JP2000265901A - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置

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JP2000265901A
JP2000265901A JP11070106A JP7010699A JP2000265901A JP 2000265901 A JP2000265901 A JP 2000265901A JP 11070106 A JP11070106 A JP 11070106A JP 7010699 A JP7010699 A JP 7010699A JP 2000265901 A JP2000265901 A JP 2000265901A
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connector
circuit
short
connectors
electronic control
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Yutaka Inoue
豊 井上
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Denso Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/40Engine management systems

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタが嵌合されていないことによる不具合
を未然に防止することができる電子制御装置を提供す
る。 【解決手段】ECU1はコネクタC1〜C3を用いて信
号をやりとりを行う。コネクタC1〜C3は雄と雌を1
組として構成され、短絡線12,13,14を用いて、
雄コネクタ6,7,8において2本の空き端子が短絡し
ている。配線25〜28により、全てのコネクタC1〜
C3を嵌合させた状態において短絡線12〜14を直列
に接続したラインが形成される。コネクタ監視装置23
はこのライン形成を検出する。ラインが形成されずに少
なくとも一つのコネクタが不嵌合であると、AND回路
24によりCPU21が停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子制御装置に係
り、詳しくは、コンピュータのコネクタ接続に関連する
コンピュータの誤動作を防止する技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車両用のコンピュータ、例えばエンジン
制御用電子制御ユニット(エンジン制御用ECU)は燃
料噴射量、時期等各種アクチュエータ動作させる出力端
子や温度、圧力等の情報をセンサにて得るための入力端
子が多数備わっており、コネクタを介してハーネスによ
りアクチュエータやセンサに接続されている。
【0003】これら多数の入出力端子は1つの大きなコ
ネクタに全て接続されているのではなく、入力系、出力
系、電源系等におよそ分類された複数のコネクタに分割
した構成になっている。
【0004】また、車両組み付けラインやECUのディ
ーラーでの交換時に、ECUを動作、即ち電源を供給す
る前にECUのコネクタを全て接続し、又、ハーネス末
端には該当するセンサやアクチュエータが組み付いてい
ることが望ましく、組み付け手順としては一般的には、
組み付けを行った後に、電源投入を行うこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ダイアグ機能
の付いたECUにおいて、電源供給が可能な状態(イグ
ニッションスイッチをオンした状態)で、前述の電源系
コネクタを、他のコネクタより先に接続した場合には、
ECUが動作し入力系コネクタが接続されていないので
断線していると誤検出をする可能性があり、また、コネ
クタ組み付け後に電源投入した場合にコネクタが不完全
嵌合であれば同様に断線等の誤検出をする可能性があ
る。この誤判定により、ECUのバックアップメモリに
この時の異常誤検出結果を誤って記憶してしまう。
【0006】なお、特開平8−288018号公報のコ
ネクタ監視方法によれば、主に検査作業の簡素化を目的
とし、異常時は車両に備え付けのホーンやメータランプ
等にて作業者に知らせるのみであった。
【0007】そこで、この発明の目的は、コネクタが嵌
合されていないことによる不具合を未然に防止すること
ができる電子制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1,2に記載の発
明は、コネクタの嵌合状態を検出するコネクタ接続監視
手段と、コネクタ接続監視手段により、少なくとも一つ
のコネクタが不嵌合であることを検出した場合に、中央
処理装置を停止または中央処理装置での所定の処理を禁
止する誤動作防止手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0009】これにより、コネクタ接続監視手段によっ
てコネクタの嵌合状態が検出され、少なくとも一つのコ
ネクタが不嵌合であることを検出した場合には、誤動作
防止手段にて中央処理装置が停止または中央処理装置で
の所定の処理が禁止される。
【0010】よって、例えば、電子制御装置に電源供給
が可能な状態で電源系コネクタを、他のコネクタより先
に接続した場合には、従来方式においては電子制御装置
が動作し入力系コネクタが接続されていないので断線し
ていると判断されたり、あるいは、コネクタ組み付け後
に電源投入した場合でもコネクタが不完全嵌合であれば
同様に断線等の誤検出をする可能性があり、電子制御装
置のバックアップメモリにこの時の異常誤検出結果を誤
って記憶してしまう可能性があった。これに対し、本発
明によれば、電子制御装置に電源供給が可能な状態で電
源系コネクタを、他のコネクタより先に接続した場合に
は、中央処理装置を停止または中央処理装置での所定の
処理が禁止されるので、断線していると誤判定すること
が未然に防止でき、また、コネクタ組み付け後に電源投
入した場合においてはコネクタが不完全嵌合であれば同
様に、中央処理装置を停止または中央処理装置での所定
の処理が禁止されるので、断線等の誤検出を未然に防止
し、電子制御装置のバックアップメモリに誤って異常誤
検出結果が記憶されるのが回避できる。このようにし
て、コネクタが嵌合されていないことによる不具合を未
然に防止することができることとなる。
【0011】ここで、請求項4に記載のように、コネク
タ接続監視手段を、雄と雌を1組として構成されたコネ
クタのうちのリード線側において2本の空き端子を短絡
させた短絡線と、各コネクタを嵌合させた時において前
記各短絡線を直列に接続した定電圧印加ラインを形成す
るための配線と、コネクタ毎の前記各短絡線に対しそれ
ぞれ並列接続された抵抗値の異なる抵抗と、前記短絡線
あるいは抵抗による定電圧印加ラインの電圧をモニタす
るモニタ手段と、により構成する。すると、複数のコネ
クタのうちの不嵌合状態にあるコネクタに対し当該コネ
クタに設けた短絡線に対応する抵抗にて定電圧印加ライ
ンが形成される。そして、モニタ手段は、短絡線あるい
は抵抗による定電圧印加ラインの電圧をモニタしてお
り、このモニタにより抵抗値が分かり、この抵抗値に対
応するコネクタ、即ち、不嵌合状態にあるコネクタが特
定される。よって、コネクタ毎に不嵌合状態にあった場
合に異なる処理を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
の形態を図面に従って説明する。図1には、本実施の形
態における電子制御装置の斜視図を示す。また、図2に
は、電子制御装置の回路構成の概略図を示す。さらに、
この図2に対し、全てのコネクタを接続した状態を図3
に示す。
【0013】本例では車載用電子制御ユニット(以下、
ECUという)に適用している。同ECUはトランスミ
ッション制御ECUであり、車速センサ、スロットル開
度センサ等からの信号入力にて車両の走行状態を検知
し、変速点、ロックアップクラッチ動作点、クラッチ油
圧を演算し、油圧回路を介してソレノイドバルブを制御
して最適な変速、ロックアップ動作を行わせる。また、
本ECUにはダイアグノーシス機能が付いており、診断
結果がECUのバックアップメモリに記憶される。
【0014】図1のECU1には、図3に示すように3
つのコネクタC1,C2,C3を用いて信号のやりとり
を行うことができるようになっている。また、図3のコ
ネクタ監視装置23を用いて、少なくとも一つのコネク
タC1,C2,C3が嵌合されていないことを検出して
コネクタC1,C2,C3が嵌合していない(不完全で
ある時を含む)時にはAND回路24によりECU1が
動作可能であってもCPU21を動作(プログラムの実
行)をさせないようになっており、これにより異常の誤
検出に伴う誤動作を未然に回避することができる。ま
た、各コネクタC1,C2,C3はそれぞれ雄と雌を1
組として構成されている。
【0015】以下、詳しく説明する。図1において、E
CU1のケース2は箱型をなしている。同ケース2の一
側面の雌コネクタ3,4,5が並設され、この雌コネク
タ3,4,5には雄コネクタ6,7,8が嵌合する。図
1において、符号3a,4a,5aにて雌コネクタ3,
4,5の「開口部」を示し、符号3b,3c,4b,4
c,5b,5c,5dにて「ガイド用突条」を示し、符
号6a,7a,8a,8bにて「ガイド用溝」を示す。
【0016】雄コネクタ6にはハーネス(リード線群)
9を通して車載用バッテリが接続されている。また、雄
コネクタ7にはハーネス(リード線群)10を通して各
種センサが接続されている。さらに、雄コネクタ8には
ハーネス(リード線群)11を通してアクチュエータが
接続されている。このように雄/雌のコネクタ3,6に
て電源系コネクタC1が、雄/雌のコネクタ4,7にて
入力系コネクタ(センサ系コネクタ)C2が、雄/雌の
コネクタ5,8にて出力系コネクタ(アクチュエータ系
コネクタ)C3が、それぞれ構成されている。
【0017】雄コネクタ(リード線側コネクタ)6,
7,8において、各コネクタ内の空き端子2本が短絡線
12,13,14で、それぞれ独立して短絡され、空き
端子2本が電気的に導通している。なお、短絡線12,
13,14はコネクタに予め内蔵固定してあるものを用
いてもよい。
【0018】図2において、ECU1の内部には電源回
路20と中央処理装置(以下、CPUという)21とウ
ォッチドグ監視回路22とコネクタ監視装置23とAN
D回路24が設けられている。電源系雌コネクタ3の2
本の端子T1,T2が電源回路20に接続され、電源回
路20はバッテリ電圧である12ボルトを入力して5ボ
ルトにしてECU1内の各機器に供給している。CPU
21は電源回路20から電力の供給を受けて作動する。
詳しくは、CPU21は電力の供給を受け、且つウォッ
チドグ監視回路22からのHレベル信号(リセット解除
信号)の入力にてリセット解除されて動作する。同様
に、コネクタ監視装置23およびウォッチドグ監視回路
22は電源回路20から電力の供給を受けて作動する。
AND回路24の一方の入力端子にはウォッチドグ監視
回路22が、他方の入力端子にはコネクタ監視装置23
が接続され、AND回路24の出力端子はCPU21の
イニシャル端子INITに接続されている。
【0019】また、ECU1の内部において、コネクタ
監視装置23が電源系雌コネクタ3の短絡用端子T3と
配線25で接続されるとともに、出力系雌コネクタ5の
短絡用端子T8と配線26で接続されている。また、電
源系雌コネクタ3における短絡用端子T4が配線27で
入力系雌コネクタ4の短絡用端子T5に接続されてい
る。さらに、入力系雌コネクタ4における短絡用端子T
6が配線28で出力系雌コネクタ5の短絡用端子T7に
接続されている。
【0020】よって、図3に示すように、雌コネクタ
3,4,5に雄コネクタ6,7,8を嵌合させた状態に
おいては、コネクタ監視装置23に対し配線25、短絡
線12、配線27、短絡線13、配線28、短絡線14
および配線26により閉ループ(直列回路)が形成され
ることになる。つまり、コネクタを全て所定の位置に嵌
合させた時、コネクタ監視装置23が配線25に信号を
出力した際、短絡線12、配線27、短絡線13、配線
28、短絡線14、配線26という順序で再びコネクタ
監視装置23に信号が戻るように構成されている。この
ように、ライン形成検出手段としてのコネクタ監視装置
23は、各短絡線12〜14を直列に接続したラインが
形成されたことを検出することができる。
【0021】図4には、コネクタ監視装置23の構成例
を示す。図4において、コネクタ監視装置23はパルス
発生回路30とカウンタ31とラッチ回路32と保護回
路33を備えている。パルス発生回路30は電源系雌コ
ネクタ3の短絡用端子T3に接続されている。カウンタ
31のクロック端子CLKには出力系雌コネクタ5の短
絡用端子T8が接続されている。ラッチ回路32はOR
回路34とAND回路35により構成され、カウンタ3
1の出力端子CはOR回路34の入力端子と接続されて
いる。OR回路34の出力端子はAND回路35の入力
端子と接続されている。AND回路35の出力端子はO
R回路34の入力端子およびAND回路24の入力端子
と接続されている。
【0022】そして、電源供給を受けてパルス発生回路
30からパルスが出力され、そのパルスがカウンタ31
のクロック端子CLKに供給されるとカウンタ31にて
パルス数がカウントされ、所定のカウント値に達すると
出力端子Cからラッチ回路32にHレベルを出力する。
ラッチ回路32からAND回路24にHレベル信号が出
力された状態においては、ウォッチドグ監視回路22か
らのHレベル信号(リセット解除信号)がAND回路2
4を通してCPU21のイニシャル端子INITに送る
ことができる。
【0023】また、本ECU1はダイアグノーシス機能
を有する。つまり、CPU21は自動車走行中に制御シ
ステムのセンサやアクチュエータやハーネスの異常を診
断して異常が生じた場合には異常箇所を記憶および表示
する。具体的には、ECU1への入力信号が異常か、あ
るいはそれら信号の組み合わせから異常値になると、セ
ンサ、アクチュエータあるいはハーネスの故障と診断し
てバックアップメモリ21aに記憶するとともに異常警
告ランプを点灯してドライバーに知らせる。さらに、異
常を検出した場合は、フェイルセーフ機能によりスロッ
トルバルブ開度等をフェイルセーフ値に切り換える。
【0024】次に、このように構成した電子制御装置の
作用を説明する。バッテリは既に電源系ハーネス9に接
続され、且つECU1の雌コネクタ3,4,5に雄コネ
クタ6,7,8を全て嵌合した後においてイグニッショ
ンスイッチをオン(IG=ON)した場合、又は、IG
=ON状態で電源系雄コネクタ6を最後に嵌合させた場
合を、図5のタイムチャートに示す。
【0025】図5は、図3の電源回路20の出力電位V
C、及び、図4のパルス発生回路30の出力側のα点、
カウンタ31のクロック端子CLK、カウンタ31の出
力側のβ点、ラッチ回路32の出力側のγ点、ウォッチ
ドグ監視回路22の出力側のδ点、CPU21のイニシ
ャル端子INITの各々の電位を示すものである。
【0026】図5のt1のタイミングにおいて、図3の
電源回路20で各機器に所定電圧(5ボルト)VCの供
給を開始する。すると、コネクタ監視装置23、ウォッ
チドグ監視回路22等が作動し、t2のタイミングでパ
ルス発生回路30からパルスが出力され、カウンタ31
の送られる。以後、パルスが連続して送出され、パルス
発生回路30の出力側のα点およびカウンタ31のクロ
ック端子CLKがH/Lレベルを繰り返す。その後のt
3のタイミングにてウォッチドグ監視回路22の出力側
のδ点がLレベルからHレベルになる(t1からの経過
時間T10)。これまでは、従来の動作と同じである。
【0027】このt3のタイミングではラッチ回路32
の出力側のγ点はLレベルなので、AND回路24によ
りCPU21はリセット状態のままである。この時、既
にパルス発生回路30にてα点のようなパルスがカウン
タ31のCLK端子に入力されるため、t4のタイミン
グにおいて予め設定されたカウント値に達すると、カウ
ンタ31(β点)はHレベル信号(キャリー)を出力す
る。これによりラッチ回路32の出力側のγ点もHレベ
ルになるためウォッチドグ監視回路22からのHレベル
信号(リセット解除信号)にてCPU21のイニシャル
端子はHレベルとなり、イニシャルが解除され動作を始
める。
【0028】ここで、もし、電源系雄コネクタ6を最初
に嵌合し、且つIG=ON状態の場合は、図6の動作に
なる。図6において、電源系雄コネクタ6を最初に嵌合
させることにより、t10のタイミングにて電源の供給
を受け、そのため、t11のタイミングにてパルス発生
回路30によるパルスは前記と同様に発生する。しか
し、入力系および出力系雄コネクタ7,8は未だ嵌合さ
れていないため、α点のパルスはカウンタ31のクロッ
ク端子CLKに入力されずクロック端子CLKはLレベ
ルのままである。つまり、カウンタ31によるカウント
動作が行われないため、β点はLレベルのままである。
故に、γ点もLレベルのため、t12のタイミングにお
いてウォッチドグ監視回路22の出力側のδ点がHレベ
ルになってもCPU21はリセット状態のままである。
このようにして、少なくとも一つのコネクタが不嵌合で
あると、CPU21が停止される。
【0029】これにより、ECU1の動作可能な状態に
おいてもコネクタが完全に嵌合しない限り、CPU21
が停止しているため、センサ断線等の誤検出を予め防ぐ
ことができる。
【0030】その後、t13のタイミングにてコネクタ
が全て嵌合された時、カウンタ31のクロック端子CL
Kにα点でのパルスが入力される。そのため、図5で説
明したようなカウント動作が行われ、所定のカウント値
になった時に(t14のタイミング)、γ点がHレベル
になり、ウォッチドグ監視回路22からのHレベル信号
(リセット解除信号)によりCPU21のリセットが解
除される。
【0031】なお、コネクタ組み付け後に電源投入した
場合にコネクタが不完全嵌合であるときも図6と同じよ
うに誤検出を防止することができる。以上のように、従
来のECUにおいては、ECU1に電源供給が可能な状
態で電源系コネクタC1(3,6)を、他のコネクタC
2,C3より先に接続した場合には、ECU1が動作し
入力系コネクタC2(4,7)が接続されていないので
断線していると判断されたり、あるいは、コネクタ組み
付け後に電源投入した場合でもコネクタC2,C3が不
完全嵌合であれば同様に断線等の誤検出をする可能性が
あり、ECU1のバックアップメモリ21aにこの時の
異常誤検出結果を誤って記憶してしまう可能性があっ
た。これに対し、本実施形態においては、ECU1に電
源供給が可能な状態で電源系コネクタC1(3,6)
を、他のコネクタC2,C3より先に接続した場合に
は、CPU21が停止されるので、ECU1が動作する
ことはなく断線していると誤判定することが未然に防止
でき、また、コネクタ組み付け後に電源投入した場合に
おいてはコネクタC1,C2が不完全嵌合であれば同様
に、CPU21が停止されるので、断線等の誤検出を未
然に防止し、ECU1のバックアップメモリ21aに誤
って異常誤検出結果が記憶されるのが回避できる。
【0032】このように本実施形態は下記の特徴を有す
る。 (イ)短絡線12,13,14と配線25,26,27
とコネクタ監視装置23を用いて、コネクタC1,C
2,C3の嵌合状態を検出するコネクタ接続監視手段を
構成し、少なくとも一つのコネクタC1〜C3が不嵌合
であることを検出した場合に、誤動作防止手段としての
AND回路24によりCPU21のイニシャル端子IN
ITにHレベル信号を送出せずにCPU21を停止する
ようにした。よって、コネクタが嵌合されていないこと
による不具合を未然に防止することができる。
【0033】なお、少なくとも一つのコネクタC1〜C
3が不嵌合であることを検出した場合にCPU21を停
止する代わりに、CPU21での所定の処理(具体的に
は、ダイアグ処理)を禁止するようにしてもよい。 (第2の実施形態)次に、第2の実施の形態を、第1の
実施の形態との相違点を中心に説明する。
【0034】図7には、第2の実施の形態の回路構成を
示す。図7において、短絡線12,13,14により、
第1の実施形態と同様に、雄と雌を1組として構成され
たコネクタC1〜C3のうちの雄コネクタ(リード線側
コネクタ)6〜8において2本の空き端子を短絡させて
いる。また、配線25〜28により、各コネクタC1〜
C3を嵌合させた時において各短絡線12,13,14
を直列に接続した定電圧印加ラインを形成することがで
きる。
【0035】さらに、本実施形態においてはA/Dコン
バータ40が設けられ、このA/Dコンバータ40と短
絡用端子T3が配線25にて接続されるとともに配線2
5が電源回路20に接続されている。また、A/Dコン
バータ40と短絡用端子T8が配線26にて接続されて
いる。配線25と配線27との間に抵抗R1が、配線2
7と配線28との間に抵抗R2が、配線28と配線26
との間に抵抗R3が、配線26とグランド間に抵抗R4
が組み付けられている。抵抗R1,R2,R3の抵抗値
は各々別の値に設定されている。このように、抵抗R1
〜R3は、コネクタ毎の各短絡線12〜14に対しそれ
ぞれ並列接続され、かつ、抵抗値が異なっている。
【0036】そして、配線26はA/Dコンバータ40
の入力に接続されていることから、この入力電圧がA/
Dコンバータ40にてA/D変換され、その結果がCP
U21にて送られる。このように、A/Dコンバータ4
0とCPU21により、短絡線12〜14あるいは抵抗
R1〜R3による定電圧印加ラインの電圧をモニタする
モニタ手段が構成されている。
【0037】CPU21は前述したようにウォッチドグ
監視回路22からのリセット解除信号により動作し、コ
ネクタC1,C2,C3が全て嵌合し、且つ短絡線1
2,13,14が断線していなければ、配線26の電圧
は所定電圧(5ボルト)VCとなり、CPU21におい
ては正常と判定する。入力系や出力系雄コネクタ7,8
が外れている、或いは短絡線12,13,14が断線し
ている場合、その箇所に対応している抵抗R1,R2,
R3に電圧が印加されるため配線26の電圧が状況に応
じて変化する。一例として、入力系雄コネクタ7が外れ
ているならば、配線26の電圧は=VC×R4/(R2
+R4)で求められる。つまり、不嵌合状態にあるコネ
クタC1〜C3に設けた短絡線12,13,14に対応
する抵抗R1〜R3にて定電圧印加ラインが形成され、
そのときのA/D変換値により抵抗値が分かり、この抵
抗値に対応するコネクタ、即ち、不嵌合状態にあるコネ
クタが特定できる。
【0038】この結果、CPU21は異常と判定し、予
めダイアグを禁止する。これにより、誤ダイアグを防止
できる。このように、CPU21にて、コネクタ不嵌合
時にダイアグ処理を禁止する誤動作防止手段を構成して
いる。なお、このとき、フェイルセーフ、ユーザ警告も
実施するようしてもよい。又、抵抗値の違いによりどの
コネクタに異常があるか判定できるため、フェイルセー
フ等の異常に応じた制御も可能である。これらコネクタ
関連の異常状態はCPU21に内蔵されているバックア
ップメモリ(不揮発性RAM)21aに、コネクタ異常
として記憶される。
【0039】本実施形態では、短絡線12〜14と配線
25〜28と抵抗R1〜R3とA/Dコンバータ41と
CPU21にて、コネクタの嵌合状態を検出するコネク
タ接続監視手段が構成されている。
【0040】より具体的な電子制御装置の作用を説明す
る。図8には、CPU21が実行する処理内容(フロー
チャート)を示す。この図8の処理は、プログラムの動
作中定期的に実施される。
【0041】CPU21はステップ100でプログラム
起動後、通常通り初期化を行い、コネクタ異常の検出を
開始する。CPU21はステップ101,102,10
3においてA/Dコンバータ40からの信号により断線
やコネクタ外れの有無を判定する。つまり、ステップ1
01において図7の抵抗R1による電流経路の形成に伴
う短絡線12の断線の有無を判定し、短絡線12の断線
が無い場合にステップ102において図7の抵抗R2に
よる電流経路の形成に伴う短絡線13の断線の有無また
は入力系雄コネクタ7の外れの有無を判定し、さらに、
ステップ101,102が共にNOの場合にステップ1
03において図7の抵抗R3による電流経路の形成に伴
う短絡線14の断線の有無または出力系雄コネクタ8の
外れの有無を判定する。
【0042】なお、ステップ101において電源系雄コ
ネクタ6では短絡線12の断線のみの判定を行うが、こ
れは、電源系コネクタなので外れていれば、プログラム
作動はあり得ないからである。
【0043】そして、CPU21はステップ101にお
いて断線があったと判定すると、ステップ109に移行
してダイアグ判定禁止フラグをオン(セット)してダイ
アグ判定禁止モードにするとともにフェイル処理1を実
行する。また、CPU21はステップ102,103に
おいて異常を検知すると、ステップ110,111でダ
イアグ判定禁止フラグをオン(セット)してダイアグ判
定禁止モードにするとともに、フェイル処理2,3を実
行する。このステップ109,110,111の処理を
実行した後、ステップ112においてドライバーに対し
コネクタ異常の警告を行うとともに、異常があったこと
をバックアップメモリ(不揮発性RAM)21aに記憶
する。
【0044】このステップ109〜111の処理につい
て言及すると、入力系雄コネクタ7の不完全嵌合または
短絡線13の断線をステップ102で検出した場合、ス
テップ110でのフェイル処理2にて通常のフェイル処
理で用いるフェイルセーフ値(センサ電圧値等)を採用
して自動変速機を制御し、ダイアグ判定禁止モードを設
定する(ダイアグ判定禁止フラグをオン(=1)す
る)。また、出力系雄コネクタ8の異常は、ステップ1
11でのフェイル処理3として自動変速機の変速段の固
定を行う。これは、アクチュエータのソレノイド断線、
ショート等の通常の異常時で実施するフェイル処理であ
る。また、電源系雄コネクタ6には他の雄コネクタ7,
8に収まりきれない入出力信号を含むので、フェイル処
理1は前記フェイル処理2、3が含まれ、ダイアグ判定
禁止モードも設定する。
【0045】ステップ112を処理した後に、ステップ
106において、ダイアグ判定禁止モードが設定されて
いるか否か判定し、ダイアグ判定禁止モードが設定され
ていると、ステップ108に移行してコネクタ異常以外
のダイアグを禁止する。また、ダイアグ判定禁止モード
が設定されていないと、ステップ107で通常ダイアグ
処理を行う。
【0046】また、ステップ101〜103において全
てNOとなると、つまり、コネクタ異常が無いと判断さ
れた時には、ステップ104でダイアグ判定禁止モード
を解除して、ステップ105で通常の自動変速機の制御
を行う。
【0047】以上のように、複数のコネクタC1〜C3
のうちの不嵌合状態にあるコネクタC1〜C3に対し当
該コネクタC1〜C3に設けた短絡線12,13,14
に対応する抵抗R1〜R3にて定電圧印加ラインが形成
されたときにおいて、各短絡線12,13,14あるい
は抵抗R1〜R3による定電圧印加ラインの電圧のモニ
タにより抵抗値が分かり、この抵抗値に対応するコネク
タ、即ち、不嵌合状態にあるコネクタが特定できる。こ
のようにして、複数のコネクタC1〜C3を有する場合
においてコネクタ毎に不嵌合状態にあった場合に異なる
フェイル処理(図8のステップ109〜111)を行う
ことができる。
【0048】これまで説明してきたものの他にも下記の
ように実施してもよい。これまでの説明ではトランスミ
ッション制御ECUに適用したが、他の車両用のコンピ
ュータ、例えばエンジン制御用ECUに適用してもよ
い。
【0049】また、これまでの説明ではダイアグノーシ
ス機能付き電子制御装置に適用したが、ダイアグノーシ
ス機能の無い電子制御装置に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における電子制御装置の斜
視図。
【図2】 電子制御装置の回路構成図。
【図3】 電子制御装置の回路構成図。
【図4】 電子制御装置の回路構成図。
【図5】 作用を説明するためのタイムチャート。
【図6】 作用を説明するためのタイムチャート。
【図7】 第2の実施の形態における電子制御装置の回
路構成図。
【図8】 作用を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】 1…ECU、3,4,5…雌コネクタ、6,7,8…雄
コネクタ、9,10,11…ハーネス、12,13,1
4…短絡線、21…CPU、23…コネクタ監視装置、
40…A/Dコンバータ、C1,C2,C3…コネク
タ、R1,R2,R3…抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G084 BA13 BA15 DA00 DA27 DA31 EB02 EB22 FA05 FA10 3G301 JA08 JB03 JB05 JB09 MA11 MA18 NB20 PA11Z PF01Z 5E021 FA05 FA14 FA16 FB07 FB14 FB17 FB20 FC31 FC40 JA07 JA20 KA13 5H209 AA10 DD11 EE20 FF05 GG04 HH21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも電源系コネクタを含む複数の
    コネクタを用いて信号のやりとりを行う電子制御装置で
    あって、 コネクタの嵌合状態を検出するコネクタ接続監視手段
    と、 コネクタ接続監視手段により、少なくとも一つのコネク
    タが不嵌合であることを検出した場合に、中央処理装置
    を停止または中央処理装置での所定の処理を禁止する誤
    動作防止手段と、を備えたことを特徴とする電子制御装
    置。
  2. 【請求項2】 ダイアグノーシス機能が付いた請求項1
    に記載の電子制御装置。
  3. 【請求項3】 コネクタ接続監視手段を、 雄と雌を1組として構成されたコネクタのうちのリード
    線側において2本の空き端子を短絡させた短絡線と、 各コネクタを嵌合させた時において前記各短絡線を直列
    に接続したラインを形成するための配線と、 前記ラインが形成されたことを検出するライン形成検出
    手段と、により構成したことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の電子制御装置。
  4. 【請求項4】 コネクタ接続監視手段を、 雄と雌を1組として構成されたコネクタのうちのリード
    線側において2本の空き端子を短絡させた短絡線と、 各コネクタを嵌合させた時において前記各短絡線を直列
    に接続した定電圧印加ラインを形成するための配線と、 コネクタ毎の前記各短絡線に対しそれぞれ並列接続され
    た抵抗値の異なる抵抗と、 前記短絡線あるいは抵抗による定電圧印加ラインの電圧
    をモニタするモニタ手段と、により構成したことを特徴
    とする請求項1または2に記載の電子制御装置。
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