JP2000265498A - 油圧機械の制御装置 - Google Patents

油圧機械の制御装置

Info

Publication number
JP2000265498A
JP2000265498A JP11071532A JP7153299A JP2000265498A JP 2000265498 A JP2000265498 A JP 2000265498A JP 11071532 A JP11071532 A JP 11071532A JP 7153299 A JP7153299 A JP 7153299A JP 2000265498 A JP2000265498 A JP 2000265498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
signal
electro
converter
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11071532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3924088B2 (ja
Inventor
Hiroshi Ogura
弘 小倉
Hiroshi Watanabe
洋 渡邊
Shuji Ohira
修司 大平
Masakazu Haga
正和 羽賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP07153299A priority Critical patent/JP3924088B2/ja
Publication of JP2000265498A publication Critical patent/JP2000265498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3924088B2 publication Critical patent/JP3924088B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】電気レバー装置から出力される操作信号で電気
油圧変換器を駆動しパイロット操作式流量制御弁を操作
するとき、電気油圧変換器に発生した異常状態を確実に
検出できるようにする。 【解決手段】制御ユニット12内で、操作信号X1から
レバー操作量に応じた電磁比例減圧弁10,11の目標
パイロット圧力を演算し、この目標パイロット圧力にロ
ーパスフィルタ処理を行い、処理後の値を記憶し、既に
格納されていた値は前回値として別に記憶しておく。次
いで、センサ信号から求めたパイロット圧力とフィルタ
後の値の前回値を比較し、2つの値の差が、予め設定し
た2つの値を同等とみなす許容差以上であれば、電磁比
例減圧弁に異常が発生していると判定し、電磁比例減圧
弁への指令を0にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベルの等
の油圧機械の制御装置に係わり、特に電気レバー装置の
操作レバーを操作することにより油圧アクチュエータを
駆動する油圧機械において、電気油圧変換器の異常を検
出する制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気レバー装置を備えた油圧ショベル等
の油圧機械の油圧駆動回路では、電気レバー装置から出
力された電気的な操作信号を制御ユニットを介して電磁
比例減圧弁などの電気油圧変換器を作動することで油圧
信号(パイロット圧力)に変換し、この油圧信号により
流量制御弁を切り換え操作し、油圧アクチュエータの動
作を制御している。このような油圧機械の油圧駆動回路
において、電磁比例減圧弁などの電気油圧変換器の異常
を検出するものとして、特開平7−19207号公報に
記載のものがある。これは、電磁比例減圧弁より出力さ
れ圧力センサにより検出されたパイロット圧力と、電気
レバー装置から出力される電気的な操作信号に基づいて
演算された目標パイロット圧力とを比較し、両者が同等
でないときに電磁比例減圧弁が異常状態であると判断
し、アクチュエータの停止処理を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】油圧ショベル等の油圧
機械にあっては、油圧駆動回路を構成する油圧機器の部
品から金属微小片が剥げ落ちて油圧回路の圧油中に混入
したり、大気中のゴミが摺動部のシール部分を介して油
圧回路の圧油中に混入することがあり、これらの金属微
小片又はゴミ等が混ざった圧油が電磁比例減圧弁に送ら
れると、それら金属微小片又はゴミが電磁比例減圧弁の
スプールの摺動隙間に入り込み、スプールが固着して作
動不良となる場合がある。このような現象は一般に弁ス
プールのスティックと呼ばれており、このような現象が
発生すると、例えば油圧アクチュエータを停止させよう
として操作レバーを中立位置に復帰させても、スプール
は中立位置に戻らず、電磁比例減圧弁から油圧信号が出
力され続け、流量制御弁が中立位置に戻らず、油圧アク
チュエータを停止制御することができなくなる。
【0004】特開平7−19207号公報に記載の従来
技術では、弁スプールのスティックが生じ、比較する2
つの信号(操作信号に基づく目標パイロット圧力と電磁
比例減圧弁より出力される検出パイロット圧力)が同等
でなくなると、電磁比例減圧弁が異常状態であると判断
してアクチュエータの停止処理を行うため、上記問題を
解決できる。
【0005】しかし、この従来技術では、2つの信号を
比較・判断するとき、電気油圧変換器である電磁比例減
圧弁の応答遅れを考慮していないため、異常状態かどう
かの検出精度が悪く、特に操作レバーを速く動かしたと
きは正常動作しているのにも係わらず異常であると判断
し、アクチュエータを停止させてしまう可能性がある。
【0006】本発明の目的は、上記の問題点に鑑み、電
気レバー装置から出力される操作信号で電気油圧変換器
を駆動しパイロット操作式流量制御弁を操作するとき、
電気油圧変換器に発生した異常状態を確実に検出すこと
ができる油圧機械の制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明は、主油圧ポンプと、この主油圧ポン
プから吐出される圧油によって駆動する油圧アクチュエ
ータと、操作レバーを有し該操作レバーの操作に応じた
電気的な操作信号を出力する電気レバー装置と、パイロ
ットポンプと、このパイロットポンプから出力される圧
力を減圧し油圧信号として出力する電気油圧変換器と、
前記電気レバー装置から出力される操作信号を入力し、
前記電気油圧変換器を駆動させる駆動信号を出力する制
御手段と、前記電気油圧変換器から出力される油圧信号
によって切り換え操作され、前記油圧アクチュエータに
供給する圧油の流量を制御するパイロット操作式流量制
御弁とを備える油圧機械の制御装置において、前記電気
油圧変換器より出力される油圧信号を検出し電気信号と
して出力する圧力センサと、前記電気レバー装置から出
力される操作信号を前記電気油圧変換器が追従可能な信
号に変換する信号変換手段と、前記信号変換手段により
変換された後の信号とその操作信号が前記信号変換手段
に入力されてから所定時間後の前記圧力センサの出力信
号とを比較し、両者が同等でないときに前記電気油圧変
換器が異常であると判断する比較・判断手段と、前記比
較・判断手段で前記電気油圧変換器が異常であると判断
されたとき、前記電気油圧変換器への出力指令を制限す
る異常時出力制限手段とを備えるものとする。
【0008】このように信号変換手段と比較・判断手段
を設け、信号変換手段で操作信号を電気油圧変換器が追
従可能な信号に変換し、比較・判断手段で、前記変換後
の信号とその操作信号が信号変換手段に入力されてから
所定時間後の圧力センサの出力信号とを比較することに
より、電気レバー装置の操作レバーを急操作した場合に
電気油圧変換器の出力に応答遅れがあっても、信号変換
手段で変換後の信号はその操作信号が信号変換手段に入
力されてから所定時間後の圧力センサの出力信号に対し
て概ね同じ時刻で立ち上がる、同様になまった波形とな
るため、電気油圧変換器が故障していないにも係わらず
異常状態であるという誤った判断により電気油圧変換器
への出力指令を制限し、油圧アクチュエータが停止して
しまうような誤動作を防ぐことができ、電気油圧変換器
に発生した異常状態を確実に検出することができる。
【0009】(2)上記(1)において、好ましくは、
前記信号変換手段はローパスフィルタ手段である。
【0010】これにより信号変換手段は、電気レバー装
置から出力される操作信号を電気油圧変換器が追従可能
な信号に変換できる。
【0011】(3)また、上記(1)において、好まし
くは、前記比較・判断手段は、比較する2つの信号の差
が予め設定された値以上になった場合に2つの信号が同
等でないと判断する。
【0012】これにより2つの信号が実質的に同等でな
いときにのみ電気油圧変換器が異常であると判断される
ようになる。
【0013】(4)更に、上記(1)において、好まし
くは、前記比較・判断手段は、比較する2つの信号が同
等でない状態が所定時間連続で続いた場合に前記電気油
圧変換器が異常状態であると判断する。
【0014】これにより確実に故障かどうかを判断で
き、誤検出防止の精度が更に向上する。
【0015】(5)また、上記(1)において、好まし
くは、前記異常時出力制限手段は、前記比較・判断手段
により前記電気油圧変換器が異常状態であると判断され
た後、所定時間経過後に前記電気油圧変換器への出力指
令を制限する処理を開始する。
【0016】これによっても、誤検出防止の精度が更に
向上する。また、異常状態であると判定してから一定時
間継続することにより、例えば軌跡制御などの他の制御
をしていた場合は、その間、その判定結果に基づいて当
該制御をバックアップ定数で行うなどのバックアップ処
理をし、制御の安全性を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の油圧機械の制御装
置の実施形態を図面を用いて説明する。以下の実施形態
は、油圧機械として油圧ショベルを例に取った場合のも
のである。
【0018】図1は本発明の一実施形態による油圧ショ
ベルの制御装置を油圧駆動装置と共に示す図である。図
1において、本実施形態に係わる油圧ショベルの油圧駆
動装置は、原動機3と、この原動機3によって駆動する
主油圧ポンプ1及びパイロットポンプ2と、主油圧ポン
プ1から吐出される圧油によって駆動する油圧アクチュ
エータ(例えばブームシリンダ)9と、主油圧ポンプ1
から油圧アクチュエータ9に供給される圧油の流れを制
御するパイロット操作式流量制御弁8と、流量制御弁8
を切り換え操作する操作レバー13a及びこの操作レバ
ー13aの操作量を検出しそれに応じた電気的な操作信
号X1を出力する機械・電気変換器13bを含む電気レ
バー装置13と、パイロットポンプ2から吐出されるパ
イロット圧力を減圧して出力する電磁比例減圧弁10,
11と、電気レバー装置13から出力される操作信号X
1を入力し、電磁比例減圧弁10,11を駆動させる駆
動信号を出力する制御ユニット12とを備えている。
【0019】油圧ショベルの油圧駆動装置は良く知られ
ているように、ブームシリンダ以外の油圧アクチュエー
タとしてアームシリンダ、バケソトシリンダ、走行モー
タ、旋回モータ等を備え、これに対応してそれぞれの油
圧アクチュエータの駆動を制御する複数のパイロット操
作式流量制御弁及びこれらパイロット操作式流量制御弁
に油圧信号(パイロット圧力)を出力する電磁比例減圧
弁を備えている。図1はこのような油圧ショベルの油圧
アクチュエータを油圧アクチュエータ9で代表するもの
であり、油圧アクチュエータ9はブームシリンダ以外の
いずれのアクチュエータであってもよい。
【0020】電気レバー装置13は、例えば図1の紙面
に沿う左右方向に操作レバー13aを操作することによ
り油圧アクチュエータ9を伸長方向又は収縮方向に駆動
することができ、同じく図1の紙面と直交する前後方向
に操作レバー13aを動かすことによりバケットシリン
ダ等の図示しない別のアクチュエータを駆動することが
でき、また図示を省略した別の電気レバー装置の操作レ
バーを操作することにより、図示しない別のアクチュエ
ータを駆動することができるものである。
【0021】主油圧ポンプ1は可変容量型のポンプであ
り、その吐出量を変える斜板1aを備え、この斜板1a
には斜板位置調節器5が連結されている。また、斜板1
aの傾転位置を検出する斜板位置検出器4及び主油圧ポ
ンプ1の吐出圧力を検出する圧力検出器6が設けられて
いる。斜板位置検出器4及び圧力検出器6からの信号は
制御ユニット15に入力され、制御ユニット15は圧力
検出器6によって検出された主油圧ポンプ1の吐出圧力
と、斜板位置検出器4によって検出された斜板1aの傾
転位置とに基づいて所定の演算を行い、主油圧ポンプ1
の斜板位置調節器5に制御信号を出力し、斜板1aの位
置を調整し、主油圧ポンプ1の押しのけ容積即ち吐出流
量を制御する。
【0022】本実施形態の制御装置は上記のような油圧
ショベルの油圧駆動装置に設けられるものであり、電磁
比例減圧弁10,11とパイロット操作式流量制御弁8
のパイロット操作部8L,8Rとを連絡する管路14
L,14Rに設けられ、電磁比例減圧弁10,11から
出力されるパイロット圧力を検出して電気信号P1,P
2に変換するパイロット圧力センサ16,17を有し、
パイロット圧力センサ16,17から出力された信号P
1,P2は上記の制御ユニット12に入力され、制御ユ
ニット12は電磁比例減圧弁10,11が異常状態であ
ると判断すると電磁比例減圧弁10,11への出力指令
を0にする処理を行う。
【0023】図2に制御ユニット12の構成を示す。制
御ユニソト12は、制御・故障診断手順のプログラムや
制御・故障診断処理に必要な定数を格納するリードオン
リーメモリー(ROM)21、時間管理を行うタイマ2
2、中央演算処理装置(CPU)23、電気レバー装置
12の機械・電気変換器13bの出力X1及びパイロッ
ト圧力センサ16,17の出力信号P1,P2をディジ
タル信号に変換するA/D変換器24、演算結果あるい
は演算途中の数値を一時的に記憶するランダムアクセス
メモリ(RAM)25、ディジタル信号をアナログ信号
に変換するD/A変換器26を含むマイクロコンピュー
タ20と、このマイクロコンピュータ20のD/A変換
器26からの信号を電磁比例減圧弁10,11に出力す
るための増幅器30,31とで構成されている。
【0024】制御ユニット12の処理内容を図3のフロ
ーチャートにより説明する。以下の処理は制御ユニット
12のROM21に制御・故障診断手順のプログラムと
して格納されているものであり、制御ユニット12に内
蔵されるタイマ22によって10ms毎に演算実行され
る。
【0025】処理S1において、電気レバー装置13か
らの操作信号X1とパイロット圧力センサ16,17か
らの出力信号P1,P2を制御ユニット12のA/D変
換器24を用いて入力する。
【0026】処理S2において、操作信号X1から、レ
バー操作量に応じた電磁比例減圧弁10,11が出力す
べきパイロット圧力(以後、目標パイロット圧力とい
う)を演算する。
【0027】処理S3において、パイロソト圧センサ1
6,17の出力信号P1,P2から、電磁比例減圧弁1
0,11から現在出力されているパイロット圧力を求め
る。
【0028】処理S4において、処理S2で演算した目
標パイロット圧力にローパスフィルタ処理を行い、処理
後の値をRAM25に記憶する。フィルタ処理は、入力
をX,出力をYとする伝達関数で示すと、 Y/X=1/(1+Ts) で表せる。Tはフィルタの時定数であり、この時定数T
は、電磁比例減圧弁10,11の特性(応答遅れ)を考
慮して予め設定しておく。また、既にRAM25に格納
されていた値は10ms前に演算された値であるので、
前回値として別に記憶しておく。
【0029】処理S5で、センサ信号から求めたパイロ
ット圧力と処理S4で求めたフィルタ処理後の値の前回
値(10ms前の指令)を比較する。2つの値の差が、
予め設定した2つの値を同等とみなす許容差、例えば5
Kg/cm2以上であれば、処理S8で電磁比例減圧弁
10又は11に異常が発生していると判定し、処理9で
異常状態の電磁比例減圧弁への指令を0にする。処理S
5の比較により2つの値の差が2つの値を同等とみなす
許容差、例えば5Kg/cm2以上でなければ、正常状
態であるので、処理S6において電磁比例減圧弁10又
は11への指令電圧を演算し、処理S7で出力を行う。
【0030】処理S5では圧力センサ16,17の値と
10ms前の操作信号X1の指令値(フィルタ処理後の
値)を比較しているが、これは電磁比例減圧弁10,1
1の特性(応答遅れ)や制御ユニット2の演算能力など
を考慮して予め設定しておくこともできるし、油圧機器
の遅れに影響をあたえる作動油の温度を測定し、これを
考慮しながら可変にしても良い。
【0031】以上において、制御ユニット12の処理S
4の機能は、電気レバー装置13から出力される操作信
号を電磁比例減圧弁10,11が追従可能な信号に変換
する信号変換手段を構成し、処理S5,S6は、信号変
換手段により変換された後の信号とその操作信号が信号
変換手段に入力されてから所定時間後の圧力センサ1
6,17の出力信号とを比較し、両者が同等でないとき
に電磁比例減圧弁10,11が異常であると判断する比
較・判断手段を構成し、処理S9は、比較・判断手段で
電磁比例減圧弁10,11が異常であると判断されたと
き、電磁比例減圧弁10,11への出力指令を制限する
異常時出力制限手段を構成する。
【0032】本実施形態の制御装置の作用効果を図4を
用いて説明する。図4中、(a)は電気レバー装置13
から出力される電気的な操作信号(符号Aを付す)の時
間変化を示し、(b)は制御ユニット12において図3
の処理2で操作信号から求めた目標パイロット圧力(符
号B1を付す)と、処理S4でフィルタ処理された目標
パイロット圧力(符号B2を付す)と、所定時間(10
ms)前にフィルタ処理された目標パイロット圧力(符
号B3を付す)の時間変化を示し、(c)は制御ユニッ
ト12から出力される、図3の処理S2,S6で処理さ
れた駆動信号(符号Cを付す)の時間変化を示し、
(d)は電磁比例減圧弁10,11から出力される油圧
信号(パイロット圧力)(符号Dを付す)の時間変化を
示す。
【0033】操作レバー13aを急操作し、(a)に示
すように時刻t1において操作信号Aがステップ状に立
ち上がった場合を考える。制御ユニット12はその操作
信号Aを入力し、上記のような所定の演算処理を行い、
目標パイロット圧力B1,B2,B3を求め、通常は目
標パイロット圧力B1に対応した駆動信号Cを電磁比例
減圧弁10,11に出力する。このとき、制御ユニット
12の演算能力には限りがあるため、演算処理に微少時
間を要し、(c)に示すように時刻t1から微少時間経
過したt2の時点で駆動信号Cが出力される。電磁比例
減圧弁10又は11は駆動信号Cにより動作し、油圧信
号Dを出力する。このとき、電磁比例減圧弁10,11
には応答遅れがあり、ステップ状の駆動信号Cに対する
追従性に限度があるため、出力される油圧信号Dは
(d)に示すように更に所定時関経過後の時刻t3から
立ち上がる、なまった波形となる。
【0034】従来の電磁比例減圧弁10,11の故障診
断は、操作信号から求まる(b)の目標パイロット圧力
B1と電磁比例弁圧弁10,11から出力される(d)
のパイロット圧力Dとを比較していたため、操作レバー
13aを急操作した場合は電磁比例弁圧弁10,11が
正常であるにも係わらず目標パイロット圧力B1と出力
パイロット圧力Dが同等でなくなり、電磁比例弁圧弁1
0,11が異常状態であるという誤った判断により油圧
アクチュエータ9を停止させてしまう可能性があった。
【0035】本実施形態では、制御ユニット12の図3
に示す処理S4において、操作信号から求めた(b)の
目標パイロット圧力B1をフィルタ処理し、その値を目
標パイロット圧力B2として記憶し、処理S5で所定時
間(10ms)前にフィルタ処理された目標パイロット
圧力B3と電磁比例弁圧弁10,11から出力される
(d)のパイロット圧力Dとを比較する。目標パイロッ
ト圧力B3は時刻t1に対し出力パイロット圧力Dと大
体同じΔt後の時刻t3から立ち上がる、出力パイロッ
ト圧力Dと同様になまった波形となる。このため、操作
レバー13aを急操作した場合でも、目標パイロット圧
力B3と出力パイロット圧力Dは同等となり、電磁比例
弁圧弁10,11が故障していないにも係わらず異常状
態であるという誤った判断により油圧アクチュエータ9
が停止してしまうような誤動作を防ぐことができる。
【0036】以上のように本実施形態によれば、電磁比
例減圧弁10又は11に弁スプールのスティックなどの
異常が生じた場合、その異常を検出することができ、油
圧ショベルの誤動作を未然に防ぐことができる。
【0037】また、電磁比例減圧弁10,11の異常の
検出には電磁比例減圧弁10,11の応答の遅れが考慮
されているため、電磁比例減圧弁10,11の正常動作
時に誤って異常状態であると判断することで、油圧ショ
ベルが動作しなくなるという不具合が回避でき、電磁比
例減圧弁10,11に発生した異常状態を確実に検出す
ることができる。
【0038】制御ユニット12の処理内容の他の例を図
5及び図6に示す。
【0039】図5は、処理S5と処理S8の間にカウン
ト値を加算する処理S10と所定時間経過したかどうか
を判断する処理S11を追加し、処理S5で2つの信号
が同等でないと判断された状態が連続して一定時間(確
実に故障と判断するための時間で例えば0.5s程度)
継続したら異常状態と判断するものである。これによ
り、誤検出防止の精度が更に向上する。
【0040】図6は、処理S8と処理S9の間にカウン
ト値を加算する処理S12と所定時間経過したかどうか
を判断する処理S13を追加して一定時間(確実に故障
と判断するための時間で例えば0.5s程度)の時間差
を設け、故障状態が確実になってから出力を制限するも
のである。これによっても、誤検出防止の精度が更に向
上する。また、処理S8で異常状態であると判定してか
ら一定時間継続することにより、例えば軌跡制御などの
他の制御をしていた場合は、その間、その判定結果に基
づいて当該制御をバックアップ定数で行うなどのバック
アップ処理をし、制御の安全性を図ることができる。
【0041】図5及び図6のフローチャートを組み合わ
せ、処理10,11と処理12,13の両方を追加して
もよい。この場合、処理11での継続時間は例えば0.
2s程度とし、処理13での継続時間は例えば0.5程
度とする。これにより処理12,13と並行して他の制
御のバックアップ処理をする場合、処理11である程度
故障であることが確実になってからバックアップ処理が
行われるようになり、バックアップ処理による制御の中
断頻度を低減できる。
【0042】また、いずれの場合も、電磁比例減圧弁1
0又は11に弁スプールのスティックなどの異常を精度
良く検出し、電磁弁の故障による機械の誤動作、あるい
は正常動作時に誤って故障状態であると判断することで
機械が動作しなくなるという不具合が回避できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、電気レバー装置の操作
レバーの操作量に応じた油圧信号を出力する電気油圧変
換器の異常を検出することができ、油圧機械の誤動作等
を未然に防ぐことができる。
【0044】また、電気油圧変換器の異常の検出には電
気油圧変換器の応答の遅れが考慮されているため、電気
油圧変換器が故障していないにも関わらず異常状態であ
るという誤った判断により油圧機械が停止してしまうよ
うな誤動作を防ぐことができ、電気油圧変換器に発生し
た異常状態を確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による油圧機械の制御装置
を油圧駆動装置と共に示す図である。
【図2】制御ユニットの構成を示す図である。
【図3】制御ユニットの処理内容を示すフローチャート
である。
【図4】電気レバー装置から出力される操作信号、制御
ユニット内で演算される目標パイロット圧力、制御ユニ
ットから出力される駆動信号、電磁比例減圧弁から出力
される油圧信号の時間的変化を示す図である。
【図5】本発明の他の実施形態による制御ユニットの処
理内容を示すフローチャートである。
【図6】本発明の差らに他の実施形態による制御ユニッ
トの処理内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 主油圧ポンプ 2 パイロットポンプ 3 原動機 8 パイロット操作式流量制御弁 9 アクチュエータ 10,11 電磁比例減圧弁 12 制御ユニット 13 電気レバー装置 13a 操作レバー 13b 機械・電気変換器 16,17 パイロット圧力センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大平 修司 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 (72)発明者 羽賀 正和 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内 Fターム(参考) 2D003 BA07 CA02 DA03 DA04 DB02 EA00 2D015 GA03 GB04 3H082 AA03 BB17 CC02 DA09 DA11 DA18 DA23 DA41 DA42 DA48 DC08 DE05 EE02 3H089 AA60 BB23 BB28 DB63 EE03 EE22 EE34 EE36 FF09 FF12 GG02 JJ02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主油圧ポンプと、この主油圧ポンプから吐
    出される圧油によって駆動する油圧アクチュエータと、
    操作レバーを有し該操作レバーの操作に応じた電気的な
    操作信号を出力する電気レバー装置と、パイロットポン
    プと、このパイロットポンプから出力される圧力を減圧
    し油圧信号として出力する電気油圧変換器と、前記電気
    レバー装置から出力される操作信号を入力し、前記電気
    油圧変換器を駆動させる駆動信号を出力する制御手段
    と、前記電気油圧変換器から出力される油圧信号によっ
    て切り換え操作され、前記油圧アクチュエータに供給す
    る圧油の流量を制御するパイロット操作式流量制御弁と
    を備える油圧機械の制御装置において、 前記電気油圧変換器より出力される油圧信号を検出し電
    気信号として出力する圧力センサと、 前記電気レバー装置から出力される操作信号を前記電気
    油圧変換器が追従可能な信号に変換する信号変換手段
    と、 前記信号変換手段により変換された後の信号とその操作
    信号が前記信号変換手段に入力されてから所定時間後の
    前記圧力センサの出力信号とを比較し、両者が同等でな
    いときに前記電気油圧変換器が異常であると判断する比
    較・判断手段と、 前記比較・判断手段で前記電気油圧変換器が異常である
    と判断されたとき、前記電気油圧変換器への出力指令を
    制限する異常時出力制限手段とを備えることを特徴とす
    る油圧機械の制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の油圧機械の制御装置におい
    て、前記信号変換手段はローパスフィルタ手段であるこ
    とを特徴とする油圧機械の制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の油圧機械の制御装置におい
    て、前記比較・判断手段は、比較する2つの信号の差が
    予め設定された値以上になった場合に2つの信号が同等
    でないと判断することを特徴とする油圧機械の制御装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の油圧機械の制御装置におい
    て、前記比較・判断手段は、比較する2つの信号が同等
    でない状態が所定時間連続で続いた場合に前記電気油圧
    変換器が異常状態であると判断することを特徴とする記
    載の油圧機械の制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の油圧機械の制御装置におい
    て、前記異常時出力制限手段は、前記比較・判断手段に
    より前記電気油圧変換器が異常状態であると判断された
    後、所定時間経過後に前記電気油圧変換器への出力指令
    を制限する処理を開始することを特徴とする油圧機械の
    制御装置。
JP07153299A 1999-03-17 1999-03-17 油圧機械の制御装置 Expired - Fee Related JP3924088B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07153299A JP3924088B2 (ja) 1999-03-17 1999-03-17 油圧機械の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07153299A JP3924088B2 (ja) 1999-03-17 1999-03-17 油圧機械の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000265498A true JP2000265498A (ja) 2000-09-26
JP3924088B2 JP3924088B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=13463452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07153299A Expired - Fee Related JP3924088B2 (ja) 1999-03-17 1999-03-17 油圧機械の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3924088B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056008A (ja) * 2001-08-08 2003-02-26 Toshiba Mach Co Ltd 建設機械
WO2008105501A1 (ja) * 2007-02-28 2008-09-04 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 油圧作業機械の安全装置
JP2011231851A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧作業機の制御装置
US8443597B2 (en) 2007-02-28 2013-05-21 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Safety device for hydraulic working machine
JP2014105766A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd 油圧ショベルの異常検出方法
JP2016142285A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 日立建機株式会社 油圧作業機械の電気式操作装置
JP2017179929A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 日立建機株式会社 作業機械の駆動制御装置
WO2019138921A1 (ja) * 2018-01-11 2019-07-18 日立建機株式会社 作業車両
WO2019177279A1 (ko) * 2018-03-12 2019-09-19 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 전자 유압식 제어 장치 및 방법

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056008A (ja) * 2001-08-08 2003-02-26 Toshiba Mach Co Ltd 建設機械
US8554401B2 (en) 2007-02-28 2013-10-08 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Safety device for hydraulic working machine
WO2008105501A1 (ja) * 2007-02-28 2008-09-04 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. 油圧作業機械の安全装置
JP2008215420A (ja) * 2007-02-28 2008-09-18 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧作業機械の安全装置
CN101622460B (zh) * 2007-02-28 2012-05-23 日立建机株式会社 液压作业机械的安全装置
US8443597B2 (en) 2007-02-28 2013-05-21 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Safety device for hydraulic working machine
JP2011231851A (ja) * 2010-04-27 2011-11-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧作業機の制御装置
JP2014105766A (ja) * 2012-11-27 2014-06-09 Sumitomo Heavy Ind Ltd 油圧ショベルの異常検出方法
JP2016142285A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 日立建機株式会社 油圧作業機械の電気式操作装置
JP2017179929A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 日立建機株式会社 作業機械の駆動制御装置
WO2019138921A1 (ja) * 2018-01-11 2019-07-18 日立建機株式会社 作業車両
WO2019177279A1 (ko) * 2018-03-12 2019-09-19 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 전자 유압식 제어 장치 및 방법
KR20190107415A (ko) * 2018-03-12 2019-09-20 두산인프라코어 주식회사 건설기계의 전자 유압식 제어 장치 및 방법
US11286647B2 (en) 2018-03-12 2022-03-29 Doosan Infracore Co., Ltd. Electrohydraulic control device for construction machine and method thereof
KR102597305B1 (ko) 2018-03-12 2023-11-02 에이치디현대인프라코어 주식회사 건설기계의 전자 유압식 제어 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3924088B2 (ja) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100397516B1 (ko) 작업기의 제어방법 및 그 제어장치
EP2131045B1 (en) Safety device for hydraulic working machine
EP2657539B1 (en) Hydraulic system for construction machine including emergency control unit for electric hydraulic pump
US9765503B2 (en) Hydraulic control system for construction machinery
US5497805A (en) Drive control system for hydraulic machine
JP2006308073A (ja) 建設機械の油圧駆動システム
JP3924088B2 (ja) 油圧機械の制御装置
EP2840261B1 (en) Hydraulic system for construction equipment
EP2610409A1 (en) Device for controlling construction equipment
WO1991013217A1 (fr) Systeme hydraulique de commande d'engin de chantier
JPH044A (ja) 制御装置
JP2001050202A (ja) 油圧作業機の油圧制御装置
EP1892338B1 (en) Driving motor controlling device of construction machine
JP3262236B2 (ja) 建設機械の制御装置
EP2949819A1 (en) Driving control device of construction machine
EP2799692B1 (en) Engine control method of construction machine
EP3133211A1 (en) Drive control device for construction equipment and control method therefor
JP2839567B2 (ja) 建設機械の油圧駆動装置
JPH0366683B2 (ja)
WO2019179595A1 (en) An electrically powered hydraulic system and a method for controlling an electrically powered hydraulic system
JP3417833B2 (ja) 油圧制御装置
JP2001049698A (ja) 電気レバー装置の故障診断方法及び油圧駆動制御装置
JP6715143B2 (ja) 建設機械
JP2577551B2 (ja) 被作動体の駆動制御装置
JP3688516B2 (ja) 油圧作業機のポンプ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060523

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070223

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees