JP2000269727A - 無線通信用アンテナ - Google Patents

無線通信用アンテナ

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JP2000269727A
JP2000269727A JP11073352A JP7335299A JP2000269727A JP 2000269727 A JP2000269727 A JP 2000269727A JP 11073352 A JP11073352 A JP 11073352A JP 7335299 A JP7335299 A JP 7335299A JP 2000269727 A JP2000269727 A JP 2000269727A
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JP
Japan
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antenna
metal housing
wireless
vertical
wireless communication
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Application number
JP11073352A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ban
泰浩 伴
Takashi Kashimoto
隆 柏本
Shinichi Nakane
伸一 中根
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メッセンジャーワイヤー吊り下げ親機の上下
方向寸法を小さくしてかつアンテナ性能の劣化が小さい
親機アンテナを提供する。 【解決手段】 大規模に通信する1:N設備機器通信シ
ステムで、無線親機本体である金属筐体11をメンセン
ジャーワイヤー6にメッセンジャーワイヤー取付具8で
固定吊り下げし、前記金属筐体11の両側面に中央給電
アンテナ4を金属筐体11側面より離して配置してい
る。また前記中央給電アンテナ4bは垂直エレメント1
4及び水平エレメント15より構成され、各々平行する
面より突出するよう構成している。これにより親機上下
方向の寸法を小さくしアンテナ性能の劣化を小さくする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地域において数十
〜数百の家屋に設置され、設備機器の故障や異常などの
情報及び制御情報などを管理センターと400MHz帯無
線を介して通信する1:N型無線システムにおけるメッ
センジャーワイヤー取付け無線親機のアンテナ構成に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】メッセンジャーワイヤーに取付ける無線
基地局はPHSの電波を送受信する基地局として多く設
けられている。このようなPHS基地局に用いるアンテ
ナの例を図6を用いて説明する。図6(a)はメッセン
ジャーワイヤーに取付けたPHS基地局及びアンテナの
正面図、図6(b)は側面図である。これは、特開平1
0−284933号公報にも示されている。図6
(a)、(b)において、街中に設けられた商用電源と
の共架柱21に張られたメッセンジャーワイヤー22に
PHS基地局23が吊り下げられている。そしてPHS
基地局23はメッセンジャーワイヤー取付具24によっ
てPHS基地局23を固定するとともにメッセンジャー
ワイヤー22に吊り下げている。そして金属筐体で構成
されたPHS基地局23は固定しているメッセンジャー
ワイヤー取付具24にアンテナ取付具25を取付けてい
る。アンテナ取付具25はPHS基地局23の金属筐体
の上面から水平に突出させ使用電波の1/2波長の整数
倍筐体から離して、アンテナ給電部26を支持して中央
給電アンテナ27を取付けている。
【0003】また無線を利用した設備機器システムは、
特開平10−21486号公報に給湯機リモコンにガス
使用量の料金を通知するシステムが報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、設備機器のデータ通信などに使用するテレ
メータテレコントロール用電波など400MHz帯のシス
テムの場合、波長が700mmあり基地局とアンテナを1
/2波長の整数倍離して構成すると奥行き(350mm+
α)以上にもなり非常に大きくなる。またアンテナの給
電部をPHS基地局23の金属筐体の上面に水平な部分
に取付けると筐体上面よりさらに350mmも突出する
と、上下方向にも非常に大きくなり、メッセンジャーワ
イヤー22に取付ける無線機としては非常に大きくな
る。またメッセンジャーワイヤー22が共架柱21に平
行して複数本張られ無線親機上方に平行している場合も
ある。そのワイヤー間で無線親機が使用可能な幅は30
0mm程度であり、半波長350mmもあるアンテナを無線
親機に実装すると、メッセンジャーワイヤー22に接触
するという課題がある。また無線親機をアンテナを含め
小型に構成しようとする場合、メッセンジャーワイヤー
22の間隔によって上下方向が300mm程度で制約され
ている為、奥行き方向にアンテナを離さない限り、上下
方向は前記寸法に制約される。家屋の壁面など比較的構
造物が多い場所に設置されている可能性の高い給湯機
や、エアコン、セントラルヒーティング用熱源機などの
設備機器との無線通信は、反射波が多く多重波環境なの
で垂直偏波だけでなく水平偏波も多く伝搬する為、垂直
偏波のみを送受信するようなアンテナだと特定の家屋の
設備機器と通信できないなどエリアにヌルポイントが発
生し、サービスの低下を招く恐れがある。また特定小電
力無線機器の場合、アンテナと無線機本体とは一体化し
ている必要があり、設置工事の時にアンテナを取付ける
構成にはできない。またアンテナが大きく突出したまま
の構成であると、設置工事時に破損してしまう恐れがあ
ると共に作業性が悪い。しかしながら、アンテナを小型
化し金属筐体に近接させるとアンテナ利得が大きく低下
するという問題がある。またモノポールアンテナなどの
接地型アンテナを使用すると金属筐体にもアンテナ電流
が流れ指向性に影響を及ぼし利得が低下するという課題
があった。
【0005】本発明は、400MHz帯などの特定小電力
無線を用いた場合でも、アンテナと本体筐体を一体化し
小型に構成でき、垂直偏波及び水平偏波のどちらの電波
も送受信することが可能で、設置工事において邪魔にな
らず作業性が良好で、本体筐体と近接してもアンテナ利
得低下の小さいメッセンジャーワイヤー取付け無線親機
用アンテナを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、設備機器に備えた無線子機と、前記無線子
機と通信しメッセンジャーワイヤーに取付けた無線親機
と、前記設備機器を管理するセンターとを備えた無線通
信システムにおいて、無線親機は無線機本体を収容した
金属筐体と、前記金属筐体に近接して取付けて構成した
中央給電アンテナをL字型に構成することによって、ア
ンテナの長手方向の寸法を短くし、無線親機の全体寸法
を小型化し、また垂直偏波だけでなくL字型に折り曲げ
てた部分によって水平偏波も送受信するようにし、全体
寸法の小型化により、平行するメッセンジャーワイヤー
に接触しないようにし、設置工事の作業性の向上を図る
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】設備機器に備えた無線子機と、前
記無線子機と通信しメッセンジャーワイヤーに取付けた
無線親機と、前記設備機器を管理するセンターとを備え
た無線通信システムにおいて、無線親機は無線機本体を
収容した金属筐体と、前記金属筐体に近接し取付けて構
成された中央給電アンテナとを備え、前記アンテナをL
字型にして構成することで、1:Nで通信を行う特定小
電力無線電波を利用した無線通信システムで、メッセン
ジャーワイヤー取付型無線親機をアンテナを含めた寸法
で上下方向に小型に構成し、垂直偏波及び水平偏波を送
受信する疑似的偏波ダイバーシティとし、多重反射環境
においてサービスエリアにヌルポイントを発生しにくく
できる。
【0008】またL字型に構成した中央給電アンテナ
は、金属筐体の側面方向に取付けて構成したことで、無
線親機の上下方向の寸法を小型にできる為、複数本張ら
れたメッセンジャーワイヤー間に取付ける場合におい
て、ワイヤー間隔に納まると共に、メッセンジャーワイ
ヤーに無線親機のアンテナが接触したりすることを防ぐ
構成にすることができる。
【0009】またL字型に構成した中央給電アンテナ
は、垂直偏波を送受信する垂直エレメントと、水平偏波
を送受信する水平エレメントとで構成され、前記垂直エ
レメントは、金属筐体の前面又は背面の同一面上より突
き出して構成することにより、垂直偏波を送受信するア
ンテナエレメントが受ける金属筐体の影響を低減し、ア
ンテナのインピーダンス低下を抑え、より効率よく電波
を放射できるようになる。
【0010】またL字型に構成した中央給電アンテナ
は、垂直偏波を送受信する垂直エレメントと、水平偏波
を送受信する水平エレメントとで構成され、前記水平エ
レメントは、金属筐体の上面又は下面の同一面上より突
き出して構成することにより、水平偏波を送受信するア
ンテナエレメントが受ける金属筐体の影響を低減し、ア
ンテナのインピーダンス低下を抑え、より効率よく電波
を放射できるようになる。
【0011】またL字型中央給電アンテナを2本備え、
各々を金属筐体両側面に配してなり、ダイバーシティア
ンテナとして構成することで、側面に配されたL字型ア
ンテナがそれぞれ取付けられた金属筐体と反対の半球方
向に電波を効率よく送受信するとともに、水平及び垂直
偏波をともに受信する偏波ダイバーシティ及びアンテナ
ダイバーシティの効果を得ることができるようになる。
【0012】またL字型中央給電アンテナを保持する保
持筐体と、前記保持筐体を金属筐体と接続する筐体接続
部を備え、前記筐体接続部に回転機構を設けたL字型中
央給電アンテナ部分を回転できるようにすることで、無
線親機を取付ける場所において、各々のエレメントに金
属物など、アンテナのインピーダンスを低下させ、利得
を低下させる場合、保持筐体ごとアンテナを回転させ、
近接する金属物からL字型中央給電アンテナを離すこと
により影響を低減し、無線親機を設置することができる
ようになる。
【0013】またメッセンジャーワイヤーと、L字型中
央給電アンテナの垂直エレメント及び水平エレメントは
それぞれ垂直に構成することで、メッセンジャーワイヤ
ーから輻射する二次輻射電波の偏波方向を各アンテナエ
レメントと直交させ、同一偏波成分の電波干渉を低減で
きるようになる。また、各アンテナエレメントはメッセ
ンジャーワイヤーと直交しており、金属に近接する度合
いが低減でき、アンテナの特性低下を低減することがで
きる。
【0014】またL字型中央給電アンテナの垂直エレメ
ント及び水平エレメントの各々は金属筐体の側面を構成
する辺にそれぞれ平行に配して、各々のアンテナエレメ
ントの少なくとも一方は前記金属筐体の側面の平行する
辺より長く構成することで、金属筐体の影響によるアン
テナのインピーダンス低下を低減し、アンテナの利得低
下を低減するようになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける設備機器無線通信システムを示す構成図であり、ま
ずシステムの概要を説明する。図1において1は家屋、
2は家屋に設置された給湯機、3は前記給湯機の故障や
異常データを通信したり、給湯機を遠隔で制御する情報
を通信する為に給湯機に接続している無線子機4aは無
線子機に備えた子機アンテナ、4bは無線子機3と無線
通信する無線親機に備えた電波を送受信する為の中央給
電アンテナ、5は住宅街の商用交流電源や電話線などを
張架するための共架柱、6は複数の共架柱間に張架され
たメッセンジャーワイヤー、7は複数の家屋の設備機器
に取付けた無線子機3と通信する為の無線親機、8は無
線親機をメッセンジャーワイヤー7に取付け吊り下げて
設置するためのメッセンジャーワイヤー取付具、9は共
架柱5にメッセンジャーワイヤーと共に張架された電話
回線、10は電話線と無線親機7を接続しているケーブ
ルである。
【0017】また設備機器無線通信システムは無線親機
7を中心に半径50〜100m程度をエリアとし、エリ
ア内の数十〜数百の家屋の設備機器に取付けた無線子機
3と通信を行う大規模な1:N無線通信システムを構成
している。給湯機2の異常や故障を示すデータは特定小
電力無線テレメータ・テレコントロール用429MHz帯
の電波を使用し無線子機3子機のアンテナ4aを介して
無線信号として放射される。そして中央給電アンテナ4
bを介し無線親機7で前記無線信号を受信しケーブル1
0及び電話回線8を介して、給湯機2を管理している管
理センターへデータが送信されるシステムである。また
前記経路とは逆方向に通信し管理センターより家屋の給
湯機2を停止させる制御などを行うシステムである。
【0018】次に前記システムに使用される無線親機用
アンテナを図2を用いて説明する。図2は本実施例にお
ける無線親機用アンテナの構成を示すアンテナ部分を透
過した斜視図である。前記図1と同様の構成要素は同一
番号を付し説明を省略する。図2において11は無線親
機7の無線機本体を収容する金属筐体、12は無線機本
体とアンテナを接続する給電ケーブル、13は前記給電
ケーブルとアンテナを接続する給電部、14は金属筐体
12側面の上下方向に配し、垂直偏波を送受信する様に
設けた垂直エレメント、15は金属筐体12側面の前後
方向に配し、水平偏波を送受信するように設けた水平エ
レメントであり、前記垂直エレメント及び水平エレメン
トにおいてL字型の中央給電アンテナ4bであるダイポ
ールアンテナを形成している。
【0019】前記L字型ダイポールアンテナは金属筐体
11の両側面に取付けており、両アンテナでダイバーシ
ティアンテナを構成し、L字型ダイポールアンテナのそ
れぞれの垂直エレメント14、水平エレメント15にお
ける偏波ダイバーシティの効果と合わせて、無線親機7
が通信を行うエリアにおいて電波が弱くなるヌルポイン
トが発生しにくいように構成している。
【0020】なお、それぞれのL字型ダイポールアンテ
ナの給電部13は金属筐体11の側面の下方に設けるこ
とに上下方向の筐体寸法を小型にしている。また16は
前記L字型ダイポールアンテナを収容し、風雨や様々な
物理的な衝撃からアンテナを保護・保持するアンテナ保
持筐体である。アンテナ保持筐体16は樹脂材料で構成
され、筐体内面で各アンテナエレメントを保持してい
る。
【0021】また図3に無線親機7のアンテナ保持筐体
を透過した(a)正面図、(b)側面図を示す。
【0022】なお、同一の構成要素に同一番号を付して
いるので説明は省略する。図3(a)において図示はし
ていないが、金属筐体11とアンテナエレメントが最も
離れるようにアンテナ保持筐体外側の内面で保持する構
成である。図3(b)において、無線親機7の垂直エレ
メント14は金属筐体11の前面より突出して配置され
金属筐体11のアンテナ保持筐体16が取付けられた側
面による電波の反射、及びアンテナインピーダンス低下
による利得低下するのを低減している。
【0023】また同様に水平エレメント15は金属筐体
11の下面より下方向に突出させ、前記垂直エレメント
14と同様に金属筐体11の側面による電波の反射及び
アンテナインピーダンス低下による利得低下するのを低
減している。また各アンテナエレメントは、金属製であ
るメッセンジャーワイヤー6が近接することによる影響
の低減や、メッセンジャーワイヤー6からの二次輻射の
偏波が同一面上になり放射電波が干渉を避ける為、メッ
センジャーワイヤ−6とは垂直になるように配置してい
る。
【0024】また複数の共架柱5の間にメッセンジャー
ワイヤー6が複数平行に張架され、前記無線親機7を取
付けるワイヤー下にワイヤーがある場合、前記ワイヤー
間300mm程度で制約される。そういう設置状況に対応
する為、無線親機7全体として、上下寸法が300mm程
度になるようL字型ダイポールアンテナを金属筐体11
を側面下部に取付けて構成し、上下寸法を小型化してい
る。
【0025】なお本実施例において設備機器無線通信シ
ステムは、設備機器として給湯機で説明したが、給湯機
が使用するエネルギー媒体はガス、電気、石油どれでも
よい。また設備機器としてはエアコン、セントラルヒー
ティング熱源機、温水器などは同様に構成できる。ま
た、温水洗浄便座などを利用し排便の健康情報を通信す
るようなシステムの無線親機7でもよい。また設備機器
無線通信システムは、前記設備機器の室内に設置された
制御リモコンを情報配信サービスや、通信販売の注文端
末としての表示盤として構成し、家屋に中継無線局を設
け無線親機7と通信するように構成したものでもも構わ
ない。
【0026】また無線親機7は電話回線を介して管理セ
ンターと通信しているが、専用線や、ISDN回線、ま
た無線回線であるPHS回線などでもよい。また通信情
報は故障や異常情報またはセンターからの制御情報と説
明したが、設備機器の運転情報や、エネルギー使用時間
または使用量などの情報を通信してもよく同様の構成で
可能である。また、通信する無線子機3は屋外に設置さ
れていなくても良い。また、L字型ダイポールアンテナ
は1/2波長でなくてもよく短縮回路やローディングコ
イルなどで短縮されていても構わない。また中央給電ア
ンテナ4bはダイポールアンテナでなくてもよく、スリ
ーブアンテナやプリントパターンで形成したアンテナな
どでも良い。またアンテナ保持筐体16は直方体の形状
で説明しているが形状は何でもよい。
【0027】このようにメッセンジャーワイヤーに取付
けた無線親機を使用した1:N通信を行う特定小電力無
線429MHz帯設備無線通信システムで、無線親機7を
無線機本体を収容した金属筐体11と、前記金属筐体1
1と一体として構成した中央給電アンテナ4bをL字型
にして構成することで、メッセンジャーワイヤー取付型
無線親機7を、アンテナを含め上下寸法において小型に
構成できる。
【0028】そしてアンテナの取り外しができない特定
小電力無線機器において、複数のメッセンジャーワイヤ
ー6が平行に張架され、無線親機7の取付け設置スペー
スがワイヤー間の寸法に制約された時でも、上下のメッ
センジャーワイヤー6に接触することがなく、設置・施
工性も良好な無線親機7を実現できる。L字型中央給電
アンテナ4bにすることで、垂直偏波及び水平偏波の両
偏波を送受信する偏波ダイバーシティの効果をもち、多
重反射環境においてもサービスエリアにヌルポイントが
発生するのを低減できる。
【0029】L字型に構成した中央給電アンテナ4b
は、金属筐体11の側面方向に取付けて構成したこと
で、上下方向に複数のメッセンジャーワイヤー6が張架
されている場合でも、上下のメッセンジャーワイヤー6
に無線親機7のアンテナが接触したりすることを防ぎ、
上下方向の寸法を小さくし、アンテナを含め全体として
小型な無線親機7を実現できる。
【0030】L字型に構成した中央給電アンテナ4b
は、垂直偏波を送受信する垂直エレメント14と、水平
偏波を送受信する水平エレメント15とで構成し、垂直
エレメント14は、金属筐体11の前面又は背面の同一
面上より突き出して構成することにより、垂直偏波を送
受信するアンテナエレメントが金属に近接することによ
り、インピーダンス低下をするのを抑制し、効率よく電
波を放射できるようになる。また金属筐体11の側面に
よる反射波の影響による利得低下を低減することができ
る。
【0031】また水平エレメント15は、金属筐体11
の上面又は下面の同一面上より突き出して構成すること
により、水平偏波を送受信するアンテナエレメントが金
属に近接することにより、インピーダンス低下をするの
を抑制し、効率よく電波を放射できるようになる。また
金属筐体11の上面・下面による反射波の影響による利
得低下を低減することができる。
【0032】L字型中央給電アンテナ4bを2本備え、
各々を金属筐体11側面に配しダイバーシティアンテナ
として構成することで、側面に配されたL字型アンテナ
がそれぞれ取付けられた金属筐体11と反対の半球方向
に電波を効率よく送受信するとともに、水平及び垂直偏
波をともに受信する偏波ダイバーシティ、及び2本のア
ンテナダイバーシティの効果を得ることができるように
なり、金属筐体11にアンテナを比較的近接させても、
無線親機7として水平面において準無指向性の特性が得
られるようになる。
【0033】メッセンジャーワイヤー6と、L字型中央
給電アンテナ4bの垂直エレメント14及び水平エレメ
ント15はそれぞれ垂直に構成することで、メッセンジ
ャーワイヤー6から輻射する二次輻射電波の偏波方向を
各アンテナエレメントと直交させ、同一偏波成分の電波
干渉を低減できるようになる。また、各アンテナエレメ
ントはメッセンジャーワイヤー6と直交しており、金属
に近接する度合いが低減でき、アンテナの特性低下を低
減することができる。
【0034】(実施例2)図4は本発明の実施例2にお
ける設備機器無線通信システムの無線親機7を示す斜視
図である。図4において、前記実施例と同一の構成要素
は同一番号を付し説明を省略する。図4において、17
はアンテナ保持筐体16と金属筐体11とを接続する筐
体接続部であり回転機構を有している。本実施例2にお
いて前記実施例1とは回転機構を有した筐体接続部17
を設け、L字型ダイポールアンテナ4bの金属筐体11
との位置関係を変化させられるようにしている点につい
て異なる。またL字型ダイポールアンテナ4bの垂直エ
レメント14及び水平エレメント15平行する金属筐体
11寸法より長くしている点について異なる。
【0035】次に動作、作用を図5を用いて説明する。
図5(a)は前記回転機構付き筐体接続部17を有した
無線親機の正面図、図5(b)は側面図、図5(c)は
図5(b)側面図の状態よりアンテナ保持筐体16を矢
印方向に90度回転させた時の側面図である。図5
(a)の通り、無線機本体を収容する金属筐体11とア
ンテナ保持筐体16とは筐体接続部17により接続され
ており、前記給電ケーブル12は筐体接続部17を通し
てアンテナ保持筐体16に入り、内包・支持されている
L字型ダイポールアンテナの給電部13に接続してい
る。このようにアンテナ及び金属筐体11は一体化され
た特定小電力用無線親機としている。図5(b)、図5
(c)を用い回転機構について説明すると、通常図5
(b)のような状態でL字型ダイポールアンテナが配置
されている。しかし設置状況において、金属筐体11の
前面方向に金属物など電波の反射物などがある場合、図
5(b)に示す矢印のとおり90度回転させると、図5
(c)のような状態となる。この状態にすることで金属
筐体11の前面方向に電波の反射物がある場合には、金
属物から垂直アンテナエレメント14を離すことがで
き、L字型ダイポールアンテナ4bの垂直エレメント1
4へのインピーダンス低下などの影響を低減でき、利得
低下を抑えることができる。また金属筐体11の下面に
ある場合には、同様に回転機構の筐体接続部17を回転
させ、アンテナエレメントの配置を変化させ、インピー
ダンス低下の影響を低減することができる。また、水平
エレメント15のエレメント長b2は金属筐体11と平行
する前後方向の寸法(b1)に対して大きく構成し(b2>b
1)、前記水平エレメント15に与えるインピーダンス
低下などの影響を低減し、反射電波の干渉による指向性
への悪影響を低減している。また同様に垂直エレメント
14の長さ(a2)においても平行する金属筐体11の上
下方向の寸法(a1)に対し、垂直アンテナエレメント長
(a2)を大きくしており(a2>a1)、同様の効果がある。
【0036】なお、アンテナ保持筐体16は直方体の形
状で説明しているが形状は何でも良く同様に構成でき
る。 このようにアンテナ保持筐体16を金属筐体11
と接続する筐体接続部17を備え、前記筐体接続部に回
転機構を設け、L字型中央給電アンテナ部分を回転でき
るようにすることで、無線親機7を取付ける場所におい
て、各々のエレメントに金属体などが近接してアンテナ
のインピーダンスを低下させ、利得低下させる時、アン
テナ保持筐体16ごとアンテナを回転させ、影響を低減
して無線親機7を設置することができるようになる。
【0037】L字型中央給電アンテナ4bの垂直エレメ
ント14及び水平エレメント15の各々は金属筐体11
の側面を構成する互いに垂直な辺に平行に配して構成
し、各々のアンテナエレメントの少なくとも一方は前記
金属筐体11の側面の平行する辺より長く構成すること
で、金属筐体11の影響によるアンテナのインピーダン
ス低下を低減し、アンテナの利得低下を低減するように
なる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線通信用
アンテナには以下のような効果がある。
【0039】メッセンジャーワイヤーに取付けた無線親
機を使用した1:N通信を行う特定小電力無線を利用し
た設備機器無線通信システムで、無線親機を無線機本体
を収容した金属筐体と、前記金属筐体に近接して取付け
た中央給電アンテナをL字型にして構成することで、メ
ッセンジャーワイヤー取付型無線親機を、アンテナを含
め上下寸法において小型に構成できる。L字型中央給電
アンテナにすることで、垂直偏波及び水平偏波の両偏波
を送受信する偏波ダイバーシティの効果をもち、多重反
射環境においてもサービスエリアにヌルポイントが発生
するのを低減できる。
【0040】またL字型に構成した中央給電アンテナ
は、金属筐体の側面方向に取付けて構成したことで、上
下方向の寸法を小さくし、アンテナを含め全体として小
型な無線親機を実現できる。そしてアンテナの取り外し
ができない特定小電力無線機器において、複数のメッセ
ンジャーワイヤーが平行に張架され、無線親機の取付け
設置スペースがワイヤー間の寸法に制約された時でも、
上下のメッセンジャーワイヤーに接触することがなく、
設置・施工性も良好な無線親機を実現できる。
【0041】またL字型に構成した中央給電アンテナ
は、垂直偏波を送受信する垂直エレメントと、水平偏波
を送受信する水平エレメントとで構成し、垂直エレメン
トは、金属筐体の前面又は背面の同一面上より突き出し
て構成することにより、垂直偏波を送受信するアンテナ
エレメントが金属に近接することにより、インピーダン
ス低下をするのを抑制し、効率よく電波を放射できるよ
うになる。また金属筐体の側面による反射波の影響によ
る利得低下を低減することができる。
【0042】また水平エレメントは、金属筐体の上面又
は下面の同一面上より突き出して構成することにより、
水平偏波を送受信するアンテナエレメントが金属に近接
することにより、インピーダンス低下をするのを抑制
し、効率よく電波を放射できるようになる。また金属筐
体の上面・下面による反射波の影響による利得低下を低
減できる。
【0043】またL字型中央給電アンテナを2本備え、
各々を金属筐体側面に配しダイバーシティアンテナとし
て構成することで、側面に配されたL字型アンテナがそ
れぞれ取付けられた金属筐体と反対の半球方向に電波を
効率よく送受信するとともに、水平及び垂直偏波をとも
に受信する偏波ダイバーシティ、及び2本のアンテナダ
イバーシティの効果を得ることができるようになり、金
属筐体にアンテナを比較的近接させても、無線親機とし
て水平面において準無指向性の特性が得られる。
【0044】またアンテナ保持筐体を金属筐体と接続す
る筐体接続部を備え、前記筐体接続部に回転機構を設
け、L字型中央給電アンテナ部分を回転できるようにす
ることで、無線親機を取付ける場所において、各々のエ
レメントに金属物などアンテナのインピーダンスを低下
させ利得を低下させる時、保持筐体ごとアンテナを回転
させ、影響を低減し無線親機を設置することができるよ
うになる。
【0045】またメッセンジャーワイヤーと、L字型中
央給電アンテナの垂直エレメント及び水平エレメントは
それぞれ垂直に構成することで、メッセンジャーワイヤ
ーから輻射する二次輻射電波の偏波方向を各アンテナエ
レメントと直交させ、同一偏波成分の電波干渉を低減で
きるようになる。また、各アンテナエレメントはメッセ
ンジャーワイヤー6と直交しており、金属に近接する度
合いが低減でき、アンテナの特性低下を低減することが
できる。
【0046】またL字型中央給電アンテナの垂直エレメ
ント及び水平エレメントの各々は金属筐体の側面を構成
する辺に平行に配して構成し、各々のL字型中央給電ア
ンテナのエレメントの少なくとも一方は前記金属筐体の
側面の平行する辺より長く構成することで、金属筐体の
影響によるアンテナのインピーダンス低下を低減し、ア
ンテナの利得低下を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信用アンテナを利用した無線通
信システムを示す構成図
【図2】本発明の実施例1の無線通信用アンテナにおけ
る無線親機のアンテナの構成を示す透過斜視図
【図3】(a)図2の無線親機のアンテナ構成の正面図 (b)同アンテナ構成の側面図
【図4】本発明の実施例2の無線通信用アンテナにおけ
る無線親機のアンテナの構成を示す透過斜視図
【図5】(a)図4の無線親機のアンテナ構成の正面図 (b)同アンテナ構成の側面図 (c)同アンテナ構成の筐体接続部回転後の状態を示す
側面図
【図6】(a)従来の無線通信用アンテナを示す正面図 (b)同アンテナの側面図
【符号の説明】
2 給湯機 3 無線子機 4 アンテナ 6 メッセンジャーワイヤー 7 無線親機 11 金属筐体 14 垂直エレメント 15 水平エレメント 17 筐体接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中根 伸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5J047 AA07 AA09 AB07 AB10 BF01 BF09 FD00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設備機器に備えた無線子機と、前記無線子
    機と通信しメッセンジャーワイヤーに取付けた無線親機
    と、前記設備機器を管理するセンターとを備えた特定小
    電力用電波を利用した無線通信システムにおいて、無線
    親機は無線機本体を収容した金属筐体と、前記金属筐体
    に取付けた中央給電アンテナとを備え、前記中央給電ア
    ンテナをL字型に構成した無線通信用アンテナ。
  2. 【請求項2】中央給電アンテナは、金属筐体の側面方向
    に取付けた請求項1に記載の無線通信用アンテナ。
  3. 【請求項3】L字型に構成した中央給電アンテナは、垂
    直偏波を送受信する垂直エレメントと、水平偏波を送受
    信する水平エレメントとで構成され、前記垂直エレメン
    トは、金属筐体の前面又は背面の同一面上より突き出し
    て配置した請求項2に記載の無線通信用アンテナ。
  4. 【請求項4】L字型に構成した中央給電アンテナは、垂
    直偏波を送受信する垂直エレメントと、水平偏波を送受
    信する水平エレメントとで構成され、前記水平エレメン
    トは、金属筐体の上面又は下面の同一面上より突き出し
    て配置した請求項2に記載の無線通信用アンテナ。
  5. 【請求項5】L字型中央給電アンテナを2本備え、各々
    を金属筐体の両側面に配設してダイバーシティアンテナ
    とした請求項2、3又は4に記載の無線通信用アンテ
    ナ。
  6. 【請求項6】中央給電アンテナを保持するアンテナ保持
    筐体と、前記アンテナ保持筐体を金属筐体と接続する筐
    体接続部を備え、前記筐体接続部に回転機構を設けた請
    求項2、3、4又は5に記載の無線通信用アンテナ。
  7. 【請求項7】メッセンジャーワイヤーに対して中央給電
    アンテナの垂直エレメント及び水平エレメントは各々垂
    直の位置関係になるように配設した請求項2〜6のいず
    れか1項に記載の無線通信用アンテナ。
  8. 【請求項8】中央給電アンテナの垂直エレメント及び水
    平エレメントの各々は、金属筐体の側面を構成する辺に
    それぞれ平行に配設し、中央給電アンテナの垂直又は水
    平エレメントの少なくとも一方は前記金属筐体の側面の
    平行する辺より長く構成した請求項7に記載の無線通信
    用アンテナ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100631700B1 (ko) 2004-05-20 2006-10-09 엘지전자 주식회사 휴대용 단말기의 편파 다이버시티 안테나구조
JP2009521889A (ja) * 2005-12-26 2009-06-04 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド Rf中継器
JP2016146564A (ja) * 2015-02-09 2016-08-12 Necプラットフォームズ株式会社 ダイバーシティアンテナ装置

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