JP2000266066A - 軸受潤滑方法ならびに軸受潤滑装置 - Google Patents
軸受潤滑方法ならびに軸受潤滑装置Info
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Abstract
る回転側環体の回転特性や、オイルエアが供給される空
間の密封性を改善する。 【解決手段】径方向内外に同心状に配設される2つの環
体2,3の間の対向環状空間4に配設される軸受装置1
をオイルエアで潤滑する方法において、軸受装置1が配
設される対向環状空間4を非接触型シール5を用いて密
封し、この空間4へオイルエアを所要圧力で供給しなが
ら、当該空間4内のオイルエアを外部に強制的に吸引排
出させるようにしている。つまり、非接触型シール5を
用いるから、回転側環体3の回転抵抗が軽減され、ま
た、オイルエアの排出を強制吸引とするから、非接触型
シール5の非接触密封部を通じてオイルエアが漏洩せず
に済むようになる。
Description
エアで潤滑する方法ならびに装置に関する。なお、前述
の軸受装置としては、例えば圧延材や食品関係の物品を
搬送する搬送路の回転支持部に用いられるものが挙げら
れる。
は、径方向内外に同心状に配設される2つの環体の対向
環状空間に介装されて、回転側環体の回転をサポートす
る。
滑を行うためには、前述した非回転側環体の外部に開放
されている軸方向端部にシールを配設することにより軸
受装置が配置される対向環状空間を密封するとともに、
前記非回転側環体に給油路および排油路を設けるように
する必要がある。
オイルエアを供給することにより軸受装置を潤滑させる
ようになっており、その後、排油路を経て外部の回収タ
ンクに排出される。
配置する空間を密封するためのシールとして非接触型シ
ールを用いる場合、回転側環体の回転抵抗を軽減するう
えで有利であるが、前記空間内のオイルエアが非接触型
シールの非接触密封部から外部に飛散しやすくなるな
ど、密封性が劣る。
用いる場合、前記空間の密封性において優れているが、
接触型シールの摺動抵抗により回転側環体の回転抵抗が
増大しやすくなる。
の使用場所を考慮して、上述した一長一短のある非接触
型シールと接触型シールとを使い分ける必要があった。
仮に、前述の軸受装置を、圧延材や食品関係の物品を搬
送する搬送路の回転支持部に使用する場合では、搬送対
象である圧延材や食品関係の物品に対して軸受装置を潤
滑するためのオイルが外部に飛散して付着することが問
題になるので、密封性の高い接触型シールを使用する必
要があるが、回転抵抗の増大のため、物品の搬送がスム
ーズになりにくくなるおそれがある。
エア潤滑の対象となる軸受装置で支持する回転側環体の
回転特性や、オイルエアが供給される空間の密封性を改
善する方法ならびに装置の提供を目的としている。
軸受潤滑方法は、径方向内外に同心状に配設される2つ
の環体の間の対向環状空間に配設される軸受装置をオイ
ルエアで潤滑するもので、前記軸受装置が配設される対
向環状空間を非接触型シールを用いて密封し、この空間
へオイルエアを所要圧力で供給しながら、当該空間内の
オイルエアを外部に強制的に吸引排出させるものであ
る。
径方向内外に同心状に配設される2つの環体の間の対向
環状空間に配設される軸受装置をオイルエアで潤滑する
もので、前記対向環状空間において軸受装置の軸方向開
放側端部に配設されて前記空間を密封する非接触型シー
ルと、前記空間へオイルエアを所要圧力で供給する給油
要素と、前記空間に供給されるオイルエアを外部に強制
的に吸引排出させる吸引要素とを含む。
上記請求項2の給油要素を、オイルを圧縮エアで送るも
のとしている。
上記請求項3の吸引要素を、前記給油要素から供給され
る圧縮エアにより負圧を発生して吸引力を発生するエゼ
クタポンプとしている。
配置される対向環状空間を密封するためのシールとして
非接触型シールを用いることにより、回転抵抗を軽減さ
せるようにしている。そして、前記空間内のオイルエア
の外部排出形態として強制吸引形態にすることにより、
非接触型シールの非接触密封部を通じて外部の空気を前
記空間へ引き込ませるようにしているから、従来のよう
に空間内に供給されるオイルエアが非接触型シールの非
接触密封部から外部に飛散せずに済むうえ、空間内にお
けるオイルエアの滞在時間が短くなってオイルによる軸
受装置の撹拌抵抗が軽減されることになる。
引動力として給油要素の給油動力を流用できるから、吸
引要素の動力源と給油要素の動力源とを別々に用意せず
に済む。
態に基づいて説明する。
している。図1は、軸受潤滑装置の構成図、図2は、図
1中のエゼクタポンプの断面図である。
る。この軸受装置1は、ケース2の内周に対して回転軸
3を回転自在に支持するものであり、種々なタイプの転
がり軸受の1つあるいは複数個を組み合わせたものとさ
れる。なお、前述の回転軸3は、例えば物品搬送路に配
設されるローラなどの両端部分とされる。
3との間の対向環状空間4は、非接触型シールとしての
ラビリンスパッキン5,5により密封されている。な
お、ラビリンスパッキン5,5は、ケース2の内周面の
軸方向両端に対して回転軸3の外周面に微小隙間を介し
て対向する状態で取り付けられている。
外部から供給されるオイルエアにより冷却および潤滑が
行われる。このオイルエアを前記空間4に供給するため
に、ケース2の上半分の所要位置に給油路6が設けられ
ている。また、空間4内に供給されたオイルエアを外部
に排出するために、ケース2の下半分の所要位置に排油
路7が設けられている。この給油路6と排油路7とに対
して、下記する軸受潤滑装置(符号省略)が取り付けら
れている。
素としての給油ユニット10と、吸引要素としてのエゼ
クタポンプ20と、回収タンク30とを備えている。
油源11と、圧縮エアを供給するコンプレッサやエアポ
ンプやエアボンベなどのエア源12と、オイルと圧縮エ
アを混合して前記空間4に供給するミキシングブロック
13とを備えており、前記密封されてある空間4内の軸
受装置1に対してオイルエアを供給するものである。な
お、ミキシングブロック13のオイルエア吐出部は、前
述のケース2の上半分の所要位置に設けられる給油路6
に配管40を介して接続されている。
のであり、給油ユニット10のエア源12から供給され
る圧縮エアの通過に伴い内部を負圧状態として、空間4
内のオイルエアを強制的に吸引排出して回収タンク30
へ送るものである。このエゼクタポンプ20の主通路2
1には、給油ユニット10のエア源12の吐出部が、ま
た、低圧部22には、ケース2の排油路7がそれぞれ配
管41,42を介して接続されている。
空間4から強制吸引したオイルエアのオイル成分を蓄積
するものである。
する。給油源11から導入されるオイルとエア源12か
ら導入される圧縮エア(例えば0.3〜0.5MPa)
とをミキシングブロック13で混合して、配管40およ
び給油路6を介して軸受装置1が配設される空間4内に
オイルエア(例えば0.05〜0.2MPa)を供給す
る。このオイルエアにより、軸受装置1が冷却および潤
滑される。
エアが、エゼクタポンプ20の主通路21に対して配管
41を介して供給されており、この圧縮エアの通過に伴
い、エゼクタポンプ20の低圧部22が負圧状態になる
ので、この低圧部22と連通する排油路7および配管4
2を通じて空間4内のオイルエアが強制的に吸引排出さ
れることになる。
的に吸引排出させるようにしていることにより、空間4
を密封するためのラビリンスパッキン5,5の非接触密
封部を通じて外部の空気が空間4内に吸引されることに
なるので、空間4内に供給されるオイルエアがラビリン
スパッキン5,5の非接触密封部から外部へ飛散するこ
とが防止される。
れる対向環状空間4を密封するために非接触型シールと
してのラビリンスパッキン5,5を用いているから、シ
ールの摺動抵抗つまり回転軸3の回転抵抗を軽減するこ
とができる。また、上述したように空間4内のオイルエ
アを強制的に吸引排出させるようにしているから、前述
のラビリンスパッキン5,5の非接触密封部からのオイ
ルエアの外部飛散を防止できて、密封性を高めることが
できる。しかも、前述の吸引排出により、空間4内にお
けるオイルエアの滞在時間を短くできるから、オイルに
よる軸受装置1の撹拌抵抗が軽減されることになり、こ
のことからも、前述の回転軸3の回転抵抗を軽減するう
えで有利となる。
ののみに限定されず、種々な応用や変形が考えられる。
てエゼクタポンプ20を用いているが、真空ポンプなど
とすることができる。
軸方向両側にラビリンスパッキン5,5が設けられてい
るが、図3に示すように、回転軸53の両端部をケース
52に設けた軸受装置1で支持し、ケース52の一方の
側の空間54を密閉空間とし、他方の側にのみラビリン
スパッキン5が設けられるような実施形態とすることも
可能である。
転軸3を回転自在に支持させる軸受装置1を潤滑する形
態を例示したが、外側の環体(2)を内側の環体(3)
に回転自在に支持させる軸受装置1を潤滑する形態とす
ることができる。その場合、非回転側環体に対して給油
路を設けるのが好ましい。このような実施形態の具体例
を図4に示す。ケース62,63に固定された固定軸6
4に軸受装置61,61を介して回転可能にローラ69
が配設され、ローラ69の両端には、ローラ69と固定
軸64の間の環状空間を密閉するラビリンスシール6
5,65が配設されている。また、ケース63および固
定軸64の内部には給油路66が、ケース63および固
定軸64の内部には排油路67が形成されている。上述
の実施形態と同じく、給油路66から供給されたオイル
エアは、環状空間71、密封装置61,61、空間7
4,74を経て排油路67から排出される。なお、本実
施形態は、ローラ69を用いて物品を搬送する搬送装置
などに用いられる。
となる軸受装置を配設する空間の密封性を高めたうえ
で、潤滑対象となる軸受装置で支持する回転側環体の回
転抵抗を軽減することができる。このように軸受装置を
オイルエアで潤滑するにあたって起こり得る弊害を解消
できる。
としてエゼクタポンプを用いれば、吸引動力として給油
要素の給油動力を流用できるから、吸引要素の動力源と
給油要素の動力源とを別々に用意せずに済むなど、設備
コストの低減に貢献できる。
するオイルエアの外部漏洩を無くして、軸受装置の動作
性能を高めることができるので、潤滑対象である軸受装
置を高い清浄度が要求されるような場所で使用する場合
に好適となる。
Claims (4)
- 【請求項1】径方向内外に同心状に配設される2つの環
体の間の対向環状空間に配設される軸受装置をオイルエ
アで潤滑する方法であって、 前記軸受装置が配設される対向環状空間を非接触型シー
ルを用いて密封し、 この空間へオイルエアを所要圧力で供給しながら、当該
空間内のオイルエアを外部に強制的に吸引排出させる、
ことを特徴とする軸受潤滑方法。 - 【請求項2】径方向内外に同心状に配設される2つの環
体の間の対向環状空間に配設される軸受装置をオイルエ
アで潤滑する装置であって、 前記対向環状空間において軸受装置の軸方向開放側端部
に配設されて前記空間を密封する非接触型シールと、 前記空間へオイルエアを所要圧力で供給する給油要素
と、 前記空間に供給されるオイルエアを外部に強制的に吸引
排出させる吸引要素とを含む、ことを特徴とする軸受潤
滑装置。 - 【請求項3】請求項2の軸受潤滑装置において、 前記給油要素は、オイルを圧縮エアで送るものである、
ことを特徴とする軸受潤滑装置。 - 【請求項4】請求項3の軸受潤滑装置において、 前記吸引要素は、前記給油要素から供給される圧縮エア
により負圧を発生して吸引力を発生するエゼクタポンプ
とされる、ことを特徴とする軸受潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073212A JP2000266066A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 軸受潤滑方法ならびに軸受潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11073212A JP2000266066A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 軸受潤滑方法ならびに軸受潤滑装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266066A true JP2000266066A (ja) | 2000-09-26 |
Family
ID=13511638
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11073212A Pending JP2000266066A (ja) | 1999-03-18 | 1999-03-18 | 軸受潤滑方法ならびに軸受潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000266066A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-03-18 JP JP11073212A patent/JP2000266066A/ja active Pending
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