JP2000269581A - 発光素子取付構造 - Google Patents

発光素子取付構造

Info

Publication number
JP2000269581A
JP2000269581A JP11069088A JP6908899A JP2000269581A JP 2000269581 A JP2000269581 A JP 2000269581A JP 11069088 A JP11069088 A JP 11069088A JP 6908899 A JP6908899 A JP 6908899A JP 2000269581 A JP2000269581 A JP 2000269581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitting element
holding member
axis
adjustment
tilt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11069088A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Nagashima
厚 長島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP11069088A priority Critical patent/JP2000269581A/ja
Publication of JP2000269581A publication Critical patent/JP2000269581A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/435Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
    • B41J2/47Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light
    • B41J2/471Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror
    • B41J2/473Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using the combination of scanning and modulation of light using dot sequential main scanning by means of a light deflector, e.g. a rotating polygonal mirror using multiple light beams, wavelengths or colours

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子の光軸倒れを簡単な作業によって精
度よく調整する。 【解決手段】 レーザビームLの光軸倒れ調整時には、
セットスクリュ72を挿入方向へ回転させ、セットスク
リュ72の先端面が傾き基準面66に対して前方へ突出
させる。これにより、ハウジング78の位置決め面90
にはセットスクリュ72及びLD保持部材60の傾き基準
面66が圧接し、LD16の軸心Sがセットスクリュ72
の突出長に対応する補正角度だけ傾く。この状態から、
LD保持部材60をハウジング78に対して相対回転させ
ることにより、LD16の軸心Sを任意の方向へ傾けるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体レーザ等の
発光素子から出射された光ビームを用いて感光体上へ静
電潜像を形成する光走査装置等に適用され、発光素子を
装置本体側へ取り付けるための発光素子取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】レーザプリンタ、デジタル複写機等の画
像形成装置には、画像信号に対応するレーザビームを出
射する半導体レーザ(以下、LDという)及びレーザビ
ームを偏向等するための光走査装置が配置されているも
のがある。この光走査装置では、LDから出射されたレ
ーザビームをレンズやミラー等からなる走査光学系へ入
射させ、この走査光学系により主走査方向へ偏向される
レーザビームを感光体へ照射して感光体へ静電潜像を形
成する。
【0003】従って、光走査装置では、高画質を得るた
めにはLDから出射されるレーザビームの光軸を走査光
学系の光軸へ精度よく一致させる必要がある。このた
め、画像形成装置は、出荷前の段階でLDの取付位置を
微調整する光軸調整が行われる。光軸調整による調整項
目としては、LDを光軸方向に沿って位置調整するフォ
ーカス調整、及びLDを光軸と直交する平面内で位置調
整するX‐Yアライメント調整が一般的であるが、特に
高画質が要求される機種等では、前記フォーカス及びX
‐Yアライメント調整に加えて走査光学系の光軸に対す
るLDの光軸の傾きを調整する光軸倒れ調整も行われ
る。この光軸倒れ調整時には、例えば、LDから出射さ
れて走査光学系を通過したレーザビームの光強度を光軸
調整用の受光センサによりモニタしながら、LDの装置
取付部への取付角度を僅かずつ変化させて最も高い光強
度が得られる取付角度でLDを固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、光軸倒
れ調整時には、LDを基準となる初期の取付状態から傾
ける角度の大きさ(補正角度)と、LDを基準となる初
期取付状態から傾ける方向(補正方向)とをそれぞれ調
整する必要がある。この光軸倒れ調整は、従来の発光素
子取付構造では煩瑣な作業であるにも拘わらず、1回の
調整作業でLDの取付角度を最適値にすることは困難で
あり、多くの場合には受光センサにより検出された光強
度の変化を監視しながら、LDの取付角度を最適値へ近
づける作業を多数回繰り返す必要がある。
【0005】またLDの取付角度を調整するための従来
のLD取付構造としては、例えば外面にLDの発光点を
中心とする凸状球面が形成されたLDのホルダを、この
ホルダの凸状球面と対応する凹状球面が内側に形成され
た取付部材内に収納し、この取付部材に穿設された穴へ
調整用部材を挿入し、この調整用部材によりホルダを傾
けるもの(特開平6−4874号公報)があるが、ホル
ダの凸状球面及び取付部材の凹状球面を精度よく加工す
ることが困難である。このため、光軸倒れ調整が可能な
LD取付構造は製造コストが高くなるという問題があ
る。
【0006】本発明の目的は、上記の事実を考慮し、発
光素子の光軸倒れを簡単な作業によって精度よく調整で
き、しかも低コストの発光素子取付構造を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発光素子
取付構造は、外殻部が円筒状とされ該外殻部の一端面か
ら光ビームを出射する発光素子と、前記外殻部と嵌合し
て前記発光素子を保持し、前記外殻部の軸心に対する周
方向に沿って傾き基準面が設けられた保持部材と、前記
傾き基準面から前記外殻部の軸方向に沿って突出する調
整突起と、前記調整突起から離間し前記傾き基準面へ当
接して前記発光素子を傾き方向における基準位置へ位置
決めし、前記傾き基準面及び前記調整突起へ当接して前
記発光素子を前記基準位置から傾ける位置決め面が設け
られ、かつ前記保持部材が前記軸心を中心として回動可
能に取り付けられる発光素子取付体と、を有するもので
ある。
【0008】上記構成の発光素子取付構造によれば、発
光素子取付体の位置決め面が調整突起からは離間し、保
持部材の傾き基準面へ当接している状態では、発光素子
が傾き方向における基準位置へ位置決めされることによ
り、発光素子を傾き方向における基準位置へ精度よく位
置決めできるので、この基準位置を発光素子から出射さ
れる光ビームの光軸倒れが平均的に最も小さくなるよう
な位置に設定しておけば、光軸倒れ調整時に発光素子を
基準位置から傾ける角度の大きさ(補正角度)を平均的
には最も小さくできる。従って、発光素子の取付角度を
少しずつ最適値へ近づけるための調整作業の回数を減少
できるので、光軸倒れ調整に要する作業時間を短縮でき
る。
【0009】また発光素子取付体の位置決め面が保持部
材の傾き基準面及び調整突起の双方へ当接している状態
では、傾き基準面からの調整突起の突出長に応じて発光
素子の基準位置からの傾きの大きさ(補正角度)が決ま
るので、傾き基準面からの調整突起の突出長を変化させ
れば、発光素子を基準位置から必要な補正角度だけ傾け
ることができる。さらに発光素子を保持した保持部材が
発光素子の軸心を中心として発光素子取付体へ回動可能
に取り付けられていることにより、保持部材を発光素子
取付体に対して相対回転させれば、発光素子を基準位置
から傾ける方向(補正方向)を任意の方向に設定でき
る。
【0010】請求項2記載の発光素子取付構造は、請求
項1記載の発光素子取付構造において、前記調整突起の
前記傾き基準面からの突出長を調整可能とする調整手段
を有するものである。
【0011】上記構成の発光素子取付構造によれば、調
整手段により調整突起の傾き基準面からの突出長を調整
することにより、簡単な作業により発光素子を基準位置
から精度よく必要な補正角度だけ傾けることができる。
【0012】請求項3記載の発光素子取付構造は、請求
項1記載の発光素子取付構造において、前記位置決め面
には、前記調整突起が挿入されると該調整突起を位置決
め面から離間させ、前記調整突起が離脱すると該調整突
起を位置決め面へ当接させる凹状の突起収納部が設けら
れたものである。
【0013】上記構成の発光素子取付構造によれば、発
光素子取付体の位置決め面に調整突起が挿脱可能とされ
た突起収納部を設けたことにより、突起収納部内に調整
突起を挿入すると、調整突起が位置決め面から離間し、
発光素子取付体の位置決め面が保持部材の傾き基準面へ
当接するので、発光素子を傾き方向における基準位置へ
精度よく位置決めできる。この際、傾き基準面から突出
しないように調整突起の突出長を調整する必要がないの
で、発光素子を基準位置へ位置決めする作業が簡単にな
る。また突起収納部から調整突起が離脱すると位置決め
面が傾き基準面及び調整突起の双方へ当接するので、調
整突起の突出長に応じた補正角度だけ発光素子を基準位
置から傾けることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
光走査装置について図面を参照して説明する。
【0015】(第1の実施の形態)図1及び図2には第1
の実施の形態に係るLD取付構造50が示され、図6に
は本実施の形態に係るLD取付構造50が適用された光走
査装置10が示されている。この光走査装置10は、レ
ーザビームLによりドラム状の感光体12を走査し、感
光体12に画像信号に対応する静電潜像を形成する。光
走査装置10は、図6に示されるように装置外殻部とし
て光学箱14を備えている。光学箱14は、上面側が開
口した箱本体18と、この箱本体18の上面側開口部を
閉止する蓋板20とを備えている。箱本体18には、側
壁部の外側にLD取付部22が設けられている。このLD取
付部22には、図1に示されるようにレーザビームLの
光源であるLD16を内臓したLD取付構造50が配置さ
れている。
【0016】光学箱14の箱本体18には、LD16の
レーザビーム出射開口との対向部にガラス等からなる光
透過板(図示省略)が嵌め込まれ、この光透過板を通し
てLD16から出射されたレーザビームLは光学箱14
内へ入射する。また箱本体18の内部には、LD16か
ら出射されるレーザビームLの光路に沿ってコリメート
レンズ24、シリンドリカルレンズ26、平面ミラー2
8,30、fθレンズ群32、ポリゴンミラー34等の
光学部品からなる走査光学系が収納されている。
【0017】コリメートレンズ24は、LD16から出
射されたレーザビームLを整形する。副走査方向にのみ
パワーを有するシリンドリカルレンズ26は、コリメー
トレンズ24を通過したレーザビームLを副走査方向へ
集光し、fθレンズ群32を介してポリゴンミラー34
上へ結像させる。
【0018】シリンドリカルレンズ26を通過したレー
ザビームLは、一対の平面ミラー28,30で折り返さ
れ、fθレンズ群32を通してポリゴンミラー34に正
面から入射する。 ポリゴンミラー34は多角柱状に形
成されており、中心軸周りの外周面に複数の平面状の反
射面が設けられている。ポリゴンミラー34はスキャナ
モータ(図示省略)に同軸的に連結されており、スキャ
ナモータが駆動することにより、高速回転する。これに
より、ポリゴンミラー34へ入射したレーザビームLは
主走査方向に沿って反射偏向される。
【0019】fθレンズ群32は、ポリゴンミラー34
によって反射偏向されたレーザビームLを感光体12上
に光スポットとして集光させると共に、光スポットを感
光体12の表面で等速移動させる。このように、光走査
装置10では、ポリゴンミラー34へ入射し反射するレ
ーザビームLがfθレンズ群32を2度通過する、所謂
正面入射ダブルパス光学系を採用している。
【0020】ポリゴンミラー34で反射偏向され、fθ
レンズ群32を2度通過したレーザビームLは、主走査
方向へ細長い矩形状とされた平面ミラー38で反射され
る。平面ミラー38の主走査方向における一端部により
反射されるレーザビームLの光路上にはミラー40が配
置されており、このミラー40により反射されたレーザ
ビームLは主走査方向の走査開始位置を検知するための
SOSセンサ42へ入射する。また平面ミラー48の主
走査方向における中間部により反射されたレーザビーム
Lは、副走査方向にのみパワーを有するシリンドリカル
ミラー44で反射され感光体12へ入射する。
【0021】一方、LD16は、図1に示されるように外
殻部として外周面が所定の曲率半径とされた円筒部54
を有しており、この円筒部54の軸方向における一方の
端面(先端面)には中心部にレーザビームLの出射開口
56が形成されている。またLD16には、図3に示され
るように出射開口56とは逆側の端面(後端面)から突
出する3本の端子ピン57が設けられている。これらの
端子ピン57は、それぞれLD16内の半導体素子の電極
(図示省略)へ接続されている。LD16には、後端部に
円筒部54より大径とされた円板状のフランジ部58が
同軸的に配置されている。なお、図中符号SはLD16の
軸心を示しており、LD16から出射されるレーザビーム
Lの光軸は軸心Sと一致する。
【0022】LD取付構造50は、図1に示されるように
LD16を保持する円板状のLD保持部材60を備えてい
る。LD保持部材60には、その中心部に軸方向へ貫通す
る円形断面の嵌挿部62が形成されており、この嵌挿部
62は、図3に示されるようにLD16の円筒部54に対
応する先端側が小径とされ、フランジ部58に対応する
後端側が大径とされている。これにより、嵌挿部62の
内周面には軸方向中間部に段差部62Aが形成される。
【0023】LD保持部材60は、図3に示されるように
嵌挿部62をLD16の外周面へ嵌挿してLD16を保持し
ている。ここで、LD16は、LD保持部材60により軸心
Sを中心として回動可能に保持されており、出射開口5
6側の先端部を嵌挿部62から突出させている。
【0024】LD保持部材60には、図1に示されるよう
にレーザビームLの出射側とは逆側の後端部に径方向へ
延出するフランジ部64が同軸的に設けられている。ま
たLD保持部材60には、レーザビームLの出射側の端面
であって、フランジ部64の内周側に傾き基準面66が
設けられている。この傾き基準面66は軸心Sを中心と
する周方向に沿って全周に亘り設けられ、軸心Sと直交
する平面となるように精度よく加工されている。フラン
ジ部64には、軸方向へ貫通する3個のねじ穴68が形
成されている。またフランジ部64には、2個のねじ穴
68の中間部に軸方向へ貫通するスクリュホール70が
形成されている。
【0025】スクリュホール70はねじ穴とされてお
り、このスクリュホール70には、図3に示されるよう
にねじ軸状のセットスクリュ72がねじ込まれている。
セットスクリュ72は、LD保持部材60の後端側からス
クリュホール70へねじ込まれ、フランジ部64から前
方(レーザビームLの進行方向)へ突出している。
【0026】セットスクリュ72を挿入方向へ回転させ
ると、セットスクリュ72は軸方向に沿ってレーザビー
ムLの出射側へ移動してフランジ部64から突出長が増
加する。これとは逆にセットスクリュ72を抜取方向へ
回転させると、セットスクリュ72のフランジ部645
からの突出長が減少する。ここで、セットスクリュ72
は、軸方向へは先端面が傾き基準面66と一致する位置
から、傾き基準面66より所定の長さ前方へ突出する位
置まで位置調整可能とされている。
【0027】LD保持部材60の嵌挿部62内には、図3
に示されるようにLD16の後側にリング状のスプリング
ワッシャ74が挿入され、このスプリングワッシャ74
は内周端から中心側へ突出する複数の弾性片74AをLD
16の後端面へ当接させている。LD保持部材60の後端
面には、薄肉円板状の固定プレート76が3本のねじ7
8により締結固定されている。ここで、ねじ78は、固
定プレート76の外周縁部に穿設された貫通穴76Aを
挿通し、先端部がLD保持部材60のねじ穴68へねじ込
まれている。
【0028】LD保持部材60へ固定された固定プレート
76はスプリングワッシャ74を軸方向へ圧縮してい
る。これにより、スプリングワッシャ74はLD16をレ
ーザビームLの進行方向へ加圧している。LD16は、ス
プリングワッシャ74からの加圧力によりフランジ部5
8の先端面を嵌挿部62の段差部62Aへ圧接させてい
る。従って、LD16は、スプリングワッシャ74からの
加圧力によって軸方向への移動が防止されると共に、フ
ランジ部58と段差部62Aとの間の摩擦力によってLD
保持部材60に対する相対回転が抑止されている。
【0029】固定プレート76には、図1に示されるよ
うに外周部に略U字状の切欠部76Bが形成されており、
この切欠部76Bを通してセットスクリュ72の後端面
が外部へ面している。このセットスクリュ72の後端面
には、ドライバやレンチ等との係合を可能とする係合部
(図示省略)が形成されている。また固定プレート76
の中心部には、円形の挿通穴76Cが形成されており、L
D16の3本の端子ピン57は、図3に示されるように
挿通穴76Cを挿通して後方へ突出している。
【0030】LD取付構造50は、図2に示されるように
光学箱14のLD取付部22へ締結固定されるハウジング
78を備えている。ハウジング78には、先端側に肉厚
円板状の嵌挿部80が設けられている。嵌挿部80の中
心部には、図3に示されるように軸方向へ貫通する通過
穴82が形成されている。
【0031】ハウジング78には、軸方向中間部に嵌挿
部80より大径とされた薄肉円板状のフランジ部84が
同軸的に設けられている。このフランジ部84の外周部
には、図2に示されるように径方向に沿って互いに反対
側へ突出する一対のアーム86が形成されており、これ
らのアーム86にはそれぞれ軸方向へ貫通する挿通穴8
6Aが穿設されている。
【0032】ハウジング78には、図2に示されるよう
にフランジ部84の径方向両端部にそれぞれ軸方向に沿
って後方へ延出する脚板88が設けられている。一対の
脚板88は、それぞれ軸心Sを中心として一定の曲率半
径で湾曲している。一対の脚板88の間は開口部90と
されている。また一対の脚板88の内周面は、それぞれ
LD保持部材60のフランジ部64の外径より僅かに大き
い曲率半径を有する凹状湾曲面とされ、これらの脚板8
8の内側には、図3に示されるようにLD16を保持した
LD保持部材60が収納されている。
【0033】ハウジング78の嵌挿部80の後端面は、
LD16を傾き方向へ位置決めするための位置決め面90
とされており、この位置決め面90は、嵌挿部80の軸
心SH(図4参照)を中心とする周方向に沿って全周に亘
り設けられ、嵌挿部80の軸心SHと直交する平面となる
ように精度よく加工されている。ここで、一対の脚板8
8間に収納されたLD保持部材60は、図3に示されるよ
うに傾き基準面66をハウジング78の位置決め面90
へ当接させている。
【0034】ハウジング78には、図3に示されるよう
に一対の脚板88の後端面にドライバ基板92が一対の
ねじ94により締結固定されている。これら一対のねじ
94は、ドライバ基板92を貫通した丸穴92Aをそれ
ぞれ挿通し、脚板88の後端面に穿設されたねじ穴88
Aへねじ込まれている。
【0035】またドライバ基板92とLD保持部材60
との間には、図3に示されるようにコイルスプリング9
6が同軸的に挿入されており、コイルスプリング96は
ドライバ基板94により軸方向へ圧縮されている。これ
により、コイルスプリング96は、LD保持部材60を
前方へ加圧して傾き基準面66をハウジング78の位置
決め面90へ常に圧接させている。
【0036】このとき、セットスクリュ72の先端面が
傾き基準面66から突出していなければ、図3に示され
るようにLD保持部材60は傾き基準面66を位置きめ面
90へ面接触させる。これにより、LD保持部材60の軸
心Sとハウジング78の軸心SHとは、傾き基準面66と
位置きめ面90との加工精度による誤差範囲内で一致す
る。
【0037】またセットスクリュ72の先端面が傾き基
準面66に対して前方ヘ突出していれば、図4に示され
るようにLD保持部材60は、傾き基準面66及びセット
スクリュ72の先端面の双方を位置決め面90へ当接さ
せる。これにより、LD保持部材60の軸心Sは、ハウジ
ング78の軸心SHに対してセットスクリュ72の傾き基
準面66からの突出長に対応する角度だけ傾く。
【0038】なお、LD保持部材60をハウジング78
内へ収納する際に、セットスクリュ72は、図3に示さ
れるように先端面がハウジング78内の位置決め面90
へ当接するような初期位置へ位置決めされる。
【0039】ドライバ基板92の中心部には、図1に示
されるようにLD16の端子ピン57をドライバ基板92
上のプリント配線(図示省略)へ接続するための複数の
スルーホール92Bが形成されており、LD16の端子ピ
ン57はスルーホール92Bへそれぞれ挿入されて半田
付けされている。またドライバ基板92には、軸心SHを
中心として4個のワークホール97が穿設されており、
これらのワークホール97は周方向へは互いに等間隔
(90°間隔)となるように配置されている。LD保持部
材60のスクリュホール70がドライバ基板92の何れ
かのワークホール97と略一致する位置へ回転すると、
ワークホール97を通してドライバ等の工具によりセッ
トスクリュ72を回転させることが可能になる。
【0040】本実施の形態のLD取付構造50では、前述
したようにLD保持部材60がハウジング78内に回転可
能に収納され、かつLD16がLD保持部材60により回転
可能に保持されている。さらにLD16のLD16に対する
回転抵抗は、LD保持部材60のハウジング78に対する
回転抵抗より十分小さくされている。これにより、LD保
持部材60をハウジング78に対して相対回転させる場
合に、LD16はLD保持部材60に対してLD保持部材60
とは逆方向へ相対回転する。従って、LD保持部材60を
外力により回転させても、LD16はドライバ基板92に
対しては相対回転しないので、端子ピン57の捩じれが
防止される。
【0041】また本実施の形態のLD取付構造50におい
て、LD16の軸心Sとハウジング78の軸心SHが一致し
ている場合、すなわちセットスクリュ72が傾き基準面
66から突出していない場合には、LD保持部材60を回
転させても軸心S(光軸)の傾きは変化しない。この場
合に対し、図5(A)に示されるようにLD16の軸心S
がハウジング78の軸心SHに対して傾いている場合、す
なわちセットスクリュ72が傾き基準面66から突出し
ている場合には、LD保持部材60をハウジング78に対
して相対回転させると、図5(B)に示されるように軸
心Sは軸心SHを中心として円錐形の軌跡を描くような運
動、所謂みそすり運動を行う。これにより、LD保持部材
60を回転させると、軸心Sの軸心SHに対する傾きの大
きさ(補正角度)を変化させることなく、軸心Sの軸心
SHに対する傾きの方向(補正方向)を任意の方向へ設定
できる。
【0042】LD保持部材60を収納すると共にドライ
バ基板92が固定されたハウジング78は、図2に示さ
れるように一対のねじ98によりLD取付部22へ締結固
定される。ねじ98は、ハウジング78のアーム86の
挿通穴86Aを挿通し、LD取付部22に設けられたねじ
穴22Aへねじ込まれる。このとき、ハウジング78
は、LD取付部22に設けられた円形開口22B内へ嵌挿
部80を嵌挿すると共にフランジ部84をLD取付部22
へ密着させる。これにより、ハウジング78は所定の初
期位置へ位置決めされる。
【0043】次に、本発明の実施の形態に係るLD取付構
造50の作用を説明する。
【0044】光走査装置10の検査工程では、光学箱1
4内における光軸調整用の受光センサ(図示省略)がレ
ーザビームLの光軸上へセットされる。この受光センサ
によりLD16から出射されるレーザビームLの光軸
(以下、ビーム光軸という)の傾き、所謂レーザビーム
Lの光軸倒れが検出されると、ドライバ基板92のワー
クホール78を通してドライバ等の補正角度調整用の工
具((図示省略)をハウジング78内へ挿入し、この工
具をセットスクリュ72へ係合させてセットスクリュ7
2を挿入方向へ回転させる。これにより、図4に示され
るようにセットスクリュ72の先端面が傾き基準面66
に対して前方へ突出し、LD16の軸心Sはハウジング7
8の軸心SHに対してセットスクリュ72の突出長に対応
するだけ傾く。ここで、LD16から出射されるレーザ
ビームLの光軸はLD16の軸心Sと一致する。
【0045】セットスクリュ72の傾き基準面66から
の突出長はセットスクリュ72の回転量に比例する。こ
のセットスクリュ72の回転量と軸心Sの軸心SHに対す
る傾きの大きさ(補正角度)との相関関係は予め求めて
おくことができる。また補正角度は、例えば、光軸調整
用の受光センサとしてエリアセンサを用いている場合に
は、エリアセンサにより光量がピークとなる座標点を検
出すれば、この光量ピークに対応する座標点から推定で
きる。
【0046】LD16の軸心Sをハウジング78の軸心
SHに対して傾けたならば、脚板88間の開口部90を通
して補正方向調整用の工具(図示省略)をハウジング7
8内へ挿入し、この工具をLD保持部材60へ係合させて
LD保持部材60を回転させる。このとき、LD保持部材6
0の回転方向及び回転角度は、LD16の軸心Sを傾ける
方向(補正方向)に応じて決める必要がある。この補正
方向は、光軸調整用の受光センサとしてエリアセンサを
用いている場合には、エリアセンサにより光量がピーク
となる座標点を検出すれば、補正角度と同様に光量ピー
クに対応する座標点から推定できる。また補正方向を予
め求めず、LD16を1回転させて受光センサにより最
も高い光強度が検出される位置へLD保持部材60を停
止させるようにしてもよい。
【0047】上記のような光軸倒れ調整が完了した後
に、再度、受光センサによりレーザビームLの光強度を
検出し、この光強度から補正角度の過不足が判断された
場合には、セットスクリュ72の突出長を再調整する必
要がある。但し、セットスクリュ72がワークホール9
7を通して操作できる位置にないときには、LD保持部
材60を回転させてセットスクリュ72を最寄りのワー
クホール97と一致する位置まで移動させる。
【0048】従って、補正角度の過不足が判断されたな
らば、補正角度の過不足に応じる角度だけセットスクリ
ュ72を挿入方向及び抜取方向へ回転させ、セットスク
リュ72の傾き基準面66からの突出を再調整する。こ
の補正角度の再調整完了後に、LD保持部材60を回転
させてLD16の軸心Sを前回の調整時に求められた補
正方向へ傾ける。
【0049】本実施の形態の光走査装置10に対する光
軸倒れ調整では、上記のような補正角度及び補正方向を
変化させる作業を、光軸倒れが要求される値より小さく
なり、必要な光強度が得られるまで繰り返す。但し、セ
ットスクリュ72の回転量と補正角度との相関関係を予
め精度よく求めておき、かつ光量がピークとなる座標点
から補正角度及び補正方向を精度よく推定できれば、補
正角度及び補正方向を変化させる作業を1回で済ませる
ことも可能となる。
【0050】以上説明したように本発明の実施の形態に
係るLD取付構造50によれば、ハウジング78の位置決
め面90がセットスクリュウ72の先端面からは離間
し、LD保持部材60の傾き基準面66へ当接している
状態では、LD16が傾き方向における基準位置、すな
わちLD16の軸心Sがハウジング78の軸心SHと一致
するような位置へ位置決めされる。これにより、LD16
を傾き方向における基準位置へ精度(再現性)よく位置
決めできるので、この基準位置をLD16から出射される
レーザビームLの光軸倒れが平均的に最も小さくなるよ
うな位置に設定しておけば、光軸倒れ調整時にLD16の
補正角度を平均的には最も小さくできる。従って、LD1
6の取付角度を最適値へ近づけるための調整作業の回数
を減少できるので、光軸倒れ調整に要する作業時間を短
縮できる。
【0051】またハウジング78の位置決め面90がLD
保持部材60の傾き基準面66及びセットスクリュ72
の先端面の双方へ当接している状態では、傾き基準面6
6からのセットスクリュ72の傾き基準面66から突出
長に応じてLD16の補正角度が決まるので、傾き基準面
66からのセットスクリュ72の突出長を変化させれ
ば、LD16を基準位置から必要な補正角度だけ精度よく
傾けることができる。さらにLD16を保持したLD保持部
材60が軸心Sを中心としてハウジング78へ回動可能
に取り付けられていることにより、LD保持部材60を
ハウジング78に対して相対回転させれば、LD16の補
正方向を任意の方向に設定できる。
【0052】さらに本実施の形態のLD取付構造50で
は、ねじ軸状のセットスクリュ72がねじ穴とされたL
D保持部材60のスクリュホール70へねじ込まれてい
ることにより、セットスクリュ72の回転角度に比例す
る距離だけセットスクリュ72が精度よく軸方向へ移動
するので、簡単な作業によりLD16を基準位置から精
度よく必要な補正角度だけ傾けることができる。
【0053】(実施の形態の変形例)図7及び図8には
第1の実施の形態に係るLD取付構造50における調整突
起及び位置決め面の変形例が示されている。
【0054】LD保持部材60のフランジ部64には、図
7に示されるようにレーザビームLの出射側の端面に軸
方向へ突出する調整突起100が一体的に設けられてい
る。この調整突起100は先端部が半球状とされてお
り、LD保持部材60の傾き基準面66から所定の長さ
前方(レーザビームLの進行方向)へ突出している。
【0055】一方、ハウジング78の位置決め面90に
は、図7に示されるようにLD保持部材60の調整突起
100に対応する凹状の突起収納部102が設けられて
いる。
【0056】図7に示されるように、LD保持部材60
が回転方向における所定の初期位置にある場合には、突
起収納部102内には調整突起100の先端部が挿入さ
れる。これにより、調整突起100が位置決め面90上
から離間し、位置きめ面90にはLD保持部材60の傾
き基準面66のみが当接する。従って、LD16は傾き
方向における基準位置、すなわちLD16の軸心Sとハ
ウジング78の軸心SHが一致する位置へ位置決めされ
る。
【0057】またLD保持部材60が回転方向における
所定の初期位置から回転すると、図8に示されるように
調整突起100が突起収納部102から離脱し、位置決
め面90には調整突起100及び傾き基準面66の双方
が当接する。従って、LD16は、調整突起100の傾き
基準面66からの突出長に応じた補正角度だけ基準位置
から傾く。この状態で、LD保持部材60を回転させるこ
とにより、LD16の補正方向を任意の方向へ設定でき
る。
【0058】LD保持部材60に突出長が固定された調整
突起100を設けた場合には、光軸倒れ調整を行う際に
は、補正角度が固定された状態で補方向にのみを任意の
横行へ変化させることができる。従って、セットスクリ
ュ72に代えて調整突起100が設けられたLD取付構造
50は、光軸倒れ調整を高精度で行う必要がない低廉な
機種等には適しており、LD保持部材60へ調整突起10
0を設けることにより、光軸倒れの調整が可能なLD取付
構造50を低コストで実現できる。
【0059】但し、傾き方向をLD保持部材60の初期位
置に対応する方向へ設定できないが、このような場合に
は、例えば、ハウジング78を図示の位置から180°
回転させてLD取付部22へ取り付ければ、LD16の補正
方向を初期位置へ対応する方向へも設定できる。
【0060】なお、第1の実施の形態に係るLD取付構造
50では、LD16の軸心Sをハウジング112の軸心SH
に対して傾ける際に、LD保持部材60をドライバ基板9
2のワークホール97に対応する位置まで回転させる必
要がある。このため、複数回に亘って補正角度を調整す
る必要がある場合には、光軸倒れ調整作業が煩瑣になる
が、LD16をFPC(フレキシブルプリント基板)やハー
ネス等を用いてドライバ基板92へ接続し、ドライバ基
板92をハウジング78から離して設置すれば、LD保持
部材60が回転方向における任意の位置にあっても、セ
ットスクリュ72を調整用工具によって回転できるよう
になる。
【0061】(第2の実施の形態)図9及び図10には
第2の実施の形態に係るLD取付構造110が示されて
いる。なお、第1の実施の形態に係る部材と共通な部材
については同一符号を付して説明を省略する。
【0062】LD取付構造110は、光学箱14のLD取付
部22(図2参照) へ締結固定されるハウジング11
2を備えている。ハウジング112には、図11に示さ
れるように内周側ブロック114と外周側ブロック11
6とが分割可能な構造とされており、ハウジング112
は、図9に示されるように内周側ブロック114と外周
側ブロック116が互いに同軸的になるように組み立て
られている。
【0063】内周側ブロック114には、図9に示され
るように先端側に肉厚円板状の嵌挿部118が設けられ
ている。嵌挿部118の中心部には軸方向へ貫通する通
過穴120が形成されている。嵌挿部118には、後端
部にフランジ状のスライド部122が一体的に設けられ
ている。このスライド部122は嵌挿部118の外径に
対して大径とされ、嵌挿部118の外周面から全周に亘
って径方向へ延出している。
【0064】内周側ブロック114には、図11に示さ
れるように後端側に径方向両端部にそれぞれ軸方向に沿
って後方へ延出する脚板124が設けられている。一対
の曲板124は、それぞれ軸心Sを中心としてスライド
部122の外周端に沿って湾曲している。
【0065】内周側ブロック114の後端面には、図1
1に示されるように脚板124の内周側にLD16を傾き
方向へ位置決めするための位置決め面125が設けられ
ている。この位置決め面125は、軸心SHを中心とする
周方向に沿って全周に亘り設けられ、軸心SHと直交する
平面となるように精度よく加工されている。
【0066】位置決め面125には、軸心Sを中心とす
る周方向に沿って凹状の位置決め溝126が1周に亘り
設けられている。この位置決め溝126の底面はスライ
ド面128とされており、このスライド面128は位置
決め面125に対して傾いた平面とされている。これに
より、位置決め溝126の位置決め面125からの溝深
さは、図12に示されるように軸心SHを中心とした周方
向における位置(位相)に応じて変化する。
【0067】ここで、位置決め溝126のスライド面1
28は、図12に示されるように所定の初期位相(図1
2の0°)に対応する部位である下死点で最も深く、こ
の初期位相から180°変移した部位である上死点で最
も浅くなるようなプロフィールを有している。位置決め
溝126の初期位相は、本実施の形態では一方(図中下
方)の脚板124の周方向中心部を基準として定められ
ている。
【0068】内周側ブロック114の脚板124の内周
側には、図9に示されるようにLD16を保持したLD
保持部材60が収納される。このLD保持部材60は、
その外周面の曲率半径が脚板124の内周面の曲率半径
より僅かに小さくされており、内周側ブロック114に
より脚板124の内周側で回動可能に支持されている。
又LD保持部材60は、その傾き基準面66をコイルスプ
リング96の付勢力により内周側ブロック114の位置
決め面125へ当接させると共に、傾き基準面66から
突出した調整突起100を位置決め溝126内へ挿入
し、この調整突起100の先端部をスライド面128へ
当接させている。本実施の形態では、位置決め溝126
が位置決め面125の一部として設けられている。
【0069】一方、外周側ブロック116は薄肉円板状
のフランジ部130を備えている。フランジ部130に
は、図11に示されるように中心部に嵌挿部118に対
応する円形開口132が開口している。フランジ部13
0には、円形開口132の外周端縁部に前方(レーザビ
ームLの進行方向)へ向かって凹状とされた段差部13
4が形成されている。
【0070】外周側ブロック116には、図11に示さ
れるようにフランジ部130の外周部から径方向に沿っ
て互いに反対側へ突出する一対のアーム136が形成さ
れており、これらのアーム136にはそれぞれ軸方向へ
貫通する挿通穴136Aが穿設されている。またフラン
ジ部130の後端面には、その径方向両端部にそれぞれ
軸方向に沿って後方へ延出する脚板138が設けられて
いる。一対の脚板138は、軸心SHを中心とする周方向
へはアーム132から90°ずれた位置に配置されてお
り、軸心SHを中心として一定の曲率半径で湾曲してい
る。脚板138の後端面にはねじ穴138Aが設けられ
ている。
【0071】外周側ブロック116の円形開口132に
は、図9に示されるように後方側から内周側ブロック1
14の嵌挿部118が挿入されており、嵌挿部118
は、円形開口132を通して外周側ブロック116の先
端面から前方へ突出する。この嵌挿部118は、第1の
実施の形態に係るLD取付構造50の場合と同様に、LD取
付部22の円形開口22B(図2参照)内へ嵌挿される。
外周側ブロック116は、アーム136の挿通穴136
Aを挿通し、ねじ穴22Aへねじ込まれるねじ(図示省
略)によりLD取付部22へ締結固定される。
【0072】内周側ブロック114は、図9に示される
ようにスライド部122を外周側ブロック116の段差
部134内へ摺動可能に嵌挿している。これにより、内
周側ブロック114は外周側ブロック116に対する相
対回転が可能になる。内周側ブロック114と外周側ブ
ロック116とが一体に組み立てられた状態では、図9
に示されるように、軸方向では脚板124の後端面と脚
板138の後端面の位置が一致しており、脚板124の
後端面には脚板138の後端面にねじ94により締結固
定されたドライバ基板92が圧接する。
【0073】従って、ドライバ基板92が外周側ブロッ
ク116の脚板138へ締結固定されている状態では、
内周側ブロック114は、脚板124とドライバ基板9
2との摩擦力により回転方向へ拘束されるが、ねじ94
を僅かに緩めることにより摩擦力から解放されて回動可
能になる。
【0074】LD保持部材60の調整突起100は、傾き
基準面66からの突出長が位置決め溝126の下死点1
26Aにおける溝深さと等しくされている。これによ
り、調整突起100が位置決め溝126の下死点126
Aにある場合には、図9に示されるように位置決め突起
102の先端部が位置決め溝126のスライド面128
へ非加圧状態で当接すると共に、コイルスプリング96
の付勢力により傾き準基面66が位置決め面125へ面
接触状態で圧接する。これにより、LD16が傾き方向に
おける初期位置へ位置決めされ、LD16の軸心Sとハウ
ジング112の軸心SHが一致する。
【0075】また、図9に示される位置からLD保持部材
60が内周側ブロック114に対して相対回転し調整突
起100が下死点から移動すると、図10に示されるよ
うに、コイルスプリング96の付勢力により位置決め突
起102の先端部及び傾き準基面66の双方が位置決め
面125へ圧接する。これにより、LD16の軸心Sが、
ハウジング112の軸心SHに対してLD保持部材60の下
死点126Aからの回転量に対応する角度だけ傾き、調
整突起100が位置決め溝125の下死点126Aから
離れると共にLD16の軸心Sの傾きが増加し、調整突
起100が上死点126Bまで移動すると、LD16の軸
心Sの傾きが最大になる。
【0076】本実施の形態のLD取付構造50において、
図10に示されるようにLD16の軸心Sがハウジング1
12の軸心SHに対して傾いている場合には、内周側ブロ
ック114を外周側ブロック116に対して相対回転さ
せると、LD16の軸心Sは軸心SHを中心として円錐形の
軌跡を描くような運動、所謂みそすり運動を行う(図5
(B)参照)。これにより、内周側ブロック116を回
転させると、軸心Sの軸心SHに対する傾きの大きさ(補
正角度)を変化させることなく、軸心Sの軸心SHに対す
る傾きの方向(補正方向)を任意の方向へ設定できる。
【0077】次に、本発明の実施の形態に係るLD取付構
造110の作用を説明する。
【0078】光走査装置10の検査工程でレーザビーム
Lの光軸倒れが検出されると、ドライバライバ基板92
を外周側ブロック116の脚板138へ締結固定してい
るねじ94を僅かに緩めて、一対の脚板124,138
の間から補正角度調整用の工具((図示省略)をハウジ
ング脚板124の内周側へ挿入し、この工具をLD保持部
材60へ係合させてLD保持部材60を位置決め溝126
の下死点126Aから上死点126Bへ向かって回転させ
る。これにより、図10に示されるようにLD16の軸心
Sがハウジング112の軸心SHに対してLD保持部材60
の回転量に対応する補正角度だけ傾く。ここで、LD16
の補正角度は、第1の実施の形態における光軸倒れ調整
の場合と同様に、光軸調整用のエリアセンサにより光量
がピークとなる座標点を検出すれば、この光量ピークに
対応する座標点から推定できる。
【0079】LD16の軸心Sをハウジング112の軸
心SHに対して傾けたならば、一対の脚板124の間から
補正方向調整用の工具(図示省略)をハウジング112
内へ挿入し、この工具を内周側ブロック114の脚板1
24へ係合させて内周側ブロック114を補正方向に対
応する位置まで回転させる。このとき、補正方向は、第
1の実施の形態における光軸倒れ調整の場合と同様に、
光軸調整用のエリアセンサにより光量がピークとなる座
標点を検出すれば、この光量ピークに対応する座標点か
ら推定できるし、また補正方向を予め求めず、LD16
を1回転させて受光センサにより最も高い光強度が検出
される位置へLD保持部材60を停止させるようにして
もよい。
【0080】以上説明したように本発明の実施の形態に
係るLD取付構造110によれば、第1の実施の形態に係
るLD取付構造50と同様の作用効果を得られと共に、こ
の作用効果に加えてLD16の軸心Sをハウジング112
の軸心SHに対して傾ける際に、LD保持部材60をドライ
バ基板92のワークホール97に対応する位置まで回転
させる必要がないので、光軸倒れ調整に要する作業時間
を短縮できる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る発光素
子取付構造によれば、発光素子の光軸倒れを簡単な作業
によって精度よく調整でき、しかも発光素子の光軸倒れ
を調整するための構造が簡単なので装置コストを低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るLD取付構造
を軸方向に沿って分解した状態を示す斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係るLD取付構造
及び、このLD取付構造が取り付けられるLD取付部を示す
斜視図である。
【図3】 図2に示されるIII−III線に沿った本発明の
第1の実施の形態に係るLD取付構造の断面図であり、光
軸倒れ調整前の状態を示している。
【図4】 図2に示されるIV−IV線に沿った本発明の第
1の実施の形態に係るLD取付構造の断面図であり、光軸
倒れ調整時の状態を示している。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係るLD取付構造
における光軸倒れ調整時におけるLDの軸心の動きを説明
するための側面図及び斜視図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係るLD取付構造
が適用された光走査装置の構成を示す斜視図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係る調整突起及
び位置決め面の変形例を備えたLD取付構造の断面図であ
り、光軸倒れ調整前の状態を示している。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係る調整突起及
び位置決め面の変形例を備えたLD取付構造の断面図であ
り、光軸倒れ調整時の状態を示している。
【図9】 本発明の第2の実施の形態に係るLD取付構造
の断面図であり、光軸倒れ調整前の状態を示している。
【図10】 本発明の第2の実施の形態に係るLD取付構
造の断面図であり、光軸倒れ調整時の状態を示してい
る。
【図11】 本発明の第2の実施の形態に係る2分割構
造とされたハウジングの構造を示す斜視図である。
【図12】 本発明の第2の実施の形態に係る位置決め
溝における溝深さと周方向における位置(位相)との関
係を示す相関図である。
【符号の説明】
10 光走査装置(光学装置) 16 LD(発光素子) 50 LD取付構造(発光素子取付構造) 54 嵌挿部(外殻部) 58 フランジ部(外殻部) 60 LD保持部材(保持部材) 66 傾き基準面 70 スクリュホール(調整手段) 72 セットスクリュ(調整突起、調整手段) 78 ハウジング(発光素子取付体) 100 調整突起 102 突起収納部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外殻部が円筒状とされ該外殻部の一端面
    から光ビームを出射する発光素子と、 前記外殻部と嵌合して前記発光素子を保持し、前記外殻
    部の軸心に対する周方向に沿って傾き基準面が設けられ
    た保持部材と、 前記傾き基準面から前記外殻部の軸方向に沿って突出す
    る調整突起と、 前記調整突起から離間し前記傾き基準面へ当接して前記
    発光素子を傾き方向における基準位置へ位置決めし、前
    記傾き基準面及び前記調整突起へ当接して前記発光素子
    を前記基準位置から傾ける位置決め面が設けられ、かつ
    前記保持部材が前記軸心を中心として回動可能に取り付
    けられる発光素子取付体と、 を有することを特徴とする発光素子取付構造。
  2. 【請求項2】 前記調整突起の前記傾き基準面からの突
    出長を調整可能とする調整手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の発光素子取付構造。
  3. 【請求項3】 前記位置決め面には、前記調整突起が挿
    入されると該調整突起を位置決め面から離間させ、前記
    調整突起が離脱すると該調整突起を位置決め面へ当接さ
    せる凹状の突起収納部が設けられたことを特徴とする請
    求項1記載の発光素子取付構造。
JP11069088A 1999-03-15 1999-03-15 発光素子取付構造 Pending JP2000269581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11069088A JP2000269581A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 発光素子取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11069088A JP2000269581A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 発光素子取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000269581A true JP2000269581A (ja) 2000-09-29

Family

ID=13392499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11069088A Pending JP2000269581A (ja) 1999-03-15 1999-03-15 発光素子取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000269581A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166598A (ja) * 2000-04-13 2002-06-11 Ricoh Co Ltd マルチビーム光源装置及び光走査装置
JP2002267442A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Sokkia Co Ltd 半導体レーザ測距装置
JP2002296473A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Ricoh Opt Ind Co Ltd マルチビーム光源ユニット及びこれを有する光走査装置
ES2191559A1 (es) * 2002-02-18 2003-09-01 Monocrom S L Modulo laser.
EP1382960A3 (en) * 2002-07-16 2004-08-25 CCS Inc. Light irradiating unit
JP2005142395A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Ricoh Opt Ind Co Ltd 光源ユニット
US6909085B2 (en) 2003-04-24 2005-06-21 Primax Electronics, Ltd. Securing device
JP2008097920A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 接続部材、電気基板、光走査装置、及び画像形成装置
US7777775B2 (en) 2006-07-20 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical beam scanning apparatus, image forming apparatus
JP2012233935A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Konica Minolta Business Technologies Inc レーザ走査光学装置
JP2012233936A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Konica Minolta Business Technologies Inc レーザ走査光学装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002166598A (ja) * 2000-04-13 2002-06-11 Ricoh Co Ltd マルチビーム光源装置及び光走査装置
JP2002267442A (ja) * 2001-03-07 2002-09-18 Sokkia Co Ltd 半導体レーザ測距装置
JP2002296473A (ja) * 2001-03-29 2002-10-09 Ricoh Opt Ind Co Ltd マルチビーム光源ユニット及びこれを有する光走査装置
ES2191559A1 (es) * 2002-02-18 2003-09-01 Monocrom S L Modulo laser.
EP1382960A3 (en) * 2002-07-16 2004-08-25 CCS Inc. Light irradiating unit
US6945674B2 (en) 2002-07-16 2005-09-20 Ccs, Inc. Light irradiating unit
US6909085B2 (en) 2003-04-24 2005-06-21 Primax Electronics, Ltd. Securing device
JP2005142395A (ja) * 2003-11-07 2005-06-02 Ricoh Opt Ind Co Ltd 光源ユニット
US7777775B2 (en) 2006-07-20 2010-08-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical beam scanning apparatus, image forming apparatus
JP2008097920A (ja) * 2006-10-10 2008-04-24 Fuji Xerox Co Ltd 接続部材、電気基板、光走査装置、及び画像形成装置
JP2012233935A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Konica Minolta Business Technologies Inc レーザ走査光学装置
JP2012233936A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Konica Minolta Business Technologies Inc レーザ走査光学装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000269581A (ja) 発光素子取付構造
EP0987114B1 (en) Multi-beam scanning apparatus
US6850348B2 (en) Scanner having a light beam incident position adjusting device
JPH0882759A (ja) 走査光学装置
JP2011095324A (ja) レンズ装置
JPH11223785A (ja) 光学部品の取付構造
JP2973550B2 (ja) レーザビーム走査光学装置
JPH1010447A (ja) 光走査装置
JP4463906B2 (ja) マルチビーム走査装置の組み立て方法
JP3486255B2 (ja) 光走査装置のスリット板装着構造
JP2004240275A (ja) レーザ走査装置
JP2002303812A (ja) 光学素子取付装置
JPH11242170A (ja) マルチビーム光偏向走査装置
JP2001142021A (ja) 光源装置
JP3697879B2 (ja) 光走査装置
JP2000258710A (ja) 光源装置
JPH10319336A (ja) マルチビーム光源装置およびこれを用いた光偏向走査装置
JPH04328515A (ja) レーザビーム走査光学系
JP2004157344A (ja) レンズ保持構造及びそのレンズ保持構造を有する走査光学装置
JP2004333559A (ja) 光源装置および走査光学装置
JP2004125813A (ja) 光走査装置及び光走査装置の受光センサ位置調整方法並びに画像記録装置
JP2009098542A (ja) マルチビーム走査装置
JPH0865459A (ja) 光源装置
JP2000089147A (ja) マルチビーム走査装置
JP2001228431A (ja) 光書込ユニット