JP2000264824A - 紫外線防御化粧料 - Google Patents

紫外線防御化粧料

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JP2000264824A
JP2000264824A JP11071629A JP7162999A JP2000264824A JP 2000264824 A JP2000264824 A JP 2000264824A JP 11071629 A JP11071629 A JP 11071629A JP 7162999 A JP7162999 A JP 7162999A JP 2000264824 A JP2000264824 A JP 2000264824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐水性に優れ、経時での顔料の再分散性に優
れ、より安全性を有して、かつ安価に製造が可能な紫外
線防御化粧料を提供する。 【解決手段】炭素数6〜20のアルキル基と反応性基と
を有するシラン化合物にて表面処理された平均粒子径が
5〜50nmの範囲にある微粒子金属酸化物1〜30重
量%と、環状シリコーンと、水とを含有し、かつ実質的
に界面活性剤を含まないことを特徴とする紫外線防御化
粧料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実質的に界面活性
剤を含まず、耐水性に優れ、経時での顔料の再分散性に
優れ、より安全性を有して、かつ安価に製造が可能な紫
外線防御化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコーン化合物で表面処理した
酸化チタンや酸化亜鉛を配合したサンスクリーン剤が多
く開発されている。特に最近ではこれら顔料成分の配合
比率が25%を超えるような高配合比率の製品も見られ
るようになっている。一方でこれらの顔料は製剤中でケ
ーキングしやすく、使用時に凝集してしまったり、容器
の底に固まって再分散しなかったりする問題があり、こ
れを防止する目的で製品中に界面活性剤を配合している
のが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のサンスクリーン剤は、水や汗によって製剤自体の耐水
性が低くなってしまう問題があった。すなわち、本発明
は、耐水性に優れ、経時での顔料の再分散性に優れ、よ
り安全性を有して、かつ安価に製造が可能な紫外線防御
化粧料の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明人らは、以前より
シリコーン化合物ではなく、アルキル基と反応性基とを
有するシラン化合物で粉体の表面を安価かつ均一に処理
する方法について検討を行ってきた。その結果、アルキ
ル基と反応性基とを有するシラン化合物で表面処理した
微粒子金属酸化物を用いると界面活性剤を配合しなくて
も顔料のケーキングが起こりにくく、再分散が容易であ
ることを見出した。そして、界面活性剤を用いないこと
で、製剤の耐水性を向上させることができることを見出
した。さらに、界面活性剤を配合しないためより安全性
が高くできることも分かった。
【0005】すなわち、第1の本発明は、炭素数6〜2
0のアルキル基と反応性基とを有するシラン化合物にて
表面処理された平均粒子径が5〜50nmの範囲にある
微粒子金属酸化物1〜30重量%と、環状シリコーン
と、水とを含有し、かつ実質的に界面活性剤を含まない
ことを特徴とする紫外線防御化粧料に関する。
【0006】第2の本発明は、炭素数6〜20のアルキ
ル基と反応性基とを有するシラン化合物にて表面処理さ
れた平均粒子径が5〜50nmの範囲にある微粒子金属
酸化物1〜30重量%と、環状シリコーンと、水とを含
有し、かつ実質的に界面活性剤を含まず、外観が均一で
なく多層分離型であることを特徴とする紫外線防御化粧
料に関する。
【0007】第3の本発明は、実質的に撥水化処理され
た顔料のみを含み、その内、炭素数6〜20のアルキル
基と反応性基とを有するシラン化合物にて表面処理され
た平均粒子径が5〜50nmの範囲にある微粒子金属酸
化物を化粧料中に1〜30重量%と、環状シリコーン
と、水とを含有し、かつ実質的に界面活性剤を含まない
ことを特徴とする上記の紫外線防御化粧料に関する。
【0008】第4の本発明は、炭素数6〜20のアルキ
ル基と反応性基とを有するシラン化合物の少なくとも一
個のアルキル基がオクチル基であることを特徴とする上
記の紫外線防御化粧料に関する。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いる炭素数6〜20の
アルキル基と反応性基とを有するシラン化合物とは、炭
素数6〜20のアルキル基と、ハロゲン原子やアルコキ
シ基等の反応性基を有するアルキルシラン化合物、アル
キルシラザン化合物等のシラン化合物である。好ましい
シラン化合物としては、下記一般式で示されるシラン化
合物が挙げられる。 RR1nSiX3-n 但し、上記一般式中で、nは0〜2の整数であり、Rは
炭素数6〜20のアルキル基(直鎖であっても分岐鎖で
あっても構わない)を示し、R1は炭素数1〜6のアル
キル基を示し、Xはハロゲン原子、アルコキシ基の反応
性基から選ばれる。本発明で用いるシラン化合物として
特に好ましいものの例としては、炭素数6〜20のアル
キル基と反応性基とを有するシラン化合物の少なくとも
一個のアルキル基がオクチル基であるシラン化合物であ
り、更に好ましくは、Rがオクチル基であり、nが0で
あり、Xがエトキシ基であるオクチルトリエトキシシラ
ンである。本シラン化合物は処理が均一にできやすく、
かつ供給が容易でコスト的に安価である特徴があり、更
に製品に配合した際に再分散性等の特性が優れているの
で好ましい。
【0010】本発明でシラン化合物にて表面処理される
微粒子金属酸化物は、平均粒子径として5〜50nmの
範囲の大きさを持つことが必要である。5nm未満では
粉体の活性が高く、凝集性が強いため、実質的には二次
粒子として本発明の適用範囲以上の粒子径を持つ粉体と
して挙動している場合が多い。また、50nmを超える
と、水浴時等に製剤が不透明化しやすいなど光学的な問
題が発生する場合がある。前記シラン化合物での処理方
法としては、n−ヘキサン、シクロヘキサン、低級アル
コール等の有機溶媒中でシラン化合物と微粒子金属酸化
物とを混合し、場合により微粉砕した後、有機溶媒を加
熱や減圧により除去し、更に場合によって100〜18
0℃に加熱処理する方法等で、シラン化合物を微粒子金
属酸化物の表面で反応性基にて化学反応させる方法が挙
げられる。
【0011】本発明で用いる微粒子金属酸化物として
は、二酸化チタン、低次酸化チタン、酸化亜鉛、二酸化
珪素(無水珪酸)、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウ
ム、酸化鉄、酸化タングステン、酸化セリウム等が挙げ
られるが、紫外線防御効果に優れた二酸化チタン又は酸
化亜鉛が最も好ましい。また、これらの粉体の結晶型に
ついては特に限定されず、二酸化チタンならば、ルチ
ル、アナターゼ、アモルファス等いずれのものを用いて
も構わない。さらに、これらの粉体の形状については、
球状、棒状、紡錘状、針状、不定形状等が挙げられるが
平均粒子径が前記範囲にあれば任意の形状のものを使用
することができる。
【0012】本発明では、炭素数6〜20のアルキル基
と反応性基とを有するシラン化合物にて表面処理された
平均粒子径が5〜50nmの範囲にある微粒子金属酸化
物を紫外線防御化粧料の総量に対して1〜30重量%含
有することが必要である。1重量%未満では界面活性剤
を用いない条件では、顔料の再分酸性を確保することが
難しく、また、30重量%を超えると、製剤の粘度が上
昇しすぎ、使用性が悪くなる問題がある。
【0013】本発明では、上記の微粒子金属酸化物以外
にも各種の粉体を使用することができる。例えば、赤色
104号、赤色201号、黄色4号、青色1号、黒色4
01号等の色素、黄色4号Alレーキ、黄色203号B
aレーキ等のレーキ色素、ナイロン(登録商標)パウダ
ー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、テフロン(登
録商標)パウダー、シリコーンパウダー、ポリメタクリ
ル酸メチルパウダー、セルロースパウダー、シリコーン
エラストマー球状粉体、ポリエチレンパウダー、ポリプ
ロピレンパウダー等の高分子粉体、黄酸化鉄、赤色酸化
鉄、黒酸化鉄、酸化クロム、カーボンブラック、群青、
紺青等の有色顔料、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウ
ム等の白色顔料、タルク、マイカ、セリサイト、カオリ
ン、板状硫酸バリウム等の体質顔料、雲母チタン等のパ
ール顔料、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム等の金属
塩、シリカ、アルミナ等の無機粉体、ベントナイト、ス
メクタイト、窒化ホウ素等が挙げられる。これらの粉体
の形状(球状、棒状、針状、板状、不定形状、燐片状、
紡錘状等)に特に制限はない。これらの粉体は、従来公
知の表面処理、例えば、フッ素化合物処理、シリコーン
処理、シリコーン樹脂処理、ペンダント処理、シランカ
ップリング剤処理、チタンカップリング剤処理、油剤処
理、N−アシル化リジン処理、ポリアクリル酸処理、金
属石鹸処理、アミノ酸処理、無機化合物処理、プラズマ
処理、メカノケミカル処理等によって事前に表面処理さ
れていてもいなくても構わないが、製剤の耐水性を向上
させ、粉体のケーキングを防止するため、配合する粉体
は基本的にすべて非親水性であることが好ましい。親水
性の粉末については、撥水性表面処理を行うことが好ま
しく、特にシリコーン化合物による表面処理、例えば、
メチルハイドロジェンポリシロキサンを用いた表面処理
を行ってあることが好ましい。また、これらの粉体の
内、シリコーンエラストマー球状粉体、ポリエチレンパ
ウダー、ポリプロピレンパウダー、テフロン(登録商
標)パウダー、シリコーンゴムパウダー、ウレタンパウ
ダー、ポリアルキルシルセスキオキサンパウダー、ナイ
ロン(登録商標)パウダー、シリカビーズ、アルミナビ
ーズ、アパタイトパウダー、アリル化アクリルビーズ等
の球状粉体(中空樹脂粉末を含む)は紫外線防御化粧料
の感触を改善する効果に優れていることから配合するこ
とが好ましい。
【0014】また、紫外線防御化粧料について言えば、
最近は粉体の高配合が一般的であるため、親水性の粉体
が多くなると、製剤の粘度が上昇してしまい使用性が悪
くなる問題が発生する。そのため、粘度が出にくい撥水
性の粉体で製品をつくることが好ましい。
【0015】本発明の紫外線防御化粧料では、上記の各
成分以外に、必須成分として環状シリコーンと、水とを
含有するが、実質的に界面活性剤を含まないことを特徴
とする。環状シリコーンとしては、珪素原子を4〜6個
含む環状シリコーンが挙げられ、特にデカメチルシクロ
ペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサ
ンが好ましい。環状シリコーンの配合量としては紫外線
防御化粧料の総量に対して1〜50重量%が好ましい。
また、水としては精製水が用いられるが、ミネラルウォ
ーターや精製深海水等も使用可能である。水の配合量と
しては紫外線防御化粧料の総量に対して0.5〜50重
量%が好ましい。本発明で言う界面活性剤とは、一分子
内に親水性基と撥水性基を有する化合物で一般に界面活
性剤として認識されている化合物が挙げられる。界面活
性剤としては、例えば、アニオン型界面活性剤、カチオ
ン型界面活性剤、ノニオン型界面活性剤、ベタイン型界
面活性剤を挙げることができる。
【0016】本発明の紫外線防御化粧料は、外観が均一
でなく多層分離型であることが本発明の目的の点から好
ましい。ここで多層分離型とは、二層分離型等の多層に
分離するタイプのものをいうが、具体的には静置条件下
で数時間から数日の経日で透明液層と粉体層、又はこれ
らの層に更に粉体の分散層が加わった分散状態のものを
言う。本発明の紫外線防御化粧料は界面活性剤を使用せ
ず、かつ揮発性を有する環状シリコーンを必須とするた
め、従来の油中水型化粧料とは異なり、経時では多層分
離した外観を示す。従って、本発明の化粧料は使用時に
よく振とうしてから使用することが必要であり、容器中
に攪拌のためのビーズやボール等の媒体を入れておくこ
とが好ましい。本発明では、シラン化合物処理した微粒
子金属酸化物を配合することで、顔料のケーキングによ
る再分散不良を解消することが目的のため、外観上分離
が生じても、ケーキングさえ生じなければ問題はない。
【0017】本発明の紫外線防御化粧料では、上記の各
成分以外に、通常化粧料に用いられる油剤、フッ素化合
物、樹脂、粘剤、防腐剤、香料、紫外線吸収剤(UV−
A、Bのいずれに対応していても構わない)、保湿剤、
塩類、溶媒、酸化防止剤、キレート剤、中和剤、pH調
整剤、昆虫忌避剤、生理活性成分等の成分を使用するこ
とができる。
【0018】油剤としては、通常化粧料に用いられる揮
発性及び不揮発性の油剤、溶剤、樹脂が挙げられ、常温
で液体、ペースト、固体であっても構わないが、ハンド
リングに優れる液体が好ましい。油剤の例としては、例
えば、セチルアルコール、イソステアリルアルコール、
ラウリルアルコール、ヘキサデシルアルコール、オクチ
ルドデカノール等の高級アルコール、グリセリン、ソル
ビトール、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール等の多価アルコール、ミリ
スチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、オレイン酸
デシル、ミリスチン酸イソプロピル、ジメチルオクタン
酸ヘキシルデシル、モノステアリン酸グリセリン、フタ
ル酸ジエチル、モノステアリン酸エチレングリコール、
オキシステアリン酸オクチル等のエステル類、流動パラ
フィン、ワセリン、スクワラン等の炭化水素、ラノリ
ン、還元ラノリン、カルナバロウ等のロウ、ミンク油、
カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、ツバキ油、ゴマ油、ヒ
マシ油、オリーブ油等の油脂、エチレン・α−オレフィ
ン・オリゴマー等が挙げられる。
【0019】また、別の形態の油剤の例としては、例え
ば、ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アルキ
ル変性オルガノポリシロキサン、末端変性オルガノポリ
シロキサン、フッ素変性オルガノポリシロキサン、アミ
ノ変性オルガノポリシロキサン、シリコーンゲル、シリ
コーンRTVゴム等のシリコーン化合物、パーフルオロ
ポリエーテル、フッ化ピッチ、フルオロカーボン、フル
オロアルコール等のフッ素化合物が挙げられる。
【0020】溶媒の例としては、エタノール、軽質流動
イソパラフィン、低級アルコール、エーテル類、LP
G、フルオロカーボン、N−メチルピロリドン、フルオ
ロアルコール、揮発性直鎖状シリコーン、次世代フロン
等が挙げられる。
【0021】粘剤、樹脂の例としては、トリメチルシロ
キシケイ酸、ポリアクリル酸ナトリウム、セルロースエ
ーテル、アルギン酸カルシウム、カルボキシビニルポリ
マー、エチレン/アクリル酸共重合体、ビニルピロリド
ン系ポリマー、ビニルアルコール/ビニルピロリドン共
重合体、窒素置換アクリルアミド系ポリマー、ポリアク
リルアミド、カチオン化ガーガム等のカチオン系ポリマ
ー、ジメチルアクリルアンモニウム系ポリマー、アクリ
ル酸メタクリル酸アクリル共重合体、POE/POP共
重合体、ポリビニルアルコール、プルラン、寒天、ゼラ
チン、タマリンド種子多糖類、キサンタンガム、カラギ
ーナン、ハイメトキシルペクチン、ローメトキシルペク
チン、ガーガム、アラビアゴム、結晶セルロース、アラ
ビノガラクタン、カラヤガム、トラガカントガム、アル
ギン酸、アルブミン、カゼイン、カードラン、ジェラン
ガム、デキストラン、セルロース、ポリエチレンイミ
ン、高重合ポリエチレングリコール、カチオン化シリコ
ーン重合体、合成ラテックス等が挙げられる。
【0022】本発明の紫外線防御化粧料には、各種の生
理活性成分を配合してあることが好ましい。生理活性成
分とは、皮膚に塗布した場合に皮膚に何らかの生理活性
を与える物質が挙げられる。例えば、美白成分、抗炎症
剤、老化防止剤、スリミング剤、ひきしめ剤、抗酸化剤
(ラジカル捕捉剤)、保湿剤、血行促進剤、抗菌剤、殺
菌剤、乾燥剤、冷感剤、温感剤、ビタミン類、アミノ
酸、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活
剤、皮膚着色剤、酵素成分等が挙げられる。その中で
も、天然系の植物抽出成分、海藻抽出成分、生薬成分が
特に好ましい。本発明では、これらの生理活性成分を1
種または2種以上配合することが好ましい。
【0023】これらの生理活性成分の例としては、例え
ば、アシタバエキス、アボガドエキス、アマチャエキ
ス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、
アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、ウイ
キョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、エイ
ジツエキス、エチナシ葉エキス、オウゴンエキス、オウ
バクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オトギ
リソウエキス、オドリコソウエキス、オランダカラシエ
キス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、加水
分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、
カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキ
ス、甘草エキス、カルカデエキス、カキョクエキス、キ
ウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、グア
ノシン、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキ
ス、クルミエキス、グレープフルーツエキス、クレマテ
ィスエキス、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナ
エキス、紅茶エキス、酵母エキス、ゴボウエキス、コメ
ヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラ
ーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキ
ス、サイタイ抽出液、サルビアエキス、サボンソウエキ
ス、ササエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、
シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエ
キス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤ
クエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、スギナ
エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキ
ス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエ
キス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオ
イエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ダイズ
エキス、タイソウエキス、タイムエキス、茶エキス、チ
ョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、トウキエ
キス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒ
エキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、
ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイ
ビスカスエキス、バクモンドウエキス、パセリエキス、
蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオ
コシエキス、ビサボロール、ビワエキス、フキタンポポ
エキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチ
ャーブルームエキス、ブドウエキス、プロポリス、ヘチ
マエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダ
イジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキ
ス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエ
キス、メリッサエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキ
ス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、
ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、
リンゴエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソ
ウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマ
カミツレエキス、ローヤルゼリーエキス等を挙げること
ができる。
【0024】また、デオキシリボ核酸、ムコ多糖類、ヒ
アルロン酸ナトリウム、コンドロイチン硫酸ナトリウ
ム、コラーゲン、エラスチン、キチン、キトサン、加水
分解卵殻膜等の生体高分子、アミノ酸、ザルコシン、N
−メチル−L−セリン等のアミノ酸誘導体、乳酸ナトリ
ウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ベタイ
ン、ホエイ、ラフィノース等の保湿成分、スフィンゴ脂
質、セラミド、コレステロール、コレステロール誘導
体、リン脂質等の油性成分、ε−アミノカプロン酸、グ
リチルリチン酸、β−グリチルレチン酸、塩化リゾチー
ム、グアイアズレン、ヒドロコルチゾン等の抗炎症剤、
ビタミンA,B2,B6,C,D,E,パントテン酸カル
シウム、ビオチン、ニコチン酸アミド、ビタミンCエス
テル等のビタミン類、アラントイン、ジイソプロピルア
ミンジクロロ酢酸、4−アミノメチルシクロヘキサンカ
ルボン酸等の活性成分、トコフェロール、カロチノイ
ド、フラボノイド、タンニン、リグナン、サポニン等の
抗酸化剤、α−ヒドロキシ酸、β−ヒドロキシ酸等の細
胞賦活剤、γ−オリザノール、ビタミンE誘導体等の血
行促進剤、レチノール、レチノール誘導体等の創傷治癒
剤、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキス、イオ
ウ、エラグ酸、リノール酸、トラネキサム酸、グルタチ
オン等の美白剤、セファランチン、カンゾウ抽出物、ト
ウガラシチンキ、ヒノキチオール、ヨウ化ニンニクエキ
ス、塩酸ピリドキシン、dl−α−トコフェロール、酢
酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸、ニオチン酸
誘導体、パントテン酸カルシウム、D−パントテニルア
ルコール、アセチルパントテニルエチルエーテル、ビオ
チン、アラントイン、イソプロピルメチルフェノール、
エストラジオール、エチニルエステラジオール、塩化カ
プロニウム、塩化ベンザルコニウム、塩酸ジフェンヒド
ラミン、タカナール、カンフル、サリチル酸、ノニル酸
バニリルアミド、ノナン酸バニリルアミド、ピロクトン
オラミン、ペンタデカン酸グリセリル、l−メントー
ル、モノニトログアヤコール、レゾルシン、γ−アミノ
酪酸等が挙げられる。
【0025】これらの生理活性成分を紫外線防御化粧料
へ配合する場合には、その配合量は活性成分の効果発現
濃度によるが、一般的には0.05〜20重量%が好ま
しく、さらに好ましくは0.1〜15重量%である。
尚、生理活性成分は1種または2種以上を組み合わせて
配合することが好ましい。
【0026】紫外線吸収剤としては、例えば、パラメト
キシケイ皮酸2−エチルヘキシル、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシベンゾフェノン−5−硫酸、2,2’−ジヒドロキ
シ−4−メトキシベンゾフェノン、p−メトキシハイド
ロケイ皮酸ジエタノールアミン塩、パラアミノ安息香酸
(以後、PABAと略す)、エチルジヒドロキシプロピ
ルPABA、グリセリルPABA、サリチル酸ホモメン
チル、メチル−O−アミノベンゾエート、2−エチルヘ
キシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレー
ト、オクチルジメチルPABA、メトキシケイ皮酸オク
チル、サリチル酸オクチル、2−フェニル−ベンズイミ
ダゾール−5−硫酸、サリチル酸トリエタノールアミ
ン、3−(4−メチルベンジリデン)カンフル、2,4
−ジヒドロキシベンゾフェニン、2,2’,4,4’−
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロ
キシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒド
ロキシ−4−N−オクトキシベンゾフェノン、4−イソ
プロピルジベンゾイルメタン、ブチルメトキシジベンゾ
イルメタン、4−(3,4−ジメトキシフェニルメチレ
ン)−2,5−ジオキソ−1−イミダゾリジンプロピオ
ン酸2−エチルヘキシルや、これらの高分子誘導体、シ
ラン誘導体等が挙げられる。さらに、これらの吸収剤
で、好ましくは4−tert−ブチル−4’−メトキシ
ジベンゾイルメタンをポリマー中に封止したものも好ま
しく用いることができる。
【0027】本発明の紫外線防御化粧料としては、サン
スクリーン剤、紫外線防御効果のあるサンタン剤や化粧
下地料、紫外線防御効果のあるファンデーション等が挙
げられる。
【0028】
【実施例】以下、実施例及び比較例によって本発明を更
に詳細に説明する。また、実施例及び比較例で得られた
紫外線防御化粧料についての各種特性の評価方法を以下
に示す。
【0029】[使用性評価]専門パネラーを各評価品目
ごとに10名ずつ用意し(但し、品目によりパネラーが
重複する場合もある)、パネラーが製剤を実際に使用し
下記に示す評価基準に従って評価を行い、全パネラーの
合計点数を以て評価結果とした。従って、点数が高いほ
ど評価項目に対する有用性が高いことを示す。(満点:
50点)
【0030】 基 準 点 数 --------------------------------------- 効果が高いように感じられる 5 効果が感じられる 4 効果がやや感じられる 3 効果がわずかしか感じられない 2 効果が感じられない 1
【0031】[耐水性評価]下記の方法によりin v
itro法による製剤の耐水性評価を実施した。すなわ
ち、評価は流水による製剤の塗膜の耐久性評価にて実施
した。 (1)試験方法 下記試験条件で、製剤を塗布したガラス板を乾燥した
後、一定の水量の温水をガラス板の上から垂直に当て、
一定時間後に塗膜の流れ落ちた状況(耐水性)を調べ
る。耐水性の程度は、もとの製剤の塗布面積に対して、
流れ落ちた部分の面積の割合を調べ、下記に示す基準に
従って評価を行った。 (2)試験条件 ・試料の塗布量 4mg/cm2 ・乾燥条件 38℃ 1時間 ・流水の温度 37℃ ・流水の流量 毎秒約40ml ・水圧 上記の水量を塗膜に対して垂直に高さ
20cmのところから流す ・試験時間 10分間
【0032】
【0033】実施例1 下記の処方に基づいてサンスクリーン剤を得た。尚、シ
ラン処理微粒子金属酸化物としては、アルキルシラン化
合物のオクチルトリエトキシシランと溶媒のn−ヘキサ
ンを用いて、シリカ・アルミナ処理微粒子酸化チタン
(平均粒子径17nm)に10重量%の表面処理を行っ
たものを160℃にて加熱処理したものを用いた。ま
た、メチルハイドロジェンポリシロキサンにてシリカ処
理微粒子酸化亜鉛(平均粒子径50nm)を5重量%処
理したシリコーン処理微粒子酸化亜鉛を併用した。
【0034】 成 分 配合量(重量%) ------------------------------------------------------------ 成分A シラン処理微粒子酸化チタン 10 デカメチルシクロペンタシロキサン(環状シリコーン) 残量 オクタメチルシクロテトラシロキサン(環状シリコーン) 15 成分B シリコーン処理微粒子酸化亜鉛 20 パラメトキシケイ皮酸オクチル(紫外線吸収剤) 10 トリメチルシロキシケイ酸(50重量%デカ 4 メチルシクロペンタシロキサン溶液) 高重合度ジメチルシリコーンガム(20重量% 0.5 デカメチルシクロペンタシロキサン溶液) オルガノポリシロキサンエラストマー球状粉体(固形分35重量 1 %濃度でデカメチルシクロペンタシロキサンと混練したもの) ジメチルポリシロキサン(10cs) 2 成分C ハイビスカスエキス 1 アロエエキス 0.2 エタノール 0.5 防腐剤 適量 精製水 20
【0035】成分Aのシラン処理微粒子金属酸化物と環
状シリコーンを事前にビーズミルを用いて粉砕を行いペ
ーストを得た。成分Bを良く混合した後、成分Aのペー
ストに加え、さらに混合した。ついで成分Cの混合物を
加えた後、攪拌用のステンレスボールと共に容器に充填
して製品を得た。本製品は多層分散型の外観を呈し、数
日間の経時で透明液層と粉体の分散液層と粉体層とに相
分離が発生した。得られた本製品は紫外線防御効果に優
れていた。
【0036】比較例1(シラン処理微粒子金属酸化物を
配合しなかった例) 実施例1のシラン処理微粒子金属酸化物のアルキルシラ
ンの代わりにメチルハイドロジェンポリシロキサン10
重量%で被覆した以外は同じシリカ・アルミナ処理微粒
子酸化チタンを用い、他はすべて実施例1と同様にして
製品を得た。
【0037】比較例2(界面活性剤を配合した例) 実施例1のオクタメチルシクロテトラシロキサン15重
量%の代りに、オクタメチルシクロテトラシロキサン1
2重量%と界面活性剤の一種であるポリエーテル変性シ
リコーン(信越化学製KF6017)を3重量%用いた
他は全て実施例1と同様にして製品を得た。
【0038】比較例3(環状シリコーンを配合しない
例) 実施例1の環状シリコーンの代わりにジメチルポリシロ
キサン(6cs)を用い、また高重合度ジメチルシリコ
ーンガムとオルガノポリシロキサンエラストマー球状粉
体中の環状シリコーンの代わりに同じくジメチルポリシ
ロキサン(6cs)を用い調製された各々の成分を配合
する以外はすべて実施例1と同様にして製品を得た。
【0039】比較例4(水を配合しない例) 実施例1の精製水の代わりにジプロピレングリコールを
配合した他はすべて実施例1と同様にして製品を得た。
【0040】比較例5(撥水化顔料を用いない例) 実施例1のシラン処理微粒子酸化チタンとシリコーン処
理微粒子酸化亜鉛の代りに、それぞれ対応する撥水化処
理されていない微粒子酸化チタン及び微粒子酸化亜鉛を
用いた他は全て実施例1と同様にして製品を得た。
【0041】上記製品の使用性評価と耐水性評価の結果
を下記に示す。
【0042】 顔料の分散が容易 使用感が良い ---------------------------------------------------- 実施例1 50 48 比較例1 24 28 比較例2 43 42 比較例3 30 10 比較例4 10 10 比較例5 10 40
【0043】
【0044】上記の結果より、本発明の実施例は各比較
例と比べていずれも優れた性能を示すことが判った。比
較例1はシラン処理微粒子金属酸化物を配合しなかった
例であるが、顔料が沈降し、再分散ができにくくなって
いることが判る。比較例2は界面活性剤を配合した例で
あるが、界面活性剤の配合により耐水性が低下してしま
うことが判った。比較例3は環状シリコーンを使用しな
い例であるが、感触が悪くなり、かつ耐水性が極端に低
下した。比較例4は水を用いない例であるが、各評価項
目共に性能が劣っていた。比較例5は撥水化顔料を用い
ない例であるが、顔料のケーキングが発生して再分散が
できなかったばかりでなく、耐水性も悪かった。また、
本発明の実施例の試料においても皮膚トラブルは認めら
れなかった。
【0045】
【発明の効果】以上のことから、本発明は、実質的に界
面活性剤を含まないことでより安全性、耐水性に優れる
こと、シラン化合物処理顔料を配合することで経時での
顔料の再分散性に優れること、また相対的に安価に製造
が可能であることを特徴とする紫外線防御化粧料が得ら
れることは明らかである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月26日(1999.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明の実施の形態】本発明で用いる炭素数6〜20の
アルキル基と反応性基とを有するシラン化合物とは、炭
素数6〜20のアルキル基と、ハロゲン原子やアルコキ
シ基等の反応性基を有するアルキルシラン化合物、アル
キルシラザン化合物等のシラン化合物である。好ましい
シラン化合物としては、下記一般式で示されるシラン化
合物が挙げられる。 RR1 n SiX3-n 但し、上記一般式中で、nは0〜2の整数であり、Rは
炭素数6〜20のアルキル基(直鎖であっても分岐鎖で
あっても構わない)を示し、R1は炭素数1〜6のアル
キル基を示し、Xはハロゲン原子、アルコキシ基の反応
性基から選ばれる。本発明で用いるシラン化合物として
特に好ましいものの例としては、炭素数6〜20のアル
キル基と反応性基とを有するシラン化合物の少なくとも
一個のアルキル基がオクチル基であるシラン化合物であ
り、更に好ましくは、Rがオクチル基であり、nが0で
あり、Xがエトキシ基であるオクチルトリエトキシシラ
ンである。本シラン化合物は処理が均一にできやすく、
かつ供給が容易でコスト的に安価である特徴があり、更
に製品に配合した際に再分散性等の特性が優れているの
で好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 宏明 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社化粧品研究所内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AB051 AB242 AC102 AC342 AD161 AD162 AD172 BB01 BB23 CC19 DD05 EE01 EE09 EE17 4J002 CP001 DE027 DE046 DE106 DE116 DE136 DE146 DJ016 FB096 FD200 GB00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数6〜20のアルキル基と反応性基
    とを有するシラン化合物にて表面処理された平均粒子径
    が5〜50nmの範囲にある微粒子金属酸化物1〜30
    重量%と、環状シリコーンと、水とを含有し、かつ実質
    的に界面活性剤を含まないことを特徴とする紫外線防御
    化粧料。
  2. 【請求項2】 炭素数6〜20のアルキル基と反応性基
    とを有するシラン化合物にて表面処理された平均粒子径
    が5〜50nmの範囲にある微粒子金属酸化物1〜30
    重量%と、環状シリコーンと、水とを含有し、かつ実質
    的に界面活性剤を含まず、外観が均一でなく多層分離型
    であることを特徴とする紫外線防御化粧料。
  3. 【請求項3】 実質的に撥水化処理された顔料のみを含
    み、その内、炭素数6〜20のアルキル基と反応性基と
    を有するシラン化合物にて表面処理された平均粒子径が
    5〜50nmの範囲にある微粒子金属酸化物を化粧料中
    に1〜30重量%と、環状シリコーンと、水とを含有
    し、かつ実質的に界面活性剤を含まないことを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の紫外線防御化粧料。
  4. 【請求項4】 炭素数6〜20のアルキル基と反応性基
    とを有するシラン化合物の少なくとも一個のアルキル基
    がオクチル基であることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の紫外線防御化粧料。
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