量し、各粉末をボ−ルミル等を用いて0.5〜6時間
混合した後、その混合粉末を白金るつぼ等に投入し、9
00〜1200℃で1〜6時間保持した後、その急冷物
を粉砕し、200メッシュ以上のメッシュ数の篩いを用
いて分級を行うことによりガラス組成物を得る。上記ガ
ラス組成物において、SiO2を0〜40モル%の範囲
に限定したのは、40モル%を超えると、ガラスの軟化
点が上昇し、焼成温度600℃でも軟化・融着しないか
らであり、SiO2は10〜30モル%であることが更
に好ましい。B2O3を10〜60モル%の範囲に限定し
たのは、10モル%未満では、ガラスにならず軟化点も
高い不具合があり、60モル%を超えると、耐水性が悪
い不具合があるからであり、B2O3は20〜50モル%
であることが更に好ましい。またZnOを15〜45モ
ル%の範囲に限定したのは、15モル%未満では、軟化
点が高い不具合があり、45モル%を超えても軟化点が
高い不具合があり、ZnOは20〜40モル%であるこ
とが更に好ましい。またMgO、CaO、SrO、およ
びBaOからなる群より選ばれた1種または2種以上の
アルカリ土類酸化物を10〜50モル%の範囲に限定し
たのは、10モル%未満では、軟化点が高い不具合があ
り、50モル%を超えるとガラスにならない不具合があ
るからであり、この酸化物は20〜40モル%であるこ
とが更に好ましい。更にNa2O、K2O、Li2Oから
なる群より選ばれた1種または2種以上のアルカリ酸化
物の含有量を5〜50モル%と限定したのは、5モル%
以下では軟化点が高い不具合があり、50モル%を超え
ると、熱膨張係数が非常に高くなるので、その値を5〜
50モル%に定めた。またBaF2、CaF2、Sr
F2、MgF2およびAlF3からなる群より選ばれた1
種または2種以上のフッ化物を0〜10モル%の範囲に
限定したのは、10モル%を超えると熱膨張係数が高く
なる不具合があるからであり、このフッ化物は0.5〜
10モル%であることが更に好ましい。また前述の混合
体において使用されるセラミックフィラ−の例として
は、200メッシュ以上のメッシュ数の篩いを用いて分
級したジルコン、アルミナ、チタニア、コ−ディエライ
ト、ムライト、β−ユ−クリプタイト、スポジュ−メ
ン、アノ−サイト、セルシアン、フォルステライト、チ
タン酸アルミニウムの内の少なくとも1種類を含む酸化
物からなる粉末と上記ガラス組成物とをボ−ルミル等を
用いて1〜24時間混合して得る。
【0007】本発明のペ−ストは、上述のガラス組成
物、またはガラス組成物とセラミックフィラ−物との混
合体に対して、エチルセルロ−スやアクリル樹脂等の高
分子樹脂とα−テルピオ−ルやブチルカルビト−ルアセ
テ−ト等の溶剤を添加し、三本ロ−ル等で充分混練を行
い得る。本発明の実施の形態では、上記せるペ−ストの
各成分の配合比は、ガラス組成物およびセラミックフィ
ラ−を30〜70重量%、有機バインダを15〜3重量
%、溶媒を55〜27重量%であることが好ましい。溶
媒は常温での揮発性が比較的小さい有機溶媒であること
が必要であり、タ−ピネオ−ル、ブチルカルビト−ルア
セテ−トまたはエ−テル等が挙げられる。ペ−ストをこ
のように構成することにより所定の粘度を有するペ−ス
トを得ることが出来る。ペ−ストをこのように配合する
ことにより、粘度が1000〜500,000cpsの
ペ−ストを得ることが出来、隔壁を形成した場合、基板
上に形成された隔壁のだれを抑制して隔壁を精度良く形
成する。なお、ペ−ストの粘度は、5,000〜50
0,000cpsが好ましく、10,000〜300,
000cpsが更に好ましい。
物、またはガラス組成物とセラミックフィラ−物との混
合体に対して、エチルセルロ−スやアクリル樹脂等の高
分子樹脂とα−テルピオ−ルやブチルカルビト−ルアセ
テ−ト等の溶剤を添加し、三本ロ−ル等で充分混練を行
い得る。本発明の実施の形態では、上記せるペ−ストの
各成分の配合比は、ガラス組成物およびセラミックフィ
ラ−を30〜70重量%、有機バインダを15〜3重量
%、溶媒を55〜27重量%であることが好ましい。溶
媒は常温での揮発性が比較的小さい有機溶媒であること
が必要であり、タ−ピネオ−ル、ブチルカルビト−ルア
セテ−トまたはエ−テル等が挙げられる。ペ−ストをこ
のように構成することにより所定の粘度を有するペ−ス
トを得ることが出来る。ペ−ストをこのように配合する
ことにより、粘度が1000〜500,000cpsの
ペ−ストを得ることが出来、隔壁を形成した場合、基板
上に形成された隔壁のだれを抑制して隔壁を精度良く形
成する。なお、ペ−ストの粘度は、5,000〜50
0,000cpsが好ましく、10,000〜300,
000cpsが更に好ましい。
【0008】本発明のグリ−ンシ−トは、一般に、上述
のガラス組成物、またはガラス組成物とセラミックフィ
ラ−物との混合体の粉末を用いたプレス成形法、または
上記粉末にペ−スト同様の有機バインダ、有機溶媒を加
え、これをドクタ−ブレ−ド法、押出成形法、射出成形
法等により成形することにより得ることが出来る。
のガラス組成物、またはガラス組成物とセラミックフィ
ラ−物との混合体の粉末を用いたプレス成形法、または
上記粉末にペ−スト同様の有機バインダ、有機溶媒を加
え、これをドクタ−ブレ−ド法、押出成形法、射出成形
法等により成形することにより得ることが出来る。
【0009】本発明の絶縁体は、通常上記ペ−ストを用
いたスクリ−ン印刷法により得られる成形体を焼結する
か、または上記グリ−ンシ−トを焼結することにより得
られる。
いたスクリ−ン印刷法により得られる成形体を焼結する
か、または上記グリ−ンシ−トを焼結することにより得
られる。
【0010】本発明の実施の形態としてのPDP用隔壁
(セラミックリブ)は、上記ガラス組成物を焼成するこ
とにより形成される。このセラミックリブの第1の実施
の形態の形成方法を図1、2に基づいて説明する。先
ず、ガラス基板10の表面にセラミックペ−ストを塗布
して形成されたセラミックペ−スト膜11に対してくし
歯12bを有するブレ−ド12のエッジ12aをガラス
基板10表面に接触させた状態で、ブレ−ド12又はガ
ラス基板10を一定方向に移動することによりガラス基
板10表面にセラミッツクキャピラリリブ13を形成す
る。セラミックペ−ストは上記ガラス組成物とセラミッ
クフィラ−物と有機バインダ−と溶媒とを含み、またセ
ラミッツクキャピラリとは、ガラス粉末(ガラス成分)
とセラミックフィラ−粉末(セラミックフィラ−成分)
と有機バインダ(バインダ成分)と溶媒とを含むペ−ス
トを塗布した後の大部分の有機バインダと溶媒とが残存
している状態をいう。
(セラミックリブ)は、上記ガラス組成物を焼成するこ
とにより形成される。このセラミックリブの第1の実施
の形態の形成方法を図1、2に基づいて説明する。先
ず、ガラス基板10の表面にセラミックペ−ストを塗布
して形成されたセラミックペ−スト膜11に対してくし
歯12bを有するブレ−ド12のエッジ12aをガラス
基板10表面に接触させた状態で、ブレ−ド12又はガ
ラス基板10を一定方向に移動することによりガラス基
板10表面にセラミッツクキャピラリリブ13を形成す
る。セラミックペ−ストは上記ガラス組成物とセラミッ
クフィラ−物と有機バインダ−と溶媒とを含み、またセ
ラミッツクキャピラリとは、ガラス粉末(ガラス成分)
とセラミックフィラ−粉末(セラミックフィラ−成分)
と有機バインダ(バインダ成分)と溶媒とを含むペ−ス
トを塗布した後の大部分の有機バインダと溶媒とが残存
している状態をいう。
【0011】セラミックフィラ−粉末は、ガラス粉末の
容積に対して60容積%以下であることが好ましい。セ
ラミックフィラ−粉末が60容積%以上になるとリブ1
3が多孔質になり好ましくないからである。なお、ガラ
ス粉末及びセラミックフィラ−粉末の粒径は夫々0.1
〜30μmであることが好ましい。ガラス粉末及びセラ
ミックフィラ−粉末の粒径を0.1〜30μmの範囲に
限定したのは、0.1μm未満では凝集し易く、その取
り扱いが煩わしくなり、30μmを越えると後述するブ
レ−ド12の移動時に所望のリブ13が形成出来なくな
るからである。
容積に対して60容積%以下であることが好ましい。セ
ラミックフィラ−粉末が60容積%以上になるとリブ1
3が多孔質になり好ましくないからである。なお、ガラ
ス粉末及びセラミックフィラ−粉末の粒径は夫々0.1
〜30μmであることが好ましい。ガラス粉末及びセラ
ミックフィラ−粉末の粒径を0.1〜30μmの範囲に
限定したのは、0.1μm未満では凝集し易く、その取
り扱いが煩わしくなり、30μmを越えると後述するブ
レ−ド12の移動時に所望のリブ13が形成出来なくな
るからである。
【0012】ペ−ストの各成分の配合比は、ガラス粉末
及びセラミックフィラ−粉末を30〜70重量%、有機
バインダを3〜15重量%、溶媒を27〜55重量%で
あることが好ましい。溶媒は常温での揮発性が比較的小
さい有機溶媒であることが必要であり、タ−ピネオ−
ル、ブチルカルビト−ル、アセテ−ト又はエ−テル等が
挙げられる。ペ−ストをこのように構成することにより
所定の粘度を有するペ−ストを得ることができ、ガラス
基板10上に形成されたセラミックキャピラリリブ13
のだれを抑制して焼成することによりセラミックリブを
精度良く形成することができる。
及びセラミックフィラ−粉末を30〜70重量%、有機
バインダを3〜15重量%、溶媒を27〜55重量%で
あることが好ましい。溶媒は常温での揮発性が比較的小
さい有機溶媒であることが必要であり、タ−ピネオ−
ル、ブチルカルビト−ル、アセテ−ト又はエ−テル等が
挙げられる。ペ−ストをこのように構成することにより
所定の粘度を有するペ−ストを得ることができ、ガラス
基板10上に形成されたセラミックキャピラリリブ13
のだれを抑制して焼成することによりセラミックリブを
精度良く形成することができる。
【0013】ペ−ストのガラス基板10表面への塗布
は、スクリ−ン印刷法、デイップ法またはドクタブレ−
ド法等の既存の手段により行われる。図1示す様に、ペ
−スト膜11の形成されたガラス基板10表面に接触さ
せるブレ−ド12には、複数のくし歯12bが等間隔に
かつ同一方向に形成される。このブレ−ド12はペ−ス
トとの反応たペ−ストに溶解されることのない金属、セ
ラミック又はプラスチック等により作られ、特に、寸法
精度、耐久性の観点からセラミック若しくはFe、N
i、Co基の合金が好ましい。夫々のくし歯12bの間
の間隔は、このブレ−ド12により形成されるセラミッ
クキャピラリリブ13の断面形状に相応して形成され
る。
は、スクリ−ン印刷法、デイップ法またはドクタブレ−
ド法等の既存の手段により行われる。図1示す様に、ペ
−スト膜11の形成されたガラス基板10表面に接触さ
せるブレ−ド12には、複数のくし歯12bが等間隔に
かつ同一方向に形成される。このブレ−ド12はペ−ス
トとの反応たペ−ストに溶解されることのない金属、セ
ラミック又はプラスチック等により作られ、特に、寸法
精度、耐久性の観点からセラミック若しくはFe、N
i、Co基の合金が好ましい。夫々のくし歯12bの間
の間隔は、このブレ−ド12により形成されるセラミッ
クキャピラリリブ13の断面形状に相応して形成され
る。
【0014】このように構成されたブレ−ド12による
セラミックキャピラリリブ13の形成は、ブレ−ド12
のエッジ12aをペ−スト膜11を形成したガラス基板
10表面に接触させた状態で、ガラス基板10を固定し
て図1の実線矢印で示すようにブレ−ド12を一定方向
に移動するか、又はブレ−ド12を固定して図1の破線
矢印で示すようにガラス基板10を一定方向に移動させ
ることにより行われる。
セラミックキャピラリリブ13の形成は、ブレ−ド12
のエッジ12aをペ−スト膜11を形成したガラス基板
10表面に接触させた状態で、ガラス基板10を固定し
て図1の実線矢印で示すようにブレ−ド12を一定方向
に移動するか、又はブレ−ド12を固定して図1の破線
矢印で示すようにガラス基板10を一定方向に移動させ
ることにより行われる。
【0015】この移動によりガラス基板10表面に塗布
されたペ−ストのブレ−ド12のくし歯12bに対応す
る箇所は、くし歯12bの間の隙間に移動するか若しく
は掃き取られ、こし歯12bの間の隙間に位置するペ−
ストのみが、ガラス基板10上に残存してガラス基板1
0表面にセラミックキャピラリリブ13が形成される。
くし歯の溝の深さがペ−スト膜11の厚さより大きい場
合にはブレ−ド12一定方向にガラス基板10上を移動
するときに掃き取られたペ−ストが溝に入り込みペ−ス
ト膜11の厚さ以上の高さを有するセラミックキャピラ
リリブ13を形成できる。
されたペ−ストのブレ−ド12のくし歯12bに対応す
る箇所は、くし歯12bの間の隙間に移動するか若しく
は掃き取られ、こし歯12bの間の隙間に位置するペ−
ストのみが、ガラス基板10上に残存してガラス基板1
0表面にセラミックキャピラリリブ13が形成される。
くし歯の溝の深さがペ−スト膜11の厚さより大きい場
合にはブレ−ド12一定方向にガラス基板10上を移動
するときに掃き取られたペ−ストが溝に入り込みペ−ス
ト膜11の厚さ以上の高さを有するセラミックキャピラ
リリブ13を形成できる。
【0016】このようにして形成されたセラミックキャ
ピラリリブ13は、その後乾燥されてセラミックグリ−
ンリブ(図示せず)になり、更に脱バインダのため加熱
され、引き続いて焼成することにより図2示すセラミッ
クリブ14になる。
ピラリリブ13は、その後乾燥されてセラミックグリ−
ンリブ(図示せず)になり、更に脱バインダのため加熱
され、引き続いて焼成することにより図2示すセラミッ
クリブ14になる。
【0017】図3及び図4に、本発明のセラミックリブ
(PDP隔壁)の第2の実施の形態を示す。図3及び図
4において図1及び図2と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、図3に示す様に、ガラス基板10
表面に上記ペ−ストを塗布して形成されたペ−スト膜1
1に対して、くし歯12bを有するブレ−ド12aをガ
ラス基板10表面から所定の高さ浮上した状態でブレ−
ド12又はガラス基板10を一定方向に移動することに
より、ガラス基板10表面にセラミックキャピラリ層2
1が形成され、このセラミックキャピラリ層21及びセ
ラミックキャピラリリブ23は乾燥されてセラミックグ
リ−ン層及びセラミックグリ−ンリブになり、更に脱バ
インダのため加熱され、引き続いて焼成されることによ
り、図4に示すガラス基板10上に形成された絶縁層2
2と、この絶縁層22上に形成されたセラミックリブ2
4となる。
(PDP隔壁)の第2の実施の形態を示す。図3及び図
4において図1及び図2と同一符号は同一部品を示す。
この実施の形態では、図3に示す様に、ガラス基板10
表面に上記ペ−ストを塗布して形成されたペ−スト膜1
1に対して、くし歯12bを有するブレ−ド12aをガ
ラス基板10表面から所定の高さ浮上した状態でブレ−
ド12又はガラス基板10を一定方向に移動することに
より、ガラス基板10表面にセラミックキャピラリ層2
1が形成され、このセラミックキャピラリ層21及びセ
ラミックキャピラリリブ23は乾燥されてセラミックグ
リ−ン層及びセラミックグリ−ンリブになり、更に脱バ
インダのため加熱され、引き続いて焼成されることによ
り、図4に示すガラス基板10上に形成された絶縁層2
2と、この絶縁層22上に形成されたセラミックリブ2
4となる。
【0018】また、本発明の第3の実施の形態として、
次の方法がある(図5参照)。 (1)先ず、ガラス等の基板上に、前述のペ−ストを用
いたスクリ−ン印刷法によりベタ膜を成形し、 (2)印刷を行なった基板を、100〜200℃の温度
で、10〜30分間乾燥した後、300〜400℃の温
度で、0.5〜3時間仮焼結を行い、 (3)仮焼結を行った膜表面にラミネ−タ−を用いて、
感光性ドライフィルレジスト(DFR)を積層した後、
DFR上にフィルムマスクを置き、中心波長254nm
の紫外線を照射し、露光を行い、 (4)次いで、露光を行った基板に対し、濃度が0.1
〜5%のNa2CO3水溶液を噴霧し、未露光部を除去
し、現像を行い、 (5)現像を行なったDFRパタ−ン付き基板に対し、
アルミナ粉末等の砥石を用いてサンドブラストを行い、
DFRが形成されていない部分の印刷膜を除去する、 (6)最後に、温度500〜600℃で0.1〜2時間
焼成を行うことにより形成される。
次の方法がある(図5参照)。 (1)先ず、ガラス等の基板上に、前述のペ−ストを用
いたスクリ−ン印刷法によりベタ膜を成形し、 (2)印刷を行なった基板を、100〜200℃の温度
で、10〜30分間乾燥した後、300〜400℃の温
度で、0.5〜3時間仮焼結を行い、 (3)仮焼結を行った膜表面にラミネ−タ−を用いて、
感光性ドライフィルレジスト(DFR)を積層した後、
DFR上にフィルムマスクを置き、中心波長254nm
の紫外線を照射し、露光を行い、 (4)次いで、露光を行った基板に対し、濃度が0.1
〜5%のNa2CO3水溶液を噴霧し、未露光部を除去
し、現像を行い、 (5)現像を行なったDFRパタ−ン付き基板に対し、
アルミナ粉末等の砥石を用いてサンドブラストを行い、
DFRが形成されていない部分の印刷膜を除去する、 (6)最後に、温度500〜600℃で0.1〜2時間
焼成を行うことにより形成される。
【0019】また、本発明のPDP(AC型プラズマデ
ィスプレイパネルにおける背面板形成の例)としては、 (1)先ず、ガラス等の基板上にAg等の導電ペ−スト
をスクリ−ン印刷法により、50〜200μm幅のパタ
−ンを形成し、温度100〜200℃で10〜30分間
乾燥した後、温度500〜600℃で0.1〜1時間焼
成し、 (2)アドレス電極を形成する。 アドレス電極を形成
した基板上に前述の方法で得られたガラスペ−ストを用
いて、スクリ−ン印刷法を行い、ベタ膜を成形する。 (3)印刷を行った基板を100〜150℃の温度で1
0〜30分間乾燥した後、500〜600℃の温度で
0.5〜3時間焼成を行い、白色絶縁層を形成する。 (4)白色絶縁層を形成した基板上に前述の方法により
得たガラスペ−ストを用いて、スクリ−ン印刷法を行
い、ベタ膜を成形する。 (5)印刷を行った基板を100〜200℃の温度で1
0〜30分間乾燥した後、300〜400℃の温度で
0.5〜3時間仮焼成を行う。 (6)仮焼成を行った膜表面にラミネ−タ−を用いて感
光性ドライフィルムレジスト(DFR)を積層した後、
DFR上にフィルムマスクを置き、中心波長254nm
の紫外線を照射し、露光を行う。 (7)露光を行った基板に対し、濃度が0.1〜5%の
Na2O3水溶液を噴霧し、未露光部を除去し、現像を行
う。 (8)現像を行ったDFRパタ−ン付き基板に対し、ア
ルミナ粉末等の砥粒を用いてサンドブラストを行い、D
FRが形成されていない部分の印刷膜を除去する。 (9)基板を温度500〜600℃の温度で0.1〜2
時間焼成を行い、隔壁を形成する。 (10)隔壁内に紫外光により赤色、または緑色、青色
を発光する蛍光体粉末からなるペ−ストを用いて、夫々
スクリ−ン印刷法により落とし込み印刷を行い形成す
る。
ィスプレイパネルにおける背面板形成の例)としては、 (1)先ず、ガラス等の基板上にAg等の導電ペ−スト
をスクリ−ン印刷法により、50〜200μm幅のパタ
−ンを形成し、温度100〜200℃で10〜30分間
乾燥した後、温度500〜600℃で0.1〜1時間焼
成し、 (2)アドレス電極を形成する。 アドレス電極を形成
した基板上に前述の方法で得られたガラスペ−ストを用
いて、スクリ−ン印刷法を行い、ベタ膜を成形する。 (3)印刷を行った基板を100〜150℃の温度で1
0〜30分間乾燥した後、500〜600℃の温度で
0.5〜3時間焼成を行い、白色絶縁層を形成する。 (4)白色絶縁層を形成した基板上に前述の方法により
得たガラスペ−ストを用いて、スクリ−ン印刷法を行
い、ベタ膜を成形する。 (5)印刷を行った基板を100〜200℃の温度で1
0〜30分間乾燥した後、300〜400℃の温度で
0.5〜3時間仮焼成を行う。 (6)仮焼成を行った膜表面にラミネ−タ−を用いて感
光性ドライフィルムレジスト(DFR)を積層した後、
DFR上にフィルムマスクを置き、中心波長254nm
の紫外線を照射し、露光を行う。 (7)露光を行った基板に対し、濃度が0.1〜5%の
Na2O3水溶液を噴霧し、未露光部を除去し、現像を行
う。 (8)現像を行ったDFRパタ−ン付き基板に対し、ア
ルミナ粉末等の砥粒を用いてサンドブラストを行い、D
FRが形成されていない部分の印刷膜を除去する。 (9)基板を温度500〜600℃の温度で0.1〜2
時間焼成を行い、隔壁を形成する。 (10)隔壁内に紫外光により赤色、または緑色、青色
を発光する蛍光体粉末からなるペ−ストを用いて、夫々
スクリ−ン印刷法により落とし込み印刷を行い形成す
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例と共に詳しく
説明する。 [実施例1]SiO2を20モル%と、B2O3を30モ
ル%と、BaOを25モル%とLi2Oを20モル%と
MgF2を5モル%とを含むガラス粉末(ガラス組成
物)を70重量%用意し、セラミックフィラ−として平
均粒径5.0μmのβユ−クリプタイト粉末を20重量
%用意し、両者を十分に混合した。上記ガラス粉末の原
材料としては具体的には、B2O3としてH3BO3、Zn
Oはそのまま、BaOとしてBaCO3、Li2Oとして
はLi2CO3を、MgF2はそのままを夫々所定の成分
になるように混合し、大気中で1100℃にて30分間
溶解して白金皿に流し出し、固化した後に粉砕して(平
均粒径3〜5μm)得た。この混合粉末と有機バインダ
であるエチルセルロ−スと溶媒であるαテレピネオ−ル
とを重量比で50/5/45の割合で配合し、十分に混
練してペ−ストを得た。このようにして得られたペ−ス
トを実施例1とした。なお、以下の実施例2〜29およ
び比較例1〜8のガラス粉末も、上記と同様に、SiO
2に加え、B2O3としてH3BO3、ZnOはそのまま、
アルカリ土類酸化物であるBaO、SrO、CaO、M
gO、およびアルカリ酸化物であるNa2O、K2Oまた
はLi2OとしてBaCO3、SrCO3、CaCO3、M
gCO3、NaCO3、K2CO3、またはLi2CO3、フ
ッ化物であるMgF2、CaF2、SrF2、MgF2また
はAlF3はそのままを夫々表1、2に示す成分組成に
なるように混合し、大気中で1100℃にて30分間溶
解して白金皿に流し出し、固化した後に粉砕して(平均
粒径3〜5μm)得た。
説明する。 [実施例1]SiO2を20モル%と、B2O3を30モ
ル%と、BaOを25モル%とLi2Oを20モル%と
MgF2を5モル%とを含むガラス粉末(ガラス組成
物)を70重量%用意し、セラミックフィラ−として平
均粒径5.0μmのβユ−クリプタイト粉末を20重量
%用意し、両者を十分に混合した。上記ガラス粉末の原
材料としては具体的には、B2O3としてH3BO3、Zn
Oはそのまま、BaOとしてBaCO3、Li2Oとして
はLi2CO3を、MgF2はそのままを夫々所定の成分
になるように混合し、大気中で1100℃にて30分間
溶解して白金皿に流し出し、固化した後に粉砕して(平
均粒径3〜5μm)得た。この混合粉末と有機バインダ
であるエチルセルロ−スと溶媒であるαテレピネオ−ル
とを重量比で50/5/45の割合で配合し、十分に混
練してペ−ストを得た。このようにして得られたペ−ス
トを実施例1とした。なお、以下の実施例2〜29およ
び比較例1〜8のガラス粉末も、上記と同様に、SiO
2に加え、B2O3としてH3BO3、ZnOはそのまま、
アルカリ土類酸化物であるBaO、SrO、CaO、M
gO、およびアルカリ酸化物であるNa2O、K2Oまた
はLi2OとしてBaCO3、SrCO3、CaCO3、M
gCO3、NaCO3、K2CO3、またはLi2CO3、フ
ッ化物であるMgF2、CaF2、SrF2、MgF2また
はAlF3はそのままを夫々表1、2に示す成分組成に
なるように混合し、大気中で1100℃にて30分間溶
解して白金皿に流し出し、固化した後に粉砕して(平均
粒径3〜5μm)得た。
【0021】[実施例2]ガラス粉末が実施例1のMg
F2に替えてSrF2を5モル%含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例2とした。
F2に替えてSrF2を5モル%含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例2とした。
【0022】[実施例3]ガラス粉末が実施例1のMg
F2に替えてCaF2を5モル%含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例3とした。
F2に替えてCaF2を5モル%含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例3とした。
【0023】[実施例4]ガラス粉末が実施例1のMg
F2に替えてAlF3を5モル%含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例4とした。
F2に替えてAlF3を5モル%含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例4とした。
【0024】[実施例5]ガラス粉末が、SiO2を1
5モル%と、B2O3を25モル%と、BaOを40モル
%と、Li2Oを15モル%とCaF2を5モル%とを含
むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形成
した。このペ−ストを実施例5とした。
5モル%と、B2O3を25モル%と、BaOを40モル
%と、Li2Oを15モル%とCaF2を5モル%とを含
むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形成
した。このペ−ストを実施例5とした。
【0025】[実施例6]ガラス粉末が、SiO2を1
5モル%と、B2O3を45モル%と、BaOを30モル
%とCaF2を10モル%とを含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例6とした。
5モル%と、B2O3を45モル%と、BaOを30モル
%とCaF2を10モル%とを含むことを除いて、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例6とした。
【0026】[実施例7]ガラス粉末が、SiO2を1
5モル%と、B2O3を15モル%と、BaOを15モル
%とNa2Oを45モル%とCaF2を10モル%とを含
むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形成
した。このペ−ストを実施例7とした。
5モル%と、B2O3を15モル%と、BaOを15モル
%とNa2Oを45モル%とCaF2を10モル%とを含
むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形成
した。このペ−ストを実施例7とした。
【0027】[実施例8]ガラス粉末が、SiO2を2
5モル%と、B2O3を20モル%と、BaOを25モル
%と、K2Oを20モル%と、CaF2を10モル%とを
含むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形
成した。このペ−ストを実施例8とした。
5モル%と、B2O3を20モル%と、BaOを25モル
%と、K2Oを20モル%と、CaF2を10モル%とを
含むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形
成した。このペ−ストを実施例8とした。
【0028】[実施例9]ガラス粉末が、SiO2を2
0モル%と、B2O3を30モル%と、BaOを25モル
%と、Li2Oを15モル%とCaF2を10モル%とを
含むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形
成した。このペ−ストを実施例9とした。
0モル%と、B2O3を30モル%と、BaOを25モル
%と、Li2Oを15モル%とCaF2を10モル%とを
含むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形
成した。このペ−ストを実施例9とした。
【0029】[実施例10]ガラス粉末が、SiO2を
40モル%と、B2O3を15モル%と、SrOを25モ
ル%と、Li2Oを15モル%とCaF2を5モル%とを
含むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形
成した。このペ−ストを実施例10とした。
40モル%と、B2O3を15モル%と、SrOを25モ
ル%と、Li2Oを15モル%とCaF2を5モル%とを
含むことを除いて、実施例1と同様にしてペ−ストを形
成した。このペ−ストを実施例10とした。
【0030】[実施例11]ガラス粉末が、実施例9の
BaOに替えてをMgOを25モル%含むことを除い
て、実施例9と同様にしてペ−ストを形成した。このペ
−ストを実施例11とした。
BaOに替えてをMgOを25モル%含むことを除い
て、実施例9と同様にしてペ−ストを形成した。このペ
−ストを実施例11とした。
【0031】[実施例12]SiO2を20モル%と、
B2O3を30モル%と、BaOを10モル%とSrOを
10モル%と、CaOを10モル%と、Li2Oを1モ
ル%と、CaF2を10モル%とを含むガラス粉末を6
0重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均粒
径4.5μmのアルミナ粉末を40重量%用意し、両者
を十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にして
ペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例12とし
た。
B2O3を30モル%と、BaOを10モル%とSrOを
10モル%と、CaOを10モル%と、Li2Oを1モ
ル%と、CaF2を10モル%とを含むガラス粉末を6
0重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均粒
径4.5μmのアルミナ粉末を40重量%用意し、両者
を十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にして
ペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例12とし
た。
【0032】[実施例13]SiO2を10モル%と、
B2O3を55モル%と、BaOを5モル%とSrOを5
モル%と、MgOを10モル%と、Na2Oを10モル
%と、BaF2を5モル%とを含むガラス粉末を60重
量%用意したことを除いて、実施例12と同様にしてペ
−ストを形成した。このペ−ストを実施例13とした。
B2O3を55モル%と、BaOを5モル%とSrOを5
モル%と、MgOを10モル%と、Na2Oを10モル
%と、BaF2を5モル%とを含むガラス粉末を60重
量%用意したことを除いて、実施例12と同様にしてペ
−ストを形成した。このペ−ストを実施例13とした。
【0033】[実施例14]SiO2を20モル%と、
B2O3を40モル%と、BaOを5モル%とSrOを5
モル%と、CaOを10モル%と、MgOを5モル%
と、K2Oを5モル%と、SrF2を10モル%とを含む
ガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実施例
12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例14とした。
B2O3を40モル%と、BaOを5モル%とSrOを5
モル%と、CaOを10モル%と、MgOを5モル%
と、K2Oを5モル%と、SrF2を10モル%とを含む
ガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実施例
12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例14とした。
【0034】[実施例15]SiO2を20モル%と、
B2O3を30モル%と、BaOを10モル%とCaOを
10モル%と、MgOを10モル%と、Na2Oを10
モル%と、AlF3を10モル%とを含むガラス粉末を
60重量%用意したことを除いて、実施例12と同様に
してペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例15と
した。
B2O3を30モル%と、BaOを10モル%とCaOを
10モル%と、MgOを10モル%と、Na2Oを10
モル%と、AlF3を10モル%とを含むガラス粉末を
60重量%用意したことを除いて、実施例12と同様に
してペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例15と
した。
【0035】[実施例16]SiO2を20モル%と、
B2O3を30モル%と、CaOを15モル%と、MgO
を9モル%と、K2Oを20モル%と、BaF2を2モル
%と、CaF2を2モル%と、AlF3を2モル%とを含
むガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実施
例12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−スト
を実施例16とした。
B2O3を30モル%と、CaOを15モル%と、MgO
を9モル%と、K2Oを20モル%と、BaF2を2モル
%と、CaF2を2モル%と、AlF3を2モル%とを含
むガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実施
例12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−スト
を実施例16とした。
【0036】[実施例17]SiO2を20モル%と、
B2O3を30モル%と、SrOを5モル%と、CaOを
10モル%と、MgOを5モル%と、Li2Oを10モ
ル%と、SrF2を5モル%と、MgF2を5モル%とを
含むガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実
施例12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ス
トを実施例17とした。
B2O3を30モル%と、SrOを5モル%と、CaOを
10モル%と、MgOを5モル%と、Li2Oを10モ
ル%と、SrF2を5モル%と、MgF2を5モル%とを
含むガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実
施例12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ス
トを実施例17とした。
【0037】[実施例18]SiO2を20モル%と、
B2O3を30モル%と、CaOを30モル%と、Li2
Oを10モル%と、MgF2を5モル%と、AlF3を5
モル%とを含むガラス粉末を60重量%用意したことを
除いて、実施例12と同様にしてペ−ストを形成した。
このペ−ストを実施例18とした。
B2O3を30モル%と、CaOを30モル%と、Li2
Oを10モル%と、MgF2を5モル%と、AlF3を5
モル%とを含むガラス粉末を60重量%用意したことを
除いて、実施例12と同様にしてペ−ストを形成した。
このペ−ストを実施例18とした。
【0038】[実施例19]SiO2を20モル%と、
B2O3を30モル%と、CaOを25モル%と、Na2
Oを16モル%と、BaF2を3モル%と、MgF2を3
モル%と、AlF3を3モル%とを含むガラス粉末を6
0重量%用意したことを除いて、実施例12と同様にし
てペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例19とし
た。
B2O3を30モル%と、CaOを25モル%と、Na2
Oを16モル%と、BaF2を3モル%と、MgF2を3
モル%と、AlF3を3モル%とを含むガラス粉末を6
0重量%用意したことを除いて、実施例12と同様にし
てペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例19とし
た。
【0039】[実施例20]SiO2を30モル%と、
B2O3を25モル%と、SrOを15モル%と、K2O
を15モル%と、Li2Oを6モル%と、CaF2を3モ
ル%と、SrF2を3モル%と、MgF2を3モル%とを
含むガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実
施例12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ス
トを実施例20とした。
B2O3を25モル%と、SrOを15モル%と、K2O
を15モル%と、Li2Oを6モル%と、CaF2を3モ
ル%と、SrF2を3モル%と、MgF2を3モル%とを
含むガラス粉末を60重量%用意したことを除いて、実
施例12と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ス
トを実施例20とした。
【0040】[実施例21]SiO2を24モル%と、
B2O3を36モル%と、BaOを20モル%と、Li2
Oを5モル%と、Na2Oを5モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を50重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径3.2μmのチタニア
粉末を50重量%用意し、両者を十分に混合した。上記
以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。こ
のペ−ストを実施例21とした。
B2O3を36モル%と、BaOを20モル%と、Li2
Oを5モル%と、Na2Oを5モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を50重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径3.2μmのチタニア
粉末を50重量%用意し、両者を十分に混合した。上記
以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。こ
のペ−ストを実施例21とした。
【0041】[実施例22]SiO2を24モル%と、
B2O3を36モル%と、BaOを20モル%と、Li2
Oを5モル%と、Na2Oを5モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を70重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径1.2μmのジルコン
粉末を45重量%用意し、両者を十分に混合した。上記
以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。こ
のペ−ストを実施例22とした。
B2O3を36モル%と、BaOを20モル%と、Li2
Oを5モル%と、Na2Oを5モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を70重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径1.2μmのジルコン
粉末を45重量%用意し、両者を十分に混合した。上記
以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。こ
のペ−ストを実施例22とした。
【0042】[実施例23]SiO2を24モル%と、
B2O3を36モル%と、BaOを20モル%と、Li2
Oを5モル%と、Na2Oを5モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を80重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径4.3μmのムライト
粉末を35重量%用意し、両者を十分に混合した。上記
以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。こ
のペ−ストを実施例23とした。
B2O3を36モル%と、BaOを20モル%と、Li2
Oを5モル%と、Na2Oを5モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を80重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径4.3μmのムライト
粉末を35重量%用意し、両者を十分に混合した。上記
以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。こ
のペ−ストを実施例23とした。
【0043】[実施例24]SiO2を24モル%と、
B2O3を36モル%と、BaOを10モル%と、Li2
Oを20モル%と、CaF2を10モル%とを含むガラ
ス粉末を70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末と
して平均粒径3.7μmのスポジュ−メン粉末を45重
量%用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例24とした。
B2O3を36モル%と、BaOを10モル%と、Li2
Oを20モル%と、CaF2を10モル%とを含むガラ
ス粉末を70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末と
して平均粒径3.7μmのスポジュ−メン粉末を45重
量%用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施
例1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを
実施例24とした。
【0044】[実施例25]SiO2を24モル%と、
B2O3を46モル%と、BaOを20モル%と、CaF
2を10モル%とを含むガラス粉末を80重量%用意
し、セラミックフィラ−粉末として平均粒径6.7μm
のコ−ディエライト粉末を25重量%用意し、両者を十
分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にしてペ−
ストを形成した。このペ−ストを実施例25とした。
B2O3を46モル%と、BaOを20モル%と、CaF
2を10モル%とを含むガラス粉末を80重量%用意
し、セラミックフィラ−粉末として平均粒径6.7μm
のコ−ディエライト粉末を25重量%用意し、両者を十
分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にしてペ−
ストを形成した。このペ−ストを実施例25とした。
【0045】[実施例26]SiO2を24モル%と、
B2O3を36モル%と、BaOを25モル%と、K2O
を5モル%と、CaF2を10モル%とを含むガラス粉
末を80重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として
平均粒径4.9μmのフォルステライト粉末を30重量
%用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例
1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを実
施例26とした。
B2O3を36モル%と、BaOを25モル%と、K2O
を5モル%と、CaF2を10モル%とを含むガラス粉
末を80重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として
平均粒径4.9μmのフォルステライト粉末を30重量
%用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例
1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを実
施例26とした。
【0046】[実施例27]SiO2を25モル%と、
B2O3を30モル%と、BaOを30モル%と、Na2
Oを5モル%と、CaF2を10モル%とを含むガラス
粉末を75重量%用意し、セラミックフィラ−粉末とし
て平均粒径2.9μaのアノ−サイト粉末を30重量%
用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例1
と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを実施
例27とした。
B2O3を30モル%と、BaOを30モル%と、Na2
Oを5モル%と、CaF2を10モル%とを含むガラス
粉末を75重量%用意し、セラミックフィラ−粉末とし
て平均粒径2.9μaのアノ−サイト粉末を30重量%
用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例1
と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを実施
例27とした。
【0047】[実施例28]SiO2を25モル%と、
B2O3を30モル%と、BaOを20モル%と、K2O
を5モル%と、Li2Oを10モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を60重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径4.3μmのセルシア
ン粉末を20重量%用意し、両者を十分に混合した。上
記以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。
このペ−ストを実施例28とした。
B2O3を30モル%と、BaOを20モル%と、K2O
を5モル%と、Li2Oを10モル%と、CaF2を10
モル%とを含むガラス粉末を60重量%用意し、セラミ
ックフィラ−粉末として平均粒径4.3μmのセルシア
ン粉末を20重量%用意し、両者を十分に混合した。上
記以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。
このペ−ストを実施例28とした。
【0048】[実施例29]SiO2を25モル%と、
B2O3を15モル%と、BaOを50モル%と、CaF
2を10モル%とを含むガラス粉末を70重量%用意
し、セラミックフィラ−粉末として平均粒径3.2μm
のチタン酸アルミニウム粉末を45重量%用意し、両者
を十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にして
ペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例29とし
た。
B2O3を15モル%と、BaOを50モル%と、CaF
2を10モル%とを含むガラス粉末を70重量%用意
し、セラミックフィラ−粉末として平均粒径3.2μm
のチタン酸アルミニウム粉末を45重量%用意し、両者
を十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にして
ペ−ストを形成した。このペ−ストを実施例29とし
た。
【0049】次いで、比較のために、いずれかの成分量
が本発明の範囲からずれている例を、比較例として以下
に説明する。 [比較例1]SiO2を20モル%と、B2O3を20モ
ル%と、CaOを45モル%と、CaF2を15モル%
とを含むガラス粉末を作製しようとしたが、ガラス化で
出来なかった。
が本発明の範囲からずれている例を、比較例として以下
に説明する。 [比較例1]SiO2を20モル%と、B2O3を20モ
ル%と、CaOを45モル%と、CaF2を15モル%
とを含むガラス粉末を作製しようとしたが、ガラス化で
出来なかった。
【0050】[比較例2]SiO2を35モル%と、B2
O3を47モル%と、SrOを8モル%と、CaF2を1
0モル%とを含むガラス粉末を70重量%用意し、セラ
ミックフィラ−粉末として平均粒径4.3μmのジルコ
ン粉末を30重量%用意し、両者を十分に混合した。上
記以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。
このペ−ストを比較例2とした。
O3を47モル%と、SrOを8モル%と、CaF2を1
0モル%とを含むガラス粉末を70重量%用意し、セラ
ミックフィラ−粉末として平均粒径4.3μmのジルコ
ン粉末を30重量%用意し、両者を十分に混合した。上
記以外は、実施例1と同様にしてペ−ストを形成した。
このペ−ストを比較例2とした。
【0051】[比較例3]SiO2を10モル%と、B2
O3を40モル%と、MgOを5モル%と、Li2Oを2
5モル%と、CaF2を20モル%とを含むガラス粉末
を70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平
均粒径4.3μmのβユ−クリプタイト粉末を10重量
%用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例
1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを比
較例3とした。
O3を40モル%と、MgOを5モル%と、Li2Oを2
5モル%と、CaF2を20モル%とを含むガラス粉末
を70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平
均粒径4.3μmのβユ−クリプタイト粉末を10重量
%用意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例
1と同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを比
較例3とした。
【0052】[比較例4]SiO2を40モル%と、B2
O3を30モル%と、BaOを20モル%と、Na2Oを
4モル%と、MgF2を6モル%とを含むガラス粉末を
70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均
粒径4.3μmのβスポジュ−メン粉末を20重量%用
意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例1と
同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを比較例
4とした。
O3を30モル%と、BaOを20モル%と、Na2Oを
4モル%と、MgF2を6モル%とを含むガラス粉末を
70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均
粒径4.3μmのβスポジュ−メン粉末を20重量%用
意し、両者を十分に混合した。上記以外は、実施例1と
同様にしてペ−ストを形成した。このペ−ストを比較例
4とした。
【0053】[比較例5]SiO2を25モル%と、B2
O3を10モル%と、BaOを40モル%と、K2Oを5
モル%と、SrF2を20モル%とを含むガラス粉末を
作製しようとしたが、ガラス化出来なかった。
O3を10モル%と、BaOを40モル%と、K2Oを5
モル%と、SrF2を20モル%とを含むガラス粉末を
作製しようとしたが、ガラス化出来なかった。
【0054】[比較例6]SiO2を25モル%と、B2
O3を50モル%と、BaOを5モル%と、Li2Oを8
モル%と、CaF2を12モル%とを含むガラス粉末を
70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均
粒径4.3μmのアルミナ粉末を20重量%用意し、両
者を十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にし
てペ−ストを形成した。このペ−ストを比較例6とし
た。
O3を50モル%と、BaOを5モル%と、Li2Oを8
モル%と、CaF2を12モル%とを含むガラス粉末を
70重量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均
粒径4.3μmのアルミナ粉末を20重量%用意し、両
者を十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にし
てペ−ストを形成した。このペ−ストを比較例6とし
た。
【0055】[比較例7]SiO2を10モル%と、B2
O3を45モル%と、BaOを20モル%と、K2Oを5
モル%と、Na2Oを6モル%と、Li2Oを4モル%
と、AlF3を10モル%とを含むガラス粉末を70重
量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均粒径
4.3μmのジルコン粉末を10重量%用意し、両者を
十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にしてペ
−ストを形成した。このペ−ストを比較例7とした。
O3を45モル%と、BaOを20モル%と、K2Oを5
モル%と、Na2Oを6モル%と、Li2Oを4モル%
と、AlF3を10モル%とを含むガラス粉末を70重
量%用意し、セラミックフィラ−粉末として平均粒径
4.3μmのジルコン粉末を10重量%用意し、両者を
十分に混合した。上記以外は、実施例1と同様にしてペ
−ストを形成した。このペ−ストを比較例7とした。
【0056】[比較例8]SiO2を25モル%と、B2
O3を25モル%と、BaOを15モル%と、CaF2を
35モル%とを含むガラス粉末を作製しようとしたが、
ガラス化出来なかった。
O3を25モル%と、BaOを15モル%と、CaF2を
35モル%とを含むガラス粉末を作製しようとしたが、
ガラス化出来なかった。
【0057】[比較試験および評価]実施例1〜29お
よび比較例2〜4、6〜7のペ−ストを縦×横が夫々2
5mm×25mmのパタ−ンにガラス基板上に印刷し、
150℃で10分間乾燥後、種々の焼成温度で焼成し、
ガラス基板との密着性が良好で最も低い焼成温度を、そ
のガラス組成物およびセラミックフィラ−のペ−ストの
焼成温度とした。また5mm×5mm×20mmのキャ
ビティに上記ペ−ストを流し込み、上記焼成温度にて焼
成し、焼成後に形成されたガラス板の熱膨張係数(×1
0-7/℃)および反射率(%)を夫々測定した。上記反
射率はガラス基板上にて焼成されたガラス/セラミック
膜の可視光(380〜800nm)の反射率を測定し
た。これらの結果を表1〜表3に示す。
よび比較例2〜4、6〜7のペ−ストを縦×横が夫々2
5mm×25mmのパタ−ンにガラス基板上に印刷し、
150℃で10分間乾燥後、種々の焼成温度で焼成し、
ガラス基板との密着性が良好で最も低い焼成温度を、そ
のガラス組成物およびセラミックフィラ−のペ−ストの
焼成温度とした。また5mm×5mm×20mmのキャ
ビティに上記ペ−ストを流し込み、上記焼成温度にて焼
成し、焼成後に形成されたガラス板の熱膨張係数(×1
0-7/℃)および反射率(%)を夫々測定した。上記反
射率はガラス基板上にて焼成されたガラス/セラミック
膜の可視光(380〜800nm)の反射率を測定し
た。これらの結果を表1〜表3に示す。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】表1〜表3から明らかなように、実施例1
〜29では、焼成温度が600℃未満と低かったのに対
し、比較例2〜4、比較例6および7では、焼成温度が
600℃以上と高く、比較例1、5および8では、所定
のガラス成分にてガラス化が出来なかった。
〜29では、焼成温度が600℃未満と低かったのに対
し、比較例2〜4、比較例6および7では、焼成温度が
600℃以上と高く、比較例1、5および8では、所定
のガラス成分にてガラス化が出来なかった。
【0062】また実施例1〜29では、熱膨張係数が
(80〜89)×10-7/℃であったのに対し、比較例
2〜4、比較例6および7では、熱膨張係数が(91〜
105)×10-7/℃であった。実施例1〜29の熱膨
張係数はPDPのガラス基板(ソ−ダ石灰ガラス)の熱
膨張係数が(85×10-7/℃)と概略同一であった。
更に実施例1〜29では、反射率が74〜81%に対し
て、比較例2〜4、6〜7では、反射率が58〜69%
であった。
(80〜89)×10-7/℃であったのに対し、比較例
2〜4、比較例6および7では、熱膨張係数が(91〜
105)×10-7/℃であった。実施例1〜29の熱膨
張係数はPDPのガラス基板(ソ−ダ石灰ガラス)の熱
膨張係数が(85×10-7/℃)と概略同一であった。
更に実施例1〜29では、反射率が74〜81%に対し
て、比較例2〜4、6〜7では、反射率が58〜69%
であった。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ガ
ラス組成物のガラス成分として、SiO20〜40モル
%と、B2O310〜60モル%と、BaO、SrO、C
aOおよびMgOからなる群より選ばれた1種または2
種以上の酸化物10〜50モル%と、BaF2、Ca
F2、SrF2、MgF2およびAlF3からなる群より選
ばれた1種または2種以上のフッ化物0〜10モル%と
Na2O、K2O、Li2Oからなる群より選ばれた1種
または2種以上のアルカリ酸化物5〜50モル%とを含
むので、軟化点が低くなって、焼成温度も低くなる。ま
た上記ガラス成分に密度の大きいPb成分を含まないた
め、重量を軽減でき、環境を汚染せず、使用中における
放電特性の低下もない。 また上記ガラス組成物と;ジルコン、アルミナ、チタニ
ア、ムライト、βユ−クリプタイト、コ−ディエライ
ト、スポジュ−メン、アノ−サイト、セルシアン、フォ
ルステライトおよびチタン酸アルミニウム等からなる群
より選ばれた1種または2種以上のセラミックフィラ−
を含む混合体をペ−ストとし、このペ−ストを焼成して
絶縁体を形成すれば、ガラスの軟化点が低いので、焼成
温度が低い絶縁体を得ることができる。またセラミック
フィラ−の添加によって、白色の反射率の高い絶縁体を
得ることができる。また上記絶縁体をFPD用隔壁また
はFPD用絶縁体層に適用すれば、上記ガラス組成物の
焼成温度がガラス基板の軟化点より100℃以上低くな
り、上記隔壁または絶縁層の熱膨張係数がガラス基板の
熱膨張係数と概略同一になるので、ガラス基板に反り等
が生じることはない。電気信号が近隣の配線に漏洩する
ことはなく、画像にクロスト−クが発生しない。更にガ
ラス成分へのセラミックフィラ−成分の添加量は比較的
少量で済むので、焼成後の強度が高い。
ラス組成物のガラス成分として、SiO20〜40モル
%と、B2O310〜60モル%と、BaO、SrO、C
aOおよびMgOからなる群より選ばれた1種または2
種以上の酸化物10〜50モル%と、BaF2、Ca
F2、SrF2、MgF2およびAlF3からなる群より選
ばれた1種または2種以上のフッ化物0〜10モル%と
Na2O、K2O、Li2Oからなる群より選ばれた1種
または2種以上のアルカリ酸化物5〜50モル%とを含
むので、軟化点が低くなって、焼成温度も低くなる。ま
た上記ガラス成分に密度の大きいPb成分を含まないた
め、重量を軽減でき、環境を汚染せず、使用中における
放電特性の低下もない。 また上記ガラス組成物と;ジルコン、アルミナ、チタニ
ア、ムライト、βユ−クリプタイト、コ−ディエライ
ト、スポジュ−メン、アノ−サイト、セルシアン、フォ
ルステライトおよびチタン酸アルミニウム等からなる群
より選ばれた1種または2種以上のセラミックフィラ−
を含む混合体をペ−ストとし、このペ−ストを焼成して
絶縁体を形成すれば、ガラスの軟化点が低いので、焼成
温度が低い絶縁体を得ることができる。またセラミック
フィラ−の添加によって、白色の反射率の高い絶縁体を
得ることができる。また上記絶縁体をFPD用隔壁また
はFPD用絶縁体層に適用すれば、上記ガラス組成物の
焼成温度がガラス基板の軟化点より100℃以上低くな
り、上記隔壁または絶縁層の熱膨張係数がガラス基板の
熱膨張係数と概略同一になるので、ガラス基板に反り等
が生じることはない。電気信号が近隣の配線に漏洩する
ことはなく、画像にクロスト−クが発生しない。更にガ
ラス成分へのセラミックフィラ−成分の添加量は比較的
少量で済むので、焼成後の強度が高い。
【図1】本発明の第1実施形態のセラミックキャピラリ
リブの形成状態を示す概略斜視図。
リブの形成状態を示す概略斜視図。
【図2】図1のA−A線断面におけるセラミックキャピ
ラリリブを乾燥、加熱及び焼成することにより得たセラ
ミックリブを示す断面図。
ラリリブを乾燥、加熱及び焼成することにより得たセラ
ミックリブを示す断面図。
【図3】本発明の第2実施形態のセラミックキャピラリ
層付きリブの形成状態を示す図1に対応する概略斜視
図。
層付きリブの形成状態を示す図1に対応する概略斜視
図。
【図4】図3のB−B線断面におけるセラミックキャピ
ラリ層付きリブを乾燥、加熱及び焼成することにより得
た絶縁層付セラミックリブを示す図2に対応する断面
図。
ラリ層付きリブを乾燥、加熱及び焼成することにより得
た絶縁層付セラミックリブを示す図2に対応する断面
図。
【図5】本発明におけるPDP隔壁の形成を工程順に示
す概略断面図。
す概略断面図。
10,30 ガラス基板 11 セラミックペ−スト膜 12 ブレ−ド 12a ブレ−ド12のエッジ 12b くし歯 13,23,24 セラミックキャピラリリブ 14,25 セラミックリブ(隔壁) 21 セラミックキャピラリ層 22 絶縁層 41 パタ−ン形成層 42 感光性フィルム 43 マスク 44 隔壁 46 レジスト層 47 セル 48 グリ−ン隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒光 祥郎 埼玉県大宮市北袋町1丁目297番地 三菱 マテリアル株式会社総合研究所内 Fターム(参考) 4G030 AA02 AA07 AA08 AA16 AA17 AA36 AA37 BA12 GA14 GA17 GA23 HA04 HA09 HA16 HA18 HA25 PA22 4G062 AA08 AA09 AA15 BB05 BB08 CC10 DA01 DA02 DA03 DA04 DA05 DB01 DC04 DC05 DC06 DD01 DE01 DF01 EA01 EA10 EB01 EC01 ED01 ED02 ED03 ED04 ED05 EE01 EE02 EE03 EE04 EE05 EF01 EF02 EF03 EF04 EF05 EG01 EG02 EG03 EG04 EG05 FA01 FA10 FB01 FC01 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 GE02 GE03 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 MM07 NN26 NN30 NN32 PP01 PP03 PP04 PP05 PP06 PP09 PP13 PP14 5C040 GD07 GF18 KA10 KA11 KA14 KA17 KB02 KB03 KB19 KB28 MA10 MA17 MA20 MA23
Claims (7)
- 【請求項1】ガラス成分として、SiO20〜40モル
%と、B2O310〜60モル%と、MgO、CaO、S
rO及びBaOからなる群より選ばれた1種または2種
以上のアルカリ土類酸化物10〜50モル%と、Li2
O、Na2O、及びK2Oからなる群より選ばれた1種ま
たは2種以上の5〜50モル%と、BaF2、CaF2、
SrF2、MgF2およびAlF3からなる群より選ばれ
た1種または2種以上のフッ化物0〜10モル%とを含
むことを特徴とするガラス組成物。 - 【請求項2】セラミックフィラ−物として、ジルコン、
アルミナ、チタニア、コ−ディエライト、ムライト、β
−ユ−クリプタイト、スポジュ−メン、アノ−サイト、
セルシアン、フォルステライト、チタン酸アルミニウム
からなる群より選ばれた1種または2種以上のセラミッ
クフィラ−物と請求項1記載のガラス組成物とを含むこ
とを特徴とするガラス組成物とセラミックフィラ−物と
の混合体。 - 【請求項3】請求項1記載のガラス組成物、もしくは請
求項2記載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との
混合体と、高分子樹脂と溶剤とからなることを特徴とす
るペ−スト。 - 【請求項4】請求項1記載のガラス組成物、もしくは請
求項2記載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との
混合体と、高分子樹脂と溶剤とからなることを特徴とす
るグリ−ンシ−ト。 - 【請求項5】請求項1記載のガラス組成物、もしくは請
求項2記載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との
混合体を焼成して形成されたことを特徴とする絶縁体。 - 【請求項6】請求項1記載のガラス組成物、もしくは請
求項2記載のガラス組成物とセラミックフィラ−物との
混合体を焼成して形成されたことを特徴とするPDP用
隔壁。 - 【請求項7】請求項1記載のガラス組成物、もしくは請
求項2記載のガラス組成物とセラミックフィラ−物から
なることを特徴とするPDP。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071175A JP2000264677A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | ガラス組成物、それを用いたペ−スト、グリ−ンシ−ト、絶縁体、pdp用隔壁およびpdp |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071175A JP2000264677A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | ガラス組成物、それを用いたペ−スト、グリ−ンシ−ト、絶縁体、pdp用隔壁およびpdp |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000264677A true JP2000264677A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13453077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11071175A Withdrawn JP2000264677A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | ガラス組成物、それを用いたペ−スト、グリ−ンシ−ト、絶縁体、pdp用隔壁およびpdp |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000264677A (ja) |
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-
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |