JP2000266933A - 光学部材 - Google Patents
光学部材Info
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- JP2000266933A JP2000266933A JP11071441A JP7144199A JP2000266933A JP 2000266933 A JP2000266933 A JP 2000266933A JP 11071441 A JP11071441 A JP 11071441A JP 7144199 A JP7144199 A JP 7144199A JP 2000266933 A JP2000266933 A JP 2000266933A
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Abstract
経時上昇しにくくて表面保護が不要となった際に光学部
材より容易に剥離除去できる光学部材の開発。 【解決手段】 少なくとも片側の最表面が、元素比率に
基づいて酸素原子が35%以下で、かつ炭素原子が60
%以上である低酸素層(21)からなる光学部材
(2)。 【効果】 低酸素層を介して接着した表面保護フィルム
の接着力が経時上昇しにくく、従来の表面保護フィルム
を接着して必要な打抜き加工、積重ね輸送や保管、検査
や接着処理等の措置を施した後、不要となった表面保護
フィルムを光学部材より容易に剥離除去でき、その剥離
除去作業を能率よく行えて、剥離の際の光学部材の損壊
を回避できる。
Description
性に優れる光学部材に関する。
る光学部材、例えば偏光板や位相差板やそれらを積層し
た楕円偏光板などは、所定サイズへの打抜き加工、積重
ね輸送や保管、検査や接着処理等の取扱の際に光学部材
の表面が損傷されないようにその片面又は両面を接着カ
バーする表面保護フィルムが設けられる。その表面保護
フィルムは通例、保護基材に粘着層を設けたものにて形
成され、表面保護が不要になると光学部材より剥離除去
される。
対する表面保護フィルムの接着力が経時的に上昇し表面
保護が不要になって光学部材より剥離除去する際には接
着初期の接着力よりも大きく上昇して、その剥離除去に
多時間多労力を要して作業効率に乏しく、接着力の過度
の上昇で光学部材を損壊する場合のある問題点があっ
た。LCDサイズの拡大と共に、その傾向はより顕著に
なってきている。
ムを用いてもその接着力が経時上昇しにくくて表面保護
が不要となった際に光学部材より容易に剥離除去できる
光学部材の開発を課題とする。
が、元素比率に基づいて酸素原子が35%以下で、かつ
炭素原子が60%以上である低酸素層からなることを特
徴とする光学部材を提供するものである。
した表面保護フィルムの接着力が経時上昇しにくく、従
来の表面保護フィルムを接着して必要な打抜き加工、積
重ね輸送や保管、検査や接着処理等の措置を施した後、
不要となった表面保護フィルムを光学部材より容易に剥
離除去することができ、その剥離除去作業を能率よく行
えて、剥離の際の光学部材の損壊を回避することができ
る。
も片側の最表面が、元素比率に基づいて酸素原子が35
%以下で、かつ炭素原子が60%以上である低酸素層か
らなるものである。その例を図1に示した。1が表面保
護フィルム、2が光学部材で、21がその低酸素層であ
り、3は粘着層、4はセパレータである。
れらを積層した楕円偏光板等の液晶表示装置の形成など
に用いられる適宜なものであってよく、その種類につい
て特に限定はない。従って偏光板は、反射型のものなど
であってもよい。また位相差板も、1/2や1/4等の
波長板や視角補償などの適宜な目的を有するものであっ
てよい。なお前記した楕円偏光板の如き積層タイプの光
学部材の場合、その積層は粘着層等の適宜な接着手段を
介し行われたものであってよい。
は、ポリビニルアルコール系フィルムや部分ホルマール
化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体系部分ケン化フィルムの如き親水性高分子
フィルムにヨウ素及び/又は二色性染料を吸着させて延
伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ
塩化ビニルの脱塩酸処理物の如きポリエン配向フィルム
からなる偏光フィルムなどがあげられる。また偏光板
は、その片面又は両面に透明保護層を有するものなどで
あってもよい。
設けたもので、視認側(表示側)からの入射光を反射さ
せて表示するタイプの液晶表示装置などを形成するため
のものであり、バックライト等の光源の内蔵を省略でき
て液晶表示装置の薄型化をはかりやすいなどの利点を有
する。反射型偏光板の形成は、必要に応じ透明保護層等
を介して偏光板の片面に金属等からなる反射層を付設す
る方式などの適宜な方式にて行うことができる。
じマット処理した透明保護層の片面に、アルミニウム等
の反射性金属からなる箔や蒸着膜を付設して反射層を形
成したものなどがあげられる。また前記の透明保護層に
微粒子を含有させて表面微細凹凸構造とし、その上に微
細凹凸構造の反射層を有するものなどもあげられる。な
お反射層は、その反射面が透明保護層や偏光板等で被覆
された状態の使用形態が、酸化による反射率の低下防
止、ひいては初期反射率の長期持続の点や、保護層の別
途付設の回避の点などより好ましい。
を乱反射により拡散させて指向性やギラギラした見栄え
を防止し、明暗のムラを抑制しうる利点などを有する。
また微粒子含有の透明保護層は、入射光及びその反射光
がそれを透過する際に拡散されて明暗ムラをより抑制し
うる利点なども有している。
た微細凹凸構造の反射層の形成は、例えば真空蒸着方
式、イオンプレーティング方式、スパッタリング方式等
の蒸着方式やメッキ方式などの適宜な方式で金属を透明
保護層の表面に直接付設する方法などにより行うことが
できる。
形成には、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性
等に優れるポリマーなどが好ましく用いられる。その例
としては、ポリエステル系樹脂やアセテート系樹脂、ポ
リエーテルサルホン系樹脂やポリカーボネート系樹脂、
ポリアミド系樹脂やポリイミド系樹脂、ポリオレフィン
系樹脂やアクリル系樹脂、あるいはアクリル系やウレタ
ン系、アクリルウレタン系やエポキシ系やシリコーン系
等の熱硬化型、ないし紫外線硬化型の樹脂などがあげら
れる。
ルムとしたものの積層方式などの適宜な方式で形成して
よく、厚さは適宜に決定してよい。一般には500μm
以下、就中1〜300μm、特に5〜200μmの厚さと
される。なお表面微細凹凸構造の透明保護層の形成に含
有させる微粒子としては、例えば平均粒径が0.5〜5
0μmのシリカやアルミナ、チタニアやジルコニア、酸
化錫や酸化インジウム、酸化カドミウムや酸化アンチモ
ン等からなる、導電性のこともある無機系微粒子、架橋
又は未架橋のポリマー等からなる有機系微粒子などの透
明微粒子が用いられる。微粒子の使用量は、透明樹脂1
00重量部あたり2〜50重量部、就中5〜25重量部
が一般的である。
は、ポリカーボネートやポリビニルアルコール、ポリス
チレンやポリメチルメタクリレート、ポリプロピレンや
その他のポリオレフィン、ポリアリレートやポリアミド
の如き適宜なポリマーからなるフィルムを延伸処理して
なる複屈折性フィルムや液晶ポリマーの配向フィルム、
液晶ポリマーの配向層をフィルムにて支持したものなど
があげられる。
複屈折による着色や視角等の補償を目的としたものなど
の使用目的に応じた適宜な位相差を有するものであって
よく、2種以上の位相差板を積層して位相差等の光学特
性を制御したものなどであってもよい。
偏光板や位相差板の積層体の如く、2層又は3層以上の
光学層を積層したものからなっていてもよい。従って反
射型偏光板と位相差板を組合せたものや偏光板と補償用
の位相差板を組合せたものなどであってもよい。
部材は、液晶表示装置等の製造過程で順次別個に積層す
る方式にても形成しうるものであるが、予め積層して光
学部材としたものは、品質の安定性や組立作業性等に優
れて液晶表示装置などの製造効率を向上させうる利点が
ある。
ーする側の最表面を形成する低酸素層は、表面保護フィ
ルムの接着力の経時上昇を抑制することを目的とし、元
素比率に基づいて酸素原子が35%以下で、かつ炭素原
子が60%以上の物質にて形成される。
が60%未満の物質では前記接着力の経時上昇の抑制効
果に乏しい。当該接着力の経時上昇の抑制の点より好ま
しい低酸素層は、酸素原子が33%以下、就中30%以
下で、炭素原子が63%以上、就中65%以上の物質か
らなるものである。
5重量%以下で、炭素原子の含有率が60重量%以上の
分子組成を有する適宜な物質にて形成することができ
る。低酸素層は、上記の如く光学部材の表面保護フィル
ムにて接着カバーする側の最表面にあればよい。
成する上記した偏光板や位相差板等の光学層として形成
されていてもよいし、光学部材の最表面にコート方式や
転写方式等の適宜な方式による付加層として形成されて
いてもよい。その付加方式による場合には、上記した元
素比率を満足する透明性に優れる物質が光学部材の光学
特性の維持などの点より好ましく用いることができる。
合、光透過率の低下やヘイズの上昇等を防止して光学部
材の光学特性を高度に維持する点などより薄い厚さ、就
中5μm以下、特に1μm以下の厚さの低酸素層とするこ
とが好ましい。付加方式による低酸素層は、表面保護フ
ィルムを剥離除去する際にその表面保護フィルムと共に
光学部材より除去されるものであってもよいし、光学部
材に残存するものであってもよい。
存状態のバラツキによる光学部材の光学特性への影響を
防止する点などより、例えばエチレン・酢酸ビニル共重
合体の如く光学部材の表面に強力に接着して、表面保護
フィルムを剥離除去する際に光学部材より除去されない
で良好に残存する付加方式の低酸素層であることが好ま
しい。
パレータに付与する剥離コートの如く支持基材より剥離
して粘着層側に移着しやすいものは、上記の元素比率を
満足しても好ましくない。なお上記の如く低酸素層は、
光学部材の表面保護フィルムにて接着カバーする側の最
表面を形成するものであることより、光学部材の片側又
は表裏両側の最表面として形成しうる。
必要に応じ図例の如く光学部材2の低酸素層21を表面
保護フィルム1にて接着カバーした形態、あるいは更に
光学部材の他面に露出面がセパレータ4にて仮着カバー
された粘着層3を設けた形態などとして加工や輸送等に
供される。
記した如く保護基材に粘着層を設けてその保護基材を粘
着層と共に光学部材より剥離除去できるようにしたもの
が用いられる。図1において11が保護基材、12が粘
着層である。一方、光学部材にセパレータと共に設ける
粘着層は、液晶セル等の他部材と接着するためのもので
あり、セパレータを剥離除去する際にはその粘着層が光
学部材側に残存するように設けられる。
材接着用の粘着層の形成には、例えばアクリル系重合体
やシリコーン系ポリマー、ポリエステルやポリウレタ
ン、ポリアミドやポリエーテル、フッ素系やゴム系など
の適宜なポリマーをベースポリマーとする粘着性物質や
粘着剤を用いることができ、特に限定はない。就中、他
部材接着用の粘着層の形成には、アクリル系粘着剤の如
く光学的透明性に優れ、適度な濡れ性と凝集性と接着性
の粘着特性を示して、耐候性や耐熱性などに優れるもの
が好ましく用いうる。
は、吸湿による発泡現象や剥がれ現象の防止、熱膨張差
等による光学特性の低下や液晶セルの反り防止、ひいて
は高品質で耐久性に優れる液晶表示装置の形成性などの
点より、吸湿率が低くて耐熱性に優れるものにて形成さ
れていることが好ましい。
類、就中、粘着性付与樹脂、ガラス繊維やガラスビー
ズ、金属粉やその他の無機粉末等からなる充填剤や顔
料、着色剤や酸化防止剤などの粘着層に添加されること
のある適宜な添加剤を含有していてもよい。また他部材
接着用の粘着層は、微粒子を含有して光拡散性を示すも
のなどであってもよい。
は、適宜な方式で行いうる。ちなみにその例としては、
例えばトルエンや酢酸エチル等の適宜な溶剤の単独物又
は混合物からなる溶媒に粘着性物質ないしその組成物を
溶解又は分散させて10〜40重量%程度の粘着剤液を
調製し、それを流延方式や塗工方式等の適宜な展開方式
で保護基材又は光学部材の上に直接付設する方式、ある
いは前記に準じセパレータ上に粘着層を形成してそれを
保護基材又は光学部材の上に移着する方式などがあげら
れる。
重畳層として保護基材又は光学部材に設けることもでき
る。粘着層の厚さは、使用目的や接着力などに応じて適
宜に決定でき、一般には1〜500μm、就中5〜20
0μm、特に10〜100μmとされる。なお保護基材又
は光学部材に設ける粘着層は、組成や種類等が同じであ
ってもよいし、異なるものであってもよい。
には、例えばプラスチックフィルムやゴムシート、紙や
布、不織布やネット、発泡シートや金属箔、それらのラ
ミネート体等の従来に準じた適宜な薄葉体を用いること
ができる。保護基材の厚さは、強度等に応じて適宜に決
定でき、一般には500μm以下、就中5〜300μm、
特に10〜200μmとされる。
パレータは、粘着層を実用に供するまでの間、その汚染
を防止することなどを目的とする。セパレータの形成
は、前記の保護基材に準じた適宜な薄葉体に、必要に応
じシリコーン系や長鎖アルキル系、フッ素系や硫化モリ
ブデン等の適宜な剥離剤のコートを設ける方式などによ
り行うことができる。
形成する偏光板や位相差板、透明保護層や粘着層などの
各層は、例えばサリチル酸エステル系化合物やベンゾフ
ェノール系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物やシア
ノアクリレート系化合物、ニッケル錯塩系化合物等の紫
外線吸収剤で処理する方式などの適宜な方式により紫外
線吸収能をもたせたものなどであってもよい。
の各種装置の形成などに好ましく用いることができる。
ルアルコール系接着層を介してトリアセチルセルロース
フィルムからなる透明保護層を接着した厚さ180μm
の偏光板の片面に、エチレン・酢酸ビニル共重合体の1
重量%酢酸エチル溶液を塗布し乾燥させて厚さ1μm以
下の低酸素層を付設し、その上に厚さ50μmのPET
フィルムに厚さ20μmのアクリル系粘着層を設けてな
る表面保護フィルムを2kgのゴムローラーを一往復さ
せて接着し、光学部材を得た。
(透明保護層)の上に表面保護フィルムを直接接着した
ほかは、実施例1に準じて光学部材を得た。
ルムの接着力を接着直後(初期)、及び40℃で150
時間加熱後(経時)について調べた。なお接着力は、1
80度ピール(剥離速度300mm/分)に基づく。
チレン・酢酸ビニル共重合体からなる層表面又はトリア
セチルセルロースフィルムからなる層表面のESCAに
よる元素分析にて調べた酸素原子及び炭素原子の元素比
率も示した。 酸素原子 炭素原子 初期接着力 経時接着力 (%) (%) g/50mm g/50mm 実施例1 27 69 30 45 比 較 例 40 55 34 92
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも片側の最表面が、元素比率に
基づいて酸素原子が35%以下で、かつ炭素原子が60
%以上である低酸素層からなることを特徴とする光学部
材。 - 【請求項2】 請求項1において、低酸素層を接着カバ
ーする表面保護フィルムを有し、光学部材の他面に露出
面がセパレータにて仮着カバーされた粘着層を有する光
学部材。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、光学部材が少
なくとも偏光板又は位相差板を有するものである光学部
材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071441A JP2000266933A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 光学部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11071441A JP2000266933A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 光学部材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000266933A true JP2000266933A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13460641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11071441A Pending JP2000266933A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 光学部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000266933A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004005102A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Gunze Ltd | タッチパネル |
| JP2013130895A (ja) * | 2013-04-03 | 2013-07-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 保護フィルム付き成形体 |
| JP2014123068A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 円偏光板用転写体、円偏光板、画像表示装置、円偏光板用転写体の製造方法及び円偏光板の製造方法 |
| JP2015163995A (ja) * | 2015-06-15 | 2015-09-10 | 三菱レイヨン株式会社 | 保護フィルム付き成形体 |
-
1999
- 1999-03-17 JP JP11071441A patent/JP2000266933A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004005102A (ja) * | 2002-05-31 | 2004-01-08 | Gunze Ltd | タッチパネル |
| JP2014123068A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Dainippon Printing Co Ltd | 円偏光板用転写体、円偏光板、画像表示装置、円偏光板用転写体の製造方法及び円偏光板の製造方法 |
| JP2013130895A (ja) * | 2013-04-03 | 2013-07-04 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 保護フィルム付き成形体 |
| JP2015163995A (ja) * | 2015-06-15 | 2015-09-10 | 三菱レイヨン株式会社 | 保護フィルム付き成形体 |
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