JP2000267976A - 表示制御方法及び装置 - Google Patents

表示制御方法及び装置

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JP2000267976A JP7534399A JP7534399A JP2000267976A JP 2000267976 A JP2000267976 A JP 2000267976A JP 7534399 A JP7534399 A JP 7534399A JP 7534399 A JP7534399 A JP 7534399A JP 2000267976 A JP2000267976 A JP 2000267976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークでの会話を、ユーザの好みに従っ
て見やすく表示する。 【解決手段】 利用者からのスレッド(発言群)作成の
指示及び構成ユーザの指示に基づいて、構成ユーザの発
言からなるスレッドを作成する。ユーザを指定する代わ
りに、スレッドに含める発言を指定しても良い。作成し
たスレッドに関するスレッド情報を併せて作成し、記憶
する。スレッド情報には、スレッドID、構成ユーザ、
作者などの所定情報を含める。作成されたスレッド情報
は、ネットワーク内の他のユーザに通知し、ネットワー
ク内でスレッド情報を共有する。スレッド内の発言を、
スレッドウインドウ307のみに表示するか、チャット
の会話ウインドウ303との両方に表示するかは、ユー
ザの指示により適宜設定可能とすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者が互いに同
一のネットワークを共有して同時に会話可能なシステム
において、ユーザの利便を図るための技術に関する。さ
らに詳しくは、IRC(Internet Relay Chat)などの文
字会話システムにおいて、会話の表示を見やすくする技
術に関する。
【0002】本発明において、IRCとは、チャットサ
ーバと複数のチャットクライアントとがインターネット
上で接続されて構成され、複数のチャットクライアント
が同一の仮想空間を共有して同時に会話可能なチャット
システムを言う。
【0003】また、チャネルとは、IRCにおいてチャ
ットクライアントが共有する仮想空間を言う。ニックネ
ームとは、IRCで用いられる、チャットクライアント
を特定するための識別情報を言う。トピックとは、IR
Cで用いられるチャネルの話題を言う。モードとは、I
RCで用いられるチャネルの特性を示す情報を言う。
【0004】
【従来の技術】従来から、ネットワーク上の情報端末間
で文字を利用して会話を行う文字会話システム(以下単
に会話システムという)が提供されている。例えば、WW
W(World Wide Web)のサーバが発言のログを取るウェブ
チャットシステムが提供されている。ウェブチャットシ
ステムにおいては、ユーザは、ウェブページのログ(発
言記録)を共有し、文字による会話を行う。
【0005】また、アバタと呼ばれる利用者の分身をバ
ーチャルワールド中で操作し、会話を行うシステムも提
供されている。さらに、IRCプロトコルに準拠し、チ
ャットサーバが複数のチャットクライアントに会話を配
信するIRCも提供されている。これらの会話システム
は、従来は、一般利用者向けのシステムとして利用され
ていた。ところが、最近では社内での連絡や簡単な打ち
合わせなど、ビジネスでの利用も増えてきているのが現
状である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】会話システムには、一
般的には3人以上の複数利用者が参加することが多い。
参加人数が多くなってくると、同じ画面領域内で複数の
話題が同時進行することもある。現実世界での会話であ
れば、話者の視線や話している人が近くに移動するなど
により、話題を分離することが可能である。しかし、相
手の状況の見ることができないネットワーク上での会話
では、複数の話題に関する会話が同一の領域内で混在し
て表示されてしまう。
【0007】WWWを利用した会話システムでは、それ
ぞれの発言の色を変更することにより、異なる話題同士
を区別して表示することを可能にしている。しかし、話
題ごとに発言の色を変えるのは利用者にとって面倒であ
るため、積極的に利用されていないのが現状である。
【0008】また、IRCでは、話題により異なるチャ
ネルを容易に作成することができる。しかし、実際には
1つのチャネル内で複数の話題を発生することが多々あ
る。
【0009】本発明は、利用者が共有するネットワーク
内で複数の話題が同時進行する場合に、それぞれの話題
を他の話題と分離して表示し、正確で効率的なコミュニ
ケーションを促進することを目的とする。
【0010】
【課題を解決する手段】前記の課題を解決するために、
本願第1発明は、情報端末の利用者が互いに同一のネッ
トワークを共有して文字会話可能な会話システムに用い
られる表示制御方法であって、 A;利用者の指示に基づいて前記ネットワーク内の発言
を関連付け、発言群及び前記発言群に関する所定の発言
群情報を作成し、 B;前記作成された発言群情報を、前記ネットワーク内
の利用者で共有し、 C;前記発言群への発言を前記ネットワークに送出し、 D;前記発言群を、利用者の指示に従って前記ネットワ
ーク内の発言とは独立に表示する、表示制御方法を提供
する。
【0011】本発明の表示制御方法をIRCに適用する
場合を例に取り、説明する。チャネルの参加者が、例え
ば特定のユーザを指定して発言群の作成を指示する。作
成された発言群に関する発言群情報は、チャネル内の他
のチャットクライアントに通知される。発言群情報と
は、例えば、発言群を構成するユーザのニックネーム、
発言群ID、発言群の作成者、発言群名などである。い
ずれかの発言群に発言すると、その発言はチャネルに送
出される。発言群をどのように表示するかは、ユーザの
指示に従う。発言群をチャネル内の会話とは独立に表示
することも可能である。また、チャネル内の会話ととも
に表示することも可能である。
【0012】本願第2発明は、互いに同一のネットワー
クを共有して文字による発言を送受信可能な会話装置に
用いられる表示制御装置であって、作成手段と、通知手
段と、記憶手段と、入出力制御手段とを備える表示制御
装置を提供する。
【0013】作成手段は、利用者からの指示に基づいて
前記ネットワーク内の発言を関連づけ、発言群及び前記
発言群に関する所定の発言群情報を作成する。通知手段
は、前記作成された発言群情報を、前記ネットワーク内
の他の表示制御装置との間で送受信する。記憶手段は、
前記発言群情報を記憶する。入出力制御手段は、前記発
言群を前記会話装置から取得し、利用者からの指示に従
い、前記ネットワーク内の発言とは独立に前記発言群を
表示可能である。
【0014】前述と同様、表示制御装置をIRCに適用
した場合を例に取り説明する。利用者は、例えば発言群
を構成するユーザを指定する。作成手段は、指定された
構成ユーザの発言からなる発言群を作成する。また、作
成手段は、発言群ID、構成ユーザ、作成ユーザなどを
含む所定の発言群情報を作成し、記憶手段に格納する。
作成された発言群情報は、通知手段によりチャネル内の
他の表示制御装置に通知される。この通知は、チャット
クライアントを介しても、また表示制御装置間で直接送
受信しても、どちらでも良い。他の表示制御装置は、通
知手段により他の表示制御装置が作成した発言群情報を
受け取り、記憶手段に格納する。
【0015】入出力制御手段は、利用者からの指示に従
い、発言群をチャネル内の発言とは別のウインドウに表
示可能である。もちろん、チャネル内の発言と発言群と
をともに同じウインドウに表示することも可能である。
発言群は、例えばチャットクライアントが作成している
発言履歴から取得可能である。
【0016】本願第3発明は、前記第2発明において、
前記作成手段が、前記発言群に対する操作を受け付け、
前記発言群情報を更新する表示制御装置を提供する。
【0017】例えば、作成手段は、発言群の結合の指示
を受け付けると、結合された発言群と結合元の発言群と
が対応付けられた発言群情報を作成する。
【0018】本願第4発明は、前記第2発明において、
入出力制御手段が、さらに前記発言群を指定した発言を
受け付け、前記発言群への発言を前記ネットワークから
取得または前記ネットワークへ送出する表示制御装置を
提供する。
【0019】入出力制御手段は、例えば発言群を表示す
るウインドウにおいて入力された発言を、その発言群へ
の発言とみなし、チャネルに送出する。また、入出力制
御手段は、他の表示制御装置から送信される発言群への
発言を、チャネルから取得する。取得した発言は、ユー
ザの指示に応じ、発言群用ウインドウや通常のチャット
のウインドウに表示される。
【0020】本願第5発明は、前記第2発明において、
前記作成手段が、利用者からの前記会話装置の選択に基
づいて前記ネットワーク内の発言を関連付け、前記選択
された会話装置の発言からなる発言群と、前記選択され
た会話装置を特定する情報を含む発言群情報とを作成す
る表示制御装置を提供する。
【0021】利用者がチャネル内のユーザを選択する
と、作成手段は、選択されたユーザの発言で構成される
発言群を作成する。発言群情報には、発言群を構成する
ユーザを特定する情報、例えばニックネームが含まれ
る。ユーザの選択方法としては、ユーザ名を選択した
り、ユーザの発言を選択することが挙げられる。
【0022】本願第6発明は、前記第2発明において、
前記ネットワーク内の発言と、前記発言を特定する発言
識別情報とが対応付けられた発言リストをさらに備え、
前記作成手段は、利用者からの前記発言の選択に基づい
て、前記選択された発言を含む発言群と、前記選択され
た発言の発言識別情報を含む発言群情報とを作成する、
表示制御装置を提供する。
【0023】ユーザではなく、特定の発言を選択して発
言群を作成する。発言群情報には、指定された発言を特
定する発言IDが含まれる。
【0024】本願第7発明は、前記第2発明において、
前記作成手段は、前記作成する発言群の開示度が含まれ
た発言群情報を作成する表示制御装置を提供する。
【0025】開示度の設定は、ユーザにより指定して
も、また発言群の種類に応じて自動的に設定しても良
い。例えば、ユーザを指定することにより発言群が作成
される場合に、作成手段は、開示度を”非公開”に設定
する。また、発言を指定することにより発言群が作成さ
れる場合に、作成手段は、開示度を”公開”に設定す
る。
【0026】本願第8発明は、前記第2発明において、
前記発言群情報には、発言群を特定する発言群識別情報
が含まれている表示制御装置を提供する。
【0027】発言群IDを発言群情報に含めることによ
り、同じチャネル内において互いに発言群を共有するこ
とができる。従って、各ユーザがそれぞれの好みに応じ
て作成した発言群を、各ユーザで共通に表示することが
できる。
【0028】本願第9発明は、前記第2発明において、
前記入出力制御手段は、前記発言群情報に基づいて前記
発言群を表示するか否かを判断し、前記判断に基づいて
前記発言群の表示を行う表示制御装置を提供する。
【0029】入出力制御手段は、例えば前述の開示度や
発言群の種類に応じ、発言群を表示するか否かを判断す
る。具体的には、開示度が”公開”ならば”表示可”と
判断する。逆に、開示度が”非公開”ならば、チャット
クライアントがその発言群を構成している場合、”表示
可”と判断する。
【0030】本願第10発明は、互いに同一のネットワ
ークを共有して文字による発言を送受信可能な会話装置
に用いられる、表示制御プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体であって、下記A〜D段階
を実行するための表示制御プログラムを記録した、コン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。 A;利用者からの指示に基づいて前記ネットワーク内の
発言を関連づけ、発言群及び前記発言群に関する所定の
発言群情報を作成する段階、 B;前記作成された発言群情報を、前記ネットワーク内
の他の会話装置との間で送受信する段階、 C;前記発言群情報を記憶する段階、 D;前記発言群を前記会話装置から取得し、利用者から
の指示に従い、前記ネットワーク内の発言とは独立に前
記発言群を表示する段階。
【0031】前記第2発明と同様の作用効果を有する。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の表示制御装置につ
いて、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0033】<第1実施形態例> [構成]図1は、本発明の第1実施形態例に係る表示制
御装置の構成を示す機能ブロック図である。説明を容易
にするため、本実施形態例では表示制御装置をIRCの
チャットクライアントに適応する場合を例に取り説明す
る。
【0034】(1)チャットクライアント 図1のチャットクライアント3は、インターネット1を
介し他のチャットクライアントと会話可能である。チャ
ットクライアント3は、表示制御装置2、第1入出力制
御部31、制御部32、第2入出力制御部33及び記憶
部4を有している。まず、チャットクライアント3の表
示制御装置2以外の構成について、簡単に説明してお
く。
【0035】第1入出力制御部31は、インターネット
1との間で、データの送受信を行う。
【0036】記憶部4は、チャットクライアント3が参
加しているチャネルに関する所定の情報を蓄積してい
る。所定の情報とは、例えばチャネル名、チャネル内の
ユーザのニックネーム、トピック、チャネルの属性など
である。また、記憶部4には、チャネル内の発言履歴が
蓄積されている。
【0037】制御部32は、通常は第1入出力制御部3
1を介し、インターネット1との間でデータの送受信を
行う。しかし、本実施形態例では、制御部32は表示制
御装置2を介してデータの送受信を行う。受信データの
うち、前記所定の情報は、記憶部4に格納される。ま
た、受信した他のチャットクライアントからの発言は、
第2入出力制御部33に送出され、表示される。さら
に、制御部32は、入力された発言を第2入出力制御部
33から受け取り、表示制御装置2を介してチャネルに
送出する。
【0038】第2入出力制御部33は、受信した発言な
どを制御部32から受け取り、入出力部の画面上に出力
する。また、第2入出力制御部33は、入出力部から入
力される発言を、制御部32に送出する。
【0039】(2)表示制御装置 表示制御装置2は、作成部21、通知部22、第3入出
力制御部23、管理部24及び記憶部4を有している。
表示制御装置2は、チャットクライアント3の記憶部4
を共有している。
【0040】記憶部4は、前記チャネルに関する所定の
情報に加え、発言リスト及び管理テーブルを保持する。
図2に、記憶部4に作成される発言リストの概念説明図
を示す。発言リストはチャネルごとに作成される。発言
リストには、発言群(以下、スレッドという)を特定す
るスレッドID(図中、Th.IDと表記)、発言を特定す
る発言ID及び発言が、対応付けられて記憶されてい
る。発言リストは、チャットクライアントの制御部32
が作成する発言履歴に、発言ID及びスレッドIDを付
加して作成すると良い。
【0041】発言IDは、発言を特定するために付され
る識別情報であり、例えば通し番号などである。スレッ
ドIDは、スレッドを特定するための識別情報である。
図2の発言リストは、チャネル”CH1”の発言リスト
である。発言IDが”1”、”5”、”6”の発言は、
スレッドID”Th1”で特定されるスレッドに含まれ
ている。その他の発言は、スレッドID”Th2”で特
定されるスレッドに含まれている。
【0042】図3に、記憶部4に作成される管理テーブ
ルの概念説明図を示す。説明を容易にするため、発言リ
ストが前記図2の状態にあるとする。管理テーブルに
は、各スレッドに関する所定の情報(以下、スレッド情
報という)が記述されている。本例においては、スレッ
ド情報は、スレッドID、タイトル、作者、構成ユー
ザ、発言ID、結合元、参照先、開示度及び状態から構
成されている。
【0043】「タイトル」は、スレッドをユーザに表示
するための文字情報である。ユーザにより任意のタイト
ルを設定可能とすると良い。「作者」は、スレッドを作
成したユーザのニックネームである。「構成ユーザ」
は、スレッドを構成するユーザである。これは、後述す
るように、ユーザを選択してスレッドを作成した場合に
記述される情報である。「発言ID」は、スレッドを構
成する発言のIDである。これは、後述するように、発
言を選択してスレッドを作成した場合に記述される情報
である。本実施形態例においては、ユーザまたは発言の
いずれかを選択することにより、スレッドが作成され
る。
【0044】「結合元」は、後述するように複数のスレ
ッドが結合される場合に、結合されたスレッドのIDで
ある。これは、スレッドを結合したユーザの管理テーブ
ルに記述される情報である。「参照先」は、他のユーザ
により結合されたスレッドの結合元を示すための情報で
ある。
【0045】「開示度」は、”公開”であれば、全ての
ユーザにスレッド内の発言が公開可であることを示
す。”非公開”であれば、構成ユーザにのみスレッド内
の発言が公開可であることを示す。「開示度」は、例え
ばスレッドの作者により設定可能にするとよい。また、
ユーザにより構成されるスレッドの開示度を”非公開”
とし、その他のスレッドの開示度を”非公開”に設定す
ることも可能である。本実施形態例においては、ユーザ
を選択して作成されたスレッドの開示度を自動的に”非
公開”とする。また、発言を選択して作成されたスレッ
ドの開示度を、自動的に”公開”とする。「状態」は、
後述するスレッド専用のウインドウ(以下、スレッドウ
インドウという)が現在表示されているか否かを示す。
【0046】作成部21は、スレッドに関する処理の指
示を管理部23から受け取る。作成部21は、指示され
る処理に従い、管理テーブルの更新を行う。スレッドに
関する処理の具体例としては、作成、分離、結合、表示
が挙げられる。例えば、作成部21は、スレッドの作成
を指示されると、スレッド情報を作成して管理テーブル
に登録する。また、作成部21は、更新したスレッド情
報を通知部22に通知する。
【0047】通知部22は、管理部23を介し、スレッ
ド情報の送受信を行う。具体的には、通知部22は、他
の表示制御装置からのスレッド情報を受信し、管理テー
ブル及び発言リストを更新する。また、通知部22は、
作成部21から通知されるスレッド情報を、チャネル内
の他の表示制御装置に送出する。スレッド情報の送受信
のために、所定のスレッドコマンドを定めておくと良
い。例えば、前記図3の”Th1”の作成を通知するス
レッドコマンドの例を以下に示す。"Th_create;ThID=Th
1;Creator=Jun-Jun;User=Jun-Jun,ohtsuka,jormiya;非
公開"同様に、スレッドの結合、分離、解除などを通知
するスレッドコマンドを設定しておく。
【0048】管理部23は、第1入出力制御部31を介
して発言の送受信を行い、発言リストや管理テーブルを
更新する。管理部23は、受信した発言がスレッドでの
発言か否かを判断する。この判断は、例えば発言データ
の所定の位置にスレッドIDがあるか否かにより行う。
管理部22は、スレッドでの発言と判断した場合、ユー
ザの指示に従い制御部32や第3入出力制御部24に発
言を送出する。
【0049】また、管理部23は、スレッドウインドウ
での発言を第3入出力制御部24から受け取る。管理部
23は、受け取った発言を、スレッドIDとともにチャ
ネルに送出する。
【0050】さらに、管理部23は、スレッドに関する
処理の選択を第3入出力制御部から受け取り、作成部2
1に処理を指示する。選択されたユーザや発言を第3入
出力制御部から受け取った場合には、それらの情報も作
成部21に通知する。例えば、管理部23は、図4に示
すツールバー305の出力を第3入出力制御部24に指
示し、選択に従った処理を行う。図4のツールバー30
5についての詳細は後述する。
【0051】第3入出力制御部24は、管理部23や作
成部21からの指示に従い、ツールバー305や各種ウ
インドウを表示する。また、第3入出力制御部24は、
ツールバー305における処理の選択や、スレッドウイ
ンドウでの発言の入力を受け付け、管理部23に通知す
る。第3入出力制御部24は、ユーザや発言の選択、ス
レッドの選択などを受け付け、作成部21に通知する。
さらに、第3入出力制御部24は、発言内容及びスレッ
ドIDを管理部23から受け取り、指定されたスレッド
ウィンドウに発言内容を表示する。
【0052】[画面]次に、本発明の表示制御装置によ
り表示される画面の例を説明する。説明を容易にするた
め、発言リストは前記図2で示されるものとする。
【0053】図4は、本実施形態例に係るチャットクラ
イアントの起動直後の状態を示す画面例である。図4の
画面では、チャットクライアントによりメイン画面30
1、ユーザウインドウ302、会話ウインドウ303、
発言入力フィールド304が表示されている。これらの
ウインドウについては、通常のIRCと同様であるの
で、説明を省略する。
【0054】図4においては、前記通常のIRCの画面
に加え、ツールバー305が表示されている。チャット
クライアントはネットワークに接続していないので、ツ
ールバー305の「接続」のみが選択可能である。「接
続」を選択すると、チャットクライアントがインターネ
ット1を介してチャットサーバに接続される。ただし、
表示制御装置2をIRCのチャットクライアント以外の
他の会話装置に適用する場合は、直接他の会話装置に接
続したり、WEBサーバに接続する。
【0055】図5は、チャットサーバに接続後の画面例
を示す。この状態ではツールバー305の「接続」は選
択不可である。一方、「作成」及び「切断」は選択可能
である。ユーザウインドウ302でユーザを、ツールバ
ー305で「作成」をそれぞれ選択すると、図6に例示
する確認ウインドウが表示される。この例では、ユー
ザ”jormiya”とユーザ”ohtsuka”が選択されている。
また、作成者はユーザ”Jun-Jun”であるとする。
【0056】図6の確認ウインドウは、新規に作成する
スレッドウィンドウに過去の発言を表示するか否かを確
認するためのウインドウである。確認ウインドウには、
所定のメッセージ及び「発言を引用する」チェックボッ
クスが表示されている。「発言を引用する」チェックボ
ックスをチェックして「OKボタン」を押すと、スレッ
ドウインドウが表示される。ただし、構成ユーザが選択
されているか、発言が選択されているか、いずれも選択
されていないかにより、確認ウインドウに表示されるメ
ッセージは異なる。
【0057】図7に、新規スレッドが作成されたときの
スレッドウィンドウ307の一例を示す。スレッドウイ
ンドウ307は、発言ウインドウ308、入力フィール
ド309及びタイトルフィールド310を含んでいる。
発言ウインドウ308には、スレッドを構成するユーザ
の発言が表示される。入力フィールド309において、
そのスレッドに対する発言を入力可能である。タイトル
フィールド310には、デフォルトのスレッド名”新規
スレッド1”が表示されている。スレッド名は、ユーザ
により任意に変更可能である。
【0058】図7の状態では、ツールバー305の「作
成」、「解除」及び「切断」が選択可能である。ユーザ
を選択してスレッドを作成した場合は、前記図3の管理
テーブルに示すように、スレッド構成ユーザがスレッド
情報に記述される。
【0059】図8に、ユーザの選択でなく発言を選択し
てスレッドを作成する場合の画面例を示す。図8は、発
言全体若しくは発言に含まれる単語を選び、スレッドを
作成する場合を示す。発言を選択してスレッドを作成し
た場合には、前記図3の管理テーブルに示すように、ス
レッド情報に発言IDが記述される。なお、発言を選択
することによりユーザを選択するようにしても良い。
【0060】さらに、ユーザや発言を選択せずにスレッ
ドを作成することも可能である。例えば、いずれの選択
もせずに「作成」が選択された場合には、図9に示すよ
うに、単に新規スレッドウインドウ307を表示する。
この新規スレッドウインドウに図9に示すユーザリスト
311を表示し、チャネル内のユーザ一覧を表示すると
好ましい。
【0061】図10は、ツールバーの「結合」を選択し
た場合に表示される選択ウィンドウの例を示す。選択ウ
ィンドウには、チャネル内に作成されているスレッドの
リストが表示されている。また、所定のメッセージが表
示されている。2つ以上のスレッドを選択して「OKボ
タン」を押すと、選択したスレッド(結合元スレッド)
が結合されたスレッド(参照先スレッド)のウィンドウ
に表示される。選択ウインドウの「内容を引用する」チ
ェックボックスをチェックしていた場合、結合元スレッ
ドの過去の発言が、参照先スレッドのスレッドウィンド
ウに表示される。発言の表示順序は、例えば時系列に表
示したり、ユーザごとに時系列に表示するなど、ニーズ
に応じて設計可能である。
【0062】図11に、ユーザ”Jun-Jun”がスレッ
ド”Th1”と”Th2”とを結合し、スレッド”Th
3”を作成した場合の管理テーブルを示す。図11
(a)は、ユーザ”Jun-Jun”の管理テーブルを示す。
図11(b)は、ユーザ”Jun-Jun”以外のユーザの管
理テーブルを示す。図11(a)では、結合されたスレ
ッド”Th3”のスレッド情報に、結合元となったスレ
ッドのIDが結合元として記述されている。図11
(b)では、結合されたスレッド”Th3”のスレッド
情報に、結合元となったスレッドのIDが参照先として
記述されている。従って、結合者であるユーザ” Jun-J
un”には、スレッド”Th1”と”Th2”との発言が
混合されたスレッドウインドウが表示される。しかし、
他のユーザに対する表示には影響ない。例えば、ユー
ザ” Jun-Jun”がスレッド”Th3”で発言すると、そ
の発言を受信した他の表示制御装置は、管理テーブルを
参照し、参照先スレッドのいずれかに発言を表示する。
【0063】図12は、ツールバー305の「表示」を
選択した場合に表示される選択ウィンドウの一例を示
す。選択ウインドウには、作成されているスレッドのタ
イトル一覧が表示されている。いずれかのスレッドを選
択して「OKボタン」を押すと、選択したスレッド及び
スレッドに含まれる会話が表示される。また、「メイン
画面を表示する」チェックボックスをチェックしておく
と、メイン画面の上にスレッドウインドウが表示され
る。図12の例では、タイトル”プログラム”が選択さ
れている。
【0064】[処理の流れ]次に表示制御装置2が行う
処理の流れについて具体例を挙げて説明する。表示制御
装置2は、以下の入力制御処理、出力制御処理及びメイ
ン処理を、独立に行っている。
【0065】(1)入力制御処理 図13は、表示制御装置2が行う入力制御処理の流れを
示すフローチャートである。チャットクライアントを起
動すると、以下の処理が開始される。
【0066】まず、ステップS1では、第3入出力制御
部24は、スレッドウインドウで発言が入力されるのを
待機する。スレッドウィンドウで発言が入力されると、
ステップS2に移行する。
【0067】ステップS2では、第3入出力制御部24
は、発言が入力されたスレッドのIDを取得する。な
お、第3入出力制御部24には、表示しているスレッド
ウインドウとスレッドIDとを対応付けてもたせてお
く。
【0068】ステップS3では、第3入出力制御部24
は、入力された発言内容及び入力対象のスレッドIDを
管理部23に送出する。
【0069】ステップS4では、管理部23は、発言リ
スト及び管理テーブルを更新する。具体的には、管理部
23は、入力された発言、スレッドID及び発言IDを
発言リストに書き込む。また、管理部23は、管理テー
ブルのエントリを参照し、必要に応じて発言IDを書き
込む。
【0070】ステップS5では、管理部23は、チャッ
トクライアントが終了しているか否かを判断し、終了し
ていなければ再びステップS1に戻り次の入力を待機す
る。終了していれば、処理を終了する。
【0071】(2)出力制御処理 図14は、表示制御装置2が行う出力制御処理の流れを
示すフローチャートである。前記入力制御処理と同様、
チャットクライアントを起動することにより以下の処理
が開始される。
【0072】まず、ステップS11では、管理部23
は、受信したデータが他のチャットクライアントからの
発言であるか否かを判断する。発言であればステップS
12に移行する。他のデータであれば後述するステップ
S19に移行する。
【0073】ステップS12では、管理部23は、スレ
ッドでの発言か否かを判断する。この判断は、例えば、
発言の所定の位置にスレッドIDが含まれているか否か
に基づいて判断する。スレッドでの発言であればステッ
プ13に移行する。そうでなければ後述するステップS
21に移行する。
【0074】ステップS13では、管理部23は、発言
リスト及び必要な場合には管理テーブルを更新する。発
言リストには受信した発言、発言ID及びスレッドID
を書き込む。また、発言対象のスレッド(以下、対象ス
レッドという)が特定のユーザから構成されていない場
合、管理部23は発言のIDを管理テーブルに書き込
む。
【0075】ステップS14では、管理部23は、管理
テーブルを参照し、対象スレッドの開示度が”公開”か
否かを判断する。”公開”であればステップS15に移
行する。その他の場合、後述するステップS18に移行
する。
【0076】ステップS15では、管理部23は、対象
スレッドのウィンドウが表示されているか否かを、管理
テーブルを参照して判断する。スレッドウィンドウが表
示されている場合、ステップS16に移行する。スレッ
ドウィンドウが表示されていない場合、管理部23は、
発言を制御部32に送出し、後述するステップ21に移
行する。
【0077】ステップS16では、管理部23は、対象
スレッドが全てのユーザに公開されているので、受信し
た発言をスレッドウィンドウに出力する。
【0078】ステップS17では、管理部23は、チャ
ットクライアントが終了しているか否かを判断し、終了
していなければ前記ステップS11に戻り前述の処理を
繰り返す。終了していれば処理を終了する。
【0079】前記ステップS14において、対象スレッ
ドが”非公開”であると判断されると、ステップS18
に移行する。ステップS18では、管理部23は、ユー
ザが対象スレッドの構成ユーザか否かを判断する。”Ye
s”であれば、前記ステップS15に移行する。”No”
であれば、前記ステップS17に移行する。すなわち受
信した発言は、スレッドウインドウにもメイン画面の会
話ウインドウにも表示されない。
【0080】前記ステップS11において、受信したデ
ータが発言でないと判断されると、ステップS19に移
行する。ステップS19では、通知部22が、受信した
データはスレッドコマンドであるか否かを判断する。”
Yes”と判断されると、ステップS20に移行する。”N
o”と判断されると、通知部22は受信したデータを制
御部32に送出し、後述するステップS21に移行す
る。すなわち、通知部22は、スレッドの作成通知や結
合通知などのスレッドコマンドを受信すると、ステップ
S20に移行する。しかし、例えばサーバからのトピッ
クやモードの変更通知、参加ユーザの変更通知などを受
け取ると、後述するステップS21に移行する。
【0081】ステップS20では、管理部23は管理テ
ーブルを更新する。この更新処理は、受信したスレッド
コマンドによって異なる場合がある。
【0082】前述のステップS12において、スレッド
での発言でないと判断されると、ステップS21に移行
する。この場合、ステップS22では、管理部23は発
言を制御部32に送出する。発言は、通常のチャットク
ライアントにおける発言と同様に、メイン画面に出力さ
れる。
【0083】また、前記ステップS15において、対象
スレッドのウィンドウが表示されていないと判断された
場合、ステップS21に移行する。この場合、ステップ
S21では、管理部23がスレッドでの発言を制御部3
2に送出する。スレッドでの発言は、スレッドウインド
ウが表示されていないのでメイン画面に表示される。
【0084】また、前記ステップS19において、受信
データが発言でもなくスレッドコマンドでもないと判断
された場合、ステップS21に移行する。例えば、チャ
ネル参加ユーザの参加や離脱、トピックの変化、チャネ
ルモードの変更、チャネルオペレータ特性の変更などを
受信した場合である。この場合、受信したデータは通知
部22から制御部32に送出される。制御部32は、通
常のIRCにおける処理と同様に、受信したデータを記
憶部4に格納する。
【0085】[メイン処理の流れ]次に、表示制御装置
2が行うメイン処理の流れについて説明する。図15
は、表示制御装置2が行うメイン処理の流れを示すフロ
ーチャートである。前記入力制御処理及び出力制御処理
と同様に、チャットクライアントの起動により以下の処
理が開始される。
【0086】ステップS30では、作成部21は、ツー
ルバー305の表示を第3入出力制御部24に指示す
る。この指示により、ツールバー305が入出力部に出
力される。
【0087】ステップS31では、第3入出力制御部2
4は、いずれかの処理が選択されるのを待機し、選択さ
れた処理を管理部23に通知する。管理部23は、「接
続」が選択されたか否かを判断する。”Yes”と判断す
るとステップS32に移行する。その他の場合には、後
述するステップS34に移行する。
【0088】ステップS32では、管理部23は接続処
理を行う。本例においては、管理部23は、チャットサ
ーバとの接続処理を行う。但し、例えばウェブチャット
に本発明の表示制御装置を適用する場合には、ウェブチ
ャットのサーバとの接続処理を行う。
【0089】ステップS33では、管理部23は、チャ
ットクライアントが終了しているか否かを判断する。終
了していなければ前記ステップS31に戻り前述の処理
を繰り返す。終了していれば処理を終了する。
【0090】前記ステップS31で”No”と判断される
と、ステップS34に移行する。ステップS34では、
管理部23は作成が選択されたか否かを判断する。”Ye
s”の場合にはステップS35に移行する。”No”の場
合には後述するステップS36に移行する。
【0091】ステップS35では、作成部21が後述す
る作成処理サブルーチンを実行する。
【0092】ステップS36では、管理部23は、「結
合」が選択されたか否かを判断し、”Yes”であればス
テップS37に移行する。”No”であれば、後述するス
テップS38に移行する。
【0093】ステップS37では、作成部21が、後述
する結合処理サブルーチンを実行する。
【0094】ステップS38では、管理部23は、「分
離」が選択されたか否かを判断し、”Yes”であればス
テップS39に移行する。”No”であれば、後述するス
テップS40に移行する。
【0095】ステップS39では、作成部21が後述す
る作成処理サブルーチンを実行する。
【0096】ステップS40では、管理部23は、「解
除」が選択されたか否かを判断する。”Yes”であれば
ステップS41に移行する。”No”であれば後述するス
テップS42に移行する。
【0097】ステップS41では、作成部21が後述す
る解除処理サブルーチンを実行する。
【0098】ステップS42では、管理部23は、「表
示」が選択されたか否かを判断する。”Yes”であれば
ステップS43に移行する。”No”であれば後述するス
テップS44に移行する。
【0099】ステップS43では、管理部23は後述す
る表示処理サブルーチンを実行する。
【0100】ステップS44では、管理部23は、「切
断」が選択されたか否かを判断し、”Yes”であればス
テップS45に移行する。”No”であれば前記ステップ
S33に戻り、前述の処理を繰り返す。
【0101】ステップS45では、管理部23はチャッ
トサーバとの切断処理を行う。
【0102】すなわち、メイン処理では、ツールバー3
05を表示し、ユーザにより選択された処理を行う。
【0103】(3−1)作成処理サブルーチン 図16は、ツールバー305の「作成」が選択された場
合に、作成部21が行う作成処理の流れを示すフローチ
ャートである。前記メイン処理においてステップS35
に移行すると、以下の処理が開始される。
【0104】ステップS351では、作成部21は、ス
レッドを構成するユーザまたは発言が選択されているか
否かを判断する。いずれかの選択があった場合には、ス
テップS352に移行する。いずれの選択も無い場合、
後述するステップS354に移行する。
【0105】ステップS352では、作成部21は、第
3入出力制御部24に対し、図6の確認ウインドウの表
示を指示する。
【0106】ステップS353では、第3入出力制御部
24は、「OKボタン」または「キャンセル」ボタンの
いずれかが押されるのを待機する。「OKボタン」が押
されると作成部21に通知し、ステップS354に移行
する。この通知には、「発言を引用する」チェックボッ
クスの状態も含まれる。「キャンセルボタン」が押され
ると、作成処理を終了して前記メイン処理のステップS
33に戻る。
【0107】ステップS354では、スレッドを構成す
るユーザまたは発言のいずれの選択もない場合、作成部
21は、新規に作成されるスレッドについてスレッド情
報を作成し、管理テーブルに書き込む。具体的には、ス
レッド情報には、スレッドIDが記述される。また、開
示度を”公開”に設定してもよい。
【0108】逆に、いずれかの選択があった場合、作成
部21は、選択された構成ユーザまたは発言が記述され
たスレッド情報を作成し、管理テーブルに書き込む。ま
た、開示度を、構成ユーザが選択されていれば”非公
開”に、発言が選択されていれば”公開”に、それぞれ
設定する。
【0109】ステップS355では、作成部21は、
「発言を引用する」がチェックされているか否かを判断
する。”Yes”であればステップS356に移行す
る。”No”であれば、後述するステップS357に移行
する。
【0110】ステップS356では、作成部21は、発
言リストから必要な発言を取得する。構成ユーザが選択
されていれば、ニックネームをキーにして構成ユーザの
発言を取得する。発言が選択されていれば、発言IDを
キーにして選択された発言を取得する。
【0111】ステップS357では、作成部21は、取
得した発言を第3入出力制御部24に送出する。第3入
出力制御部24は、スレッドウインドウを表示し、発言
をウインドウ中に出力する。
【0112】ステップS358では、作成部21は、作
成したスレッド情報を通知部22に通知する。通知部2
2は、スレッドの作成を通知するスレッドコマンドを作
成し、管理部23を介してチャネルに送出する。その
後、前記メイン処理のステップS33に戻る。
【0113】なお、ツールバー305の「分離」が選択
された場合に行われる処理も、スレッドの作成処理と同
様であるので、説明を省略する。
【0114】(3−2)結合処理サブルーチン 図17は、前記ツールバー305において「結合」が選
択された場合に作成部21が行う結合処理の流れを示す
フローチャートである。前記メイン処理においてステッ
プS37に移行すると、以下の処理が開始される。
【0115】ステップS371では、作成部21は、第
3入出力制御部24に対し、図10に示す選択ウインド
ウの表示を指示する。また、作成部21は、作成されて
いるスレッドのタイトル一覧を管理テーブルから読み出
し、第3入出力制御部24に送出する。送出されたスレ
ッドのリストは、選択ウインドウに出力される。
【0116】ステップS372では、第3入出力制御部
24は、いずれかのスレッドが選択され「OKボタン」
が押されるのを待機する。「OKボタン」が押される
と、第3入出力制御部24は、作成部21に通知する。
この通知には、選択されたスレッド及び「内容を引用す
る」チェックボックスの状態が含まれる。次いで、ステ
ップS373に移行する。「キャンセルボタン」が押さ
れると結合処理を終了する。
【0117】ステップS373では、作成部21は、
「内容を引用する」チェックボックスがチェックされて
いるか否かを判断する。”Yes”であればステップS3
74に移行する。”No”であれば後述するステップS3
80に移行する。
【0118】ステップS374では、作成部21は、選
択されたスレッドのIDを管理部23に通知する。管理
部23は、通知されたスレッドに含まれる発言を、スレ
ッドIDをキーにして発言リストから取得する。また管
理部23は、取得した発言を所定の基準に従って並べ替
える。例えば、時系列に並べ替えたり、ユーザごとに並
べ替えたりする。管理部23は、並べ替えた発言を作成
部21に送出する。
【0119】ステップS375では、作成部21は、第
3入出力制御部24に対し、結合されたスレッドを表示
するための新規スレッドウインドウの表示を指示する。
【0120】ステップS376では、作成部21は、第
3入出力制御部24に、並べ替えられた発言を送出す
る。第3入出力制御部24は受け取った発言を新規スレ
ッドウインドウに表示する。
【0121】ステップS377では、作成部21は、管
理テーブルを参照し、結合元スレッドのウインドウが表
示されているか否かを判断する。表示されていれば、結
合元ウインドウを非表示にすることを第3入出力部24
に指示する。その指示があった場合には、第3入出力制
御部24は、結合元のスレッドウインドウを消去する。
【0122】ステップS378では、作成部21は、管
理テーブルを更新する。すなわち、新たなエントリー
に、結合されたスレッドに関する所定の情報を書き込む
(図11)。併せて、作成部21は、前記ステップS3
77で結合元スレッドを非表示とした場合は、結合元ス
レッドの「状態」を変更する。
【0123】ステップS379では、作成部21は通知
部22に対し、スレッドを結合したことを通知する。通
知部22は、結合元スレッドID及び参照先スレッドI
Dを通知するスレッドコマンドを送出する。例えば、ユ
ーザ”Jun-Jun”がスレッドID”Th1”と”Th
2”とを結合した場合、スレッドコマンドの一例は次の
ようになる。
【0124】 ”Th_merge Th1,Th2;Th3;Creator=Jun-Jun” 前記ステップS373において”No”と判断されると、
ステップS380に移行する。ステップS380では、
作成部21は、第3入出力制御部24に対し、結合され
たスレッドを表示するための新規スレッドウインドウの
表示を指示する。この指示に応じ、第3入出力制御部2
4は、新規スレッドウインドウを表示する。
【0125】(3−3)解除処理サブルーチン 図18は、前記ツールバー305において「解除」が選
択された場合に実行される解除処理サブルーチンの処理
の流れを示すフローチャートである。前記メイン処理に
おいてステップS41に移行すると、以下の処理が開始
される。
【0126】まずステップS411では、作成部21
は、第3入出力制御部24に対し、図12と同様の選択
ウインドウの表示を指示する。指示に先立ち、作成部2
1は、スレッドのタイトル一覧を管理テーブルから取得
し、指示とともに第3入出力制御部24に送出する。第
3入出力制御部24は、指示に従って選択ウインドウを
表示する。「キャンセルボタン」が押されると解除処理
を終了する。
【0127】ステップS412では、第3入出力制御部
24は、スレッドが選択されて「OKボタン」が押され
ると、作成部21に選択されたスレッドIDを通知す
る。
【0128】ステップS413では、作成部21は、通
知されたスレッドIDのエントリを管理テーブルから削
除する。
【0129】ステップS414では、作成部は、前記解
除されたスレッドIDを発言リストから削除する。
【0130】ステップS415では、作成部21は、ス
レッドの解除を通知部22に通知する。通知部22は、
スレッドの解除を通知するスレッドコマンドを送出す
る。例えば以下のようなスレッドコマンドである。 "Th_delete;ThID=Th1;Creator=Jun-Jun;User=Jun-Jun,o
htsuka,jormiya;非公開" 次いで、前記メイン処理のステップS33に戻る。
【0131】なお、解除されたスレッドが結合スレッド
の場合であって、結合を行ったときに結合元スレッドを
“非表示”にした場合、再び結合元スレッドの状態を
“表示”にすることが好ましい。その場合、作成部21
は、まず解除されたスレッドが結合スレッドであるか否
かの判断を、管理テーブルを参照して行う。この判断
は、前記ステップ413に先立って行う。結合スレッド
である場合、作成部21は、結合元スレッドの状態を参
照し、状態が“非表示”であれば“表示”に変更する。
また、作成部21は、結合元スレッドにおける発言を、
発言リストから取得する。次いで、作成部21は、第3
入出力制御部24に対し、結合元スレッドの表示の指示
と取得した発言とを送出し、結合元スレッドを表示させ
る。スレッドの結合を行ったときに結合元スレッドの状
態を記憶しておき、結合スレッドが解除されると記憶さ
れている状態に結合元スレッドを戻すことも考えられ
る。
【0132】(3−4)表示処理サブルーチン 図19は、前記ツールバー305において「表示」が選
択された場合に作成部21が行う表示処理サブルーチン
の処理の流れを示すフローチャートである。前記メイン
処理においてステップS43に移行すると、以下の処理
が開始される。
【0133】ステップS431では、作成部21は、第
3入出力制御部24に対し、図12の選択ウインドウの
表示を指示する。また、作成部21は、指示に先立ちス
レッドのタイトル一覧を管理テーブルから取得し、前記
指示とともに第3入出力制御部24に送出する。第3入
出力制御部24は、指示に従い、選択ウインドウを表示
する。
【0134】ステップS432では、第3入出力制御部
24は、いずれかのスレッドが選択されて「OKボタ
ン」が押されると、第3入出力制御部24は、選択され
たスレッドを作成部21に通知する。次いで、ステップ
S433に移行する。「キャンセルボタン」が押される
と表示処理を終了する。
【0135】ステップS433では、作成部21は、選
択されたスレッドのIDを特定する。次いで、作成部2
1は、選択されたスレッドの発言を、スレッドIDをキ
ーにして発言リストから取得する。
【0136】ステップS434では、作成部21は、ス
レッドウインドウの表示の指示と取得した発言とを、第
3入出力制御部24に送出する。第3入出力制御部24
は、スレッドウインドウを表示し、発言をウインドウ中
に出力する。
【0137】ステップS435では、作成部21は、管
理テーブルにおける前記表示されたスレッドの「状態」
を”表示”に変更する。次いで前記メイン処理のステッ
プS33に戻る。
【0138】<他の実施形態例> (a)前記図7においては、スレッドウインドウ307
に表示された発言を会話ウインドウ303にも表示して
いる。しかし、スレッドウインドウに表示する発言は、
会話ウインドウに表示しないように設定することも可能
である。この設定を、ユーザにより行えるようにすると
好ましい。
【0139】(b)前記第1実施形態例においては、開
示度を自動的に設定しているが、スレッドを作成する毎
にユーザが開示度を設定しても良い。その場合は、例え
ば前記図6の確認ウインドウにおいて、開示度を設定す
るボタンを設けることが考えられる。
【0140】(c)前記第1実施形態例においては、ス
レッド情報の送受信をチャットクライアントを介して行
っているが、表示制御装置間で直接行っても良い。
【0141】(d)スレッドを結合したユーザがそのス
レッドウインドウに発言した際に、他のユーザの表示装
置がその結合元スレッドすべてのウインドウに発言を表
示する形態も考えられる。また、結合スレッドの発言が
分かるように、文字表示の方法を変えてもよい。
【0142】(e)スレッドを作成する際に選択された
相手に、スレッド作成コマンドと共に選択された発言I
Dを送信することで、全員同じ表示にすることも可能で
ある。
【0143】
【発明の効果】本発明を用いれば、電子会議室などのネ
ットワークを共有して会話するユーザが、各自の好みに
合うように会話を表示できる。しかも、ユーザの指定に
より互いの表示を共通化することも可能であり、効率的
なコミュニケーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例に係る表示制御装置の
構成を示す機能ブロック図。
【図2】発言リストの概念説明図。
【図3】管理テーブルの概念説明図。
【図4】本実施形態例に係るチャットクライアントの起
動直後の状態を示す画面例。
【図5】チャットサーバに接続後の画面例。
【図6】確認ウインドウの一例を示す図。
【図7】スレッドウィンドウの一例を示す図。
【図8】発言を選択してスレッドを作成する場合の画面
例。
【図9】ユーザや発言を選択しない場合の新規スレッド
ウインドウの一例を示す図。
【図10】「結合」を選択した場合の選択ウィンドウの
一例を示す図。
【図11】スレッド結合後の管理テーブルの概念説明
図。 (a)結合者の管理テーブル。 (b)結合謝意会のユーザの管理テーブル。
【図12】「表示」を選択した場合の選択ウインドウの
一例を示す図。
【図13】表示制御装置が行う入力制御処理の流れを示
すフローチャート。
【図14】表示制御装置が行う出力制御処理の流れを示
すフローチャート。
【図15】表示制御装置が行うメイン処理の流れを示す
フローチャート。
【図16】作成処理サブルーチンの処理の流れを示すフ
ローチャート。
【図17】結合処理サブルーチンの処理の流れを示すフ
ローチャート。
【図18】解除処理サブルーチンの処理の流れを示すフ
ローチャート。
【図19】表示処理サブルーチンの処理の流れを示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1;インターネット 2;表示制御装置
3;チャットクライアント 21;作成部 22;通知部 2
3;管理部 24;第3入出力制御部 303;会話ウインドウ 307;スレッドウインドウ 309;入力フィールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真鍋 愛 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND03 NS01 PQ02 UU24 5B089 GA21 GB03 HA01 JA18 JB01 KA02 KA03 KB03 KB06 KC34 KC44 KC46 KE07 KH03 LB15 5E501 AA13 AB19 AC22 AC34 BA03 BA05 CA02 CB09 DA15 EA05 EA17 EB05 FA06 FA48 FB13 FB43

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報端末の利用者が互いに同一のネットワ
    ークを共有して文字会話可能な会話システムに用いられ
    る表示制御方法であって、 利用者の指示に基づいて前記ネットワーク内の発言を関
    連付け、発言群及び前記発言群に関する所定の発言群情
    報を作成し、 前記作成された発言群情報を、前記ネットワーク内の利
    用者で共有し、 前記発言群への発言を前記ネットワークに送出し、 前記発言群を、利用者の指示に従って前記ネットワーク
    内の発言とは独立に表示する、 表示制御方法。
  2. 【請求項2】互いに同一のネットワークを共有して文字
    による発言を送受信可能な会話装置に用いられる表示制
    御装置であって、 利用者からの指示に基づいて前記ネットワーク内の発言
    を関連づけ、発言群及び前記発言群に関する所定の発言
    群情報を作成する作成手段と、 前記作成された発言群情報を、前記ネットワーク内の他
    の表示制御装置との間で送受信する通知手段と、 前記発言群情報を記憶する記憶手段と、 前記発言群を前記会話装置から取得し、利用者からの指
    示に従い、前記ネットワーク内の発言とは独立に前記発
    言群を表示可能な入出力制御手段と、 を備える表示制御装置。
  3. 【請求項3】前記作成手段は、前記発言群に対する操作
    を受け付け、前記発言群情報を更新する、請求項2に記
    載の表示制御装置。
  4. 【請求項4】前記入出力制御手段は、さらに前記発言群
    を指定した発言を受け付け、前記発言群への発言を前記
    ネットワークから取得または前記ネットワークへ送出す
    る、請求項2に記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】前記作成手段は、利用者からの前記会話装
    置の選択に基づいて前記ネットワーク内の発言を関連付
    け、前記選択された会話装置の発言からなる発言群と、
    前記選択された会話装置を特定する情報を含む発言群情
    報とを作成する、請求項2に記載の表示制御装置。
  6. 【請求項6】前記ネットワーク内の発言と、前記発言を
    特定する発言識別情報とが対応付けられた発言リストを
    さらに備え、 前記作成手段は、利用者からの前記発言の選択に基づい
    て、前記選択された発言を含む発言群と、前記選択され
    た発言の発言識別情報を含む発言群情報とを作成する、
    請求項2に記載の表示制御装置。
  7. 【請求項7】前記作成手段は、前記作成する発言群の開
    示度が含まれた発言群情報を作成する、請求項2に記載
    の表示制御装置。
  8. 【請求項8】前記発言群情報には、発言群を特定する発
    言群識別情報が含まれている、請求項2に記載の表示制
    御装置。
  9. 【請求項9】前記入出力制御手段は、前記発言群情報に
    基づいて前記発言群を表示するか否かを判断し、前記判
    断に基づいて前記発言群の表示を行う、請求項2に記載
    の表示制御装置。
  10. 【請求項10】互いに同一のネットワークを共有して文
    字による発言を送受信可能な会話装置に用いられる、表
    示制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 A;利用者からの指示に基づいて前記ネットワーク内の
    発言を関連づけ、発言群及び前記発言群に関する所定の
    発言群情報を作成する段階と、 B;前記作成された発言群情報を、前記ネットワーク内
    の他の会話装置との間で送受信する段階と、 C;前記発言群情報を記憶する段階と、 D;前記発言群を前記会話装置から取得し、利用者から
    の指示に従い、前記ネットワーク内の発言とは独立に前
    記発言群を表示する段階と、 を実行するための表示制御プログラムを記録した、コン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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