JP2000267441A - 現像装置およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

現像装置およびこれを用いた画像形成装置

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JP2000267441A
JP2000267441A JP11067474A JP6747499A JP2000267441A JP 2000267441 A JP2000267441 A JP 2000267441A JP 11067474 A JP11067474 A JP 11067474A JP 6747499 A JP6747499 A JP 6747499A JP 2000267441 A JP2000267441 A JP 2000267441A
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Shigetaka Yoshida
成隆 吉田
Shinichi Yoshimoto
真一 吉本
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セットアップの場合や、単位時間内に基準量
を超える現像剤が消費された場合に、補給された現像剤
の偏りを解消する時間を短縮し、ユーザに与えるストレ
スを軽減することができる現像装置を提供する。 【解決手段】 現像ユニット120の貯留室122が空
状態でトナーが補給された場合、5分間、スクリュー駆
動モータM1,M2の回転速度が2倍速に設定される。
これによりスクリュー123,124の回転速度が2倍
に増速される。この結果、スクリュー123,124に
よる補給されたトナーTの補給位置から回転軸方向一方
側の搬送能力が増加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、現像剤補給機能を
有する現像装置およびこれを用いた画像形成装置に関
し、特に、補給された現像剤を、その補給位置から、現
像ローラの回転軸に平行な方向に沿って搬送する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式の画像形成装置においては、
例えば、回転駆動される感光体ドラム周面を露光走査し
て得られた静電潜像を、現像装置から現像剤(トナー)
を供給して顕像化し、そのトナー像を記録シートに転写
して画像を形成するようになっている。この現像装置
は、トナーの貯留室内に配設されるスクリューや、感光
体ドラムと対向配置される現像ローラなどからなり、ス
クリューを回転させて貯留室内のトナーを攪拌させなが
ら現像ローラと平行な方向に搬送し、トナーを感光体ド
ラムの画像形成幅に対応する現像ローラ表面の軸方向全
域に行き渡らせ、現像ローラを回転させて感光体ドラム
と現像ローラとの間の現像領域にトナーを搬送する(上
記感光体ドラムの画像形成幅に対応する現像ローラ表面
の軸方向の幅を以下、「現像幅」という。)。
【0003】特に、業務用の画像形成装置においては、
大量の画像形成が高速に行なわれるので、トナー切れが
頻繁に発生する。このため、大量(例えば、1kg)の
トナーを貯留できるように貯留室の容積が大きく形成さ
れている。また、近年、現像装置は、ユーザでもメンテ
ナンスが容易なように画像形成装置に対して着脱可能に
ユニット化され(このユニット化された現像装置を以
下、「現像ユニット」という)、トナー補給ボトルから
補給口を介して現像ユニットの貯留室にトナーを補給す
ることができるようになっている。
【0004】ところで、従来、現像ユニットは、貯留室
にトナーが貯留された状態で工場から出荷されており、
現像ユニット自体の重量に加えてトナーの重量(例え
ば、1kg)も加重されるため、重くなる。この結果、
現像ユニットの本体への装着が困難であった。また、輸
送途中に現像ユニットからトナーがこぼれるおそれもあ
った。
【0005】そこで、近年では、現像ユニットは、貯留
室が空の状態で出荷されており、ユーザが画像形成装置
本体に現像ユニットとトナー補給ボトルとを装着するよ
うになっている。現像ユニットとトナー補給ボトルとを
装着すると、トナー補給ボトルから現像ユニットに設け
られた補給口を介して所定量(例えば、当該ボトル1本
分)のトナーが貯留室に補給される。補給されたトナー
は、補給口付近に堆積して偏在しているので、スクリュ
ーの回転により攪拌されながら現像ローラの回転軸と平
行な方向に沿って搬送されることによりトナーの偏りを
是正し、補給口付近の現像ローラ表面から現像幅両端ま
での全域に行き渡るようにしている。
【0006】なお、画像形成装置本体に現像ユニットを
装着し、トナー補給ボトルから補給口を介して所定量の
トナーを現像ユニットの空の貯留室に補給することを以
下、「セットアップ」といい、当該セットアップの開始
からトナーが現像ローラ表面の現像幅両端間の全域に行
き渡るまで、すなわちセットアップの完了までの時間を
以下、「セットアップ時間」という。このセットアップ
時間が経過すると、画像形成装置において、画像形成が
可能になる。また、セットアップが完了すると、セット
アップの際に用いたトナー補給ボトルが空になっている
ので、ユーザは、空のトナー補給ボトルと新しいトナー
補給ボトルとを交換するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
現像装置では、トナーを補給する場合、スクリューの回
転速度を、トナー補給状態を全く考慮せずに常に一定と
していた。この結果、例えば上記したようにセットアッ
プ時に1kgのトナーを補給した場合、セットアップ時
間が10分も必要で、セットアップの完了を待っている
ユーザにストレスを与えるという問題点があった。ま
た、単位時間内に基準量を超える現像剤が消費された場
合、貯留室のトナー量が少なくなり現像ローラの軸方向
の領域によって現像ムラが生じるので、消費分のトナー
が補給され、補給されたトナーが現像ローラ表面の現像
幅両端間の全域に行き渡るまで、現像が中止される。こ
の結果、単位時間内に基準量を超える現像剤が消費され
た場合にも、セットアップ時と同様の問題を生じた。
【0008】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、セットアップの場合や、単位時間内に基準
量を超える現像剤が消費された場合に、補給された現像
剤の偏りを解消する時間を短縮し、ユーザに与えるスト
レスを軽減することができる現像装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る現像装置は、補給口を介して現像剤貯
留室に補給された現像剤を、その補給位置から、現像ロ
ーラの回転軸に平行な方向に沿って搬送する搬送手段を
有する現像装置であって、前記現像剤貯留室が空状態で
ある場合、または単位時間内に基準量を超える現像剤が
消費された場合に、所定時間だけ前記方向への現像剤の
搬送能力を増加させるように前記搬送手段を制御する制
御手段を備えることを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る現像装置においては、
前記搬送手段は、所定方向に軸回転されることにより現
像剤を前記回転軸と平行な方向に沿って搬送する回転搬
送手段を有し、前記制御手段は、前記回転搬送手段の回
転速度を増加させるように制御することにより前記現像
剤の搬送能力を増加させることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る現像装置においては、
前記搬送手段は、補給された現像剤をその補給位置から
前記回転軸と平行な方向に沿って現像剤を搬送する第1
の搬送手段と、前記第1の搬送手段による搬送方向と逆
行する方向に現像剤を搬送する第2の搬送手段とを備
え、前記制御手段は、前記第2の搬送手段による現像剤
の搬送方向を逆転させて前記第1の搬送手段による搬送
方向と同じになるように制御することにより前記現像剤
の搬送能力を増加させることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明に係る現像装置は、搬送さ
れるシート上に像担持体を介してまたは直接に現像剤を
供給して画像を形成する画像形成装置であって、前記現
像剤を供給する現像手段として、上記の現像装置を使用
したことを特徴とする。なお、本願明細書中、「搬送能
力を増加させる」とは、所定の単位時間中に所定の単位
面積内を回転軸方向に通過する現像剤の量を増加させる
ことを意味するものとして使用する。
【0013】また、「補給位置から前記回転軸と平行な
方向に沿って現像剤を搬送する」とは、現像剤の補給口
が、現像ローラの軸方向の中央付近に位置する場合に
は、当該補給位置から現像ローラの回転軸の両端部方向
に分かれて搬送する場合も含む趣旨である。
【0014】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明に
係る現像装置の実施の形態1を、単色のデジタル複写機
(以下、単に「複写機」という。)に適用した例につい
て説明する。
【0015】(複写機の全体構成)図1は、複写機1の
全体の構成を示す図である。同図に示すように複写機1
は、原稿画像を読み取るイメージリーダ部10と、読み
取った画像をシートP上にプリントして再現するプリン
タ部20と、これらを制御する制御部300などから構
成されている。
【0016】イメージリーダ部10は、プラテンガラス
上に載置された原稿の画像をスキャナを移動させて読み
取り、読み取った原稿画像を読取レンズを介してCCD
イメージラインセンサにより電気信号に変換する公知の
ものである。
【0017】この電気信号は、制御部300においてA
/D変換された後、例えば8ビットで256階調の画像
濃度を表す画像データに変換される。得られた画像デー
タは、レーザダイオードの駆動信号として用いられる。
【0018】プリンタ部20は、電子写真方式により画
像を形成するものであって、露光走査ユニット30と、
作像部40と、給紙部60と、定着ユニット70などか
らなる。
【0019】露光走査ユニット30は、その内部に不図
示のレーザダイオードや、ポリゴンミラー、走査レンズ
などを備えている。レーザダイオードは、上記制御部3
00から出力された駆動信号を受けてレーザビームLB
を出射する。このレザビームLBは、ポリゴンミラーに
よって偏向され、走査レンズによって主走査速度が一定
にされて作像部40の感光体ドラム41の表面を主走査
方向に露光走査する。
【0020】作像部40は、感光体ドラム41と、この
周囲に配設されるクリーナ42や、除電ランプ(不図
示)、帯電ブラシ44、非磁性一成分現像剤方式の現像
装置100、転写ローラ46などで構成される。感光体
ドラム41や、帯電ブラシ44、転写ローラ46は、そ
の周速が所定のシステムスピードとなるように矢印a,
b,c方向にそれぞれ回転駆動される。
【0021】給紙部60は、所定サイズの記録シートP
を積層収容する給紙カセット61と、給紙カセット61
上の記録シートPを1枚ずつ繰り出すための半月状の給
紙ローラ62と、記録シートPを感光体ドラム41と転
写チャージャ46との間の転写位置に繰り出すタイミン
グをとるためのタイミングローラ63と、給紙ローラ6
2により繰り出されたシートPをタイミングローラ63
まで搬送するための一対のガイド部材64と、タイミン
グローラ63から繰り出された記録シートPを転写位置
まで搬送する一対のガイド部材65などからなる。
【0022】定着ユニット70は、一対の定着ローラ7
1と、排紙ローラ72などからなり、各定着ローラ71
と、排紙ローラ72は、その周速が所定のシステムスピ
ードとなるように矢印d,e方向にそれぞれ回転駆動さ
れる。
【0023】感光体ドラム41は、レーザビームLBに
よる露光を受ける前にクリーナ42で感光体表面の残留
トナーを除去され、さらに不図示のイレーサランプに照
射されて除電された後、帯電チャージャ44により一様
に帯電されており、このように一様に帯電した状態で露
光を受けると、感光体ドラム41の表面の感光体に静電
潜像が形成される。この静電潜像は、感光体ドラム41
と現像装置100の現像ローラ125との間の現像領域
において現像装置100から現像剤(トナー)の供給を
受けてトナー像に顕像化される。このトナー像は、当該
作像動作と同期して給紙部60から給紙されてきた記録
シートP上に転写位置においてドラム・転写ローラ間の
静電力付与で転写される。トナー像が転写された記録シ
ートPは、ガイド66を介して定着器70までシステム
スピードで搬送され、定着ローラ71においてトナーが
熱定着された後、排紙ローラ72から排紙トレイ80上
に排出され、これにより原稿の画像データに基づく画像
形成が終了する。
【0024】なお、イメージリーダ部10のハウジング
手前側上部の操作しやすい位置には、操作パネル90が
設置されており、これによりユーザが、複写枚数、複写
濃度などのコピーモードを設定し、あるいはコピー開始
を指示できるようになっている。
【0025】(現像器本体100の構成)図2は図1に
おけるA−A線切断図であり、図1および図2を用いて
現像装置100の構成を説明する。なお、図1ではセッ
トアップ完了後、新しいトナー補給ボトルを装着しこの
ボトルからトナーを補給している状態を、図2ではセッ
トアップの際におけるトナー補給時の状態をそれぞれ示
しており、特に図2中のα,β,γは、セットアップ開
始からセットアップ完了までにおけるトナーTの自由表
面の変化の様子をそれぞれ示している。
【0026】両図に示すように現像装置100は、トナ
ーTを収容するトナー補給ボトル110と、トナー補給
ボトル110の下部に配設されトナー補給ボトル110
から適宜トナーTの補給を受ける現像ユニット120な
どからなり、トナー補給ボトル110および現像ユニッ
ト120は、ユーザでも容易に交換できるように、着脱
可能に構成されている。
【0027】トナー補給ボトル110の一端部付近側部
には、トナー供給口111が設けられており、トナー補
給ボトル110は、トナー供給口111を上方に向けて
トナー補給モータM3の駆動軸に設けられたカプラ16
3に嵌合されて複写機1に装着される。
【0028】現像ユニット120は、ハウジング121
と、ハウジング121内に形成された貯留室122のト
ナーTを攪拌しつつ軸方向に搬送させる2つのスクリュ
ー123,124と、ハウジング121から外周面の一
部分が露出するように配設された現像ローラ125と、
現像ローラ125周面と接触するように、あるいは僅か
に間隔を開けて、対向配置され、現像ローラ125表面
にトナーを供給する供給ローラ126と、現像ローラ1
25軸心に向かう方向に弾性力を有するトナー薄層化ブ
レード127と、現像ローラ125直下に配設される除
電シート128と、貯留室122における図1の手前側
端部(図2では右側端部)ハウジング121上部の位置
に形成されるトナー補給口129、温度ヒューズ140
などからなり、スクリュー123,124、現像ローラ
125および供給ローラ126は、互いに平行な状態
で、ハウジング121に回転可能に軸止されている。
【0029】スクリュー123,124の回転軸奥側端
部(図2の左方)にはカップリング123a,124a
がそれぞれ設けられており、複写機1の本体フレームに
取着されたスクリュー駆動用モータM1,M2のの駆動
軸にはカップリング161,162がそれぞれ設けられ
ている。これらのカップリング123a,124aとカ
ップリング161,162とは、現像ユニット120の
装着時にそれぞれ噛み合わされ、スクリュー駆動用モー
タM1,M2の駆動力がスクリュー123,124に伝
達され、スクリュー123は、矢印f方向に、スクリュ
ー124は、スクリュー123と逆の矢印g方向に、そ
れぞれ回転駆動される。また、スクリュー駆動用モータ
M2の駆動力は、不図示の駆動力伝達機構を介して供給
ローラ126および現像ローラ125にも伝達されてお
り、供給ローラ126および現像ローラ125は、矢印
h,i方向にそれぞれ回転駆動される。
【0030】トナー補給ボトル110のトナー供給口1
11は、上記したように上方に向けてセットされている
が、トナーの補給の際にトナー補給モータM3によって
下方へと回転され、トナー供給口111とトナー補給口
129とが連通したとき、トナー補給モータM3の回転
が所定時間の間一旦停止される。この停止時にトナー補
給ボトル110に収容されたトナーTは、現像ユニット
120の貯留室122に補給される。所定時間経過する
と、トナー供給口111は、トナー補給モータM3の回
転によって上方に向けられる。
【0031】なお、トナー補給モータM3の1回転中に
おいて停止される所定時間(この所定時間を以下、「補
給時間」という)は、トナーTがトナー供給口111に
詰まるのを避けるため、最大でも例えば1秒以内に定め
られており、この最大の補給時間中に50gのトナーが
補給されるようになっている。50gを超えるトナー補
給が必要な場合には、トナー補給モータM3が数回転さ
れ、この回転中におけるトータルの補給時間でトナー補
給量が調整される。また、50g未満のトナー補給が必
要な場合には補給時間を1秒未満とすることによってト
ナー補給量が調整される。また、トナー補給ボトル11
0の内周面には、図1中の点線で示す螺旋凸部が形成さ
れており、トナー補給ボトル110の回転時に螺旋凸部
が内部のトナーTをトナー供給口111方向に移動さ
せ、ボトル内にトナーが残らないようになっている。
【0032】貯留室122に補給されたトナーTは、ス
クリュー駆動モータM2によって回転されるスクリュー
124の羽根に接触し、攪拌されながら貯留室122の
図1の手前側(図2の右側)から奥側(図2の左側)へ
矢印o方向に搬送され、スクリュー駆動モータM1によ
って回転されるスクリュー123の羽根に接触し、攪拌
されながら奥側(図2の左側)から手前(図2の右側)
へ矢印p1方向に搬送される。また、貯留室122の手
前側においてはトナーTの粉体圧がスクリュー123よ
りもスクリュー124側の方が低くなるため上から下へ
矢印q方向に搬送され、奥側においてはトナーTの粉体
圧がスクリュー124よりもスクリュー123側の方が
低くなるため下から上へ矢印r方向に搬送される。この
結果、貯留室122に補給されたトナーTは、貯留室1
22内を循環される。
【0033】スクリュー123,124により攪拌搬送
されたトナーTは、スクリュー124、供給ローラ12
6間に配設された隔壁130を超え、供給ローラ126
および現像ローラ125の回転により、供給ローラ12
6から現像ローラ125に供給される。この供給の際、
トナーTは現像ローラ125との摩擦により負帯電され
る。負帯電されたトナーTは、トナー薄層化ブレード1
27の現像ローラ125に対する弾性力と、現像ローラ
125とトナー薄層化ブレード127との間に押し込ま
れたトナーTがトナー薄層化ブレード127を押し上げ
る力とがバランスする厚みとなるように薄層化され、こ
のトナー層のうちの一定量が現像ローラ125表面に塗
布される。現像ローラ125上に塗布されたトナーT
は、現像ローラ125の回転により感光体ドラム41と
の間の現像領域に搬送される。
【0034】感光体ドラム41表面は帯電ブラシ44に
より均一に負に帯電されており、レーザビームLBで露
光された部分(画像域)は帯電電荷が「0」とされ、画
像域に負帯電したトナーTを付着させるいわゆる反転現
像が行われる。また、トナーTを付着させる際に、制御
部300によって現像ローラ125から感光体41に向
かう電界が生じるようにバイアス電圧が印加されてお
り、いわゆるジャンピング現像が行われるようになって
いる。なお、上記バイアス電圧は、周波数1〜10kH
z、電圧差1〜3kv、Duty10〜90%の交流電
圧に−100〜−800vの直流オフセット電圧を重畳
したものである。
【0035】現像ローラ125表面の残留トナーTは、
現像ローラ125の回転により現像ユニット120内に
戻り、除電シート128により電荷が除電され、現像ロ
ーラ125上から一旦離脱される。そして、供給ローラ
126の回転によって回収されたトナーTと、スクリュ
ー124,125側から補給されたトナーTとを混合さ
せた上で、再度現像に供される。
【0036】スクリュー駆動モータM1,M2およびト
ナー補給モータM3は、制御部300により適宜回転制
御され、これによりトナー補給ボトル110から現像ユ
ニット120へのトナー補給や、補給されたトナーの攪
拌、搬送などが行われる。
【0037】(制御部300の構成)図3は、制御部3
00の構成を示すブロック図である。同図に示すよう
に、制御部300は、主にCPU310と、画像処理部
320と、画像メモリ330と、レーザダイオード駆動
部340と、モータ駆動部350と、バイアス電圧供給
部360と、温度ヒューズ駆動部370と、ROM38
0と、RAM390などから構成される。
【0038】画像処理部320は、原稿をスキャンして
得られた電気信号をA/D変換して多値デジタル信号か
らなる画像データを生成し、さらにシェーディング補正
やエッジ強調処理などの補正処理や、コピーモード等に
応じた変倍処理、画像シフト処理、イレース処理、画像
の回転・圧縮・伸長処理、階調変換処理などを施した
後、再現色の画像データを生成して画像メモリ330に
出力する。
【0039】画像メモリ330は、上記画像データを複
数ページ分、一時的に記憶する記憶領域を有し、必要な
ページの画像データをレーザダイオード駆動部340に
出力する。
【0040】レーザダイオード駆動部340は、画像メ
モリ330から送られてきた画像データに基づきレーザ
ダイオードに駆動信号を送ってこれを駆動してレーザビ
ームLBを出射させる。
【0041】モータ駆動部350は、CPU310の指
示に基づきスクリュー駆動モータM1,M2や、トナー
補給モータM3などをそれぞれ駆動する。
【0042】バイアス電圧供給部360は、CPU31
0の指示に基づき、現像ローラ125などに必要なバイ
アス電圧を供給する。
【0043】温度ヒューズ駆動部370は、CPU31
0の指示に基づき、温度ヒューズ140の両端間に所定
の電圧(例えば、直流12V)を印加し、温度ヒューズ
140に電流が流れるか否かで温度ヒューズ140が導
通しているか否かを検出する。また、温度ヒューズ駆動
部370は、印加電圧を上げ、温度ヒューズ140に過
電流を流して温度ヒューズ140を溶断させる。
【0044】ROM380は、複写機各部を制御するプ
ログラムや制御変数の初期値などを予め記憶する。
【0045】また、RAM390は、操作パネル90か
ら設定されたコピーモードや現在の制御変数の値を一時
記憶するとともに、上記プログラム実行時にワークエリ
アを提供する。
【0046】CPU310は、ROM380から必要な
プログラムを読み出して、イメージリーダ部10や、プ
リンタ部20各動作をタイミングを取りながら統一的に
制御して円滑な複写動作を実行させる。特に、現像装置
100のトナー補給時にスクリュー駆動モータM1,M
2の回転速度を制御し、セットアップ時間を短縮させ
る。
【0047】(制御部300おける制御動作)図4は、
制御部300のCPU310による制御動作のメインル
ーチンを示すフローチャートである。電源が投入される
と、制御部300のCPU310は、初期処理(ステッ
プS1)の実行後、ルーチンタイマをスタートさせて当
該メインルーチンの時間管理を行う(ステップS2およ
びS8)。そして、キー入力受付処理(ステップS
3)、原稿画像読取処理(ステップS4)、給紙・作像
処理(ステップS5)、現像剤補給処理(ステップS
6)、上記以外のその他の処理(ステップS7)を所定
の時間ごとに順次繰り返し実行する。
【0048】ステップS1の初期処理においては、CP
U310は、CPU310の内部レジスタの初期化、R
AM390のワークエリアの初期化、画像メモリ330
の初期化などを実行した後、RAM390にコピー可能
か否かを表すコピー可能フラグ391や、トナー補給ボ
トル110から現像ユニット120へのトナー補給の有
無を表すトナー補給フラグ392などのワークエリアの
確保する。なお、このコピー可能フラグ391には初期
値としてコピー可能を表す「1」がセットされ、トナー
補給フラグ392には初期値としてトナー補給ナシを表
す「0」がセットされるようになっている。
【0049】ステップS3のキー入力受付処理において
は、CPU310は、操作パネル90から入力された各
種キーのキー入力を受け付けて、設定されたコピーモー
ドをRAM390に格納する。
【0050】ステップS4の原稿画像読取処理において
は、CPU310は、ステップS3においてコピースタ
ートキーが操作されたのを検知すると、RAM390に
格納したコピーモードにしたがって原稿画像を読み取
り、画像データを画像メモリ330に格納する。
【0051】ステップS5の給紙・作像処理において
は、CPU310は、ステップS3においてコピースタ
ートキーが操作されたのを検知すると、RAM390の
コピー可能フラグを参照し、このフラグが「1」である
と、記録シートPを転写位置に搬送し、画像メモリ33
0から所定の画像を読み出してレーザダイオード駆動部
340に転送し、上記した作像動作を実行して、トナー
像を記録シートPに転写させる。なお、このステップS
5では、CPU310は、潜像の形成に同期して、モー
タ駆動部350に指示し、スクリュー駆動モータM1,
M2を定常速度で駆動させ、潜像を現像させる。
【0052】ステップS6の現像剤補給処理において
は、CPU310は、トナー補給量に応じてモータ駆動
部350に指示することにより、トナー補給モータM3
や、スクリュー駆動モータM1,M2を駆動させる。こ
れにより、トナーTがトナー補給ボトル110から現像
ユニット120に補給され、補給されたトナーTが攪拌
搬送される。この処理の詳細は、後述する。
【0053】ステップS7のその他の処理においては、
CPU310は、定着部70における温度制御などを行
う。
【0054】次いで、上記トナー補給処理の詳細につい
て説明する。図5は、図4に示すトナー補給処理(ステ
ップS6)のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。CPU310は、まず現像ユニットセットアップか
否か判断する(ステップS101)。この判断は、温度
ヒューズ140が導通しているか否かの検出結果を温度
ヒューズ駆動部370から得ることにより行われる。温
度ヒューズ140が導通している場合には、現像ユニッ
トセットアップ、すなわち貯留室122が空状態である
と判断し(ステップS101でY)、CPU310は、
温度ヒューズ駆動部370に指示し、温度ヒューズ14
0に過電流を流して温度ヒューズ140を溶断させる
(ステップS102)。
【0055】温度ヒューズ140が溶断されると、CP
U310は、現像ローラ125からトナーを供給できな
い状態であるため、コピー可能フラグ391を「0」に
リセットするとともに(ステップS103)、トナー補
給ボトル110からトナーを補給するためトナー補給フ
ラグ392に「1」をセットし(ステップS104)、
トナー補給時間をセットする(ステップS105)。こ
のトナー補給時間は、現像ユニットセットアップ時にお
けるトナー補給ボトル110に収容された1本分のトナ
ーT(例えば、1kg)の補給に要する時間であり、具
体的には、上記したように1秒で50gのトナーが補給
されるので、1kg補給に要する時間20秒が設定され
る。
【0056】そして、CPU310は、モータ駆動部3
50にトナー補給モータM3の駆動を指示し(ステップ
S106)、時間経過にしたがってトナー補給時間をデ
クリメントし(ステップS107)、トナー補給時間が
「0」になったか否か判断し(ステップS108)、ト
ナー補給時間が「0」になるまでトナー補給モータM3
の駆動を継続し(ステップS108でN)、トナー補給
時間が「0」になると(ステップS108でY)、トナ
ー補給モータM3の駆動を停止する(ステップS10
9)。これにより、トナー補給ボトル110に収容され
た1本分のトナーTが現像ユニット120の貯留室12
2に補給される。
【0057】次いで、CPU310は、トナー補給フラ
グ392が「1」か否か判断し(ステップS110)、
「1」であれば(ステップS110でY)、スクリュー
駆動モータM1,M2の駆動時間をセットする(ステッ
プS111)。このスクリュー駆動モータM1,M2の
駆動時間は、現像ユニットセット時におけるトナー補給
ボトル110に収容された1本分のトナーT1kgを攪
拌搬送して現像ローラ125の印字幅全域にトナーを行
き渡らせるのに要する時間であり、具体的には、実機に
よる測定結果5分に設定されている。
【0058】そして、CPU310は、コピー可能フラ
グ392が「0」か否か判断し(ステップS112)、
「0」であれば(ステップS112でY)、モータ駆動
部350にスクリュー駆動モータM1,M2の2倍速駆
動を指示する(ステップS113)。これにより、スク
リュー123,124が2倍速で回転駆動される。モー
タ駆動部350への指示後、CPU310は、スクリュ
ー駆動モータM1,M2の駆動時間をデクリメントし
(ステップS114)駆動時間が「0」になったか否か
判断し(ステップS115)、駆動時間が「0」になる
までスクリュー駆動モータM1,M2の2倍速駆動を継
続し(ステップS115でN)、駆動時間が「0」にな
ると(ステップS115でY)、モータ駆動部350に
スクリュー駆動モータM1,M2の駆動の停止を指示す
る(ステップS116)。
【0059】この指示後、CPU310は、コピー可能
フラグ391が「0」か否か判断し(ステップS11
7)、「0」であれば(ステップS117でY)、貯留
室122に補給されたトナーTが現像ローラ125の現
像幅全域に行き渡っているので、コピー可能フラグ39
1に「1」をセットし(ステップS118)、図4のメ
インルーチンにリターンする。
【0060】なお、コピー可能フラグ391に「1」が
セットされるので、ユーザは、コピーを開始することが
できる。また、セットアップが完了すると、セットアッ
プの際に用いたトナー補給ボトルが空になっているの
で、ユーザは、空のトナー補給ボトル110と新しいト
ナー補給ボトル110とを交換する。これにより、この
新しいトナー補給ボトル110からトナーを補給するこ
とができる。
【0061】次いで、上記のステップS101〜S11
8の処理により貯留室122に補給されたトナーTの挙
動を図2を用いて説明する。なお、従来との効果の相違
を明瞭にするため、スクリュー123,124の定速回
転時における単位時間当たりの搬送量を従来と同じV1
として説明する。
【0062】セットアップ開始前においては現像ユニッ
ト120内の貯留室122にはトナーTが入っておら
ず、ユーザは、複写機1本体に空の状態の現像ユニット
120と、トナー補給ボトル110とを装着する。これ
により、トナー補給ボトル110から現像ユニット12
0の貯留室122にトナーが補給され、スクリュー12
3,124が2倍速回転されてセットアップが開始され
る。この段階では、補給されたトナーTの大部分は、ト
ナー補給口129付近に滞留している(図2のα参
照)。
【0063】従来の現像装置においては、スクリュー1
24の羽根に接触したトナーTは、V1で矢印o方向に
搬送され、スクリュー123の羽根に接触したトナーT
は、V1で矢印p1方向に搬送される。このため、トナ
ー補給口129付近に滞留しているトナーTが、奥側に
搬送され、その自由面がラインβを経て、平滑な自由面
γまで到達し、トナーTが現像ローラ125の現像幅間
の全域に行き渡るまでに10分かかった。
【0064】これに対して、本実施の形態1に係る現像
装置100においては、スクリュー124の羽根に接触
したトナーTは、2V1で矢印o方向に搬送され、スク
リュー123の羽根に接触したトナーTは、2V1で矢
印p1方向に搬送される。すなわち、スクリュー12
3,124の搬送能力が2倍に増加されている。この結
果、トナー補給口129付近に滞留しているトナーT
が、奥側に搬送され、その自由面がラインβを経て、平
滑な自由面γまで到達し、トナーTが現像ローラ125
の現像幅全域に行き渡るまでに従来の半分の5分ですん
だ。したがって、上記したスクリュー123,124の
搬送能力の増加制御により、セットアップ時間が格段に
短縮され、ユーザがストレスを感じることなく、セット
アップを行うことができた。また、セットアップ時間が
短時間ですむので、画像形成開始の遅れをその分短くす
ることができる。
【0065】なお、スクリュー124の搬送能力の増加
制御の際に、スクリュー123の搬送能力も増加させる
ようにしたが、スクリュー123の方は、定速に回転さ
せるようにしてもよい。これにより、スクリュー124
の搬送能力を相対的にさらに増加させることができ、セ
ットアップ時間をさらに短縮することができる。
【0066】ステップS101において現像ユニットセ
ットアップでない場合、CPU310は、ステップS5
において現像処理を実行したか否か判断し(ステップS
121)、現像処理を実行した場合(ステップS121
でY)、トナーTが消費されたので、トナー消費量を推
定する(ステップS122)。このトナー消費量は、1
つの画像を形成するごとに行われ、この画像の1画素ご
との階調データを1画像分積算することにより推定され
る。トナーT消費の推定が終わると、CPU310は、
この推定値に基づいて、所定の単位時間(例えば、2
分)内に基準量(例えば、50g)を超えるトナーTが
消費されたか否か判断する(ステップS123)。な
お、この基準量を超える状態は、黒ベタ部分の多い写真
などの画像を連続してコピーした場合に、発生する。基
準量を超えた場合には(ステップS123でY)、トナ
ー消費量が多く、貯留室122のトナーTの自由面がγ
の位置から急激に低下し、この消費量分トナー補給ボト
ル110からトナーTを補給する必要があるが、補給す
るとこのトナーTがトナー補給口129付近に堆積され
ることになる。このため、CPU310は、ステップS
103に進み、上記したステップS103〜S118を
実行する。なお、この場合にセットされるトナー補給時
間(ステップS105)や、スクリュー駆動モータM
1,M2の駆動時間(ステップS111)は、トナー補
給量に応じて設定される。
【0067】したがって、この基準量を超えた場合に
も、スクリュー駆動モータM1,M2がスクリュー12
3,124を2倍速で駆動するので、補給された現像剤
の偏りを解消する時間を短縮し、ユーザに与えるストレ
スを軽減することができ、画像形成開始の遅れを、その
時間の短縮分、短くすることができる。
【0068】ステップS123において基準量を超えて
いない場合(ステップS123でN)、トナーT消費量
が少ないため、補給したトナーTがトナー補給口129
付近に堆積されることはない。このため、CPU310
は、ステップS103をスキップし、ステップ104に
進み、上記したステップS103〜S118を大略実行
する。この場合にセットされるトナー補給時間(ステッ
プS105)や、スクリュー駆動モータM1,M2の駆
動時間は、トナー補給量に応じて設定される。この一
方、ステップS103をスキップしているので、トナー
補給フラグ392が「1」のままに維持される。この結
果、CPU310は、ステップS112からステップS
131に進み、モータ駆動部350にスクリュー駆動モ
ータM1,M2の定速駆動を指示する。このため、スク
リュー123,124の搬送能力が増加されることがな
い。このため、従来の現像装置と同じように、スクリュ
ー124の羽根に接触したトナーTは、V1で矢印o方
向に搬送され、スクリュー123の羽根に接触したトナ
ーTは、V1で矢印p1方向に搬送され、貯留室122
内を循環される。
【0069】なお、ステップS121において現像処理
が実行されていない場合には、トナーTの消費もないの
で、CPU310は、ステップS110を介してメイン
ルーチンにリターンする。
【0070】(実施の形態2)次に本発明に係る実施の
形態2に係る複写機について説明する。実施の形態1で
は、セットアップの場合や、単位時間内に基準量を超え
るトナーTが消費された場合に、スクリュー駆動モータ
M1,M2を2倍速駆動させ、スクリュー123,12
4の回転速度を2倍にしたが、この実施の形態2では、
これらの場合にスクリュー駆動モータM1の回転方向を
通常の場合と逆に回転させるようにした点で異なってい
る。複写機1や、現像装置100の構成などは、実施の
形態1と同じであるので、実施の形態2に特有の制御内
容のみ以下説明する。
【0071】すなわち、図5に示すステップS113の
2倍速駆動に代えて、CPU310は、モータ駆動部3
50に指示し、スクリュー駆動モータM2に対しては通
常と同じ方向に定速回転駆動させるが、スクリュー駆動
モータM1に対しては通常と逆の方向に定速回転駆動さ
せる。これにより、スクリュー123,124が同じ方
向に回転駆動され、スクリュー123のトナーTの搬送
方向が逆転され、スクリュー124と同じ方向にトナー
Tを搬送する。この結果、トナーTの搬送能力が増加さ
れる。
【0072】次いで、本実施の形態における処理により
貯留室122に補給されたトナーTの挙動を図6を用い
て説明する。なお、従来との効果の相違を明瞭にするた
め、スクリュー123,124の定速回転時における単
位時間当たりの搬送量を従来と同じV1として説明す
る。本実施の形態2に係る現像装置100においては、
スクリュー124の羽根に接触したトナーTは、V1で
矢印o方向に搬送され、スクリュー123の羽根に接触
したトナーTは、V1で矢印p2方向に搬送される。す
なわち、スクリュー123,124の搬送能力が併せて
約1.5倍に増加されている。この結果、トナー補給口
129付近に滞留しているトナーTが、奥側に搬送さ
れ、その自由面がラインβを経て、平滑な自由面γまで
到達し、トナーTが現像ローラ125の現像幅全域に行
き渡るまでに従来の約3分の2の時間、8分ですんだ。
したがって、上記したスクリュー123,124の搬送
能力の増加制御により、セットアップの場合や、単位時
間内に基準量を超えるトナーTが消費された場合に、ト
ナーTの偏りを解消する時間が格段に短縮され、ユーザ
がストレスを感じることなく、セットアップ等を行うこ
とができ、また、画像形成開始の遅れを、その時間の短
縮分、短くすることができる。
【0073】なお、この場合にセットされるトナー補給
時間(ステップS105)や、スクリュー駆動モータM
1,M2の駆動時間(ステップS111)は、スクリュ
ー123,124の搬送能力やトナー補給量に応じて設
定されるが、設定されたこれらの時間を超えてスクリュ
ー駆動モータM1,M2の駆動を継続すると、貯留室1
22の奥側の粉体圧が高くなり、スクリュー駆動モータ
M1,M2のトルクアップが発生したり、スクリュー1
23,124の軸が破砕されたりするおそれがある。こ
のため、設定されたこれらの時間が経過すると、CPU
310は、直ちにモータ駆動部350にスクリュー駆動
モータM1,M2の駆動停止を指示するようになってい
る。
【0074】(変形例)以上、本発明に係る現像器およ
びこれを用いた画像形成装置を実施の形態に基づいて説
明してきたが、本発明の内容が、上述の実施の形態に限
定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考え
られる。
【0075】上記実施の形態1,2では、スクリュー1
23,124を用い、このスクリューの回転速度や、回
転方向を変えて搬送能力を増加させたが、これに代えて
回転軸に所定間隔をおいてプロペラを取り付け、セット
アップの場合や、黒ベタコピーの場合に、このプロペラ
を公知技術のプロペラ角度可変機構によってプロペラの
角度を変え、搬送能力増加させるようにしてもよい。
【0076】また、上記実施の形態1,2では、スクリ
ュー123,124をスクリュー駆動モータM1,M2
で個別に駆動したが、1モータで駆動するようにしても
よい。この場合に、実施の形態2では、モータの駆動力
を歯車などによる逆転機構を介してスクリュー123に
伝達するようにすればよい。
【0077】また、上記実施の形態1,2では、トナー
の補給量を補給時間で決めるようにしたが、計量ローラ
ーなどで計量して補給するようにしてもよい。
【0078】また、上記実施の形態1,2では、非磁性
一成分現像剤方式の現像装置で実施したが、磁性一成分
現像剤方式の現像装置や、二成分現像剤方式の現像装置
にも適用できる。
【0079】また、上記実施の形態1,2では、トナー
補給口129を現像ローラ125の手前側端部付近に配
設したが、これ以外の場所、例えば現像ローラの軸方向
の中央付近に配設してもよい。この場合には、スクリュ
ウ123,124の歯の向きを中央付近で変え、当該補
給位置から現像ローラの回転軸の両端部方向に分かれて
搬送すればよい。
【0080】また、上記実施の形態1,2では、電子写
真式の画像形成装置で実施したが、現像ローラ125に
対向して複数の針を列状に配置し、現像ローラ125と
針との間に記録シートPが通過する際に針に画像データ
に対応する電圧を印加することにより記録シートP上に
直接トナー像を形成する、いわゆる直接記録式の画像形
成装置にも適用できる。
【0081】さらに、上記実施の形態1,2では、デジ
タル方式の複写機に適用したが、アナログ方式の複写機
や、プリンタ、FAX、マイクロリーダプリントや、こ
れらの複合機などの画像形成装置にも適用できる。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明に係る現像装置によ
れば、補給口を介して現像剤貯留室に補給された現像剤
を、その補給位置から、現像ローラの回転軸に平行な方
向に沿って搬送する搬送手段を有する現像装置であっ
て、前記現像剤貯留室が空状態である場合、または単位
時間内に基準量を超える現像剤が消費された場合に、所
定時間だけ前記方向への現像剤の搬送能力を増加させる
ように前記搬送手段を制御する制御手段を備えるので、
例えばセットアップ時に1kgのトナーを補給したよう
な場合であっても、従来のようにセットアップ時間が長
くかかるようなことはなく、前記現像剤貯留室が空状態
である場合、または単位時間内に基準量を超える現像剤
が消費された場合に、補給された現像剤の偏りを解消す
る時間を短縮し、ユーザに与えるストレスを軽減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機1の全体の構成を示す図である。
【図2】図1に示す現像装置100の構成を示す断面図
である。
【図3】図1に示す制御部300の構成を示すブロック
図である。
【図4】制御部300のCPU310による制御動作の
メインルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図4に示すトナー補給処理(ステップS6)の
サブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】実施の形態2にに係る現像装置100におい
て、貯留室122に補給されたトナーTの挙動の様子を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 複写機 100 現像装置 110 トナー補給ボトル 111 トナー供給口 120 現像ユニット 122 貯留室 123,124 スクリュー 125 現像ローラ 129 トナー補給口 300 制御部 310 CPU T トナー P 記録シート
フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA33 AB02 AC02 AC04 AD06 AD13 AD17 AD31 AD35 AE04 BA01 CA08 DA16 DB25 EA01 EA13 EA14 EA16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 補給口を介して現像剤貯留室に補給され
    た現像剤を、その補給位置から、現像ローラの回転軸に
    平行な方向に沿って搬送する搬送手段を有する現像装置
    であって、 前記現像剤貯留室が空状態である場合、または単位時間
    内に基準量を超える現像剤が消費された場合に、所定時
    間だけ前記方向への現像剤の搬送能力を増加させるよう
    に前記搬送手段を制御する制御手段を備えることを特徴
    とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送手段は、所定方向に軸回転され
    ることにより現像剤を前記回転軸と平行な方向に沿って
    搬送する回転搬送手段を有し、 前記制御手段は、前記回転搬送手段の回転速度を増加さ
    せるように制御することにより前記現像剤の搬送能力を
    増加させることを特徴とする請求項1に記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、補給された現像剤をそ
    の補給位置から前記回転軸と平行な方向に沿って現像剤
    を搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段によ
    る搬送方向と逆行する方向に現像剤を搬送する第2の搬
    送手段とを備え、 前記制御手段は、前記第2の搬送手段による現像剤の搬
    送方向を逆転させて前記第1の搬送手段による搬送方向
    と同じになるように制御することにより前記現像剤の搬
    送能力を増加させることを特徴とする請求項1に記載の
    現像装置。
  4. 【請求項4】 搬送されるシート上に像担持体を介して
    または直接に現像剤を供給して画像を形成する画像形成
    装置であって、前記現像剤を供給する現像手段として、
    請求項1〜3記載の現像装置を使用したことを特徴とす
    る画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010145808A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Ricoh Co Ltd 粉体搬送方法、粉体搬送装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP2015184520A (ja) * 2014-03-25 2015-10-22 株式会社沖データ 現像装置及び画像形成装置
US9377718B2 (en) 2014-05-15 2016-06-28 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming apparatus and developer supply method

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