JP2000267741A - 電源装置及び電子機器 - Google Patents

電源装置及び電子機器

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JP2000267741A
JP2000267741A JP11070863A JP7086399A JP2000267741A JP 2000267741 A JP2000267741 A JP 2000267741A JP 11070863 A JP11070863 A JP 11070863A JP 7086399 A JP7086399 A JP 7086399A JP 2000267741 A JP2000267741 A JP 2000267741A
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JP11070863A
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Hisashi Tomiyama
久詞 冨山
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事務用電子機器などの待機時における電力消
費量を従来よりも低減することにより、機器の製品寿命
における総電力消費量を大幅に低減させることができる
電源装置およびこれを備えた電子機器を提供する。 【解決手段】 電源装置10内の電源制御回路13は、
機器内の制御基板20からの省エネモード信号を検知す
る機能を有しており、省エネモード信号を検知している
間は、充放電切替回路13cにより電池12を放電状態
に保持し、電池12から電子機器内の負荷に電力を供給
するように制御する。また、省エネモード信号を検知し
ているときでも、電池12に蓄えられている電力の残量
が少ない場合には、充放電切替回路13cが電池12の
放電を停止させ、電源を変換器11に切り替えるといっ
た制御も行う。また、商用電源30から電力が得られな
くなった場合に電池12から電子機器内の負荷に電力を
供給するといった制御も行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、商用電源から電
力供給を受ける電子機器の消費電力を低減する技術に属
し、とくに待機時における消費電力を低減させた電源回
路技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ、複写機、プリンタ等の事
務用電子機器は、電源が投入されている状態でも、使用
されない状態が所定時間以上続くと、消費電力を低減す
るために、操作検知部、受信検知部、人センサ部、ホス
ト装置とのインタフェース部など必要最小限の部分を残
して機器の大部分の通電を遮断した状態、すなわち省エ
ネモードに移行して待機するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の事務用
電子機器は、待機時においても常時、商用電源(AC電
源)からの電力を変換(交直変換、電圧変換など)して
内部負荷に供給しており、しかも待機時における電力変
換効率は稼働時のそれに比べて大幅に劣ってしまうた
め、待機時といえども電力消費量は無視できない程に大
きい。このため、製品寿命(電源が投入されていた時間
の総計)に占める待機時間の割合が比較的大きい機器に
おいては、待機時における電力消費量の大きさがその機
器の製品寿命における総電力消費量を左右することにな
る。そこでこの発明が解決しようとする課題は、事務用
電子機器などの待機時における電力消費量を従来よりも
低減することにより、機器の製品寿命における総電力消
費量を大幅に低減させることができる電源装置およびこ
れを備えた電子機器を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、商用電源から電力を得
て稼働する電子機器に内蔵あるいは外付けで設けられる
電源装置に関するものであり、商用電源からの電力を電
子機器内の負荷(制御基板上の回路、電子写真プロセス
により画像を形成する画像形成部、通信部、等)に供給
すべく変換する変換器と、当該変換器からの電力を蓄え
る充電可能な電池(ニッケル水素電池、リチウムイオン
電池など)とを備え、前記変換器と前記電池とを前記負
荷に並列接続するとともに、前記負荷による電力消費量
が大きい時は前記変換器から前記負荷に電力を供給し、
前記負荷の電力消費量が小さい時は前記電池から前記負
荷に電力を供給するように構成したことを特徴としてい
る。また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の電源
装置において、前記電池に蓄えられている電力の残量を
監視し、当該残量が所定量以下の時は前記変換器から前
記負荷に電力を供給する機能を有することを特徴として
いる。また、請求項3記載の発明は、請求項1または2
に記載の電源装置において、前記商用電源から電力を得
られなくなった場合に前記電池から前記負荷に電力を供
給する機能を有することを特徴としている。
【0005】また、請求項4記載の発明は、商用電源か
ら電力を得るための電源装置を備えた電子機器におい
て、前記電源装置は、前記商用電源からの電力を電子機
器内の負荷に供給すべく変換する変換器と、当該変換器
からの電力を蓄える充電可能な電池とを備え、前記変換
器と前記電池とを前記負荷に並列接続するとともに、前
記負荷による電力消費量が大きい時は前記変換器から前
記負荷に電力を供給し、前記負荷の電力消費量が小さい
時は前記電池から前記負荷に電力を供給するように構成
されていることを特徴としている。また、請求項5記載
の発明は、請求項4記載の電子機器において、前記電気
機器は、省エネモードにて待機中であることを示す所定
の信号を発生し、前記電源装置は、前記所定の信号を検
知する機能を有し、前記所定の信号を検知している間は
前記電池から前記負荷に電力を供給することを特徴とし
ている。また、これら請求項4または請求項5記載の電
子機器においても、前記電源装置は、前記電池に蓄えら
れている電力の残量を監視し、当該残量が所定量以下の
時は前記変換器から前記負荷に電力を供給する機能を有
し、さらに前記商用電源から電力を得られなくなった場
合に前記電池から前記負荷に電力を供給する機能を有し
ていることが望ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について図
面を参照して説明する。図1はこの発明の実施の形態の
一例を示す電源装置およびその周辺部の回路ブロック図
である。図中、10はこの発明に係る電源装置であり、
20はこの電源装置10を内蔵したファクシミリ、複写
機、プリンタなど事務用電子機器の制御基板である。制
御基板20は、たとえば複写機の場合、原稿を自動給紙
する自動原稿給紙部(ADF)、原稿像を読み取るスキ
ャナ部、電子写真プロセスにより画像形成を行う画像形
成部、画像形成部に各種サイズの転写紙を選択的に給紙
する給紙部、複写済みの記録紙を排紙する排紙機構部な
ど、電子機器の稼働要素全てを統括制御する制御回路を
搭載している。また、制御基板20は、省エネ制御回路
を搭載しており、主電源が投入されている状態でも、機
器が使用されない状態が所定時間以上続くと、消費電力
を低減するために、操作検知部、受信検知部、人センサ
部、ホスト装置とのインタフェース部など必要最小限の
部分を残して機器の大部分の通電を遮断した状態、すな
わち省エネモードに移行して待機させる制御を行う。省
エネモードに移行すると、現在機器が待機中であること
を示す所定の信号(以下、この信号を省エネモード信号
と記す。)が制御基板20上の省エネ制御回路から発せ
られるようになっている。
【0007】電源装置10は、商用電源30からの電力
を電子機器内の負荷(制御基板20上の回路、自動原稿
給紙部、スキャナ部、画像形成部、給紙部、排紙機構
部、各種センサなど)に供給すべく変換する本来の電源
装置としての変換器11と、変換器11からの電力を蓄
える充電可能な電池12と、制御基板20からの省エネ
モード信号などに応じてこの電源装置10を制御する電
源制御回路13と備えている。変換器11は、商用電源
30からの入力(交流電圧)を直流電圧に全波整流する
交直変換回路と、全波整流後の直流電圧を安定化させて
制御基板20などへ供給するための電圧安定化回路とを
有している。電池12には、リチウムイオン電池など電
力密度の高い電池(二次電池)が使用されている。変換
器11と電池12は、制御基板20など電子機器内の負
荷に並列接続されている。電源制御回路13は、変換器
11からの電力を電池12に充電する電池充電回路13
aと、電池12に蓄えられている電力の残量などを監視
する電池容量監視回路13bと、電池12の充放電を切
り替える充放電切替回路13cとを備えている。この電
源制御回路13は、省エネモード信号を検知する機能を
有しており、省エネモード信号を検知している間は、充
放電切替回路13cにより電池12を放電状態に保持
し、電池12から電子機器内の負荷に電力を供給するよ
うに制御する。また、省エネモード信号を検知している
ときでも、電池12に蓄えられている電力の残量が少な
い場合には、充放電切替回路13cが電池12の放電を
停止させ、電源を変換器11に切り替えるといった制御
も行う。また、商用電源30から電力が得られなくなっ
た場合に電池12から電子機器内の負荷に電力を供給す
るといった制御も行う。
【0008】この実施の形態の動作について説明する。
電子機器の電源を投入(オン)、すなわち電源装置10
を起動すると、まず変換器11からの電力で電子機器が
起動し、初期化(イニシャライズ)処理などを実施す
る。その後、一定時間内にユーザからのアクセスがあれ
ば、電子機器は変換器11を電源として通常稼働状態を
維持するが、ユーザからのアクセスが一定時間継続して
何もなければ、省エネモードに移行して待機状態とな
る。このとき、電子機器の制御基板20上の省エネ制御
回路から省エネモード信号が発せられ、電源装置10の
電源制御回路13に送られる。電源制御回路13は、省
エネモード信号を検知し、充放電切替回路13cにより
電池12を放電状態に切り替えるとともに、変換器11
を停止状態にする。これにより、電池12から電子機器
内の負荷への電力供給が開始される。電池12から電力
供給を行っている間、商用電源30からの電力消費は略
0W(ワット)となる。その後、電池12が消耗し、電
池12に蓄えられている電力の残量(あるいは電圧)が
所定値以下になると、これが電池容量監視回路13bに
より検知される。すると直ちに、電源制御回路13は、
変換器11を復帰(起動)させ、電源供給ルートを電池
12から変換器11に変更する。そして、変換器11の
復帰と同時に、充放電切替回路13cにより電池12を
充電状態に切り替え、電池12の充電が完了するまで、
変換器11に待機時の電源供給を担当させる。電池12
が満充電になると、これが電池容量監視回路13bによ
り検知される。すると、電源制御回路13は、充放電切
替回路13cにより電池12を放電状態に切り替えると
ともに、変換器11を停止状態にして、電池12に待機
時の電源供給を担当させる。
【0009】このように、電子機器が待機状態になった
ときに発せられる省エネモード信号を監視し、省エネモ
ード信号が検知されない場合には変換器11を電源と
し、省エネモード信号が検知された場合には可能な限り
電池12を電源として使用するように電源装置10を構
成したことにより、電子機器の待機時における電力消費
量を従前よりも大幅に低減することができる。待機時は
電子機器内が軽負荷であるため、変換器11の電力変換
効率は稼働時に比べて大幅に劣化してしまうが、上記の
ように待機時に変換器11を停止させることで、電力変
換効率の低さに起因する電力の浪費を大幅に解消できる
できるからである。また、電源装置10に電池残量を自
己診断する機能を持たせ、電源装置10内部で変換器1
1と電池12とを自動的に切り替えて電源として使用す
るように構成したので、最も効果的なかたちで電力消費
量を低減でき、省力化も達成できる。また、ユーザのア
クセスにより電子機器が稼働されて省エネモード信号が
発せられなくなると、直ちに変換器11が起動され、電
池12からの電力供給が絶たれるようになっているの
で、電池12の過放電を防止できる。
【0010】また、電池12が本来の電源回路である変
換器11に対して並列に、二次回路的存在として設けら
れているので、電池12が異常をきたした際、または電
池12の耐用寿命がきた際においても、機器の性能、安
全性を損なわないよう、電池12側の経路を使用せず、
従来と同様に変換器11より電源供給することができ
る。電池交換等のために電池12を取り外す際も機器を
停止させることなく作業することが可能である。また、
商用電源30から電力を得られなくなった場合に電池1
2から電子機器内の負荷に電力を供給することができる
ので、停電時などにおいても、電池12の電力が残って
いる限り機器を使用することができる。従来この種の電
子機器においては、入力平滑電解コンデンサ等を装備
し、この容量分の電力を使用することによって10〜5
0ms程度の瞬時停電時における機器停止は防止してい
たが、本発明によれば、瞬時停電に限らず、10分乃至
1時間といった長時間の停電に対しても機器が停止する
のを防止できることになる。また、商用電源30から電
源コードを抜いても、しばらくの間は電池12を電源に
使用して稼働できるので、据え置き型の機器において
も、可搬型の機器同様に使用可能状態を維持しつつ移動
させることができるようになる。なお、電子機器に内蔵
されている既存の電源装置(変換器)に上記電池12及
び電源制御回路13を付加することによっても、この発
明の電源装置あるいは電子機器を実現することができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、4記載
の発明によれば、商用電源からの電力を電子機器内の負
荷に供給すべく変換する変換器と、当該変換器からの電
力を蓄える充電可能な電池とを備え、前記変換器と前記
電池とを前記負荷に並列接続するとともに、前記負荷に
よる電力消費量が大きい時は前記変換器から前記負荷に
電力を供給し、前記負荷の電力消費量が小さい時は前記
電池から前記負荷に電力を供給するように構成したこと
により、電子機器の待機時における電力消費量を従来よ
りも大幅に低減することができるので、機器の製品寿命
における総電力消費量を大幅に低減させることができ
る。また、請求項2記載の発明によれば、請求項1にお
いて、電池の残量を監視する機能を持たせ、電源装置内
部で変換器と電池とを自動的に切り替えて電源として使
用するように構成したので、最も効果的なかたちで電力
消費量を低減でき、省力化も達成できる。また、請求項
3記載の発明によれば、請求項1または2において、商
用電源から電力を得られなくなった場合に前記電池から
前記負荷に電力を供給するように構成したので、停電時
などにおいても、電池の電力が残っている限り機器を使
用することができる。また、請求項5記載の発明によれ
ば、請求項4において、電子機器が待機状態になったと
きに発せられる所定の信号を監視し、当該信号が検知さ
れない場合には変換器を電源とし、当該信号が検知され
た場合には電池を電源として使用するように電源装置を
構成したことにより、電子機器の待機時における電力消
費量を確実に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の一例を示す電源装置お
よびその周辺部の回路ブロック図である。
【符号の説明】
10:電源装置、20:制御基板、30:商用電源、1
1:変換器、12:電池、13:電源制御回路、13
a:電池充電回路、13b:電池容量監視回路、13
c:充放電切替回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源からの電力を電子機器内の負荷
    に供給すべく変換する変換器と、当該変換器からの電力
    を蓄える充電可能な電池とを備え、前記変換器と前記電
    池とを前記負荷に並列接続するとともに、前記負荷によ
    る電力消費量が大きい時は前記変換器から前記負荷に電
    力を供給し、前記負荷の電力消費量が小さい時は前記電
    池から前記負荷に電力を供給するように構成したことを
    特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記電池に蓄えられている電力の残量を
    監視し、当該残量が所定量以下の時は前記変換器から前
    記負荷に電力を供給する機能を有することを特徴とする
    請求項1記載の電源装置。
  3. 【請求項3】 前記商用電源から電力を得られなくなっ
    た場合に前記電池から前記負荷に電力を供給する機能を
    有することを特徴とする請求項1または2に記載の電源
    装置。
  4. 【請求項4】 商用電源から電力を得るための電源装置
    を備えた電子機器において、前記電源装置は、前記商用
    電源からの電力を電子機器内の負荷に供給すべく変換す
    る変換器と、当該変換器からの電力を蓄える充電可能な
    電池とを備え、前記変換器と前記電池とを前記負荷に並
    列接続するとともに、前記負荷による電力消費量が大き
    い時は前記変換器から前記負荷に電力を供給し、前記負
    荷の電力消費量が小さい時は前記電池から前記負荷に電
    力を供給するように構成されていることを特徴とする電
    子機器。
  5. 【請求項5】 前記電気機器は、省エネモードにて待機
    中であることを示す所定の信号を発生し、前記電源装置
    は、前記所定の信号を検知する機能を有し、前記所定の
    信号を検知している間は前記電池から前記負荷に電力を
    供給することを特徴とする請求項4記載の電子機器。
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