JP2000267045A - 立体映像表示装置 - Google Patents
立体映像表示装置Info
- Publication number
- JP2000267045A JP2000267045A JP11068068A JP6806899A JP2000267045A JP 2000267045 A JP2000267045 A JP 2000267045A JP 11068068 A JP11068068 A JP 11068068A JP 6806899 A JP6806899 A JP 6806899A JP 2000267045 A JP2000267045 A JP 2000267045A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- optical
- display device
- light source
- fresnel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Optical Filters (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】色収差による映像品質の低下を確実に防止す
る。 【解決手段】赤、緑、青の光源12R,12G,12B
に分け、屈折率の小さい赤光源12Rは緑光源12Gよ
りも遠くに置き、屈折率の大きい青光源12Bは緑光源
12Gよりも近くに置くようにして、いずれも観察者の
目の位置で結像させた。
る。 【解決手段】赤、緑、青の光源12R,12G,12B
に分け、屈折率の小さい赤光源12Rは緑光源12Gよ
りも遠くに置き、屈折率の大きい青光源12Bは緑光源
12Gよりも近くに置くようにして、いずれも観察者の
目の位置で結像させた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】観察者の左右眼にそれぞれ対
応する結像位置に視差のある映像を結像することにより
立体映像を提供する立体映像表示装置に関する。
応する結像位置に視差のある映像を結像することにより
立体映像を提供する立体映像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立体映像表示装置としては、特開
平7−168126号公報に開示されている投影型があ
げられる。これは、光源から発した光を左および右眼用
映像としてそれぞれ2次元空間で変調し、投影レンズに
よってスクリーンとなるフレネルレンズに拡大し、この
フレネルレンズによって観察者の両眼に集光めることで
良好に立体視できる。
平7−168126号公報に開示されている投影型があ
げられる。これは、光源から発した光を左および右眼用
映像としてそれぞれ2次元空間で変調し、投影レンズに
よってスクリーンとなるフレネルレンズに拡大し、この
フレネルレンズによって観察者の両眼に集光めることで
良好に立体視できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、フレネルレ
ンズが単一の凸レンズとして形成されている場合、映像
品位がこの凸レンズの色収差により低下するという問題
があった。具体的には、画面全体を白の表示にしようと
しても、白以外の色の滲みが画面内に生じる。このよう
な色収差に対する一般的な解決法としては、材質の異な
る凹凸のレンズを重ね合わせる組合せレンズ法がある。
しかし、凹レンズが凸レンズの屈折力を弱める方向に働
くので、所望の焦点距離を確保するために曲率を大きく
したりレンズ枚数を増加させる必要がある。この場合、
赤、緑、青のような色の収差を平均的に同じにする程度
で、色収差を完全に無くすことが困難である。さらに、
凹凸のレンズを重ね合わせは、製造コストおよび装置サ
イズの増大を招く。
ンズが単一の凸レンズとして形成されている場合、映像
品位がこの凸レンズの色収差により低下するという問題
があった。具体的には、画面全体を白の表示にしようと
しても、白以外の色の滲みが画面内に生じる。このよう
な色収差に対する一般的な解決法としては、材質の異な
る凹凸のレンズを重ね合わせる組合せレンズ法がある。
しかし、凹レンズが凸レンズの屈折力を弱める方向に働
くので、所望の焦点距離を確保するために曲率を大きく
したりレンズ枚数を増加させる必要がある。この場合、
赤、緑、青のような色の収差を平均的に同じにする程度
で、色収差を完全に無くすことが困難である。さらに、
凹凸のレンズを重ね合わせは、製造コストおよび装置サ
イズの増大を招く。
【0004】本発明の目的は、色収差による映像品質の
低下を確実に防止できる立体映像表示装置を提供するこ
とにある。
低下を確実に防止できる立体映像表示装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、立体映
像表示は観察者の左右眼のそれぞれに視差のある映像を
選択的に結像させて立体映像を提供する。この立体映像
表示装置では、複数の光源部が左および右眼用発光位置
を有し互いに異なる色成分の光を発生し、複数の光学変
換部が複数の光源部からの光をほぼ平行光にそれぞれ変
換し、複数の光学変調部がこれら複数の光学変換部から
の平行光を視差映像信号に基づいてそれぞれ光学変調
し、光学投射部が複数の光学変調部からの変調光を光学
的に合成して投射し、光学集光部が観察者の左および右
眼にそれぞれ対応する結像位置で視差映像を結像するよ
う集光する。複数の光源部から光学集光部までの光学的
距離は結像位置での色収差を補正するよう複数の光源部
から発生されるそれぞれの色成分光の波長の違いに基づ
いてそれぞれ決定される。
像表示は観察者の左右眼のそれぞれに視差のある映像を
選択的に結像させて立体映像を提供する。この立体映像
表示装置では、複数の光源部が左および右眼用発光位置
を有し互いに異なる色成分の光を発生し、複数の光学変
換部が複数の光源部からの光をほぼ平行光にそれぞれ変
換し、複数の光学変調部がこれら複数の光学変換部から
の平行光を視差映像信号に基づいてそれぞれ光学変調
し、光学投射部が複数の光学変調部からの変調光を光学
的に合成して投射し、光学集光部が観察者の左および右
眼にそれぞれ対応する結像位置で視差映像を結像するよ
う集光する。複数の光源部から光学集光部までの光学的
距離は結像位置での色収差を補正するよう複数の光源部
から発生されるそれぞれの色成分光の波長の違いに基づ
いてそれぞれ決定される。
【0006】このような立体映像表示装置によれば、色
収差の補正が光源毎に可能であるため、より確実に画像
品質の低下を防止できる。さらに、この構成は従来のよ
うな凹凸のレンズを重ね合わせを必要としないため、製
造コストおよび装置サイズを著しく増大させるこもな
い。
収差の補正が光源毎に可能であるため、より確実に画像
品質の低下を防止できる。さらに、この構成は従来のよ
うな凹凸のレンズを重ね合わせを必要としないため、製
造コストおよび装置サイズを著しく増大させるこもな
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態に係
る立体映像表示装置を図面を参照して説明する。
る立体映像表示装置を図面を参照して説明する。
【0008】図1はこの立体映像表示装置11の構造を
示す。この立体映像表示装置11はそれぞれ赤,緑,青
の光源であるランプ12R,12G,12B、これらラ
ンプ12R,12G,12Bにそれぞれ取付けられるシ
ャッタ装置13R,13G,13B、これらシャッタ装
置13R,13G,13Bを介して発射される光をほぼ
平行光にする凸レンズ14R,14G,14B、複数の
画素領域に分割されこれら画素領域に対応する2次元空
間で凸レンズ14R,14G,14Bからの平行光をそ
れぞれ光変調する空間変調部15R,15G,15B、
これら変調パネル15R,15G,15Bからの変調光
を合成するダイクロイックプリズム16、このダイクロ
イックプリズム16からの合成光を一方向に拡大投射す
る投射レンズ17、およびこの投射レンズ17からの投
射光のスクリーンとなるフレネル凸レンズ18を備え
る。投射レンズ17については、従来のプロジェクショ
ンTV用投射レンズと同様の構成である。また、各空間
変調部とスクリーンとが結像の関係になっている。シャ
ッタ装置13R,13G,13Bは例えば開放および遮
蔽範囲を自由に設定可能な液晶シャッタ装置により構成
され、ランプ12R,12G,12Bから発生される
赤,緑,青の光をそれぞれ選択的に出力する。
示す。この立体映像表示装置11はそれぞれ赤,緑,青
の光源であるランプ12R,12G,12B、これらラ
ンプ12R,12G,12Bにそれぞれ取付けられるシ
ャッタ装置13R,13G,13B、これらシャッタ装
置13R,13G,13Bを介して発射される光をほぼ
平行光にする凸レンズ14R,14G,14B、複数の
画素領域に分割されこれら画素領域に対応する2次元空
間で凸レンズ14R,14G,14Bからの平行光をそ
れぞれ光変調する空間変調部15R,15G,15B、
これら変調パネル15R,15G,15Bからの変調光
を合成するダイクロイックプリズム16、このダイクロ
イックプリズム16からの合成光を一方向に拡大投射す
る投射レンズ17、およびこの投射レンズ17からの投
射光のスクリーンとなるフレネル凸レンズ18を備え
る。投射レンズ17については、従来のプロジェクショ
ンTV用投射レンズと同様の構成である。また、各空間
変調部とスクリーンとが結像の関係になっている。シャ
ッタ装置13R,13G,13Bは例えば開放および遮
蔽範囲を自由に設定可能な液晶シャッタ装置により構成
され、ランプ12R,12G,12Bから発生される
赤,緑,青の光をそれぞれ選択的に出力する。
【0009】最初に緑色光の光源系に着目して説明す
る。シャッタ装置13Gは図2に示すように観察者の右
眼の位置に対して物と像の関係になる右眼用シャッタ領
域21を緑色光の光源位置として開放し、他の領域を遮
蔽する。これにより、ランプ12Gからの緑色光はシャ
ッタ装置13Gの右眼用シャッタ領域21から拡散さ
れ、凸レンズ14Gによりほぼ平行な光束に変換され、
空間変調部15Gに入射する。空間変調部15Gは、例
えば透過型の白黒液晶表示装置を使うことができる。空
間変調部15Gは、図示しない映像信号処理回路により
得られる右眼用映像信号に基づいて右眼用の緑色映像を
表示する。この空間変調部15Gにより空間変調を受け
た透過光は、光学合成部であるダイクロイックプリズム
16へ入射する。透過光は図1に示すように反射せずに
ダイクロイックプリズム16を透過して投射レンズ17
に入射する。投射レンズ17はこの入射光をスクリーン
であるフレネル凸レンズ18へ拡大投射する。凸レンズ
18はこの投射光を観察者の右眼に対応する結像位置1
9Rに集光する。
る。シャッタ装置13Gは図2に示すように観察者の右
眼の位置に対して物と像の関係になる右眼用シャッタ領
域21を緑色光の光源位置として開放し、他の領域を遮
蔽する。これにより、ランプ12Gからの緑色光はシャ
ッタ装置13Gの右眼用シャッタ領域21から拡散さ
れ、凸レンズ14Gによりほぼ平行な光束に変換され、
空間変調部15Gに入射する。空間変調部15Gは、例
えば透過型の白黒液晶表示装置を使うことができる。空
間変調部15Gは、図示しない映像信号処理回路により
得られる右眼用映像信号に基づいて右眼用の緑色映像を
表示する。この空間変調部15Gにより空間変調を受け
た透過光は、光学合成部であるダイクロイックプリズム
16へ入射する。透過光は図1に示すように反射せずに
ダイクロイックプリズム16を透過して投射レンズ17
に入射する。投射レンズ17はこの入射光をスクリーン
であるフレネル凸レンズ18へ拡大投射する。凸レンズ
18はこの投射光を観察者の右眼に対応する結像位置1
9Rに集光する。
【0010】赤の光源系についても同様である。シャッ
タ装置13Rは右眼用シャッタ領域22を赤色光の光源
位置として開放し、他の領域を遮蔽する。これにより、
ランプ12Rからの赤色光はシャッタ装置13Rの右眼
用シャッタ領域22から拡散され、凸レンズ14Rによ
りほぼ平行な光束に変換され、空間変調部15Rに入射
する。空間変調部15Rは、上述の映像信号処理回路に
より得られる右眼用映像信号に基づいて右眼用の赤色映
像を表示する。この空間変調部15Rにより空間変調を
受けた透過光は、ダイクロイックプリズム16へ入射す
る。透過光は図1に示すようにダイクロイックプリズム
16で反射して投射レンズ17に入射する。投射レンズ
17はこの入射光をフレネル凸レンズ18へ拡大投射す
る。凸レンズ18はこの投射光を観察者の右眼に対応す
る結像位置19Rに集光する。
タ装置13Rは右眼用シャッタ領域22を赤色光の光源
位置として開放し、他の領域を遮蔽する。これにより、
ランプ12Rからの赤色光はシャッタ装置13Rの右眼
用シャッタ領域22から拡散され、凸レンズ14Rによ
りほぼ平行な光束に変換され、空間変調部15Rに入射
する。空間変調部15Rは、上述の映像信号処理回路に
より得られる右眼用映像信号に基づいて右眼用の赤色映
像を表示する。この空間変調部15Rにより空間変調を
受けた透過光は、ダイクロイックプリズム16へ入射す
る。透過光は図1に示すようにダイクロイックプリズム
16で反射して投射レンズ17に入射する。投射レンズ
17はこの入射光をフレネル凸レンズ18へ拡大投射す
る。凸レンズ18はこの投射光を観察者の右眼に対応す
る結像位置19Rに集光する。
【0011】青の光源系についても同様である。シャッ
タ装置13Bは右眼用シャッタ領域23を青色光の光源
位置として開放し、他の領域を遮蔽する。これにより、
ランプ12Bからの青色光はシャッタ装置13Bの右眼
用シャッタ領域23から拡散され、凸レンズ14Bによ
りほぼ平行な光束に変換され、空間変調部15Bに入射
する。空間変調部15Bは、上述の映像信号処理回路に
より得られる右眼用映像信号に基づいて右眼用の青色映
像を表示する。この空間変調部15Bにより空間変調を
受けた透過光は、ダイクロイックプリズム16へ入射す
る。透過光は図1に示すようにダイクロイックプリズム
16で反射して投射レンズ17に入射する。投射レンズ
17はこの入射光をフレネル凸レンズ18へ拡大投射す
る。凸レンズ18はこの投射光を観察者の右眼に対応す
る結像位置19Rに集光する。
タ装置13Bは右眼用シャッタ領域23を青色光の光源
位置として開放し、他の領域を遮蔽する。これにより、
ランプ12Bからの青色光はシャッタ装置13Bの右眼
用シャッタ領域23から拡散され、凸レンズ14Bによ
りほぼ平行な光束に変換され、空間変調部15Bに入射
する。空間変調部15Bは、上述の映像信号処理回路に
より得られる右眼用映像信号に基づいて右眼用の青色映
像を表示する。この空間変調部15Bにより空間変調を
受けた透過光は、ダイクロイックプリズム16へ入射す
る。透過光は図1に示すようにダイクロイックプリズム
16で反射して投射レンズ17に入射する。投射レンズ
17はこの入射光をフレネル凸レンズ18へ拡大投射す
る。凸レンズ18はこの投射光を観察者の右眼に対応す
る結像位置19Rに集光する。
【0012】以上のようにして、右眼用の映像では右眼
のみに入射するので、左眼には入射しない。左眼用の映
像についても同様に、空間変調部15G,15R,15
Bが上述の映像信号処理回路より得られる左眼用映像信
号に基づいて左眼用の緑色、赤色、および青色映像をそ
れぞれ表示する。シャッタ装置13G,13R,13B
は図2に示すように右眼用シャッタ領域21,22,2
3に対して水平にずれた左眼用シャッタ領域24,2
5,26を開放し、その他の領域部分を遮蔽する。緑
色、赤色、および青色光はそれぞれ空間変調され、ダイ
クロイックプリズム16で合成されフレネル凸レンズ1
8へ拡大投射される。凸レンズ18はそれぞれの入射光
を観察者の左眼に対応する結像位置19Lに集光する。
このように、左眼用の映像は右眼に対応する結像位置1
9Rとは異なる結像位置19Lで結像する。
のみに入射するので、左眼には入射しない。左眼用の映
像についても同様に、空間変調部15G,15R,15
Bが上述の映像信号処理回路より得られる左眼用映像信
号に基づいて左眼用の緑色、赤色、および青色映像をそ
れぞれ表示する。シャッタ装置13G,13R,13B
は図2に示すように右眼用シャッタ領域21,22,2
3に対して水平にずれた左眼用シャッタ領域24,2
5,26を開放し、その他の領域部分を遮蔽する。緑
色、赤色、および青色光はそれぞれ空間変調され、ダイ
クロイックプリズム16で合成されフレネル凸レンズ1
8へ拡大投射される。凸レンズ18はそれぞれの入射光
を観察者の左眼に対応する結像位置19Lに集光する。
このように、左眼用の映像は右眼に対応する結像位置1
9Rとは異なる結像位置19Lで結像する。
【0013】上述の動作を例えば1/120秒毎という
高い速度で交互に切換えることにより、観察者にはちら
つきなく立体映像として観察できる。
高い速度で交互に切換えることにより、観察者にはちら
つきなく立体映像として観察できる。
【0014】凸レンズ18には、加工性の良さや価格か
ら通常プラスチック素材が用いられる。プラスチック素
材も含む一般のレンズ材料は、光の波長によって屈折率
が異なる。すなわち、短波長の青色光での焦点距離はよ
り短く、長波長の赤色光での焦点距離はより長い。
ら通常プラスチック素材が用いられる。プラスチック素
材も含む一般のレンズ材料は、光の波長によって屈折率
が異なる。すなわち、短波長の青色光での焦点距離はよ
り短く、長波長の赤色光での焦点距離はより長い。
【0015】ここで、フレネル凸レンズ18に着目す
る。図3に示すように、光軸上の物点Oから凸レンズ1
8方向へ出た光は凸レンズ18の両面で屈折して、青色
光については像点PBに結び,赤色光については像点P
Rに結ぶ。このため、観察者面21が像点PBを含む面
となるよう凸レンズ18・観察者面31間距離LENを
設定すると、赤色光については観察者面31より長さL
P後方の像点PRに結ぶこどになり観察面では赤色光不
足により青っぽく観察される。
る。図3に示すように、光軸上の物点Oから凸レンズ1
8方向へ出た光は凸レンズ18の両面で屈折して、青色
光については像点PBに結び,赤色光については像点P
Rに結ぶ。このため、観察者面21が像点PBを含む面
となるよう凸レンズ18・観察者面31間距離LENを
設定すると、赤色光については観察者面31より長さL
P後方の像点PRに結ぶこどになり観察面では赤色光不
足により青っぽく観察される。
【0016】一方、図1に示す立体映像表示装置では、
シャッタ装置13G,13R,13Bから空間変調部1
5G,15R,13Bまでの光路長が青の光源系は短
く、赤色の光源系は長く、緑の光源系はそれらの中間値
となるよう配置してある。この配置にすることで図4に
示すように、凸レンズ18へ入射する前に青色光と赤色
光の結像位置の差LP分に相当する距離Lだけ赤色光側
は光源方向にずれることになる。従って、赤色光と青色
光は、観察者面31上のPBに像を結ぶ。緑色光も同様
にPBに像を結ぶ。
シャッタ装置13G,13R,13Bから空間変調部1
5G,15R,13Bまでの光路長が青の光源系は短
く、赤色の光源系は長く、緑の光源系はそれらの中間値
となるよう配置してある。この配置にすることで図4に
示すように、凸レンズ18へ入射する前に青色光と赤色
光の結像位置の差LP分に相当する距離Lだけ赤色光側
は光源方向にずれることになる。従って、赤色光と青色
光は、観察者面31上のPBに像を結ぶ。緑色光も同様
にPBに像を結ぶ。
【0017】また、図1では、緑、赤、青の光源系のそ
れぞれは、凸レンズ14G,14R,14Bと空間変調
部15G,15R,15B間の距離を互いに異ならせる
ように調整して配置しているが、図5に示すように、シ
ャッタ装置13G,13R,13Bと凸レンズ14G,
14R,14B間の距離を互いに異なるように調整して
配置してもよい。
れぞれは、凸レンズ14G,14R,14Bと空間変調
部15G,15R,15B間の距離を互いに異ならせる
ように調整して配置しているが、図5に示すように、シ
ャッタ装置13G,13R,13Bと凸レンズ14G,
14R,14B間の距離を互いに異なるように調整して
配置してもよい。
【0018】また、凸レンズ14G,14R,14Bの
それぞれ使用波長での特性を異なる値としたり、シャッ
タ装置13G,13R,13Bや凸レンズ14G,14
R,14Bや空間変調部15G,15R,15Bからな
る各光の通過経路に、図1および図5に示したそれぞれ
の空間に空気の代りにガラス媒質を挿入することにより
幾何学的な距離関係を一定に保ちつつ光学的距離を変え
てもよい。
それぞれ使用波長での特性を異なる値としたり、シャッ
タ装置13G,13R,13Bや凸レンズ14G,14
R,14Bや空間変調部15G,15R,15Bからな
る各光の通過経路に、図1および図5に示したそれぞれ
の空間に空気の代りにガラス媒質を挿入することにより
幾何学的な距離関係を一定に保ちつつ光学的距離を変え
てもよい。
【0019】以上のように、観察者の観察する位置の光
源像は赤色光,緑色光,青色光が過不足なく足し合わさ
れた白色となり、良好に立体視できる。
源像は赤色光,緑色光,青色光が過不足なく足し合わさ
れた白色となり、良好に立体視できる。
【0020】ここで、フレネル凸レンズ18の赤色光の
波長での焦点距離をFR,青色光の波長での焦点距離を
FBとすると、薄肉レンズの結像関係の式から 1/OQ+1/LEN=1/FB…(1) 1/(OQ+L)+1/LEN=1/FR…(2) が近似的に成り立ち、連立して解くことで距離Lを求め
られる。
波長での焦点距離をFR,青色光の波長での焦点距離を
FBとすると、薄肉レンズの結像関係の式から 1/OQ+1/LEN=1/FB…(1) 1/(OQ+L)+1/LEN=1/FR…(2) が近似的に成り立ち、連立して解くことで距離Lを求め
られる。
【0021】図2で示す緑,赤,青の光源系において、
シャッタ装置13G,13R,13Bの右眼用シャッタ
領域21,22,23,左眼用シャッタ領域24,2
5,26はそれぞれ結像倍率に応じて形状・面積を制御
している。これにより、複数の光源から光がほぼ同一領
域に重なって白色となって照らすことになり、照明され
た領域で良好に立体映像を観察できる。
シャッタ装置13G,13R,13Bの右眼用シャッタ
領域21,22,23,左眼用シャッタ領域24,2
5,26はそれぞれ結像倍率に応じて形状・面積を制御
している。これにより、複数の光源から光がほぼ同一領
域に重なって白色となって照らすことになり、照明され
た領域で良好に立体映像を観察できる。
【0022】本実施形態では、3枚の液晶表示装置を用
いて、左右の映像を交互に提示する時分割多重方式の立
体映像表示装置を例として説明したが、例えば6枚の液
晶表示装置を用いて、左右映像を同時に提示する立体映
像表示装置においても同様の効果を得られる。
いて、左右の映像を交互に提示する時分割多重方式の立
体映像表示装置を例として説明したが、例えば6枚の液
晶表示装置を用いて、左右映像を同時に提示する立体映
像表示装置においても同様の効果を得られる。
【0023】さらに、観察者の位置を検出する位置セン
サを設け、さらにこの位置センサの出力に応じて光源部
と光学変換部と間の光学的距離、この光学変換部と光学
変調部と間の光学的距離、および複数の光学変換部の変
換特性の少なくとも一つを調整する調整部とを設けれ
ば、色収差を自動的に補正することも可能である。ここ
で、光源部はランプ12R,12G,12Bおよびシャ
ッタ装置13R,13G,13Bであり、光学変換部は
凸レンズ14R,14G,14Bであり、光学変調部は
空間変調部15R,15G,15Bである。
サを設け、さらにこの位置センサの出力に応じて光源部
と光学変換部と間の光学的距離、この光学変換部と光学
変調部と間の光学的距離、および複数の光学変換部の変
換特性の少なくとも一つを調整する調整部とを設けれ
ば、色収差を自動的に補正することも可能である。ここ
で、光源部はランプ12R,12G,12Bおよびシャ
ッタ装置13R,13G,13Bであり、光学変換部は
凸レンズ14R,14G,14Bであり、光学変調部は
空間変調部15R,15G,15Bである。
【0024】次に、第2実施形態に係る立体映像表示装
置を図面を参照して説明する。
置を図面を参照して説明する。
【0025】図6は、この立体映像表示装置41の構造
を示す。この立体映像表示装置41はそれぞれ赤,緑,
青の色成分を含む白色の光を発生する白色ランプ42、
このランプ42に取付けられるシャッタ装置43、この
シャッタ装置43を介して発射される光をほぼ平行光に
する凸レンズ44、この凸レンズ44からの平行光をそ
れぞれ2次元空間で光変調する空間変調部となる透過型
カラーLCDパネル45、およびこのLCDパネル45
からの変調光を一方向に拡大投射する投射レンズ47、
およびこの投射レンズ47からの投射光のスクリーンと
なるフレネル凸レンズ48を備える。
を示す。この立体映像表示装置41はそれぞれ赤,緑,
青の色成分を含む白色の光を発生する白色ランプ42、
このランプ42に取付けられるシャッタ装置43、この
シャッタ装置43を介して発射される光をほぼ平行光に
する凸レンズ44、この凸レンズ44からの平行光をそ
れぞれ2次元空間で光変調する空間変調部となる透過型
カラーLCDパネル45、およびこのLCDパネル45
からの変調光を一方向に拡大投射する投射レンズ47、
およびこの投射レンズ47からの投射光のスクリーンと
なるフレネル凸レンズ48を備える。
【0026】ここで、最初に右眼に着目して説明する。
白色ランプ42からの光がシャッタ装置43へ入射す
る。シャッタ装置43はこの光を右眼用シャッタ領域に
おいてのみ透過拡散させ、その他の領域を遮蔽する。右
眼用シャッタ領域から拡散光は、凸レンズ44に入射
し、ほほ平行な光束となって透過型カラーLCDパネル
45に入射する。
白色ランプ42からの光がシャッタ装置43へ入射す
る。シャッタ装置43はこの光を右眼用シャッタ領域に
おいてのみ透過拡散させ、その他の領域を遮蔽する。右
眼用シャッタ領域から拡散光は、凸レンズ44に入射
し、ほほ平行な光束となって透過型カラーLCDパネル
45に入射する。
【0027】カラーLCDパネル45は、図7に示すよ
うに緑用画素領域PXG,赤用画素領域PXR,青用画
素領域PXBを交互に組み合わせたマトリクス構造を有
する。緑用画素領域PXGは赤や青の波長の光を透過さ
せずに緑の波長の光のみ透過させる。赤用画素領域PX
Rは緑や青の波長の光を透過させずに赤の波長の光のみ
透過させる。青用画素領域PXBは緑や赤の波長の光を
透過させずに青の波長の光のみを透過させる。尚、赤色
や青色に比べて緑色は人間の視感度が高いので2倍の密
度としている。LCDパネル45に入射した光は、LC
Dパネル45に表示された右眼用映像により2次元空間
で光強度変調される。この変調光は投射レンズ47に入
射して、スクリーンであるフレネル凸レンズ48へ拡大
投射される。ここで、カラーLCDパネル45と凸レン
ズ48は投射レンズ47に関して結像関係に配置してい
る。このため、カラーLCDパネル45の表示映像が投
射によりフレネル凸レンズ48の位置で結像される。こ
のフレネル凸レンズ48では、緑光集光領域、赤光集光
領域、青光集光領域が図8に示すようにカラーLCDパ
ネル45の画素領域と同様に並び、これら集光領域を画
素として映像が表示される。フレネル凸レンズ48の各
集光領域はカラーLCDパネル45の対応画素領域を投
射レンズ47の倍率に基づいて拡大したサイズになる。
このフレネル凸レンズでは、緑用画素領域PXGを透過
してきた緑色光が緑用集光領域に入射し、赤色画素領域
PXRを透過してきた赤色光が赤用集光領域に入射し、
青用画素領域PXBを透過してきた青色光が青用集光領
域に入射する。
うに緑用画素領域PXG,赤用画素領域PXR,青用画
素領域PXBを交互に組み合わせたマトリクス構造を有
する。緑用画素領域PXGは赤や青の波長の光を透過さ
せずに緑の波長の光のみ透過させる。赤用画素領域PX
Rは緑や青の波長の光を透過させずに赤の波長の光のみ
透過させる。青用画素領域PXBは緑や赤の波長の光を
透過させずに青の波長の光のみを透過させる。尚、赤色
や青色に比べて緑色は人間の視感度が高いので2倍の密
度としている。LCDパネル45に入射した光は、LC
Dパネル45に表示された右眼用映像により2次元空間
で光強度変調される。この変調光は投射レンズ47に入
射して、スクリーンであるフレネル凸レンズ48へ拡大
投射される。ここで、カラーLCDパネル45と凸レン
ズ48は投射レンズ47に関して結像関係に配置してい
る。このため、カラーLCDパネル45の表示映像が投
射によりフレネル凸レンズ48の位置で結像される。こ
のフレネル凸レンズ48では、緑光集光領域、赤光集光
領域、青光集光領域が図8に示すようにカラーLCDパ
ネル45の画素領域と同様に並び、これら集光領域を画
素として映像が表示される。フレネル凸レンズ48の各
集光領域はカラーLCDパネル45の対応画素領域を投
射レンズ47の倍率に基づいて拡大したサイズになる。
このフレネル凸レンズでは、緑用画素領域PXGを透過
してきた緑色光が緑用集光領域に入射し、赤色画素領域
PXRを透過してきた赤色光が赤用集光領域に入射し、
青用画素領域PXBを透過してきた青色光が青用集光領
域に入射する。
【0028】図9はフレネル凸レンズ48の構成を示
す。このフレネル凸レンズ48は緑色光,赤色光,青色
光のそれぞれについて同一の焦点距離を得るために図9
の(a)に示すような曲率のレンズ面を有する。このよ
うにレンズ面の曲率をこれら色成分光の波長帯域に対応
して異ならせることにより、これら色成分の光がいずれ
も観察者面で結像可能となる。図9の(a)では、凸レ
ンズの曲面形状を比較し易くするために光軸を通る断面
が頂点を揃えて示されている。赤色光は波長が長く、こ
の波長でのフレネルレンズ用合成樹脂の屈折率は、緑色
光,青色光の波長での屈折率と比べ小さいので、レンズ
面の曲率を緑色光用,青色光用のレンズ面の曲率より大
きい値となる。すなわち、(赤色光用レンズ面の曲率)
>(緑色光用レンズ面の曲率)>(青色光用レンズ面の
曲率)となる。図9の(b)は、これら緑、青、および
赤光用集光領域のレンズ面の配置を示す。
す。このフレネル凸レンズ48は緑色光,赤色光,青色
光のそれぞれについて同一の焦点距離を得るために図9
の(a)に示すような曲率のレンズ面を有する。このよ
うにレンズ面の曲率をこれら色成分光の波長帯域に対応
して異ならせることにより、これら色成分の光がいずれ
も観察者面で結像可能となる。図9の(a)では、凸レ
ンズの曲面形状を比較し易くするために光軸を通る断面
が頂点を揃えて示されている。赤色光は波長が長く、こ
の波長でのフレネルレンズ用合成樹脂の屈折率は、緑色
光,青色光の波長での屈折率と比べ小さいので、レンズ
面の曲率を緑色光用,青色光用のレンズ面の曲率より大
きい値となる。すなわち、(赤色光用レンズ面の曲率)
>(緑色光用レンズ面の曲率)>(青色光用レンズ面の
曲率)となる。図9の(b)は、これら緑、青、および
赤光用集光領域のレンズ面の配置を示す。
【0029】フレネル凸レンズ48は上述した集光領域
に対応して配列されたフレネル片の集合として形成され
る。図10では、これらフレネル片の平面的な配置およ
び断面形状が示される。ここで、中央光軸を通る横軸
x,縦軸yに沿った集光領域に対応するフレネル片に注
目してさらに説明する。
に対応して配列されたフレネル片の集合として形成され
る。図10では、これらフレネル片の平面的な配置およ
び断面形状が示される。ここで、中央光軸を通る横軸
x,縦軸yに沿った集光領域に対応するフレネル片に注
目してさらに説明する。
【0030】フレネル凸レンズ48は、緑用集光領域と
青用集光領域が横軸Xに沿って交互に現れる構造を有す
る。このため、横軸X方向のフレネル片は図10におい
て下側に示すように緑色光用レンズ曲面および青色光用
レンズ曲面が交互に配置される断面形状となる。他方、
フレネル凸レンズ48は、緑用集光領域と赤用集光領域
が縦軸yに沿って交互に現れる構造を有する。このた
め、縦軸y方向のフレネル片は図10において右側に示
すように緑色光用レンズ曲面および赤色光用レンズ曲面
が交互に配置される断面形状となる。
青用集光領域が横軸Xに沿って交互に現れる構造を有す
る。このため、横軸X方向のフレネル片は図10におい
て下側に示すように緑色光用レンズ曲面および青色光用
レンズ曲面が交互に配置される断面形状となる。他方、
フレネル凸レンズ48は、緑用集光領域と赤用集光領域
が縦軸yに沿って交互に現れる構造を有する。このた
め、縦軸y方向のフレネル片は図10において右側に示
すように緑色光用レンズ曲面および赤色光用レンズ曲面
が交互に配置される断面形状となる。
【0031】スクリーン凸レンズ48では、緑色、赤
色、および青色の入射光はそれぞれ緑用、赤用、および
青用フレネルレンズ片に入射するので、右眼用映像は緑
色、赤色、青色のいずれの色成分についても観察者の右
眼に対応する結像位置49Rに集光される。左眼用映像
についても同様である。白色ランプ42から発した光が
シャッタ装置43の左眼用シャッタ領域を透過拡散し
て、凸レンズ44によりほぼ平行な光束になり、カラー
LCDパネル45に入射する。カラーLCDパネル45
に表示されている左眼用映像に従って、空間変調された
光は投射レンズ47によりスクリーンである凸レンズ4
8へ拡大投射される。凸レンズ48により、左眼用映像
は緑色、赤色、青色のいずれの色成分についても観察者
の左眼に対応する結像位置49Lに集光される。以上の
動作を交互に高速に繰り返す。従って、観察者は色収差
による画面の色づきなく良好に映像を立体視できる。ま
た、従来のフレネル凸レンズを使用した立体映像表示装
置では、画素領域ピッチとフレネルレンズピッチとによ
るモアレ縞が発生するが、本実施形態のように特定色の
フレネルがメッシュ状に配置されるフレネル凸レンズ4
8では、モアレ縞は発生せず観察映像の品位が向上する
という効果もある。
色、および青色の入射光はそれぞれ緑用、赤用、および
青用フレネルレンズ片に入射するので、右眼用映像は緑
色、赤色、青色のいずれの色成分についても観察者の右
眼に対応する結像位置49Rに集光される。左眼用映像
についても同様である。白色ランプ42から発した光が
シャッタ装置43の左眼用シャッタ領域を透過拡散し
て、凸レンズ44によりほぼ平行な光束になり、カラー
LCDパネル45に入射する。カラーLCDパネル45
に表示されている左眼用映像に従って、空間変調された
光は投射レンズ47によりスクリーンである凸レンズ4
8へ拡大投射される。凸レンズ48により、左眼用映像
は緑色、赤色、青色のいずれの色成分についても観察者
の左眼に対応する結像位置49Lに集光される。以上の
動作を交互に高速に繰り返す。従って、観察者は色収差
による画面の色づきなく良好に映像を立体視できる。ま
た、従来のフレネル凸レンズを使用した立体映像表示装
置では、画素領域ピッチとフレネルレンズピッチとによ
るモアレ縞が発生するが、本実施形態のように特定色の
フレネルがメッシュ状に配置されるフレネル凸レンズ4
8では、モアレ縞は発生せず観察映像の品位が向上する
という効果もある。
【0032】次に、本発明の第3実施形態に係る立体映
像表示装置を説明する。この立体映像表示装置は、図6
に示すカラーLCDパネル45およびフレネル凸レンズ
48の構成を除いて第2実施形態の立体映像表示装置と
同様である。このため、第2実施形態と同一部分につい
て説明を省略する。本実施形態において、カラーLCD
パネル45は、図11に示すように、各々横方向に一列
に並ぶ同一色の画素領域で構成され、縦方向に緑,赤,
緑,青,緑,赤,...という色配列で並ぶ画素ストラ
イプを有する。フレネル凸レンズ48はこのようなカラ
ーLCDパネル45の構成に対応して図12に示すよう
に各々横軸xの方向に一列に並ぶ同一色の集光領域で構
成され、縦軸yの方向に緑,赤,緑,青,緑,
赤,...という色配列で並ぶフレネルレンズ片を有す
る。すなわち、びこのため、横軸X方向のフレネル片は
図12において下側に示すように特定色用のレンズ曲面
が続く断面形状となる。他方、縦軸y方向のフレネル片
は図12において右側に示すように緑,赤,緑,青,
緑,赤,...という色用のレンズ曲面が順番に並ぶ断
面形状となる。
像表示装置を説明する。この立体映像表示装置は、図6
に示すカラーLCDパネル45およびフレネル凸レンズ
48の構成を除いて第2実施形態の立体映像表示装置と
同様である。このため、第2実施形態と同一部分につい
て説明を省略する。本実施形態において、カラーLCD
パネル45は、図11に示すように、各々横方向に一列
に並ぶ同一色の画素領域で構成され、縦方向に緑,赤,
緑,青,緑,赤,...という色配列で並ぶ画素ストラ
イプを有する。フレネル凸レンズ48はこのようなカラ
ーLCDパネル45の構成に対応して図12に示すよう
に各々横軸xの方向に一列に並ぶ同一色の集光領域で構
成され、縦軸yの方向に緑,赤,緑,青,緑,
赤,...という色配列で並ぶフレネルレンズ片を有す
る。すなわち、びこのため、横軸X方向のフレネル片は
図12において下側に示すように特定色用のレンズ曲面
が続く断面形状となる。他方、縦軸y方向のフレネル片
は図12において右側に示すように緑,赤,緑,青,
緑,赤,...という色用のレンズ曲面が順番に並ぶ断
面形状となる。
【0033】横ストライプの太さは投射レンズ47によ
る結像の倍率を乗じたカラーLCDパネル45の画素ス
トライプの太さに対応している。図12では、等ピッチ
同心円状の縞でフレネルレンズを表現しているが、等ピ
ッチに限定する必要はない。
る結像の倍率を乗じたカラーLCDパネル45の画素ス
トライプの太さに対応している。図12では、等ピッチ
同心円状の縞でフレネルレンズを表現しているが、等ピ
ッチに限定する必要はない。
【0034】以上のように、フレネル凸レンズ48へ入
射する光はそれぞれ、緑色光は緑色光用レンズ曲面をも
った領域へ入射し、赤色光は赤色光用レンズ曲面をもっ
た領域へ入射し、青色光は青色光用レンズ曲面をもった
領域へ入射するので、それぞれの曲面に従った屈折によ
りともに観察者の左右眼に対応して異なる結像位置に集
光される。従って、観察者は色収差による画面の色づき
なく良好に映像を立体視できる。カラーLCDパネル4
5およびフレネル凸レンズ48がそれぞれ図11および
図12に示すような構成である場合、立体映像表示で水
平視差を表現する水平解像度を低下させること無く立体
映像を得ることができるという効果もある。
射する光はそれぞれ、緑色光は緑色光用レンズ曲面をも
った領域へ入射し、赤色光は赤色光用レンズ曲面をもっ
た領域へ入射し、青色光は青色光用レンズ曲面をもった
領域へ入射するので、それぞれの曲面に従った屈折によ
りともに観察者の左右眼に対応して異なる結像位置に集
光される。従って、観察者は色収差による画面の色づき
なく良好に映像を立体視できる。カラーLCDパネル4
5およびフレネル凸レンズ48がそれぞれ図11および
図12に示すような構成である場合、立体映像表示で水
平視差を表現する水平解像度を低下させること無く立体
映像を得ることができるという効果もある。
【0035】図13は図12に示すフレネル凸レンズ4
8の変形例を示す。この変形例では、カラーフィルタ部
91が例えば図13の(a)に示すように投射レンズ4
7に対向するフレネル凸レンズ48の平面上に形成され
る。このカラーフィルタ部91は緑用、赤用、青用集光
領域にそれぞれ配置される緑色光透過フィルタ91G,
赤色光透過フィルタ91R,青色光透過フィルタ91B
により構成される。これら光透過フィルタ91G,91
R,91Bを使用すると、隣接集光領域に入射すべき光
や迷光のような所望波長帯域以外の光が誤ってそれぞれ
の集光領域に入射しレンズ曲面で屈折して観察者の眼に
達することを防止することができる。
8の変形例を示す。この変形例では、カラーフィルタ部
91が例えば図13の(a)に示すように投射レンズ4
7に対向するフレネル凸レンズ48の平面上に形成され
る。このカラーフィルタ部91は緑用、赤用、青用集光
領域にそれぞれ配置される緑色光透過フィルタ91G,
赤色光透過フィルタ91R,青色光透過フィルタ91B
により構成される。これら光透過フィルタ91G,91
R,91Bを使用すると、隣接集光領域に入射すべき光
や迷光のような所望波長帯域以外の光が誤ってそれぞれ
の集光領域に入射しレンズ曲面で屈折して観察者の眼に
達することを防止することができる。
【0036】尚、図13の(a)では、カラーフィルタ
部91が特定色用のフレネル片が横ストライプ状に配置
される第2実施形態のフレネル凸レンズ48に適用した
が、特定色用のフレネル片がメッシュ状に配置される第
1実施形態のフレネル凸レンズ45に適用しても同様の
効果を得ることができる。この場合、各色の光透過フィ
ルタもメッシュ状にされる。
部91が特定色用のフレネル片が横ストライプ状に配置
される第2実施形態のフレネル凸レンズ48に適用した
が、特定色用のフレネル片がメッシュ状に配置される第
1実施形態のフレネル凸レンズ45に適用しても同様の
効果を得ることができる。この場合、各色の光透過フィ
ルタもメッシュ状にされる。
【0037】また、図12に示すフレネル凸レンズ48
は図12の(a)に示す構成に加えて、図12の(b)
に示すようにカラーフィルタ部91のカラーフィルタ部
91G,91R,91B相互の境界部分を覆うように塗
布される遮光膜92を含むこともできる。光がフレネル
凸レンズ48のレンズ面の不連続部分へ入射した場合、
この遮光膜92はこの不連続部分で生じる屈折により不
適切な経路で観察者の眼に達することを防ぐことができ
る。
は図12の(a)に示す構成に加えて、図12の(b)
に示すようにカラーフィルタ部91のカラーフィルタ部
91G,91R,91B相互の境界部分を覆うように塗
布される遮光膜92を含むこともできる。光がフレネル
凸レンズ48のレンズ面の不連続部分へ入射した場合、
この遮光膜92はこの不連続部分で生じる屈折により不
適切な経路で観察者の眼に達することを防ぐことができ
る。
【0038】尚、上述の実施形態はいずれも1枚構成の
フレネル凸レンズを使用したが、フレネル凹レンズを含
む複数枚のフレネルレンズの組合わせで構成される合成
レンズを使用した場合でも同様の効果を得ることができ
る。
フレネル凸レンズを使用したが、フレネル凹レンズを含
む複数枚のフレネルレンズの組合わせで構成される合成
レンズを使用した場合でも同様の効果を得ることができ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば色収差に
よる映像品質の低下を確実に防止できる立体映像表示装
置を提供できる。
よる映像品質の低下を確実に防止できる立体映像表示装
置を提供できる。
【図1】本発明の第1実施形態に係る立体映像表示装置
の構成を示す図である。
の構成を示す図である。
【図2】図1に示すシャッタ装置の動作を示す図であ
る。
る。
【図3】図1に示すフレネル凸レンズの色収差を説明す
る図である。
る図である。
【図4】図1に示すフレネル凸レンズの色収差を説明す
る図である。
る図である。
【図5】図1に示す立体表示装置の変形例を示す図であ
る。
る。
【図6】本発明の第2実施形態に係る立体表示装置の構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図7】図6に示すカラーLCDパネルの画素領域配置
を説明する図である。
を説明する図である。
【図8】図6に示すフレネル凸レンズの集光領域配置を
説明する図である。
説明する図である。
【図9】図6に示すフレネル凸レンズの緑,赤,青レン
ズ曲面を説明する図である。
ズ曲面を説明する図である。
【図10】図6に示すフレネル凸レンズのフレネル片の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図11】本発明の第3実施形態に係る立体表示装置の
LCDパネル構成を示す図である。
LCDパネル構成を示す図である。
【図12】図11に示すLCDパネルに対応するフレネ
ル凸レンズ構成を示す図である。
ル凸レンズ構成を示す図である。
【図13】図12に示すフレネル凸レンズの第1および
第2変形例を示す図である。
第2変形例を示す図である。
12R〜12B…ランプ、13R〜13B…シャッタ装
置、14R〜14B…凸レンズ、15R〜15B…空間
変調部、16…ダイクロイックプリズム、17…投射レ
ンズ、18…フレネル凸レンズ18。
置、14R〜14B…凸レンズ、15R〜15B…空間
変調部、16…ダイクロイックプリズム、17…投射レ
ンズ、18…フレネル凸レンズ18。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13357 G03B 21/00 D 5G435 G03B 21/00 33/12 33/12 35/20 35/20 G09F 9/00 361 G09F 9/00 361 19/12 Z 19/12 H04N 13/04 H04N 13/04 15/00 15/00 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H048 BA02 BB02 BB03 BB08 BB10 BB42 2H059 AA25 2H088 EA07 EA15 EA19 EA33 HA13 HA24 HA27 MA05 2H091 FA05X FA26X FA26Z FA27X FA41Z FB02 FD01 FD24 LA15 LA20 LA21 MA01 5C061 AA06 AA11 AA25 AB16 5G435 AA01 BB01 BB17 CC11 CC12 DD06 DD09 FF11 FF15 GG05 GG27 LL15
Claims (9)
- 【請求項1】 左および右眼用発光位置を有し互いに異
なる色の光を発生する複数の光源部と、前記複数の光源
部からの光をほぼ平行光にそれぞれ変換する複数の光学
変換部と、これら複数の光学変換部からの平行光を視差
映像信号に基づいてそれぞれ光学変調する複数の光学変
調部と、前記複数の光学変調部からの変調光を光学的に
合成して投射する光学投射部と、観察者の左および右眼
にそれぞれ対応する結像位置で視差映像を結像するよう
集光する光学集光部を備え、前記複数の光源部から前記
光学集光部までの光学的距離が前記結像位置での色収差
を補正するよう前記複数の光源部からそれぞれ発生され
る光の波長の違いに基づいてそれぞれ決定されることを
特徴とする立体映像表示装置。 - 【請求項2】 前記複数の光源部と前記複数の光学変換
部と間の光学的距離、前記複数の光学変換部と前記光学
変調部と間の光学的距離、および前記複数の光学変換部
の変換特性の少なくとも一つが前記複数の光源部から前
記光学集光部までの光学的距離をそれぞれ決定するため
に調整されることを特徴とする請求項1に記載の立体映
像表示装置。 - 【請求項3】 前記複数の光源部は、これら光源部から
の光を前記光学変調部で光学変調せずに透過させた場合
に前記結像位置で得られる光源像が相互に位置ずれなく
重なるよう構成されることを特徴とする請求項1に記載
の立体映像表示装置。 - 【請求項4】 左および右眼用発光位置を有し複数の色
成分を含む光を発生する光源部と、これら色成分のいず
れかを透過させる複数の画素領域に分割され、これら画
素領域の透過光を視差信号に基づいてそれぞれ光学変調
する光学変調部と、前記光学変調部からの変調光を投射
する光学投射部と、観察者の左および右眼にそれぞれ対
応する結像位置で視差映像を結像するよう集光する光学
集光部を備え、前記光学集光部は前記複数の画素領域を
それぞれ透過する色成分光を集光する複数の集光領域に
分割され、これら複数の集光領域の集光特性が前記結像
位置での色収差を補正するよう前記複数の画素領域を透
過する色成分光の波長帯域の違いに基づいてそれぞれ決
定されることを特徴とする立体映像表示装置。 - 【請求項5】 前記光学集光部は前記複数の集光領域と
して複数のフレネル片を有するフレネルレンズであり、
これらフレネル片が複数の色成分光について同一の焦点
距離を得るよう各波長帯域毎に異なる曲率形状に設定さ
れることを特徴とする請求項4に記載の立体映像表示装
置。 - 【請求項6】 前記複数のフレネル片は前記複数の画素
領域が行および列毎に異なる色成分光を透過する場合に
各色色成分光についてメッシュ状に配列されることを特
徴とする請求項5に記載の立体表示装置。 - 【請求項7】 前記複数のフレネル片は前記複数の画素
領域が行毎に異なる色成分光を透過する場合に各色成分
光についてストライプ状に配列されることを特徴とする
請求項5に記載の立体映像表示装置。 - 【請求項8】 さらに前記複数のレンズ要素の各々に対
応色成分光の波長帯域のみを透過させるために付加され
るカラーフィルタを備えることを特徴とする請求項5に
記載の立体映像表示装置。 - 【請求項9】 さらに前記複数レンズ要素の境界を覆う
遮光部材を備えることを特徴とする請求項5に記載の立
体映像表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068068A JP2000267045A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 立体映像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11068068A JP2000267045A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 立体映像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000267045A true JP2000267045A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13363101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11068068A Pending JP2000267045A (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | 立体映像表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000267045A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030049270A (ko) * | 2001-12-14 | 2003-06-25 | 일진다이아몬드(주) | 단순구조를 가지는 투과형 광학엔진 |
| JP2006058534A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Seiko Epson Corp | プロジェクタ |
| US7053865B2 (en) | 2001-05-31 | 2006-05-30 | Olympus Corporation | 3-D display device |
| US7448755B2 (en) | 2004-06-01 | 2008-11-11 | Nec Viewtechnology, Ltd. | Three-panel projection display apparatus for displaying color images |
| CN102520527A (zh) * | 2011-12-05 | 2012-06-27 | 中山大学 | 一种裸眼立体显示系统及其方法 |
| CN109634041A (zh) * | 2014-04-02 | 2019-04-16 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 一种光源系统及投影系统 |
| US11086135B2 (en) | 2018-06-29 | 2021-08-10 | Seiko Epson Corporation | Optical module and head-mounted display apparatus |
| WO2024096504A1 (ko) * | 2022-10-31 | 2024-05-10 | 엘지이노텍 주식회사 | 프로젝트 장치 및 이를 포함하는 전자 디바이스 |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP11068068A patent/JP2000267045A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7053865B2 (en) | 2001-05-31 | 2006-05-30 | Olympus Corporation | 3-D display device |
| KR20030049270A (ko) * | 2001-12-14 | 2003-06-25 | 일진다이아몬드(주) | 단순구조를 가지는 투과형 광학엔진 |
| US7448755B2 (en) | 2004-06-01 | 2008-11-11 | Nec Viewtechnology, Ltd. | Three-panel projection display apparatus for displaying color images |
| JP2006058534A (ja) * | 2004-08-19 | 2006-03-02 | Seiko Epson Corp | プロジェクタ |
| CN102520527A (zh) * | 2011-12-05 | 2012-06-27 | 中山大学 | 一种裸眼立体显示系统及其方法 |
| CN109634041A (zh) * | 2014-04-02 | 2019-04-16 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 一种光源系统及投影系统 |
| CN109634041B (zh) * | 2014-04-02 | 2020-12-15 | 深圳光峰科技股份有限公司 | 一种光源系统及投影系统 |
| US11086135B2 (en) | 2018-06-29 | 2021-08-10 | Seiko Epson Corporation | Optical module and head-mounted display apparatus |
| WO2024096504A1 (ko) * | 2022-10-31 | 2024-05-10 | 엘지이노텍 주식회사 | 프로젝트 장치 및 이를 포함하는 전자 디바이스 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6283597B1 (en) | Method and facility for light-beam projection of images on a screen | |
| JP5524309B2 (ja) | 光投影システム | |
| US5774175A (en) | Stereoscopic television | |
| TWI502269B (zh) | 顯示三維影像之方法及裝置 | |
| US5726800A (en) | Autostereoscopic directional display apparatus | |
| JP5332331B2 (ja) | 立体映像投影装置および立体映像投影装置用アダプタ | |
| JP3744559B2 (ja) | 立体カメラ、立体ディスプレイ、及び、立体映像システム | |
| JP6515589B2 (ja) | プロジェクター及び透過型表示装置 | |
| US7347567B2 (en) | Arrangement for projecting an image onto a projection surface and associated transformation lens system | |
| CN101449196A (zh) | 图像显示装置 | |
| JP2008249773A (ja) | 三次元光線取得装置 | |
| JP2016176996A (ja) | 画像投影装置 | |
| US6462869B1 (en) | Projection screen and system for large-surface images | |
| JP2002228974A (ja) | 立体画像表示装置 | |
| US20080259281A1 (en) | Apparatus and method for displaying three-dimensional image | |
| CN214675468U (zh) | 一种基于体全息技术的裸眼3d显示器 | |
| KR20230118657A (ko) | 디스플레이 시스템 | |
| CN113168080B (zh) | 图像显示装置 | |
| CN113163190A (zh) | 一种基于体全息技术的裸眼3d显示器及其制备方法 | |
| JP2016039429A (ja) | プロジェクター | |
| JP3011674B2 (ja) | カラー立体映像表示装置 | |
| JP5032796B2 (ja) | 立体画像表示装置 | |
| JP3463960B2 (ja) | 立体画像表示装置 | |
| JPH02311887A (ja) | 液晶投写形表示装置 | |
| JP2001103400A (ja) | 投射型表示装置 |