JP2000267560A - 点字プレートと、それを製作する点字形成装置 - Google Patents

点字プレートと、それを製作する点字形成装置

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JP2000267560A
JP2000267560A JP11072780A JP7278099A JP2000267560A JP 2000267560 A JP2000267560 A JP 2000267560A JP 11072780 A JP11072780 A JP 11072780A JP 7278099 A JP7278099 A JP 7278099A JP 2000267560 A JP2000267560 A JP 2000267560A
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Noboru Maruyama
登 丸山
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HOKURIKU DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 点字用の凸部Pa1、Pa1…が潰れ難く、耐用
期間が長い点字プレートPを製作する。 【解決手段】 点字形成用のポンチ11、ダイス21
と、ポンチ11の作動ストロークごとに鋼球Bをポンチ
11の前方に供給する供給機構とを組み合わせる。ポン
チ11は、プレート本体Pa の凸部Pa1に対し、裏側か
ら鋼球Bを埋め込んで点字プレートPを形成することが
でき、点字プレートPは、鋼球Bを介して凸部Pa1が補
強され、凸部Pa1が使用中に不用意に潰れるおそれがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、点字用の凸部が
容易に潰れず、耐用期間を大幅に向上させることができ
る点字プレートと、それを製作する点字形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】盲人用の案内表示板等として、点字プレ
ートを使用することがある。
【0003】従来の点字プレートは、塑性変形可能なプ
レート本体に点字用の凸部を形成して表面側に点字を表
示している。なお、プレート本体は、0.3〜1mm程度
のアルミニウム板等から形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、点字プレート上の点字は、薄いアルミニウム板
等を塑性変形させて形成されているから、使用者の指に
よって点字用の凸部が繰り返し押えられることにより、
凸部が次第に押し潰されてしまい、耐用期間が長くない
という問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、点字用の凸部に裏側から鋼球を埋め込
むことによって、耐用期間を大幅に向上させることがで
きる点字プレートと、それを製作する点字形成装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、プレート本体に
形成する点字用の凸部に対し、裏側から鋼球を埋め込む
ことをその要旨とする。
【0007】第2発明の構成は、点字形成用のポンチ、
ダイスと、ポンチの作動ストロークごとにポンチの前方
に鋼球を供給する供給機構とを備えることをその要旨と
する。
【0008】なお、ポンチの前方には、ガイド孔付きの
ガイド部材を配設することができ、ダイスには、複数の
凹部を配列形成することができる。
【0009】また、供給機構は、ポンチを軸方向に移動
可能に保持するポンチホルダに組み込むことができ、ポ
ンチに形成する切欠きを介し、ポンチホルダに形成する
収納室から鋼球を個別に排出することができる。
【0010】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、プレート
本体に形成する点字用の凸部は、裏側から鋼球が埋め込
まれているから、鋼球を介して裏側から十分に補強する
ことができ、使用による潰れや変形等を有効に防止する
ことができる。なお、プレート本体は、アルミニウム、
ステンレススチール、鉄、チタニウム等の金属材料の
他、プラスチック樹脂、紙等の塑性変形可能な任意の材
料を使用することができる。また、鋼球とは、字義に拘
らず、鉄や鋼、ステンレススチール、アルミニウム等の
金属の他、ガラスや、プラスチック樹脂等であって、プ
レート本体より固い任意の材料によって形成する球を含
むものとする。ただし、鋼球は、点字用の凸部を形成す
ると同時に凸部の裏側に埋め込んでもよく、点字用の凸
部を形成した後、その裏側に埋め込んでもよい。また、
鋼球は、点字用の凸部の裏側に埋め込んだ後、接着剤等
により強力に固定してもよい。
【0011】第2発明の構成によるときは、ポンチは、
ダイスに向けてストロークするごとに、供給機構によっ
て前方に供給される鋼球をダイスとの間のプレート本体
に埋め込むとともに、プレート本体に点字用の凸部を形
成することができる。
【0012】ポンチの前方にガイド部材を配設すれば、
ガイド部材は、ガイド孔を介し、鋼球をポンチの前方の
所定位置に位置決めして保持するとともに、ポンチが前
進するとき、ポンチの先端を正しくガイドすることがで
きる。
【0013】ダイスに複数の凹部を配列形成するとき
は、ダイスは、プレート本体に形成される点字用の凸部
を凹部に収納して保護することができる。なお、凹部
は、縦3点、横2点、計6点の点字用の凸部を横列に形
成して行くために、縦横各3個を点字用の凸部の配列ピ
ッチに合わせて形成することが好ましい。
【0014】供給機構は、ポンチホルダに組み込むこと
によって、格別な設置スペースを外部に必要とせず、装
置全体をコンパクトにまとめることができる。
【0015】供給機構は、ポンチの切欠きを介し、収納
室からの鋼球を個別に排出することにより、ポンチの作
動ストロークごとに、ポンチの前方に鋼球を1個ずつ円
滑に供給することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0017】点字形成装置は、点字形成用のポンチ1
1、ダイス21を主要部材としてなる(図1、図2)。
ただし、ポンチ11、ダイス21は、それぞれポンチホ
ルダ13、ダイスホルダ23を介し、ベースフレーム1
5、25の前面において、同一軸心上に互いに相対向す
るようにして上下に配設されている。
【0018】ポンチホルダ13、ダイスホルダ23は、
それぞれ左右一対のガイドロッド15b、15b、ガイ
ドロッド25b、25bを介し、ベースフレーム15の
支持部15a、15a、ベースフレーム25の支持部2
5a、25aに対して上下動可能に装着されている(図
2、図3、図4)。ポンチホルダ13、ダイスホルダ2
3には、それぞれスライダ13a、13a、スライダ2
3a、23aが組み込まれており、各スライダ13a、
23aには、ガイドロッド15b、25bが摺動自在に
貫通している。また、各スライダ13a、23aは、押
え部材13b、23bを介し、ポンチホルダ13の上
部、ダイスホルダ23の下部にそれぞれ組み付けられて
いる。なお、ポンチホルダ13は、圧縮ばね15cを介
して上方に付勢されており、ダイスホルダ23は、圧縮
ばね25cを介して下方に付勢されている。
【0019】ポンチ11は、ポンチガイド12ととも
に、ポンチホルダ13のガイド孔13cに対し、軸方向
に移動可能に組み込まれている(図2、図5)。ただ
し、ポンチホルダ13の上下には、補助ブロック13
d、13eが付設されており、ポンチガイド12は、下
の補助ブロック13eを介して外れ止めされている。ポ
ンチ11は、下向きの先端から順に小径のポンチ部11
a、円錐状のテーパ部11a1 、円柱状のガイド部11
b、大径のシャンク部11cが一体に形成されている。
なお、ポンチ11は、シャンク部11cとポンチガイド
12との間に介装する圧縮ばね11eを介して上方に付
勢されている。ただし、圧縮ばね11eのばね定数は、
圧縮ばね15c、15cのそれより十分に大きいものと
する。
【0020】ベースフレーム15の上部には、モータ1
6が搭載されており、モータ16の軸端には、ボス17
b、軸17aを介し、ポンチホルダ13の上方に突出す
るポンチ11の軸心上にカム17が配設されている。な
お、カム17は、ボス17bに対して偏心して付設され
ている。また、ポンチガイド12には、ポンチ11のガ
イド部11bが摺動自在に貫通するガイド孔12aが形
成されており、下の補助ブロック13eから突出するポ
ンチガイド12の下端面には、ガイド部材12dが付設
されている。ガイド部材12dには、ポンチ11のテー
パ部11a1 、ポンチ部11aに対応する凹部12d2
、ガイド孔12d1 が形成されている。そこで、ポン
チ11は、モータ16を介してカム17を旋回させるこ
とにより、先端のポンチ部11aがガイド部材12dの
ガイド孔12d1 に進入する作動位置(図5の二点鎖
線)と、圧縮ばね11eを介して先端のポンチ部11a
がポンチガイド12内に上昇して後退する退避位置(同
図の実線)とに上下に往復移動させることができる。
【0021】ポンチホルダ13、ポンチガイド12に
は、鋼球B、B…を収納する収納室Ba が形成されてい
る。収納室Ba は、ポンチホルダ13からポンチガイド
12にかけて斜め下向きに形成されており、ポンチホル
ダ13の側面に上部が開口し、ポンチガイド12のガイ
ド孔12aに下部が開口している。また、ポンチガイド
12のガイド孔12aの周面には、収納室Ba の下方に
位置するようにして、上下に長いガイド溝Bb が形成さ
れている(図1、図5)。
【0022】ポンチ11のガイド部11bには、切欠き
Bc が形成されている。切欠きBcは、ポンチ11が退
避位置に上昇するとき、ガイド孔12aに対する収納室
Baの開口部分に対応するものとし、ポンチ11が作動
位置に下降するとき、ガイド溝Bb の上端部に対応する
ものとする。また、切欠きBc は、前者の位置におい
て、収納室Ba 内の鋼球Bの1個を滑らかに収納し、後
者の位置において、その鋼球Bをガイド溝Bb 内に滑ら
かに放出し得るように、少なくとも上部、下部が斜面に
形成されている。なお、ガイド溝Bb は、切欠きBc か
らの鋼球Bを収納し、重力により下方に落下させること
ができる。ただし、ガイド溝Bb は、ポンチ11が作動
位置に下降するとき、ポンチ11のガイド部11bによ
って全長が閉じられ、ポンチ11が退避位置に上昇する
とき、下部が開放される。
【0023】すなわち、ポンチ11は、退避位置から作
動位置に下降するごとに、切欠きBc を介し、収納室B
a から鋼球Bを1個ずつ個別に排出させてガイド溝Bb
の上端部にまで搬送することができ、作動位置から退避
位置に上昇するごとに、ガイド溝Bb の下部に落下した
鋼球Bをガイド部材12dのガイド孔12d1 上に放出
することができる。ただし、鋼球Bは、ポンチ部11a
の径に対応するガイド孔12d1 によって軽く保持さ
れ、ポンチ部11aに押されてガイド孔12d1を通過
可能な径に設定されている。したがって、ポンチ11の
切欠きBc は、ガイド溝Bb を介し、ポンチ11の作動
ストロークごとに、収納室Ba からの鋼球Bを個別に1
個ずつポンチ11の前方のガイド孔12d1 に供給する
供給機構を形成している。
【0024】ダイス21は、ポンチ11の下方に上向き
に配設されている(図1、図2)。ダイス21は、ポン
チ11のポンチ部11aより十分大径の複数の凹部21
b、21b…、21c、21c…が上端面に配列形成さ
れている。各凹部21bは、単純な丸穴状に形成されて
おり、各凹部21cは、切欠き状に形成されている。な
お、各凹部21bは、内径約1.2mm程度である。ま
た、凹部21b、21b…、21c、21c…は、点字
用の凸部の配列ピッチに合わせて配列されており、中央
の凹部21bは、ポンチ11のポンチ部11aに対応し
ている。
【0025】ダイス21を搭載するベースフレーム25
の下部には、モータ26が搭載されており、モータ26
の軸端には、ボス27b、軸27aを介し、ダイス21
を軸方向に駆動するカム27が偏心して装着されてい
る。なお、ダイス21は、ダイスホルダ23を上下に貫
通し、ダイスホルダ23に対し、セットねじ23cを介
して軸方向に移動調節可能に固定されている。そこで、
ダイス21は、モータ26を介してカム27を旋回させ
ることにより、ダイスホルダ23とともに、上方の作動
位置(図5)と、下方の退避位置(図2)との間に往復
駆動することができる。
【0026】ポンチ11、ダイス21の間には、プレー
ト本体Pa を保持するキャリッジ30を挿入することが
できる(図2、図5)。キャリッジ30は、上下に分解
可能に組み合わせる枠状のフレーム材31、32の間に
プレート本体Pa を保持することができる。ただし、プ
レート本体Pa は、アルミニウム板等の塑性変形可能な
薄板であり、キャリッジ30は、図示しない駆動機構を
介し、プレート本体Pa を水平2方向に移動させて位置
決めすることができる。
【0027】かかる点字形成装置は、次のようにして作
動する。
【0028】キャリッジ30は、裏面側をポンチ11に
向けてプレート本体Pa を保持する。そこで、カム17
を最上位置に旋回させ(図6(A))、圧縮ばね11e
を介してポンチ11を退避位置に上昇させるとともに、
圧縮ばね15c、15cを介してポンチホルダ13を上
昇させる。ただし、ガイド部材12dのガイド孔12d
1 には、あらかじめ鋼球Bが供給されており(図5の実
線)、ガイド部材12dは、ガイド孔12d1 を介して
鋼球Bを軽く保持している。また、このとき、ダイス2
1は、カム27、圧縮ばね25cを介して退避位置に下
降している(図6(A))。
【0029】次に、キャリッジ30を移動させてプレー
ト本体Pa の所定位置をポンチ11のポンチ部11aに
対応させ、カム17を最上位置から旋回させて(図6
(A)の矢印K1 方向)、ポンチ11を下降させる(同
図(B))。このとき、ポンチ11は、圧縮ばね11e
のばね定数が圧縮ばね15c、15cのそれより大きく
設定されているため、圧縮ばね15c、15cに抗し、
圧縮ばね11eを介してポンチホルダ13をプレート本
体Pa に向けて駆動し、下端のガイド部材12dをプレ
ート本体Pa に当接させる(図5)。一方、カム27を
最上位置に旋回させて(図6(A)の矢印K2 方向)、
ダイス21を作動位置に駆動してプレート本体Pa の表
面側に当接させると(同図(B)、図5)、ガイド部材
12d、ダイス21によってプレート本体Pa を挟み込
むことができる。
【0030】つづいて、カム17を最下位置まで旋回さ
せてポンチ11を作動位置にまで駆動する(図6
(C))。このとき、ポンチ11は、ポンチ部11aを
ガイド孔12d1 に進入させ(図5の二点鎖線)、ガイ
ド孔12d1 上の鋼球Bをプレート本体Pa に打ち込ん
で埋め込むと同時に、プレート本体Pa の表面側に凸部
Pa1を形成することができる。なお、このとき、ポンチ
11は、切欠きBc を介し、収納室Ba からの鋼球Bを
1個だけ排出させ、ガイド溝Bb に搬送する。
【0031】その後、カム17を最上位置に旋回させ
(図6(A))、ポンチ11を退避位置に上昇させると
ともに、ポンチホルダ13を上方に退避させる(図5の
実線)。このとき、ポンチ11は、収納室Ba から鋼球
Bを切欠きBc に排出させるとともに、ガイド溝Bb の
下部を開放し、ガイド溝Bb 内の鋼球Bをガイド孔12
d1 に供給する。また、ダイス21は、カム27、圧縮
ばね25c、25cを介して退避位置に下降してプレー
ト本体Pa を解放する。
【0032】そこで、以後、ポンチ11、ダイス21
は、カム17、27を介して同様の動作を繰り返すこと
により、キャリッジ30によって位置決めするプレート
本体Pa の所定位置に鋼球Bを順に埋め込んでプレート
本体Pa に点字用の凸部Pa1、Pa1…を所定配列に形成
し、点字プレートPを製作することができる(図1)。
なお、このとき、ダイス21の凹部21b、21b…、
21c、21c…は、プレート本体Pa に形成済みの凸
部Pa1、Pa1…を収納し、凸部Pa1、Pa1…の変形を防
止する。点字プレートPは、各凸部Pa1の裏側に鋼球B
が埋め込まれているから、鋼球B、B…を介して凸部P
a1、Pa1…が十分に補強され、使用中に凸部Pa1、Pa1
…が容易に潰れてしまうおそれがない。
【0033】以上の説明において、ポンチ11、ダイス
21は、上下に配置するに代えて、水平に相対向して配
置してもよい。ただし、このときの供給機構は、重力に
よる鋼球Bの自由落下を利用するに代えて、エアや、機
械的なプッシャ等によって鋼球Bをガイド部材12dの
ガイド孔12d1 に積極的に供給するものとする。ま
た、ダイス21に形成する凹部21b、21b…は、ポ
ンチ部11aに対応する中央の凹部21bを除く全部を
切欠き状に形成してもよい(図7)。
【0034】
【他の実施の形態】点字プレートPは、たとえばバス、
列車などの盲人用の時刻表を含む差換え可能な表示板4
0として使用することができる(図8、図9)。なお、
各点字プレートPには、補強板Pb が裏面側に付設され
ており、補強板Pb は、点字プレートPの上下に突出し
ている。
【0035】表示板40は、ベース板41、レール4
2、42…、フレーム材43、44を組み合わせ、点字
プレートP、P…をレール42、42間に抜取り可能に
挿入して構成されている。レール42、42…は、それ
ぞれ点字プレートPの補強板Pb を挿入する保持溝42
a、42aが上下に形成され、ベース板41に多段にね
じ止めされている。ただし、ベース板41の最上部、最
下部に位置する各レール42には、1本の保持溝42a
のみが形成されており、最上部の2本のレール42、4
2、最下部の2本のレール42、42には、それぞれ片
側のフレーム材44の図示しない挿入孔に差し込む位置
決め用のピン42b、42bが端面に突設されている。
ただし、図9は、最下部の2本のレール42、42を含
む要部分解斜視図である。そこで、各段の一対のレール
42、42は、保持溝42a、42aに補強板Pb を摺
動自在に挿入することにより、複数の点字プレートP、
P…を横一列に保持することができる。
【0036】一方のフレーム材43は、ベース板41に
固定されており、他方のフレーム材44は、上下に組み
込む矢形の係合フック45、45を介してベース板41
に着脱可能に装着されている(図9、図10)。フレー
ム材44の上下には、それぞれ係合フック45を上下に
移動可能に収納する収納部44aが形成されている。収
納部44aには、ガイド孔44bが交差して形成され、
ガイド孔44bには、錠孔44cが直交して形成されて
いる。係合フック45には、止め輪45c、45cを介
し、ガイド孔44bに上下動可能に内装するガイドピン
45bが貫通している。なお、ガイド孔44bには、ガ
イドピン45bを介して係合フック45をフレーム材4
4の長手方向に付勢する圧縮ばね44dが組み込まれて
おり、圧縮ばね44dは、スタッドねじ44eを介して
抜け止めされている。また、ガイドピン45bは、圧縮
ばね44dを介して錠孔44c内に先端部が突出してい
る。
【0037】一方、ベース板41の上部、下部には、そ
れぞれフレーム材44側の係合フック45に対応するよ
うにして係合部材46がねじ止めされている。各係合部
材46には、係合フック45が係合可能な一端開放の係
合凹部46aが形成されている。
【0038】そこで、フレーム材44は、ピン42b、
42b…を介して上下に位置決めするとともに、係合フ
ック45、45を係合部材46、46の係合凹部46
a、46aに進入させて係合させることにより、ベース
板41に対して一挙動により装着してレール42、42
…の端部を閉じることができる(図8、図10)。ま
た、フレーム材44は、各錠孔44cに所定形状の解錠
ピン47を挿入してガイドピン45bを所定方向に駆動
することにより(図10の矢印K3 方向)、係合フック
45、45、係合部材46、46の係合を解除し、ベー
ス板41から取り外してレール42、42…の端部を開
放することができる。すなわち、表示板40は、フレー
ム材44を取り外して点字プレートP、P…を自在に差
し換えることができる。
【0039】以上の説明において、点字プレートPは、
表示板40として使用する他、ビルの各階の案内説明板
等の任意の用途に使用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、プレート本体の点字用の凸部に対して
裏側から鋼球を埋め込むことによって、凸部は、鋼球を
介して十分に補強されているから、使用によって簡単に
潰れるおそれがなく、耐用期間を大幅に向上させること
ができるという優れた効果がある。
【0041】第2発明によれば、点字形成用のポンチ、
ダイスに供給機構を組み合わせることによって、ポンチ
は、供給機構を介して作動ストロークごとに前方に供給
される鋼球を点字用の凸部の裏面に埋め込むことができ
るから、第1発明に係る点字プレートを容易に製作する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 要部斜視説明図
【図2】 全体縦断面説明図
【図3】 図2のX−X線矢視相当断面図
【図4】 図2のY−Y線矢視相当断面図
【図5】 図2の要部拡大説明図
【図6】 動作説明図
【図7】 他の実施の形態を示す要部斜視図
【図8】 他の実施の形態を示す斜視説明図
【図9】 図8の要部拡大分解斜視図
【図10】 図9のZ矢視相当拡大説明図
【符号の説明】
P…点字プレート Pa …プレート本体 Pa1…凸部 B…鋼球 Ba …収納室 Bb …ガイド溝 Bc …切欠き 11…ポンチ 12d…ガイド部材 12d1 …ガイド孔 13…ポンチホルダ 21…ダイス 21b、21c…凹部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレート本体に形成する点字用の凸部に
    対し、裏側から鋼球を埋め込んでなる点字プレート。
  2. 【請求項2】 点字形成用のポンチ、ダイスと、前記ポ
    ンチの作動ストロークごとに前記ポンチの前方に鋼球を
    供給する供給機構とを備えてなる点字形成装置。
  3. 【請求項3】 前記ポンチの前方には、ガイド孔付きの
    ガイド部材を配設することを特徴とする請求項2記載の
    点字形成装置。
  4. 【請求項4】 前記ダイスには、複数の凹部を配列形成
    することを特徴とする請求項2または請求項3記載の点
    字形成装置。
  5. 【請求項5】 前記供給機構は、前記ポンチを軸方向に
    移動可能に保持するポンチホルダに組み込むことを特徴
    とする請求項2ないし請求項4のいずれか記載の点字形
    成装置。
  6. 【請求項6】 前記供給機構は、前記ポンチに形成する
    切欠きを介し、前記ポンチホルダに形成する収納室から
    鋼球を個別に排出することを特徴とする請求項5記載の
    点字形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066822A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Asake Seiko Kk 点字プリンタ
KR102077813B1 (ko) * 2019-08-30 2020-02-14 신진희 휴대용 점자 입력 장치

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