JP2000268305A - プリペイドカードシステム、読書装置及び可変情報更新方法 - Google Patents

プリペイドカードシステム、読書装置及び可変情報更新方法

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JP2000268305A
JP2000268305A JP11065770A JP6577099A JP2000268305A JP 2000268305 A JP2000268305 A JP 2000268305A JP 11065770 A JP11065770 A JP 11065770A JP 6577099 A JP6577099 A JP 6577099A JP 2000268305 A JP2000268305 A JP 2000268305A
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Hideo Takashima
秀男 高島
Takayuki Kamata
隆之 鎌田
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NTT Data Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー等の偽造を防止できるプリペイドカー
ドシステム等を提供する。 【解決手段】 読書装置は、消費金額に応じて更新され
た可変情報をカードに記録する際、可変領域EA1から
読取った2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に
記録更新されなかった方を記録更新する。そして、可変
領域EA1の2つの可変情報に対応する特徴部の距離値
である特徴データを取得し、更新されなかった可変情報
の特徴データを可変領域EA2に記録すべき可変情報に
含め、更新された可変情報の特徴データを鍵として暗号
化して記録更新する。可変領域EA1、EA2への可変
情報の記録更新の完了後、可変領域EA1の2つの可変
情報の特徴データを取得し、更新された可変情報の特徴
データを鍵として、可変領域EA2の可変情報を復号化
し、更新されなかった可変情報の特徴データが、復号化
された可変情報に含まれる特徴データと一致するか否か
を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
の偽造を防止するプリペイドカードシステム、読書装置
及び可変情報更新方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金銭的価値を有する金額情報を記憶する
プリペイドカードを、遊技媒体等の貸出の対価の支払い
等に用いるプリペイドカードシステムが実現されてい
る。プリペイドカードシステムは、例えば、カード発行
元に設置される記録装置、各店舗に設置される発券機及
び読書装置等を備える。記録装置は、各プリペイドカー
ドに、カードID、券面金額等の固定情報と、残高等の
可変情報と、を記録(エンコード)する。可変情報及び
固定情報が記録されたプリペイドカードは、例えばカー
ド発行元から各店舗に販売される。
【0003】各店舗では、例えばカード発行元から購入
したプリペイドカードを発券機に格納する。発券機は、
利用者からの購入要求に応じて、自己に格納されている
プリペイドカードに所定の発券処理を施して発券する。
発券されたプリペイドカードは、利用者により例えば店
舗の読書装置で使用される。読書装置は、挿入されたプ
リペイドカードについて所定のチェックを行い、チェッ
ク結果が適正である場合、そのカードの使用を許可す
る。そして、該プリペイドカードに記憶されている残高
情報を含む可変情報を、消費金額等に応じて記録更新し
て排出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
システムでは、例えば、プリペイドカードの可変情報を
他のカードにコピーする等して不正カードが偽造される
可能性がある。例えば、読書装置は、挿入されたカード
について種々のチェックを行い、それらのチェック結果
が適正である場合に、可変情報の記録更新を行うが、チ
ェックが適正に完了した後で、可変情報を記録更新する
前に、処理対象のカードを他のカード(例えば、残高情
報等の可変情報が記録されていないカード)にすり替え
られると、すり替えられた他のカードに、可変情報が記
録されてしまう。これにより、例えば残高の多いカード
を挿入し、挿入時のチェックが完了した後、可変情報が
記憶されていないカードにすり替えて、残高の高いカー
ドのデータを記録させることにより、カードの偽造がな
される虞がある。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
もので、データの不正コピー等によるプリペイドカード
の偽造を防止することができるプリペイドカードシステ
ム、読書装置及び可変情報更新方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係るプリペイドカードシステ
ムは、プリペイドカードに金額情報を含む可変情報を記
録して発行する記録装置と、前記記録装置により発行さ
れたプリペイドカードに記憶されている可変情報を消費
金額に応じて更新する読書装置と、を備えるプリペイド
カードシステムにおいて、前記読書装置は、挿入された
プリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記憶されてい
る2つの可変情報のうち、該プリペイドカードの前回の
使用時に記録更新された方の可変情報の記録位置に基づ
いて取得した距離データを鍵として、第2の記憶領域に
記憶されている可変情報を復号化するとともに、前回記
録更新されなかった方の可変情報の記録位置に基づいて
取得した距離データが、前記復号化された可変情報に含
まれる距離データと、一致するか否かを判別し、一致し
ない場合、カードの使用を禁止する読取チェック手段
と、消費金額に応じて更新された可変情報を前記プリペ
イドカードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域に
おける2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に記
録更新されなかった方の可変情報を記録更新する第1更
新手段と、前記第1更新手段により記録更新されなかっ
た方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離デー
タを、前記プリペイドカードの第2の記憶領域に記録す
べき可変情報に含めるとともに、前記第1更新手段によ
り記録更新された方の可変情報の記録位置に基づいて取
得した距離データを鍵として、前記第2の記憶領域に記
録すべき可変情報を暗号化して記録更新する第2更新手
段と、可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカ
ードの第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記
録位置に基づいてそれぞれ距離データを取得し、前記第
1更新手段により記録更新された方の可変情報の距離デ
ータを鍵として、前記第2の記憶領域に記憶されている
可変情報を復号化するとともに、前記第1更新手段によ
り記録更新されなかった方の可変情報の距離データが、
前記復号化された可変情報に含まれる距離データと、一
致するか否かを判別し、一致しない場合、所定のエラー
処理を行う更新チェック手段と、を備える。
【0007】このような構成によれば、カードの使用毎
に、2つの可変情報の一方のみを記録更新する。このた
め、記録の直前に、処理対象のカードが、例えば可変情
報等が記憶されていないカード等にすり替えられた場
合、そのカードに一方の可変情報が記録されても、記録
されているべき他方の可変情報が存在しないため、第2
の記憶領域における可変情報中に適正な距離データ(特
徴データ)が存在しないこととなる。従って、一方の可
変情報の記録更新後に、記録更新されない方の可変情報
について、その距離データを照合することにより、カー
ドのすり替え等の不正行為を容易に検出できる。また、
一般にプリペイドカードは、その製造時においてカード
を打ち抜く際に誤差が生じ、また、データを記録する際
にも記録位置に多少の誤差が生じる。従って、可変情報
の記録位置に基づいて取得された距離データは、プリペ
イドカード毎に一意となるため、これを暗号鍵に使用
し、また、照合に用いることにより、より安全性の高い
システムを実現できる。
【0008】前記記録装置は、プリペイドカードの第1
の磁気記憶領域に、2つの可変情報を記録する第1記録
手段と、前記第1記録手段により記録された2つの可変
情報のうち、一方の可変情報の記録位置に基づいて取得
した距離データを、第2の記憶領域に記録すべき可変情
報に含めるとともに、他方の可変情報の記録位置に基づ
いて取得した距離データを鍵として、前記第2の記憶領
域に記録すべき可変情報を暗号化して記録する第2記録
手段と、を備えてもよく、前記読書装置は、挿入された
前記プリペイドカードが未使用である場合、該プリペイ
ドカードの第1の磁気記憶領域に記憶されている2つの
可変情報のうち、一方の可変情報の記録位置に基づいて
取得した距離データを鍵として、第2の記憶領域に記憶
されている可変情報を復号化するとともに、他方の可変
情報の記録位置に基づいて取得した距離データが、前記
復号化された可変情報に含まれている距離データと一致
するか否かを判別し、一致しない場合、カードの使用を
禁止する初期読取チェック手段と、消費金額に応じて更
新された可変情報を前記未使用のプリペイドカードに記
録する際に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可
変情報のうちの一方を記録更新する第1初期更新手段
と、前記第1初期更新手段により記録更新されなかった
方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データ
を、第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含めるとと
もに、前記第1初期更新手段により記録更新された方の
可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを鍵
として、前記第2の記憶領域に記録すべき可変情報を暗
号化して記録更新する第2初期更新手段と、可変情報の
記録更新の完了後、前記プリペイドカードの第1の磁気
記憶領域における2つの可変情報の記録位置に基づいて
それぞれ距離データを取得し、前記第1初期更新手段に
より記録更新された方の可変情報の距離データを鍵とし
て、前記第2の記憶領域に記憶されている可変情報を復
号化するとともに、前記第1初期更新手段により記録更
新されなかった方の可変情報の距離データが、前記復号
化された可変情報に含まれる距離データと、一致するか
否かを判別し、一致しない場合、所定のエラー処理を行
う初期更新チェック手段と、を備えてもよい。
【0009】また、本発明の第2の観点に係るプリペイ
ドカードシステムは、プリペイドカードに金額情報を含
む所定情報を記録して発行する記録装置と、前記記録装
置により発行されたプリペイドカードに記憶されている
所定情報を消費金額に応じて更新する読書装置と、を備
えるプリペイドカードシステムにおいて、前記読書装置
は、挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域
に記憶されている2つの可変情報の記録位置に基づいて
それぞれ取得した2つの距離データを用いて暗号データ
を生成し、該暗号データが、第2の記憶領域に記憶され
ている可変情報に付与されている暗号データと一致する
か否かを判別するとともに、該プリペイドカードの前回
の使用時に記録更新されなかった方の可変情報の記録位
置に基づいて取得した距離データが、前記第2の記憶領
域における可変情報に含まれる距離データと、一致する
か否かを判別し、比較した暗号データが一致しない場
合、又は、比較した距離データが一致しない場合、カー
ドの使用を禁止する読取チェック手段と、消費金額に応
じて更新された可変情報を前記プリペイドカードに記録
する際に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可変
情報のうち、前回のカード使用時に記録更新されなかっ
た方の可変情報を記録更新する第1更新手段と、前記第
1更新手段により記録更新されなかった方の可変情報の
記録位置に基づいて取得した距離データを、前記プリペ
イドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含
めるとともに、該距離データと、前記第1更新手段によ
り記録更新された方の可変情報の記録位置に基づいて取
得した距離データと、を用いて暗号データを生成し、該
暗号データを、前記第2の記憶領域に記録すべき可変情
報に付与して記録更新する第2更新手段と、可変情報の
記録更新の完了後、前記プリペイドカードの第1の磁気
記憶領域における2つの可変情報の記録位置に基づいて
それぞれ距離データを取得し、取得した2つの距離デー
タを用いて暗号データを生成し、該暗号データが、前記
第2の記憶領域に記憶されている可変情報に付与されて
いる暗号データと一致するか否かを判別するとともに、
前記第1更新手段により記録更新されなかった方の可変
情報の距離データが、前記第2の記憶領域における可変
情報に含まれる距離データと、一致するか否かを判別
し、比較した暗号データが一致しない場合、又は、比較
した距離データが一致しない場合、所定のエラー処理を
行う更新チェック手段と、を備える。
【0010】このような構成によれば、カードの使用毎
に、2つの可変情報の一方のみを記録更新する。このた
め、記録更新の直前に、処理対象のカードが、例えば可
変情報等が記憶されていないカード等にすり替えられた
場合、そのカードに一方の可変情報が記録されても、記
録されているべき他方の可変情報が存在しないこととな
る。従って、一方の可変情報の記録更新後に、記録更新
されない方の可変情報について、その距離データを照合
することにより、カードのすり替え等の不正行為を容易
に検出できる。また、一般にプリペイドカードは、その
製造時においてカードを打ち抜く際に誤差が生じ、ま
た、データを記録する際にも記録位置に多少の誤差が生
じる。従って、可変情報の記録位置に基づいて取得され
た距離データは、プリペイドカード毎に一意となるた
め、これを照合に用いることにより、より安全性の高い
システムを実現できる。
【0011】前記記録装置は、プリペイドカードの第1
の磁気記憶領域に、2つの可変情報を記録する第1記録
手段と、前記第1記録手段により記録された2つの可変
情報の記録位置に基づいてそれぞれ距離データを取得
し、取得した2つの距離データのうちの一方を、第2の
記憶領域に記録すべき可変情報に含めるとともに、2つ
の距離データを用いて暗号データを生成し、前記第2の
記憶領域に記録すべき可変情報に付与して記録する第2
記録手段と、を備えてもよく、前記読書装置は、挿入さ
れた前記プリペイドカードが未使用である場合、該プリ
ペイドカードの第1の磁気記憶領域に記憶されている2
つの可変情報の記録位置に基づいてそれぞれ取得した2
つの距離データを用いて暗号データを生成し、該暗号デ
ータが、第2の記憶領域に記憶されている可変情報に付
与されている暗号データと一致するか否かを判別すると
ともに、2つの距離データのうちの一方が、前記第2の
記憶領域における可変情報に含まれる距離データと、一
致するか否かを判別し、比較した暗号データが一致しな
い場合、又は、比較した距離データが一致しない場合、
カードの使用を禁止する初期読取チェック手段と、消費
金額に応じて更新された可変情報を前記未使用のプリペ
イドカードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域に
おける2つの可変情報のうちの一方を記録更新する第1
初期更新手段と、前記初期第1更新手段により記録更新
されなかった方の可変情報の距離データであり、前記初
期読取チェック手段により取得されたものを、第2の記
憶領域に記録すべき可変情報に含めるとともに、該距離
データと、前記第1初期更新手段により記録更新された
方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データ
と、を用いて暗号データを生成し、該暗号データを、前
記第2の記憶領域に記録すべき可変情報に付与して記録
更新する第2初期更新手段と、可変情報の記録更新の完
了後、前記プリペイドカードの第1の磁気記憶領域にお
ける2つの可変情報の記録位置に基づいてそれぞれ距離
データを取得し、取得した2つの距離データを用いて暗
号データを生成し、該暗号データが、前記第2の記憶領
域に記憶されている可変情報に付与されている暗号デー
タと一致するか否かを判別するとともに、前記第1初期
更新手段により記録更新されなかった方の可変情報の距
離データが、前記第2の記憶領域における可変情報に含
まれる距離データと、一致するか否かを判別し、比較し
た暗号データが一致しない場合、又は、比較した距離デ
ータが一致しない場合、所定のエラー処理を行う初期更
新チェック手段と、を備えてもよい。
【0012】また、本発明の第3の観点に係る読書装置
は、プリペイドカードに記憶されている金額情報を含む
可変情報を、消費金額に応じて更新する読書装置であっ
て、挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域
に記憶されている2つの可変情報のうち、該プリペイド
カードの前回の使用時に記録更新された方の可変情報の
記録位置に基づいて距離データを取得し、該距離データ
を鍵として、第2の記憶領域に記憶されている可変情報
を復号化するとともに、前回記録更新されなかった方の
可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データが、
前記復号化された可変情報に含まれる距離データと、一
致するか否かを判別し、一致しない場合、カードの使用
を禁止する読取チェック手段と、消費金額に応じて更新
された可変情報を前記プリペイドカードに記録する際
に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の
うち、前回のカード使用時に記録更新されなかった方の
可変情報を記録更新する第1更新手段と、前記第1更新
手段により記録更新されなかった方の可変情報の記録位
置に基づいて取得した距離データを、前記プリペイドカ
ードの第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含めると
ともに、前記第1更新手段により記録更新された方の可
変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを鍵と
して、前記第2の記憶領域に記録すべき可変情報を暗号
化して記録更新する第2更新手段と、可変情報の記録更
新の完了後、前記プリペイドカードの第1の磁気記憶領
域における2つの可変情報の記録位置に基づいてそれぞ
れ距離データを取得し、前記第1更新手段により記録更
新された方の可変情報の距離データを鍵として、前記第
2の記憶領域に記憶されている可変情報を復号化すると
ともに、前記第1更新手段により記録更新されなかった
方の可変情報の距離データが、前記復号化された可変情
報に含まれる距離データと、一致するか否かを判別し、
一致しない場合、所定のエラー処理を行う更新チェック
手段と、を備える。
【0013】また、本発明の第4の観点に係る読書装置
は、プリペイドカードに記憶されている金額情報を含む
可変情報を、消費金額に応じて更新する読書装置であっ
て、挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域
に記憶されている2つの可変情報の記録位置に基づいて
それぞれ取得した2つの距離データを用いて暗号データ
を生成し、該暗号データが、第2の記憶領域に記憶され
ている可変情報に付与されている暗号データと一致する
か否かを判別するとともに、該プリペイドカードの前回
の使用時に記録更新されなかった方の可変情報の記録位
置に基づいて取得した距離データが、前記第2の記憶領
域における可変情報に含まれる距離データと、一致する
か否かを判別し、比較した暗号データが一致しない場
合、又は、比較した距離データが一致しない場合、カー
ドの使用を禁止する読取チェック手段と、消費金額に応
じて更新された可変情報を前記プリペイドカードに記録
する際に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可変
情報のうち、前回のカード使用時に記録更新されなかっ
た方の可変情報を記録更新する第1更新手段と、前記第
1更新手段により記録更新されなかった方の可変情報の
記録位置に基づいて取得した距離データを、前記プリペ
イドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含
めるとともに、該距離データと、前記第1更新手段によ
り記録更新された方の可変情報の記録位置に基づいて取
得した距離データと、を用いて暗号データを生成し、該
暗号データを、前記第2の記憶領域に記録すべき可変情
報に付与して記録更新する第2更新手段と、可変情報の
記録更新の完了後、前記プリペイドカードの第1の磁気
記憶領域における2つの可変情報の記録位置に基づいて
それぞれ距離データを取得し、取得した2つの距離デー
タを用いて暗号データを生成し、該暗号データが、前記
第2の記憶領域に記憶されている可変情報に付与されて
いる暗号データと一致するか否かを判別するとともに、
前記第1更新手段により記録更新されなかった方の可変
情報の距離データが、前記第2の記憶領域における可変
情報に含まれる距離データと、一致するか否かを判別
し、比較した暗号データが一致しない場合、又は、比較
した距離データが一致しない場合、所定のエラー処理を
行う更新チェック手段と、を備える。
【0014】また、本発明の第5の観点に係る可変情報
更新方法は、プリペイドカードに記憶されている金額情
報を含む可変情報を消費金額に応じて更新する読書装置
を備えるプリペイドカードシステムにおける可変情報更
新方法であって、前記読書装置において、消費金額に応
じて更新された可変情報を前記プリペイドカードに記録
する際に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可変
情報のうち、前回のカード使用時に記録更新されなかっ
た方の可変情報を記録更新する第1更新ステップと、前
記第1更新ステップにより記録更新されなかった方の可
変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、前
記プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変
情報に含めるとともに、前記第1更新ステップにより記
録更新された方の可変情報の記録位置に基づいて取得し
た距離データを鍵として、前記第2の記憶領域に記録す
べき可変情報を暗号化して記録更新する第2更新ステッ
プと、可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカ
ードの第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記
録位置に基づいてそれぞれ距離データを取得し、前記第
1更新ステップにより記録更新された方の可変情報の距
離データを鍵として、前記第2の記憶領域に記憶されて
いる可変情報を復号化するとともに、前記第1更新ステ
ップにより記録更新されなかった方の可変情報の距離デ
ータが、前記復号化された可変情報に含まれる距離デー
タと、一致するか否かを判別し、一致しない場合、所定
のエラー処理を行う更新チェックステップと、を備え
る。
【0015】また、本発明の第6の観点に係る可変情報
更新方法は、プリペイドカードに記憶されている金額情
報を含む可変情報を消費金額に応じて更新する読書装置
を備えるプリペイドカードシステムにおける可変情報更
新方法であって、前記読書装置において、消費金額に応
じて更新された可変情報を前記プリペイドカードに記録
する際に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可変
情報のうち、前回のカード使用時に記録更新されなかっ
た方の可変情報を記録更新する第1更新ステップと、前
記第1更新ステップにより記録更新されなかった方の可
変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、前
記プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変
情報に含めるとともに、該距離データと、前記第1更新
ステップにより記録更新された方の可変情報の記録位置
に基づいて取得した距離データと、を用いて暗号データ
を生成し、該暗号データを、前記第2の記憶領域に記録
すべき可変情報に付与して記録更新する第2更新ステッ
プと、可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカ
ードの第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記
録位置に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得し
た2つの距離データを用いて暗号データを生成し、該暗
号データが、前記第2の記憶領域に記憶されている可変
情報に付与されている暗号データと一致するか否かを判
別するとともに、前記第1更新ステップにより記録更新
されなかった方の可変情報の距離データが、前記第2の
記憶領域における可変情報に含まれる距離データと、一
致するか否かを判別し、比較した暗号データが一致しな
い場合、又は、比較した距離データが一致しない場合、
所定のエラー処理を行う更新チェックステップと、を備
える。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
プリペイドカードシステムについて、図面を参照して説
明する。 (第1の実施形態)第1の実施形態に係るプリペイドカ
ードシステムは、図1に示すように、記録装置1、読書
装置3、中継装置4、センタ5等を備える。記録装置1
及びセンタ5は、カード発行元に設置されており、読書
装置3及び中継装置4は、各店舗に設置されている。
【0017】本システムで使用されるプリペイドカード
6は、図2に示すように、プリペイドカード6が使用さ
れる毎に記録更新される可変情報(残高等)を記憶する
ための可変領域EAと、記録更新されない固定情報(カ
ードID、券面金額等)を記憶するための固定領域EB
と、を有し、このうち可変領域EAは、2つの可変領域
EA1、EA2を含む。これらの記憶領域へのデータの
記録の詳細については後述する。
【0018】記録装置1は、カード発行元において、プ
リペイドカード6に可変情報(初期値)と、固定情報
と、を記録するための装置である。記録装置1は、図3
に示すように、カード記録部11と、制御部13と、記
憶部15と、を備える。
【0019】カード記録部11は、カードを搬送するた
めの搬送機構とカードリーダ/ライタ等を備え、制御部
13からの指示に従って、所定データをプリペイドカー
ド6に記録する。
【0020】制御部13は、カード記録部11を介し
て、可変情報を発行対象のプリペイドカード6に記録す
る。この可変情報の記録において、制御部13は、図4
(A)に示すように、まず、プリペイドカード6の可変
領域EA1に、例えば同一のデータ項目からなる2ブロ
ックの可変情報(以下、可変情報Da、Db)を記録す
る。これら可変情報DaとDbは、そのプリペイドカー
ド6が後述する読書装置3により処理される度に、どち
らか一方のみが交互に更新される。
【0021】次に、制御部13は、カード記録部11を
介して、図4(B)に示すように、可変領域EA2に記
録すべき可変情報に、可変領域EA1における可変情報
Dbの終了位置からカード端までの部分(以下、特徴部
Lb)について取得した距離値である特徴データRbを
含め、その可変情報を、カードの端から可変情報Daの
開始位置までの部分(以下、特徴部La)について取得
した距離値である特徴データRaを鍵として暗号化し、
可変領域EA2に記録する。
【0022】また、制御部13は、カード記録部11を
介して、カードID、券面金額等を含む固定情報をプリ
ペイドカード6の固定領域EBに記録する。また、制御
部13は、記録装置1全体を制御する。
【0023】記憶部15は、発行対象のプリペイドカー
ド6に記録するための固定情報、可変情報等を記憶す
る。
【0024】読書装置3は、例えば遊技媒体の貸出等を
行う物販機(図示せず)に接続されており、挿入された
プリペイドカード6を受け付け、物販機が利用者に貸し
出した遊技媒体の対価に応じて、そのプリペイドカード
6に記録されている可変情報(金額情報等)を記録更新
するための装置である。読書装置3は、図5に示すよう
に、データ読書部31と、制御部33と、記憶部35
と、通信部37と、を備える。
【0025】データ読書部31は、図示せぬカード挿入
口に挿入されたプリペイドカード6を内部に取り込み、
制御部33からの指示に従って、プリペイドカード6に
記録されるデータの読み取り/書き込み等を行う。
【0026】制御部33は、挿入されたプリペイドカー
ド6について、固定領域EBに記憶されている固定情報
を読み取るとともに、その可変領域EA1、EA2に記
憶されている可変情報をチェックするための復号チェッ
ク処理を行う。この復号チェック処理では、制御部33
は、挿入されたプリペイドカード6について、その使用
が初回であるか、又は2回目以降であるか、を判別す
る。カードの使用が初回であるか、又は2回目以降であ
るかについてのチェック方法は任意である。例えば、読
書装置がカードの所定領域(未使用のカードには何も記
録しない)を読んで、そこに何も記憶されていないとき
には、その使用が初回であると判別し、所定コードを記
録するようにしてもよい。
【0027】制御部33は、カードの使用が2回目以降
であると判別した場合、可変領域EA1に記憶されてい
る2つの可変情報DaとDbのうち、そのカードが前回
使用された時に更新された方の可変情報を特定し、その
可変情報に対応する特徴部について取得した距離値であ
る特徴データを鍵として、可変領域EA2に記憶されて
いる可変情報を復号化する。なお、上述のように、可変
情報Daには特徴部La(カードの端から可変情報Da
の開始位置までの部分)が対応し、可変情報Dbには特
徴部Lb(可変情報Dbの終了位置からカード端までの
部分)が対応する。次に、制御部33は、前回更新され
なかった方の可変情報に対応する特徴部について取得し
た距離値である特徴データが、可変領域EA2において
復号化した可変情報中に含まれている特徴データと一致
するか否かをチェックし、一致しない場合には所定のエ
ラー処理を行う。
【0028】例えば、プリペイドカード6の使用が2回
目以降であって、可変領域EA1における可変情報Da
とDbのうち、前回更新された方が可変情報Daである
場合、制御部33は、図6に示すように、可変情報Da
に対応する特徴部Laについて取得した特徴データRa
を鍵として可変領域EA2に記憶されている可変情報を
復号化し、復号化された可変情報に含まれている特徴デ
ータが、可変情報Dbに対応する特徴部Lbについて取
得した特徴データRbと一致するか否かをチェックす
る。
【0029】なお、挿入されたカードの使用が初回であ
る場合、制御部33は、可変領域EA2に記憶されてい
る可変情報を復号化するための鍵として、例えば可変情
報Daに対応する特徴部Laについて取得した特徴デー
タRaを使用し、また、復号化された可変領域EA2に
おける可変情報中に含まれている特徴データと比較する
データとして、例えば可変情報Dbに対応する特徴部L
bについて取得した特徴データRbを使用する。
【0030】制御部33は、上記復号チェックの結果が
適正であるカードについて、例えば、残高が券面額以下
か、カードIDが不正カードのカードIDに該当する
か、等の他の所定チェックを行い、そのチェック結果も
適正である場合にカードの使用を許可し、例えば図示せ
ぬ物販機からの消費通知に応じて、カードの可変領域E
A1から読み取った可変情報Da、Dbのうち前回更新
された方の残高情報等を更新する。なお、例えば、カー
ドの使用が初回である場合には可変情報DaとDbの残
高情報が示す金額は同額であるため、いずれを更新して
もよい。
【0031】そして、外部からのプリペイドカード6の
排出指示等に応じて、制御部33は、更新後の新たな可
変情報に基づいて、カードの可変領域EA1及びEA2
の可変情報を記録更新するとともに、可変情報の記録更
新が正しく行われたことを確認する暗号チェック処理を
行う。
【0032】この暗号チェック処理では、制御部33
は、処理対象であるプリペイドカード6について、その
使用が初回であるか、又は2回目以降であるかを判別す
る。そして、その使用が2回目以降である場合、制御部
33は、可変領域EA1における2つの可変情報Daと
Dbのうち、前回更新されなかった方の可変情報を書き
換える。可変情報を書き換えた後、制御部33は、可変
領域EA1における可変情報Da、Dbに対する特徴デ
ータRa、Rbを取得し、このうち、今回書き換えなか
った方の可変情報に対する特徴データを可変領域EA2
に記録すべき可変情報に含め、今回書き換えた方の可変
情報に対する特徴データを鍵として、可変領域EA2に
記録すべき可変情報を暗号化して記録する。
【0033】可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部33は、可変情報が正しく記
録されたことを確認するため、可変領域EA1における
可変情報Da、Dbに対応する特徴データRa、Rbを
取得し、今回書き換えた方の可変情報に対応する特徴デ
ータを鍵として、可変領域EA2に記憶される可変情報
を復号化する。次に、制御部33は、プリペイドカード
6において、今回書き換えなかった方の可変情報に対応
する特徴データが、可変領域EA2において復号化され
た可変情報に含まれる特徴データと、一致するか否かを
チェックし、一致しない場合には所定のエラー処理を行
う。
【0034】例えば、プリペイドカード6の使用が2回
目以降であって、可変領域EA1における可変情報Da
とDbのうち、前回更新された方が可変情報Daである
場合、制御部33は、図7(A)に示すように、可変情
報Daを書き換えずに、可変情報Dbを書き換える。そ
して、可変領域EA1から可変情報Da、Dbに対応す
る特徴部La、Lbについて特徴データRa、Rbを取
得し、図7(B)に示すように、今回書き換えなかった
可変情報Daの特徴データRaを可変領域EA2に記録
すべき可変情報に含め、今回書き換えた可変情報Dbの
特徴データRbを鍵として、可変領域EA2に記録すべ
き可変情報を暗号化して記録する。次に、制御部33
は、ベリファイチェックのため、可変領域EA1から可
変情報Da、Dbに対応する特徴データRa、Rbを取
得し、図7(C)に示すように、今回書き換えた可変情
報Dbの特徴データRbを鍵として、可変領域EA2に
記録されている可変情報を復号化する。そして、今回書
き換えられなかった可変情報Daの特徴データRaが、
可変領域EA2において復号化された可変情報に含まれ
る特徴データと、一致するか否かをチェックする。
【0035】なお、挿入されたカードの使用が初回であ
る場合には、制御部33は、可変領域EA1における可
変情報DaとDbのうち、所定の可変情報Daを書き換
える。そして、今回書き換えなかった可変情報Dbにつ
いて取得した特徴データRbを可変領域EA2に記録す
べき可変情報に含め、今回書き換えた可変情報Daにつ
いて取得した特徴データRaを鍵として、可変領域EA
2に記録されるべき可変情報を暗号化して記録更新す
る。そして、可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部33は、可変情報が正しく記
録されたことを確認するため、可変領域EA1から可変
情報Da、Dbに対応する特徴データRa、Rbを取得
する。そして、今回書き換えた可変情報Daに対する特
徴データRaを鍵として、可変領域EA2に記憶されて
いる可変情報を復号化し、今回書き換えなかった可変情
報Dbに対する特徴データRbが、可変領域EA2にお
いて復号化された可変情報に含まれる特徴データと、一
致するか否かをチェックし、一致しない場合には所定の
エラー処理を行う。
【0036】制御部33は、上記暗号チェックの結果が
適正であるプリペイドカード6を図示せぬ排出口から排
出し、そのカードID、消費金額、使用日、等の情報を
含む売上情報を生成し、記憶部35に蓄積して記憶し、
所定のタイミング(例えば、中継装置4からの情報要求
の受信等)で中継装置4に送信する。
【0037】記憶部35は、プリペイドカード6の使用
に伴い制御部33により生成される売上情報等を記憶す
る。通信部37は、該読書装置3と中継装置4との間の
通信を制御する。
【0038】中継装置4は、店舗内の各読書装置3にお
ける売上情報等を回収して集約し、所定のタイミングで
センタ5に送信する。センタ5は、本システム全体を制
御するためのコンピュータ等から構成され、各店舗の中
継装置3から受信した売上情報等を記憶管理する。
【0039】なお、本システムでは、プリペイドカード
6はその製造時に所定の大きさの型で打ち抜かれ、その
寸法が所定範囲内であるカードのみが、初期情報を記録
するために記録装置1に供給される。ここでは、所定範
囲を、例えば、プリペイドカード6の型の横幅Lを基準
とした誤差T1の範囲とする。すなわち、図8に示すよ
うに、横幅の寸法がL±T1の範囲内にあるカードが、
本システムにおいて使用可能なプリペイドカード6とし
て記録装置1に供給される。
【0040】また、記録装置1及び読書装置3がプリペ
イドカード6の可変領域EA1へ可変情報Da、Dbを
記録する際、それぞれの記録開始位置に関する設定値X
a、Xb等に従って記録するが、上述のようにプリペイ
ドカード6の寸法が全てのカードにおいて等しいわけで
はないこともあり、記録された可変情報Da、Dbの開
始位置を設定値Xa、Xbに完全に一致させることは困
難である。このため、実際には、可変情報Da、Dbの
記録の際に多少の誤差が生じることとなり、この誤差の
上限をT2、T3とすると、設定値Xa、Xbに従って
記録された可変情報Da、Dbは、実質上、図9に示す
ように、カードの端からそれぞれXa±T2、Xb±T
3の位置から始まることとなる。
【0041】上記のような、カードの打ち抜き時に生じ
る誤差T1と、可変情報Da、Dbの記録時に生じる誤
差T2、T3は、ともに人為的に操作できるものではな
く、ランダムな値となる。よって、プリペイドカード6
に記録される可変情報Da、Dbの開始位置及び終了位
置は、結果的にプリペイドカード6毎にそれぞれ異なる
一意の値であり、また、カードが使用され、新たな可変
情報Da、Dbが記録更新される度に異なる値となる。
よって、可変情報DaとDbの位置が変動するに従って
特徴部La、Lbの距離値、すなわち特徴データRa、
Rbも、カード毎、使用毎に異なる一意のデータとな
る。このため、カード挿入時及び可変情報の更新時に、
この特徴データを用いたチェックを行うことにより、安
全性の高いシステムを実現できる。
【0042】また、このシステムでは、カードの使用毎
に、可変情報DaとDbの一方のみを更新する。このた
め、更新の直前に、処理対象のカードが、例えば可変情
報等が記憶されていないカード等にすり替えられた場
合、適正な特徴データを取得することができず、また、
可変領域EA2の可変情報中に適正な特徴データが存在
しないため、ベリファイチェックでエラーが検出される
こととなる。これにより、カードのすり替えによりプリ
ペイドカードを偽造しようとする不正行為を容易に検出
することができる。
【0043】次に、本システムの主要部分である記録装
置1と読書装置3との動作について説明する。まず、記
録装置1の動作について図10のフローチャートを参照
して説明する。記録装置1の制御部13は、例えば外部
からのプリペイドカード6の発行指示に応答し、図示せ
ぬ格納部に格納されたプリペイドカード6を取り出し、
記憶部15に記憶されている固定情報(券面金額、カー
ドID等)を読み出して、発行対象のプリペイドカード
6の固定領域EBにカード記録部11を介して記録する
(ステップS11)。
【0044】次に、制御部13は、可変情報(残高情報
等)を記憶部15から読み出し、そのうちの可変領域E
A1に記録すべきデータを2ブロックの可変情報Da、
Dbとして、カード記録部11を介して記録する(ステ
ップS12)。次に、制御部13は、可変情報Da、D
bに対応する特徴部La、Lbの距離値である特徴デー
タRa、Rb取得して(ステップS13)、その特徴デ
ータRbを、可変領域EA2に記録すべき可変情報に含
め、特徴データRaを鍵として暗号化し、可変領域EA
2に記録する(ステップS14)。これにより、固定情
報と可変情報が記録されたプリペイドカード6が発行さ
れる。発行されたプリペイドカード6は、各店舗に供給
され、店舗内の図示せぬ発券機に格納され、利用者に販
売される。
【0045】次に、プリペイドカード6を処理する読書
装置3の動作を図11のフローチャートに基づいて説明
する。読書装置3の制御部33は、挿入されたプリペイ
ドカード6を内部に取り込み、データ読書部31を介し
て、プリペイドカード6の固定領域EBに記憶されてい
る固定情報を読み取る(ステップS21)。次に、制御
部33は、挿入されたプリペイドカード6について、そ
の使用が初めてであるか(すなわち、未使用のカードで
あるか)、又は、その使用が2回目以降であるか、を判
別し(ステップS22)、初回の場合には第1の復号チ
ェック処理を行い、2回目以降の場合には第2の復号チ
ェック処理を行う。
【0046】ステップS22において、例えば、カード
の使用が初回であると判別された場合、制御部33は、
図12に示す第1の復号チェック処理を行う(ステップ
S23)。この第1の復号チェック処理では、制御部3
3は、可変領域EA1に記憶されている可変情報Daと
Dbのうち、例えば所定の可変情報Daを選択し、その
可変情報Daに対応する特徴部Laについて取得した距
離値である特徴データRaを鍵として、可変領域EA2
に記憶されている可変情報を復号化する(ステップS3
1)。次に、制御部33は、可変情報Dbに対応する特
徴部Lbについて取得した距離値である特徴データRb
が、ステップS31で復号化された可変情報中に含まれ
ている特徴データと一致するか否か判別する(ステップ
S32)。ステップS32において、比較したデータが
一致しないと判別された場合、制御部33は、所定のエ
ラー処理を行う(ステップS33)。また、比較したデ
ータが一致すると判別された場合、フローは図11に示
す本処理に戻る。
【0047】また、ステップS22において、例えば、
カードの使用が2回目以降であると判別された場合、制
御部33は、図13に示す第2の復号チェック処理を行
う(ステップS24)。この第2の復号チェック処理で
は、制御部33は、可変領域EA1に記憶されている2
つの可変情報DaとDbのうち、そのカードが前回使用
された時に書き換えられた方の可変情報を特定し、その
可変情報に対応する特徴部La又はLbについて取得し
た特徴データを鍵として、可変領域EA2に記憶されて
いる可変情報を復号化する(ステップS41)。次に、
制御部33は、2つの可変情報DaとDbのうち、前回
書き換えられなかった方の可変情報に対応する特徴部に
ついて取得した特徴データが、ステップS41で復号化
された可変情報中に含まれている特徴データと一致する
か否かを判別する(ステップS42)。ステップS42
において、比較したデータが一致しないと判別された場
合、制御部33は、所定のエラー処理を行う(ステップ
S43)。また、比較したデータが一致すると判別され
た場合、フローは図11に示す本処理に戻る。
【0048】上記第1又は第2の復号チェック処理が完
了すると、制御部33は、プリペイドカード6から読み
取った可変情報を消費金額等に応じて更新する(ステッ
プS25)。そして、例えば利用者からのプリペイドカ
ード6の排出要求等に応じて、処理中のカードの使用が
初回であるか、又は2回目以降であるか、を判別し(ス
テップS26)、初回の場合には、第1の暗号チェック
処理を行い、2回目以降の場合には第2の暗号チェック
処理を行う。
【0049】ステップS26において、例えば、カード
の使用が初回であると判別された場合、制御部33は、
図14に示す第1の暗号チェック処理を行う(ステップ
S27)。この第1の暗号チェック処理では、制御部3
3は、可変領域EA1における可変情報DaとDbのう
ち、例えば、所定の可変情報Daを書き換える(ステッ
プS51)。可変情報Daの書き換え後、制御部33
は、可変領域EA1における可変情報Da、Dbに対応
する特徴部La、Lbについて、特徴データRa、Rb
を取得する(ステップS52)。次に、制御部33は、
ステップS52で取得した、今回書き換えなかった方の
可変情報Dbに対応する特徴データRbを、可変領域E
A2に記録すべき可変情報に含める(ステップS5
3)。次に、制御部33は、今回書き換えた方の可変情
報Daに対応する特徴データRaを鍵として、可変領域
EA2に記録されるべき可変情報を暗号化して記録更新
する(ステップS54)。
【0050】可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部33は、可変領域EA1及び
EA2の可変情報が正しく記録されたことを確認するた
め、可変領域EA1における可変情報Da、Dbに対応
する特徴データRa、Rbを取得し(ステップS5
5)、このうち、今回書き換えた方の可変情報Daに対
応する特徴データRaを鍵として、可変領域EA2に記
憶されている可変情報を復号化する(ステップS5
6)。次に、制御部33は、ステップS55で取得し
た、今回書き換えなかった方の可変情報Dbに対応する
特徴データRbが、可変領域EA2において復号化され
た可変情報に含まれる特徴データと、一致するか否かを
判別する(ステップS57)。ステップS57におい
て、比較したデータが一致しないと判別された場合、制
御部33は、所定のエラー処理を行う(ステップS5
8)。また、比較したデータが一致すると判別された場
合、フローは図11に示す本処理に戻る。
【0051】また、ステップS26において、例えば、
カードの使用が2回目以降であると判別された場合、制
御部33は、図15に示す第2の暗号チェック処理を行
う(ステップS28)。この第2の暗号チェック処理で
は、制御部33は、可変領域EA1における2つの可変
情報DaとDbのうち、前回の更新されなかった方の可
変情報を書き換える(ステップS61)。可変情報の書
き換え後、制御部33は、可変領域EA1における可変
情報Da、Dbに対応する特徴部La、Lbについて、
特徴データRa、Rbを取得する(ステップS62)。
次に、制御部33は、ステップS62で取得した、今回
書き換えなかった方の可変情報に対応する特徴部の特徴
データを、可変領域EA2に記録すべき可変情報に含め
る(ステップS63)。次に、制御部33は、今回書き
換えた方の可変情報に対応する特徴データを鍵として、
可変領域EA2に記録されるべき可変情報を暗号化して
記録更新する(ステップS64)。
【0052】可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部33は、可変情報が正しく記
録されたことを確認するため、可変領域EA1における
可変情報Da、Dbに対応する特徴データRa、Rbを
取得し(ステップS65)、このうち、今回書き換えた
方の可変情報に対応する特徴データを鍵として、可変領
域EA2に記憶される可変情報を復号化する(ステップ
S66)。次に、制御部33は、ステップS65で取得
した、今回書き換えなかった方の可変情報に対応する特
徴データが、可変領域EA2において復号化された可変
情報に含まれる特徴データと、一致するか否かを判別す
る(ステップS67)。ステップS67において、比較
したデータが一致しないと判別された場合、制御部33
は、所定のエラー処理を行う(ステップS68)。ま
た、比較したデータが一致すると判別された場合、フロ
ーは図11に示す本処理に戻る。
【0053】上記第1又は第2の暗号チェック処理が完
了すると、制御部33は、プリペイドカード6を図示せ
ぬ排出口から排出し(ステップS29)、そのカードI
D、消費金額、使用日、等の情報を含む売上情報を生成
記憶し(ステップS30)、処理を終了する。なお、読
書装置3の記憶部35に蓄積記憶された売上情報は、所
定のタイミングで中継装置4に送信される。
【0054】このようにして、読書装置3が、プリペイ
ドカード6を使用する度に、可変領域EA1の可変情報
DaとDbの一方を書き換えるとともに、書き換えない
方の可変情報の特徴データを、可変領域EA2の可変情
報に含めて記録する。そして、ベリファイ時に、可変領
域EA1の書き換えなかった方の可変情報について特徴
データを取得し、可変領域EA2の可変情報に含めた特
徴データと一致するかをチェックする。これにより、読
書装置3に挿入されたカードに対して残高情報を含む可
変情報を記録更新する際に、プリペイドカードを偽造す
る等の目的で、処理対象のカードが例えば可変情報等が
記憶されていないカード等にすり替えられた場合、その
カードに一方の可変情報が記録されても、記録されてい
るべき他方の可変情報が存在しないため、可変領域EA
2の可変情報中に適正な可変情報が存在しないこととな
り、その不正行為を容易に検出することができる。ま
た、カード毎、使用毎に一意のデータとなる特徴データ
の照合チェックを、カード挿入時、可変情報の更新後等
に行うことにより、システムの安全性を高めることがで
きる。
【0055】(第2の実施形態)なお、プリペイドカー
ド6に可変情報を記録更新する際、可変領域EA1に記
憶される可変情報DaとDbのうち、前回の使用で書き
換えられた方の可変情報Da又はDbに対応する特徴部
について取得した特徴データRa又はRbを、可変領域
EA2に記録されるべき可変情報に含めるとともに、そ
の可変情報に対して、特徴データRaとRbの双方を用
いて生成した所定の暗号データをさらに付与して記録す
るようにしてもよい。この場合のシステムを第2の実施
形態として以下説明する。
【0056】第2の実施形態に係るプリペイドカードシ
ステムは、図16に示すように、記録装置7と、読書装
置8と、第1の実施形態と同様の機能を有する中継装置
4及びセンタ5等を備える。本システムは、記録装置7
及び読書装置8が、第1の実施形態で示した処理とは異
なる処理によりプリペイドカード6の可変領域EA1及
びEA2に可変情報を記録する点以外は、第1の実施形
態とほぼ同様である。よって、以下、この第1の実施形
態と異なる部分を中心として、記録装置7と読書装置8
の機能及び構成について説明する。
【0057】まず、記録装置7について説明する。記録
装置7は、図17に示すように、カード記録部71と、
制御部73と、記憶部75と、を備える。
【0058】カード記録部71は、カードを搬送するた
めの搬送機構とカードリーダ/ライタ等を備え、制御部
73からの指示に従って、所定データをプリペイドカー
ド6に記録する。
【0059】制御部73は、カード記録部71を介し
て、可変情報を発行対象のプリペイドカード6に記録す
る。この可変情報の記録において、制御部73は、図1
8(A)に示すように、まず、プリペイドカード6の可
変領域EA1に、例えば同一のデータ項目からなる2ブ
ロックの可変情報(以下、可変情報Da、Db)を記録
する。これら可変情報DaとDbは、そのプリペイドカ
ード6が後述する読書装置8により処理される度に、ど
ちらか一方のみが交互に更新される。
【0060】次に、制御部73は、カード記録部71を
介して、図18(B)に示すように、可変領域EA2に
記録すべき可変情報に、可変領域EA1の可変情報Db
に対する特徴部Lbの距離値である特徴データRbを含
める。そして、その可変情報に、可変情報Daに対する
特徴部Laの距離値である特徴データRaと、特徴デー
タRbと、を用いて生成した暗号データを付与し、可変
領域EA2に記録する。なお、暗号データの生成方法
は、任意であり、例えば、特徴データRaとRbを論理
演算してもよく、また、ハッシュ関数等を使用してもよ
い。
【0061】また、制御部73は、カード記録部71を
介して、カードID、券面金額等を含む固定情報をプリ
ペイドカード6の固定領域EBに記録する。また、制御
部73は、記録装置7全体を制御する。記憶部75は、
発行対象のプリペイドカード6に記録するための固定情
報、可変情報等を記憶する。
【0062】次に、読書装置8について説明する。読書
装置8は、図19に示すように、データ読書部81と、
制御部83と、記憶部85と、通信部87と、を備え
る。
【0063】データ読書部81は、図示せぬカード挿入
口に挿入されたプリペイドカード6を内部に取り込み、
制御部83からの指示に従って、プリペイドカード6に
記録されるデータの読み取り/書き込み等を行う。
【0064】制御部83は、挿入されたプリペイドカー
ド6について、固定領域EBに記憶されている固定情報
を読み取るとともに、その可変領域EA1、EA2に記
憶されている可変情報をチェックするための復号チェッ
ク処理を行う。この復号チェック処理では、制御部83
は、挿入されたプリペイドカード6について、その使用
が初回であるか、又は2回目以降であるか、を判別す
る。そして、その使用が2回目以降である場合には、可
変領域EA1に記憶されている2つの可変情報DaとD
bにそれぞれ対応する特徴部LaとLbのきょりちであ
る特徴データRa、Rbを取得し、この特徴データRa
とRbを用いた所定の暗号データを生成する。なお、こ
の暗号データの生成方法は、上記記録装置7における生
成方法と同じ方法である。
【0065】次に、制御部83は、生成した暗号データ
が、可変領域EA2に記憶されている可変情報に付与さ
れている暗号データと一致するか否かを判別し、さら
に、可変領域EA1の2つの可変情報DaとDbのう
ち、そのカードが前回使用された時に更新されなかった
方の可変情報に対応する特徴部の特徴データが、可変領
域EA2の可変情報に含まれる特徴データと一致するか
否かを判別する。比較した暗号データが一致しない場
合、又は、比較した特徴データが一致しない場合、制御
部83は所定のエラー処理を行う。
【0066】例えば、プリペイドカード6の使用が2回
目以降であって、可変領域EA1における可変情報Da
とDbのうち、前回更新された方が可変情報Daである
場合、制御部83は、図20に示すように、可変情報D
aとDbに対応する特徴部LaとLbの距離値である特
徴データRaとRbを用いて所定の暗号データを生成
し、可変領域EA2に記憶されている可変情報に付与さ
れている暗号データと一致するか否かをチェックする。
さらに、制御部83は、そのカードの前回の使用で更新
されなかった可変情報Dbに対応する特徴部Lbについ
て取得した特徴データRbが、可変領域EA2における
可変情報に含まれる特徴データと一致するか否かをチェ
ックする。
【0067】なお、挿入されたカードの使用が初回であ
る場合、暗号データのチェックは上記と同様に行うが、
特徴データのチェックについては、例えば、例えば可変
情報Dbに対応する特徴部Lbについて取得した特徴デ
ータRbを、可変領域EA2における可変情報に含まれ
る特徴データと比較するデータとして使用する。
【0068】制御部73は、上記復号チェックの結果が
適正であるカードについて、例えば、残高が券面額以下
か、カードIDが不正カードのカードIDに該当する
か、等の他の所定チェックを行い、そのチェック結果も
適正である場合にカードの使用を許可し、例えば図示せ
ぬ物販機からの消費通知に応じて、カードの可変領域E
A1から読み取った可変情報Da、Dbのうち前回更新
された方の残高情報等を更新する。なお、例えば、カー
ドの使用が初回である場合には可変情報DaとDbの残
高情報は同額であるため、いずれを更新してもよい。
【0069】そして、外部からのプリペイドカード6の
排出指示等に応じて、制御部83は、更新後の新たな可
変情報を、カードの可変領域EA1及びEA2に記録更
新するとともに可変情報の記録更新が正しく行われたこ
とを確認する暗号チェック処理を行う。この暗号チェッ
ク処理では、制御部83は、処理対象であるプリペイド
カード6について、その使用が初回であるか、又は2回
目以降であるかを判別する。そして、その使用が2回目
以降である場合、制御部83は、可変領域EA1におけ
る2つの可変情報DaとDbのうち、前回の使用時に更
新されなかった方の可変情報を書き換える。可変情報を
書き換えた後、制御部33は、可変領域EA1における
可変情報Da、Dbに対応する特徴部La、Lbの距離
値である特徴データRa、Rbを取得し、このうち、今
回書き換えなかった方の可変情報に対する特徴データを
可変領域EA2に記録すべき可変情報に含めるととも
に、可変領域EA1における可変情報Da、Dbについ
て取得した特徴データRa、Rbを用いて所定の暗号デ
ータを生成し、可変領域EA2に記録すべき可変情報に
付与して記録する。
【0070】可変領域EA1及びEA2への可変情報の
記録更新の完了後、制御部83は、可変情報が正しく記
録されたことを確認するため、可変領域EA1における
可変情報Da、Dbに対応する特徴部La、Lbについ
て、特徴データRa、Rbを取得し、これらをを用い
て、暗号データを生成し、可変領域EA2における可変
情報に付与されている暗号データと一致するか否かをチ
ェックする。そしてさらに、制御部83は、今回書き換
えなかった方の可変情報に対応する特徴データが、可変
領域EA2における可変情報に含まれる特徴データと、
一致するか否かをチェックする。これらのチェックにお
いて、比較した暗号データが一致しない場合、又は、比
較した特徴データが一致しない場合には、所定のエラー
処理を行う。
【0071】例えば、プリペイドカード6の使用が2回
目以降であって、可変領域EA1における可変情報Da
とDbのうち、前回更新された方が可変情報Daである
場合、制御部83は、図21(A)に示すように、可変
情報Daを書き換えずに、可変情報Dbを書き換える。
そして、可変領域EA1から可変情報Da、Dbに対応
する特徴部La、Lbについて特徴データRa、Rbを
取得し、図21(B)に示すように、今回書き換えなか
った可変情報Daに対する特徴データRaを可変領域E
A2に記録すべき可変情報に含めるとともに、特徴デー
タRbと特徴データRaで所定の暗号データを生成し、
可変領域EA2に記録すべき可変情報に付与して記録す
る。次に、制御部83は、ベリファイチェックのため、
可変領域EA1から可変情報Da、Dbに対応する特徴
データRa、Rbを取得し、図21(C)に示すよう
に、可変領域EA1における可変情報DaとDbについ
て取得した特徴データRaとRbを用いて、暗号データ
を生成し、可変領域EA2における可変情報に付与され
ている暗号データと一致するか否かをチェックする。そ
してさらに、制御部83は、今回書き換えなかった方の
可変情報Daに対応する特徴データRaが、可変領域E
A2における可変情報に含まれる特徴データと、一致す
るか否かをチェックする。
【0072】なお、挿入されたカードの使用が初回であ
る場合には、制御部83は、可変領域EA1における可
変情報DaとDbのうち、所定の可変情報Daを書き換
える。そして、今回書き換えなかった方の可変情報Db
に対応する特徴データRbを可変領域EA2に記録すべ
き可変情報に含めるとともに、特徴データRaと特徴デ
ータRbで所定の暗号データを生成し、可変領域EA2
に記録されるべき可変情報に付与して記録する。そし
て、可変領域EA1及びEA2への可変情報の記録更新
の完了後、制御部83は、可変情報が正しく記録された
ことを確認するため、特徴データRaとRbを取得し、
これらを用いて暗号データを生成し、この暗号データ
が、可変領域EA2に記憶されている可変情報に付与さ
れている暗号データと一致するか否かをチェックする。
そしてさらに、制御部83は、今回書き換えなかった方
の可変情報Dbに対応する特徴データRbが、可変領域
EA2において復号化された可変情報に含まれる特徴デ
ータと、一致するか否かをチェックする。これらのチェ
ックにおいて、比較した暗号データが一致しない場合、
又は、比較した特徴データが一致しない場合には、所定
のエラー処理を行う。
【0073】制御部83は、上記暗号チェックの結果が
適正であるプリペイドカード6を図示せぬ排出口から排
出し、そのカードID、消費金額、使用日、等の情報を
含む売上情報を生成し、記憶部85に蓄積して記憶し、
所定のタイミング(例えば、中継装置4からの情報要求
の受信等)で中継装置4に送信する。
【0074】記憶部85は、プリペイドカード6の使用
に伴い制御部83により生成される売上情報等を記憶す
る。通信部87は、該読書装置8と中継装置4との間の
通信を制御する。
【0075】このように、本システムにおいても、第1
の実施形態と同様に、カードの使用毎に可変領域EA1
の可変情報DaとDbのうちの一方のみを更新する。こ
のため、更新の直前に、処理対象のカードが、例えば可
変情報等が記憶されていないカード等にすり替えられた
場合、そのカードに一方の可変情報が記録されても、記
録されているべき他方の可変情報が存在しないため、可
変領域EA2の可変情報中に適正な特徴データが存在し
ないこととなる。従って、一方の可変情報の更新後に、
更新されない方の可変情報について、その特徴データを
照合することにより、カードのすり替えによりプリペイ
ドカードを偽造しようとする不正行為を容易に検出する
ことができる。また、カード毎、使用毎に一意のデータ
となる特徴データの照合チェックを、カード挿入時、可
変情報の更新後等に行うことにより、システムの安全性
を高めることができる。
【0076】なお、第1と第2の実施形態において、プ
リペイドカード6の可変領域EA1の可変情報Da、D
bにおいて、前回のカードの使用時に更新された方を判
別する方法は任意である。例えば、各可変情報に含まれ
ている残高情報を比較し、高い金額を示す方の可変情報
を前回更新された方と認識してもよい。また、読書装置
が可変情報を記録更新する際、プリペイドカード6の図
示せぬ所定記憶領域にいずれの可変情報(Da又はD
b)を更新したかを示す情報を記録するようにし、この
情報を基に判別するようにしてもよい。
【0077】なお、上記第1と第2の実施形態では、特
徴データRaを、カードの端から可変情報Daの開始位
置までの部分である特徴部Laについて取得した距離値
とし、特徴データRbを、可変情報Dbの終了位置から
カード端までの部分である特徴部Lbについて取得した
距離値としているが、これに限定されず、可変情報の記
憶位置に基づく所定領域についての距離値であればよ
く、その決定方法は任意である。また、図22に示すよ
うに、プリペイドカード6において、可変情報と固定情
報とを同一のトラックに記憶するようにしてもよい。こ
の場合も、可変情報Da、Dbの記録位置に応じた所定
の距離値を特徴データとして、上記説明と同様に処理す
ればよい。
【0078】また、上記プリペイドカードを、磁気記憶
部とICチップを備えたカードとして実現してもよい。
この場合、特徴データを抽出する可変領域EA1を磁気
記憶部に設け、可変領域EA2に記憶すべき可変情報を
ICチップのメモリに記憶するようにしてもよい。
【0079】また、本システムで使用されるカードは、
金額情報を記憶しないノーバリューカードとしてもよ
い。この場合、例えば、各利用者についての金額情報を
センタ等で管理し、カード使用時には、カードに記憶さ
れている利用者を識別しうる情報(カードID等)をキ
ーとしてセンタ等にアクセスし、該当する利用者の金額
情報について所定金額を引き出す処理を行うようにして
もよい。
【0080】また、このプリペイドカードシステムは、
プリペイドカードを、遊技媒体の貸出等の対価の支払い
に使用するシステムに限定されず、種々の用途に適用可
能である。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カードの使用毎に、2つの可変情報の一方のみを更新す
る。このため、更新の直前に、処理対象のカードが、例
えば可変情報等が記憶されていないカード等にすり替え
られた場合、そのカードに一方の可変情報が記録されて
も、記録されているべき他方の可変情報が存在しないた
め、第2の記憶領域における可変情報中に適正な特徴デ
ータが存在しないこととなり、カードのすり替え等の不
正行為を容易に検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るプリペイドカー
ドシステムの構成を模式的に示す図である。
【図2】図1のプリペイドカードシステムで使用される
プリペイドカードの記憶領域の構造を示す図である。
【図3】図1のプリペイドカードシステムで使用される
記録装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図4】図3の記録装置がプリペイドカードに可変情報
を記録する処理を説明するための図である。
【図5】図1のプリペイドカードシステムで使用される
読書装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図6】図5の読書装置が、挿入されたプリペイドカー
ドの可変情報をチェックする処理を説明するための図で
ある。
【図7】図5の読書装置がプリペイドカードの可変情報
を記録更新する処理を説明するための図である。
【図8】図3の記録装置に供給されるプリペイドカード
の横幅の寸法を説明するための図である。
【図9】図3の記録装置により、プリペイドカードの可
変領域に記録される可変情報の記録位置を説明するため
の図である。
【図10】図3の記録装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図11】図5の読書装置の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図12】図5の読書装置に挿入されたプリペイドカー
ドについて、その使用が初回であると判別された場合に
おける第1の復号チェック処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】図5の読書装置に挿入されたプリペイドカー
ドについて、その使用が2回目以降であると判別された
場合における第2の復号チェック処理を示すフローチャ
ートである。
【図14】図5の読書装置に挿入されたプリペイドカー
ドの可変情報を記録更新する際に、その使用が初回であ
ると判別された場合の第1の暗号チェック処理を示すフ
ローチャートである。
【図15】図5の読書装置に挿入されたプリペイドカー
ドの可変情報を記録更新する際に、その使用が2回目以
降であると判別された場合の第2の暗号チェック処理を
示すフローチャートである。
【図16】本発明の第2の実施形態に係るプリペイドカ
ードシステムの構成を模式的に示す図である。
【図17】図16のプリペイドカードシステムで使用さ
れる記録装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図18】図16の記録装置がプリペイドカードに可変
情報を記録する処理を説明するための図である。
【図19】図17のプリペイドカードシステムで使用さ
れる読書装置の構成を模式的に示すブロック図である。
【図20】図19の読書装置が、挿入されたプリペイド
カードの可変情報をチェックする処理を説明するための
図である。
【図21】図19の読書装置がプリペイドカードの可変
情報を記録更新する処理を説明するための図である。
【図22】プリペイドカードの記憶領域の構造の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1、7 記録装置 3、8 読書装置 4 中継装置 5 センタ 6 プリペイドカード 11、71 カード記録部 13、73 制御部 15、75 記憶部 31、81 データ読書部 33、83 制御部 35、85 記憶部 37、87 通信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 G07F 7/08 C Fターム(参考) 3E044 AA02 AA06 BA06 DA01 DA03 DA10 DB02 DC01 DC05 DC06 DD01 DD02 DE01 DE02 DE07 5B058 CA31 KA32 KA35 YA06 5D044 AB10 BC01 CC08 DE03 DE17 DE52 GK12 GK17 5D091 AA12 BB06 HH01 HH02 JJ21

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリペイドカードに金額情報を含む可変情
    報を記録して発行する記録装置と、前記記録装置により
    発行されたプリペイドカードに記憶されている可変情報
    を消費金額に応じて更新する読書装置と、を備えるプリ
    ペイドカードシステムにおいて、 前記読書装置は、 挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記
    憶されている2つの可変情報のうち、該プリペイドカー
    ドの前回の使用時に記録更新された方の可変情報の記録
    位置に基づいて取得した距離データを鍵として、第2の
    記憶領域に記憶されている可変情報を復号化するととも
    に、前回記録更新されなかった方の可変情報の記録位置
    に基づいて取得した距離データが、前記復号化された可
    変情報に含まれる距離データと、一致するか否かを判別
    し、一致しない場合、カードの使用を禁止する読取チェ
    ック手段と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記プリペイド
    カードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域におけ
    る2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に記録更
    新されなかった方の可変情報を記録更新する第1更新手
    段と、 前記第1更新手段により記録されなかった方の可変情報
    の記録位置に基づいて取得した距離データを、前記プリ
    ペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情報に
    含めるとともに、前記第1更新手段により記録された方
    の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを
    鍵として、前記第2の記憶領域に記録すべき可変情報を
    暗号化して記録更新する第2更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、前記第1更新
    手段により記録更新された方の可変情報の距離データを
    鍵として、前記第2の記憶領域に記憶されている可変情
    報を復号化するとともに、前記第1更新手段により記録
    更新されなかった方の可変情報の距離データが、前記復
    号化された可変情報に含まれる距離データと、一致する
    か否かを判別し、一致しない場合、所定のエラー処理を
    行う更新チェック手段と、を備える、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。
  2. 【請求項2】前記記録装置は、 プリペイドカードの第1の磁気記憶領域に、2つの可変
    情報を記録する第1記録手段と、 前記第1記録手段により記録された2つの可変情報のう
    ち、一方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離
    データを、第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含め
    るとともに、他方の可変情報の記録位置に基づいて取得
    した距離データを鍵として、前記第2の記憶領域に記録
    すべき可変情報を暗号化して記録する第2記録手段と、
    を備え、 前記読書装置は、 挿入された前記プリペイドカードが未使用である場合、
    該プリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記憶されて
    いる2つの可変情報のうち、一方の可変情報の記録位置
    に基づいて取得した距離データを鍵として、第2の記憶
    領域に記憶されている可変情報を復号化するとともに、
    他方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離デー
    タが、前記復号化された可変情報に含まれている距離デ
    ータと一致するか否かを判別し、一致しない場合、カー
    ドの使用を禁止する初期読取チェック手段と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記未使用のプ
    リペイドカードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領
    域における2つの可変情報のうちの一方を記録更新する
    第1初期更新手段と、 前記第1初期更新手段により記録更新されなかった方の
    可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、
    第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含めるととも
    に、前記第1初期更新手段により記録更新された方の可
    変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを鍵と
    して、前記第2の記憶領域に記録すべき可変情報を暗号
    化して記録更新する第2初期更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、前記第1初期
    更新手段により記録更新された方の可変情報の距離デー
    タを鍵として、前記第2の記憶領域に記憶されている可
    変情報を復号化するとともに、前記第1初期更新手段に
    より記録更新されなかった方の可変情報の距離データ
    が、前記復号化された可変情報に含まれる距離データ
    と、一致するか否かを判別し、一致しない場合、所定の
    エラー処理を行う初期更新チェック手段と、を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のプリペイドカードシ
    ステム。
  3. 【請求項3】プリペイドカードに金額情報を含む可変情
    報を記録して発行する記録装置と、前記記録装置により
    発行されたプリペイドカードに記憶されている可変情報
    を消費金額に応じて更新する読書装置と、を備えるプリ
    ペイドカードシステムにおいて、 前記読書装置は、 挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記
    憶されている2つの可変情報の記録位置に基づいてそれ
    ぞれ取得した2つの距離データを用いて暗号データを生
    成し、該暗号データが、第2の記憶領域に記憶されてい
    る可変情報に付与されている暗号データと一致するか否
    かを判別するとともに、該プリペイドカードの前回の使
    用時に記録更新されなかった方の可変情報の記録位置に
    基づいて取得した距離データが、前記第2の記憶領域に
    おける可変情報に含まれる距離データと、一致するか否
    かを判別し、比較した暗号データが一致しない場合、又
    は、比較した距離データが一致しない場合、カードの使
    用を禁止する読取チェック手段と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記プリペイド
    カードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域におけ
    る2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に記録更
    新されなかった方の可変情報を記録更新する第1更新手
    段と、 前記第1更新手段により記録更新されなかった方の可変
    情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、前記
    プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情
    報に含めるとともに、該距離データと、前記第1更新手
    段により記録更新された方の可変情報の記録位置に基づ
    いて取得した距離データと、を用いて暗号データを生成
    し、該暗号データを、前記第2の記憶領域に記録すべき
    可変情報に付与して記録更新する第2更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した2つ
    の距離データを用いて暗号データを生成し、該暗号デー
    タが、前記第2の記憶領域に記憶されている可変情報に
    付与されている暗号データと一致するか否かを判別する
    とともに、前記第1更新手段により記録更新されなかっ
    た方の可変情報の距離データが、前記第2の記憶領域に
    おける可変情報に含まれる距離データと、一致するか否
    かを判別し、比較した暗号データが一致しない場合、又
    は、比較した距離データが一致しない場合、所定のエラ
    ー処理を行う更新チェック手段と、を備える、 ことを特徴とするプリペイドカードシステム。
  4. 【請求項4】前記記録装置は、 プリペイドカードの第1の磁気記憶領域に、2つの可変
    情報を記録する第1記録手段と、 前記第1記録手段により記録された2つの可変情報の記
    録位置に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得し
    た2つの距離データのうちの一方を、第2の記憶領域に
    記録すべき可変情報に含めるとともに、2つの距離デー
    タを用いて暗号データを生成し、前記第2の記憶領域に
    記録すべき可変情報に付与して記録する第2記録手段
    と、を備え、 前記読書装置は、 挿入された前記プリペイドカードが未使用である場合、
    該プリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記憶されて
    いる2つの可変情報の記録位置に基づいてそれぞれ取得
    した2つの距離データを用いて暗号データを生成し、該
    暗号データが、第2の記憶領域に記憶されている可変情
    報に付与されている暗号データと一致するか否かを判別
    するとともに、2つの距離データのうちの一方が、前記
    第2の記憶領域における可変情報に含まれる距離データ
    と、一致するか否かを判別し、比較した暗号データが一
    致しない場合、又は、比較した距離データが一致しない
    場合、カードの使用を禁止する初期読取チェック手段
    と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記未使用のプ
    リペイドカードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領
    域における2つの可変情報のうちの一方を記録更新する
    第1初期更新手段と、 前記第1初期更新手段により記録更新されなかった方の
    可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、
    第2の記憶領域に記録すべき可変情報に含めるととも
    に、該距離データと、前記第1初期更新手段により記録
    更新された方の可変情報の記録位置に基づいて取得した
    距離データと、を用いて暗号データを生成し、該暗号デ
    ータを、前記第2の記憶領域に記録すべき可変情報に付
    与して記録更新する第2初期更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した2つ
    の距離データを用いて暗号データを生成し、該暗号デー
    タが、前記第2の記憶領域に記憶されている可変情報に
    付与されている暗号データと一致するか否かを判別する
    とともに、前記第1初期更新手段により記録更新されな
    かった方の可変情報の距離データが、前記第2の記憶領
    域における可変情報に含まれる距離データと、一致する
    か否かを判別し、比較した暗号データが一致しない場
    合、又は、比較した距離データが一致しない場合、所定
    のエラー処理を行う初期更新チェック手段と、を備え
    る、 ことを特徴とする請求項3に記載のプリペイドカードシ
    ステム。
  5. 【請求項5】プリペイドカードに記憶されている金額情
    報を含む可変情報を、消費金額に応じて更新する読書装
    置であって、 挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記
    憶されている2つの可変情報のうち、該プリペイドカー
    ドの前回の使用時に記録更新された方の可変情報の記録
    位置に基づいて距離データを取得し、該距離データを鍵
    として、第2の記憶領域に記憶されている可変情報を復
    号化するとともに、前回記録更新されなかった方の可変
    情報の記録位置に基づいて取得した距離データが、前記
    復号化された可変情報に含まれる距離データと、一致す
    るか否かを判別し、一致しない場合、カードの使用を禁
    止する読取チェック手段と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記プリペイド
    カードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域におけ
    る2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に記録更
    新されなかった方の可変情報を記録更新する第1更新手
    段と、 前記第1更新手段により記録更新されなかった方の可変
    情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、前記
    プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情
    報に含めるとともに、前記第1更新手段により記録更新
    された方の可変情報の記録位置に基づいて取得した距離
    データを鍵として、前記第2の記憶領域に記録すべき可
    変情報を暗号化して記録更新する第2更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、前記第1更新
    手段により記録更新された方の可変情報の距離データを
    鍵として、前記第2の記憶領域に記憶されている可変情
    報を復号化するとともに、前記第1更新手段により記録
    更新されなかった方の可変情報の距離データが、前記復
    号化された可変情報に含まれる距離データと、一致する
    か否かを判別し、一致しない場合、所定のエラー処理を
    行う更新チェック手段と、 を備えることを特徴とする読書装置。
  6. 【請求項6】プリペイドカードに記憶されている金額情
    報を含む可変情報を、消費金額に応じて更新する読書装
    置であって、 挿入されたプリペイドカードの第1の磁気記憶領域に記
    憶されている2つの可変情報の記録位置に基づいてそれ
    ぞれ取得した2つの距離データを用いて暗号データを生
    成し、該暗号データが、第2の記憶領域に記憶されてい
    る可変情報に付与されている暗号データと一致するか否
    かを判別するとともに、該プリペイドカードの前回の使
    用時に記録更新されなかった方の可変情報の記録位置に
    基づいて取得した距離データが、前記第2の記憶領域に
    おける可変情報に含まれる距離データと、一致するか否
    かを判別し、比較した暗号データが一致しない場合、又
    は、比較した距離データが一致しない場合、カードの使
    用を禁止する読取チェック手段と、 消費金額に応じて更新された可変情報を前記プリペイド
    カードに記録する際に、前記第1の磁気記憶領域におけ
    る2つの可変情報のうち、前回のカード使用時に記録更
    新されなかった方の可変情報を記録更新する第1更新手
    段と、 前記第1更新手段により記録更新されなかった方の可変
    情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、前記
    プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情
    報に含めるとともに、該距離データと、前記第1更新手
    段により記録更新された方の可変情報の記録位置に基づ
    いて取得した距離データと、を用いて暗号データを生成
    し、該暗号データを、前記第2の記憶領域に記録すべき
    可変情報に付与して記録更新する第2更新手段と、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した2つ
    の距離データを用いて暗号データを生成し、該暗号デー
    タが、前記第2の記憶領域に記憶されている可変情報に
    付与されている暗号データと一致するか否かを判別する
    とともに、前記第1更新手段により記録更新されなかっ
    た方の可変情報の距離データが、前記第2の記憶領域に
    おける可変情報に含まれる距離データと、一致するか否
    かを判別し、比較した暗号データが一致しない場合、又
    は、比較した距離データが一致しない場合、所定のエラ
    ー処理を行う更新チェック手段と、 を備えることを特徴とする読書装置。
  7. 【請求項7】プリペイドカードに記憶されている金額情
    報を含む可変情報を消費金額に応じて更新する読書装置
    を備えるプリペイドカードシステムにおける可変情報更
    新方法であって、 前記読書装置において、消費金額に応じて更新された可
    変情報を前記プリペイドカードに記録する際に、前記第
    1の磁気記憶領域における2つの可変情報のうち、前回
    のカード使用時に記録更新されなかった方の可変情報を
    記録更新する第1更新ステップと、 前記第1更新ステップにより記録更新されなかった方の
    可変情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、
    前記プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可
    変情報に含めるとともに、前記第1更新ステップにより
    記録更新された方の可変情報の記録位置に基づいて取得
    した距離データを鍵として、前記第2の記憶領域に記録
    すべき可変情報を暗号化して記録更新する第2更新ステ
    ップと、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、前記第1更新
    ステップにより記録更新された方の可変情報の距離デー
    タを鍵として、前記第2の記憶領域に記憶されている可
    変情報を復号化するとともに、前記第1更新ステップに
    より記録更新されなかった方の可変情報の距離データ
    が、前記復号化された可変情報に含まれる距離データ
    と、一致するか否かを判別し、一致しない場合、所定の
    エラー処理を行う更新チェックステップと、 を備えることを特徴とする可変情報更新方法。
  8. 【請求項8】金額情報を含み、使用毎に更新される可変
    情報を記憶するプリペイドカードを処理する読書装置を
    備えるプリペイドカードシステムにおける可変情報更新
    方法であって、 前記読書装置において消費金額に応じて可変情報を更新
    する際に、前記第1の磁気記憶領域における2つの可変
    情報のうち、前回のカード使用時に更新されなかった方
    の可変情報を記録更新する第1更新ステップと、 前記第1更新ステップにより更新されなかった方の可変
    情報の記録位置に基づいて取得した距離データを、前記
    プリペイドカードの第2の記憶領域に記録すべき可変情
    報に含めるとともに、該距離データと、前記第1更新ス
    テップにより更新された方の可変情報の記録位置に基づ
    いて取得した距離データと、を用いて暗号データを生成
    し、該暗号データを、前記第2の記憶領域に記録すべき
    可変情報に付与して記録更新する第2更新ステップと、 可変情報の記録更新の完了後、前記プリペイドカードの
    第1の磁気記憶領域における2つの可変情報の記録位置
    に基づいてそれぞれ距離データを取得し、取得した2つ
    の距離データを用いて暗号データを生成し、該暗号デー
    タが、前記第2の記憶領域に記憶されている可変情報に
    付与されている暗号データと一致するか否かを判別する
    とともに、前記第1更新ステップにより更新されなかっ
    た方の可変情報の距離データが、前記第2の記憶領域に
    おける可変情報に含まれる距離データと、一致するか否
    かを判別し、比較した暗号データが一致しない場合、又
    は、比較した距離データが一致しない場合、所定のエラ
    ー処理を行う更新チェックステップと、 を備えることを特徴とする可変情報更新方法。
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JP3410381B2 (ja) 1999-03-12 2003-05-26 株式会社エヌ・ティ・ティ・データ プリペイドカードシステム、読書装置及び可変情報更新方法

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