JP2000265663A - 着脱容易な連結具及び作業台 - Google Patents
着脱容易な連結具及び作業台Info
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- JP2000265663A JP2000265663A JP11072338A JP7233899A JP2000265663A JP 2000265663 A JP2000265663 A JP 2000265663A JP 11072338 A JP11072338 A JP 11072338A JP 7233899 A JP7233899 A JP 7233899A JP 2000265663 A JP2000265663 A JP 2000265663A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立・分解が出来る高所作業台等に用いら
れ、工具を要せず簡単な作業で迅速且つ安全に構造枠材
に着脱できる、コストの低い連結具を提供する。 【構成】 半円形の半円状湾曲部22とその一端に垂直
に伸び、先端外側に突出したボルト止め突起25を持つ
係止片23,他端に先端から外側に折れ曲がった屈曲部
26を持つ係合片29,さらに適宜の位置に連接部30
を持つ断面形状の押出し形材を適宜の長さに切り出す。
係止片23の押出し方向中央部にはボルト係止溝24が
形成され、係合片29の中央部にはボルト係止溝24に
対向する位置から屈曲部26に伸びる長孔となったボル
ト起伏孔27が設けられる。装着ピン43が一端に設け
られた係止ボルト40がボルト起伏孔27からボルト係
止溝24に差し通される。係止片23及び係合片29の
内側に一対の嵌合隆起部28を設ければ、連結がより強
固になる。
れ、工具を要せず簡単な作業で迅速且つ安全に構造枠材
に着脱できる、コストの低い連結具を提供する。 【構成】 半円形の半円状湾曲部22とその一端に垂直
に伸び、先端外側に突出したボルト止め突起25を持つ
係止片23,他端に先端から外側に折れ曲がった屈曲部
26を持つ係合片29,さらに適宜の位置に連接部30
を持つ断面形状の押出し形材を適宜の長さに切り出す。
係止片23の押出し方向中央部にはボルト係止溝24が
形成され、係合片29の中央部にはボルト係止溝24に
対向する位置から屈曲部26に伸びる長孔となったボル
ト起伏孔27が設けられる。装着ピン43が一端に設け
られた係止ボルト40がボルト起伏孔27からボルト係
止溝24に差し通される。係止片23及び係合片29の
内側に一対の嵌合隆起部28を設ければ、連結がより強
固になる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造用パイプ材を迅速
且つ安全に連接できる連結具及び該連結具を用いて組み
立てられる作業台に関する。
且つ安全に連接できる連結具及び該連結具を用いて組み
立てられる作業台に関する。
【0002】
【従来の技術】住宅の内装工事,壁面施工等の高所作業
で、鉄製やアルミ製の梯子,脚立等が用いられていた。
しかし、梯子は上部に作業者の体重がかかるため新築中
の住宅の壁等にキズをつける恐れがあり、脚立は広く平
坦な足場を必要とする等の問題があった。特に階段上で
は危険な状態での作業が強いられていた。そのため、最
近では軽量なアルミ製押出パイプ材を採用した組立て,
分解の容易な作業台が普及してきている。
で、鉄製やアルミ製の梯子,脚立等が用いられていた。
しかし、梯子は上部に作業者の体重がかかるため新築中
の住宅の壁等にキズをつける恐れがあり、脚立は広く平
坦な足場を必要とする等の問題があった。特に階段上で
は危険な状態での作業が強いられていた。そのため、最
近では軽量なアルミ製押出パイプ材を採用した組立て,
分解の容易な作業台が普及してきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】組立て,分解の容易な
作業台1は例えば図1に示すように、アルミ製押出パイ
プ材を構造用パイプ材Pとして用い、複数の構造用パイ
プ材Pに水平バー4や斜めバー5,作業床3等を組付
け、作業現場の設置状況に応じた形で組立てる。組立て
方によって平坦な場所F(図1a)にも、階段Sの途中
(図1b)にも臨機応変に対応できるようになってい
る。倒伏防止のため、作業台1の下部には適宜、アウト
リガー6が設置される。組立作業台1は現場の状況に応
じて頻繁な対応を要し、迅速な組立・分解・移動が要求
される。構造用パイプ材P,作業床3等の各部材は出来
るだけ簡単な手段で連結・解体されることが好ましい。
作業台1は例えば図1に示すように、アルミ製押出パイ
プ材を構造用パイプ材Pとして用い、複数の構造用パイ
プ材Pに水平バー4や斜めバー5,作業床3等を組付
け、作業現場の設置状況に応じた形で組立てる。組立て
方によって平坦な場所F(図1a)にも、階段Sの途中
(図1b)にも臨機応変に対応できるようになってい
る。倒伏防止のため、作業台1の下部には適宜、アウト
リガー6が設置される。組立作業台1は現場の状況に応
じて頻繁な対応を要し、迅速な組立・分解・移動が要求
される。構造用パイプ材P,作業床3等の各部材は出来
るだけ簡単な手段で連結・解体されることが好ましい。
【0004】構造部材の連結には、図2に示すように係
合片11及び係止片12を備えた鉄製の連結具10が従
来から用いられていた。すなわち、アルミニウム製等の
構造用パイプ材Pは、係合片11の窪みに嵌め込まれ、
上から係止片12によって挟み込まれる。次いで回動自
在に係合片11に枢着された係止ボルト13を係止片1
2に設けられた切欠きに係止ボルト13を掛け、ナット
14を締付けることにより、連結具10が構造用パイプ
材Pに固定される。構造用パイプ材Pに連接される相手
材(図示せず)は、連接ボルト15で固着される。この
形式の連結具10では、係合片11,係止片12の剛性
が高く、ナット14を強固に締付ける必要がある。締付
けが弱かったり、構造用パイプ材Pが変形していたりし
て一旦緩むと、連結具10が構造用パイプ材Pの長手方
向にスライドしやすく、すこぶる危険であった。そのた
め、実際の使用では、ナット14を強く締め付けるため
にスパナ等の工具が必要になり、組立て・解体に不便を
来していた。また、連結具10自体の部品点数が多く、
製造コストに問題があった。
合片11及び係止片12を備えた鉄製の連結具10が従
来から用いられていた。すなわち、アルミニウム製等の
構造用パイプ材Pは、係合片11の窪みに嵌め込まれ、
上から係止片12によって挟み込まれる。次いで回動自
在に係合片11に枢着された係止ボルト13を係止片1
2に設けられた切欠きに係止ボルト13を掛け、ナット
14を締付けることにより、連結具10が構造用パイプ
材Pに固定される。構造用パイプ材Pに連接される相手
材(図示せず)は、連接ボルト15で固着される。この
形式の連結具10では、係合片11,係止片12の剛性
が高く、ナット14を強固に締付ける必要がある。締付
けが弱かったり、構造用パイプ材Pが変形していたりし
て一旦緩むと、連結具10が構造用パイプ材Pの長手方
向にスライドしやすく、すこぶる危険であった。そのた
め、実際の使用では、ナット14を強く締め付けるため
にスパナ等の工具が必要になり、組立て・解体に不便を
来していた。また、連結具10自体の部品点数が多く、
製造コストに問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような問
題を解消すべく案出されたものであり、部品点数が少な
く製造容易で、迅速な連結・解体を可能にする連結具及
び該連結具を用いて組み立てられる作業台を提供するこ
とを目的とする。本発明の連結具は、その目的を達成す
るため、構造用パイプ材のほぼ半周を取り囲む半円状湾
曲部の一端から構造用パイプ材の接線方向に延びた係止
片の先端中央部にボルト係止溝を形成し、半円状湾曲部
の他端から構造用パイプ材の接線方向に延びた係合片の
先端から屈曲部が外側に曲がっており、係合片から屈曲
部にかけたコーナーの中央部にボルト起伏孔が形成さ
れ、係止片,半円状湾曲部,係合片の何れか一つ又は複
数の外側から単数又は複数の連接部が立ち上がった連結
具本体と、ボルト起伏孔からボルト係止溝に差し渡さ
れ、ボルト起伏孔から突出する一端部に抜止めが設けら
れ、ボルト係止溝から突出する他端部に蝶ナットが螺合
された係止ボルトとを備えていることを特徴とする。係
止片の先端外側に突起を形成すると、蝶ナットで締め付
けたボルトが抜止めされる。係止片及び係合片と半円状
湾曲部との境界部内側に嵌合隆起部を形成し、係止片及
び係合片に比較して半円状湾曲部を薄肉にすることが好
ましい。連結具本体は、アルミニウム押出形材又は樹脂
成形品で作られる。樹脂製の連結具本体では、必要に応
じて半円状湾曲部の内面にバネ材を固着し、弾性力を付
与する。作業台は、連結具本体の半円状湾曲部を縦方向
の構造用パイプ材に嵌め合わせ、係止片,半円状湾曲
部,係合片何れか一つ又は複数の外側から立ち上がった
単数又は複数の連接部に横方向又は斜め方向の構造用パ
イプ材を連接することにより組み立てられる。
題を解消すべく案出されたものであり、部品点数が少な
く製造容易で、迅速な連結・解体を可能にする連結具及
び該連結具を用いて組み立てられる作業台を提供するこ
とを目的とする。本発明の連結具は、その目的を達成す
るため、構造用パイプ材のほぼ半周を取り囲む半円状湾
曲部の一端から構造用パイプ材の接線方向に延びた係止
片の先端中央部にボルト係止溝を形成し、半円状湾曲部
の他端から構造用パイプ材の接線方向に延びた係合片の
先端から屈曲部が外側に曲がっており、係合片から屈曲
部にかけたコーナーの中央部にボルト起伏孔が形成さ
れ、係止片,半円状湾曲部,係合片の何れか一つ又は複
数の外側から単数又は複数の連接部が立ち上がった連結
具本体と、ボルト起伏孔からボルト係止溝に差し渡さ
れ、ボルト起伏孔から突出する一端部に抜止めが設けら
れ、ボルト係止溝から突出する他端部に蝶ナットが螺合
された係止ボルトとを備えていることを特徴とする。係
止片の先端外側に突起を形成すると、蝶ナットで締め付
けたボルトが抜止めされる。係止片及び係合片と半円状
湾曲部との境界部内側に嵌合隆起部を形成し、係止片及
び係合片に比較して半円状湾曲部を薄肉にすることが好
ましい。連結具本体は、アルミニウム押出形材又は樹脂
成形品で作られる。樹脂製の連結具本体では、必要に応
じて半円状湾曲部の内面にバネ材を固着し、弾性力を付
与する。作業台は、連結具本体の半円状湾曲部を縦方向
の構造用パイプ材に嵌め合わせ、係止片,半円状湾曲
部,係合片何れか一つ又は複数の外側から立ち上がった
単数又は複数の連接部に横方向又は斜め方向の構造用パ
イプ材を連接することにより組み立てられる。
【0006】
【実施の形態】本発明に従った連結具20は、たとえば
図3(a)に示す断面をもつアルミニウム押出形材又は
合成樹脂成形品を適宜の長さに切断した連結具本体21
を使用する。連結具本体21は、構造用パイプ材Pの半
径とほぼ同じ曲率Rをもつ半円状湾曲部22をもってい
る。半円状湾曲部22の一端から、構造用パイプ材Pの
接線方向に係止片23が立ち上がっている。係止片23
には、先端部で外側に向かって突出したボルト止め突起
25が形成され、幅方向中央部にボルト係止溝24が形
成されている。半円状湾曲部22の他方から、構造用パ
イプ材Pの接線方向に係合片29が立ち上がっている。
係合片29の先端は外側に直角に曲げられた屈曲部26
となっている。ボルト係止溝24に対応する位置関係
で、係合片29と屈曲部26とのコーナーにボルト起伏
孔27が形成されている。半円状湾曲部22は、連結具
本体が弾性変形し易いように係止片23及び係合片29
に比較して若干薄肉になっている。また、半円状湾曲部
22と係止片23,係合片29との境界部には、半円状
湾曲部22に収容した構造用パイプ材Pの位置を安定さ
せるため嵌合隆起部28が必要に応じて設けられる。係
合片29には、構造用パイプ材Pに相手材Q(図4b)
を連接するため、外側に向かって突出した単数又は複数
の連接片30が設けられている。連接片30には、相手
材Qの端部に設けたボルト孔に挿通される連接ボルト3
1aが嵌め込まれる連接ボルト孔31が形成されてい
る。
図3(a)に示す断面をもつアルミニウム押出形材又は
合成樹脂成形品を適宜の長さに切断した連結具本体21
を使用する。連結具本体21は、構造用パイプ材Pの半
径とほぼ同じ曲率Rをもつ半円状湾曲部22をもってい
る。半円状湾曲部22の一端から、構造用パイプ材Pの
接線方向に係止片23が立ち上がっている。係止片23
には、先端部で外側に向かって突出したボルト止め突起
25が形成され、幅方向中央部にボルト係止溝24が形
成されている。半円状湾曲部22の他方から、構造用パ
イプ材Pの接線方向に係合片29が立ち上がっている。
係合片29の先端は外側に直角に曲げられた屈曲部26
となっている。ボルト係止溝24に対応する位置関係
で、係合片29と屈曲部26とのコーナーにボルト起伏
孔27が形成されている。半円状湾曲部22は、連結具
本体が弾性変形し易いように係止片23及び係合片29
に比較して若干薄肉になっている。また、半円状湾曲部
22と係止片23,係合片29との境界部には、半円状
湾曲部22に収容した構造用パイプ材Pの位置を安定さ
せるため嵌合隆起部28が必要に応じて設けられる。係
合片29には、構造用パイプ材Pに相手材Q(図4b)
を連接するため、外側に向かって突出した単数又は複数
の連接片30が設けられている。連接片30には、相手
材Qの端部に設けたボルト孔に挿通される連接ボルト3
1aが嵌め込まれる連接ボルト孔31が形成されてい
る。
【0007】係止ボルト40は、図3(c)のように、
端部から中央部にかけてネジ部41が形成され、他端部
にはボルト起伏孔27からの抜止めとして装着ピン43
が嵌め込まれる。係止ボルト40は、屈曲部26の下方
でネジ部41を先にしてボルト起伏孔27に挿し込まれ
る。係止ボルト40は、装着ピン43によりボルト起伏
孔27から抜止めされ、装着ピン43を軸として係合片
29に垂直な面内で揺動自在になる。係止ボルト40が
起立している状態を図4(a)に示す。ボルト起伏孔2
7に差し通された係止ボルト40のネジ部41にワッシ
ャ44を嵌め、蝶ナット42をねじ込む。次いで、係止
ボルト40を倒伏させ、図4(b)に示すようにボルト
係止溝24に係止ボルト40を位置させ、蝶ナット42
を締め付ける。蝶ナット42の締め付けによりワッシャ
44が係止片23の外側面に押し付けられ、ボルト止め
突起25によりボルト係止溝24から外れなくなる。構
造用パイプ材Pに相手材Qを連接するに際しては、相手
材Qの端部に連結具20を連接ボルト31aで取り付
け、図4(a)に示すように、装着ピン43を軸に係止
ボルト40を回動して垂直に起こし、構造用パイプ材P
を半円状湾曲部22の内側に嵌め込む。このとき、構造
用パイプ材Pの先端を管軸方向(A)に連結具20の半
円状湾曲部22に沿ってスライドさせても良いが、半円
状湾曲部22は弾性により開くため係止片23と係合片
29との間を管軸に垂直な方向(B)に押し込むことも
出来る。
端部から中央部にかけてネジ部41が形成され、他端部
にはボルト起伏孔27からの抜止めとして装着ピン43
が嵌め込まれる。係止ボルト40は、屈曲部26の下方
でネジ部41を先にしてボルト起伏孔27に挿し込まれ
る。係止ボルト40は、装着ピン43によりボルト起伏
孔27から抜止めされ、装着ピン43を軸として係合片
29に垂直な面内で揺動自在になる。係止ボルト40が
起立している状態を図4(a)に示す。ボルト起伏孔2
7に差し通された係止ボルト40のネジ部41にワッシ
ャ44を嵌め、蝶ナット42をねじ込む。次いで、係止
ボルト40を倒伏させ、図4(b)に示すようにボルト
係止溝24に係止ボルト40を位置させ、蝶ナット42
を締め付ける。蝶ナット42の締め付けによりワッシャ
44が係止片23の外側面に押し付けられ、ボルト止め
突起25によりボルト係止溝24から外れなくなる。構
造用パイプ材Pに相手材Qを連接するに際しては、相手
材Qの端部に連結具20を連接ボルト31aで取り付
け、図4(a)に示すように、装着ピン43を軸に係止
ボルト40を回動して垂直に起こし、構造用パイプ材P
を半円状湾曲部22の内側に嵌め込む。このとき、構造
用パイプ材Pの先端を管軸方向(A)に連結具20の半
円状湾曲部22に沿ってスライドさせても良いが、半円
状湾曲部22は弾性により開くため係止片23と係合片
29との間を管軸に垂直な方向(B)に押し込むことも
出来る。
【0008】連結具本体21に嵌め込まれた構造用パイ
プ材Pは半円状湾曲部22の内面で構造用パイプ材Pの
円周方向半分を挟持され、仮止めされる。仮止め状態で
管軸方向A及び管軸に垂直な面内での角度が調節され、
連接位置が決定される。次いで、装着ピン43を軸にし
て係止ボルト40を回動し、図4(b)に示すようにワ
ッシャ44及び蝶ナット42を係止片23の外側に位置
させて係止ボルト40の先をボルト係止溝24に倒しこ
む。そして、蝶ナット42を指でまわして締め付ける
と、係止ボルト40はボルト止め突起25及び屈曲部2
6によって軸に垂直な方向への動きが規制されて安定
し、係止片23及び係合片29は内側に弾性変形するこ
とで構造用パイプ材Pは円周方向半分以上を挟持された
状態で外面が半円状湾曲部22に密着する。この点、基
本的には点接触で構造用パイプ材を挟持する図2の連結
具10に比較して、構造用パイプ材Pを固定保持する力
が格段に大きくなる。また、嵌合隆起部28を設けた場
合、係止片23と係合片29がテコの働きをすることで
管軸方向に伸びた嵌合隆起部28に応力が集中し、連結
具20にしっかりと固定される。連結具本体21は適度
の弾性を持つため、特に係止片23と係合片29のバネ
作用により、構造用パイプ材Pに多少の変形があったり
過度の振動を受けたりしてズレようとしても、密着性が
確保されている状態は維持されるためズレが防止され
る。
プ材Pは半円状湾曲部22の内面で構造用パイプ材Pの
円周方向半分を挟持され、仮止めされる。仮止め状態で
管軸方向A及び管軸に垂直な面内での角度が調節され、
連接位置が決定される。次いで、装着ピン43を軸にし
て係止ボルト40を回動し、図4(b)に示すようにワ
ッシャ44及び蝶ナット42を係止片23の外側に位置
させて係止ボルト40の先をボルト係止溝24に倒しこ
む。そして、蝶ナット42を指でまわして締め付ける
と、係止ボルト40はボルト止め突起25及び屈曲部2
6によって軸に垂直な方向への動きが規制されて安定
し、係止片23及び係合片29は内側に弾性変形するこ
とで構造用パイプ材Pは円周方向半分以上を挟持された
状態で外面が半円状湾曲部22に密着する。この点、基
本的には点接触で構造用パイプ材を挟持する図2の連結
具10に比較して、構造用パイプ材Pを固定保持する力
が格段に大きくなる。また、嵌合隆起部28を設けた場
合、係止片23と係合片29がテコの働きをすることで
管軸方向に伸びた嵌合隆起部28に応力が集中し、連結
具20にしっかりと固定される。連結具本体21は適度
の弾性を持つため、特に係止片23と係合片29のバネ
作用により、構造用パイプ材Pに多少の変形があったり
過度の振動を受けたりしてズレようとしても、密着性が
確保されている状態は維持されるためズレが防止され
る。
【0009】必要に応じて設けられた嵌合隆起部28は
構造用パイプ材Pの仮止めをより確実にするが、図5の
ように係止片23及び係合片29に比して半円状湾曲部
22の肉厚を薄くするようにしても良い。半円状湾曲部
22の肉厚を薄くすることによって出来る段差32によ
り同様に構造用パイプ材Pの仮止めが確実になり、係止
ボルト40を締付けた場合もより強固に緊結される。し
かも、薄肉の半円状湾曲部22は、係止片23及び係合
片29に比較して弾性変形し易いため、構造用パイプ材
Pに対する適応性も改善される。連接部30は、図3,
図4では係合片29の外側に設けているが、半円状湾曲
部22(図6a),係止片23(図6b)に設けても良
い。また、半円状湾曲部22,係止片23,係合片29
の何れかに複数の連接部30を設けることも可能であ
る。何れの場合も、必要な断面形状をもつアルミニウム
又は樹脂の押出形材又は樹脂成形品から切り出すことに
より容易に作製される。樹脂製の場合は、半円状湾曲部
22の内面湾曲方向にバネ材を固着することで弾性を補
うことが好ましい。係止ボルト40がボルト起伏孔27
から抜けるのを防止する抜止めとしては装着ピン43に
限らず、係止ボルト40の一端部に係止ボルト40に一
体化した突起又は装着ピン43の長さと同程度の直径を
もったボルトヘッドを設けても良い。
構造用パイプ材Pの仮止めをより確実にするが、図5の
ように係止片23及び係合片29に比して半円状湾曲部
22の肉厚を薄くするようにしても良い。半円状湾曲部
22の肉厚を薄くすることによって出来る段差32によ
り同様に構造用パイプ材Pの仮止めが確実になり、係止
ボルト40を締付けた場合もより強固に緊結される。し
かも、薄肉の半円状湾曲部22は、係止片23及び係合
片29に比較して弾性変形し易いため、構造用パイプ材
Pに対する適応性も改善される。連接部30は、図3,
図4では係合片29の外側に設けているが、半円状湾曲
部22(図6a),係止片23(図6b)に設けても良
い。また、半円状湾曲部22,係止片23,係合片29
の何れかに複数の連接部30を設けることも可能であ
る。何れの場合も、必要な断面形状をもつアルミニウム
又は樹脂の押出形材又は樹脂成形品から切り出すことに
より容易に作製される。樹脂製の場合は、半円状湾曲部
22の内面湾曲方向にバネ材を固着することで弾性を補
うことが好ましい。係止ボルト40がボルト起伏孔27
から抜けるのを防止する抜止めとしては装着ピン43に
限らず、係止ボルト40の一端部に係止ボルト40に一
体化した突起又は装着ピン43の長さと同程度の直径を
もったボルトヘッドを設けても良い。
【0010】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の連結具
は、構造用パイプ材のほぼ半周に面接触する半円状湾曲
部をもっているため、従来の連結具に比較して格段に高
い強度で構造用パイプ材を固定保持できる。しかも、蝶
ナットの締付けだけの簡単な作業によって構造用パイプ
材を連接できるため、作業台の組立て・解体が容易で、
作業現場に応じて種々異なる設置条件に対する順応性の
高い作業台が得られる。しかも、部品数が少ないため紛
失の虞れが少なく、製作も容易になる。
は、構造用パイプ材のほぼ半周に面接触する半円状湾曲
部をもっているため、従来の連結具に比較して格段に高
い強度で構造用パイプ材を固定保持できる。しかも、蝶
ナットの締付けだけの簡単な作業によって構造用パイプ
材を連接できるため、作業台の組立て・解体が容易で、
作業現場に応じて種々異なる設置条件に対する順応性の
高い作業台が得られる。しかも、部品数が少ないため紛
失の虞れが少なく、製作も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内装足場の全体の例
【図2】 従来の連結具の例
【図3】 本発明に従った連結具の本体に用いられる押
出し形材の断面図(a),本体俯瞰図(b)及び係止ボ
ルト(c)
出し形材の断面図(a),本体俯瞰図(b)及び係止ボ
ルト(c)
【図4】 本発明に従った連結具の使用状態を説明する
図
図
【図5】 本発明に従った連結具の他の例に用いられる
押出し形材の断面図
押出し形材の断面図
【図6】 本発明に従った連結具の連結部の他の例
20:連結具 21:連結具本体 22:半円状湾
曲部 23:係止片 24:ボルト係止溝 25:ボルト止め突起 2
6:屈曲部 27:ボルト起伏孔 28:嵌合隆起
部 29:係合片 30:連接片 31:連接用
ボルト孔 32:段差 40:係止ボルト 41:ネジ部 42:蝶ナット
43:ピン 44:ワッシャ S:階段 F:平坦面 P:構造部材 R:曲率
A:管軸方向 B:管軸に垂直な方向
曲部 23:係止片 24:ボルト係止溝 25:ボルト止め突起 2
6:屈曲部 27:ボルト起伏孔 28:嵌合隆起
部 29:係合片 30:連接片 31:連接用
ボルト孔 32:段差 40:係止ボルト 41:ネジ部 42:蝶ナット
43:ピン 44:ワッシャ S:階段 F:平坦面 P:構造部材 R:曲率
A:管軸方向 B:管軸に垂直な方向
Claims (7)
- 【請求項1】 構造用パイプ材のほぼ半周を取り囲む半
円状湾曲部の一端から構造用パイプ材の接線方向に延び
た係止片の先端中央部にボルト係止溝を形成し、半円状
湾曲部の他端から構造用パイプ材の接線方向に延びた係
合片の先端から屈曲部が外側に曲がっており、係合片か
ら屈曲部にかけたコーナーの中央部にボルト起伏孔が形
成され、係止片,半円状湾曲部,係合片何れか一つ又は
複数の外側から単数又は複数の連接部が立ち上がった連
結具本体と、 ボルト起伏孔からボルト係止溝に差し渡され、ボルト起
伏孔から突出する一端部に抜止めが設けられ、ボルト係
止溝から突出する他端部に蝶ナットが螺合された係止ボ
ルトとを備えている着脱容易な連結具。 - 【請求項2】 係止片の先端外側にボルト抜止め用の突
起が形成されている請求項1記載の着脱容易な連結具。 - 【請求項3】 係止片及び係合片と半円状湾曲部との境
界部内側に嵌合隆起部が形成されている請求項1又は2
記載の着脱容易な連結具。 - 【請求項4】 係止片及び係合片に比較して半円状湾曲
部が薄肉になっている請求項1〜3の何れかに記載の着
脱容易な連結具。 - 【請求項5】 連結具本体がアルミニウム押出形材で作
られている請求項1〜4の何れかに記載の着脱容易な連
結具。 - 【請求項6】 連結具本体が樹脂成形品で作られてお
り、半円状湾曲部の内面にバネ材が固着されている請求
項1〜4の何れかに記載の着脱容易な連結具。 - 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載の連結具の
半円状湾曲部が縦方向の構造用パイプ材に嵌め合わさ
れ、係止片,半円状湾曲部,係合片の何れか一つ又は複
数の外側から立ち上がった単数又は複数の連接部に横方
向又は斜め方向の構造用パイプ材が連接されている作業
台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072338A JP2000265663A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 着脱容易な連結具及び作業台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11072338A JP2000265663A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 着脱容易な連結具及び作業台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000265663A true JP2000265663A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13486420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11072338A Pending JP2000265663A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 着脱容易な連結具及び作業台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000265663A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012031985A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-02-16 | Sekisui Chem Co Ltd | 樹脂管の接続構造 |
| JP2017179825A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 積水樹脂株式会社 | 簡易屋根構造物 |
| CN110158942A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-08-23 | 广东潮通建筑总承包工程有限公司 | 一种可重复易用的高强度连墙件 |
| CN111432540A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-07-17 | 北京航天长征飞行器研究所 | 一种插拔式静电探针 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11072338A patent/JP2000265663A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012031985A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-02-16 | Sekisui Chem Co Ltd | 樹脂管の接続構造 |
| JP2017179825A (ja) * | 2016-03-30 | 2017-10-05 | 積水樹脂株式会社 | 簡易屋根構造物 |
| CN110158942A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-08-23 | 广东潮通建筑总承包工程有限公司 | 一种可重复易用的高强度连墙件 |
| CN111432540A (zh) * | 2019-10-31 | 2020-07-17 | 北京航天长征飞行器研究所 | 一种插拔式静电探针 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040608 |